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2008 年 5 月 1 日





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Docker
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

ドックの見栄えを細かくカスタマイズできるアプリ。
動作条件はOS10.2以上だが、一部機能はLeopardでないと動かないようだ。

Leopardにあがってイヤなことということでいろんな人がいろんなことを言っているが、実際に操作性等でマイナスだと思えるような合理的な理由はあまりなくて、例えばメニューバーが半透明なのが嫌いとか言っているのは私には全く理解できない。
私はそんなことは全く気にならないし、それはメジャーバージョンアップの度に「前の方が良かった」っていう天の邪鬼としか思えない。
あと何年かしたら
「Tigerのメニューバーって透明じゃなかったんだ!」
なんて発見したようなことを言っているに違いない。

ただドックだけは気にならないことはない。
というかLeopardになったから気になるんじゃなくて、ドックそのものがデフォのレイアウトではジャマなので結構今までもいじってきた。
そういうことがこのDockerの設定一カ所でできるなら便利に違いない。

Leopardになってアクティブなアプリのアイコンの下に白色LEDのようなライトがつくようになったが、ドックをいつも最小化している私にはこれは見づらい。
Jaguar以来ずっとこのセッティングで来たのだが赤いアローに変更した。
やっぱりこれが馴染むことは馴染む。






Dockerの設定画面
例えば左上の2D、3Dの設定のところのラジオボタンを変更してみよう





こちらが変更前のデフォのドック





こちらが変更後の2Dのドック
最小化してたくさん登録しているせいでアイコンが小さくて申し訳ないが
こういうTiger以前のドックの雰囲気も設定で再現できる





Leopardはアクティブアプリを白色ライトのようなデザインで
表示するがこれは私の場合のような最小化したドックでは見づらい
そこで「インジケータスタイル」を「アロー」に、色目を赤に変更する





この通りアクティブアプリを赤い三角で示してくれる
近眼と乱視と老眼が入り始めている私にはやはりこちらの方が見やすい





またファイルフォルダとアプリの境界線もデフォのデザインは見やすいとはいえない
「セパレータスタイル」を「直線」にして色を着けてしまおう





このとおり最小化したドックでも見やすくなった





ドックの背景だがこれまでずっと透明にして使ってきた
「3D ドックスタイル」で「背景無し」にしてみよう





この通りこれまで通りの透明なドックになった
Leopard独特のリフレクションがついてこれでも結構きれいだと思う
しかも最小化したドックではこのレイアウトは実用的だと思う





「3Dドックスタイル」の設定で背景の色をこのようにスモークとか好みの色に変えられる
デスクトップバックグラウンドに合わせて変更すると良い





Dockerの機能で一番気に入ったのはこのようにドックを左寄せ、右寄せにできること
「セッティングとスタック」メニューの「ポジション」で変更する



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外付けハードディスク、ディスクイメージなどボリュームがなぜかFinderから見えなくなってしまった

ここ数日の現象なのだが、Finderから外付けハードディスク、ディスクイメージなどのボリュームが見えなくなってしまった。
外部の共有フォルダや内蔵ディスクはちゃんとマウントする。
Finderのサイドバーにもデスクトップにもそれらのボリュームのアイコンが見えなくなってしまった。
Finderの設定が変わってしまったのかと思ったが、設定や表示オプションを見てもそれらしいところはない。
設定の「一般」「サイドバー」の「外部ディスク」「サーバ」の項目にもちゃんとチェックは入っている。

ディスクユーティリティで見てみるとこれらのボリュームは見えているのでマウントに失敗しているわけではない。
それでディスクユーティリティの項目を右クリックして
Finderに表示」
で開いてみるとちゃんとこれらのボリュームは壊れているわけでなく見えている。
ディスクユーティリティで検証しても異常は出ない。

コマンド+Iキーで情報を見るが「不可視」に関する設定項目がない。
ボリュームの不可視属性を変更する方法を後日リサーチしてみるが、GUIで直接変更はできないようだ。
AmVisibilityCMXのようなものでも変更できない。

マウントしたボリュームが見えないのはちょっと不便だが、ディスクユーティリティから見えているので、ここからも開くことができるしMenu Metersのようなメニューエクストラの「ディスクメーター」からも開くことができるので実用上の問題はあまりない。

原因の心当たりとしては先日、外付けハードディスクを外す時にちゃんとアンマウントしないでFirewireケーブルを抜いてしまったことがあるので、それが関係あるかもしれない。






外付けハードディスク、ディスクイメージなどマウントしているのに
Finderにはオンラインの共有ボリュームしか見えていない
Finderから外付けディスクにアクセスできないということが数日続いている





ディスクユーティリティで見るとマウントはしているようなので
そのアイコンを右クリックして「Finderで開く」とこのようにちゃんと中身は見える





応急措置として外付けディスクはMenu Metersのディスクメーターから開くことにした
プルダウンして見えるアイコンをクリックするとボリュームの中身をFinderで表示できる


2008 年 5 月 2 日





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iStat nano
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

新作アプリというわけでもないが、なぜか今まで取り上げていなかったのでここで押さえとく。 これはシステムのステータス等を非常に小さなリソースで表示できるDashboardウィジェット。

またまたメニューバーが混み合ってきたので、バッテリ容量のステータスを表示できるアプリを探していた。
そしたらたまたま行きああたったのがこのウィジェットだ。
かなり前に一度テストはしているのだが、同じような機能のウィジェットをここでも紹介していることだし、似たような機能のものばかり取り上げてもしょうがないということで、ここでは取り上げなかった。
しかしこれのメリットを挙げるなら、やはりこれだけの多機能がありながらほとんど表示のためにメモリやCPUを喰わないということだ。

それならメニューバーに表示するものを辞めてこちらでバッテリーを監視しても良い。
なんせMacBookはバッテリーで4時間半は実際に駆動できる感じなので(まだ一度も空になるまで使ったことがない)そんなに神経質になる必要がないならこれでも充分だ。






iStat nanoの軽い表示でやりたかったことはバッテリの監視
表示されるのはバッテリの残り容量(%、mAh)AC電源駆動かどうかなど





AC電源が抜けてバッテリ駆動になるとこういう表示になる
グラフィックな表示がなかなか良い





コンパクトな画面だがメニューはかなり充実している
マウスオーバーでこのように表示できるメニューが出てくる
表示したいメニューをクリックして切り替え





こちらはオーバービュー
CPU、メモリの占拠率、ディスク空き容量、SMART温度(?)、
ファン回転数、スループット、起動時間等が表示される





こちらはCPU
CoreDuoなら当然2列





ディスク空き容量
外部のマウントされたボリュームまで表示する





ネットワークの種類、ネットワークアドレス、グローバルIP、
スループットなどネットワークステータスの表示



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「JASRACは単なる機能」なんて原則論はもっともらしく聞こえるけど、これが日本の音楽を殺すことは結果的に変わらない

こういうエントリを見つけた。
JASRACが本当に搾取したもの | デジタルマガジン
もう説明の必要もない。
日本の音楽というのはこうして頓死の方向をたどっていくのだなと思う。
これは「単なる個人の恨み言」と片付けていたブクマコメントも見かけたが、それは考え違いもはなはだしい。

音楽のクリエータというのはすべからくこういうところから生まれてくるのだ。
それは過去の音楽史を学べばすぐに分かる。
大作曲家も演奏家も最初はアマチュアだったのだ。
誰が優れた作曲家になるか、優れた演奏家になるかということは事前に予測することは不可能だ。
そういう人物は広い音楽の底辺からいつも突然彗星のように現れる。
だから音楽の文化の底辺というのは常に幅広くアマチュアに開放されていなければならないのだ。
これは音楽に限ったことではなく、映画にしても美術にしても全ての創作的文化は同じことだ。

アマチュアは自分が好きな音楽を模倣することから始まって、そのうちそこに何か違うものを融合することによって音楽は常に新しいムーブメントを生み出す。
音楽は何もないところから突然生まれたりはしない。
常にそういうところから新しいものが生まれてくる。

ところが既存の音楽利権産業とその走狗のJASRACのような音楽利権団体は規制することにばかり躍起になって、アマチュアのプレイヤーがコピー音楽を演奏するのに法外の
「音楽使用料」
を課金して事実上それを禁止してきた。

その結果何が起きてきたかというと、アマチュアのボトムの萌芽をことごとく摘んでしまい、そういう人達は一般ユーザとして音楽を消費するだけの存在と規定してしまった。
消費せよ、演奏すべからず。
音楽はクリエータが作る。
クリエータの権利を守れ。
クリエータ以外の人間はありがたくその音楽を消費しろ・・・・こういう構図が出来上がってしまった。

その結果どうなったか?

その構図に反発する連中はWinnyで音楽を共有しているのかもしれないが、そんなものはごく一部の話で、それよりも音楽に関心を失った音楽アパシーを大量に生み出している。
このエントリを書いた方もそうだし、私もそうだ。
アパシーは音楽を消費したりなんかしない。
なぜなら音楽がどうなろうが知ったこっちゃないし、音楽にはもう興味がないから音楽が無くなったって気にもかけない。

だから基本的には日本の音楽産業がどうなろうが知ったこっちゃないし、滅びるなら勝手に滅んでくれ、日本の音楽産業が全滅したって誰も困らない、鉄鋼産業や海運産業が滅びたら困るけど、音楽業界なんか死滅したところで痛くも痒くもない・・・という思いしかない。

日本の音楽文化の興隆を願うなら、こういうMIDI音楽を公開するアマチュアに対しては逆に奨励金を出してあげても良いくらいだった。
それは極論としても、法外な「音楽使用料」を請求してことごとく叩きつぶすのは文化の頓死に直結するということがなぜ分からないのだろうか?
音楽のクリエータというのはみんな音楽大学を出て直接レコード会社に入社して、ブロイラーのようにヒット曲を量産しているなんて本気で考えているんだろうか?

文化の底辺の厚みがなければその頂点に立つクリエータのレベルもしれたものなのだ。
現に今の日本の音楽状況が既にそういう様子を呈し始めている。

「JASRACは単なる機能だからそれを搾取者のようにいうのは筋違いである」というようなエントリを以前にもここで批判した。
JASRACは単なる機能であるというのは一面の真実ではある。
でもそれは人間がすることだ。
JASRACは民間企業のような体裁をなしているが、その実態は文部科学省の天下り団体である。
その歴代の幹部の来歴を調べればすぐに分かる。

文部科学省と業界の護送船団方式のもたれ合いの構図で生まれてきた一種の受け皿がどう機能するかはこのリンク先の記事を見れば自明だ。
音楽消費者とアマチュアはこういう連中を喰わせるために法外な音楽使用料を支払っているのだ。
CD一枚のJASRAC取り分がたった10円だなんて数字のマジックで納得していていいのだろうか。


<追記>

それと先日公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いでJASRACに調査に入ったことで一部の人たちが喝采しているが、いまさら何を言っているのだろうというのが正直な感想だ。
昨年だか一昨年だかに公取がマイクロソフトに調査に入ったときも同じような感想を持った。
そういうことをするんだったら10年前にやれよ、いまさら独占禁止法違反だとかいったって
「お上のご意向である。フトトキ千万である。恐れ入れ。」
「ははっ、恐れ入りました。」
という江戸時代の「恐れ入れ」の刑罰*のようなものだ。

とても形式的で実効性があるとも思えない。
マイクロソフトもJASRACもいまさら解体できるわけでもなし、解体できなくなってからさすがに調査にも入らないのはまずいから、一応調査する、恐れ入れ、というようなものだ。


解体はこういうお上の権力から始まるのではなく、下部構造の変化から始まるだろう。
これも常に歴史が前例を示してきた通りだ。



註*
これは確か司馬遼太郎の小説で知った江戸時代の刑罰だ。
裁判で受刑者の処分に困ったような場合、あまり判例は多くないが
「恐れ入れ」
という刑罰があったそうだ。

これはお白州で奉行が
「まことに不届き千万である。恐れ入れ」
というと、刑罰を受けた人は
「恐れ入りました」
と言えばいいというものだ。
誰かが張り付けになるわけでもなく、牢屋にぶち込まれるわけでもない。勿論罰金なんかも一切徴収されない。
ただ単に「恐れ入りました」と言わされるだけだ。
それで「お上からお叱りを受けた」という記録が残る。
それだけの刑罰だ。

勿論確かに武家社会では「お上からお叱りを受けた」というのは大変不名誉な記録になるに違いない。
しかし商人や町人にしてみれば、そんな刑罰は何の意味もない。
「言うのはタダや、なんぼでも言うたる」
と腹の底で舌を出しながら「恐れ入っ」ていた商人はいるかもしれない。



2008 年 5 月 3 日





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Trash It!
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

ゴミ箱の中のロックのかかったファイルやフォルダ、またはアクセス権のないものを強制削除したりドロップレットになったりの削除専用アプリ。

実態はアップルスクリプト集なので好きな場所に置いて起動するだけで使える。
その効能は
1)OSXに共通の欠点であるゴミ箱の中に削除できないファイルが残ってしまうなど、アクセス権が無いもの、不正なものを削除する
(この問題はLeopardではまだ体験していないが、CheetahからTigerまでの共通した欠点だった)
2)ロックのかかった数百ものファイルをいちいち解除しないで一発で削除したい

などのケース。

使い方は
1)このTrash It!の本体を直接クリックして、削除のスタイルを選んでrootパスワードを入力して実行
これでゴミ箱の中身を削除する
2)Trash It!のアイコンに削除したいファイルやフォルダをドロップする
以下の操作法は同じだが、この場合はゴミ箱の中身ではなくドロップしたファイル、フォルダを削除する

この二通り。
削除のスタイルは単純に削除する方法とセキュアディレートという無意味な数字の羅列をファイルに上書きして復元ソフトを使っても復元不可能なまでに完全に削除する方法を選べる。
当然後者は時間がかかる。

使用法の注意としてはTrash It!の本体をTrash It!フォルダから出してしまうと機能しなくなるので、必ずこの中にいれたままで使うこと。
このアプリはフォルダ内の「24U Appearance OSAX.osax」に依存しているようだ。

そこでお薦めの使い方はTrash It!の本体のエイリアスをデスクトップに置く方法。
これでネイティブのゴミ箱に近い使い方ができる。
ただしこのアプリはゴミ箱に一時退避させるということはできない。
常に削除になってしまうので、ゴミ箱の替わりに完全にはならない。
そういう性格のものだから、いちいち削除のパスワードを要求するがこれも煩わしくてもあった方が良い。
この操作は取り消すことができないからだ。

ちょっと気になったのはいちいちこのアプリがネットの接続を要求すること。
今までのところ全て拒否しているが、どういう意図かは不明だがこういう機能は必要ないんじゃないだろうか。






Trash It!を起動するとこのように削除の種類とパスワードを訊かれる
パスワードはrootのものでないといけない





お薦めはこのようにデスクトップにエイリアスを置くという方法
これでロックがかかった面倒なアーカイブなんかもじゃんじゃん削除できる
ちなみに上はBin-itというゴミ箱アプリのアイコン
二つ並べればその削除能力は強力だ



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Windowsユーザの皆さんはこのビデオを観てMacへのSwitchを思いとどまってもらいたい

最近Appleに評価がにわかに上がってきて、iPodやMacBook等を購入するWindowsユーザが増えているそうだ。
日本ではともかく少なくとも世界中では「今までずっとWindowsを使っていたがMacに乗り換えた」というドザの皆さんが続出している。

その結果はこちらのビデオだ。
Windowsユーザの皆さんはMacの故障とサポートに世界中でアタマに来ているのだそうだ。
皆さんはMacにスイッチするべきかどうか、このビデオをよく観て思いとどまってもらいたい。







正直、私は10年以上もMacを使っているが、こんな叩き壊したくなるようなアタマに来る故障には遭ったことはないし、故障は全て自分で対処してきたし、だからAppleのサポートの慇懃無礼にもそんなにアタマに来たことがなかったし、大体そもそもパソコンなんてOSが何であるかを問わず自助努力でトラブルを切り抜けるものだと思ってきたが、そういう信念を持つことができない人はリスクを冒してスイッチするべきじゃないと思う。

こんなことして何になるのか、叩き壊したって何の生産性もないし自分のスキルが上がるわけでもない。
斧を使えるようになれば腕力が少し強くなるかもしれないというくらいしか得るものがない。
正直な感想は
「アタマ悪いなぁ」
ということだけだ。

それともうひとつ、こういうエキセントリックな人はMac使わないでほしいなぁ・・・




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環境設定で言語モードを英語優先にするだけでシステムのスピードがとても速くなった(追記あり)

こちらの
shiology- 962-070619 MacOS Xの言語モード
というエントリで知ったTips。

以前ここで言語モードを日本語だけに絞り込むと少しシステムを高速化できるというTipsを紹介したが、こちらはもっと劇的な効果がある。

方法は
「システム環境設定」に入って「言語環境」から「言語」
へと進む。
ここで各言語の優先順位が表示されていて、日本語環境で使っている場合は普通
日本語
English
Francaise・・・

というような順番になっている。
この「日本語」をドラッグして「English」の下に移動させるだけ。

あとは再起動なり、再ログインなりすればこの設定は有効になる。
戻すときはこの逆で日本語を上にすれば良いだけだから、簡単に復帰できる。

やってみた感想はベンチマークを取ったわけではないが、取らなくても断定できるくらいシステムのスピードが明らかに速くなった。
特にFinderででかいファイルをどんどん手繰ってプレビュー画面に表示するとか、Safariで新規ページをどんどん開くとか、日本語環境だとすぐに虹色ボールが出そうな操作をしても全くストレスなく動く。
この方法はPPC/Tigerでも有効だそうだ。

つまりアプリやシステムがいろんな局面でもたつくのは、日本語環境等の言語環境をその都度読み込んでそれがモタツキになっているということが言えるようだ。
ということは英語圏の人達はこんなストレスを感じずに快適な環境でMacを使っているということだ。

日本人の我々は結構これまでMacの虹色ボールについて不平不満を言ってきたが、そんなことを感じているのは日本語とかハングルとか中国語とかの2バイト文字環境の人達だけなのかもしれない。
そういえばアメリカやヨーロッパの人達の書いているもので、
「虹色ボールがいちいち出てモタツキが苛つく」
というような内容のものを読んだことが無い。

こういうことを我々2バイト文字文化圏が感じていることを案外クパチーノのApple本社では知らないのかもしれない。
このTipsを書いておられた方も
『日本のユーザーからのフィードバックは他国のユーザーに比べて極端に少ないとのこと。アップル社内で製品を改善する優先順位は、おおむねユーザーからのフィードバックの多寡によって決定されるそうです。当然、フィードバックが多い事案は優先的に解決努力がはかられます。だから、日本のユーザーからのフィードバックが少ないと、そのバグがどんなに重要であっても、他の「声の多い」事項に埋もれてしまい、後回しにされてしまいます。従って、何か問題に気付いたら、きちんとアップルにフィードバックを返すことがとても大切。そういう声が集まれば、アップルもきっと動いてくれるはず。』
と書いておられる。
こういう問題では、アップルジャパンがまじめに仕事しているとも到底思えないし。
(ハンバーガー屋になっちゃった前社長はカッコつけてるだけで何も仕事しなかったしね)

英語は困るという人は、下記の方法で特定のアプリだけ日本語表示することができる。
それで実際に使ってみるとメニューやアラートが英語になるだけで、特に不便はない。
コンテンツ等の中身は普通に日本語で表示されるので、実際にはそんなに違和感がない。
これなら別に英語環境でも良いかと思い始めている。

余談だが
Macの便利なFinderオペレーション〜キーボードショートカットでランチャーにもなる
という記事でも紹介したようにアプリケーションフォルダでキーを2〜3叩くだけで簡易ランチャーのように使えたりというような機能はやはり英語表示の方がスムーズに使える。
この設定は思わぬ副次的効果もあるのでお薦めだ。






システム環境設定/言語環境/言語と入って一番上の
「日本語」をドラッグして「English」の下に持ってくる
あとは再起動なり再ログインなりすればすぐに変更は反映される





これはファイルをコピーしようとした時にFinderが出す
「コピー先に同名のアイテムが既にあります。上書きしてコピーを続行しますか?」
というアラート





Safariのメニューもこのように全て英語になる
ただwebの表示や履歴等はちゃんと日本語で表示されるので実際にはそんなに違和感はない





それでも英語は困るという場合はFinderでアプリを選択して
「More info(詳細情報)」をクリックすると言語環境をアプリごとに選択できる
日本語以外のチェックを外すとそのアプリだけ日本語表示になる





このようにSafariは日本語環境に戻った





しかし実際には英語の方が便利なこともある
以前から不満を感じていた「Library」や「Music」などのディレクトリが勝手に
「ライブラリ」や「ミュージック」に変更される問題はこんなことで解決してしまった
ターミナルTerminalという表示になって探しやすくなった
UNIXのパス表示とこの余計なお世話のローカライズが混乱をするので
これは是非やめてもらいたいのだがやめてくれないならこうして
環境を英語にしてしまうのが手っ取り早い



<追記>

英語環境にしてもほとんど不自由が無いと書いたが、実際には少しあった。
Safariの右上のGoogleウインドウにキーワードを入れて検索すると米国Googleサイトの検索に飛んでしまう。
それでも良い時もあるが、日本語サイトを探している時にはヒット数が多いサイトしか検索にかからなくなってしまう。
「日本語サイトのみ検索」
に絞り込むこともできない。
これがちょっと不便といえば不便。

その解消のためにSafariのみ日本語環境で運用する手もあるが、日本版Googleのトップページをブックマークしておけばいいのかと思い直して、そのままだが。

それとメールで情報を寄せていただいたのだが、AdobeのFlash CS3は英語環境にすると起動に失敗するそうだ。
これに関連する情報は元ネタサイトのコメント欄にもちゃんと書いてあるが、Adobe関連のPhotoshop、Illustratorなどは日本語版に関しては英語のリソースを含んでいないため、英語環境にすると起動に失敗するまたはメニュー等が文字化けしてしまうという症状が起きるそうだ。

Adobe製品英語版は日本語環境で問題なく使えるが、逆はできないらしい。
私は今のところレパのみでしかこれを試していないが、レパはフォトショもイラレも動かなくなってしまったので、試しようがなかった。
G4iBookならAdobe関係のアプリも動くので近日中にテストしてみるが、今のところいろいろ問題があってG4/Tiger環境の検証までは手が回らない。



2008 年 5 月 8 日





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ファイルシステムが「HFS拡張(大文字小文字を区別/ジャーナリング)になっているのがトラブルの原因じゃないかというご指摘を検証〜失敗〜でもくじけへんでぇ(1)
〜今度こそTime Machineを試してみたぞ

BBSにSakiPapaさんよりこういう書き込みをいただいた。

「muta さんは HFS 拡張(大文字/小文字を区別する、ジャーナリング)で初期化されていますね。

UNIX の伝統では大文字/小文字を区別するのですが、クラシック Mac OS では(DOS 同様)大文字/小文字を区別しないという歴史がありました。OS X では(過去との整合性のためでしょうか)「大文字/小文字を区別しない」はサポート外だったと思います(少なくとも Tiger までは)。

現在でも Adobe のソフトウェアなどで、「大文字/小文字を区別する」で初期化しているディスクにはインストールできなかったり、動作しないものがあるようです。iTunes のライブラリを移行する際にも、問題が生じる可能性がありそうです。

muta さんが経験されているトラブルのいくつかについては、この「大文字/小文字を区別する」で初期化されていることが原因のようにも思えるのですが? あくまでも想像ですよ。」

大変ややこしい話なのだが、ディスクをフォーマットする時に HFS+とかジャーンリングとかという選択肢ともうひとつ「大文字小文字を区別する」という選択肢がある。
私の記憶では昔からそうだった気がしていたが、ちゃんと調べてみるとそれは私の記憶違いで、これまでは「大文字小文字を区別しない」でフォーマットしていて、今回のLeopardで初めて「大文字小文字を区別する」でフォーマットしたことになる。

先日の「英語環境」でいえば「Case Sensitive」ということになる。

いくつか思い当たる節があるので早速これを検証することにした。
ただしフォーマットをし直してクリアインストールをして環境を復活というのはさすがにメンドクサイ。
Leopard環境でもう1ヶ月も仕事しているので、結構それなりにドキュメントや設定が積み上がってきている。

そこでかねてからの懸案のTime Machineを使うことにした。
手順は
1)最新システムをTime Machineでバックアップ
2)内蔵ディスクを「HFS+、大文字小文字を区別しない/ジャーナリング」で初期化
3)Time Machineでシステム全領域を復元

という手順でやることにした。






ディスクユーティリティで調べてみるとLeopardはこのように
「大文字小文字を区別」というフォーマットが見えている





ところがこの前まで使っていたTiger/PPCiBookでは
「大文字小文字を区別しない」でフォーマットしていた





先日iTunesライブラリのコピーで引っかかった項目は
iBookではちゃんと一つしか見えていない
LeopardからTigerにiTunesライブラリのコピーに失敗した原因はこれだとほぼ断定





そこで起動ボリュームを初期化して「大文字小文字を区別しない」で
フォーマットしてTime Machineでシステムを戻すことにした
手順はシステムインストールディスクから起動して起動ボリュームを初期化
メニューからTime Machineを起動して
「システムの復元」で「続ける」をクリックでシステム全域を復元できる





インストール先ボリュームを選択





あとはおよそ2時間弱ひたすら待つだけ



さてついにTime Machine初登場である。
(前回は結局復元すべきファイルがバックアップを取る前に消えていたので不発)
Time Machine使用の手順はふたつある。
1)特定のディレクトリの復元はメニューバーのTime MachineアイコンまたはTime Machineアプリ本体を起動して入る
戻りたい時間に合わせて「復元」をクリックするとその時点に表示しているディレクトリが戻る
2)システム全域を修復したい場合はシステムディスクから起動する
その上でインストーラのメニューコマンドに「Time Machine」があるのでこれを起動する
すると「復元するか」訊いてくるので以下その指示に従って進んでいく

システム全領域を復元するのにかかった時間は私の場合2時間弱というところだ。
これはiTunesライブラリの27ギガを含んでいるので、普通の人なら1時間半弱で完了するに違いない。
システムをクリーンインストールして移行アシスタントで全てのファイルを移すよりも明らかに速い。

今回はTime Machineを指導させる前にディスクユーティリティで起動ボリュームを初期化、
「HFS+ (ジャーナリング/大文字小文字を区別しない」
設定でフォーマットした。
さてどうなるか・・・






およそ2時間後に起動ボリュームにディスクユーティリティをかけてみると
フォーマットの「大文字小文字を区別する」もちゃんと復活している
思えばTime Machineをかける時に最初に「ディスクを消去しますか」と訊いてくる
消去しないと次に進めないので「OK」をクリックしたのだが
あの時に前のフォーマットも復元してしまったらしい



その結果はキャプチャーの通りである。
Time Machineはみごとに機能した。
以前のシステムをそのまま再現してくれただけでなく、起動ボリュームのフォーマットまで
「大文字小文字を区別する」
に復元してくれた。
恐るべしTime Machine

結果分かったことは、Time Machineはディスクのフォーマットが壊れてしまった時にも救いになる強力なバックアップソリューションとなりうるという心強い結論だ。
おかげでこの検証は失敗したのだが・・・

こんなことではくじけへんでぇ。
この検証(2)へと続く。




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ファイルシステムが「HFS拡張(大文字小文字を区別/ジャーナリング)になっているのがトラブルの原因じゃないかというご指摘を検証〜失敗〜でもくじけへんでぇ(2)
SuperDuper!を試してみたぞ

先日の記事の通りシステムのバックアップに失敗したと言うか、成功し過ぎてせっかくファイルシステムフォーマットを変更してもそれも元に戻ってしまって、うまくいかなかった。

ここでシステムを一度別のボリュームに退避させて、フォーマットをやり直してブートできるシステムをまるまるコピーできるアプリで復元することを試した。

それにはSuperDuper!を使用した。




anchor

SuperDuper!
(Freeware/Shareware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

これはシステムをブートできる状態で別ボリュームに完全コピーできるアプリ。

コピー先のボリュームからも起動できる。
操作は非常に簡単。
コピーファイルは「全て」か「ユーザファイル」を選択できる。
ブート可能なボリュームにとしてバックアップするのは「全て」をバックアップした場合のみだ。
Sandboxはシステムのチェックポイントのみをバックアップするというもので、使い方がよくわからなないので、とりあえず割愛。

選べるのはこれだけで特定のディレクトリをバックアップから除外するような自由度はない。
しかし簡単操作でブート可能なシステムをバックアップできるメリットは大きい。

ワンパスワードでアクセス権を突破して一気にすべてをバックアップするにはシェアウエア登録をする必要があるようだ。






SuperDuper!の操作画面
コピー元とコピー先を選び「Backup-all files」で起動可能なバックアップができる





錠前アイコンをクリックして「自動認証」に入ると「シェアウエア登録しろ」とくる
登録しない場合はいちいちrootのパスワードを入力することを求められる





あとは「Copy Now」でひたすらコピーされるのを待つだけ



ところで最近パーティションマップを切っていないということをここでも書いたと思うが、そのためにiTunesライブラリを起動ボリュームに置くようになった。
それで起動ボリュームは結果的には70GB程度のでかいファイル群になり、そんなでかいファイルを一カ所に保存できるボリュームがウチにはないことに気がついた。

SuperDuper!は空き容量が不足していてもとりあえずバックアップの動作に入ってしまう。
スタートする前に
「空き容量が足りないのでこのバックアップは実行できない」
というアラートを出して停まるのがMac的なオペレーションなのだが、このSuperDuper!はそういう点ではあまりMac的ではない。

SuperDuper!は結局途中で停まってしまい、
「60000ほどのファイルが保存できなかった」
というアラートを出した。
勿論そこからの起動には失敗したのでシステムのバックアップには失敗したということだ。
iTunesライブラリをバックアップから除外できれば、うまくいきそうなのだが、その方法がない。

結局これでフォーマットだけ変更してシステムを戻すという試みは失敗した。
失敗したが、空き容量充分のバックアップディスクがあればこれは強力なバックアップになりそうに思った。

まだまだくじけへんでぇ。
この検証は(3)に続く。



2008 年 5 月 9 日





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エキサイトメールってそんなに・・・なんだ

某ECサイトがエキサイトメールのユーザーを締め出す理由
という記事。

ECサイトがエキサイトメールを弾く理由はエキサイトメールがたった4MB(!)というサービス容量のためにしかもユーザが容量一杯になっても気がつきにくいインターフェイスのために、
「サポート窓口に「おたくからのメールが届いてないんだけど!」とユーザーからクレームがはいる」
ということを繰り返すからだという。

話を聞けばこれはひどい。
いまどき4MBのメール容量って写真貼付したメールを2〜3本受け取ったらそんなものすぐに一杯になってしまうのじゃないだろうか。

一番問題なのはエキサイトのやる気のなさなのだが、やる気がないならそんなサービスやめてしまえばいいのにアリバイ的にそういうものを維持しているのが、また有名どころのエキサイトだからたちが悪いと思う。

そういえばこれと同じ話を私も体験しているぞ。
このサイトを前においていた無料サイトサーバサービス業者がまるっきりこれと一緒だった。


無料を打ち出しているが、規約には転送料の制限について何ら具体的なことを書いていないくせに、突然一日の転送量が120MB(!)を超えるサイトは立ち退いてもらうといういきなりの通告をしてくる。

無料だから仕方ないだろといわんばかりのサポート氏の言い分だった が、一日120MBの転送量なんてちょっとブックマークがついたりしたらすぐに超えてしまう。
4MBのメールボックスと同じようなものだ。
実際には全く使い物にならない。

あえて企業名は伏せるがninjaのサムライファクトリー、お前のところのことだよ!

やる気がないんならやめてしまえということです。
そういうデタラメな規約で形だけの利用者を集めて広告主を騙すセールスは、法律が許してもお天道様が許しちゃおかないよ。




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WindowsXP SP3への備えは万全・・・と思っていたらなんと配布延期、不具合続出とな

MacBookにWindowsXPを入れてBootCampしているという話はつとに書いている。
そのWindowsXPに4年ぶりのメジャーパッチ(?)のサービスパック3が配布されるという。
ただしこのWindowsXP SP3を導入する前にBootCampをアップデートしておかないと、Windowsから起動できない等の不具合が起きる可能性があるそうだ。

BootCampのアップデータはこちら。
アップル - サポート - ダウンロード - Boot Camp Update 2.1 for Windows XP

ここで落としてきたBootCamp Update2.1をWindows環境で実行して、BootCampをアップデートしてからでないとSP3のパッチは当ててはイケナイそうだ。

それで準備万端、整えて待っていたらSP3配布延期というニュースが。
さらに配布は再開するが、一部環境では問題を起こすという注釈付き、一部フィルター付きでどうもSP3かけていいものやらいかんのやらよくわからない。
前回のSP2の時もいきなりシステムが激重になる等の相当な混乱があったが、今回もしばらく様子を見た方がいいのかもしれない。

せっかく準備を整えて待っていたのに・・・・




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昨晩からRSS全文配信に使っているFeedBurnerが文字化けしている

表題の通りで、RSSを登録いただいている皆さんにはご迷惑をかけしているのだが、FeedBurnerの全文配信の方が日本語が文字化けしている。
見出しのみ配信の方のMyRSSの方は問題ない。
FeedBurnerは読み込みごとに化けたり戻ったりしている。偶数回はちゃんと読めて奇数回は化けている感じだ。
だから50個のエントリが100個に見えて、そのうち半分が全部
「???????????????MacOSX??????????????」
のような状態になっている。

一晩経ったら回復するかと思ったが、今日の昼の段階でまだ治っていない。

原因は分からない。
こちらのRSSフィードジェネレータのFeederが吐き出すテキストは、どのRSSリーダで読んでもちゃんと読めるので、テキストエンコーディングを間違えたとかではないと思う。
しばらく様子を見るが、このままだと厳しいなぁ。
このFeedBurnerはなかなかユニークなRSSサービスで、アクセス数、ページビュー、リピーター数が分かるだけでなく、人気記事ランキングもジェネレイトしてくれたり面白いのだけど、残念ながらユーザビリティは結構最悪に近いサービスで、私もよくわからない機能がいまだにある。
その説明が一カ所で得られないので、とてもじゃないけど機能を把握することができない。

これに対抗するサービスはどこかにないものだろうか?
このユーザビリティが改善されず、時々文字化けもするんじゃあな・・・。




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OnyX
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

OSXのシステムメンテナンス、隠し機能設定万能十徳ナイフ的アプリのOnyXがLeopardに対応していた。

Leopardに対応して新設された機能にドックを3D表示から2D表示という結構お約束のものも追加された。
Safariのキャッシュを無効化する設定もどの程度の確実性があるのか分からないがちゃんと引き継がれている。






OnyXのディスクイメージにはこの通りインストーラとアンインストーラがセットされている





以前にもOnyXを使っていた人の場合はまずアンインストーラで
関連ファイルを完全に削除してからインストールすることをお薦めする
特にTiger等から環境を引き写した場合は必要かもしれない





最初に起動するとSMART診断をするか訊いてくる
ディスクが何か問題を抱えていないか診断するメニューで
縁起物だからやっといたらいいと思う





ここで初回はrootのパスワードを要求される





続いて起動ボリュームの検証をするか訊いてくるが、これはゼヒモノでもないし
結構時間がかかるし、やっている間フリーズしたように操作を受け付けないので私は飛ばしている
他でもできるし





各種設定を見ていると一部Leopardで新設されたものがあるのが分かる


2008 年 5 月 10 日





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ファイルシステムが「HFS拡張(大文字小文字を区別/ジャーナリング)になっているのがトラブルの原因じゃないかというご指摘を検証〜今回はちょっとくじけたでぇ(3)
〜やっぱり外付けハードディスクで試してみるよ

BBSで私がここに書き連ねているもろもろの不具合は
「HFS+(ジャーナリング/大文字小文字を区別する」
でディスクをフォーマットしたからではないかという指摘を「SakiPapa」さんからいただいて、思い当たる節もあったのでそれからそれを検証するために激闘を続けてきたわけだが、ここまでことごとく失敗した。

ここは基本に戻ってTime MachineSuperDuper!を使ってシステムを移すというようなお手軽な方法をやめて、システムをきちんとイチからインストールして検証することにした。
インストール先はSuperDuper!でバックアップに失敗した外付け2.5インチディスクのmomobayにすることにした。

最初からこうしていれば貴重な連休の休みを1日棒に振ることはなかったのだ。

手順はこうだ。
1)外付けディスクを「HFS+(ジャーナリング/大文字小文字を区別しない」でフォーマット
2)システムディスクからクリーンインストール
3)移行アシスタントで内蔵ディスクのシステムの主要部分設定、アカウント等を移行する

その上でiTunesのライブラリ移動、iCalのデータベースエクスポート等のトラブルが再現するか見てみることにした。

新規システムインストールにおよそ2時間、移行アシスタントとアップデートでおよそ1時間、3時間ほどで外付けディスクに新しい起動ボリュームを作った。
今度は抜かりなくフォーマットは、
「HFS+(ジャーナリング/大文字小文字を区別しない」
のままだ。

さてどうなるか

まずはiTunesの方は問題なくライブラリをTigerに書き出せた。
これは予想通りだった。

予想外だったのはAdobeのPhotoshop Elements 4.0
これはここのログには書いていなかったが、長年愛用したPhotoshop7がついにLeopardでは起動できなくなってしまったので、ライセンスが余っていたPhotoshop Elements 4.0を導入しようと考えた。
ところが、最初に一度だけインストールに成功して起動もできたが、システム再インストール後は何度トライしてもインストールに失敗、これが使えなくなっていた。

ググってみたところPhotoshop Elements 4.0はLeopard非対応となっていて、実際に使えないかどうかは結構微妙な感じ。
環境設定ファイルを捨てると起動できなくなっても復帰するという情報もあったが、インストールすらできないという状態では試しようがなかった。
ともかく使えなかったのはLeopard非対応のせいだと思っていたのだが、一応検証してみた。






Photoshop Elements 4.0のインストーラを実行
システム再インストール後は何度やってもインストールに失敗していた
「事後処理のスクリプトがみつからない サポートに問い合わせよ」というアラートが出ていた





ところが今回は何と1回であっさりインストールに成功した





ちゃんと起動して画像の読み込みもできた
Photoshop Elements 4.0はLeopard非対応で使えるかは微妙なところだが
今までインストールにも失敗してきたのはバージョンのせいではなく
ディスクフォーマットのせいだったというのがなんとなく驚き



このとおりPhotoshop Elements 4.0はLeopardでもインストールに成功してちゃんと起動もできることが分かった。
これからもステディに使えるかは微妙だが、Photoshop Elements 6を買うまではお預けだと思っていたのが使えることになりそうなのでちょっとうれしい。

そこで最近問題を起こしているiCalについても検証してみることにした。

iCalのスケジュールデータをTigerからLeopardにはバックアップ書き出しとバックアップからの修復を使って渡せるのだが、逆ができない。
これまではPanther、Tigerとも
"~/Library/Application Support/iCal"
というフォルダをそのままコピーするだけでカレンダーデータを共有できたのに、これがTiger/iBookに渡せないのが不便だと思っていた。
この新規ボリュームならどうだろう。






一番最近の変更を共有できるかテストするためにダミーのスケジュールデータを書き込んでみる
これを渡せるかが問題だ





外付けのLeopardボリュームのiCalには渡すことに成功したが
結局iBookにはカレンダーデータのコピーも実際の画面に反映せず
バックアプファイルからリバートしてみたがこれも失敗した



これもキャプチャー通り、結局外付けボリュームのLeopardには渡すことに成功。
しかしそこからiBookに渡すと
"~/Library/Application Support/iCal"
の丸コピーもバックアップファイルからの修復も失敗した。
これは今までと全く結果が変わらない。

これで何が言えるかというとこのiCalデータの引き渡しに失敗するのはこのディスクフォーマットの問題ではなくもっと違うことが原因になっているということだ。
それが何かまでは、突き止める根気がここで切れてしまった。

結局くじけたけど問題の一部は解決したわけだから、連休の休日をまる二日費やしたのも良しとするか。
あとは本体内蔵ディスクを再フォーマットしてシステムを入れ直す根性があるかどうかだけの問題になってきた。




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RSSフィード文字化け検証のための更新

FeedBurnerの全文配信RSSが不調で文字化け中と書いたが、他のサイトさんでFeedBurnerを使っているところで文字化けしているところは無さそうな感じ。
例によってこちらのインターナルな問題が原因人っている予感。
そこで文字化けが始まった5月8日更新分の時期にやった操作を振り返ると、例のシステムを英語に切り替えたというのが浮上。

にわかに信じられない話だが、システムを英語に切り替えたおかげでFeederが書き出し設定は「日本語」であるにもかかわらず日本語文字コードの指定が崩れているとか、そんなことが原因かもと思われ。

そこで再びシステムを日本語に戻して、更新してみるテスト。
今日一日はまたインストール三昧で、更新できないと思うがその間にどうなるか様子を見る。




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RSSフィード文字化け検証のための更新もうひとつ

FeedBurnerの全文配信RSSが不調で文字化け中と書いたが、他のサイトさんでFeedBurnerを使っているところで文字化けしているところは無さそうな感じ。
例によってこちらのインターナルな問題が原因人っている予感。
そこで文字化けが始まった5月8日更新分の時期にやった操作を振り返ると、例のシステムを英語に切り替えたというのが浮上。

にわかに信じられない話だが、システムを英語に切り替えたおかげでFeederが書き出し設定は「日本語」であるにもかかわらず日本語文字コードの指定が崩れているとか、そんなことが原因かもと思われ。

そこで再びシステムを日本語に戻して、更新してみるテスト。
今日一日はまたインストール三昧で、更新できないと思うがその間にどうなるか様子を見る。











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