2005 年 4 月 4 日Skype(Freewareただし固定電話への発信にはSkypeoutバランスチケット要) OS10.3Panther対応 インターネット電話のクライアント。 結論からいうとなかなか面白いアプリではないだろうか。 設定も非常に簡単で、(基本的にはIDネームとパスワードを設定して起動するだけ)しかも接続も安定している。 Skypeのフェイス 電話として非常にシンプルなフェイスだ ただし、アプリ自体はシンプルだがオンラインマニュアルはシンプルとも直観的ともいえない。 まず難儀したのが、マイクが無いと接続に成功しないということがどこにも書かれていないということだ。マイクが無くても取りあえず発信だけはできるだろうと思って誰でも最初は発信テストからやりはじめるはずだ。 しかし私が使っているMac miniには当然内蔵マイクはついていない。 これはWindowsとMacのインターフェイスの考え方の違いの問題で、Macは一連の動作をする時にその入り口から出口までのデバイスが全て稼働できる状態になっていないと、動作に入れないが、Windowsの場合は取りあえず障害がないところまでは進んで、デバイスが欠けているところで動作が止まってしまうという構造になっているらしい。 そこでこういうものを買ってしまった。 Plantronics dsp300は話題のUSBオーディオのヘッドセット USB対応のオーディオは一度試してみたかったので、 この際プチ清水から飛び下りた 繰り返すがSkypeはこちらから送受信相手までマイクもヘッドフォンも完全に稼働していないと繋がらないことは知っておくべきだ。 それで接続テストに自分の電話番号なんかを入力してテストしてみると思うが、結論からいうとこれもうまくいかない。 そう書けば良いのに「Skypeoutがアクティブになっていない、Skypeoutをアクティブにせよ」なんて書いてあって、それでそのリンクからSkypeのサイトに飛ぶとなんと「Skypeoutをアクティブにするには10ユーロの料金を支払う必要がある」などと書かれている。 ネットテレフォニー同士をつなぐのは従来のファイル共有システムでプロトコルを交換するのと同じ要領だから、その仕組みは理解できるのだがこのアプリから普通の電話に架電できる仕組みがどうも理解できなかった。 電話として使うならネットテレフォニー同士だけでなく普通の電話にもかけたくなるに決まっている。それが彼等の利益を見込んでいる部分というわけだ。 なお余談だが、Skypeから従来の電話にかける時には国際電話に準拠した番号の記述をしないといけない。 こういう仕組みなのでリアルな電話からこのSkypeに対しては電話をかけることはできない。 それと接続に成功したかどうかのテストをする時には これで何かしゃべればマイクの音声がちゃんと向こうに聞こえるか確認できる。 受信確認はこれでできるし、Skypeで電話をかけてくれるお友達がいない人は取りあえずこの機能で、金髪のお姉さんひとりとは電話ができる。 オンラインマニュアルには下らない能書きをくだくだ書くんじゃなくって、こういう実際に使うものの立場に立った情報を書いてほしいんだけどなぁ。 2005 年 4 月 5 日サクラ(Freewareただし季節限定) OS10.3Panther対応 これはスタジオ蔵さんのお馴染みの季節限定アプリ。 春といえばやはり日本人ならサクラである。 ジャガーとパンサーではグラフィックの仕組みが変わったのか、このアプリをジャガーで起動すると異常にCPUを浪費してシステムがほとんど停まったようになってしまう。 サクラはデスクトップに桜吹雪きをジェネレイトするアプリ 勿論花びらの量や、風の強さを調節できる 設定次第では春の嵐も再現できる 2005 年 4 月 6 日MatrixJam(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 iTunesのビジュアルプラグインで、マトリクスのイメージを再現するMatrixJamがいつの間にかバージョンアップしている。 緑の文字が雨垂れのように降ってくる今までのパターン以外に金色の文字が降ってくる「マシーンワールド」や、その文字が上からしただけでなく様々な角度に展開するアクションなどいろいろ設定で変化を付けられるようになった。 またスペクトルオーディオメーターもついた。 MatrixJamに新しい効果が追加された これは「マシーンワールド」というマトリクスレボルーションズのイメージだ またどういう脈略かはよく判らないがスペクトルピークメーターもついた 一緒に表示するとこんな感じだ 2005 年 4 月 11 日Spy v1.2b1(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 Spyなどという穏やかでない名前がついているが、これは要するにデスクトップをネットワーク上に公開するアプリだ。 アプリをスタートしたらサーバ機能も自動スタートしてポート2000番でデスクトップを公開するようになっているらしい。 しかし会社で誰かのMacにこっそりこれを仕込んでおいて、そのデスクトップを影で見て皆で笑うという使い方なら楽しいかもしれない。 Spy v1.2b1はデスクトップをネットワークを通じて公開するアプリ ネットワークに関する設定項目は充実している 2005 年 4 月 15 日HAL_OSX(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 きっとあるんじゃないかなと思って探していたら、やっぱりあった。 この親サイトはHALの公式ファンサイトで、そのサイトの作りの懲りようも注目なのだが(HALコーポレーションという架空の会社の広告バナーまであって「HALはアメリカ製品です」と誇らしげなコピーが書いてある。映画はロンドンのスタジオで撮影されたのだが)このスクリーンセーバも良くできている。 これを見ていると「なるほど、HALというコンピュータはこういうインターフェイスなんだね」と妙に納得できるような作り込みがしてある。 このHALの画面は1960年代のNASAなどのコンピュータ技術者たちが、当時の技術知識を総動員して未来予測した物で、実際のコンピュータはこの予想のようにはならなかったがあるいはもっと違う発展を遂げていたらコンピュータの画面はこうなっていたかもしれないなという説得力がある。 スクリーンセーバはMacOS、Windowsにも対応しているし最近MacOSXにも対応したということらしい。 このスクリーンセーバを入れたMacを何台か並べて部屋を暗くしたら、ボーマン船長と同じ心境になれるかもしれない。 HAL_OSXはHAL9000の待機画面を忠実に再現したセーバ 起動画面に続いてあのメモリセンターのデザインが画面に浮かび上がる 問題のシーンのあの画面もちゃんと再現してある 500MHzG3のiBookではちょっと重いが、もう少し速いマシンならリアルな動きを見せる トラシューというか、覚え書きなのだがモニターが表示できなくなった時の脱出法について。 Mac mini用に買ってきたSHARPの液晶モニターはMac非対応のためか、型が古いせいなのかシステムのディスプレイ設定のリフレッシュタイムを変更すると画面に表示ができなくなる。 70/sや75/sには対応しているが85/sに設定を変更すると液晶画面が真っ黒になってしまい、そうなるとGUIの操作は一切できなくなるので終了や再起動もできなくなる。 そういう時にはシステムディスクか外付けのHDの予備システムから起動して、 ログイン後に再び同じ症状が起きるようであれば "~/Library/Preferences/" つい最近そうやって何度も強制再起動してハードディスクも壊れちゃったという実例を目の当たりにしているので、強制再起動はやはり極力避けたいのだ。 2005 年 4 月 17 日この頁の趣旨とは関係ないことだが、関連サイトの
こちらはコンピュータやIT等ではなく音楽や映画などの柔らかい話を中心にしていこうと思っていますので、是非お立ち寄り下さい。
取りあえず当座は私の音楽作品をさくさくっとあげていきますので、楽しんでいって下さい。 このサイトは1年と4か月前、このMacOSXオンラインウエアテストの記録(とトラブルシューティング)の頁とほぼ同時にアップしたのですが、取りあえずテストで作ったインデックス以外はなにもコンテンツが無いという状況で、しかも1年以上全く更新していませんでした。 ここをなんとかしなきゃとずっと思っていましたんで、やっと手がつけられたという感じでス。 2005 年 4 月 19 日
面白いものを発見! もしマジなら相変わらずこの会社ってセンス悪いというか、「それじゃ駄目じゃん!」と思わず突っ込み入れたくなるようなシロ物だし、「やっぱりMS製品ってそうなんだよね。肝心の時にはちゃんと動かないくせに、ウイルスはだだ漏れに素通しだし」というようなことになってしまうではないですか。 しかしコラにしてはすごく良くできているし。 久しぶりに感心したというかマジ物なら相変わらずのセンスの悪さに感心した作品でした。 2005 年 4 月 25 日
すごいことになっています。 「Windows XP SP2上でのテストを、人為的ミスで全く行わなかった 」ということだそうだ。この方達はまだWindowsの本当の恐さを知らないのだな。 しかもその影響で共同通信社や時事通信社が一時配信不能になったり、朝日新聞も機能麻痺に陥ったり日本の企業って本当にこの欠陥OSに依存してるんだなということが今回の事件はよくわかったということだ。 トレンドマイクロを責める前にそういう綱渡りのようなシステムに企業の重要な機能を任せきっている自分達のシステム構築者を責めろよと私などは思ってしまうのだが、こういう考え方って偏っているんだろうか? コンピュータというのはどんなシステムを組んでも必ずミスは起きるし、エラーは発生するし本来はどういうミスをしてもエラーが発生しても問題ないようにリダンダンシーを作って構築するというのが、コンピュータとの正しいつきあい方だと私などは理解していたのだが。 なぜだか知らないがこういうWindows一色で染めたシステムを構築して、しかもそれ以外の要素を排除するのが合理的なシステムだと勘違いしているおじさんが後を絶たないわけだ。 その理由も「Windowsは世間ではビジネスに使える唯一のシステムとして普及している」「やっぱりWindowsは汎用性が高いので全ての機器をWindowsで統一するべき」「コスト的に見てもWindowsが有利」ということらしい。 そうやってせいぜい機能麻痺でも何でもやってなさい。 Fish(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 これはMacネイティブのアクアリアムアプリ。 アクアリアムということではMarine AquariumやGoldfish Aquariumなどをお薦めページに揚げているが、これらは設定をすますと後はスクリーンセーバのように眺めているだけだが、このFishはえさをやったり、環境を変えてやったり、機嫌も多少コントロールしてあげたり....という要するに飼育ソフトとしての機能があるわけだ。 こういう気が長いソフトは私には向かないが、飼育ものソフトが大好きという人もいるに違いない。そういう人にはお勧めできる。 最新バージョンはジャガーでは起動できないが、ジャガー向けの旧バージョンもftpにちゃんと上げられている。v.1.0がジャガー向けでv.1.1がパンサー以上とサイトには書いてあるがAPIの不適合のせいかv.1.1はパンサーでも起動できない。 Fishは熱帯魚、金魚、サメなどを一つの水槽で飼育できるお得なソフト フル画面表示もできるしなんとRendezvousを通じて魚を共有することもできる 2005 年 4 月 26 日Carbon Emacs(Freeware) OS10.3Panther対応 UNIXで使える強力なソフトの代表というとGIMPとEmacsということになるのではないだろうか。 このEmacsは実はMacOSXでもネイティブでインストールされている。 このCarbon EmacsはそのUNIXのCUI用のエディタをCarbon化して、MacのGUIで使えるようにしてしまうという意欲的なアプリで、こういうものが出てきてこそMacがUNIXになった意味があるというものだ。 起動してみたところ何も設定しなくてもいきなり日本語表示もちゃんとできて、テキストエディタとしての実用性はかなり高いと見た。 全ての機能を試したわけではないが、CUIのEmacsと同じように使えるならこのアプリはかなり価値が高いといえる。 Carbon Emacsはエディタとして万能の機能を持っている 例えばこれはhtmlのタグをいきなり打ち込むことができるメニューだ タグを直接書く人には、これは大いに省力化に役立つはずだ AquaMacs(Freeware) OS10.3Panther対応 これもほぼ同趣旨のアクア化したEmacsということで、基になっているEmacsが同じなためもあってフェイスもほぼ同じというGUIのEmacsだ。 こちらは日本語設定に関してはちょっと手間をかけないといけないが、それさえクリアすれば使えるという点ではCarbon Emacsと同様だ。 なお日本語化するTIPSはここに掲載されているので参考にしてほしい。 AquaMacsの方はそのままではこういう日本語表示になってしまう 日本語のライブラリをインストールしてそれを読み込むような設定が必要になる 2005 年 4 月 27 日Seashore(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 これもなかなかすばらしいアプリだ。 UNIXのキラーアプリのGIMPをMacOSXのネイティブな環境で使えるようにするという試みだ。 そういうものが無料で使えるというのがUNIXのすごさで、それをOSXに移植しようということだ。 ちょっと不安定でもあるし、完全に機能をMacのGUIに移しきれたというわけでもなさそうだが、今後に期待できそうなプロジェクトだ。 SeashoreはGIMPをOSXネイティブ移植したアプリ Emacsといい、こういう大物が次々とOSXに移植されてこそ 「UNIXになって良かった」ということだと思う Sidetrash(Freeware) OS10.3Panther対応 これはOSXのデスクトップにゴミ箱を再現しようというアプリ。 しかしこのアプリも欠点が無いわけではなくて、実体がないイメージなので他のファイルがゴミ箱の位置に保存されるとアイコンが重なってしまって操作しにくかった。 それに対してこのSidetrashはアプリ本体そのものをデスクトップに置くので、他のファイルのアイコンが重なってしまうということも無い。 こういう実体があるタイプのゴミ箱アプリはファイルをゴミ箱に移動することはできるが、ボリュームのアンマウントには使えないというものが多かった。しかしこのSidetrashはその問題もクリアしているようだ。 不満な点はゴミを入れてもゴミ箱のアイコンが変化しないということだけで、Macのゴミ箱は何か入れるとゴミが入ったゴミ箱に変化するのがその伝統だからなんとかしてもらいたいところだ。しかし実用上問題は無いが。 Sidetrashはデスクトップにゴミ箱を再現するアプリ 最近は置いていなかったがやっぱりデスクトップにゴミ箱があると便利なんだよなぁ 本体はアプリケーションフォルダに保存しておいてエイリアスを置くという手もある マルチユーザでSidetrashを使いたいときはこの方が便利かもしれない 2005 年 4 月 28 日firefox(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 これはWindows、Linux、MacOSXそれぞれの環境で開発が進められているMozillaブラウザのFirefoxのMacOSX版のうち、特にMacユーザグループがナイトリービルドとして公表している、firefox on OSXともいうべきバージョン。 いい感じなのはこのアクアなリンゴのアイコンで、これだけでもMacユーザは使ってみたいなと思うかもしれない。 一応G4に最適化されたFirefoxということなので、どういう違いがあるのかよく分からないが、G3iBookでテストすると若干不安定のような気がする。 しかしさすがナイトリーバージョンでかなりな頻度でバージョンが更新されているので意外とMacの標準Firefoxになるかもしれない。 firefoxはもちろん標準のFirefoxとフェイスも使い勝手も変わらない 良いのはこのブックマークウィンドウだろう SafariよりFirefoxを選ぶ人の理由の何割かは「これが有るから」ということらしい iScreensaver Designer(Shareware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 このページの上の方で紹介したHAL9000の待機画面を模したスクリーンセーバのHAL_OSXがパンサーでは動かなくなっている。 このHAL_OSXはiScreensaverというMac、Windowsどちらでも使えるスクリーンセーバとして作られているが、これを作るのはこのiScreensaver Designerというアプリを使う。 今回の不具合はどうやらこのiScreensaver Designerとパンサーのバージョン不適合ということらしい。 ということで作者さんがこのスクリーンセーバをアップデートしてくれるのを待つしかないのだが、このサイトの最終更新は去年の夏でなかなかゆっくりとしたペースで更新しておられるようなのでスクリーンセーバのバージョンアップもすぐに出てくることは期待しない方がいいかもしれない。 そこでこのiScreensaver Designerを使って再ビルドするということで当座をしのぐしか無いようだ。 ただしこのアプリはシェアウエアなのでそのままでは「シェアウエア料金を払え」という警告が出てきて鬱陶しい。 当座はこれでしのいでセーバの作者さんに新バージョンを出してくれというメールを打った方が良いかもしれない。 iScreensaver DesignerはWindows共用のスクリーンセーバを生成するアプリ これはインストーラ画面の設定だが基本デザインは決まっているのでOKボタンだけでも スクリーンセーバができてしまうお手軽さだ Mouse Locator(Freeware) OS10.3Panther対応 これはマウスポインタの居場所を分かりやすく表示する環境設定ペイン。 ポインタに常時こういうデザインの傘をかけておくことができるのでお年寄りにはいいかもしれない。 またこの傘もいろいろデザインをかえたものがこちらからダウンロードできるので、試してみるのもいいと思う。 Mouse Locatorは環境設定ペインなので こういうアイコンが環境設定に現れる これが設定画面とポインタにかかる傘で設定画面はシンプルで分かりやすい ポインタのキャプチャに失敗したので傘だけしか映っていないのがなんだかなぁという感じだが 2005 年 4 月 29 日JewelCase(Freeware) OS10.3Panther対応 これはiTunesのビジュアルプラグイン。 表示に使うのはmp3のID3レイヤーに記録されたジャケットデザインデータなので、そういう意味ではJacketと似ているが、これは本当にジュエルケースにそのジャケットデザインが入っているようにリアルな3Dで表示する。 回転するジャケットの裏面は同じアルバムに収録された曲目が全て表示されるのがリアルだ。 残念ながら日本語が通らないので、日本語のタイトルは表示できない。 ジャガーでも動かないことは無いが、2曲目からはジャケットは回転しないし表示も極端に重い。 JewelCaseはCDジュエルケース風にジャケットデザインを表示するプラグイン かっこいいビジュアルだ 追記ここではJewelCaseは日本語が通らないと書いてしまったが、オプションのメニュープルダウンかオプションボタンから設定に入って表示フォントを切り替えるで、このうちEuphemiaだけは日本語表示ができる。 |