anchor
Star PDF Watermark (Freeware/Shareware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
PDFのドキュメントに任意のテキストまたはイメージをウォーターマーク(透かし)として焼き込むアプリ。
使い方は簡単で2つテンプレートが用意されているが、テキストを打ってその文字を好きな色、透明度、大きさにしてPDFに焼き込む。
イメージもjpeg、tiffなどを好きな大きさ、透明度にして焼き込むことができる。
ただしフリー版はテキストのみで傾けたり、半透明にしたり複数の素材を載せるなどはできない。これらの機能はシェアウエア登録することで可能になるが、プレビューだけならフリー版でも体験できる。
サイトに掲載する画像などを一度PDF加工してウォーターマークを載せて権利表示するとか、認印代わりに使うとか色々な利用法が考えられる。
Star PDF Watermark を起動すると「透かし」のテンプレが左ペインにすでに二つ用意されている
新しものを追加して自分で作りたい場合は「ファイルを増やす」 ボタンで追加
右ペインに加工したいPDFをドロップしたら準備完了で載せるウォーターマークを
選択して「プレビューを出入」 で出来上がりをチェック
(日本語ローカライズされているが少し日本語がおかしい)
テキストの透かしはこんな感じで載せられる
イメージの透かしはこんな感じで載せられる
透かしのアイコンをクリックすると編集画面に入れるのでここでテキストを書き換えたり、
色を変えたり、透明度、大きさ、傾き、フォント、位置の変更ができる
大きさ、位置、フォント、色、透明度を変えるとこんな感じ
同じように編集画面のイメージタブに入るとイメージ素材の選択、
大きさ、傾き、透明度、位置などの変更ができる
いろいろいじってできあがった弊サイトの透かしはこんな感じ
今後権利関係を厳しくするのでこの形で弊サイトは掲載することにする!
(ウソです)
これをPDFに書き出すときには「優先」 メニューで書き出し先、リネームするかなどを設定できる
ここまでの遊びはフリー版でもできるのだが、実際PDFで書き出すにはフリー版は制約がある
書き出しの時にシェアウエア登録をするか確認が出る
こんな感じで、テキストの傾きや透明度、イメージの使用は
シェアウエア登録しないとPDFには書き出せない
anchor
Microsoft OneNote (Freeware/Freeware for iOS)
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
Windows7~8対応
Microsoftのクラウドサービスを通じてMac、Windows、iPhone、iPadなどの間でノートを共有するメモ書きソフト。
性格的には要するにEvernote なんだけど、Microsoftのクラウドサービスを利用してワンストップのOTAでMac、Windows、iPhone、Android間でメモ・ノートを共有することができるという意味では便利なアプリ。
必要なのはOneDriveを利用できるMicrosoftのアカウントのみ。
これをMacにインストールして、To Doリストとか、備忘録とかアイデアメモとかどんどん保存して、出先でiPhone見ながらアイデアを練り上げて編集するとか、それを自宅に帰ってデスクトップのMacで企画書にまとめてしまうとか便利な使い方ができる。
Webのリソースもそのままページに貼れるので、Webで見かけた興味がある記事をどんどんここに保存するという使い方ができる。
各ノートブックを増設できて、その中にセクションがあってその中にページを増設するという3階層のページ構造になっているので、整理整頓が得意な人には使いやすいかもしれない。
Mac版を立ち上げた時のスプラッシュ
「始めましょう」で始める
まずOneDriveなどのMicrosoftアカウントでのログインを求められる
アカウントがないときは作成を求められる
Microsoft製品の品質向上のために個人情報の提供の
同意を求められるが別に同意しなくても使える
初回起動時に現れるチュートリアルも随分シンプル
ここ数年のMicrosoft製品のインターフェイスの進歩には瞠目すべきものがある
ノートブックをプルダウンで追加する手順が示されてる
追加するとそのノートのタイトル名と表紙の色を指定する
その中にセクションを作成しさらにその中にページを作っていく3階層のディレクトリになっている
2階層で十分という人もいるかもしれないがこの方が便利という人もいると思う
ページにはもちろんテキストのメモ書きができるがこのように
Webサイトをそのままコピペしてメモ代わりにしたりもできる
iPhone側にもOneNote をインストールしておく
スプラッシュのイメージは統一されている
起動すると同期する項目が見えているがすべて見えているわけではない
Mac側で追加したノートをiPhoneでも表示したい場合は左下の+ボタンをタップ
出てきたメニューでiPhone側で新規追加したい場合は「ノートブックの作成」
Macで作ったノートブックをiPhoneでも表示したい場合は「既存のものを開く」
既存のもの…の方をタップするとMacで作成済みのノートブックが見える
表示したいものをここで追加する
するとMacで作成したページが見える
もちろんWindows相手の場合も同じ
MacでWebをベッタリ貼ったページもそのまま見える
このノートは通知センターでも表示できる
通知センターの編集ボタンに入る
すると表示できるアプリにOneNote も見えているはず
ここで+ボタンをタップ
表示するアプリのリストにOneNote が移動しているはず
こうして通知センターに最近更新されたノートが表示されるので
これをタップするとOneNote が起動してそのページが開かれる
情報の受け渡しとしてはこれは便利でスマートだ
anchor
SndRaker (Freeware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
メニューバーからプルダウン一発で音声入力を超高音質から並音質まで選択して録音できるメニューバーアプリ。
起動したらグリーンのランプアイコンがメニューバーに常駐してスタンバイ状態になる。
プルダウンでRecをクリックすると録音開始、メニューバーアイコンは赤に変わる。
もう一回プルダウンでStopをクリックすると録音終了、メニューバーアイコンはグリーンに戻る。
音声ファイルはデフォルトで
~/Music/SndRaker
に保存される。
SndRaker を起動するとメニューバーにグリーンランプのアイコンで常駐する
プルダウンでRecメニューをクリックすると録音を開始
録音中はアイコンは赤に変わり録音時間が表示される
プルダウンでStopをクリックすると録音を終了する
録音を終了するとファイルを保存するか聞いてくる
録音に失敗したと思ったら「消去」を選べばファイルは保存されない
保存するとプレビュー用に設定で指定したアプリが立ち上がる
デフォルトではQuickTime Player が起動して録音を再生する
プルダウンから設定も呼び出せる
設定で入力も選択できる
デフォルトでは内蔵マイクが選択されているが
ライン入力がある場合はそちらも選択できる
フォーマットの選択で音質を選択できる
最高音質は32bitの96kHzサンプリングのPCMから
最低音質は16ビットの8kHzまで選択できる
高音質なら当然ファイルサイズは大きくなる
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CrossFTP (Freeware/Shareware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
Mac、Windows、Linuxなどで使用できるFTPクライアントアプリ。
使用法はごく簡単というか、WindowsでFFFTP あたりを使っていた人なら、ほぼ説明も読まないで直感的に使えると思う。
Macの場合、多分一番一般的なFTPクライアントはCyberduck でこれを使っている人も多いと思うが、Cyberduck は若干他のクライアントとは違うユニークなインターフェイスを持っているので、それに慣れるとこのオーソドックスなクライアントは使いにくく感じるかもしれない。
ただ今だにネット経由で大容量のファイルを転送する場合、FTPは非常によく使われているプロトコルだし、大概のFTPサイトはこういうクライアントで使用することを前提にしているので、こういうものに慣れておくのも意味がある。
それにFTPは結構サーバとクライアントの相性の問題もあるので、Cyberduck も使用しながら、FFFTPっぽいCrossFTP の使用法にも慣れておくと便利だと思う。
このCrossFTP はFTPクライアントだけでなくAmazonやGoogleドライブのクライアントとしても使えるので、持っていて損はない。
これだけクラウドドライブサービスやファイル転送サービスが普及しても、やっぱり有志のボランティアサイトのファイル共有はFTPというところが多いし、自宅ネットワークで自動ファイル転送のシステムを組もうと思ったら、結局はFTPに頼ることになるので、まだまだFTPクライアントの存在意義はあると思う。
なお作者サイトにFTPサーバーバージョンのCrossFTP Server も公開されていて、これもMac、Windows、Linux対応になっている。
かつて自宅FTPサーバーにチャレンジした経験があるので、かなり食指が動いたが、あの大変さを思い出すとちょっと腰が引けた。
でもマニュアルを読んでいる感じでは簡単そうなので、そのうちテストしてみたい。
CrossFTP を起動すると初回のみエンタープライズ版か
シェアウエア版かフリーウエア版かのどれで起動するか聞いてくる
フリーウエア版でいいのなら一番下にチェック
起動したCrossFTP の画面
左上のペインがローカルフォルダ、右上はFTP先のフォルダが表示されるが
最初はブックマーク、履歴のディレクトリが表示されている
左下が転送プロセスウインドウで右下がログウインドウというシンプルな構成
WindowsでFFFTP あたりを使っている人ならほぼ説明無用で使い方がわかると思う
試しにブックマークに入っているMozillaのサーバーに入ってみると早速ディレクトリが表示されている
一番上の{..}マークのフォルダをクリックすると上の階層に戻れる
必要なものを見つけたらそれを左上ペインにドラッグアンドドロップするとダウンロードが始まる
アップロードが許可されているサイトなら逆の操作でアップロードも可能
左下にダウンロードの項目が表示されているがこの通りフォロダごとごっそりということもできる
左下のプログレスバーが進行している様子
中止したいときは上のツールバーの赤い中止ボタンで中断できる
ダウンロードが完了すると左ペインで指定した場所にファイルが
ダウンロードされていて普通に開くことができた
新しいFTPサイトを追加登録したい場合はF9キーまたはツールバーの
CrossFTPアイコンボタンをクリックしてサイトマネージャーを開く
このウインドウでカテゴリのディレクトリを作ってそこに新しいブックマークを作る
ブックマークに必要な情報はHost名(ドメイン名)とユーザーネーム(ログイン名)、
パスワードなどでプロトコルはFTP、FTP/SSL、FTP/TLD、FTP/SSH、WebDAV、
WebDAV/HTTPS、AmazonS3 などがサポートされている
必要なものは全てあるという感じだ
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Amazing Slow Downer (Shareware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
音楽をピッチを落とさずに再生速度だけを下げて耳コピーを楽にする音楽再生ツール。
このてのアプリはいろいろあるが、このAmazing Slow Downer は、再生速度を思いっきり下げても音質の劣化をあまり感じないので、コピーがすごく楽になると思う。
それでも音質に不満がある場合はレンジイコライザーも装備されているので、音質を修正できるし、逆に高音域をカットしてベースのコピーに集中するとかのアクティブな使い方も想定できる。
使い方はStartスライダーで再生開始位置を、Endスライダーで再生終了位置を決定して、その間を何度も繰り返し再生するという感じ。
再生速度はSpeedスライダーで調整、遅くするだけでなく逆に速くもできる。
ピッチはデフォルトでは変更しないが、Pitchスライダーで意図的に変更することもできる。
この手のアプリにあったらいいなという機能は全て付いている感じ。
再生はメニューバーから再生したいファイルを選択するか上のプルダウンでCDも選択できる
Cueスライドで再生位置を少し戻すとかも可能
フリーバージョンでは曲の頭4分の1しか再生できないが
シェアウエア登録をするとその制限が外れる
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DesktopUtility (Freeware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
デスクトップに散らかっているアイコンを隠す、不可視ファイルを表示する、ライブラリフォルダを表示するなどを簡単に切り替えられるメニューバーアプリにメニューバー再起動など新機能が追加。
以前からあるアプリだけども、このアプリが機能が増えているようなので再度紹介。
メニューバーからデスクトップアイコンを隠す/表示する、不可視ファイルを表示/非表示、ホームフォルダのライブラリを表示/非表示をメニューバーアイコンからワンクリックで切り替えられるとか、ホットキーを設定してキー一発で表示を切り替えるというのがDesktopUtility の基本機能だった。
これにFinder 、Dock 、メニューバー(SystemUIServer)の再起動というメニューが追加された。
これらを再起動できるのは意味がある。
ネットワーク越しに共有に問題が起きると転送中のプロセスが固まってFinder そのものが虹色ボールを出して操作不能になる。
10分待って動かないままなら多分2時間待っても操作不能のままだと思う。
あるいはログオフしようとすると、ある種のメニューアクストラがロックしてしまいログオフの過程が止まってしまう。
こうなるとSystemUIServerを強制終了できればいいのだが、たいてい操作不能になっているので結局システムを強制再起動することになる。
具体的には電源ボタンの長押しでシステムをぶち切る訳だから、内蔵ディスクなどに悪い影響があるのでできるだけそうした事態は避けたい。
こういう時にFinder の再起動はコマンド+Option+Escキーを叩いて「再度開く」 で再起動できるのだが、そのFinder そのものが問題を起こしている時にはこのメニューもなかなか呼び出せないことがある。
Activity Monitor も呼び出せない重篤な場合はやはり強制再起動になるので大容量SSDなんかを使っている人にはやはり望ましくない操作ということになる。
こういう時にFinder の再起動、メニューバーの再起動がホットキー一発でできれば安心ではある。
またドックの再起動はドックやDashboard のキャッシュをリセットする作用があるので、コマンドでkillall Dockでも再起動はできるのだが、このDesktopUtility でワンクリックでできればさらに便利だ。
これら新機能が追加されたので、常駐させる意味はさらに高まったと思う。
DesktopUtility を起動するとギヤアイコンがメニューバーに常駐する
ここからデスクトップを隠したり、不可視ファイルを表示したり、ライブラリフォルダを
表示するのは前と同じだがFinder 、ドック、メニューバーの再起動のメニューも追加された
ゴミ箱を強制的に空にするメニューは前の通り
設定ウインドウはここから呼び出せる
面白いのはこれらのFinder 、ドック、メニューバーの
再起動にもホットキーを割り当てられるのが面白い
設定しとくと緊急時に役に立つかもしれない
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Mac Linux USB Loader (Freeware)
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
Mac用の各リディストリビューションLinuxのLive USBメディアを作成できるアプリ。
Linuxにはいろいろディストリビューションがあって、物によってはそれぞれにCD LiveメディアバージョンとかUSBメディアバージョンとか配布されているものもあるのだが、Mac向けとなるとなかなか探すのも面倒だし、これかなと思ってダウンロードしたものが「Macからは起動できません」みたいなことになって結構ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!みたいなことはありがちだ。
rEFIt みたいなLinuxの起動環境を作れるアプリもあるのだから、Mac向けディストリビューションをインストールしてしまえばいいのだが、インストールする前にライブメディアでお試ししたいとか、メモリーテストを実行できる救出用Linux環境をUSBメモリにも持っておきたいとか…USBライブメディアを作る理由は人それぞれかもしれない。
このMac Linux USB Loader があれば、Ubuntu13、Mint17 Cinnamon、 Zorin OS9、Elementaiy OS Lunaなどが選択できる。
それらの最新バージョンをダウンロードしてきてそれをUSBメモリにインストールできる。
必要なのはFAT32でフォーマットされたUSBメモリ、必要サイズはどのディストリビューションを入れるかによるがUbuntuの場合3GB程度は必要なんじゃないかという気がする。(未実測のためもう少し小さくてもいけるかも)
Mac Linux USB Loader のシンプルなインターフェイス
このままでは何もできないのでとりあえずツールバーの
「Download…」 ボタンでLinuxのディストリビューションを入手する
何を入れたいかいくつかのディストリビューションから選択できる
ツイッターやったりフェイスブックやったり他のGUIのOSと同じことをしたいなら
Ubuntuはオススメだがレスキューメディアがご所望ならもう少し軽いLinuxがいいかも
選択したディストリビューションをダウンロードボタンで落としてくる
完了したらこんな表示
ダウンロード先はユーザフォルダ直下のダウンロードフォルダ
こうしてライブメディア用のisoファイルが登録できたのでインストール開始
Make Live USBで下でUSBメディアを選択してインストール開始
他環境のEFIがすでにインストールされている場合は
削除してからが問題なくインストールできると思う
使ってみて気にいたら本格的に内蔵ディスクをパーティションで
割ってLinuxをインストールするという流れが可能
anchor
HWMonitor (Freeware)
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
Macの温度センサー、冷却ファンコントロール、SMART、パワーサプライ、バッテリーチャージをプルダウンで表示できるメニューバーアプリ。
メニューバーアプリだから邪魔にならない、それでシステムの状態を表示できる…そういう発想のアプリは結構たくさんあるが、このHWMonitor は文字通りハードウエアの状態表示に特化しているのが特徴。
面白いのはSMARTの詳細情報を表示できる点で、ディスクの故障予兆に神経質になっている人はわりと手軽にそこらの情報にアクセスできるのが良いと思う。
データを読み取るには多少専門知識は必要だが…。
あとSSDの寿命が表示されるのが面白い。
これによると1年で寿命の5%を消費してしまったとのことなので、あと19年しかもたないそうだ。
もっとも19年も経ったら本体がスクラップになっているだろうから、十分ということだ。
HWMonitor はメニューバーアイコンという形で常駐する
そこからプルダウンで各ステータスを表示する
またドライブをクリックするとドライブのSMART情報などを表示できる
Bad Blockなどの推移が気になる人はここをチェックすることで情報を得られる
またSMCFanコントロールをここで設定変更することもできるので
どうもCPUの温度が上がり過ぎるのが気になるという人はスレッショルドを
下げてファンの回転を上がりやすくすることができる
夏は役に立つかも
HWMonitor の終了と設定はギヤアイコン、グラフ表示は波アイコンのボタンから
グラフ表示は各温度センサー、ファン回転数、CPU消費パワーなどのヒストリーグラフを表示する
設定の方は摂氏・華氏表示切り替え、センサーリフレッシュタイム、
SMARTリフレッシュタイムなど簡単な設定
リフレッシュタイムは短くすればリアルタイムに近くなるが
短くしすぎるとこれ自体がCPU負荷になる
好みでスキンを白ベースからグレーベースにしたりスモークベースにしたり見た目も変更できる
anchor
CleanMyPhone (Shareware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
WindowsXP~8対応
iPhoneのゴミ掃除をMacまたはWindowsの母艦から実行するアプリ
主要な機能は写真・音楽・ビデオなどかさばるデータをMacにエクスポートして削除したり、システムキャッシュを掃除したりアプリのキャッシュ、Cookie、アドイン、plistファイルなど大抵は必要ないものを探し出して削除すること。
削除の場合、一つずつならシェアウエア登録しなくてもできるが複数を選択して削除する場合はブロックされてライセンスの購入を促される。
一つずつでも使えないことはないが、アプリのキャッシュなどで数千個もスキャンにかかってくると、シェアウエア登録の意味がわかってくる。
CleanMyPhone を起動するとiPhoneをMacにUSBケーブルを使って接続するように求められる
接続するとiPhoneの概要が表示される
Windows8対応なのでメトロ風のインターフェイス(?)
例えばPhotoをクリックするとiPhoneの写真をスキャンしてリストを表示する
これをMacにエクスポートしたりここから削除もできる
一括削除できればiPhone本体で写真を整理するより確かに便利
写真以外にも音楽、ムービー、Booksなど色々整理できる
システムクリーンナップは不要なユーザデータ、テンポラリファイル、キャッシュなどを検出する
下のスキャンボタンで開始
スキャンが完了すると私の場合ユーザデータのみゴミを検出した
削除ボタンで一括削除しようとするとシェアウエア登録せよと求められる
ライセンス登録しなくても一つずつなら削除できる
アップクリーナーはアプリのデータ、キャッシュ、Cookie、ゴミなどをスキャンする
これは結構な数のファイルを検出した
一つずつ削除でもだいたい使えるがキャッシュのみ数千という数で
とてもじゃないけど一つずつなんて消していられない
実用的に使うならシェアウエア登録はやはり必要か
そして意外にiPhoneもゴミがたまるということもわかる
anchor
DVR.Webcam (Freeware)
OS10.10Yosemite対応
MacのiSightまたはネットワーク上のWebカメラを使ってMacを監視カメラサーバーにして、OneDrive、iCloud、Dropboxなどを使って遠隔から映像監視ができる監視カメラソリューション。
使い方は簡単で初回起動時に自分が使いたいクラウドサービスにWebカメラをプレビューできるDVR.Webcam.comを認証させる。
あとはアプリを起動すると監視カメラのようにカメラ画像を保存し続けて、クラウドサービスにアップし続ける。
クラウドを使わないでローカルで画像を貯めるということもできる。
フリーバージョンだと録画時間に制約があるようだが、9ドル99セントの無制限版購入も可能。
もちろんクラウドの兼ね合いで8時間の録画時間で十分という人はフリーウエア版で使い続ける手もある。
私のところではそこまで試せなかったが、内臓iSightだけでなく、IPを振ったネットワーク上のWebカムも追加できそうな感じなので、自宅にべったり監視カメラを仕込んで出先で自宅のペットがいたずらしていないか監視するという使い方も可能かもしれない。
今回はMicrosoftのOneDrive版を試したが他にiCloud版、Dropbox版がある
DVR.Webcam を起動すると毎回DVR.Webcamをクラウドサービスに認証するよう求められる
画像を共有する場合はクラウドサービスへのログオンを求められる
この時にローカルを選ぶとWeb共有しないでMacの
中だけに映像を貯めるローカル監視サーバーにもできる
初回だけだと思うが後で説明するブラウザから遠隔で監視画像をプレビューするDVR.Webcam.comを
クラウドサービスに認証することも必要なのでサインインを求められる
起動すると内臓iSight付きのMacBook Proなどの場合
早速内臓カメラをキャプチャーして録画を開始している
左下のレコーディングタリーが緑の時は録画中、赤の時はスタンバイ状態だ
クラウドサービスを使わずローカルに画像を貯めるモードで起動した場合画像の置き場所はここ
ユーザライブラリのContainer の中にcom.senstic.osx.onedrivedvr という名前のフォルダができていて
ここに録画した日付の名前のフォルダをどんどん作って保存していく
ディスクを圧迫するのが気になったらここをさくっと削除すればいい
録画の開始、停止の制御はここから
これが若干使いにくい気はするが監視カメラなんて
一度録画開始にしたら普通止めないので別に問題ないのかも
細かい動きなどの設定はこのアイコンから吹き出しで設定
一番上は録画時間無制限版への購入ボタン、次が録画保存先を
ローカルにするかクラウドサービスにするかの選択
次が録画モードの選択、動きを検知して録画を
開始するモーションディテクションモードのオンオフ、
Eメール通知、イベントログ、クラウドの空き容量表示などが続く
レコーディングビットレートの選択もできるようになっているが選択幅はあまり広くなく
監視カメラに使うなら高画質も必要ないので最低でもいいかもしれない
その辺は用途次第だが…
このボタンからカメラを追加したりできる
設定項目を見ていると内臓カメラだけでなくネットワーク上の
IPを振られたカメラも取れるみたいだし複数から同時監視も可能なようだ
クラウドサービスを使う設定にしている場合画像保存先はクラウドサービス共有フォルダになる
私の場合OneDrive を使っているのでユーザのOneDriveフォルダの中にcam,内臓iSight というフォルダが
生成されておりここに保存されてどんどんアップロードされるという仕組みらしい
Webからこの画像を見る場合はそのURLはこのボタンのプルダウンのリンクで飛べる
このURLを他のMacなどで共有しておけば他の端末からも当然プレビューできる
ローカルに保存している場合は下のボタンからプレビュー
Webは専用サイトのページで録画された映像を確認
ペットがいたずらしてないかとか監視成功
anchor
私を通り過ぎていったMacたち2〜いつの間にか通過した弊サイト11周年&新春特別企画というわけでもないが今まで書いたことなかったからMac遍歴など(やっと後編)
私のMac歴を振り返る企画予定外の第2弾始動!
Mac mini
2004年の年末にもAppleは衝撃的な発表をしている。
Macを手のひらに乗る超小型サイズで、しかも価格は500ドルを切る価格で販売するという発表だった。
当時の日本の価格は7万円前後だったろうか。
この時以前にも触れたiBook G4をお知り合いの家でセットアップしてその洗練された雰囲気を感じていたので、G4iBookを導入するか迷っていた時期だった。
ところがここでも、余儀なく導入せざるを得ない事態が発生した。
自宅機初代のiMac DVSEがGLODを起こして起動できなくなってしまった。
最初起動のたびにディスクがカラカラ音がするからハードディスクの故障かと思った。
ところがGLODは電源部のフライバックトランスの故障で、iMacに製造時から存在した欠陥だったようだ。
例の音の原因だが電圧が不安定になってもディスクが不具合を起こすらしい。
そこでこのiMacの後継機を入れなきゃいけないという時にちょうどこのMac miniの発表が重なった。
(iMacの記事でiMacがGLODを起こしたのは2004年と書いたが、正確には2005年でした。2004年にはまだMac miniは存在しなかった。何れにしても5年足らずの寿命だったわけだが…)
このMac miniの発表の何が衝撃だったかというと、わずか7万円程度の手のりMacながらG4プロセッサーを積んでいるということだった。
G4導入にそれなりの出費を覚悟し始めていた私にとってはこれは渡りに船だった。
こうして我が家に来たMac mini、キーボードとマウスはiMacで使っていたものを流用するにしても、モニターが必要だったのでこれまた初体験の液晶モニターを導入した。
ところが実際に火を入れてみて
「あれ?おかしいな?」
と思い始めた。
ハードウエア情報にも確かにG4と書いてある。
しかし動作が劇遅なのだ。
下手をするとG3のiBookよりも遅い感じだ。
そんなはずはない…次世代のCPUなんだぞ…きっと速いはずだ…遅く見えているのは気のせいだ…
といくら自分に言い聞かせても実際遅い。
システムバスは167 MHzあるのだからiBookより遅いなんてことはないはずなのだが…
このMac miniに関しては家族共用機2代目としたが、家族の評判もイマイチだった。
起動・ログオンに時間がかかりすぎるということが最大の不満だった。
この当時は主力機のiBookに関心が行っていたので結局何もできないまま放置で、クリーンインストールしても速くならないので遅い原因もわからなかった。
故障したわけでもないがのちの世代のMac miniに4年後に交代することになる。
そこで一度は引退したが、Webサーバーとして走らせてみたiBook DualUSBアイスキューブが定期的にクラッシュを起こすなど調子が悪かったので、これに交代してWebサーバになった。
こちらは2014にiBook G4と交代するまで続いたから5年は生き延びたことになる。
昨年、OSのバージョンを変更しようとしたがインストールディスクを受け付けないことに気がついた。
内蔵ディスクを初期化しようと外付けハードディスクから起動しようとしたが、外付けからも起動できない。
どうやらファームウエアかそのチップがハード故障を起こしているようで、現在も起動できるが内蔵ディスクがお亡くなりになったらその時点でスクラップになる運命が確定した。
なんだかんだとスピードに不満はあったが、合計9年の稼働は我が家のMacでは最長だった。
これも現在部屋の隅で静かに眠っている。
ソフトウエアは最初OS10.3 Pantherが付属していたが、すぐに10.4 TigerにあげてしまったのでこのOSの使い勝手はあまりよく知らない。
Mac mini(Late2009)
2010年に自宅共用機を更新しようということになって、IntelベースのMac miniを入れることになった。
IntelベースのMacについてはMacBookの項目ですでに触れたが、MacがIntelのチップで動くということ、MacはどうもWindowsと比べて動作が重いように見えるがIntelに換装するとWindows並みにテキパキ動くこと、今までのG4PowerPCは一体何だったのか…ということ、今までG4とMacのコンビネーションこそ最高だと言っていたジョブズの言い訳って一体何だったのか…ということが気になりはしたが、流れはドッとIntelMacに動いていた。
そこで劇遅だった自宅共有機も少しテコ入れしようということでMac mini(Late2009)の導入となった。
このMac miniは見かけはG4のMac miniとほとんど変わらない。
後ろをみるとUSBのアクセスポイントの数が増えているとか、外付けモニターの口の継承が変わったとかその程度の差しかわからない。
しかし一度バラしてみると、中身はG4Mac miniとは全く別物になっていた。
部品の構成も全く違うし、やはり分解はしやすいようにかなり内部は整理されていた。
起動した印象はやはりG4なんかよりは断然速くなっているのだが、同じクラスのCPUを積んでいるMacBookと同等かというとそういうわけでもない。
何が違うのかはわからないがやはりAppleはMac miniを作成するにあたって、何かを犠牲にしてこの小型化を実現しているらしい。
その犠牲にされた何かによって体感は遅くなる。
スペックには出ない何かだ。
それはともかく劇速にはならなかったが、まあまあの速度の共用機がやっと我が家に来たことになる。
このMac miniは今でも現役だが、家族共用機兼用で最近はVPNサーバーも兼ねさせている。
OSはSnowLeopardが付属していたが、Lion、Mountain Lion、MavericksとあげてきてYosemiteも一時期入れていた。
しかしYosemiteから認証の仕組みが変わったみたいで、ログオフ時サービスが使えなくなってしまった。
またログオン時のサービス自動立ち上げのコマンドも無効にされてしまったためVPNサーバーとしてほぼ使い物にならなくなった。
こうした事情から現在OSはMavericksに下げている。
どうしてもサーバーとして使いたいならOS X Serverを買えということなのかもしれない。
Intel機だからBootCampも使えるし、VMWare Fusion 、VirtualBox などの仮想マシンソフトも普通に使えるので一時期、Windows機としても稼働していた。
ストレージは320GBのものが内蔵されていたが、現在Seagateの1TBのSSHD、ハイブリッドドライブに換装している。
ハイブリッドドライブに載せ替えてやっとIntelMacらしい高速感が出てきた。
それにしてもこの手のりMacが1TBというのも隔世の感がある。
MacBook Pro(13inch, Mid 2009)
MacBookの後継機で現在の私の主力機のMacBook Proだ。
2000年以降のAppleの製品の流れを少し整理するとプロ向けデスクトップのPower Mac、これがのちにMac Proになる。
コンシューマモデルのデスクトップがiMac
プロ向けのモバイルがPower BookでこれがのちにMacBook Proになる。
これに対してコンシューマモデルのモバイルがiBook、のちのMacBook。
そして鬼っ子のMac miniというラインナップだ。
iBookを導入した時にPower Bookに憧れがあったので本当はそちらにしたかった。
しかし予算の関係から手が出なかった。
ところがこの時代以降Appleのラインナップには相当混乱があった。
iBookの性能がだんだんPowerBookを凌駕し始めていた。
特にそれぞれの流れを引き継いだIntelベースのMacBookとMacBook Proに関してはほとんど性能差がなく、SDカードリーダーが付いているとか、その程度の差で「プロフェッショナル版、コンシューマー版」とか言っているおかしなことになってきた。
MacBookではCPUにリミッタをつけているという噂も聞いた。
性能同じで値段が高いの安いのとどちらを買うか?
と聞かれたら当然安い方ということになる。
仕方がないからプロフェッショナル版の値段を下げてコンシューマー版と同じような値段にする。
すると当然値段同じでプロ版とアマ版ならプロ版を買うに違いない。
そうこうするうちに2010年にMacBookは開発中止になってしまった。
MacBookとMacBook Proの価格差が100ドル程度になってしまい、性能差もなくSDスロット、Firewireがあるかないかだけの違いになったから、AppleはもうMacBookは意味がないと判断したのだろう。
こうして私がMacBookの後継機を考える時に、モバイルの選択肢はMacBook Proしかなくなっていた。
憧れのPowerBookの流れを汲む、一応Proを名乗るモバイルがかつてのiBook並みの値段で手に入る。
不思議な感じがした。
このMacBook Proはボディがアルミインゴッド削り出しで蓋の背中、筐体表、筐体裏蓋がそれぞれ単板という驚異的な構成になっている。
ポリカーボネートモノコックのiBookは随分色々なメーカーに真似されたが、さすがにこの構造を真似するメーカーはいないようだ。
アルミの単板を機械工作で削り出して、強度も落とさず軽く仕上げるのは至難の技だ。
ここらの工作にこだわるのがジョブズなのかもしれない。
新潟の燕三条の町工場に無理を言ってiPodの裏面の鏡面加工を実現したのに通じる話だ。
この構造のおかげで持ち運ぶのに十分な剛性を持っている。
かつてのチタンのPowerBookはよくヒンジや蓋の破損が起きたが、そういう物理的な故障は起きそうにない。
iBookにしてもこの世代以降のMacBook Proにしても、この各メーカーのモバイルでは随一という剛性は特筆すべき特徴だと思う。
反面、今や各メーカーのモバイルは重量1kg前後を境に競争しているのに対して、このMacBook Proは2.2kgという重量がある。
女性がカバンに入れて持ち歩くには少し大変な重量だ。
重量重視か剛性重視か。
これは持つ人の考え方だと思うが、かつてiBookなどで数度落下を経験した私としては、多少重くても剛性を重視したい。
このMacBook Proは購入時、SnowLeopardが付属していたがその後Lion、Mountain Lion、Mavericks、Yosemiteとアップデートしている。
一台でこれだけOSアップグレードしたのも初めてのことだ。
しかし4年目に入ってさすがにバッテリーがフル充電でも30分しかもたないとか、最新OSだと起動も遅いなどいろいろ使い勝手の問題が起きてきた。
そこでバッテリーを純正品の新品に交換、光学ドライブを外してSSDをそこにマウントし、内臓の1TBのHDDと合わせて自前FusionDriveを実行した。
MacBook ProでSSD導入〜ディスクマウンタでマルティディスク化〜できればFusionDrive化をもくろんでいる
老兵MacBook Pro近代化改修計画発動〜まずはSSD導入〜Fusion Drive化計画を実行〜おおむね結果は良好だが痛恨のミスも…(前半)
結果は良好で最新版のMacと同等…とはいわないが、まあまあ見劣りしない程度にテキパキと動いている。
主力機6年目は歴代で最長だし、この感じであと2〜3年は行きそうだ。
(ただしインストール可能なOSがそろそろ限界がくる可能性はあるが)
メモリも4GBデフォに対して現在8GBに換装している。
昔メモリをできるだけたくさんおごってやったほうがいいという話をしていた時に
「そのうちにメモリ1GBとか入れるバカも出てくるぞwww」
と冗談を言っていたが、今じゃおかしくもなんともない普通の数字になってしまった。
Power Mac G5
かつてモトローラ製のG3PowerPCを搭載していたMacが、ネクストジェネレーションのG4に積み替えた時に、いろいろ洗練されたんだけど、意外に高速化はされなかったとか、電熱器のように熱を持ったという話をiBook G4の項目で書いたが、さらにネクストジェネレーションのG5PowerPCというのがある。
これは私の個人所有ではないが、職場で管理していた関係でこいつにも随分付き合わされた。
G5のPower Macだ。
G4が思ったほどの成果をあげられなかったのはOSのGUIが重くなったせいかもしれない。
いやきっとそうに違いない…CPUのスピードがせっかく上がってもOSもデカくなったらトータルのスピードは同じだよ…でもネクストジェネレーションのG5はさらにもう一段高速化されるはずだから画期的速度に違いない。
宣伝でも家が吹っ飛ぶほどだと言っている(というCMが当時流れていた)
G5はPower Macで実用化され、やがてiMacにも採用され、次はPowerBook、iBookかと思われた。
ところが実際に触ってみたG5の印象はG4と何が変わったのかよく分からないものだった。
Power Macはいくつか管理していたので、筐体の中身の構造が大きく変わったのはわかった。
冷却ファンの流路も全く変わってしまった。
やはりそれだけ冷却には気を使わないといけないCPUだということだ。
64bit化ももう悲願というかゼヒものになってきたので、それをやっと実現したのがこのG5だった。
Macに必要なメモリもかつては128MBとかそんな牧歌的な時代があったが、4GB、8GB、16GBとどんどん大きくなる。
32bitではもうダメだというのは時代の趨勢だった。
しかしメモリをでかくするのも、クロックをあげるのもスピードを上げたいからなのに、それらを実現したのに肝心のスピードがそんなに劇的にアップしない。
この辺りがこの時代のMacユーザーの戸惑いだったに違いない。
このG5Power Macをいじっていて冷却ファンの空力というものを学んだ気がする。
そしてそれがこのマシンの弱点だったようで、これらのマシンは4年でしゃくりを起こすように突然落ちる、勝手に再起動するなどの問題を起こし始めた。
そうこうするうちにIntelベースのMac Proが発表されて、G5は幻のプロセッサーになってしまった。
G5のPowerBookは実現されなかった。
今にして思えばあのPower Macの空力から学んだことは、iMacに搭載したのだって無茶でPowerBookへの搭載なんて到底不可能だということだ。
このマシンは結構トラブった記憶しかない。
一機はボリュームを認識しなくなり起動不能になって、それをなんとか復旧させたこともある。
Xserve RAID
そしてそれらのPower Mac G5にはSANサーバーともいうべき(厳密にはSANではないが)RAIDユニットが付属していた。
それがこのXserve RAIDだった。
これはスペックでは最大2.5TBまで格納できるとのことだったが、私が管理していたものは片スロットのみの1.25TBで運用していた。
お値段はお幾らなのか知らないが、もちろん10万や20万ではないはずだ。
今やメイン機のMacBook Proが内蔵ディスク1.25TBなので、もう時代の隔たりを感じてしまう。
このXserve RAIDをファイバーチャンネルでMacとつなぎG5Power Mac側にもブラックマジックのFCコンバーターを装着していた。
これで1.25TBがあたかも内蔵ディスクのボリュームのように、自由に操作できた。
ただしPower Mac自体が遅かったので快適とは言い難かった。
さらにSIerが呆けたことをしていて3台のPower Macに対して2台のXserve RAIDを繋いで、切り替えはFirewireケーブルの「自作」ハブで差し返して繋ぎかえるという珍妙な構成になっていたため、これもトラブルの原因になった。
なんでこんな珍妙なシステムになったかというとXserveを1:1でつなげるよう3台購入する予算がなかったためこの3:2構成にしてほしいとウチの職場の技術が言ったらしいのだが、SIerさんも「それは問題があります」とも言わないで希望通りに組んじゃったようだ。
いや言ったかもしれないが「たいした問題じゃないでしょ」と軽く流していたのかもしれない。
その結果これを繋ぐたびに、Macが落ちるなど大問題になってきた。
そこでXserveをもう一台買って1:1構成にするのかどうか、りん議を通すか検討するとか言っているうちに外付けハードディスクの市場価格が2万円、1万円、サイズが500GB、1TBとかいうことになってきて
「そんなものにまたさらに、ん百万投資するくらいだったらアキバで2万円の500GBのハードディスクを5個ほど買ってくればいいんじゃないの?」
という私の提案が決定打になってXserveは事実上のスクラップになってしまった。
これに関してはこの思い出しかない。
このXserveシリーズもAppleの鬼っ子でビジネス用途のMacサーバにこだわったジョブスの大きな失策の一つだと思う。
ジョブズが亡くなってからにわかジョブズファンが
「ジョブス無謬論」
「ジョブズは先見の明があり彼には未来が見えていた」
とかやたら持ち上げるし、Appleが何か発表するたびに
「ジョブズが生きていればこんなことにならかったに違いない」
とかやたらいうけど、未来が見えていたんならなんでXserveを2009年まで引っ張ったかね?
ジョブズか生きていたって、かつてと同じように色々な間違いを犯していたんじゃないかね?
とにわかの人に聞いてみたい。
Mac Pro(Early2008)
IntelのXEONが搭載されたPower Macの後継機種のMac Pro。
Appleは編集ソフトのFinalcut Pro の販売元であり、それ以前からフルハイビジョンに完全対応とか言っていた。
しかし実際にはフルハイビジョンのプレビューをするとコマ落ちがする「完全対応」だった。
G5ではフルハイビジョンは扱えないだろうというのが正直なユーザの実感だったのじゃないか。
結局2006年のIntel移行をを発表後、Power MacもIntelベースのMac Proに生まれ変わった。
このあたりのモデルでやっと1080iのプロジェクトを再生するのに、コマ落ちもしないでスムーズに再生できるようになったんじゃないかと思う。
つまりどの観点から言っても2006年のIntel移行は正解であり,PowerPCにこだわった2006年以前のMacは停滞していたと思う。
見た目のデザインは前のPower Macとほとんど違わないが、大きな特徴はPCIスロットが二つあることで、拡張性を確保していた。
OSが最初からSnowLeopardだったのも時代を感じさせられた。
【番外編】Sony VAIO
2000年あたりからWindowsユーザと喧嘩しながらも、Windowsの速度の速さは常に羨ましいと思っていた。
VirtualPC などでWindowsを動かしながらも
「やはりWindows実機が欲しいな」
と思っていた。
Windows機ノートを選ぶなら、スペック重視ならNECか東芝あたりということになるのかも。
ただ、Macのデザインをまんま真似して
「我々のデザインポリシーは…」
とか平然と書けるプライドのなさがどうしても嫌で、スペックでは負けてもデザインで独自路線を取っているソニーのVAIOあたりの方が好感度が高かった。
実用本位ならIBMのThinkPad、デザインも込みならVAIOか、やっぱりThinkPadに一日の長があるかなと思っていた矢先、IBMのモバイルPC事業部を中国の連想グループが買収するというニュースが流れた。
その直後さらに驚いたことにIBMに勤めていた弟が退職した。
事情を聞いてみると、弟も社内発表を突然聞かされたとのこと。
その翌週には中国人の経営者が乗り込んできて、ThinkPad事業買収の説明会が開かれたそうだ。
「ThinkPadを今後どうしていくのか?」
という質問に対して彼らは
「今後各クラスに入門機、上級機など機種を増やしていきラインナップを充実させていく」
と明言したのを聞いて弟は「こいつら何もわかってない」と思ったそうだ。
IBMのThinkPad事業は好調だった時代もあったが、長らく低迷していたそうだ。
結局機種を絞り込むことでなんとか立て直して黒字化ができた矢先の買収発表で、その買収先が「ラインナップ充実」とか言っている。
さらに彼が嫌気がさしたのは、IBMの社員がこの中国人相手に
「年間の休日数はどうなりますか?」
「福利厚生はどうなりますか?」
というような質問ばかりすることだったという。
外資によくあることだけどもIBMもトップの1%にとんでもない優秀な人を集めて、残りの99%はその1%が作ったマニュアル通りに仕事しているだけだったそうだ。
トップの1%が抜けた後事業部が売却されるわけで、その後のlenovoの品質も推して知るべしというエピソードだった。
と思っていた時にSonyのVAIOを支給するという職場のお達しがあり、またもや自前購入でないのに長年思案したWindows実機を入手した。
光学ドライブなしの最小ユニットのVAIOだが、内臓SSDのおかげで起動も速いし動作も速い。
デフォはWindows8だったが、ダウングレードオプション付きでWindows7をインストールして使っている。
2コア8スレッドのCPUは強力で、これに関して一世代昔の愛用のMacBook Proよりも優位を感じている。
Mac遍歴とは関係ないが、最近文字通りMac・Windows両刀使いになっているということだ。
(というか仕事はもうWindowsオンリーだが…)
All images, some episodes via Mactracker , apple-history.com Wikipedia, the free encyclopedia
anchor
私を通り過ぎていったMacたち1〜いつの間にか通過した弊サイト11周年&新春特別企画というわけでもないが今まで書いたことなかったからMac遍歴など(おそらく前編)
弊サイトにはMac系のブログなら必ずある「私のMac遍歴」にあたるページがどこにもない。
最初からこのサイトは私個人の備忘録・知り合いにMacのメンテナンス法、トラブル解消法、UNIXコマンドの説明などを
「ゆっくり説明している時間ないから、ここ読んで」
と示すために書いていたサイトなので、今まで私個人のMac遍歴を書くという発想がなかった。
MacはMacなんだし、何使ってても別にいいじゃん…みたいなこだわりのなさがいわゆるMac信者とあまり相入れないのか最初の頃はそういう信者と喧嘩もしていた。
でも昨日ちょっと気が変わる記事を目にした。
iMacとお別れ - ぱーむらいふ
ぱーむらいふさん初代のiMacがこの年始にお亡くなりになたそうだ。
初代のiMacがお亡くなりになったこともさることながら、初代のiMacが先月まで生きていたことに感心してしまった。
考えたら私のところでは大体3〜4年周期で殿堂入りまたはサーバー転用またはお亡くなり…という感じでMacを乗り換えてきた気がする。
現役のMacBook Proは2009年モデルだが6年目に突入してまだ現役だから、歴代の中でもこれが最長だと思う。
そういったMacたちの履歴を書いてみたくなった。
これで弊サイトも少しMacのブログらしくなるのかもしれない。
Macintosh Quadra 630
何度か書いたことがあるが、私自身はパソコンオタクでもないしどちらかというとアパシーだったし、会社のパソコンヲタクみたいな連中をバカにして80年代、90年代も過ごしてきた。
ところが御多分に洩れず93年のインターネットブームから95年のWindows95発売までの流れで、仕事でもパソコンを使わざるを得なくなってきた。
その時に使っていたWindows95マシーンが平然と「不正な操作がされたためにシステムを終了します。保存されていないデータは失われます」と人格障害のようなメッセージを出して固まってしまい数日分の徹夜仕事をパーにしてくれた経験を何度かして、Windowsなんか絶対に使いたくない…と思っていた。
会社の組合だかが『健保事務目的という名目でパソコンを購入するけどMacなんてどう?』とか言ってきた。
Mac好きの社員が結構いてその差し金だったのかもしれない。
それで組合とはあまり関係なかったが、ほぼ自由に仕事などに使えるパソコンということで最初にいじり出したのが、確かこのLC630だったと思う。
OSは漢字Talk7がついていた。
実のところ個人所有のMacではなかったので、自由にカスタマイズも出来なかったし当時の私にはそんな技量もなかったので、ほぼワープロ打ち、暇な時間のゲームとこんなところが使用目的だった。
なぜかIMだけはことえり以外にATOK、EGBridgeがインストールされており、ことえりの馬鹿さ加減には手を焼いたが、Lキーなどのキーパイントのルールがそれまで使っていたシャープの書院に似ていたので、結局ことえりを使うというのちのコースがこの時に運命付けられてしまったのかもしれない。
とにかく電話カプラーをつけてネットしていたので、ネットの速度はめちゃくちゃ遅かったし「電話料金がかさむので昼間のネット使用は控えるように」というお達しが出てしまった。
(途中でPPPに変わってやや高速化した)
このマシンについて覚えていることはそんなものか。
あとフロッピードライブのスロットが付いていたなとか、ハードディスクの容量は500MB(ギガではない)だったとか、システムバスも33MHzと、とてものどかな時代だった。
iMac
もう言わずと知れた、ボンダイブルーの初代iMacだ。
ぱーむらいふさんのところで先日お亡くなりになったというのは、多分このモデル。
これも私の個人所有ではなく、当時の職場の支社長が
「囲碁ソフトをやりたい」
という目的だけでポンと購入し、しかも職場に置きっぱなしにしていた。
支社長が囲碁ソフトをやっている時以外は使い放題だった。
このボンダイブルーの初代iMacは当時デザインの斬新さばかりが話題になっていて、筐体が半透明というのも画期的だった。
ソーテックとかいう完全デザインパクリ商品もあったが、それその後どうなったんだっけ?
OSはOS8が付属していたと記憶しているが、これも個人持ちのMacではなかったので、基本的にワープロ打ちがメインだった。
この頃にさすがにことえりの変換率の低さに嫌気がさしてEGBridgeに乗り換え、また会社が購入したMac版のMS Office のWordの使いにくさに耐えられなくなって、EGWord を使い始めた。
この組み合わせは中々悪くなくなかったが、のちに開発終了・サポート終了になってしまい、開発者がスピンアウトしたかわせみ になった。
そんな初代iMacだが、実はこのモデルは経営危機を迎えもう虫の息だったAppleの起死回生の一手だったのだ。
詳しくはこちらに書いた。
『アップル』は当時を知る人達にちゃんと取材してまとめられた久しぶりに読んだ良書だった
このモデルの印象は付属のまん丸のマウスがいちいち向きを確認しないとどこを向いているか手の感触だけではわからないので不便だった…ということくらいか。
この時期からMacは急速に人気が出たが、OS8のワンボタンマウスの仕様のため
「Macのマウスはワンボタンで不便」
という誤解が未だにWindowsユーザを中心に刷り込まれている。
iMac DV SE (Summer 2000)
さてパソコンアパシーでパソコンに入れ込んでいる同僚をバカにしてきた私だが、会社支給などのパソコン、Macを色々使ってみてやはりここは個人で一台所有して、もっと使いこなさないとダメだと思い始めていた。
そこで2000年に購入したのがこのiMac DVSEだった。
色々なソフトをインストールして試してみるのも、会社の共有機だとやらかした時にみんなに迷惑をかけるのでやはり仕事用とは別に自分で自由に使えるMacが欲しいということで購入に踏み切った。
これを自宅に持ち帰った時、当時会計事務所でMS-DOSのPCで仕事していた嫁が
「これどこにフロッピー入れるの?」
「これどこにコマンド入れるの?」
と怪訝な顔をしていたのが印象に残っている。
フロッピーもコマンドもなくても動くのだよ、これは…
初代のiMacはほぼ分解は不可能と言ってもいいくらい、その部品構成が入り組んでおり分解時破損という話もよく聞いた。
このiMac DVSEはそこに配慮されたのかどうかは知らないが、簡単とはいかないが私のような初心者にも分解が可能なくらいに中身が整理された。
実際比較すると、同じおにぎり型iMacといっても、初代とこの2世代目のiMacでは中身は全く別物だった。
この自宅Macを入手して初めてワープロ打ち、ゲーム以外の使用法を見出したというか、音楽用途とか映像とか色々な可能性があることに気がついた。
もちろんそういうことができる機能については知識としては知っていたが、そういうものが身近にあるのだと実感したのがこのモデルだと思う。
だからディスクの逼迫も早かった。
デフォルトの内臓HDDは
7, 10, 20, or 30 GB
だったが、このiMacは販売店のカスタムで40GBのハードディスクが入っていた。
当時の私には40GBのハードディスクは無限のスペースのように思われた。
おそらく一生かかってもこのディスクを使い切ることはないだろう…ところが実際には半年で内蔵ディスクは満杯になってしまった。
一生かかっても使い切れないというのは、ワードファイルのサイズを基準にして考えた場合で、音楽ファイルやビデオファイルを扱い始めるとこのサイズは全然余裕がないことに半年で気がつく羽目になった。
ここから今日に至るまで外付けハードディスク遍歴が始まる。
このiMacにはOS9.0.4が付属していたが、このOS9も相当な曲者OSだった。
なんせインストールしたなりの何もいじっていない状態で、すでにコンフリクトが起きているというバグの塊だった。
Windowsを忌避してMacを使い始めたのに、そのMacがWindowsに輪をかけた出来のOSで、毎日強制再起動、システムリフレッシュ、毎月システムのクリーンインストールをやっていた。
なお私が使っていたのは、この写真と同じインディゴブルーのiMacだった。
このデザインにはなかなか愛着があったのだが、2004年にGLOD を引き起こしてお亡くなりになってしまった。
わずか4年の寿命だった。
iBook Dual USB
私にとって「戦友」ともいうべきもっとも長い時間を共にしたMacの一つがこのDual USBだった。
iBookはiMacとほぼ前後してクラムシェルボディで5色のものが発売されていたが、残念ながらiMacほど人気はなかったかもしれない。
デザインが革新的なのはいいが、キーとスクリーンが異様に離れていて大したスペックでもないのに持ってみると意外にデカイなど評判は散々だった記憶がある。
Appleが「これはいかん」と思ったのかどうかは知らないが、このiBookのあまりにも見てくれ重視、中身軽視の設計を見直すことになったのかもしれない。
クラムシェル型iBookには一定数のファンもいるのだが、映画「キューティ・ブロンド」 の中でも、チワワ連れて大学に来るような頭空っぽなブロンド娘が、フラれた男を見返すために一念発起、勉強の虫になって化粧ポーチをノートパソコンに持ち替えて大学に通い始める…というシーンがあって、でもそのノートパソコンがIBMとかじゃなくてタンジェリンのクラムシェルiBookだったのが、ちょっと笑ってしまった。
要するにそういう位置付けのパソコンだった。
同じG3のプロセッサーを積んでいるがデザインは完全に刷新されたのが、このiBook Dual USB、別名アイスキューブというニックネームがついていた。
筐体のデザインはさすがに貝のような丸っこいデザインは廃止され四角くなった。
中身の部品が、CPUボードにしろHDDにしろバッテリーにしろみんな四角いので、それを合理的な配置で収めるなら筐体のデザインは当然四角くあるべきだ…という非常に原初のセオリーにAppleもやっと気がついたらしい。
ノートがデスクトップのiMacと違って、持ち運んで使うという用途からやはり無駄なスペースと重量を許容できないという事情もこうなった理由と思われる。
アイスキューブというニックネームの由来なのだが、このDualUSBの筐体は透明のポリカーボネートのボディに内側から白のカラーリングがされていた。
通常の白筐体とは全然イメージが違うデザインで、これが角氷のように見えるのでこのニックネームがついたらしい。
クラムシェルは諦めたが、普通の四角いパソコンは作りたくない…というAppleのこだわりが伺えるデザインだった。
このDualUSBを私は最初、iMacのサブ機としてたまに使う程度の用途を想定していた。
ところが実際にノートを使い始めると、パソコン台の前から解放されてコタツでも床でも布団の中でもどこでも自由に使えるという自由度にすっかり魅了されてしまった。
移動中の電車の中でも使い、このサイトを作り始めたのもそんな移動中のiBookG3の上でだった。
こうなるとサブ機のつもりだったのに、実際にはMacをいじっている時間のほとんど全てがiBookで、母艦のiMacはほとんど触らなくなってしまった。
そちらは家族共有機のため、メンテナンスのために遠隔でiBookから操作するようになってしまった。
この当時「家庭内LAN」という言葉が流行していたが家庭内にイーサのネットワークを構築することに何の意味があるのかと思っていた私の見方も一変した。
家庭にこそLANを入れるべきだ…しかもどうせ入れるなら無線LANはなお便利だ…なんせパソコンをつないで床を這わせている目障りなケーブルがみんな無くなる…
ということで一気にAirMacBSの導入まで進んでしまった。
このDualUSBには無線LANカードが内蔵されていなかったので、これもApple系のショップでAirMacカードを購入して自分で入れた。
無線LANカードを入れると自宅がネットワーク化されるだけでなく、出先の無線LANにも接続できる。
この当時はまだ無線LANのセキュリティもゆるかったから、出先で結構無線LANに接続できた(相手の了承を得てだが)
これだけではないが一例として、このiBook導入をきっかけにネットワークに関する知見も広まったし、いろんな意味でこのアイスキューブは世界に目を開かせてくれた角氷となった。
その意味で「戦友」と呼び慣わしていたが、さすがに寄る年波には勝てず2004年頃にはもう「老兵」というべきスペックの陳腐化が進行した。
要するに何をするのもすごく遅いのだ。
結局2004年にiBookG4導入と同時に現役を引退。
その後Linuxの実験機になったりいろいろ用途を模索していたが、一番うまくいったのはWebDAVサーバー、Webサイトサーバーとして立ち上げた時だと思う。
ホコリをかぶっていたiBook DualUSBをWebサーバに転用してみた
〜InsomniaXでフタ閉じノートサーバは危険か?<追記あり>
しかしこれも結局クラッシュグセがなおらなくなり、もうハード的に限界と思われたのでMac miniに交代し今は私の部屋の隅で静かに眠っている。
OSは最初OS9.1とOS10.0が二つ付属していた。
初めてのOS Xなのでこの10.0の方をなんとか使いこなそうと最初そこから起動していた。
ドックにバッテリーの緑メスシリンダーアイコンが常時表示されているのが印象的だった。
しかし実際には、このOS10.0はカーネルパニックをかなりの頻度で起こすしフリーズもする。
システムが凍っていない時も、結局フロントエンドのアプリがフリーズして操作不可能になっていたので使い物にならなかった。
泣く泣くこれまた使い物にならないことは熟知しているOS9.1から起動するようになってしまったが、こんなことではいかんと思い立ち、OS10.2のJaguarをなんと発売日に購入した。
このiBookは私のMac暦で初めて最新環境にキャッチアップしたMacでもあった。
OS10.2Jaguarもそれなりに問題があるシステムではあったが、仕掛品という印象のOS10.0や9.1よりはかなりマシだった。
しかし老兵にはこのOS10.2ですら既に重いOSだった。
気に入っていたのに結局3年で現役引退したのはそういう理由だった。
内臓HDDは最初10GBのものが入っていたが、のちに40GBのものに換装、メモリも128MB(ギガではない)のデフォから限界の640MB(ギガではない)に換装した。
前述のようにAirMacカードも追加したし愛情いっぱいで手を加えていたが、この世代のAirMacカードがWEPのみ対応でWPAの無線LANセキュリティに対応していないなど、さすがに今では用途がなくなってしまった。
iBook G4
少し順番が前後するがiBookの話が出た流れでこちらを先に紹介する。
あらゆる可能性に目を開かせてくれたiBookG3のアイスキューブが、予想に反して3年で陳腐化してしまいどうにもならない状況になった。
最新OSもそろそろインストールできなくなった。
できるだけ我慢しようと思っていたが、お知り合いの家に頼まれてiBook G4のセットアップをしに行った時に、さすがに自分のアイスキューブとあまりにも差があることに衝撃を受けてさすがにここは折れてしまった。
好きというのと使えるというのは違うということだ。
このiBookはPowerPCのCPUの次の世代G4(第4世代)を積んだ最初のiBookだった。
PowerPCはG3ではモトローラ製だったが、G4からIBM製に変わった。
そこら大いに期待したのだが、実際に使い始めてみると発熱が大きいせいか空冷ファンの音が盛大に鳴り続ける(アイスキューブには冷却ファン自体がなかった)とかパームレストが電熱器みたいに熱くなるとか、その割にはG3と比べて何かが画期的に速くなった実感が少ない…などMacユーザーには…少なくとも私には微妙にストレスを感じるCPUだった。
この当時インテルとMicrosoftはIntelチップとWindowsの組み合わせでレンダリングにしろコピー・転送にしろすべてがPowerPCより速いと具体的なスペックを挙げてアピールしていたが、これに対しジョブズは
「PowerPCはバックグラウンドで複雑な処理を施しており、実際にはPentiumにも見劣りしないデータフローを実現している」
としてインテル+Windowsは見せ方が上手いだけ…というような説明をしていた。
信者は「そうだよ、そのとおりだよ、Windowsの高速は見せかけだけのものだ」と納得したような…でも意味がわからないような状態だし、私のような信心が足りないものには
「見せかけだろうが、なんだろうが実際Windowsの方が速いじゃん」
という感想しかなかった。
ちょっと話が逸れたがAppleの鬼っ子のG4CPUを積んだこの新型iBook。
デザインもアイスキューブからオペークホワイト…つまり普通の白いポリカーボネートの筐体にかなり前の代から変わっていた。
というよりアイスキューブはDualUSBだけだったように思う。
最初クラムシェルという奇天烈なデザインからノートに入ったAppleが、結局このジャンルでは実用一点張りの普通のデザインに回帰したのは興味深いと思う。
この当時の東芝のダイナブック白がもう見た目も筐体デザインも色目も、このiBookにそっくりでこれを
「東芝の数々のユニークなデザインポリシーが結集したノート」
と自分たちのデザインを絶賛しているのを見て、日本のメーカーにはプライドはないのかと落胆したのを覚えている。
逆にいうと日本メーカーごときに真似されてしまうほどおとなしいデザインになってしまったとも言える。
iBook DualUSBアイスキューブは、キーボードの固定がふかふかでロックがしっかりかからないために、浮き上がった板の上の薄いボタンを打ち抜いているような不快なキータッチだったが、このG4からやっとキーボードがしっかり固定されてバシッとキーを打っているという感触になった。
DVDのローディングもトレイ式からスロットローディング式に変わって、ここらの部品の破損が非常に心配だったので細かいところが改善された。
またiBook G3アイスキューブは一度分解すると、最後に必ずどこから出てきたのかわからない部品が一個余っているとか、筐体を破損せずに裏蓋を取るのが至難の技とか分解は非常に難易度が高く、Appleのサポートも
「分解したiBookはサポート対象外になり修理には応じられない」
という見解だったので分解には覚悟が必要だったが、G4からはさすがに出所不明な部品とか分解時破損とかいうこともなくなり、分解は簡単とは言わないがある程度の中級者でも可能なレベルには整理されてきた。
ハードディスクはやはり40GBだった気がするが、この当時にはすでに内臓HDDにはあまり多くを望まなくなったのでそれでも十分だった。
その代わり常に外付けハードディスクを持ち歩くようになった。
このiBookは2004年の末だったか2005年の初頭だったか、はっきり覚えていないがその時に導入してしばらくメインのMacだった。
ところがこのiBookを使い始めてしばらくしてから衝撃の事件が起きたため、特にG3とくらべて画期的に向上したわけでもないが特に重大な欠陥もなかったこのiBookはたった2年半ほどの2007年に現役引退をしてしまった。
そのあと長らく人に貸していたが、2014年春に私の手元に戻ってきたので現在ではアイスキューブと交代して、自宅Webサーバーになっている。
プロセッサースピードが始めて1GHzとギガの世界に乗り、スペック的にはG3とは大いに違う何者かになったはずなのだが、だんだん重くなるOS XのGUIの表示にそのリソースの大部分を取られてしまい、使用感は意外にG3と変わらないというのが当時の印象だった。
MacBook
さほど気に入ってもいなかったけど、さほど嫌いでもなかったiBook G4をわずか2年半で引退に追いこんだ大事件が起きたことは前の節で書いた。
G4が前評判と違って、すごいプロセッサーのはずなのに意外にもG3よりクロックスピードも20〜30%ぐらいしか上がらないし、OS Xがデカイせいかもしれないけど発熱の割には高速感もない。
ジョブズはこれを見かけだけの問題だと言い切った。
やがてG4はG5に進化し、電源を入れただけで家が吹っ飛ぶ危険なプロセッサーに進化したそうだ。
ところがAppleは2006年に今後すべてのMacのCPUを順次Intel製品に切り替えると発表し、これまで詭弁まで労して擁護していたPowerPCを冷酷にも切り捨ててしまった。
多くのユーザーが
「Macはインテルのチップでは動かない、PowerPCでこそその本領を発揮するという説明だったのに矛盾しないか?」
と疑問を感じた。
この時のジョブズの言い草が
「OS XはもともとX86環境上で開発されたDarwinをベースにしている。だからインテルのチップの方が本来のネイティブな環境なのだ」
という内容だったと思う。
この説明にはさすがにぶっ飛んでしまった。
私の実感では
「パソコンは絶対Mac!Windowsなんか触ったら指が汚れる」
「WindowsPCを入れるとうちの子供達も『パソコンはMacにしてほしい』と泣くのです」
(石井めぐみ談・某Mac雑誌より)
というような狂信的な信者はこの時に絶滅した気がする。
しかしMacとAppleの狂信的な信者以外にはこの発表は非常に好意的に受け止められ、インテル入ってるMacは飛ぶように売れ始めた。
私の観測範囲内でも、これまでWindows一筋でMacなんか見向きもしなかった人たちが
「XPとOS Xの両方が動くんならMacを試してみようかな」
とMacを導入し、Appleの株価も非常に高騰した。
Intel切り替えが完了して以降のMacユーザは非常に多くの人がOS XとWindowsXPをインストールしている両刀使いになった。
今までのPowerPCの異次元世界論みたいな擁護論は一体何だったんだという疑問は感じたが、私の周りでMacを使い始めたWindowsユーザの評判もまずまずなのを見て、これはやはりインテル切り替えは潮流だから乗らざるを得ないかと思っていた。
そこに渡りに舟とはこのことか、会社から
「支給PCを購入するがHPとMacBookとどちらがいい?」
という打診をうけて意識高い私は当然HPと答えたのだが、
「調達数の関係で勝手にMacに変更しといたよ」
という連絡がきた。
ということでG4iBookを導入してまだ2年ちょっとしか経っていないのに、世間はすっかりインテルMacの話題になってしまっている悲哀を感じていた私に意外なところから救いの手が差し伸べられた。
そしてこのMacBook白にメイン機が交代する。
早速支給と同時に個人でWindowsXPのインストールディスクを購入してBootCampも試してみたし、これもインテル化の恩恵で仮想マシンのVMWare Fusion もかつてのMac版VirtualPC とは比べ物にならないくらいテキパキ動くようになった。
というかフルスクリーンにすればWindowsネイティヴパソコンと言われてもわからないし、実際この仮想環境より動きがもっさりしているWindows実機て結構あるという気がした。
ここで始めてMacとWindowsの垣根が完全に取れたという実感を持った。
BootCampや仮想マシン上でWindowsを動かすことができると、それを普通のアプリのデータファイルのようにバックアップすることもできるようになった。
するとどういうことが起きるかというと、今までWindowsの実機で例えばウイルスのテストをするとネットワークからは完全に遮断して、後でディスクを完全初期化して、またリカバリディスクでいちいち環境を復元しないといけない。
リスクも伴う。
ところがVMWare Fusion 上の環境は簡単にクローズドにできるし、ウイルスに完全に感染して除去できなくなった環境は、丸ごとゴミ箱に放り込んで消去してしまえばいい。
そしてバックアップからまた環境を戻せば実験前の状態に戻れる。
リカバリディスクから復元すると小一時間かかるが、この方法なら数分で環境を復元できる。
このインテル化の恩恵は単にMacが「見せかけの高速」を獲得しただけでなく、Macをいろんな使い方ができるマシンに変えたという意味でも画期的だった。
実際このMacBookでいろいろ無茶な実験もやった。
Windowsのウイルスをゲットして感染実験もやった。
タコ「ウイルス」をゲット、テストしてみた〜これは引っかかるヤツが悪いといってしまうと身もふたもないのだが・・・
OS X側もTime Machine によりいくらでも復元できるようになったので、もうMacもWindowsも怖いもの知らずになった。
何かいじったらデータが全部吹っ飛んでしまうのではないかとビクビクしながら使っていた90年代半ばからは考えられないほど大胆になってきた。
このMacBookはそれまでのオペークホワイトのiBookともかなりデザインが変更され、筐体の上も下もキーボードベースも全て真っ白に変わった。
また持ち運びしていると破損することが多かったリドロック(スクリーンの中央上にある飛び出し式のロックの鈎)が、廃止され割と強力な磁石で蓋が筐体に固定されるように変わった。
ハードディスクに近い場所なのでちょっと心配な気はしたが、結局データの消失はなかった。
もちろん破損もなくなった。
筐体の構成もiBookは組子細工のように部品が入り組んでいて、初心者には分解は到底お勧めできない構成になっていたが、MacBookでは裏蓋を取らなくても内蔵HDDにはアクセスできるようになったし主要部品にもキーボードの面を外すことでアクセスできるようになったので、自分で分解修理も現実的になってきた。
OSはLeopardという新世代のシステムになり、CPUへの最適化も含めてやはりPowerPCを前提としていたOS10.4Tigerとは全く違うものになった。
私個人的にはBootCampは使わずrEFIt というようなアプリを入れてOS XとWindowsXPとLinuxのトリプルブートにしていた時期もあった。
このインテル換装というイベントは狂信的Apple信者を絶滅の危機に追い込む大事件だったが、私のようなOSマニアにとってはMacがとても楽しめるオモチャに変わった事件でもあった。
さすがに現在は実用性を考えてOSX以外のOSは全てVMWare Fusion で動かしているが。
ということで、この「私のMac履歴」は「さほど書くこともないので1時間ほどで全部書けるだろう」という当初予想を裏切り、実際に書き出してみるといろいろ書きたいことが出てきてしまったので、まだ半分だが一旦中締めにする。
後半は…近日中に書く…かもしれない…書かない…かもしれない…
All images, some episodes via Mactracker , apple-history.com Wikipedia, the free encyclopedia
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約90日稼働したMac miniのSeagateのSSHDは健康そのもの…そろそろ結論を出す時ではないかと思うがやっぱ東芝のSSHDの品質問題?
このシリーズもいよいよ大団円を迎える!
(シリーズだったのか?これ?いつのまにそうなったんだ?)
この物語の発端はちょうど1年前…老朽化した2009年モデルのMacBook Proを近代化改修するため、バッテリーの交換その他と併せて、光学ドライブを外してSSDを導入、これをFusionDrive化した。
そのききさつかこちら。
老兵MacBook Pro近代化改修計画発動〜まずはSSD導入〜Fusion Drive化計画を実行〜おおむね結果は良好だが痛恨のミスも…(前半)
多少痛恨のミスはあったものの、この結果がなかなか好結果になり従来だとMacのノートは大体4年ほどでお役御免、サーバに転用…という道を歩むのだがこの2009年モデルはおそらく2015年も生き抜いてしばらく現役になりそうだ。
この結果に浮かれていたら、BBSにSakipapaさんから
「ハイブリッドドライブに換装すればよかったのに…そしたらただのディスク交換と一緒だから『痛恨のミス』とかもなかったのに…」
という情報をいただいた。
そうだよね、ハイブリッドドライブだよね。
ソフトウエア的にドライブをバンドルするのも最初からやってあるし、本当に手間はただのディスク交換と一緒だよね…気がついてなかったわけじゃないんだよ…いろいろと検討してね…こうなったんだよ…
(実は気がついていなかった…)
ということで同じ世代のインテルのMac miniを近代化換装するためハイブリッドドライブを試してみた。
その経緯は以下。
老兵Mac近代化改修第2弾〜Mac mini/Late2009モデルをハイブリッドドライブに換装して夢の高速起動を実現する…まあまあかな
SakipapaさんはSeagateのSSHDを推奨していたが、天邪鬼の私は「東芝も試してみたい」とそちらを入れた。
ところがこれがその後の長くて厳しい戦いの幕開けになってしまった。
その詳細はこちら。
Mac miniに入れたハイブリッドドライブがわずか2ヶ月で死んでしまった〜結局いろいろ検討して同じものを交換部品として入れて様子見中
要は東芝SSHDとインテルMac miniの組み合わせで70日問題というようなディスク故障がこのタームで必ず発生するという問題が起きた。
結局この検証で3本のディスクが70日で死んだのだからもう間違いないと思う。
その後普通のWDのハードディスクに換装したところなんら問題を起こさず90日を経過してしまった。
そしてさらにその後、すべてのSSHDでMac miniを駆動させると同じ問題が起きるのかという検証が残った。
その詳細が以下。
2ヶ月周期でハイブリッドが死ぬMac mini…HDDだとやっぱり70日以上稼働しても問題ない…今度はSeagateのSSHDに換装してみるテスト
本日SeagateのSSHDに載せ替えて88日目、およそ90日になって70日問題は再現しなかった。
このSeagateに載せ替えてからMavericksをYosemiteにアップデートして、VPNサーバとして問題が起きたので、ディスク全域を初期化して再びMavericksにデグレードしたり、AppleTVのファイルサーバとして毎日大量・大容量のファイルを書き換えしているので、はっきりいってかなりディスクには負荷がかかっているはずだと思う。
しかし70日問題は再現しなかった。
さらに余った修理品の東芝SSHDは今の所Yosemiteインストールメディアと、もう一個はSony VaioとファイルをやりとりするためにexFATでフォーマットして使っているのだが…後者が先日Macでマウントできなくなった。
Vaioでディスクチェックをかけたら今回は元に戻ったのだが、どうも動作が不安だ…
今まではMac miniと東芝SSHDの相性問題ということに結論付けていたし,そういうことで収めたいのだがひょっとすると東芝のメモリドライブの品質管理の問題なのかもしれない。
(BBSに同じ症状を経験しているという人の書き込みもあった)
う〜〜ん、どうなんだろう。
東芝のサポートは丁寧な対応をしてくれたけど、ものが動かないんじゃなぁ…
ともかくSeagateのSSHDはとても快調なので、もう結論を出してもいいんじゃないかと思うがこれからディスク換装を計画している人にはSeagateをお勧めすると思う。
Mac miniのディスクボリュームチャート
過酷なアップグレードとデグレード、AppleTVサーバーとして大容量データの書き換えと結構負荷をかけている
いまのところSMARTもDisk Utility も特にエラーを出していない
快調に動いているので明後日で90日になるしそろそろ結論を出してもいい頃かと思う
MacにSSHD入れるならSeagateにしなはれ…
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NoteDash (Freeware for iPhone, iPad)
iPhone・iPadなどのOSデバイスの通知センターからアクセスできる簡潔なメモアプリ
ライフハッカーあたりで見かけたアプリで、これのいいところはアプリを起動しなくても通知センターで書き留めたメモを確認できること、だからいちいちパスワードや指紋認証でiOSデバイスを開かなくてもいいこと。
ログインしなくても見られるので、秘匿性はない。
そういう口座番号とかカード番号とかの個人情報メモではなく、買い物に行ったら何を忘れずに買わないといけないか…Webとか読み物していて気になったことを後で調べようと思って書いておくとか…レンタルビデオですでに借りているものを2重借りしないように何を借りるかメモしとくとか…こういう気軽な使い方が向いていると思う。
アプリでメモして、通知センターで見る…たったこれだけの単機能だが、こういうものがあってもいい気がした。
Mac版もあればさらにありがたいと思う。
フィンランドのソフトデザインオフィスが作っているアプリで、やはりかの国はこういう気が利いたものを発想する国だなとちょっと感心した。
NoteDash を通知センターで有効にすればアプリを起動して
現れるこの画面に書き込んだことが通知センターにも表示される…と書いてある
通知センターの一番下に編集ボタンがある
これをタップすると通知センターで表示できるアプリのリストが現れるので
NoteDash のプラスボタンをタップする
すると上の通知センターで表示するアプリにNoteDash が移動する
表示する必要がなくなったらマイナスボタンをタップすればいい
NoteDash でメモを書いておく
すると通知センターでこれが表示される
シンプルそのものだがいちいちログインしなくても見られるメモを持っていてもいいと思う
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