Previous  Index  Next


2014 年 12 月 31 日




anchor

【大公開!】Yosemiteを快調に動かし続けるために私がやっている年末大メンテナンス手順

MacはOS Xになってかなりメンテナンスフリーに近くなっている。

かつてOS9以前の時代はMacを快調に動かし続けるのは初心者には非常に難しく、これを快調に動かす上級者のスキルと秘密のノウハウがいろいろあった。
OS9には非常に手を焼いたが、こういう上級者たちの話を聞くのは楽しかった。

翻ってOS Xである。
このOSもパソコンのOSである以上残念ながら完全にメンテナンスフリーというわけにはいかなかったが、普通に初心者が買ってきて、電源を入れて、何もしないで使い続けてもそうそう調子が悪くなることはない…という程度のケアフリーなOSにはなった。

かつて旧OSを快調に動かすことで尊敬を集めていた上級者たちは、OS Xの普及によってだんだんいいところを見せられる場面が減ってきてしまった。

ということで、今回たいそうなタイトルをつけてしまったが、OS Xを快調に動かすマル秘テクニックなんて存在しない。
とっても普通だ。
しかもMainMenu Proに完全におんぶにだっこだ。

わざわざ解説するまでもなかったかもしれない。
ただ古い記事で「Macのメンテナンス、私はこんなことやってます」というようなものが弊サイトにもあるので、じゃ、最近は何やってるのと聞かれるとこんだけしかやっていません…ということになる。

さすがに何もしないと2年目からだんだん動きがおかしくなってくるかもしれないから、年に一度くらいはこの程度のメンテナンスはやろうよ…という意味で今回の手順をまとめた。

大掃除の季節だしね(ってあと11時間ほどで今年も終わるのだが…)
Macも掃除しちゃいましょう。





Macのメンテナンスには私は主にMainMenu Proを使う
同等の機能があれば他のアプリでもいいのだがシェアウエアではあるが必要な機能が全部
そろってるのでつい便利さからこれ一択になる…というより最近ではこれに頼りきっている
まずはユーザキャッシュの削除だがこれだけは年に一回と言わずに毎月でも毎週でもやったほうがいいと思う
特にYosemiteになってから仮想メモリを多用しない分、どんどんキャッシュに書き出す仕様になったようで
これをやるだけでディスク空き容量が数GB増えたりする
大量のキャッシュは破損の可能性が増加する原因になり不具合を招くので私は毎日のようにやっている
とりあえず「ユーザキャッシュの削除」をやっておけばその下のSafariのキャッシュは一緒に削除される




私はDashboardを殺す設定をしているのでこのメンテナンスはやっていないが
アクティブにしている人はDashboardを使っていなくても
たまにキャッシュ削除はやったほうがいいかもしれない




キャッシュの削除を徹底的にやりたい場合は「システムキャッシュの削除」、
「すべてのユーザキャッシュの削除」、「フォントキャッシュの削除」、「DNSキャッシュの削除」、
「すべてのファイルの削除」「検索キャッシュの削除」
を実施しておく
システムキャッシュは後で再起動さえすればゴッソリ削除されても問題ない
「すべてのファイル」とはアーカイブ化されたログファイルのことでこれが数十GB溜まって
システムの動きが悪くなった経験もあるのでたまには削除したほうがいい




次に「不正なPreferenceファイルを削除するを実行する
Mavericksから導入された設定の自然修復機能のせいなのかMavericks以降OS Xは
Preferenceフォルダの中にやたらテンポラリファイルを作るようになって
これが破損してゴミファイルを大量に発生させるようになってしまった
こういうものは貯めておいてもいいことなんかひとつもないのでさくっと削除してしまう




以上削除系のメンテナンスを実行したらOS Xを再起動させる
この時にコマンド+Sキーを押しながら起動させてシングルユーザモードに入る
ここでfsck -fyと打って通常のファイルシステムチェックを実行する
こんな表示が出れば問題無し・リサルトに「Volume was repaired」というような
修復したというログが出たらこれが出なくなるまで繰り返し何度でも実行する
bashなので上カーソルキーとEnterキーだけで同じコマンドを何度でも繰り返せるので便利
完了したらrebootと打ってEnterしてやれば通常のGUIから起動できる




次に修復系のメンテナンスを一式
まずは定番の「起動ボリュームのアクセス権修復」を実施
これはDisk UtilityでもTerminalでも実行できるがMainMenu Proなら
ワンストップで全部できるので最近はもっぱらこれを使っている




これは週間、月間、それとほぼ毎日システムが自動実施している手順を一通りやる
「すべてのメンテナンスをを実行」でこの3つのメンテナンスを全部実行する




メモリは再起動で解放されているはずだがここで実施してメモリ使用量に変化がないか確認しておく
再起動後あまりに効果があるようなら逆に何かメモリを束縛するプロセスが動いているのかもしれない
ここでは「Launch Servicesを再構築」「Whatis データベースの更新」
「LocateDatabaseの更新」
などの再構築系のコマンドも実行しておく
また「Spotlightインデックスを再構築」「Apple Mailインデックスを再構築」も実施しておく
前者はSpotlightインデックスを削除するコマンドなのでこの後1〜2時間程度CPUが跳ね上がるが
これもたまにやっておかないとSpotlightインデックスが破損するとプレビューが正しく表示できないとか
検索にあるべきものがかからないとかのおかしな動きになってくる




ゴミ箱はユーザフォルダ内のものだけでなくゲストユーザ、rootユーザのフォルダも全て消しておきたい
「強制的にすべてのゴミ箱を空にする」を実行しておく
この時に普段使っている外付けハードディスクも挿したままならその中のゴミ箱のゴミも削除できる
ここまでやれば以上で完了となる…今年もご苦労様…来年もよろしく








2014 年 12 月 28 日




anchor

また窮屈になってきたのでバックアップのバックアップにまたRAIDを組んだ〜さらに2TB外付けを導入してバックアップのバックアップも2TBRAIDに大増幅!で便利に

自宅のiBookG4で構築しているファイルサーバーでiTunesのライブラリとかユーザフォルダとか何でもかんでもバックアップしている。

Time MachineでMacBook Proの全域バックアップを2TB外付けハードディスクでやっているが、それとは別にそれらのライブラリなどのバックアップを取っている。

1TB外付けハードディスクをiBookG4でネットワーク共有してそれらのライブラリとかをコピーしているが 、さらにそのバックアップを別の過去に使っていたハードディスクでバックアップのバックアップを取っている。
この1TBと250B、320GB、500GBのバックアップのバックアップ間の定時コピーはCarbon Copy Clonerを使っている。

これは過去のトラブルを教訓にしたダブルバックアップならぬトリプルバックアップで、どんなに危機的障害でも3系統が同時に死ぬことはない…という教訓に基づいている。
(逆に言うとダブルバックアップは偶然に偶然が重なって一挙に死ぬことはあり得るという教訓でもある)

その過去に使っていた細かいハードディスクを以前RAIDでまとめていたのを確実性の問題から解消してバラしていた。
しかし特定のボリュームが極端に増減があったりとかで不便になってきたので、この250B、320GB、500GBをまたRAIDでひとまとめにしておよそ1TBにした。





概念図で表示するならこんな感じ
メインのMacBook Proの直接のアックアップは2TBの
USB外付けハードディスクでTime Machineでとる
そのほかに1TBのMyBookProというWDハードディスクをiBookG4で
オンライン共有してそこにユーザフォルダ・ライブラリなどのバックアップを取る
さらに250B、320GB、500GBのサブバックでそのコピーをCarbon Copy Clonerでとる
このようにバックアップは常に三重でとるというルールにしている
(さらにこの図にはないがiTunesライブラリ、ユーザフォルダとかは別のMac miniの サーバに同期していて
そちらもTime Machineをかけているので 実際は五重のバックアップになっている
バックアップはいくらあっても多すぎないというのが私の考え方なので…)




この細かい3つのハードディスクがすぐ容量いっぱいになってバックアップに失敗する事案が発生していた
以前単純RAIDでひとまとめにしていた時アンマウントに失敗するなどの問題をMountain Lionが
起こしていたので解消していたのだがやはり不便なので今回またRAIDでまとめることにした
こうして2TBのTime Machineディスク、1TBのサブバックアップ、
1TBの仮想サードバックアップという構成になる




iBookG4はOSはTigerという古いバージョンなのだがちゃんとRAIDをサポートしている
3つのディスクをまとめるRAIDボリューム新規作成はDisk UtilityのRAIDタブで作成する
タイプは3つから選べるがミラードは容量半分にして2重の冗長性を持ついわゆるRAID1
次のストライプとはデータを各ディスクに散らして読み出しを同時にできるようにして
冗長性は皆無だが読み書きを高速化するいわゆるRAID0ストライプというもの
次のConcatenatedは単純にディスクを連結して一つのボリュームにするものでミラーもストライプもかけない
ディスクの発熱が心配なら3つ目を選択する




どのディスクをグループに入れるかをドラッグアンドドロップで決めて
クリエイトボタンを押すとこのように確認タグが出てくる
クリエイトをクリックするとしばらく待たされて1TB仮想ボリュームが出現する




RAIDを組んだ時、解消した時いちいちFirstAidでデバイスの検証、ボリュームの修復はやっておく




こうしてMacBook ProのバックアップのMyBookProから
このRAIDにはCarbon Copr Clonerを使って定時コピーを取っている




さてここでこの1TBのサブバックアップがそもそも手狭になってきたという問題が発生している
そこで今回さらに2TBの外付けハードディスクを購入してiBookG4でオンライン共有させることにした




概念図的にはこんな感じ
iBookG4のDualUSBの片口が空いていたので
そこに2TBを指して2TBをサブバックアップにして共有する




さらに旧セカンドバックアップの1TBを先ほどの
1TBRAIDと統合して2TBサードバックアップを作成する
こうしてもう容量を気にしないでどんどんバックアップを取れるようになるはず…




これまでのセカンドバックアップを新規導入した2TBにまずコピーする




次にRAIDユニットに1TBのディスクを参加させて合計で2TBのボリュームを作成する
この時後から参加する方のデータは消失するので要注意




うまくいけば…というよりあっさり成功するのだがこうして2TBのボリュームができあがる




変更したボリュームは必ずデバイスの検証を実行する




ボリュームの修復も必ずかけておくこと




今度は2TBバックアップをこの新たにできた2TBRAIDボリュームにバックアップするスケジュールタスクを作って完了




Webサーバ兼用ファイルサーバーのiBookG4の周りはハードディスクだらけになってしまった
ここまでするのなら専用のNASを導入したほうがいいのでは?という批判は(∩゚д゚)アーアー聞こえない
さあ!年末大掃除&大バックアップ大会の始まりだ…


2014 年 12 月 24 日




anchor

OS Xのターミナルシェルのbashの深刻な脆弱性2〜まだくすぶっていたコマンドインジェクションにやっぱり対応しました〜パッチ済みソースコードが配布されている

OS Xも含むUNIXやLinuxが使用するbashのターミナルシェルにかなり深刻な脆弱性があるという話を先ほどアップした。
これの影響だが、Appleは当初、
「高度なUNIXのサービスを使用している上級ユーザ以外は影響がない」
という立場を取っていたが、どうもいろいろ見ているとそうでもないらしい。
Linuxなどは素早く対応しているが、Appleのサイトを隅から隅まで見てもこれに対応したアップデートはまだでていない。

そこで前回Tigerで実行した、bashをソースコードからmakeし直すという手順を実行しようと思ったが、ソースコードのftpサイトが混雑しているせいかずっと繋がらなかった。
それが先ほどやっと繋がったので、早速ダウンロードしてインストールすることにした。
ソースのサイトはこちら。
GNU Project Archives

前回は途中ではまりやすい失敗例も書いて手順が混乱しているように見えたかもしれないので、今回は成功した手順を簡潔に整理してメモしておく。

上記ftpサイトを見ているとbash3.2のソースコードにbash3.2.57というのがもうアップされていた。
これはパッチ込みのソースということではなく、ここまでの修正がすでにかかったソースコードとして配布されている。

なので今回はパッチを一緒にmakeする手順は省いて、bashのソースコードのmakeだけの手順になる。





混雑してるだろうから仕方がないがしばらく
繋がらなかったbashのソースコードのページにやっと繋がった
よく見ると3.2のソースとは別に3.2.57というソースコードもアップされている
せっかくならこの最新修正バージョンを今回使うことにした
なおbashのメジャーバージョンは3の上に4も5もあるのだが
そこらうっかり当てて何か動かなくなるのは怖いので3.2.57に決定した




未インストールの場合はAppleのサイトからXcodeをダウンロードしてきてインストールしておく
ライセンスビルドのコマンドを走らせておく
コマンドはsudo xcodebuild -licenseとなる




ライセンスの記述がすごい量出てくるが同意しないと使えないのでagreeと打ってEnterする




次にMacPorts ProjectページからMacPortsをダウンロードしてインストールする
Yosemite、Mavericks、それ以前バージョンに全てバイナリが分かれているので要注意




一応手続きなのでMacPortsのアップデートのコマンドsudo port selfupdateと打っておく
バージョンが表示されたらインストール成功、上下のバージョンナンバーが合っていれば最新版になっている




先にダウンロードしておいたbashのソースコードをデスクトップに
置いているならカレントディレクトリをデスクトップにしておく
コマンドはcd ~/Desktop
次にダウンロードしたソースコードを解凍するコマンドを打っておく
今回のファイル名は「bash-3.2.57.tar.gz」なのでコマンドはtar xzvf bash-3.2.57.tar.gz




ちょっと待たされて解凍が完了したらデスクトップにできたbash-3.2.57というフォルダの中を一応確認
bashのパッチがむき出しで入っている場合はこのパッチを有効化しないといけない
その手順は前回解説したが今回のソースコードはすでにパッチ分の
修正がかかったソースだったのでそういうものが入っていない
なのでこの手順は今回は飛ばす




デスクトップにできたbash-3.2.57の中にカレントディレクトリを変更しておく
コマンドはcd ~/Desktop/bash-3.2.57
次にmake、installのコマンドを打つ
コマンドは./configure --prefix=/ ; make ; sudo make install




かなり待たされてmake、installが完了するとこういう表示になる
ここでバージョンを確認するコマンドbash --versionを打ってみる
3.2.57と表示されたらインストール成功




なお今回はbashrcは上書きされなかったようなので
Terminalを自動起動して悪意あるコードを実行されるリスクを回避するコードは有効のままだった
これからこの手順をVPNサーバ、webサーバなどに当てていかないといけない
面倒だ



<追記>

上記の手順で自宅のWebサーバーとVPNサーバーのMavericks/Mac miniとTiger/iBookG4のbashを3.2.57にアップデートした。
時間はかかったが、この手順でそんなに手間もかからず作業は完了した。
これで一応サーバーの不安はなくなったんだと思う。





今回は前回make/installを実施したTiger/iBookG4だけでなく
MavericksのMac miniもターミナルでアップデートに成功した
時間はかかったがこれが一番手間が少ない方法だと思う

anchor

OS Xのターミナルシェルのbashの深刻な脆弱性〜コマンドインジェクションの話はまだくすぶっていたらしい〜応急処置も考えたがとりあえず様子見とします

10月に取り上げたOS Xでも使用されているターミナルシェルのbashに深刻な脆弱性があるという話題が、あのとき一旦解決したような雰囲気になっていたがまだくすぶっているらしい。
前回の記事はこちら。
Macに久々の大型セキュリティホール!〜ShellShockの脅威について自分なりのまとめと対策〜MavericksだけでなくPowerPCでTiger旧マシンも対策を急げ!【追記あり】

今回一部のセキュリティ機関からこのコマンドインジェクションの問題はまだ解決していないどころか、これを悪用したエクスプロイトを特定したという発表がされている。
GNU Bash における OS コマンドインジェクションの脆弱性(Shellshock)(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity (脅威、エクスプロイトのニュース)

この概要によると
『最終的に、関連するCVEは6つに渡り(CVE-2014-6271,CVE-2014-7169,CVE-2014-7186,CVE-2014-7187,CVE-2014-6277,CVE-2014-6278)、根本的な脆弱性の解消のためには全ての問題点が修正済みのパッチバージョンを適用する必要があります。修正済みバージョンについては下記対策を確認してください。』
とのこと。

また
『公開されているExploitでは、任意のコード実行が可能な脆弱性としてCVE-2014-6271とCVE-2014-6278、2つの脆弱性が利用されています。』
とのこと。

このCVE-2014-6271とCVE-2014-6278の二つについては前回紹介した記事ですでに対応済みだったはずだが、既存のパッチではまだこれを破る手段が残っていたらしい。

対応済みバージョンとは具体的には以下のバージョンで、これに該当する場合にはまだ脆弱性が残っているとのことだ。
- Bash 4.3 Patch 28 およびそれ以前
- Bash 4.2 Patch 51 およびそれ以前
- Bash 4.1 Patch 15 およびそれ以前
- Bash 4.0 Patch 42 およびそれ以前
- Bash 3.2 Patch 55 およびそれ以前
- Bash 3.1 Patch 21 およびそれ以前
- Bash 3.0 Patch 20 およびそれ以前


そして前回バージョンアップで私のYosemiteおよびMavericksのバージョンはBash 3.2 Patch 53、 TigerのバージョンはBash 3.2 Patch 54になっているがいずれも該当してしまう。

この件に対応するAppleのアップデートはまだ出ておらず、相変わらずこの問題に関してのんびりしている。

またQNAPに関する脆弱性も言われているようなので、ポート8080を利用しているWebサーバーを運用している場合は注意が必要らしい。
https--www.jpcert.or.jp-at-2014-at140055.txt

それからあと最近の話題はNTPサーバーの脆弱性も指摘されている。
OS X NTP Security Update-OS X Yosemite

対応策として現在- Bash 3.2 Patch 57までのパッチが配布されているから、これをダウンロードしてbashを再コンパイルするのが早道なのだが、現在このftpサイトは混雑しているためかずっとアクセスできない状態が続いている。
GNU Bash Patch

深刻なのはサーバーを運用しているケースとWeb経由でリモートとったりファイル共有しているようなケースで、全部私の場合は該当するのだが今のところパッチも手に入らないし様子見するしかない。
念のためにルートマッピングと各Macのファイアウォールは再チェックして余計なポートが開いていないか確認した。





Terminalbash --versionと打ってバージョンを確認する
Yosemiteのbashのバージョンは3.2.53と出て今回も「当たり」ということらしい
アップデートをかけたVPNサーバのMavericksも同じバージョン




ということでbashのソースコードのftpサイトでパッチの
バージョンを調べたところ3.2.57までパッチが出ている




Appleの対応は相変わらず遅いのでこれらのパッチをダウンロードしてbashをmakeすることにした
手順は前回紹介したとおりでパッチをローカルに「名前を付けて保存」
拡張子は最終的に.patchに書き換えるがとりあえず.txtのままで落としておく
つぎはbash3.2のソースコードだがここでftpサイトが反応しなくなってしまった
世界中からダウンロードリクエストが殺到しているんだろうなぁ




とりあえずAppleのサイトからNTPの脆弱性のアップデートだけダウンロードしてインストールする
NTPサーバを立てている場合以外はほぼ無関係と思われるのでこちらは緊急性が低い




特に今回はCVE-2014-6271とCVE-2014-6278が問題になっているようなので
これらのテストコードをもう一度試してみたがちゃんと対応しているような表示
こちらのサイトではこれらの修正を破るのに成功したようなことが書かれている
悪用されたエクスプロイトに関しては具体的なソースコードが非公開になっているので
要するに内容もわからないし対応策もない深刻な脆弱性が残っているということだ


2014 年 12 月 21 日




anchor

Historical Landings
(Freeware for iPhone, iPad)

第二次世界大戦の名機を飛ばして数々のミッションをこなすiPhone、iPad向けフライトシミュレーターアプリ。

先に紹介したExtreme LandingsF18 Carrier Landingと同じ作者によるフライトシミュレーターシリーズで、これはF4-Uコルセアを筆頭にオプションで大戦時のプロペラ機を中心としたアイテムで陸上基地への離着陸、空母からの発艦、着艦、エスコートなど様々な任務を実行していく。

こちらはMac版は用意されておらずiPhone、iPad向けのみということになるので、操作系は筐体を傾けて操舵、タップで各種レバー・スイッチ操作というUIになる。





ミッションをこなして成功しても失敗してもそのあとに再現ビデオで確認できる
これはそのビデオ再生画面のUI
キャプチャーボタンがiOS版独特




飛行機のディテールも飛行機マニアが見ても納得できるもの
ノーズアートもきちんと再現されている




プロペラ機は直進性が非常に強いジェット戦闘機、機体の姿勢が変化するまで
タイムラグがある大型旅客機と違って凧のようにふわふわとした操縦感だ
その感じも見事に表現されている
尾輪式のプロペラ機のアプローチは水平に侵入して機首上げとともに
失速させないといけないのが最初は難しいかもしれない




こちらは操縦画面でこれはフォローだがHUD表示タイプもあり
画面をタップして視点を自由に変えることもできる
簡易タイプはスロットとギアのみだがこのシミュレータータイプは左がスロット、
レーダーがあって右にギア、ブレーキ、フラップレバーがある




iOS版は操舵は筐体を前後左右に傾けてモーションセンサーで操作するので
ゲーム開始前にキャリブレーションを実施する
楽な姿勢にiPhone、iPadを持って上のキャリブレートボタンをタップして水平を決定する
下のフライトモードとコントロールは左が簡易版・右が難易度高いバージョン




ミッションのモードに入ると最初にブリーフィングと称して簡単な説明がある
これは空母から発信して陸上基地に機体を運べと言っている




こちらが空母発信のシーン
中央の赤いボタンでカタパルトが作動するのでできるだけスロットルを上げておく
ジェット戦闘機に比べるとプロペラ機が軽いことに驚かされる


2014 年 12 月 20 日




anchor

Extreme Landings
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

エアバスを安全に運行し離・着陸させるリアルでグラフィックも美しいフライトシミュレーターアプリ。

以前ここで紹介したF18 Carrier Landingの姉妹版アプリで、同じように着陸訓練、離陸訓練を経てミッションをこなしていき、App内課金の試練シミュレーションなども利用してだんだん上級に進んでいく。

飛行機は4発エンジンの大型エアバスで、ミッションの中にはエンジン故障・火災、舵の故障など様々な障害も含まれている。
設定を見るとエンジンのオフ・各エンジンのスロットル・消火スイッチのキー、燃料のトリム、各燃料タンクのジェットソン(燃料投棄)とかなり詳細な設定がありこういうものが必要なミッションが用意されているようだ。

例によってグラフィックはとっても綺麗で、一つミッションを完了するごとに(失敗しても)再現ビデオを客観的に見ることもできるので反省会も思いのままだ。





起動画面のメニュー
「キャリア」はチューターのヒゲ面パイロットが操縦法を厳しく指導してくれる
Land Nowは実践のスコア式着陸ミッション
セッティングに入ると細かい設定が可能




各人の好みだと思うがMacで遊ぶ場合キーのセンシビリティを最低にするとよい
以前のFA18のシミュレーターもそうだったが、エレベーターとエルロンの操作は
カーソルキーで操作することになるのでこれが過敏に利きすぎる傾向があるのでこの設定をする
特に民間の大型機は機体が重く舵の反応が遅いので舵面がシャープに動いてしまうと
どうしても大舵になってコースをすぐにそれてしまう
4発エンジン機の舵は鈍いくらいでちょうどいいと思う




スロットルはメインのスロットルと4発のエンジンのそれぞれのスロットルのキーが用意されている
着陸時に火災が発生すると操作パネルを呼び出していたら間に合わないのでこのキーで
手っ取り早くエンジンオフ、燃料バルブ閉鎖などをするミッションが用意されているらしい




さらに燃料のトリム(タンク間移動)やジェットソン(燃料投棄)も各燃料タンクごとに用意されている




飛行中の主観視点のグラフィック




こちらはフォローポジションのグラフィック
キャリアモードの方はヒゲ面の教官が「優しく」指導してくれる(英語だが)
にしてもこういう教官ってなぜヒゲ面と決まっているのだろうか?




各操作レバーのポジションが画面に半透明で表示されるのもF18 Carrier Landingと同じ
左からスロットル、ポジションレーダー、速度計、高度計、
一番右は上がランディングギアで下がエアブレーキ
視点を変えるのはtabキー




南イタリアパレルモ空港着陸ミッション完了!




キャリアモードではILSの回廊が緑のフレームで示されている




これは再現ビデオでその回廊にうまく乗れたかのチェックができる




二つ目は離陸ミッション
スペースキーを押すとそれぞれの操作パネルを操作するキーを
表示するのでマウスで操作する必要はない
ていうかマウスで操作してうまく離着陸させるのはムリ!
右の操作パネル切り替えで表示されている5キーを叩くと…




このように機関パネルが表示される




4発エンジン機はパイロットが自分でエンジンをかけるのが飛行機界の常識らしい
中央下のエンジンスイッチを入れて右下のスターターキーで一機ずつエンジンをかける
1番→4番→2番→3番というふうにかけるのが一般的と聞いた気がする
ちなみにスターターの上のボタンは各エンジンの消火器のスイッチ




エンジンが4発ともかかったら6番キーでメインパネルに移るよう促される
V1(離陸速度)は170ノットなのでそこまで速度が上がったら舵を引くよう指示されている




メインパネルの操作キーもスペースキーで表示できる
離陸時に気にしないといけないのは基本的にはスロットル、ギヤ、フラップだけだが…
離陸に成功したら教官が褒めてくれた




ということで離陸ミッションも完了のお墨付き




この通り美しいグラフィックなのはF18 Carrier Landingと同じだ




さてお稽古が終わったら実践モードだ
まずはヨーロッパの小さな空港にこの大型機を着陸させる訓練




幾つかキャプチャーを堪能いただきたい




シネマモードの再現ビデオは情景カットとしてみても美しいと思う




逆噴射ノズルが開いているのがわかるだろうか
またこのアングルだとエンジンファンが回転しているのもはっきりわかる
以前のF18 Carrier Landingもそうだったがこういうディテールをみると
このシリーズの作者さんの飛行機への愛をひしひしと感じる




tabキーを叩くと視点変更ができるのはシリーズ共通だが
この視点はエンジンの火災チェックなどに使うらしい
現実的にはあり得ない視点だが実機のパイロットが
こういう視点カメラが欲しいと思うかもしれない




これも舵の故障を確認できる視点




操縦席込みの視点
メインパネルの姿勢ゲージやレーダーは飾りではなく本当に運行状態を表示している


2014 年 12 月 13 日




anchor

Yosemiteの日本語入力のキーマッピングをことえり風に戻してみる〜注意は必要だができることが判明した

Yosemiteの導入記事にも書いたが、OS X 10.10Yosemiteでは噂通り日本語入力メソードの「ことえり」が廃止されてしまった。

ことえりのユーザ辞書は引き継がれるので、デフォルト辞書の外来語、例えばターミナルがterminalというように先頭小文字で変換されてしまうという困った点以外は問題ないのだが、キーマッピングがWindowsなどと同じJIS標準になってしまった。

何が困るって長年ことえりに慣れてしまったユーザはLキーでラ行のラリルレロを入力する癖がついてしまっているので、これが一朝一夕には治らない。
このあたりの経緯についてはこちらのYosemiteインプレッションで書いた。
Yosemite続報〜iOS8にアップデートしたらiPhoneがWi-Fiで同期できない問題の解決法3〜結局アップデートが決め手やね〜Finderの重さが辛い…ことえり廃止に伴うキーマッピングの変更について


ことえりユーザがなぜLキーを使うことに慣れてしまっているかというと、ローマ字の子音を右手、母音を左手で入力するスタイルが便利だからだ。
ラとかレはL+A、L+E、逆にリルロはR+I、R+U、R+Oというように使い分けることで、子音、母音を左右の指で交互に打つ運指が楽なので自然にこうなってしまった。
ことえりユーザはこういうことでタイプを少し高速化していたのだ。

ただこれが通用するのはことえりだけで、以前からATOKや旧EGBridgeなどを使用していたユーザはWindowsユーザと同じくJIS標準のL+子音で小文字という入力ルールに慣れていたはずだ。

だからマイノリティなんだし、もはやWindowsユーザだけでなくMacユーザの中でもマイノリティなのだからJISルールにそろそろ慣れるべきだと思っていた。

ところがやはりこのスタイルで20年近く文字を打っていると、もう指が勝手に動いてしまってYosemite移行してからタイプミスが劇的に多くなった。


そこで以前からBBSにさくらさんから情報を頂いたのだが、日本語IMの実体アプリがシステムフォルダの中にあって、その中にはことえりルールのファイルも存在するという耳寄り情報を頂いていたのでこれを試した。

以前に試したときはラ行のルールの項目だけデフォルトのルールにコピーしたところ、確かにラ行単独ならLキーを使って入力できるのだが、一文の中にラ行も含めてまとめて変換すると変な文字列になってしまいうまくいかなかった。
またコピーを作るとシステムフォルダの中のファイルのルール通りACL付きのファイルになってしまうのも気になっていた。
これではバックアップにならない。

それで断念したのだが、再度さくらさんから手順の情報を頂いた。

お世話になります。
あれだけ嫌がっててWindowsキーを慣れてしまった今更ですが(笑)、詳しく記載されてました。

1.以下のようにフォルダを開きます。
 Macintosh HD/システム/ライブラリ/Input Methods/JapaneseIM/Contents/Resources
 (なお、「JapaneseIM」を開くときはアイコンを右クリック(もしくはcontrolキーを押しながらクリック、以下同様)して「パッケージの内容を表示」を選択してください。この方法、iPhotoなどでも使えます)

2.RomajiRule_Default.txtのアイコンを右クリックして、「複製」を選択します(もちろん、「command+D」でもOK)。ここから先はことあるごとにパスワードを求められますが、面倒でも毎回パスワードを入力してください。

3.複製した「RomajiRule_Defaultのコピー.txt」の名前を「RomajiRule_Default_old.txt」に変更します。RomajiRule_Derault.txtのファイル自体を捨てても構わないのですが、もしもの時を考えて残しておいた方が無難かと思います。名前の変更の仕方ですが、アイコンの名前の部分を絶妙に左クリックするか、普通にアイコンを左クリックしてEnterキーを押してください。

4.RomajiRule_Default.txtをゴミ箱に叩き込みます。

5.「2.」と同様の手順で「RomajiRule_Kotoeri.txt」を複製します。

6.複製した「RomajiRule_Kotoeriのコピー.txt」の名前を「RomajiRule_Default.txt」に変更します。

7.Macを再起動します。

8.ラ行がLキーで入力できる喜びを噛み締めます。


これで簡単にできるかと思います
ご参考までに。

この手順だと出来上がったRomajiRule_Default.txtがやはりACL付きのファイルになってしまい危険だという問題がクリアされていないが、でもこの手順がヒントになった。
要はACL付きのファイルは文字列を取るためのバックアッププールとして置いておけばいいのであって、ルールファイルは元からシステムフォルダの中にあったものを使ってその中のテキストだけ書き換えるという原則にすればクリアできそうだ。

そこでこの手順を少し私なりにアレンジしてみた。

1)Macintosh HD/システム/ライブラリ/Input Methods/JapaneseIMを右クリックで「パッケージの内容を表示」で開く
Contents/Resourceの中のRomajiRuleで始まるテキストが日本語入力ルールファイル

2)RomajiRule_Default.txtのアイコンを右クリックして、「複製」または「Command+D」でコピー

3)複製した「RomajiRule_Defaultのコピー.txt」の名前を「RomajiRule_Default_backup.txt」に変更。

4)RomajiRule_Default.txtをテキストエディタ(コード書き用に認証機能があるものが良い、私の場合はCotEditor)で開く

5)RomajiRule_Kotoeri.txtをテキストエディタで開いてCommand+Aで全文を選択しコピー。

6)RomajiRule_Default.txtをCotEditorで開きCommand+Aで全文を選択し、ここに先ほどのKotoeriルールを全文上書きペースト。
つまり出自も名前もRomajiRule_Default.txtだが中身はそっくりRomajiRule_Kotoeri.txtというファイルにする

7)Macを再起動。

8)ラ行がLキーで入力できる喜びを噛み締める。

9)元に戻す時はRomajiRule_Default_backup.txtの中身を全文選択してコピーしRomajiRule_Default.txtを開いて全文ペーストして再起動。


この手順で余計なACLが付加されることなく中身だけことえりルールに書き変わる。
ここまでする必要はないのかもしれないが、このACLには前にも一度痛い目にあっているので。

この手順を早速実行したところ、私のMacBook Proの日本語入力はことえりタイプに戻った。
こうしてこの文章はLキーをガンガン使って入力している。
やっぱり、これが快適だわ…ラリルレロラリルレロラリルレロ…

ただしこの方法はシステムフォルダの中身をいじるので、やってみようという人は十分注意して自己責任で試すこと、やる前に必ずTime Machineなどで完全なバックアップを取っておくこと、自分が何をやっているのかよくわからなくなったら直ちに作業を中止して全てを元に戻すこと…を厳守していただきたい。

さくらさん情報ありがとうございます。





ことえり廃止に伴い慣れ親しんだLキーのラ行入力ができなくなりタイプミスが劇的に増えた
Yosemiteのシステムファイルの中にもことえりルールのバックアップは残っているとの情報を得て
以前IMの日本語ルールをコピーを試したのだが、ACLが付与されているのに気がついたので
ことえりルールからラ行のルール文字列だけ持ってきてDefaultにコピーしたところ
ラ行だけなら確かにLで入力できるようになったのだが、ラ行を含む単語を変換すると
変な言葉になってしまう問題が起きたので断念していた




今回の改良した方法でもやはり/System/Library/Input Methods/JapaneseIM.appの中身をいじる




このJapaneseIM.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」でその中身を展開する




Contents/Resourceの中のRomajiRuleで始まる日本語入力ルールファイルが幾つかある
有効になっているのがRomajiRule_Default.txtで、
ことえりルールが記述してあるのがRomajiRule_Kotoeri.txt




このRomajiRule_Default.txtを複製またはCommand+Dキーでコピーを作るのだが
「情報を見る」で確認すると「カスタムアクセス権が…」という表示が出る
これが曲者で以前にもシステムファイルをこのACL付きファイルに
入れ替えてしまって大事になるという経験をしている
(参照iTunesライブラリが共有できない〜例によってACLの仕業か〜一気に解除とかやったら
システムぶっ壊れて再インストールするはめに…よいこの皆さんはマネしないでね

そこでACL付きファイルが残らない手順を考えてみた




まずRomajiRule_Default.txtのコピーを作るところまでは同じ
これは中身を取って元に戻すのに使うのでバックアップという名前にでもしておく
もちろんそのまま〜のコピーという名称のままでも構わない




次にRomajiRule_Kotoeri.txtCotEditor で開いて全文選択してコピー
RomajiRule_Default.txtCotEditor で開いて全文選択してペースト
つまりRomajiRule_Default.txtというファイルはそのままに
中身だけRomajiRule_Kotoeri.txtとそっくり入れ替える




これを保存するには管理者のパスワードが要求される
保存してもRomajiRule_Default.txtにはACLが付加されず
元どおりシステム所有のアクセス権が有効のまま




一応念のために不正なPreferenceなどが生成されて影響がないようにMainMenuで掃除しとく




こうして再起動後MacBook Proのキーボードはことえりルールに戻った
ラ行を含む文章をまとめて変換しても変にならない
何度か再起動を試したがルールが消えるなどの挙動不審もなさそうだ
うまくいったんじゃないだろうか

anchor

Macでデスクトップビデオキャプチャーアプリを探していたら灯台下暗し〜QuickTime Playerが最適だった〜これをDropbox他を使って手っ取り早く誰かに観てもらう手順

愛用していたデスクトップの動画を取り込むアプリが立て続けにサポートが休止してYosemiteで動かなくなっていた。

最近使い始めたスクリーンキャプチャアプリが結構ビットレートが高い設定なので、デスクトップの表示とキャプチャが同じグラフィックのリソースを使っているみたいで、撮れた映像がカクカクしていたのが気になっていた。

昔使っていたものは軽かったよなぁ〜と思って久しぶりに起動したらYosemiteで起動できなくなっている。
作者サイトを覗いてみたら、もう配布も中止していてサポート終了ということらしい。
よくある話だ。

それでキャプチャーソフト何かいいものないかな…と探していたらQuickTime Playerにスクリーンキャプチャ機能があることを最近知った。
前からあったの?
全然知らなかった。

やり方はとても簡単で、ファイルメニューから「新規画面収録」を選択して、出てきたレコーダーのRECボタンをクリックする。
画面に録画開始法の説明が出てくるので、そのままクリックならスクリーン全体をキャプチャ開始、ドラッグをすると指定した範囲のキャプチャの待機状態になる。

QuickTime Playerだから取れたビデオは.mov形式になるので、編集はFinalcut ProiMovieで編集ができるし、HandBrakeで他の形式に変換もできる。

Web形式に画角・解像度を落としてブログに貼るもよし。
Webストレージにおいて上級者に操作を見てもらい指導してもらうとか、逆に遠隔から初心者にMacの操作法をレクチャーするとかに使用できる。

一般には非公開で画像を共有するにはWebDAVなどが安全でいいのだが、この数年でWebストレージがすっかり普及して最近では自宅でWWebDAVサーバをあげる意味も薄くなってきた。

ちなみにDropboxでのキャプチャの公開の仕方も以下で説明した。
今回の作例は以下のURLでも観ることができる。
https://www.dropbox.com/s/1ouvs5s08l9jreo/24unei1640.mp4?dl=0
こんな感じで共有できる





QuickTime Playerを起動したらファイルを開くダイアログを閉じて
ファイルメニューから「新規画面収録」を選択する




出てきた画面収録レコーダーのRECボタンをクリック




デスクトップに「クリックするとフルスクリーンで…」という注意書きが表示される
フルスクリーンでよければどこでも任意のところをクリックするだけで収録が開始される




スクリーンの一部だけ収録したい場合はクリックの前にドラッグをしてキャプチャの範囲を指定する
範囲はグラブで位置を微調整したりもできる
クリックで収録開始




収録を止めたい場合はメニューバーに表示されているRECアイコンをクリックする




するとビデオのプレビューが可能な状態になる
この状態ではまだテンポラリファイルなのでこのキャプチャでOKなら保存先を指定して保存




RECボタン右の矢印キーで音声も同時収録するか、画像にマウスも含めるかなどの簡易設定が可能




キャプチャしたものはmovファイルなのでFinalcut Proでトリミングをして
HandBrakeでmp4(H.264)にエンコードしたものがこれ
やはりカクツキはあるがまあまあ綺麗だと思う
カクツキは愛用のMacBook Proのグラボの性能の限界ということらしい




これを誰かに見てもらいたい時に特定の人だけというならWebDAVとかが安全だが
これだけストレージサービスが普及した今では自宅にWebDAVサーバを
あげているのは余程奇特な人ということになるかも
MacでWebDAVサーバ構築法はこちらで解説したがDropboxで簡単にやる方法を…
ビデオをアップロードしたらWebサイトでビデオを選択して共有ボタンをクリック






するとビデオの場所のURLが表示されるのでこれを見せたい人に教えるだけでいい
ツイッターやフェイスブックへの投稿ボタンもあるしこのフォームからメールを送ることもできる
上のようにブログに貼りたい場合はこのURLを画像リンクする




そのリンクを踏むとブラウザで画像が表示される
今のところ初心者に指導用の画像を見せる場合これが最も簡単な方法だと思う
相手はリンクを踏むだけでパスワードもいらないから確実だと思う




もう直接URLをとりたい場合はWeb上でビデオファイルを
右クリックして「公開リンクをコピー」という方法もある




このままクリップボードに貼り付けてホームページに貼り付けてもいいし右のリンクを短縮ボタンで…




このように短くすればツイッタークライアントを使って公開したい時にも便利だ




もう一般にも大公開しても構わないという場合はQuickTime Playerから直接YouTubeなどに投稿できる




また本文ではHandBrakeを使って変換と書いたがQuickTime Player自体にも
書き出しメニューからmp4などにエンコードする機能もあるので
簡易な設定でいいならQuickTime Playerワンストップで何から何までできる




これはiPadなどに最適化した480pの画像の選択メニュー例




さらにBluetooth接続可能範囲にいる人に見せたいならAirDrop連携も可能
QuickTime Playerがこんなに至れり尽くせりになっていたなんて知らなかった


2014 年 12 月 7 日




anchor

NetworkEyes
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応 OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応

インターネットへの接続の状態をメニューバーアイコンの色で知らせてくれるアプリ。

使い方はとてもシンプルで、起動してメニューバーのアイコンを確認するだけでいい。
色は赤はインターネットへの接続が不安定、黄色は回線速度が遅くなっている、緑が回線は安定しており速度も速いという意味。

以前メニューバーアプリでWi-Fiへの接続状況を表示するアプリを紹介したが、これはローカルのWi-Fiも含めてインターネットへの接続状況を表示している。

仕組みはGoogleサーバーの8.8.8.8にpingを飛ばしてそのパケットロスとレスポンス時間を見ているだけというとてもシンプルなもの。

ログイン時に起動・終了などはメニューバーアイコンからプルダウンで。





NetworkEyesを起動するとメニューバーアイコンに赤い丸が現れる
赤は回線が不安定あるいは接続されていないことを示す




黄色は接続はしているが回線速度が遅いことを示す




緑は回線も安定して速度も速いことを示している




マウスオーバーすると8.8.8.8にpingを飛ばして反射時間が最大100mS以下だったことを示す
インターネットへの回線状況はまずまずということだ




これを終了したい時、あるいはログイン時に自動起動して一切
操作の必要をなくしたい時はメニューバーアイコンをプルダウン
他には何も設定もないシンプルさだ


2014 年 12 月 6 日




anchor

Freemake Video Converter
(Freeware)
WindowsXP~7対応

MKV、FLV、AVIなどのビデオファイルをMPG、MP4、Apple各種フォーマット、H.264などに変換することができるWindows向けフリーウエア。

ビデオ変換ソフトはいろいろあるのだが、このアプリの特徴はやはりMKVを扱えるということだと思う。
以前ここで借用素材のブルーレイなどを編集可能な素材に切り出す方法を紹介したが、大抵はあの手順で大丈夫なのだが中には面倒なことに、テロップなどを焼きこみではなくクローズドキャプスタンで同梱しているビデオなどもある。
また音声も日本語だけでなく各国語が用意されているなんてケースもある。

諦めてテロップは自分でつけるにしても音声はどうにもならないので、このケースでは一般的なコンバートソフトは役に立たない。
そのためのHandBrakeなのだが、このアプリは1080pをサポートしていないことに気がついた。

そこでほかのコンバートアプリを探してみたが、MacではやはりHandBrake一択ということになるようだ。
Windowsではいろいろあるのだが、しょっちゅうやる作業でもないのでフリーウエアがいいなと思って探していたら、このFreemake Video Converterを見つけた。

このアプリはMKVに対応し字幕の選択、音声の選択も可能でしかも選択が正しいかどうか確認するために事前にプレビューもできる。
(本当はHandBrakeもプレビューはできるのだが、あまりにも重いので使う気になれない)

ダウンロードやインストールの時に、色々他のソフトをレコメンドしたり勝手にインストールしたりするのがちょっと鬱陶しいが、なかなか軽快に使えて便利なソフトだと感じた。





そもそものきっかけはこれ
1080p素材なのにHandBrakeで変換後はSDの1920×816素材になっている
HandBrakeが1080pに対応していないのかともかく劣化していることは間違いない
そこで別の変換ソフトを探す旅が始まった




Freemake Video Converterの使い方はとてもシンプルだ
ファイル読み込みで中央のリストに素材を積んでいく
複数ファイルを積んでバッチ変換も可能
右の編集ボタンで音声・テロップなど含めてプレビューができる
OKなら下のアイコンから変換したい形式を選択する




マルチオーディオのMKVの場合デフォルト音声と変換したい音声が違う場合がある
日本語吹き替えがデフォになっているが英語オリジナルを使いたいとかのケースだ
その場合ここで音声を選択できる




また字幕の有無、字幕の言語などもここで選択できる
シェアウエア登録をすると自分で字幕を作って字幕の追加も可能になる




変換先のフォーマットで代表的なサイズ、フォーマットは
選択できるがさらにエディタでカスタマイズも可能




あとは変換開始
デフォルトはドキュメントフォルダの中にファイルを作るがこれもクリップごとに設定可能




VaioのデュアルクアッドのCPUで8スレッドで変換作業中
我が愛用のMacBook Proはもう5年前の老兵なのでCPUスレッドは2つのCoreDuo
変換速度はMacBook Proが16時間に対してVaioは2時間だった
ワレズの皆さんがWindowsから離れられないわけがわかった




こうしてフルHDになったはずだがiTunes上の表示はSDの1080になっている
SDの1080なんて存在するのかというのは疑問を感じた
今回はH.264を使ったせいかもしれないがiTunes Storeから購入したビデオも
H264だが1080pの表示になっているので何が違うのかよくわからない
何れにしてもこの組み合わせで劣化が少ないHD変換が可能と思われる



<追記>

BBSに「tera」さんからHandBrakeの最新バージョンは1080pをサポートしているという情報をいただいた。
私の不明でした。
どういうわけかHandBrakeのバージョンアップに失敗していたので、古いバージョンを使っていたのだがどこにも1080pを選択できる選択肢がなかったのでサポートしていないのかと思っていた。

私の古いMacBook Proだとエンコードに16時間かかるという点を除けば、HandBrakeでもなんら遜色ないエンコードができるということだ。

さらにこの1080p自体が意味があるのかという疑問にも行き当たった。

業界の基準では1920×1080のプログレッシブを1080pということになっている。
私の知らないところで1080pのSDというのが存在するのか調べてみたが、これは表示自体が矛盾している。
ビットレートはむしろiTunes Storeの1080pより高いはずなのにSD扱いになっている。
Appleの1920×1080SDという表示がどうにも気になったので実際にいろいろエンコードしてみてテストした。

その結果わかったことは1920×812という表示はソースのフレームサイズによるもので、iTunes Storeはこれも1080pと呼称していること、このソースを無理やり1080pに拡張しても無信号のスペースを信号なしのデータに置き換えるだけで無駄であること、さらにもしRetinaディスプレーで観るのではなくAppleTVで観るのなら現在日本で使用されているテレビディスプレイは業務用の特殊なものを除いてすべて1080i(インターレースの走査線情報を半分に間引きしたハイビジョン)であるために、1080pは水増しされた分だけデータが重くなるだけで意味がないこと…などが判明した。

データが水増しされてもHDMIで転送されたデータはテレビのプロセッサーで間引きされて結局すべて1080iに変換される。

要するにHandBrakeを使おうがFreemake Video Converterを使おうがフレームサイズ、インターレースなどの選択は「ソースのまま」「オリジナル」を何も考えないで選択すればいいということだ。
唯一の収穫は8スレッドのWindows機でエンコードすると目がさめるくらいエンコードが速いということを知ったことぐらいか…

ここにたどり着くまで、いろいろ試行錯誤したが結局変換ソフトはHandBrakeでもFreemake Video Converterでもどっちでもいいし、選択はすべて「ソースに準じる」でいいということがわかった。
(さらにブルーレイも出始めのDVDと同じで意外に大したことないという印象も…ゲフンゲフン…)



anchor

iBored
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応 OS10.10Yosemite対応 WindowsXP~7対応
Linux対応

破損したディスクなどを救済できるかもしれないディスクイメージも含むディスクセクターエディター・ビューワアプリ。

とはいうもののこれはディスクのアロケーションなどの記述のヘクサデシマル(16進数)を直接表示していじろうというアプリで、作者自身も認めているようにこれの使用法の解説を細かくドキュメントにしていないので初心者には使いにくいかもしれない。
かくいう私もこれの機能を全部理解したわけではない。

しかしディスクのセクターが破損してデータが救えないかという局面で、一般的なレスキューソフトは決められた手順に従って破損していない部分のデータを組み合わせてどの程度レスキューできるかという自動プロセスなので、その手順で「破損している」と認識された領域のデータはどうしようもない。

このアプリは作者さん自身がディスクをいじる目的で作成したが、役に立つと思う人は使って欲しいというメッセージが作者さんページに掲げられている。

・カスタムブロックサイズを見る
・リードエラーの確認、ダメージを受けたディスクデータをディスクイメージにコピー
・ジャーナリングがかかっている場合はUndoも可能
・rootで起動して内臓ディスクにもアクセス可能(OS X版のみ)
・ネットワーク経由のディスクアクセスも可能
・PC-BIOSブートローダーのインストールが可能

他などの機能をサポートしている。





通常起動時に出るメッセージ
外付けハードディスクがなくてrootで起動していない場合は
内蔵ハードディスクにもアクセスできないのでこういう表示になる




これはMac版のみの機能だがrootで起動すれば内蔵ハードディスクの診断も可能になる
起動法はFileメニューからRun as Rootを選択
アプリが再起動してパスワードを求められroot権限で起動する




ハードウエア的に認識できるディスクのリストを表示
disk0が通常の起動ボリュームというのが一般的なルール
この場合擬似的FusionDriveを設定しているのでDisk0がSSD、
Disk1がHDD、Disk2が仮想的起動ドライブを表示している




Disk0のパーティション、ブロック40の内容…中身は全部ヘクサデシマルで正直私にも
見方がわからないのだが見る人が見るとこれはすごいということらしい
この記述のチェックがデータ復旧に役立つとのこと




ここでGPTと言っているのはGUID Partition TableのことでMBRはMaster Boot Recordのこと
パーティションの書き換え、ブートローダーのインストールなどが可能だ




データが記述されている領域はこんな表示になるらしい




ディスクの論理構造を表示するウインドウ
それぞれのパーティション毎のサイズ、ブロックすなどを表示している




私のMacBook Proの起動ボリュームはFusionDrive化以降なぜかジャーナリングなしに
なっているのでジャーナリング領域の表示は白紙だがジャーナルがかかっていれば
ここに変更前のファイルが見える可能性がある
それを救ってくればUndoが可能






Previous  Index  Next



site statistics



青木さやか