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2008 年 1 月 11 日





anchor

Quinn
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

オンラインで対戦したりハイスコアも競い合ったりできるテトリスゲーム。

テトリスって何かという説明は多分必要ないだろう。
「落ちものゲーム」の元祖になったゲームで、ここではかなり前にOS9由来の古いゲームを紹介したことがあるが、新しくて手に入れやすいものはないものかと思っていたら、同じようなことを考える人はいるのかちゃんとあった。

普通に考えてアローキーなんかを操作キーにしてくれるとやりやすそうに思うのだが、このテトリスはタイムトライアルもスコアに入るので「下げる」とか「ドロップ」とかのキー操作もある。
そのためにレターキーや数字キーをコントロールにしている。
デフォルトでは標準キーボードを前提にしているらしく数字キーで回転、左右移動、下げる、落とすをコントロールするように設定されている。
環境設定に入って「MacBook」を選べば文字キーで操作ができる。

漫然と遊んでも面白いし、上が詰まってくると段々引込まれる不思議な吸い込まれ感があるゲームだ。






Quinnを起動するといくつか聞いてくることがある
ハイスコアデータベースに登録するか?起動時に最新バージョンをチェックするかなど
腕に覚えがある人はデータベースに登録すれば励みになるかもしれない





操作キーはデフォでは標準キーボード用に数字キーに割り当てられている
MacBookなどのモバイルを使っている人は文字キーが使えるように変更するといい





ゲーム画面はこんな感じの最新のMacのスキンの雰囲気の質感
これも設定でいろいろ変更できる





ポーズボタンでゲームを中断してトイレに行くことも可能
戻って来たら続きからできるのでテトリスのせいで膀胱炎にならずにすむ






anchor

ダメダメかどうかはよくわからないが使いにくいのは確かなYahoo!ポータル

ブラウザ判定(しかもダメダメ)しているYahoo! Japan - WebStudioというサイトでYahoo!のトップページのデザインが変わったことを知った。

このエントリは今はてな界隈で「ブラウザ判定の考え方はこれで良いのか逆行しているのか」ということで議論になっているのだが、そういう議論にはあまり興味がわかない。
検索結果で現れたページがブラウザによってリンクが見えたり見えなかったりするブラウザ判定は問題というのも分かる気がするが、それは元記事がちゃんと見えればいいんじゃないだろうか。
どうせポータルなんて時々刻々と変わるので、検索でたどってきたってお目当てのリンクが消えていることがほとんどだと思うのでやはりどうでもいい気がする。

それよりもMixi風の流行のデザインにしたのか幅もMixi風に1024を基準にした広い領域のページになった。
これがレガシーブラウザだと800×600前提の表示に自動的に切り替わるようになった。
これの方が不思議。
レガシーブラウザと表示領域の相関性は若干はあるだろうけど条件でも何でもない筈だ。
狭いモニタで新しいブラウザを使っているかもしれないし、広いモニタで古いブラウザを使っているかもしれない。
この場合特に前者に問題が起きそうだ。

ちなみに新iCabはレガシーブラウザという判定になっているようだ。
そういうところがダメダメというのは分かる気がする。






iCab4でYahoo!を表示したフルスクリーンショット
デフォルトでは最適エージェントを偽装するようになっているので
UAは多分「私は InternetExplorerだ」とでも詐称しているのだろう
この表示領域だと3ペインブラウザを使うと表示の左右が切れて不便なことになりそうだ





UAを正直にiCab4にするとこういう狭い領域になる
一見親切だがメニューも間引きしたものになる・・・それって良いことだろうか?
ただYahoo!が使いづらいのはデザイン改変前からなので今に始まったことではない


2008 年 1 月 12 日







UNIQLOCK_SAVER_COLOR
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

Flashベースのユニクロ時計のスクリーンセーバ

といっても何のことか解らない人もいるかもしれないが、とりあえずリンク先のユニクロのFlashサイトを見てみてほしい。
このトップページは基本は「時計サイト」だ。
でもこの萌え~なお姉さんの不思議なダンスと微妙な色気が話題になっていた。
その話題に乗り損ねていたのだが、スクリーンセーバを見つけてちょっとうれしい気分になってしまった。

これでネットにつながっていなくてもいつでもどこでも彼女たちの不思議な踊りを見ることができる。
(よく見るとちゃんとクラシックバレーをやっているオネエサンたちのようだが)

この時計は夜中過ぎにも起動してみてほしい。絵ヅラや音楽が変わっているのがなかなか楽しいんじゃないだろうか。
結構デカイし、重たいFlashの連続なのだが秀作だ。

ダウンロードはモノクロとカラーが選べる。






UNIQLOCK_SAVER_COLORをインストールするのはインストーラで
そのプログレスはこんな感じ





インストール完了を知らせるタグのOKボタンをクリックすると
自動でシステム環境設定のスクリーンセーバのペインを開く
単純なスクリーンセーバなのだが何とも至れり尽くせりだ





昼間はこんな感じのサイトと同じデザインの時計セーバが現れる
右下の小さなアイコンをクリックすると音楽と時計のチック音も鳴る





それだけではない
5秒ごとに微妙なダンスを披露してくれる萌え~なオネエサンたちのFlashが・・・
この足を組み替える瞬間の抑えめな色気が話題になった





実はこれユニクロのニットコレクションの宣伝サイト
オネエサンたちもちゃんと教育を受けたバレリーナかもしれない
なので季節アプリになる可能性が高いが人気が出ればシリーズ化されるかもしれない





設定はあのインストーラのプログレス画面とそっくり
で、どの設定を選んでも何も変わらないのだが表示領域が
広いモニタなら変化があるのかもしれない


2008 年 1 月 14 日






Macのゲーム紹介サイト、オワタ?

Marine~麗しの青林檎さんの「MacGames.jp が閉鎖されるそうです」というエントリで知ったのですが、当サイトの「共闘サイト」としてリンクもさせていただいていたMacGames.nekocat.infoさんが終了・・・って私が気がついて行ってみたらもう当該サイトは無くなっていた。
どういう事情か分からないが、もう例のMacのフリーゲームのデータベースサイトは止めるということだろうか。
残念だ。
Macでできるフリーゲームも探せばこんなにあるんだな・・・ということを改めて見せてくれていたMacGameさんは貴重な存在だった。

逆に更新終了かと思われた旧版のMacでフリーゲームさんの方はゲーム雑感のブログとして細々更新が続いているようなので、ゲーム紹介サイト再開を希望する皆さんはこちらに要望コメントを寄せるというのも手かもしれない。
私も事情が分からないので、あまり煽るようなことはできない。
が、ゲーム関係の情報は私の弱いところなので助かっていたので、可能なら是非再開してもらいたいものだ。








Cyberduck新バージョンが起動できず

FTPクライアントのCyberduckがなぜか起動できず。
先日アップデートのお知らせが起動の時に表示されたので、インストーラの指示に従ってインストールして再起動。
正確には起動できないのではなく、起動はしているのだがウインドウがどういう操作をしても開かない。
新規ブラウザもショートカットキーもメニューコマンドも利かない。
再インストールしたり、あがいてみたがどうにもならず。
現在唯一のミラーサイトとしてアップしているFC2のサイトはこのCyberduckを使わないとアップロードできないので、仕方ないがインストーラによってゴミ箱に移動させられていた旧バージョンをサルベージ。
アプリケーションフォルダの中の新版の上から上書きしてバージョンダウンした。

すると見事に復活。
ブラウザウインドウも全く問題なく開いた。

どうも先日来のSafariの不具合といい、問題が続いている。
このCyberduckの不具合もきっとLeopardユーザには全く起きていないのだろうなぁ。
やはりハードを購入する前にシステムだけでもLeopardにアップしてしまおうか・・・
(-_-;)。。。



2008 年 1 月 15 日







Wallpaper Clocks
(Freeware, ただしテーマDLは要レジスト)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

デスクトップにシックな時計のテーマの壁紙を貼るメニューエクストラ。

単に壁紙というだけでなくそのテーマに組み込まれている時計は実際に時刻を表示する。
デスクトップの壁紙の時計だからジャマにならない。
見た目の美しさだけでなく実用性も兼ね備えたアプリ。

テーマはフリー素材のものがいくつかギャラリーに置かれているので、それで試してみることができるがこれだけでもなかなかバリエーションがある。
総体になかなかシックなテーマが多い。
また高級腕時計風のものもいくつかあるので、好きな人には堪らないだろう。

使い方は起動するとメニューバーにアイコンが現れるのでそのプルダウンから「Change Wallpaper Clock」を開いてそのボタンリンクからギャラリーへ行く。
そこで.wczというファイルをダウンロードしてくる。その.wczをクリックするとテーマのインストールは自動で実行される。
インストールされる場所はここ。
"~/Library/Application Support/Wallpaper_Clocks/"

後は好みをテーマを選択して「適用」すればいい。
メニューエクストラを終了させればデスクトップも通常に戻る。






Wallpaperclockを起動するとメニューバーにアイコンが現れる
プルダウンするとテーマ選択画面が開く





「Download More Clocks」でギャラリーのサイトに飛ぶ
そこで好みのテーマをダウンロードしてきて開くと自動的にインストールされる





デスクトップはシステムのデスクトップ壁紙を利用しないで
アプリによって最下層のデスクトップに表示される
なので終了するともとのデスクトップに戻るしログイン時に
起動を選択しないと常に表示する状態にならない





アプリはフリーウエアだがテーマはレジストしないと自由にダウンロードできない
しかしいくつかレジストしていなくても利用できるものもある
これは古地図とアルカイックな時計の組み合わせ





イラスト風のペンギンの頭上に新月のように現れる時計





精巧な細工の施された掛け時計・・・風のデスクトップ時計





ドレスデンの磁器人形のようなテーマ
暖炉の中にテーマに溶け込んだ時計が有ってちゃんと時刻を表示している


2008 年 1 月 16 日






フラッシュゲームサイト「Get the Glass」のクオリティの高さは異常

面白いサイトを見つけた。
ゲームサイトなのだが、その画像のクオリティは異常だ。

こちらのwww.gettheglass.comがその問題のサイト。

「アダチ」一家は島の片隅にすんでいる盗賊一家。島の中央のビルに保管されている「グラス一杯のミルク」を盗み出すのがミッション。
ただしすぐ後ろには常に警察がへばりついている。
運悪く警察に捕まると、離れ小島にある「ミルカトラズ」という堅牢な牢獄島にぶち込まれてしまう。
しかし脱出不可能と言われるこの島もルーレットを回すことで脱出できる・・・・
というなんだかお気楽なゲームなのだが、ゲームの内容のお気楽さにしてはこの撮影に使われたミニチュアの出来といい、CGのクオリティといいすごく作り込まれている。

良くできてるなぁと感心しながら進んでいくのが面白いと思う。






「Get the Glass」ゲームのトップ画面
「フルスクリーンで起動」をクリックすると読み込みが始まる





島の全体を下見するのが左、右がゲーム開始





島の様子はあたかも一枚のボードゲームのように古びた箱から現れる
しばらくゲームのシチュエーションを現すスプラッシュが続く





難攻不落のセキュリティビルに保管されたグラス入りミルクを
狙うのは盗賊一家の「アダチファミリー」
それぞれメンバーが紹介される





島の下見画面
この作り込まれたジオラマにまず感心する
手前の「ミルカトラズ」は脱出不可能の監獄島、逮捕された盗賊が拘留される
島の中央のセキュリティビルに保管された一杯のミルクがターゲット





地図には進むべきルートと「コマ数」が表示される!?
アダチ一家のトラックは左、右のパトカーが敵キャラ





アダチ一家がトラックに乗ると「サイを振れ」という指示が・・・
要するに双六盤なのである・・・このゲームは(^_^;)





スゴロク盤の進んだ升目ごとにそれぞれミニゲームが用意されている
例えばこれはマウスでコントロールするドライブゲーム
3回失敗して路肩に乗り上げると・・・・





「御用だ!神妙にお縄を頂戴しろ!!」とくる
スゴロクでパトカーに追い越されても「お縄を頂戴」ということになる





そして送られる先はあの離れ小島にベトンの粗い肌をさらす「ミルカトラズ」だ
四方を海に囲まれて脱出不可能な監獄島なのだが・・・





運を天に任せて「リスクエスケープ」ルーレットを回すという選択もできる
すると・・・





あっさり歩いて脱出できたりする・・・なんじゃそら!?・・・
と、お気楽なゲームなのだがその異常な作り込まれ方に感心する
こういうものをフリーで公開する「カルチャー」に豊かさを感じるのだ
つまんない音楽にDRMをかけて課金するどこかの国の文化産業と較べるとどうだろう








AppTrap
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

アプリなどをゴミ箱に移動すると設定ファイルなどの関連ファイルも自動的に探し当ててゴミ箱に移動してくれるAppTrapが日本語に対応した。
各種のバグフィックスに際して日本語リソースも採用したということらしい。

非常にシンプルな環境設定ペインなので、日本語でなくても問題はなさそうなのだが、場合によってはクリティカルな操作を伴う性格上日本語で間違いが無いようになっている方がもろもろ安心ではある。






AppTrapのペイン画面もこの通り日本語化された
といってもあまりにもシンプルなので日本語化されているのを見過ごすかもしれない





何かをゴミ箱に移動するとこのような表示が現れる
どの関連ファイルをゴミ箱に移動するか訊いて来ているのだが
英語が弱い人はバイバイという意味が「Leave」なのか「Move」なのかで混乱するかも





日本語化されると「移動しない」「移動」となるからこれなら間違えない


2008 年 1 月 17 日






これは何を示唆しているのかな?~MacBook Air






MacBook Air

ついに出た軽量ノートととるべきなのか? 何か違うモノに移行する姿の具現化なのか?



ここでは原則的にMacに関するニュース的な情報には反応しないことにしているのだが、さすがに反応しないわけにはいかなかった。
これは面白いと思う。

ところでこれのスペックがスゴいかスゴくないかとか、こんな仕様は使い物になるかならないかというような話題はそこらのMac系のブログに散々書かれているのでそちらを参照していただきたいのだが、私はこれをユーザがどう受け止めるかがとても面白いと思ったし興味の有るところだ。

総体にMacのヘビーユーザは私の周りではこの新製品に冷淡な反応を示している。
特にMacBook、MacBook Proを使っているヘビーユーザの反応は
「失望した」
という感じ。
逆にあまりMacを使っていない人達の反応は
「これはすごい!」「軽い」「安い」
という絶賛と、
「スゴいと素直に思うがその割には株価が期待値を示していない」
という反応とこもごも。

雰囲気的にはiPodが発表された2001年冬の時の反応に似ている気がする。
「あのボックスシガーサイズで1000曲(当時のスペック)は画期的」
という反応もあったが、
「高い」
「Appleの企業カラーに合わない」
「Macのラインナップとかけ離れ過ぎ」
「Appleの新製品がMacintoshでなかったのはAppleの凋落を象徴している」
あげくに
「イラネ」
という反応までアンチマカもマカも大合唱でブーイングしていた。


結果的にiPodは定番商品になってしまい、AppleとMacを救ったのはiPodとiTMSだったというのは否定できない事実になったと思う。
あのとき必死になってiPodを叩いていたマカは反省スベシなのだが、今回も同じことをする気がする。


間違いのないことは松下(もうじきパナソニックに社名変更)のLet's Note担当者は焦っているだろう。
今のところMacBook Airは光学ドライブを持たないのでWindowsのインストールは難しいような気がするから直接脅威ににならないかもしれないが、今後の展開次第では最小最軽量のWindowsノートというウリが脅かされるかもしれない。
しかもLet's Noteよりも安いようだし。


ところでこの軽量ノートは何を目指しているのかな。
それこそクラムシェル型iBookが出た時から
「重量半分のミニノート型iBook miniを出してほしい」
というのは特に日本のユーザを中心にMacノートユーザからの根強い声だった。
しかしその都度Appleは
「ミニノートは市場が有るとは認識していない」
と冷淡だった。
やっとユーザの声を受け入れて、Appleは改心したのだろうか。
しかし肝心のMacノートユーザは
「あんなに薄くて軽いと、きっと強度に問題が有るぞ」
「初期ロットは『ボディが欠けた』『液晶が液漏れした』という苦情で回収される」
と冷淡なものだ。

初期ロットに不具合はつきものなので、しばらくはそういう騒ぎが目立つだろうけどそういう強度への不安をAppleが全く考慮に入れてないとも思えない。
というよりも今までどちらかというと、iBookにしてもiMacにしてもiPodにしても他社製品よりもタフなのがApple製品の特徴だったと後から思い返してみると気がつく。
今回に限りAppleがMacBook Airの強度を検討するのを忘れていたなんて考える方が不自然な気がする。

それよりもこれって本当に「ミニノート」なのかなというのが気になる。
90年代にメディアボードという考え方を聞かされたことがある。
手許にタッチパネルのタブレット式ミニモニタを持ち、これでテレビやビデオを見たり音楽を聴いたりネット検索をしたり、家中の電気製品のリモコンを兼ねていたり・・・
要するにあらゆる家電製品やパソコンをワイヤレスネットワーク化して、この手許のデバイスをコントロールセンターにするという考え方があることをある人から教えられた。
そしてその前触れとしてタブレットPCなる画面のタッチでコントロールしてキーボードを使わないパソコンがもうすぐ出るということも聞かされていた。

その人の予言通り確かにタブレットPCは発売された。

しかし当時のソフトウエア技術、ネットワーク技術の貧困さのためにタブレットPCは結局本来の力量を発揮できないまま「手書ワープロ」なんていう意味不明な無用の長物のまま鬼子として消えようとしている。
この考え方は面白かったが、ソフトウエアの設計者がビジョンを持っていなかったために単なる機械の発明を確認しただけに終わった。
勿論そんなものは何の役にも立たない。

このタブレットPCが各社から発売された時に、この技術を供与していたのがAppleとも親しいワコムだったにもかかわらず、またこういうものに真っ先に飛びつきそうなAppleがこの技術を完全に黙殺したのが今でも気になっている。

実はAppleのタイムテーブルにはタブレット式のメディアボードが有って、その前段としてこのMacBook Airはリリースされたのではないのかという気がしている。
そう思ったのはこのワイヤレスネットワークを前提としたブート方法と大型のマルチタッチセンスを実現したタッチパッドを見た時だ。
これは、ノートユーザに理解しやすいように今はトラックパッドと同じ位置に設置されているが近い将来画面の上に移動するのではないかなという気がする。

そうなった時に保守的なマカがこのMacBook Airをどう振り返って評価するかが楽しみだ。

今時「iMacはカッコだけのフェイクマシン」なんていっている人はコンサバマカでもアンチでもいないと思う。
このMacBook Airもそうなりそうな予感を感じたので思わず反応した。

「そんなに賛辞を贈るのならお前は買うのか?」
とか聞かないでほしい。
お金が足りないのよ、単純に。
所帯持ちにはこの価格はやっぱりきついわ。








OSXを狙い撃ちにしている悪質な偽装セキュリティソフト「MacSweeper」に要注意(追記あり)

先日来ITmediaなどのIT系のニュースで
「MacOSXを狙った初の偽装セキュリティソフトが報告されている」
という話題があちこちで取り上げられている。
ただこの手の日本語のセキュリティのニュースはみんなソースのF-Secureの発表の一部をコピペしているだけで
「Macユーザの注意を呼び掛けている」
と書いているが具体的に何にどう注意したら良いのか肝心な情報が何も書いていない。
皆コピペしているだけで誰も自分で取材していないからだ。

しかもこの「MacSweeper」なる偽ソフトは以前ここでも紹介したことが有るUNIXメンテナンスコマンドをGUI化したMac Sweeperというメンテナンスソフトと同姓同名という紛らわしさなので、こういう中途半端な情報は余計ユーザを混乱させるだけだと思われる。
Mac SweeperはちゃんとしたUNIXコマンドをベースにしたメンテナンスソフトだったが、開発は中止され今ではバイナリが置かれていたサイトも閉鎖されている。だからもう存在しないのだが、これは「確かそういうソフトがあった」というOSXユーザの曖昧な記憶に付け入るという悪質なネーミングだと思う)

日本のいい加減なITジャーナリズムはそろそろ改めるべきものがあるように思う。

情報ソースはこちらの f-secure.com/のラボの記事でこのソフトはMacOSXのメンテナンスソフト、セキュリティソフトを装っているが実際には何も効果はなく、
「キャッシュ、クッキーを削除してディスクスペースを節約するメンテナンスソフト」
と自称し、OSXらしい派手なスキンのソフトをダウンロードさせて、それを走らせると
「あなたのMacは重大なセキュリティリスクにさらされている。この脅威を削除するか?」
というアラートを表示する。
「yes」と答えても「no」と答えても結局問題のサイトにアクセスさせてソフトをダウンロードさせるという動作を繰り返す。
これを止めるのは「39USドル」のシェアウエア料金を支払う以外にないという仕組みになっている。

中途半端なセキュリティニュースはこのサイトの正体を明かしていないのが、かえってユーザを不安に陥れてこの悪質業者の思うつぼのような気がする。
問題のサイトはあえてリンクしないが
macsweeper.com
というサイトである。
このサイトはこれだけ騒ぎになっているから近日中に閉鎖されるかもしれないが、今は堂々と開いている。

ただしこのサイトを覗いてみることはお勧めしない。
詳細は以下のキャプチャーを見てほしいのだが、結構手強いと思われるからだ。
ましてや
「ポップアップウインドウが出たらすぐにそのサイトを閉じればいい」
なんていってるようではかなりの確率でやられると思う。


このサイトにアクセスせずに安全にこのマルウエアの仕組みを知りたい人はこちらの
osx.iusethis.com/app/macsweeper
というサイトでそのパーツの一部をダウンロードできるので、これをダンロードしてネットとの接続を切ってスタンドアローンの状態で試してみてほしい。
そうすればこのマルウエアの問題の一部は知ることができる。

これを作ったヤツはOSXをかなり研究していて、OSXユーザがどういうところがチェックが甘いかというのもちゃんと見透かしているように感じた。
正体を知ればそんなにクリティカルなものとも思えないが、こういうソフトとスパイウエアなどを組み合わせたりされると相当厄介なものになりそうだという問題は感じた。
これからはソフトの紹介、レビューも慎重にやっていかないと我々がこういうものの片棒を担ぐリスクも負わされているということも感じた。
私としてはそちらの方が気が重い問題だ。






問題の「macsweeper」のサイトにアクセスすると最初にこんな表示になっている
「窮屈なファイルスペースから解放されるソフト」をダウンロードするか
オンラインスキャンサービスを利用するかと聞いてくるがどちらをクリックしても
結局問題のマルウエアをいきなりダウンロードし始める作りになっている





このようにどこをクリックしても問題の偽装ソフトのダウンロードはすぐに開始される
Safariのデフォルト設定のまま「安全なファイルをダウンロード後に開く」設定の
チェックを外していない人はワンクリックで泥沼確定だ
「ポップアップウインドウが出たらすぐ閉じよう」なんて言っているとやられますぜ





このブラックゴミ箱アイコンにピンと来たら110番
ダウンロードしたファイルはこの通り普通のアプリのスタイルになっている
ただしこれから日本語版もおそらく出てくるだろうしそうなるとアイコンもアプリ名も
変わるだろうからこのアプリのスキンや仕組みを知っておくことはやはり有効と思われる
なお私はセキュリティソフトのClamXavを走らせているが まだこのMacSweeperは
マルウエアとして認定がされていないらしくスキャンをすり抜け排除されなかった





最初に起動すると
「最新アップデートをチェックするか?」
「インストールを完了するためにFinderを再起動するか?」
などともっともらしく聞いてくるがこれもダミーだ
「チェックしない」「再起動しない」をクリックしても以下の事態は自動的に進行する





MacSweeperは要するに「キャッシュやクッキーなどのシステムのゴミを掃除して
ディスクの空きスペースを確保するユーテリティソフト」というふれこみらしい





一応ディスクスキャンしているっぽい動作はするがディスクアクセスを見ていると
この機能もダミーのような気がする





動作を中断する時には「管理者のパスワード」を要求する
こんなところでパスワードを要求するのは変だがそういうことは初心者には分かるだろうか?
(本来は最初に聞いてこないと変)
これでrootを乗っ取るとかの動作も可能になるかもしれない





環境設定パネルももっともらしく作られている
しかし「ログイン時に起動する」チェックを外しても下記の問題が起きるのでこれもダミー





スキャンを完了しても中断しても強制終了しても結局デフォルトブラウザを開いてこういう表示を出す
「あなたのMacには重大なセキュリティリスクをもたらす32のファイルが発見された」とのこと
「無料のセキュリティソフトをダウンロードするか」訊いてきている





ウインドウを閉じようとしても「以下の危険なファイルを削除するか?」と訊いてくる





「お断りする」方をクリックしてもどこをクリックしても
結局「MacSweeperは問題を解決できる」というような表示が強制的に出る





そして「OK」もクリックしていないのに勝手にMacSweeperをダウンロードし始めてまた1番に戻る
この繰り返しを永遠に続けるわけだ
これを止めるには39USドルのシェアウエア料金を支払ってレジストするしかない





結局MacSweeperを強制終了してAppCleanerを使って関連ファイルとともに削除する
ただしこのキャッシュフォルダは空っぽでダミー
ここにも巧妙な罠があった





削除のしばらく後いきなり「個人情報の重大な危機が発見された」というアラートが・・・
この時は一瞬ブラウザかなにかのプラグインに侵入されたかとちょっと冷や汗が出た・・・
アラートはスキャンを実行しなくても出る仕組みになっている・・・なるほど手強い・・・
コマンド+tabでアクティブなアプリを見てもこれを表示しているアプリが見当たらない





ここでメニューエクストラに「MacSweeper」が常駐していることに気がついた
例のアラートを表示している正体はこれだが「Exit」をクリックしてもこれを終了できない
App Stopのテーブル表示で200近い全てのプロセスを表示してしらみつぶしに調べてみるが
ここでも「MacSweeper」という名称のプロセスは発見できないので強制終了ができない
これは巧妙だ・・・アプリ本体を削除してもメニューエクストラは起動したまま残るし
その名称を詐称すればプロセス発見が困難になるというOSXのGUIの盲点を突いている
結局「firefox-bin」という怪しいプロセスを発見、これを強制終了するとビンゴだった
Firefoxを使っている人はおそらく発見が遅れるだろう名称を詐称している
このようにプロセス名称は詐称できるというのは今回初めて知った





例のアラートを出すとメニューエクストラは勝手にデフォルトブラウザを起動して
MacSweeperサイトに飛んで勝手にアプリのダウンロードを始める
初心者だったらここでパニクって思わずレジストしてしまうかもしれない





パニクって再起動したとしても同じことの繰り返しだ
例の環境設定パネルで「ログイン時に起動」チェックを外していたのに
実際には勝手にdaemonがログイン時に起動する設定に変更されている
今回のdaemonはアプリ本体バンドルの中にあるというユルい作りになっているが
もし任意のディレクトリに勝手にコピーを作ってそこから起動する作りに変更されたら、
そして起動の度に本体複製を作るスクリプトが組み込まれたら排除は相当困難になると思われる





例えばコンテクストメニューにもダミーファイルが挿入されている
これは右クリックをしても何も表示に変化が出ないので気がつくのが遅れるだろう
こういうものをディスクのあちこちにばら撒いていろいろ悪さをする仕組みになっている
しかもパスワードが要求されないところばかり狙ってくるので気がつくのが遅れるだろう
いろいろ改造されたらかなりな脅威になる可能性がある



<後日追記>

このF-secureのアラートに対してなんとMacSweeperの開発元が
「MacSweeperはウイルスやスパイウエアといった悪質なソフトでは一切無く、開発者たちは良い製品になるように努力しているとしている。

 問題は、「押し売り」を強制した販売パートナーを使ったことであり、開発者としてはMacSweeperの良い評判を台無しにしたくない」

と反論しているそうだ。

こちらに元記事。
「悪かったのは売り方だけ」――Mac初の「偽ソフト」開発者が弁解

F-secureはこのコメントを受けて、それでも
「MacSweeperはWindows上で動作する偽ソフト『Cleanator』などとよく似ていて、それらをMac OS用に移植したものだろうと推測。Webサイトの表現も、既存の偽ソフトのサイトと酷似していることなどを指摘し、MacSweeperはやはり偽ソフトだろう」
と断定しているそうだ。

このアプリを実際に動かしてみて、問題点を感じたのは上記の記事の通りだ。
この開発元がまだこれからも「このアプリは有用だ」と主張し続けるのか、面白いことになってきた。



2008 年 1 月 19 日







Switch
(Freeware, PlusはShareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

オーディオファイルのフォーマットを変換するアプリ。

これが扱えるのは以下のフォーマット。

<読み出し>
wav
mp3
au
aif/aiff
gsm
dct
vox
raw
ogg
flac
amr
wma
wmv
aac (not aacPlus)
m4a
rm / ra /
mov


<変換後フォーマット>
wav
mp3
au
aif/aiff
gsm
vox
raw
ogg
flac
.rss
.m3u
.pls
.wpl
.mov

このアプリはフリーウエアのオーディオファイル変換アプリとして以前試してみたが不安定な動作のために削除してしまっていた。
今回28MBものWMAをmp3に変換してみたがなかなか安定した動きをするようになった。
主な用途はWMAなどのiTunesやiPodなどで扱えないファイルをmp3に変換するなどの使い道だろう。

インストーラを使うようになってかなりコードも改良がされているようだ。
このリスト以外のフォーマットもシェアウエアの「plus」を購入することで扱えるようになるそうだ。






Switchはインストーラを使ってインストールするようになった
インストール先のディレクトリも指定できないようなシンプルきわまりないインストーラだが





見た目のスキンはそんなに前と変わっていない
変換したいファイルをメニューから開くかこのウインドウにドロップする
あとは下のプルダウンで変換したいフォーマットを指定する





「Convert」ボタンで変換を開始するとアイコンが変化してプログレスバーが現れる
変換時の安定性、確実性は飛躍的に向上したようだ





指定のディレクトリにこのように変換後のファイルを生成する
28MBのWMAがMP3に変換後は110MBという大きさになってしまった
WMAの音質なのでもっとローレイトにすればいいと思うが
デフォでは結構高いレートに変換するように設定されている
こんなファイルサイズは要らない人はレートを下げればいい








Mac onlineware search




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