2004 年 12 月 1 日久しぶりのトラブルシューティングだ。 (前にも書いたがこのサイトのもとになっているこのログは、もともとはMacOSのトラブルシューティングのログとして書きはじめた。 最近物すごい勢いでウイルスメールが飛び交っているが、余計なものをもらわないように気をつけていた会社機のWindowsXPのアカウントにもついにウイルス添付ファイル付きのメールが来るようになってしまった。 問題は前にもここで書いたが、ウイルスメールを貰うと過去のメッセージがごっそり消えてしまうという問題がThunderbirdでも起きてしまった。 結論からいうとこれはシマンテックのバグが原因なのだが、どうせシマンテックの対応は後手に回るだろうからインターネットセキュリティの改善を待つなんて気は毛頭ない。 1)Thunderbirdのプロファイルを削除する。これはStartボタンからソフトウエアの一覧に入ってThunderbirdのフォルダにプロファイルの追加と削除というアイコンがあるのでここで行う (このあたりのWindowsのインターフェイスはMacと比べると極端に分かりにくくなっている。私自身、記憶で書けると思っていたが、細かいフォルダ名や設定項目の場所なんかはやはり記憶しきれていない。各自鋭意自得してもらいたい。なんせ私はWindows使いではないので) 2)シマンテックのインターネットセキュリティを呼び出して、自動ファイルチェックの項目のチェックボタンを外す。項目は2か所あるが、ふたつとも外す。 (このあたりシマンテックのインターフェイスはMacと比べると....以下同文) 3)それでThunderbirdのプロファイルを新たに作ってさらにThunderbirdを起動してアカウントももう一度設定し直す。 これをうっかりクリックしたりするとひどい目に遭うから、今後注意が必要だ。 Windowsというインターフェイスは表面に見えているところだけは簡単なように見せかけているが、ちょっと深入りするとそこには恐ろしい迷路がスパゲッティのように横たわっているという構造になっている。各自鋭意自得してもらいたい。なんせ私はWindows使いでは...もうええっちゅうに。 これは要するに自動検疫でメールのプロファイル情報をごっそり隔離してしまうというシマンテックのバグなのだが、OutlookExpressのバグならすぐに対処するだろうけど、シマンテックのことだからMozillaなんか知ったこっちゃないというような態度だろうと思う。 それ以前にウイルスをダダ漏れに流行さすなよ>Windows Merry X'mas(Freeware) これも季節物というか、クリスマスツリーをジェネレイトするアプリ。 Merry X'masはクリスマスツリーをデスクトップにフローティングで表示するアプリ シンプルなイメージだ またライトがピカピカ点滅するflashのカードを作ることもできる クリスマスカードを友達にメールで送る時はこういうカードは しゃれているんじゃないだろうか やたら重くないのが良い 2004 年 12 月 2 日GetMacAddress(Freeware) これはEthernet上のMACアドレスをフローティングで表示するアプリ。 Etnernet上のユニークアドレスをそう呼ぶのだが、TCP/IPが使うIPアドレスとデータレーヤーのMACアドレスでEthernetは成り立っているわけだ。 よく判らないが、あれば便利かなと思ってしまうのがこの手のユーティリティという気もする。 GetMacAddressはそのものずばりMACアドレスを表示するアプリ Javersi(Freeware) これはJavaで記述されたオセロゲーム。 Javersiはオセロゲーム Javaベースというのが面白い どういうメリットがあるのかよく判らないが 2004 年 12 月 3 日PoSa2(Freeware) サンタクロースが障害を乗り越えて子供たちにプレゼントを届けるというありがちなゲーム。 楽しいんじゃないでしょうか。 PoSa2のゲーム画面 サンタが乗り越えるべき障害は? Pastelflow(Shareware) iTunesのビジュアルプラグインのPastelflowがまたまたバージョンアップされた。 これもなかなか美しいビジュアルだと思う。 Pastelflowに追加されたオーロラのビジュアル きれいだ 2004 年 12 月 4 日CoolBackground(Freeware) デスクトップの壁紙にスクリーンセーバを表示するアプリ。 ただしかなり大きなリソースを要求される。 私のiBookDualUSBでは全く歯が立たない感じで、これをスタートするとまるでフリーズしたようにほとんど動かなくなる。フリーズしているわけでないのは、かなり遅れてから反応するので判るのだがこれでは全く実用にはならない。 2004 年 12 月 6 日ToyViewer(Freeware) 画像を見るビュアー、加工するアプリはこのサイトでもいくつか紹介しているがこのアプリは単なるビュアーではなく画像エディタとしての高機能ぶりがすごい。 フォルダ単位で画像を読み込ませて軽快に表示させることもできるし、スライドショーのようにそれを自動切り替え、フルスクリーン表示できる。 画像を加工するとなると普通は
Adobe Photoshopや
Gimp
なんかを使うに違いない。 私はちょっとした画像のサイズ変更などにはQuickImageCM なんかを使っているが、確かにお手軽だが画像を縮小するとかなり画像がなまってしまう気がしている。 このToyViewerは画像の縮小、拡大、回転、フォーマット変換、エッジ、エンボスなどの変換ができる。機能的にはAdobe Photoshopのアクションなんかと同じような機能があるし、これらがロスレス変換に近い効率でできるというのがすごい。 フリーの画像ソフトだし持っておくべきだろう。 ToyViewerはフォルダ単位で画像を読み込むことができるピクチャービュア でもそれだけではなく、エディタとしてもロスレスで高機能だ エンボスなどの機能もいろいろ充実している。 これでザクッと加工して、細かいところを大物アプリでやるという方法もあるかも 2004 年 12 月 8 日Nvu(Freeware) これはあのLindowsでお騒がせのLinspireが立ち上げたオープンソースのhtmlレンダリングアプリ。 ホームページ作成ソフトというのは数々あるが、Mozillaと同じレンダリングエンジンを使っているのでタグについては一番間違いないアプリだといえる。 入力はまさにワープロ感覚だし、WYSIWYG(What You See Is What You Get つまり画面に表示されたままの出力がえられるという意味)を実現したと謳っているだけあって、レイアウトなどかなり細かいことができそうだ。 もともとはLinux用のアプリとして開発されたが、MacOSXに移植され今回はWindowsXPにも対応したことから大部分のパソコンユーザに利用できるアプリになった。 Nvuは早い話がホームページ作成ソフト Mozilla家の血筋のなかなか由緒正しいタグを生成してくれる BwanaDik(Freeware) これはローカルのIPアドレスとWAN側のIPアドレスを表示するアプリ。 ドックに表示するアプリは前にも試したことがあるが、これはメニューバーに表示するのが使いやすいと思う。 こういうアプリが何の役に立つかというと、特にオフィス等のLANでローカルのサーバには接続できているのにインターネットに入れないとかのトラブルの時に原因究明には役に立つ。 BwanaDikはメニューバーでWANの接続状況を表示 プルダウンでLANとWANそれぞれのアドレスを表示するアプリ WANの接続が切れているとメニューバーアイコンは赤に変わる アドレスでもそれは検証できる トラブルシューティングには必要なアプリだと思う 2004 年 12 月 10 日X-MasTree(Freeware) これはデスクトップにフローティングでクリスマスツリーを「ジェネレイト」するアプリ。 こういう季節ネタをあまり取り上げると、3か月後にはリンクが切れていたりして後の補修が大変なのだが、クリスマスだからまぁいいか。(別にクリスチャンでもないのだが、子供がいるとそういう心境にはなってしまう) これは設定で赤緑紫などのそれぞれのライトがチカチカ点滅したり、フェイドしたりいろいろできてきれいだ。子供は喜びます。 それにクリスマスまで後何日というカウントダウンも出せる機能があったりして、多少は実用性(?)もある。 X-MasTreeはデスクトップにクリスマスツリーを表示するアプリ クリスマスまでのカウントダウン機能もあったりして、多少の実用性もある 2004 年 12 月 11 日暖炉Mac(Freeware) 以前にiMacフラットパネルの画面を全面真っ白にして、iMacを電気スタンドの替わりにするという究極のおバカアプリがあったが、これもちょっとおバカっぽさが似ている。 これはフル画面で明るくなったり暗くなったり揺らぐ暖炉の光を表現している。 部屋を真っ暗にしてこのアプリを起動してみてほしい。 2004 年 12 月 12 日Movmeter(Freeware) iTunesのビジュアルプラグイン。 表示するといっても、動画からいくつかのスチルを抜き出してリズムに合わせて不連続に表示するので、あまり大きくない動画の方が向いているし、動きもあまりない方がかえって面白いかもしれない。 Movmeterでお気に入りのムービーをiTunesのビジュアルにできる といってもスムーズな再生という趣旨のアプリではない どういう画像をはめると面白いか工夫は要りそうだ 2004 年 12 月 13 日Snowman(Freeware) 今度はデスクトップに雪だるまを「ジェネレイト」するアプリ。 作者さんはプログラマーのようだが、仕事に疲れた時にこのアプリの制作に熱中していたそうだ。作者の弁によると Snowmanはデスクトップに雪だるまを表示するアプリ デスクトップに貼付けることもできるし、フローティングで表示することもできる 何もしないといっても唯一の芸はまばたきだ 2004 年 12 月 16 日X-MasTree(Freeware) デスクトップにクリスマスツリーを「ジェネレイト」するアプリ、X-MasTreeにもうバージョンアップが出た。 今回のバージョンの改良点は実に盛り沢山だ。 またベースのツリーの色が緑単色から、赤や青、紫、白などきれいな色で表示できるようになった。これは本当に良い! またライトも少し紗がかかったようなきれいな光り方に改良された。
これは設定で前の強い光り方に戻すこともできる。 それと日本語のローカライズに対応した。これも大きな改良点だ。 シンプルなクリスマスツリーアプリ、X-MasTreeはかなりデコラティブに改良された ポップコーンなどの飾りが追加されたし、ベースのツリーは青などの色に変えらるようになった これは白のツリーに変えたところ きれいです 赤のツリーなんてのもなかなか棄てがたい Snowflakes(Freeware) これもまた秀逸な季節ネタのアプリ。 Snowflakesはデスクトップに雪を降らせるアプリ CPUを喰うという点を無視できればお奨めできるアプリだ FeedMe(Freeware) どうやらRSSのフィードを簡単に生成するという趣旨のアプリらしい。 readmeには詳しい使い方がほとんど書かれていないし、書いていなくてもRSSを使い慣れた人なら直感的に理解できるのかもしれない。 サイト管理者としては、こういうアプリを使ってRSSリーダーのユーザに便宜をはかるべきなのかもしれないが、しかしよく考えたら私自身がRSSリーダーというものを全く使わないので、要するについていけてないということだ。 誰かこのアプリの使い方を教えて下さい。(情けな!) FeedMeはRSSフィードとしてはなかなか良さげなフェイスを持っている 残念ながら私には使い方が判らないのだが... 追記このアプリの使い方についてhanapapaさんからご丁寧に教授いただきました。 『使い方ですが... 次に、NewItem をクリックして(以下略) で rss とか名前つけて保存すれば出来上がりです。 私の場合、mi を使ってエンコードの記述を加えてエンコードして、さらに JST を +0900に置き換えたりしてます。 』 情報ありがとうございました。 2004 年 12 月 18 日PresentArms(Freeware) これは簡易なスライドショーアプリ。 またプレイリストを作ってこれにmp3の音楽をつけることもできる。 それで基本的には自動スライドショーなのだが、画像切り替えの時間を思いっきり長くして、PowerPointのスライドショーの替わりに使うなんていう手もある。 この作者のネーミングからもそういう意図を何となく感じた。 PresentArmsは軽いスライドショーアプリ 実に軽快にフルスクリーン表示ができる トラシューというよりもぼやきに近いのだが、最近会社機のdellのWindowsXPが調子が悪い。 Firebird等の特定のアプリが起動できない。 何度再起動しても改善しないし、最近デスクトップまでぱかぱかし始めて一瞬全てのアイコンが消えタリする。 そういえば昨日自宅のiMacの奥さんのアカウントで、iPhotoが動かなくなるというトラブルが起きたが、 ここが何かするとどんどん深みにはまるWindowsと決定的に違うところだ。 今は一日ネットワークが使えないとほぼ一日棒に振るというくらい、仕事のネットワークへの依存度は高くなっている。 2004 年 12 月 20 日Getter1(Freeware) これは高速ダウンローダ。 ダウンロードしたいファイルのURLをURLウインドウかフローティングのドロップウィンドウにドラッグするだけで準備は完了、あとはダウンロードボタンをクリックするだけでファイルを分割して一気に落としはじめる。 最近はアプリでも大物が多いのでDSL環境でもダウンロードに結構時間がかかるというものが増えている。ファイルの大きさがさほどでなくても途中の経路か、相手のサーバの環境が高速環境でないためにダウンロードに異常に時間がかかるなんていうことも今でもままある。 そういう時にこのアプリは便利だろう。 これは便利じゃないだろうか。 Getter1はファイルを分割して落とす高速ダウンローダ 4分割すれば単純に考えて4倍の速度だ URLの登録はダウンロード先のリンクをドロップするだけ ダウンロードの単機能に特化したスグレ物のアプリだ Goban(Freeware) Gobanが知らないうちにどんどんバージョンアップしている。 新しい機能としては碁盤や石などのスキンを変更できたり、「アタリ」などのサウンドが設定できたりといろいろ多機能になってきている。 Gobanは碁盤の木材スキンを「桐」風、「杉」風など切り替えられるようになった 2004 年 12 月 21 日MacLampsX(Freeware) これはデスクトップにクリスマスの電飾を「ジェネレイト」するアプリ。 デスクトップにハト目球風の電飾と柊の葉っぱを再現する。 これも今週限定のアプリだが愛用してみてはいかがだろうか。 MacLampsXはデスクトップで電飾を光らすアプリ クリスマスの時期には家族との親交を深めるためにこういうアプリは必要だ AliasInfoCM(Freeware) これは久しぶりのコンテクストメニュー。 私の場合複数のパーティションをきって、パーティションをまたがるエイリアスをあらゆるところに張り巡らせているので、時々エイリアスのオリジナルがどこにあったか見失うことがある。 しかしこのコンテクストメニューはどのボリュームにオリジナルがあるかというところまでしか表示できない。できればオリジナルまでのパスを全て表示してくれると便利なのだが、そこまでの機能はない。 これはちょっと中途半端だ。 AliasInfoCMはエイリアスのオリジナルがあるボリュームを表示できる どうせならパスを全て表示してほしかった ちょっと中途半端な印象がある Diablotin(Freeware) OS9時代のシステムには「機能拡張マネージャ」という操作パネルがついていた。 システム起動と同時に一気に読み込む機能拡張同士がコンフリクトを起こして、これがシステムを不安定にしていたという点だ。 だからこの「機能拡張マネージャ」でコンフリクトを起こしている機能拡張を読み込まないようにしてコンフリクトを防ぐために、その組み合わせをいくつか作って使い方によって機能拡張セットを使い分けるというのがOS9以前のシステムの基本機能になっていた。 しかしOSXでは機能拡張という考え方を止めて、システム起動時にインストール済みのアプリの一部をあらかじめ読み込んでおくという仕組みも止めてしまった。 だからOSXでは「機能拡張マネージャ」は廃止された。 しかしMacOSの「機能拡張マネージャ」は便利だったという声が強いので、こういうアプリができたんだろうと思う。 以前にテストした時にはこのペインはうまく動かなかったが、今回は私の環境でも問題なく動くようになった。 Diablotinは環境設定ペインなのでシステム環境設定にアイコンが現れる インストールは/Library/PreferencePane/に本体を入れるだけだ 「機能拡張マネージャ」のようにプラグインやフォントを機能しないようにできる 意味があるかどうかはどういう使い方をするかによるだろう 2004 年 12 月 23 日iStars2.35 MacOSX(Freeware) これは星座表アプリ。 「よく有る大掛かりなプラネタリウムアプリではなく軽くて使いやすい星座表を目指した」 iStars2.35 MacOSXは星座早見表アプリ このキャプチャーは目標星座だけ表示しているが 全ての星座を表示することもできる 検索機能で星のアップを表示することもできるし その星の現在位置を表示することもできる 2004 年 12 月 25 日CarbonRatsAndSpears(Freeware) これはネズミの槍投げゲーム。 暇つぶしにはもってこいのゲームか。 CarbonRatsAndSpearsはネズミの槍投げゲーム 槍を構えるタイミング、投げるタイミングをクリックで操作する 速く構え過ぎると投げる角度が高くなってかえって記録が伸びない この模様はMSN、マウススポーツニュースで実況中継されている(?) 記録続出のエキサイティングなゲーム中継だ(???) 2004 年 12 月 27 日AFLDelete(Freeware) これはシステムメンテナンス系のアプリ。 readmeによると AFLDeleteはIllustratorのフォント設定ファイルを削除するユーティリティ 使用方法はただクリックしてアプリを起動するだけ 作業が終了したら自動的に終了する 2004 年 12 月 28 日Fontcard(Freeware) フォントを沢山インストールしていると、フォントの名前を見ただけでフォントのイメージが浮かばないことがある。 そのためにいろんなフォントビュアーがオンラインウエアなどで出ている。 このペインはアプリのメニューバーにあるフォントメニューをプルダウンするとそこのそれぞれのフォントを表示するというスグレ物だ。 機能にはUsanityのApplication Enhancerが必要だが、このインストーラはApplication Enhancerも一緒にインストールしてくれるので簡単だ。 こういう細かい配慮をしてくれるアプリベンダーなので、きっちりとした日本語対応を切望したいものだ。 Fontcardはシステム環境設定ペインだ ここで対応するアプリを登録する そうすると登録したアプリのフォントメニューからプルダウンで全てのフォントをプレビューできる デザインフォントをよく使う人には便利なペインに違いない |