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2007 年 7 月 16 日





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転送量の問題は少しずつ改善している・・・牛歩ではあるが・・・

新しいURLのninjaの鯖に移転して以来、「転送量オーバーで規約違反状態なので改善されないなら削除する」という警告メールに驚愕して改善を試みてきた。
画像を別リンクにするという方法は、サイト全体にやれば効果はありそうだが、その作業を考えると現実的でない上に、何人かの方から「見づらい」という感想をいただいた。
私もそう思う。
だから、もうこれは解決策としては検討しないことにした。

それでサイトの分割といっても、別鯖への分割もできるだけ避けたい。その分割された状況を回避するために移転したのに、新しい鯖に留まるためにまた分割しないといけないのでは何のために移転したのかよくわからないからだ。

そこで「よく使うアプリ」を200ページ以上に分割した。
転送量を詳細にモニターしてみたらこのページの消費量が結構多いということが分かったからだ。
それぞれのページのビジタは20~40人/日程度なのだが、その1ページだけでninjaさんが言って来ている転送量の目安をオーバーしているので、ここを分割するのは意味がありそうだと感じたからだ。

結論からいうと、最新ページを週単位で分割して、このアプリページを分割することで転送量はかなり改善した。
おまけにアプリページは表示が早くなったのでこれはこれで快適になった。
FC2のバックアップページにもこれは導入しようと思う。
問題はやはりサイト内のリンクの大部分が切れてしまったということだ。
でもこれはTipsのページなどにも導入しようと考えている。


それで肝心の転送量なのだが6月末のピーク3.8GB/日に対して1~1.2GB程度、およそ3分の1程度に抑えることに成功した。
私としてはこれは大躍進だと思っているが、残念ながらこれでもninjaさんが言って来ている目安の10倍程度に抑えることができただけだ。
ここからさらに転送量を10分の1に抑える方法については私はノーアイデアだ。
さらに工夫して今の半分程度に抑えることは、何かの間違いでできるかもしれない。
でも多分そこいらが限界だろう。

あとはこの状態をninjaさんがどう判断するかだ。
それくらいなら大目に見ると判断するか、規約は規約なのであくまで削除すると判断するか・・・






昨日の転送量はおよそ1GB、一昨日は1.2GB
ピークの3分の1程度に抑えることに成功した
それでもninjaさんが言って来ている目安からは10倍のオーバーだが





6月以前の過去ログのページビューが劇的に減っている
経験的に2つ以上前の過去ログはアクセス数が激減することはわかっていたので
運用記録ページを週単位で新規ページに切り替えることはこういう効果になっている
ここが転送量を喰っているのは知っていたが過去ログまで全て分割するのは大変な問題だ
これでしのげれば良いのだが





アプリのページを分割することでページビューが増えるという副次的効果も現れた
これは転送量という観点からはマイナスだが、ページあたりのファイルサイズは
20分の1以下に減らしているので、全体としては転送量は減っていると思う
その結果が上記の転送量の結果だと思うが、問題はninjaさんの目安とは
あまりにもかけ離れているということだ


2007 年 7 月 17 日





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画面が真っ暗のまま起動できなくなった(ディスクエラーのケース)

久しぶりのTips。

先週会社のMac(G3iBook)を廃棄処分することになり、そのディスクの中身を完全消去する必要が出てきたが、このiBookが起動できないためにディスクの中身が消去できないという問題が持ち込まれてきた。
「廃棄するために修復するのはばからしいから、左のパームレストの上に極太ドライバを突き立ててハンマーでガンと思いっきり叩けば一気にケリがつきますよ」
といったのだが、リース品なのでそういう方法は取れないという。






iBookの場合ハードディスクの位置は大体このあたりになる
なので廃棄の一番手っ取り早い方法はこのディスクのリーフを破壊してしまう方法だ





破壊は分解しなくてもできる
左のパームレストのこのあたりに狙いを付けて自動車修理用のでかいドライバーや
ポンチなどをここに当てハンマーでガンッと叩いて打ち抜けば良い
それでどんなに腕がいいサルベージ業者でもディスクの中身は再生不可能になる



消去はゴミ箱に入れて削除だけではなく、いわゆるディスクサルベージが不可能なデータ領域も完全上書きした消去がしたいとのことだった。
最近個人情報保護法以来、会社の情報管理はうるさくなってきているのでしかたがない。
ばからしいと思ったがこのiBookを修復することにした。

症状は「じゃ~ん」の音はするが画面は真っ暗のままで起動しないという状態。

「じゃ~ん」の音がなるので少なくともファームウエアを読み込むところまでは正常に機能しているはずだ。
原因として考えられるのは内蔵ディスクがお亡くなりになった、あるいはディレクトリ領域が壊れているために正常にマウントできないというところが可能性として強い。
それで原因を切り分けるためにC起動を試みる

これはMacに付属してついてきたシステムディスクを(あるいはシステムインストールに使用したパッケージディスクを)挿入してこのDVD(CD)から起動しようという方法。
手順はディスクを挿入して一度完全終了、そしてCキーを押しながら電源キーを押して起動するというもの。
これで正常ならシステムディスクから起動してインストーラが立ち上がってくる。
インストーラが立ち上がってきたら、まず「何語を第一言語にするか選択せよ」という画面がでてくるが、それは無視してメニューバーのコマンドから「ディスクユーテリティ」を選択して、これで起動ボリュームを修復する。

このOS付属のディスクユーティリティの「First Aid」なのだが、実はUNIXコマンドのdiskutilコマンドの一部をGUI化したものなので、初期の頃は頼りないイメージがあったが実際には結構頼れるユーティリティである。

diskutil verifyDisk (ボリューム名)

というコマンドと同等とのことだ。

ただしこのユーティリティコマンドは修復診断に当たってボリュームをアンマウントする必要があるために、起動ボリュームを修復診断することができない。
多分OS10.4あたりからだったか、(ジャーナリングがかかったファイルシステムでフォーマットされた場合だけ)起動ボリュームも診断だけはできるようになったが、実際にはこれは暫定的にプロセスを止めてそれで可能な領域を診断しているだけなので、きちんと修復したい今回のような場合は、やはり外部のボリュームから起動してディスクユーティリティをかけるのが正しい手順になる。






システム付属のディスクユーティリティのFirstAidは初期のイメージや
OS9時代のDiskFirstAidのイメージがあって頼りなさそうだが実は結構頼りがいがある
私の場合これまでのトラブルはこれで全て解決している



問題はこのC起動でも起動できない場合だ。
まさしく今回がそれに当たるわけだが、C起動をかけてもG3iBookはOS9のディスクでもOSXのディスクでも起動できなかった。
やはり「じゃ~ん」の音を出したところで画面真っ暗のまま停まってしまう。

次に試すのはSUM(シングルユーザモード)だろう。
再起動の時にコマンド+Sキーを押し続ける。
するとカリフォルニア大学のBSDUNIXの権利表示とともに真っ黒な文字だけの画面が立ち上がる。
これでUNIXコマンドを待ち受けるプロンプがでてくるので、
fsck -y
というコマンドを叩く。
OS10.3以降ではジャーナルがかかったフォーマットがデフォルトになっているので
fsck -fy
というコマンドを叩いてenterキーで実行する。
このコマンドの意味はファイルシステムチェックのことで、ディスクのヒエラルキー構造などいくつかのディレクトリ領域のデータが実際のデータ領域と齟齬を生じていないかをチェックするということで、引数の
-f
はforce to do itつまりジャーナルがかかったボリュームでも強制的に診断をかけてしまうということで
-y
は書き換えを禁止されているSUMでもこの領域の以上を修復して上書きすることを許可するという意味だ。


大抵はこれでケリがつくのだが、これでもダメな場合、今回がこれに当たるのだが方法は二つ。
1)ディスクターゲットモードで起動して、もう一台のMacから問題のMacの内蔵ボリュームを修復してしまう。
2)システムをインストールした起動可能な外付けハードディスクを用意して、ここから起動して内蔵ディスクを修復する。

手順は1)の場合は
Tキーを押しながら再起動
これでFirewireのアイコンがスクリーンに現れるので、このままもう一台のMacにFirewireで接続。するともう一台のMacからはこのMacは外付けディスクとして認識するので、ここでディスクユーティリティをかけてこのボリュームを修復する。

2)の場合は
外付けハードディスクをFirewireで接続(USB2.0で起動可能なディスクの場合はUSBでも可。USB1.0は起動不可)。
再起動しながらoptionキーを押し続けるとかなり時間がたってから「更新ボタン」「矢印ボタン」の上に起動できるボリュームのリストがアイコンで出る起動ボリューム選択画面が現れる。
この画面の認識は非常に遅く、外付けディスクは特にアイコンが現れるまで根気づよく待たないといけない。アイコンがでないから簡単に「ダメだ」と思わないで気長に待つことだ。
外付けボリュームアイコンが現れたらそちらをクリックして選択、右の矢印アイコンで起動する。 外付けディスクから起動に成功したら、そこのディスクユーティリティをかけてFirstAidで修復する。




このキャプチャーではOSXの内蔵ボリュームと光学ディスクのOS9がリストにかかっている
外付けディスクは右に遅れてリストにかかってくるから分かると思う
それをクリックして右の矢印アイコンをクリックすることでそこから起動できる
いちいち反応が遅いのでイライラしないで気長に様子を見ながら操作すること



このTipsの要諦は、どこからでも良いからまず起動してボリュームをマウントすることだ。
これに成功すればなんとでもやりようはあるし、逆にこれに成功しないうちはどういう手も打ちようがない。

そして大抵のケースはディスクユーティリティのFirstAidで何とかなってしまうし、それ単体ではエラー表示がでて修復できない場合も上記のSUMのfsckコマンドと交互にやっていると修復に成功することがある。
Appleの見解ではfsckは現状のOS10.3以降では必要ないということらしいが、経験的にディスクユーティリティだけではどうにもならない場合も両方やると修復に成功することがある。
ただ一番良いのはこういう重篤なケースになる前に、普段から起動ボリュームの検証と修復はこまめにやっておくことだろう。特に強制終了などで不適切にシステムを終了した時には毎回ボリュームの修復をやっておくことをお奨めするが。


さてさらにこれでも修復が不可能でどうにもならないという場合、その場合に初めて製品版のユーティリティを試すことになる。
この場合私の知っている範囲で、比較的評判が良いのはDiskWarriorだと思う。私自身はこれを使っていないのでお奨めすることはできないのだが、これまでどうにもならなかった問題をこのDiskWarriorで修復、解決できたという話を結構あちこちで聞くし、逆にこれを使って問題が起きたという話はあまり聞かない。
逆にこれは使ってはいけないのはノートンのNUM(旧ディスクドクターいずれも開発中止)。
これは開発中止になっているということがすべてを物語っている。
(余談だが、アンチバイラスも絶対に使ってはいけない。ノートンが使い物になるのはWindowsだけでMacにはインストールしてもいけない。)

いずれの製品を使うにしてもこれもそのツールのシステムで起動できることが前提になるので、何回かかってもまずそれらのボリュームをマウントできて起動できるかをトライしなくてはいけない。
要諦は全てそこにかかっている。


これらを全てトライしてそれでもどうできない場合は、ハードウエアの故障であると断定できるのでその場合は、ディスク交換、マザーボード交換などの対処に進むことになる。
ただしハードウエアの交換修理は一般的にいってユーザが自前でやるのは敷居が高く(特にモバイルの場合は)シャーシを開けただけでサポートの対象外になるので、これは購入店並びにAppleショップなどで見てもらうことをお奨めする。

もっとも今回のように廃棄することが目的なら、開けてハードディスクを露出して「ガンッ」とやってしまえばいいわけだが、そのために半日仕事になるiBookの分解をやるのはやはりばかばかしい感じがしないでもない。



<追記・・・というかここからが本題>

システムの復旧のことばかり力が入ってしまって本来書こうと思っていた本題を書くのを忘れていた。
このシステム診断ならびに復旧に使う外付けディスクだが、私はこういうものを使っている。


Momobay CX-2


これは2.5インチのノートパソなどに入っているハードディスクを使うハードディスクケースで、中身のハードディスクは別売りだが、だからディスク交換をして余ってしまったハードディスクを入れることもできるし今はハードディスクは底値といっても良いくらい安いので買っていれても大した出費にならない。

私はここにOSを主要アプリケーションをインストールし、ユーザ領域を完全バックアップしている。つまりもしiBookの内蔵ディスクが死んでしまっても、いつも持ち歩いているこのMomobayのディスクとFirewireケーブルでいつでもそこから起動できるし、今までの仕事の続きを問題なく続けることができる。
主要なドキュメントファイルやメールアドレス、メールメッセージ、 主要ブラウザのブックマークもキーチェーンもことえり辞書もみんな毎週バックアップを取っている。
これはモバイルに命を預けるための心得だ。
ハードディスクは10年保つこともあるが、3時間で死んでしまうこともある。
その寿命は使ってみないと全く分からないのだ。
それにハードディスクは外付けだろうが内蔵だろうが基本的には消耗品だと思った方が良い。
だからバックアップは多めに持っておくに越したことはないのだ。

それに上記のような本体の内蔵ディスクの不調が原因と思われる「起動できない」などのトラブルが起きた時に、すぐに診断用ディスクになる。
実のところ私の場合OSXになってからシステムが飛んで起動できなくなったということはないのだが、上記のように起動できなくなった他人のMacを復旧したことは何回もある。
いざという時のために持っておくと良いと思う。



2007 年 7 月 18 日





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Como
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

OSXの重なり合ったウインドウのオペレーションをOS9風にするメニューエクストラ。
これは良い!

OS9はもう死んだAPIだと思っている。
だからいつまでもOS9を懐かしがったり、OS9の方が使いやすかったとか愚痴をいつまでも言っているべきではないと思っている。OSXに移行して失ったものは少しはあるかもしれないが、それよりも遥かに多くのものを得たということに眼を向けるべきだと思っている。

だがそうはいっても「OSXのこの部分だけは馴染めないよな」という部分がまったく無いわけではない。
例えばこの重なったウインドウのオペレーションがそうだ。

例えばFinderのウインドウがいくつも開いてバックグラウンドになっているとする。その前面にアクティブになっているSafariのウインドウがかぶさっているとする。
背景に隠れているFinderのウインドウをパッと全部前面に表示したい時にどうすれば良いだろうか。
OS9の時代には背景に隠れているFinderのウインドウの隅のどこかをクリックすれば良かった。
それで全てのFinderのウインドウはフロントに出てきた。

ところがOSXになってからクリックしたFinderのウインドウだけが前面に移動して他のFinderのウインドウはそのまま背景から出てこないという振る舞いに変わった。
OSXの場合はこういう時にはコマンドキー+tabキーを叩いてFinderを選択するという操作法が正解だ。
これで全てのFinderのウインドウが前面に出てくる。

それは頭では分かっているつもりなのだが時々無意識に、デスクトップに見えているFinderのウインドウの隅っこをクリックして、他のウインドウが前に出てこないのを見て舌打ちしていることがある。
こういう身に染み付いてしまった手癖というのはなかなか直らないものだ。
私の場合はもうほとんどOS9を使わなくなってから5年経つのに、いまだにこういう癖が直っていない。
これは残念ながらOS9の挙動の方が直観的だったと認めざるを得ない部分だと思う。

Comoを起動するとこれ自体はメニューエクストラとして起動する。
それ以降は背景のウインドウをクリックするとそのアプリで開いたウインドウは全て前に出てくる。
やはりこれは使いやすいと思う。
いくらコマンドキー+tabキーという手段が用意されていてもだ。

メニューバーアイコンからプルダウンで一時停止もできる。
ここから環境設定も呼び出せる。
環境設定では特定のアプリだけ登録してこのComoの挙動を有効にすることができるし、逆に特定のアプリだけ無効にすることもできる。

またいちいちメニューバーからプルダウンしなくてもいいように、Comoの動作を一時停止したり再稼働させるホットキーも設定できる。
私の場合は他のホットキーとの兼ね合いでコマンド+0(数字)キーを割り当てた。
各自使いやすいホットキーを割り当てて使いこなしていただきたい。







Comoを使っていないときSafariの背景のFinderのウインドウをクリックしても
そのウインドウだけが前面にに出てきて他のウインドウは背景に留まる
この挙動がOSXの場合ちょっと使いにくい部分だった





Comoを起動しても何も変化が起きない
こういうメニューバーアイコンが現れるだけだ
このプルダウンから環境設定に入れる





Comoを起動するとこのように背景のFinderのウインドウをクリックすると
Finderの全てのウインドウが前面に出てくる
コマンドキー+tabキーを叩けば良いだけのことではないかというなかれ
ついつい背景のウインドウをクリックして舌打ちすることがいまだにあるのだ





先ほどのプルダウンから一時停止することもできる
一時停止中はアイコンもこのように変わる





環境設定ではアプリを登録して登録したアプリだけOS9の挙動にできるし
逆に登録したアプリだけこれが利かなくもできる
また一時停止をするホットキーもここで設定できる
特定のアプリやシチュエーションでこの動作が邪魔になる時に
簡単に無効化できるように考えられているのがニクい






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iPhoney
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

今アメリカ辺りではiPhoneの話題で盛り上がっているようで、これまでMacなんかには何の興味もなかったような人達がiPhoneで騒いでいるようだ。
世界の中でiPhoneの話題にひときわ乗り遅れている日本の中で、さらに話題に乗り遅れているのが私な訳だが、さすがに鈍い私でも実際に動いているiPhoneの姿を見るとさすがにこれが日本のどこのキャリアに乗るのか気になってきた。
でも本当はこのようにキャリア単位でしかものを考えられないのが、鎖国日本の成長の要因ではあったのだが、現在の閉塞の原因でもあるのだと思っている。
鎖国時代の次には明治維新のような革命が必要なのだ。

という話はどうでもいいのだが、このiPhoneyは前にも紹介したiPhoneのテストベッド風なアプリと一緒なのだが、ちょっと違うのは、回転のアニメーションがついていることと、回転した後にパッと画面が切り替わる実物にアクションの雰囲気を再現していることだ。
また縦も横もwebサイトのフレームサイズに自動的に合わせて振る表示できるところがリアルになっている。
これで自分のサイトがどのように表示されるか確認できるだろう。

以前にチェックした時にはソースコードのみの配布だったが、今回はパッケージのアプリという形になったので誰でも扱えるようになった。

面白いのはiPhoneAgentを自称できるということか。






iPhoneyのweb表示の雰囲気
URLフォームにサイトのURLを置くとそこに飛ぶ
もちろんwebにつながっている必要はあるが
URLフォームはトグルできる





回転はメニューバーのコマンドから操作する





このようにタテヨコの画面サイズに合わせてサイトをフル表示するのが面白い
タテに持ってサイトを探して詳しく読みたい時には
ヨコに持ち替えるという実物の操作感の雰囲気が再現されている






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転送量の改善は未だ予断を許さないながらもかなり希望も見えてきた

今月に入って以来、このサイトを置いているninjaさんから「転送量オーバーだから削除する」と警告されている問題だが、昨晩転送量が初めて1GB/日を切った。

詳細はキャプチャーで見ていただくとして、画像を別リンクにするというのは止めてしまったが主要ページを分割するという対策だけで、昨日800MB/日まで抑えることができた。
ピークには3800MB/日だから4分の1近くまで抑えることができたことになる。
やはりアプリのページの転送量がページビューの割に大きかったということも数字に影響している。
今Tipsのページも分割し始めているが、これでどれくらい抑えられているかということだ。

この水準を維持できたとしてもninjaさんの目安を7倍近くオーバーしているが、それでも一ケタまでは近づけたわけだ。
ちょっと希望が出てきた。






昨日ついに一日の転送量が1GBを切った
ピークは3.8GB/日だったので劇的に減ったと思う





全ページのビジター数はユニークビジターで1500人/日、
ページビューは5000前後でさほど変わっていない
つまりビジターに制限をかけなくてもこれだけ転送量を抑えられたということだ





ところで余談なのだが前のGeoCitiesのページに今でも
ユニークビジター300人/日以上、ページビューで500~800以上のアクセスがある
もう音楽ページ以外は自動リンクしか置いていないはずなのにこのアクセス数は異常に多い
思うにこれは大部分ロボットじゃないだろうか
時々このグラフのように全ページをスキャンしているようなページビューの跳ね方をするので
人間じゃないのではという気がしている
するとこれでなんとなく検索ロボットの規模が分かる気がする
1500人のうち300~400人は人間ではないという計算だ






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サイトのタイトルバナーを作っていただいた

すでにBBSでは話題になっちゃっているが、メールをいただいた「星野」さんというデザイナーの方から当サイトのタイトルバナーを送っていただいた。
実は3作送っていただいているが、とりあえず今回はこのプラスチックベース風のものを使ってみた。
やはり本職の方が作ったものはカッコいい。
私のできあいのものを持ってくるいい加減なセンスとはかなり違うので感心するとともに、自分のデザインセンスのなさを改めて思い知らされた。

「星野」様ありがとうございました。






これは今トップに使っているプラスチック風のテカテカのもの





こちらはグレーの階調で構成されたホワイトマット+メタル風、これも渋い





そしてこちらはリフレクション風のタイトル
時々入れ替えて愛用させてもらいます


2007 年 7 月 19 日





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Hey Folders!
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

わかばマークのMacの備忘録さんで知ったカラーラベルの色分けをアイコンにも反映するバックグラウンドアプリ。

OS9のカラーラベルはアイコンにも色を付けることができた。OSXに移行してしばらくはカラーラベルという機能そのものが無効になっていたが、OS10.3からこれは復活した。
復活したがOSXスタイルはフォルダー名だけに色短冊をつけるだけで、アイコンは変化しなくなった。
これは視認性ということで言えばちょっと後退ということになった。

これを解決する方法としてLabels Xというシステム環境設定ペインはシェアウエアで出ていた。
しかしフリーウエアでもこれが実現可能になった。
これを起動しても何も変化は起きないが、Finderを再起動した後はカラーラベルを貼ったフォルダーはアイコンの色が変わっていることに気がつくだろう。

OS9と違うのはこれのカラーラベルが反映するのはフォルダーアイコンだけだという事か。
それでも同じデザインのフォルダーアイコンがずらっと並んでいるディレクトリからお目当てのフォルダを見つける時にはこういう色分けがあると見つけるのも早くなるに違いない。
ログイン項目に入れておけばシステムの機能のように使える。


ところでこれを置く場所だが、作者さんはアプリケーションフォルダ、特にバックグラウンドアプリであるという理由でユーティリティフォルダを推奨している。
しかし実際にはデスクトップなどアプリケーションフォルダの外でも動くようだ。ただしそこからひとつ階層が深くなると機能しなくなることから、やはり作者さんが言うようにどこでも良いというわけではないようだ。






Hey Folders!を起動するとカラーラベルの色分けがアイコンにも反映する
フォルダーアイコンだけが有効なようだが






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KPSaver
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

以前ここでXScreenSaverというUNIXのスクリーンセーバ集を紹介した時に、そこでもキャプチャーを上げたが、様々なOSのクラッシュ画面ばかり集めたBSODというセーバについてもふれた。

これはWindowsのBSOD(ブルースクリーンオブデス)だけでなくMacOSのサッドマックとか、OS/2の死んだ画面とかかなりなOSの種類を網羅していて、こういうのを集めているヤツが居るんだなとと逆に感心させられた。
単なるキャプチャーだけでなく「死んだ画面」のステータスのラインがちゃんと進行していくリアルなものが多く、この「死んだ画面」には皆それぞれ愛憎こもごもの愛着があるのだなと感心させられた。

ところでこれを見た時からきっとそういう奴が現れるだろうなと思っていたのだが、やっぱりMacOSXの精巧なカーネルパニック画面を作る奴が出てきた。

このKPSaverは実際リアルに良くできている。
名前はKPSaverという名前だし、システム環境設定ペインのセーバのプレビューで見ても意味不明な幾何学模様を見せているだけだ。だから安心してテストボタンをクリックすると画面に上からサーッとスモークスクリーンが降りてきて各国語で
「コンピュータを再起動させる必要があります。パワーボタンを数秒押し続けて・・・」
というカーネルパニックの画面が現れる。
これはなかなか心臓に良くない経験だ。

問題はこれを何に使うかだ。
お友達のMacに仕込んでスクリーンセーバが立ち上がった時の彼の反応を見て楽しむなんて使い方は、友達を失う可能性もあるので慎重になるべきだ。
自分のMacに入れて、今では滅多に見られなくなったカーネルパニックを何度も呼び出して眺めるなんていう自虐的な遊び方もできる。
一人SMみたいなものだ。
実際私のiBookではTiger導入以来カーネルパニックってあったかどうか思い出せないくらい記憶にない。確か2年の間にネットワーク接続かなにかのトラブルで1回やったくらいだと思う。
それでこのスクリーンセーバを入れて楽しむなんて発想にもなれるのだ。
作者ブログに面白いコメントがついていた。
「あっ、なあんだ、またスクリーンセーバが立ち上がったちゃったよ・・・ってこれ本物のカーネルパニックじゃん!!」
なんて言ってダブルでパニクるなんていうのもなかなか楽しいと思う。






KPSaverをシステム環境設定ペインのプレビューで見ても
意味不明な幾何学模様を表示するだけだ
こういうところも気が利いている





そしてこの画面の現れ方も非常にリアルだ
プロセスメーターなどの動きも全て止まってしまいスモークスクリーンがサーッと降りてくる
そしてお馴染みの文句とパワーキーマークがが書かれたプレートが真ん中に現れる
何度体験しても気持ちがいいものじゃない
物好きというのはいるもんだ・・・人のことは言えんけど






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BBT
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

Macが便利になっていって一体人類はどこまでナマケモノになるのだろうか?
このアプリはマウスコントロールも全てキーボードでやってしまおうというもの。

なかなかのアイデアものだと思う。
これを起動してアクティブにしている間だけ、デスクトップの隅にナマケモノのアイコンが現れる。
この状態ではマウスポインタは指定のキーで動かすことができる。
ここで操作できるのは、ポインタの上下左右への移動、左クリック、右クリック、ダブルクリックという項目になる。
つまりこれがあれば3ボタンマウスは要らないことになる。

特にモバイルの時にはマウスがなくてもトラックパッドでこういう操作はできる。できるのだが、主に文章を打っている時にこの数センチの指の移動でホームポジションがずれてしまう。
その度にキーボードに眼を落とさないといけないし、タイプミスも起きやすくなる。
わずかなことなのだが、このわずかな移動が煩わしい時がある。

私の場合は左右の移動はJとLキー、上下はIとMキー、クリックはスペースキー、右クリックは";"、ダブルクリックはKキーというふうに設定した。徹頭徹尾ホームポジションを崩さないという考え方でそうしたのだが、なかなか便利じゃないかと思う。

このキーボード操作が有効なのはBBTがアクティブになっている時だけで、他のアプリをアクティブにすると利かなくなるが、その方が混乱がなくていいと思う。
これとTipsのページに書いたフルキーボードアクセスを組み合わせれば、本当にマウスやトラックパッドを一日全く使わないで作業できるかもしれない。
少なくともグラフィックアプリを使わない普通の用途には充分のような気がする。
またこれでマウスポインタを動かすと動いている方向にナマケモノアイコンの眼が動くのはなかなか可愛いかもしれない。

気になるアプリの名前はBe Born Tiredの略で「生まれついてのナマケモノ」という意味だろうか。
こんなものを使っているとますますナマケモノになってしまうということか。でも我々人類とナマケモノの進化の過程は意外に似ているかもしれないと最近思い始めている・・・






BBTを起動するとデスクトップに現れるナマケモノアイコン
アクティブになっていない時には自動的に消えるし
ポインタを動かすと目を伏せたりするのが可愛い
邪魔にならない良いインターフェイスだ





私の設定はこんな感じだ
ホームポジションから1センチも指を動かしたくないという決意が見えるだろうか






anchor

BwanaDikにはこれから面白い機能が追加されるかもしれない

私はネットワークの接続の状況をメニューバーに表示させるためにBwanaDikと言うメニューエクストラを常駐させている。
これはメニューバーに小さなアイコンとして置いておけて、ネットワークがつながっているかどうかを色で示してくれる便利なアプリで、コンパクトなだけでなくWANまで通じているかどうかを表示してくれる。
この手のユーティリティとしては大変珍しい、しかも実用的な機能を持っている。
モバイルがメインの私のような者には、手放せないユーティリティだ。

なのだが、今日この設定画面を見ていてこんな項目を発見してしまった。
詳細はキャプチャーをなのだが、なんとWANなどのIPアドレスが変更されるたびにメールで知らせてくれる機能を搭載しているっぽいのだ。






BwanaDikの設定項目には「Send EMail」という項目があることを発見
早速喜び勇んでチェックを入れてみたのだが・・・



残念ながらこのチェックを入れてWANの設定を変えてみたりしたのだが、メールを送ってくれなかった。
以前はモバイルなどが盗難にあった時も、盗んだ奴がネットについないだりしたら新しいIPアドレスをメールで知らせてくれるWimpというアプリを常駐させていたのだが、これは外部サーバのwebアプリケーションとして成立していたASPサービスだったので、この元締めがサービスを止めてしまったらしく使えなくなっていた。
大変いいサービスで、こういうものを普及させればパソコンを盗もうなんてバカを考える奴がいなくなるんじゃかないかという、抑止力になりそうなアプリだったが個人でそのサービスを引き受けるサーバを運用するのはやはり無理があったようだ。

それでこのWimpがどこかにバイアウトされて復活しないか、それとも何か変わりになるようなサービスは無いかと思って探していた。
もしこのBwanaDikにそういう機能があれば、まさに代替アプリになるではないかと思って喜び勇んだのだが、残念ながらこの機能は動かなかった。
どなたかこの機能を使えているという方はおられるだろうか?

でも、この機能はもし動かないのだとしても、設定項目があるということは機能を近々実装する気はあるということか。
とてもBwanaDikのバージョンアップが待ち遠しくなってきた。







anchor

Macの便利なウインドウオペレーション2~散らかったウインドウをワンクリックで選択したり消したり移動したり・・・

個々のアプリ紹介の記事で「コマンド+option+デスクトップをクリック」で、デスクトップに一杯散らかったウインドウを一瞬で消してFinderがアクティブになるという方法を紹介した。
この方法はTipsのページでも紹介しているが、私としてはexposeよりもよっぽど便利だし分かりやすいと思っている。

これに関連してわかばマークのMacの備忘録のwakabaさんよりBBSに情報をいただいた。
私はこのデスクトップをクリックするというのが旧MacOS以来の直観的なメソードだと思ってきたのだが、ここは発想の転換でOSXだからドックにも当然重要な意味を持たせている。

ドックアイコンをクリックすることでWindowsのタスクバーのようにアクティブなプロセスを変更できるというのは見たままなのだが、wakabaさんによると同じように
コマンド+option+ドックアイコンをクリック
で今度はそのクリックしたアプリ以外のウインドウを全て消すことができる。
例えばSafariの羅針盤アイコンをクリックすれば、Safari以外のウインドウを全て消すことができる。






ドックアイコンをコマンド+optionキーを押しながらクリックしてみて欲しい
例えばこのアイコンをクリックするとSafari以外のウインドウが全て消える
これでデスクトップを常にスッキリできるだろう



ちなみにコマンドキーだけを押してドックアイコンをクリックするとFinder上でその実体ファイルを表示することができる。
これも知っておくとちょっと便利かもしれない。
wakabaさんがBBSに書いておられたoption+クリックで今度はそのアプリのウインドウだけ消すということもできる。
これなどは実際に使う場面はあまりないかもしれないが、デスクトップに散らかったウインドウを整理していく時に知っていると便利かもしれない。
これはなかなか懐かしいTipsだ。

懐かしいTipsといえばこういうものもある。
スクリーン前面のアクティブになっているアプリを変更しないで背景のウインドウの位置をずらすことができる。

背景にあるウインドウのタイトルバーをドラッグすると、当然そのアプリがアクティブになってそのウインドウは最前面に出てくるのだが、コマンドキーを押しながらドラッグすると、そのアプリはアクティブにならずにウインドウも背景にあるまま位置を動かすことができる。
これなどは古典的なTipsなのだが、ちゃんと今のOSXでも使えるという意味では懐かしいTipsかもしれない。






コマンドキーを押しながら背景のウインドウのタイトルバーをつかんでドラッグしてみよう
背景のままそのウインドウの位置をずらすことができる
アクティブアプリを変更しないでちょっとデスクトップを見たい時とかに便利かも


2007 年 7 月 20 日





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Dashboard De Aquarium
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応

アクアリウムアプリの傑作のMarine Aquariumを紹介したことがあるが、これはダッシュボード版のアクアリウムというところか。
しかしウイジェットながらダウンロード数で世界ベスト10に入ったという大変立派な作品だ。こうして日本製ソフトの海外輸出に貢献したと作者さんも豪語しておられる(?)。

起動するとウインドウ(水槽)の中を魚が泳ぐというそれだけのことなのだが、気が利いているのは
「水槽をクリックしないでください」
という注意書き。
これは水族館の「水槽をたたかないでください」の張り紙のカリカチュアなんだろうなぁ。






Dashboard De Aquariumでダッシュボードにも水族館を






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CalcBMI
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

BMIというのは初めて聞いたのは10年くらい前のことだったろうか。
身長から適正体重を割り出す計算方法なのだが、当時はまた身長マイナス110という目安が一般的だったと思う。
しかしこれは目安早わかりで考えられた物で医学的根拠は無いらしいし、身長が極端に高い人や低い人は正しい目安が出ないので問題だということを、ある健康ヲタクの方から教えられた。
その時に初めて聞いたのがBMIで、欧米ではもうすでに広く用いられているという話だった。

READMEの解説を転載すると
『体重(Kg)÷身長(m)2で算出します(こちらを参照)。183cmで74Kgの場合、74/(1.83*1.83)=22.09がBMIです。この値が22になる体重がその人の標準体重だそうです。183cmの場合1.83*1.83*22=73.67Kgですね。
この値が18.5未満だとやせ過ぎ、18.5~25が標準、25~30が肥満、30以上が高度肥満』

ということらしい。
電卓で簡単にできる計算なのだが、標準体重何kgというふうに出ないためこの基準を覚えておかないといけないのがちょっと面倒。
そういう人はこのアプリをデスクトップに常駐させれば良い。

最近はメタボリックなどというひどい流行語のために、肥満気味な我々は虐待を受ける日々だが、「毎日体重を入力して健康管理をしたい」という前向きな発想ができる人はこのアプリは使える。
wakabaさんのユニークなアイコンがついて、ドックアイコンでも自分のステータスを表示できるようになった。

こういうことを気に病んでいる方が健康に悪いような気はしないでもないが、健康のためなら死んでも良いという信念を持っている人はぜひとも常駐させるべきだ。






CalcBMIの使い方は非常に視覚的で分かりやすいと思う
身長をスライドで体重をジョグをドラッグしてぐるぐる回して入力
右下に出るBMIの下にorzと出ている人は失意体前屈をすれば良い





またBMIが出るとドックアイコンも変化する
こちらが要注意アイコン





そしてこちらが・・・_| ̄|○・・・はうぅ・・・アイコンだ






anchor

z-titan
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

ギャラクシアンタイプのシューティングゲーム。

作者さんの言は
「私はパズルゲームが好きだが、また私はマスターするのが困難な複雑なゲームではなく、すぐに覚えられるゲームが好きだ。最近のゲームは達成するまでに非常に努力しないといけない。ちょっとの時間息抜きができるゲームをやりたいだけなのに」
ということだ。
このことは私も大いに同感だ。
私もゲームに興味がない訳ではないし、どちらかというと昔はゲームに熱中した時期もある。
でも今は見ただけで遊び方が分かるゲームが良いし、ゲームのために一日数時間も費やすなんてことは到底不可能だから簡単に遊べて簡単に中断できるゲームが良い。

このゲームはまさにそういうゲームだろう。
内容的にはインベーダーゲームの次に流行したギャラクシアンほぼそのままだ。
ギャラクシアンよりもずっとキャラクターアイコンは大きいし動きは緩慢なので、確かにマスターするのが困難なゲームではないかもしれない。
しかしやはり先を読んで動かないと追いつめられてしまうので多少は退屈しないように作られている。






z-titanは落ちものシューティングゲームとでもいうか
上から急降下してくるインベーダーをひたすら撃って消していくゲーム


2007 年 7 月 21 日





anchor

Rili
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

デスクトップカレンダー。
これはすばらしい。

今までこの手のアプリはいくつも試してきたが結局使わなくなるのはみんな同じ理由からだ。
ひとつはデスクトップにカレンダーが常駐していると、デスクトップにいっぱいアイコンが並んだ時にそれが邪魔で操作できないファイルが出てくること、
デスクトップレベルのカレンダーは、結局アイコンが邪魔で見えないので役に立たないこと、
もうひとつには視覚的に邪魔でファイルオペレーションに集中できないこと。
そして最後には祝日を表示してくれる物が皆無なので、祝日の日に仕事のアポを入れようとしたりで、実用には使い物にならないということなどがその理由だ。

このRiliはこれらのデスクトップカレンダーの問題点を全て解決してしまったかもしれない。
現在は仕方なくメニューエクストラのカレンダーアプリを使っているが、しばらく試用してみてこちらの方が便利なら、メニューエクストラのカレンダーを全て止めてしまうかもしれない。
それくらいこのアプリは痒いところに手が届く。

まずデスクトップで邪魔にならないというのは、マウスオーバーで不透明になるが普段は透明だったり、アクティブの時は拡大するがアクティブでない時にはデスクトップの隅に小さく見えるだけというような設定もできることで解決している。
カレンダーのバックグラウンドはデフォではカラーバックだが、ここに写真を貼付けたりもできるし透明にもできる。
私は透明の設定が気に入ってしまった。

カレンダーの文字の大きさも色も設定できるので邪魔にならずに視認性が高い大きさや色を工夫できる。これは各自のデスクトップの事情により様々だろうから、細かく調整できるのは実用的だ。

ドックアイコンにも日付を表示するというお約束の機能もある。
さらに良いのはカレンダーをめくる操作を
コマンド+Bキー
で前月へ
コマンド+Nキー
で翌月へ
コマンド+Uキー
で来年へ
コマンド+Yキー
で今月に戻る
というようなショートカットキーでできることだ。
この拡大縮小機能と、マウスオーバーで透明度が変わる機能でこのカレンダーは実用的になった。

そしてさらにこのカレンダーに惚れ込んだのが日本の祝日を表示してくれることだ。
これはこの手の大部分のカレンダーアプリにはできないことだ。
このおかげで、祝日にアポを入れるような素ボケをしなくてすむ。
これはすばらしいんじゃないだろうか。






Riliはデスクトップに常駐するシンプルなカレンダー
普段はこのようの透明な邪魔にならない表示





マウスオーバーするとこのように不透明な表示になあって見やすい





設定項目で文字の色や大きさ、背景色を変えたり写真を貼ったり透明にしたりが可能





透明にすればデスクトップで邪魔にならずに良い感じだ
さらにアクティブでない時には縮小表示する設定もあるので邪魔にならない
しかも日本の祝日表示もしてくれるのが至れり尽くせり





ドックアイコンに日付を表示するお約束の機能もちゃんと実装








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