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OSXでよく使うアプリケーション2-3

ブラウザと関連ツール編/Web Browser and Equipments



Opera

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

ブラウザにはかつては勢いがあったInternetExplorer系とNetscapeFireFoxなどのMozilla系、同じくオープンソース系のエンジンを使ったSafariShiiraなどのwebkit系などにおおまかに分けられるが、そのどれにも属さないブラウザもある。
iCabなどがそうだしこのOperaもそうだろう。

その独立系のMacで使えるブラウザのなかでは一番元気なのがこのOperaではないだろうか。
OmniWebなんて評判の良いブラウザもあったが、日本語版はもう2年ちかくバージョンアップされていないようで、最新版はまだ"パンサー"に対応していない。英語版のオリジナルはTigerにも対応しているが、このサポートのルーズさはどうしたことだろう)

Operaは昔から固定的な支持者がいるブラウザで、Macの場合は少数派だがそれでも使っている人はずっと使っているという人が多い。
古株ユーザには評判のいいブラウザだ。

私の場合今まで試してみたことがなかったので、これまではユーザの評判を聞いているだけだったが、そのOperaがフリーウエアになった。

使ってみた印象をまとめると、なかなか良いブラウザじゃないだろうか。
まず何よりも気に入ったのは表示の速度がかなり速いことだ。
これは特筆するべきレベルだ。
Macで使えるブラウザでは明らかにトップクラスだろう。

それでスキンや表示など設定がかなりいじれるので自分好みのルックアンドフィールにカスタマイズできるという自由度も多分Mac系ではトップクラスだと思う。

また私の場合「JavaScriptをキャンセルする」などの頻繁にいじる設定が設定画面をわざわざ呼び出さなくてもプルダウン一発で変更できるという配慮に感服してしまった。
なかなか使えるブラウザだと思う。

それが基本的にフリーウエアとして使えるというのはめでたいことだし、Macユーザの選択肢はますます増えてきている。
選択肢がたくさんあるというのは良いことだ。

昔はInternetExplorerNetscapeの他に選択肢がなかったわけで、今ではどのブラウザを使ったら良いか目移りするような状況だし、どのブラウザもそれぞれ良さがあってお奨めできる物がいくつもあるので、開発側の競争は厳しいがそういう昔とは比べ物にならないようなユーザにとっては天国のような状況になってきた。

日本語版のダウンロード先も変わったので再度リンクを貼り直しておく。






Operaが楽しいのはスキンやツールの表示などを
自分が好きなように自由にカスタマイズできることだろう
スキンはデフォルト2種類だが、他のスキンもいろいろダウンロードできたはずだ




自由度が高いのはスキンなどの見てくれの問題だけではない
設定項目もなかなか充実している




Operaのフェイスはこんな感じ
これはブックマークをペインで表示した3ペインタイプの表示にしているが
これを片付けた2ペイン式も勿論可能だ




BookMarkはメニューからプルダウンでもアクセスできる
このどこからでもアクセスできるというのも使いやすさの理由だと思う





私が一番感心したのがこれ
頻繁に設定変更する可能性がある項目はメニューからプルダウン一発で変更できる
いちいち環境設定タブを呼び出さないで良いのがスグレ物



Opera10

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~Vista対応Linux対応

ノルウエー製の爆速ブラウザ。

例のマイクロソフトの欧州でのInternet Explorerバンドル訴訟敗訴のきっかけはこのOperaだともいい、マイクロソフトのファンサイトでOperaボイコット運動が展開されているそうだ。

ブラウザの第三極のOperaもバージョンが進んできてバージョンナンバーは10を越えた。

まず第一印象では、以前にもまして爆速ぶりがすごい。
はっきりいってMac版でも表示はSafariよりもかなり速い。

見た印象だとタブやツールバーの配置がGoogle Chromeなどの最近流行のスタイルに変わって来ている。
webkit、Gecko全盛の時代にPrestoという自前のエンジンでガンバっているそうだ。

InternetExplorer単独採用でダッチロール中のトライデント、FirefoxなどのMozilla系のブラウザが採用するGeckoエンジン、Safariなどが採用するwebkitが今のブラウザの趨勢だが、死に体のトライデントはともかく、このどれにも属さなかったiCabもwebkitの軍門に下ってしまったようで、数少ない第三極だったOperaが、どうなるかというのは、気になるところだった。

InternetExplorer一色だったインターネットは、ディストピアのような世界だったが、今でも利用者の数だけ多いものの新しい何かを期待できないトライデントよりも、webkit、Geckoの相克とどちらにも属さない第三極ブラウザがどうなるかの方が面白かったのだが、なんとなくwebkitの優勢が見えてきて、Mozillaとその他には頑張ってもらいたいと思っていた。


ところでバージョンが10になってOperaの最大の特徴はOpera Uniteという新機能が加えられたことだという。
ブラウザが写真共有や音楽ストリーミング共有、インスタントメッセンジャーなどのホストサービスを提供できるという機能らしい。
アカウントを開設するところでくじけてしまったので近日中にこの機能は試してみるが、今のところ伝聞情報で申し訳ない。
でも面白そうな機能だ。

他にも以前テストしたときとは見た目も、機能もかなり変わってきている。
Opera Turbo機能なんて面白いと思う。
ブラウザ自体がサーバ機能をになっていて、dolipoみたいな雰囲気だが、その過程で画像データなどを圧縮してトラフィックを減らすという仕組みらしい。
低速ネットにつながっている時には高速化して、通常は通常接続に戻るというようなこともできる。

またwebサイトを拡大して表示できる機能がウインドウ下に常時表示されているなど、実用性は高いと思う。
こちらの半数の人がブラウザの文字サイズを最大にしてwebを見ているそうだ 〜子育て中の主婦という母集団に偏りはあるがという記事にも書いたが、ブログのデザインに凝って、「お洒落」なレイアウトにできるだけ文字数を詰めるために、ほとんど判読不可能なくらい文字の等級を小さくしているブログ管理者をたまに見かけるが、そういうサイトはビジタが思いっきり字をでかくして、レイアウトを崩しまくって閲覧しているという現実を知った方がよい。
そういう管理者はこのOperaの普及を応援するべきだ。
Operaなら字を大きくしてもそんなにレイアウトが崩れないで、表示することができるからだ。

サイト幅にウインドウの幅を合わせるというような機能もウインドウ下のボタン一つですぐにできたりで、ユーザ志向のブラウザになっているのがよくわかる。

久しぶりにいじってみたが、このブラウザもなかなか気に入った。


ちなみに私にケータイのブラウザはOperaなので、私もステディなOperaユーザということになる。
ちょっと余談。





Operaを最初に起動する時にデフォルトブラウザの設定をするか聞いてくる
これはちょっと興ざめなのでこういうことはしないでもらえると嬉しい
気に入ったらデフォルトブラウザにするということでは
やはりMSとの訴訟には勝てないんだろうか




前にテストした時にはなかったOpera Turbo機能
左下のタコメーターアイコンをクリックすることで設定を
呼び出せるしワンクリックで有効無効を切り替えることもできる




タコメーターアイコンの隣りの三角印のプルアップで設定を呼び出せる




趣旨からいったら「自動」設定がいいと思う
低速ネットに接続するとブラウザ自体がサーバ機能を持って
ダウンロードする画像の大きさをコントロールするというユニークな機能だ




スピードダイアルというSafariのTop Siteにちょっと似た機能もあったりする




新機能のOpera Uniteはウインドウ左下の風車のようなアイコンで呼び出す




ここから設定画面に入る




アカウントを作ってサーバ機能は有効になる
ここでちょっと気持ちが萎えたがそのうちこの機能は自分でテストしてみようと思う




ユーザの使い勝手をよく考えているなと思うのは右下のアイコングループ
例えば文字の等級をワンタッチで切り替えたりwebサイトの幅に合わせて
ブラウザのウインドウの幅も切り替えたりあると良いなという機能が
簡単に操作できるようにレイアウトされている


Opera10.6

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応

交通運輸の国、ノルウエーからやってきたブラウザ。
昔は有償ソフトだったが、フリーウエアになってからも久しい。

マイナーバージョンアップだが、10.6になって高速化したのだとのこと。
ただし何故か肝心のOperaのディスクイメージのダウンロードが旧バージョンだと恐ろしく遅かった。
新バージョンは確かに表示は速い。
しかし同じくダウンロードは遅い。
どういうわけだろう?
でもそこを気にしなければ、高速軽量でしかも多機能ブラウザという定評はそのとおりだ。





Operaの新バージョンを見つけてダウンロードするも5分経っても1%も進んでいない




断念してOperaのバイナリはSafariでダウンロードした
こちらは1分程度という正常な時間でダウンロードを完了した




Operaは相変わらずの多機能ぶりでしかもウワサ通り高速化もしている
少し気になったのがjpegの表示がWindowsのような荒れ方をすること
Opera社はこちらがwebスタンダードだと言っているので
ひょっとすると皆さんからはこう見えているのか?
右がOpera、左がSafariの表示

anchor

Opera買収のニュースを受けてとりあえずアンインストールすることにした

ブラウザソフトのOperaが中国のコンソーシアムとの買収交渉に入ったというニュースが話題になった。

問題はその買収先だ。
「中国のコンソーシアム」とは具体的には「奇虎360」のことだとの詳細が聞こえてきた。
何かとレピュテーションがあるところだ。

早速Opera ジャパンが声明を出している。
Opera は Opera のまま - Opera Japan

奇虎360とはセキュリティソフト、検索サービスなどで中国のトップのバイドゥを脅かしている新興企業だ。
セキュリティソフトとしてはこんなのがMac向けに配布されている。
Mac 用ウイルス対策:Mac 用無料保護&セキュリティ | 360 Total Security for Mac
フリーウエアなので勇気がある人は試してみて。

奇虎360については日本のビジネスマン向けジャーナリズムではその成長性ばかり強調する記事しか出てこないが、ここの製品はこんなニュースが流れたので記憶に残っている。
奇虎360科技のアプリがアップストアから削除=報道- WSJ日本版 - jp.WSJ.com - Wsj.com

またウイルスパターンについてマッチポンプの噂もなくもない。
真偽のほどはわからない。
しかしOpera創業者が独立して開発を始めたVivaldiなんていう大変優秀なブラウザもあることだし、レピュテーションがあるOperaをわざわざ入れておくリスクをとる必要もないだろうと思いアンインストールすることにした。
あくまで私の個人的な判断だ。
皆さんに推奨しているわけではない。





基本的にはアプリケーションフォルダの中のアプリ本体を
ゴミ箱に移動するだけでアンインストールは完了する




私の場合はAppTrapを入れているのでプロファイル・設定フォルダの削除を推奨される
アンインストールなのでMoveの方をクリック




一応関連ファイルの内部検索もかけてみたが削除すべきなのはこれだけだったようだ
まだ買収交渉中の段階なので今のOperaに問題があるわけではない
ただ今後買収成立後もアップデートにかかってくるのを避けただけだ
別に中国製品だから敬遠するわけではないが評判がもひとつなら様子見するという程度のことだが…



2016年6月11日






さらにその他

自作ブラウザ

(もちろんフリー)
おすすめ度?

さらに過激なブラウザとして自作するという方法がある。
上記リンクのサイトを見ているとAppleがSafariのレンダリングエンジンを公開したようなので、これを利用すれば自分好みのブラウザが作れてしまうということらしい。

もちろん、本家Safariと比べて安く上がるわけではない。性能も使い勝手も良いとは限らない。
(往々にして自分が考えた物よりも、先達たちが考えたインタフェイスの方が結局使えるということも良くある話じゃないだろうか?)
でも自分で作ったブラウザがWebを表示したら、愛着はひとしおだろうと思う。

このサイトを参考にいつか自分で作ってみたいとは思っている。
(あくまでも願望だが)






Firefox

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応Windows2000~XP対応

以前はFireBirdという名前で配布されていたMozilla組のブラウザの一つ。
今回Mozilla組から最優秀ブラウザを受賞したそうだ。
もちろんタブもサポートしているし、ポップアップ広告をブロックできる。起動も速い。
またクッキーを通じてスパイウエアを仕込むような悪質サイトに対しても、クッキーを選別的にブロックできるというMozilla特有の堅牢さを持っている。

Mozilla組のブラウザはみんなMacもWindowsもLinuxもサポートしている。
そういうセキュリティの堅牢さはMacでよりもWindowsで価値があるかもしれない。

今会社機がWindowsXPに変わったのだが、ブラウザとメーラにExplorerOutLookExpressという悪名コンビを使いたくないので、こういうものを物色しているところだ。
FirefoxはWindowsXPでのメインブラウザになっている。

MacにはまだSafariがあるから良いが、WindowsユーザにとってはNetscapeも消え去ろうとしている今、このMozilla組だけが唯一の希望の光ではないのだろうか。



FirefoxはMozilla組の標準的なブラウザ
動きは速いし、タブもサポートしているしMac用としてもメインとして使える








Firefox2.0

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応Windows2000~XP対応

かなり遅ればせながらFirefox2.0を試してみた。
Firefoxのメジャーバージョンアップなので気にはなっていたのだが、手が回らなかった。
それで一番うれしかったのはRSSに対応したことだ。
リリースノートを読んでいるとRSSに対応したのは2.0からではなくその前かららしいが。正確には、RSSの処理の選択が広がったというのが2.0の改良点らしい。
(バージョンアップさぼっていたのがまるわかり)

他にもフィッシング詐欺サイト警告機能とか新しいリンクをタブで開くようになっていたりとか、スキンやアドオンなどのカスタマイズの幅が広がったようだ。
個人的に面白いなと思ったのはリジューム機能などが充実して途中だったダウンロードを再開できるとかの機能が追加されたことだ。

色々面白い機能満載なのだが、起動の時に時々しゃくり(2回起動する)が起きるのが気に入らない。なんとなく昔のNetscapeを思い出した。
これがあったからなんとなくNetscapeは愛用のブラウザにならなかったのだ。






Firefox2.0のうれしい点はRSSに対応してフィードの処理も選択の自由が広がったこと
RSSの使い勝手がもうひとつだったのがFirefoxのチョットな部分だった



<追記>
最近ぱーむらいふさんがFirefoxのスキンのレビューを怒濤の勢いで書いておられる。
残念ながら私は手が回らないが、Firefoxをちょっと愛用してみたいとお考えの皆さんは覗いてみてはどうだろうか。







Firefox3

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応

07年の年末に出たOS10.4.11アップデータを入れて以来、Safari3がほとんどスタックに近いぐらいの異常なモタリを見せるようになって、ほぼ使い物にならなくなっている。
この原因はさまざまな検証をしたが、いまだに特定できないままで複合的な要因だと思われる。
(この症状が出る人と出ない人の差があるのも複合要因であることを示唆している)
ただ単にSafariが単独で問題を起こしているというよりもOSとの複合要因でメモリリークを起こしているというのが、どうもその実態のようだ。

そこでOSを10.4.10にバージョンダウンするという最終手段に訴える前にSafariを使わないというテストをやってみることにした。

最近ではSafariはほとんどRSSリーダーとして多くのタブを開きっぱなしで使っているのだが、そういう使い方ができる一番近いブラウザということでまずFirefox3を試すことにした。

先日までFirefox2を使っていたが、Firefox3にはいくつかメリットがある。

ロケーションバーのアイコンをワンクリックするだけで、サイト所有者の認証情報を確認できたりセキュリティ面での補強がされている。
またダウンロードのリジュームに対応した。(今まで対応していなかったんだ!)
ログインパスワードの管理画面の変更(ツールバー下に「このパスワードを保存するか?」というバーが現れてログインに成功してからその判断ができるようになった。)
ページ全体のズーム表示をコマンド+「+」キーで可能にした。
各ブックマークフォルダに「全てをタブで開く」メニューが用意され、全て新規タブで開くようになった・・・
などいくつか便利でありがたい機能が追加された。

反面かつては特筆すべき高速ブラウザだったFirefoxも随分重くなってしまったと感慨に耽らざるを得ないくらい起動も重く表示にも時間がかかるようになってしまった。
Safariに比べればマシだが、この重さも結構ストレスになりそうだ。

またログインの認証がシビアになったみたいで、いくつかのサイトにログインできない。
当サイトのアクセスカウンターやアクセス解析のページにもログインできないのだからちょっとシャレにならない。

いろいろ不満はあるがこれまでのところSafari3のようなスタックに近いようなモタリは起きていない。
最初から重いが、その重さは何日も起動し続けても最初と変わらない重さが持続する。
Safari3のように半日も起動し続けると突然虹色ボールが回り始めて反応しなくなるというようなことはない。






Firefox3MisFoxを使ってデフォルトブラウザに設定する





Firefox3はブックマークフォルダに完全対応したので、ブックマークメニューや
ブックマークバーのフォルダも全てインポートできるようになった
Safari Bookmark Exporterを使ってSafariからほぼ完全にブックマークをエクスポートできる





Safariのステータスをほぼ引き継いだFirefox3
若干動作が重いのといくつかのサイトにログインできない点を除けばほぼ不満はない





コマンドキーと「+」キー(モバイルはコマンド+fn+「+」キー)で表示を拡大
いわゆるフォント拡大ではなく表示そのものをズームするためレイアウトが崩れない
小技だが老眼需要にはありがたい機能だ





逆にコマンドキーと「−」キー(モバイルはコマンド+fn+「−」キー)で表示を縮小
表示領域が広いサイトの全体像を把握したい時には便利な機能かもしれない

anchor

Firefoxはファイルブラウザとしても使えるのか

これはBBSに「tera」さんからいただいた情報。
「2chで見つけたのですがFirefoxのウインドウにVolumeやフォルダをD&Dすると、あらまぁ… 結構使えるかもしれませんね」

ということでさっそく試してみました。

考えたらWindows世界ではInternet Explorerと競合しないといけないわけだからファイルブラウザとしての機能も当然要求されるわけか。
ちなみにSafariでも同じことを試してみたが、やはりこうはなりませんでした。チャンチャン。





Firefoxのウインドウにフォルダやボリュームをドロップすると
このようにディレクトリのパスと構成をリスト表示する
だけじゃないよ・・・




リストのフォルダをクリックするとそのディレクトリに入っていけるし
ファイルをクリックすると「そのファイルを開くか?」と聞いてくる
インターネット上のファイルをダウンロードするか実行するかと聞くのと同じふるまいだ
考えたらローカルディレクトリもインターネットもTCP/IPから見れば
一意のディレクトリだから同じ振る舞いをするということなのかもしれない
Finderがクラッシュして動かなくなったらFirefoxで代用ができるというTips(なのか?)




Firefox(3.6.3)

OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応Linux対応

MozillaブラウザのメインストリームFirefoxのステーブルバージョン。 現在のバージョンは3.6.3。

こちらはMac版のみでなくWindows、Linux版等も配布されている。

上記リンクはステーブル版だが、ナイトリーバージョンのリンクはこちら。
Firefox ナイトリーバージョン





Firefoxの表示
エンジンも同じなのでメジャーバージョンが同じなら描画も同じだしスキン等の機能拡張も同じだ
だからキャプチャーも三つ撮る意味はあまりなかったのだがまぁ雰囲気です



Firefox3.6.6

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応

Mozilla財団のスタンダードブラウザ、Firefoxもバージョンが3.6.6に上がっている。

FirefoxはかつてMacでは最速のブラウザだったことがあるが、ここのところいくつかのバージョンでは非常に重く非常に遅いブラウザになってしまっている。
Windows版、Linux版が軽快に動いているところを見るとMac版の最適化の作業が遅れているということだと思われる。

v.3.6.6はやや高速化したという評判で、確かに前のバージョンよりはかなり表示が速くなっているような気がする。
それでも元が遅いのでやはりMacの他のブラウザと比べて忍耐が必要だ。
以前はMozilla財団とAppleは良好な関係だったように思っていたが、最近は他のプラットフォームの開発が優先されているらしい。
web-kit系のブラウザの隆盛を見るとMozillaがMacを後回しにするのもしかたない気もするが。





Firefox3.6.6はやや表示が高速化した
表示上は破綻がないしMozilla独特の便利な機能もあるので愛用者は少なくない
ここしばらくの表示の重さが気になるが



2010年7月12日







Firefox4

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応WindowsXP~7対応
Linux対応

Mozilla.orgのオープンソースwebブラウザ、Firefoxが4にメジャーバージョンアップした。

まず何が変わったかというと、見た目タブがURLフォームバーよりも上にきた。
Google Chromeなんかと同じスタイルになった。

さらに変わったのはスピード。
Firefox公式ページの「当社比」グラフではFirefox3.6と比較してwebページのレンダリングスピードが3〜6倍速くなったというベンチマークを掲げている。

これは実際使ってみて「確かにそれくらい速くなっている」と感じる。
FirefoxはMacでは常に控えのブラウザとして、メインにしているSafariが不具合の時に使えるブラウザとして当てにしている。

ところがFirefoxはShiretokoあたりからか段々重いブラウザになって、常用するには許容範囲を越えるというレベルにまで来てしまった。
こちらの記事で一応重くなったFirefox3を高速化する方法も書いた。
Firefoxの高速化に成功!〜原因は分かったが対策となるとどうしたもんだろう?

しかしsqldbは使っていると自然にふくらんでいくものだし、こまめにメンテナンスしないと結局重くなってしまう。
Windows版やLinux版は軽快に動いているのにだ。
何だかなぁ、と思っていたがやっと軽快高速版のFirefoxがやってきたということだ。

以前Mozilla財団に取材した時に、ユーザアンケートの結果を見せられたのだがMozilla系のブラウザは機能拡張などの柔軟性、拡張性がその最大の特徴であるにもかかわらず、ユーザは何を一番求めているかというと
「軽快で表示が高速なブラウザ」
という答えがトップらしい。

これは私も同感だ。
拡張性とスピードは実は相反する項目だという話をその時も聞いたが、それでもユーザはスピードあっての拡張性だと思っている。
ユーザは我が儘なのだ。

今回のバージョンでFirefoxが、スピードに回帰したことは私個人的には歓迎している。





Firefox4の表示画面
表示は非常に高速化したのに驚かされる
パッと見てすぐに気がつくのはタブがGoogle Chromeスタイルの上に移動したこと




機能拡張、テーマ、プラグインマネージャーは別ウインドウで
ポップアップしてくるのではなく本体表示に変わった




これはプラグインの管理画面
ツールメニューの「アドオン」から入れる




さてこのタブの位置なのだが単なる慣れの問題だと思うのだが
お気に召さない人もいるかもしれない




「表示」メニューの「ツールバー」「タブを上部に表示」のチェックを外す




するとこのようにタブは下に移動する
これは好みで設定すればいい




履歴、ブックマークなどのサイドバーは「表示」から
「サイドバー」「履歴」などにチェックを入れる




非常にシンプルになってしまったツールバーにいろいろ道具を追加するには
「表示」メニューの「ツールバー」「カスタマイズ」に入る



2011年3月28日














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