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2010 年 12 月 22 日




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BitDefender
(Products)
WindowsXP~7対応 Linux対応

ルーマニア発祥で日本ではあまり馴染みがないが世界中で使用されているウイルス対策ソフト。

これの特徴はいくつかあって、見た目で目立つのはまずインターフェイスが「初心者用」「中級者用」「上級者用」と3タイプ用意されていることだ。
システム管理者と、PC初心者のクライアントユーザの事務屋が同じインターフェイスを使わなくてはいけない理由はない。
というよりも代表的なシマンテックのようなインターフェイスでも初心者には難し過ぎるようだ。
逆にあまり初心者にやさしくしてしまうと、上級者にとって使いにくいインターフェイスになってしまう。

インストール時にどのインターフェイスを使うか選べるし、後から変更もできる。

またセキュリティの精度も「一般用」「ゲーマー用」「カスタム」と3段階選べる。
ネットゲームをするユーザはハイリスクグループだと判断されているようだ。

全体にスキャンに入ると重いし、時間は結構かかる。
集めた評判では未知の脅威に対する検出精度は最も高い部類に入るが、誤検出も多いのだそうだ。
このBitDefenderは開発元の言葉を信じるなら、1999年に世界で最初にサンドボックス技術を利用してヒューリスティックスキャンを取り入れたウイルス対策ソフトということだ。

どういうことかというと今まで知られていない未知のウイルスでも、怪しい振る舞いをするならばウイルスであると判断して検疫するという仕組みになっている。
それまでのウイルス対策ソフトはパターンマッチングといって、ウイルスを識別する拡張子、特定のコード、ファイルサイズ、ファイル名などの外見的な特徴でウイルスを識別していた。
すでに知られたウイルスの特徴を集めたデータベースをシグネチャーという。
シグネチャーに依存するパターンマッチングの精度は、今ではどのウイルス対策ソフトも90%以上になっていて、実のところ一部の問題ある製品を除いてどれもそれなりに高い。
ウイルス対策ソフトの差が出るとしたら、この未知の脅威に対するヒューリスティックの精度ということになる。

このBitDefenderはややその敷居が高めなので検出率は高いが誤検出も多いということになるらしい。
それで各部の設定でセキュリティの厳しさをスライド方式で設定できるようになっている。
あまりにも誤検出が多くて使用に差し支える場合は、これを下げてみるというオプションが用意されている。

このソフトは渋谷にあるその筋では有名な企業が日本販売代理店をやっている。
そのことも興味を引くが、なかなかの精度でリムーバブルメディアのファイルもアクティブにスキャンしてロックをかけたり優秀なソフトと見た。
筋目もルーマニア発祥だし、面白いのでしばらく試してみたい。





BitDefenderのインストールウイザード




製品版ソフトなのだが30日間無料で評価版を使用できる
評価版のセットアップは以下の通り
ライセンスキーを入れろとなっているが気にしないで空白のまま「次へ」ボタンをクリック




次のウインドウで「後で登録」のラジオボタンを入れて「終了」ボタンをクリックする




次のウイザードでセキュリティ精度を選択する
「標準」「ゲーマー」「カスタム」という選択肢でネトゲーユーザは
やはりハイリスクグループだと見られているらしい




次にインターフェイスの種類を選ぶ
「初心者」「中級者」「上級者」の3つから選べる
一般的な使用では「初心者用」で充分だと思う




次にスケジュールスキャンを設定する
煩わしいが経験上重要なことだと思う
デフォルトでは毎日夜中の2時にスキャンを開始する設定になっている
電源が入っている時間で比較的ヘビーに使わない時間帯を選ぶ




こうして現れた「初心者用」インターフェイス
左に早速脆弱性診断の結果が出ている




この脆弱性の2項目のうち一つはBitDefenderをレジストしていないことだという
もうひとつは号外WindowsUpdateがかかっている




Internet Explorerを使わずにアップデートができるということなのか
4項目をここからアップデートすることができる




ただしアップデートは不完全に終わった
通常のWindowsUpdateをかけてみる
ここでフィッシング防止機能でサイトが特定のアドオンを
動かそうとするのをブロックする機能が働いた
これもBitDefenderの機能の一つでブラウザに表示された黄色い帯をクリックして
出てきたセキュリティ警告の「実行」ボタンをクリックしないと次に進めない




この日は年末の大バーゲンなのか先の4項目以外に17項目の定期外パッチが出てきた
やはりこういうものは正規の手順でインストールした方がいいような




このインターフェイスはインストール後でも変更できる
右上の設定ボタンから設定画面に入りここのプルダウンで変更する




これが中級者用のインターフェイスで「ネットワーク」などの項目が増えている




これはどうやらネットワークを監視する機能のようだ
HIPSのような機能まであるのかは不明




アップデートがかかっている間中ファイルを監視しているような表示をしている




脆弱性の表示も詳細になりブラウザなどのバージョン遅れを警告したりしている




ここで恒例のウイルス入りUSBメモリ挿入テスト
まずは大事を見てEicarからやってみたがデバイスを感知すると
こういう表示を出してスキャンするか聞いてくる
聞かないでいきなり強制的にやる設定にできればなおいいのだが




最初はウイルスをどう処分するか聞いてくる
それぞれプルダウンでいきなり削除するのか隔離するのかなどの設定をする




Eicarはみごと削除されてしまった
後にはeicarcomという同じ名前の4KBのファイルが残っただけだ




次はVirutとイカタコをテスト




削除されたのはVirutだけでイカタコは素通し
これも標準的な結果だ




因にウイルスファイルを掴もうとしたらこういう表示が出てブロックされた
ウイルスファイルを意図的に掴んでPCに突っ込むことは不可能だということだ




ヒューリスティックに関しては「検出率は高いが誤検出も多い」という評判を気にしたか
各セクションでセキュリティ精度を調整できるスライドが設定に用意されている




完全システムスキャンは1時間ほどで終了して7つほど
パスワード保護されてアクセスできなかった領域があったという結果
そういう深いスキャンをやっているらしい
下のログボタンでログを見ることができる




ログはxmlで保管されこういう風に表示される
なお7つの不可触領域とはAVGのバックアップ領域だった




完全システムスキャンは38万のファイル全部をスキャンするわけではなく
19万ほどのファイルに限定されているらしい
その絞り込み方にノウハウがあるのかもしれない
もうひとつ興味深いのはウイルスのシグネチャーは646万になっていることだ







2010 年 12 月 21 日




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Microsoft Security Essentials v2
(Freeware)
WindowsXP~7対応

Microsoftが配布する無償のアンチウイルスセキュリティソフトMicrosoft Security Essentialsがバージョン2に上がったということなので試してみた。

こういう製品をテストする時に気になる点はまずその動作の重さだが、Microsoft Security Essentialsは非常に動作が軽快でスキャンのスピードも速い。
またデフォルトの設定でCPUを50%以上使わないようになっているので、フルスキャン中も他の動作がフリーズしたように動かなくなるということもなかった。

AV-Test.orgのこちらのリポートを見ると
http--www.av-test.org-reports-2010q3-avtest_report_microsoft_103549.pdf
シグネチャーベースのスキャンでは高い評価が出ているがゼロデイテスト(パターンマッチングに依らない未知の脅威に対するテスト)では平均以下の成績に終わっており、全体としてぼちぼちという評価だった。(ただし評価されているのはバージョン1でv2の評価は次の四半期に出てくると思われる)

元々この「ウイルス検出率」というのは当てにならない数字だと思っているが、それでもこれを見るとサンドボックス等近代的な製品版ウイルス対策ソフトの機能は一通り持っているようだ。

使ってみたところ扱いも非常に簡単で、パソコン初心者がこれを使って操作に困るという場面もないと思われる。





テストする前に他社製のウイルス対策ソフト(この場合はAVG)をアンインストールする
Windowsの場合はほぼ間違いなくコンフリクトするので止めるだけでなく削除した方がいい




Microsoft Security Essentialsをインストールする
わかりやすいセットアップウイザードになっている




性能向上に貢献する情報をアップするかどうかの設定
何も通信して欲しくない場合は下にチェック




インストールに成功すると起動していきなりクイックスキャンを始める
クリックスキャンはほぼ10分くらいで終わる




4万個のファイルをスキャンした結果特に問題ないそうだ




シグネチャーファイルの更新はここから
これも短時間に終わる




検出・隔離されたウイルスのリストはこの履歴で確認できる




設定ではウイルスを検出したときどういう動作をするかを決定できる




リアルタイム保護はどの領域でアクティブになったファイルを監視するかを設定
最近のウイルスの傾向を考えると全部チェックを入れた方がいいと思う




アーカイブファイルはスキャンするべきだし
ふたつめのリムーバブルメディアもチェックを入れるべきだ




早速テストファイル入りのUSBメモリを挿してみて反応をテスト




USBを挿すだけでは何も起こらない
アクティブにスキャンしにいかないがUSBメモリ内の
ヤバいファイルを掴むとこういうアラートが出る




詳細を見るとこのようにウイルス名や推奨する対処法を表示する




削除せずアラートを解除しても問題のファイルをデスクトップに
移動しようとするとこのようなアラートが出て移動もコピーもできない
一度フラッグがついてしまうとコピー、展開などが
システムから禁止される仕組みになっているようだ




先ほどはEicarのダミーファイルだったが今度はもっとヤヴァめ、
Virutとイカタコウイルスの実弾攻撃をテストしてみる




Virutは掴んだ瞬間にやはりアラートを出して移動も禁止のアラートが同時に出た




詳細表示でちゃんとVirut認定している
こういうところは問題ないようだ




Virutを指示通りMicrosoft Security Essentialsの操作ボタンで削除
するとアラートの表示がこのように変わる




イカタコは予想通り素通し
おそらく起動しても何も反応しないと思われるが
こういうものには対応するのが優秀なソフトというわけではない
ファイルの性格を考えると完全対応は不可能と考えて無視するのも一つの見識だと思う
よってこういうものをウイルス対策ソフトですべて防げるとは考えないこと




右クリックでイカタコを指名でスキャンした結果もこの通り




もう一点気になるスピードだがシステム全域、38万ファイルを
全スキャンしたところ所要時間はおよそ1時間
その間他のWindowsプロセスもVMWare Fusion
ホストのMac OSXも問題なく動くのでこちらは実用的だと思う


2010 年 12 月 19 日




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AirPlayer
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

iPhone、iPod Touch等からMacをクライアントにして無線でビデオを飛ばして再生するクライアントアプリ

以前、iOS4.2.1になってAirPrintの機能をハックして使えるようにするアプリを紹介した。 AirPrintを取り上げたならAirPlayも取り上げなきゃと思いながらそのままになっていた。

やっとテストできたのでご報告。使い方は簡単でこのAirPlayerをMacに入れて起動する。それでiPhoneの側でiPodを起動してビデオを選択再生すると右下に「送信先」選択ボタンが現れる。
ここから入ると送信先にMacが見えている筈だ。

これでiPhone、iPod Touchでビデオを再生してMacで受信して画面に映すことができる。 MacBook ProなどからMini DisplayPortを通じてHDMI出力ができるのでこれをテレビにつなぐという手もある。

こちらのケーブルを使えば一本で音声も出力できるようなので、AppleTVが無くてもMacを受信端末にしてiPhoneからテレビが見られる。
どういう時に役に立つかだが、やはりiTuneStoreで購入した。あるいはレンタルしたビデオを出先でiPhone等で観ながら、自宅のテレビで続きを観るというような使い方になるかなぁ。





準備はAirPlayerをMacに入れて起動するだけ




iPhoneを起動してiPodを起動してビデオ再生を選択
ビデオを選んで再生すると右下に送信先選択ボタンが現れる




ここを開くと先ほど準備した自分のMacが見えている筈
これをタップして選択する




するともうビデオ再生準備に入る
無線LANのスピードにもよるがバッファーのために少し待たされる場合も




やがてビデオ再生が始まる
フルスクリーンにしたい時にはコマンド+Fキーを、解除も同じショートカットキー




H.264のこういう画質のビデオを再生してみたが
特にコマ落ちをすることもなくきれいに再生している
コーデックによってはコマ落ちなしというわけにはいかない場合もあるかも


2010 年 12 月 18 日




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Firefoxの高速化に成功!〜原因は分かったが対策となるとどうしたもんだろう?

昨晩
「Firefoxの高速化に失敗〜皆さん使えてますかFirefox?」
という記事を書いたところ、早速何人かの方からリアクションをいただいて、使えてる人と使えてない人は半々という感じだった。
Firefoxが、最近めっきり遅く重くなって使用を諦めているという人は結構多いのだが、それでも
「普通に数秒で起動して、レンダースピードもSafariとそんなに変わらないよ」
という方もいらっしゃる。

そういう人と自分とはどういう条件が違うんだろうか、と考えるときっと何かが違っているに違いないがそれをまた一から検証しないといけない。

中には
「ソフトに問題があるケースは稀で、ソフトに文句を言っている奴に限って使い方に問題がある」
というご指摘までいただいた。
しかしトラブっている相手に向かって「使い方が悪いせいだ」という指摘の仕方は正しいトラブルシューティングの姿勢ではない。
失敗した人間に「失敗するから悪いんだ、失敗しないようにしなくてはいけない」と能書きを垂れるようなものだ。
(さらに言うなら別にソフトに文句を言った覚えは無い。なんとかしたいなぁと言っただけだ)

肝心なのは「どこが問題があるのか」をちゃんと突き止めることなのだが
「タブを開き過ぎてるとか、機能拡張を入れ過ぎているとか」
と当てずっぽうで書いても意味が無い。
(ちなみに私の場合Firefoxで常時開いているタブは2〜3で、機能拡張は10ほどしか入っていなくて半分は殺してある)

こういう知ったかで適当なことを書く御仁がネットには居るのだなぁと、久しぶりに思ったのだがこの知ったかさんの指摘が問題解決のヒントになった。

初期状態では少なくともFirefoxは激速のブラウザだったのだから、初期状態に戻してやればいい。
それで以下のディレクトリのファイルを削除してテストしてみた。

~/Library/Preferences/org.mozilla.firefox.plist
昔からのオーソドックスな「設定ファイルを削除」
ただ最近の傾向からしてこれは関係ないと予想したがやはり大勢に影響は無い

~/Library/Application Support/Mozilla
~/Library/Mozilla

これらは各種のMozilla系のアプリが突っ込んできたプロファイルフォルダ これも無関係だった

~/Library/Application Support/Firefox
これがFirefoxの本体のプロファイルフォルダ
しかもMinefieldと共用になっているので、これが一番怪しいと思っていたが結果的にやはりこれがビンゴだった

このFirefoxフォルダの容量を見ると削除前が
30.2MB
削除後の新規作成されたフォルダの容量が
4.7MB
この大きさの差は大部分「.sqlite」という拡張子のついたファイル達で、中でも
places.sqlite
がスゴくでかくなっている。

なあんだ!SQLデータベースファイルじゃないか。
これを軽量化するプラグインを昨晩もテストしていたわけだが、そういう物を使うよりもいっそ削除してしまう方がいいということだ。

これでFirefoxは起動も、レンダリングスピードも激速に戻ってほとんどSafariと差がないところまできた。

問題はこれをやるなら、プロファイルフォルダの中の「bookmarks.html」というブックマークをバックアップしておく必要がある。
でもプロファイルが消えて困るのは私の場合、ブックマークだけで、しかもSafariと共用する設定にしていたから、私のケースでは何ら問題はなかった。
Firefoxをメインブラウザにしている人は、ブックマークのバックアップが必要だろうと思う。





例の上から目線のご指摘に従って機能拡張を全部外してみることにした




ついでにフォクすけなどのテーマも全部削除した




この際だからプラグインも停止
Silverlight等の要らないものは止めてしまう




するとタバコ一本余裕で吸えていた起動時間が少し短くなった
しかしレンダリングスピードは相変わらず激オソで
タブ3つ表示するまでにタバコ2本は吸えてしまう
しかもそのうちの2つは単純なhtmlタグのみのサイトなのだが




そこで業を煮やして焦土作戦に打って出た
Firefoxと関係ありそうなフォルダをすべて削除してFirefoxを初期状態に戻してしまう
結果的にはこれが功を奏したようでこのユーザライブラリのなかの
アプリケーションサポートの中のプロファイルフォルダが元凶だった




一つずつ効果を確認する意味でアプリ本体を一旦削除して
AppTrapに関連ファイルを削除させた
これはあまり意味が無かった




一通り削除してFirefoxを起動すると初めての起動の時と同じようにプロファイルを作成し始める
ブックマークはSafariから読み込む設定にする




そしてこれで起動もレンダリングスピードも激速のFirefoxに戻った
ベンチマークではなく感覚だがそれぞれのスピードはSafariとそんなに変わらない




新旧のプロファイルを比較したところ大きさに6倍も差があって
その大部分はこの「.sqlite」という拡張子がついたファイルだった
昨晩もSQLデータベースの適正化はトライしたが不十分だったということらしい
いっそ削除してしまうのが話が早いと思う




プロファイルを新規作成したからアドオンもまっ白




ブックマークをバックアップする想定でSafariFirefox
ブックマークを吸い込ませたところデフォルトの3個ぐらいしか無かった
どうやら今のSafariからブックマークをインポート」は本当のインポートではなく
Safariのブックマークを共有しているようだ


<結論>
Firefoxが遅くなったらプロファイルを削除せよ・・・これが一番確実。
ただしブックマークには気をつけてね。

こうならないように普段どういうメンテナンスを常時やったらいいのかはよくわからない。



2010 年 12 月 17 日




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Firefoxの高速化に失敗〜皆さん使えてますかFirefox

もう表題の通り。
最近快速で快調なweb kitグループのSafariGoogle Chrome等のブラウザと対照的にFirefoxMinefieldなどのMozilla系のブラウザが極端に遅い。

起動するまでにすでにタバコ一本吸ってもおつりが来るぐらいの時間がかかる。
もうこの三年ほどタバコを止めているので、タバコ一本分の起動時間は結構きつい。

そこで、最近VMWare Fusion上のWindowsXPや、MacOSX本体も劇的に軽量化、高速化したことだし、ここで最近手が伸びなくなったMozillaもなんとかしたいと思って、ググりまくって
「この方法でFirefoxを高速化しました」
という記事を漁りまくって、いろいろ実行してみた。


テストしてみたのは以下のTips

1)更新のチェックをオフにする。
「Firefoxの環境設定」→「Advanced」→「Update」→「Automatically check …」のチェックマークを外す。




環境設定に入って起動の度にブラウザ本体やアドオン、
検索エンジンのアップデートをチェックしにいく設定を外す

2)履歴の保存期間を減らす
「Firefoxの環境設定」→「Privacy」→「History」→「Firefox will」のプルダウンメニューを「Use Custom settings for history」に変更。その後で「Remember my browsing history…」の数値を減らす。




環境設定に入って履歴の保存期間をデフォの90日から20日に減らす

3)Databaseの最適化
Firefoxのプロファイル(~/Library/ApplicationSupport/Firefox/Profiles/なんちゃら.default/)にある.sqliteファイルを最適化するために
SQLite Optimizer
をインストール




FirefoxはデータベースをSQLで管理するようになっていたらしい
このデータベースがでかくなりやすいので最適化するためのアドオンがSQLite Optimizer




アドオンをインストールしたら設定でVACUUM前後の動きを設定


4)Firefoxの「about:config」だけでキャッシュをRAM上に移動させる
「about:config」を開いて「browser.cache」で検索。
「browser.cache.disk.enable」を「false」に、「browser.cache.memory.enable」が「true」じゃなかったらそのように変更




ブラウザのURLウインドウに「about:config」と入力してEnter
出てきたフィルタに「browser.cache」と入力して項目を絞り込む


どこかで右クリックして項目の追加。「整数」で出てきたフォームに
「browser.cache.memory.capacity」
と入力して追加。 次に出てきたフォームに「-1」と入力して値を設定する




ブラウザのどこでもいいからどこかで右クリック
「新規作成」から「整数値」



出てきたフォームに「browser.cache.memory.capacity」と入力



続いて出てきたフォームに「ー1」と入力
デフォの65536から-1にすることでディスクに生成されるキャッシュを
RAMに移すことで高速化・・・のはず



なぜかこの「−1」の設定値は揮発してしまうが最終的にこのように設定項目がなればよい


5)ネットワークパイプラインの最大数を増やす
「network.http.pipelining.maxrequests」を任意の数字へ
(一度にリクエストする最大数を8以上にすると高速化する可能性。30が最大値)




同時にネットの請求を送れるパイプラインの数を増やす設定がこれ
デフォは8だが12くらいに増やしてみる


6)ブラウザの表示待ち時間の設定
どこでもいいので右クリックで、
新規作成→整数値→「about:config」とフォームに入力
次のフォームに「0」を入力





ブラウザ画面上で右クリックして「新規作成」「整数値」を選び
出てきたフォームに「about:config」と入力




次に出てきたフォームに「0」と入力する


と長々説明したのはこういう方法を知っておくと今後役に立つかもしれないと思ったからで、結論からいうとこのどれも効果がなかった。
全然効果がなかったわけではなく微妙に起動や、描画が速くなった気がする。
しかしそれは「気がする」という程度の差で、決定的に昔の高速ブラウザに戻ったとは到底いえない結果で終わってしまった。

残念、

皆さんはFirefoxは使えているだろうか?
かつてメインブラウザだったこともあるFirefoxだから、使えるようにしたいなぁ。
なんとかしてくださいよ…瀧田サン?


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あのシイラプロジェクトが再開なのだそうだ

日本製のwebkitブラウザ、Macでの高速ブラウザでもあったシイラのプロジェクトが存続の危機を乗り越えたようだ。

現在バイナリは古いものしか手に入らない。
この開発は止まったままで、本家サイトでも配布は中止されていた。

その詳細についてはこちらを参照。
シイラについて

またシイラについてのレビューはこちら。
Shiira

再開の理由についてはこちらのブログを参照
シイラプロジェクト

再開後は従来の本線バイナリとナイトリビルドというやり方はやめて、mkinoさんが全体を完全にコントロールするスタイルになるそうだ。
ブログを見ていると再開を決めたら「あれもしたい」、「これもしたい」とアイデアが止めども無くわき出てきているようだ。
最新版リリースのタイムテーブルはまだ不明だが、おっつけ出てくると思われる。
これは楽しみ。

いずれはAppStoreを通じて有料で販売することを目指すかもしれないが、その辺りはまだ整理がついていないそうだ。
こういうビジネスにならない(少なくとも現状では)ものを続けるのは大変だが、その辺りが結局整理がついていないにもかかわらず再開するということは、作りたいか作りたくないかといえばmkinoさん個人は熱烈に作りたいのだろう。
ただいくら熱意があってアイデアもあっても、それで食っていけないんだったらそこにばかりリソースを割けないということが問題だ。

こういう問題はあまり無責任に「頑張れ!」ともいえないというか、mkinoさんの心情は今痛いほど分かるので、無理しない程度に頑張ってくださいとしか言いようがない。

でもシイラはリリースごとにダウンロード数がかなりのものだったと聞いているし、こういう第三極のブラウザが選択肢にあるということはMacユーザにとっては絶対にプラスな筈だからやはり頑張ってもらいたい。
リリースを待とう。



2010 年 12 月 16 日




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Avid Expressの導入マニュアルを公開します

プロ向けの映像編集システムのAvid Expressの初心者向けマニュアルを公開します。
Avid マニュアル

これからAvidを覚えてみたいと思っている初心者向けに作成したマニュアルを、webでも公開します。
残念ながら最新版のAvid5ではありません。
バージョンは古いです。
Avidの付属マニュアルがあまりにも読みにくいため、私なりに使い方をまとめてみました。

それとワードで作成したものを安直にhtmlに書き出した物を公開していますので、タグは汚いです。
一部のブラウザでは正しく表示されない可能性もあります。
そういう問題に気付いたらお知らせください。
それと内容にもし間違いがあったら、それもお知らせください。
私自身この編集システムはどうも理解しきれていません。

以上、皆様のお役に立てればと思いアップします。

<追記>
案の定、Internet Explorer8では正しく表示できないようです。
Microsoft製品のワードでhtmlを書き出しているのに、同じMicrosoft製品のInternet Explorer8が一番相性が悪いというのはどういうことなんでしょう。

とりあえずSafariFirefoxGoogle Chromeに関してはMac版、Windows版とも問題なく表示できましたので、そちらで見てください。


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Strike Knight
(Freeware, via App Store)

パックをタップドラッグしてボーリングするiPhone、iPod Touch向けのゲーム。

ゲーム自体は難しくはない。
ルールもボーリングそのもの。
でもハイスコアを出すのは容易くない、典型的なiPhone向け体感ゲームという感じか。
これが最近結構ランキング上位にきていたのでなんとなく。





起動すると現れるルール説明の画面




ピンが置かれるとフレーム番号が出る




やっとストライクが出たところをパチリ
失敗するとオーディエンスのあざ笑う声が聞こえる




しかし実際にはストライクを連続するのは容易いことではない
このような半分残し、ベビースプリット、グランドスプリット
なんでもあるがガーターが無いのがよい
横の壁に当てて普通あり得ない確度からヒットさせることもできる
それがいい結果に結びつくかはまた別問題だが

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Stellar Blast
(Shareware, via App Store)

縦スクロールインベーダー系というかギャラクシー系シューティングゲーム

これも確かランキング上位だから試してみたと思う。
自機をタップしてドラッグしている間は弾が出まくって、要するに爽快撃ちまくり系のシューティングゲーム。
何も考えにでだらだらゲームをしたい時にはいいかもしれない。





下の青い自機をタップして前後左右にドラッグ
ドラッグしている間はバカスカ撃ちまくる

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先日のWindowsスリム化以来WindowsUpdateがちょっと怪しかったのを解決した

ここしばらくVMWare Fusion上でWindowsXPが異常に重いという問題をやっと解決したという話は先日書いた。
VMWare Fusion/BootCamp上のWindowsXPをテッテー的に高速化するぞ〜今度こそ解決した・・・かな?

この中でWindowsUpdateの履歴を削除するというTipsも書いたのだが、それを実行すると以降アップデートがかからなくなるという問題が起きる可能性がある。

実は件のリンク先のサイトに最初削除すべきディレクトリが
C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\DataStore
ではなく
C:\WINDOWS\SoftwareDistribution
と書いてあったためにそれを早のみこみして実行してしまった私の場合、これが原因になっているのではないかという心当たりがある。(後刻修正されたようだ)

もしもこれを実行して以降WindowsUpdateが正常に動いていないと感じたらこういう手順で解消できる。





もしもWindowsUpdateが正常にかかっていないと感じたら、
(第2火曜の月一アップデートにうんともすんともいはないとか)
とりあえずWindowsUpdateを起動してカスタムインストールの方に入ってみる




この中で一番影響がなさそうな奴をインストールしてみる
私の場合はWindowsMedia Player11を入れてみた




インストールが完了するとすぐにAutoUpdateが「最新の更新がある」と叫び始めた
今まで沈黙していたのはやはり異常だったということだ




私の場合はAutoUpdateは更新を知るためだけに使っていて
インストールはWindowsUpdateから手動でやっている




今回は.Netフレームワークのセキュリティパッチがかかってきた
これをインストールして安心していたのが今週明けの話




ところが今日になってドッとまたセキュリティパッチの団体さんがやってきた
月一パッチは今日だったのか・・・ということは先週のドットネットは緊急パッチだったのね


2010 年 12 月 14 日




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HAIKU OSがアルファ2バージョンになっていたので試してみた

こちらの記事を見ていたら、例のBeOS互換オープンソースOSのHaikuがアルファ2バージョンに上がったということなので試してみた。
帰ってきた!とらぶろ > Blog Archive > Haiku OS α2 を試してみたよ — ふたたびインストール編

見た目の変更は細かい部分の修正が中心のようだが、VMの構成をみているとバックグラウンドのOSの基幹部分は結構大きな改良が加えられたようだ。
ユーザから分かる変更点は、webブラウザがMozillaのBe対応バージョンのBezillaからweb kitを採用したWebPositiveに変更された点だ。

インストール方法は前回とほとんど変わっていないので、以前の
BeOS(HAIKU)導入記
を参照願いたい・・・ではあまりにも素っ気ないので、おさらいをキャプチャーで。





haikuのディスクイメージファイルをHaiku Projectページからダウンロードする
VMWareユーザはVMバージョンを、PCにインストールする時にはISOバージョンを
どちらにも使いたい場合はAnybootバージョンが用意されている




旧バージョンのhaiku OSを削除して解凍したアルファ2バージョンを
例によって~/Documents/Virtual Machines.localizedの中に入れた




ここでまた前回と同じミスを私は犯すのだがVMWare Fusionのアシスタントを使って
VMバージョンのディスクイメージをインストールしようとしている
後述するがもっと簡単な方法でHaikuは起動する




「ディスクを使用せずに続行」でディスクイメージを選択する
この方法でもHaikuは起動するがネットワーク接続で問題を起こす・・・
ということをこの時の私はすっかり忘れて型通りの手順で進めようとしている




これも前回通りオペレーティングシステムの選択は「その他」、バージョンも「その他」になる




新規仮想マシンを置くフォルダを選択してGO




これでもうすぐにHaikuの起動画面に入る
お馴染みのアイコンパレードが始まる




ほぼ前回も取り上げたが以下Haiku OSの設定についてまとめ




まずは日本語を使えるように設定する
右上の「デスクバー」(青い葉っぱのアイコン)からプルダウンして
「Preference」「Fonts」をクリック




帰ってきた!とらぶろさんの情報によると前回
日本語スタンダードで採用された「小夏」フォントに代わって
日本語標準フォントは「VLゴシック」「VL P ゴシック」に代わったそうだ
ここの項目をこの日本語フォントに変更する




続いて同じ「Preference」から「Locale」に入る




デフォは「English」のみになっているので「Japanese」
ドラッグして「English」の上に持ってくる




Haiku OSはMacやWindowsと違って設定はすぐに反映されるのがBeOSゆずりの特徴なのだが
日本語ロケールを反映するにはやはり再起動した方がよさそうだ




同じく「設定」からキーボードレイアウトに入る
「とらぶろ」さんの情報で知ったのだがこのキーボードレイアウトはドラッグで自由に変更できる
前回Macにぴったりなキーボードレイアウトの設定が
見つからず悩んでいたのだがその問題はあっさり解決した
CapsLockとControlの位置が逆なのが辛かったのだがこれでMacと同じに使える
この工夫はLinuxでも是非取り入れてもらいたいなぁ




フルスクリーン表示で使いたいので「Screen」設定はこの数字にした




タイムゾーンは勿論日本時間に変更




これも前に取り上げたが日本語入力環境の「canna」を使えるようにするために
/boot/optional/system/add-ons/input_server/methods/cannaにある
cannaというファイルを/boot/home/config/add-ons/input_server/methods/に移す




これで日の丸に富士山の日本語入力環境がすぐ表示される




インターネットに接続できない問題が起きてここでインストール法の間違いに気がついた
正しくはこの「haiku-r1alpha2.vmx」というファイルをクリックして起動すればいい
アシスタントも必要ない




起動するとまた新しいバージョンのVMWare対応に
変換するかと聞かれるので勿論OKする




起動したら旧バージョンのバーチャルマシーンは
VMWare Fusionのリストから削除しておくこと




最初の手順でインストールするとこのネットワークアダプターが
<empty>という表示のまま次に進めなかったが
こうするとこの通りインターネット接続にはあっさり成功する




ここでウワサのHaikuも採用したというweb kitのブラウザWebPositiveを試してみる
表示はやはり速そうだ




ところが「とらぶろ」さんの情報通り日本語の表示に問題が起きた




そこでWebPositiveの設定をいじって
ここでもVLフォントをデフォルトのフォントにする




これで日本語サイトは表示できるようになった




と思ったが完全ではない
GoogleなどUTF-8を採用しているようなサイトは
やはりうまく表示できないようだ
これも今後の改善に期待
あるいはBezillaをインストールするという方法もある


2010 年 12 月 13 日




anchor

パスワードの定期変更は有効という幻想はなぜ繰り返しわき起こってくるのだろう?

これも先日たまたま調べものしていて見つけたTogetter
Togetter - 「パスワードは定期的に変更するべき、というのは都市伝説?」

パスワードを定期的に変更することでセキュリティが高まるかどうかについて、私の考えはこちらで書いた。
パスワードの定期的変更は意味があるか

こちらのTogetterでも一部の方が書いておられたが、パスワードの定期的変更は昔の4ケタPINコードとかそういう貧弱なパスワード環境では補完的な意味があったのかもしれない。
少なくとも一度破られたパスワードを繰り返し悪用されるということを防げるという意味ではやらないよりはマシという意味はある。
総当たり攻撃でも0000から9999まで10000通りしか組み合わせが無いといったって、その総当たり攻撃を専用機のテンキーからしか入力できないなら、少しは意味があるかもしれない。

でもそういう問題とオンラインでパスワードクラックされるようなケースを同列で考えるのは状況が違いすぎる。
オンラインなら専用の総当たり攻撃ソフトを走らせることだってできる。
そこで重要なのはパスワードの強度で、定期的に変更されているかどうかはあまり関係ない。

その理由はリンク先のページで書いた。

パスワードが物理的に漏洩するという場合を想定しているなら、大抵の企業や組織がセキュリティポリシーで規定している
「30日ごとにパスワードを変更する」
という規定はユルすぎて意味が無い。
1週間でも無意味だ。
それをやるなら、これもリンク先で書いたように毎分変更するべきだ。
それなら意味がある。
しかしそれは非常に使いにくいシステムになるだろうね。


件のTogetterの質問者はどこかの企業のセキュリティ担当者らしく、こういう運用をしないとユーザのセキュリティ意識が高まらないようなことを書いている。
これは少し同情するけど、その目的のためにパスワード変更するのはやはり目的と手段が一致していない気がする。
パスワード変更は、そういう事情がよくわからないエライサンに
「ちゃんと対策をやってます」
というアピールをする以外に何の意味も無いと思っている。

パスワードを書いたメモ紙を平気で社外で紛失してくるようなユーザ相手に毎月、あるいは毎週パスワードの変更を励行したって意味が無いのだ。
社内の安全管理を高めるためという崇高な情熱は分からないでもないし、そういう無茶をしないと一般ユーザは基本的にセキュリティには無関心なのだという苛立ちもよくわかる。

でもやっぱり効果を考えると、エライサンアピール効果以外に成果は期待できない気がする。



2010 年 12 月 12 日




anchor

MacOSX自体を軽量化する〜ByHostフォルダをスッキリ清算してしまう

先日来VMWare Fusion上のWindowsXPを軽量化するネタがマイブームになっているが、環境が重いなと感じ始めているのは、ホストのMacOSXの方も同じことだった。

端的にいえばことえりなどの変換動作が一拍遅れるという感じ。
テキスト打ち込んでスペースキーを叩くとすぐに変換候補が出てきて欲しいのだが、そこに2〜3秒から時には数十秒遅れが出たり、虹色ボールが出たり、打ち込んだテキストがタイプインされるように遅れて表示されたりで、日本語環境の重さがどうにもストレスになっていた。

これを解消するのに こちらの記事等を参照して
~/Library/Preferences/ByHost
の中身を整理することにした。

きっかけはやはりWindowServerの振る舞いがおかしいような気がしたこと。
ここにはこの初期設定フォルダの中のByHostフォルダに入っている
com.apple.windowserver.xxxxxx.plist
という名称のWindowServer初期設定が複数重複しているという例を取り上げていた。
これがまさに私の場合ビンゴだった。

こういうものは一つしか無いのが正常だ。
それ以前にサーバOSとして運用していないので基本的にByHostフォルダにはあまり用が無い筈だ。
ところがここには300あまりの初期設定ファイルがあり、中には結構な容量のものがある。

何かネットワーク接続でホスト的な動きをバックグラウンドでやっているのかもしれない。
あまり必要を感じなかったので、このByHostの中身をごっそり削除してしまうことにした。

結論からいうと、いくつかの設定が初期化されてしまったが、それ以外は特に問題はない。
ことえりの日本語変換が一拍以上遅れるという例のイライラも解消した。

これでMac、Windowsともに軽くなったのでやっと快適になった。
追記すると先日のVMWare Fusionを高速化するTipsは大成功だったようで、あれからずっとWindowsを起動して結構使っているが、ほぼストレスを感じなくなった。





~/Library/Preferences/ByHostはOSXをサーバとして使った時に
複数の端末でログインした時のそれぞれの設定を隔離して保存する場所
最近VNC等いろいろいじったからここが肥大したのかもしれないが
サーバOSではないので基本的にはここは要らない




このByHostフォルダの中身をごっそり削除して再ログインしてみた




日本語入力設定などいくつかの設定が初期状態に
戻ってしまったが300項目も初期化されたわけではない
ほぼ影響は無かったし日本語入力の時にワンテンポ遅れる、
虹色ボールが回るなどのストレスは解消された


2010 年 12 月 11 日




anchor

PRAMの設定を変更する

先日ネットを徘徊していたら面白いページを見つけた。
靴紐の通り方ーBootROM

こちらも古いページで、しかも一時無くなっていたらしいが別の方がサルベージしてネットにおいてくれたそうで、その方のページも更新が止まってからかなり時間が経つ。
OSXの成立をその根本的な仕組みから説き起こしてくれているかなり貴重なページで、もともとOSフェチな私は夢中で読んでしまったが、最近こういう大元のrootの解説はとんと見かけなくなってwebアプリケーションのようなものが当節は流行で、ヲジサンはついていけない。
こうしてwebも世代交代、淘汰が進んで行くのかもしれない…なんていう愚痴はどうでもいい。

ここで面白いのは、PRAMってなんじゃということを、しっかり解説しておられることだ。

昔からのMacユーザはもう「PRAMクリア」というのは呪文のように馴染みがある。
かつてはMacが調子悪くなったら最初に試みるのはPRAMクリアだった。
ところでPRAMクリアって一体何ですか?という質問に対してMacユーザから
「なるほど」
と思える答えをもらったことが無い。
なんだか
「RAMの前のプライマリRAMというのがあって、これが壊れるとMacは調子悪くなるのだよ。だからクリアして元に戻すのだよ」
というような説明が多くて、上記の解説を読むと間違いではないのだが何だか分かったような分からない説明だった。
PRAMってWindowsのBIOSのようなもんだろうかと漠然と理解していた。

それはともかくそのPRAMというのは実はいろいろいじれるのだということをここで初めて知った。

例えばTerminal
sudo nvram boot-args="-s"
というようなコマンドを打つと再起動した時に、コマンド+Sキーを押し続けなくてもシングルユーザモードに入れる。
SUMだがこれで本来のUNIXのCUIマシンになるわけだ。





Terminalsudo nvram boot-args="-s"というコマンドを打ってenter
パスワードを求められるが入れてEnterすると・・・何も起こらない
しかしここで再起動すると何もしなくてもシングルユーザモードに
入ってfsckやり放題・・・って注意があるからよく読んでからやること


これでSUMでfsck等必要なことをやると、通常は
reboot
と打てばGUIのMacOSに戻れる。
ところがこのコマンドを打った後だと何回rebootしてもシングルユーザモードに入ってしまいGUIに戻ることができない。
GUIに戻る方法を確認してからこのコマンドは試すべきだ。
そうしないと、一生抜け出せなくなる。
そんな間抜けな奴オランで・・・とツッコミを入れましたね、そこのあなた。
それがいるんです、私がそんな間抜けな奴です。

ということで出先でGUIに戻れなくなってしまい、何回再起動してもシングルユーザモードに入ってしまう。
ネットで抜け出し方を調べようにもシングルユーザモードではネットをみることができない。
ヤバ!
という緊急事態にも慌てず騒がずoptionキーを押しながら起動して、起動ボリュームを選択して起動する手順でBootCampのWindowsXPから起動して、Windows環境で調べてみました。
あってよかったね、BootCamp、Windows・・・┐(#≧ェ≦)┌

元に戻れないのは当たり前で
sudo nvram boot-args=
というコマンドは起動の度にOpen Firmwareがどういう振る舞いをするかをPRAMに書き込むコマンドで
sudo nvram boot-args="-s"
とsの引数を打ち込むとそれ以降は必ずシングルユーザモードで起動するという振る舞いをせよPRAMに書き込まれる。

何度再起動しても元に戻れないのだ。
何でもかんでも元に戻す方法を調べないで、後先考えずにやたらTerminalに入れて試すなということだ。


PRAMのセッティングを元に戻すコマンドは
sudo nvram boot-args=""

これの応用でVerboseモードで起動する場合は
sudo nvram boot-args="-v"

デュアルCPU以上のCPUでシングルCPUで起動して動作テストしたい場合は
sudo nvram boot-args="cpus=1"

他にもいろいろできそう。
これらは皆PRAMの設定を変更するコマンドだ。

ところでもう気がついている方もあるかもしれないが、このようにシングルユーザモードにしか入れなくなってしまった場合、上記のPRAM設定を元に戻すコマンドを打つ以外に、PRAMクリアをしてまた元通りGUIのMacから起動できるようにするという方法もある。
やり方はお馴染みの
コマンド+option+P+Rを押しながら再起動
というやつだ。
何度もジャーンを鳴らさなくても一回で充分だ。

PRAMクリアなんてもう何年もやっていなかったし、やらなくてもMacは快調に動く。
旧OSユーザが
「何かあったらPRAMクリア」
なんていっていたのは、今のMacOSXユーザが
「何かあったらfsck」
なんて言っているのと同じでほとんど迷信に近いトラブル対処法だったと今になって思う。
PRAMクリアのジャーンは何回鳴らすべきかで論争になったこともあったが、これも仕組みを知れば1回で充分ということが分かる。
(1回で効果がでない場合はトラブルの原因はPRAMではないということだ)


上記解説ページのトップページは
カモノハシと水遊び
ここの
靴紐の通り方ー概論
がMacOSXとDarwinに関する理解を深めてくれる。


anchor

今度こそVMWare Fusion/BootCamp上のWindowsXPをテッテー的に高速化するぞ〜今度こそ解決した・・・かな?

もうここに何度も書いているし、何度も対策をとり上げているがVMWare Fusion上で動かしているWindowsXP(BootCampボリュームにインストール)の動きが相変わらず遅い。

具体的にはVMWare FusionからWindowsを起動してからWindowsロゴが出るまでに数分、青画面になるまでに数分、青画面にログインパスワードを入力するフォームが出てきて入力できるようになるまでに数分、ログインしてデスクトップにアイコンが出てくるまでに数分、アイコンが出てから実際に使えるようになるまでに数分、合計1時間近い時間がかかる時がある。

しかもその間MacOSXの方は操作をしてから反応するまでに数十秒かかるという反応の遅さで、Safariにいたっては虹色ボールが回りっぱなしで、完全にフリーズしたようになってクリックすることもできない。

以前はこんなにひどくなかったのだがだんだんひどくなっていく。
少なくともMacBook+VMWare Fusion2+Leopard+WindowsXPの組み合わせではここまでひどくなかったのに、なぜスペックが上がったMacBook Pro+SnowLeopardの組み合わせでは激オソになるのか不思議だった。

さすがにこれでは仕事にならない。

これまでにもここで何度もこの対策を取り上げてきたが、どれもビミョーに効果はあるようだが決定的な改善になっていない。
そこでこういう記事に出会った。
Windows XPの起動時の長いディスクアクセスは、Windows Updateの履歴が溜まりすぎていたせいだった?! - 全力HP

これを試してみたわけだが、結論からいうと一定の効果はあったものの、このVMWare Fusionが遅いという問題は複合的な原因だった。
以下解決の手順をキャプチャーで。

参考にしたサイトは以下の通り
あ!早い!と感じるWindows XP 高速化

OSXのtips1-10

VMware Fusion 2.0.1がやたら不安定 < 突然消失するかもしれないブログ

(テメェのサイトも一つはいっていたりして)





まずはWindowsUpdateの履歴を削除する手順
普通はまずWindowsを起動しますわな




スタートボタンからコントロールパネルを開いて「管理ツール」を開く




その中の「サービス」というメニューをクリックする




OSのバックグラウンドで動いているサービスのリストが出てくるので
その中の「Application Updater」というサービスを選択して右クリック
プロパティを呼び出して図のボタンをクリックしてサービスを停止する




そしてWindowsUpdateの履歴を削除しに行く
場所はC:\WINDOWS\SoftwareDistribution
この中にあるDataStoreというフォルダをごっそり削除すればいい




履歴ファイルを削除したらまたコントロールパネルからサービス管理画面に入って
「Application Updater」を開始しておくこと




とここまでがWindows的な正しい手順なのだが
ブートキャンパーのマカはそんなメンドクサイことはしないのだ
BootCampのボリュームはMacからは丸見えなのでFinderから
問題の「DataStore」というフォルダを直接削除する
サービス停止の手間も必要ない




このTipsはデスクトップアイコンが表示されたあと延々とディスクアクセスして
なかなか操作できるようにならないという問題を改善する
VMWare Fusionでいえばここのところのディスクアイコンが
ずっとコンタクトしっ放しでなかなか操作できない
ここの時間は確かに改善できた



ここまではある程度の改善に繋がったが、根本的には変わっていない。
1時間かかっていた起動が5分ほど短縮されただけだ。
それで上記の
あ!早い!と感じるWindows XP 高速化

OSXのtips1-10
あたりを参考に、この際システムのスピードアップに繋がりそうなことは全てやってみることにした。
(またテメェのサイトを入れてるぞ)





スタートボタンから「マイコンピュータ」を右クリックで「プロパティ」をクリック




「システムのプロパティ」「詳細設定」タブに入って
「パフォーマンス」の詳細設定ボタンをクリックする




「視覚効果」タブに入って「パフォーマンスを優先する」のラジオボタンをクリック




さらに「起動と回復」の設定ボタンをクリックして
修復オプションなどを表示する時間を5〜8秒程度に設定する
デフォはWindowsロゴを30秒も表示する設定になっているがそんなに要らない
次にシステムエラーログを書き出してMicrosoftに
送信する鬱陶しい設定の下ふたつのチェックを外す




さらにその下の「デバッグ情報の書き込み」を「なし」に設定する
これで余計な情報をいちいちMicrosoftに言いつけに行かなくなる
そういう常駐サービスも殺すので若干高速化が期待できる




そしてさらにスタートアップアイテムをコントロールするのはここから
スタートボタンの「ファイル名を指定して実行」をクリックして
出てきた検索窓に「MSCONFIG」と入力、OKをクリック




「システム構成ユーティリティ」が起動してくるので「スタートアップ」に入る




ここにもいくつか要らないスタートアップアイテムがある
例えばWindowsのiTunesでiPhoneやiPodを同期しない人には
このiTunesHelperというスタートアップ項目は必要ないのでチェックを外す
MSメッセンジャーを使わない人はmsmsgsという項目は
要らないとかここにはいろいろ要らないものがある
それぞれ正体を見極めて外して行くが外すとまずいものもあるのでここは要注意




次回起動した時に「システム構成ユーティリティが変更された」というアラートが出る
チェックを入れてOKしないと毎回出てくることになる




それやこれやでデスクトップはこんな雰囲気になった
タスクバーがクラシック調になったりアイコン下のテキストが不透明になったり




どうせなら壁紙は「なし」にしてカラーバックにしてしまう




ついでにスクリーンセーバも「なし」にしてスリープもしない設定にした




弊サイトでも取り上げた不要なサービスを終了するTipsもこの際設定した
コントロールパネルから「管理ツール」「サービス」を起動する
ここで不要なサービスを停止するが「Themes」というサービスの設定もいじる
「Themes」を選択して右クリック、プロパティを開く




スタートアップの種類を「自動」から「手動」に変更する




また「回復」タブに入って「最初のエラー」「何もしない」を選択する




回復といえばつとにやっていた設定だがシステムリカバリを解除する
コントロールパネルから「システム」に入って「システムの復元」タブに入る
「システムの復元を無効にする」にチェックを入れて余計な復元ファイルを生成しなくする
Wincloneのディスクイメージのバックアップもあるのでこういうものは必要ない
ウイルスの温床にもなるし百害あって一利なし




これでWindows自体の環境はかなり軽くなった
見た目はWindowsMeというかWindows98というか「何だかなぁ」なミテクレだが
確かに起動も早くなったし起動後の動きもサクサクしてきた



今回はかなりテッテー的にやったので、Windows自体はかなり軽くなった。
後日書くと思うがちょっとしたトラブルがあって、BootCampからWindowsで起動する機会があった。
するとWindows環境は前とは見違えるほど軽くなって起動も早いし、サクサク動いている。
正直ここまでサクサク動くなら一部のヘボなWindowsネーティブマシンよりいいんじゃないかと思うほどだった。


しかしやはりVMWare Fusionから起動する場合は、確かに速くはなっているのだが全体としては前とそんなに変わっていない。
しかも起動中はMacOSX の側も虹色ボールが出まくり。

今回もあまり改善されなかったと思ったが、VMWare Fusionの問題と決めつけるのも違う気がした。
なぜならUbuntuやFedora、HAIKU OSを起動する時にはそんなにMacが凍り付いたりしないからだ。

そこで今度はVMWare FusionのWindows仮想マシンの設定を見直すことにした。
WindowsXPに割り当てる仮想メモリも以前、大盤振る舞いで1.5GBに増やしていたが、これも推奨の512MBに戻した。
割当メモリは多ければ良いというものでもなくて、この場合たくさん割り当てるとその分SWAPも大量に作るのではないかと思い、最初の推奨値に戻した。

さらにネットで調べていてこんな記述を見つけた。
VMware Fusion 2.0.1がやたら不安定 < 突然消失するかもしれないブログ

こちらでも当方と同じようにVMWare Fusion2の重さと不安定さに悩んでおられたようだが、この記事の追記のところで
「→ VMware Fusionの設定で、NATからブリッジ接続にしたところMac OS X版のFirefoxが異常に重くなる現象は解消されたかもしれない。ひょっとすると、VMware FusionのNATと相性が悪いMac OS Xのアプリがあるのかもしれない。」
という記述を見つけた。

どうもこれがビンゴのような気がしたので早速試してみた。





VMWare Fusionのメニューから「仮想マシン」「設定」に入る
「プロセッサとRAM」に入って1.5GBに増やしていたメモリを推奨値の512MBに戻す
これは多ければ良いというものではないということを知った




さらに「ネットワーク」タブに入って「NAT」になっていた接続法を「ブリッジ」に変更した




その結果VMWare Fusionの起動も速くなり
起動中MacOSX側も虹色ボール回りっぱなしということも無くなった




といってもこれまでも「今度こそ効果あったのでは?」
と言いながら期待はずれを何回も食らわされているので
Mac側とWindows側から強烈に負荷をかけてSWAPファイルも
作りまくって動作が遅くならないかテストしている
イマココ




でも今のところ結果はいいようだ
SWAP9つ5GB、一日起動しっ放しという状況でまだサクサク動いている
AppleのソフトウエアアップデートがWindowsには
意外に負荷が大きいということも今回知った


<結論>
今までWindowsのシステムを軽くするという方向でアプローチしてきたが、それ自体は無意味ではなかったと思うし起動後の動きは随分軽くなったので、意味はあったと思う。
見た目はいかにも事務用の機械のデスクトップになってしまったが、Windows環境なんて元々仕事用の事務機なのでこれで良いのかも知れない。

それよりもVMWare Fusionを起動中ほとんどMacOSX側が使い物にならなかったという問題も解決したし、起動に一時間かかるということも無くなった。

まだ経過観察中だが、今回はビンゴだった気がする。
このVMWare Fusionのネットワーク接続が「NAT」になっていたのがSafariとか他のMac側のProcessとコンフリクトを起こしていた可能性がある。










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