2009 年 6 月 11 日anchor Safari4(Freeware) OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~Vista対応 Safariが4になって世界最速という呼び声とともに進化したという。 ならば試してみないわけにはいかないと、ブラウザフェチの私はさっそくアップデートした。 Windowsユーザの場合はMacのサイトから入手してほしい。 それで実際使ってみたところ確かに高速化している。 そのjavaScriptなのだが、Safari3では最初のころかなりのサイトのJSが表示できなかった。 しかし良いこともある。 さらにそのブクマークはiTunesのCoverflowのような表示になって派手になった。 ツールバーのボタンの組み合わせも微妙に変わったしタブのデザインや最終タブが最後のページを表示するようになって、表示外のページをオペレーションするのがちょっと便利になったりとか、あちこち細かい改修も加えられている。 Safari4を起動すると過去にアクセスの多い「Top Sites」が並ぶ Google Chromeを彷彿とさせるスタイルだ この「Top Sites」の表示は「編集」ボタンをクリックすると数を変えたり入れ替えたりできる また押しピンマークは常に「Top Sites」に表示したい場合に固定するボタンだ この「Top Sites」画面を呼び出したい時には「履歴」からのプルダウンメニューと コマンド+Shift+1というショートカットキーも用意されている さらに「ツールバーのカスタマイズ」から入ってツールバーに こういうボタンアイコンを貼付けると このアイコンをクリックするだけでこの「Top Sites」画面を呼び出すことができる このインターフェイスによほど自信がお有りのようだ ちょっと残念なのは当サイトのトップページにも貼付けているグラフィックが表示できないこと こういう一部サイトのJavaScriptと思われるパーツがかなりの割合で表示できなくて Safari3の初期の頃にまた戻ってしまった感じだ この問題は3ではかなり解決していただけに残念だ 私はキャッシュをかなり制限しているので上記キャプチャーは 表示できていないページがあるが設定を変えればちゃんと表示できる 大きめのサムネイルにするとこの通り6画面分割 そして小さいサムネイルにすると24分割だ これは各人の好みで選んでほしい ところでページのリロードボタンと更新中止ボタンが 無くなってしまったではないかと探していたらこんなところにあった RSSアイコンの隣りにこじんまりとリロードアイコンが収まっている ロード中のプロセスバーの表示法も変わった さらに変わったのが「すべてのブクマークを表示」「すべての履歴を表示」で 出てくるウインドウはiTunesのCoverflowそのもののデザインだという点 これは派手だ 微妙な改良だが拍手をしたいのがタブのデザイン 前よりも見やすくなったし最後のタブが最終タブを表示しているのが微妙に使いやすい ここが最終タブを表示してくれていたらマウスで最終タブに飛ぶのが速くなるのに といつも不満に感じていたところなのでこの改良には膝を打った anchor Safari4についての追記〜ブログパーツが表示できない問題を解決Safari4で一部のブログパーツが見えなくなってしまったということを書いたところBBSに「はま」さんから SafariStandなどの一部のプラグインは確かにSafariのバージョンが上がるごとに問題を起こしていて、ただしSafariStandなんかは作者さんの対応がいつも素早いので、メジャーバージョンアップの度にすぐ新バージョンが出るのでちゃんとアップデートを確認しておかないといけない。 それでさっそく「はま」さんのアドバイスにしたがって、SafariStandを最新バージョンに差し替えてみた。 それでSafariを再起動してみたのだが、やはり変わりがない。 この「見えなくなっている画像はFlashでは?」という「はま」さんのアドバイスがヒントになってFlash Playerを再インストールしてみた。 ちょっとがっかりしたのだがSafariStandのメニューコマンドを見ていたら 今まではこの設定で、表示したいパーツだけクリックすると表示するようにしてページレンダリングを高速化していたが、なぜかSafari4ではこの クリックしようが何しようが表示できないし、そもそもクリックができなくなってしまった。 SafariStandを最新バージョンに上げるとかFlash Playerを 再インストールするとかの方法をとってみたが結局表示は復活しなかった ふとSafariStandにこういうメニューコマンドがあることに気がつく これでプラグインの画像などを弾いて表示を高速化するというもので マニュアルで表示できるのだがSafari4ではなぜかマニュアル表示もできなくなってしまった それでこのチェックを外すとうまく表示されるようになった 2009 年 6 月 15 日anchor 遅ればせながら先週のWindowsUpdateについて先週の火曜日に定例のWindowsUpdateが出ていて、その内容はいくつかセキュリティパッチが含まれていたのでさっそくかけたわけだが、その中にはActiveXの脆弱性の修正なんかも含まれている。 もう先週のことになるが火曜日の定例パッチでセキュリティに関する修正がいくつかあった ところでどこで見たのか忘れたが、今回のAutorun、Virut、Genoなどの今年の春から大流行しているウイルスは、なぜか個人ユーザの被害者よりも企業の被害が大きかったという話を最近読んだ。 その理由は個人はセキュリティ意識が高くなってきて、自宅で使うPCはほとんど自動アップデート、シマンテックなども自動更新するなどで比較的被害が少なかったが、逆に企業はミドルウエアの対応などの問題で この話はスゴく身につまされる。今まさにそういう問題に悩まされているからだ。 企業のシステムは大掛かりになってきて複雑になってきている。 ところがユーザはそういうものは一般のデスクとデータのやり取りができないと意味がないといって勝手にUSBメモリなどでファイルのやり取りをしたりする。 その結果感染事故は主に企業で起きる。 しかもAutorunのようなウイルスは極初期の頃にフロッピーなどの弱点を狙われたウイルスと基本的に同じ仕組みで、 これがこの種の他愛もないウイルスに、企業が手もなくやられている実際の理由なのだろうという気がする。 2009 年 6 月 16 日anchor Mac Shutdown X(Shareware) OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 設定した特定のスケジュールに従ってMacを自動的に終了するアプリ。 可能な設定は 何か時間がかかる作業を頻繁にやらせているが、電源を入れっぱなしで離れるのが嫌だという時とか、毎日自動作業をやらせているが終わったら終了したいとか、そういう用途の時に便利だろう。 Mac Shutdown Xを初回起動した時の表示 アップデートを自動でチェックするか聞いてくる 設定としてはこんな感じだ これは毎日9時28分に自動終了させる設定 特定の曜日だけとか平日だけとか土日だけという設定も可能 特定の日だけ動作させるということもできる カレンダーで日付を選んで時計の針を掴んでぐりぐり時間を設定するのが面白い ある種の動作を完了したら終了することもできる これはSafariのダウンロードを完了したら終了する設定 また特定のファイルが削除された時に自動終了する設定も可能 監視したいテンポラリファイルをウインドウにドロップする このMac Shutdown Xを起動したら自動的に終了するという設定も可能 シャットダウンする前にアラートを出す設定と特定のファイルを監視する設定 ファイル監視の間隔は10秒より短くしない方が良いと書かれている 2009 年 6 月 17 日anchor Mac Restart X(Shareware) OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 前出のMac Shutdown Xのシリーズのアプリで、こちらは設定した特定のスケジュールに従ってMacを自動的に再起動するアプリ。 違いは再起動か終了だけで他の機能はほぼいっしょ。 目覚ましとかが直接な利用法だが、もっと工夫すれば面白い利用法がある気がする。 機能としては特定の曜日の特定の時間、あるいはカレンダーで指定した特定の日時、あるいはこのアプリを起動した時、webサイトで特定の文字列を見つけたときという設定があるが、特定のイベントでという機能だけはない。 Mac Restart Xの起動画面は今どういう設定になってるかを表示している これも前出のMac Shutdown Xと同じ スケジュールは特定の曜日の特定の時間で再起動ができる 特定の日を設定することもできる 再起動ができるということはログイン項目の設定次第で 自動プロセス実行も可能だということだ それで何ができるか考えてみよう anchor MacOSXのJavaの深刻な脆弱性を修正するパッチは飛ばさずに当てることCVE-2008-5353というMacOSXのJavaの脆弱性のアラートが実は昨年末に出ていて、攻撃に対する脆弱性の情報が公開されていた。 公開されていたということは、この脆弱性を利用したトラップのようなサイトを作ってMacユーザを陥れることがこの半年間可能だったということだ。 このセキュリティホールについて警告していたLandon Fullerによると この半年間にいくつかパッチが出ていたし、OS10.5.7というややメジャーなバージョンアップもあったのだが、その間この問題は解決されないでいた。 このパッチが当たっているかをまず確認してもらいたい。 sayが起動して何かしゃべり始めたらこの脆弱性が残っているということで、正常にパッチが当たっているとしたら何も起こらない。 この情報はこちらを参考にした。 こちらのブログ主さんによるとSafariの「ダウンロード後”安全な”ファイルを開く」という設定は引き続きオフにする方が良いとのこと。 6月15日に出たパッチがこれ Java for MacOSX 10.5アップデート 4が当たっているかを システム環境設定のソフトウエアアップデートで確認する 当たっていなければ今すぐソフト上アップデートを Javaのパッチはソフトウエアアップデートから当てられる 安全対策のためにすでにSafariなどのJavaの設定を オフにしている場合はこれをオンにしてみる その上で上記のサイトにアクセスして脆弱性のテストをしてみよう 件のサイトにアクセスするとこういうJavaアプレットの読み込み画面に続いて・・・ こういう画面が出てSafariが英語をしゃべり始めたらまだ脆弱性は残っている すぐにソフトウエアアップデートを起動してパッチを当てる必要がある こういう画面が出たりすることもあるが・・・ もし脆弱性が解消されていたら最終的にはこういう画面になりSafariは何もしゃべらない Safariの「ダウンロード後”安全な”ファイルを開く」の設定は パッチを当てた後も引き続きチェックを外しておくこと このバカな設定はセキュリティ的には百害あって一利なし こんなものをデフォルトでオンにしているAppleの見識を疑う 2009 年 6 月 18 日anchor 盛況御礼RSSの購読者数が一時期伸び悩んでいたのだが、最近盛り返すように一気に伸び始めて、今週は2700台のピークをつけて3000に届きそうだ。 RSSの配信を始めた時にはとりあえず5人の読者を確保しようと思っていた。 そこに上記リンク先の 一日に1000人の人が素通りしているという情報よりも、5人の読者がきちんと記事を読んでくれるという情報の方が書き手としてははるかに意欲に繋がる。 それでスタート当初の目標は iWorksのNumbersを使用して作図 Googleに移行してからのFeedBurnerのRSS購読者数の推移 ありがとうございます、順調に伸びております 2009 年 6 月 19 日anchor SafariTabMemento(Freeware) OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Safari4に対応したということらしい。 前回試した時にはSafariTabMementoの設定がSafariの設定とは別になっていたのだが、今回このSafariTabMementoの設定もSafariの設定の中に繰り込まれた。 なお、SIMBLプラグインなので使用にあたっては当然SIMBLのインストールが必要だ。 (後日註:作者さんによるとSafariが落ちた時には履歴の復元は不可能なのだそうだ。だからこれが有効なのはうっかりタブを閉じてしまったときだということだ。ここらちょっと誤解を生みそうなので訂正) SafariTabMementoの設定が知らない間にSafariの設定に繰り込まれていた 私は常に大量のタブを開いて使うのでこのプラグインはゼヒモノだ anchor 平日夕方のジニアスバーは人間ドラマ満載だことの起こりは会社で私が管理している機材のひとつのMacBook Proのバッテリーが破裂したことだった。 破裂といっても一時期のバッテリーと違って火を噴いたわけではないのだが、完全に電池のカバーが撓んで中味の電池本体が外から見える状態で、リチウムの気密が破れたら実際に発火しかねないような危険な状態だった。 それで調べたところ2006年の9月にリース契約を開始しているこのMacBook Proはこちらのバッテリ交換プログラムの対象品だということがわかった。 こちらのサイトに「5月31日終了」と書いてあるのがちょっと気になったのだが、とりあえず銀座のAppleに行ってみることにした。 銀座Appleは実は2003年のオープンの時にプレスプレビューで一度来て店員と話したくらいで、そのあと2〜3回覗いたことはあったが利用したことはなかった。 2003年のプレビューの時に何に気後れしたかといえば、あのエレベーターに「行き先階のボタン」がなかったことだ。 それでジニアスバーを覗いてみると、夕方6時であるにも関わらず 銀座Apple自体は9時までは開いている筈だからと思っていたら、なんと予約はどんどん入っていて9時まで一杯らしい。 店員の説明によると故障の対応は しかたなく2階のジニアスバーに行ってみると、そこで一悶着起きていた。 私と同じような事情の人らしく、何人も順番を待っている人の列の前でジニアスバーのスタッフに喰ってかかっている人がいた。 このスタッフは他のお客さんを待たせながらこういうクレーマーに呼び止められて、彼自身も困っているようだったが、どういう対応をするか興味がわいたので見ていた。 「おお、もっともだ。もっと言え」 それで落ち着きかけたかと見るや、部屋の隅の相談商品のあるところにつれていって、結局彼の壊れたiPhoneをチェックして、問題を解決したようだ。 さらにこのスタッフに担当のお客の対応を頼まれた別のスタッフも、彼のサポートをしながら聞き耳を立てていた私に気がついたようで ヤルじゃない、Apple! (*゚∀゚) Appleって「杓子定規」というイメージがあって、 バッテリ交換を待つ間も、隅っこでおとなしく待っていたら、正面にはやはりサラリーマン風のオジサンがiPhoneを見せて こちらのオジサンは「メモリリーク」とか「ファームウエア」とか そういう意味ではwintel陣営のベンダーのようにサポートをどんどん切って経費節減して、安売りネットブック機で価格で勝負するという行き方はやっぱり間違っているという気がする。 それと会社帰りのOLさんが本当に多いなと感心した。 結局バッテリーの交換プログラムは最初の悪い予感の通り、プログラムが先月末に終了していたために有償交換になってしまった。 それでも「今日はムリか」と一瞬あきらめかけていたのに迅速に対応してくれて、結果的には有償になってしまったけれども新しいバッテリーが手に入ったし、小一時間ほど待たされたのだが、その間上記のように全く退屈しないような人間模様をたくさん眺められたし、気分は悪くなかった。 |