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WAのガスガンガバベース〜M1911/Mark IVのT2カスタムが
錆びついてくすんでいたので徹底的に磨いて塗装もし直し

GM Custom reborn

WAのガスガンガバベース〜M1911/Mark IVのT2カスタムが錆びついてくすんでいたので徹底的に磨いて塗装もし直し

30年前にカスタマイズしたWAのガスガンガバ、T2のデトニクスカスタムをイメージしたカスタムガンだったという話を3年ほど前にちょっと取り上げた。

映画に登場するプロップガン〜殺人マシンは実用本位の必要最小限カスタムを愛する「ターミネーター2」

映画に登場するプロップガン〜殺人マシンが使用していた実用本位のガバカスタムの正体

このカスタムガバなんだけど、当時の私の工作技術の未熟さというか手抜きが原因であまりキレイでなかった上に錆びついてきていてもいたので今回完全分解して磨いて塗ってして仕上げ直した。

あと同じく当時の工作技術の未熟さのせいで、サムセーフティをかけても引き金引いたら勝手に安全装置が解除されるとか、グリップセーフティが時々利かないとかの問題も修正した。

また当時流行だったリコイルスプリングガイドをやめてノーマルのリコイルスプリングプラグに戻して実銃に近づけた。

他にもいろいろ細かいところをいじった。





T2のデトニクスカスタムをイメージしてカスタマイズしたWAのガスガンガバ




大きな変更点はリコイルスプリングガイドを廃してノーマルな
リコイルスプリングプラグに戻して分解法も実銃通りにしたこと
サイトをノバックタイプに変更するなど、錆びた部品も全面的に磨き直した




ポリッシュして「こすって銀Sun」で磨いて金属の雰囲気も出した




青い…磨くと自然光で青く見えるのが好き
ホールドオープンするとバレルの下に突き出していたスプリングガイドが
なくなったのでそこは映画のプロップガンと同じレイアウトになった




リアサイトをノバックタイプに変更した




このカスタムガン自体がMk.IV/Series70とM1911A1のニコイチなので刻印はミリガバ




マガジンキャッチをロングタイプに…
フレームなどの平面出し、エッジ出し、金属パーツのサビ落としでピカピカに




サムセーフティはかけてもトリガーを引くと自動的に解除されるグロックタイプ(?)だったが
トリガーを引いても勝手に解除されいないように調整した
グリップセーフティが一番錆び方が激しかったが磨いてピカピカになった




メインスプリングハウジングは目立てヤスリで彫り直した
グリップセーフティとスプリングハウジングが
ピカピカになっただけでもずいぶん印象が変わる




サイトには30年昔に塗ったトリチウム塗料で暗闇でも光る…のだがやはり光り方は劣化するらしい




これが銀磨きの効果




カスタム部品の中で唯一の鉄製部品はバレルブッシングとリコイルスプリングプラグ
アウターバレルは真鍮製でがっつり下側がくり抜かれている合法品




メッキでステンレスバレルみたいに見えるけど真鍮製のチェンバー




マグダンパーに燦然と輝くウエスタンアームズの刻印
いくつか持っていたWA製品で未だにまともに動くのはこれとショーティ40ぐらい
あとはすべて金属部品が自然崩壊してしまったのでWA製品のクオリティはそんなもんだと思っている




パックマイヤー風のグリップパネルに燦然と輝く「スズキ」の刻印
そう、これはスズキのガバから持ってきたもの
マグキャッチはMGCのモデルガンからなどいろんな個体の部品の寄せ集め




レファレンス用の写真も一応作ってみた




このカスタムのベースになった「ターミネーター2」のデトネータープロップ(上)とWAガスガン(下)




「ターミネーター2」のデトネータープロップ(上)とWAガスガン(下)
映画のプロップはデトネーターのフレームにMk.IVのスライドを組み合わせたカスタムだとのこと
細かいところは違うが大体似た雰囲気を狙っていた




今回磨いた成果
もともとゲーム用のサイドアームを狙ってカスタマイズしていたが
もう撃ち合いをすることもないので銀磨きをかけた
なのでそういう荒っぽい使い道には向かなくなった




錆びてほとんどグレーになっていたグリップ周りもピカピカに…








実銃のガバの分解法は先にバレルブッシングを回して
リコイルスプリングプラグを抜くところから始める




ブッシング、リコイルスプリングプラグ、リコイルスプリングを前から抜いて
バレルも前から抜く…というのが本当のガバの分解法
ガスガンはみんなバレルを下から抜くタイプが多いけどそれはウソですから




このベースになったデトネーターカスタムの射撃シーン




射撃シーンには9mmパラカートタイプを使っているようでよく見ると口径がノーマルより小さい
バレルブッシングの色に注目




射撃シーンがないアップのカット
バレルブッシングの色と口径に注目




このシーンの実銃は銃口が45口径のように見える
ひょっとしたらアップ用に無発火の45口径と発火用の
9mm口径の2種類が用意されていたのかもしれない




ところでこの映画の射撃シーンで俳優さんたちがしっかりトレーニングしたような
射撃姿勢なので当時感心したがやはりこんな風にガントレーニングをやっていたらしい
最近のアクション映画では割と当たり前だが30年前にはすごいことだったと思う










2022年4月30日
















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