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2017 年 9 月 23 日




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MacBook Proの冷却ファンから異音がした時にファンにバイク用グリスを差すTipsは半年が経過したが全く問題がない

MacBook Proの冷却ファンが故障して交換して2年で異音がし始めたが、バイクのブレーキ用グリスをファンのシャフトにたっぷり塗れば解決できるというTipsを見つけて、テスト開始して以来半年…現在に至るまで異音の再発も回転異常も全く起きていない。

詳しくは以下の過去記事を参照

MacBook Proの交換したばかりのファンから再び異音が…純正と思しきファンを入手したがその前にシリコングリスでファンの異音を止めるというTipsを試してみたところ…<訂正あり>
【追記報告】MacBook Proの交換したばかりのファンから再び異音が…シリコングリスでファンの異音を止めるというTipsはなかなか順調


MacBook Proの交換したばかりのファンから再び異音が…シリコングリスのTipsは順調だがその後を常時監視するためにMacs Fan Controlを使うことにした

異音を発生したMacBook ProのCPU冷却ファンはバイク用グリースを差して一ヶ月が経過…異音の再発はなくファンの回転も正常

駄目元で失敗した時のために交換用の冷却ファンまで用意してやり始めたTipsだが、意外に効果絶大でこのまま本体MacBook Proの引退まで行けそうな気がしてきた。
次の報告は1年経過の来年になると思うが、これは大当たりだった。





TemperatureMonitorで温度監視中のMacBook Pro
CPU平熱の59度からマックス90度までいろいろ
負荷をかけているがこの半年全く問題なかった
バイク用ブレーキグリス最強と強調しておきたい










2017 年 9 月 16 日




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iTunesがv12.7にバージョンアップしてメニューからAppが消えた〜今後のアプリ管理はiOSデバイスでやれということらしい

恒例のAppleの発表会があったそうで、なんやらiPhoneで大きな進捗があったとの風の噂を聞いたが、相変わらずそういうAppleの新しものニュースに全く関心がない私であった。

ところが「関心がない」では済まされないことが起きた。
昨晩Macのアップデートをかけて寝落ち、今朝起きたらなんとiTunesからAppのメニューが消えていた。

それでApple関係のニュースを読み漁ってiOSの大幅仕様変更に伴い、iTunesも役割がかなり変わるという発表があったことを知った。

今後Mac本体のアプリはMacのApp Storeで管理しiPhoneなどのiOSデバイスは、それぞれのデバイスのApp Storeで管理するということになり、Macでアプリを管理したりバックアップするという考え方は廃止されたらしい。





アップデートをかけて今朝起きたらびっくり!
iTunesからAppメニューが消えている




iPhoneとの同期はするが音楽、ムービー、Podcastなどの同期の機能に絞り込まれ
今後Appの管理はiOSデバイス側でせよということらしい




このことは昨夜かけたアップデートの説明にもちゃんと書いてあった




iOSの仕様変更に伴うということらしいがiOSの変更はまだこれから
目先の購入済みのアプリを再インストールしたりはiOSデバイス側のApp Storeで行う
App Storeアップデートを開いて購入済みをタップする




自分が購入したAppにはいる




ここで過去にダウンロードしたアプリのリストを見ることができるので
復元したいもので現在でもダウンロードできるものだけは復元できる


ここで幾つか問題がある。

今でもApp Storeにあってダウンロードできるものはここから復元できる。
しかしすでにリジェクトされてダウンロードできないものに関してはここでは復元できない。

この場合は以下のパスに以前ダウンロードしたアプリがバックアップされているので、これをiPhoneなどに同期する。

~/Music/iTunes/Mobile Applications





過去にダウンロードしたアプリのバックアップはここにある
ミュージックフォルダの中のiTunesフォルダの中のMobile Applicationsに
バイナリがあるのでこれをiTunesにドロップする


同期の方法はiOSデバイスをLightningケーブルでMacにつなぎ、iTunesを起動してiOSデバイス同期のページを開き、左のサイドバーにこのバイナリをドロップすることで復元できるとのこと。

もう一つ困った問題は今後新規にインストールするiOSのアプリのバイナリがMacに入ってこないので、そのバイナリからアイコン素材などを取り出すことができなくなることだ。

アプリのレビューの時にアイコンがあると、やはり記事が見やすくなると思うのだがアプリからアイコンが取れないのでどうやって入手するか今後考えないといけない…
といっても最近はiOSアプリのレビューなんてほとんど書いていないから関係ないか…



2017 年 9 月 9 日




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カッコイイブランドマークを自動生成してくれるWebサービス

Webサイトに企業名、名前などを入力してアート風、スケッチ風などテーストや色目をカラーパレットで選択するなどの簡単な作業で見栄えのいいロゴマークを作成してくれるWebサービス。

こちらのサイト
Brandmark - the smart logo maker

作成したロゴデータは最終的買うのだが、お試しでロゴを作るだけなら無料でいくらでも作れるので、いろいろ試してみるといい。

日本語も通るのでこれでロゴ生成していたら何かヒントになるかも知れない。
看板や名刺、パッケージなったらどんなイメージかプレビューできるサービスが秀逸。

このロゴが気に入ったのでこれをサイトのヘッドマークにしようかとか思ったりしている





Brandmarkサイトページのトップ
Build your logoのボタンから入力を始める




いろいろ作例を紹介




カラーパレットで色目を、メニューでフォントのトーンを変更できる




冒頭ロゴの色目違い




色やアイコン、フォントで印象はかなり変わる




Webページにはこの生成したロゴが実際に使用されたら
どんな風に見えるかのプレビューページも用意されている
手帳で使用されたりスマホサイトで使用されたイメージ




お店の看板で使用された時のイメージ
看板になってみるとなかなかかっこいい




Tシャツやパッケージになった時のイメージ
このパッケージがかっこいいのでこれで何か売ってみたくなった
何を売るかが問題だが…




日本語も通るのでいろいろ試してみるといい
試すだけなら無料だし… アイコンはキーワードに合わせて自動選択されるので
自分のイメージを表せるキーワードを考えるのがコツ

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TATEditor
(Freeware)
OS10.10Yosemite対応 OS10.11El Capitan対応 OS10.12Sierra対応
Windows7~10対応 Linux対応

縦書き、横書き、ルビ打ち、傍点などどちらかというと日本語書き物に特化したフリーのテキストエディタ。

最近つくづく思うのだけど、Webの普及以来すっかり横書きに慣れてしまったけど日本語は本来は縦書きの言語なんだよね。

縦書きの言語なのにWebは横書きだから、横書きの書き方にすっかり慣れてしまった。
すると思考の形まで限定されてしまう気がして、最近紙媒体の本を読むと違和感を感じるようになった。Web向けの文章の書き方があって、縦の日本語をそのまま横にすればWeb向きになるわけではない。早い話が横書きの方が視線の移動が多くなるので、文章は短くしないといけないしワンセンテンスごとに改行してパラグラフは一行あけて表現しないといけない。勢いWebの横書きの文章はスカスカでパラパラになる傾向がある。縦書きの日本語をそのまま良きにするととても読みにくいということになる、ちょうど今読んでいるこのパラグラフのように…

それでWeb向けの文章の書き方をするわけだが、この文章の作法がどうも最近思考を制限しているような気がしている。
言語が思想を規定するという言葉があった気がするが、文章作法が思考を規定している気がする。
結果、Webの論調はレイシストだのネトウヨだのその言葉の定義も深く考えずにレッテルだけ貼るスカスカな文章が多くなってくる気がする。

その原因がネットの横書きのせいだと考えたらどうだろう…

やはり日本語の思考は縦書きでないといけない。

そこで日本語の縦書きができるエディタが必要になる。

ないことはないが.doc形式のテキストをただ縦に表示するだけのワープロソフトでは書き物は捗らない。
iText Proはなかなか快適なソフトだったが、このTATEditorならフリーウエアだしWindowsやUbuntuにも対応している…ということは縦書きの文章をWindowsやUbuntuにも引き継ぎながらエディットができるということだ。

将来的にはgrep機能やdiff機能も実装する予定とのことなので、開発が進んだら相当面白いソフトになるんじゃないだろうか。
期待できるアプリだと思う。





TATEditorを初回起動すると機能説明のドキュメントが縦書きで開く
ルビなどがどういう風に表示されるのかがすぐわかるようになっている




本論に入る前に面白い機能を一つ…
QRコードの生成機能が何故かついていてURL・メアドなどをQRリーダーアプリが
入っているスマホやガラケーに簡単にデータを渡したい時にこれが利用できる




URLをQRコード化してみた




iPhoneのアプリでちゃんと読めた
もちろんURLだけでなく長文の文章や数字などのデータを
ごっそりQRコード経由でスマホなどに渡すことができる




最初に表示される簡易ウイザードは閉じてもコマンド+Jでも再度表示できる
デフォではヘルベティカが選択されているがもちろん
ヒラギノ明朝など馴染みのフォントに変更しても良い
他にコマンド+Kでフォントダイアログ、コマンド+Hで検索置き換え、F12で縦横切り替え
コマンド+Gで移動先行数指定を呼び出せるなど面白い機能が満載だ




ルビの打ち方は漢字の最後に《》を打ってその中に読み仮名をひらがなで書く




確定すると漢字の開始点と終了点を自動的に検知してかなを当分配置する




傍点は打ちたい範囲の前後をアスタリスク「*」で囲む




するとその範囲は一文字ずつ傍点が打たれる




縦書きの文中に一部横書きを混ぜることもできる
横書きしたい文字列の前後をアンダーバー「_」で囲む




その範囲が横書きになる




ユニークなのはこのアウトラインツリー
最初の行の見出しの下にサブ見出しとして半角ピリョードを頭に打てば目次が作成できる
ピリョードを二つ打てばその下にサブサブ見出しとできるので階層化が可能
EPUBなどの原稿作成が視野に入っているのだと思うが面白い機能だ




F12キー以外に表示メニューからも縦書き横書きの切り替えができる




保存はテキスト、PDF、EPUBの3種類
テキストで書き出せばプレインなテキストエディタでも開くことができる
ルビや傍線などの記号は残るが概ね判読可能なはず




Appleのカラー絵文字を挿入することもできる




これはコマンド+F12または表示メニューからページ表示をかけたところ
2段組になって一行の長さが短くなり日本語的にはこの方が読みやすいはず




レイアウトをそのまま出力したいならPDF書き出しがオススメ




ただしAppleカラー絵文字は埋め込みができないので消えてしまう




EPUBで出力したい時にはEPUB情報などを埋め込むことができる


2017 年 9 月 2 日




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『Dropboxのアカウント登録確認の認証をせよ』というメールでアカウント・パスワードをだまし取る偽メールがお馴染みの手口で登場

「Apple IDが無効になったのでAppleの確認ページで認証をしろ」
という趣旨の偽メール、それもきちんとした日本語でちゃんとリンゴマーク入りヘッダの付いたものを、Apple.co.jpで送りつけてくるメールが相当出回っているという話はここでも過去何度か取り上げた。

「あなたのAppleIDが凍結されている。至急リンク先ページでIDの確認をせよ」という内容のno.reply@appleid.ssl.comのメールはフィッシングだから気をつけろ!<さらに追記あり>

「あなたのAppleIDが凍結されている、直ちにロック解除してください」というメールがまた来ている〜リンク先を覗いてみたがおなじみの手口だった…

「AppleIDが継続できない」と警告しニセIDサイトに誘導するフィッシングメールが増えて来たが、最近は手が込んできてスマホでは真偽の識別が困難になってきた

以前から再々報告している日本人iPhoneユーザー狙い撃ちのフィッシングメール・詐欺サイトのコンビネーションがだんだん精度を上げてきているので注意せよ!

どれも明確にスマホユーザー狙いで、スマホが表示領域の問題でパソコンと比べると偽装のボロを出しにくいという特性を悪用している。
総体にスマホユーザーの方がパソコンユーザーよりも情弱が多いということも関係あるかもしれない。

ほぼ同じ手口で(おそらく作者も同じ?)今度はDropboxのアカウント情報狙いの偽メールが昨日から飛び交っている。





「サインアップを完了する前にアカウントを認証する必要がある…」というアカウントを
作った直後に飛んでくるようなメールが昨日複数アカウントに飛んできた
認証が切れたのかと思わせたいのかリンクに誘導する




差出人はdropbox.comの本物っぽいメールアドレスなので(もちろん偽装だが)
ここでフィッシングを見破ることはできない




リンク先のサイトのデザインも本物っぽいので
ここまでで見破れるポイントはURLフォームしかない
これについては後述




ちなみにこちらが本物のDropbox社からのアカウント確認メール




差出人は本物も偽メールと同じno-reply@dropbox.com




本文は翻訳調の日本語なのでAppleID偽メールがそうだったように
偽メールの方もすぐにこの程度のこなれた日本語版が出てくるだろう




偽メールのリンク先をMacのブラウザで開いてみた
サイトデザインはもっともらしいが下の「Click Here」をクリックしても
このページに戻ってくるだけで結局右上の「サインイン」に誘導して
アカウントとパスワードを盗むのが目的だった
個人情報狙いかな?




左上のDropboxアイコンをクリックしたらCentOS版のApacheの
テストページが出てきたのはちょっと面白かった
まだいろいろ試行錯誤中なんだろう…




ちなみにこちらが本物のDropboxのサインインページ
サイトのデザインなんて簡単に真似ができるのでアイコンの違いとか
フォームの有無などは識別の参考にはならない




URLウインドウでサイトのURLを確認するのが古典的だがやはり一番確実な方法だと思う
SafariならURLに認証が付いていたらこんな感じで緑の被認証社名が出る
認証がない場合もドメインがちゃんとしているかどうかが確実な識別ポイントだ
上の公式サインインページのURLはwww.dropbox.comという公式ドメインになっているのが見て取れる






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