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2008 年 5 月 11 日





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あのMac初の偽セキュリティソフトMacSweeperが名前を変えて戻ってきていた

Mac向け偽セキュリティソフトが改名? 「iMunizator」が出現 - ITmedia エンタープライズ

ちょっとここのところのバタバタで見落としていたのだが、3月にこういうニュースが流れていたそうだ。

このリンク先のニュースによるとこれは1月にここでも取り上げたMacSweeperの名称を変更しただけのものだそうだ。

詳細はこちらの
OSXを狙い撃ちにしている悪質な偽装セキュリティソフト「MacSweeper」に要注意(追記あり)
という記事で取り上げたので、参照願いたい。

このiMunizatorのサイトもあえてリンクしないが
imunizator.com
というようなドメインなのでこういうところに誘導された方は気をつけるように。
こういう偽セキュリティソフトというかスケアウエアはWindows版はいくつか有名なのがあるが、Mac版は初めてということで話題になった。
前回実際にインストールしてみて、これの駆除はかなり厄介だと感じたので初心者は近づかないことだ。
上級者でもちょっと裏をかかれる可能性はある。
今回は自分でインストールしてみて検証していないので、全く同じものなのか何か「進歩」している点があるのかまで詳細に見ていないが、こういうものがあるということを知っておくことが最大の対策だと思う。
勿論、シマンテック等のインターネットセキュリティは役に立たない。

この配付元はF-Secureに前回告発されて、
「販売パートナーが強引だっただけで、このソフトはユーザに定評があるきちんとしたソフトだ」
と反論していたそうだが、その割には悪評に配慮してか名前を変えただけの(サイトデザインもほぼ同じ)ソフトを出してみたり、なかなか猛々しいことだと思う。






iMunizatorのサイトデザインはMacSweeperの名前を変えただけでほぼ同じ
どこをクリックしても結局勝手にダウンロードが始まって、
うっかりソフトを起動したりしたら泥沼確定なのも同じだ


2008 年 5 月 13 日





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デスクトップにボリュームをマウントできない〜やっぱりボリュームヘッダの破損ということでいいようです

昨日、Leopard導入以来続いている数々の細かい不具合を一挙に解消しようと、もろもろテストからシステム再インストールまで大掛かりなこともやったのだが、例によってプロセスまで細かく書いていると、面白おかしくなるかもしれないがまた長大な文章になるのでここから以下は、そのテストの途上出てきた結果だけ書くことにする。

それでなぜか消えていた300GB外付けボリュームとExcesで暗号化した書類フォルダだが、結局ボリュームヘッダの破損と断定した。

2008 年 5 月 1 日
外付けハードディスク、ディスクイメージなどボリュームがなぜかFinderから見えなくなってしまった

こちらの記事が発端で、Finderに表示されるボリュームと表示されないボリュームが有って、最初に直観的に
「ボリュームが壊れたか?」
と思ったのだが、いくらディスクユーティリティなどをかけても何ら改善しないし、異常があるという表示も出さないので、違う問題かもとも思っていた。
しかし最初の直感を重視すべきだという教訓か。

問題のボリュームをフォーマットし直したら何とアイコンがデスクトップにマウントされるようになった。
Excesフォルダもそうだ。

思い当たる節はこれらをマウントしたままシステムを強制再起動させたことが有るということか。
多分あの時に壊れたのだろう。

直し方が分かったらなんてこともなくなったが、この外付けボリュームが不可視というのもなかなか便利だなと思った。
それなら人に見せられないムフフなファイルも保管しやすくなるのだが意図的にそうする方法はないのだろうか。






いままでデスクトップにアイコンも見えずFinderからも
見えなかったボリュームを再フォーマットかけてみる





するとちゃんとマウントした時にデスクトップにアイコンが見えるようになった
結論は「ボリュームヘッダが壊れていた」ということに尽きると思う
全くディスクユーティリティなどで異常を表示しなかったが





Finderのサイドバーにも表示できるようになった



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先日テストしかけて挫折したSuperDuper!をテストする

消えていたTime Machineバックアップボリュームをデスクトップにマウントするためにフォーマットしてしまったので、空き領域たっぷりのスペースができた。それで先日試しかけたSuperDuper!
を再びテストすることにした。

今回は空きスペースは充分だったが、結果的には挙動不審。
起動可能な状態で内蔵システムをバックアップできるというのは素直に感心するが、バックアップというには信頼感もうひとつな印象。






SuperDuper!のリマインダ
レジストしていないと毎回パスワードを要求される





今回は空きスペースが充分あったせいかちゃんと成功したという表示で終わった





起動ディスクの項目にも起動できるボリュームとしてちゃんと認識されている





ところが初回の起動はこのようなマークが出て失敗





optionキーを押しながらもう一度再起動してみると
SuperDuper!でバックアップを作ったボリュームが二つ見えている
これが起動失敗の理由らしい





これらの症状はディスクの診断、アクセス権の修復等一通り試したが治らない





さらにSpotlightもメタデータ生成に40分というような表示を出しているのに延々数時間回り続けている
確かにブータブルなバックアップは作れたが信頼性としてはどうだろう



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ゴミ箱に入れたファイルがすぐに消えてしまう〜Time Machineの信頼性にも疑問が・・・

ゴミ箱に入れたファイルが削除できないというような問題にはこれまで何度も遭遇してきたし、その対処法もいろいろ有る。
ところが今回は、ゴミ箱に入れたファイルが即座に削除されてしまうために一時的に何かをゴミ箱に退避させることができないというトラブルだ。

発端は以下の通り。

上記のようにSuperDuper!に見切りをつけたのは、その信頼性がいまいちな感じがしたからというのもあるがもっと重要だったのが 移行アシスタントは外付けの起動可能なボリュームからは移行できないということを発見してしまったからだ。
さらに移行アシスタントTime Machineからは移行できるらしい。
だったら無理してTime Machineのボリュームを消すこともなかったんじゃないか?

それはともかくそれでSuperDuper!で作ったボリュームを再び初期化してTime Machineでバックアップを取った。






移行アシスタントは別のMacからユーザファイルを移行できるが
それは移行アシスタントを起動したMacかディスクターゲットモードで起動したMacに限る
外付けのバックアップからはたとえブータブルだろうが移行できないらしい
ところがここで「Time Machineから移行」という項目も見つけてしまった
外付けのTime Machineボリュームからは移行できるらしい





ということでおよそ2時間システム全域をTime Machineでバックアップ
さらにMacBookを初期化、クリアインストールして移行アシスタントを使って
新品のシステムにTime Machineから環境を移行した
これで例の「大文字小文字を区別する」フォーマットを変更して
アカウント情報はほぼ前のままで使えるようになった



これでディスクのフォーマットの変更、システムの更新をクリアインストールで行って、しかも半日で前の環境を大部分引き継いで同じように使えるようになった。
引き継いでいないのはモバイル設定、Bluetoothモデム設定、プリンタ設定くらいのものでしかもプリンタ設定は必要なネットワークにつなぎさえすれば簡単に復元されてしまうので、本当に昔と比べたらシステムインストールが楽になった。

ところがここで問題が起こった。
ゴミ箱に何かを入れるといきなり
「すぐに削除されます 削除してもいいか?」
というアラートが出て削除するかゴミ箱に移動しないか選択しなくてはいけなくなる。
つまりゴミ箱に一時的に何かを退避させるということができなくなっているということだ。

ゴミ箱に移動できないとか、ゴミ箱を空にできないというトラブルは割とよく見かけるのだがゴミ箱がすぐ空になってしまうというトラブルは初めて見た。

それでググってみるとこの症状はゴミ箱の本体である
.Trash
というフォルダーが消失している時に起きる症状だという情報を見かけた。

これがヒントになった。






新しいシステムで起こったいきなりの挙動不審
ゴミ箱がこういうアラートを出してすぐにファイルを削除しようとする
このために一時的にゴミ箱にファイルを退避させることができない





ゴミ箱のアクセス権が壊れている可能性があるとのことなので
is -ld ~/.Trash
というコマンドをTerminalに打ってみる
アクセス権については特に異常は無さそうだ





ところがFinderの移動メニューから「~/.Trash」に移動して見ると
「フォルダがみつかりません」とくる





異常があることは間違いなくてFinderの「ゴミ箱を空にする」コマンド等が
グレーアウトしていて何度再起動してもこの状態から脱出できない





そこでMainMenuを使って不可視ファイルを見えるようにしてみると
なんとそのゴミ箱の実体の.Trashがフォルダであるべきなのにテキストファイルになっている
どおりでアクセス権の修復だけでは復帰できなかったわけだ





この「ファイル」を削除して再度ログインし直すとちゃんと正常なフォルダに戻った





以降ゴミ箱の振る舞いは正常になりFinderの「ゴミ箱を空にする」コマンドもグレーアウトしていない
ゴミ箱に一時的にものを置くこともできるようになった
(註:Freeze Removerがゴミ箱に有るのはあくまでテストのためです
Freeze Removerすごいお世話になっています、実際)



このゴミ箱の実体がファイルになっていた理由はよくわからない
しかしどうもTime Machineが怪しいのではないかと見ている。

先日のRSSの文字化けもrss.xmlを直接フィードとして配信しているURLでは全く異常が起きていない。
もしテキストエンコーディングがおかしくなったのであれば、今度は100%文字化けしていないとおかしい筈だ。
ところがFeedBurnerは奇数回の読み込みには成功して、偶数回の読み込みには失敗しているような感じだった。
GoogleReaderなどのログの時系列をさらに細かく見ていると、因果的には前回のTime Machineでシステム全領域を復元した時から調子がおかしくなっていたことが分かった。

RSS文字化けの原因はTime MachineのおかげでRSS.xmlのファイルが壊れてしまったか、Feederの設定ファイルが壊れてしまったのかもしれない。
RSSの元ファイルのRSS.xmlとFeederの設定ファイルを削除してRSSをイチから作り直したら文字化けは治った。

どうも意外にもこのTime Machineは絶対安全確実というようなものではないようだ。
というより個人的な教訓にするなら
Time Machineの全領域修復は最後の最後の手段にせよ」
ということになるか。

他にもまだどんな不具合が有るか分からないが、一応今のところこれでほとんどの問題には対処できた。



2008 年 5 月 14 日





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TapeDeck
(Shareware)
OS10.5Leopard対応

あまりにも分かりやすい、あまりにも直観的なレコーダー。

このスクリーンキャプチャを見せれば説明することなど何が有ろうかというくらい、ある一定の年齢層以上の人達には分かりやすいインターフェイスになっている。

何よりもいいのはピアノキーで、実際ここをクリックすると「カチャッ」という音がしたりして、録音クオリティを考えるとそういうノイズはジャマなだけだがそういうところまで凝って作り込んだりしているのが面白い。

ただギミックだけでなくシェアウエアレジストすれば高画質のm4aに録音できたりするのもなかなか。






TapeDeckの操作画面
左下の赤いキーは・・・とかいう説明も虚しいくらいに分かりやすいインターフェイスだ
面白いのは録音ファイルは右のラックにコンテンツとして積み上がっていくこと





録音ファイルの実体はミュージックフォルダのTapeDeckフォルダの中にある


2008 年 5 月 15 日





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SunFlower Public
(Freeware/Shareware)
OS10.5Leopard対応

滅多に更新されないお気に入りのサイトを毎日更新されていないか見に行くことに飽きたという人向け、お気に入りサイトが更新されたら知らせてくれるアプリ。

というような目的ならもう今は、RSSアグリゲイターが全盛時代で、
「RSSを吐き出していないサイトなんか見たくもない」
とまで豪語する人もいるが、実際には世の中にはRSSを吐き出していないサイトというのは結構あるものだ。
RSSを吐きだしていない、だけど更新は気になるというサイトをチェックする時にこういうアプリが役に立つ。

指定のURLを登録するとそのサイトのキャッシュを読み込んで、定期的に元サイトを読みにいきキャッシュと比較して新しい行が追加されたかを自動的にチェックしてくれる。
RSSはその便利さを認めるとしてもやはりこういうソフトも必要だということだ。

シェアウエア登録すると特定のキーワードでサイト内をハイライト表示する「フォーカスツール」などの機能が使えるようになる。


ところでこの気になるアイコンだが、「攻殻機動隊」をよくご存知の方ならピンと来るのではないだろうか。
このアプリはLeopard専用だがTiger以前のOSをお使いの皆さんは、同じ作者さんのサイトから
Laughng man
というほぼ同じ機能のアプリが利用できる。
「笑い男」
の後継アプリが
「ひまわりの会」
ということだ。

この作者さんは相当「攻殻機動隊」に入れ込んでいるらしい。






SunFlower Publicは常識的な3ペイン方式の表示
左に登録したサイトの更新状況を上に表示、下に詳細を表示する





+ボタンをクリックすると出てくるフィールドに監視したいページのURLを入力する
一つのサイトでも監視したいページが複数有る場合は全部登録すると良い





登録サイトのフィールドにはフォルダも置けるので階層管理できる





登録したサイトが更新されるとこのような表示が現れる





ビューボタンの真ん中をクリックすると、更新された領域を表示する機能もついている
更新された部分だけテキストなどが表示され、領域は色を変えて表示される


2008 年 5 月 16 日





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Fluid
(Freeware)
OS10.5Leopard対応

webで提供されるアプリケーションサービスをwebブラウザと切り離して単体のアプリにように扱えるアプリケーション。

webアプリケーションが、これからますます充実していきその数だけでなくジャンルも広範な範囲に広がってやがてディスクなどでソフトウエアを販売するというスタイルのビジネスは成立しなくなるというようなことをどこかで書いた。
本当にそうなるかどうかはともかく、実際webで提供されるアプリケーションサービスはどんどん増えている。
私自身はあまりそういうものに興味を持てない。

そのサービスを受けるためにオンラインでないといけないという問題もまだ有るが、それよりもそういうブックマークがブラウザに増えていっても、ブックマークという形ではどれが何だったか記憶に残らなくて結局利用しなくなるという問題の方が大きい。

webアプリケーションサービスもローカルのアプリケーションと全く区別無く意識しないで使えればいいのにと思う。ローカルアプリケーションに関しては、MacやWindowsなどの既存のシステムはランチャーだとかそういうノウハウを充分蓄積していると思うからだ。

そこでwebアプリケーションをwebブラウザから切り離して、まるでローカルアプリケーションのように単体で扱えるようにしたのがこのFluidということになる。

このアプリでサービスを一つずつ独立したアプリにして、それをドックに登録するとwebブラウザのブックマークを開くよりもワンステップ、ツーステップサービスにアクセスする手間が省ける。メリットはそれだけだが、それでも大きいかもしれない。






Fluidを起動すると現れる画面
利用したいサービスのURL、生成したいアプリの名前、アイコンを指定するだけという簡単さ





例えばGoogleMapを利用して「地図検索」というアプリを作ってみた
左のアイコンがそれ





「地図検索」を起動するとこういう画面が出てきて直ちに地図サービスを利用できる





このように生成したアプリをドックに登録しておけば
webラウザを使うよりもひと手間手早くサービスを利用できる






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MacBookの二つのUSBポート、厳密には違いが有る

以前こちらのBBSにMacBookの二つのUSB片方がUSB1.0で片方がUSB2.0だった時期が有るのでは?という投稿をいただいた。

私はよくわからないというか、一緒だろうと思っていた。
それは実は機器の不具合でたまたまそう見えただけだったらしいが、じゃこの二つのUSB全く違いがないかというとそうでもないそうだ。

MacBook の2つの USB ポートには違いがある…? | Lifehacking.jp
というエントリを見つけた。

こちらによるとキーボードやトラックパッドはUSBハブにつながっていてそのUSBハブに奥の方のUSBポートもぶら下がっているので、厳密にはこの二つのUSBポートは能率が違うそうだ。
外付けボリュームなどをつないで大容量のファイルをやり取りする場合には、手前のUSBポートに差した方がよいのだそうだ。

全然知らなかったなぁ。
そうだったのかぁ。






システムプロファイラーで見てみるとUSBにキーボード、
IRレシーバー、iSightなどがぶら下がっているのが分かる
こういうのが皆ハブにつながっていて、そのハブには奥側の
USBポートもつながっているそうだ



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歴史力
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

歴史年表を暗記学修している人がその進捗状況を確認するために使うとよい歴史問題出題アプリ。

日本史、世界史、科学史などの重要年表を出題してくれる。
私は世界史に関しては結構真剣に勉強したつもりなのだが、もう四半世紀以上昔の話だ。全て忘却の彼方だ。
チョットやってみたのだが、自分ではもうチョットできるつもりだったが全くダメだった。
受験生にはお勧めしたいが、自信をなくすリスクは有るかも。






歴史力のスタンバイ画面
出題する時代、所要時間などを設定できる
ヒントも出るが出ても分からんのが哀しい


2008 年 5 月 17 日





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iVolume3
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

「音楽をいつもフリーハンドで聴こう」というコピーが素敵な音楽レベルスキャンアプリiVolumeがバージョン3に突入している。

ついこの間バージョン2をレジストしたばかりのような気がするが、そういうユーザにも特にクーポンの配慮もなく、ライセンスはちゃんと新規と同じだけ必要。
それで何が変わったかというと、見てくれが大幅に変わった。

これまでの実用本位の無駄がないフェイスから、黒テカタイトルバーにウォーターゲージのようなスピードメーターが回転していて機能にはあまり関係ないが見ている分にはカッコいい。
タイトルの表示も自照式インジケーターみたいな光った文字とプログレスバーで、シャープなイメージに。

肝心の音レベルスキャンの結果だが、見ていると若干アルゴリズムが変わったみたいでv.2とはやや結果が異なる。
でも大筋変わらないともいえる。

iTunesなどで音楽を聴いている時に音のレベルが曲によってバラバラでいちいちスピーカーのボリュームに手を伸ばしている人には是非お薦めしたい。






iVolume3のフェイスがモダンなイメージに大改変された
機能的には大きく変わらないがアルゴリズムも若干変更されたかも





左上のウォーターゲージみたいなスピードメーターが回転するのがカッコいい





v.2のライセンスキーは通らない
新たにライセンスキーを購入しないと一度に10曲ずつしかスキャンできない





ところで大量に回しているとこういう「ファイルがみつかりません」という表示が





これは先日の英語環境変更でiTunesのライブラリが文字化けしているのが原因
どうもiTunes3以前にコーディングした曲中心に化けているようだが
例によって例外もあり、法則性はよくわからない
結局化けている今日を一晩かけて直すはめに(T-T)


2008 年 5 月 19 日





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Snackr
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

デスクトップにティッカーニュースのようにRSSを表示するデスクトップアプリ。

ソースはRSSだからお気に入りサイトの更新状況をこれで監視するのにも使えるし、ニュース系サイトを登録して文字通りティッカーニュースアプリとして使うのもよい。

このアプリのユニークなところはAdobeのAIRランタイムを利用していること。
なので同じアプリがMacでもWndowsでもLinuxでも動く。
だから開発者はMac版だのWindows版だの気にしないで一種類のコードを作るだけで良い。
AIRがどういうものかの説明は非常に大雑把にしかされていないが、AJAXのようなFlexのような技術でデスクトップアプリをサポートしSnackrをインストールする課程でインストールされるという。

このAIRのインストーラとアンインストーラもユーティリティフォルダにインストールされるので、不必要になったらいつでもアンインストールできるし再インストールもできる。






Snackrのサイトでインストールはできる
ダウンロード式ではなくいきなりサイトからインストールされる
右の「INSTALL NOW」をクリックして後はポップアップの指示通りに進行すれば良い





サンプルRSSを表示したところ
こんな感じでティッカーニュースのようにRSSを表示する





馴染み無いサンプルばかりなので全部削除して自分のお気に入りを登録する
「+」タブをクリックしてフィードのURLを入力と書いてあるが
実際にはURLをコピーして「+」をクリックするだけでURLはもう置かれている
便利!





左から2番目のタブは管理画面
ここで不要なRSSを削除したりなどのエディットができる
私はお馴染みさんのこういうリストにしてしまった





3つ目のタブはこのようにティッカーをトグルできる
トグルしてもCPUの消費量は変わらないがちょっと片付けたい時に便利か?





気になるフィードがあったらそこをクリックするとティッカーが停まって吹き出しに詳細が出る
ぼんやり流し読みして時々拾い読みがティッカーのよいところ


2008 年 5 月 20 日





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Finder Toolbar Scripts
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

Finderのツールバーに登録して、ウインドウの複製をオープンしたり、ディレクトリの上や下に移動したりもろもろ便利なスクリプト集。

わかばマークのMacの備忘録さんの労作だ。

Finderのウインドウツールバーにこんな機能が追加されたら便利だろうなというような小物のスクリプトが用意されている。
それをそのままアプリのように扱ってもいいが、FinderのツールバーにドロップしてFinderの機能のように使うと面白いと思う。






Finder Toolbar Scriptsの使い方はこんな感じ
セットに入っているアイコンをFinderのツールバーに
ドロップしてツールバーボタンにして使う
それぞれ便利な機能が用意されている





例えばこのアイコンのボタンは今日の日付をフォルダ名にした新しいフォルダを新規に作る
写真なんかの整理に有れば便利そうな機能だ





私が気に入ったのはこの「下の階層」ボタン
このボタンを使ってアプリなどのパッケージの中身を表示することができる





このように「パッケージの内容を表示しますか」というアラートが出る
パッケージの中身表示だけなのでこのアラートは無くてもよかったかもしれない





OKをクリックするとこの通りアプリやスクリーンセーバ、
システム環境設定ペインなどの中身を見ることができる



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Polaris
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

昔懐かしいアーケードゲームのミサイル撃墜ゲーム。

どこで見つけたのか思い出せないが、MacGameさんあたりだったかもしれない。

この手のゲームは確かインベーダゲームよりも早かったか、同じくらいだったと思う。
ゲームセンターに出ていた時には、大きなボールでコントロールしてボタンで迎撃ミサイルを発射していたと思う。
(在りし日の姿を見たければ、映画「ターミネーター2」を参照あれ。映画の中でジョン・コナー少年が最初にターミネーターと出会うゲームセンターで遊んでいたゲームがこれだった)

このPolarisはそのアーケードゲームの雰囲気をそのままに、ポラリス(潜水艦運用核ミサイル)のミサイル戦にシチュエーションを変えて、ボールをマウスに変えて、赤ボタンをスペースバーに移し替えたという単純明快なゲーム。

こういうアフォみたいなゲームを惚けたようによだれを垂らしながらやるのが本当のゲームの楽しさだと思うなぁ・・・・ヲジサンは。






Polarisのルールは簡単
上から降ってくるミサイルのコースを予想してその未来位置に
マウスで照準を合わせてスペースバーで迎撃ミサイルを撃つ
下の海底ドームが全滅したらゲーム終了






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TuneConnect2
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

iTunesを別のMacからリモートコントロールするTuneConnectが2にバージョンアップしていた。

TuneConnect2は名前は一緒だがTuneConnectとは根本的に別物のアプリだ。
LeopardではTuneConnectは起動できなくなってしまった。 どうやらリモートやFirewall周りの仕様が根本的に変わってしまったということか。
TuneConnect2はPantherをサポートしなくなってしまったので、MacBookからMac miniをコントロールする方法が無くなってしまった。

TuneConnect2はサーバとクライアント用の二つのピースに構成が変わった。
スレーブにしたいMacにシステム環境設定ペインのTuneConnect2サーバをインストールする。
パスワードの設定が推奨されている。
こちらを「ON」にしておいて、コントロールする側のMacにTuneConnect2を入れて起動する。
するとサーバ側がそれだけで見える筈なのだが、残念ながらここで一度つまずいてしまった。

今回もサーバ側はiBookのTigerでテストしたのだが、これはTiffanyScreensをテストしている時にも感じたのだが、指定のポートナンバーの4242を開けていても認識しない。結局Tigerのファイアウォールを停止しないと認識しなかった。

それでやっとコントロールできたのだが、曲の再生停止からビジュアライザーからコントロールできるというふれこみだったが、残念ながら選曲を変更できるだけで曲の再生停止すらうまくいかなかった。

Leopard同士ならきっと問題なく動くのだろう。
どうもTigerとの通信、共有はことごとく失敗しているようでイヤな感じだ。

もっともMacのリモートはVNCでやれということかもしれない。






TuneConnect2のディスクイメージを開いたところ
アプリはサーバ側のシステム環境設定ペインインストーラと、
クライアント用のアプリの2つで構成される





サーバ側にTuneConnect Serverをインストールする
インストールした時点でサーバオン、一日で停止という設定になっている





サーバ側にパスワードを設定する
これは推奨されている





そしてMacBookでクライアント用アプリを起動
すぐ相手が見える筈だがここでつまずいてしまった
おそらくLeopard同士なら問題ないのだがTiger相手だと
ファイアウォール越しの通信、リモートし失敗する傾向





iBookのファイアウォールを解除してやっとサーバが見えた





曲リストの取得にも成功
ところがビジュアライザどころか再生も停止も動かない
iBookのiTunesを走らせておき曲目変更に成功しただけだ
Leopard、Tiger間のリモートはVNCでやれということか










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