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2010 年 12 月 10 日




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XLD
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

先日来WAVをmp3に変換する話でローカルに盛り上がっているが、BBSに「edm2」さんから情報をいただいた。
このXLDがなかなかのスグレモノだ。

見た目はシンプルで起動してもウインドウも開かない。
しかし設定項目をみると低レゾから高音質まで自在に設定できることが分かる。

またこれもLAMEのmp3変換エンジンをデフォルトで内蔵している。
ディレクトリを維持してまとめてごっそり変換できたり、いろいろ使い勝手はいいと思う。

こういう控えめな姿をしているが、このアプリの正体はxldというコマンドのGUIフロントエンドということになる。
なのでTerminalを使える人は、xldコマンドでいろいろ便利なことができるし、Terminalに関心が無い人はそんなことを気にしないで、普通にメニューから開いて使える。





最初に起動するといきなりアップデートしてもいいか聞いてきて
いきなりアップデートを始める




その設定項目をみるとデフォルトで「LAMEmp3」という項目がある
WAVもサポートしているので先日来(ここだけで)
話題になっているWAVからmp3ヘの変換が可能だ
また書き出し先もあらかじめ設定できるのもなにげに便利




「オプション」ボタンをクリックしてみるとそのLAMEも細かく設定できるのが分かる
高速変換を望むのか高音質変換を望むのかはここで細かく設定できる




オリジナルフォルダのディレクトリ構造を維持してそっくり別のフォーマットに
変換するというような作業の簡略化もできる




XLDがサポートしているフォーマット
これらのフォーマット間で自由に変換できる




もうひとつこのXLDが面白いのはCDの取り込みを前提に作られている点




このようにCDDBにも対応している
iTunesよりもLAMEの方がmp3変換時の音質のロスが少ないということは
解っていてもついiTunesを使ってしまうのはCDDBが便利だから
というユーザの心理をよくわかってらっしゃる
(もっとも最近はCDからの取り込みなんて久しくやっていないが)







2010 年 12 月 8 日




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Dragoman
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

静止画や音声ファイルをお気軽にいろいろなフォーマットに変換するアプリ。

これの使い方は簡単で、変換したい元ファイルを左にドロップ、変換したいフォーマットを選択、保存先をして変換、というだけの手順。

先日のWAVをmp3に変換するというTipsの時に真っ先に思い浮かんだのはこのアプリだったのだが、これはものすごくいろいろなフォーマットをサポートしているにもかかわらずなぜかmp3の書き出しだけはサポートしていない。
権利関係なのか何なのかわからないけど何か理由があるのかもしれない。
GIF問題みたいな・・・
そういえばMacのmp3変換ツールも調べてみるとやはりシステムデフォではiTunesしかないようだし。
Terminalから「afconvert」コマンドを実行という手もあるという情報をBBSにいただいたけど、こういうものをのぞくとiTunesだけらしい。

それはともかくmp3書き出しにこだわるならiTunesを使うか先日のAudacityを利用していただければいいし、それ以外はDragomanで問題ない。





起動するたびに「アプリケーションフォルダに移すか」と聞いてくる
パス管理の関係でアプリケーションフォルダでないとちょっとまずいのかもしれない




左にもとのファイルをドロップ、真ん中のプルダウンで変換したいフォーマットを選ぶ
「Convert」ボタンをクリックすると保存先を聞いてくる




WAVもm4aもサポートしているがどういうわけかmp3の書き出しだけが無い




でもケータイ向け音源フォーマットなども含めて
結構なフォーマットをサポートしている




残念ながら動画は扱えないがmp4からm4a形式などで音だけ抜き出すことはできる
またjpegからPDFなど静止画も結構実用的にフォーマット変換できる







2010 年 12 月 7 日




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WAVをmp3に変換する

ここではWAV(Windowsで広く使われるオーディオファイル形式)を世界標準のmp3に変換するTipsを取り上げる。

何をいまさらそんな初歩的なことを・・・と思うかもしれない。
私もやってみるまでそう思っていた。
そんなものはiTunesでmp3に書き出せば簡単・・・と思ったらiTunesのメニューからmp3に書き出すというコマンドがなくなっている。
iTunesは書き出しに関してはもうAACしかサポートしないということらしい。
(後刻追記あり、iTunesで変換できます)

でもQuickTimeでも確か変換できたような・・・あれ?変換メニューが無くなっている・・・どうやらMacは、というかAppleはmp3を将来的にはサポートしないという方向で進みつつあるらしい。

「そんなことない、ちゃんとメニューはあるよ」
という情報があったらお寄せください、
私が探しきれていないのかもしれない。
それはともかく、lameをインストールするのしないの以前にメニューがないんじゃ先に進めない。

それでこの間いろいろ試行錯誤があったのだが、結論からいうと、このアプリを使うことにした。


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Audacity
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応 Linux対応


音楽を含む音ファイルを編集する非常に多機能かつマルチプラットフォームな、しかもそれでいてオープンソースなオーディオ編集アプリ。

WAVをmp3に変換するというTipsにこのアプリを思いついたのは、このアプリは非常に多くのオーディオフォーマットをサポートしていたのを思い出したからだ。
Audacityならきっとできるに違いないと思って早速やってみた。

するとできない。

lameのlibraryが見当たらないというアラートを出して止まってしまう。
そう、lameが必要なんだとさ。
その辺のプラグインは最初に一通りインストールしていたような気がしたが、まだだった。

ちなみにlameとはLAME - Wikipediaを参照するとUNIX起源のMP3エンコーダで名前の意味は「LAMEはMP3エンコーダではない」という意味のMP3エンコーダなのだそうだ。

これは「GNU は UNIX ではない (GNU's Not UNIX)」というのと同じような反語か。

それはともかくこれをインストールすることで問題なくAudacityはWAVをmp3に変換することができた。他にもっと簡単な方法があった気がするが今は思い出せない。

そういえば、シェアウエアでいいなら
EasyWMA
とか
SoundConverter
というような手段はあった。
やっぱりいろいろあるじゃない。

とりあえず無料でやる方法ということでAudacityでやる方法は以下の手順通り。





WAV形式のオーディオファイルはAudacityで普通に開くことができる
勿論ここでトリムとか本来の音声編集ソフトとしての機能も使うことができる




変換にはファイルメニューから「書き出し」で進む




次に出てくるダイアログで保存先とフォーマット、オプションなどを設定できる
ここでmp3ファイルを選択してみる




Audacityはここで音声ファイルにメタデータを付与することもできる
メタデータの形式も今国際標準化が進み始めているそうだがそういうものに準拠しているのだろう




ところがここで「libmp3lame.dylib」というファイルが必要だという警告が出る




無理に進むと「エンコーディングライブラリが無いからあかん」というアラートで終わってしまう
そこでそのlameライブラリをインストールする

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Lame Library for Audacity on OSX
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応

こちらがそのlameライブラリ。

lameに関しては以前はMacのクラシック環境ではアプリ化するフロントエンドがあった気がするし、前はiTunesにインストールして変換していた気がする。(記憶が曖昧でスマソ)

上記リンク先はlameのフォーラムの中でもAudacityのプラグインのプロジェクトで、Audacity自体がMacやWindows、Linuxにマルチに対応していることからここも盛り上がっているようだ。

これはAudacity専用のlameということだ。





インストーラの中身を見ると「/usr/local/lib/audacity」というUNIX方面のパスに
「libmp3lame.dylib」というファイルを突っ込んでくるだけのシンプルな内容らしい




インストールしてもう一度書き出しをしてみると「オリジナルのWAVの
サンプリングレートとアンタが設定したビットレートは合わない、
どっちかを変更しろ」
と怒られる




こうしてめでたくmp3は書き出され二人は末永く幸福に暮らしましたとさ


<さっそく追記>
早速ツイッターで指摘をいただいた。

iTunes「MP3に変換」メニューは今も残っているそうだ。

iTunesの環境設定の「一般」メニューから「CDをセットした時の動作」の欄の「読み込み設定」ボタンをクリックする。
すると「読み込み設定」ウインドウが出てくるので、ここの「読み込み方法」のプルダウンを開いてみる。
ここはデフォルトではAACのなっている筈だが、ここをmp3に変えることでiTunes「詳細」メニューのなかのメニューが
「mp3バージョンを作成」
に変わる。

あとはWAVファイルをiTunesのリストに読み込んで、このメニューコマンドでmp3に書き出すだけだ。

方法としてはこういうことになるが、世間の評判ではiTunesの変換よりもlameの方が評価は高いようなので、音質にこだわりがあるようならやはり上記のAundacityを使う方法は推奨できる。





「mp3バージョンを作成」メニューを復活させるのはiTunesの設定から
「一般」「CDをセットした時の動作」「読み込み設定」ボタンをクリックする
出てきた「読み込み設定」ウインドウの「読み込み方法」プルダウンを
開いて「mp3エンコーダ」を選択する




するとiTunes「詳細」メニューに「mp3バージョンを作成」メニューが復活している筈だ
あとはライブラリに読み込んだWAVファイルをリストから選択してこのメニューでmp3に書き出す
しかしこの分かりにくいインターフェイス、なんとかなりませんかね>Appleさん?
きっと次もまた同じ質問すると思うよ>オレ


2010 年 12 月 5 日




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最近のWindowsOS運用記録あれこれ〜小ネタ集

最近、Windowsを使って作業することが多かったので、その過程でいくつか。
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Wincloneで修復したボリュームは断片化もそのまま再現

最近こちらの記事でも取り上げたが、BootCampのWindowsXPの環境をWincloneを使って修復した。
Wincloneを使ってスノレパ環境で初めてのVMWare上のWindowsXPの修復にトライした

Windowsの環境がどうにもならないくらい重くなっていたからで、結果からいうと成果半分というところ。

VMWare Fusion上でWindowsXPを起動させてからもずっと重いままだった症状はやや軽減された気がする。
完全に起動してしまえば軽快に動くときもある。

しかし起動するまでにやはりかなり時間がかかるとか、その間Mac側の動作も遅くなるとかの問題は改善されない。

それでもWindowsは実用的に動くようになったのだが、ふと気になってディスクデフラグツールをかけてみた。
すると結構な量の断片化が検出された。

ここで思い出したのだが、Wincloneはディスクイメージからの鏡のような復元であり、鏡のようなということは当時の元のシステムボリュームに断片化があれば、その通りに断片化も再現されるという話だった。
図らずも今回それは事実だということを身を以て証明してしまった。

この話から教訓を得るとするならば、バックアップのディスクイメージはシステムをインストールしたらできるだけ速くとれということだ。




先日Wincloneを使って復元したWindowsXPの環境の
状態が気になったのでディスクデフラグツールをかけてみた
すると案の定かなりの量の断片化が検出された
Wincloneに限らずディスクイメージからの復元は断片化もそのまま再現するということだ




断片化を解消したところかなりの修復件数だった
おかげで気持ちシステムが軽くなった気がする
デフラグ信者になったということはオレもドザになってきたということだろうか?




さらに余談だがVMWare Fusionのアップデートが久しぶりにかかってきた
私はまだVMWare Fusion2を使っているのだがもう時代はかなり前から3に移行している
なのでアップデートはもう出ないのかと思っていたらここでv2.0.8がかかってきた
セキュリティアップデートの類いかもしれないがマカフィーユーザには
もう1年ライセンスが伸びていいかもしれない
例の起動に時間がかかる問題が改善されるかと期待したが変化は無いようだ

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Windowsで誰にものぞかれない隠しフォルダを作成する

これは最近こちらで知ったWindowsの環境に他人にのぞかれないフォルダを作るというTips
パスワードつき隠しフォルダを簡単に作る方法 - ライフハッカー[日本版]

方法は以下の方法でバッチコマンド(Windowsのターミナルにあたるコマンドプロンプトで実行するコマンドスクリプトのことをWindowsではバッチというが、それをファイル化したもの)をBATファイルにする。

それを特定のフォルダで実行するとそこに作られたフォルダは消えて、最初に作成者が設定したパスワードがないと表示できなくなるというもの。

手順は以下の通り
1)Windowsのデスクトップかマイドキュメントかどこでもいいが、隠したいファイルを置く場所に新規でフォルダを作る
2)そこに右クリックから新規テキストを作成
3)このテキストを開いて以下のテキストをコピペする


cls
@ECHO OFF
title Folder Private
if EXIST "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}" goto UNLOCK
if NOT EXIST Private goto MDLOCKER
:CONFIRM
echo Are you sure you want to lock the folder(Y/N)
set/p "cho=>"
if %cho%==Y goto LOCK
if %cho%==y goto LOCK
if %cho%==n goto END
if %cho%==N goto END
echo Invalid choice.
goto CONFIRM
:LOCK
ren Private "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}"
attrib +h +s "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}"
echo Folder locked
goto End
:UNLOCK
echo Enter password to unlock folder
set/p "pass=>"
if NOT %pass%== PASSWORD_GOES_HERE goto FAIL
attrib -h -s "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}"
ren "Control Panel.{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}" Private
echo Folder Unlocked successfully
goto End
:FAIL
echo Invalid password
goto end
:MDLOCKER
md Private
echo Private created successfully
goto End
:End/
4)このテキストの「PASSWORD_GOES_HERE」のところに上書きして自分の任意のパスワードを書き込む
5)保存したテキストの拡張子を.TXTから.BATに変更する
システムから「変更すると開けなくなる可能性がある」というアラートが出るが気にしないで実行
6)保存したBATファイルをクリックすると「Private」という名前のフォルダが新たに生成される
7)このフォルダに守秘義務のかかった書類、あるいはムフフ系の画像など好きな物を放り込む
8)もう一度.BATファイルをクリックするとコマンドプロンプトが現れて「フォルダに鍵をかけてもいいのかY/N」と聞いてくるのでYをタイプしてENTER
9)すると「Private」フォルダが消える
10)フォルダを表示したい時にはもう一度.BATファイルをクリックする
11)またコマンドプロンプトが起動してきてパスワードを要求される
パスワードを入力すると消えたフォルダがまた現れる





手順をキャプチャーでおさらい
好きな場所に好きな名前のフォルダを作成




このフォルダを開いて余白上で右クリック
「テキストドキュメント」を新規作成する




このテキストを開いて上記のバッチコマンドをコピペする
「PASSWORD_GOES_HERE」のところに自分の任意のパスワードを上書きする




保存したテキストの拡張子を「.TXT」から「.BAT」に書き換える
システムから「そんなことしていいんかい?」というアラートが出るが気にしないで実行




.BATファイルに変わるとアイコンがこういう歯車アイコンに変わる




このバッチファイルをクリックすると「Private」という新規のフォルダが生成される
消えるのはこのフォルダの方になる




この「Private」の中に隠したい物を入れておく




再びバッチファイルをクリックするとコマンドプロンプト
(Windows環境のTerminalという理解でいい筈)が起動してきて
「そのフォルダにロックをかけてもいいのか?」と聞いてくる
問題なければ「Y」キーを叩く




すると「Private」フォルダが消える




もう一度表示したい時にはまたバッチファイルをクリックする
すると「パスワードを入力せよ」というプロンプトが現れる




例の「PASSWORD_GOES_HERE」のところに上書きしたパスワードを入力




すると消えた「Private」フォルダが再び現れる


この方法は検証したところ、Windowsのフォルダオプションの「不可視ファイルやフォルダを表示する」や「保護されたシステムオペレーティングファイルを表示する」設定にしても表示することができなかったので、Windowsだけのネットワーク上で誰にも見られないフォルダを作って機密を守るとか、個人のPC の情報を守るとかの場合は非常に安全性が高い。

しかしWindows以外の、例えばMacとかLinuxとかのOSが入っている混成ネットワークの場合はこの隠しフォルダはほとんど機密性がない。





問題のWindows隠しフォルダをMac側から覗くとこの通り
パスワードも何も必要なく普通に中身が見えてしまっている
ネットワーク上にこういう隠しフォルダを置くならMacやLinuxなどの
異なるOS環境の端末が接続する可能性がないことを確認した方がいい




しかも例のバッチファイルはMacにコピーすると
Quicklookで難なく中身を見ることができてしまう
つまりこのTipsを知っているMacユーザにかかると
パスワードもチョンバレになってしまうということだ

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Ghost Sphere
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

同じことをMacでやろうと思うならこのGhost Sphereがお薦めだ。

これは前にも取り上げたがMacの任意のディレクトリを不可視にしたり、プロ版にレジストリしたら暗号化ディスクイメージにしたりできる。

不可視にする原理はフォルダ名の頭に「.」をつけるという方法でFinderから見えなくする。
この方法ならネットワーク上のWindowsからも見えないので、Windows環境のみ不可視になるバッチファイルよりは機密性は高いといえる。
問題点はGhost SphereはMac版しかないという点と、この方法で隠したフォルダは例えばTerminal
ls -a
なんてコマンドを打つと難なく見えるという点か。
というよりどんな環境からも見えないように隠すなんてこと自体が土台不可能なのだが、MacとWindowsという世界で使われている大部分のクライアントOSから隠せるなら、一般的には利用価値は高いと思う。

不可視になっているフォルダは管理権で中は見ることができないように設定されている。
これもrootのパスワードを知っている相手なら開けられてしまうが、バッチファイルをのぞけばパスワードが見えるというものでもないので、これもやや安全度は高い。





Ghost Sphereを起動する時にパスワードを要求される
これは管理者のパスワードだが初回起動のみ
「不可視フォルダを開く時のパスワード」の設定も要求される
これは管理用パスワードとは別でもかまわない




下のボタンの「+」「−」で隠すフォルダを登録、太陽アイコンボタンは
隠したフォルダを「表示」、これが三日月アイコンに変わっている時は「隠す」
上のチェック欄の一番左は「起動時にフォルダを表示(隠す)」のチェック




このアプリはシェアウエアだが隠すだけなら無料でも機能制限なしに使える
この「10秒待て」のデモ表示が出るだけの差だ




Finderに「不可視ファイルを表示させる」変更をするとこの通り隠したフォルダは見える
一応管理権で守られているが




管理者ならこのフォルダを開くことができるのでこれも万全ではない




それでも同じボリュームをWindowsから見れば一応隠されていて見えない

anchor

Autorunよけのファイルを外付けボリュームに自動生成するバッチファイル

そういえば昨年Autorun系のウイルスが猛威を振るったが、これの対処策として外付けボリュームに細工する方法を紹介した。詳細こちらの記事。
ウイルス騒ぎって子供の頃の颱風みたいにちょっとワクワク・・・(不謹慎)〜autorun.infまたはW32.Gammima.AGM/対策

Autorun系のウイルスというのは、Windowsの「AUTORUN」機能を悪用して自らのコピーをシステムの中にバラまくというワームの感染手順が特徴で、リンク先のように最初はオンラインゲームのパスワードを盗むGammimaというような他愛のないウイルスが始まりだったが、これがあまりにも成功したので他のワーム作者も一斉にこの手法をマネしてさらに凶悪なワームにこのAutorun感染能力を追加するということが昨年から今年にかけて大流行し膨大な数の亜種が発生した。

ピーク時には一日1000件以上の新種ウイルスのパターンファイルが発行されていたから、これはこの方法がいかにウイルス作者に普通の方法になったか、そしてこれがいかに模倣するには簡単な方法かということの証だと思う。

このAutorun系のウイルスは多くの場合、USBメモリが感染の媒介になった。
だからこれが一番の注意点なのだが、本当はUSBメモリだけでなく外付けハードディスクとかCD-R、DVD-R、SDカードとか、iPodとかあらゆる種類のリムーバブルメディアが感染の媒介になる。

対策としてウイルスがこうしたメディアに侵入する時に必ず生成するファイルと同じ名前の空フォルダを作っておけばいい。
この時にWindowsの上書き禁止の「nokill.」ファイルを中に生成しておけばいい。
そうするとワームがそのメディアに侵入できないし、かいくぐって侵入できたとしてもエクスプロイトがアクティブにならないから勝手に感染されてメディアもパソコンもぼろぼろということは防げる。

この感染防止ファイルをワンクリックで、外付けメディアにバラまくバッチファイルをWindows専門の同僚に作っていただいた。
それをここに公開するので、使用する時は同じような手順で、これをテキストにコピペ、拡張子を「.BAT」に変更すれば 以下コマンドプロンプトに従って一気に処理できる。

これでAutorun系のウイルスの被害はかなり防げる筈だ。
USBメディアに散らばったダミーフォルダを一カ所のフォルダにまとめたりというような移動をしないことをユーザに徹底すること。
ダミーファイルを移動してしまうと、この対策は全く無意味になる。
使用に当たっての注意点はこれくらいか。



@echo off 
echo リムーバブルドライブに「autorun.inf」関係のダミーファイルを設置します。
set /p DRV="リムーバブルディスクのドライブレターを入力してください(例: D または d) >"
%DRV%:

label %DRV%: %USR%

cd¥
md Autorun.inf
attrib +H autorun.inf
cd autorun.inf
md nokill..¥

cd¥
md 8ot8y86.exe
attrib +H 8ot8y86.exe
cd 8ot8y86.exe
md nokill..¥

cd¥
md 6hbb9d1d.com
attrib +H 6hbb9d1d.com
cd 6hbb9d1d.com
md nokill..¥

cd¥
md 2yeyce82.exe
attrib +H 2yeyce82.exe
cd 2yeyce82.exe
md nokill..¥

cd¥
md 3g08.bat
attrib +H 3g08.bat
cd 3g08.bat
md nokill..¥

cd¥
md 3o32.bat
attrib +H 3o32.bat
cd 3o32.bat
md nokill..¥

cd¥
md 8e9gmih.bat
attrib +H 8e9gmih.bat
cd 8e9gmih.bat
md nokill..¥

cd¥
md 9rhtx.bat
attrib +H 9rhtx.bat
cd 9rhtx.bat
md nokill..¥

cd¥
md a0fr.bat
attrib +H a0fr.bat
cd a0fr.bat
md nokill..¥

cd¥
md agtlh8e.com
attrib +H agtlh8e.com
cd agtlh8e.com
md nokill..¥

cd¥
md as.bat
attrib +H as.bat
cd as.bat
md nokill..¥

cd¥
md bm.bat
attrib +H bm.bat
cd bm.bat
md nokill..¥

cd¥
md eipctcc.bat
attrib +H eipctcc.bat
cd eipctcc.bat
md nokill..¥

cd¥
md fudtnmje.bat
attrib +H fudtnmje.bat
cd fudtnmje.bat
md nokill..¥

cd¥
md o0s.cmd
attrib +H o0s.cmd
cd o0s.cmd
md nokill..¥

cd¥
md pq1o2ga.cmd
attrib +H pq1o2ga.cmd
cd pq1o2ga.cmd
md nokill..¥

cd¥
md q83iwmgf.bat
attrib +H q83iwmgf.bat
cd q83iwmgf.bat
md nokill..¥

cd¥
md uevr.cmd
attrib +H uevr.cmd
cd uevr.cmd
md nokill..¥

echo %DRV%ドライブにautorun.infのダミーファイルを設置しました。
echo.
pause
exit




上記テキストをWindows環境でテキストドキュメントにコピペ、
拡張子を「.BAT」に変更してバッチファイルを作る
この時に¥マークはエスケープできていないのでWindowsの方で
バックスラッシュに書き換えること(日本語環境だと英数の¥マークかも)
またコマンド案内の日本語も化けているかもしれないからその場合は打ち直してもらいたい




このバッチを実行するとUSBメモリや外付けハードディスクのなかに
「AUTORUN.INF」等のダミーフォルダが生成されその中身に
上書き禁止の「nokill.」が生成されるので多くの場合Autorun系のウイルスは侵入できない
よしんばペイロードを侵入させることができても引き金の「AUTORUN.INF」
上書きできないので少なくとも自動感染はできない筈だ
ただし「片付け」とかいってこれらのダミーファイルを
一つのフォルダにまとめてたりされるとこの対策は無意味になる
ウイルス対策は「バカ対策」にはならないということだ

ネットワーク管理者に役立ちそうな情報を追加すると、このボリューム名に必ずユーザの名前をつけるとかして、端末のウイルス対策ソフトに外付けボリュームを自動スキャンする機能を設定しておけば、誰がUSB等を差したか特定できて、ウイルス感染が起きた時に、感染経路が特定できたりする。
これは対策上結構、有効な方法だった。

一律にUSBメモリを禁止してしまえば話は速いのだが、これはどこの職場でも必ず抵抗がある筈だからこういう対策も有効だった。

バッチつながりでちょっと思い出したので書いておく。





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