Previous  Index  Next


2007 年 12 月 11 日





anchor

中谷先生、お言葉ですが日本のモノづくりはそれほど安泰でもないように思いますが?

日本のモノづくりの復権が言われてもう3~4年経つ。
90年代の長期不況とデフレ経済の辛酸をなめて、日本の経済人も技術者ももう皆すっかり意気消沈していた時代があった。
99年にある経済セミナーに参加した時に、日本を代表する日立のしかるべき立場にある技術の専門家が
「今日本にはよって立つべき技術は何もない。
自動車はたまたま外貨を稼いでいるが、これだっていつかは構造不況業種に転落する時代が来ることは歴史が示している。
その時に次の産業は何があるか?
何もない!
あえて言えば、iモードのヒットに関連して、モバイル通信の技術にかかわるものだけが今日本の唯一誇れるものだ。
ここに一点突破で集中するしか日本が生き残る道はない」

といっておられたことに大変ショックを受けた。

日本のモノづくりの第一線におられる人が、ここまで自信を喪失しているということに驚きを感じたからだ。
私たち高度成長時代に少年時代を過ごした世代は学校で
「日本は加工貿易型経済の国である。日本には資源がほとんど無いので、資源産出国から鉄鉱石やボーキサイト、石油などを輸入して、加工して製品を輸出することで成り立っているモノづくりの国なのだ」
ということを社会科の時間に散々習った。

だから日本はモノづくりの国なのだということがもう刷り込みのように定着している。

ところがそのモノづくりにはもう希望が持てないという。
これは国の形を根本的に変えるか国が滅ぶかしか道がないということではないのか?
この話に私は大変危機感を感じた。


ところがこの方が予言した、iモードを中核にしたモバイル情報産業への産業の選択と集中は結局行われなかった。

いつの間にか日本のモノづくりは、中国式のモジュール化(要するに部品やユニットをまるまるコピーすれば、最終的には全体も完全にコピーできるという中国式の驚くべき産業実践論)に対抗すべく製造技術をモジュール化、ブラックボックス化した囲い込み(亀山方式、ビエラ方式)することと、徹底したリストラとラインの合理化によって生まれた余剰資金を内部留保して無借金経営どころか、新規設備投資も現金支出でまかなえるという財務改革で製造業は体質改善して、かつての「強い日本のモノづくり」を再生してしまったようなイメージになった。

数字だけ見ればトヨタは空前の収益を毎年更新している。
かつては経営危機的な状況だった松下電器産業は経営目標の「Vターン革命」を軌道に乗せ、再び好業績企業に名を連ね始めている。
主力商品のビエラはその中核技術の「映像プロセッサー」を完全にブラックボックスにしてしまい、ここだけを日本国内の非公開の工場で製造して、それ以外の大部分の組み立てラインを人件費が安い中国に置いて、組み立てはやらせるがコピーは不可能な体制を作ってしまった。

シャープの亀山工場に至っては検品ライン以外は一切部外者立ち入り禁止で、中国の生産ラインも使わないブラックボックス化でコピー対策を徹底して、「亀山ブランド」として独自技術をブランド化している。
かつてはDVDレコーダーの開発でその技術が中国に流出したために、中国製コピー品の洪水に押し流されて、東芝を始め日本の開発メーカーはDVD-Rの膨大な開発コスト(多分千億円単位のコスト)をほとんど回収できなかったという教訓が生かされ、日本のモノづくりの技術は主にコピー対策で有効に働いている。


このモノづくり産業の好調がここ何年か新聞の見出しにも連なるようになり、なんとなくかつての
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
の頃のような、それほどひどくはないかもしれないけれどちょっと天狗になったような論調になってきているのが気にかかる。


かつて、AppleがiPodを発売した時に、極力ボタンを廃してジョグホイール式のコントロールを導入した点が注目を集めた。
こういう小型音楽プレイヤーは言うまでもなくソニーのウォークマンをはじめとして日本の家電メーカーのおハコで、Appleはこのジャンルでは新参者ということになる。
それまでの日本製品の流れとして、こういう製品のコントロールはピアノタッチキーを使うというのが常識だった。
このジョグホイールはインターフェイスの革新と見る人もいたが、ある人は
「アメリカ製品だからタッチキーの耐久性などの品質管理には自信が持てなかったのだろう。だから、こういう形にしたに違いない」
という論評をした。
その証拠に
「このホイールには本体との間にガタがあって、これが回転させる時にガクガク動くのが実に大雑把なアメリカ製品らしい。もし日本のメーカーにこれと同じものを作らせたら、もっとカッチリした操作感のものを作るに違いない」
と続く。

確かに機械部分の作り付けに関しては、日本製品というのはカッチリした仕上げをする。
この米国製品のガタガタしたイメージと日本製品のカッチリしたイメージは、例えばトヨタや日産の車は塗装ムラもなくドアの作り付けもきっちりしているがGMやフォードの車はなんとなくドアの引っかかりが気になったり、噂によるとドアパネルの内側から従業員の食いかけの腐ったハンバーガーが出てきたとかそういう話とリンクする。

このホイールコントローラのガタについての批評も
「例によってアメ公の作るもんはガタガタしてるな」
というくらいの発想だったのだろうと思う。


先日さる大学の学長でソニーの社外取締役も務めておられる高名な経営学研究者・・・と名前を伏せてもどうせこれだけの条件で誰のことか特定できてしまうのでもう実名で書くが、中谷巌先生がさる席で
「アメリカのアップルコンピュータが作っているiPod、これ自体は大した技術じゃないんですよ。大した技術じゃないんですけども、そのデザインの良さと格好良さで若者の心をとらえて、日本製品を抑えてヒット商品になっているんですね」
とおっしゃっておられてちょっとドキッとした。
つい先月くらいのことだ。

その「大したことない」という根拠は
「中身のハードディスクもNANDO型メモリも全て日本製または日本メーカーが設計したものだ。チップもキャパシターもみんな日本製だ。
だから日本でも同じものを作ろうと思えば今すぐにできる。
Appleはアイデアとマーケティングでなんとなくうまく切り抜けてきた。」
ということらしい。

事実iPodの中身は7~8割は日本製だということだ。
これは投資コンサルタントのダレル・ウィッテンさんからもつとに聞いていて、
「日本は何も失望することはありませんよ。iPodが売れれば中身のパーツは8割が日本製なんだから日本も繁盛するということじゃないですか!」
という妙な慰められ方をしたので印象に残っていた。
Appleは正確なところは公表しないし受注企業は厳重な守秘義務契約で発言できないのだが実際そうらしい。


ただ、この件に関しては
「お言葉ですが中谷先生、そのご認識は多少の誤謬があるのでは?」
と反論したい。

大した技術でないのなら、今すぐ日本でも作れるような簡単なものなら・・・なぜ先生が社外取締役をしておられる日本企業はAppleにやられっぱなしなのだろう?
改良が得意な日本がiPodの基礎技術をさらに改良してもっと優れた製品を作って、Appleなんか駆逐してしまうということがなぜできないんだろうか?
大体なぜ日本企業からiPodを上回る製品が生まれないのだろうか?

例のガタガタしたホイールの件でも、
「所詮アメ公の作るものは・・・」
なんていう低次元な批評をよそに、なんとAppleはコントロールホイールの回転部分を廃止して、ここをノートパソコンのトラックパッドなどと同じタッチセンスにしてしまい、このガタツキの問題を解決してしまった。
これがもし日本製だったらこういう解決をしただろうか?
日本メーカーは精緻な機械技術を持っているだけに、逆にこのガタを無くす精細な回転軸の工作に力を入れたかもしれない。
あるいはホイールを止めてケータイのテンキーのような親指タッチのボタンを開発したかもしれない。
しかし、従来の音楽プレイヤーのピアノキーのように
「ひとつのボタンがひとつの機能に対応しているというインターフェイスはもう古いのだよ」
という理念がもし根底にあったとしたら、ホイールコントローラという考え方を捨てることはできなかったろうし、そのホイールが物理的に回転するということには大した意味がないという発想にすぐにたどり着いたのは自然かもしれない。

これは後講釈だから解るのだが、当時は見えていなかった両者の工業品に対する根底の発想の違いが見えた部分だと思う。


Why Apple Isn’t Japaneseという記事がNewsWeek Internal Editionにでていることを、 B3 Annex- Newsweek記事、「Appleはなぜ日本企業ではないのか?」にみる日本論というエントリ経由で知った。

まさにiPod、iPhone、iPod TouchとAppleが矢継ぎ早に打ち出している製品群は
「それこそ日本のお家芸だったものばかりじゃないか」
というジャンルの製品だ。
「そのハードウエアは大したことない、なぜなら中身は日本製だ」なんていっているとこの製品群のヒットの意味が分からないような気がする。

実際なぜAppleは日本企業ではないのだろうか?
なぜ日本企業はAppleに先行を許したばかりか、いつまでたっても失地を回復できないのだろうか?
ここにもいろいろな分析が書かれている。

98年~99年のiモードのヒットを皮切りに「一点突破すべき」とあの日立の重役の方も力説しておられたモバイル技術での世界進出は絵に描いた餅になってしまった。その理由は、

『iモードの操作が、日本以外では受け入れられなかったからであり、それは、ドコモの首脳陣に 日本人しかいなく、世界マーケットの人々が何を欲してるか理解できなかったからだ』 と分析する。

また
『ソニーのデジタル音楽シーンでiPodの独走を許したのは、自社グループ内の音楽セクションに配慮して、複雑なライツマネジメント機構を導入したことが原因』
と、こういう想像力の欠如した方針決定プロセスと、グループ内あるいはセクション間の利害調節、内部調整が対外的な戦略やビジョンよりも重視され、プロジェクトの大目的が見失われるという課程を分析している。

しかし、もっと重要なのは、この
「iPodなんて大した技術じゃないです」
という発想には「ソフトウエア」軽視、機械工作のハードウエア重視という日本のモノづくりの共通の疾病が根底にあるように思えることだ。
いや、ソフトウエア軽視というと、単純にコードを重視しろというような矮小な話にまた堕ちてしまうかもしれない。
抽象的な表現になってしまいそうで上手く言えないが、ブランド論とかにも深くかかわってくるような「製品のストーリィを構築せよ」というような話になりそうだ。


製品のストーリィというのはこういうことだ。
今から30年くらい前にソニーがウォークマンという製品を発表して、これがまさに全世界を席巻したヒット商品になったという話は誰でも知っている。
ただ、このウォークマンは単にカセットプレイヤーを小さくしたものではなかった。
それ以前にもポータブルプレイヤーと名のつくものはレコード式、カセット式といろいろ開発されたことがあった。

しかしウォークマンが根本的にそれ以前のポータブルプレイヤーと違っていたのはあのヘッドホンを標準で付属したということだ。
それ以前の音楽の鑑賞の仕方は、オーディオマニアという言葉があるように音質のクオリティにこだわるあまり自由が全くなかった。
オーディオマニアたちは自宅にリスニングルームを作り、しかも
「スピーカーは理論上無限バッファーが最も原音に近い音が再生できる」
とばかりに、住宅事情に全く合っていない巨大なスピーカーを狭い部屋に置いて、しかも
「音像を正確に感じられるところは左右スピーカと等距離のちょうど正三角形の位置」
とばかりにリスニングポイントを決めて、大きなオーディオセットを部屋に置いているのに、音場の制約で半径30センチ以上は動けなかった。
数十万、あるいは人によっては数百万から数千万という狂気じみた予算をかけて、そろえたオーディオセットの正面の半径30センチの魔法陣から外に出られないという音楽の聴き方をしていた。

ところがウォークマンはこの「リスニングポイント」からリスナーを解放した。
解放されてみると、外の風景に音楽がついて
「まるで映画を観てるみたいだ!」
という驚きがあった。
ポータブルプレイヤーとウォークマンの決定的違いはヘッドフォンを使うことで、オーディオ的なステレオ感をそのままに音楽を外に持ち出せたということだ。

ジャズを聴きながら夜の街を歩けば、フランス映画を見ているみたいだった。

リスニングルームに縛り付けられて音楽を聴いていたのでは、音楽の本当の良さは半分しか感じられないことも解った。
この製品には単にカセットプレイヤーを小型化したとか、そういう技術だけでなく音楽とリスナーの関係性を根本的に変えるようなストーリィがあった。
このことはMDプレイヤーなどが生まれた時から身近にあった今の若い世代には理解しにくい変化かもしれない。少なくとも今の30代以下の人は、物心ついた時から「ウォークマンがない世界」というものを体験したことがないから想像しがたいだろうが、当時はこれは革命的な変化だった。

このウォークマンを見て当時のアメリカ人は
「あんなものは大した技術ではない。
単に既存のカセットプレイヤー技術を小型化しただけでアメリカでも作ろうと思えばすぐにできます」
というふうに評論しただろうか?
結果的にはウォークマンは世界ブランドになり、アメリカでもヨーロッパでも「ソニー」というベンダー名を知らない若者はいないというほど浸透した。


このカセットウォークマンを開発する時に、キャプスタンやモーターなどの回転部品をいかに強度をもたせて小型化するか、その技術開発に非常な苦労をしたという話を聞いたことがある。
このキャプスタンなどの開発秘話で田口トモロヲのナレーション付きの番組ができる物語があるだろう。
だからこれもやっぱり技術の産物なのだが、間違えてはいけないのはこのウォークマンを生み出した人はこのキャプスタンを開発した人ではないということだ。

勿論キャプスタンやモーターを改良して、小型の筐体に納まるようにした技術者の技術は素直にすごいと思う。
そして実際ウォークマンに限らず、日本のモノづくりはこの「キャプスタンをいかにすべきや」という技術的なディテールで常に語られてきた。
NHKの例の番組はそういう視点の集大成のような番組だった。
しかし本当にエラいのはキャプスタンの弾み車を削った人ではなく、ヘッドフォン付き小型カセットプレイヤーという発想をした人だということだ。


フェラーリが創業60周年を記念して創業者の名前を冠した「エンツォ・フェラーリ」という車を昨年発表した時に、その主任デザイナーに奥山清行という日本人を起用した。
この奥山さんについてはいつか詳しく書こうと思っているが、彼は日本のモノづくりの弱点を実に簡潔な言葉で言い切った。

『我々工業デザイナーは一般的には製品の色や形を決める職種の人だと理解されている。
しかし実際にはそれは我々の仕事のごく一部分でしかない。
我々デザイナーは素材の特性を理解しその調理法を決定する料理人のようなもので、技術は素材に過ぎない。
技術は重要ではない。
なぜなら、高級料理店でシェフに「このブリはすごく新鮮なのだ」といって何も調理していない魚をそのまま食卓に置かれたってお客は困るだけでしょう?
それと同じで技術は単なる素材でしかない。
料理人が素材の自慢をしていたって仕方がないわけで、それをどう調理するかが重要なのだ。』


この話は単にウォークマンやiPodを「最初に思いついたヤツがエラい」といっているのでもない。
ここいらなかなか誤解なく表現するのが難しいのだが、単に思いつきだけだったらそんなものはすぐに中国人にマネされて終わりだ。
中国人は技術はいくらでもコピーしてまねてくるが、発想はまねることができない。
ウォークマンは単にカセットプレイヤーを小型化したという思いつきではなく、カセットデッキでカセットに録音することで音楽をレコードから解放し、ヘッドフォンで巨大なオーディオセットから解放し、音楽を外に持ち出すという新しいライフスタイルを提唱してきたのだ。
そのために新しい音楽を録音する機械をウォークマンユーザ一人に一台普及させるというバックヤードの流れまでが構築されたトータル製品だったといえる。

ウォークマンはダイナミックな発想でライフスタイルを提唱してきた筈なのに、いつの間にかその音楽ライセンスの流れや技術スタイルは硬直化し、大容量MDウォークマンなどという目的がほとんど不明な製品を作り出して低迷している間に、本来になうべき役割をiPodにすっかり取られてしまった。

『こうしたことが発生している原因の一部として、年功だけで昇進する制度による管理職のIT技術についての理解の不足と、大学と企業との圧倒的な連携不足を挙げている。』
先のリンク先の記事ではこういう分析を挙げている。
この分析は確かに的を射ている。
企業の「ITに強い」とか言っている幹部はほとんどITの本当の意味を理解していない場合が多い。
そういう人が半可通な知識で物事を決定するから、余計混乱するという局面を日常目にしている。
はっきりいって「オレはよくわからんから、若い奴らに任せる」というタイプのリーダーの方がよっぽど実害が少ない。
しかし、それも確かに重大な障害としてあるのだが、もっと重大なのは
「iPodなんて大した技術じゃない」
と簡単に言ってしまう技術についての発想がこうした硬直を生んでいるのではないかという気がする。
もう一度問うならば、
「なぜiPodは日本ではできなかったのだろうか?
なぜいまだに日本メーカーはiPodを凌駕することができないのだろうか?」
ということが、どうも日本企業の弱点に直結しているような気がする。

そんなこと言ったってトヨタは空前の好決算でアメリカの新車販売台数は日本車が50%を超えてアメリカ車を圧倒していると「モノづくりニッポン派」は言うに違いない。
しかし先方は
「日本は円キャリートレードが原因の空前の円安を背景に、ダンピングしないでもダンピング状態で販売を続けてきたようなものだ。円高局面に入るこれからはそういうわけにはいかない」
という理解の仕方をしているようだ。

実際ブランドイメージとデザインが直結しているドイツ車と質的にも価格的にも破綻がないが無個性なバランスで売っている日本車、どちらが長生きできるかこれからが見物だ。

今の日本のモノづくりは本当にユーザを満足させるストーリィを与えることができているのか、はなはだ心許ない気がする。
ある新聞論説委員が言っていた、
「『モノづくりニッポン』とか安直に言うけど、モノづくりの現場がリストラでガタガタになっているような企業の社長に限って『モノづくりニッポン』というスローガンが大好きなのは困ったもんだ」
という言葉がいつまでも気になる。

日本のモノづくりは本当に、中谷先生が言われるほど安泰なのだろうか?







anchor

UnPlugged
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

モバイルなどの電源ケーブルが抜けた時にデスクトップにGrowlのアラートを表示して知らせてくれるシステム環境設定ペイン。

動作にはGrowlのインストールが必要。

インストーラの指示に従ってインストールしたら自動的にシステム環境設定が開くのでUnPluggedのペインで「Start」ボタンをクリックする。
たったこれだけの簡単な操作で、電源プラグが抜けた時のアラートを表示する。
またバッテリ駆動状態から外部電源に切り替わった時にも知らせてくれる。
この機能は意外に役に立つと思う。先日も電源ケーブルを差しているつもりが、電源がちゃんと刺さっていなかったことにバッテリが落ちる寸前まで気がつかなかったということがあった。

これなら「外部電源に切り替わった」というGrowlが表示されない場合は何か問題があるということが確認できるので、そういう事故に気がつきやすい。
またオプションで「バッテリが何%まで消耗したら知らせる」という設定もできる。

このUnPluggedの親切なところはGrowlのアラートの文面を変更できることだ。
デフォルトのアラートは勿論英語になっているのだが、日本語が良いという人は勿論日本語が通るので変更が可能だ。

作者サイトからSoundForGrowlをダウンロードしてきてアラートに音をつけることもできる。






UnPluggedの環境設定ペインの操作感はこんな感じ
バッテリ消耗をアラートしてくれる機能も事故防止には有効だ





電源ケーブルが抜けるとこんな表示がデスクトップに現れる





電源ケーブルを差すとこんな表示に変わる
イラストレーションに注目





英語の表示は解りにくいという人は勿論メッセージを日本語に変えることもできる





その表示はこんな雰囲気
勿論標準語だけでなく大阪弁でも何弁でもローカライズ可能だ





バッテリーイベントに関する表示はこんな感じ
これでも残量をアラートできるがクリックするまで
消えないような設定をこれにも用意してくれると良かった





最終的に関西弁ローカライズしてこんな表示にした





それに伴いバランスを取って(?)抜けてる方もこんな感じにした


2007 年 12 月 12 日





anchor

ファイルサイズ無制限で送受信できる無料ネットサービスというヤツを試してみたぞ!

こちらのファイルサイズ無制限で送受信できる無料ネットサービス「PipeBytes」 - GIGAZINEというエントリが、ずっと気になっていて、もし本当に容量無制限でファイルのやり取りができたら、例えファイルのやりとりは1回こっきりだとしても画期的だと思っていた。
本当なら仕事の仕方も変わるかもしれない。

リンク先のPipeBytesの説明をざっと読んでみたが、
容量無制限でファイルをブラウザを通じてアップロード、この時にダウンロードのキーが発行されるので、このキーをファイルを渡したい人にメールなり何なりで送る。
受け取った人はダウンロードページで、キーを入力するかキー込みのURLをもらってそこにブラウザで入るだけで目的のファイルをダウンロードできる。
ファイルの保管は1回だけで、ダウンロードが完了すると削除される。

そういうルールになっているらしい。
早速試してみた。
いきなりSafariでアップロードに失敗する。
timeoutのエラーログがでているので、私の場合は困った時のCamino頼み。
Caminoでアップロードにチャレンジすると今度は無事アップロードを開始したようだ。

試したのは手許のmp3ファイルで一番でかいPinkFloydの「Wish you were here」(日本語タイトルは確か「炎」)。
アナログ録音なのでアルバムひと続きでこの大きさになっている。
これをアップして自分でダウンロードしてみることにした。
ファイルサイズはおよそ62MB

それでアップロードの残り時間を見たら
「およそ42時間と2分かかります」
という表示。

ダウンロードを同時進行でかけてみると、こちらは
「16時間と51分かかります」
という表示。

これにはくじけてしまった。
説明をよく読むと、確かに無料サービスでここまでできるのだが、無料のアカウントでは上り下りともスループットは128Kbpsに制限されるとのこと。
そこでスピードパスを購入すると24時間に限りスピードは1.5Mbpsにアップされる。
値段は99セント。

なかなか微妙な価格と速度だ。確かに99セントというのは大した金額ではない。
2007年12月11日深夜の為替レートでは110円だ。
だから安いとも言えるのだが、1.5Mbpsというスループットがかなり微妙だ。
なんとなくリアルでCDRやDVD-Rを送るのとどちらが徳か計算したくなるような値段と速度だ。

しかしそういう細かいことを気にしなければ、確かに無料でファイルのやり取りはできるしその容量は無制限というところには看板に偽りはない。
ちょっとビミョーだが、それでも役に立つと思われる方は利用してみてはいかがだろうか。






PipeBytesのトップページはこんな感じ
左がファイルを送るボタンで右が受け取るボタン





早速手持ちのmp3ファイルのうち最もでかいピンクフロイドの音楽ファイルをアップする
サイズはおよそ62MB





ファイルをこのようにブラウザで指定してメッセージも付けたい時には書き込んで
スタートアップロードで開始





ところがSafariではこの通り「timeout」のエラーログが表示されているので
Caminoを試すことに





困った時のCamino頼みでこちらをトライ
Caminoではこのようにファイル名がパス表示になるのが面白い





Caminoでは無事にアップロードを開始した
この時点でダウンロードキーが発行されるので、このキーを相手に渡すか
下のキー込みのURLを渡せばそのURLに飛ぶだけでダウンロードが開始される
勿論キーを持っていない人はダウンロードすることはできない





62MBのファイルを1回だけダウンロードできるという注釈が現れる
容量無制限ということだからそういう制約はまぁ妥当なところだろう





と思ったらアップロードの完了にはおよそ47時間かかるという表示が!
その理由は転送速度が128Kbpsというダイアルアップの2倍程度に制限されているため
スピードチケットを99セントで買えば1.5Mbpsに24時間だけスピードアップされるとある





ちなみにダウンロードのスピードも同じく128Kbpsに制限されるので
こちらもおよそ16時間50分かかるという表示になっている
正確な所要時間は解らないがおそらく1日やそこらはかかると思って間違いなさそうだ
またこの速度制限は受取り手にも適用されるので大容量ファイルをやり取りする時には
受取り手もこのスピードチケットを買わないといけないらしいというところが
看板に偽りはないのだがなかなかビミョーなサービスだ






anchor

あの頃君は若かった・・・第2弾~このサイトの原型になったOS9の運用記録の一部

今日ハードディスクの中身を掃除していたら、このサイトの前身になった「システム運用に関する覚え書きログ」が出てきて、思わず読みふけってしまった。

時期としては2002年の夏、このサイトをアップする1年前の話だ。
安定しないOS9に手を焼いて、結局この書きはじめの2ヶ月後にOS9を破棄してしまい、OS10.0に完全移行してしまった。
(そしてそのOS10.0にも手を焼いて結局1ヶ月で破棄してしまいOS10.2Tigerに移行してしまった。
それまでのMacは全て中古品、新古品で環境は1~2世代古い環境で使っていたので、このOS10.2Tigerが初めての最新環境だった。)

OS9はこの書き出し以前から使っていて、その使い方の覚え書きはもっと前から書いていたのだが、ここからの記録はいずれ自分のサイトを作って、そこで公開するという前提で書いていた。
だからそれ以前の殴り書きのメモから、ちょっとよそ行きの文章に変わった。

ただ今見るといろいろ突っ込みどころ満載で面白い。
あとすっかり忘れていることもある。
「OS9のインストールのやり方ってそういうやり方したんだ・・・」
なんて自分で感心したり、先日もやったのだがそういうやり方はすっかり忘れていて、普通にインストーラでインストールしてしまった。

なんとなく読んでいただけで、取り上げるつもりはなかったのだが面白かったので突っ込みとともにアップする。


『ログ1部 OS9の部 システムをOS9.22から9.1に戻す


2002/6/1

OS9.2.2からOS9.1に換装。
運用開始(本体からmac OS ROM, system resource, system fontを取りだして9.1をCDから上書きインストール、新たに生成されたファイルはmac OS ROM, system resource, system font.Finder, Mac TCP DNR)

system font にmongolianのランゲージキットを入れる。
system font にSweden proのランゲージキットを入れる。

以上の状態で運用開始。

これでこのiMac導入以来、五回目のシステムインストール。一年の間にしてはかなり多い。(システム再インストールを体験しないまま何年もmacを使う人もいる。この違いは何? 単にアンラッキーということ?)
しかし今回の再インストールは従来の「システムが壊れた!えらいこっちゃ」というシチュエーションではなく、OS9.22から9.1に戻して、動作などを再評価しようという、発展的というか前向きなインストールですので(単なる修理ということじゃないという意味で)作業は余裕、鼻歌交じりでした。(といってもシステムを触るわけだから、緊張感はあるけど)
インストールを繰り返すごとにスキルは上がっていくと思うので、システムエラーを余り経験していない人よりは、こういう作業は慣れている。』


(後日ツッコミ*1
クラッシュ→システムエラー→システム再インストールというデスマーチを経験せずに、OS9やOS8を使ってきたというラッキーな人は実際いる。
フリーズなんか経験したことないなんて人はさすがに少なくともOS9ではあり得ないと思うが、ここいらちょっと負け惜しみが入っている。
実際、『このシステムエラーの対処のおかげでオレはコンピュータに詳しくなった』とでも思わない限り、納得がいかないだろう。
それくらい毎日OS9はクラッシュしていた)


『このログを書き始めることで、記憶頼りのシステム運用を記録によって論理的にしたいということで始める。
よって主なその日のトラブルと対応、システムにまつわる作業の手順をおおまかに記録する。(それにアプリ、シェアウエア、フリーウエアの評価もできるだけいれていきたい。アプリを紹介する雑誌記事は沢山あるが、どれも良いことしか書かないので、問題点があるものの情報がいまいち良く判らないが、実際のユーザの立場はそういう情報こそ欲しいということになるから)』


(後日ツッコミ*2
このログはトラブル対処の記録でその合間にできるだけオンラインウエアの評価も書くという、基本スタンスはこの時にもう確立していた。
ただし動機が「雑誌などのヨイショ記事には出てこないネガティブ情報も必要だから」というところだけ今と違うか。
今は使えるアプリの情報を少しでも拡げたいというスタンスだ)


『ところでなぜmacのOSを9.22から9.1に戻したのかということだが、この頃iCabの終了に異常に時間がかかる、InternetExplorer(以降IE)が毎晩のように頻繁に落ちるなどの問題が起きていて、コンフリクトのチェックなどでも解決できなかったのだが、その原因がこのOS9.22ではないかという疑いが濃厚になったからだ。OS9.2は9.1と比べて機能や動作で改良されたところはほとんどない。OSXのクラシック環境として使うために最適化されたというのが唯一の大きな改善点ということらしい。ところがこのOSXのクラシックに最適化したという部分がOS9ネイティブとして使う場合にはいろいろ問題を起こしているようだ。
OS9.04を長く使っていて、9.1は短期間ですっ飛ばして9.2に移行したので、9.1がどれくらい安定しているのかというのはよく知らないのだが、少なくとも9.22がいろいろ問題を起こしているので、その比較をしてみたくなった。
どうやらmacOSの最終完成形はOS9.1ということで9.2以降は、OSXのエミュー専用ということらしい。それで今回OSをまた9.1に戻して動作が改善されるか、これらの問題が改善されるかをテストしてみようと思っている』


(後日ツッコミ*3
結局書き出しは大層だったが、この「テスト」は2ヶ月で終了してしまった。
勿論、当時トラシュー系BBSなどで言われていたようにOS9ネイティブで使うならOS9.1は最良の選択というのは事実だったようだ。
ただ私にはあまりそこに大きな差が感じられなかった。
どちらも毎日クラッシュするという意味では同じだった。
このあとに続くログを見ていると一日の特記事項として
『本日クラッシュ無し、フリーズ無し、ちょっと疑わしいのはあり』
というようなことが毎日のように書かれている。
この当時は「本日フリーズ無し」が特記事項になっていたのだ。
またたった2ヶ月で終わっているが、この2ヶ月間の記録は膨大な量になっている。
いかにこの当時のMacにトラブルが多かったかということの証左だろう。

OS9は時期的にはWindows2000とあまり変わらないが、客観的に比べてつくづく大きなビハインドがあった。
世代的にはやはりWindows98あたりと同じ世代だったと思う。

参考→OS9.0 1999年10月リリース、OS9.0.4 2000年12月リリース

それと読み進んでいくとOS9の思いもよらないトラブル対処法がたくさん書かれていて実に興味深かった。今では私自身もほとんど忘れてしまっているのだが)



2007 年 12 月 13 日





anchor

CloCalX
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

(作者さんのサーバ故障のためサイトが落ちていたそうです。現在リンク先の仮サイトからダウンロードできます)

デスクトップにアナログ時計とカレンダーを表示するメニューエクストラ。

このアプリとの出会いは実は古い。
私がOSXに移行したばかりの頃、OSXにはOS9のようにデスクトップ下のシステムの状態を表示するドロワー(システムバーだっけ?・・・正式な名称を忘れてしまった・・・もう本当にOS9は忘却の彼方だ)に時計が表示できたのに、OSXにはそれに当たるものがないのが不満だった。

それで最初はシステム標準のメニューバーの時計を使っていたのだが、これでは時間が見づらいということで一時期時計アプリばかりいくつも集めていたことがあった。
この時計アプリコレクションは早い時期に使わなくなったので、実はここでは紹介したことがないものが多い。
しかし永らくOSXを使い続けてきて最近ではやはり時計とカレンダーはデスクトップに表示した方が良いという結論に傾きかけている。

デスクトップに表示しない理由は、やはりデスクトップはファイル操作をする「机」なのでその上に時計やカレンダーがごちゃごちゃ表示されているとジャマだということだった。
それでメニューバーに時計やカレンダーを表示するアプリをいろいろとっかえひっかえ使っていたのだが、メニューバーはこれはこれで混み合ってせっかくの時計が隠れて見えないことが多い。
いつでも時間が解るためにメニューバーに入れているのに、その時計がアプリのメニューに隠れて見えないという本末転倒なことになって来ているからだ。
それにやはりメニューバーは混み合っている。

結局最近ではやはり時計とカレンダーはデスクトップにあるべきだという考え方に回帰している。
皆さんはどちら派だろうか?

それでいろいろ考えた結果、やはり昔愛用していたこのCloCalXが一番良いだろうということで今はこれを使っている。
昔デスクトップ時計アプリを愛用していた時には、いろいろ試した結果結局このアプリに落ち着いたからだ。

このアプリはいろいろメリットが挙げられる。
時計は大きさや透明度、針の太さなどが変更できるし、カレンダーも透明度が変更できる。
普段はデスクトップレベルにあって、ウインドウやファイルの前に出てこないが、ショートカット一発で最前面に呼び出すこともできる。
カレンダーは、日本の祝日を表示することができる。(この機能を持っているカレンダーアプリは実はあまり数多くない)
またiCalとの連動もしっかりしていて、単にiCalの当該ページを開くことができるだけでなく、iCalイベントをiCalを開かないで見ることができる。ToDo項目も同じくここから見ることができる。
実に軽いアプリなのにその多機能は特筆すべきだ。

こういう至れり尽くせりの機能があって愛用もしていたのに、実は今まで当サイトのアプリページでこのアプリを取り上げていなかった。
このサイトを始めた時にはもう時計アプリには興味を失っていたからだが、今になって昔使っていたアプリがいろいろ恋しくなってきた。
とりあえずこのCloCalXは先日OS10.5にも対応して、開発も続いているようだからお勧めできるアプリだと思う。
(私にとっては)いまさらだが初めて取り上げることにした。






CloCalXを初めて起動するとこういう表示が現れる
escキーで回避してもいいしここで設定したキーはあとで変更できるので気軽に好みのキーを入力しよう





ちなみに私は何も考えずにshift+Cキーを設定したがこの組み合わせは
大文字アルファベットを入力している時にジャマなことがあとで解った
だから今ではコマンド+option+Cキーで時計やカレンダーを
最前面に表示するショートカットキーに変更している





時計のアピアランスを決定する
私は見やすくてしかも見た目がジャマにならないという設定を好む
時計の大きさも小さく針の太さも細くして色も淡くして視認性を上げるために枠を表示
またデフォでは長針と短針の区別かつきにくいので短針の長さを短くしている





時計は透明度も変えられるのでパステルカラーで半透明
それで時間はしっかり判るということでこんな感じに





カレンダーも透明度などいろいろ変えられるのだが、土曜日の青文字が見づらいので
濃い色に変更しているくらいでほとんどデフォのままだ





それで表示はこんな感じ
日付を囲んでいる背景は祝日表示とiCalイベント
日本の祝日を表示できるカレンダーアプリは意外に少ない





そのiCalイベントのうち何を表示するかを設定できる
イベントごとに背景色を設定できるのでカレンダーで何のイベントがあるのか識別できる





カレンダーは今月だけでなく来月以降でも先月以前でもいつのカレンダーも表示可能
切り替えはメニューバーアイコンからプルダウンで可能だし
「ダブルクリックでコンテクストメニュー表示」にチェックを入れておけば
ダブルクリック→コンテクストメニューでも表示切り替えできる





メニュープルダウンで位置も変更できる





位置変更可能になると時計もカレンダーも領域を示す白い背景を表示
この状態ならドラッグで好きな位置に移動させることができる





ただ今の私のデスクトップはこんな雰囲気
カレンダーも時計も意外にジャマにならないという意味がお分かりいただけるだろうか





コンテクストメニューについてはこんな機能もある
見たい日付をダブルクリックしてイベントを見るとその日の予定が判る
ちょっと予定を確認したい時にいちいちiCalを起動しなくて良いのが便利





ToDo項目もiCalを起動しないで確認することができる
赤い文字で設定期限を過ぎたモノを表示するなど使い勝手も良い






anchor

CatClock?_X
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

作者さんによると「ねこみみ時計です.」という超シンプルな説明がついている時計アプリ。

これは多機能だったCloCalXとは対極にある時計アプリで、機能を削ぎ落としてデスクトップに常駐させるのに萌えスキンをいろいろ変更できたら楽しいでしょという考え方の時計らしい。
昔のMacOSのディスクアクセサリにはそういうのがよくあったが、遊びが少なくなったOSXにもこういうアプリがあるということで。

あれこれ説明するよりもキャプチャーのスキンの雰囲気を見てもらう方が話が速いのだが、この時計アプリもただデスクトップに置いて「萌え~」というだけのアプリではなく、一応透明度や大きさの設定以外にアラーム機能もあったり時計として必要な機能はちゃんと備えている。

これも一時期は私のデスクトップに常駐していたアプリだ。






CatClock?_Xのデフォルトのスキンの猫耳娘
ちゃんと瞬きするのです
お腹の時計が視認性が高いとはいえないが
そういう実用性を追求する目的のアプリではない





世紀の発明品に乗るギコの時計スキン





もうここまで来ると説明不可能
赤いランドセルがポイントです





同じく「萌え」の心を大切にしたスキン





設定ではイラストスキンと時計盤の大きさ、透明度の変更ができるだけでなく
時刻で指定のサウンドを鳴らすアラーム機能も用意されている


2007 年 12 月 14 日





anchor

iCan
(Shareware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

OSXのデスクトップにゴミ箱を置くメニューエクストラ。

ということでこのアプリは4年ほど前に一度紹介したことがある。実は2004年のバージョン以来アップデートも出ていないのだが、いまさら紹介するのはあれこれ試した結果やはりこのiCanが、最も使い勝手が良いと判断して最近またデスクトップに常駐させているからだ。

一時期はPath Finderを常駐させ、この「デスクトップにゴミ箱を表示」機能を利用したりしていたが、このゴミ箱とWordテキストのプレビューのためだけにPath Finderのようなでかいファイルシステムを常時起動しているのはムダだと感じて、これを使うのは止めてしまった。

デスクトップのゴミ箱を使わないというOSXの標準仕様に慣れるということも考えたが、私はドックの表示を最小にしてドックアイコン拡大アニメーションの機能も切っているため、ドックのゴミ箱が芥子粒のように小さい。
老眼が入り始めている私には、この小さなゴミ箱を使うのは不便だ。
これはドックを隠す設定で使っているユーザも共通の悩みだと思う。

それで、今まで試した全てのゴミ箱アプリで最も操作感が良かったiCanを最近では再び使っている。

これの良い点は
1)動作が安定していて落ちることがまずない
2)ゴミ箱にゴミが入っている時とカラの時でちゃんとスキンが変化する
3)ここから強制削除、完全に削除などのコマンドに対応している
4)スキンやアクションのアニメーション、サウンドを変更して楽しむこともできる
5)ボリュームのアンマウント、リムーバブルメディアの取り出しにも対応している
などいくつも挙げられる。

逆にデメリットは
1)ゴミ箱アイコンに実体が無くウインドウのようなものなので、右下に置くと後から置かれたファイルのアイコンなどと重なってしまって使いにくい
という点ぐらいしかない。
この問題はゴミ箱アイコンをデスクトップの左下に置くことでほぼ解決できる。
(Windowsみたいとお嘆きあるな)

シェアウエアだが、10ドルと安いものだしレジストすると単にリマインドが出なくなるだけでなく、ボーナスアイコンがダウンロードできるようになる。
これでますますゴミ箱のスキンを毎日変えたりしたりして楽しむことができる。

ただこのボーナスアイコンが、権利表示で
「いかなる画像フォーマットであろうと再配布したりwebなどでこれを表示したりしてはならない」
と厳しい条件が書いてあるが、厳しい割には画期的でも盛りだくさんでもないので、作者サイトからダウンロードできるiCan Theme Studioというアプリを使って自分でゴミ箱のスキンを大量に作ってしまった。

その詳細はキャプチャーを見ていただくとして、作り方は実に簡単だ。
iCan Theme Studioのウインドウの所定の枠にフリーアイコン素材サイトなどでから落としてきたゴミ箱の空っぽアイコン、満タンアイコンをドロップする。 使えるのは.icn、.pngなどのアイコンファイルのようだ。 A-Dockなどのフリー素材としてよくあった煙のでるアクションの替わりのアクションのpng素材をアクションにドロップ、ゴミを捨てた時やカラにした時に鳴らす音なども設定するとオリジナルスキンの出来上がりだ。

これをセーブすると「.iCan」という拡張子のパッケージファイル(実体は中に画像ファイルや音声ファイルを内蔵したフォルダだがFinder上はファイルのように見えるバンドル)として保存される。
これをiCanと同じフォルダに入っている「iCan Themes」というフォルダに入れるだけでいい。
これで新しいスキンが追加できる。

以下に紹介を載せるので希望があればスキン集は無料でお頒けする。






iCanはデスクトップにゴミ箱を表示できるメニューアクストラ
ゴミ箱に何か入れるとちゃんとゴミが入ったスキンに変化するスグレモノだ





コンテクストメニューでゴミ箱を空にしたり開いたり、設定画面に入ったり
そしてこのように簡単にゴミ箱のスキンを換えたりできる
レジストするとボーナススキンをdダウンロードできて楽しい





デフォでついてくるのはノーマルな金網ゴミ箱と上のフグスキン
そしてこのプラバケットゴミ箱アイコンもセットされている





これはCopland(開発打ち切りになった幻のMacOS8)というスキン





そもそもはこれがiCanデフォルトのスキン





トキシックトラッシュ(猛毒廃棄物入れ)というスキンもある
アクションも音も面白い





そしてトイレはトイレだ
音もドッポン、ジャーと来る





作者サイトにあるiCan Theme Studioを試してみる
といっても使い方は簡単で試しにサンプルのアイコンスキンやpoofアクションのpng、
サウンドファイルを所定の枠にドロップしてスキンを作っていく





出来上がりはこの通り
「あなたが落としたのはこの金のゴミ箱と銀のゴミ箱どちらですか?」
「おお!、女神様私が落としたのはどちらでもありません・・・」





「なんと正直な若者でしょう! それでは私が素材サイトから
落としてきたアイコンで作ったステンレスのゴミ箱を差し上げましょう。」
「おお、女神様、なんだかいきなり値打ちが落ちたような気がしますが?」





「そんなことはありません! こんなに輝いているし
ゴミを入れるたびに雷のアニメーションが素敵ですよ」





「それではこちらの透明塩ビのゴミ箱を差し上げましょう。色はシアンです」
「女神様、ますます安上がりになっているような・・・」





「細かいことにうるさい男は女性にもてないわよ、マゼンタも作りましたからね。
こちらは炎を吹き出してゴミが消えるアニメーションが素敵よ」





「子供部屋のゴミ箱は爆弾のアニメーションが素敵よ
これも差し上げますから持っていってちょうだい!」





「プラカップ風のペラペラのゴミ箱もあってよ
蝶が入っていくアニメーションに詩を感じるわ」





「何だかよくわからないネオンサイン風は
ゴミが入ると赤く、カラになると黄色になるわ」





「Sovietという旧ソ連製のイメージの超頑丈なゴミ箱も作ったわ
中の緑色の液体が毒々しくて素敵よ」





「もう返事もしないのならおとぎ話の究極のスタンダード『玉手箱』よ」
「あの~、童話の世界ではそれはあまり良くないことが起こるシンボルでは・・・?」





結局ゴミ箱はシンプルなものが良いのかも・・・
爆弾にはこだわったりしてるけど・・・・





よくわからないけど犬の顔が入っていく意味不明なアニメのゴミ箱を紹介して
あまりオチがつかないままこの脱線は終了して設定の説明に移る・・・(^_^;)





メニューバーアイコンまあはゴミ箱からのコンテクストメニューでこの設定画面に
スキンはプレビューもできるし音を使わないとかPoofアクションも有無を決められる
どちらもスキンを無視してノーマルのものを使うこともできる





ゴミ箱としての機能も決定することもできる
特にこの装飾キーとの組み合わせが便利で多ボタンマウスを使っているなら
いろいろ割り当ててワンクリックで強制削除とか使えると本当に便利になる





その他いろいろアクションを設定できる
ゴミ箱アイコンの下のラベルを「ゴミ箱」と
日本語にすると文字化けするのがちょっと残念


2007 年 12 月 15 日





anchor

ScrubDelete X
(Shareware)
Classic MacOS対応 OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応
(ただしClassic MacOSは別ライセンス)

マウスを振る動作(Scrub=ゴシゴシの意)で選択したファイルをゴミ箱に移動したり、削除するマウスジェスチャーアプリ。

メニューバーにもドックにもアイコンは表示しないようにセットされているが、実際にはこれはアプリだ。
そのようにしてバックグラウンドに常駐する。

作者さんの説明によると最近の特にデスクトップ機の大きなディスプレイスクリーンに対応し、長距離をドラッグして失敗するのがストレスだからこれを作ったとのこと。
しかしそういう目的にはゴミ箱に移動したいファイルを選択してコマンド+deleteキーを叩けば、距離に関係なくすぐにゴミ箱に移動できるといえばいえる。

それでも実際にこれを使ってみれば判るが、マウスでファイルを選択してそのマウスをサッサッサッと振るだけで一瞬でファイルがゴミ箱に移動するというのは何ともいえない快感がある。
魔法をひとつ覚えたような快感だ。
便利かどうかというよりもこの使用感で多分病みつきになるアプリだ。

ゴミ箱に移動する時に「移動してもいいか?」という確認タグがでるが、私はこれは出ないのが好みなので設定で出ないようにする。
またセーフティの装飾キーもない方がいい。
ただこれは慣れの問題があるし、不用意に意図しないファイルをゴミ箱に移動してしまわないように安全策として残しておくことは意味があると思う。

逆にゴミ箱を空にするコマンドは確認タグも出た方がいいし、装飾キーが必ず必要というこのアプリのセッティングは合理的だ。

ScrubDelete Xが有効なのはFinderがアクティブな時だけだ。
これも一種のセーフティだと思われる。

設定画面を呼び出すのは起動した状態でもう一度アプリ本体をクリックすれば今度は設定画面がでる。
さらにこのアプリは非常に軽くて無理に終了させる必要もないと思うがそれでも終了させたい時には、この設定画面をoptionキーを押しながらクローズボタン(左上の赤ボタン)をクリックすると終了する。






ScrubDelete XFinderで選択したファイルやディレクトリを
「ゴシゴシ」こするモーションだけでゴミ箱に移動できる
便利かどうかよりも病み付きになるような面白い操作感だ





アプリ本体を起動中にもう一度クリックするとこの設定画面が現れる
感度はあまり敏感すぎリとリスキーだがある程度の感度がないとストレスになる
好みのレベルをいろいろ試してみて自分の設定を見つけるのがいいと思う
音を出すかとかそれぞれアラートを出すかとかアピアランスもここで決める





デフォルトだとコマンドキーを押しながら「ゴシゴシ」をやると
ゴミ箱をカラにするか聞いてくるが、このアラートは残しておいた方がいいと思う
またライブラリの中身等を不用意にいじらないように、いじる時には
「移動してもいいか」というアラートは表示する設定にしておくのがベター


2007 年 12 月 17 日





anchor

RevenuSense
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

GoogleAdsenseの収益をリアルタイムで表示してくれるウィジェットがアップデート。

数日前から私のところではCSVを取得できなくなっていた。
おそらくダウンロード先が変わったとかそういうことが理由で数日中に作者さんが対応されるだろうと思っていたら、先週末に早速対応版が出た。
作者さんによるとログインできないという問題だったようだ。
アップデートすると早速元通りレベニューを表示したので、同じ問題が起きている方はアップデートを奨めする。






RevenuSenseは数日前からこのように
「400 Bad Request」という表示を出してデータを取得できなくなっていた





アップデート後はちゃんと取得に成功するようになった






anchor

iVolume2
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

しばらくアップデートを怠っていたiVolume2だが、またアルゴリズムが変わったんじゃないかと思う。

見た目も補正したボリュームレベルを記録しておく「Back up」というボタンが無くなった。
そういうものに依存しなくなったということかもしれない。
ID3に書き込みができないならどうせ無効なのだし。
また以前に音量最適化した曲も今回かけてみたらほとんどスキャンし直していた。
アルゴリズムの考え方が変わったからなのか、かなり結果も違うようだ。

iTunes自体にも音楽を登録する時に他の曲と自動的に音量のバランスをとる補正機能があるが、残念ながらあまり結果が良いとはいえない。
私の感覚を言えばこのiVolume2の方が遥かに納得がいく結果を出しているので、iTunesで聴く音楽のボリュームがバラバラで聞きづらいという不満を感じている人は、このiVolume2をレジストすることを奨めする。

レジストしなくても10曲ずつなら補正できるが、恐ろしく時間と手間がかかるのでレジストして曲数制限を外し寝ている間に一気にやってしまうというのがいいと思う。






iVolume2はアルゴリズムが変わったのかかなりスキャン結果が前と違う
今評価中だが前よりも信頼感は増したようだ


2007 年 12 月 18 日





anchor

Ensemble2
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

国産フィードリーダーとして多機能、軽快なアプリ。
EnsembleはRSS/Atomリーダーとしてスタートしたが、こちらのEnsemble2はポッドキャスト、ビデオキャストなどにも対応する。

使ってみた印象は、これまで試してきた様々なRSSリーダーよりも直観的で、また多機能なのに動作も軽いというところが際立った特徴だと感じた。
また登録サイトの新着エントリが入ったことをドックアイコンやGrowlなどで知らせてくれるというのも面白い。

RSSなどを大量に登録している人で、しかも定期購読しているサイトに動きがあったらすぐリアルタイムに知りたいと思っている人にはお勧めできる。
コメント、トラックバックの解析なんていう設定項目もあったり、まだ私も完全に理解していない機能もたくさんある。これなどはコメントがついたら判るようになっているのだろうか?
しばらくいろいろ試してみたいアプリだ。

近日中にLeopardにも対応するとのこと。






Ensemble2の新規登録は簡単だ
ツールバーの新規登録をクリックするとこのようなURLウインドウがでる
ここにRSSのページのweblocやファビコンをドロップするだけで登録できる
ただし「feed://」というスキームは認識しないので「http://」に書き換える





「このフィードを登録しますか?」という確認タグがでるのでOKをクリックで登録完了する





このようにリストにサイト名が現れたらすぐに「未読」フィードが表示される





Ensemble2のデフォはこのようなペイン式の表示
左が登録サイトリスト、右上がフイードの内容で未読は赤、既読は黒で表示される
右下のペインは選択した項目のオリジナルを表示していてxmlなどの表示ではない
つまりこれひとつでブラウザの役も果たしてしまうということだ





ドックアイコンには未読フィードの数を表示するなどのよくある機能も実装
だけでなく新着エントリがあるとドックアイコンがジャンプするなんてこともできる





その設定項目はこんな感じ
上から履歴の保存期間、新着エントリを音で知らせるか
ドックアイコンでしらせるかGrowlで知らせるかなどの設定、
コメント、トラックバック解析などシンプルな外観とは裏腹に非常に多機能なのが判る





フィードを読みに行く頻度も変更できるのでお気に入りサイトの動きを
リアルタイムで知りたいという人にもお薦め





面白いのはこのペイン設定
たくさん登録して軽い動作を求める人は2ペインにすればいいし
いちいち見たいサイトにブラウザで飛ぶのは面倒だという人は3ペインがいい
もうひとつこの4ペインという設定もあるのでこれも一度見てみてほしい





このプラグインというのも面白い





はてなのアカウントを持っている人は例えばメニューバーからはてなブックマークに跳んでみよう
面白い使い方ができる筈だ






anchor

WeblocToURL
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

Macのインターネットロケーションファイルの.weblocをWindowsのInternetExplorer用の.urlファイルに変換するアプリ。

SafariなどのURLウインドウに表示されるファビコンをドラッグしてデスクトップにドロップすると.weblocファイルができる。
ブックマークするほどでもないけどちょっと気になるページなどは、私の場合こうやってどんどん保存する。
そのためになぜ保存したのか意味不明のweblocファイルがたくさんあるのだが、それはいい。
このweblocをMacユーザに渡す時にはそのまま渡せばいいが、Windowsユーザに渡す時にはわざわざブラウザなどで開いてURLをテキストとしてコピーし手渡さないといけないのが不便だった。
WindowsにもURLファイルというシステムがあるのにそれを利用できなかった。
ならばweblocをURLに変換してしまおうというのがこのアプリ。

ちょっとしたことだけどこれでWindowsとの情報共有が楽になるのは間違いない。

なおこのアプリはオリジナルファイルを残す書き出し動作ではなく、オリジナルは消えてしまう書き換え動作なので、オリジナルのweblocも残しておきたい時には、バックアップを取っておこう。






WeblocToURLのテストをするためにまずweblocファイルを作る
ファビコンを掴んでデスクトップに落とすだけだ





そのweblocファイルをWeblocToURLのアイコンにドロップする





するとオリジナルのweblocファイルは消えて.urlファイルに書き換えられる
これをWindowsに渡せばInternetExplorerなどで開くことができる





InternetExplorerで開いたというイメージ図
実はMac同士ならInternetExplorerだろうがFirefoxだろうがweblocファイルで
そのまま開くから意味がないのだが一応こんなイメージということで
ところで余談だが久しぶりに開いたInternetExplorerは実に軽快だ
最近のSafariなどが重過ぎるということなのかもしれないが・・・


2007 年 12 月 20 日





anchor

「全ては無駄であった。あらゆる犠牲もあらゆる労苦も無駄だった。」~A.ヒトラー『我が闘争』より・・・じゃないがSpotlightクラッシュと格闘した二日間だった

先日、『Safari3.0.4での異常なモタリを解消する方法~途中まとめ、解決したとはいえないが一応の成果は上げられたので(追記あり) 』というまとめで、現象的にはSafariの異常なモタリの解消法についていくつか話題になっているものを挙げたが、現状この問題は多少改善しただけで、解決していない。

結局この問題は「Safari3がちょっと調子が悪い」というような局所的な問題ではなく、OS10.4.11のアップデータの問題でアプリとシステムの仮想メモリの扱いに不整合が起きて、異常なディスクコンタクトが起きているような、それがたまたまSafariに集中的に出ているだけでシステムそのものの問題ではないかという気がしている。

ただ、このアップデータをかけた人はみんな問題を起こしているわけでなく、問題が起きている人といない人がいるようだ。
それが何か局所的な手順で解消できないかと思わされる部分だ。

前回の記事でも最初に「Spotlightのインデックスを再構築」をMainMenuを使ってやってみたのだが、「Spotlightを初期化するとこのモタリが解消する」という記事を複数の場所で見かけたので、もう一度トライすることにした。

片方でアップル - サポート - ダウンロード - Mac OS X 10.4.10 Combo Update (PPC)でOS10.4.10のコンボアップデートを入手、もし今回のトライが失敗に終わった場合は、システムを再インストールしてこのアップデータをかける・・・つまりOS10.4.10にバージョンダウンするということも視野に入れてスタンバイした。

この手許のiBookG4はまだ半年かそこらは第一線機だろうし、intelMacに移行した後もしばらくはBack up機として使い続けることになるだろうから、この虹色ボールが出て動かなくなるというんじゃ使い物にならない。
今回はこうした非常の決意を持って臨むテストなので、徹底的にやる。

なのでMainMenuを使わずにこちらの「メタデータを初期化するコマンド」という記事の手順で全てのインデックスを初期化した。






同じことかもしれないがMainMenuの「Spotlightのインデックスを再構築」
を使わずにコマンドで全てのボリュームのインデックスを初期化した





それから一昼夜この状態でずっとCPUがフルアップしている
しかも赤い領域はシステムが使用している領域だが
システムがほとんどこのプロセスを占拠していることが判る
この時点でおかしいと気がつくべきだった



初期化をしてSpotlightが無反応になってしまった。 右上隅のSpotlightのアイコンをクリックしても検索ウインドウが開かない。
元々こちらの検索ウインドウは滅多に使わないのでそれはどちらでも良いのだが、キャプチャーのようにCPUがフルアップしたまま一昼夜たっても全く状況が変わらない。
このままではシステムがモタリまくりだし、いつもはSpotlightの初期化の後のインデックス再構築は数十分から2時間程度で大体終了する。
いくら何でも丸一日は時間がかかり過ぎだと判断して、作業を中断、再度初期化することにした。

それで「Spotlightがちゃんと動いていない。(mds、lsregisterが動いていない)」というこちらのTipsをここで実行することにした。
具体的には
cd /
でルートボリュームの第1階層に移動して
sudo rm /mds-crash-state
というコマンドで、mds-crash-stateというメタデータサーバのクラッシュ情報ファイルを削除することでmdsなどがちゃんと動くようになるという方法に期待をかけた。
私の場合はメンドクサイので時間はかかるが、
sudo find / -name "mds-crash-state" -delete
というようなコマンドも使って全てのボリュームからこの名前のファイルを全て削除した。

しかしこれでも状態が変わらないので、さらに
cd /System/Library/Frameworks/ApplicationServices.framework/ Frameworks/LaunchServices.framework/Support
でこのパスに移動して、
./lsregister -kill -r -domain system -domain local -domain user
というコマンドを実行して「mdimport」を初期化するという方法を実行した。






App Stopでプロセスを見ると「mds」「LAServer」「configd」がプロセスを占めており
一応メタデータを生成しているかのような感じだが直上のキャプチャーのように
ディスクアクセスが全く無く、ちゃんと動いているように見えない





そこでmdsなどが動いていない場合のTipsでmdsのクラッシュ情報ファイルを削除
sudo mdutil -E /コマンドで再びインデックスを初期化して再構築をリスタートさせた
ただしここで「インデックスファイルは見つからなかった」という
エラー表示が出ているのが気になったところだ





そこでさらにmdimportを初期化するコマンドも実行
リンク先のTipsのページでは私は違うパスでないとこのコマンドは
動かないと書いているが今回はこのデフォルトのパスでないと動かなかった
ここでもエラー表示が同じように出ている





Spotlightの検索窓が相変わらず開かないしエラー表示も消えない
なのでこちらの「起動ボリューム以外のボリュームの中身の索引が不完全」
というTipsに挙げた「JapaneseAnalysis」のメタデータ関連ファイルを削除した
"~/Library/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis/AppleContextualKKC.index/"の中の
"AdaptiveMap"、"InputHistory.plist"
の二つを削除する





相変わらずエラー表意はでるがこのまま様子を見ることにした





しばらく走らせてMainMenuでリセットするとやはりエラー表示だが
今度は「リセットできない」という内容で「インデックスが見つからない」ではない
こういうものなのかもしれない





およそ2時間CPUはフルアップしていたが今度は何をしても
振り切った状態のままではないしMenuMeterの表示も「真っ赤」ではない
何が良かったのか判らないが今度は結果的には成功したのだが・・・



ということで今度はSpotlightインデックス再構築には成功した。
一度にやってしまったのでどのTipsが成功につながったのか判らないが、どれかが良かったのだろう。
ただ問題は、Spotlightの検索窓は相変わらず開かない。
メタデータ検索は問題なく動いている。
それだけなら別に気にしないのだが、一両日テストしてみて結局Safariを一日起動して使っているとやはりSwapは3GBに増えてしまうし、やはり虹色ボールが出てきてくるくる回り始める。
結局今回のトライを始める前と比べて何も改善されていないことが判った。

この2日間の死闘は一体何だったのか、「全てが無駄だった」というプロイセン帝国崩壊を目の当たりにしたヒトラーの心境はかくのごとしかというほどの脱力感だ。

デスクトップの「OS10.4.10アップデータ」が強烈に視界の中でアピールしている。
真剣にバージョンダウンしてしまおうか・・・・









Mac onlineware search




Previous  Index  Next


site statistics
あわせて読みたい



青木さやか