Previous  Index  Next


2009 年 12 月 11 日




anchor

SyncTwoFolders
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

フォルダ単位で同期、ミラーリングなどのバックアップが簡単にできる単機能アプリ。

バックアップをどんどん定期的に取りたい・・・ということであれば、Macの場合Time Machineというような強い味方があるし、Carbon Copry Clonerというような強力なソフトがある。
しかしこれらの機能、アプリはどちらかと言うと起動ボリューム全域を丸々外付けハードディスクにバックアップするというような目的のアプリで、もっと気軽にバックアップを取る目的には荷がかちすぎる。

速い話、ドキュメント、あるいはサイトフォルダを毎日Dropboxに同期したいとか、ミラーリングしたいとかそういう簡単なバックアップの時に、これらのアプリや機能は大層過ぎる。
単にラップトップの特定のフォルダと、外付けハードディスクやwebストレージの中味がいっしょだったら便利だというだけの時にCarbon Copry Clonerというような大物アプリは大げさ過ぎる。

Windowsには以前紹介したが、BunPieceという気軽に使えるバックアプリがある。
これと同じような気軽なアプリがMacにはないかと探していた。

このSyncTwoFoldersがそうではないかと思う。
指定のフォルダを1対1でミラーリングさせたり、コピーコプリートさせたり、相互同期させたり目的によっていろいろ選べるのだが、そういう単機能に徹したのが使い勝手が良いと思う。

何よりも簡単だし、今のところすべて手動だから動作も確実だ。





SyncTwoFoldersを起動するとREALBasicのクレジットとドネーションボタンが表示される
気に入ったら協力・・・これフリーウエアの鉄則




SyncTwoFoldersのインターフェイスの大まかな仕組みはこんな感じ
上の2つのペインでバックアップ先とバックアップ元を指定する
中のペインでバックアップのモード、ミラーか同期か差分かというような設定をする
シミュレーションボタンで動作するとどうなるかを事前に見ることができるのが秀逸
シミュレーション解除はボタンの上のチェックと小振りながらなかなか多機能だ




例えば中ペインでモードを相互に反映、一方向にミラーリングと切り替えると
上のペインのモード表示もこんなふうに変わる




さらに細かく特定の文字列のファイル名をバックアップから除外したり
ファイルネームで除外項目を指定できたりできる
一方向コピーを実行してからコピー元とコピー先を入れ替えて
再度同期というような複雑な操作も簡単にできるようなボタンが用意されている




単なる差分コピーもできるしこのようにコピー元で
削除されたファイルはコピー先でも削除されるような完全同期も可能
バックアップなのか同期なのかなどの用途によって便利に使える
今までDropboxなどは見落としが無いようにすべてのファイルを上書きしていたが
この機能があれば差分だけコピーすれば良いのでバックアップの時間が大幅に短縮できる




補助的な設定もいろいろ充実している模様




こちらのボタンをクリックすることでログも表示できる
このアプリの最大の特徴はいきなり実行しないでまずシミュレーションができること
そのシミュレーションのログを何遍も見返して本当に思っている通りの動作をしているのか確認できる




このバージョンではグレーアウトしているがバッチバックアップのボタンも用意されている
この感じだと定時に自動バックアップも近いうちに実装されそうなので
実は大物バックアップアプリに負けない強力バックアップアプリになる可能性がある




例えばここで常に同名の新しいファイルで古いファイルを上書きするのか
一方向に単純にコピーするのかを決定できる




この設定ならば相互に常に新しいファイルが古いファイルを上書きする
つまりお互いに最新状態に更新できる




シミュレーションのログが期待通りならこの「シミュレーション」の
チェックを外して「シンクロナイズ」ボタンをクリックする
これでやっと本番のバックアップが始まる




作業が完了するとログが自動的に表示される
扱いに慣れない間はよく見ておいた方が良い




対象のフォルダの中味をよく見比べてみると更新したファイルは上書きされ
削除したファイルはコピー先でも削除されるという期待通りの動作をした
このおかげで今後はバックアップ、フォルダの同期の作業が格段に楽になると思う




anchor

ネットブックのヒットがマイクロソフトの収益を圧迫しているのだそうだ〜それでこの広告?

すごい今さらな話をしているなと思ったのがこちらの記事。
Windowsの売上高が減少した原因はネットブック--マイクロソフト幹部が認める - UMPC/ネットブック - Computerworld.jp

ネットブックに関しては、WindowsはXPのライセンスをおそらく数千円で供給している。
今ではWindowsXPの原価はセキュリティアップデートなどのメンテナンスコストだけなので、マイクロソフトとしては、定価の5分の1というような値段でベンダーに売ってもそれでも利益にはなる。
(記事にはHomeEditionが15ドルと書かれているが、そんなに安い金額なのかどうかは不明。私が聞いた話とちょっと違う気がする)

だから小銭稼ぎにマイクロソフトはWindowsXPの供給をいつまでも打ち切らない。
折しも世界的なネットブックのヒットとなった。
特に日本では売れているのは価格5万円以下のネットブックだけで、それ以外のパソコンはデスクトップもラップトップも総崩れということらしい。

東芝やソニーなどの「高級パソコン」ベンダーがいくら「ネットブックは安物」とバカにしたって、消費者はそちらを求めているのだから仕方がない。

ソニーは勢いに押されて出したネットブックもどきにWindowsVistaをプリインストールしたが、ユーザの
「動かねぇ!」
という声に押されて「WindowsXPにダウングレードも可」として販売するスタイルになっている。
こういう見識で「ネットブックなんか一時的な現象」とか言われても説得力がない。
(実際私の同僚はソニーのネットブックもどきを購入してWindowsVista搭載に「金を落とした気分」と憤慨していた)

この調子だから
「MacOSXに追いついた!」「Windows95以来の快挙」「WindowsOSの革命」
などと提灯記事で絶賛されているWindows7も実際には消費者動向を刺激するほどには売れていない。

そのことをマイクロソフトの幹部社員すら認めてしまったのが上記記事ということだ。
しかたがない、これがトレンドなのだから。別にマイクロソフトのソフト開発技術力が優れているとかいないとかそういう問題とはあまり関係ない話だ。

その所為なのかどうか知らないが、先日私のサイトのRSSの表示を確認していたら、RSSに表示されるGoogle Adsenseにこういう広告が出ていた。
この日付は12/9だ。





Windows7を無料でプレゼントなのだそうだ
これは気になる、クリックしたい・・・しかしサイト管理者が
自分のサイトに表示されるAdsense広告をクリックするのは規約違反だ
ところでこのプレゼントの期限が11/28なのだそうだが
このキャプチャーを撮ったのは12/9だ
どうなってるんだろうか? プレゼントはまだ有効なのだろうか?
ますますクリックしたい! でもするとGoogle先生に怒られる・・・
数分ここで葛藤したのはいうまでもない


単なるGoogleさん側の手違いなのか、マイクロソフトが日付の確認を見落としたのか、それは分からない。
でもすごいタイミングだな。

締め切り日が過ぎても先着500名様が集まらないくらいに不調なのだろうか?
しかし私は欲しいんだが・・・



2009 年 12 月 12 日




anchor

feedly
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

Safariをwebニュースサイト風のRSSリーダに変えるコジャレたRSSプラグインというか何というか・・・

RSSに登録しているサイトの記事を表示するRSSリーダの機能をかなり前からSafariは備えている。
私は以前はいろいろRSSリーダを使っていたが、今では基本的にRSSリーダはSafariを専ら使っている。

それは良いのだが、SafariのRSSリーダ画面は非常に実用的なのだが面白くも何ともない、色気のない画面構成になっている。

ここは考え方次第で、面白くも何ともなくても実用的でありさえすれば見かけはどうでもいいのだという考え方もあれば、見かけの面白さこそ重要で、面白くなければいくら実用的でも見る気がおこらないではないか・・・という考え方も当然ある。

もし後者の考え方の人があるなら、そういう人達はこのSafariのRSSリーダ画面をもう少しらしく飾りたいと思う筈だ。
feedlySafariのRSSリーダ画面をWebマガジン風の体裁にかえる。

といっても何をするかと言うと、サムネイルをつけたり画像を含んでいない記事に関してはデフォで用意された抽象的な画像をサムネイル風に表示してみたり、RSS項目の並びをトップ項目、過去記事、関連RSS風に並べてみたり、関連サイト風に登録サイトを並べてみたりという機能があるだけだ。

それでもこれだけのことで、見た目は随分垢抜けした感じになる。
つまらない私の記事もこういう工夫で、面白そうなwebマガジン風になるのが面白い。

同じRSSをチェックするのでも少しでも楽しくということならこれをお薦めする。

プラグインでもなく単にhtmlなのだが、その意味は使ってみれば分かる。
コンパイルやメイクなどの専門知識を必要とする操作はないので、初心者でも安心して使ってもらいたい。

最近あちこちで「via feedly」というツイッターを見かけるが何のことか気になっていたがやっと判明した。





こちらはSafariの標準のRSSリーダ画面
実用的で使いやすいのだが面白くも何ともない色気のカケラもない画面だ




feedlyを利用して同じRSSを表示するとこんな感じに表示画面が変わる
中味はいっしょなのだがあなたならどちらを読みたいだろうか




それぞれの記事から画像を取得してデザイン風にレイアウトして画面に取込んでいる
右のペインには他のサイトのRSSへのリンクも有ったりしてなんか本格的




画像はサイト本体ではなくRSSに埋めたものから取っているが
そのままレイアウトしているのではなく微妙にトリムして表示している
それが今風の雰囲気をかもしている




画像ファイルはRSSを参照しているので画像がついていない記事に関しては
feedlyの側で用意した抽象的な画像を当ててレイアウトを整えている




表示の仕方はfeedlyを解凍したフォルダの中にあるSafari.htmlをSafariにドロップする
ブックマークでは何故か呼び出せないようでそこらは今研究中
(事前にGoogleアカウントにログインが必要)


2009 年 12 月 13 日




anchor

祝200万突破

当サイトの開闢以来稼働しているトップページのカウンターが、本日200万を突破しました。
当サイトを始めた頃は、このカウンターが100を越えるのに1カ月かかりました。
当時はほとんど踏んでいたのは自分ひとりだけだったと思います。

その頃は「いつか100万を突破する日なんて来るのだろうか?」と思ってましたが。
それは6年前のこと。
そういえば忘れていましたが、今月で当サイトオープンからまる6年、ここから7年目に突入します。

今の月間総ページビューは14万、ユニークユーザは7万というところで、実のところRSS、ソーシャルブックマークなどの普及以来トップページを通過する人はどんどん少なくなっているように思うので、当初は目標としていたトップページの100万突破が、もう200万突破まで来ているということに大きな意味があるのか分かりません。
前回100万突破したのは一昨年の8月で初回100万は4年半かかりましたが、2回目の100万は1年半で到達しました。
ここまでくると少し自分なりには感慨はあります。

皆様いつもお越しいただいてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
間もなく年始の挨拶の季節になりますが、一足早く節目のご挨拶をば。





ちょっと過ぎてしまってから気がついたのだがトップページカウンターが200万を突破した
当サイトオープン以来動いているカウンターはこれだけなので
これが我がサイトの歴史を刻んでいるということはできる
ここまで来られたのも皆さんのおかげなのだが、オレもよくがんばったよね




anchor

科学と学習休刊

こういうことだそうだ。
『学習』『科学』休刊のお知らせ | 学研ホールディングス

ひとつの時代が終わったというだけのことかもしれない。

この本がまだあったことを最近知って、子供達にも勧めてみたがほとんど関心を示さなかった。
僕らが子供の頃には競って買い求めたものだが、僕らの時代と今の子供の関心事が全く違うことには驚かされる。

小学校の卒業文集でクラスの男の子の半分は「宇宙飛行士になりたい」と書いたのが僕らの世代だが、子供達に聞くと「なんで宇宙になんか行きたいのか意味が分からん」ということらしい。
今の子供達は進歩主義なんか全く信じていないし、ダーウィニズムも唯物史観も全く受け付けないし、自分たちはこの地球に祝福されて生まれてきたわけではないと思っている。

こういうバックグランドの共通性を保たない人達とコミュニケーションを図るのは大変だ。
時々外人と話しているようなもどかしさを感じる。



2009 年 12 月 14 日




anchor

Fan Control
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

冷却ファンの動きを詳細設定できるシステム環境設定ペイン。

冬場はそれほど冷却が気になるということもないが、それでもオフィスでMacBookなどを使っていると時々冷却ファンがフル回転したりして、熱問題は季節に関係なく気になる時がある。

以前はデスクトップにいろいろなシステム情報を表示させたりしていたが、最近ではシステムも安定してきたのでデスクトップに常時表示させているのはTemperatureMonitorによる温度表示だけだ。
やはりいくら安定してもラップトップの場合は熱の問題は気になる。

それで今までもsmcFanControlのようなメニューエクストラを使って季節によってはファンの回転を高速にしたりということはやっていた。
ファンの回転を上げるとバッテリーの保ちは悪くなるので、シチュエーションにより切り替えるにはsmcFanControlのようなメニューエクストラは便利なのだが、回転が始まる温度が変更できないのがちょっと不満だった。

Fan Controlはシンプルな設定画面のペインながら、回転数変更だけでなく回転数上昇が始まる温度、最高点の温度などが細かく設定できるのがよい。
組み合わせればほとんどファンの設定を神経質にいじらなくてもよくなるかもしれない。
(追記:この2つを組み合わせて使うとコンフリクトが起きるようだ。Fan Controlを使うならsmcFanControlを起動項目から外して再起動した方がよい。逆にsmcFanControlを使うならFan Controlをアンインストールした方がよいように思う)

スレッショルドの温度をやや高めにしてベースの回転速度を低めにするとかでバッテリにも優しくいちいち設定をいじらないセッティングができるかもしれない。
要はチップの温度が80度前後以上に高止まりするような状況を防げれば良いというのが、ファンのセッティングの考え方だ。

システム要件については特に記述はないが多分intelMacでないと動かない。

インストールはインストーラに従うだけだが、アンインストールは
/Library/StartupItems/FanControlDaemon
/Library/PreferencePanes/Fan Control.prefPane

を削除して再起動、SMC(システムマネジメントコントローラ)をリセットする必要がある。

リセットの方法はこちらに詳細が書かれている。
例えばMacBookなどのノートの場合バッテリと電源ケーブルを外して、パワーボタンを秒以上押し続ければ良い。





Fan Controlのシステム環境設定ペイン画面
いじれるのは常時回転数、回転上昇温度、上限温度
これだけで結構細かい設定が可能になる


2009 年 12 月 15 日




anchor

SyncTwoFoldersのバッチシンク、自動同期などが実は可能だということがわかった

先日ここでSyncTwoFoldersというフォルダ単位のバックアップ、シンクアプリを紹介したときに、
「バッチシンクボタンがグレーアウトしていて使えない」
と書いてしまったが、これは私が使い方がわかっていなかっただけでちゃんと使えることがわかった。

この同期の組み合わせの設定に名前をつけて+ボタンでセッティングを保存する。
すると右のトレイに設定が保存される。
この調子で何種類もの設定が保存できるし、あちこちのフォルダを違う設定でどんどん保存して切り替えて使うこともできる。
さらに設定がひとつ以上保存されると、バッチボタンが有効になってチェックが入ったセッティングを実行できる。
全部チェックが入っていれば、全部一気に実行できる。

これは思った以上に便利かもしれない。

BBSに情報をいただいた「082〜」さん、ありがとうございます。





SyncTwoFoldersのフォルダシンクの設定を終えたら
プラスキーで設定を保存する




するとネームセッティングのタグが出てくるので
ここに自分が覚えやすい名前をつけて保存する




すると右側のトレイに保存した設定が並ぶ
これでいくつも設置が保存できるし、下のバッチボタンで実行できる
チェックの入ったものは一気に実行できるし下の「Run every」の
チェックを入れると指定の時間ごとにチェックが入った同期を自動的に実行する
コレは便利だ




anchor

定時アップデート外(?)なのかWindowsに緊急アップデートが出ている

先週月イチの定期アップデートはちゃんとかけていたのだが、その数日後Windowsを起動すると、「重要』セキュリティパッチをかけるようにというアラートが出ていた。

内容を見ると、ワードパッド、MSOfficeなどのテキストコンバータにリモートコードを実行されるような脆弱性があるのでこれを修正するパッチということだ。
リモートコードを実行するということは、後は管理権さえ乗っ取ってしまえば外部からあなたのWindowsをどのようにでも利用できるということだ。
個人情報を抜き取ることもできるし、トロイやワームを打ち込むこともできるしハードディスクを消去することもできる。踏み台にして他のホストを隠密裏に攻撃することだってできるだろう。

やはりWindowsのパッチには神経質に見ていないといかんということだ。
月一パッチで安心していてはいけない。
かといって自動アップデートは、エラーでかかっていない場合があるので個人ユーザは手動にしてこまめにアップデートを見に行くしかないかも。





自動更新のアラートにかかったのは2つ
前回のアップデートが失敗したせいか月一パッチとは
また別のアップデートなのかはよく知らない




しかし詳細を見てみるとセキュリティパッチは発行日付が月一パッチの翌日
内容はワードパッド、MSOfficeなどのテキストコンバータに
リモートコードの活動を許してしまう脆弱性があるのでその修正とのこと


2009 年 12 月 16 日




anchor

MyPopBarrier
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

迷惑メールをダウンロードしないでリモート操作でメールサーバから削除できるPOPリモート操作アプリ。

迷惑メール、SPAMメールが毎日数十件は入ってくる。
この対策をどうしているだろうか?

メールクライアントには迷惑メールをフィルタリングする機能が付いたものがある。
MacバンドルのMailにも付いているし、MozillaのThunderbirdにも付いている。
しかし私はこうしたフィルタリングは使っていない。
個人のメールならともかく、仕事用としてはやはりフィルタリングの誤動作で肝心の仕事メールを撥ねてしまう可能性がゼロではないのでなかなか使う気にならない。
仕事用のメールは.batファイルを撥ねるフィルタリングがサーバで設定されていたりとかいうこともあって、個人でさらにスパムを撥ねる必要もないかと思っている。

ただそうはいっても、個人アカウント、仕事アカウント合わせてやはり数十件のスパムメールを毎朝削除しているのは情けない作業だ。

それにそれだけなら別にジャマだというだけだが、忙しい時にはとりあえずメールを受信してスパムメールの削除は後回しにして、必要なメールにだけ対応するということもしょっちゅうある。
こうしてメールの過去履歴には要らないスパムがどんどん溜まっていく。
ハードディスクを圧迫するといっても大した容量ではないかもしれないが、こういう無駄なものが溜まっているのは鬱陶しいのは間違いない。

ダウンロードしないで削除すれば良いのだが、Gyazmaiのリモートフォルダ機能もなかなか使わない。
結局タイトルをひとつずつ読んでスパムかどうか判断しないといけない。

このMyPopBarrierはそのリモートフォルダ機能を独立させたメールサブクライアントというような表現が適切か。

要はメールをリモートで見ているのだが、タイトルだけでなく中味も表示する。
メーラのように機能する。
しかしダウンロードしてもローカルに保存しない。
MyPopBarrierを終了すれば何も残らない。
ゴミが溜まって内蔵ディスクに増殖することもない。
キーワードや宛先アドレスなどでスパムメールを判定してくれるので、一からスパムを選り分けるよりも作業も速い。
勿論この選別も100%ではないが、キーワードを増やしていけば精度も上がるだろうし、最初から撥ねてしまうフィルタと違って、選別が正しいか確認できるのでスパムフィルタリングよりも安心できる。

さらにこのMyPopBarrierが良いのは、メール本文が読めるだけでなく読んだメールに返信が打てることだ。
返信キーをクリックするとデフォルトメーラを起動して、そのメールからメッセージに返信が打てる。
スパムメールを削除していて、急ぎ対応しなくてはいけないメッセージに気がついた時に、そのままメールで返事を打てる。
そのために他のスパムメールをとりあえずローカルディスクにダウンロードしなくても良い。

これはインターフェイスの分かりにくささえ乗り越えられれば、なかなか使えるアプリだと感じた。





最初にMyPopBarrierを起動したらまずスパムを
検出したいメールのアカウントを設定しよう
メールアドレス、ユーザネーム(ID)、パスワード、
POPメールアドレスなどアカウント情報を入力する
ポート番号やSSLに関してはメールサーバのプロバイダの
指定がある場合以外は特にいじらなくていい
勿論複数アカウントの設定も可能




MyPopBarrierのフェイスはこんな感じだ
赤いランプボタンが点灯しているのがスパムと判定されたメール
これの特徴はリモートフォルダのメールのタイトルだけでなくメール本文まで読めることだ
しかもローカルに保存しないのでアプリを終了すればこのメッセージはディスクに残らない




ボタン類は下左から「チェックウインドウ表示」(下のチェック進行ウインドウ)「接続解除ボタン」
その上がメッセージの文字等級、リストの文字等級となっている




スパム判定は赤いボタンで、チェック除外アドレスのメールは青いボタンで表示される
このようにマルチ受信者設定のメールはスパムと判定されてしまう
これはMactrackerの作者さんからのお知らせメールなのだが
このようにフィルタリングは完璧ではない




日本語のキーワードは通らないという情報もあったが試しに登録してみた
「Filters」タブに入って下のフォームにキーワードを入れて「+」ボタンで追加
上のリストを選んで「−」ボタンで削除とちょっと分かりにくいインターフェイス




見事日本語キーワードでスパムメールは判定にかかった




これはスパムが文字化けしているのだがこのように
無意味な文字列が偶然フィルタリングにかかったケースもある
Macで見るとスパムメールは文字化けしていることが多いので
文字化けメールをどうフィルタリングするかが悩みだ




「Filters」タブの右のペインはメッセージを何行まで読み込むかという設定
数字を増やせば便利になるが受信には時間がかかることになる




下はスパムを削除するごとに新規メッセージを受信するか、
指定時間ごとに自動受信するかなどの設定
一番下のボタン「Purge」はリストで選択したメッセージを削除、「Pick up」は新規受信
えんぴつマークは削除歴ログの表示ボタン、その右はコネクションウインドウの表示




面白いのはこの「@」ボタン
メッセージを選別している時に「返事をすぐ書かないといけないメッセージ」
を見つけたらこれをクリックするとデフォルトブラウザが立ち上がって
そのメッセージへの返信がすぐに打てて、前後のスパムをダウンロードする必要もない
単なるリモートフォルダに終わらなかったところがこのアプリの秀逸なところだ


2009 年 12 月 17 日




anchor

「成長戦略の必要性」は単なるお題目でもかけ声でもない、今日本は本当にヤバいところに立っている

先日、ちょっとそういう必要があってIMF(世界通貨基金)のホームページからGDPのデータを取った。
そのGDPのページはこちら。
World Economic Outlook Database April 2009

我々が通常よく見るGDPの統計は日本一国の円建て実質GDPか名目GDPの総額、あるいはその推移、あるいはその成長率という統計で、そういう統計を見ていると
「日本はバブル以降も一度もGDP成長率がマイナスに転落していない、希有な国である。これもひとえに日本国民の優秀性と勤勉さの賜物である」
というような通説が本当らしく見える。

また
「GDPは成長していたから一昨年までは日本は好況であり、これはいざなぎ景気を上回る戦後最長の好景気であり、リーマンショック以降始めて期間でGDP成長率がマイナスになった」
という最近まで経済官僚が主張していた通説もそのように見える。
しかし、今回は各国のGDPを比較する必要があったので、すべてドル建てで表示してみた。
すると日本でいわれているGDP伝説とは全く違う世界が見えて、ちょっと驚かされた。

例えばこのグラフを見てもらいたい。





各国のGDP(単位:10億ドル)推移、2009年以降は予測
2010年に日本は中国に追い抜かれ世界第3位に転落する


このグラフを見ると来年には日本は中国に抜かれる。これまで世界第2位の経済大国と言っていたのが、第3位に看板をかけ替えないといけない。

このグラフを自民党の国会議員の先生に見せたところ
「中国は国民の数が日本の10倍いる。ということはGDPが並んでやっと日本の10分の1になったということだから、何ら危惧することはない」
とおっしゃっておられた。

つまり、これはグラフの作り方も悪かったのだが、GDPというとそういう静的な数字比較をすることに慣れているので、このグラフの怖さが見えないのかもしれない。

このグラフを見て私が怖いと思ったのは「中国に抜かれる」ということではなく、
「この15年間日本は成長していない」
ということなのだ。

一国の経済が15年も停滞すればそれはたしかに国民の生活は困窮するし、デフレスパイラル懸念が出てきたって不思議でもないし、派遣村ができたって何ら不思議でもない。

これは先進国4カ国(日米英独)+中国で作図してみたが、他のフランスや北欧などを入れても大体似たような姿で、世界のほとんどの先進国はそれなりに成長しているがただ一人、日本だけがこの15年間成長を止めているというグラフになる。
勿論ロシアやリトアニアなどの経済的に破綻している国は除く。


「それはおかしいではないか、日本はこの15年間平均で1%内外のGDP成長ははたして来た筈だ、なのに成長を止めている筈がない」
という反論は当然あると思う。

しかしそれは円建てで見た場合の話だ。
日本はこの15年間、いやすくなくとも2000年以降は意図的に通貨を円安に誘導して、一杯一杯まで緩めきってしまった金融緩和をさらに補佐した。

そのおかげでマイナス成長にはならなかったが、通貨はどんどん円安に振れた。
日本の通貨で評価すれば日本の名目GDPは成長してきている。
しかし、ドルで評価すれば、日本のGDPはこの15年間全く成長していない。
これはここにいたって外国人投資家が、日本株に全く魅力を感じていないで、PERで評価すれば抜群の割安にもかかわらずいっこうに買いに転じないという事実と符合する。
外国人は当然日本株をドルで決済するから、米ドルで評価する。
米ドルで評価すれば、日本の株も日本の国力を表す名目GDPも全く増えていないように見える。
株は増えることを期待して買うものだから、当然増えないものは買えない。

このGDPグラフは多くの事実と符合する。

日本は見かけは成長しているように見える。
それどころか最近まで日本は戦後最長の好景気に突入して、いざなぎ景気を追い越したとか言っていたのだ。
国民にそんな実感が全くなかろうが関係なく、作り上げた統計数字がそうだったからそう発表した。
しかし上記のようにそれは日本円を安値に誘導したというからくりがあったからだ。

アメリカから容認されて日本は2000年以降は円を意図的に安値に誘導した。
ミスター円の称号を得ていた榊原英資の時代の話だ。

さすがに日本が一人ずっと10年近く不況を続けていることが、2000年には世界のお荷物になってきた。
そこでアメリカの財務当局が日本に
「もういい加減にしろ、不況を脱出するためなら為替介入でも何でもやっていいからなんとかしろ」
という指導を入れたというのが事実らしい。

日本は指導された通り円安に通貨を誘導した。
そして自国通貨換算ではGDPを成長させた。
しかし結局海外から見た日本のバリューである米ドル換算のGDPを成長させることができなかった。円安誘導というラストカードを切ったにもかかわらずだ。


さてここでGDPを自国通貨で評価するのとドル建てで評価するのとどちらが正しいかということが問題になる。
これはどちらを取るかは主観だという言い方もできる。
でもひとつだけ、はっきりしていることがある。
日本は既に円安カードを切ってしまっている。
これは借金をしているのと同じことだ。
借金はいつか返さないといけない。
自国通貨を切り下げると、いつかはそのツケを払わなくてはいけなくなる。
日本の場合はいずれ円高という形で、そのツケを払わされることになる。

下方にゴムバンドを引っ張って撓めた通貨価値は、そのエネルギーをどこかで解放しないといけない。
その時に日本経済が再び成長要素を取り返していれば問題無い。
しかしその時までに成長戦略を取り返しそびれていたら、その後は大変だ。
意図的なエネルギーを加えて歪まされたものは当然元に戻ろうとする。
日本円は安値に誘導されたのだから、どこかで本来の水準に戻ろうとする。

当座は為替は1年か1年半ほど円安ドル高のトレンドで動くだろう。
それは先のザラ場1ドル84円までやってしまった相場のエネルギーを放出するためだ。
しかしこれが落ち着いたら、また高値を切り上げてくるだろう。
今度はどんな水準に行くのか分からない。
前回は日足で86円まで行ったから今度は70円台前半、どうかすると60円台突入という水準もあり得るかもしれない。
それは1年半後以降の話だ。

「FXが今良いよね」
とか能天気なことを言っている人達は、せいぜい今のうちにその利益を享受すると良い。
しかしFXで利益を得られる期間は非常に短いことに注意した方が良い。
その次には利益を吐き出して、元手すら失うような大きな変動を体験することになるかもしれない。
そうなる前に足抜けすることだ。
それができれば誰も損はしないのがこの世界なのだが。


少し話がそれたが、なぜ日本はこの成長機会を逸してきたのかということを考えていて、「ああ、なるほど」と思わされた記事がこちら。
SMALL BIZ IN SMALL ISLAND-日本のハブ空港は外にあり(仁川国際空港)

日本には成田という国策の国際空港がある。
国際ハブ空港を目指した関西空港という空港もある。
しかしこれはどちらも利用者から見ると「国際ハブ空港」というには使い勝手が悪過ぎる。
しかし国内合意により、成田も羽田も関空も今の運用スタイルに落ち着かざるを得ない・・・なんてことを言っているうちに「仁川の方が便利ではないか」ということに皆気がつき始めている。
そして旅客も航空便も仁川に逃げていく。
これがJALやANAの経営の厳しさの根源なのかもしれない。

JALは直接的には旧運輸省天下り役人の乱脈経営が原因で経営が傾いているのだが、その天下りの年金をリストラすれば経営は立て直せるかといえば、それだけでは足りない気がする。

日本は製造業が中国を筆頭にアジアにどんどん工場を移して、産業の空洞化が起きるということをもう十数年前からいっている。
しかし今や運輸、サービスも空洞化していく。第2次産業も第3次産業も空洞化していったら日本には何が残るのだろうか。

先のGDPのグラフはたまたま為替の水準がそうなったから、GDPが成長していないように見えるのではなくもっと深い何かを示しているように思う。
特に先進国で唯一日本だけがグラフがフラットだというところに危機を感じてしまうのは私だけだろうか。



2009 年 12 月 19 日




anchor

iPhone Explorer
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 WindowsXP~7対応

iPod TouchやiPhoneを外付けUSBストレージとして使える専用ファイルブラウザ。

iPod TouchやiPhoneは実はUSBで接続している時の構成は外付けUSBメモリと同じことなのだが、デスクトップにボリュームがマウントされるわけではないのでファイルの受け渡しに使えるわけではない。

ボリュームをマウントしないことによって、気にしないでケーブルの抜き差しができるという配慮と、iPodなどに取込んだ音楽など著作権的にクリティカリなファイルをユーザに手動で出し入れさせないということがあるのかも知れない。

でも私のように常時USBメモリなどを持ち歩いていルのはやはり少数派で、出先で何かファイルをやり取りする時にいちいちCD-Rを焼くのかということになる。
大抵の人はiPodくらいは持っているし、そのうちiPod TouchやiPhoneなどがUSBメモリの代わりに使えたら、メディアを探さなくてもよくなるかもしれない。

そういう目的にはこのiPhone Explorerは向いていると思う。
相手がWindowsユーザの場合はWindows版のiPhone ExplorerをダウンロードしてインストールしてもらえばWindowsともファイルのやり取りができる。
やり取りにはiPhone Explorerのインストールが条件になるが、フリーウエアだし問題無いと思われる。





iPhone Explorerを起動してiPod Touchを挿すと
このようにボリュームの中のディレクトリが見える




ディレクトリの使い方はWindowsのエクスプローラと似ているから困らないと思う
下のツールバーで新規フォルダを作ったり削除したりする
どうやら「同期」機能もあるようだ・・・使い方を確かめていないが




試しに第一階層に「預けもの」という日本語名のフォルダを
作ってみてそこにバイナリを入れてみた
そして取り出してみたが問題無くファイルの出し入れができる






Previous  Index  Next


site statistics
あわせて読みたい



青木さやか