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親の愛は海よりも深し~久しぶりに聞いた良い話
やべっ グッと来た。
Game*Spark - - どうぶつの森をプレイし続けた病気のお母さん(漫画) by riot_兄
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Safari 3.0.4での異常なモタリを解消する方法~途中まとめ、解決したとはいえないが一応の成果は上げられたので(追記あり)
OS10.4.11アップデートをかけて以来、システム全体にもっさり感が出てきて、時々操作をしてから結果が反映されるまでに異常に待たされるということが、たまに起こるようになってしまった。
これもいつも起こるわけではなく常速では結構このアップデートは速いのだが、断続的にディスクコンタクトが起きてその間全く操作を受け付けないということが起きていた。
システムについては残念ながらこれといった対策は見つけられなかった。
キャッシュ、アーカイブログなどをこまめにクリアすること、ディスクユーティリティ をかけて起動ディスクのアクセス権を修復する以外にこれといって対策も見つからないし、これも決定的に効果があるわけではない。
しかし改善はする。
ディスクユーティリティ をかけると若干ディスクコンタクトが減り
システム全体の反応速度が増す(ような気がする)
抜本的対策ではないと思うが・・・
これまでにライブラリフォルダ、secure.log、darwin関連の
シンボリックリンクなどのアクセス権が修復されている
ただいずれも決定的な要因とも思えないような項目ばかりだ
残念ながらシステム全体のモタリに関しては決定的なアイデアがないのだが、中でも特にモタリ間がひどいSafari 3に関してはいくつか対処策があり、そのいくつかはなかなかの成果を上げている。
それでどれが効果があるのかないのかよくわからないのだが、一応調べたもの、試したものを一通り書いておく。
同じような症状を感じている皆さんは、試してみてどれが効果あるか、あるいはないかまた情報を寄せていただけるとうれしい。
とりあえずSafari だ。
こいつが時々フルアップしてCPUもメモリも占拠してしまう。
Safari が時々レインボーボールを延々と表示して
まるでフリーズしたように全く操作を受け付けなくなってしまう
この時にはこのようにCPUもメモリも独占して数分(時に10分以上)待たされる
プロセスは動いているからフリーズしているわけではないということは分かるのだが
これでは仕事にならないので結局強制終了してしまうことになる
終了するとこの通りCPUもメモリもすっきりしてしまう
Safari をなんとかするだけでもこのアップデートのもっさり感はかなり解決されるはず
BBSに「けけ」さんからいただいた情報によるとSafari が
システムログに「JavaScript関連の膨大なログを吐き出している」とのこと
この通りまさにConsole で見ると「安全ではないスクリプト」などのログが見られた
5日間で100MB単位のログを吐いていたので一ヶ月でギガ単位になるに違いない
これがSafari のもっさり感の非常に大きな要因のようだ
この対策も「けけ」さんから情報をいただいた
JavaScriptを切るというのも手だが今どきのweb2.0サイトはどこもJSは使いまくっている
そこでdebugメニューから「Log JavaScript Exceptions」メニューのチェックを外す
debugメニューがない場合はSafariEnhancer 、SafariStand などを使ってdebugを表示する
このJavaScriptはどういうサイトを表示するかでその量もかなり違うようだが、いずれにしてもセキュリティが強化されて「安全ではないJavaScriptの接続が試みられた」というログを大量に吐くようになったが、その「安全」の閾値が異常に高いようでほぼ全てのスクリプトが記述される。
これでは遅くなるのは当たり前のような気がする。
この設定はとっとと切ってしまうのが正解だ。
情報をいただいた「けけ」さん、ありがとうございます。
ついでにこのdebugメニューで「ページの戻る、進むの時に使うキャッシュの使用を止める」というメニューがあるのだがこれもトライしてみた。
これもある程度効果があると感じた。
debugメニューで「Use Back/Foward Cache」のチェックを外す
これで大量のキャッシュを吐き出さなくなってディスクコンタクトが減る筈だ
ただしこのチェックは何かの弾みで元に戻ってしまうので頻繁にチェックが必要
これは確かに効果がありそうなのだが、しばらく使っていると勝手にdebugメニューの「Use Back/Foward Cache」のところにチェックが入っていることがある。
だからちょくちょくここを開いてチェックが外れている状態になっているか確認しないといけない。
何とも心もとないデバッグメニューではある。
この対策が無いかググって見たが、これといって見当たらない。何かUNIX的な方法で対処できるのかもしれないが、そこいらを自由自在に操れるほど私に知識がない。
ネラーが「キャッシュフォルダーにロックをかけて書き込みができないようにしてしまえばいいじゃん」なんて書いていたが、勿論そんなことをしてはいけない。ブラウザが不安定になるだけだと思う。
(後日注*一応このTipsも試してみたところ効果があるようだ。これも文末に追記を書いた)
他にも2ちゃんねるやその他でググって見つけたモノも含めて対策をいくつか、効果は保証しない。
「はま」さんより寄せていただいた対策でアップデート後一度はリセットをするというもの
キャッシュや履歴を全てクリアにしてしまうという意味では確かにやってみる意味はあると思う
ただ、私のところではこれはあまり関係なかったしキャッシュを使わない設定も元に戻ってしまう
SIMBLのバージョンを最新のものに再インストールし直すという対策
SIMBLやInputManagerはなかなか微妙なのでアップデートするのは意味があると思う
私のところでは問題は改善されなかったが
システム環境設定/ネットワークに入って「IPv6」を「切」に設定するというもの
これもネラーのネタだが根拠が全く分からないし効果も感じられなかった
しかし現状使っているわけでもなく余計な機能は切っておくという意味はあるかも
どれが功を奏したか一応Safari に関してはそこそこの速度で動いている。
決して前よりも高速になったとはいえないが、一応の線までは来た。
しかしやはりアプリをどんどん切り替えて使っていると時々ディスクアクセスが始まってしまい、そのまま数分待たされてしまう。
特に他の作業をやっていてSafari に切り替える時が確率的にこの現象は起きやすい。
原因はやはりSwapが大量に作られていることと関係があると思う。
Swapが増えるピッチは明らかにOS10.4.10以前とは変わったので、ここいらの仮想メモリの扱い方が変わったのが一番の問題だと思う。
一番の対策は、いくつものアプリを常に起動しっぱなしで使うことを止めて、必要最低限のアプリだけを起動して、他のなにかを起動する時には要らない何かを終了するなど細かい操作でメモリを節約する・・・・これが一番の対策のような気がする。
心許ないまとめだが、一応途中経過ということで・・・
<追記>
Safari はやや改善したと思われるもののシステム自体の動作改善ははなはだ芳しくないと書いたが、この際全て試してみようということで、BBSに「はま」さんから寄せられていた
「システムがディスクアクセスでもたるのを防ぐためにSpotlightをリセットする」
というTipsも試してみることにした。
最初の時にmdimportのプロセスが動作しっぱなしになっていたことは、2007 年 11 月 19 日 の記事でも書いた。この時はこれはディスクユーティリティ をかけることで対処したが、やはりアップデート後は一度はSpotlightをリセットした方が良いのかもしれない。
これも確たる根拠はないが、リセット後ほぼ一両日経つ現在、さほど待ち時間無しにシステムが動いているので、このアップデートはかけた後大メンテナンスの手順を全て踏んだ方が良いということなのかもしれない。
SpotlightをリセットするコマンドなどはUNIXコマンドのページなどにも解説したが、ここでは簡単にMainMenu を使ってやってしまった。
特に不具合が起きていない定時メンテナンスの場合はこれで充分だ。
SpotlightのリセットをMainMenu を使って実行
この後メタデータの再構築に2~4時間はCPUがフルアップするが
その後はこれまでのところ特に問題なく動作している
<さらに後日追記>
さらに2ちゃんねるで拾ってきた
「Safari のキャッシュフォルダにロックをかけてしまえばキャッシュの上書きができなくなる」
というTipsも一応検証してみた。
すると確かにこれでディスクアクセスが無くなった。
debugメニューで「Back/Fowardキャッシュを使う」のチェックを外しているのだが、この設定だけではしばらくSafari を使っていると設定が元に戻ってしまう。
このメニューではキャッシュを禁止することは完全にはできないようだ。
そこで
"~/Library/Caches/Safari/"
にあるSafari のキャッシュフォルダーをアクセス禁止にしてしまった。方法はこのフォルダを選択して
コマンド+iキー
で「情報を見る」タグを開いてアクセス権の設定で
「アクセス不可」
にしてしまう。
念のためにここでロックもかけてしまう。
こういうことをやるとdebugメニューでキャッシュ書き出しを完全に禁止できない以上、ブラウザの動作が不安定になって場合によってはクラッシュなどの原因になるのではないかと思っていたが、今のところそういうこともないようだ。
見直したぞ!ネラー!
これは誰にでもお勧めできるような方法ではないが、私のところでは一定の成果を上げている。
なんでこれがうまくいくのか私も半信半疑だが、うまくいくようなのでしばらくこのまま様子を見る。
Safari のキャッシュフォルダーはホームフォルダのライブラリの中にある
ここにロックをかけてさらにアクセス権の設定で「アクセス不可」にしてしまう
するとしばらくSafari を使ってもキャッシュ削除をしても キャッシュフォルダーの中身は空っぽだ・・・当たり前だが
こんなことでSafari が高速化できる・・・
なぜうまくいくのかよくわからないが・・・
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とっておきの情報は人に教えた方が良いか、出し惜しみした方が良いか・・・
とっておきの情報こそ人に教えた方が良いと思う - なつみかん@はてな というエントリを発見。
『とっておきの情報は他人に安易に教える人はいない、だからネットには自作自演、ヤラセ、価値のない情報ばかりしかない』
という元記事に対して、
『とっておきの情報は人に教えない、という人の所にはそれなりの情報しか集まらないのでは。
嘘を嘘と(略)というのはネット全般に言える事ですが、逆に目立つ情報がすべて自作自演と考えるのもまた偏った考えだと思います。』
という理由で有意義な情報もネットには露出する筈だと唱えておられる。
この論には禿しく同意。
世の中には偽情報ばかり流して、その情報を鵜呑みにした人が騙されて困っている様を想像してほくそ笑んでいる人ばかりではないのは、その通りだ。
もしそうであるならネットという空間がこんなに短期間に急激に人々の間に普及することはなかっただろう。
利害がはっきりしている商業サイト以外は全て嘘ばっかりのゴミ情報しかないのだったら、そんなネットには大して価値はない。
私だったらそんなところには一刻も入り浸ってはいないと思う。
むしろ「情報はそれを発信する人のところに集まる」というところが真実に近いと思われる。
一人の智は実に限界が狭い。
一人が知っていることは非常に限られているし、その記憶には間違いも多い。
しかしある人の記憶が曖昧な分野も他の人からすればそれはもっとも良く知るところだったりする。
逆にその他の人の曖昧なところをそのある人がよく知っているかもしれない。
こうして何人かの人が寄り集まって、智の相互補完をする状態を表す有名なことわざがある。
「三人寄れば文殊の知恵」
という言葉だ。
地域の人気ラーメン店の情報なんかにネットの情報を例えたからこういう錯誤が起こるんだろうと思う。
ネットの情報の価値は、そういう人気投票のようなことではない。
むしろそういうのは最もネットにそぐわない情報だと思う。
当サイトに掲載している情報の実に何割かはBBSやメールなどで寄せていただいたビジターの皆さんの知恵だ。
皆さんからいろいろな情報を寄せていただいて、これが私自身も非常に教えられる。
私自身もこのサイトは勉強になるからやっているのだ。
そうやって皆さんから情報をいただくには、やはり私自身知っていることをできるだけここで公表しないといけないと思う。
私が有意義だと思って、しかも私が知っている限界までのファクトをここに書き込むと、そこに皆さんから
「それに関連してこんな話がある」
とか
「その情報は間違っている。なぜなら・・・」
とか
「自分はこう思っていたが、どちらが本当だろう?」
というような問いかけとか、いろいろいただいてこれが大変勉強になるのだ。
何も発信しないで、人の書いているものを読んでいるだけではきっと私もここまで多くのことを学べなかったと思う。
だから
「人から有為な情報を得たいのなら、自分が持っている有為と思われる情報は全て出す」
という考え方には大いに賛成できる。
そういうものだと思う。
ただ、ひとつだけ揚げ足を取るなら
「人に教えない情報だから、『とっておきの話』というのだ」
というつまらない突っ込みはできるのだが。
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AirMacでDoS攻撃を受ける可能性を減らす設定
AirMacをブロードバンドルータとして使っている場合のDoS攻撃を受けるリスクを減らす設定法。
これは出所がどこだったか覚えていない。
なにかこれ関係のことについてリサーチしていた時にたまたま記事に出会って、そのURLを思い出せないため二度と出会えない。
(先日来のSafari の不具合のために履歴もクリアしてしまい履歴からもたどれない)
これはAirMacのSNMPの設定がデフォルトでオンになっているために外部からのDoS攻撃、バッファオーバーフローによるリモートを取られてしまうなど2次攻撃を許してしまう可能性を無くすというものだ。
その方法は以下の通り。
まず
"/Applications/Utilities/"
のAirPort Admin Utility を起動する。
このユーティリティの日本語名は忘れた...ヲイ(=_=;)
多分AirPort管理ユーティリティ だったような気がする。
これを起動して必ずWAN側につながっているベースステーションを選択してその設定を読み込む。
ツールバーの「設定」でよい。
そこからベースステーションオプションを開くとキャプチャーのような設定画面に入る。この「WAN Ethernetポート」に入って
「SNMPアクセスを有効にする」
「リモート設定を有効にする」
などがデフォルトでチェックが入っている可能性があるがこのチェックを外す。
SNMPというのはネットワーク管理者などがオンラインで多くのデバイスの管理するためのプロトコルで、具体的にはUDP層でその通信は行われる。
これが問題だと思ったのは今から5年くらい前にこれが結構話題になっていたからだ。
このSNMPに大量のセキュリティ上の脆弱性が発見され、しかもこのSNMPというのが多くのルータ、端末に実装されていたために国際的な企業群の多くがハッカーの攻撃のリスクにさらされるということでセンセーションを巻き起こしていた。
SNMPv1のセキュリティホールの2002年のリリースを見つけたのでリンクを張っておく。
参考資料シマンテックセキュリティレスポンス
2002年2月13日
多数製品のSNMP実装に大量のセキュリティホール
ただしこれは5年前の話だ。
だからこの5年でこのSNMPの脅威はもう解消されたのだと思っていた。
ところが今回この設定変更の記事を取り上げる気になった。
この根拠はこちらの記事。
SIDfm - Net-SNMP の GETBULK リクエスト処理に DoS 攻撃を受ける問題
これはつい2~3日前の記事だが、今でもSNMP関係のこういうアラート記事が出ているということに驚かされたからだ。
なんだか5年前の亡者の幽霊に出会ったような気分だ。
この設定はインターネットを通じて、例えば自宅のMacを外部からコントロールしたいというような使い方を考えていない人には全く不要な設定なので切ることを進める。
もしVPNで接続してsshなどのコントロールを考えているのなら、いろいろ厄介かもしれないがそうでない人には必要の無い機能だ。
必要でない機能は基本的に切っておくというのもセキュリティの基本だと感じて、今回はあえて取り上げる。
AirPort Admin Utility でWANにつながってルータとして使っているAirMacの設定に入って
このWAN EtnernetポートのSNMPやリモートなどの設定のチェックを外しておく
具体的な脅威があるとも思えないが必要がない機能は殺しておくに越したことがない
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Excel なんか使ってもっともらしく分析してみるテスト~RSSのクリックスルーについての仮説
私自身のスキルアップのためというか、私は事務業務でMacを使っていると言いながら、Excel がちゃんと使えなかったりする。
編集作業に使うMacG5のメンテナンスも受け持ちシステムエラーの時には出動してリカバーしたりするのだが、私自身はFinalCut Pro は使えなかったりする。
Macの使いはじめのOS8の時代からユーティリティばっかりテストしていて、システムを安定させる方法はやたら詳しいのに、Photoshop やPowerPoint なんかが使えなかったりしていた。
これは私の心の大きな負い目だったので、さすがにこの数年でPowerPoint やPhotoshop は使えるように訓練した。
それも使えないで「Macを仕事で使っています」は無いだろうと思っていたからだ。
しかしパソコンオジサンの三種の神器のひとつExcel を使えないという状態が長い間続いていた。
勿論、使えないといっても表を作って文字列を記入するくらいはできる。
それくらいはできるのだが、しかしそこにΣを設定するとかなると、段々怪しくなってくる。
テーブルとかピボットとかいわれるともう頭がフリーズしてしまう。
ところが、仕事の関係先が
「データはグラフ化してすぐに送りますね」
なんていってわずかな時間でExcel の美しいグラフを送ってこられると
「すごい! これでこそビジネスマンのお仕事だよね!!」
なんて変な関心の仕方をしていた。
私はビジネスマンではないのかもしれない。
それでちょっとくらいはExcel に慣れてみようということでグラフを作るテストをしてみる。
作ったのは先週導入したFeedburnerのRSSビュー、クリックスルーなどのExcelデータを基に3Dグラフを作るというもの。
こういうのがスッとできると「ビジネスマン」という感じがしてカッコいいんだよね、なんて思っていた。
しかし実際やってみると、ほとんどチュートリアルにそって「次へ」ボタンをクリックするだけで、こんなグラフができてしまう。
なんだ! こんなに簡単なんじゃない!!
こんな子供騙しに今まで私はビビっていたのか!
なんて変な感動の仕方をしながら作ったグラフでいえることは
「RSSビューは増えてます」・・・ヲイ(°O゜)☆\(--メ) バキッ!
という冗談はともかく以前に全文にするべきか、部分にするべきか、それが問題だ~
RSSフィードサービスの読まれ方がもうかなり変わってきていることにいまさら気がつく というところで触れたが
「RSSで全文配信をすることで本体のサイトのページビューは減るどころか逆に増える」
という一般論があって私自身は「本当かなぁ?」と思っていたのだが、このグラフを見ると確かにそれを予感させるようなクリックスルーの伸びは見て取れる。
全文を配信するとホームページは見てもらえなくなるのではなく、逆に見てもらえるようになるという仮説はひょっとしたら真実かもしれない。
1週間ではまだ何も分からないがこれについてはもうちょっとデータがまとまったらさらに詳細な報告をする。
なあんてExcel が使えるビジネスマンみたいな口調になっちまったぜい!
グラフは藤色が「RSS購読者」、臙脂色が「RSSから本体ページに飛んだクリックスルー」、
ベージュが「ヒット」、水色が「RSSページビュー」(ヒットとビューの違いは不明)
導入期は皆さん珍しげに大勢来られたが落ち着いたら、RSS来訪者は緩やかな漸増になった
それに伴い本体ホームページに飛んだクリックスルーも緩やかに増えている
例の全文配信の仮説は本当かもしれない
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Mac miniに80GBディスクをインストールの巻~ついでに持ち運び外付けHDも40GBに大改修作戦
世間はLeopard祭りで盛り上がっている2007年の初冬の最中、私はPanther、Tigerインストールで盛り上がっているというこのタイミングの外し方が私らしい。
<要求仕様>
要するに自宅のファイルサーバ代わりに使っているMac miniのディスク容量が手狭になってきたということである。
当初の目論見では、このMacはファイルサーバであり家族も使うといってもwebブラウジングとメールくらいだろうということであまりスペックを重視していなかった。
だからG4PPCでメモリは256MB、内蔵ディスクは40GBというスペックだった。
40GBといってもデージーチェーンでその背景にはFirewireで合計200GBのディスクがぶら下がっているのだし、当初のファイルサーバという目的ではこれで充分だった。
ところが奥さんが音楽を毎日結構長時間聴くようになって、同じ音楽ばっかり聴いて飽き始めているようだし、子供たちもグラフィックの重たいゲームをやりはじめるようになってきているので、スペック不足を感じはじめるようになってきた。
メモリの184pinの256MBというのもなかなか厳しいのだが、何よりも40GBというハードディスクがボトルネックになって、音楽ファイルをここに移しきれなくなってきた。
デイジーチェーンの外付けハードディスクを家族に触らせるのはリスキーだし、せめてこの内蔵ディスクの容量が倍ほどになればいいと思ったわけだ。
それにしても40GB!
7年前にiMacを手に入れた時には内蔵ディスクとして換装した40GBはほぼ無限大に近いような巨大なディスクに思えた。
ところが7年経った今では40GBの内蔵ディスクなんて、最初から容量に不安を感じるような中途半端な大きさのディスクになってしまった。
今は個人の自宅でも500GBとかのストレージを使う時代だ。
40GBはもはやコンパクトPC用のストレージということなのかもしれない。
<作業要綱>
そこでMac miniをバラして内蔵ディスクを交換することにした。
次男と二人で秋葉原にでかけて
Buffalo HD-NH80/M
という2.5inch、80GBのハードディスクを買ってきた。
定価は14600円。
ヨドバシのポイントが貯まっていたので、3000円で買えたことはヨメさんには内緒だ。
それでMac製品の中ではiBook、MacBookの次に分解の難易度が高いというMac miniだが実はさほどでもない。
多少要領というのがあって、この要領を知らずにバラシにかかると恐ろしく苦労して、汗一斗流してしかも筐体破損ということになりそうだが、要領を知っていれば分解、HD交換、組み立てに合計1時間もかからないと思う。
iBookのまるでパズルのような分解組み立ての複雑さに比べたら驚くほど簡単だと思う。
ただし、周知のことであるがAppleはMac miniについては分解後のサポートは一切していない。
筐体のふたを開けた時点で
「ぶっ壊れても修理はできないから自分で直せよ。壊れたからってAppleやサポートセンターに持ち込んだりするなよ」
というサポート体制である。
それどころかAppleやサポートにディスクやメモリの交換を依頼することもできない。
BTOの時に仕様変更ができるだけで、購入後は
「一切中身を触るな」
という決まりになっている。
以下の記事を読んでもし「オレもやってみよう」と思われたとしても全て自分の責任の範囲内でやって欲しい。
記事を書いた私もどういう種類の補償もできないし、実際バラしてみて初心者がつまづきそうなポイントがいくつかあるなと思ったから人には勧めない。
こういうことができたよという報告だけだ。
分解に際してはMacの分解手順解説サイト で取り上げた分解手順サイトを参考にした。ここの情報は正確で本当に助かる。
それで分解の一番困難なポイントは、最初の筐体上蓋を取る作業だが、これは素手やドライバ、ポンチなどの通常工具ではおそらくまずクリアできない。
この分解サイトの情報では、ケーキづくりなどに使う「パティシエナイフ」を使って分解せよとある。
実際家庭用品売り場で買ってきたパテナイフは大いに役に立った。
分解に使ったのはドライバー類とこのケーキ用のパティシエナイフ
これだけでMac miniは完全分解できる
作業に夢中になっていて写真が暗くなってしまった
パティナイフを筐体上蓋とシャーシの間に差し込んで片側をこじる
両側を均等にこじ開けようなどと思わずに片側の爪をまず全部外してしまうのがコツ
開けてみれば分かるが筐体ケースはこのような牙のような爪で固定されている
しかも筐体上蓋自体が電源部の導通線になっていて分解の時に変形すると起動できなくなる
この構造は「Mac miniは消耗品です」という明確な考え方に基づいているようで
筐体を開けて中身の掃除をするということは全く考慮されていないように見える
筐体下部の上蓋周囲の小さい穴や冷却ファンダクトはホコリが溜まりやすいところだ
構造が構造だけにホコリが溜まって通気が悪くなるだけでチップセットや
内蔵ハードディスクは夏場にはオーバーヒートする可能性がありそうだ
本当は2年に一度くらいは開けてクリーニングをした方がいいと思うのだが
そういう構造になっていないというのが「使い捨て」が前提かと思わされる点だ
このふたを外すというのに成功すれば、分解はほぼ成功したも同然だ。
内部の構造部を固定しているビスの数も少ないし、予想外に内部に取り回されたケーブル類も少ない。
バラしてみて気がつくのだが、このMac miniは基本的にソケット方式のアッセンブリで全てのユニットが組み合わさって、ケーブルで信号や電源を取り回すということを極力少なくするということで、省スペースを実現している。
目立つケーブルは内蔵スピーカのケーブルくらいで、電源さえ上蓋の裏を導通線にして、パワーユニットにつないでいるという徹底ぶりで、だから分解も組み立ても文字通りレゴのようなというか、ジグソーパズルのような感じだ。
筐体のサイズがぴったり184pinのメモリの差し渡しのサイズで決定されているというのは、ちょっと見ると感動する。
ただそういう構造だから、余分な空きスペースというのは内部にはほとんど無い。
全ての部品がひしめき合うようにぎっしり詰まっている。
すると心配になるのがやはり熱対策だ。
このサイズながら冷却ファンもダクトも内蔵しているのだがその通路は極端に狭く、繊維質が多い日本の家屋のダストはどうしてもそういうところに毛玉みたいになって詰まってしまう。
実際私のMac miniも2005年3月の導入以来、2年半の運用でかなりのホコリが出てきた。狭いダクトを高速で通気するから余計ホコリを吸うのだと思う。
ダストが詰まればこの狭いダクトでは冷却効率はすぐに落ちてしまうのは予想に難くない。
それでAppleは一切の分解をサポートしないわけだから、なんとなく
「3年使えればそれでいいだろう? 4年目に石が焼けたら新しいのに買い替えろ」
という前提で作られているような気がした。値段が値段だからそれでも文句はいえないかもしれないし、今パソコンユーザは平均で3年ごとに新機種を導入しているわけだから、確かに
「充分だろ?」
といわれればそうかもしれない。
しかし4年以上使いたいという人は、内部のクリーニングは必須のように思う。
勿論繰り返し強調するように自己責任においてだが。
以下の分解は例の分解手順サイトで手順を確認しながらやれば問題なくできるが、ひとつだけ問題を感じたのがHDをシャーシに固定している4本のビスを外すのにも特殊な工具が必要だということだ。
このビスはプラスの中型径のドライバで外せるのだが、1本だけ冷却ファンのダクトを貫通してドライバーを差し込まないと届かない位置にある。
このダクトの穴が小さいために通常の中型径ドライバは入らない。かといって細いドライバはその穴から差し入れるとビスに届かない。
ラジオ工具用の細くて長いドライバがあるのだが、残念ながら私はそういう工具を持っていなかったので、このダクトのドライバ用の穴をちょっと拡げてしまった。
それとこの穴を黄色いセロハンテープで塞いであるが、組み立ての時にこのテープをここに貼ってこの穴を塞ぐことを忘れないことだ。
この穴のことは例の分解手順サイトには書かれていないが、この穴を塞ぎ忘れると冷却ファンの効率とかホコリが内部に回るとかいろいろ影響がありそうなので忘れないようにする。
ダクトの穴を通してドライバを差し込むがこの穴が小さすぎ
それとここを塞いでいるセロハンテープを組み立ての時に戻すのを忘れないように
交換して取り出した40GBのディスクはモモベイの外付けハードディスクケースに入れた
これでバックアップ外付けハードディスクも10GBから一気に40GBに増量と一石二鳥
さてディスクも交換して、組み立ても完了。
さらに取り出した40GBハードディスクは、普段緊急用に持ち歩いている外付けハードディスクの「モモベイ」に入れて、こちらも10GBから40GBに一気に容量アップと一石二鳥。
最近はOSそのもののサイズもでかくなってきているし、アプリケーションの数も増えてきているので、iBookなどの内蔵ディスクが死んでもすぐに起動できる予備システムをインストールした外付けハードディスクは、10GBではちょっと心許なくなっていた。
このディスクをファイルバックアップ用にも兼用で使っているのだが、さすがに10GBではめぼしいファイルがバックアップできなくなってきていたので、こちらが増量できたのもうれしい。
本当は今回の換装計画を考えている時に
「160GBくらいのHDを一個買ってくれば、それをiBookに入れて、iBookの80GBをMac miniに入れて、Mac miniの40GBをモモベイの10GBと入れ替えれば一挙に3機種のディスクが容量アップできる・・・・しかもディスク一個分というわずかな費用で・・・・」
などという無謀な計画を立てていたが、さすがにこれは止めることにした。
確かにそうすれば経済的ではあるのだが、こういうもののアップグレードは一段階ずつ動作を確認しながらやらないとどこかがコケた時に、全部使えなくなるというんじゃ大変困ったことになる。
ましてや私の場合iBookは仕事でも使っているので、これが使えなくなって「今週は開店休業です」というんじゃ話にならない。
iBookの増量はいずれかの機会にまた考えるとして、今回はMac miniに集中することにした。
といっても取り出したHDは外付けに回せるので、これだっていい効率だと思う。
<軟件実行および付帯事項>
ハードの換装が終わったところで次はシステムインストールに進む。
Mac miniは付属ディスクがPantherなのでこれをインストールするべく、インストールディスクから起動してディスクを
「MacOS拡張 大文字小文字を区別(ジャーナリング)」
でフォーマットしてFirstAidをかける。
ここまでは儀式的な形式だが問題なしで進行。しかしここで問題が起きた。
再びインストーラに戻ってボリュームを指定しようとしたところ、Mac miniに入れたBuffaloのディスクのボリュームが見えてはいるのだが、赤いストップマークがついたままで
「このボリュームにはインストールできない」
というアラートが出ている。
もう一度フォーマットの手順まで戻って、やり直してインストーラに戻るが何回やっても赤いストップマークが取れない。
ここでちょっとイヤな予感がした。
Buffaloのこの製品はパッケージには
「MS-DOS、Windows95~Vista対応」
とは書いてあるがMacOSX対応とはどこにも書いていない。
メモリならこういう場合、結構なリスクを伴うのだがディスクの場合Ultra-ATAかSATAかとかそういうところさえ間違えなければ、まともなメーカー品なら大抵使えるという実感を持っていた。
ましてやBuffaloは中身は日立なので問題ないと思っていたが、
「ひょっとしてこの組み合わせはダメかも」
という悪い想像が駆け巡った。ゼロフォーマットをやれば使えるようになるだろうかとか思ったりしたが、ゼロフォーマット(物理フォーマット)って下手すると2日がかりとか3日がかりとかの作業になったりしていた昔の記憶がよみがえった。
ドライブは昔よりも高速化しているが、その分大容量化しているので結局物理フォーマットには相当な時間がかかるのは間違いないと思う。
まる2日フォーマットで稼働させて結局使えなかったらバカみたいだな・・・この組み合わせは使えないという情報を見落としていたんだろうか?・・・
などと思案して、しばらくネットで検索してみたが特にそういう情報にも行き当たらず。
ここで短気になって物理フォーマットに突入しないで深呼吸したのが良かった。
もう一度冷静になって、インストーラを終了させ再起動して再びインストーラで起動したら、なんと!赤いストップマークが消えてBuffaloのボリュームに「インストールできます」という表示に変わっている。
結局原因は分からなかったが、こういうこともあるということだ。
カッカしていきなり物理フォーマットをしなくて本当に良かった。もしやっていたらいまだにインストールは完了していなかったと思う。
先述の緊急用起動ディスクとして持ち歩いているモモベイという外付けハードディスクケースにMac miniに入っていた40GBのディスクを入れて、Firewireで接続し、Mac miniにPantherをインストールしてこの旧ディスクから設定やユーザファイルなどをそのまま引き継ぐ、
Migration Assistant (移行アシスタント )を使ってみることにした。
私は知らなかったのだが、このアシスタントはOS10.3からすでにOSにバンドルされていたし、クリーンインストールが完了して、ユーザ設定画面が出る前に
「他のMacの設定を引き継ぐか?」
とインストーラが訊いてくるのも、このアシスタントが起動しているのだ。
そこで「はい」をクリックしてFirewire接続したモモベイのディスクをソースにして前の設定を新しいディスクのMac miniに書きだすことにした。
内蔵されていたディスクは外付けハードディスクケースに入れてFirewireでMac miniに接続
これでインストールに続いてそのまま前の設定の引き継ぎができる
前の設定を書き出している時の画面は初めて見るのだが実はPantherからこの機能はある
これでシステムインストールの時間は大幅に短縮される
<効果評価>
以上の方法でMac miniは80GBのストレージに変わってiTunes にもまだまだ曲を登録できるようになった。iBookの方はまだ余裕があるのだが、iBookではあまり音楽を聴かないし、結局こういう保管できるデスクトップの容量に制限があると、そこがボトルネッックになってしまう。
デイジーチェーンの外付けディスクもまだまだ余裕はあるのだが、その電源のオンオフを小学校1年生の子供や機械アパシー、パソコンアパシーの奥さんに触らせるのはゾッとしない。
結局ここがネックになって家中の制約になっていたので、やっとすっきりした。
おまけに外付け緊急用起動ディスクの容量もアップして、これもバックアップストレージとして活かせるようになった。
Mac miniの分解は思ったよりも簡単だったので、こんなことならメモリも500MBか1GBくらいに換装すれば良かったと思った。
Mac miniは予備のメモリスロットはないので、今入っているメモリを交換することができるだけだ。
問題はこの世代の184pinのメモリがそろそろ品薄になっていて、今のintelMac miniはみんな200pinメモリになっているということだ。
ざっと探してみただけなので違うかもしれないが、相性の問題が無いそういう大きなメモリってあったっけと思案している。
ところで以上のMac mini自前ストレージ交換は作業に失敗して壊れてしまう危険性はゼロではない。
私は思ったよりもずっと難易度は低いと思ったが、それでも失敗したら壊れる可能性はある。
この記事を参考にトライしてみようという方は、頑張ってと応援したい心境だが
「書いてある通りにやったのに失敗して壊れてしまったではないか!
どうしてくれるんだ」
というクレームは一切受け付けない。
改造は自己責任でやるというのは神代の昔からの常識であり、毎度書いていることだがそんなことも解らない御仁は、こんなネットの情報を参考にすること自体が間違っている。
そういう人は最初から、パーツ載せ換えなんかしないでもっとスペックが大きいマシンに買い替えるべきだ。
そうすればメーカーの保証が得られる。
保証がないと嫌だという人は、ぜひともそうするべきで自分でなんとかしようとかは絶対思うべきではない。
プロセスを楽しむことができない人は、「安上がりだから」という理由だけでこういうことに手を突っ込んではいけない。
そうでない人には、参考にしてもらえればと思うが。
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iTunes のジャンル名が勝手に日本語になってしまうのを防ぐTips
超小ネタなTipsをひとつ
iTunes はバージョンが7になって日本語のジャンル名が容易された。
Jazz→ジャズ
Rock→ロック
Classical→クラシック
という調子だ。
それだけでなくこれまで「Jazz」で登録してきた曲は全て自動的に「ジャズ」に変わってしまう。
また新しい曲を登録する時に「Jazz」と打っても勝手に「ジャズ」に変換されてしまう。
日本語でOSを使うことにこだわっている人にとってはひょっとしたら便利な機能なのかもしれない。
ところがこれはFinder の日本語表示と同じで、私などは大きなお世話だと思う。
そう思った人も多い筈だ。
例えばスマートリストなんかでジャンル別スクリーニングを条件にしていたら、そのリストは全部消えてしまう。
「Jazz」という文字列をジャンルに含むという条件のリストには「ジャズ」と書かれている曲はかからないからだ。
そのスマートリストがひとつや二つなら大した問題ではないのだが、私のようにもう何十個もスマートリストを作ってしまっている人は、みんな舌打ちしているに違いない。
そこで各曲のジャンルの欄にJazzと入れている曲は
jazz
と書き換えてみよう。
すると勝手に「ジャズ」に変わったりしなくなる。
Rockもrock、Classicalもclassicalとする。
これならスマートリストに「ジャンルにJazzの文字列を含む」という条件を付けていても「jazz」はちゃんと選曲にかかるので問題ない。
ちょっとしたことだけどもスマートリストを全部書き換えるよりも手間が少なくてすむ。
やり方として一括書き換えが楽で便利。
例えばブラウザで「Jazz」を選択してすべてのジャズに含まれる曲を表示してそれを全て選択、コマンド+I。
「複数の曲の情報を編集してもよろしいですか?」
という確認タグがでるのでOKをクリック、ジャンルに「jazz」と書き込んでOKボタンを押すと後は数分待つだけで、全ての曲のジャンルが書き換えられる。
これまでジャンルに「Jazz」としていたところを一括して「jazz」に換える
これでジャンル名が勝手に「ジャズ」に変換されたりしないので
過去に作った膨大なスマートリストが全部お釈迦にならずにすむ
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NewNOTEPAD Pro (Shareware)
Classic MacOS対応
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
AppleWorks 亡き後データベース機能を引き継ぐことができる数少ないアプリになるかもしれない、大規模な項目整理が可能なメモアプリ。
今は亡きといってもAppleWorks が無くなったわけではない。
最近TigerやLeopardのインストーラをいじっていて気がついたのだが、これらのシステムディスクにはAppleWorks が標準でバンドルされていた。
このアプリはOS9時代にはシステムバンドルされていたが、いつからかパッケージソフトとしてショップで販売されるアプリになった。
そして販売は打ち切られた。
だからOSXでAppleWorks を使いたい人は昔のOS9のディスクからコピーしてきてアップデータをかけないと仕方がないのかと思っていた。
ところがPantherもTigerもシステムディスクにAppleWorks はちゃんと入っていることに最近気がついた。
インストールはオプションになっているので、そのオプションメニューを全部見た人しか気がつかないような設定になっている。
(後日注記*BBSに皆さんから情報をいただいた。AppleWorks がオプションでインストールできるのは、iBook、iMacなどのコンシューマ機の付属システムディスクだけということらしい。パーケージ版のディスクには入っていないそうだ)
OS9時代にはビデオやCDの管理をAppleWorks でデータベースを作ってやろうとしていたのだが、もうAppleWorks は見捨てられるのかということでこのデータベースは放棄していた。
ところが最近までこのアプリはMac現役だったのだ。
なんで気がつかなかったんだろう!
といってもどうやらLeopardでは本当に見切りらしいし、代わるものを探さないといけない。
このNewNOTEPAD Pro は単純なメモソフトとしても使うことができる。
新規ページを開いて、そこに何でもコピペして画像も貼付けてとりあえず記録しておくということができる。
勿論索引機能も検索機能も充実しているので、そうした使い方でも充分便利だ。
その索引はFinder のようにフォルダなどで階層化することができる。
データベースとして利用するには便利な条件が揃っている。
さらにファイルを暗号化することでセキュリティを保つこともできる。
暗号化にはBlowfishの128bitの暗号化アルゴリズムが使われている。
保存したファイルは単体のテキストファイルのように扱える。つまりいくつもセットを作って目的に合わせてどのファイルを開くかも、ファイルアイコンをクリックする普通のテキストエディタと同じようにできる。
テキストエディタのお手軽さでプロジェクトを管理できるということだ。
また他のアプリをアクティブにしている時には、ウィンドウをアイコン化することもできる。
別のアプリを参照したり戻ったりといういうことを頻繁にやる作業の場合はこの機能は役に立つ。
NewNOTEPAD Pro は階層化されたメニューを作ることができるノートアプリ
これは目次とページを左右に分けて表示する2ペイン方式
またスクロールして長いタイトルを確認したい人には便利な上下分割の2ペインも可能
目次を隠してページをじっくり閲覧する表示も可能
この通りグラフィックを取り込むこともできる
その方法は勿論ドラッグアンドドロップをサポートしている
またページの暗号化もここからできる
暗号化はBlowfishの128bitという強力なアルゴリズムが採用されている
初めて暗号化をする時にはパスワードの設定を要求される
パスワードは確認のため2回入力を要求される
128bitのキーを生成するためにある程度の長さのパスワードが必要だ
「ノードパッドを開く時にパスワードを入力する」にチェックを入れると暗号化が実行される
キーチェーンは意味がないがこれをちゃんとチェック解除できるようにしているのが秀逸
そして暗号化したファイルを開く時にはこのような表示がでる
パスワードを知らなければまず破ることは不可能だ
他に面白い機能としてはアクティブでない時には「アイコン化する」というのもある
他のテキストエディタやブラウザといったり来たりしながらテキストをコピーしている時には
この機能は邪魔にならずに行き来できりなかなか便利な機能だと思う
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スパマーってやっぱり儲かるんだな~だからゴキブリのように消えてなくならないんだ・・・
「迷惑メール送信の在宅バイトは月収115万円」独企業の調査結果 - ワークスタイル - nikkei BPnet
という記事で知ったスパマーの相場。
そうだろうなとは思っていたが、こうして数字で見せられるとなるほど~と思ってしまう。
その収入は
「調査によると、迷惑メールを送信するためにメールアドレスを購入すると、1アドレス0.0016円。迷惑メール送信を依頼すると、1通当たり0.0029円である。」
と安いといえば安い。
しかし名簿を一度買ってしまえば、あとはその名簿にどんどん送るだけでいい。
必要な経費は電気代だけだ。
もちろん自鯖を立てるとか、いろいろ手間はかかるだろうけど一度走り出せば、追加のコストはほとんど無い。
と考えるとこれで収入を上げるのは実は困難ではないのかもしれない。
「2000万通の迷惑メールの送信費用は5万7500円(0.0029円/通)、1000万通のメールアドレスを購入すると1万6400円(0.0016円/アドレス)である。」
「1カ月に20契約の迷惑メール送信を請け負う「パートタイムの送信者」の場合、1日20時間の送信を行って月に4億通の迷惑メールを送信すると、月収115万円が得られる」
こういう解説を読むと、「そんなに儲かるならオレもやってみたい」思う厨房もいるかもしれない。
しかし通常のインターネットプロバイダ契約の場合、こんな量の送信をしたら契約を止められてしまうだろう。
少なくともメールサーバは止められる。
それでこういう連中はyahoo.co.jpとかhotmail.jpみたいなとこからメールをぶん投げてくる。
今は契約メールサーバ以外からメールを投げられない規制が進行しつつあるので、国内からは段々スパムメールは消えるのかもしれないが、これはあまり意味がないかもしれない。
国内から操作して海外サーバからメールを投げてくるので、いたちごっこだ。
最近は月曜の朝には会社のアカウントのスパムメールを削除することから仕事を始めなくてはいけないのがげんなりだ。
特に前の職場のサーバ管理がずさんだから、前のアカウントには100通以上のスパムが来ている。
日本全体から見れば、これで何%GDPがロスしているかどなたか試算してもらいたいものだ。
下手するとそのロスは、現金換算して兆円単位の金額になるかもしれない。
個人的にはスパマーは見つけ次第さらし首にしてもらいたいくらいだが、おそらく日本の法体系ではそんなことはできないだろうからその対抗策は、絶対にスパムメールに反応しないということしかない。
そのメールのリンク先をクリックもしてはいけない。
1本当たりの送信コストがこんなに安いんだったら、彼らは1万人に一人とか2万人に一人が反応するだけで
「充分成果があった」
と評価するに違いない。
ましてクリックスルーだけでなく、商材に引っかかってくれれば100万人に一人でも成功と判断するに違いない。
こんだけ数を送れば、必ずそれくらいの数のDQNは居る筈だ。
だからスパムメールはあとを絶たないのだと思う。
だから皆さんも決してスパムには反応してはダメですよ・・・皆さんのインターネットを快適に保ちたいなら・・・
としか言いようがない。この問題は本当にゴキブリ退治をしているようなものだと思う。
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