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2008 年 4 月 21 日





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TimeMachineついに初出動か!?(追記あり)

あ゛〜〜〜〜っ

何とMacBookに保存している当サイトのイメージフォルダを気がつかないうちに間違ってごっそり消してしまったよ!!
とりあえず既にアップロードしていたものはwebサーバからダウンロードしてきて、復活できたが、土日に作業して取り溜めたキャプチャー画像が全て消えてしまった!!!

ここのところ手動バックアップをさぼっていたので、というか土曜日に手動で作った2.5inch外付けハードディスクのバックアップは土曜日、朝の段階で停まってるので、最近48時間の作業は全く反映されていない。
問題ってこういう時に起きるんだよなぁ。

そこでついにTimeMachine出動ということになるのか、日曜日の夜に取ったTimeMachineのバックアップがあれば少なくとも昨日分の仕事は、よみがえるわけだがそうすると今度は昨晩から今日にかけてRosetta依存のアプリを大量にintel対応にインストールし直したのが元に戻ってしまうな。
一旦昨晩の状態に戻して、サイトフォルダをどこかにバックアップしてもう一度現在の状況に戻すということができるのかな・・・・

とよく考えたらTimeMachineのボリュームの中に起動ボリュームのディレクトリがまんま見えていたな。
あのイメージフォルダの中身をそのままコピーすれば良いだけだろうか?
TimeMachineを一度試してみたい気はするが、手間と安全性を考えたらそれができるならその方が良いことはいいな。

今晩試してみよ。

この事故でさっきまでへこんでいたのだが、こうして状況を書いてみたら整理がついた。
面白そうだからやってみよ。




<追記>
TimeMachineのボリュームの中を覗いてみたところ、何と日曜日のバックアップの中にも消えたイメージフォルダはなかった。
私が思っていたよりもずっと前に消してしまっていたようだ。
なので結局復元はできず、TimeMachineの初テストもできずじまいだった。残念。
日曜日に何やってたか今晩思い出しながらキャプチャーを再度撮り直すことにした。



2008 年 4 月 22 日





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MacBookで外付けハードディスクに起動できるシステムをインストールして非常時のバックアップにする

この週末にやっていたことをおさらい。

まずバックアップ用のポータブルで起動可能な外付けハードディスクをインストールしていた。
これはiBookDualUSBを使い始めたときからずっとやっていることで、鞄の中にiBookを入れていたときから2.5インチの外付けハードディスクも常に携帯することにしている。
その理由は
「ハードディスクはいつ死んでも不思議ではない」
からだ。

私が昔触ったハードディスク内蔵のコンピュータは確か数メガ程度の容量だった気がするが、とにかく取り扱い要注意で、本体に衝撃を与えるような操作や持ち運びは厳禁だった。
ハードディスクというのはそれほどセンシティブなメカだった筈だが、いつの間にかノートパソコンなんてのができて、持ち歩くようになってしまった。
それどころかiPodに入れてダンスしたりするようなヘビーデューティなメカになってしまった。

しかし私はそんなものは信じていない。
ちょっとしたことから、ディスクはいつ死んでも何も不思議はないのだ。
だから本体ディスクがいつ死んでも良いように、必ず起動可能なボリュームを含む外付けハードディスクを必ず一つ一緒に持ち歩く。
実際、初期の頃はこの外付けハードディスクのおかげで何度窮地を救われたか分からない。

OSXも最初の頃は不安定だったし、出先で他人のMacの復旧を依頼されることもよくあったのでこの外付け2.5インチは本当に役に立った。

MacBookだって例外ではない。
これまでの所このモバイルはソフトウエア的にどうかなりそうな感じは全くしないし、実に快調だがハードウエア的死はどんな時に来ても不思議ではない。
だからシステムが本調子になったら、MacBookのバックアップディスクも作ろうと思っていた。 その作業を土曜日にやっていた。


作業の手順は
1)Firewireで2.5インチをMacBookにつなぐ
2)ボリュームを認識したらシステムインストールディスクをMacBookに挿入してインストーラを起動、システムを再起動する
3)インストールディスクから起動したら、インストールの手順に入る前にメニューからディスクユーティリティを起動して、ディスクをフォーマットする
「MacOSX拡張(大文字小文字を区別 ジャーナリング)(HFS+)」
を選択してフォーマット
(後日注釈:OSX:Leopardを通常の使い方で運用するならフォーマットは「HFS+ 大文字小文字を区別しない」を選択するべきだ。詳細は ファイルシステムが「HFS拡張(大文字小文字を区別/ジャーナリング)になっているのがトラブルの原因じゃないかというご指摘を検証 以下の数編を参照願いたい)
4)このままではインストールはできないので「パーティション」に入ってパーティションをいくつに割るか選択(1つも選択可)
すると
「このディスク用途にふさわしいパーティション方式を選択」
というタグがでてくるので、ここで
「GUIDパーティションテーブル」
を選択
5)パーティションテーブルの設定(ちょっと時間がかかる)が終わったらディスクの検証をしてインストーラに戻って、あとは通常の手順通りインストールを開始
6)最後にインストールを終了する前にシステムの設定を引き継ぐか訊いてくるので
「このMacの別ボリュームの設定をひき継ぐ」
を選択してMacBook本体のファイル、設定、レイアウトをごっそり移してしまう。

昔はこういうことをCarbon Copy Clonerでやっていたが、今はこの移行アシスタントのおかげで簡単に実現できる。

長年の経験からいえばCarbon Copy Clonerのような自動バックアップソフトも良いけれど、少なくとも個人ユーザならボリューム内の常に変更される場所は意外に限られているので、そういうところを意識的に手動バックアップしていれば充分だ。
少なくとも私はそれで不便を感じたことがない。

もっとも先日のiCalのようにそれではイベントを移せない問題も起きてたまに困るのだが。

これらの作業でおよそ4時間。
バックアップを取るのも手際が良くなってきた。






intelMacのバックアップ用外付けディスクを作る上で今までと手順が違うのがこの一点
ディスクをフォーマットすると「パーティションテーブル」の種類を設定しないといけない
intelMacは「GUIDパーティションテーブル」をPPCMacは「アップルパーティションマップ」を
Windowsで起動するボリュームは「マスターブートレコード」を選択しないといけない
Windowsで外付けハードディスクからの起動が可能なのかは不明だが・・・
GUIDの詳細は下記参照



ところでこのGUIDパーティションテーブルだが
「なんじゃらほい」
と思いながら皆インストールしているのではないだろうか。
私もそうだった。

分からないで使っているのは気持ち悪いので、私なりに調べてみた。

このGUIDとは
Globally Unique Identifier
の略で、もとは世界で一意の識別子のことだがそれがパーティションのヘッダに含まれることでこういうパーティション方式は
GUIDパーティションテーブル
とういう名前で呼ばれるようになったらしい。
その意義は知らない。

しかしGUIDパーティションテーブルとはインテル提唱のEFIの一部であるという説明を聞くと、ちょっと「なるほど」と思ってしまった。

我々MacユーザはじょぶずからMacOSはPowerPCというモトローラ/IBM製の石を積んだMacでしか動かないと長年聞かされていた。
PowerPCはRISC、つまりReduced Instruction Set Computer(縮小命令セットコンピュータ)と呼ばれる種族であり、Windows機に搭載されているインテル石やAMD石はCISC、つまりComplex Instruction Set Computer(これは複合命令セットコンピュータと訳されることが多いが、これは誤訳で複雑な命令セットコンピュータと訳されるべきだと思う)の上で擬似的にRISCをエミュレートしているX86と呼ばれる種族であると聞かされてきた。
この2種族は全く異なる命令セットを動かすコードを使用しているために、それぞれの上で動くソフトは他の種族の石の上では全く意味をなさないと聞かされていた。

ところが一昨年の突然の「インテルMac」の発表という事態を迎える。

上記のじょぶずの説明を鵜呑みにしていた我々古参Macユーザはみんなアタマが混乱した。
「Macはインテルでは動かんと言っていたのに、インテル石に換装するってどういう意味なんぢゃ?
もうWindowsになるということか?」
とトンチンカンなことを言っていた。


ところがここで、一部の事情通の人々が
「どうやらインテルMac対応のMacOSXはEFIの上で動くらしい」
という情報をもたらしてくれた。

EFIとはインテルがBIOSに取って代わるべく提唱していた仕様というか拡張ファームウエアというかそういうもののことで、OSとファームウエア、ハードをどうつなぐか、OSのアウトをどうハードに出力し、ハードの入力をどうOSに受け渡すかというルールを含んだソフトと思えば良い。

Windows機は長年これを「BIOS」にやらせてきた。
このBIOSこそ世界中のバラバラな仕様だったDOS機、PC/AT互換機の仕様を統一し
「全てのハードの上にWindowsを」
載せることに成功した影の立役者であったわけだが、このBIOSには光と影があった。
先日私は10年ぶりくらいにWindowsのインストールをやったというか、一人でやったのは初めてだったのだが最初にインストールに失敗した時に、黒い画面にカーソルだけが現れて動かなくなってしまった時には、イヤな記憶が一瞬「BIOS」という言葉とともによみがえってきた。
私のようなWindowsライトユーザですらそうなのだから、この10数年の大部分をWindowsと過ごしてきた皆さんはさぞかしイヤな思いをしてきたに違いない。

このスパゲッティのようにこんがらがって、これがWindows独占を許している本当の理由かもしれないBIOSに変わってインテルがEFIを提唱したことは一つの時代を画したかもしれない。

実際このEFIは開かれた仕様であり、提唱したのはインテルだが運用元はオープンなフォーラムでありLinuxなどが自由に載せられることで知られていたから、私のような単純なMacユーザは
「かつてのMac互換機のように、ひょっとしたらPCにMacをインストールして起動できるかもしれない」
と考えた。
あるいはEFIなんだからWindowsをMacにインストールして自由に起動できるかもしれないとも考えた。

このうち後者は実現して、私もBootCampとして今使っているわけだ。
前者が実現しないのは単にAppleがライセンス的な制限をかけているからというだけの問題だ。

このEFIのパーティションマップの構造を
GUIDパーティションテーブル
というのだそうだ。
GUIDパーティションテーブルは今日ではLinuxやWindowsだけでなく一部UNIXや、今日我々が恩恵にあずかっているMacOSXの定義も含んでいる。

だからEFIを利用するインテルMacはボリュームのヘッダ等をGUIDパーティションテーブルで記述しなくてはいけないとのことだ。

理屈はともかく、この恩恵でインテル石でMacが、なんらエミュレーションソフトもなく普通に動く。
ありがたいことだ。
安定しているし速いから、こういう拡張はどんどんやってもらいたいと思う。
とにかく
GUIDパーティションテーブル
とはそういうものだ。
それ自体の構造の説明は私のような素人は聞いても分からない。
が、便利なんだからとりあえずあってよかったねというものだ。







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Beholder
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

Googleのイメージ検索等を利用してネットから希望の画像を拾ってくる検索アプリ。

このアプリは前は鬼太郎のオヤジのようなアイコンで話題になっていたが、さすがにデザインセンス的にいまいちだったのか、格調高いアイコンに変更されている。

使い方は非常に簡単で、ネット全域を検索するかGoogle画像検索を選択して、キーワードを入力するだけで良い。
画像のことだから検索制度がどうこういうような性格のものではないが、それでも結構面白い画像が拾える。






Beholderを使ってみる
といっても実に簡単でキーワードを投げるだけでこういう結果になる





こういう色っぽいLeopardも手に入る


2008 年 4 月 23 日





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TiffanyScreens
(Freeware, Professional版はShareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

デスクトップのフルスクリーン画像をLANで放送する、あるいは受信するアプリ。

そういうアプリはいくつかあるが、これは簡単だ。
基本的にはアプリを起動するだけでつながる。

用途としては一人のスクリーンを複数のクライアントで見ることができるので、デモとかレクチャーとかに使うのが便利だろう。
また一台のMacでスライドショーを再生してそれを他の数台のMacでなどで同じ画面を表示するディスプレイ素材としても使える。
ライセンス無しのフリーウエアの状態では一つのグループで3人、1ライセンスをレジストするとグループごとに30人の使用が可能になる。

教室で使うとか、大きなビデオプロジェクタを使わなくてもパワーポイントのデモができるとか用途はいろいろだ。
またWindows版も用意されているので、カンファレンス等で
「プロジェクタにつながるのはWindowsだけなのでMacでのデモは持ち込み禁止」
なんて言っている頭が固い運営者のWindows機にこれをインストールして、Macで操作したデモをWindowsを通じてスクリーンに表示するということはできる。

LANのスピードにもよるが、リフレッシュレートは1秒に3フレームくらいであまり動きがあるものは再現できないが、画質は完全にネイティブに近いきれいさだ。
パワーポイントや写真等のスライドショーには充分だ。

この画像共有はVNCとはまた違うスキームで行われているようで、OSXのファイアウォールとは若干不整合もあるようだ。
それが原因と思われる注意点があるのだが、WindowsやOS10.5Leopardの場合は起動してそのままつながるが、OS10.4Tigerの場合はファイアウォールを外さないと送受信ができない。
自宅でテストした場合にはピアそのものを認識できなかった。
特定のポートを開ければこの問題を回避できるかやってみたが、UDPも使っているのかなぜかファイアウォールを貫通できなかった。

Leopardは、Tiger以前とファイアウォールが大きく変わったようで、改善とも改悪ともいわれている。デフォルトでオンの設定になったのは進歩なのだが、アプリケーションファイアウォールになったことで、なんとなく自由度もなくなったようだ。
速い話ポート管理ではなくなったので、何番のポートが開いているのか、TCPなのかUDPなのかも全く把握できなくなってしまった。
必要なアプリケーションを指定するだけになったのだが、なんとなく便利になったような不便になったようなよくわからない変更だ。






TiffanyScreensを起動したときの画面
シンプルというかこれだけでもう使い方が分かりそうなフェイスだ





「Peers」アイコンをクリックすると今接続しているピアー(個体)が自分も含め見える
相手からも相互に見えたら接続は成立だ





チャンネルはAからEまで5チャンネル使える
画像の送受信はこのチャンネルが一致したピア同士のみできるので
同時に五組の放送と受信を一つのLANの中でできる
チャンネル名はA,B,C・・・では素っ気ないということか
「Aviara」「Bacara」などの名前が割り当てられている





個体機のファイアウォールを通じて接続を許可するのはLeopardの場合は
システム環境設定からセキュリティ/ファイアウォールと入って
「特定のサービスおよび・・・」にチェックを入れてTiffanyScreensの接続を許可する





Tigerの場合のみはどう設定してもファイアウォールを貫通することができなかったので
ファイアウォールを停止させる必要がある
ここはちょっと納得がいかなかった部分だ





あとは細かい設定は一切必要ないが手入力でネットワーク等を選択したい時には
「Preference」から設定が可能





LeopardでTigerのデスクトップを見る
これは800×600にサイズを固定しているがデスクトップのフィットサイズやフルスクリーン再生も可能
プロジェクタ無しにパワポデモをしたりというような使い方も当然できる





TigerからLeopardのデスクトップを見る
スクリーンの縦横比が違うのでこのように上下が空いた表示になるが勿論こちらもフルスクリーン可能





WindowsからTigerのデスクトップを見る
このようにWindows混在のネットワークでも全く問題なく使えるので
会社等のカンファレンスでも使用できるのが実用的






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圧倒的に売れているプラットフォームって実は大したことないのかもしれない

Xboxの「真の敵」とは? - Tech Mom from Silicon Valleyという記事を発見。
いわれてみれば確かにWiiを起動することってほとんどない。

昨年にWiiのあのインターフェイスに興味があって購入したわけだが、実際あのフィジカルなコントロールがどう動くのか、ネットワーク機能はどの程度のものなのか知りたかったから導入して見て、その全容が分かったら私はトンと触らなくなってしまった。

Operaを買えばインターネットもできるといわれても、Macでいくらでも無料でインターネットに接続できるのにわざわざ有料のブラウザを買ってWiiでネットする意味が分からない。

ゲームのコントロールが直観的なのは感心したが、ハマってみたいようなゲームタイトルがいつまで待ってもでてこない。
時々近所の量販店等のWiiソフトコーナーも覗いてみるのだが、いくつか買ったゲームも2〜3回起動したらもうそのままだ。
大人はそうでも子供たちは熱中している・・・というのなら納得がいくのだが子供たちも滅多にWiiを起動しないところを見るとWiiのゲームが面白くないというのは子供も思っていることらしい。

こんなことならゲームボーイ、DSとのデータ通信とかにこだわらずにプレステ3とかXbox360とかを買った方がまだバリューがあったかもしれない・・・というようなことを思い始めた頃にこの記事を見つけたので
「全くその通りだ」
と思ってしまった。

実際私がある程度時間をかけたのはForever Blueくらいのものだ。 元々ゲームはあまりやらない人なので、私のプレイ時間を計算しても何の参考にもならないのだが、子供も見向きをしないというのが結構該当している気がする。

それでは日本の子供達は何にハマっているかというと、やっぱりPS3やXboxでもない気がする。 アメリカの子供達は確かに結構Xboxを使っているのかもしれないが、日本の子供達は結局NintendoDSやPSPなんだろう。
実際ウチの子供達を見ていてそう思う。


このことと全く関係はないのだが、ちょっとは関係あるかもしれないが長年Macを使ってきて、OS8とかOS9の時代にWindowsの隆盛ぶりに切歯扼腕していた世代としては、自分ではそんなことはないつもりでもやはりWindowsに幻想を持っていたようだ。

せっかくMacBookにWindowsを入れているのにWindowsで起動することが思っていたよりもずっと少ない。
私の想定では、会社ではほとんどデスクワークはWindowsXPでやって空き時間にこのサイトを更新するとか、自宅でMacBook使うとかそういう時だけ、Macから起動するという使い方をするはずだった。

ところが実際には会社でもほとんどの時間をMacで仕事している。

BootCampでいちいち再起動するのが面倒だということも理由としてあるのだが、これがParallelsなどの仮想化マシン上で一瞬で切り替えられるならWindowsを使うようになるかというと微妙な感じだ。

その理由はWindowsには思ったほどメリットがないということだ。
Macで不便を感じていることはWindowsに切り替えればすぐに解決すると思っていた。
昨年まで3年間DELLのPCを使ってデスクワークをしていたのだから上記のようにそういうところでは、幻想を持たないように自戒しているつもりだったが、やはり長年Windowsユーザの言うことを聞きその様子を横目で見て
「Windowsに切り替えれば互換性で悩むとかの不便は一瞬で雲散霧消するのではないか」
という思いを持っていたかもしれない。


実際にはWindowsでもOffice等の互換性が微妙だ。
特にOffice2007、2008とそれ以前のOffice2003などとの互換性がかなり厳しい。
今回WindowsXPをMacBookにインストールした時に、ウチの管理者さんが
「MSOfficeは2003と2007ならボリュームライセンス取ってるけどどっちを入れる?」
と聞いてきた。
2007は下位互換で2003のファイルを読めるけど逆は不可ということなので、新しい方の2007を入れてみた。
ところが、このOffice2007が異常に重くて、BootCamp上のWindowsXPではほぼ使い物にならないくらい反応が鈍い。
結局音を上げてこれをアンインストール、Office2003に入れ替えてしまった。
こちらはサクサク動くのだが、ちょくちょくWindowsで作成されたWordやExcel資料が読めなかったりする。
業を煮やしてMacから起動してOfficeXで開いたら、何とこちらではあっさりと見えたりする。

どうやらこれまで散々聞かされてきた「Windowsの互換性」というのもかなり幻想を含んでいるような気がする。
(聞いた話ではOffice2008の重さはさらにひどいそうだ。WindowsVista+Office2008という組み合わせは市販のWindows対応パソコンのほぼ全てて実用レベルとはいえない重さで使い物にならないらしい。
だから企業ではいまだにOffice2000~2003のような古いソフトを使っているのだ。私がWindowsXPを選択したのも大正解ということらしい)

また会社の経理システムもFileMakerを使って構築されているのだが、これがWindows+InternetExplorerを使って開発されてるということなので、今まで操作性が悪いのは私がMacを使っているせいだと思っていた。
ところがWindowで操作しても問題は何ら解決しないことが分かった。
この経理システムはそもそも欠陥品なのだ。
MacかWindowsかということはほぼ関係なかった。

よって結局自分で操作することは諦めて、オペレータの女の子に全部投げてしまうことにした。

つまりWindowsを使うメリットはExcelやWordが素早く起動するその一点しかないということになった。
(それもOffice2003という古いバージョンが使えるおかげ)

そのためにWindowsが起動するのを待っているんなら、Macでそのままやった方が遥かに能率的だ。

結局メリットを何も感じられないまま、せっかくのWindowsXPは使われなくなってしまうかもしれない。
Windowsの本当の魅力はWinnyが使えるとかそういうことなのかもしれないが、そういうものを使う気がない私には、意味がなかったか。

Windowsを使う必要性が高いのは前にも書いたが、何か特殊な開発用のテストベッドを走らせないといけないとかミドルウエアを利用しているとか、あるいは事務所内だけの特殊なグループウエアを使っているとかそういうケースだけじゃないだろうか。

それ以外は別にMacでもLinuxでも何でもいいし、場合によってはMacの方がメリットがあることもある。上記のようにMac版のOfficeXの方が互換で融通が利いたり、先日来の会社のウイルス騒ぎがもうほぼ全社的に拡大しているのだが、ほぼMacでファイルのやり取りをしてる私などは完全に傍観者状態になっている。

もし自分の環境がWindowsしか選択できないならもっと気にしているかもしれないが、今の私はほぼオモシロがっているレベルだ。

この文章は気が向くまま書き始めただけだが、無理矢理結論めいたものを付けるならWiiもWindowsもイメージや評判ほど実際には惹き付けるものはないということか。
別に釣りでも何でもない、率直な私の感想なのだがこういうことを書くと妊娠(Nintendo信者をこういうのだそうだ)と古いタイプのWindows信者が反応するというところも似ているかもしれない。
本当に無理矢理な落とし方だが。



2008 年 4 月 24 日





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BusySync
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

MacOSXのiCalのイベントを他のMacにエクスポートしたり、同期したり、Googleカレンダーを同期したり、iCalをネットワーク上の特定の人に公開してグルーウウエアのような使い方をしたり。

iCalのイベントをLeopardからTigerに同期できないという記事を書いたら、BBSでE-WAさんに教えていただいた。


教えていただいたついでにE-WAさんのサイトからその説明文をお借りすると

「Mac OS X Server 10.5(Leopard Server)には iCal サーバ機能が搭載されていますが、BusySync を使えばサーバがなくても iCal カレンダーを共有できます。カレンダーごとに読み/書き権限やパスワード保護が設定できますので、複数ユーザでひとつのカレンダーを編集しあうことも可能。iCal をグループウェア的に使いこなすことができます。」

ということになる。
(あ〜ラク。もとい、正確を期してコピペしたのであって決してラクをするためにコピペをしたわけではないのである)

その事情に詳しいE-WAさんは日本語ローカライズを担当しておられる、いわゆる半分「なかのひと」なのだ。

それで早速試してみたところ、これかなり良いんじゃないでしょうか。
きびきびiCalのイベントを選択したカテゴリーだけ別のMacに同期できるだけでなく、例えば会社とかで何人かでグループウエアとして予定を共有できる。
ここにみんな予定を書き込むようにすれば、行き先ホワイトボードは必要なくなるかもしれない。
またそれぞれアカウントに非公開、読み出しのみ、読み書き許可とかをパスワードをわけて振り当てられるので、何か重要な伝達事項の掲示板にしても良い。
通常の使い方ならLAN内だけの共有になるだろうから(もちろんVPNに対応してWAN経由同期も可能とのこと)、これはいろいろな使い方ができる。
またこのバージョンからの新機能でGoogleカレンダーに同期できるので、外部からもイベントを確認することもできる。

実際に同期してみた印象をいうと、 Spanning SynでGoogleカレンダーに同期した場合完全にカテゴリー分けのデータが壊れていたが、このBusySyncは一部再現していた。
これはそれぞれのソフトの問題というよりは、TigerからLeopardにiCalデータベースを引き継ぐ時に失敗して何かが壊れてしまったのかもしれない。
どちらかと言うとそっちの問題だろう。
もうかなりイベントを書き足してしまったので今さらどうにもならないが。

でもそれ以外は同期については繰り返しイベントも再現した。今まで試した中では一番再現性が高い。繰り返しイベントがだぶって二重に登録されてしまう場合もあるが実用上問題はない。

それとこのグループウエアの機能は強力だ。
こういうことができるようになると、このiCalデータベースをWindowsと共有できればますます強力なツールになるのにと思う。






BusySyncはシステム環境設定ペイン
システム環境設定を開くとこのような画面になっている





BusySyncをスタートすると
iCalから全てのイベントのカテゴリーを読み込み始める





そのカテゴリーのうち公開したいものにチェックを入れるとパスワードの設定を聞いてくる
読み書き許可と読み出しのみでそれぞれ違うパスワードを設定すると
誰にどういう権限を与えるかという使い分けが可能になる





これで公開準備完了
このアクセス権の設定はあとからでも変更できる





クライアント側のiBookから見るとBusySyncが起動されていれば
公開されているカテゴリーだけが見える





このうち読み込みたいものだけチェックを入れるとパスワードを要求してくる
ここで読み出しのみ、あるいは読み書き等のパスワードによる振り分けが行われる





同期したiCalクライアント側の画面
繰り返しイベントが二重になっていて一部のイベントが勝手に
「memo」カテゴリーに変更されている以外は満足な結果
スケジュールを確認したいだけなら充分実用的だ



E-WA様
情報をいただいていましたが、日曜日にキャプチャーが消失してレビューが遅れていました。
やっとレビューを書くことができました。
情報ありがとうございました。



2008 年 4 月 25 日





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只今工事中、ご迷惑をおかけしております(-_-)

今webサイトは幅何pxで製作されているのか | Liquid Paper Clips というエントリを発見。
今優良サイトのランキングに入っている企業サイトやニュースサイト、ポータルサイト等の幅が何pixelで制作されているかを一覧表でまとめてくれている。

このことは前々から気になっていた。
最近ではYahoo!が幅950pixelに広がって、そのデザインではかなり批判があったけどやっぱりもう1024×768、1280×800のスクリーンサイズを前提に最近のインターネットは設計されているのかもしれないと思い始めていたからだ。

なぜそれが気になるかというと、この記事を見るまでは当サイトは幅650pixelを標準にしていたからだ。
当サイトを始めた頃はアクセス解析をしてみるとまだ800×600というディスプレイで見にきている人が少なからずいた。
Macはブラウザをフルスクリーン表示にしないのがスタンダードだ。
となるとどんな人が見にきても表示が崩れたり切れたりしないサイズは、幅700pixel以下だと考えた。それで650pixelを標準にしていた。

ところが最近ではもうこんな細長いサイトなんてあまりお目にかかれない。
例の記事を見ると有名サイトの幅は大体770pixel〜980pixelというところに集中している。
770はWindowsの800×600フルスクリーン表示でギリギリのサイズで900pixelは明らかに1024pixel以上のディスプレイを対象にしている。

もうそういう時代になったのだということを感じて当サイトの幅も770pixelを標準にすることにした。
今その改修工事中で、一部のページがまだ未改修なので両方の幅が混在している。

さすがに900pxiel以上のサイトは2ペイン、3ペイン以上のCSSを前提にしたサイトデザインの幅だと思う。
当サイトのようにテーブル入れ子でテキスト中心のサイトは900も幅があったらきっと読みづらいと思う。
それで770あたりに妥協点を見出したのだが、これでもかなり幅が広くなったと思う。
あまり広くすると改行の度に読んでいる場所を見失うということになるのでこれが限界かと思うのだがどうだろう?
見やすくなっただろうか?
見づらくなっただろうか?
感想をお聞かせ願えればうれしい。



2008 年 4 月 28 日





anchor

只今復旧工事中、ご迷惑をおかけしております(-_-)

先日、サイト幅を770pixに拡げる工事を始めてその出来上がりについて意見を募ったが、どうも評判が芳しくないので元に戻す工事を始めることにした。

770pixに拡幅することを思いついたのは先日の集計で、表示領域650pixなんてサイトはもう化石に近いと感じたからだ。
それでいつもの突貫工事癖でログとアプリのページについては工事は完了してしまったわけだが、あまりにも評判が悪いので元に戻すことにした。
バックアップを取っておけば一瞬で元に戻せた筈だが、例によってそんなものを取っていない。
もっともあちこち気がついたところの表示を直しながらの改修だったので、バックアップに頼るとそういうものも元に戻ってしまうので、多分そうはしなかったろうが。

ところで日本語のスタンダードは一行20〜30文字だという意見もいただいたが、これはケースバイケースだと思う。
確かにテレビ等の横書きスーパーインポーズは20文字までがスタンダードで、30文字までいくとかなり詰まった印象になってしまう。
しかしテレビと違って表示秒数が7秒程度とかいう時間的制約がないwebに関しては20文字はあまりにも少ないだろうと感じていた。
抽象的に議論していても仕方がないので、実際お仲間サイトはどうしているのか調べてみた。

横組文字数はこんな感じだ。

woodenships 34

麗しの青林檎 35

E-WA'S Blog 制限無し?

Macの手書説明書 36

J.S.Mach 36

ぱーむらいふ 37

うむらうす 36


やはりブログはテンプレートがカラムあたり最大36文字というものが多いようで、大体そこらの数字に収斂しているようだ。
ブログはあまり参考にならないということで、htmlのサイトを調べてみた。

真・コンピュータ用語辞典 43

A Crawling Butterfly 37

がんばれ!ゲイツ君 制限無し?

ちょっとだけ愛Mac 36〜48


ここいらやはりバラバラな感じだ。サイト管理者さんの好みに大きくかかわる部分もある。
でもやはり中心値は40文字というところか。

ちなみにmuta's mac cribblingはもとは40文字だったが、今回の拡幅で45文字になった。 たった5文字増えただけだが、大黒さんの「視力が弱いとこの差も大きな差になる」という指摘は、重く受け止めなくてはいけないと感じた。
当サイトはユニバーサルアクセシビリティという意味では、あまり配慮されたサイトではないが、いつまでもそういうことに無関心でいられないのかもしれない。

ちなみにCSSを導入しないのかという意見も(なかったが)あったかもしれない。
実はjimdoなどのサイトを利用してCSSを利用してサイトを組み直すということにもチャレンジしていたのだが、あまりにも手間がかかる割にはメリットを理解できなかったので結局その作業は途中のまま放置されている。
その残骸はこちらの
2007 年 12 月 1 日
サイト開設5年目特別企画〜過去のサイトデザイン履歴集〜あの頃君は若かった・・・(意味不明)

という記事でを見ていただくとそのリンク先から見ていただくことができるが、実際にやり始めるといくつも解決すべき課題が出てきて、別に本職のweb屋でも何でもない私にとっては、そんなことにかかわり合っている時間の方が惜しいという結論になってしまった。

とにかく結構工事が進んでしまった段階になって中止、原状回復ということになってしまったのでここ数日はその作業に手を取られると思う。
思いつきで余計なことはしないに限るという教訓だ。



2008 年 4 月 29 日





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Classic Menu
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

メニューバー左隅のアップルメニューにクラシック環境のアップルメニューのように自由にファイルやフォルダを登録できる自由度を再現するアプリ

Leopardに移行してから愛用していたFruitMenu がまともに動かないというのを嘆いていたところ、BBSで「Combo」さんから情報をいただいた。
これが良いのはFruitMenuや、システムデフォルト等の今までのアップルメニューの機能も殺さずにそれにプラスして使えることだ。

例えばデフォではcontrol+クリックで、あるいは設定によりリンゴアイコンの片側をクリックすることで従来のメニューにもアクセスできる。
片側でアクセスする設定ならアイコンの反対側をクリックするとClassic Menuの登録アイテムが見える。

Classic Menuの登録アイテムは
"~/Library/Preferences/Classic Menu Items"
の中にエイリアスとして保存される。
メニューアイテムを登録する方法はいくつかある。
Classic Menuの「メニューフォルダ」というメニューコマンドから「〜にエイリアスを追加・・・」でダイアログを呼び出し、指定したいファイルやフォルダを選ぶ。
また指定したいファイルを直接メニューバーのリンゴアイコンにドロップする方法もある。
あるいは素直にPreferenceフォルダの中のClassic Menu Itemsフォルダにエイリアスを生成するという手もある。

またこの登録アイテムの置き場所は自由に設定で変更できる。
これで面白いのは
"~/Library/Preferences/Classic Menu Items"
のとなりに
"~/Library/Preferences/Classic Menu Items2"
というようなフォルダを作って、仕事のときは1番のアイテム集を、遊びの時には2番のアイテム集を指定するというような使い分けもできる。

さらに指定したアイテムをグループ分けして、間に線を引いて区分することもできる。
この方法はキャプチャーを参照願いたい。

小粒ながら気が利いたアプリだと思う。
何よりもLeopardのやや味気ないリンゴアイコンが、Tigerっぽい青い林檎になったり、クラシックっぽい6色の林檎になるのが一番楽しいことかもしれない。






Classic Menuはメニューバーのアップルメニューに自由にファイル、フォルダを登録できるアプリ
アプリケーションフォルダを登録すれば突然強力なランチャーが出現する
デフォルトはスピード優先で50以上アイテムがある場合このようにアイコンを表示しない
これは設定で変更できる





FruitMenuはこのように一部の機能が死んでしまっているが・・・





Classic Menuは好みのファイル、フォルダを登録できるのでその死んだ機能を補完できる





アイテムを登録する方法は3つ、リンゴアイコンに登録したいものを直接ドロップするか
「メニューフォルダ」コマンドの「にエイリアスを追加・・・」でダイアログで指定するか
"~/Library/Preferences/Classic Menu Items"の中に直接エイリアスを作るか





何よりも楽しいのは虹色の6色リンゴアイコンを復元できることかもしれない
なんだかんだいってもやっぱりMacはこれが一番しっくりくる





そのアイコンのデザインも、デフォのアップルメニュー機能との使い分け方も設定で変更可能
上記のようにデフォではアイテムが50以上あるディレクトリは
アイコンを表示しないような設定になっているが
スピード優先よりも見た目が分かりやすい方が良いという人は、この数字をもっと増やしても良い





グループ分けと境界線の入れ方はこのようにする
グループ分けは上記のClassic Menu Itemsの中のエイリアスにA>>、B>>、C>>・・・
というような接頭辞をつけていく
AとBのグループに境界線を入れたい場合はB>>-という名前の空フォルダをここに置く
BとCの間の場合はC>>-というような名称にする
これでメニューからは境界線で区分されているように見える





"/Library/PreferencePanes"などを登録すれば特定のシステム環境設定ペインを直に起動して開ける
FruitMenuは要らなくなるかもしれないほどこれは便利だ






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UNIQLOCK SCREENSAVER
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

本職とも何ともつかないビミョーなオネエサンたちのビミョーなダンスが各方面で人気を読んでいるユニクロのクロックセーバーに春物シリーズが登場していた。

予想通りというか、きっと出ると思っていたユニクロのクロックサイトに春物シリーズがいつの間にか登場していた。
例によってオネエサンたちのビミョーなダンスは、やっぱりビミョーな色気をふりまいている。
サイトではスクリーンセーバはMacOSX版、Windows版が配布されているだけでなく、ブログパーツ版も配布されている。
ブログパーツは貼るとかなりサイトが重くなるが、それでも良いというお方はどうぞ。

好評につきおそらく夏、秋シリーズも出るものと思われるが、こちらのあの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう- 消費者の目をみないクリエイティブ至上主義が跋扈する業界は必ず衰退するというエントリでも指摘されているように、ユニクロのサイトそのもののアクセシビリティは最悪なのでなかなかダウンロードリンクを見つけにくいと思うがガムバってヲチしていただきたい。






UNIQLOCK SCREENSAVERは春物が登場した





春のニットも軽やかにビミョーな色気のダンスが楽しい


2008 年 4 月 30 日





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LeopardのiTunesで作成したライブラリをPantherに渡せない

これはLeopardに移行した当初から感じていたことで、Leopardに変わってからTigerやそれ以前のOSXとはファイルシステムの仕様がかなり変わったようだ。
それがいろんなところに出ているのだが、例えばiTunesで作成したライブラリなんてのもそういう部分だ。

以前はiTunesのライブラリ、リストはiBook/Tigerで全部取り込み作成をして、それを自宅のMac mini/Panther等に渡したりして家族とも共有していた。
iTunesのバージョンさえ合っていれば基本的にはこれは問題なかったのだが、MacBook/LeopardからiTunesのライブラリをPantherやTigerにコピーしようとするとエラー表示が出て停まってしまう。






LeopardからTiger以下にiTunesのライブラリをコピーしようとすると
こういうアラートが出て停まってしまう



これはLeopardでもTiger以下でも例えば
joni mitchell
Joni Mitchell

という二つのディレクトリは同じ場所に存在できる。大文字小文字が違えばMacのファルシステムはこれは違うディレクトリだと区別できるからだ。
ところがこれをLeopardからTiger以下にコピーしようとすると、OSは
「大文字小文字の違いをのぞき同じものだ」
というアラートを出して停まってしまう。
コピー先の既存ファイルを全て先に削除しておいても同じことだ。

さぁ、大変だ。
つまりこういう大文字小文字の差以外は一緒という項目を全てリネームしないといけないわけだ。
5000曲以上あるiTunesのライブラリをアーティスト名だけでなくアルバムタイトル、曲名に至るまで全てチェックするのは徹夜仕事だった。

何かこういうこと一発でチェックする機能がどこかにあるのだろうか?
ちなみに上記大文字小文字以外に差がないリストはiTunesのブラウザ上では全て
Joni Mitchell
と見えている。
Tigerで作ったリストをそのまま引き継いでいるので当然だ。

他にもiTunesライブラリ以外にもちゃんと引き継ぎができない項目があるのはこういうことが原因かもしれない。
例えばiCalイベントとか。




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半年間の集計で人気記事ランキングを取ったら意外な結果が・・・

以前にもお知らせしたのだがFeedBurnerで全文RSSを配信を始めてその詳細なヒット率等が出ているので、人気記事ランキングみたいなことができるのではないかと思っていた。
一応配信を始めて半年なので、サンプル数が少ないうちはあまり数字に意味もなかったが、データが溜まってきたのでランキング等を発表してみることにした。

ランキングの結果はちょっと意外というか、私の予想とはかなり違うものだった。
上位に入ったアプリは時計、ブラウザスピードアップアプリ、システムスピードアップアプリというところで、ユーティリティに関心が高いことが伺えた。
またiTunesのあまり知られていない機能とか、ディスクユーティリティの使い方とか、システムのバンドルされているアプリの解説も関心が高いことが分かった。
それとRSSについて書いた評論もランクに入ったのが意外だった。
こういうことは今後の記事を書く上で参考にするかもしれないししないかもしれない。

例によってこれは私がExcelに習熟するための練習も兼ねているので、グラフもランキング表もExcelから直接エクスポートした。






右肩上がりで大体上昇トレンドを見せているのがRSSの購読者数
時々異常に跳ねているがあまり伸びていないのがクリックスルー



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こちらが人気記事のベスト10というかベスト11。(ちょっとはんぱ)
こうして見ると何か傾向があるようで無いような・・・でもそれも私には意外なものばかりなので、私が思っている呼び物記事とRSS読者の関心はかなり違うのかもしれない。











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