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2014 年 11 月 30 日




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HideSwitch
(Freeware)
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

FinderXtraFinderなどのファイルブラウザで不可視ファイルをワンクリックで表示するアプリ。

アプリを起動するとデスクトップにフローティングでシーソースイッチ風のUIが表示される。
Showの方をクリックするとFinderが再起動して不可視ファイルが表示されるようになる。
Hideの方をクリックすると元どおり、不可視ファイルは見えなくなる。

どちらかというとUNIX的な領域のディレクトリをいじりたい時に、この手の不可視ファイルを表示するアプリは役に立つのでいくつかこういうものを持っているが、このHideSwitchはちょっと面白い特徴がある。

設定画面を開くとXtraFinderTotalFinderのチェックボックスがある。
XtraFinderTotalFinderをメインで使っている人には嬉しいんじゃないだろうか。
不可視ファイルをいじりたい時だけFinderに戻らないといけないとかは、ほかのファイルブラウザに慣れてしまった人には面倒に違いないから、これは役に立つと思う。





HideSwitchのインターフェイスはシンプルそのもの
デフォルトでは見えない不可視ファイルが「Show Invisibles」の方をクリックするだけで表示される




次に「Hide Invisibles」の方をクリックするとデフォルトの不可視ファイルを表示しない状態に戻せる




このアプリをアクティブにしている時にメニューからあるいはコマンド+カンマで
設定画面を呼び出すとXtraFinderTotalFinderのチェックボックスがある
それらのファイルブラウザでも不可視ファイルを表示したい時にはここにチェックを入れる








2014 年 11 月 29 日




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WiFi Notifications
(Freeware)
OS10.8Mountain Lion対応 OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

Mountain Lion以降Macに導入された通知センターを使って内臓WiFiの接続状況の変化をポップアップで知らせてくれるメニューバーアプリ。

メニューバーにアイコンを常駐させて接続のステータス、信号のクオリティ、切断/接続などの状況を知らせてくれる。
この3つのうち何をポップアップで出すかを、メニューバーアイコンのプルダウンから選択することもできる。 WiFiの接続が不安定になったら知らせて欲しい場合など、スキャンアプリを常時睨んでいられないならこのメニューバーアプリを入れれば役に立つ。





起動時に「WiFi Notificationsが起動したことを知らせてくれる
表示する項目をメニューバーアイコンから選択できるという説明つき
次回から表示の必要がなければ左下のチェックを入れる




アプリはメニューバーに常駐する
プルダウンでNotificationsに入って表示したい項目にチェックを入れる
アイコンを表示しない設定もここから可能
その場合終了はActivity Monitorを使うことになる




WiFiがオフになったらこんな表示




新しいWiFiネットワークに接続したらホストの名称とセキュリティの種類を表示する




接続が切れたらこういう表示で知らせてくれる




ネットワークの信号のクオリティと速度も表示してくれる
もう少し視覚的表示でもいい気もするが使いたい人はネットワークの
チェックが目的だろうからこういうものでいいのかもしれない


2014 年 11 月 26 日




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MakeMKV
(Shareware/Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応 WindowsXP~8対応

ブルーレイドライブのデータのバックアップ、リッピングアプリ

こういうものを入手した。
BDXL対応 USB2.0用 ポータブルブルーレイドライブ Wケーブル収納タイプ - BRXL-PC6VU2-Cシリーズ | BUFFALO バッファロー

最近すっかり絶滅したフロッピーディスク、めっきり見かけなくなったCD、MOデータディスクに代わって、DVDディスクとともにぼちぼち見かけるようになったブルーレイデータディスクに対応するために外付けドライブを購入した。





USB2電源つまりケーブルが2本付属しているブルーレイドライブBRXLを購入した
パッケージにはWindowsVista~8にしか対応しておらずMacはサポート外になっているが実際には
Macにつないでディスクを入れるだけで特に追加ソフトをインストールせずにOS Xにマウントした



ブルーレイドライブはDVDよりさらに大きなデータを保存できるので、大容量データのやり取りにこれからさらに利用されるかもしれない。
ただしMacはジョブズの「光学ドライブに未来はない」という見通しに従い、今後ともブルーレイドライブをサポートしない方向性らしい。
というより現行のMacのラインナップから漸次光学ドライブは廃止され、ブルーレイドライブどころかDVDドライブも消えていく方向だ。

私個人も今後データのやり取りはHDD、メモリードライブ、ネットワークが中心になって光学ドライブはもう過渡期的な製品だと思っているのでこの方向は歓迎している。
ただ実際使用しなければいけないデータが、ブルーレイデータディスクで来た時「読めないからそんなもの持ってくんな」とも言えない事情の時もある。

そういうケースに備えてこのデータドライブバックアップソフトを導入した。

データコピーならフリーウエアバージョンで可能で、ディスクと同じ構造を内蔵ハードディスクにコピーすることができる。
これは便利だ。

さらにシェアウエア登録すればBRDビデオのリッピングも可能だ。
ブルーレイビデオディスクはBDMVという独自仕様のビデオフォーマットが、ビデオファイルの入り口でこれをコピーするだけでは再生できるビデオデータにならない。
そこでVLCなどで再生できるMKVというビデオフォーマットに書き出す機能がシェアウエア登録すると使用できるようになる。

このMKV自体もVLC以外ではほぼ使用できない独自フォーマットなのだが、HandBrakeなどを使用してh.264などに変換することができるので、FinalCut Proなどの編集ソフトのタイムラインに乗せることができるファイルに変換することが可能になる。

以前DVD時代にあったことだが、PR用のビデオ素材を使用許可を得たのはいいが「DVDがあるのでそこから取ってください」と渡されて参ったことがある。
「いや、DVDじゃなくて素材を貸してくださいよ」
というと
「プロダクションに連絡を取ってダビングさせると数日かかる」
と言われて、それじゃ間に合わないと判断して仕方なくDVDからリッピングしたことがある。
しかもご丁寧にコピーコントロール付きのDVDだったので、結構苦労したのだがFairMountHandBrakeの組み合わせでなんとか乗り切ったことがある。

同じことがブルーレイで起きたらどうなるかというと、FairMountHandBrakeの組み合わせは残念ながらブルーレイでは機能しない。
やるとしたらこのMakeMKVで一旦MKVに書き出して、それをHandBrakeなどの変換ソフトで必要なフォーマットに変換するという方法しかないと思う。
ただしこの場合は著作権者に使用許可を取っていたが、許可がない場合はブルーレイビデオディスクをリッピングすること自体が違法なので使用は注意してもらいたい。





ブルーレイドライブBRXLを繋いでブルーレイデータディスクをマウント、
MakeMKVを起動するとドライブアイコンが表示される
ツールバーのフォルダコピーアイコンをクリックするとデータバックアップが可能
ブルーレイからデータを取りたい時には便利な機能でこれはフリーウエアで使用できる
このアイコンをクリックするとビデオデータの読み込みができる




読み込み中のプロセスログを表示中
ビデオメニューのうちメニューパーツなど小さいものは無視して
ビデオデータと思われるものだけを読み込む




Macにマウントしたブルーレイビデオディスクの中身をFinderで覗くと
こういう形式になっていてブルーレイビデオに対応した再生ソフトを
インストールしていればこのBDMVがビデオ本体として認識できるのだが
プレイヤーソフトをインストールしていない場合は無意味なファイルの羅列にしか見えない




MakeMKVでビデオを読み込むとmake MKVというボタンがアクティブになる
クリックすると30日間の評価期間を開始するかという確認が表示される
30日間は機能無制限で試すことができる
クリックすると指定のディレクトリにMKV形式でビデオデータを書き出せる




このMakeMKVの面白いところはブルーレイドライブのエジェクトなども制御できること
USB外付けでも制御できるのでトレイドアのエジェクトボタンが
言うこと聞かない場合はこのアプリでエジェクトできる




ブルーレイがアンマウント状態の時にはアイコンはこんな感じ
Windowsからの移植ソフトだが意外にビジュアルだ


2014 年 11 月 23 日




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Safariで表示しているフォームに思い通りの文字が入力できない…勝手にひらがなで確定してしまう場合の対処法〜自動フォーム入力が問題だった…

YosemiteにアップデートしてSafariも8に上がって、デザインが変わったりはいいのだがいろいろ困ったことが起きている。
Googleなどの表示が遅い問題は以前ここでも対応法を取り上げたが、Webサービスの検索フォームなどを使うときにも困ったことが起きる。

検索フォームに文字列を入力しようとすると、以前に入力した変換候補に勝手に変わって確定してしまい、何度やり直しても思った通りの入力ができない。
仕方がないのでテキストエディタを起動して、そこでキーワードを入力してコピペして入力したりして、たかが検索フォームにキーワード入れたいだけなのになんでこんな手間かけなきゃいけないのかと思ったりする。

こういうことにイライラしてFirefoxあたりに乗り換えちゃった人も多いのではないかと思う。
私は矜持があるので頑張ってSafari使い続けるよ…

ということでこの問題の対処法。
キャプチャ参照なのだが、設定を開いて「自動入力」タブに入って、自動入力の内「その他のフォーム」のチェックを外す。
これで検索フォームに変なキーワードが勝手に入ったりしなくなる。





Safariで表示しているWebサービスページの検索フォームなどにキーワードを
入力する時に勝手に変なワードで確定してしまい思うように入力できないことがある
過去の確定したワードの履歴が残っているからだがこれをクリアする方法がある




コマンド+カンマで設定画面を呼び出して自動入力にはいる
ここでその他のフォームのチェックを外す
クレジットカードや連絡先カードなども必要ないなら任意チェックを外していいと思う




そうするとWebサービスのフォームにも通常のテキスト入力の時と
同じように変換候補が出て勝手に確定したりしなくなる
これって一種のバグのような気はするがすぐには直りそうにないのでこれで暫くしのぐ



ということでこの問題は一応解決した…メデタシメデタシ…と言いたいが、ちょっと愚痴りたいよ…





先日バグだらけだったiPhoneのiOSをバグフィックス版の8.1.1にアップデートした




そしたらiPhone、iPadの中に入れていた音楽、動画の
ジャケットアート・サムネイルがほとんど全部消えてしまった
バグフィックスで新たな問題起こすとはいい度胸じゃ…




iTunesで何回同期してもサムネイルは回復しないので
iPhoneの中の音楽ファイル・ビデオファイルを一度全部削除して
半日がかりでiTunesからまた同期し直した
そしたらほとんど全部のサムネール・ジャケットアートが復活した




ところがiTunesでアップデートしたiOSアプリと同期したのに
iPhone側のApp Storeの方に未アップデートの表示




これをクリアしようにもApp Store全てをアップデートボタンは
グレーアウトしてタップができない
もちろんiTunesから同期しても表示は変わらない
一つバグ潰せばまた新しいバグが現れる…パトラッシュ、ぼくもう疲れたよ…

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App Fixer
(Freeware)
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

アプリの設定ファイルを初期化して調子が悪くなったアプリをリセットするユーティリティ。

Macのアプリを使っていてだんだん調子が悪くなってきた場合、昔からやる手っ取り早くて効果覿面な方法がある。
初期設定ファイルをゴミ箱に捨てて再起動というやつだ。

これで次回その調子悪くなったアプリを起動すると、自分がしたユーザ設定は消えてしまうがとりあえず初期状態に戻って復調する。
設定はやり直さないといけないが、調子悪くなった原因をどうこうするよりも手っ取り早く元に戻るということでMacユーザの先輩たちから教わったテクニックで今でも通用する技だと思う。

アプリの初期設定ファイルはOS Xになってからは
~/Library/Preferences/
の中の.plistという拡張子を持つファイルというのが原則なのだが、アプリのスタイルによってはここに複数のファイルを置いたりフォルダで束になった設定ファイルを置いたり、
~/Library/Application Support
やその他いろいろなところに設定関連ファイルを置いたりするアプリもある。

すると昔ながらのcom.ベンダー名.アプリ名.plistという名前のファイルを削除するだけではアプリの調子が元に戻らなかったりする。

私はそういう時にAppTrap頼みで、一度アプリをゴミ箱に移動して設定ファイルを削除させるのだが、これはうまくいくときもあるし行かない時もある。

このApp FixerAppTrapとほぼ同じ仕組みで、アプリの設定関連ファイルを探し出して、それを自動削除するというアプリだ。
だから確実性も似たようなものかもしれないが、アプリ本体をゴミ箱に入れたり戻したり、その度にrootで認証とかいちいちやらないで良い分だけ手間は少ないかもしれない。

設定を初期化できれば、調子が戻ってなんとかなる場合もあるし、どれがアプリの設定ファイルかいちいち探す手間を考えたら持っていてもいいと思う。





App Fixerの使い方はとても簡単
左のルーペアイコンのウインドウをクリックするとアプリの指定ダイアログが現れる
そこでリセットしたいアプリを選ぶと下のウインドウに
リセット(削除)されるファイルのリストが表示される
右上のスパナアイコンをクリックするとリセットされる




リセット(削除)が完了するとこんな表示になる
ユーザが実施した設定は消えているがアプリはデフォルト状態の調子に戻っているはずだ


2014 年 11 月 22 日




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SMBconf
(Freeware)
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

Mavericks、YosemiteのSMB共有をMountain Lion以前と同じSMB1に切り替えるネットワークユーティリティアプリ。

SMBというのはWindowsのファイル共有プロトコルのこと。
これをWindows以外のUNIXなどからもネットワーク上で見えるように拡張したのがCIFS、そしてUNIX側からこのCIFSを利用できるようにWindows共有を実装したのがSambaという関係だと説明するとわかりやすいかもしれない。

Macは旧OS時代にはWindowsとファイル共有をするのは色々と面倒だったが、OS XになってからデフォルトでWindowsファイル共有をサポートするようになった。
その内容は色々細かい変更がされているのだが、Mountain LionまではSMB1をサポートしていたが、MavericksはSMB2に変更になり、YosemiteからはSMB3をサポートするようになった。

Windowsとのファイル共有をやっていないユーザにはなんのこっちゃという話かもしれないが、実は自宅ネットワークでWindows ServerのNASを立てて運用しているユーザには聞き捨てならない話ではある。

SMB2になってさらにSMB3になって接続・転送は高速になったとのことだが互換性・安定性はSMB1の方が優れていたのではないかという話がある。
私自身は検証したわけではないが、自宅NASがMavericksアップデート以降なんとなく繋がりにくくなったと感じているユーザならこれを試してみてもいいかもしれない。
SMBを2/3から1に切り替えてくれるユーティリティだ。

なお変更はそのセッションのみでデフォルトが変わるわけではないので、次回ログイン時にはやはりYosemiteはSMB3ということになる。
接続が調子悪いなら試す価値があるということだ。





SMBconfの操作画面はとてもシンプルでデフォルトがのSMB 2あるいはSMB 3から
SMB 1に切り替えるボタン、デフォルトを使用するボタン、キャンセルボタンがあるだけ
設定は一過性で次回もまたこれと同じ表示で起動する

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Robotize
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

あなたが運営するWebサイトがサーチエンジンのクローラからどんな風に見えているかを表示してくれるアプリ。

SEOなんてことにあまり関心がない人でも、自分が運営するブログなどがグーグルの検索の上位に来ると嬉しいに違いない。
そこで検索エンジンのクローラーに捕獲されやすいサイトにしていくということに関心を持つかもしれない。

しかしそのクローラが何を見ているのかはさっぱりわからないかもしれない。
そこでこのRobotizeを使えば検索エンジンのクローラがあなたのサイトの何を見ているのかを確認できる。

アプリのメニューを見れば一目瞭然だがメタデータとリンクを見ているので、どちらもほとんど無い文字ばっかりのhtmlサイトは真っ白に見えているはずだ。

こういうものを参考にしながら…別にしなくても好き好きだけどサイトを作る上でたまに見てみるというのもいいかもしれない。





弊サイトの別館のブログ(といってももう4年近く休眠状態)のURLを上のフォームに入れてみた
上のペインにメタデータ、下に本文テキストが見える




リンクタブをクリックするとサイトのリンク構造が表示される




ちなみに弊サイト本館のURLを入力するとこの通り真っ白
プレインなHTMLはブログなどのXMLと比較してクローラ対策上
総体に不利だが弊サイトもメタデータを全く埋めていないわけではない
おそらく文字コードEUCは認識しなくてUTFでないとダメとかそういうことだと思う
実際のクローラもおそらくUTFが有利だと思われるので今後サイトを
htmlで開設しようという人はUTF8などをお勧めする(そんな奴おるんかいな?)


2014 年 11 月 16 日




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Feedly
(Freeware for iPhone, iPad)

RSSリーダーのWebサービス、feedlyのクライアントアプリFeedlyのiPhone・iPad版のiOSアプリ。

RSSリーダーはWebの潮流の中で生き残るのか、滅びるのか今微妙な立ち位置になっている。
リッチサイトサマリーという意味でのRSSを最初にユーザに提供したのはネットスケープだった。
1990年代前半の話で、これは開発者から直に聞いた話だから多分間違いない。
これを様々なWebサービスにして、一般に普及させたのはGoogle Readerだったと思う。
ところがこのWebサービスとしてのRSSに引導を渡したのもGoogleだった。

RSSリーダーのWebサービス最大手のGoogleが、Google Readerサービスをなんと廃止してしまった。

おそらくGoogleはこのRSSという非常に普及したWebの仕組みには将来性はないと判断したのだろう。 しかしその判断をなんとRSS普及の絶頂期にしたため、あまりに早い廃止の判断に大部分のRSSリーダーのユーザは途方に暮れてしまった。
私も含めて多くの人はRSSが滅びるなんて未来は予想していなかったし、Googleが真っ先にRSSに見切りをつけるなんて想像もしていなかった。

実際RSSはまだまだ使える仕組みだと思う。
だからサイト管理者もRSSを配信するし、RSSを頼りにサイトの更新情報を集めているWebユーザはまだまだ多いと思う。

まだまだ使えるので、Google亡き後のReaderサービスを幾つかのWebサービスが継いだが、結局大部分はfeedlyが引き継いだ。

そのWebサービスはブラウザで利用するがAppleがGoogleの後を追ってSafariのRSSリーダ機能を廃止してしまった。
まさにRSS背水の陣だ。
でも本家feedlyから名前もズバリのfeedlyというアプリがMac向けに配布されていて、RSSに薄情なブラウザを使わなくてもRSSを読むことができるようになった。

問題はiPhoneだ。

RSSで常時見ているサイトを巡回したい時間帯って、いつかというと通勤時間とかだと思う。
するとMac版のリーダーアプリがあっても、なかなか使えないと思う。
やはりスマホ版が欲しい。

feedlyサービスさんはやはりそこらの事情をよくわかってらっしゃる。
iPhone向けのfeedlyリーダがこのFeedly
iPhoneで通勤中に見るのだから一つずつ丁寧に見るのではなくドンドン流しながら見たい。
そういうこともよくわかってらっしゃるつくりになっている。

ドンドンスワイプすることで過去のRSSを遡れるだけでなく登録サイトをドンドン切り替えることができる。
ニュースリーダーと考えると不便…という言い方もできるがドンドン流してみて気に入ったものを保存して後で読んだり、ツイッターに投げたりもできる。
どちらかというと気楽に使うことを目指しているアプリと感じた。





Feedlyを起動すると最初にfeedlyサービスへのログインを求められる
まずは指示通りに上にスワイプ




RSS配信サイトを見つけるには上の検索ボタンでサイトを見つけて登録する
すでにFacebookかGoogleアカウントでfeedlyサービスを
登録しているユーザはそちらからログインが可能だ
その場合は下のボタンをタップ




タップするとパスワードを要求され
接続中の表示になってしばらく待たされる




認証が完了するとアカウントの表示が現れる




feedlyサービスのアクセス権をこのアプリに承認するかの確認




これが最後の確認…以上を承認してfeedlyサービスをiPhoneで表示できる




登録サイトの一番目の最初の記事がフルスクリーンで表示される
この記事を読みたい場合はこの表示のどこかをタップ
このサイトの他の記事の一覧を見たい場合は上むきにスワイプ




上にスワイプするとこのように最近のRSS配信履歴がマガジンスタイルで表示される
さらに上にスワイプしていくと次の登録サイトトップ記事が表示されるという繰り返し




それぞれの項目をタップするとこのようなスタイルで全文を閲覧できる
メニューバーの鳥マークはツイッター連携、しおりマークは「後で読む」に登録




iPhoneを横向きに持ち帰れば表示はこう変わるので
読みたい記事を見つけたらこれが見やすいと思う




RSS配信履歴の横表示はこんな雰囲気
ここまでの表示切り替えの動きはとても軽快だ
上のメニューバーの三本棒マークボタンでメニューに移動




メニューはこんな感じ
ホームで最初の登録サイトのトップ記事に戻れる
Saved For Laterは先ほど登録した「後で読む」
すべての項目をリスト表示したりサイトを追加したり他の操作がここで可能




トップの虫眼鏡アイコンボタンもさっきの
メニューのAddボタンも結局ここに移動する
キーワード検索して候補サイトを探して開いて登録




最近開いたサイトのリストもなかなか便利
流し読みだから開いて閉じてどんどん次に行く
しばらくしてさっき見たサイトが気になった時に
閲覧済みサイトが消える仕様だと不便だがそういう場合は
ここに開いたサイトの履歴が残るのですぐに戻れる

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外付けハードディスクにYosemiteのバックアップ起動ボリュームを作る〜Time Machineの仕様が少し変わったので一手間増えちゃいました

今年の初めからMac miniに搭載しようとしてトラブル続きで結局断念した東芝のハイブリッドディスク1TBは二つ余っている。
結局外付けのTime Machine用バックアップディスクとしてもクラッシュしてしまったので使い道がない。
これをどうしようかと思っていたが、つなぎっぱなしにしなければ問題ないだろうということで、パーティションを切って20GBのパーテにYosemiteのインストーラをインストールして、自家製インストールメディアにした。
そのことはこちらの記事に書いた。
Yosemiteインストールメディアを作ってMac miniもアップデート〜にしたらVPNサーバが自動起動できなくなった〜打つ手なし・゚・(つД`)・゚・

それはそれで早速色々活用しているのだが、パーティションを切った残りの980GBが遊んでいるのはいかにももったいない。
かといってTime MachineCarbon Copy Clonerのボリュームにには使えない…
ならば現在のMacBook Proの起動ボリュームのコピーをここに取って緊急起動ボリュームにしようというのが今回の企画。


Macの運用上のメリットはいくつかあるのだが、外付けのUSBやFirewireのハードディスクにインストールしたシステムからも起動できるというフレキシブルなブートセレクトもその大きなメリットだ。

例えば内臓ディスクが死んだ時に、これを診断、あるいは復旧するのにどうするだろうか。
昔からやっていたことだが外付けハードディスクを持ち歩いて、そこにも起動用のシステムをインストールしていた。

今のLionあたりからのOS Xはインストール時に、内臓ディスクに自動的に緊急用修復ボリュームを作成する。
起動時にコマンドキー+Rキーを押しながら起動すると、普段は見えていない復元ボリュームを自動的にマウントしてそこから起動する。
そこからDisk UtilityTerminalを使って起動ボリュームを診断したり修復できるし、いよいよだめならそこからOSの再インストールも可能だ。

だから昔と比べて必要性は減ったのだが、この復元ボリュームがあったとしても内臓ハードディスクが物理的に障害を起こした時にはどうするか…という問題が残っている。

そういうときに外付けハードディスクにも起動ボリュームを持っていると、診断・修復の大きな武器になる。

先の手順に従って外付けハードディスクにはインストールメディアがすでにあって、そこにもDisk UtilityTerminalはあるので、もちろんそこからでも診断・修復は可能だ。
可能なんだけど、やはりインストーラの付属ユーティリティは使いにくい面もある。

実際内臓ディスクがマウントできているのか様子を見ながら進めたいということもあるし、マウントできたとして修復よりも仕掛り中の作業を先にやってから修復に入りたいというケースもある。
そういう時にインストールしかできないインストールメディアからの起動ではなく、内臓ボリュームと全く同じ起動システムが外にもあることは大きなメリットになる。

実際この外付けハードディスクを持っていたことで過去に何回も助けられた。
自分のMacだけでなく職場の壊れたMacの修復を頼まれることも多かったのだが、そういうときにこの起動ボリュームありの外付けハードディスクは本当に役に立ってくれた。

今のところ手元には昔から使ってるハードディスクにMountain Lionが入っているが、それ以降サボっていたのでYosemiteとMavericksの起動ディスクはなかった。
とりあえず目先問題起こしたら一番困るYosemiteの起動ボリュームを作ることにした。

こういうディスクを持っておくのは例えば起動できなくなった時に、それはMacのCPU・メモリなどのハードの障害なのかハードディスクなどのストレージの問題なのかを簡単に素早く切り分けられるというメリットもある。
外付けハードディスクから普通に起動できたら内蔵ストレージの故障だと判断できるし、そこからも起動できなければストレージの故障ではなくCPU、メモリ、ROMのファームウェアの破損などもっと深刻な問題だというように切り分けられる。





国破れて山河あり…内臓ハイブリッドディスク破れて1TB外付けハードディスクあり…
東芝のハイブリッドディスクの修理品が帰ってきて使い道のない1TBのストレージが二つ転がっている




とりあえず先日も書いたようにその一つは20GBのパーティションを切ってインストールメディアにした
残りの980GBは遊んでいるのでここにMacBook Proの起動ボリュームのコピーを作ることにした




それはTime Machineで全域復元で簡単にできるだろうと甘く見ていたが
Yosemite以降インストールメディアのユーティリティからTime Machineメニューが消えてしまった
つまりTime Machineのワンクリックでバックアップからコピーを作るのは不可能だということだ




そこでTime Machine復元は諦めてとりあえず980GBにYosemiteシステムをクリーンインストール
そのあとの移行アシスタントで内臓ハードディスクから丸ごとデータ移行をすることにした
少し手間が増えてしまったが色々組み合わせを検討した結果結局これが一番シンプルな方法だった




インストール前内臓ディスクとインストールメディアだけが起動ボリュームとして認識できていたが…




移行アシスタントでデータコピーした後980GBも起動システムとして認識した
この起動先を固定できる仕様も緊急時のトラブル対応で色々助かることになる




Yosemiteでインストールメディアのユーティリティから
消えてしまったTime Machineだが他にも仕様が変わっている
Time Machineに入った時にあの宇宙イメージの背景は廃止され
すりガラス越しのデスクトップのような雰囲気に変わった
見た目だけでなく操作ボタンも普通になって動作も若干軽くなったように思う
次の改良点はフルスクリーンをやめてほしい…というところかな




ところで余談だがYosemite移行から日本語ユーザ辞書のiOSデバイスとの同期がうまくいっていない
iOS側で登録した語彙が使用不能になっていて再登録しようとすると
何文字で読みを入れても「最低2文字以上入力せよ」と拒否られる
どうもこの日本語入力もまだ当たりが取れていない感じで文筆業でMacを
使っている人はYosemiteアップデートは少し待ったほうがいいんじゃないかと思った


2014 年 11 月 15 日




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ToolWizMacBoost
(Freeware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応 OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応

Macの起動や動作を軽くする・ディスク空き容量を増やす・アプリアンインストール時に残るゴミを削除するなどの最適化ユーティリティ。

主な機能は
1)すべてのゴミ箱の中身をワンクリックで削除する
2)無駄なスタートアップアイテムを無効化してメモリなどの無駄遣いをやめさせる
3)必要のないアプリ・プラグインを安全に、そして完全に不要な設定ファイルとともにアンインストールする
4)重複ファイル・サイズの大きいファイルを検索して表示、不要ならこれもワンクリックで削除

ということになる。

このうちMacの高速化に貢献しそうなのは不要なスタートアップアイテムの削除か。
お試しでインストールしたアプリをアンインストールしても、その付属の起動アイテム、daemonなどが残ってしまっているということはよくある。
こういうものが溜まってくると、システムの起動、画面切り替えなどの動作がいちいち遅くなることは確かにある。

あとはよくあるお掃除ソフトだが、全部の操作が基本ワンクリックというお手軽さがその最大のメリットかも。

アンインストールの時は一度ログオフしたほうがいい。
このToolWizMacBoost自体がアクティビティモニタで強制終了しても直ぐに復活してくる常駐プロセスを差し込んでくるからだが、その本体はアプリのバンドルの中にあるので、その削除で途方にくれることはない。





ToolWizMacBoostのとてもわかりやすい3ペイン構成の操作画面
左ペインでメニューを選んで右に該当項目のリストが表示される
処理したい項目にチェックを入れて下の大きなボタンで一発実行というのが大きな流れ




BootManagerは起動時・ログイン項目に登録されているアプリのリスト
アプリだけでなくヘルパーやエージェントもリストアップされるのでアンインストールした
不要なアプリの付属ヘルパーが残っているのを発見できるかもしれない
エージェント、ヘルパーの名前の右にベンダー名が出るのでどのアプリのものか推測は可能
そういうものはMacの起動や動作を遅くする要因になるから
ここはできるだけスリムにしておいたほうがいい




Junk File Cleanerはシステムキャッシュ、ユーザログ、
ブラウザキャッシュ、ゴミ箱・ダウンロードフォルダの中身を削除する
こういうものは大勢に影響はないがキャッシュは溜め込んで破損するとシステムが調子悪くなるし
ログのアーカイブもギガ単位までたまるとやはり重くなった経験がある
たまには掃除したほうがいいかもしれない




RAM Optimizerはありがちなメモリの解放メニュー
正直言うとMavericks、Yosemiteあたりはもうメモリの解放は
必要ないと思っているが気になる人はやっても別に有害ではない




スキャン中の表示




そしておよそ1.5GBのメモリを解放した




Process Managerは起動中のアプリを表示する
不要なアプリは終了させておくのはMacを快適に使うコツでもある
システムプロセスやdaemonはここでは表示されない




アプリケーションのアンインストールもこのアプリからできる
この操作画面がWindowsのプログラムの追加と削除に似ているので
スイッチャーの人たちはこの方が馴染みやすいかもしれない
それぞれバージョンナンバーとディスク容量をどれくらい占めているかを表示している
削除するとplistファイルぐらいは一緒に削除してくれるみたいだがサポートファイルなど
ディスク内に散らばった付属ファイルをどの程度削除してくれるかは未検証
残っているものもあるようだ




各種プラグインもリスト化してアンインストールもできる




Duplicates Finderは重複ファイルをリスト化して削除する
Addボタンでスキャンしたいフォルダを指定してScanで検索
二つ以上下の階層のフォルダ内もスキャンしてくれる




システム概要もここで表示してくれるのでOS付属のユーティリティのように使える




初回起動時にこのToolWizMacBoost自体のヘルパーのインストールを求められる




これを拒否してもToolWizMacBoostの常駐プロセスが
起動したままになりToolWizMacBoostを終了しても止まらない
アクティビティモニタで強制終了しても直ぐに復活してくる
想像するにアプリなどの付属ファイルを監視するプロセスではないかと思われる
ヘルパーをインストールしていない場合はアプリ本体を削除して
再ログインすればこのプロセスは戻ってこない
インストールした場合は以下のキャッシュフォルダ内にヘルパーはインストールされている
~/Library/Caches/com.toolwiz.ToolWizMacBoost
~/Library/Caches/com.toolwiz.XPC

キャッシュ削除でもこれらはクリアできる良心的な設計だ


2014 年 11 月 9 日




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Yosemiteやめました〜ただしVPNサーバについてだけど…使えない仕様になっているので自宅Mac miniはMavericksにデグレードした

OS XのYosemiteをほぼ発表と同時にダウンロード開始して、数日もしないうちにインストールも完了して、細かいところで問題は多々あるものの、概ね良好で以前のアプリなどの互換性も予想より良いのでMacBook Proで使い続けることに決めた。
VPN Activatorもちゃんと動いて、vpndがちゃんと起動することも確認したので、兼用VPNサーバとして使っている自宅のMac miniも安心してYosemiteにアップグレードした。

ところがこの自宅サーバをYosemiteにあげた途端VPNがほぼ使えなくなってしまった。

原因はいくつかある。
vpndの振る舞い自体がYosemiteではなぜか不安定なように思う。
一度接続が切れたりすると、次から再起動しないとvpndが反応しなくなる。
しかし再起動後なぜかvpndが自動で起動しない。

VPN Activatorはまさにこのdaemonをログイン時に自動起動させるスクリプトをアプリ化したソフトだったはずなのだが、どうもそこらの仕様がYosemiteで変わってしまったようだ。
daemonを自動起動する仕組みはこちらのQiitaに詳細な解説が書いてある。
OSX - OS X で起動時に任意のコマンドを実行する - Qiita

このコマンドの代わりにvpndを起動して常駐させるわけだが、原理は同じだ。
vpndは/usr/sbin/にある。

これをシステムの起動時にキックするために
/System/Library/LanchDaemons/
に.plistという拡張子のlaunchdと関連づけるファイルと
/Library/StartupItems
にdaemonをキックするスクリプトを置く必要がある。

VPN Activatorはまさにその作業をワンクリックでやってくれるアプリだった。
だからVPN Activatorはサービスを有効化するたびにrootのパスワードを要求する。

ところがYosemiteからはシステムを起動するだけでは、サービスは起動しない。
GUIでログインして毎回VPN Activatorでサービスをアクティベートしないとサービスは有効にならない。
たぶんSandboxか何かの制約範囲が変わったんだと思う。

接続が不安定で、切れるとサービスが無効になる。
再接続で復活することもあるが再起動すると遠隔からは二度と接続できなくなる…
VPNサーバーとしてはほぼ使い物にならない。

2週間ほどなんとかこのままで使う工夫をしていたが、やはり誰かがアカウントをログアウトしただけでVPNサービスが使えなくなるのは致命的だ。

結局Mac miniはMavericksにデグレードすることにした。





自宅Mac miniをYosemiteにアップグレードしてからほぼVPNが繋がらなくなった
起動したばかりだとつながるがしばらく経つと不安定になってきて再起動するとさようなら…
GUIでVPN Activatorを使って毎回アクティベートしないとサービスが起動しない
つまりVPNサーバーとしてはほぼ使い物にならなくなってしまった




なんやかやと工夫してみたがどうにもならないので
結局Mac miniのOSはMavericksにデグレードしてしまった
燦然と輝く10.9.5のAbout




と、あっさり書いているがこのバージョンダウンもそれなりに大変だった
Yosemiteのインストールメディアを作った外付けハードディスクのパーティションに
Time MachineでMavericks使用時のバックアップを取っていたのでそこから
復元すればいいと軽く考えていたのだがなんとYosemiteのインストーラの
ユーティリティーメニューからTime Machineは廃止されてしまったようだ
結局MavericksのインストーラHDDから起動しないとTime Machine復元は不可能なことが判明
つまり外付けTime MachineハードディスクとMavericksインストーラディスクを
同時接続するという従来のやり方に落ち着いた
Yosemiteインストーラディスクに取ったTime Machineデータは無駄になった




Mavericksにデグレードした環境でVPNを使用するためにVPN Activatorでアクティベート
やはり従来通りGUIのアカウントにログインしなくてもシステムさえ起動していればVPNは使えるようになった
遠隔から再起動しても続けてVPNサービスを使えるようになった




最初はアタリが取れるまで若干vpndが不安定というところまでMavericksを使い始めた当時と同じ
ただやはりMavericksに戻すと常時プロセスが起動しているのでOSの仕様が変わったのだと思う

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YosemiteのSafari8で省略表示されているURLを元に戻して全部表示する設定

Yosemiteから…というよりSafari8の仕様だと思うが、ブラウザのURLフォームの表示が原則ドメインだけになってしまった。

それでも怪しい詐欺サイトの目くらましに使われるドメインの後半を省略するような昔のInternetExplorerみたいなタコな仕様ではないので大抵の人は困らないかもしれない。
でもWebサイトの編集をする人だと、今自分が見ているのがどのディレクトリのどのhtmlなのかがわからないから、これは大変困った仕様変更になると思う。

実は私もこれには大変困っていた。
またメインブラウザをFirefoxに戻さないといけないかと考え込んでいた。

そしたらこんな記事を見つけた。
OS X YosemiteのSafariでURLを全て表示する設定 | ライフハッカー[日本版]

なんだ…設定ひとつでディレクトリを表示できるようになったじゃないの…

でもAppleってどういう考えでこういう改悪をするのかな。
この設定のメリットは見た目がスッキリ…以外に何もなく困る人の方がはるかに多いはず。
ならばフル表示をデフォルトにして、スッキリさせたい人だけ設定で省略表示できるというようにすればいいのに…





YosemiteからというかSafari8からURLの表示がこんな風になってしまった
これでは今自分が見ているページがどこなのかがさっぱり
わからないのでサイト編集の時に大変困ったことになる




ブラウザをFirefoxに替えるか検討していた時に上記記事を見つけて早速設定変更した
ヨカッタヨカッタ…はいいんだけどなんだかなぁ…Appleさんどうよこれ

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Yosemiteは一応同意の上としながら検索履歴などのデータをAppleやMicrosoftにアップロードしているんだとさ〜これも必要ない機能なので設定で止める

もうひとネタ…

もう表題の通りで、Yosemiteのこの機能はおそらく個人データの収集が目的ではなくビッグデータとしてトレンドを収集して検索などにレコメンドに反映しようというもので、これを元に何かに利用しようという意図は当然ないものと理解しているが、それでもそういう機能は私には必要ないのでやめてほしいと思っていた。

出先でネットにつなぐ時は少しでもデータフローを節約したいのに、こういうものに相乗りしてもらいたくないもんだと思っていたら、おなじみのヴェアダルさんのサイトに、この「サービス」を回避する設定法が書かれていた。
YosemiteでSpotlight検索のたびにAppleやMicrosoftへデータを送信するのをやめさせる - Macの手書き説明書

イヤーヨカッタヨカッタ…
というか、これも余計な機能つけないでくれ…という苦言になりそうだ。
というか、Lion以降毎回アップデートのたびにシステムの新機能を殺す設定をせっせとやっている気がする。
ということは私にとっての理想的なOSはSnowLeopard…ということになるんだろうか?

頭冷やして考えてみよ。





Spotlightの検索の位置情報、検索候補サジェストのためデータがAppleやMicrosoftにアップロードされる
ちゃんと同意の上でOSは使用されているはずだ…とAppleはいうだろうが私にとっては余計な機能だ
ヴェアダルさんの手順に従ってこれを殺す設定をすることにした
まずはシステム環境設定Spotlightに入ってプライバシー「Spotlightの検索候補」のチェックを外す




その下にBing Webの検索という項目がおそらくMicrosoftに送られるのだろう
これもチェックを外す




次にSafariの設定に入って検索に入りSpotlightの検索候補を含めるのチェックを外す




システム環境設定セキュリティとプライバシーに入って
プライバシー位置情報サービスに入りシステムサービス詳細ボタンを開く
ここでSpotlightの検索候補のチェックを外すことで位置情報のアップロードだけ防ぐこともできる
気になっていた問題なのでこの情報は助かった…ヴェアダルさんありがとうございました


2014 年 11 月 8 日




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ジェイルブレイクしていなくても危険!〜MacとiPhoneなどiOSデバイスをターゲットにした新種のマルウエア「WireLurker」発見〜その検出法

Mac OS XやiPhone・iPadなどのiOSをターゲットにした全く新しい概念のマルウエア「WireLurker」が発見されたとPalo Alto Networksが報じている。

このマルウエアはOS X向けのオンラインウエアとして配布され、USBなどを介してiOSにも感染する。
特にこれまで安全と思われてきた脱獄していないiPhoneなども感染のターゲットになっている点が注目を集めている。

PALO ALTO NETWORKS REVEALS DISCOVERY OF UNPRECEDENTED IOS AND OS X MALWARE

これまでのところでは中国で感染が広まっていることが確認されている。
以下のソースによると
『中国のサードパーティアプリストア「Maiyadi App Store」では、467種類のアプリがWireLurkerに感染しており、過去6カ月間に計35万6104回ダウンロードされた』
ということらしい。
実は最近結構見かける中華製のアプリは要注意ということだ。
Mac経由でiOS端末を攻撃する「WireLurker」、中国で広まる -INTERNET Watch

その機能はトロイの木馬とおもわれ外部サーバとの不正な通信を行う、悪意あるアプリを勝手にiOSデバイスにインストールするなどで、最新のバージョンではこれまで安全と思われていたジェイルブレークしていないiPhoneなどにも、マルウエアを仕込めることが判明している。


その対処法だがPaloAltoNetworksはGitHubでこのマルウエアを検知するPythonコードをフリーで公開している。
PaloAltoNetworks-BD-WireLurkerDetector・GitHub

これを利用する手順は以下の通り。
1)ターミナルを起動して以下のコマンドをコピペしてEnter
curl -O https://raw.githubusercontent.com/PaloAltoNetworks-BD/WireLurkerDetector/master/WireLurkerDetectorOSX.py

2)次にプロンプトが表示されたら以下のコマンドをコピペしてEnter
python WireLurkerDetectorOSX.py

malicious files、suspicious file、infected applicationsともにNothing is foundが出れば問題無し。
何かを表示していたら該当するマルウエアをもらってしまっている可能性がある。





最初のコマンドでPythonコードのインストールが成功したらこのような表示になる
その上で二つ目のコマンドを実行すると少し待たされるが
悪意あるファイル・アプリをスキャンした結果が下半分
Nothing is foundが3つ出れば問題ないが何か表示している場合は要注意


2014 年 11 月 3 日




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cDock
(Freeware)
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

ドックのテーマをカスタマイズできるSIMBLプラグインアプリのcDockがYosemiteに対応した。

もう待ちかねたぞ…というわけでもなく案外早く対応したなと感心しているのだが、Yosemite移行で機能しなくなっていたcDockが早速Yosemiteで機能するようになった。

Yosemiteで2Dになってしまったドックの背景をMavericks以前の3Dに戻すこともできるし、背景の磨りガラス状のテーマをスモークや赤、ピンクにしたり自由にできる。

ドックを結構昔から隠し設定で透明にして使っていて、もうそのインターフェイスに慣れてしまったのだが、どこのバージョンからだったかこのドックの透明化の隠し設定が無効になってしまった。

MavericksではSIMBLのプラグインのcDockがこの問題を解決してくれていたが、これがYosemiteアップデート後機能しなくなっていた。
今回のバージョンからこれに対応したが、ちょっとアプリのスタイルが変わった。

ドックのスペースを追加したり、ドックをロックしたりの機能が追加された。
またFinderのサイドバーのアイコンをカラー化する機能も健在だ。





cDockを起動すると表示される設定パネルの項目が随分増えた
面白いところではドックをロックしたり、最近使用した項目の履歴フォルダを追加したりできるようになった




cDockセッティングボタンをクリックすると自動アップデートなどの基本的な設定もいじれる




テーマはここで変更できる
私個人的にはやはりドックの背景を透明化できるのが嬉しい




消すとこうなった
デスクトップの背景はやはり写真ではなくシンプルな
抽象模様にしておきたいしそうならドックは透明が一番いい
これがMacを使い続けてきた私の結論




cDockは今回もSIMBLに依存する
一つ嬉しいのはMavericksでの前のバージョンのcDockは不安定で
ドックがしばしばデフォルトに戻ってしまっていたが
今回のバージョンはYosemite環境上で非常に安定している


2014 年 11 月 2 日




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Laplock
(Freeware)
OS10.10Yosemite対応

MacBook Proなどのラップトップが盗まれるのを防ぐため電源コードを抜くとけたたましい警報を鳴らしたりSMSに警告メッセージを飛ばすメニューバーアプリ。

MacBook ProやMacBook Airなどを電源ケーブルを使用して駆動している時のみ有効で、席を離れている間に誰かが電源ケーブル抜いて持ち去ろうとしたら、最大ボリュームで周囲の目を引くこと請け合いなけたたましいサイレンを鳴らす。
スピーカーをミュートしていても自動的に最大ボリュームにするので、電源ケーブルを抜いた窃盗犯は後悔することになるだろう…というアプリ。
同時にSMS、YOなどにアカウントを持っている場合はそこに「ラップトップが盗まれた!」という自動メッセージを飛ばしてくれる。

注意点としては使用できるのはラップトップのみでMac miniやiMacなどでは使用できないことか。
また電源ケーブルを抜く前に先に蓋を閉められてしまうと、サイレンは鳴らない。
その場合でもSMSにメッセージは届くので、iPhoneなどの電話番号は登録しておくほうがいいだろう。
(SMSは受信も送信も有料というキャリアもあるので課金には要注意)

また盗まれていなくても自分でケーブルを抜くとやはり同じようにけたたましいサイレンを鳴らしてSMSを飛ばしてくれるので、出先でコンセントを借りて使用する場合もかたずける前にこのアプリを止めることを忘れないようにしないといけない。
でないとなんでもないのに出先のカフェでけたたましいサイレンを鳴らして恥ずかしい思いをすることになる。

なお結局電源を抜く前にシステムを終了されてしまうと、サイレンもSMSも飛ばないのでセキュリティとして絶対ではない。
作者サイトにも「それでもあなたのMacが盗まれてしまったら、残念だが我々を責めないでほしい。我々が盗んだわけではないのだから…」というエクスキュースもしっかり書かれている。





Laplockはメニューバーに常駐するアプリ
起動時は自動的にEnableになってるのでサイレン待機状態
Disableにすると一時的にサイレンを無効にできる
他にスクリーンロック・SMS、YOのアカウント登録もここから可能




スクリーンロックはショートカットキーも用意されているので
スリープやスクリーンセーバを待たずに即時画面にロックをかけられる




さてここで不届き者があなたのMacBook Proを持ち去ろうと電源ケーブルを抜いたりする…




すると最大ボリュームでサイレンを鳴らしてくれる
スピーカーをミュートしていてもボリュームを最小にしていても
瞬間的に最大ボリュームにしてくれるので周囲の目を引くこと請け合いだ
ただし残念なことにこの不届き者がケーブルを抜く前に
先に蓋を閉める心得がある奴ならサイレンは鳴らない




しかしその場合でもSMSにメッセージは飛ぶのでiPhoneなどを
持っているならその電話番号を登録しておくほうがいい
ただしその電話番号は国内で使用される090、080などで始まる電話番号ではメッセージは飛ばない




例えば080-****-****という電話番号なら最初の0の代わりに
国番号を先につけて8180********というふうに入力する
ハイフォンは要らない




自分のSMSアカウントの登録はここで確認できる
自信がない人は確認してみるといい
設定の中のメッセージの中の送受信で登録されたアカウントが確認できる




LaplockをEnableにしている時に誰かが
電源ケーブルを抜くとすぐにiPhoneにメッセージが来る




SMSなのでもちろんAndroidでもOK
もう一つのYOというSNSについてはあまりよく知らないのだがそちらでも通知できる
面白いアプリだが先にシステムを落とされるとうんともすんともいわないという弱点もあるので
あくまでセキュリティの予備手段として使用するなら良いと思う


2014 年 11 月 1 日




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YosemiteとMavericksをVMWare Fusion6に自作のインストールメディアからインストールしてYosemite上で動かす

Yosemiteの導入に概ね成功したようなので、自宅での検証環境はYosemiteとTigerだけになってしまった。
Mavericksなどの情報もまだニーズはあるかもしれない。

そこでVMWare Fusionに今までLionとMountain Lionはインストールされ手いたのだが、MavericksとYosemiteをインストールすることにした。
Yosemiteは最新環境で隔離してマルウエアなどの検証をするようなケースを想定している。

以下の記事で作成したYosemiteとMavericksのインストールメディアを用意する。
あとは手順に従ってインストールするだけ。

Yosemiteインストールメディアを作る

OS10.9 Mavericksのインストールメディアを外付けハードディスクに作る

なおしばらくはLionとMountain Lionを仮想環境から外すことを考えている。
なので弊サイトのアプリの環境検証もMavericks以上になってしまうので悪しからず。





今後マルウエアのテストなどで何も設定変更していない素のYosemite環境が必要になるので
VMWare FusionにYosemiteをインストールしてとりあえずのアップデートだけ
したものをバックアップし親システムとして確保した
何も設定変更していない環境というのが大事で自分で
カスタマイズした設定をデフォと思い込むミスは結構多い
なおVMWare FusionはYosemiteでは動かないという情報も見かけたがver.6だがちゃんと動いている




なぜか今まで用意していなかったMavericksもインストールしておく
Puma、Leopard、Lionとバグが多かった奇数バージョンのOS Xの伝統を踏まえてバグが多いやつだった
今度のYosemiteがそのバグフィックス版であることを望んでいたがこの面はそうでもなかった




そのMavericksのインストールだが上記インストールメディアを
MacにマウントしておきVMWare Fusionを起動する
「新規」メニューまたは「+」ボタンで仮想マシン作成ダイアログが出てくる
左の「ディスクまたはイメージからインストール」を選択する




開いたなりではインストーラは見えていないので下の「別のディスクまたはディスクイメージを使用」
クリックしてインストーラメディアの中のインストールアプリを選択する




続けるボタンをクリックすると仮想マシンの保存先・保存名を聞いてくる
場所はデフォでは書類フォルダの中の仮想マシンフォルダの中だ




保存を押すと指定した名称で保存が始まる
少し待たされるが完了したら終了をクリック




すると自動的に仮想環境が起動してインストーラも起動してくる
あとはリアルのMacのインストールと同じ手順だ




Mavericksは無料で配布されているがAppleはその権利を
放棄したわけではないので利用規約への同意は求められる




インストール先を聞かれるが仮想環境から見たらボリュームイメージがインターナルなので
内臓ディスクアイコンの「Macintosh HD」というデフォルトの名前のボリュームにインストールする




こうしてインストール成功だがインストールしたなりだと画角がモニターサイズに合っていない
このままではホストOSとファイルの共有もできないのでVMWareToolsをインストールする




VMWare側の「仮想マシン」メニューのVMware Toolsのインストールメニューで
Toolsのインストールを開始する




確認タグが出てくるのでインストールをクリック




OSに合わせたVMware Toolsのイメージがマウントされるので
あとはインストーラの指示に従ってインストール




こうしてMavericks一丁あがり!
共有を有効にするとデスクトップに共有フォルダへのエイリアスリンクの
アイコンが現れホストOSのYosemiteとファイルのやり取りもできる




VMware Toolsインストールに成功したらVM側の設定で
「共有」に入れば共有フォルダをどこにするか決定できる




ほぼ同じ手順でインストールメディアからYosemiteをインストールする




インストールメディアの中のインストーラアプリを選択するのも一緒




違うのはここからでまだVMWare側でYosemite対応バージョンが用意されていない
が、ここはMavericksを選択しておけば問題無い




ディスク容量・メモリなどは後で増やせるのでとりあえずOS10.9仕様デフォのままインストール開始




そしてYosemiteインストーラ画面が立ち上がって行く
以下はMavericksと同じ手順だ




インストール成功!
YosemiteもVMware Fusionの入れたなりではモニターサイズを認識しない
VMware Toolsが必要だがMavericks対応バージョンしかないがそれを入れても問題ない






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