Previous  Index  Next


2008 年 12 月 22 日




anchor

WindowsUpdateを急げ!

Windowsでインターネットブラウザを使うすべてのユーザは12/16に発表された臨時のパッチを当てるべきだ。
これはすべてのユーザが対象になるので、勿論BootCampやParallelsなどでWindowsを使っているMacユーザも対象になる。

InternetExplorerがWebサイトを閲覧するだけで悪意あるスクリプトを実行してしまうという脆弱性のため。
この影響を受けるのはInternetExplorerだけでなく、先日紹介した同じTridentエンジンを使うSleipnirGraniLunascapeも対象になる。

またMac上のWindowsを使わないランタイム上でのInternetExplorerの起動はしばらく見合わせた方がいいかもしれない。






InternetExplorerが影響を受ける悪意あるスクリプトへの脆弱性を解消するアップデート
これがちゃんとかかっているかWindowsユーザはすぐに確認すること



anchor

心に花を、SleipnirにGeckoエンジンを・・・

先日紹介したSleipnirが昔と違ってMozillaのGeckoエンジンを選択できなくなっていると書いたところさっそくメールでGeckoエンジンのインストールの仕方を教えていただいた。
情報ありがとうございます。

それでさっそくSleipnirにGeckoエンジンをインストール。
今はプラグインとしてGeckoエンジンをインストールするスタイルになっているらしい。

ところが結局Geckoエンジンを選択すると何かを実行せよとのアラートが出てTridentに戻ってしまう。
もう一度プラグインをインストールし直すと、今度はアラートは出なくなったがGeckoを選択するとすべてのページがまっ白になって何も表示されなくなってしまった。

サポートページのコメント欄には何人かの人が同じ症状を訴えるコメントをつけているが、これについて開発者側からのコメントは一切ない。
Sleipnirは開発が停滞しているのかもしれない。
何もしなくてもGeckoが選択できたv.1.6.6の方がよかったのだが、あのバイナリはもう手に入らないのだろうか?






SleipnirのプラグインダウンロードページでGeckoエンジンのプラグインをインストール





これで設定でGeckoを選べるようになった
Mozillaの表示をSleipnirの軽快さでできるなら価値がある筈・・・





ところがアラートが出てエンジンは勝手にTridentに戻ってしまう
再度プラグインをインストールし直すと今度はGeckoを選択できるように
ところが選択するとすべてのページがこのようにまっ白に
なぜなんだかよくわからないがどうもいい気分じゃない



anchor

Grani
(Freeware)
Windows2000~XP対応

Sleipnirの開発元がもうひとつ開発した「スイート」なwebブラウザ。

軽快なブラウザだ。
Sleipnirと同じだと思えばいいが、もっと馴染みやすくもっとグラフィックをMacライクにしたということらしい。
Macライクはいいのだが、ちょっと行き過ぎて各種設定アイコンがMacそっくりという物議をかもしたブラウザ。
さすがにそういう部分は修正されていて、サポートページの方は相変わらずだがアプリ本体のグラフィックはMacそっくりというのは止めたらしい。

注意点はSleipnirと同じでTridentエンジンを使う以上、これも12/16発表のセキュリティパッチを当てないとリスクに晒される。
Geckoエンジンが使えないのもSleipnirと同じで、こちらではプラグインが有効かどうかはまだ試していない。






Graniも基本的にはインストーラの指示に従って続けるボタンをクリックし続けるだけでいい





初回起動はSleipnirスタートアップページ このページは昔はExciteだった気がするが今はGoogleだ





Tridentエンジンを使っている関係上SleipnirInternetExplorerと同じ表示崩れがある





設定でスキンをいろいろ選べる
他のスキンもサポートページからダウンロードできる
Macそっくりのスキンは止めたらしい





これはGraniのせいではないのだがちょっと気になるのは表示の荒さ
左からGraniSafariFirefoxなのだがフォントやレイアウト崩れだけでなく
jpegなどのグラフィックそのものも微妙に荒い
真ん中のSafariが一番スムーズでGraniが一番荒れる


2008 年 12 月 23 日




anchor

NekoFlight
(Freeware)
Windows2000~XP対応

Windowsネタが続いて申し訳ない。

マクロスの世界観に基づいた多弾数納豆ミサイルを試射するフライトシミュレータ。

スクリーンセーバモードも付属して、デモモードと自分で操縦してファイトするバトルモードを選べる。
機関銃をバカスカ撃ちまくってもいいし、納豆のように航跡雲を曳きながら飛んでいくミサイルをガンガン撃ちまくってもいい。

地上に接触しそうになると自動的にロボットモードに切り替わり、エンジンを内装した足を下に向けて衝突を防ぐとか、機銃を撃ちまくっていると弾切れはないが、オーバーヒートで弾が一時的に出なくなるなど、細かいところリアリズムにこだわっている。
付属のマニュアルにも操作法だけでなく、この納豆ミサイルがいかなる経緯で開発されたのかなどの状況設定、背景などの世界観が細かく書かれており作者のヲタぶりを伺わせる。
この作者さんは、実名を公開しているがなんとあのWinnyの作者と同一人物だ。
どこで見つけたのか思い出せないが、これは面白い。






NekoFlightを解凍すると解凍先を聞いてくる
アンインストールの容易さを考えるとデスクトップがいいかも





付属ヘルプには操作法だけでなく機種の説明や納豆ミサイルが開発された時代背景など
マクロスの世界観がびっしり書き込まれている





画面には機体とHUD(ヘッドアップディスプレイ)のデータが表示される
姿勢、高度、速度、ターゲットのデータが現用戦闘機と同じリアルさ
どのグラフィックが何を表示しているかもヘルプで詳しく解説されている





自分の機体を小さく表示した様子
ゲームモードでマジでバトルするならこの表示が良いと思う





こういう機体を大きくした表示はスクリーンセーバ向けかもしれない





地面に衝突しそうになると足が伸びて下向きにジェット噴射
なのでこのゲームでは「墜落」ということがない





ツールの設定からバトルモードや各種デモモードに入れる


2008 年 12 月 24 日





最近本当にWindowsネタばかりが続いて申し訳ない。Windowsをいじっている方が楽しくなって来ているんで・・・・



anchor

Active@ Hard Disk Monitor
(Freeware)
Windows2000~XP対応

WindowsのS.M.A.R.T.モニターをする常駐アプリ。

S.M.A.R.T.とはハードディスクの読み出しエラーを監視して、ディスクお亡くなりをある程度予言するという趣旨のハードウエアの機能で、最近のHDDには大抵これがついているのだが、MacにしろWindowsにしろこれをデフォルトでソフトウエア的に表示するようにはなっていない。

Macでは私はSMARTReporterを使っているのだが、これと同じ機能を実現しているのがこのActive@ Hard Disk Monitor

S.M.A.R.T.以外にもスキャンディスクや温度監視等様々なメニューが万能ナイフのように収められている。

最近ディスクお亡くなりともっとも因果関係が高いのは実は温度だという記事を見かけて、それじゃS.M.A.R.T.は一体何のためにあるんだと疑問を感じないでもないが、こういうのは成田山のお守りのようなもので、注意して見ているとなぜかトラブルは起こらない。
気にしていないとトラブルは起きるというほとんどマーフィーの法則のような物はあり得るので、こういうものを時々眺めて気にしているといいかもしれない。






Active@ Hard Disk Monitorをインストールする
ただ指示に従って進んでいけばいい





インストールが完了するとActive@ Hard Disk Monitorを起動するか聞いてくる
初回は起動するにチェックを入れて終了すればいい





Active@ Hard Disk Monitorのフェイスはこんな感じで
起動時にしばらくディスクをスキャンして豊富なメニューのステータスを詳細表示する





普段はステータスバーに緑のグラスアイコンで常駐し
マウスオーバーで温度とSMARTチェック結果を表示する





ボリュームの空き容量、ファイルシステムフォーマットは右下





SMARTチェックの結果の総合評価は左下に出る





SMARTに関する細かいチェック項目の結果は右のペインに表示される
項目を選択すると下にその結果の説明などが表示される





設定では温度表示を摂氏にするか華氏にするかなどの表示スタイル、アラートの色などを設定
摂氏表示に切り替える以外はあまりいじるところもないと思うが





チェックメニューのタブは右ペインの下にあってここで切り替える





このようにスキャンディスクでアロケーションチェックのようなこともできる
右のスタートボタンでスキャンを開始する





読み書き不可能なアロケーションがいくつあったか結果が出る
これが多くなってくるとディスクの不良ということになる
なおこのユーティリティでチェックできるのはFAT32、NTFSでフォーマットされたWindows用の
ボリュームのみでMac用にHFS+でフォーマットされたボリュームは見えないのは言うまでもない


2008 年 12 月 25 日




anchor

TreeSizeFree
(Freeware)
Windows2000~XP対応

ドライブ内のファイルの占拠量などを視覚的に表示してディスクの整理整頓を助けてくれるファイルブラウザ。

こういう趣旨ではMacの場合私はWhatSizeというアプリを使っている。
これはどのディレクトリがディスクの大きなスペースを占拠しているかを、視覚的に表示してくれる便利なアプリでディスクの中味を整理する時の大きな助けになる。

ディスクの空き容量が少なくなってきた時に、その中味を整理するのにjpegを一枚ずつちまちま捨てていたんではらちがあかない。
そういう時にはギガ単位で空きスペースを作らなければいけないのに、数百KBの写真を100枚捨てたところで焼け石に水だ。
もっと大きな領域をディレクトリごとばっさり捨てないと、ディスクを整理したことにならない。

こういうユーティリティはどこにスペースを喰っているディレクトリがあるかを視覚的に見せてくれるので、そういう時に「捨てる決断」をアシストしてくれる。

TreeSizeFreeExplolerのようなツリー表示ができて、そこに棒グラフ風のグラフィックをオーバーラップさせてディスクの占拠量を表示する。
面白いのは%表示、メガバイト、ギガバイトなどの表示の切り替えができたり、標準のミックスユニティ(最適な単位表示を自動で選ぶキロ、メガ、ギガなどが混在した状態)、内含するファイル数等表示を切り替えられることだ。

またマウスオーバーで詳細表示ができて、右クリックで削除ができるなど小振りなアプリながら操作性は相当考え抜かれている。
プロ版にシェアウエア登録すると円グラフなどのビジュアルの選択が増えて、さらに捨てる決断を協力にアシストしてくれる筈だ。






TreeSizeFreeの表示の様子
マウスオーバーでディレクトリの詳細情報も表示する
趣旨はディレクトリの表示でファイルはすべて名無しの「Files」として表示される
ファイルをひとつずつちまちま捨てていくのでは意味がないという割り切りが面白い





これは%表示で「C:\Documents and Settings」デイレクトリの中味を見ているところ
このように今表示している親ディレクトリに対して何%スペースを占めているかを表示するので
占めている容量を相対的に理解しやすいのがよい





こちらは内含するファイルの数で表示した様子
また右端の下向き矢印の3つのボタンはソートを現していて
今は数字(ファイル数)の順でソートするようになっている
ディレクトリの名前でソートすることもできる





今度はディレクトリの占拠量をキロバイトで表示した様子
切り替えはツールバーのボタンアイコンですべて可能





メガバイト表示に切り替えたところ





この串型アイコンボタンはミックスユニティ表示
ディレクトリの大きさを判断してキロ、メガ、ギガの内最適な表示単位を
自動で選択して混在した表示にする





アイコンボタンの意味が分からなくなった時には
メニューから同じコマンドを説明付きで実行できる
controlキーを組み合わせたホットキーも用意されている





ドライブ全体の空き容量はここに表示されるので
ディスクを整理しながら作業の進捗状態を確認できる


2008 年 12 月 26 日




anchor

"SUIDが変更されていて、修復されません"という表示が出てアクセス権修復が完了しないトラブル

現時点で原因が分からないので、事実関係だけを書く。

勤務先で一日使ったMacBookを閉じて帰宅、帰りの電車の中で開いてみたところマウスポインタが全く動かないという問題が発生。
これは前にも起こったことがあるのだが、前はログアウトすることでクリアできたが今回はログアウトしても相変わらずポインタは動かず。
こうなると強制終了する以外にクリアする手段がない。

この原因はいまだに不明だが、私は先日導入したトラックボールのドライバと何かがコンフリクトしているのではないかという線を疑っている。
近日中にこれは検証する。

それで強制再起動をしたので、通過儀礼としてシングルユーザモードに入ってfsck -fyのコマンドを実行。ファイルシステムには特に異常無しでここまではよかったのだが、ついでにApplejackのオートパイロットメニューも実行したところ、ディスクのアクセス権修復でエラー表示がぞろぞろ出てきた。

さっそく起動して今度はディスクユーティリティから起動ボリュームのアクセス権を修復下が同じエラー表示が出て、アクセス権の修復はできないという。






ディスクユーティリティをかけると「警告」表示がぞろぞろ
何回修復をかけても全く解消する気配無し



そのエラーログは以下の通り。

“leoHD”のアクセス権を修復中
アクセス権データベースを読み出しています。
アクセス権データベースの読み出しには数分かかる場合があります。

“private/var/log/secure.log”上のアクセス権が一致しません。本来 -rw------- であるはずですが、実際には -rw-r----- になっています。
ACL は見つかりましたが、“private/var/root/Library/Preferences”上にあるはずではありません。
ACL は見つかりましたが、“private/var/root/Library”上にあるはずではありません。
ACL は見つかりましたが、“private/var/root”上にあるはずではありません。
警告:SUID ファイル“System/Library/Filesystems/AppleShare/afpLoad”が変更されていて、修復されません。
警告:SUID ファイル“System/Library/PrivateFrameworks/Install.framework/Versions/A/Resources/runner”が変更されていて、修復されません。
警告:SUID ファイル“usr/bin/setregion”が変更されていて、修復されません。
警告:SUID ファイル“System/Library/Printers/IOMs/LPRIOM.plugin/Contents/MacOS/LPRIOMHelper”が変更されていて、修復されません。

アクセス権の修復が完了しました


アクセス権修復は完了したといっているが、完了していない。

このエラーログを消すために、SUMだけでなく外付けハードディスクから起動してそこからディスクユーティリティをかける、システムインストールディスクから起動してそこからディスクユーティリティ等の手順を実行してみたが全く症状に変化無し。

このうち重要なのはACLのエラーログとSUIDの警告で、ACLは前から出ていたような気がするがSUIDの警告は今回初めて見た。

SUIDの警告が消えないというトラブルはOS10.5.1の時にアップデートをかけるとこの警告が出て、いくらディスクユーティリティをかけても消えないというトラブルがディスカッションボードをにぎわせていた。
あの時はARDAgentのSUID警告が消えないというトラブルだったと思う。
他に数十種類のSUID警告が消えないという報告も読んだことがある気がする。
今回はSUIDの種類が違うが、タイミング的にはOS10.5.6アップデートの直後なのでこれが疑わしい。

この原因はAppleのソフトウエアアップデートの不整合らしく、ソフトウエアアップデートを使って自動でアップデートをしているとこういうトラブルが起きるということらしい。
少なくともOS10.5.1のトラブルの時には、アップデートファイルをダウンロードしてきて手動でかけ直すと一部は解決するという記述を読んだ気がする。
それでも一部でしかないという記述だった気がするが。
今回もそれが通用するかどうか試してみた。






AppleのサイトからOS10.5.6の統合アップデートファイルをダウンロード
このディスクイメージからインストールを再チャレンジしてみる





ディスクイメージを解凍してインストーラでOS10.5.6アップデートを再び上書きインストール
同バージョンへのインストールだが特にアラートを出すことなく普通にインストールは完了した





再びディスクユーティリティで起動ボリュームのアクセス権修復をかける
例の「ACLの位置が不正」というアラート以外は解決することができた



結果はキャプチャーの通り
「警告:SUIDが変更されていて修復されていません」
というアラートは消すことができた。
ちなみにこのアラートは特に神経質にならなくても出ていても放置ということでも問題はないそうだ。
ただディスクユーティリティで、ディスクのステータスに異常が出るというのは気分は悪いというだけのことだ。
これと上記のポインタが動かなくなるというトラブルの関係は全く不明。関係ないかもしれない。

このトラブルはOS10.5.1の時と同じでアップデートの失敗が原因で、このようにアップデータを手動でかけ直せば解決するのも当時と全く同じだ。


今回のトラブルで教訓的に言えることは最近のAppleのソフトウエアアップデートはバグが多く、特にソフトウエアアップデートから自動でアップデートすると問題を起こすことがあるのでAppleのサイトからアップデータファイルをダウンロードしてきて手動でインストールするべきだということになるか。

これは前々からいわれていたことだが、面倒な話だなと思っていた。
しかし実際に自分の身にも同じトラブルが降り掛かってみると、面倒とも言っていられない。
Windowsでは自動アップデートを切って使っているが、Appleはソフトウエアアップデートも信じられないという困った状況なのか。



2008 年 12 月 27 日




anchor

Vamp Busters
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

ショットガンでコウモリやバンパイアをひたすら撃ち落とすJavaゲーム。

ルールは簡単。
制限時間以内でマウスクリックでショットガンを発射。
飛び交う妖怪どもを撃ち落とす。
最初は5連発だが弾が切れたら、右クリックでリロード。
あとはひたすら撃って一面クリアしたらこめられる弾が増える。

本当はイースターの季節物ゲームなんだろうけど、ちょっと外したタイミングで楽しんでみよう。






Vamp Bustersで遊んでみる
ルールはとっても簡単で飛び交うコウモリ、バンパイアをクリックで撃ち落とすだけ
弾はすぐなくなるが右クリックで一瞬でリロードできる


2008 年 12 月 29 日




anchor

WindowsXPの再インストール時の認証回避

表題の通りWindowsXPをBootCamp環境下で使っている。
近日中に仮想化ソフトを使っていちいち再起動しなくてもMacとWindowsを切り替えられるようにするつもりなのだが、その場合アクティベーションの再認証が必要になるかもしれないという。

またWindowsが調子悪くなった時に、システムをクリアインストールし直すということもあるかもしれない。
というよりも現状、Windowsが調子悪くなった時に一番有効確実な手段はボリュームを再フォーマットしてクリアインストールということになると思う。

ところがWindowsのアクティベーションはこの場合でも認証を要求するのだという。
ネットを通じての認証は2回までであとは電話をかけないといけないという。
これは面倒だ。
ハードがぶっ壊れない限り何回でも再インストールできるMacと比べると実に不便だ。
(MacOSXになってからOS10.0以来、システムのクリア再インストールって2回ぐらいしかやったことないけど)


さっそくググってみるとかなりあちこちのサイトにこういう認証回避の方法が記述されている。

"C:\WINDOWS\SYSTEM32\WPA.DBL"
をバックアップ。
WindowsXPをクリアインストールしてセーフブート。
セーフブートの方法はF8キーを押しながら起動すると「セーフブート」を選択できるログインパネルが現れるので選択して起動。
この
WPA.DBL
を元の位置に戻して再起動。
これで再認証を要求されなくなるという。
BootCampでWindowsXPを使っている場合はセーフブートも必要ない。MacからWindowsのボリュームを開いて
"/Volumes/Windowsをインストールしたボリューム名/WINDOWS/system32/"
にwpa.dblを上書きすれば良いと思う。


本当かどうかは私の環境では試していない。
この方法は市販のXPでは失敗するという情報も書き込まれている。
しかしかなり広範にあちこちのサイトで解説されているので成功するのかもしれない。
インストール直後のパッチやアップデートを当てる前の真新しい
WPA.DBL
でないとダメだという説もある。

Windowsの世界はMacと違って、逆に情報過多でどれが正しい情報か確認するのが大変なのだがいつかなにかあった時のためにメモしておく。
それと
WPA.DBL
もさっそくOSXのボリュームとUSB、メモリにバックアップを取った。

なお他にもクラックソフトを使って認証を無効にする方法なども紹介されていたが、ここでは正当なパッケージディスクを購入して有効なプロダクトキーを持っている場合で認証回避できればいいのでそういう情報は無視した。






これはMacから開いたWindowsのCドライブの中味
"/Volumes/Windowsをインストールしたボリューム名/WINDOWS/system32/"
WPA.DBLをバックアップしてWindowsXPを再インストール後、
これを上書きすれば認証を回避できるという


2008 年 12 月 30 日




anchor

そこまでひどいか? WindowsVista〜&〜Windows7の「ドック」の運命やいかに?

Windows XPからVistaに乗り換えるべき10の理由 - 医者を志す妻を応援する夫の日記

こういうエントリが上がっているが、もうWindowsユーザの間ではVistaの評判はけちょんけちょんだ。
なんだかWindowsMeを彷彿とさせる不人気だが、
「そこまでひどいか?」
と逆に反論してVistaをかばいたくなるのは倒錯したMacユーザの感情なのかな?

でも嫌いじゃないんだな、あのVistaのGUIって。
別に悪くもないんじゃないか、XPと比べて少しマシンスペックの要求が高すぎて、古いマシンに入らないというだけで、少し値段が高過ぎるというだけで、少し乗り換えするメリットが分かりにくいというだけのことだ。( ゚Д゚)y─┛~~



そのWindowsVistaに替わって早くも期待を集めているWindows7の流出画面があちこちで、話題になっている。

MacやWindowsの話 Windows 7のデスクトップ

こちらの記事で見ると、タスクバーがアイコン表示になり複数ウインドウの重なりもアイコンで表示するとか。
Windows7はそういう仕様になりそうだという話は夏ごろ流れてきていたから、この作図っぽいデスクトップピクチャーも案外当たりなのかもしれないが、それにしてもこのタスクバーはドックに似ているというのは同感だ。






Windows7のデスクトップ流出画面と言われている画像
こういうウワサ系の話題は当サイトではあまり扱わないことにしているのだが
今回はこの「ドック」を見て思わず反応してしまった



ところでこのWindows7にはまたぞろグラフィックの変化の期待がかかっているのだが、それがVistaの敗因だったという点はちゃんと総括されているんだろうか?
Vistaのカーネルを使う限りLonghornのグラフィックユーザインターフェイスはきっと実現できないだろうと思っていたら予想通りのことになってしまったわけだが、今度のWindows7はVistaの軽量版だということでその当たりがどの程度整理されているのか分からない。
カーネルはVistaと同じだそうだ。

それとこれもきっとこの流出画面がきっかけでそうなると確信しているのだが、「ドック」の位置は下から右端か上に変更されるだろう。
マイクロソフトは常にMacと同じ機能を「Macとは反対にくっつける」ことでGUIの機能を実装してきた。
今回は「ドック」をくっつけることを思いついたのだから、きっとドックの位置はデスクトップの上側だ。
間違いない(死語)

この流出はMSが世間の反応をあらかじめ確かめるためにわざと流出させたとも取れる。
「そんな込み入ったことをするか?」
というのは常識的な感覚で、確かに穿った見方ではあるがあの非常識な会社はそういうことをやらないとは断言できない。
私は「ドック」上につけるに20ペソかけるね。



2008 年 12 月 31 日




anchor

muCommander
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

Javaベースで動くクロスプラットフォーム、つまりOSなどのプラットフォームに依存しないファイルブラウザ。

これは面白い。
ファイルブラウザをクロスプラットフォームにしてしまうということはMacでもWindowsでもLinuxでも同じようなファイル操作の使用感を実現してしまうということだ。
ブラウザやメーラがFirefoxThunderbirdになってしまい、ファイルブラウザがこれになってワープロがOpenOffice.orgになってしまえば日常的にパソコンを扱う操作のほとんどをMacもWindowsもLinuxも同じにできてしまう。
こうなるとますますOSの選択なんて意味がなくなるかもしれない。
ましてやこれらは全部フリーウエアだ。

このmuCommanderの面白いところは、コンパクトな表示の割に多機能、スキンもいろいろ変更できて面白いし、見かけの取っ付きにくさとは裏腹に意外に使い勝手も追求できそうな気がする。

これがあればFinderは要らない・・・とまでは言わないが、慣れればかなり要らなくなる気はする。






muCommanderのデフォルトのウインドウ
左右にペインが見えるのはドロップで移動、複製などをするためでtabキーで左右の移動が可能
また深い階層に入るには右矢印カーソルキー、浅い階層に戻る時には左矢印キー





ツールバーには沢山のメニューを表すボタンアイコンが並ぶ
左から「新しいウインドウ」「戻る、進む」「親フォルダへ移動、ホームへ移動」
「フォルダ変更を中止」「ファイルのマーク、解除」「フォルダ交換、
同じフォルダに設定」「ファイルのパック、解除」と続く
また左右三角ボタンをクリックしてどちらかのペインを拡げることもできる





ウインドウ下のファンクションキーは「表示」「編集」「コピー」「移動」
「新しいディレクトリ」「削除」「変更」などの機能ボタンが並ぶ





muCommanderの面白いところはスペースキーを叩くことで
このように離れたところにあるファイルなどを一度に選択できる
これがFinderにない際立った特徴でソート順で離れたファイルを
一度に複製、移動したりできるのが便利





中央の三角ボタンをクリックして左右どちらかのペインを拡げて1ペインウインドウにもできる





スキンの変更も自由にできる
これはOSX風のボタンが並ぶメニューのメタルスキンに変更したところ





こちらはファイルリストをレトロコマンダーに変更したところ
カッコいい!





こんなストライプ入りリスト表示も可能
これも見やすくていい感じ





「Metal」スキンはこんな感じ
これはWindowsっぽい?





これはCDE/Motifというスキン





アイコンやボタンを大きくしたりする設定が可能
またアイコン表示をOSの標準とそろえることも可能で
アプリのみ、ファイルも込みでなど細かい設定ができる
いろいろいじるとかなり自分が使いやすい設定できそうだ

anchor

よいお年を

年内更新はここまで、次回更新は数日後になりそうです。
いろいろあった大変な年でありましたが、来年が皆さんにとってよい年でありますように・・・







Previous  Index  Next


site statistics
あわせて読みたい