2005 年 10 月 1 日昨日のニュースだが松下電器がワープロのインターフェイスの特許権で一太郎のジャストシステムに対して起こしていた訴訟で、逆転敗訴した。 ところが一審判決でなんとほぼ松下側の言い分が通る判決が出てしまったので、「これって事実誤認じゃないの?」と思いつつも、要するにゴネ得というか裁判に持ち込んで訴訟合戦をやれば大企業の方が勝つに決まっているし、こういう事実誤認がまかり通ってしまうんじゃ日本もアメリカのように声の大きいものが勝つという訴訟世界になって、訴訟合戦で競争相手を叩きつぶしてシェアを維持している某巨大OSメーカーみたいなのがのさばる社会になるんだなと思うと、暗然とした思いがした。 (某巨大OSメーカーは訴訟合戦では次々敗訴しているが、そんなことは「想定の範囲内」らしい。一つ裁判に負けてもまた次々と新しい因縁を着けて次々と訴訟を起こせば、裁判には負け続けようが結局は体力に勝る巨大企業の方が勝つわけで、この「悪の帝国」とか呼ばれている巨大企業はこの手法でLinuxをはじめ新しい脅威になりそうなものを芽のうちに摘み取るということを実に熱心にやっている。 しかし古い言い方をするなら「天網恢々粗にして漏らさず」というか、こういう事実誤認に基づいたトチ狂った判決というのは修正されるんだなと思ったのが今回の高裁判決だ。 チャンスがあれば、今は判決骨子というのはネットでも読めるので、ぜひ皆さんも読んでみてもらいたいのだが松下側の論理はあまりにも粗雑で、これが認められるんだったら俺だって今から、「デスクトップを考えたのは俺だ」とか特許を申請しても認められるんじゃないの?とか思ってしまうわけだ。 日本は特許権や著作権などの知財に対する意識があまりにも遅れた国だったという。 「特許権は守らなくてはいけない」 「著作権は守らなくてはいけない」 こういう変なルールがはびこって、これが「知財先進国への道だ」なんて訳知り顔であおるわけわかんない奴らのおかげで、この国の知的財産はすべて死滅してしまうと思うのだ。 だから私はiPod課金問題なんてのも賛成で、どうせやるなら200%ぐらいの高額な課金をして、この国の馬鹿面を国際社会にさらせばいいと思う。 2005 年 10 月 2 日Folder Name 1.1(Freeware) OS10.4Tiger対応 以前このサイトで、Tigerになってから「Finderですべての拡張子を表示する」設定にしても、日本語にローカライズされたフォルダの名前が英語に変わらないということをぼやいたところ、「swa4747」さんからローカライズされたフォルダ名やアプリ名を英語に戻すスクリプトということで情報をいただいた。 早速試したところ、問題が解決したのでご紹介を。 OS10.3以前ではFinderで「すべての拡張子を表示する」を設定すると、起動ボリューム直下やホームフォルダの直下、ユーティリティフォルダなどが英語で表示されるようになっていて、もうそれに慣れてしまった。 そこでこのスクリプトはTigerでも「ユーティリティ」は「Utilities」とチャンッと表示されるというスグレモノのAppleスクリプトだ。 もう一度同じ操作をすれば、また日本語の表示にすぐ戻るので安心だ。 また同じ作者のサイトには「AdressBook」を「アドレスブック」とされて頭にきている人向けに、アプリケーションの表示を英語化するスクリプトも用意されている。 Folder Nameはローカライズされたフォルダの表示を 変更できなくなったTigerのうっとおしさを解決する これでアルファベット順に探しやすくなる もう一回同じ操作をすればちゃんとデフォルトの日本語表示にも戻せる どう見てもこちらの方が使いにくいとは思うが 2005 年 10 月 3 日miniStat2(Shareware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これは前々からなんとかしたいと思っていたCPUや内蔵ディスク、バッテリなどの温度センサーなど、その他もろもろのステータスを表示するWdiget。 CPUが熱を持つと熱暴走ということもあるし、もっとひどい時には石が焼けるという現象が起きる。 それでMacもお世辞にも熱対策が万全とはいえなくて、特にPowerBook、iBookなどのモバイルは低温やけどしそうなくらい左パームレストや裏が熱くなるので結構熱を持っているんじゃないかと懸念していた。 まずDashboardに関しては、これが使える。 Dashboardそのものの実用性はともかく、そこに入ってしまえばその中で使えるステータスWidgetは必要なので使えるんじゃないだろうか。 miniStat2はシンプルなスキンでCPU温度やCPU使用率、ディスク空き容量など システムやハードの状態を表示するWidget メニューを選ぶ時に本物のドックのようにピョコッとアイコンが拡大するのが面白い Mac in MacというかバーチャルMacという感じだ TemperatureMonitor(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これは温度モニターのアプリ版。 しかし実際には機能は温度監視だけでなくシステムやハードのプロフィールまでついている多機能なアプリだ。 ハードウエアにいくつのセンサーが仕込まれているかは、それぞれのハードによって違うのだが私が導入したiBookの場合、 またシステムハードのプロフィールも表示されるので、ちょっとしたスペックを確認したいというくらいだったら、システム標準のシステムプロフィールより呼び出しが速い分使い勝手がいいかもしれない。 秋に入って温度的にきつい季節は過ぎたが、それでもDashboardなんかで音物を動かすとCPUがフルアップして冷却ファンが回りっぱなしになるのがちょっと気になっていた。 TemperatureMonitorは各部の温度がリアルタイムに表示されるだけでなく どれくらいまで温度が上がったらヤバいか表示してアラートも出してくれる システム、ハードプロフィールもついていたり至れり尽くせりだ 温度に関してはリアルタイム表示だけでなく数日間の記録を残しておくので 「あの時の熱の持ち方はヤバかったかも」なんて時に事後でチェックできる これはデスクトップに温度表示をした様子 透明だし普段はデスクトップのアイコンよりも下の階層なので邪魔にならない これはドックアイコンに温度表示をした例 表示は何を選ぶか一つか二つかを設定できる またメニューバーに表示して、必要なときにプルダウンするということもできる 同梱のLite版はメニューバー表示のみの軽いバージョンなので 温度監視のために大きいアプリを常駐させたくないという人はそちらを使うという手もある 2005 年 10 月 4 日Tiger乗り換えで気づいたこと。 小さなことだけどこういうアプリの小さな改良によって使い勝手は飛躍的に良くなる。 Fruits Menuとの連携のおかげでApplication EnhanserのAPE Managerに入っているペインに アップルメニューから直接コンタクトできるようになった Battery Meter(Freeware, Widgets for Konfabulator) OS10.4Tiger対応 システムが新しくなったおかげで今まで使えてなかった物が使えるようになった。 というわけでジャガー環境ではちゃんと動いていなかった「昆布」 モバイルのバッテリの残量を表示するWidgetはそれこそ探せばいくつもあるのだが、その中で一番グラフィッックがきれいだと思ったのがこれだ。 ほぼ同じスキンの CPU MeterというWidgetも同じ作者さんからアップされている。並べて使ってみるのもいいんじゃないだろうか。 Battery Meterはグラデーションの美しい表示で バッテリ残量を表示してくれる。 同じ趣旨とスキンのCPUメーターもある 並べて使ってみるといいんじゃないだろうか 空模様(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これも良さげだなと思いながら、今まで使えなかったDashboard Widget。 天気予報を表示する。 空模様は3日間、週間的予報など表示できるWidget スキンもいろいろ選べて楽しいと思う 参考までにこういうスキンもキャプチャーしておく 私はこちらの方が好み 日めくり(Shareware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 メニューバーにカレンダーや時計を常時表示している。 それで今まではシステムのメニュークロックを止めて、Calendarclockを便利に使っていたが、これは別のシェアウエアと統合されて、製品版ソフトのようになってしまった。 これはiCalのデータファイルの置き場所のディレクトリが変わってしまったからで仕方ないことなのだが、この機能が使えなくなったことでこのメニューエクストラを使わなくてはいけない理由がほぼ消えてしまった。 現行の製品版ソフトのようなシェアウエアはこの問題に対応するのだろうが、もうつきあう気がなくなったので、システム標準のメニュークロックに戻すことにした。 ここで紹介されている日めくりはほぼ満足できるメニューエクストラだったので起動項目に入れることにした。 まず良い点は、カレンダーに祝日を表示できる点だ。 この日めくりは作者さんが日本人だから、日本の祝日をデフォルトで表示できる。 またカレンダークリックで好みのアプリを呼び出せる設定もできる。 あとはクラシック環境を呼び出せたり、誕生日を祝ってくれたりどちらでも良い機能がついている。 逆に弱点はカレンダーが今月と先月、来月の3ヶ月しか表示できないこと。 あとはやはりiCalのイベント、To Do項目を表示できないことだろう。これはCalenderClockの便利に使っていた機能なのでなんとかしたいところだ。 日めくりはメニューバーからプルダウンするタイプのカレンダー 良いのは日本の祝日の表示ができることだ xWing(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これはDashboardでスターウォーズの宇宙船などのギアがいろいろ表示できるWidget。 長時間Macに向かっていると疲れるので、時々こういう物を表示してボーッと眺めるということは必要かもしれない。 xWingはスターウォーズファン必携のWidget こんなのや..... こんなのも表示される..... 2005 年 10 月 5 日FinderScape(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 以前にここで3次元空間でファイルブラウジングをやる3DOSXというアプリを紹介したことがある。 それはそれで遊びでも良いんだけど、従来のパソコンのインターフェイスにはもう飽き飽きしているので、MacのFinderやWindowsのExplorer以外のタイプのインターフェイスをもうそろそろ見たいなと思っているところだ。 このFinderScapeも3DのOpenGLを利用したファイルブラウザだという点では、3DOSXとよく似た発想なのだが、ディレクトリをどうやって視覚的に見せるかというようなコンピュータ工学的なこだわりは忘れて、ゲームを楽しむようにファイル操作をすれば良いじゃないかというような発想がかえって面白いかもしれない。 要するに3Dのシューティングゲームのようにディレクトリの谷をライドしていって、次々と谷間に現れては消えるファイルやフォルダ、アプリケーションをヒットすることで開いていくという、システムバンドルのNanosaursのファイルブラウザ版とでも説明すれば感覚的に理解してもらえるだろうか? 基本的にはマウスは使わないで、カーソルキーとスペースキー、リターンキーを使って操作する。 ファイルやフォルダーを選択するには、そのアイコンに突っ込んでいけば良いのだし、開くときにはエンターキーを叩く。 実際に動かしてみてこれは3DOSXよりもストレスなく動かせるし、まさにゲームみたいで楽しい。 しかしもともとGUIはCUIよりも非能率なのだ。 FinderScapeはOpenGLを利用した3Dのファイルブラウザ ディレクトリの谷間に浮かんでは消えるアイコンをゲットしながら突き進む フォルダやアプリ、ファイルを開くときにはリターンキー、画像のプレビューにはスペースキーを叩く 慣れると結構病みつきになりそうな操作性だ mp3なんかも快調に再生したりしてひょっとするとFinderよりも動きは良いかも 真っ白なアイコンがまだいかにも未完成な感じだが OnyX(Freeware) OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これは定番中の定番のOSXメンテナンスアプリ。 prebindingなどのUNIXコマンドでやっているようなメンテナンスもこれ一つでできてしまう。 メンテナンスに関するインターフェイスが整理されていないというのが、実はMacOSXの最大の難点だと思うので(というよりもMacOS時代からの伝統?)そこいらを統合しようという作者さんの執念には感服する物がある。 ヘビーユーザなら必ずインストールしているという意味でまさに定番アプリだ。 OnyXは機能がずいぶん増えたがフェイスは逆に整理された 以前にはなかった機能がかなり追加されており そのうちOSXのメンテナンスはこれ一つで済んでしまうということになるかもしれない 2005 年 10 月 6 日Cyberduck(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これは良い! 素直に手に馴染むftpクライアントアプリだ。 ftpクライアントならその名もズバリ、FTPCというアプリを今まで愛用してきたが、Tigerになって若干不安定になってきたのと、ブラウザと同じでこういう重要機能のアプリに関しては常にバックアップというか二つ以上の手段を持っておきたいということもあって、このアプリは前々から試してみたいアプリだった。 試してみた感想は使用感が非常にFinderっぽいのが面白い。 デスクトップ上のフォルダにファイルをしまうのと同じような感覚だ。 そのサーバ内のファイルリストの表示の仕方もFinderのリスト表示みたいな感じで、階層表示もできる。 バックアップのつもりで試してみたが、メインのftpクライアントになりそうだ。 なお作者サイトではアヒルアイコンがついたTシャツやマグカップも販売されている。 Cyberduckのftpサーバ設定は実に簡単だ 基本的にはftpサーバ名とパスワードを入れてしまえばすぐに使える サーバの中身はこういう風に見える 反応は速いし、更新履歴が見られるのは実は結構便利だったりする アップロード中はこんな感じの表示で動作は実に確実 昔のftpソフトはよくフリーズしていたし、恐ろしく待たされたので このサクサク感は隔世の感がある 2005 年 10 月 7 日Linotype FontExplorer X(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これは名前の通りフォントブラウザとも呼ぶべきアプリ。 前にもこういうアプリをいくつか試したが、共通した欠点は読み込みに時間がかかり動作も重い上に2バイト文字フォントは表示できないという物ばかりで使い物にならない感じだった。 このアプリは前者の欠点は解決している。 しかしもう一つの問題の2バイト文字の表示には対応していないようだ。 Linotype FontExplorer Xはあちこちにインストールされたフォントを一元管理的する 日本語表示ができればいうことがないのだが 感心したのはこのフォントの情報表示でフォントをクリックするだけで表示される どこからダウンロードしてきたフォントかもちゃんと記録が残っている 後日注釈Linotype FontExplorer Xは2バイトフォントを表示できないというようなことを書いてしまったが、BBS常連の「た」様からの情報でちゃんと表示できることがわかった。 Linotype FontExplorer Xはちゃんと日本語フォントも表示できることがわかった これは利用価値が高い 2005 年 10 月 8 日Supastar(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 スクリーンセーバ。 グラフィックなお星様がすっ飛んでいくという、70年代風のポップアートのような....といえばいいだろうか。 Supastarはポップな星が飛んでいくスクリーンセーバ 2005 年 10 月 9 日最近こういう「真っ白な」メールが頻繁に来るようになった。 新種のウイルスメールかと思ってスキャンしてみたり、テキストエディタで開いてみたりしたが添付もないし、何かスクリプトが書き込まれている様子もない。まさに何も書き込まれていない白紙の手紙だ。 最近よく来る「真っ白な」メール こういう厨房はウイルスメールの返信をどっさりもらってぜひ自滅してもらいたい このアカウントは昨年yahooBBの不始末のおかげで2回個人情報が流出したアカウントで、まさにこのアカウントの個人情報は名簿業者の間で流れまくっている。昨年来もうスパムまみれになっていて、使い物にならないくらいひどくなってきている。 想像するにもうこの私のアカウントが入っている名簿は「インターネット内職」希望の厨房にまで流れまくっているのだろう。 どうせトラブってもそれは当人の責任で業者は知ったこっちゃないだろうし、うまい手を考えたもんだ。 ドメイン丸出しでスパムメールを送りまくれば、中には必ずウイルス付きの返信メールを送り返す奴がいるだろうからどちらにしてもトラブルになるし、あげくの果てが上記の白紙メールだ。 一度抗議してやろうかとも思うが、どうせこういう類いの奴らは聞く耳持っていないだろうし、抗議しても何を怒っているのか理解できないというレベルの奴らだろうし、怒り損のような気がする。 前にも書いたことがあるが、誕生当時の目論見通りインターネットは核攻撃にも耐え、あらゆる独裁政権の弾圧にも耐えるネットワークとなったが、結局「馬鹿がインターネットを殺す」ということになりそうだ。 2005 年 10 月 11 日QT Sync(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これはQuickTimeProのライセンスがQuickTime7で切れてしまったことに頭に来ている人にお勧めのアプリだ。 基本的にはQuickTimeムービー再生アプリだ。 面白いところではタイムコードをインサートできるというところがちょっとプロ好みかもしれない。 QuickTimeをライセンスなしでフル画面にするスクリプトも以前ここで紹介したが、それよりも動作が確実だ。 ところでこのコンバイン機能で1本化して生成される.movファイルは実体は12KBの大きさしかない。これはムービーファイルとリンクするエディットファイルだけが保存された状態なので、元のつなぐ前のムービーを削除すると当然これも再生できなくなる。 そこで独立した一本のファイルに書き出すこともできる。 QT Syncは簡単な編集機能がある 最大10本までのフッテージを1本につなぐことができる 面白いのはこのタイムコードをインサートする機能だ 自由なタイムラインを設定できるのでオフライン編集やプレビュー用には使えるかもしれない OS10.2、ジャガーのサポートについてこれまでこのサイトはOS10.2、ジャガーとOS10.3パンサーの環境についてアプリの動作状況を検証してきましたが、今回OS10.4タイガー導入とともにジャガーのサポートを打ち切る事にしました。 各アプリには動作を検証した対応OSを書いていますが、パンサーとタイガーしか書いていないからジャガーでは動かないという意味ではありません。あくまで私が動作を確認した環境を書いているだけですので、書いていない環境でも動く可能性はあります。 2005 年 10 月 12 日i18n man(Freeware) OS10.4Tiger対応 これは以前はjmanとして配布されていたOSXterminalコマンド。 UNIXのマニュアルコマンドとして、シェルにはmanというコマンドが用意されている。 この作者さんはこのBSDマニュアルコマンドを日本語に訳してjmanというコマンドでまとめていてくれたのがとてもありがたかったが、今回OS10.4タイガーに対応するにあたって日本語だけでなく各国語のパッケージにしたらしい。 日本語の表示コマンドは 使い方はインストーラの指示に従って OnMyCommandCM(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これはコンテクストメニューで、UNIXコマンドラインを実行できるというスグレモノのプラグイン。 指示に従ってインストールすると、コンテクストメニューにOn My Commandというメニューが現れる。 例えばgzipファイルを圧縮、解凍するコマンドが仕込まれていてこれでコマンドラインでgzip圧縮、解凍するのと同じ効果が得られる。 例えばOnMyCommandCMでルートディレクトリの リストを表示するというコマンドメニューを実行する コマンドラインで書くとcd /; ls -laとなる そうするとterminalが起動されてこういう表示になる 表示されているのは起動ボリュームの第一階層で、-laという引数が設定されているために アクセス権や所有権、サイズや変更履歴などが表示されている また不可視ファイルなどもすべて表示されているのがわかる またgzipファイルに圧縮するというコマンドも用意されている デスクトップのjpegファイルを圧縮するとこの通り、ワンタッチでgzipファイルになった 圧縮されてもアイコンデータなどのリソースフォークを保持しているのが便利 gzipを解凍するコマンドも用意されているがこのコマンドは zipファイルを操作する時にしか現れない つまり必要なコマンドだけが現れるコンテクストメニューの原則が このプラグインの中でも守られているという事だ! すばらしい! OMCEdit_J(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これはそのOnMyCommandCMに、自由に新たなコマンドを付け加えたり、既に付け加えた物を編集したりするアプリ。 起動するとOnMyCommandCMに登録されたコマンドの一覧が現れる。 例えばディレクトリ内のすべてのファイルにロックをかけたり解除したり、名前を変えたり通し番号を打ったり、いろいろな使い方が考えられる。 OMCEdit_Jでコンテクストメニューを新たに登録する事もできる 例えばこれは上記のi18n manの日本語表示のコマンドを実行するように設定した メニューも「manを日本語で表示」と日本語にしてみた そうすると選択した文字列を右クリックすると日本語のメニューで 「manを日本語で表示」というコンテクストメニューが現れる そしてterminalを起動してmanを日本語で表示した この組み合わせだとwebでUNIXコマンドの説明を読んでいる時などに 知らないコマンドの意味を右クリック一発で調べられるという設定ができた これは便利じゃないだろうか? 2005 年 10 月 13 日GoogleMapsPlugin(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 旧MacOSは長らくMSOutlookExpressをメイラーにバンドルしていた。 そのおかげで、このメーラがクラッシュするともう仕事にならないというかなりひどい目にあっていた。 だからOSXでは独立したアドレスブックを持っている事に素直に喝采した。 この前者の欠点は今でもあまり改善されていないが、それでもハガキの表書きのアプリとか少しずつそういう物が現れてきている。 地図機能を日本でもやっと使えるようにしたのがこのプラグイン。 GoogleMapsPluginはアドレスブックの地図検索機能のプラグイン 日本の住所にも対応した 住所のタブをプルダウンすると地図検索に飛べる 表示する地図はこういうイメージ 都道府県単位のスケールにもできるし、ビルの形も確認できるスケールにもなる 実用性は高い インストールする場所はここ バンドルをここに置くだけで認識できるはずだ Windowsにまた大掛かりなセキュリティホールまたもやバッファオーバーフローによりリモートをとられるという類いの脆弱性で、しかもメールやメッセンジャーファイル、ActiveXなどあらゆる経路から侵入の可能性があるという質の悪い穴が見つかっています。 シマンテック緊急情報 ******************** 8月12日(米国時間)、マイクロソフトは、9件のセキュリティアップデート情 ●Internet Explorer msdss.dll の脆弱性 (MS05-052) ●プラグアンドプレイの脆弱性 (MS05-047) ●MSDTCおよびCOM+の脆弱性 (MS05-051) ◆DirectShow の脆弱性 (MS05-050) Windows Media Player (WMP)といった、DirectShowをサポートするアプリケー ションにあるこのバッファオーバーフローの脆弱性は、悪意のあるAVIファイ ルによって実行される可能性があります。攻撃は、メールの添付ファイルやイ ンスタントメッセージ、あるいはActiveXコントロールを使用しているWMP内に ある悪意のあるWebサイトを通じて実行される可能性があります。この脆弱性 は、Windows 98/ME/2000/XP/Server 2003に影響を与えます。 ◆Internet Explorer msdds.dll の脆弱性 (MS05-052) このmsdds.dllファイルは、顧客向けにカスタマイズされたオフィスのアプリ ケーションを作成する開発者が使用するものです。 この脆弱性を利用するこ とにより、ユーザが悪意のあるWebサイトに接続した場合にリモートコードを 実行される可能性があります。この脆弱性は、8月17日に公表されていました が、本脆弱性の利用が幅広く報告されています。この脆弱性は、Internet Exp lorer 5.01-6.0.に影響を与えます。 ◆プラグアンドプレイの脆弱性の特権 (MS05-047) Windows 2000およびSP2以前のWindows XPに影響を与えるこのプラグアンドプ レイの脆弱性は、ローカルの特権の昇格をもたらすとともに、リモートでコー ドをされる可能性があります。リスクを軽減するために、いくつかのWindows プラットフォームには、脆弱性利用を阻止するバリケードがありますが、攻撃 が成功した場合、システムに完全に侵入されることが予測されます。 ◆MSDTCおよびCOM+ の脆弱性 (MS05-051) マイクロソフトのDistributed Transaction Coordinator (MSDTC)に存在する この脆弱性は、利用を達成すれば、ローカルの特権の昇格をもたらすとともに 、リモートでコードをされる可能性があります。Windows 2000の初期設定状態 では、攻撃者がこの脆弱性をターゲットとする可能性がありますが、SP2以前 のWindows XPのシステムも、この攻撃により影響を受ける可能性があります。 (原文ママ。8月12日は10月12日の誤訳と思われる) 2005 年 10 月 14 日KasumiDempa(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これはいわゆる無線LANスキャナー。 モバイルなどで、出先でこれを起動しておくと今どういうLANの波が飛んでいるかモニタできる。 使い方は簡単で、小さいアイコンでアクセスポイントの数を表示するし、その電波の強さも表示されるのでどちらにつなぐのがマージン的に有利かも一目瞭然だ。 なかなか楽しいのだが、これを起動して無線LANを探す時には注意した方が良い。 KasumiDempaは無線LANの電波を捕まえるアプリ システム標準のインターネット接続よりも表示が親切だし得られる情報も多い そのスキンもいくつか用意されている これは秋葉系お宅御用達のスキンだ 先ほどのリンゴのスキンではカラーが多い方が電波が強いしこれは髪の毛がたっている方が強い また鍵アイコンがついているホストはセキュリティがかかっている ちなみにAirMacを切っているとこういう表示になる どうってことないけどちょっと笑えた 2005 年 10 月 15 日DTB(Freeware) OS10.4Tiger対応 これはあったら良いのにと思っていた、野球の試合経過をリアルタイムで表示してくれるアプリ。 「そんなソフトをこんなところで紹介するなよ」という突っ込みが聞こえてきそうだが、それでもあえてこれを紹介するのは、普通の仕事を持った、そして野球好きのサラリーマンは野球をやっている時間にはリアルタイムで、野球を楽しめないからだ。 今の時期でもパリーグではプレーオフをやっている。今年のロッテは盛り上がっているのだ。
ロッテ-西武戦はどうでも良かったが、ロッテ-ソフトバンク戦はやはり気になる。 そこをなんとかとお願いしたい。なかなか楽しいアプリだと思うからだ。 DTBは野球の経過をリアルタイムに(仕事のかたわら)楽しむアプリ 応援画面は「チャンスになると青く、ピンチになると赤くなる」と魅力的な説明がある 現在までの勝率やゲーム差というようなデータも表示できる もうプレーオフに入ってしまったから関係ないのだが 関係ない機能だがヘルプメニューを吹き出すとこういう表示が現れる いいなぁ、こういうセンスって好きだなぁ 作者さんがヤクルトファンなせいか、アプリのアイコンはスワローズのものだが ドックアイコンは応援する球団のものに変えることができる アプリのアイコンも変更可能だが、readmeの注意をよく読んでからにした方が良い ちなみに私ここの球団のファンだ こういう物が発表されたようだ。 昨夜はMac系のブログは皆この話題でわいていた。 「これがヒットしちゃっていいんだろうか、ものづくり日本よ」なんてことを思うわけだ。 インターネットやモバイル通信がブロードバンド化して何が起こるかというと、こういう通信を通じてモバイルで映像を見られるようになるなんて話を90年代から取材を通じてさんざん聞かされてきた。 その実現にはラストワンマイルの高速化が達成できないとか、映像のコーデックがネットで配信できるほど十分な圧縮率を得られないとか、モバイルの基地局は高速通信を維持しながらも切れにくいカバー率を達成できないとか、そういう技術的な障害ばかりが強調されてきて、ということは逆に言うとそういう技術的な障害が解消されればかつてさんざん見せられたモバイル映像を楽しむ時代がすぐにでも実現するというような幻想を持たされてきた。 ところが実際にはそういう技術的な困難はもう大部分克服されているのだ。 なのに90年代に未来図でさんざん見せられたモバイルで映像を楽しむ時代はちっともやってこない。 それでかつてはそういう志で映像技術をパソコンに盛り込んできた日本のパソコンメーカーはもう、 これは10年前にはチューナー内蔵のモニタ付きパソコンで既に実現されていたことを、ノートパソコンでもオールインワンでやっているに過ぎない。 そういうレベルの低い商品で一時しのぎをしている日本のPCメーカーの言い分は ところがここでiTMS+iPodの動画有料ダウンロードが始まる。 『「ものづくり日本」なんてスローガンが持てはやされている。 こういうスローガンが好きな社長さんほど、その足下を見ると長年のリストラでものづくりの伝統がすっかり崩れてしまっているのは困ったものだ...』 以前、ITウォッチャー第一人者と雑談していた時に彼がポロッとこんなことをこぼしていたのを思い出した。 Apple製品というと今までは割と心情的に応援したくなる単純なMacユーザだったが、今度の動画iPodだけは失敗してくれた方が日本の名誉のためだなと真剣に思ってしまう。 こんなものがヒットしたら、日本のものづくりなんて結局ケースをきれいに作る技術だけで、中身の価値を創造する力なんかアメリカのマイナーなパソコンメーカーに全く勝てないということになってしまうじゃないか...と真剣に危惧してしまうのだ。 2005 年 10 月 18 日NewsNoNews(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これはwebで配信されるニュースの見出しを自動取得して表示するアプリ。 今はパリーグのプレーオフが気になってスポーツ記事ばかりあさっているが、経済や国際関係の記事も結構ちゃんと拾っているのがうれしい。 NewsNoNewsの設定は直観的に理解できる 見たいメディアとジャンルを指定してチェックを入れるだけで良い あとは自動的に取得してくれるし、手動でも最新記事を取得できる デフォルトでは更新された記事は青、既読記事は赤で表示する 見出しが気になったらクリックで元記事にブラウザで飛べる ScreenNiNews(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これは上記のニュースキャッチャー、NewsNoNewsで取得した記事を表示できるスクリーンセーバ。 ScreenNiNewsはNewsNoNewsで取得したニュースの見出しを ティッカー表示できるスクリーンセーバ iCal Events(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これはBBSで「swa4747」様から教えていただいたDashboard用のWidget。 これは前に愛用していたCalendarclockがシステムの仕様変更のためにiCalのイベントを読み込まなくなってしまったために、iCalの予定をさっと確認できなくなったのが不便だとぼやいたところ、これを教えていただいた。 はっきり言ってこれは助かっている。 予定を見るだけだったら、カレンダーをさっと引き出して予定を確認できたCalendarclockは本当に便利だったのだが、これのスケジュール表示機能だけを切り出したようなWidgetがこのiCal Eventsになる。 設定で今日だけでなく最長2週間の予定表示もできる。 あとはクリックしたイベントのページをiCalで自動的に表示しているというふうにしてくれれば、パーペキなのだがこれは上手くいかない。 でも気に入ったのでこれも常時使うWidgetになりそうだ。 iCal EventsはiCalのスケジュールをさっと表示できるWidget 見たい時にだけさっと呼び出せて、普段はバックグラウンドに隠しておける こういう場合はDashboardのメリットが生かせると思う 昨日のトラブルを記録。 昨日Excelを開いて、日本語の入力をしようとしたところクラッシュ、そのままことえりが再起不能になってしまった。 仕方がないので強制再起動。 画面にはlocalhost lookupがパケットを225に制限しているというような意味合いのアラートが延々と出るだけでどのキーを叩いても反応しない。 なぜこういうことになるのかよくわからない。 思うに少し心当たりがあって、このトラブルが起きる直前に外付けHDをFireWireでつないでバックアップをしていたところ、例のmdsとLAserverの暴走が始まったので、アクティビティモニタを起動してこの二つを強制終了させたのが原因かもしれない。 外付けディスクの検索データなんかせっせと作ってくれたって意味ないし、この外付けボリュームをアンマウントしようとしたところ「アプリケーションが使用中なのでこのボリュームはアンマウントできない」というアラートが出たため、仕事中でのんびりそれが終わるのを待っていられなかったので、頭に来てそれらを強制終了させてしまったわけだ。 この仕様は本当に困る。 このことえりのクラッシュがこれが原因なのかどうかはまだ断定できないが、もしそうだとすると「勘弁しろよ」な問題だ。 新郵便番号辞書(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これもOSを更新したらぜひ使ってみたいと思っていたプラグイン。 郵便番号の7桁の番号を入力すると住所の表記に変換するという辞書ファイル。 郵便番号は間にハイフォンも何も入れないで続けて入力するのが注意点だ。 新郵便番号辞書は7桁郵便番号から住所に変換できる辞書ファイル 「辞書を開く」タブに入って辞書の順番をかえれば住所変換が出てくる順位も変更できる これは実用的じゃないだろうか 2005 年 10 月 19 日先日、外付けHDをFireWire接続した時に、mdsとLAServerが暴走を始めたという件についてBBSで「さきぱぱ」様からアドバイスをいただいた。 ところがこの指定法では実際にボリュームがマウントされる 落着したことになるのだが、どう考えてもこの「仕様」は私には納得がいかない。 警告も無しにいきなり検索ファイル作成を始めてまた40分なり、1時間なりCPUがフルアップして身動きができなくなってしまうというこの仕様は「いかがなものか」というのが率直な感想だ。 前にSpotlightを起動させないユーティリティとかSpotlightの代替検索アプリとかを見た覚えがあるが、ユーザがそういうものを欲しがる気持ちが実によく解った。 Spotlightがメタ検索ファイルを自動生成するのを阻止するにはシステム環境設定の Spotlightペインに入ってプライバシーで外付けボリュームそのものを指定してやれば良い これで先日の「暴走事件」は解決するのだが、なんだか納得がいかない解決法だ 2005 年 10 月 20 日Mac-O-Lantern(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これは以前、Jack-O-Macとして紹介したデスクトップのアクセサリーアプリの最新版だ。 変わった点としてはフェイスがマンガチックなカボチャからリアルなカボチャに変わった。 またドックアイコンにはハロウィーンまで後何日かカウントダウンをだすようになった。 Mac-O-Lanternはデスクトプにハロウィーンのカボチャをジェネレイトするアプリ スキンがリアルになってロウソク明かりに揺れる姿も雰囲気満点だ ドックアイコンにはハロウィーンまでのカウントダウンも出るようになった デスクトップの雰囲気アプリなのだが多少実用性も.... FrightLights(Shareware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 そしてこれがハロウィーンのムードのスクリーンセーバ。 これはハロウィーン飾りのお化け電球をちりばめたセーバで、フリーウエアでも使えるがシェアウエア登録すると電球のキャラクターがたくさん増える。 FrightLightsはハロウィーン飾りの電球スクリーンセーバ デスクトップに整然と並んでいるようにも表示できるし、散らばっているようにも表示できる シェアウエア登録すればキャラクターの種類が増える 2005 年 10 月 22 日EasyFind(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 かつてはFinderが標準装備していた検索機能はOS10.4タイガー環境で廃止されてしまいSpotlightの機能になってしまった。 しかし問題もないわけではない。 例えばアプリをインストールしてみたが、使えそうにないのでアンインストールするという場合を考えると困ることになる。 以前のFinderの検索ならアプリの名前を入れて全領域検索をやればそういうファイルやフォルダは一網打尽になったのでアンインストールも簡単だった。 インストールしたファイルが検索結果に反映されるのにちょっと時間がかかる。 そこでこのEasyFindは以前のFinderの検索を復元する。 もっと先鋭的に使うならSpotlightの検索させない領域を全領域に指定して殺してしまい、このアプリをかつてのFinderの検索のように使うという手もある。 EasyFindは以前のキーワード検索のFinder検索を再現する 結構スピードは速いが、これに削除キーなどを追加できるとなお良いと思う インストールしたばかりのアプリの.plistファイルもちゃんと検索できた Spotlightではこれが検索に反映するのにちょっと時間がかかる Televi(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 テレビ番組表を表示するDashboard Widget。 起動時デフォルトで現在時のテレビ表を表示しているし24時間制で、下の数字をクリックすることで今日の番組表を表示できる。 Televiはテレビ番組表を表示するWidget <訂正> 最初の記述で、今日の今以降の予定が表示できないようなことを書いてしまいましたが、BBSで「まつ」様のご指摘で表示できることが解りました。というより説明を良く読めよということなんですが。それで記述を訂正させていただきました。 Firefight(Freeware) OS10.4Tiger対応 スクリーンセーバをいくつか。 これはiTunesのビジュアライザのようなイメージのスクリーンセーバ。 色は設定で変えることができるので、好みの色に変えると良い。 Firefightは内蔵マイクの音声に反応して変化するスクリーンセーバ Amsterdam Screensaver(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これはアムステルダムの街の風景をスライドショーするスクリーンセーバ。 街の風景は絵はがきカットのようなきれいきれいカットではなく、生活感のある生き生きとした写真が多いのが良い。 Amsterdam Screensaverはアムステルダムの風景を活写した写真が秀作のスライドショーセーバ 同様のシリーズでCanada Screensaverはカナダの自然を素朴な写真で切り取った Canada Screensaver2はその続編 3D Desktop Aquarium(Shareware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これは面白い。 デスクトップを水槽に見立てて、水を満たしていきそこに熱帯魚やリュウキンが泳ぐというスクリーンセーバ。 今後魚も増補されるようなので、それもダウンロードできるそうだ。 3D Desktop Aquariumはデスクトップを水槽にしてしまうスクリーンセーバ 3Dのグラフィクに使うリソースも半端ではないのでNewiBookではスムーズに表示できるが 旧型のMacではいろいろしんどい思いをするかも 2005 年 10 月 23 日goo辞書(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これはgooの英和、和英、百科事典サイトのリソースを利用して用語辞典を実現したDashboard Widget。 ほぼ同趣旨のアプリを愛用しているが、アプリよりも起動が速いので使い勝手はこちらの方が良いかもしれない。 goo辞書は英和、和英、百科事典のWidget webにつながっている時しか動かないが、使い勝手はかなり良い 2005 年 10 月 24 日DTBFinal(Freeware) OS10.4Tiger対応 野球のデータ実況中継アプリDTBがアップデートした。 変更点としては日本シリーズに対応したということだ。 このアプリがこれから役立ってしまいそうだ。 もう一つ変更点はヤクルトとロッテのアイコンが新しいものに更新されたことだ。 DTBは火曜日以降の甲子園戦も仕事中にモニタできるアプリ 野球好きのお父さんには是非もののアプリではないだろうか? 2005 年 10 月 25 日AirTrafficControl(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これは無線LANのポートを検出するDashboard Widget。 ほぼ同趣旨のアプリを先日紹介したが、こういうものはいつも監視しておく必要はなくて、ホットスポットに行った時に、どんなポートが使えるかを探せれば良いので確かにこういうものはDashboardの方が便利かもしれない。 見えているポートにwepなどのセキュリティがかかっていればそれを表示するし、ポートをクリックすれば接続の動作を始める。 AirTrafficControlは無線LANのポートを探すWidget AirMacが入っていない時にはパワーオンにするクリックも 表示されるのでこれ一つで接続動作は一通りできる Google Maps(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これは住所から地図を表示するDashboard Widget。 アドレスブックのプラグインで登録済みの住所から地図や衛星写真を表示するプラグインを紹介したが、これはアドレスブックに登録していない住所でもサーチバーにコピペするだけで、詳細地図を表示できるスグレモノ。 説明には衛星写真も表示できるとあったが、先日のアドレスブックプラグインは確かに衛星写真も表示できたが、なぜかこちらは写真は表示できなかった。 また地図もダウンロードしたなりだと微妙にとんちんかんな場所を表示する。 Google Mapsは住所コピペで詳細地図を表示するスグレモノ しかしダウンロードしたままでは微妙に見当違いな場所を表示する そこで本体アイコンを右クリックまたはコンテクストメニューで開いて このmaps.jsというファイルを探してテキストエディタで開く この部分の数字が2.5になっていたら2.6に直す これで正確な場所は表示できるようになる 2005 年 10 月 26 日覚え書き 昨日聞きにいった世界経営者会議の印象を忘れないうちに書いておく。 その中で印象に残ったのが、米グーグルのトップのエリック・シュミット会長兼CEOのプレゼンテーションだった。 グーグルの新サービスの衛星写真を使った3Dマップなど新しいソリューションの紹介もあったが、新サービスのロードマップなど知ってる話ばっかりだったので、プレゼンテーションの内容自体は目新しい話がなかった。 グーグルは百人を越えるお抱え弁護士を持ち、毎日のように訴訟に対応しているそうだ。 グーグルはもちろん検索のために本をコピーしているわけで、本のコピーを一般に公開することはないし、グーグルユーザがメタデータから本の内容を再現することは不可能だ。 そのうち用語辞典にでも書いてみたいような新しいテーマだ。 また企業R&Dのスタイルのイノベーションの話も興味深かった。 社員の時間の総和を70:20:10に分けて、70を従来ビジネスの保守充実のための仕事に、20を新しいものの開発に振り分け、残りの10を自分が興味あるもの、市民企業としての社会的な活動などに使えとしているそうだ。 この人はサンマイクロシステムズの社歴が長かった人だが、さすが発想がUNIXの人だ。 しかしこの発想は面白いと思う。 「新しいソリューションサービスを始めたら最初の一週間で100万人のユーザーを勝ち取れ。二週目は10人でも良いから」 Flock(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 これまたブラウザのニューフェイス。 基本的にはMozillaベースのブラウザだ。 ブラウザデフォルトで、ブログのURLを登録すれば更新作業をできる。これは自前のサーバでブログを立てている人には朗報だろう。 他にもブックマークを公開共有する操作機能がブラウザー側にあったり、RSSとの親和性も高かったりと完全にブログ中心のwebに適応するブラウザという狙いが見て取れる。 ただしそのブックマークなのだが、例えばMozillaやSafariから読み込むことができるのだが、読み込んだ「Bookmark.html」をブラウザで表示することができない。 これからが楽しみなブラウザだ。 FlockはMozillaベースの次世代ブラウザだ その機能の独自性はこの羽根マークのボタンアイコンにある ブログを登録したり、更新したりという機能がブラウザにデフォルトで装備された これが便利かどうかはこれから評価を受けるのだろうが、面白い試みじゃないだろうか これはすごい。 TigerのSwapがついに3Gを越えた。 Swapについてはいろいろな通説がある。 「Swap Volumeの容量は実メモリの2~4倍が目安」 今私が使っているiBookの場合は実メモリは1GB積んでいる。 私の場合は相当な負荷をかけているからこうなるわけだが、しかし連続起動で使っているユーザは要注意だ。 MenuMeterで見るとSwapの数は7個、容量は3GBを越えた ディスクの空き容量に余裕がない人は、連続起動での使用は注意した方が良い 2005 年 10 月 27 日ShiiraNightly(Freeware) OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 オープンソースのWebKitをレンダリングエンジンに使った日本発のブラウザ、Shiiraのナイトリーバージョンのバージョンナンバーがまた進んでいる。 今回の変更点は、主にサイドバー(Cocoaの引き出し)にまたタブを付けて、ここにwebサイトの保持(ページホルダ)などの新しい機能を盛り込んだ。 ますます多機能になるShiiraだが、このサイドタブに機能を盛り込むことに関してはフォーラムでも意見が分かれているようだ。 それよりもキーチェインに今回も対応しなかったのが残念。 余談だが、アイコンの魚が鯛のような赤い色から、熱帯魚のような紫色に変わった。 ShiiraNightlyはますます開発が進んでいるようだ ナイトリーバージョンが切れ目なくアップされている 今回の変更点はこのサイドタブの多機能化だろう だんだんInternetExplorerに似てきた気がしないでもない Show Off(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 DashboardWidgetをいくつか。 これは連続起動時間を表示するWidget。 Show Offは連続起動時間を表示するWidget 私のように気にする人には便利な小物だ iTunes(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 これはシステムバンドルのiTunesをリモートコントロールするWidgetのスキン替え版。 バンドルのiTunesWidgetは丸っこいなんとなくダサイフェイスだが、これをインストールすると、iTunes6風のスキッとしたフェイスに変わる。 iTunesはiTunes6風のスキンを持ったWidget 機能はシステムバンドルのiTunesWidgetと同じだ Asteroid Run(Freeware, Widgets for Dashboard) OS10.4Tiger対応 DashboardにもゲームのWidgetがある。 障害物の隕石を避けながら一定時間のうちにリングをくぐり抜けないといけない。 これなんかなぜwidgetなのか必然性が分からないが、多分開発の手間が省けたからWidgetなんだろう。 Asteroid Runは隕石を避けながらリングをくぐるゲーム カーソルキーで上下左右、スペースキーでスタート、 optionキーでブレーキ、shiftでアクセルが割り当てられている 一部の皆さんから、このサイトからダウンロードしたゲームがちゃんと動かないという指摘をいただきました。私がダウンロードしたファイルをこちらのミラーより再配布します。ただし一週間でこのリンクは削除しますので、ダウンロードはお早めに。
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