anchor
iCollections (Shareware)
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
デスクトップのアイコンを透明なフローティングフォルダーにスッキリ整理して片付けたりフォトフレームを表示して利できるメニューバーアプリ。
透明なフォルダーをデスクトップに表示してそこにアイコンを収納してデスクトップが散らからないようにするというデザインは、以前openSUSEで試したKDEのフォルダビューの雰囲気で見た目もきれいで効率的だと思う。
フォルダ、コレクション、それにちょっとした物置き場のDrop Wellは実体は~/Documents/iCollections にある。
フローティングフォルダはワンクリックですべての内容をスモークパネルに表示できるので、普段の表示は頭の幾つかだけ見えていればいい。
するとデスクトップのスペースが効率的に活用できる。
これらのフローティングは特定のスペースだけに表示するかすべてのスペースに表示するかも設定できるので、作業スペースの効率化が可能だと思う。
そして効率化したスペースの端にフォトフレームでお気に入りの写真フォルダを表示することもできる。
iCollections を起動すると最初に表示されるスプラッシュ兼簡易設定画面
フォルダの実体はユーザフォルダの中のドキュメントフォルダの
中に作成されるがその場所を変更もできる
最初に5つアイコンが入ったお試しのフォルダを作る設定
設定は以上で起動するとメニューバーアイコンとして常駐する
ここから新規コレクション、DropWell、フォトフレームを作成するというイメージ
試しにデスクトップのアイコンを全部ドロップしてみた
当然見た目はスッキリ片付いた
スッキリ片付いても中身へのアクセスが不便では意味がない
Finder で開くメニューも用意されているがそれより便利なのは
ウインドウ左上のボタンでスモークパネルで全項目を表示できる機能があることだ
ワンクリックで元の大きさにたためるので最初のフォルダビューは大きくする必要がない
デスクトップの省スペースに大いに役立つはずだ
スペース右上には設定メニューがある
ソートのルール変更やウインドウの透明度やアイコンの大きさは
ここで簡易に設定できるしオプションを表示 メニューで詳細設定に入れる
コレクションの設定画面
上は拡大したコレクションの大きさ、透明度、下はフォルダビューの透明度、
サイズ、タイトルバーボタンの表示、色などの見た目系のカスタマイズができる
メニューバーからフォルダビューをすべてのスペースで
表示するか現在のスペースだけに表示するかの選択ができる
このチェックを外せば現在表示しているスペースだけに表示されるようになる
デフォルトはすべてのスペースで表示になっている
それぞれのフォルダの実体はデフォルトでは書類フォルダのなかに
iCollections というディレクトリが生成されてここに格納される
デスクトップアイコンを整理すると全部ここに移動される
次回起動時から「このアプリはシェアウエアで
14日間だけ無料試用できる」という旨の表示が出る
気に入ったらシェアウエア登録すればいい
こうしてデスクトップを整理してしまった風景
まさにopenSUSEに付属していたKDEのフォルダビューに似ている
DropWellはブラウザのダウンロードフォルダやメールの
添付ファイル置き場に使えばいい作者サイトに解説があった
デスクトップからコレクションを削除したい時には右上ボタンから削除メニューが使える
この時もしフォルダの中に何かが残っていたら
「本当に削除していいのか?」という確認タグが表示される
メニューはキャンセルと中身ごと削除と中身の移動メニューが選択できる
こういう安全策は考えてるということだ
面白いのはフォトフレーム機能だ
お気に入りのピクチャフォルダを選択してデスクトップ隅にスライドショーを表示できる
デスクトップが整理されたら空いたスペースで心に潤いを…という親切設計
フォトフレームの設定はスライドショーの速度、下層フォルダの
中も表示するか、タイトルバーの内容などの項目がある
スライドショーを表示するピクチャフォルダを変更したい時には右上のボタンから
anchor
Security Growler (Freeware)
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
Macのネットワーク接続、iTunesシェアリング、VNC、SSHなどに接続されたら通知センターで知らせてくれるセキュリティメニューバーアプリ。
これのできることは広範で、今のところ以下に対応している。
SSH
FTP
SMB
AFP
MySQL
PostgreSQL
iTunes Sharing
sudo commands
Ostiarius
port-scans (e.g. if you're on the receiving end of nmap)
VNC (detailed alerts require app is run as root)
さらに今後キーチェーンアクセス、認証、インストールされたソケットやWi-Fiイベントにも対応するかもしれないとのこと。
keychain auth events (/var/log/authd.log, /var/log/accountpolicy.log)
new listening sockets under port 1000 opened
例えば誰かが不正にあなたのMacに接続したら、通知センターからポップアップが出る。
AFP(アップルファイルトランスファープロトコル、つまり普通のFinderのファイル共有)で接続して共有から何かを取り出そうとしたりsshで接続して何かのコマンドを実行しようとしたら、相手のIPアドレスなどと一緒に教えてくれる。
アカウント名、パスワードが使われたかどうかもわかる。
sudoなどのコマンドが実行されても知らせてくれるので、こちらの記事でも紹介したデフォルトのMacのTerminal が持っているピギーバッキングされる可能性を防ぐ一つの方法になると思う。
未公認だが存在するTerminalの認証の弱点を防ぐ
sudoのアラートには何のコマンドが実行されたかも表示されるので、覚えのないポップアップが出たら何かやられているという判断もできる。
git-hubのオープンなプロジェクトだが、とても面白いソフトになる可能性があると思う。
さすがオープンソースというか2.1まではzipをダウンロードすると中に
ダークモードタイプとライトモードタイプやソースなどが同梱されていた
さすがに2.2からはダークモード、ライトモードそれぞれの完成品を選んでダウンロードするスタイルに変わった
起動するとメニューバーに常駐するメニューバーアプリだが
これだけではまだ監視を開始していない
メニューバーアイコンを開くと「開始中」の表示が出てエージェントが起動する
この時に通知センターから「システムログの監視を始めたよ」というポップアップが出る
この表示になったら監視中に移行している
監視しているもののリストが表示されている
システムログのイベント、その下の各ポートの接続を知らせてくれる
例えばネットワークからsshで接続されたら「sshでログインされた」と教えてくれる
ログイン名とパスワードを使用されたこと、相手のIPアドレスも表示されている
もしこれが身に覚えのない接続だとするとセキュリティ上大問題だ
こうして接続された記録はメニューバーからのプルダウンにも記録される
通知センターのポップアップはすぐに消えてしまうが
席を外している間に接続されていないかもチェックできる
すべてのログを表示をクリックするとコンソール が起動してSecurity Growler ログを表示してくれる
表示内容はほぼ同じだが記録が残るのが重要だ
SettingをクリックするとXcodeが起動してこういう設定コードが表示される
アイコンを見るとpythonが使用されているようなので心得があるなら
これをエディットして設定が可能だということだ
面白いのはシステムログを監視しているのでsudoコマンドが
実行されたりしたらポップアップで知らせてくれる機能だ
Macのシェルは一度パスワードを入れると数分間パスワードなしで
rootオンリーのコマンドが実行可能になってしまう
実は結構危険なことに思えるがAppleは「問題ない」ととりわないという
そこで自衛策としてこういうものを入れておいてsudoが実行されたら
バックグラウンドで勝手に別のsudoを便乗実行するようなスクリプトに
やられないようにsudoの実行を知らせてくれる機能がある
どんなコマンドが実行されたかも表示されるので身に覚えのない
sudoコマンドなら「何かに入り込まれている」と考えていいと思う
こちらはライトモードのスキン
ライトモードとダークモードの違いはメニューバーを黒くして使っている人向けか
通常向けかの違いだけのようだがなぜかライトモードだとエージェントが落ちても
瞬間的に復活する「機能」(?)が付いているようなので
監視を確実にしたいならライトモードがおすすめ、終了時に
ちゃんとエージェントも止めたいならダークモードがおすすめ
本当にこういう使い分けなのかデグレかバグの類なのかはよくわからない
《追記/2017年9月16日》
作者さんより情報があってライトモードの時にエージェントが落ちても復活するように見えているのはバグとのこと。
使用する時はダークモードが推奨とのことだ。
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TweetRain (Freeware)
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
デスクトップにツイッターのタイムラインを流れるように表示できるアプリ。
その流れる様はまさにニコ動あたりのコメントが流れていく様といっしょ。
使い方は実に簡単で、起動してツイッターのアカウントに認証させれば、もう早速タイムラインが流れ始める。
設定で文字色やフォント、透明度、デスクトップ上の表示階層などを細かく設定できる。
ツイッターは先生が入ってくる前の教室で生徒が各々勝手にしゃべっている状態に似ていると例えた人がいたが、こうしてリアルタイムにコメントが流れていく様を見ると、その例えが実に適切だったと思う。
あまり熱くならずにこの雰囲気をユルく楽しむのが、正しいツイッターの使い方なのかもしれない。
最初にTweetRain を起動するとツイッターのアカウントの認証を求められる
こういう確認タグが出るので問題なければOKしよう
副垢を持っている人はどのアカウントを表示するかも選択できる
こうしてデスクトップにニコ動よろしくタイムラインが川のごとく流れていく
読むというよりはこの雰囲気に浸るためのアプリか…
外見の項目では文字色、影の色、フォントの他にマウスが近づいたら
タイムラインを消すとか邪魔なURLを消すとか表示階層とか意外に細かい設定が可能だ
フォントや色についてはいろいろやってみたが結局デフォルトが一番見やすかったりして…
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TweetRain for iOS (Freeware for iPhone, iPad)
デスクトップにツイッターのタイムラインを流れるように表示できるTweetRain のiPhone、iPad版。
Macのデスクトップゆる〜く流れていくツイッタータイムラインの表示アプリと同じことが、iPhoneでもできる。
ツイッターを真剣に読みたいなら、Tweetbot のようなクラアントアプリの方が便利だと思う。
このTweetRain はリアルタイムでみんなが今まさにこんなことをつぶやいているという同時刻の雰囲気を楽しむためのアプリだと思う。
iOS版も起動時にまずツイッターアカウントの認証を求められる
認証を許可してもいいかどうかの確認タグ
認証に成功すればすぐにタイムラインを生暖かく表示してくれる
この同時性が多分このアプリの価値
iOS版の設定画面はこんな感じでMac版とほぼ一緒
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Macs Fan Control1.4 (Freeware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
WindowsXP~7対応
MacBook Pro/Air、Mac mini、Mac Proなどのファン回転数をメニューに表示、ファームウエアレベルで回転数のコントロールができるメニューバーアプリ。
以前にも紹介しているが、最近のバージョンは設定画面などのインターフェイスが整理されたようだ。
そしてベトナム語など多くの国の言語にローカライズされた。
もちろん日本語にもローカライズされている。
Windows版を使用すれば、BootCampでWindowsを起動している時にもファンの制御ができる。
例によってメニューバーアイコンとして常駐しプルダウンでコントローラーを呼び出せる
インターフェイスが日本語になっていることに注目
コントローラー左ペインには制御できるファンのリストが並ぶ
これはMacBook Proなのでファンは一つ
右ペインには温度センサーのリストが表示されるレイアウトは以前と同じ
右下の「環境設定」 をクリックすると設定画面が降りてくる
メニューバーアイコンの色、回転数・温度の設定有無などの切り替え画面
メニューバーアイコン横にそれらの数字は表示される
ファンの制御をカスタムにすると回転数を固定にもできる
「センサー温度による制御」 のラジオボタンを入れるとどのセンサーに追随するか選択できる
また回転数上昇が始まる温度と最高回転になる温度のスレッショルドも設定できる
ログの書き出しも可能
設定変更には再起動が必要になる
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TM Error Logger (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
Time Machine のバックアップにエラーが出ていないかログを確認できてメールで知らせてくれたりTime Machine のバックアップ間隔変更もできるアプリ。
最近こういう記事を見つけた。
作成日時が 1984年1月24日 17-00 のファイル・フォルダにFinderでアクセスできない件の対応-Qiita
粗筋をいうとEl CapitanインストールのMacの内蔵ディスクをHDDからSSDに換装して、OSX再インストール、Time Machine からユーザーデータを戻したところ、アプリケーションフォルダを開くことができなくなってしまったというもの。
結論からいうとバックアップから上書きしたところアプリケーションフォルダのタイムスタンプが「1984年1月24日 17:00」(おそらくMacのローンチタイムの日付)になってしまいアクセスできなくなったというもの。
このブログ主さんはターミナルでフォルダの作成日を書き換えることでクリアしたとのことだが、問題は原因で時折囁かれるTime Machine の不具合で不正なバックアップができてしまったらしい。
Time Machine のバックアップの精度については、掲示板のスレなんかにも時々書き込まれるがバックアップができなくなる、バックアップが壊れるなどの不具合があるという噂は前々からあった。
幸いなことに私の場合Time Machine のバックアップには随分助けられてきたが、特に不具合には遭遇したことがない。
それでもこの記事を見て今後はこういうアプリで備えておきたいと思った。
このアプリの機能はTime Machine のバックアップの時にエラーが出ていないかのログ出力、メール通知、Time Machine のバックアップ間隔設定変更などを含んでいる。
エラーログはエラーコードで表示されるが、専門的知識がないと見ても意味がわからないと心配することはない。
エラーコード一覧表のテキストが同梱されていてパネルのボタン一つで表示できる。
なかなか親切なアプリだ。
TM Error Logger を起動している間、backupdのログを記録して表示する
Time Machine ボリュームを繋いでいなくてもバックグラウンドで
バックアップのdaemonは起動していてTime Machine バックアップを取ろうとする
バックアップボリュームが繋がっていなければ当然バックアップは失敗する
ここではエラーコード35の問題でバックアップに失敗と出ている
このアプリにはエラーコードを表示するだけでなく他の機能もある
例えばEMail Notificationボタンを押すとこのエラーメール設定画面が呼び出せる
あるいはここのバックアップインターバルのボタン、エラーナンバーのボタンも面白い
MacのTime Machine はその機能が搭載された時から
「1時間に1回のバックアップ間隔は多すぎる」 という声が多かった
本当はTime Machine のバックアップは大部分がコピーではなく
差分以外は実体のないハードリンクなので1時間に1回
バックアップを取ってもバックアップディスクの容量を圧迫しないし
容量が逼迫してきたら古い実体ファイルをパージしていくので問題ないのだが
Macを軽くするために間隔を広げるという考え方はアリだと思う
もう一つのエラーナンバーボタンでエラーコードのリストを参照することができる
先ほどのエラー35は「ターゲットボリュームが見つからない」
つまりTime Machine ボリュームが繋がっていないというエラーだ
コード表を見ているとバックアップのフラッグの不正・カタログエラーなど
詳細なコードが用意されているのでエラーが出ている回のバックアップは
復元に使わなければ復元後のMacがおかしいなどのトラブルを予防できる可能性がある
anchor
Windows7の仮想環境構築でMicrosoft Virtual PC 2007 SP1 では1920の画面サイズ設定ができなかったり、差分ディスクごとにライセンス認証を求められたり〜回避ソフトのWindows Loaderは情弱の草刈り場みたいになっていて大草原不可避ww
WindowsXPの専用機の検証環境を構築していろいろお仕事している。
それで最近Windows7のところが増えてきたので、Windows7にそろそろ対応しないといけないよね…なんていう前時代的な話でこの数日、いや数週間煩わされている。
つまり実際の運用環境のハードにWindows7の1920×1080の画角のハードウエアが出てきたから、専用ソフトもそれに対応したわけだが検証環境として仮想マシンのWindows7、1920×1080の環境を作らないといけない。
でないと今までのマックス1600では画面の端っこがはみ出して操作できませんがな…
今まではMicrosoft Virtual PC 2007 SP1 でWindowsXPを動かすという環境だったので特に問題がなかった。XPモードのWindows Virtual PCの話ではない。Intel VTを直接つかむ方の話。
それでWindows7のインストール自体は問題ないのだが、動かしてみると幾つか問題が発生する。
Microsoft Virtual PC 2007 SP1 では
1)画面サイズは1600 x 1200までしかサポートされていない
2)差分ディスクを作って新しい環境を構築するといちいちライセンス認証を要求される(XPでは親ディスクの認証が継承された)
という問題が起こった。
このうち1600 x 1200までしかサポートされない問題は、すぐに解決策が見つかった。
Virtual PC 2007 Service Pack 1 用の修正プログラム ロールアップ パッケージ (2009 年 2 月 20 日) について
こちらの手順に従って専用パッチを当てれば良いという話で、確かに自宅の野良PCはそれでうまくいったのだが、今のAD化されたセキュリティがかかったお仕事PCではこれがアクセス権限で弾かれてインストールできない。
まずこの画面サイズが1600 x 1200までしかサポートされない問題は
リンク先のパッチKB958162を当てることで解決するという
リンク先の手順に従って管理者権限で起動したコマンドプロンプトでパッチを
インストールしようとすると「プログラムがないか、アップグレード修正プログラムで
アップグレードするプログラムのバージョンが違う可能性がある」 と言われてしまう
プログラムのパスもVPCやパッチのバージョンも何十回も確認したが指摘の問題は見つからない
お仕事環境のPCはセキュリティの関係でAD化されているので管理者権限の問題かと思い
コンパネの「ユーザーアカウント」 のところで「ユーザアカウントの管理」 を開き
管理者ユーザーのリストを編集してみた
ユーザアカウントの管理画面でadministratorのユーザーを追加して自分のアカウント名にするだけ
これでうまくいく個体とうまくいかない個体があるがその差の意味は全く不明
この原因究明で数週間浪費したが意味がないのでこの問題は捨てることにした
ていうかこの程度のパッチはマージしたバージョンをいい加減出しとけよMicrosoft
これってバグぢゃないのか?
次のライセンス問題はVirtual PCで差分ディスクを作成して
Windows7の環境を作るとその環境ではライセンス認証がされていないという問題
Windows7はもちろんディスクを購入した正規品で正規のライセンスIDを入力している
しかし新しい仮想環境を作る毎にシステムのライセンス認証に「あと3日」の表示が出てしまう
XPの場合は同一ハードのPCなら問題なかったのに規約が変わったのだろうか?
ここに正規品のライセンスIDを入れ直しても結局認証は弾かれてしまう
もちろん正規品なのだからMicrosoftに電話して指示通りに番号を入力していけば
ちゃんと正規品として認められて使えるようになるのだがこれから数十件の検証環境を
ここに作っていかないといけないのにその都度Microsoftに電話なんかしてられるか…
ということで回避策を試してみることにした
Windows7の新規検証環境を作成したら…
ここにWindowsのライセンス認証を回避する悪の秘密ソフトWindows Loader をインストールする
このソフトはWindowsをコピーするために使ったら当然ライセンス条項違反になる
だからなのかわからないがオープンソースフォーラムは誰かの圧力なのか消えていた
そこでググって該当バージョンを探してきた
中東の人と思われる作者サイトも存在するが本物かどうかわからない
ネットでも「OSが起動しなくなった」「ウイルスを仕込まれた」など
芳しくない噂も見かけるので一応全部ウイルスチェックをかけた
こうして手順に従ってインストールしてみるのだが…
最後の正規バージョンの2.2.2では認証を回避できない
残日数があるシステムも即時「正規品ではない」と断罪されてしまった
そこでググって2.2.4、2.3、3.*などのバージョンを試してみた
しかし認証回避ができず、もっと上のバージョンにあげろとプロンプトに表示され
そのバージョンを見つけてインストーラを起動するとロシアのダウンロードサイトに
誘導されるなどなかなか草不可避な振る舞いをしてくれた
ネットの噂というのはこういうところからきているらしい
挙句にMacKeeperまでしゃしゃり出てきてもう…大草原
もともとこうしたアンダーグラウンドなアプリに頼ろうとしたのが間違いだった
Windows Loaderはもう完全にワレズ厨の情弱狙いの草刈り場になってしまっているらしい
anchor
VMware Player 7 (Freeware)
WindowsXP~7対応
Windows上で各バージョンのWindows、Linux、UNIXなどを稼動させることが可能な仮想化ソフト
同社のMac版仮想化ソフトVMware Fusion とファイルの互換性あり。
現行最新バージョンは7.1.3
ここまでの数週間あがいた時間はすべて無駄だったと判断した
Virtual PC 2007 にこだわったのがそもそもの間違いだ
Windows7のサポート終了と同時に使えなくなるんだから
もうVirtual PC 2007 も捨てるべきだと判断して代わりのソフトを探し始めた
勝手知ったるVMWareがすぐ浮かんできた
VMWare Player なら仮想マシンがそのままMacのVMWare Fusion でも
使えることはすでに検証済みだから使えるはず…
インストールに成功したWindows7はあっさり最大画面サイズが2560×1600になった
この数週間の足掻きがバカみたいだ…(´・ω・`)
インストール後初回起動時に「このプラットフォームのロングモードと 互換性がない」
という意味不明のメッセージを出す
これはホストのBIOSのIVTが不可の設定になっているというような
解説も見かけたが実績があるなら無視でいいと思う
「今後表示しない」 にチェックを入れて起動する
ライセンス問題もこれであっさり解決する
初回起動時に「この仮想マシンはコピーしたものか移動したものか?」 と聞かれる
ここで「コピーした」 をクリックするとまたMicrosoftに
電話しなくてはいけなくなるので「移動した」 の方を選択する
こうして仮想マシンのライセンス認証の問題もあっさりクリアした
本当にこの数週間の悪戦苦闘に何の意味があったのだろう?(・ω・`)ショボーン
仮想マシンの時計をホストOSの時計とは独立させたい時には
仮想マシンの中のこのファイルをテキストエディタで編集する
syncで検索してこの行のパラメータをTRUEからFALSEに変更する
ただしVirtual PC と違ってゲストOSを再起動するとローカルの時計はリジュームしない
毎回ホストOSの時計に合わせてしまうので起動ごとに時計を再設定する必要があるのはちょっと不便
今後ローカルネットワーク内の通信に問題がないかなどの検証をしていく
anchor
MacUpdateのインストーラが完全にウイルス認定〜正体はアドウエア?気持ちは分からんでもないがこういうのいい加減にしてほしいなぁ
Macユーザにはおなじみのヴェアダルさんところのサイトでこんな話題が上がっていた。
MacUpdateで一部のアプリのインストーラが独自のものに置き換えられていて、別のアプリも一緒にインストールされたり検索エンジンを変えられたりすると話題に - Macの手書き説明書
実は私のところでも、MacUpdateで見つけたオンラインウエアをテストしようとしたところ、そのインストーラがClamXav Sentry のウイルススキャンに引っかかって、自動的に隔離フォルダ行きになるという事件がちょうど同じ頃に起きていた。
Novus Scan というアプリを見つけてMacUpdateからダウンロードしたら
ディスクイメージの中に口絵のようなインストーラが入っていた
このディスクイメージがダウンロード完了と同時にウイルスフォルダに消えてしまった
ClamXav でスキャンしたところPUA.OSX.InstallCore というマルウエアであるという
念のためSuspicious Package で中を覗こうとしたがMac標準のインストーラではないらしく中を覗けない
これだけでもMacKeeperなみのうさんくささだ
このインストーラを起動してみたところ確かにMacインストーラ
ではなく完全に別物のアプリとして機能している
アプリケーションフォルダにアプリを移動するrootパスワードも
要求するのでこういうのって完全にルール違反なんじゃないだろうか
念のためにネット接続を切ってスタンドアローンの状態で
インストールしたところ特におかしな振る舞いはなかったようだが
このClamXav がウイルス認定したPUA.OSX.InstallCore というマルウエアについてはここらが詳しい。
PUA_INSTALLCORE ADW_INSTALLCOREアドウェアとは? installCore広告インストーラ ( ソフトウェア ) - 無題な濃いログ - Yahoo!ブログ
Mac OS向け広告インストーラInstallCore アドウェア危険注意! ( Macintosh ) - 無題な濃いログ - Yahoo!ブログ
これも例によって色々細かいバージョンがあるらしいのだが、共通しているのはイスラエル製のWindows向けアドウエア、アプリ押し売り機能付インストーラがMac向けに改修されたもので2〜3年前から普及し始めていること、
その機能はインストール時に必要ない他のアプリをインストールしないかと提案してきたり、場合によっては勝手にインストールしたり、アドウエアを勝手にインストールしたりということらしい。
インストール時にライセンス規約に同意しているので、詐欺ソフトだとも言えないし、今の所インストールされるものはトロイの木馬や真性のウイルスのような悪質なものではないためグレーゾーンなのだが、MacKeeperのような単に売り方が強引な割には機能が無意味なグレーソフトと違って、かなり黒に近いグレーになると思う。
clamavのフォーラムはウイルス認定の基準が結構厳しくて、例えばWindows向けFTPクライアントのFFFTPは
「バグのためインジェクションを喰らう可能性があるので旧バージョンの使用は避けよ」
と作者さん自身が呼びかけていたにもかかわらず、容赦なくマルウエア認定していた。
一時期アドビのソフトもウイルス定義に引っかかっていた記憶がある。
時々「ちょっと厳しすぎなんじゃないの?」と思う定義がある。
でもこれはMacUpdateの見識を疑うところだ。
MacUpdateの公式インストーラなんだから普通は信用してしまうと思う。
規約に同意しろと求められたらしてしまうと思う。
でもその結果、ある日アプリケーションフォルダに見たこともないアプリが入っているのに気がついたら、いい気はしない。
このような巨大サイトサービスを無償で提供し続けるには、確かに巨大な工数の人手もかかっているはずだから、
「タダで使い続けたいならこれくらいのスポンサー協力は了承しろよ」
という気持ちは分からんでもないけど…
それをやっちゃあおしまいよ…とも思う。
アプリ作者さんには同意を取っているのかもしれないが、アプリ自体もイメージダウンなのでこれはやめたほうがいい。
anchor
Novus Scan (Shareware)
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
論文、小説などの盗用・剽窃がないかをデータベースからスキャンしてくれるパクリ検索アプリ。
といってもネットからすべてのテキストを拾ってきてコンペアスキャンしていたら、永遠に終わらない。
内部に使用者が自分の仕事で重要な論文を集めてきてデータベースを作る。
そしてその内部のテキストと対象のテキストに同じところがないかをスキャンしてくれる。
結果は同じセンテンスのワード数とその部分を黄色にハイライトして表示してくれる。
大体生物学の先生が学生の論文に剽窃がないかを確認するのに娯楽小説をデータベース化する必要はないし、逆にSF出版社の編集さんが盗作を未然にチェックしたい場合、大学論文をデータベース化する必要もない。
その業界に必要な論文、作品を徹底的に集めてデータベース化すればいいので、そんなに巨大にはならないし、かなり精度は高い。
扱えるのはテキスト、Word、PDF、リッチテキストなどだが、挿入された画像はスキャンできない。
チェックするのはあくまで文字だけだ。
対応は英語のみのようなので査読論文が英語の大学関係者には貴重なアプリになると思うが、日本の出版社さんにはビミョーかもしれない。
なお、アイコンのリンクは作者サイトのダウンロードにリンクしている。
例のMacUpdateのウイルス認定されたインストーラをダウンロードしないので安心してお試しアプリをゲットしてもらいたい。
剽窃検知アプリということなので今、早稲田大学の学位論文で
最も有名な博士論文をスキャンしてみることにした
「STAP細胞は陰謀によって封印された」とか陰謀論吐いている人は
こういうスキャン結果をよく見てからいってほしい
ツールバー左端のAddボタンでスキャンしたいテキストを指定する
中央のStart Scanボタンで検索するというシンプルなインターフェイス
データベースに何も登録していないとこういう表示が出てデータベース作成を促される
これはネットから受動的に拾ってくるのではなく自分で必要な既発表のデータを取り込んでいく仕組み
そこでソースと思われるNIH(米国立健康研究所)の該当論文を取り込んでいく
(出典Stem Cell Basics- Introduction [Stem Cell Information] 、
情報ソース小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑- 小保方晴子の博士論文の疑惑まとめ )
ツールバーのデータベースマネジのボタンを押して開いたプルダウンの
Addボタンでデータのファイルを指定していく
リッチテキストとテキストになった
もう一度Start Scanをクリックすると今度はスキャンが始まりプログレスバーが進んでいく
結果表示、右ペインに該当テキストと酷似したテキストを含むデータベースのテキストを表示
同じセンテンスのワード数も表示されている
中央ペインにはテキストの比較が表示され上がスキャンしたテキスト、下が酷似したデータベースの画面
黄色にハイライトされている部分が全く同じ単語が並んでいる部分だ
テキストだけでなくPDF・リッチテキストなどテキストデータを取り出せるファイルは対応できる
全文を比較してみたところ、ほとんど真っ黄色になってしまった
STAP細胞の論文もそのうちやってみるがやはり真っ黄色になるそうだ
これでもSTAPは抹殺されたとか陰謀論言いますか?
anchor
Macのマニュアルは「このMacについて」から見ることができる〜たまには読んでみたら?
Macを使い初めてもう二十数年、Macのマニュアルを初めてまじまじと読んだ。
別の用があって「このMacについて」を開いたのだが、「このMacについて」のサポートメニューにはマニュアルを表示するという機能があることをふと思い出した。
そこでネジのレイアウトも調べたのだが、よくよく見るといろいろ面白いことが書いてある。
Macのマニュアルなんて真剣に読んだことないし、いつも使い始めは箱を開けるのももどかしくすぐに電源ボタンを入れてセットアップを始めるので読まなきゃいけないという発想もなかった。
だから読んでいなかったのだが、初めて読んでみるとなかなか面白いことが書いてある。
超入門の話だが、Macの終了・再起動・ログオフなどをするリンゴメニューはメニューバー左端の
リンゴアイコンのことだがここを開くと「このMacについて」 というメニューがある
昔は単に機種名を表示するだけのしおりみたいなメニューだったが
今は多機能なステータス表示ユーティリティになっていることは
こちらの「このMacについて」は単なる仕様表示機能ではない! という記事にも書いた
ここからマニュアルも読むことができる
「このMacについて」 のサポートメニューのユーザーズガイドを見ると
Macの該当機種用オンラインマニュアルを読むことができる
このマニュアルは取り扱いの注意やメモリ・ハードディスクの交換手順など
一般的な取扱説明書的なことも書いてあるが手首などを痛めないために
正しいホームポジションのフォームなどの解説もあったりしてなかなか面白い
マニュアルなんて大体押入れの奥に入ってしまって探し出すことができないものなので
本体のメインのメニューからマニュアルを読めるのは良いと思う
anchor
Near Lock (Freeware)
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
手持ちのiPhone、またはiWatchを使って離席した時にMacをロック、戻ったら自動解除できるアプリ。
ヴェアダルさんのMacの手書き説明書 で知ったアプリだが、この手のiPhoneでBluetoothを使ってMacをロックするアプリというのは今App Storeに溢れかえっている。
それでもこのアプリに注目したのは幾つか面白い特徴があるからだ。
この手のアプリはMacのメニューバーアプリと、iPhoneのアプリがセットになっていて、この二つをBluetooth経由でマッチングさせておいてBluetoothの電波が消えたらロック、戻ったらロック解除というのが大抵だ。
そしてMacのメニューバーアプリは大抵フリーウエアだが、iPhoneアプリは有料なので試してみるには購入しないといけない。
このNear Lock もほぼ同じような内容のアプリなのだが、その特徴は先ずはiPhoneだけでなくiWatchにも対応していること。
そしてiPhone、iWatchアプリはフリーウエアだがApp内課金でPro版に移行するというスタイルをとっているのでお試しが可能だ。
使っているのはBluetooth LEなのでBluetooth LEに対応したMacなら使える。
早速ゲットしたものの私のMacBook Proは2009年型だったため対応していなかった。残念!
期間限定でPro版無料ダウンロード祭り中のようだ。(2016年4/9時点)
作者サイトよりお借りしたiWatchのスクリーンキャプチャ
ロックのオンオフと設定距離だけが表示されているシンプルな構成
愛機のMacBook Proにも入れてみた
使い方としてはこの追加ボタンをクリックしてマッチング開始
あとは距離などを設定してMacのロックの使いやすい距離を割り出すことぐらい…
試してみたがやっぱり2009年モデルの当方のMacBook Proではどうにもならなかった
Bluetooth LEはもうハードの問題なので使いたいなら新しいMacBookを買うしかない
そろそろなんとかしたいなぁ…
anchor
VNC 、画面共有 、VMWare Fusion などのフルスクリーンから抜けるキーは?
ある日、WindowsでReal VNC をフルスクリーンで使っていて脱け方がわからなくなった。
Cntl+Alt+Deleteキーでログオフして、脱けることができたが、もう少しスマートな方法があるはずだと思って調べ始めたのがことの起こり。
要はReal VNC の設定画面をちゃんと見ていればすぐにわかったはずだ。
長年使っていたのに知らなかった。
Real VNC は相手の画面サイズがクライアントより大きい場合、スクロールが不便
フルスクリーン表示にするとマウスの移動する方に自動的に
スクロールしてくれる便利機能に気がついて使ってみたが作業が終わって
フルスクリーンから脱ける方法を知らないのに気がついた(マヌケ)
フルスクリーンに入る前に脱け方を調べとけよと自分を罵ったがF8キーで
このメニューが出てくるのでこれで「フルスクリーン」 のチェックを外す、
または「元のサイズに戻す」 でフルスクリーンから抜けられる
そしてこのF8キーは設定で他のキーに割り当て直すことができる
設定画面をよく見ていたら気がついたはずだ
ちなみにVNCと互換性があるMacの画面共有 のフルスクリーンから脱けたい時は
コマンド+Controlキー でフルスクリーンの時でも画面共有 メニューに
アクセスできるのでここでフルスクリーンを解除する
VMWare Fusion のような仮想化ソフトのフルスクリーン表示の場合も同じコマンド+Controlキー
こういう操作性が統一されているのはやはりMacの楽なところだ
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Browser ChooserX (Freeware)
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
Webloc、ハイパーリンクなどをクリックした時にどのブラウザで開くか選択できたりあらかじめ条件でセットしておいたりできる便利メニューバーアプリ。
これをデフォルトブラウザに指定しておくと、リンクを叩いた時にコンテクストメニューのような表示でブラウザのリストが出てくる。
そのリストから開きたいブラウザを選択できる。
毎回リンクを叩くたびにブラウザについて質問されたら鬱陶しいので、一時的に特定のブラウザですべて開く設定もできるし、あのアプリの場合はこのブラウザ、あるいはこのページを開く時はこのブラウザというように元アプリやドメインなどの条件によって開くブラウザをあらかじめ決めておくこともできる。
これは便利だ。
Browser ChooserX を初回起動するとこのBrowser ChooserX をデフォルトブラウザにするかと聞いてくる
Browser ChooserX はブラウザではないが使うならこれは変更を選択するのが吉
例えばクリッカブルテキストのリンクやWeblocファイルなどを
クリックするとこんな感じでブラウザのリストが出てくる
これで開きたいブラウザを選択できる
SNSのクライアントなどリンクを表示できるアプリでもこのようにリストを表示する
毎回毎回このリストが出てくるのは鬱陶しいので一時的に指定のブラウザで開く設定もできる
メニューバーのアイコンからテンポラリブラウザを
指定しておけば次からは確認なしにそのブラウザで開く
恒久的にブラウザリストの表示を無効化したい場合はシステム環境設定 の
一般 に入ってデフォルトWebブラウザを希望のブラウザに
変更すればBrowser ChooserX は完全に無効になる
ブラウザリスの中に自分が愛用しているブラウザがない場合はここから手動でリストに登録できる
今回のバージョンアップでリストの表示が増えたのでブラウザの識別は微妙なようだ
さらにいちいち確認してくれなくてもこのドメインのリンクは
このブラウザで自動的に開いてほしいという設定も可能
あるいは特定のアプリからは違うブラウザで開きたいという設定も可能
Per Appでリンクを表示するアプリとブラウザを選択する
こうして設定したドメインやアプリのリストはここで確認できる
Deleteメニューで削除もできる
アプリ指定とドメイン指定が重なる場合はどちらを優先するかも設定できる
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Audio File Health Check (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
オーディオファイルのアーティスト名、アルバム情報、ジャンルなどのメタデータを記録するID3の破損をチェックしてくれるアプリ
このアプリはスキャンしてエラーがあるファイルのエラーログを記録するだけで修復はやってくれない。
修復は同じ作者さんのシェアウエアYate とセットで使うことを推奨と作者サイトに書かれている。
動きは軽いし、ファイル一つずつだけでなくフォルダごとスキャンができる。
iTunes のライブラリを丸ごとドロップすることも可能だ。
使い方も簡単でアプリのウインドウにドロップするだけだ。
最初に起動した時にログファイルの保存先とファイル名を指定しろというポップアップが出る
次から表示したくない場合は下のチェックを入れる
そのログファイルの保存先のパスはここのボタンから指定する
左のOptionボタンは環境設定と同じでこういうプルダウンが出てきてログの表示を選択できる
エラーのあるものだけ表示したい場合は最初のチェックは要らない
二つ目はトラック番号を記録しないID3V1もログに含めるかの選択
三つ目は重複した記述があるID3も全部表示するか
四つ目はオーナー識別データがあるかどうかを記録するかの設定
使い方はオーディオファイルをアプリの蛇の目のところにドロップするだけ
あとはスタートボタンをクリックする
ドロップするのはファイルだけではなくフォルダも可
iTunes ライブラリ丸ごとのような巨大なフォルダも問題ない
スキャン中は特にプログレスバーのようなものは出ないが下に進捗は出る
スキャンが完了したらこんな感じの表示
ログを見る時はこのボタンをクリック
「コンテナ構造がある」ファイルとか「不足フレームがある」、
「アートワークとして表示できない画像ファイルがある」などのエラーが出ている
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Microsoft Virtual PC 2007 「新しいバーチャルマシン構成を作成できませんでした」という表示が出て仮想マシンが追加できない〜文字列問題?
先日こういう問題が起こったのでメモ。
Windows7環境でWindowsXPの検証環境を動かすためにMicrosoft Virtual PC 2007 SP1を入れている。
先日外付けハードディスクがぶっ壊れたあおりで、100以上あった仮想マシンのライブラリも全部吹っ飛んだ。
泣いていても仕方がないので一から仮想環境を再構築することにした。
ところがその過程で以下のようなメッセージが出て、新しい仮想マシンを追加できなくなってしまった。
「この構成では新しいバーチャルマシンを追加できない」という意味合いの
メッセージが出て仮想マシンの保存ができない
アクセス権の問題のようなことが書いてあるので保存先の
外付けハードディスクを初期化してアクセス権の再設定もしたが改善しない
もちろん空き容量は2TBと十分ある
ググったが適切なアドバイスがどこにもない
例えばレジストリをいじってMy Virtual MachinesのデフォルトパスをいじるTips
これはこれで面白いTipsなのでメモしとく
まずWindowsキー+Rキーでファイル名で検索フォームを呼び出しregeditと打つ
HKEY_CURRENT_USERの中のSoftwareの中のMicrosoftの中のWindowsの中の
CurrentVersionの中のExplorerの中のUser Shell Folderの中のMy Virtual Machinesの
パスを指定する任意の名前のレジストリがあればこれを現在使っているパスに変更する
(Windowsってなんでこんなにめんどくさいんだ?)
My Virtual Machinesのパスをこんな感じで変更する
実はこれは今回の問題の解決には関係なかったがこのパスを変更することで
デフォルトの仮想マシンパスを変更できるので新規仮想マシンを追加するときに
いちいち変更した先のパスをウイザードに入れなくてもいいとか少し便利
こんな豆Tips(というには手間は大掛かりだが…)まで動員してみたが結局新規仮想マシンの追加のたびに
「新しいバーチャルマシン構成を作成できませんでした」
のメッセージが出て新規追加はできず…
ふと思いついて名前を変えてみた。
するとあっさり保存に成功した。
要するにアクセス権とかパスとかそんな問題ではなく、特定の文字列を仮想マシン名として使えないというほとんどMicrosoft Virtual PC 2007 のバグと言っていい現象がこの原因だった。
その禁じられた名称なのだが、もちろん機種依存文字なんか入っていない。
それどころか半角数字4文字全角かな6文字、全角漢字4文字(すべて当用漢字)だけの14文字の名前だ。
本業の業務に関わる名前なので、残念ながらその文字列を公開することとができないのだが普通の日本語+数字の名前が引っかかる。
別の組み合わせに変えるとあっさり保存できることから、まさにその文字列だけがダメなようだ。
Microsoft Virtual PC 2007 はWindows7のサポート終了とともに消えて行く運命のソフトだから、もう今更バグフィックスもやらないんだろうけど今でもこんなバグがあるという教訓だ。
「アクセス権が…」
と言われたら他の名前も試してみろという教訓か…‥
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