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2008 年 2 月 1 日





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SiteStatus
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

これは特定のWebサイトがアップしているかダウンしているか、接続が見つからないかを表示するメニューエクストラ。

メニューバーアイコンでステータスを表示する。
設定で表示したいサイトのURLとサイト名、リフレッシュタイムなどを設定してあとは見るだけ。
サイトを置いているサーバがちゃんと稼働しているときは緑に、サーバが落ちたら赤に、サーバに接続できない時にはグレーの「Unknown」表示になる。
それだけの機能だが、何に使えるだろうか。

とりあえず自鯖とか上げてて鯖がちゃんと稼働しているか監視したい時には便利かもしれない。
あと見たいサイトが表示できない時に接続の問題か、鯖が落ちているのかを判別してくれるかもしれない。
とりあえずサイト管理人をやっている人は自分のサイトがちゃんと立ち上がっているか心配な場合は、あると便利かも。






SiteStatusはサイトを置いている鯖のステータスを表示するメニューエクストラ
サイトがアップされてるなら緑、落ちると赤、接続が見つからないとグレーの表示
ここから設定画面も呼び出せる





設定画面は監視したいサイトの名前とURL、リフレッシュタイムだけのシンプルさ
名前は日本語も通るがメニューバーに表示されるので長い名前を使わないように注意





接続が切れるとちゃんとグレーの表示になった






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SnowGlobe
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

JARED等の面白いおもちゃを配付しているFreeverse.comで見つけた、これも小物のデスクトップのおもちゃ。

観光地のお土産でよく売っている、振ると細かい銀紙片が雪のように舞う「スノーボール」というガラクタをデスクトップで実現しようというアプリ。

起動するとガラス玉の中で雪が舞う。
それだけのアプリ。
デフォのガラス玉の中の画像には「写真をドロップしろ」とある。
ここにjpegをドロプすると好みの写真をガラス玉の中にいれることができる。
思い出の写真を一つどうぞ。






SnowGlobeはガラス玉の中で雪が舞う「スノーボール」
ガラス玉をドラッグして振ってみると雪がそれらしい流れ方をするのが面白い





jpeg等をドロップすると好みの写真をガラス玉に入れることができる


2008 年 2 月 3 日





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MacGamesさんが復活

相当なテンポで新作旧作ひっくるめてMacのゲームを紹介していた「MacGames」さんがサイトを閉鎖されたという話を先日2007 年 1 月 14 日Macのゲーム紹介サイト、オワタ?という記事で取り上げたが、BBSでbata macさんからいただいた情報で「MacGames」さんが復活されたことを知った。

新しいサイトはこちら。
MacGames.jp

Macにはあまりないと言われていたゲームが実は探せばこんなにあったということを教えてくれるだけでも貴重な存在のサイト。私も時々ゲームアプリを探しに行っていたサイトだったので、復活は素直にうれしい。

それとともにこういう貴重な情報サイトを今後も守り育てていくためにも、皆さんの応援をお願いしたい。
今のMacを取り巻く環境は、私がMacを使い始めた当時と違って情報はネットで手に入りやすくなってはいるのだが、それでもやはりMacの一次情報を発信してくれるサイトはまだまだ少なくそういうサイトを増やしていかないとMacのお寒い環境はいつまでたっても改善されないと思う。
BBSには書いたのだが、BBSはやがて消えるのでこちらにも「MacGames」さんの閉鎖の理由を書いたエントリの写しを引用しておく。


「突然ですが、この記事を最後にMacGames.jpの更新を終了しようと思います。

と言うのも、サイト運営に時間と労力をごっそりつぎ込んでいる…割りに、自分にかえってくるものがあんまり無いなと。アクセス数も伸びませんし、被リンクなんかも国内より海外のサイトからの方が多いような状況で、正直、モチベーションを維持できていません。

そういう状態で、ドメイン・サーバ費用を投入して(最後なので書いておきますが、広告収入は支払い下限に達してないのでゼロです)、膨大な時間と労力を消費して、サイトを運営していくのは無理があるなと。

MacGames.jp自体は、サーバ契約が切れるまで残すつもりです。(追記:半端に未練を残したくないので、数日中に削除することにします)このサイトには、Mac系のサイトにインデックスされていないゲームが色々あるので、このサイトが消える前に探して遊んでみてください。

それでは。」


Macの情報サイトを継続していくというのは、多かれ少なかれこの「MacGames」さんのような悩みを抱え込むことになる。
その問題解決はモチベーションが上がるビジタの支援以外にない。
どんな方法でもいい。その方法はトップページ最上段の「皆様へのお願い」を参照してもらいたい。
このリンク先は香川大学のMacをお使いになっている先生のサイトの「お願い」ページに直リンクさせてもらっている。共感を感じたので私もリンクさせてもらっている。
Macの一次情報を発信するサイトがあるということの意味を再度皆さんにも考えていただきたい。

皆さんの一層のご支援を。



2008 年 2 月 4 日





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Safari復活!〜&トラブルも復活(-_-;)〜追記あり、さらに追記あり

OS10.4.11、Safari3.0.4に上げて以来、Safariが壊滅的に使い物にならないということをここでたびたび書いた。
それについては過去にいろいろな方法を試してきたということを以下の記事でも書いた。

参照
2007 年 11 月 21 日
Safari3.0.4での異常なモタリを解消する方法〜途中まとめ、解決したとはいえないが一応の成果は上げられたので(追記あり)

2007 年 12 月 7 日
Safariのキャッシュ生成を禁止する設定〜これでSafariの虹色ボールを防げる・・・ところまではいかなかったが少し効果はあった

結局ほとんど改善されないので、1月一ヶ月間iCab+RSSビュアーとしてFirefoxを使っていることも書いた。
その結果システムが異常にモタルとか、Swapがどんどんできてレインボーボールが止まらないなどの症状はほぼ治まった。
この異常はSafari3.0.4+OS10.4.11の組み合わせでないと出ないことはほぼ確認できた。

それでこのiCabFirefoxという組み合わせで何ら問題なく使えるのならこのままも良かったのだけど、やはり使い慣れたSafariでないと不便だという面が出てきた。

最大の問題はシステムのキーチェーンとの親和性。
iCabFirefoxではセキュリティがかかっているサイトのうち、どうしてもログインできないページが出てくる。
またログインできるのだけど、どうしてもそのパスワードをフォームオートフィルで覚えてくれなくていちいち手打ちしないといけないとか、「使えない」というほどでもないのだけど微妙に不便なところが結構多い。

またページスクロールの場合はSafariならhtmlだろうがxmlのRSSだろうが
コマンド+上下アローキー
でページの一番上(下)に一気に飛ぶし
option+上下アローキー
でページの次の上(下)領域に移動するという操作が統一されている。
しかしFirefoxではそうではないし、iCabにいたってはRSSにも対応していない。

この微妙な不便さはストレスとして積もり積もっていた。

「そうだ!やっぱりSafariを使おう!」

昨日突然思いついて、Safari復活と相成った。
ただし前の環境でそのままSafariを起動してもまた半日後にSafariが反応しなくなって強制終了するしかないに違いない。
実際試してみるとやはりそうだった。
(試してみないと納得せんのか・・・君は)






Safariを久しぶりに起動
相変わらずCPUはガンガン使ってSwapガンガン作りまくって半日で沈没した



それでテスト用のその名も
「test」
というアカウントを作ってここでSafariのテストをすることにした。

ただし、本当はコントロール(条件を変えた比較実験を同時に行って、ある現象の原因や効果などを突き止める科学実験の考え方)のためにまっさらの状況でSafariをしばらく走らせるべきだったが、半日走らせる必要があることから、ある程度このアカウントでも仕事ができるような条件を整えておこうと思った。

具体的にはログイン項目でメニューエクストラ、コンテクストメニュー、システム環境設定ペイン、メーラ、アドレス帳、メモノートアプリなど仕事で使っているファイルや、アプリのplistファイルの移植などをやった。

この時点で以前Safariで表示しているリンクを
コマンド+クリック
で新しいタブで開くという機能が死んでしまったことも書いたが、この機能が生き返っている。
この機能はここまで移植していないなにかが原因になって、動いていないのだろう。






Safariをテストするために「test」というユーザを作った





イチから設定を始めたためにデスクトップもスッキリ片付いていい気分





さい先よくスタートしてSafariも快調に動いていたのだが、半日でSafariクラッシュ!
ちょっと間抜けな結果になってしまったがここまで移植した何かに原因は特定された?



ここで今日半日テストした結果、なんと前の通りSafariがまたまたクラッシュ。
この検証の結果何がいえるかと言うと、このSafari3.0.4は昨日移植した設定、常駐アプリの中のどれかと問題を起こしてクラッシュしているか、もともとOS10.4.11と組み合わせることでクラッシュする性向があるのかどちらかだということだ。

本当は新しいアカウントで何も設定していない真白な状態で半日走らせていれば、上記の二つの要因のうちどちらかも断定できた筈だ。
基本的な設定と常駐ソフトだけだから、きっとクラッシュは出ないだろうと考えていたのが甘かったのだが、逆に言えばそういうものが原因の場合は昨日からやってきた設定変更や常駐アプリに原因は特定されたわけだ。
(逆に例のリンクを新規タブで開けない問題は上記のどちらも原因でないわけだからちょっと面倒だ。まあいい、その件はいずれ対処する)

純粋に原因を究明したいならやはり、真白なアカウントでテストをスタートして、問題が起きるか様子を見ながら一つずつ設定を戻していくというやり方をしなくてはいけないのだろうが、やはりデイリーの仕事機なのでなかなか思うに任せない。
設定を変えたらすぐに結果が出ればいいのだが、一つ変更するごとに半日負荷をかけ続けないといけないというのが、問題を複雑にしている。


さらに本日ユーザ領域の「システム環境設定ペイン」を全て外してテストするが、やはり問題が起きたため、この領域はシロと断定。
APEFruitMenuは結構怪しいと思っていたのだが、このあたりはあっさりシロになってしまった。

そこで現在はSparkを起動項目から外してテスト中。
しばらくはこうしたdaemonや常駐アプリを一つずつ外して様子を見ていく。


今度の休日にはもうひとつテスト用のアカウントを作って今度は真白な状態でテストをする。
その状態でやはり問題が出たら、やはりこのシステムは見捨てるということになるかも。
もう世間はLeopardなのだし、いつまでもTigerの延命にこだわっても仕方がないのだが・・・






ところで不思議なことがあるのだが、テスト用に複数のアカウントを作って
両方にログインするとなぜかスクリーンが青っぽい色になってしまう
システム環境設定ペインの「ディスプレイ」を見るとなぜか
液晶の標準プロフィールの「カラーLCD」が消えている
再起動すると「カラーLCD」は復活するので
消失しているわけではないのだが複数ログインするとまた消える
原因は分からないがこれも一つの挙動不審だ



<追記>

いきなり結論が出てしまったが、Sparkはシロだった。
このまま一つずつ順番に常駐アプリを外していく愚直な方法をとってもいいが、私がLeopard搭載機に買い替えるまでに間に合う確信がなくなってきたので、怪しいものから順番にテストしていくことにした。

そこでかねてから怪しいと感じていたAPE Managerのframeworkの方を外してみることにした。場所は
"/Library/Frameworks/ApplicationEnhancer.framework"
ということになる。

それに関連して
"/Library/Application Enhancers/"
に入っているいくつかの全アカウント向けAPEを全て隔離した。
APEはLeopardでも問題を起こしていたので、それがヒントになっているのだがどういう結果になるだろうか・・・






これは私がよくやる手
frameworksや支援ファイルなどを隔離したい時に元のディレクトリのすぐ隣りに
「◯◯使わない」というようなディレクトリを作ってそこにそのファイルを移動する
OSXはパス管理なのでゴミ箱に移動しなくてもこんな簡単なことで無効になる
また元に戻したい時にファイルのあった元の場所が判らなくなることもない



<さらに追記>

上記Application Enhancerのframeworkを外してみるテストの結果が出た。
結論からいえばこれもシロ、つまりこれを外しても同じようにシステムを巻き込んだSafariのモタリは発生した。
引き続き違う方法を試してみる。

BBSでSafariのファビコンキャッシュがメモリリークの原因ではないかというヒントをいただいたので、これをテストしてみる。




<さらにさらに追記>

上記ファビコンキャッシュの禁止は結局効果がなかった。
少しレインボーホイールが出るタイミングを遅らせることができたかもしれない。
そこらは再評価の必要があると思うが、これも解決にはいたらなかった。



2008 年 2 月 5 日





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マウスポインタを大きくして見やすくする

久しぶりのTips

Macに限らずパソコンのマウスポインタは小さくて見づらいと特に高齢な方から評判が悪い。
かくいう私ももう老眼が入り始めて、やはりポインタを見失うことが多い。
マウスポインタがこんなに小さい理由は、これでデザインやグラフィック、ビデオ編集の仕事もこなさなくてはいけないために、そういう細かい仕事ができるようにポインタは微細なポイントを1ピクセルずつ指し示せる必要があるからに違いない。

ただ、もうこれからデザイン関係の仕事をやることはおそらく一生ない私のような人にはそういうのは過剰スペックな訳だ。
だったらデカイポインタでもいい。

以前ここでマウスポインタを大きくするシェアウエアを紹介したが、実はそういうものを使わなくても大きくする方法がある。
いつからか知らないが、システム環境設定ペインの「ユニバーサルアクセス」に「カーソルのサイズ」という設定項目ができている。
このスライドを右に動かせば大きくなるし、一番左端に移動すれば標準の大きさに戻る。
この機能は「補助装置を使用可能にする」というところに必ずチェックを入れてから使うこと。

この「ユニバーサルアクセス」という設定項目は視力障害や、運動機能障害など障害を持った人がMacを使えるようにということで用意された設定項目なのだが、「ユニバーサルデザイン」(障害者でも使いやすく工夫されたデザイン)というのは健常者にとっても使いやすいデザインな訳で、ここは健常者でも触ってみる価値がある。
ましてや老眼が入り始めているというのは、立派なユニバーサルデザインの対象者なので見ておいて損は無いと思う。






環境設定パネルの「ユニバーサルアクセス」→「マウスとトラックパッド」に入る
「カーソルのサイズ」というスライダを動かせばポインタの大きさを変更できる
下の「補助装置を使用可能にする」のチェックを入れるのを忘れないように
老眼入っている人は無理しないで素直にここの設定をいじること


2008 年 2 月 6 日





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Safariでコマンドクリックでリンクを新規タブで開けない問題が解決した・・・ていうかオレのケアレスミスじゃんそれ(^_^;)

先日来再びSafariを起動してテストしているという話を書いている。
それでSafari3.0.4/OS10.4.11のモタリの検証は現在進行中なのだが、その過程で以前から気になっていたトラブルが解決した。
Safariでリンクをコマンド+クリックするとリンク先を新規タブを開いて表示する」
という便利な機能がある。
この機能は重宝していたのだが、いつからかコマンド+クリックしても何も起こらなくなっていた。
Safariのバグか、はたまた何か常駐アプリとのコンフリクトかと思っていたが、原因を掴みかねていた。

昨晩Application Enhancerを外すテストをしていたところ、この問題が解決する条件があることに気がついた。
一つずつやってみるとWindowDragonを外すとこの機能が復活することに気がついた。
これとのコンフリクトかと思ったが、設定をよく見ると
「複数のウインドウを一気にドラッグする:コマンド+クリック」
という設定を自分がしていることに気がついた。

この機能自体忘れていたのだが、Finderのウインドウがデスクトップに散らかった時に便利かなくらいに思ってこうしていたのを思い出した。
このショートカットキーが、Safariの新規タブのホットキーとぶつかっていたわけだ。

なんだ! 要するにバグでもコンフリクトでもない、単なる私の設定ミスじゃないか!!

ということでこの解決法はWindowDragonを外すということでも良いのだが、せっかくの機能なのでApplication Enhancerで除外するアプリケーションとしてSafariを設定すればいい。

同じく
option+ドラッグ

「ウインドウのどの部分を掴んでもリサイズ」
という設定をしていたが、これはFinderの「ウインドウの外にドラッグで複製」という操作とぶつかることに気がついていたのでこちらは解除していた。
これもFinderを除外すれば使えるわけだ。
これでSafariの問題も解決してちょっと便利になる。






システム環境設定ペインのApplication EnhancerWindowDragonの設定に入る
ここの「Application」タブで適用除外するアプリを設定してホットキー衝突を防ぐ
その方法はリストで除外したいアプリを選択して下の「+」ボタンをクリックする
リストで赤線が入ったアプリが機能適用を除外されているし再び解除は「−」ボタン


2008 年 2 月 7 日





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StopStart
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

現在稼働しているプロセスを、Terminalを使わずに一時停止したり止めたところから再始動したり、強制終了したりできるアプリ。

という目的ならApp Stopを前にも紹介しているし、何かのプロセスを緊急停止しなくてはいけない場合には、メニューエクストラとして常駐しているApp Stopの方が便利かもしれない。
このStopStartが良いのは何よりもこの機能を削ぎ落としたシンプルさだろう。
このフェイスを見て使い方で迷うことはまずない。

プロセスのリストがあって、選択したプロセスを止めるか、再開するか終了するかの3つしかコントロールボタンがない。
プロセスの占拠率やメモリ使用量なども示さないし、どのプロセスがアクティブかも示さない。
何もないからシステムの診断とかには使えないかもしれないが、止めたいプロセスが分かっている時には間違いがないから逆に良いだろう。

例えば外付けハードディスクをつけている時にmdsやLAServer等がどんどん動き始めてアンマウントできないとか、ビデオエンコードの途中で急ぎメーラを起動しないといけないとか、これが役に立つのはそんな時か。






StopStartはプロセスを一時停止するアプリ
リストでプロセスを選び「一時停止する」「再開する」「終了させる」ボタンで操作
「Update」ボタンはリストを最新状態にアップデートする



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Yahoo!の買収と株価はカンケーないんだってば・・・

週のはじめに「MicrosoftがYahoo!を買収」というニュースが入って、規模の大きさでは久々の大型案件だし、ネットのポータルサイト勢力地図を塗り替えるような買収なので話題になってNY市場も久しぶりに買いが入ったようだ。
ところがこれを受けて東京市場も上がると
「Yahoo!の買収のニュースを受けて、ヤフー!ジャパン、ソフトバンクを手がかりに買いが入った」
とかいう解説をしているところがいくつかあった。

正直言って「日本の投資家ってそこまでバカなのか?」と思った話だ。
アメリカのYahoo!の買収がもし成立したって日本のヤフージャパンとかソフトバンクとは何の関係もない。
ヤフー!ジャパンはYahoo!の看板料とビジネスモデル使用料を払ってその暖簾を借りているだけでアメリカのYahoo!とは何の関係もない赤の他人の会社だ。
その証拠にybbの会員ですらアメリカのYahoo!のサービスは一切使うことができない。
使いたいならybbとは別に米Yahoo!の会員にならなくてはいけない。

なのに米Yahoo!が買われたらヤフージャパンやソフトバンクが値上がりするって、そんな解説をするのはいかにも
「材料無いからトップニュースで株価が上がった理由を適当に説明しちゃえ」
という解説のやる気のなさなのか、それとも日本の投資家は本当に馬鹿なのかどちらかだと思う。
昨日の大幅な下げを見ていると、今週あたりの値動きは材料は全く関係なく単にテクニカルな調整だという気がする。
Yahoo!がどうのこうのは全く関係ないと思う。

なのに今日になってもまだ
「米Yahoo!の買収の影響の値動きが・・・」
なんて解説をしている人がいる。
今までどんだけそうやって外してきたんだ?
その考え方でいけば買収がもし成立しなかったら株価は暴落するのか?



2008 年 2 月 8 日





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Tux Paint
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

3歳児以上を対象としたお絵描きスタンプぺたぺたソフト。

これは昔からアプリケーションフォルダの中に入っていたアプリなので当然ここでも紹介しているだろうと思い込んでいたのだが、先日確認したらここでは取り上げたことがなかった。
非公開のログ時代に書いた記事を勘違いしたか・・・

といっても難しいことは何もない。幼稚園児が使えるように工夫されているアプリだから、日本語化しなくたって使い方が分からないなんてこともない。
むしろ英語が読めない子供の方が直観的な使い方ができると思う。

ただ子供のためにインストールしていた最初の頃のバージョンと違って、最近のバージョンはアクションの種類も随分増えて、またスタンプもかなり面白いものが豊富になってきた。
工夫次第では大人がチョットした何かの絵を描くのにも使えるかもしれない。
下手をするとAppleWorksのドロワーなんかよりも高機能かもしれない。

テキストも挿入できるが、日本語は打ち込めない。
ただどこかにStampSetとして日本語のフォントが配布されていたような記憶がある。
その場所が判らないのだが、それを入れるとスタンプをぺたぺた貼るようにして日本語のひらがなやカタカナを貼付けることができるセットだった。
ますます教育玩具っぽくなると思う。
見つけたらそのうち追記する。






Tux Paintを初回に起動する時だけフォントファイルを読みに行く
これで数分待たされるがこれは最初だけだ





例によって絵が下手なのはこのアプリの性能とは全く無関係だ
このアプリでどういう表現ができるかを実際にやっているので見てみてほしい
子供が大好きな色を塗ったり水でにじませたり、花の絵を描いたり文字を書いたり
エンボスにしたりブロックにしたり・・・本当に好きかどうかもよくわからないこともできる



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Tux Paint Stamps
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

Tux Paintでただ漫然と色を塗ったくっているだけでも童心に返れて楽しいのだが、さらに同じサイトからダウンロードできるStampSetをインストールすることで作品はよりいっそう芸術性が高くなる。
実際このリンク先のサイトにギャラリーがあるのでその作品の完成度を見てほしい。

Tux Paintを使うなら、このStampSetは是非インストールしたい。






Tux Paint Stampsはインストーラを使う
デフォのこの設定では~/Library/Application Support/Tux Paint/にSetはインストールされる





スタンプを選んでぺたぺた貼っていく
インストールされたSetには.oggのオーディオファイルも入っているので
一部のスタンプは鳴き声などの音を出したり名前を読み上げてくれる
まま知育玩具だがいろいろ貼付けていろいろ描いていると大人でも夢中になる






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Safariがもたつく問題が一応解決したような・・・こんな解決法で良いのかと思いつつ・・・

先日来Safariがもたつく問題についてずっと検証していて、一応の原因と解決法が判明したので。

まず発生条件だがSafari3.0.4、とOS10.4.11という組み合わせで、これ以外の組み合わせでこの問題は起きないらしい。LeopardとSafari3.0.4の組み合わせでやはりもたりやSafariが落ちるなどの症状が出ているそうだが、それがこれと同じ問題なのかは未検証。
これは同じSafari3.0.4でもLeopard版とTiger版ではビルドナンバーが違うことと関係があるのかもしれない。

Safariを起動して普通に小一時間ほど動かしていてもこの問題は起きない。
私の場合タブを30以上開きっぱなしにして起動しっ放しにしてRSSアグリケーターみたいな使い方をしている。
この問題が起きる人と起きない人があるというのが、この原因究明のネックになってきていたのだがひとつはこのSafariにかける負荷の大きさも関係あると思う。
普通の人は時々Safariを起動してパラパラネットを見るくらいだとしたら、それくらいの負荷では問題が起きないものと思われる。
私の場合はOSが起動している間は基本的にブラウザは起動しっぱなしで、しかも上記のように30以上のタブを頻繁にリロードしているのでかなりの負荷がかかっていると思われる。
以下の話はこの条件下で起きる問題ととらえてほしい。

この負荷がつづくと大抵は一日で、早い時には半日でSafariを操作しようとするとレインボーボールが回りっぱなしになって数分間どんな操作も受け付けなくなる。
数分経つと復帰することがあるが、いくつか操作をするとまたレインボーボールが回り始めるので結局Safariを強制終了→再起動した方が早い。
時々この負荷でOSまで動作が激オソになることがあるので、OSとの複合的な問題かと疑っていた。

しかし以下の検証により、これはやはりSafariの単独の問題と断定した。
BBSで「けけ」さんからかなり早い段階から「JavaScriptを無効にする」と動作が軽くなるという情報をいただいていた。
この問題にもっと注目するべきだった。
調べたところSafariは恐ろしい速度でJavaScriptのログを吐き出していることが分かった。






BBSでSafariのdebugメニューから「Log JavaScript Extentions」のチェックを外すと
システムイベントログへの書き出しが激減するという情報をいただいていた
確かにこの操作でシステムログへのコンタクトは激減するのだが
その下の「Show JavaScript Console」をクリックすると・・・





JavaScript Consoleが表示されここにものすごい速度でログを書き出していることが分かった
メッセージの数はなんと一晩で70万〜100万行におよぶ
何ら操作をしていない時でもものすごいスピードでログを吐き出し続けている
この頻度でディスクにアクセスしていたら遅くなるのは当たり前という気がした
下の「Clear」ボタンで一応リセットできるがそれで数分待たされる
リセットしてもまたスゴい速度で書き出しが始まるので解決にならない
ちなみにこのコンソールを呼び出すホットキーはコマンド+shift+Jキー





根本的解決は「けけ」さんの情報通りコマンド+「,」キーを叩いて設定を呼び出し
セキュリティタブで「JabaScriptを有効にする」チェックを外すしかない
これではJavaScriptを使っている最近のサイトは皆表示が崩れてしまうので
その読み込みの動作をする時だけこのチェックを入れる
非常に不便だが今のところこれしか有効な解決法がない





こうしてSafariが書き出した仮想メモリは一晩で1GBに届く
こういうのをメモリリークというのじゃないだろうか



一応これで原因と対策は分かった。
ちょっとメロメロな感じだし、この不便さを受け入れるかSafariを諦めるかという選択は迫られそうだが、Safariを使うなら使えないことはない。

この問題が何か別の条件と複合的に起きているのかは引き続き検証する。
先日作ったテスト用アカウントを削除してやはりまっさらの状態で一度テストすることが必要なようだ。
明日からの3連休でこれにトライする。







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RSS全文配信のススメ〜RSSに関する疑念はほぼ解消された

RSSを配信することはどれほど意味があるのか、また配信するRSSは見出しのみの配信にすべきか、全文配信にすべきかということが気になっていた。
そのことは
2007 年 10 月 1 日
全文にするべきか、部分にするべきか、それが問題だ

という記事で書いた。
またここのリンク先記事にいくつか触れられているが、RSS全文配信をすることによって結局本サイトのアクセスはその分減るのか、それとも合計では増えるのかというのも気になっていた。
それでこちらの記事で知った「FeedBurner」を使ってRSSビジタの人口動態をサイトと連動してみてみたいと実験していた。
2007 年 11 月 14 日
いまさら人に聞けないRSSの基礎知識を知ることができて良かった(追記あり)

こちらからビジタ変動のExcelデータのファイルが入手できるので図式化できるということも
2007 年 11 月 23 日
Excelなんか使ってもっともらしく分析してみるテスト〜RSSのクリックスルーについての仮説

で書いた。

それでせっかくSafariも軽くなってきたことだし(片肺飛行だが)RSSのことをちゃんと考えてみたくなった。

実は先日来から全文配信のRSSの方がそちらだけでビュー数が5000/日を超えてきて、本サイトのページビューと並んできているのだが、これがどれくらいだぶってきているのか気になっている。
本サイトのページビューがジリ貧で少し減ってきているからだ。






RSSのビューで5000を超える日が出てきたしヒット数で3000程度、
常時RSSを読みにくる「定期購読者」というビジタは500人程度という水準
ただしRSSアグリケータがリロードする回数も延べビュー数に入っているので
この数字は5000人の人が見に来ているという意味ではないと思われる





比較の対象になるのかどうか本サイトのページビューは
4500〜5500程度で似たような数字になっている
ユニークビジタも1500〜2000人程度





ただしトップページアクセスカウンターは1000〜1400程度で一時期より減っている
今のwebサイトにとってトップページとかサイトの中とか外とかの概念は
もう無意味化しはじめていることが分かるような気がする
大体ブログは最新ページがトップページでもう表紙という意味合いもないし・・・





詳しく見るとRSS全文配信のリーダーは本文などにクリック移動することが減ってきている
このことは何を意味しているかよくわからないがRSSとhtmlの本サイトとそれぞれの読者が
二極分化してるということか、はたまた記事が面白くないから本文を見る気がしないのか・・・





さらに長期レンジで見るとビュー数や「定期購読数」が一定の率で増え続けていることが分かる





このビュー数、ヒット数、定期購読数のはっきりした傾向と比べて
クリックスルーは明確に低いところで留まっているのが分かる
このことからいえるのはやはり最近の議論のようにRSSと
本サイトの読者は別グループだということなのかもしれない



これら各種の統計を見てみてなんとなく直観的に思うのは、htmlの本サイトを見に来る人とRSS全文配信を見ている人は別のグループだということだ。
だから先のリンク先で上げた
「RSS全文配信をしても本サイトのページビューは減らない」
というのはある程度その通りだと感じた。
ただし、トップページのアクセスカウンターは段々回転が落ちてきているところを見ると、トップページをブックマークするという習慣は減ってきて、webの回遊者にとって
「トップページ」
とか
「サイトの表紙」
というような感覚は意味がなくなってきていることを感じる。
RSS全文配信をすることは、それで「本サイトの読者も増やす」というほどの効果はないことも感じる。
だから本サイトのヒット数を増やすためにRSS全文配信をするというのはなんとなく本末転倒のような感じだ。
ただ
「両方の読者を合わせるとトータルでは読者数は増える」
という議論は正しいと感じた。

だからRSS全文配信をするのは、プラスかどうかというのはサイト運営者の考え方次第だ。
広告収入を増やしたいという目的ではこの方法はあまり効果がないと思う。
ただ広告収入どうこうよりも、
「より多くの人が見てくれればそれだけでうれしい」
という目的意識を持った管理者なら、RSS全文配信は明らかに意味があると感じた。

結論はそういう
「読者がいるという手応えがあればそれだけでインセンティブになる」
というサイト運営者にはRSS全文配信はお勧めできるということだ。



2008 年 2 月 10 日





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Safariがモタル、虹色ボールぐるぐる、強制終了という問題が完全解決した

昨日Safariのモタリを解決するのにJavaScriptのチェックを外すということを書いたが、さらにBBSで「Multy」さんから
「mutaさんのところだけは、確かに、ものすごい勢いでログを吐き出し続けます」
という情報をいただいた。確認したところこのログをものすごい速度で吐き出し続けるところはこのサイトのトップと「よく使うアプリケーション目次」、最新ページの3カ所だけと分かった。

さらにこの3カ所で共通のJSコードを探してみたところ該当するものは2〜3に絞られたので、これを順番に外してみたところ、なんと
Mac onlineware search
のコードが「安全でないJavaScript」として認定されており、またサーバとのマッチングに問題があるというアラートを毎秒数十回の勢いで猛烈に吐き出していることが分かった。

Safariのタブで開いていた私自身のサイトが問題を起こしていたというのが、全く恐縮というか慚愧のいたりだったのだが、この問題は現時点では全て対処したので、安心いただきたい。

これはGoogleのガジェットのコードを貼っていたものが、こういう問題を起こしていたので、
Mac onlineware search
を貼っていただいているサイト管理者さんにはSafari対応のために、このリンク先のGoogleのガジェットのコードではなく、これの作者の「ハル」さんの「うむらうす」のこちらのページからコードをコピペして貼っていただきたい。
「ハル」さんのコードは何ら問題を起こさないので、これで問題は解決する。

この問題に興味を感じてあちこちリサーチしてみたのだが、どうも一部のGoogleガジェット、Amazonアフィリエイトなどのコードを貼りまくっているサイトで問題が起きているようだ。
それ以外にも該当するケースはあるかもしれないが、これらのコードはSafariの旧バージョン、あるいはweb kitの旧バージョンのエンジンではなんら問題が無かったのだが、最新バージョンから
「安全なJavaScript」
の定義が厳しくなったらしく、そういうものに当たるとログを猛烈に吐き出し始めるという仕様になったらしい。

なので対策をまとめると
まずweb管理者さんは
1)自サイトをSafariで表示してみてCPU等がフルアップしないかチェックする。
フルアップしている場合はコマンド+Shift+JキーでJavaScriptのログを吐き出していないかチェックする
吐き出している場合は問題のJavaScriptコードを特定する。
2)「Mac onlineware search」に賛同いただいて、この検索ウインドウを貼っていただいているサイト管理者さんは、必ず「うむらうす」のこちらのページから「ハル」さんのコードをコピペして貼っていただくこと。
Googleのページからガジェットのコードが得られるが、これは使わないこと。

という対策をお勧めする。

またweb閲覧者に関しては
1)Safariでwebを巡回する時にはCPUが突然フルアップしないかを注意してみておくこと
2)フルアップした場合はコマンド+shift+JキーでJavaScriptのログを見ること
そこで
「Unsafe JavaScript attempt to access 〜〜〜」
というようなログを大量に吐き出しているようだったらコマンド+「,」キーで設定を呼び出し「セキュリティ」タブで「JavaScriptを有効にする」チェックを外す
3)念のためにJavaScriptログをクリアしておく
4)問題のサイトを閉じたら再び設定の「JavaScriptを有効にする」チェックを入れる

というような対応で、この問題は解決すると思う。

久々に長期間苦しめられた問題だったが、これで一応の解決を見た。






当サイト提唱の「勝手にオンラインウエア情報サイト共闘」の金字塔、
Mac onlineware search」だったが今回はこれが問題を起こしていることが判明した





これはGoogleサイトのからもらってきたガジェットコードだったのだがこれがダメだったらしい
Mac onlineware search」については「ハル」さんのコードは問題が無いので現在は全て張り替えた





このコードを削除すると例の「JavaScript」ログを猛然と吐き出し
一晩で1GBの仮想メモリを書き出すという動作も停まる
このことから以下のようにビジタも対策ができる





Safariでwebを閲覧する時には常にMenu MetersなどでCPUを監視しておく
急にCPUがフルアップしたらコマンド+shift+Jキーで「JavaScript」ログを確認する





このように「Unsafe JavaScript attempt to access 〜」というようなログを
猛烈に吐き出しているようだったらコマンド+「,」キーで設定を開いて
セキュリティタブの「JavaScriptを有効にする」チェックを外す
その上で念のために左下の「Clear」ボタンをクリックしてログをクリアしておく





問題のサイトを離れる時には再びコマンド+「,」キーで設定に入り
セキュリティタブの「JavaScriptを有効にする」チェックを入れておく
これでJavaScriptが入っていないことで多くのサイトの表示が崩れてしまう不便さを防げる



<余談>

なおこれを機会に前々からやっておきたいと思っていたことだが、「Mac onlineware search」の検索フォームをトップページだけでなくデイリー記事のページや「よく使うアプリケーション」の全ページ、ShortcutとTipsの全ページに貼りたいと思っていたのをやっと今回実現できた。
個人的にはこれがうれしい。




<後日追記>

さらに確認テストを続けているがSafariが1GBの仮想メモリを書き出すというのは、この対応をしても同じことだ。
今までは1日で1GBになっていたが、2日以上かかるようになったというだけだ。
やはりずっと起動しっ放しだと、Swapがどんどん増えることには違いがない。
ただ、それでSafariがレインボーホイールを回しっぱなしにして反応しなくなるとはなくなった。
この二つの問題は別の問題なのか。いずれにしても際限なくSwapを書き出すSafariの仕様も不完全なものを感じる。
改善されると良いのだが。







anchor

ただ今リンク切れ補修中〜遅々として進まずだけど・・・

昨年の二度の引っ越しでサイト内のリンクもずたずたに切れて、さらにアプリ作者さんのサイトとも相当のリンク切れが起きているので、ただ今リンク切れを補修している。

特にDashboardウィジェットはDashboardWidget Showcaseという大手サイトが閉鎖になってしまったためにかなりのウィジェットがリンク切れになっている。
どういういきさつでこのサイトが閉鎖になったのか知らないが、例のAppleのWidget認証の問題が関係していなければ良いのだが。

なんせ量が量なので、リンクの検証にはかなりの日数がかかると思われるが時々こういうメンテナンスもやっているということで。









Mac onlineware search




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