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OSXのtips2-19

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。
アプリ、システム操作に関するtips

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Leopardのドックはますますランチャーにはおあつらえになってきたのでは?

FruitMenuがいよいよダメっぽい。
一応動いているしβ版にアップしてから再起動失敗にからむことはなくなってきたようだが、それでも全機能がちゃんと動いているわけではない。

ランチャー機能を便利に使っていたので、これを何かのアプリで肩代わりさせなくてはいけないが、メニューからプルダウンのランチャーは便利ではあるもののこれまでの経験からいうと不具合が多く、今回のように次期バージョンに対応できる保証もない。

せっかく溜め込んだランチャーの設定が、バージョンがあがるごとに使えなくなるのはイタい。
そこでOSXである限りおそらく無くならないだろう最強(生き残るという意味では)のランチャー、ドックを活用することを考えた。

これまでのFruitMenu のランチャーに登録していたのは、実はX-Assistの登録用ボックスをそのまま流用していたものだ。これをFinderpopの時もそのまま流用していたが、これをまんまドックに登録すればよい。

例の「ファン」表示ではなく「グリッド」表示にすれば4〜50程度のアプリなら一覧で見ることができる。
私の場合はジャンルごとに20〜60程度ここにエイリアスを入れてフォルダごとドックに登録している。全部で9 ジャンルあるので300近いアプリがここから起動できる。






X-Assistのお気に入りボックスをそのまま流用して ドックに登録する
9ジャンルにわけて300近いアプリのエイリアスをここに置いていたので
あっというまにそれだけの数のランチャーができた





ドックアイコンをワンクリックするとこのような表示になって
よく考えるとFruitMenuのランチャーとそんなに変わらない







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Leopardの新機能のアイコンプレビューは時々・・・いや、正直言えば非常にジャマだ

Leopardから実装された新機能は、結構吟味されたものが多いようで、PantherやTigerの時には
「なんでこんなものつけたのかな」
と思うような新機能も少なからずあったのだが、Leopardに関しては大体納得できるものが多いと思う。

でも例外もあった。
例えばアイコンにファイルの内容のプレビューを反映するアイコンプレビューは、あまりいただけない・・・というか正直言えばこんなものジャマなだけで何の役にも立たない。

アイコンプレビューというのは、リソースフォークがなくてもjpegならその画像がアイコンに現れるし、テキストやhtmlならその文書の内容がアイコンに反映される。
そういうことができたら一見便利そうに思うが、実際にはカラム表示のプレビューとかもあることだし、これが役に立つことはそうそう無さそうだ。

逆にジャマなのはwebサーバやオンラインサーバのボリュームをマウントすると、その内容のファイルがいちいちアイコンに内容を読み込むために、マウントの完了に時間がかかって、次の作業に入れないという問題が起きる。

またjpegなどが勝手にプレビューをアイコンに貼付けられると、それがシステムのアイコンプレビューによって見えているのか、リソースフォークがついているのかが分からなくなってしまう。
前は画像無しの、jpegプレビューアイコンがついているとそれを見ただけで「リソースフォーク削除の必要がない」ということが分かったのだが、今はその判断ができなくなってしまった。
おかげで最近私はリソースフォーク付きのファイルをWindowsユーザに送ってしまうというミスを立て続けにやらかしていた。

これはジャマなだけだ。

そこで設定を探したらこのアイコンプレビューを切る方法がちゃんとあった。

正直何でも付ければ良いってもんじゃないと思う。
この設定は次期バージョンからはデフォルトオフでお願いしたい。






いまのwebサーバの「macserver.jp」さんはftpクライアントソフトを使わなくても
Finderで直接サーバをボリュームとしてマウントできるスグレモノサービスなのだが
Leopardになってからそれがあだになってアイコンプレビューが完了するまで
異常に接続が重くて次の作業に入れない
こういう迷惑な機能がなければとても軽快に動くすばらしいサービスなのだが・・・





そこでFinderの「表示」メニューから「表示オプションを表示」で
タグを呼び出し「アイコンプレビューを表示」のチェックを外す





するとアイコンに貼付けられていた迷惑なプレビュー画像は
消えてなくなりFinderの表示は格段に速くなった
またこの状態ならリソースフォーク付きのまま気がつかないで
Windowsにファイルを送ってしまうとうミスも防げる







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Quartzメーターだって・・・これ面白そう

Mac日記の日々さんのところの記事で知った。

デベロッパーツールをインストールしていると
"/Developer/Applications/Performance Tools/"
という場所に
Quartz Debug
というアプリがインストールされる。

このアプリを起動してメニューコマンドから「Show Frame Meter」をクリックするとキャプチャーのようなQuartzの負荷を表示するメーターが表示される。
おそらくQuartzをサポートするグラボのみの作動と思われる

これを作動してSpacesなどで画面を切り替えたりするとどれくらい負荷がかかるか見ていると面白い。
意外なところで負荷がかかったり、かかっていなかったり。
ほかにもヒストリーを表示する機能もあったり、デベロッパーツールというのは興味はあってもなかなか真剣にいじってみる時間がないのだが、こうしてみるといろいろ面白いものが入っている感じで、知らずに終わるのはもったいない感じがする。
標準で付いているものだし、タダだし・・・






Quartz DebugのFrame Meter
画面のどういう動きに反応するのか見ていると面白い





またドックアイコン等にヒストリーを表示することもできる







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スクリーンセーバがレパになって1割ほどダウンしている(追記あり)

レパに移って3週間、前の環境の復元もほぼ完了してアラート出まくりだったシステムの動作も、ようやく落ち着いてきてなかなか快調に動き始めている。
大きな問題が片付いてくると、小さな問題が気になり始めてきた。

Leopardになってまたスクリーンセーバの仕組みがちょっと変わったらしく、セーバのフォルダに入っている400近いセーバのうち、1割近くは表示できなくなっている。
Flashを使っているものに調子が悪いものが多いような気がする。
またこれからLeopard用のセーバをぼちぼちリサーチしていくことにする。

ところで余談だが、セーバやビジュアライザをたくさん入れ過ぎるとシステムが調子が悪くなるとかたくなに信じ込んでいる人がいるが、そういう人はOS9とかで非常に苦労をされた方だと思う。
OSXに関しては、特にPanther以降のOSXに関してはそういうことはシステムの調子には影響がない。






スクリーンセーバを表示できないというアラートがおよそ一割
アップデートで回復できるものもあれば全く動かないものも



さらにそういえばHAL_OSXというお気に入りのスクリーンセーバが表示できなくなっていて、またバンドルし直してLeopardに対応できないかトライしようと思ったら、FlashそのものをQuickTime Playerが再生できなくなっているみたいで、QuickTime PlayerがFlashのサポートを打ち切ったのかと、驚いている。
これについて何かご存知の方は、教えてください。

Surprise! QuickTime 7.1.3 Disables its Own Flash Support - O'Reilly Mac DevCenter Blog こういう記事は見つけたんだけど、これが恒常的に続く現象なのかどうかよくわからない。






Flashからセーバを生成するアプリでFlashを読み込もうとすると
QuickTime Playerがサポートいていないファイルだ」というアラートが出る
QuickTime Playerで直接開こうとすると「このファイルはムービーではありません」とくる
最近のAppleとアドビの何かよそよそしい関係を思わせる仕様になってしまっている



<追記>

このQuickTime PlayerのFlashサポートについてBBSに「どん@雪」さんから情報をいただいた。
Apple Discussionにこういう記事があって、そのリンク先にはAppleのステートメントもちゃんとあった。
ひっそりとSWFサポート中止?

そこに寄せられた情報によると
「QuickTime 7.3.1 からはっきりと Flash メディアの処理が無効にされ」、
「どうやらQT7.4で完全に削られたようですね。
チェックボックスはQT7.3までは残っていたのが、消されて」

しまったそうだ。

全然知らなかったなぁ!
そんなこと話題になっていましたっけ?
ほとんど浦島太郎のような気分。

システムのオーディオビジュアルのベースになっているQuickTimeがFlashのような手軽なビジュアル機能をサポートし、それを単にプレイヤー上で見ることができるだけでなくシステムのあらゆるステージで利用可能にしたのがMacの特徴じゃなかったのか?
それが例えばスクリーンセーバのような視覚効果をお絵描き感覚で手軽に制作できるという特徴を実現していたのが旧MacOSの特徴の一つだったので、それをあっさり斬り捨てたAppleにも驚かされるが、それを知ってMacユーザが暴動を起こさないのも驚いた。

Appleのステートメントには
「今後FlashはSafariがサポートするのでそちらで利用してもらいたい」
なんて書いてあるが「そういう問題とちゃうやろ!」と思わず手の甲でモニターを叩きそうになったのは私だけ?




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FlaverLite
(Freeware, Professional版はShareware)
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応Windows2000~XP対応

Flashファイルからスクリーンセーバを作るアプリ。

QuickTimeがいつの間にかFlashをサポートしなくなってしまった」(スクリーンセーバがレパになって1割ほどダウンしている)という記事を書いたが、この影響でスクリーンセーバのうちFlashをベースにしているものは全く動かなくなってしまった。

この中にはいくつか惜しいものもあって、映画「2001年宇宙の旅」に登場するHAL9000型コンピュータの待機画面を再現したHAL_OSXというセーバは特にお気に入りだったので、これだけでも復元したいと思っていろいろトライしていた。

Flash素材はこちらの HAL_OSX.swf を落としてくれば良い。
QuickTimeがサポートしなくなったらFinderもFlashを無視する仕様になってしまったのか、ダウンロードしたものはFinderから見えないが、パスをたどれば捕捉できる。

それで元々のサイトにあったスクリーンセーバはiScreensaver Designerで作成されたものだが、これの新しいバージョンをダウンロードしてきて、セーバをコンパイルし直そうとしたが、残念ながらこのアプリもQuickTimeに依存しているらしく、このFlashファイルを認識できない。

さあ困った、以前BBSでどなたかがFlash専用のセーバ作成アプリの情報を書き込んでくれたが、なんていう名前のアプリだったっけ・・・と探していたらBBSに再び「さくら」さんが書いてくれた。

FlaverLiteだった。

このFlaverLiteを使って例のHAL_OSX.swfというファイルを加工したところセーバ作成に成功してちゃんと表示できるようになった。

メデタシメデタシ。
ところでFlaverLiteは前に情報をいただいた時に、ダウンロードしてちゃんと試していたのに、レビューを書くのを忘れていたらしく自分のアプリケーションフォルダの中から見つかった。
灯台下暗しというか、かなり間抜け。

自分が困るんだからな、ちゃんとレビュー書いとけよ!






FlaverLiteを起動するとまず最初にFlashの場所を聞いてくる
パスで書くか「Browse」ボタンのダイアログで場所を指定すると
下のウインドウに対象のFlashを表示するのに成功
かなり望みを持てそう・・・





作ったセーバをオンラインウエアとして配布したい時にはリードミーなんか書いておくと
かなりオンラインウエア作者っぽくてよい





作ったセーバをオンラインウエアとして配布したい時にはインストーラなんか生成すると
かなりオンラインウエア作者っぽくてさらによい
勿論セーバ形式やzipでも書き出せるし自分で使うならセーバ形式で充分
出力パスは特に事情がない限りデスクトップでよいと思う





設定がすんだら項目一覧が現れる親切設計





インストーラ形式で書き出すとこんなアイコンのファイルが現れる





起動すると文字通りインストーラが現れるのが
かなりオンラインウエア作者っぽくてこれまたよい





インストールする場所をホームフォルダかライブラリフォルダなのか選択する
違いは自分一人で使うか全てのアカウントで使えるようにするかだ





インストールが終わったらこのセーバを指定セーバにするか訊いてくる
そのままチェックを外さなければすぐにセーバ画面に指定された状態になる





おかげさまで困っていたHAL9000型スクリーンセーバが復活した
MacBookでもお世話になります



<追記>
と思ったらちゃんと前にもレビューを書いていたよ。
Fla-verLite

さすがに取り上げたアプリが1000を超えてきたら、何を取り上げて何を取り上げてないか段々分からなくなってきた。
そのためのサイト内検索機能だが、このFlaverLiteのようにアプリ本体には
FlaverLite
という名前がついているのに、配付元サイトには
fla:verLite
という名前がついていて、それがweb的にどうだろうかと勝手に考えたのか名前を
fla-verLite
と変更して掲載してしまったために見つけることができなかったという問題はあるのだが、掲載記事をそろそろ整理した方がいいかもしれない。

配布中止、開発中止のアプリは削除するとか、TipsもOSの仕様が変わって当てはまらなくなってきているものもあるし。




2008年4月18日







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LeopardのiTunesで作成したライブラリをPantherに渡せない

これはLeopardに移行した当初から感じていたことで、Leopardに変わってからTigerやそれ以前のOSXとはファイルシステムの仕様がかなり変わったようだ。
それがいろんなところに出ているのだが、例えばiTunesで作成したライブラリなんてのもそういう部分だ。

以前はiTunesのライブラリ、リストはiBook/Tigerで全部取り込み作成をして、それを自宅のMac mini/Panther等に渡したりして家族とも共有していた。
iTunesのバージョンさえ合っていれば基本的にはこれは問題なかったのだが、MacBook/LeopardからiTunesのライブラリをPantherやTigerにコピーしようとするとエラー表示が出て停まってしまう。






LeopardからTiger以下にiTunesのライブラリをコピーしようとすると
こういうアラートが出て停まってしまう



これはLeopardでもTiger以下でも例えば
joni mitchell
Joni Mitchell

という二つのディレクトリは同じ場所に存在できる。大文字小文字が違えばMacのファルシステムはこれは違うディレクトリだと区別できるからだ。
ところがこれをLeopardからTiger以下にコピーしようとすると、OSは
「大文字小文字の違いをのぞき同じものだ」
というアラートを出して停まってしまう。
コピー先の既存ファイルを全て先に削除しておいても同じことだ。

さぁ、大変だ。
つまりこういう大文字小文字の差以外は一緒という項目を全てリネームしないといけないわけだ。
5000曲以上あるiTunesのライブラリをアーティスト名だけでなくアルバムタイトル、曲名に至るまで全てチェックするのは徹夜仕事だった。

何かこういうこと一発でチェックする機能がどこかにあるのだろうか?
ちなみに上記大文字小文字以外に差がないリストはiTunesのブラウザ上では全て
Joni Mitchell
と見えている。
Tigerで作ったリストをそのまま引き継いでいるので当然だ。

他にもiTunesライブラリ以外にもちゃんと引き継ぎができない項目があるのはこういうことが原因かもしれない。
例えばiCalイベントとか。








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Finderツールバーの超簡単表示カスタマイズ

本当に久しぶりの小技Tips

Finderのツールバーをカスタマイズして表示や組み合わせを変えられることはご存知の方も多いと思う。
メニューから「ツールバーをカスタマイズ」でいろいろ変更できる。
変更する項目の中にアイコン表示、文字表示、あるいは大きく表示、小さく表示という項目がある。
これも便利なのだが、こういうのはワンタッチで切り替えできた方が便利で、いちいちメニューからカスタマイズなんかやっていられない。

ところがちゃんとワンタッチで切り替える方法が用意されている。
ウィンドウの右上のボタンをクリックするとツールバーを隠したり表示したりできるが、コマンドキーを押しながらこのボタンをクリックすると順番に
アイコン+文字(表示大)→アイコン+文字(表示小)→アイコンのみ(表示大)→アイコンのみ(表示小)→文字のみ(表示大)→文字のみ(表示小)→
というふうな循環で表示が切り替わるようになっている。

ツールバーは隠したくないが、表示スペースは広く取りたい時とかに便利。
あるいは使い慣れたアプリに関してはアイコンだけで良いが、初めて使うアプリは文字も表示したいとかの使い分けもできる。
そう、これができるのはFinderだけではなく、右上に小さなボタンがあるアプリは大抵できるようになっている。

ちょっとしたことだが知っておくと便利かもしれない。






右上の小さなボタンに注目
これはツールバーの表示非表示ボタンだがコマンドキーを押しながら押すと別の機能もある





1回目でツールバーの表示が小さくなる





2回目でアイコンのみで大きな表示になる





3回目でアイコンのみ小さな表示になる





4回目で文字のみ大きな表示になる





5回目で文字のみ小さな表示になる
もう一回クリックすると最初に戻る







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ドックを旧OSのコントロールパネルのように使ってみる

ドックに関するTips。

旧OSには設定や機能拡張などの画面にメニューバーのリンゴアイコンから直接入ることができた。
OSXでもシステム環境設定ペインには入れるのだが、「全てを表示」画面が現れて、そこからアカウントだのキーボードだのさらに選んで入らなくてはいけない。
ここにストレスがなければいいのだが、システム環境設定ペインって意外に開くのに時間がかかってちょっとストレスになる。
システム環境設定ペインのメニューに直接入れるようになればいいのだが、それを実現するアプリはあるが、システムデフォではできないようだ。

メニューバーアイコンでできないならドックでそれを実現してしまおう。

方法は簡単だ。
"/System/Library/PreferencePanes"
"/Library/PreferencePanes"
"~/Library/PreferencePanes"

この3カ所のフォルダをドックにドロップして登録するだけだ。

Leopardの場合、ドックアイコンを右クリックして表示を「グリッド」にしておくと便利。
Tiger以下の場合はアイコンをクリック長押しするとそこから階層表示でシステム環境設定ペインのメニューが直接現れるし、Leopardの場合、「グリッド」にしておけばスモークプレートにメニューが並んでTodosのようなランチャーみたいに使える。
(ペインの名前は日本語環境でも英語表示になる)

問題点は、このシステムサービスと全アカウント共用、カレントユーザ専用のシステム環境設定のアイコン3つ並んでしまうことだ。
すべてエイリアスを作って一カ所にまとめてしまえば一つになりそうだが、そうするとシステム環境設定ペインを新規インストールするたびにそちらにもエイリアスを作るという作業が発生しそうだ。

アイコンが3つ並んでも別に不便は無さそうだが、1つにスッキリまとまった方がよいというこだわりある場合はどうしたらいいか、解決策は思いつかない。






ドックに登録したシステム環境設定ペインをワンクリックで表示(Leopardの場合)
あとワンクリックで直接環境設定ペインのメニューに入れるので便利





問題はこのようにシステム標準と全アカウント共用、
カレントアカウント専用のペインのアイコンが3つ並んでしまこと
使い分けができて便利ともいえるがドックのスペースも限りがあるので一つにまとめたいところだ







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いまさらだけどQuickLookに触れてみる(追記あり)

Leopardの新しいUIでまだここで触れていないものがいくつかあるのだけど、すでにあちこちでレビューが書かれていていまさらという感じは拭えない。
それでもこれは書いておきたいというものがいくつかある。
多分今の時点でも「Leopardには興味はああるけど本当にいいのかなぁ?」と思ってい遠巻きにしている人はまだまだいると思うので、そうい人達向けに参考資料となればと思う。

でこのQuickLookだけど、Macを使っていてイライラする部分をある程度、いやかなり解消できるかもしれない。

Macを使っていてイライラする局面というのは仕事の場面でしかないのだが、例えば何でもかんでもメールに添付でWord書類、エクセル書類で送りつけている人がやたら多いことだ。
このWordをを開くのにいちいちMSWordを起動していると、Windowsでは一瞬で開くこのアプリはMacでは非常にクソ重いのだ。

もうすぐOpenOffice.orgが完全に実用になるから良いというものでもない。OOoも結構MSOfficeに負けないくらい重い。

それで「仕事はWindowsでやる」という想定の基にMacBookにWindowsXPを入れたのだが、実際にはいちいちWindowsで起動する間にMacでやってしまった方がよいということもあるし、Windows版のMSOfficeの互換性が想像していたほど大したことがなくて、これだったら基本Macでやっても同じことだと最近思っている。

ただ一つ、このやたら添付メールで送られてくるWord書類だけは、見るのにイライラする点を除けば。
もう本当にドザヲジサン達は「ゴミは分別しましょう」なんてくだらないメモまでいちいちWordで送りつけてくるので参ってしまう。

ところが、うわさには聞いていたのだが、LeopardのFinderに実装されたQuickLookはこの悩みを解決してしまうかもしれない。
QuickLookはテキスト、画像、動画などのファイルを選択してツールバーのボタンをクリックするとその中身を一瞬で見ることができる。

このボタンは「ツールバーをカスタマイズ」でツールバーに置くことができる。
このおかげで溜め込んだ画像の中身を確認するのが速くなった。
またMSOfficeWordExcelPowerPointもいちいちアプリを開かなくても一瞬で見ることができる。
これまでのところ一部のExcelで若干レイアウト崩れが起きて読めないものもあったが、かなり成績は良いと思う。

少なくともくだらないヲジサンのメモを読むだけなら充分だと思う。

AppleWorksクラリスワークス等の旧アップル製品を読むことができないのはちょっと残念な仕様だ。






「ツールバーをカスタマイズ」でQuickLookのボタンアイコンをツールバーに置く
何でも選択してこのボタンをクリックするだけでプレビューできたり情報を確認できる





例えばhtmlファイルをQuickLookで見るとこの通り
ブラウザでプレビューしなくてもこれでhtmlの中身が見える





MSOfficeの再現率も高い
これはPowerPointをプレビューした状態
いちいちMSOfficeを起動する重さを考えるとこの軽さはありがたい
ほとんどのWord、Excel書類も読める





MSOfficeは読めるのにAppleWorks書類は読めないのがちょっとなんだかなぁ
もう昔のAppleWorks書類は意味をなさなくなって来ているということか





mpeg等の動画もこの通り一瞬でプレビューできる
また下の矢印キーをクリックすると・・・





じっくり観たい動画はこの通りフルスクリーン再生が可能
これはスゴいQuickTimePlayerプロ版のレジストはもう要らない?
ところでこの気になる画像はスティーブ・バルマーCEOが就任の挨拶に
「Windowsサイコー!マイクロソフトサイコー!!」と絶叫してモンキーダンスをしている画像だ



<追記>
BBSにsilverbackさんより情報をいただいた。
QuickLookはわざわざボタンをクリックしなくてもファイル選択でスペースバーを叩くと呼び出せるそうだ。
確かにこの方が便利。
というか何かショートカットキーが用意されている筈だと思って探していたのだが、探しきれなかった。
何とスペースバー一発とは、どこかに書いといてくれよ・・・・(-_-;)

もうこれは病み付きになりそうだ。
何でもカンでも意味なくやたら開いてみたくなる。
Tigerをいじっていると、スペースバーを叩いても何も起きないので舌打ちしたりして・・・(^_^;)








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いまさらだけどQuickLookに触れてみる2〜スライドショーがスゴく便利

LeopardになってFinderに標準でQuickLookというプレビュー機能が追加されて、これがとても便利だという記事を前にも書いた。
これのさらに便利機能に気がついたので、さらに追記。

以前にQuickLookはツールバーにQuickLookボタンという目玉のようなデザインのボタンを置く方法を紹介した。
BBSにすぐにSpaceバーを叩くだけでもQuickLookは起動するのでボタンは必要ないかもという情報をいただいたが、画像データを大量に扱う人はやはりこのボタンをFinderのツールバーに置いた方が便利だと思う。

沢山のjpegなどを一度に選択してコマンドキーとoptionキーを同時に押してみてほしい。
例のQuickLookの目玉ボタンがプレイボタンのようなデザインに変わる。
この状態でボタンをクリックすると何と瞬時にスライドショー機能が立ち上がる。

このスライドショーはかなりテキパキ動く。
私のMacBookで1200~1500pixelの幅の大きなjpegを数百一度に選択してこのボタンを押しても、ほぼ待ち時間無しの瞬間的にスライドショーが立ち上がる。

ボタンはフルスクリーンスライドショーだが、自動送りもできるしマニュアルでどんどん送ることもできる。
サムネイルも表示できるし、直接iPhotoに落とし込みもできる。
膨大な量の写真を整理しないといけない人には、この機能は福音になると思う。






QuickLookのボタンを以前触れたようにツールバーに置く
コマンドキー+optionキーを押すと目玉マークがPLAYボタンのようなデザインに変化する





そのボタンをクリックしてめくるめくフルスクリーンスライドショーに浸ってもらいたい
下の操作パネルはオンマウスでないとやがて消える
左から戻し、再生/停止、送り、サムネイル、iPhotoへ、ウインドウ表示、終了ボタン





そのサムネイルボタンを押すとこのようなフルスクリーン表示に変わる
大量の画像ストックから一枚探し出したい時にこれは強力なツールになる





スライドショーもサムネイルもウインドウ表示の時にも利用可能





ウインドウ表示の時にはこのように下に操作パネルが表示される
その内容はフルスクリーンと同じだしこの表示スタイルでもカーソルキーで
画像をどんどん送ってお目当ての画像を探すのもお手軽でお薦めだ











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