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WinからMacに乗り換える時の疑問6

Windowsユーザが初めてMacを使うという質問をよく受けるようになりました
そういう人達にMacとWindowsの考え方の違い、使い勝手などをまとめます

anchor

WindowsからMacにスイッチ(乗り換え)する時の疑問20
〜WindowsとMacでファイルをやり取りすると文字化けするのは仕様?

Macに乗り換えを考えているWindowsユーザが疑問に思いそうなことに勝手に答えていくこのコーナーを始めて20回目になる。
今回はMacを使い始めて最初にMacがイヤになりそうな問題を取り上げる。

今のMacは単体で使っていればフリーズもしないし、大抵のことならアプリもサクサク動くし、オンラインウエアも昔とは比べ物にならないくらい充実している。
Windowsから乗り換えてきても快適に使えると思う。
ところが今のパソコンはネットワークマシンだ。そこが最初のつまずきになると思う。

速い話がWindowsユーザにファイルをメールなり共有フォルダなりを通じて渡すと
「文字化けしていて読めないよ」
「壊れてて開かないよ、Macなんか使ってないで真面目にWindowsで送ってよ」
なんてことを言われて不愉快になったりする。

他人がせっかくMacに乗り換えていい気分でやっているのに、文字化けをMacのせいだと決めつけられて、挙句に「Macを使いたがる変人」みたいなことを言われるのは、大きなお世話だ。
大体本当にMacのせいなのだろうか?

そこでこの疑問を取り上げる。


WindowsとMacでファイルをやり取りすると文字化けするのは仕様?

残念なお知らせがある。
結論から書くと上記の問題は「仕様だ」ということになる。

だが、「仕様だ」から仕方がないということではなくて、「仕様だ」から法則性があって、この問題を回避することができるということだ。
MacからWindowsにファイルを渡す時にいくつか知っておくと、トラブルを避けることができるルールというものがある。

その前にまず原因を知ることだ。
トラブルシューティングの要諦は、知っているトラブル対処法をやたら試してみることではなく、まず最初にトラブルの原因を切り分けることだ。
原因が判明すれば大抵のトラブルは解決できる。
この場合も文字が化ける原因が分かれば、化けない文字を使うとかの対処ができる。

MacからWindowsにファイルを渡す時に起きる文字化け、ファイルネームの崩れの原因はいくつか考えられる。

1)ファイルネームに禁止文字を使っている
2)テキストエンコーディングが一致しない
3)Zip等ファイルネームの文字コードの扱いが未サポートの状態でやり取りをしている
4)インストールされていない、あるいは未サポートのフォントでテキストが打たれている
5)機種依存文字を使っている
6)MIMEエンコーディングに問題がある

ざっと思いつくところを挙げると、こんなところが文字化け、ファイルネーム崩れの原因だと思う。
これらに抵触しない法則でファイルを渡せば、Mac、Windows間でも文字化けをすることがない。
事実私は、これらの問題に気をつけているので今MacとWindowsで大量のファイルを行き来させているが特に問題は起きていない。

1)ファイルネームに禁止文字を使っている

OSはそれぞれのベースになっているファイルシステムで、すべてのファイルの管理を行っている。
このファイルシステムで一般的なテキストだけでなく、アプリのリソースやシステムファイルまですべてを管理している。
これはMacやWindowsだけでなくUNIXだろうがどんなOSでも同じことだ。

そしてそれぞれのOSが採用しているファイルシステムには、ファイル管理の都合上特定の約物(記号)で階層などの表現をしているものがある。
もしファイネームにそれと同じ記号が使われていたら、OSはそれが階層やワイルドカードなどのファイルの扱いを示すのか、単なるファイルネームなのかを判別する方法がない。
だから、こうした約物(記号)はファイルネームには使ってはいけないということになる。
Windowsでファイルネームに使用が禁止されているのは、

¥ / : * < > |

ということになる。

問題はこのうち「:」以外はMacでは使えてしまうということだ。

Macでは¥や< >なんかをファイルネームで使っても問題なくファイルとして認識できる。
しかしそれをそのままWindowsに渡すとファイルネームが壊れて「意味不明の破損したファイル」になってしまう。

OSによって禁止文字はそれぞれ微妙に違うので、禁止文字のルールを覚えるのが面倒な人は英数の0〜9、A〜Z、a〜z以外の文字はファイルネームには使えないと覚えておこう。これが一番間違いない。


2)テキストエンコーディングが一致しない

MacとWindowsは違うテキストエンコードを採用しているということをご存知だろうか。 特に日本語で採用されている2バイトのエンコードの不一致が、主に日本語の文字化けの原因になっている。
この2バイト文字の文字コードの問題は、英語などの1バイト言語圏の人にはほとんど理解できないみたいだが、本当にコンピュータの世界を煩雑にしている。


コンピュータの中ではテキストはどのように扱われているかというと、文字に数字を割り当てて、数字の羅列として取り扱っている。
abcdという文字列は8bit=1byteで充分表現できる。
つまり0と1のボタンが8つあれば、256の種別を表現できるので、大文字26文字小文字26文字、数字10文字の英語なら、これで充分だ。
勿論他に「.」や「,」や「!」、「?」等の約物は必要だが、それだってどんなに贅沢に割り振ったって100もあれば充分表現できる。
だから英語のような言語は1バイトのコードで数字に置き換えることができる。
こういうのを1バイト言語という。

それに対して、日本語や中国語、韓国語などの言語はもっと多くの種別が必要だ。

例えば日本語は
あいうえお
から始まる50音、
アイウエオ
から始まるカタカナ50音
それぞれに「がざだば行」、小文字の「ゃ」「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」などが、それぞれカタカナもあって、これだけで軽く150を越える。
これに漢字が当用漢字、教育漢字、教育外漢字など合わせると1万数千ある。
どう考えても256種類しか区別できない1バイトのコードでは文字を表現できない。

そこでこれらの言語は2byte=16bitの数字の羅列で文字を識別することになっている。
2バイトなら数字の組み合わせは65536通りあるので、日本語のかなやハングルは問題なくカバーできる。
漢字は春秋時代の古中国語まで遡ると、10万以上の漢字があるそうなので、2バイトでも足りないということになるが、現代生活に必要な語彙は一万数千で足りるとのことなので、これですべての文字を数字に置き換えられるということになる。
これが2バイト言語だ。

問題は日本語の場合でもこの2バイトの文字コードはShift_JIS、EUS、ISO2022JP、UTF-8、UTF-16といろいろあるということだ。
これらの文字コードは一部、あるいは全部に互換性がない。
なのでShift_JISで表記されたテキストは、UTF-8の環境に渡されると、文字化けして何が何だかさっぱり読めないということが起きていた。






典型的なテキストの文字化け
これはShift_JISをUTF-16で開いた時の文字化け
もとは普通の日本語の平文だが中国語の暗号文のようになってしまう
この逆も過激な化け方になる





こちらはShift_JISをEUCで開いた場合の文字化け


最近のMacとWindowsは良好な関係になりつつあるのか、テキストをそのまま渡してテキストの内容自体が文字化けになるということは少なくなってきている。

かつてはMacはWindowsの世界の文字コードなど一切預かり知らぬという態度だったし、Windowsは2バイト言語の国際的なルールには全く無関心だった。
しかし最近ではお互いに交換する文書のテキストコードをある程度は認知してちゃんと表示するようになってきている。
htmlもヘッダでキャラクターセットがEUC-JPであることをちゃんと記述すればWindowsでも文字化けしないでwebサイトを表示するようになってきた。
ただ.txtなどをメモ帳などの簡単なアプリで開く時は、大抵はうまくいくのだがたまに文字化けするというようなことは、今でも起こる。

まずWindowsにテキストを渡す時にはテキストエンコードがShift_JISなど、Windows標準のテキストエンコードになっているかを確認する。






テキストエディットなどは「別名で保存」メニューに入ると
テキストエンコードも選択できるようになっている
Windowsに渡す文章は最初からShift_JIS等のWindows向けエンコードを選択しておく





Smultronなどのもっと高度なエディタは
最初からテキストエンコードを選択して文章を作成できるようになっている


3)Zip等ファイルネームの文字コードの扱いが未サポートの状態でやり取りをしている

このエピソードについては
Windowsで文字化けしないzipを作る
Windowsで文字化けしないパスワード付きzipを作る
Windowsで文字化けしない無圧縮zipを作る


MacZip4Win

等のアプリの紹介の時に詳しく書いたが、もう一度おさらいしておく。


ファイルシステムは、MacとWindowsの場合全く違うシステムをとっている。
それぞれのファイルネームの文字コードは、MacはUTF-8という文字コードを使っているがWindowsはShift_JISという文字コードを使っている。
昔の旧MacOSはEUCという文字コードを使っていた。

この文字コードが違うとテキストが文字化けしてしまうのは、前項でも取り上げてた通りだが、MacとWindowsではテキストの中味だけでなくファイルシステムも違う文字コードで表現されている・・・というのはどういうことかというと、それぞれのファイルネームも違う文字コードで表現されているということだ。
昔のMacOSとWindowsは頑固に自方式にこだわっていたので、日本語でファイルネームをつけ手渡すと文字化けしていた。
最近はOSXはShift_JISの文字コードのファイルネームを自動的にUTFのファイルシステムでもちゃんと表示できるようにしたし、Windowsの方でもMacから渡されたUTFのファイルネームをちゃんと表示できるようになってきている。
両者の最近の友好関係を象徴しているのかどうかは知らないが、MacOSXでは昔の一部のEUCのファイルネームを表示できなくなっているのを見ると、Macが歩み寄っているのかもしれない。

通常そのままファイルを渡すのはそれでいいのだが、そうした自動変換はZipではサポートされていない。

Windowsの世界ではファイル圧縮の標準的な方式はZipだから、ファイルを渡す時に
「Zipでくれ」
というリクエストをもらうことがある。
OSXは標準でZipをサポートしているから、喜んでZipにして渡すと、
「ファイルが壊れていて開かない」
「文字化けして、意味不明のファイルもある」
「Macなんか使ってないで真面目にWindowsから送ってよ」
ということになってしまう。

これはファイルネームが、文字エンコーディングの違いで化けてしまうことが原因だ。
さらに悪いことに、今でもWindowsの多くはFAT32というファイルシステムのボリュームにインストールされている。
このFAT32という旧式のファイルシステムは、ファイルネームを32文字までしかサポートしていない。
32文字というのは1バイト文字で32文字だから、2バイト文字だともっと少ない文字数で、ファイルネームが切れてしまう。
Windowsの場合は、ファイルの種別はすべてファイルネームの末尾の「.doc」などのように表記される拡張子で識別しているので、ファイルネームが32文字を越えてしまうと、この拡張子が消えてしまい何のファイルなのか認識できなくなる。
そして、文字化けすると32文字に収まっていたファイルネームも32文字を越えてしまい、Windowsでは開かないファイルになってしまう。
これが、ファイルネーム文字化けが原因で、ファイルが壊れるという現象の正体だ。

以下にこれを解決するZipアプリの紹介で、この現象を再現しているので参考にしてほしい。






MacZip4Winの有効性を確認するために下準備
日本語ネームをつけたフォルダの中に日本語のファイルネームをつけたファイルを入れておく





これをMacZip4WinでZIPにする
ZIPにしたいファイル、あるいはフォルダをMacZip4Winのアイコンにドロップするだけ





元ファイルと同じディレクトリにZIP化されたものが生成される





比較のためにシステムデフォの右クリック「◯◯を圧縮」コマンドでZIP化したものも用意





両方のファイルをWindowsに渡す
システムデフォの右クリックで圧縮したZIPはWindowsで見るとこの通り
フォルダ名もファイルネームも皆文字化けしているし
「_MACOSX」等という意味不明なフォルダネームのフォルダも中に入っていたり
フォルダの中には「.DS_Store」というWindowsユーザには
まず意味が分からないファイルも入っていたりもうグダグダ





さらによろしくないのはこの文字化けが原因で拡張子が消えているために
jpegとして認識できていないファイルがいくつかあること
これが「Macなんかで送ってくるからファイルが壊れてるじゃないか」と
Windowsユーザがクレームをつけてくる現象の原因





MacZip4WinでZIP化したものも開いてみるとこの通り
Windowsでもちゃんと日本語として認識できる





またファイルネームも化けていないので拡張子も問題なく機能している
この通りjpegならちゃんとWindows環境でもそのように認識できるようになる


この問題を手作業でクリアするのは結構めんどうな作業が発生する。
というか他のファイルシステムに移してリネームしてから圧縮する必要が出てくるので、多分物理的にやるのは現実的ではない。

こうした問題を解決するために、上記の

Windowsで文字化けしないzipを作る
Windowsで文字化けしないパスワード付きzipを作る
Windowsで文字化けしない無圧縮zipを作る


MacZip4Win

のようなファイル圧縮アプリ、スクリプトが用意されている。

しかし根本的な解決法は、
「他のプラットフォームにファイルを渡す時には日本語を使わない」
ということに尽きると思うのだが。
これはMacとWindowsの間だけの問題ではなく、それ以外のLinuxなど自分と違うすべてのOSとファイルをやり取りする可能性がある場合、日本語のファイルネームは禁止するというのが唯一の根本的な解決法だ。

上記の記号の制限もプラットフォームごとにバラバラなので、英数文字の大文字小文字、半角数字の0~9以外はファイルネームには使ってはいけないというふうに覚えるのが最も安全だ。
これならどんなプラットフォームが相手でも問題が起きる可能性はほぼない。

『2009.4.1強い¥の秘密は?/部外者閲覧不可!!』<*特別編>
みたいなファイル名やフォルダ名なんかは言語道断だ。
でも日本語ファイル名にこだわる人達ってこういう禁止文字をやたら使いたがるのだが・・・


4)インストールされていない、あるいは未サポートのフォントでテキストが打たれている

この問題は前に
17)WindowsからMacにスイッチ(乗り換え)する時の疑問17
〜Windowsとのワード、Excelのやり取りはできるの?
の回でも取り上げた。

フォントの問題も日本語の扱いをややこしくしている。
MacからWindowsにテキストを渡す時に、昔はMacで使っていたフォントとWindowsで採用されているフォントには、深い隔絶があった。
フォント指定に気を使っていないとWindowsに渡した時に、文字抜け、文字化けが起きていた。
中には本当にアラビア語の暗号文みたいになってしまう文字化けもあった。

最近はWindowsもMacに優しくなってきたのか、Windowsにインストールされていないフォントが指定されているテキストを受け取ると自動的にMSゴシックに置き換えて表示するようになった。
Mac側のフォントの互換性の向上も相まって、今では普通にWindowsにワード文書などを渡しても、ほぼ文字化けはしなくなった。
しかし細かいレイアウト崩れや、文字抜けは相変わらず仕方がない。

一番いい方法は、Windowsに渡す文書は
MSゴシック
MS明朝

などのWindowsなら必ず入っているようなフォントをインストールしておき、それ以外のフォントは使わずにテキストを作成するということを心がけるべきだ。
これだけでも不要なトラブルはかなり防げる。

あるいは確実に文字化けもレイアウト崩れも無しに送りたい場合は、フォントエンベッドのPDFで送るかjpeg等の画像で送るかという選択肢もある。(テキストとしては役に立たない局面もあるが)


5)機種依存文字を使っている

例えば有名なのは丸で囲んだ1、2、3というような文字


これとかはMacにもWindowsにもあるのだが、どちらも機種依存文字、つまりその機種だけの独特な文字コードということになる。
例えばWindowsでとか打ってMacに渡すと
というような化け方をする。

(株)という記号もMacでは「?」となってしまう。

それではMacからWindowsに渡すとどうなるかは以下の通り。






Macのテキストエディットで数字を打ってみた
その下の(日)(月)はWindowsでマル1マル2と打ってMacに渡したもの
これをそのままシンプルテキスト、拡張子.txtで保存してWindowsに渡すとどうなるか





Windowsのメモ帳でこれを開いたところ見事に数字は化けて見えない
逆にWindowsからもらって化けていた(日)(月)はちゃんと数字に戻っている
これがMacとWindowsの機種依存文字の扱いの違い





同じテキストを今度は「別名で保存」で「UTF-8」の文字エンコーディングで保存する
これをWindowsに渡すとどうなるか





今度は機種依存文字の数字もちゃんと見えるようになった
逆にWindowsからもらった数字は(日)(月)と化けたままだ
つまりMacで見るのと同じようにWindowsでも見える
これが最近のMacとWindowsの歩み寄りの成果だ





さらに文字エンコーディングとかを触らないでワード文書で保存
WindowsのMSWordで開くとやはりこの通り
最近はMSOfficeに関しては文字化けを気にしないでもよくなりつつある


機種依存文字もUTF等のエンコーディングを使うか、MSOfficeのようなソフトを使うことで、ちゃんと見える可能性が高まっている。
しかし確実ではない。
MacもWindowsもこういう文字はできるだけ使わないのが正しい。

しかし昨日も今日も日常的に というように文字化けしたメールをもらうのだが。


ところでもうひとつ有名な機種依存文字がある。
この記号はどう見えているだろうか?

もしあなたがMacをお使いになっていて、Safariでこのページを見ているなら林檎マークに見えているに違いない。
FirefoxなどのMozillaで見ているなら、FFという文字が入った記号が見えている筈だ。
Windowsで見ている人は、「?」になっているだろうか?


6)MIMEエンコーディングに問題がある

MacからWindowsにテキストなどを渡す時という前提でここまでの文章を書いてきた。
文字化けは主に使われているテキストエンコードなどのルールの違いで起きるというのがここまでの要諦だが、LANで共有フォルダ越しにファイルを渡したりUSBメモリなどでファイルを渡す時にはここまでのことを注意すればいい。

しかし現実には何でもかんでもメールに添付して送るというのが、日常的な光景ではないだろうか。

メールに何でもかんでも添付して、やたら送りつけるのは「ネチケット違反だ」ということをかつては言っていたような記憶がある。
しかし最近ではそんなこともトンといわなくなった。
最近パソコンを使い始めた大量の初心者が何でもかんでも添付ファイルで送りつけてくるために、もはや今ではそれがデファクトスタンダードになってしまった。
私も最初の頃は、
「メールで送りつけてくるな! LANに共有フォルダを開いているからそこに入れろ」
と言っていたが、いくら言っても通じないばかりか「メールで送って何が悪い?」という感覚が最近では多数派になってしまったので、私もメンドクサイから何でもかんでもメールで送るようになってしまった。
まことに朱に交われば赤くなるという喩え通りだ。


ところが特定の人から「添付ファイルが届かない」という問題が起きることがある。
本文が途中から一部文字化けして、添付ファイルが見えない、あるいは見えても開かないというようなことが起きる。

これは大抵はMIMEに関する問題だ。
私自身も昔Outlook Expressを使っていた頃にはこの問題に相当悩まされた。
それで原因はMIMEというインターネットでのバイナリの扱いを決めたルールに問題があるらしいということを突き止めて、このMIMEについて勉強も少ししてみた。
しかし結局、私には理解できない領域の話だった。

MIMEとは一言でいえば、テキストしか送れないメールというインフラを通じて、テキスト以外のものをあたかもテキストのようにエンコードして送る時の約束ごとのこと。

テキストを7ビットのコードでエンコードして送受信するのがwebの仕組み。
このルールで英語圏などの1バイト言語はテキストとして送られるが、それ以外の2バイト言語やファイルは違うルールでエンコードされる。メールサーバや途中の転送システムはテキストを送る能力しかないため、彼らを騙すためにあたかもExcelファイルやjpegファイルなんかも、テキストに見えるように同じようなコードで送り、受け手がそのMIMEを認識してそれを元通りExcelファイルに戻したり、jpegに戻したりする。

このようにしてメールでもファイルのやり取りができるようになっているわけだが、直接ファイルをそのままやり取りしているわけではないので、お互いのルールが違っているとファイルが渡せない、文字が化けるということが起きる。
特にMIMEは1993年に成立したルールなので、まだ非常に新しい。


MIMEのようなところで問題が起きたら実際には、素人さんにはできることはほとんどない。
UNIXメイルを使っているような上級者ならともかく、OSに標準でついてくるメーラをそのまま使っているようなユーザがいじれるようなところは非常に少ない。

私のような初心者がいえるのは、MIMEのような問題に悩まされないためにもOutlook Expressのような旧弊なメーラは使わないということぐらいだ。
最近のMozilla系のThunderbirdとかMacでいえばGyazmailとか、そういうシュアなメールを使おうということしかない。

もっといいのはメールでやたらファイルを添付して送らないことだ。
これは現実的には難しいかもしれないが・・・。







WinからMacに乗り換える時の疑問

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WindowsからMacにスイッチ(乗り換え)する時の疑問21
〜MacってどうしてこんなにWindowsと違うの?(追記あり)

今までWindowsを使い続けてきた人がMacを触り始めた時にぶち当たるであろう疑問を予想して、勝手に想定問答してきた。
しかし想定問答にありがちなミスを犯していたんじゃないかと最近思い始めている。

「ありがちな」というのは想定だとどうしても物事を難しく考えがちだということだ。
Windowsユーザは最初にMacのGUIに触れた時にもっと素朴な疑問を感じるに違いない。

「どうしてMacとWindowsはこんなに違うんだ!?」
という素朴な疑問だ。

「Mac入門」とか、そういうサイトは結構あるが、そういう素朴な疑問に答えているサイトは見たことがない。
でも最初に感じる疑問はきっとそれに違いない。
だからそれを取り上げる。


MacってどうしてこんなにWindowsと違うの?

といつものことながら、書き出しは勇ましいのだが実は
「MacとWindowsの壮絶なGUI開発競争の歴史」
なんて話を書く気はサラサラない。

WindowsとMacはなぜこんなに違うのかを解き明かすなら、WindowsとMacはなぜんこんなに似ているのかを語らなくてはいけない。
パロアルト式のグラフィックインターフェイスを商業化したMacとWindowsの母体になったMS-DOSとは全く似ても似つかないOSだったからだ。
しかしこの歴史を語るのは、ある意味、「MacとWindowsどちらが優れているか」という話と同じ位愚かな論争に落ち込んでしまう。

それはこういうことだ。
WindowsのGUI(グラフィックユーザインターフェイス)はかなりの部分Macのマネをしたという史観があって、これはかなり正しい。
一時期マイクロソフトはAppleからGUIの意匠権を侵害しているとして訴訟沙汰になっていた時期もあった。
デスクトップにアイコンを並べてマウスポインタでそれを操作するのはパロアルトの発案だが、ウインドウが重なって表示される「Windows」なGUIはAppleの発明だった。

だから、
「マイクロソフトはそのことに引け目を感じたに違いない。それでスタートボタンをAppleボタンの反対側の下に置いたり、アイコンをMacとは逆の左側から整列するようにデザインした」
という言い方はできるかもしれない。






WindowsのGUIはスタートボタンなどの操作はスクリーン下に集められ上には何もない
スクリーンの左からアイコンが整列する





Macはアップルメニュー、各種メニュー、メニューエクストラはデスクトップ上に集められ
デスクトップ下にはOS9までは何もないというレイアウトだった
OSXからはデスクトップ下にはドックが置かれたがこれは左右に移動することもできる


でもすべてそれで説明することもできない。
うっかり
「Windowsは何でもかんでもMacのマネだ。だからエイリアスアイコンのデザインもいっしょだ」
なんてことを言うと間違えることになる。
実際にはショートカットアイコンに矢印をつけたのはWindowsの方が先で、MacはOS8まではイタリックのファイルネームでエイリアスを区別していた。エイリアスアイコンに矢印をつけたのはMacがWindowsに習ったのだ。






Windowsのショートカットアイコンには左下に矢印がつく
これでファイル本体ではなく分身であることを示している





Macのエイリアスアイコンも左下に矢印がつく
その意味するところもほぼ同じでこれはWindowsの表示法をMacが取り入れた事例


何が言いたいかというと、昔のことをあげつらってなぜ似ているのか、なぜ違っているのかなんてことを分析しても意味がないということだ。

そういうことはMac学派の学者先生方にお任せするとして、私はそういうのを怪しい記憶とググッた知識で構成して書くよりも、もっと精神主義的なことを書こうと思う。

精神主義というのは一言でいえばこういうことだ。
「違っているといって不平を言うのではなく違いを楽しめ」
ということだ。
実際この両者のOSの違いを仔細に見ていくと、FORTRANなどから始まったOSの歴史に思いをいたさざるを得なくなると思う。
OSはなぜ生まれたのか、UNIXはなぜ生まれたのかとか考えていると、WindowsとMacの違いなんて可愛いもんだと思えてくるのだ。

それにこの違いを詳しく見ていくとなかなか楽しいと思う。
例えば事例に挙げたエイリアスだが、WindowsのショートカットとMacのエイリアスはその役割もアイコンの表示の仕方もほとんど同じだ。
だから同じものだと思ってほぼ間違いない。
しかし「ほぼ」と書いたのはWindowsのショートカットがパス管理なのに対して、Macのエイリアスはファイルそのものにダイレクトにリンクを張っているという違いがあるからだ。
どういうことかというと、Windowsの場合はオリジナルの場所を動かすとショートカットのリンクが切れてしまう。
しかしMacの場合はオリジナルを動かしても、同じボリューム内ならリンクは切れない。

この違いは両者の使い方の差になって大きく使い勝手に影響してくると思う。

Windowsは例えばアプリのオリジナルは大部分は、
C:\Program Files
に置いてアプリの起動はスタートボタンのすべてのプログラムリストやデスクトップに置かれたショートカットを操作する。オリジナルを触ることはまずない。
しかしMacはデスクトップにエイリアスを置いてもいいし、ドックに登録してもいいし
"/Applications"
を開いて直に操作してもいい。
操作しやすいようにその中のアプリをフォルダで仕分けたってかまわない。
そうしてもエイリアスのリンクは切れない。

役に立つか立たないかよくわからない小さな知識だが、こういうことがOSの違いを理解する手助けになるし、こういうことを知るのが上級者への早道のような気がする。
何よりも知るということは楽しいことだ。

だから今回は「そんなこと知ってどうする?」な小ネタなMacとWindowsの違いを取り上げる。


1)起動時のあの特徴的な音はどこから鳴るのか?

いきなり超どうでもいい違いから。

Windowsが起動する時に有名なピアニストが5分で作曲したというあの
「ピロリロン」
という起動音が鳴る。
Macが起動する時も豪華な
「ジャ〜〜ン」
という音が鳴る。
同じような機能がついている。
25年前に初めてMacを目の前で見た時には
「パソコンが音を出している」
ということに驚きを感じた記憶がある。

だからこの起動音はこの世代のパソコンを特徴づける重要なアイテムなのだが、MacとWindowsではこれが鳴るタイミングが違うことに気がついただろうか?






Windowsの起動音はこの画面の後、青画面になって
ログイン画面になってログインする途中で鳴る





Macの起動音はこの最初の起動画面が表示される前、
まだスクリーンが黒いうちに鳴る


この違いはどうして起こるかというと、この音を出している本体が違うということだ。

Windowsの起動音はログインしてアカウント情報を読み込む時にOSが鳴らしている。
それに対してMacの起動音はまだMacのOSを読み込む前にファームウエアが鳴らしている。
だからOSのセッティングファイルをいくら探してもあの起動音の音源を見つけることができない。
それはファームウエアといっしょにハードウエアに焼き込まれているからだ。

それがどうしたといわれると困るのだが、ここにもMacとWindowsの重大な違いがある。

少し役立つ情報を挙げれば、だからMacの起動音はハードウエアテストの替わりになるということはいえる。
これが鳴っているということは少なくともファームウエアの読み込みには成功しているわけだ。
「起動できない」などのトラブルシューティングの時に、この情報は重要だと思う。


2)Windowsは「ごみ箱」だがMacは「ゴミ箱」(修正あり)

GUIをもっともGUIたらしめている特徴的な構造はデスクトップのゴミ箱の存在だ。
なぜなら、それ以前のCUI(キャラクターユーザインターフェイス)の世界では、ファイルやディレクトリの削除はrmとかdeleteとかそういうコマンドを打たないと削除できなかった。

GUIではこのrmというコマンドを忘れても、このゴミ箱に削除したいファイルやフォルダを入れて、メニューや右クリックなどから「削除」メニューを実行するだけで削除を実行できる。

これは非常に重要なことだ。
なぜならコンピュータの基本機能は、コピーと上書きと削除だからだ。
そのうちのひとつが難しいコマンドを使わなくてもデスクトップにある「見慣れた事象」によって実現できる。
このデザインを思いついたヤツは一種の天才だと思う。
GUIが生まれて以来30年近く、いまだにMacもWindowsもLinuxもこのスタイルを継承しているからだ。

このゴミ箱もMacとWindowsには根本的な違いがある。






Windowsの表示は「ごみ箱」





Macの場合は「ゴミ箱」


このようにMacではカタカナが使われている。
やはりどうでもいいか?

ところでこのゴミ箱はMacでもWindowsでもデスクトップに見える。
正確にはMacの場合はデスクトップに見えていたのはOS9までで、OSXからはドックに見えている。
しかしいずれも実体はここにあるわけではない。

Windowsではその実体は、
C:\RECYCLED
にある。(FAT32の場合RECYCLEDで、NTFSの場合RECYCLERとなる)

Macの場合は
"~/.Trash"
にある。

"/.Trashes"
にはシステムが所有者のゴミ箱もある。

(「ごみ箱に入れたファイルは他のアカウントから見えてしまいそうだが、その中にさらに501とかの番号を振ったディレクトリを作って、それぞれのアカウントは自分の割り当てられた番号のフォルダしか中味が見えないようになっている」
修正前はこのように書いてしまったが、この構造はUNIXのファイル構造で、これはMacから開いていたのでこういうUNIXのファイルシステムの一部が見えていたのを勘違いして書いてしまった。
訂正では追いつかない大きな勘違いだったので、関連した部分を削除、修正した。
指摘をいただいた「edama2」さんありがとうございます。)






Windowsの場合ごみ箱に入れてもそれはファイルブラウザから見えている





しかしMacな環境から見るとそのごみ箱の実体の中味は
DC1、DC2というような全く違う名前に書き換えられている
その情報はこのINFOというファイルに書き留められているそうだ
だから同じ名前のファイルがWindowsのごみ箱の中では同居できる





MacOSXのごみ箱はボリュームのルートに「Trashes」というシステム所有のものがひとつ





~/に「Trash」というごみ箱の実体があってこれはユーザの権限で中味を見ることができる
こちらは外にあった時と同じ名前で保存されるので同じ名前の同じ拡張子のファイルを
ごみ箱に入れると後から入れたものが名前が変更される



こういうものの場所を知っておくと、ゴミ箱の中味を削除できないとか、ゴミ箱に入れたファイルがすぐに消えてしまう〜などに対処というようなトラブルの時に役に立つ。


ちなみにMacの場合は「ごみばこ」とタイプして変換をかけると 「ゴミ箱」が第1候補として上がる。


3)知ると楽しいMacのギミック

WindowsもMacも今不要なウインドウをしまう機能がある。
Windowsの場合はタイトルバークリックか仕舞うボタンでタスクバーに仕舞われるが、Macの場合はタイトルバークリックか、仕舞うボタンでドックにウインドウが収納される。

いっしょだ、
だがよく見るとちょっと違う。

Windowsのタスクバーには何のタスクウインドウが仕舞われているかは四角いアイコンに文字で書かれている。
それに対してMacのドックにはグラフィックなアイコンで表示される。

ドックにならんでもどのアイコンが何のウインドウを示しているか表示するためだが、文字もグラフィックもどちらもあまり実用性が高いとはいえない。
ここはMacもWindowsももう一工夫してほしいところだ。

しかしMacには面白い特徴がある。
ドックに仕舞う時、取り出す時にジニーアクションという有名な動きをつけて出たり入ったりする。
ジニーアクションというのは60年代のアメリカの人気ラブコメディドラマ、
「可愛い魔女ジニー」
の主人公から来ている。
このジニーは魔法のランプから現れてご主人様の願いを、やや見当違いな思い込みで実現しようとする蠱惑的な美女なのだが、彼女がランプから現れるアクションということで、このウインドウのアクションのアニメーションがつけられた。

ここまでは普通の解説。
さらにディープな情報をいえば、この時にShiftキーを押しながらドックに仕舞ってみよう。
ヌル〜〜ッとしたアクションで出入りする様をお友達のWindowsユーザに見せてあげよう。

こういう目立ち方はMacでないとできない。






Macにある有名なジニーアクションを堪能できる秘密の機能をお教えしよう
Shiftキーを押しながらドックにしまうボタンをクリック、同じくドックアイコンを開く
ヌル〜〜ッと出たり入ったりがビミョーに気持ちいいかも

4)アイコンのサイズはMacとWindowsとでは全然違う

WindowsもMacもアイコンをクリックすることでディレクトリをクルーズしたり、ファイルを開いたりするというオペレーションをその操作法の主体にしている。

アイコンはすべての入り口であり、すべての操作のシンボルだ。
だからアイコンの視認性は重要な筈だが、Windowsでは大スクリーンのモニターでも表示されるアイコンは小さい。
WindowsXPの場合アイコンは32×32ピクセルで描画されている。
(BBSに「goro」さんより指摘をいただいた。WindowsXPのアイコンサイズは48×48なのだそうだ)

Macの場合は複数の大きさのアイコンデータが用意されていて、それがドックの拡大とかFinderの設定を変えてアイコンの大きさを変えたり、リスト表示やカラム表示で様々な大きさのアイコンを表示したりできる。
この感覚的なオペレーションはWindowsにはない特徴だと思う。

このアイコンの拡大はOSXがリリースされた時に話題になったが、現在最新版のOS10.5Leopardでは、アイコンの最大サイズは512×512にまで大きくなった。
この差を以下のキャプチャーで体感してもらいたい。

なお、Windowsユーザに朗報はWindowsVistaでは大きなアイコンが採用されたことだ。
この特徴はWindows7でも引き継がれそうだ。






これがWindowsの標準サイズのSafariのアイコン
48×48ピクセルで描画されている





それに対してこちらがMacのOS10.5Leopardの最大サイズのSafariのアイコン
512×512ピクセルで描画されている
かなり細かいところまで描き込まれていて独特のアイコンの質感を表現している


5)Macのアイコンは自由自在に張り替えられる

Windowsの場合フォルダアイコンは紙フォルダの形と決まっている。
またファイルアイコンも拡張子によってデザインがOSに規定されている。
一般にファイルは紙っぽいデザインだ。

この原則はMacでも同じことだが、ちょっと違うのはMacの場合このアイコンを自由に貼り換えることができるという点だ。

情報を見るウインドの左上のアイコンをコピペすることで貼り換えることができる。
リスト表示やカラム表示で同じようなフォルダやファイルが何十個も並ぶ時に、アイコンが皆同じだと識別の役には立たない。

こういう時に頻繁に使うファイルには特別なアイコンが貼ってあると、探し出しやすい。
実はファイルアイコンの下に貼ってあるレラベルなんかを読むよりも、アイコンそのもののデザインで識別した方がはるかに作業能率は上がるのだが、こういうことは体験したことがない人にはまず理解されない。

アイコンデザインを変更できるというのは想像以上に重要な機能なのだ。






Macでのアイコンの張り替え方は以下のようにする
まずオリジナルのアイコンデザインを取る
方法はアイコンをもらいたいファイルを選択してコマンド+Iキーで「情報を見る」を表示
この左上のアイコンをコマンド+Cでコピー、次にアイコンを貼付けたいファイルを選択
コマンド+Iキーの「情報を見る」を開いて左上のアイコンにコマンド+Vキーでペーストする
これでファイルやフォルダのアイコンを変更できる





これはいずれもフォルダのアイコンなのだがそれぞれ違ったアイコンを貼付けることで
いちいち文字を読まなくても識別ができる視認性の高さになった
アイコンがたくさん並ぶ状況ではこれで大いにに作業能率が変わってくる





そのアイコンは.iconsなどの拡張子のファイルでネットで大量に配布されている
その素材を探すのにアイコンをどんどん手繰って探せるCoverflow機能が便利


6)Dashboardは第2のデスクトップ

WindowsにだってYahoo!ウィジェット(昆布)がある。
WindowsVistaにはガジェットがある。
だからこれはMacの本質的な違いでも何でもない。

しかしDashboardはやはり便利だ。
Dashboardが常時起動しているとメモリの無駄だと嫌う人も多い。
使えるウイジェットが一般的なアプリケーションと比べるとマニアックで単機能なものが多い。
だから要らないという人も多い。
でもDashboardも使い様だと思う。

第2のデスクトップだというのは普段は隠れていて、例えばDashboardホットキーを叩くと一瞬で出てきて必要な情報を表示するという使い方ができるからだ。
私の場合はMacBookデフォルトのF4キーを使っている。

以前はステータス系や、ネットから何かの数値を取得して表示するアプリをよくデスクトップに常駐表示していたが、結局そういうものはジャマになるので最近はもっぱらそういうことはDashboardにやらせている。

デスクトップに表示しているのは内蔵温度センサーの数字だけだ。

こういうものをまとめてしまえるのもDashboardの便利さだと思う。

私が常時起動しているDashboardウイジェットはこんな感じだ。

Currency Converter
Dashquit_3.0
DoBeDo
EIJIRO dash
Firewall Switch
iCal Events
JorudanTransfer
MultiDash
Nikkei Stock Average
Organized
Screenshot Plus
Show Off
Sonybank 1.3
To Do Tracker
WakeOnLan
Yen Exchange Rate
空模様

時々こういうのも起動している。

鉄道運行情報
JTyphoon

それぞれの詳細はこちらのMacOSXのよく使うオンラインウエアのページを参照願いたい。
こうして見ると私の場合結構実用一点張りのような気がする。
しかし面白いウイジェットもたくさんあると思うので探してもらいたい。






最近の私のDashboard画面の様子
仕事で参考にする実用一点張りなものが増えてきた


7)ドライブ表示はMacとWindowsは見た目も考え方も違う

例えばUSBメモリを突っ込んだり、外付けハードディスクを繋いだり、CDRを入れたり、ネットワーク上のサーバのボリュームをマウントしたり、そういうのをひとまとめにドライブと呼ぶのがWindowsの世界だ。
USBメモリの場合はステータスバーにUSB接続の表示が出る。
CDRの場合はエクスプローラを立ち上げるか他のアプリで開くかを聞いてくる。
でも大体そのドライブの中味、つまりボリュームをマウントするかどうかは
「マイコンピュータ」
に入ってドライブアイコンをクリックして開くのがWindows標準のやり方だ。

Macの場合はこの「マイコンピュータ」に当たるメニューがない。
その機能に似ているものを敢えて探せばディスクユーティリティのボリュームマウント、アンマウントの機能がそれに似ているが、Macの場合外部のドライブやホストを開く時にいちいちディスクユーティリティを起動する人なんかいない。

なぜならデフォルトの設定では新しいリムーバブルメディアや外部機器、サーバのボリュームを認識すると自動的にデスクトップにボリュームアイコンを表示するからだ。

そのアイコンを開けばその中味を見ることができる。
内蔵ディスクのディレクトリを見るのと全く同じようにFinderでシームレスに見ることができる。
内蔵ディスクと同じようにデスクトップに並んでいるので、何がどこにあるのかとか頭を悩ませることもない。

本当は外部のボリュームはUNIX的には
/Volumes/
以下のパスにマウントされていて、内蔵ディスクとは違うところにあるのだが、Finderの表示はそういうことを意識させない。

WindowsのドライブとMacのボリュームの違いについては
7)WindowsからMacにスイッチ(乗り換え)する時の疑問7
〜WindowsでああするあれはMacではどうするの?〜ドライブを開く
でも少し触れた。






内蔵ディスクのすべてのパーティション、USBメモリ外付けハードディスクなどのストレージ、
ネットワーク上のサーバなどのボリュームはマウントされると
自動的にデスクトップにアイコンで表示される
アイコンをクリックすると中味が見られるのは内蔵ボリュームと全く同じだ
銀色のHDアイコンが内蔵ボリューム、黄色のはFirewireの外付けハードディスク、
青いのはネットワークサーバ、白いのはディスクイメージ、
USBメモリなどのボリュームを示している





こんなにたくさんデスクトップに表示されたらジャマだという人は表示しない設定にもできる
Finderのメニューから環境設定に入る
Finderに限らずMacの場合は
設定の変更は必ずここにあるのでこれも覚えておくと何かと便利だ





一般と書いてある方はデスクトップの表示、サイドバーと
書いてあるのはFinderのウインドウのサイドバーの表示
それぞれ何を表示して何を表示しないかを設定できる
私の場合は内蔵ボリュームはデスクトップに表示しないようにしている
ウインドウからルートを手繰れるしこの方がデスクトップが広く使えるからだ



以上全くランダムに思いつくままMacとWindowsの違いを書いてみたが、これだけ知っていたら結構Macを初めて使う時の違和感というのは解消できるように思える。
またそれぞれの注釈にもちょっと付け足しているが、こういうことを知っているとむしろWindowsよりもMacの方が便利だと思えることが増えてくる。

一見どうでもいいような些細な違いだけど、その理由はOSの成立過程に深くかかわる根本的な問題だったりするので、やっぱり知っておくと面白いと思う。







WinからMacに乗り換える時の疑問

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WindowsからMacにスイッチ(乗り換え)する時の疑問22
〜クリエーター(ヘルパー)の切り替え方はどうするの?

例えばチョットした画像のファイルを拡大してみたい時に、簡便なプレビューアプリで見たいのにそのファイルをクリックしたらいちいちAdobe Photoshopが起動してきて舌打ちをするなんてことがままある。

Adobe Photoshopはとても良いソフトだと思うのだが、ちょっとした画像のプレビューに使うにはあまりにも重過ぎるしデカ過ぎる。

こういう時はプレビューアプリを起動してファイルメニューから見たいファイルを開くのが、古来からの由緒正しいやり方だが、こういうのは今どきWindowsでもあまりやらないんじゃないだろうか。
Windowsもファイルとそれを展開するアプリの関連付けをする仕組みを導入してMacと同じようにファイルそのものをクリックして、開くということをサポートした。
この仕組みをクリエーターとかヘルパーアプリとかいうのだが、どちらがMacの用語でどちらがWindowsの用語だったのかは失念した。
ここらはもうあまり厳密に区別しないでも、もうWindowsとMacの仕組みは同じだと理解しておけばいい。

ということはWindowsのヘルパーアプリが変更できるようにMacも関連付けられたアプリを変更できるということだ。
そこで今回の疑問はこれ。


クリエーター(ヘルパー)の切り替え方はどうするの?

今回はあまりにもピンポイントな疑問なので、解説は瞬きしている間に終わってしまう。 見過ごさないようにしっかり目をみ開いて見ていてほしい。

クリエーター(ヘルパー)以前にシステムのデフォルトアプリというのがある。
Windowsではスタートメニューから「プログラムのアクセスと既定の設定」を開いてデフォルトアプリを確認、指定することができる。

これと同じ仕組みはMacにはないのか?、Macはそういうことを考えないのかという疑問はあろうかと思うが、Macのカルチャーはユーザが自分でどんどんカスタマイズするというところにある。
無いなら自分でオンラインウエアを見つけてきてそういう機能を付けてしまえばいい。
ということで私はMisFoxをインストールしている。

これはシステム環境設定にプログラムの既定の設定ペインを作りフリーウエアだ。
数年前、Macのファイルプロトコルの脆弱性が話題になった時に、その問題を解決するアプリとして注目された。
これで既定アプリを管理すれば便利だ。






Windowsではシステム既定のアプリはここから設定に入る





例えばインターネットはInternetExplolerというようにデフォルトのアプリが規定されている





Macのデフォではそういう機能は無いがMisFoxがほぼそれと同じ機能を実現する





インターネットならSafari、メールならGyazmailという設定がわかるだろうか





またこのアプリでクリエーター(ファイルとアプリの関連付け)も変更できる



ということでMisFoxを使えば、既定アプリもクリエーター(ヘルパー)も変更できてしまった。
簡単だ。
でも既定アプリはともかく、通常Macユーザはクリエーター(ヘルパー)の変更にいちいちこんなことをしない。

もっと簡単で単純な方法がある。
ほとんどWindowsと同じやり方だ。
これでAdobe Photoshopが起動するたびに舌打ちしないで、気楽にプレビューなどで拡大画像を楽しめる。

Enjoy it !






関連付けアプリの変更をしたい時にWindowsではファイルのアイコンを右クリックする
ここで「プロパティ」を呼び出す





ここで「プログラム」と書かれているのが関連付けられたアプリだ
不明な場合は選択でアプリを関連付けることができる





すると元ファイルもアイコンが変わったりする





Macの場合もほとんど同じだ
クリエーターを変更したいファイルのアイコンの上で右クリックをする
あるいは選択してコマンド+Iキーを叩いてもいい
それで「情報を見る」タグを開く





「情報を見る」タグの「このアプリケーションで開く」項目にクリエーターアプリは表示されている
大抵はOSXの場合Windowsと同様で同じ拡張子を持つファイルは全て同じクリエータで開かれる
ただOSXも昔のMacOSのリソースフォークもサポートしているので
拡張子無しでクリエータを関連付けされていても認識するときもある
その場合は関連付けはそのファイルだけの固有の関連付けになる
プルダウンでアプリを選び「すべてを変更」でデフォルトアプリを変更する





クリエーターアプリを変更するとファイルのアイコンが変わるのもWindowsと同じ
つまりここらの操作性はMacでもWindowsと同じように扱えるということだ











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