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附記:Linux導入記4/Starting up Fedora


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ことの起こりはiBook〜そしてFedora本格始動に向けて戦いは始まった・・・

そもそものことの始まりはiBookのDualUSBが手許に戻ってきたということだった。
このDualUSBについてはこちらでも書いた。

老兵は死なず
〜元気です!でもちょっとくたびれてきていますiBookDualUSB

OS9との激闘から脱出してOSXを使い始めた頃、ハードウエアはiBookDualUSB、OSは10.0、やがて10.2のJaguarに更新した。
このiBookは結局4年くらい苦楽を供にして、初めて仕事で使えるパソコンとして信頼したのはこのハードだった。

OSXのテストから、アプリケーションの開拓、UNIXコマンドの学習などもこれで始めて、当サイトを開設した第一歩もこのDualUSBのiBookからだった。
またWindowsユーザがだんだん多数派になっていく周囲に順応すべくWordやExcelファイルをWindowsユーザとやり取りしてトラブルを起こさないようにするにはどうしたら良いかなど、仕事機としてMacの使用法を開拓したのもこのiBookでだった。
このiBookはまさに私の血と汗と涙と涎がしみ込んだ戦友だった。
(このiBookに突っ伏してうたた寝していたことも一度や二度ではない)

そのiBookはiBookG4の導入とともに退役し、しばらく奥さんの管理下にあったがほとんど使われることもなくやがて長男のおもちゃになっていた。
しかしiBookG4も退役してメイン環境がintelのMacBookになってしまって、長男もiBookG4を使い始めるに及んでこのiBookDualUSBは誰にも顧みられることなく、ほこりをかぶっていた。

自宅の無線LAN環境がWPAになったために無線でネットにも繋がらない。
当時のAirMacカードはWEPのみ対応でWPAに対応していないために有線でないとインターネットにも繋がらない。
カードを交換すれば、WPAにも対応できるのかもしれないが、そんなコストをかける意味があるかも疑問だ。

なんせ500MHzのPPCのMacだ。
積んでいるOSはJaguarだが、今触ってみると
「よくこんな環境で仕事していたな」
と感心するぐらいいちいち遅い。

このままJaguar搭載機として使って昔を懐かしむというのも乙な使い方ではあるが、すぐに飽きるだろうからやはりここはMac以外の使い方を考えることにした。






ことの起こりはこのiBook
Firewireの口の隣りにUSBの口が輝かしくも2つ並んだiBookは
デザイン的にもスペック的にも名機だった





3年ぶりくらいにログインしたデスクトップは当たり前だが昔のまま
懐かしいJaguarのデスクトップだ





OSはJaguarの最終バージョンのOS10.2.8
このまま使うというのもいまさらなので違う用途を違うOSで考えることにした


PPCで使えるLinuxはまだ結構ある〜Fedora PPCに挑戦

違うOSを試してみたいと言っても上記のとおりハードウエアは500MHzのPPC。
さすがに今の時代では
「それってゴミだろ?」
といわれても仕方がないスペックだ。

そこに入れるとなると最初に思い浮かぶのはLinux。
ということでPPCで使えるLinuxの種類を調べることから始めた。

VineLinuxのPPCバージョンなんてx86よりひとつバージョン遅れだがあるらしい。
これも懐かしい響きだが、以前にVMWare Fusionで試したUbuntu、FedoraのPPCバージョンなんてのが有力らしい。

しかもこれらのディストリビューションは無料でダウンロードすることができる。
Ubuntuは大体どういう物か経験済みなので、ここはFedoraを試してみることにした。

ダウンロードできるサイトはこちら。
Fedora Project
こちらは日本語のプロジェクトサイト。
ただPPCバージョンのサイズに驚く。
およそ4.3GBのisoディスクイメージファイルで、このファイルをダウンロードするのに3時間以上かかった。
しかもこれをディスクに焼くことがなぜかFinderディスクユーティリティからできなかった。
いつからできなくなっていたのか、これは私の環境だけなのかと問題は山積みだが、この件の対処は後日することにしてとりあえず Burnという焼き焼きソフトを使ってDVD-Rに焼いてインストールディスクを作ることにした。
このソフトのレビューについては後日。

ここまで半日使ってインストールディスクを入手したところで、インストールにチャレンジ。






すったもんだのFedoraインストールの末「Welcome」の表示
これでめくるめくPPCLinuxの世界が広がる・・・筈だったが
このとき既に表示はおかしくなっている


最初にトライしたFedora 10 PPCは、なぜかスクリーンサイズが800×600と640×480の2種類しか選べない。
それでスクリーンの左上3分の2にだけデスクトップが表示され、残りの部分は黒みになっていて、下には同じデスクトップの上3分の1が見えているという、垂直同期が壊れたテレビのような状況になっている。

これをどうやって治したものか、見当もつかない。
試しに640×480にスクリーンサイズを変更できるか試してみると、デスクトップはまっ白になってしまい、以降一切の操作を受け付けなくなってしまった。

ということで一度目のFedoraインストール失敗。

残念ながらCUIに脱出する方法もわからないし、脱出できたところでスクリーンサイズの設定法のコマンドが分からないので結局インストールを一からやり直すことにした。
インストールに再チャレンジしたが、今度は同じディスクからインストールをしても、
「◯◯のファイルはファイル確認ができないためにインストールを続けられない
再確認するかインストールを中断するかを選べ
ただし中断するとシステムの整合性は失われ起動できなくなる」
というアラートが出る。
再確認を選んでも同じアラートを出し続けるだけで、無限ループにはまってしまいそこから先に進めなくなった。

インストールを中断して最初から始めても、同じところで同じアラートを出して止まってしまう。

ディスクトレイにDVDが削れたような白い粉が散らばっていたので、もう一度ディスクを作り直してインストールにトライしたがやはり同じところで止まってしまうので、ディスクの傷とかいうハードの問題ではなくコードの問題だと判断してこのインストールを断念した。

こうして第一日目が終わった。




2009年9月24日






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Fedoraに再トライ〜失敗〜Ubuntu PPCにトライ〜失敗〜頭の悪い僕でもさすがにここらで問題に気がつき始める

昨日トライしたのはFedora 10だった。
しかし今の最新のFedoraは11だ。

ということでFedora 11 PPCに再チャレンジ。

今日は昨日と違ってもうちょっと慎重にインストールの設定を見て進めることにした。
よく見ると意味不明な項目が一杯ある。
例えばリポジトリの選択。
リポジトリを選べとあるが、どれを選ぶとどういう目的に向いた設定になるのかという説明が全く無い。
ググってみたが、それに関する情報もとても見つけ出せそうにない。

またパーティションの設定も
「高度な知識が必要」
とか脅すが、その高度な知識を発揮するパーティションのサイズ変更の方法がわからない。
GUIに関する蓄積がないのだから仕方がないともいえるが、Linuxは残念ながらやはり直観的な操作感という意味では、Macは勿論、Windowsに対しても一歩も二歩も譲る。

先日の「LinuxはMacやWindowsよりもユーザフレンドリ」という記事に毒づきたくなるのはこういう時だ。

「元々LinuxはそういうOSではないのだ。
Linuxはきちんとした目的がある人が使いこなすもので、漠然と使い始めるものではない」
というのならそれでも良い。
だったら、誰でも使えるという誤解を招くような先日のような記事は是非書かないでもらいたい。


などというLinux優越論批判はともかく、このFedora 11のインストールだが、結局これも失敗に終わる。
なんとなくパーティションのデフォルト設定がおかしいような気がしたが、リポジトリの設定のせいかもしれない。
いろいろ疑いだしたらきりがないのだが、一通りインストールが成功したような動作をする。
そして、例の「Welcom Fedora」というスクリーンを表示する。

ところがその状態で再起動すると

「KernelBUGが認められた
うんたら
かんたら
180秒以内にrebootする」
という黒画面表示を出して、起動が止まってしまう。(そしてrebootもしない)

どうやら内蔵ディスクからの起動の途中でカーネルパニックを起こしているらしい。
これが何度再起動をかけても100%の確率で起きて起動に成功しない。

これもディスクの不良が原因かもしれないと考えて、ブータブルディスクをもう一度ディスクイメージから焼き直した。

ところがやはりインストールが完了して「welcome」画面のあと、再起動するとやはり
「KernelBUGだ、180秒以内に再起動する」
という黒画面表示のまま停まってしまう。
ここまででDVD-Rのディスクを都合5枚お釈迦にした。

これと似た症状がPPC+Fedoraで起きているのかもう一度ググってみるが、見つからない。
これはどうもiBookDualUSBとFedoraの固有の相性の問題まで考えないといけないのかもしれない。

設定も変えてみたが、結局変わらないので、ここでFedora PPCを断念することにした。
残念だ。


それで次にトライするのはUbuntu PPCだ。
そのファイルはここにある。
Ubuntu 9.04 (Jaunty Jackalope)

ごらんのとおり今のバージョンはUbuntu 9.0.4でなかなかPPC向けも快調に開発されているようだ。
Ubuntuなら最近VMWare Fusionにインストールして勝手も知っているので、堅いところで再チャレンジすることにした。

その結果、今度はインストールに成功。
内蔵ディスクからの起動にも成功した。





Ubuntuのインストールに成功したiBook
ところがデスクトップの表示はやはり800×600のまま
垂直同期が壊れたテレビの受像機のような表示になっている





このスクリーンの問題を解消するために
「システム」→「設定」→「ディスプレイ」に入って設定を見てみた
しかしUbuntuでもやはり800×600、640×480の2つしか選択肢がない


しかし結果はキャプチャーのとおりだった。
今回は起動には成功した。
その問題はクリアしたが、スクリーンサイズが800×600のままでスクリーンは3分の2は黒みで、下にはデスクトップが3分の1ほど見えている垂直同期が壊れたテレビ状態はやはりUbuntuでも変わらなかった。
設定から「ディスプレイ」に入って、スクリーンサイズを変更しようとしたが、どうにもならない。

こちらのサイトに似たような記述がある。
めざせ!Linux使い - 週刊!Mac miniのある生活

それでワクテカしながらMac miniに繋いでいるSHARPのモニタを繋いでみたが、どうやら認識していない様子。

そこで気がついたのだがUbuntuが入って、どうやらUSBは認識しているような様子だが、外部ハードウエアの大部分を認識していない。
モニタ端子もそうだし、一番イタいのはFirewireを認識していないことだ。

もしスクリーンサイズの修正に失敗してもファイルサーバとして使えるのではという目論見はこの時に崩壊した気がした。
つまりiBook DualUSBのUSB1.0しか認識しないのだ。
無線LANも飛ばない。
AirMac expressを買えばまだ道は残っているかもしれないが、その場合でもUSB1.0のスピードがボトルネックになるだろう。
これをLinuxファイルサーバにして、2階に置いているTimeMachine用のハードディスクを無線で飛ばしてTimeCapsuleのように使えないかという目論見は、なんとなく崩れたような気がする。

こうなったらファイルサーバはともかく、Linuxデスクトップ機として使えないかということに焦点は移ってくるのだが、そうならなおのことこのデスクトップの狭さはなんとかしなくてはいけない。


でも考えてごらんよ、
このiBook DualUSBの前の世代のiBookクラムシェルの時代には、スクリーンサイズはまさにこの800×600だったのだよ。
この狭いサイズのデスクトップをあのデカイ貝殻型のMacに映してWordとかExcelとか・・・人によってはPhotoshopまで動かしていたではないか。

それを思えばこんなもの我慢できる・・・・わけないだろ!





在りし日のiBookクラムシェルの勇姿
これのスクリーンサイズは800×600だった。
写真ではスクリーンがOSXになっているがこんなことしたら動かなくなること請け合いだ
ちなみに一時期これはウチにもあったのだが奥さんに「ゴミ」として処分されてしまった
これ本当の話






ということでググって見つけた方法を試してみる
コンソールを起動して「xvidtune」とタイプする




するとxvidtuneというスクリーンサイズ調整ウインドウが
「警告!警告!警告!」という表示とともに出てきた
これでもLinux上でスクリーン表示のずれ、調整が可能だと知った
結論からいうとこれでは微調整ができるだけで800ピクセルのスクリーンを
1024ピクセルに変更できるわけではないのだが今後役に立つかもしれないので書き留めておく


というわけでキャプチャーの「xvidtune」コマンドをはじめいくつかの方法を試してみたが、どうにもならない。
外部モニタも認識しない、設定も見あたならない、USB以外の外部機器は認識しない、これではファイルサーバとしてもデスクトップ機としても使い勝手が悪過ぎる。

よくよく調べてみるとPPCのMacのうちATIのグラボはLinuxのサポートをPPCについてはしないということらしい。
nVidiaはPPCでLinuxをサポートしているらしい。
それで問題のiBook DualUSBはATIのグラボを積んでいることがMactrackerを見ていて判明した。

つまりこの画面が3分の2に分割されたように表示されるのは、
「仕様だ」
ということらしい。

ここでiBookのLinux導入作戦は頓挫してしまった。
ある程度古い機材を再生するのもLinuxの強みなのだが、そのある程度にも「程度がある」ということらしい。

それに今回初めてFedoraを試してみて思ったのは、Linuxだって結構重いということだ。
PPCバージョンのインストーラはDVDになってしまうというのは、充分MacOSXやWindowsVistaに対抗している。
「Linuxは軽い」
という一般に知れ渡ったセオリーはカーネルに限った話で、GUIのディストリビューションに関しては決してMacやWindowsに比べて軽いというわけではないということも思い知った。


こうして第2日目が終わった。




2009年9月25日






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江戸の仇を長崎で討つ!!〜Fedoraの仇をVMWareで討つ(^_^;)

というわけでまる二日かけた「iBookをLinuxで復活」作戦は見事に失敗に終わった。

利用法を考えるとここはOS10.2、Jaguarのシステムをクリーンインストールして復活させるのが素直な方法なのだが、それでは男が廃(すた)る!!
(いやいやそんな大層な問題ではなくて・・・・ヘ(^_^;) )
とは言わないが、それではあまり面白くないのでiBookの活用法は後日もうちょっと慎重に考えることにした。
どうせJaguarをインストールしたってすぐに触らなくなるに決まっているし、OS9の環境に戻したところで今さらOS9もいじりたいとも思わないし。

それより問題はFedoraだ。

Fedoraが起動できなかったのがどうにも片腹痛い。
これはなんとしてもものにしたい。
ということでiBookでは失敗したFedoraをMacBookのVMWare Fusionで試してみることにした。

例によってFedoraプロジェクトのサイトからディスクイメージisoをダウンロードしてきて、今度はCD-Rなどに焼かないで内蔵ディスクのどこかに置いて、VMWare Fusionから仮想ブートディスクとして読みに行かせる。
するとライブディスクと同じように自動ログインユーザとして起動、ログインできるのでその状態でデスクトップにあるインストーラを起動して、インストールに入る。

あらましの流れはそんな感じで、注意点は2点ほど。
1)VMware FusionにはデフォのゲストOSセットアップにUbuntuはあるがFedoraはないので、選択しなくてはいけない
私は
オペレーティングシステムは「Linux」
バージョンは「その他のLinux2.6.xカーネル」

を選んだ。

2)メモリはその場合デフォで256MBになっているが、これではさすがにこのデカイゲストOSを動かすのは辛いだろうからVMWareの「設定」からメモリ容量を増やしておくことをお薦めする。
とりあえず私は744MBくらいのところにしておいたがこれはあとで変更できる。
ただあまり大きくしすぎると派手にSwapファイルを作り始めるので加減を探りながら増やしていけば良い。





プリセットにはSUSEやMandrakeなどLinuxのディストリビューションのセットが
いろいろ用意されているがFedoraはない
私は「その他のLinux 2.6.x カーネル」を選ぶ
64ビットを選ぶべきかは検証中だがとりあえず問題がないのは32ビットだと思う




ディスクイメージの.isoファイルを入手しているのでここから
「インストールのディスクイメージファイルを使用」を選ぶ
その下のプルダウンでisoファイルの場所を指定してインストールの準備は完了




こうしてメモリ256MB、ディスクサイズ8GBの仮想マシンに準備ができたことを示す
メモリの容量がデフォではちょっと少ないように思うので増やすことを薦めるが




VMWare Fusionの「仮想マシン」→「設定」に入ってRAMの容量を多少増やしておくことをお薦めする
増やしすぎるのもよくないがこのくらいは要るような気がする




以上のセットアップをすませるとライブCDイメージからの起動が始まる




ログインユーザは気にしないでAutoLoginで入る
パスワードも特に要求されない




ログインしたがこれはまだディスクイメージのシステムから起動しているのだけなので
デスクトップのインストーラを起動して仮想マシン領域にインストールを開始する




この数日間に散々見たインストーラのスプラッシュ画面が現れる




名前を付ける これがこのマシンのログイン名、共有ホスト名などになるので
好みの名前をつけても良いしそのままでも結構




以下はもう設定も特に触る必要もない
インストーラファイルを確認してインストールは自動的に進行する




インストールが完了した画面
これもこの数日散々見た画面だ
はたしてうまくいくのか・・・(゜Д゜)




・・・という心配をよそにあっさりイッパツで起動に成功した




これがFedoraのgnomeデスクトップ
Ubuntuとの大きな違いはデスクトップにごみ箱があること(そこかっ!┗(-_-;)┛)
冗談はともかくルートボリュームとユーザ領域のアイコンがあるところがやや馴染みやすいかも




こうしてMac OS Xのデスクトップ上にFedora gnomeの
デスクトップが出現するというシュールな風景が完成した




FedoraはマルチランゲージのOSとして配布されているので
パッケージには日本語も含まれている
インストールの段階で日本語を指定することもできるし
ログイン画面の下の「Language」フォームで言語を選べる
ここで日本語化することが事後でも可能だ




こうしてデスクトップは日本語化された
やはりこの方が安心する




インストール後すぐに「システム」→「管理」から「SoftwareUpdate」を起動
自動的にシステムファイルのアップデートがないか読みに行く




最初のアップデートは半端でない量で時間も結構かかるが最初だけだ
これもインストールの一部だと割り切ってしっかり最新版にアップデートしよう
セキュリティ的には大変重要なことだ




アプリケーションやコマンドをインストールするメニューの
場所は以前紹介したUbuntuのgnomeとはちょっと違う
「システム」の「管理」メニューの中に「ソフトウエアの追加と削除」がある




試しに「ソフトウエアの追加と削除」でClamAVをインストールしてみた
問題なくスキャンをかけているようだがコマンドからアップデートができなかった
アップデートに必要な管理者権限を行使してログファイルをエディットするには多少のコツがいる
これについては後日詳述する



さっそくコマンドのインストールにチャレンジ。
試しにゼヒモノのセキュリティアプリケーションのclamavをインストールした。
GUIフロントエンドもスキャンデーモンのインストールにも成功。
コマンドからclamavで領域スキャンも可能になった。
まずやはりセキュリティ環境を整備して次に進みたいところだ。

ところでこのウイルス定義ファイルはやや古い。
最新のものに更新したいところだが
sudo
を使った更新コマンドは
「sudoerでないためにキャンセルされた。このインシデントは管理者に報告される」
というアラートとともにブロックされた。
どうやらsudoを解放してrootを無効にしているMacとは対照的にFedoraではsudoを無効にしてrootを有効にしているようだ。
ここいらセキュリティに関する考え方の違いがでて面白いと思ったが、私個人的にはFedoraの考え方の方がやや合理的だと感じた。

この問題も後日詳述する。
とりあえずこの日はウイルス定義ファイルの更新はできなかった。





ファイアウォールに関してはデフォルトでオンになっている




そのファイアウォールの項目はポートナンバーだけでなくプロトコルや
ファイルイベントごとに細かく設定できるようになっていてさすがだなと思った




そしてこれがFedoraのウリであるSELinuxの管理者ウインドウ
よくわからないで書いているので見当違いかもしれないが近代的なLinuxであるFedoraは
このSELinuxを実装することによりさらに安全性を確保したため汎用性を獲得したのだという
これについてはもう少し時間をかけて理解して解説するがとりあえず今はこれを見て
スゴいと思っておけば良いというのが私の理解の限界だ



ということで3日目にして、FedoraのインストールはVMWare Fusion上ではあるが成功した。
セキュリティ精度の高いLinuxとして定評があるFedoraを今度は起動することができた。

Fedoraにこだわる理由は、お知り合いの一言だった。
SNSで知り合った女性の情報技術者が自宅で立てているwebサーバにFedoraを使っているといっていた。
彼女は本業は写真だったと思うが大学で情報技術の授業も持っているという人だった。
そういう人がメインの環境で使っていると聞いて、いつかは使ってみたいと思っていた。
何年かタイムラグはあったが、やっと実現した。

まだsudoコマンドを使うテキストコマンドが実行できないなどの問題があるが、とりあえずこの日はこれでよしとした。

こうして第3日目が終わった。




2009年9月26日






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viの使い方のおさらい〜Fedoraのrootについて

〜前回までのあらすじ〜

黄金伝説を探し求めて魔法の国を旅する主人公はFedoraの精に出会う。「VMの鍵を開けよ」という預言に従い Fedoraをインストール、新たな戦闘力を獲得した・・・
(全く関係なし)


ということでようやくFedoraの起動に成功したところで前回書ききれなかった感想を。

PPC版の混乱した状況に困惑して、設定でクリアできないかと思い始めるとFedoraの設定は迷路のようになっていることに気づく。
そこでPPC版の項目で
「MacやWindowsよりも簡単だなんてゆめゆめ書くな」
とこの頁の最初の「Linux優越論」に毒づいてしまった。

しかしもしトラブらなければインストールに関しては全く悩むことはないし、特に設定で気をつけなければいけないこともない。
基本的にインストール手順に従って作業を進めれば良いだけだから
「インストールについてはWindowsよりも簡単かもしれない」
ということは書いてもいいと思う。
トラブらなければの話だが。

インストールをして、ネットワークの設定をして、メールの設定をしてブラウザを立ち上げてというような基本的な使い方の範囲だと全くコンソールを立ち上げずにGUIだけで設定も操作も可能だ。

VMWare Fusionとの親和性も高く、VMWare Toolをインストールしないのにいきなりカーソルが統一されて、MacとFedoraを自由にカーソルが行き来できる。他のLinuxではここまでの親和性はない

デフォルトでインストールされているOfficeソフトがAbiWordだというところがちょっと気になったが、これも「ソフトウエアの追加と削除」でOpenOfficeをインストールすることはできる。
こうしたカスタマイズもGUIで可能だ。

だから確かに最近のLinuxは、GUIのデスクトップシステムとしてもMacやWindowsとはさほど遜色がないということはいえる。


ただCUIに入るとディストリビューションによっていろいろルールが違うので慣れは必要だ。

例えば先日もちょっと触れたが
clamav
をインストールしてコマンドで実行することに成功したと書いた。
ところが
freshclam
を実行してウイルス定義ファイルを更新することができない。

Ubuntuではこれは
sudo
で実行できたが、Fedoraではデフォルトの管理者ユーザでもsudoコマンドは禁止されているようだ。
sudoを実行するにはrootにならないといけないようだが、そのrootを有効にするコマンド、rootになるコマンドもsudoが必要だったのでは?
そのsudoを使えるためにrootになりたいのだが、これでは無限ループではないか・・・と悩んでいたら、解決法は簡単なことだった。





clamavのウイルス定義ファイルを更新するコマンド
sudo /usr/bin/freshclamを実行するとパスワードを要求される
rootのパスワードを入力しているにもかかわらず「あなたはsudoerではない、
この問題は管理者に報告される」というアラートが出てコマンドはブロックされてしまう




そのrootになるコマンドを調べてみたらsudoは必要ない
なんとsuだけで良いことがわかった
rootはデフォルトで有効になっていてそのかわりsudoが禁止されて安全を担保している


sudoを使わなくてもsuでrootになれるのでclamavのウイルス定義ファイル更新のコマンドは
/usr/bin/freshclam
だけで実行できる筈だ。
(あとでわかったのだがパスが通っているので、実はパスの記述も必要なかった)

ところが、インストールしたなりでは
「freshclam.confは書き込みができない」
というような趣旨のアラートを出して、更新ができない。
clamを使い始めるにはFedoraの場合準備が必要だ。

これについてはこちらのサイトが参考になった。
Server World - Fedora 11 - アンチウィルスの導入 - Clamav

Fedoraではclamavを利用するにはいくつか準備がいる。

まず前述のとおり
su
でrootになっておく。

つぎに
yum -y install clamav clamav-update
と打ってclamav-updateをインストールしておく。
これはソフトウエアの追加と削除でもう入っているかもしれないが、念のため。

次にfreshclamの設定ファイルのfreshclam.confを書き込み可能な状態にする。
freshclam.confは
/etc
の中にあるのだが、そのままテキストエディタなどで開いて書き換えをしても保存の時にrootの認証を要求されて、GUIでは書き換えることができない。

デフォルトではfreshclam.confには
Example
という一行がライブになっていて、これのためにfreshclam設定ファイルとして使用できないという。
そこでこの一行をコメントアウト、あるいは削除するが、これは通常管理者権限でテキストを編集する
visudo
というコマンドを使う。
Fedoraの場合は前述のとおりsudoが無効になっていて、rootが有効になっているのでrootにログインして
vi
というコマンドでこれを編集する。


具体的な方法は
su
でrootになっていることを確認する。
プロンプトが#になっていれば今rootでログインしている目印だ。

vi /etc/freshclam.conf
と打つ。
するとfreshclam.confを開いた状態でviの画面に入る。

少し下にスクロールすると#がついている記述が並ぶ中に何もついていない
Example
という行がある。
この頭に#をつけるとコマンドはこの行を読まなくなり、ブロックされていた書き込みができるようになる。
こういう無効化のことをコメントアウトという。
削除してしまっても同じことだが、元に戻して#を取ればまた書き込みできなくできるので、無効化するが残したい行を#をつけておくのがコメントアウト、またはコメント化の意味だ。





freshclamのコマンドを有効にするためにfreshclam.confをエディットする
suでrootになってyum -y install clamav clamav-updateでclam-updateをインストールしておく
vi /etc/freshclam.confvi(テキストエディタコマンド)でfreshclam.confを開く




viは開いた時にはコマンドモードになっていてエディットはできない
編集モードに入るコマンドはiキーを打ってEnterキーを叩く
下に-- INSERT --という表示がでたら挿入編集ができる
Exampleという文字列の前に#と打ってコメントアウト(無効化)する
編集モードを終了するのはescキーviを保存して終了するのは:qwと打ってEnterキー


viのコマンドは久しぶりに使うのですっかり忘れていた。
ここでおさらいする。

viを打って画面を開いただけだとコマンドモードになっている。
カーソルをカーソルキーで動かせるが、入力はできない。
コマンドを画面一番下のコマンドに入力できるだけだ。

編集モードに入って文字を入力する場合は
iキー
を叩く。現在カーソルがある場所から文字列を入力できる。
ちなみに置き換え上書きは
Rキー
を。

入力が終わってコマンドモードに戻りたい時には
escキー
を叩く。これで編集モードを終わってコマンドモードに戻る。

最後にこの変更を保存してviを終了したい場合は
:qw
保存しないで終了したい場合は
:q
を叩いてコマンド表示にそう入力されているのを確認してEnterキーを叩く。

注意点は、コマンドモードの時には、コマンドは一文字のアルファベットキーでいろいろ設定されているので、ヤタラメッタラキーを叩くなということくらいか。

viの使い方の参考サイトを見つけた。
viエディタの使い方





viから抜けたら/user/bin/freshclamと打ってウイルス定義ファイルを更新する
画面はリトライのアラートが出ているが更新に成功した様子




試しにclamscanと打ってリサルトのウイルス定義数を見てみる
この時点で最新の62万3715のウイルスを登録しているとでている
この数で定義ファイルが最新版になったかどうか確認できる




ところでウイルス定義ファイル更新のコマンドは
パスを打たなくてもfreshclamだけで良いことがわかった
Fedoraの場合最初からパスが通っているということだ



2009年9月26日






anchor

ひとまず一件落着・・・と思いきやFedoraの激闘はまだまだ続く・・・長崎の仇に返り討ち(T-T)

VMWare Fusionにインストール成功したFedoraは、インストールした直後からホストOSのMacとマウスポインタが統合した。

VMware-Toolsを何もインストールしないのに、カーソルが普通にMacとLinuxを行き来しているのは面白い。
LinuxのVMWare-ToolsのインストールはWindowsと比べるとメンドクサイので、別にファイルのやり取りをする気がないのなら、もうここまでで充分だ。

しかしせっかくFedoraがゲストOSになったのなら、このOSがデスクトップOSとしてどのくらい使えるのか試してみたい気になる。
個人的にはビミョーな差だが、UbuntuよりもこのFedoraのGUIデザインの方がビミョーに好きなのでこれがデスクトップの標準として使えたらそれはそれで嬉しい。

ところが、そういう欲を出すとさっきまで優しい顔をしていたFedoraがいきなり気難しいLinuxに戻ったりする。

とにかくこのFedoraにVMWare-Toolsをインストールする方法というのがwebにもいくつか記述があるのだが、それもバラバラで、それもそのはずでFedoraのバージョン、VMWareのバージョンごとにインストールの方法が大きく変わったりしているようなのだ。
極端な話Fedora10とVMWare Fusion2とかFedora6とVMware Fusion1とかFedora3とVMWare Playerとか、皆方法がバラバラで中には参考になる記述もあるがそのものズバリという情報が全く見当たらなかった。

バージョンが違うと参考にならないというのは、やはりGUIのデスクトップOSとしては新興だから仕方がないのかもしれない。
またLinuxにはスタンダードはないのだ。
Linuxのスタンダードでなくても良いのだが、Fedoraのスタンダードというだけでも良いのだがなかなか難しいんだろうか。

VMWare-Toolsのインストールは実は相当手こずって、しかも今のところまだ片肺飛行の状態だ。
うまくいったケースの紹介でないのが申し訳ないが、ここまでの試行錯誤の内容を書き留めておく。





ホストのMacOSXとゲストのFedoraの間で
ドラッグアンドドロップでファイルのやり取りをする
そのてはじめはVMWare Fusionのメニューから
「仮想マシン」→「VMWare Toolsのインストール」を選ぶ




そうするとディスク型のアイコンが現れてデスクトップにディスクイメージがマウントされる
開くと中にVMWareTools◯○◯(数字)というテープアーカイブがある




右クリックでこれを開く




展開先はUbuntuの時には/var/tmpを使ったがFedoraの場合は/tmpを使うのが流儀らしい




ゲストがWindowsの場合はこのインストーラをクリックすることで進められたが
Linuxの場合GUIでうインストーラを起動するのはうまくいかない




そこで「端末」を起動しcdコマンドで/var/tmpに移動して
先ほど展開したvmware-tools-distribというディレクトリに移動する
なぜか「そんなディレクトリはない」と何度も撥ねられるが移動が完了したら
suでrootになってvmware-install.plと打ってインストールを開始する




Ubuntuの時にはこれでうまくいったが途中で
「gccはどこにあるかgccを正しく記述せよ」という質問項目で止まってしまう
どうやらgccがインストールされていないらしい


ということでUbuntuよりもさらにもうひと手間かけないとインストールはできないらしい。
このインストール手順の前に「ソフトウエアの追加と削除」で追加しないといけないバイナリは以下の4つ。

The Linux kernel
(kernelで検索)
Development package for building kernel modules to match the kernel
(同上)
Various compilers
(gccで検索)
A GNU tool which simplifies the build process for users
(makeで検索可能)





「システム」→「管理」から「ソフトウエアの追加と削除」を開く




検索項目で例えばgccと打つと関連項目のリストが表示される
上の該当項目をとりあえずチェックを入れていく




つぎにkernelと打って検索
この要領で必要な項目は見つけられる筈だ




最後に右下の「適用」ボタンでまとめてインストールする
そうすると該当項目と依存関係がある項目も自動的に探し出してくれて
「インストールするか?」と訊いてくるのでインストールボタンをクリックして進行する
ここらのソフトのインストールは昔のLinuxよりも随分楽になったと思う




以上の手順を踏んでもう一度vmware-install.plを実行する
あまりに毎回「そんなディレクトリはありません」と反抗するので
いちいちlsでディレクトリ名を表示してコピペすることにした




ようやくこれでインストールが進行するようになった
いろいろ聞いてくるが全てEnterキーで答える




VMWareチームからの「Enjoy」というメッセージが表示されたらインストールは完了




こうしてFedoraのデスクトップからMacのデスクトップに
ドラッグアンドドロップでファイルが渡せるようになった
ところがどういうわけかこれは一方通行でMacからFedoraには相変わらず渡せない




FedoraとMacの共有フォルダを生成するコマンドを
VMWare Fusionから実行するとSELinuxのアラートが表示される




SELinuxのトラブルシューティングで見るとVMWare Fusion
インサートしようとしたファイルが無効化されたようだ




そのファイル名はvmware-hgfsmounterということでどうやらこれが原因らしい




共有フォルダの設定をしても全く変化なし
また設定したフォルダも生成されない




この問題を解決するためにSELinuxの制限を解除する
以前はコマンドでしかできなかった筈だがGUIでマネージャーを起動して「無効」を選択し再起動する
起動すると無効になっている筈だ


SELinuxを無効化して共有を開くということにトライしてみたが、結局これでは何も起こらなかった。
相変わらずMacからFedoraへのドラッグアンドドロップができないし、Fedora、Mac間のコピー、カットアンドペースト、共有フォルダの設置ができない。

SELinuxの無効化をした状態で、再度VMWare-Toolsを再インストールすればうまくいくのかもしれない。
近いうちに試してみよう。
でもその場合SELinuxを復活させたらまたファイル受け渡しはできなくなるのだろうか。
SELinuxを使わないのなら別にUbuntuでも良い気がする。
Ubuntuの方が何かとわかりやすいし、いうことを聞くからだ。

思うにデスクトップ機OSとしてはUbuntu、サーバOS用途としてFedoraというような棲み分けなのだろう。
そうじゃないのかもしれないが、ネットワークのファイル共有にもまだ成功しないこのわかりにくさは、Macを押しのけてデスクトップOSの一角を狙っているようには見えない。
「SELinuxは難しい」という評判は本当だったのかもしれない。

近日中にもう少し掘り下げてみる。
とりあえず今回はここまで





余談・・・共有に成功しないFedoraだがユニティモードはうまくいった
Macのデスクトップ上でLinuxのTerminalFirefoxが起動している様子
Linux版のFirefoxは心なしかMac版よりもキビキビうごいているので
これはこれで利用価値があるかもしれない
でもファイルから起動できないのであまり利用することはないかも




余談2・・・
Macのドックやアプリ切り替え表示にLinuxのアプリが並ぶというシュールな光景も実現






anchor

コマンドを使えない人ははたしてLinuxが使えるか?

先日Linuxインストールの奮闘記のようなことを書いたところ、何人かの方から
「やっぱりLinuxは難しい」
「Linuxはやはり使えない」
というような反応をもらって、これはまずいなと思ってしまった。

確かに先日はかなりの苦戦をしたが、それはPPCのiBookにインストールしたり、VMWare Fusionにインストールしたりという特殊条件があって、それが想像以上に難しい問題だったからだ。
しかしそれは非常に特殊な条件の場合だ。
G3のPPCをLinuxで再生しようなんて、非常に少数派の考えることだろう。
ましてや仮想マシン環境でLinuxをゲストにして動かすなんて、数年前はコンピュータの専門家のシステムエンジニアの領域だった筈だ。
そういうことに私のようなコンピュータのシロウトがチャレンジできるようになったということにむしろ進歩を感じてほしい。

私の印象ではLinuxはかなり使えると思う。
それもコードを開発する技術者にとって使えるというのは勿論だが、そうじゃなくってUNIXのコマンドを理解できない普通のパソコンユーザが、一般的なパソコン用途に使う場合でも使えると思っている。


そこで今回はUNIXコマンドなんか全く理解できない人、
「ls? 何者ですかそれ??
cd? それって音楽聞けるんですか??」

みたいなレベルの人でも使えるgnomeのGUIアプリをいくつか紹介する。

正直一般的なパソコンの使い方って、webを見てメールして、jpegをカメラから取込んで、音楽聞いて、動画観て・・・くらいの使い方までじゃないだろうか。
mixiするのもググるのもブラウザ経由だから、これだけできれば日常のデスクトップ機の使い方のほとんどの部分をカバーできると思う。
その程度ならもうLinuxでも充分なのだよ。
LinuxでWinnyしたいとか、わけ分からないワガママさえ言わなければ何ら問題ないと思う。

先日インストールに関してはコマンドを一行も打たないで完了できることは書いた。
今度はコマンドを一行も打たないでできることを書いてみる。

以下のキャプチャーはFedora11+GNOME環境で検証。






Linuxはシステムがアプリを管理する考え方が強いように思う
システム→設定→メイン・メニューに入ると表示するアプリ、しないアプリを設定できる
あまり使うことはないがアンインストールするほどでもないアプリはここで整理することもできる





まず気になるのはインターネットを利用できるかということだが
接続の設定さえ完了すれば普通にMozillaのLinux版Firefoxが起動してwebを表示する
FirefoxFirefoxなのでMac版やWindows版と使い方は全くいっしょだ
上のメニューバー(Linuxではパネルというそうだ)の狐アイコンをクリックすると起動する
そして心なしかVMWare仮想環境の上でもMac版のネイティブよりも表示が速いような気がする





次にメールが使えるかどうかだがそれもシステム付属のEvolutionが使える
こちらのページでも取り上げたがEvolutionは単なるメーラではなく
スケジューラ、ToDo、メモ、アドレス帳として使えるMSのOutlookのようなアプリだ
仕事向けだと思うがプライベートユースに気楽に使うのもいいと思う
プレビュー画面はワンクリックで画像付きhtmlも表示できるのはMozilla系メーラと同じ





そして気になるのはWordなどのMSOfficeのファイルと互換性があるかということだ
FedoraにはデフォルトでAbiWordがインストールされていたが
私はこれをアンインストールしてOpenOfficeをインストールした





これはWordに当たるOpenOfficeWriter
MSWordとの互換性も最近のバージョンではとみに高くなっている
ワープロソフトとしての能力も充分だし日本語入力メソードのAnthyの変換率も満足できる水準





これはパワポにあたるOpenOffice Impress
レイアウトもパワポを使っている人には違和感がないだろうし
パワポのファイルをほとんど問題なく開くことができる





これはExcelにあたるOpenOffice Calc
枠で表を作れるだけでなくシグマで計算式を忍ばせることができる
また生データをこのようにグラフ化できるのもExcelと同じ
ファイルの互換性も高い





デジタルカメラで写真を撮ったら再生モードにしてUSBケーブルをLinuxに挿してみよう
するとこのように自動的に認識して読み込みソフトを起動するか聞いてくる
このあたりの使い勝手はMacやWindowsと変わらない





起動したのはgThumb画像ビュア
これで愛用のNikonから画像を吸い込みカメラ内のオリジナルを削除したりもできる





インポートボタンをクリックするともう快調に取り込みが始まる
勿論コマンドなんか必要ない





取り込み先はデフォでユーザフォルダの中の「画像」フォルダ
この画像をここで取捨選択したりできる





gThumbにもスライドショーの機能はついている
フルスクリーンでの表示も可





またファイルブラウザから画像を選択してスペースキーを叩くだけで瞬間的に画像のプレビューができる
この操作性はLeopard以降のMacと同じでWindowsにも無い機能だ
Eye of GNOMEの名がついたアプリがこのQuickLookのような機能を実現している





このプレビュー機能でフルスクリーン表示もスライドショーも可能だ





画像を加工したい時にはGNU image Manipilation Programという大層な名前のソフトを起動する
そう、あのGIMPだ





GIMPはUNIXのフリーウエアでありながら製品版アプリの
Adobe Photoshopと同等の機能を持った画像加工ソフトというのが定評
これがFedoraのgnomeにはデフォルトでインストールされている





キーボードも「Apple MacBook」に対応しているらしい設定になっている
残念ながら日本語キーボードと配置が違うがかなり互換性を意識していることは間違いない


ということでここまでの操作に一切のコマンドは使っていない。
webもメールもオフィススイーツも写真も扱える。
UNIXの知識なんか何もなくったって、ここまでのことはできるのだ。
さらに近日中に音楽、動画の扱いについても報告するがLinuxイコール開発環境という固定観念を捨てて、デスクトップOSとして気楽に使ってみるのはいかがだろうか。

実際に使ってみると、WindowsやMacと比べてそんなに遜色無いことがわかる。
使えると思いますよ。




2009年10月8日






anchor

VMware上のFedoraが動かなくなってしまった〜いい加減バージョンアップせよとのお告げか?〜と感じたのでFedora13を入れた

こちらで導入記を紹介したFedoraがしばらく前から調子悪かったがついに動かなくなってしまった。
附記:Linux導入記4〜Starting up Fedora

この時のバージョンはFedora11だったが、現行バージョンはFedora13でしかもバージョンが上がってからもう結構時間が経つらしい。
クライアントならば
「いつまでもJaguarやTigerにこだわってないで新しくしたら?もうじきLionも出ることだし」
というレベルの話なのかなぁ。

だから早速インストールし直すことにしたが、仮想マシン上でサーバ運用している人達は、どうしているんだろうか?
こまめにバージョンアップしているのかな?
でもその度にサーバのセットアップとかやっていると大変そうだけど、でも動かないのは困るし。
Linuxをサーバとして使うのは、それなりに手間がかかることなんだなとふと思った。

Fedora自体は13になってかなりこなれて来ていると思う。
SELinuxも難しい設定をしなくてもきちんと動いているようだし、まだいじり始めたところだけど少なくともGUIクライアントOS として好ましい方向に進化しているように感じた。

今年はドコモやauなどがLinuxのクローンの一つであるAndroidOSを搭載したスマートフォンを次々発表していることだし、ChromeOSも控えていることだし、これまではどちらかというとサーバ用途だったLinuxがクライアントOSとして本格的に普及し始める元年となるのではないかと感じている。

Fedoraも13になってそういう用途で使ってもいいかなと思えるような良い感じの変わり方だ。





以前インストールしたFedora11はついにVMWare Fusion上では起動できなくなってしまった
それで最新のFedoraのバージョン、13をインストールし直すことにした
Fedora Projectのページからisoイメージをダウンロードしてくる
ここから「ディスクイメージから起動」を選択してインストールモードに入る




レスキューモードと同じでこの場合は
オートマチックログインになるので気にしないでどんどん進む




おっとその前に仮想マシンの設定をやっておく
先日の教訓でCPUはデュアルコアモードにしておくこと
勿論クアッドなら4つにデュアルクアッドなら8つに多分選択可能な範囲で
多くした方がいい結果を得られるんじゃないかと思う




Fedoraのバージョンを示すf13の起動画面に進む




「このデバイスは初期化しないといかんよ」という内容のエラーが出るが気にしない
レコメンドの「無視(Ignore)」を選択




ここでタイムゾーンを選択する
こんなインストール前の段階で前もこういう設定を要求されたか思い出せないがまあ良いでしょ
当然東京/アジアを選択




という感じでインストールは進む
ほとんど考えることもないし昔のようにパーティション割りで
難しいコマンドをいくつも入力する必要もない
昔のLinuxはいつもインストール準備でくじけていたのを思い出すと隔世の感がある




インストール用のディスクイメージを削除してインストールしたシステムから起動すると
最初にネットワークタイムを使用するか聞いてくる
隔離されたサーバ用途ではなくクライアント用途なので
勿論ネットワークタイムにシンクロする方にチェックを入れる




次にログインパスワードの設定を要求されるので任意のパスワードを設定
ログイン画面で使用言語を選べる
日本語の対応の進捗ぶりを見たいので日本語に設定してみる




最初にソフトウエアアップデートを起動してみると
大きなバッチアップデートがかかってくる




バッチアップデートをかけて再起動、さらにソフトウエアアップデートをかけると
今度は数十項目の細かいアップデートがかかってくる




そのアップデートも完了して再起動するとログイン直後に
SELinuxが「一部に不振な動作を発見した」とアラートを出す
その不審なプロセスが何かを一つずつ表示してくれるので
本当に怪しいプロセスなのかどうか確認できる
SELinuxは意味が分かっている人には本当に使いやすいセキュリティシステムだと思う



2010年10月17日














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