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iTunesAppからアイコン画像を取り出す方法
iPhone、iPod Touchのアプリを紹介しているサイトさんは皆さん普通にやっていることなので、いまさらなTipsなのかもしれないが、iTunesAppとして配布されるアプリのアイコンデータを取り出す方法を。
通常のMac用アプリならアプリ本体を「パッケージを開く」で開いて中のリソースフォルダの中の「icns.icns」というファイルを取り出すとか、アプリ本体をコピーしてプレビュー のメニューから「クリップボードから新規作成」とかの方法で簡単にアイコンファイルを取り出せるのだが、iTunesAppはiPhone独特の障害があってこの方法が使えない。
iTunesAppは「.ipa」 という独自の拡張子を持っていて、バンドルの方法がMacアプリとは違う。
またその中身にあるpngのアイコンファイルが、通常のpngとはエンコードが違うようで、Macのグラフィックアプリでは開くことができない。
そこで以下で紹介する方法でアイコンファイルを取り出すことになる。
iTunesShopでアプリのプレビューアイコンを表示しているがこれがアプリアイコンと同じ場合と違っている場合のそれぞれの方法を紹介する。
まずプレビューアイコンとアプリアイコンが同じ場合、大部分のアプリはそうなっているがこの場合は以下の方法で取り出す。
まず、iTunesAppのバックアップを取り出す。
その場所は
~/Music/iTunes/Mobile Applications
にある。
一度でもiTunes でバックアップを取れば、ここに必ずiPhoneやiPodのアプリのバックアップが保管されている。
これを直接触るとアプリが破損することがあるので、外にコピーを取る。
そのコピーの拡張子は「.ipa」 となっているが、これはzipで保管されたリソースなので、拡張子を「.zip」 に書き換える。
それで普通に解凍すると、アプリ名のフォルダができる。
このフォルダの中に
「iTunesArtwork」
という名称の拡張子無しの画像ファイルがある。
これも独自エンコードなのだが、こちらはプレビュー で開くことができる。
プレビュー で開ければ、これをjpegなどに書き出すことができる。
iPhoneなどのアプリのバックアップは~/Music/iTunes/Mobile Applications にある
ここにあるアプリのコピーを例えばデスクトップに置いて拡張子を「.zip」に書き換える
このzipファイルを解凍するとフォルダの中に
「iTunesArtwork」という画像ファイルがある
これも独自エンコードだがプレビュー で開くことができる
プレビュー で開いたらこれでjpegに書きだすことができる
こうしてiTunesプレビュー画像からiPhoneアプリのアイコンを取り出すことができるのだが、このままではアイコンには見えない。
iTunesアプリは描画の過程でコーナーを丸く描画するのだが、この素材画像はコーナーが丸くない。
そこでこの画像の角を丸めてアイコン風に見せるために「Bicoid」さんのEuropa を使う。
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Europa (Freeware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
画像ファイルのコーナーを丸めたりをお手軽に手を加える画像加工アプリ。
他にボカシやモーションエフェクト等のフィルタもあり、レイヤーも利用できる。
フリーウエアだが、いくつかのフリーウエアを組み合わせるとPhotoshop などの大物アプリに引けを取らないような機能も実現できるかもしれない。
iTunesアプリから取り出したプレビューjpegを
Europa を使ってアイコンらしく見えるように加工する
「Mask」メニューの「Round」でコーナーを丸める
スライドで丸みの程度を調整できるがアイコンらしく見せるには
13〜14辺りに合わせるのがよいと思う
他にぼかし、モーションエフェクト、ノイズエフェクト等面白い効果がある
こうして取込んだアイコン風ファイルは
Echofon for iPhone の記事のアイコンで使用しているので参照してもらいたい。
もしもプレビュー画像とアプリアイコンが違う場合は、オーソドックな方法でアプリ本体のリソースからアイコンファイルを取り出すことになる。
その場合、画像ファイルはMacの標準的な画像加工アプリでは開くことができないので、iPhonePNGApp を使ってpngなどの標準的な画像ファイルに書き出すことになる。
上記の方法で「.ipa」拡張子を「.zip」に書き換えて開いたフォルダの中の「payload」フォルダに.appという拡張子を持ったアプリ本体がある。
これを右クリック(あるいはコンテクストメニュー)の「パッケージの内容を表示」でバンドルの中身を開くと
「icon.png」
というような名称のアプリアイコンがある。
これを取り出してiPhonePNGApp を使って通常のエンコードのpngファイルに書き出す。
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iPhonePNGApp (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
iPhoneアプリ独特のエンコードのpngを通常のMacで扱えるpngに書きだす専用アプリ。
使用法は簡単で、該当ファイルをウインドウにドロップしてスタートボタンをクリックするだけでいい。
これでiPhoneアプリのアプリアイコンファイルを取り出すのはこんな感じ。
~/Music/iTunes/Mobile Applications にあるiPhoneアプリの
バックアップを取り出して拡張子を「.zip」に書き換えて解凍
その中の「payload」ディレクトリにあるアプリ本体のバンドルをさらに開く
その中に「icon.png」というような名前のアイコンファイルがある
そのpngはそのままではMacで開くことができないので
iPhonePNGApp のウインドウにドロップして「Start」ボタンをクリック
保存先を聞かれるからデスクトップかどこかを指定して実行する
プロセスが完了したところ
こうして取り出せたアイコンファイルのpngだが
プレビューアイコンと同じく角が丸くなっていない
角を丸くしてアイコンらしく見せるために1に戻ってEuropa で角を丸める
プレビューアイコンを利用した方が良いというのはこのことだ
こちらのアプリアイコン本体を利用するのは解像度が低くてしかも手間がかかる
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SnowLeopardに対応したアプリ
SnowLeopard/Mac miniを導入以来いくつかアプリが動かなくなっているという報告をここでもしているが、対応バージョンが出てきて動くようになってきているものがある。
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Firewall Switch 2 (Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.6SnowLeopard対応
Dashboardからファイアウォールをかけたり解除したリが簡単にできるDashboardウィジェット。
ネットワークに繋いでいる時には通常ファイアウォールはかけている状態にしなければならないが、ある種のリモートアプリとか、共有とかをテストする時にファイアウォールがかかりっぱなしだと、とても不便なことがある。
その場合もシステム環境設定のセキュリティからファイアウォールを解除すればいいだけのことだが、これだと今のステータスが分からなくて、テストが終了した時にファイアウォールを元に戻すのを忘れたりする。
かといってファイアウォールのオンオフなんてそんなに頻繁にやるわけではないから、デスクトップやメニューバーに常時表示しておくなんて必要もないし、それも邪魔だ。
Dashboardあたりに表示してくれるくらいがちょうど良い。
さらにそこからオン、オフのコントロールできていちいちシステム環境設定を開かなくて良いというのがちょうど良い。
その意味ではこのFirewall Switch は邪魔にもならないし面倒でもないちょうど良いウイジェットだったのだが、SnowLeopardでは動かなくなっていた。
先日このバージョンアップが出てSnowLeopardに対応した。
SnowLeopardでは通常システム環境設定のファイアウォールのタブはロックがかかっているので、Firewall Switch でファイアウォールオフの操作をすると、システム環境設定のロック解除のパスワードフォームが呼び出される。
後はいちいちパスワードを入れなくてもオンオフが操作できる。
ウイルス感染等のセキュリティに関する事故の過半数は
「ついうっかり」
が原因で起きている。
だから「ついうっかりファイアウォールを戻すのを忘れていた」という問題を防げるこういうウィジェットは重要だと思う。
Dashboardで表示されるステータス
ファイアウォールオンの時には火は燃えている
ワンクリックするとファイアウォールは解除される
その場合色はこのように変わり火は消える
もうワンクリックするとファイアウォールは
オンに戻るので設定戻し忘れを防げる可能性がある
もっともここを確認する習慣がなければ
どういうフールプルーフも意味はないのだが
システム環境設定のセキュリティタグは通常ロックがかかっているので
最初の操作だけはパスワードを要求される
この動作もスムーズに動くようになった
Temperature Monitor もバージョンアップして、いろいろ問題点が改善された。
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Temperature Monitor (Freeware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
ハードウエアに設置された温度センサーのデータをデスクトップに表示するだけでなく、過去数日間のヒストリーグラフを保存してくれる、熱問題のトラブルシューティングの時に大変重宝するアプリ。
このTemperature Monitor はSnowLeopardでも動いていたのだが、ヒストリーグラフが不調で、起動するたびに過去ログが消えてしまいヒストリーグラフが事実上意味がないような状況になっていた。
また頻繁にセンサーが反応しなくなって温度が表示できないということが起きていた。
今回のバージョンアップでこれらの問題は解決されて安定して動くようになったし、順調にヒストリーグラフも残しているようだ。
Macの場合、特にMacBookやMacBook ProのようなラップトップのMacの場合、熱の問題はiBookやPowerBookの時代からの宿業病のようなもので、今回導入したMacBook Proでもやはり結構熱を持っているなというのが率直な感想だ。
だからMacのノートの場合熱を監視するこういうユーティリティのニーズはやはりあると思う。
特に夏場は気にした方がいい。
目安はCPUが80度以上に上がりっ放しになっている状態、S.M.A.R.T.(ハードディスク)の温度が50度以上に常時上がりっ放しになるというのが危険な状態だと考えている。
瞬間的にCPUが80度以上、S.M.A.R.T.が50度以上になるのは問題ない。
しかし数十分に渡ってこの水準以上に上がりっ放しになって、それ以下に冷えないという状態は要注意で、一日のうちの大半がこの基準を超えているようだと故障の頻度はかなり上がると考えている。
Temperature Monitor はこのヒストリーグラフがSnowLeopardに上がってから不調で
記録が残らない問題が起きていたが今回のアップデートでこれは解消されたようだ
各センサーのうちいくつかが長時間起動していると
決まって無反応になる不具合もあったがこれも解消されたようだ
全てのセンサーが問題なく表示されている
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SnowLeopardに対応したアプリ2
昨日の続きで、SnowLeopard導入後動かなくなっている、あるいは動きが悪いアプリのその後など。
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Screenshot Plus (Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
DashboardのWidgetのスクリーンショット等を撮影できるDashboard Widget。
これも動かなくなっていたが、作者サイトを確認に行ったところSnowLeopardに対応したという記述があった。
試してみたところこの通り動く。
ところでダウンロードリンクの先が、前はコロンビア大学かどこかになっていたが今はこの作者さんのベンチャー企業になっているようだ。
Widgetに手を染めたことで人生が変わったということだろう。
そして今ではDashboard WidgetではなくiPhoneアップが開発の中心になっているようなのも世の中の流れ通りだ。
Screenshot Plus はDashboardの個別のWidgetや全体のスクリーンショットなどを撮影できる
最近ではWidgetのレビューもめっきり書かなくなったがその場合にはゼヒモノのWidgetだった
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QuakeInfoDash (Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
防災科研の地震情報を表示するDashboard widget。
地震の速報や直近の地震の情報を表示するEarthquakeView というWidgetを使っていたが、これはSnowLeopardで完全にうかなくなってしまい、配布も中止されている。
同じく防災科研の情報を取りにいって地震情報を表示するこちらを代替で入れてみた。
本日は釧路で微震があった
滅多に開くことはないが揺れを感じた時に
前のEarthquakeView は情報が速かったのでこちらも入れてみる
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Twitter始めて一週間ってところで印象を
最近急激にあちこちで話題になり始めているTwitterを始めて一週間経った。
その間の印象をまとめるとこんな感じ。
webサイトやブログと違って140文字の制限がある意味は大きいと思った
長文の投稿はできないし、そういうものが歓迎されるカルチャーでもない。
論理的な思考を披露したいならやはりブログやwebサイトでやるべきで、ここは最初からもっと違う繋がり方を指向して作られた空間だと感じた。
情報は蓄積されるのではなく消費される
ブログもwebサイトも多かれ少なかれそういう傾向があるが、Twitterではもっとその傾向がはっきりして、今がどうなのかという動いている情報が歓迎される。
Twitterのオピニオンリーダという人に会って話も聞いたが、やはりここでは人気を得るにはコメントの質×量が大切だということだった。
質というのはある程度それぞれのコメントの面白さも重要だが、やはり人気がある人は量も相当つぎ込んでいる。
フォロアーが集まるアカウントはやはりこの乗数が大きい人ということになる。
特に有名人ではないのなら、量は重要だということだ。
読者は常に動いているサイトを見たいというwebの性格が極端にまではっきりした世界だと思う。
コメントは吟味しないでどんどん投げるのがよいみたい
webサイトやブログではある程度書きたいことを暖めていて、文章の流れが見えたら書き始めるという感じだろう。
ブログはややラフだが、それでも書きたいことをどうまとめるか位は考えるかもしれない。
しかしこのTwitter世界は、文字制限もあるし常に動いているので、吟味するよりも感じたこと面白い情報へのリンクを何も加工しないでそのまま投げる方がいいようだ。
それを自分は面白がっているのか、怒っているのか、誰かにフォローしてもらいたいのか、それだけ書いてまんま投げるのがいいようだ。
このTwitterが何かの役に立つのか立たないのか私にはよくわからない。
今は漸くキャズムを越えて一般に広がり始めているという状況のようだが、急激に広がっているのでいろいろなところに温度差がある。
「Twitterこそビジネスのシードの金の鉱脈だ」
ともてはやすビジネス系の雑誌もあるし、いくつかの企業広報もTwitterを取り入れて話題になっている。
それを見て今はどこの企業も
「Twitterを導入してマーケティングに活用せよ」
なんてことを言い始めている。
しかしいっているヲヤジもTwitterのアカウントなんて持っていないし、Twitterがどういうモンかを理解していっているわけではない。
でも言われたwebマーケティング担当や広報は上司の司令だから、当惑しながらも渋々片手を突っ込んでいるというのが今のところ大抵の企業のTwitter事情じゃないだろうか。
よくわからないが急激に勢力を拡大して、今ネットでは一番のホットスポットになっているから、猫もしゃくしも
「Twitterでビジネス」
とはやし立てている。
しかしTwitterがどう広がりを見せていけば「金儲け」になるのかは私にもよくわからない。
Twitterの捉え方では世代間格差というか、ネット親和性でかなり断絶があるような気がする。
先日もBS朝日を見ていたら愛川欽也が
「Twitterなんてあんなものは嫌いだな、僕はブログをやっているんだけどブログはいいよ。書いている人の顔が見えるけどTwitterが誰が何を書いているのかさっぱり分からない」
と批判していた。
こういうモンなんじゃないだろうか。
Twitterにはまってブログの更新がすっかり止まってしまっている人もいる。
Twitterはやってみてすごく時間を喰うということも分かった。
しかし単なる時間と労力を浪費しているだけのメディアだったら、こんなに人は集まらないしUstreamが話題になることもない。
そこには人を惹き付けるものがある。
人が惹き付けられる場所には必ず商機がある。
その意味ではヲヤジ達の「Twitterでビジネスの商機を」というのはある程度正しい。
しかし、それが何かが分からないでもてはやしている人達が多いので、何だかよくわからないぐちゃぐちゃの中で
「Twitterドラマ」
なんてのが話題になってみたりするのだろう。
でも身近な人は「仲良しクラブじゃしょうがないでしょ」という。
そうとも言えるが、これだけ人が集まって熱気を帯びている場所が単なる仲良しクラブで終始するとも思えない。
仲良しクラブというにはもう2ケタぐらい規模が大きくなってしまって、アメリカ大統領まで直接ツイートしてそれが今回のウォール街改革のスピーチのように影響力もあって、フォローしている人が300万人を超えている。
何になるのか分からないけどもう少し流れに身を任せてみようと思っている。
アカウント名は
mutamac
です。
よければフォローしてみてください。
基本的には今のところフォローしてくれた皆さんは原則全員フォロー返ししようと思っているので。
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Mozilla のMac最適化バージョンいろいろ等
Mozilla/Firefox のMacコミュニティ最適化バージョンがいつの間に数字が進んでいたり、本家Firefox も一つバージョンが上がっていたり、ここらは結構活発に開発されているので、ちょっと更新をさぼるとバージョン遅れになってしまう。
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Shiretoko(Firefox 3.5.5) (Freeware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
Firefox のMac最適化自己責任バージョンの「Minefield のlazycatさんバージョン。
最近アプリそのものの名前はFirefox3 のコード名の「Shiretoko」を使っているようだ。
(つぎの4のコード名は「カムチャッカ」あたりだろうか? 楽しみだ)
Firefox のステーブルバージョンは3.6に上がっているようだが、知床さんはもうそろそろだろうか。
Shiretoko ステーブルバージョンの表示
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Minefield(3.7.a5) (Freeware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
Firefox のMacユーザ部会の開発者達がMacのPowerPCのG3、G4、G5、intelのCPUにそれぞれ最適化したバージョンを開発している。
そのナイトリーバージョンはもう3.7になっている。
Leopard以降Firefox はどうも重く遅くなってしまったが、このナイトリーバージョンは起動は重いものの表示は速くなっている。
また当初の軽快なMozilla の表示を取り戻してくれると嬉しい。
ナイトリーバージョンを使用する注意点として、バグのコメントをリクエスト中のアルファバージョンなので不具合はあり得る。そういうことを知った上で自己責任で使うこと。
コミュニティは最近「Minefield」という名前をアプリに使っている。
「地雷原」という意味だから、「地雷踏んだらゴメン前提で使ってね」ということだろう。
地雷というほどの不具合にはまだ当たったことはないが。
Minefield の表示画面
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Firefox(3.6.3) (Freeware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
MozillaブラウザのメインストリームFirefox のステーブルバージョン。
現在のバージョンは3.6.3。
こちらはMac版のみでなくWindows、Linux版等も配布されている。
上記リンクはステーブル版だが、ナイトリーバージョンのリンクはこちら。
Firefox ナイトリーバージョン
Firefox の表示
エンジンも同じなのでメジャーバージョンが同じなら描画も同じだしスキン等の機能拡張も同じだ
だからキャプチャーも三つ撮る意味はあまりなかったのだがまぁ雰囲気です
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TextExpander (Shareware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
定型文をスニピット(断片)入力だけでテキストエディタに入力できるシステム環境設定。
このアプリを見た時に「便利そうだがメンドクサそうだな」と思ってかなり前にバイナリを入手していたのに今まで試していなかった。
結論からいえばなんでもっと早く試さなかったのかと反省した。
それくらいこれは便利。
テキストを打つスピードが倍増するに違いない。
それはhtmlやコード書きでもそうだし、ビジネス文書を打っていても同じことだと思う。
テキストには決まりきった形というものがある。
手紙では
「拝啓
ますますのご繁栄のこととお喜び申し上げます・・・」
というような、あまり意味はないのだけれど省略することができない文章というのが必ずある。
こういう時候の挨拶を「/hai」だけで全文入力できたら便利じゃないだろうか。
このTextExpander がそれを実現する。
設定の方法はTextExpander をインストールしてシステム環境設定に入ってTextExpander の「スニピット」タブに入る。
ここの左下の「+」ボタンをクリックして新しいスニピットを作ったら、右ペインのウインドウに
「拝啓・・・・」
以下の決まりきった文章をコピペする。
そして下ペインの「省略形」のフォームに、スニピットの文字列を入力する。
文字列は通常の文章打ではあまりあり得ない組み合わせがいい。
でないと意図しない定型文が突然テキストに出てきてストレスになる。
プレインテキストの文章の場合は「/」「$」「¥」「<」などで始まる組み合わせがいいと思うが、あまり複雑にしてしまうと自分が覚えられない。
このキーの組み合わせが手癖になってしまうと、本当に便利になる。
例えば当サイトは、なにかのwebサイト作成ソフトを使って作っているわけではなく、私が手打ちでタグを打って作製している。
しかしタグ打ちで作製しているといっても、全てのタグを一文字ずつタイプしているわけではない。
例えばこのサイトの
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
というような表示は定型文にしているので、殆どまとめてコピペしている。
いちいちタイプするよりもその方が速いからだ。
でもコピー元を探して時々かなり前のページまで戻らなくてはいけないこともある。
それでTextExpander を使って
「<im」
というようなキーを叩くだけでこれだけの文字列が入力できるように設定する。
実際にはこれだけの文字列が入力されている。
<img src="appli9/9appli197.jpg"width="25" height="27" border="0">
<FONT COLOR="#404040">OS10.4Tiger対応</FONT>
<img src="homeimages/leopard.jpg" width="27" height="32" border="0">
<font color="#404040">OS10.5Leopard対応</font>
<img src="images23/23unei297.jpg"width="24" height="34" border="0">
<FONT COLOR="#404040">OS10.6SnowLeopard対応</FONT>
これがたった3つキーを叩くだけで入力できるのだが、htmlのタグやコード書きにはこういう定型文が結構多いのでこれは多いに時間節約になるだろう。
TextExpander のインストールは通常のシステム環境設定ペインと同じ
.prePaneというファイルをクリックするだけでインストールが始まる
システム環境設定が立ち上がってきて
「このユーザのみのインストールか全ユーザが利用できるようにするか」と聞いてくる
私の場合は特に理由がない限り前者にしている
不具合が起きた時に原因を特定しやすいからだ
システム環境設定のペインを開いて「スニペット」タブに入るとこんな感じ
左下の「+」キーを叩いて新規スニペットを作成する
右の上の窓に定型文をペーストする
下の「省略形」フォームにこれを入力するときのキーの組み合わせを入力して完了
<linという4文字タイプだけで上のウインドウにある文字列がテキストエディタに入力される
コード書きをしている人達は狂喜乱舞するのではないだろうか
このスニペット入力は便利だが常時オンだと邪魔なときもある
そういう時にはここでオンオフのホットキー設定もできる
他にもいろいろ便利そうな設定があって開発者も事務屋も使えそうだ
スニペットタブの左窓にはスニペット(省略形)もグレー表示されていて新規スニペットの
省略形設定が既存の設定と衝突しそうな場合はこのように赤くなって知らせてくれる
この赤い表示が消える組み合わせを探せばいいという上げ膳下げ善な仕様になっている
ところでここでちょろっとトラブル
システム環境設定のツールメニューがこのように白くなって表示不具合が出た
この不具合はLeopard時代ずっと悩まされていたのだがこれが再現した
これはなんとAutoPairs とTextExpander のコンフリクトであることが分かった
AutoPairs をアンインストールしたところこの問題は解決した
前のLeopard環境でもシステム環境設定ペインの
どれかがコンフリクトを起こしていたのだろう
長年悩まされたトラブルがひょんなことからあっさり解決した
<追記>
「わかば」さんよりツイッターに情報をいただいた。
私がテストしたバージョンはv.2.8でこれより新しいバージョンがあるのでバージョンアップせよという表示が出るが、何故か日本語版のKagiはv.2.8.のままでバージョンアップできない。
英語版の最新版サイトはこちら。
TextExpander- Mac Typing Shortcut Utility Saves You Time!
ここではv.3が入手できる。
シェアウエア料金は若干高くなっているが、v.2からv.3にアップデートするのにもアップデート料が必要なようなので、いっそ最初から3にレジストした方がよいと思う。
これはローカライズの一時的な不整合のようなので、じきに解消されると思う。
anchor
Windowsのフラグメンテーション(断片化)が激しい件
MacBook Proを導入してまだ一ヶ月経たない、よってVMWare上にWindowsXPをインストールしてまだ3週間くらいしか経っていない筈なのに、BootCampボリュームのWindowsの断片化が恐ろしく進んでいる。
ディスク空き容量は32GBに対して23GBなので、そんなにギリギリで使っているわけでもない。
この3週間に非常に大きなファイルの読み書きをした覚えもない。
以前の環境を復元するために、バイナリからアプリをインストールした以外は、ブラウザとメーラアプリを起動していたぐらいの非常に普通な使い方だ。
心当たりがあるとしたら毎日更新しているシマンテックアンチウイルス の定義ファイルくらいのものか。
でもこれもWindowsでは非常に普通のことだし。
それくらいで一ヶ月も経たないうちにこんなに断片化するんじゃ、やっぱりWindowsは手がかかるんじゃないかと思ってしまうのだが、世の中のアパシーの人達が何も気にしないで
「そんなことありませんよ、Windows快適に使えてますよ」
言うのがよくわからない。
ひょっとしてみんなWindowsユーザは優れたコンピュータ使いで、私一人だけがよくわかってないんだろうか?
よくわからん。
でもこのOS はやっぱり上級者向けだと思うのだが。
3週間でWindowsの断片化はここまで進んだ
診断は「デフラグの必要はない」とのことだがデフラグをやってみるとここまで改善した
Windowsに関してはやはりこまめにやらないといけないということなんだろうか
anchor
iStat Menus3 (Shareware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
システムの様々なステータスをメニューバーアイコンで視覚的に表示するメニューエクストラ。
SnowLeopardに上がってなんとなくあちこちの機能がちゃんと動いていなかったiStat Menus が3にメジャーバージョンアップして、中身的にはほぼ別物のアプリに生まれ変わった。
一番大きく変化したのは、2以下のバージョンはシステム環境設定ペインだったが、独立したアプリに生まれ変わった。
システム環境設定ペインとしてメニューエクストラを利用することにはいろいろ制約があったということなのだろうか。
そこが独立したアプリになることで解決するなら、同じくSnowLeopardでほぼ動かなくなったApplication Enhancer 関連のペインも解決の糸口があるという希望を持てるかもしれない。
開発者さんがやる気をなくていなければの話だが。
ディスクコンタクトのメニューとディスク容量のメニューは前は一つだったが、二つのメニューに分けられた。
またバッテリを監視する機能も追加された。
バって残量をメニューバーアイコン等で表示できるだけでなく、バッテリの残りが少なくなったらアラートを出すこともできる。
この機能を私はSlimBatteryMonitor にやらせていたが、その機能をほぼ統合できる。
動かなくなっていたネットワークのスループット表示も復活したし、温度センサー、ファンコントロールも最初の起動の時にセンサーモジュールのダウンロードとインストールを要求されるが動くようになった。
何よりも大きく変わったのは2までは、ドネーションウエアだったが3からシェアウエアに変わった。
10ドルという比較的安い値段なので、レジストしようかと思っているがお金が無い時にこういう物入りが出てくる。
iStat Menus3 の初回起動の時にコンポーネントのインストールを要求される
例によって私はトラブル回避を容易にするためにAll Userではインストールしていない
これの違いはインストール先が/Library か~/Library かの違いだと思われる
SnowLeopard導入後動かなくなっていたネットワークの表示も動くようになっている
ネットワークスループットのヒストリーグラフが表示できるのもこのiStat Menus の強み
やはり無くなってみるとこのありがたさが分かった
CPUレベルメータも上位5位までのタスクを表示できる機能は
代替アプリにはなくこれもやはりあると便利だ
勿論アクティビティモニター を起動すればそちらでも分かるのだが
これが必要なときはシステムの調子が悪いときだしシステムの調子が悪い時に
なかなかアクティビティモニター を起動しようと思わない
追加された機能としてはバッテリの監視機能がある
これもバッテリ残量をグラフィカルとパーセント表示、残時間表示などで表示できる
それだけでなく残量が少なくなったときのアラート機能も充実している
二段構えの最初のアラートはGrowl で表示される
いよいよ残り少なくなった2番目のアラートは大きく画面中央に表示される
デッドラインでこれを表示するように設定すればバッテリを
完全に残量ゼロまで使い切って傷めてしまうという事故を防げる
こういうことに注意するのがリチウムバッテリの寿命を延ばすコツだ
anchor
宛名職人 がインストールできない...今から心配してもしょうがないが年賀状どうすんだ?
昨日新規導入したMacBook Proに、残りのアプリを整備するべくインストールしていて気がついた。
宛名職人 のインストールができない。
インストーラにライセンスキーを入力して「次へ」ボタンをクリックしたところで、インストーラが落ちてしまいそれ以上どうしても進めない。
Leopardまでは問題なく使えていたので、SnowLeopardとの相性の問題なのだろう。
ちなみにバージョンはv.10で最新版はv.16ということで6年間も更新を怠っていたことになる。
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宛名職人16 (Products)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
年賀状等定型はがきの作成ソフト宛名職人 の最新版は現時点でv.16、この3月にやっとSnowLeopardに対応したようだ。
ということはSnowLeopard/宛名職人 の組み合わせの人達は今年の年賀状はどうしたんだろうか?
パッケージ版で8000円強、ダウンロード版で4000円強というビミョーな値段で、このアプリのインターフェイスは強力に分かりにくいというか使いにくいソフトの代表例みたいなものだが、なんせ200人分の住所録をこれで入力してしまっているし、それを年末のバタバタでやり直すことを考えると8000円も致し方無しかもしれないと思っていた。
ところがツイッターやメール等で「宛名職人16はかなり内容が厳しい」という情報を皆さんからいただいてしまった。
皆さんのお話を総合すると
「宛名職人 のMac版はv.15から機能が大幅にリストラされてしまい、使えないアプリになってしまった。v.16を新規購入するくらいなら、なんとかv.10を動くように工夫するべきだ」
とのことだ。
SnowLeopardでもv.10が動くという情報もいただいたが、どうやったら動くのかさっぱり分からない。
大体インストールに成功しないのだから。
そこでいただいた情報は宛名職人 をインストールした旧バージョンMacのボリュームをマウントして、そのアプリケーションフォルダの中の宛名職人 を起動する方法。
これはいいかもしれない。
近日中に試してみる。
とりあえず今ウチにはSnowLeopard環境とTiger環境しかなくてLeopardやPantherが存在しない。
Leopardで宛名職人 が使えることは実証済みなので、VMWare Fusion にLeopardをインストールできないか考えてみた。
VMWare Fusion のメニューから新規イメージを作成する
VMWare Fusion の環境選択には「Mac OS X」という項目もある
つまりMac版のVMWare Fusion に限りOSXをインストールできるということだ
SnowLeopardの上にLeopardをインストールして
動かなくなってしまった旧バージョンを仮想マシン上で動かせる(はず)
ところがここで問題に・・・
ここまで準備ができたところで今ウチにはLeopardのシステムディスクも存在しないことに気がついた。
MacBookといっしょに処分してしまったから・・・そういうことは先に気づけよ。
ということで折角のこの思いつきの実験はお流れになってしまった。
冴えたアイデアだと思ったのになぁ。
きっとうまくいった筈だよ、システムディスクさえあれば。
それでとりあえず旧Mac miniがずっと電源も入れられないで転がっていたので、これを復活させることにした。
スペックの制限でシステム環境はTigerだ。
当然宛名職人 v.10はインストールに成功し、起動にも成功した。
これを画面共有 (VNC )でMacBook Proからリモートコントロールできることも確認。
あまりクレバーな方法ではないかもしれないが、とりあえず宛名職人 が使えることはこれで確認した。
次は情報をいただいた、ボリュームをマウントしてSnowLeopard環境で直接宛名職人 を動かせるか実験してみる。
画面共有 越しではあるがMac miniで起動した宛名職人 を
MacBook Proからコントロールして使えることを確認した
intel/Mac mini導入後無駄に転がっていた旧G4/Mac miniの活用法がやっと見つかった
こうして旧環境でしか動かないアプリのエミュレート環境に使えばいいのだ
G4をVNC越しに使うのは結構ストレスがあるが
<追記>
ツイッターに情報をいただいたが、こちらのサイトの情報によると、MacOSX上のVMWare Fusion にMac OSXの正規のパッケージ版をインストールすることもライセンス規約違反になるそうだ。
VMware Fusion で Mac OS のインストールはできますか?
パッケージ版の場合は「ハードウエアと一体のライセンスだ」という理屈は通らない気がするのだが、こういうライセンスの問題はユーザが反論しても水掛け論になるだけで結局は権利者のいうことを「へいへいごもっとも」と聞くしかない。
そういう決まりだから仕方がないということだ。
どのみち手許にはLeopardのパッケージディスクはもうないので、試すこともできないのだが。
anchor
Xounds 、FruitMenu 、Labels X 、WindowShade X などが近日中にロールアウトして配布されるそうだ<追記あり>
これはBBSに「魔女」さんからいただいた情報。
いろいろ便利なシステム環境設定ペインを開発しているUsanityがApplication Enhancer 、Xounds 、FruitMenu 、Labels X 、WindowShade X などのSnowLeopard対応版を近々正式配布する予定だとか。
こちらのUnsanity のブログによると、
Xounds for 10.6 is preparing to enter the beta stage, and we've seeded FruitMenu and Labels X updates, with WindowShade X beta
とあり、またTwitterで
@haxiesbeta
にリクエストを出せば、現在でもβ版の配布はしてくれる。
ただしあくまでβ版なので不具合は承知で使ってくれということで
「なんでそんな面倒なことをするかと言うと時間を節約したいからだ」
とのこと。
事実私のところではこのプレリリース版をインストールしたところ、システム環境設定の表示に不具合が出たためアンインストールしようか今悩んでいるところ。
しかしUsanityがまだ懲りずに鋭意開発を続けてくれているというのは、心強い情報だ。
特にWindowShade X とFruitMenu が動かないのはやはり不便なので、これが生き返ってくれるとしたら嬉しい。
今のところは
「刮目して待つべし!」
というところか。
どうしても試したい人はTwitterで上記アカウントにリクエストして、ダウンロードさせてもらおう。
とりあえずβ版でももう動くことは動く。
情報をいただいた「魔女」様、ありがとうございます。
WindowShade X で開きっぱなしのウインドウを折り畳んだ様子/on SnowLeopard
このタイトルバー折りたたみはやはり便利な機能なのでこれが復活してくれると本当に嬉しい
またミニュー のアプリケーションメニューが アイコン表示になることでメニューバーがほぼ隅から隅まで使える
メニューエクストラをこよなく愛用する私にとって これを実現するFruitMenu はラップトップにはゼヒモノ
FruitMenu はメニュー表示をスモークプレート風に変える新機能もあり
ドックからのプルアップとトーンがいっしょになるしちょっとカッコいいんじゃないか
システム環境設定のツールメニューが消えてしまうという不具合も誘発
何かとのコンフリクトかもしれないが他にもバグがあるかもしれない
そういうことを分かって使う人なら試してみても面白いと思う
<追記>
と思っていたら、Application Enhancer のバージョンが2.6に上がって
Compatible with Mac OS X 10.6 SnowLeopard
となっている。
FruitMenu とWindowShade X はまだNOT Compatible のまま。
でも時間の問題ということか。
<さらに追記>
4/27朝の段階でUsanityからApplication Enhancer 、WindowShade X 、Xounds 、Application Enhancer SDK のスノレパ対応版がリリースされた。
FruitMenu はまだだが、もう秒読みに入ったということかもしれない。
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アーカイブユーティリティ の設定をシステム環境設定ペインとして表示する
こちらの記事で知ったTips。
リンゴが好きでぃす♪- システム環境設定に「アーカイブ」を追加する
私個人はアーカイブファイルの展開にThe Unarchiver を使っていたりするが、標準ではアーカイブの展開、アーカイブ化には、システム標準緒アーカイブユーティリティ を使う。
これの設定を変えたい時に、どうするかと言うとその設定はシステム環境設定ペインとしてインストールすることができる。そのプラグインは実はシステムにバンドルされている。
このアーカイブユーティリティ はここにある。
/System/Library/CoreServices/Archive Utility.app
これを右クリック、またはcontrolキー+クリックのコンテクストメニューで「パッケージの内容を表示」で入る。
ここにこういうファイルがある。
Archive Utility.app/Contents/Resources/Archives.prefPane
これをダブルクリックするとシステム環境設定にペインがインストールされる。
設定項目で実用的なのは解凍ファイル、アーカイブ化したファイルの保存先で、デフォルトではオリジナルと同じディレクトになっているが、常にディスクトップに生成するという設定も可能だ。
でき上がったファイルをTerminal でいじらなくてはいけないというような時には、常に同じディレクトリに解凍ファイルができる設定は便利かもしれない。
アーカイブユーティリティ の場所はシステムフォルダのCoreServicesの中
この本体をコンテクストメニューで内容を表示すると「Resources」フォルダの中に
Archives.prefPaneというシステム環境設定ペインがある
これをクリックするだけでシステム環境設定に設定ペインがインストールされる
システム環境設定ペインはこんなメニューになっている
展開とアーカイブ化の両方のメニューが用意されている
アーカイブ化の方では圧縮だけでなくzipアーカイブ化のメニューも用意されている
ただこれはUNIX用zipでWindowsにそのまま渡すといろいろ問題を起こすんじゃないかと思う
その理由はこちら で詳しく書いた
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TextExpander3 (Shareware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
先日ここで取り上げたTextExpander は実はメジャーバージョンアップのv.3が出ているという情報をTwitter経由でいただいた。
(Twitterなんか何の役に立つんだろうと言いながら、最近かなりの情報をTwitter経由でいただいている気がする。このサイトの情報だけでなくお仕事関係の方も・・・)
TextExpander2 で「アップデートがあるよ」というアラートが出るのだが、そのリンク先は何故かKagiの日本語ページの旧バージョンのサイトで、ここらページのメンテナンスがややルーズだなという気がするが、上記リンクでちゃんとv.3がダウンロードできる。
TextExpander3 になって何が変わったかというと、旧バージョンはシステム環境設定だったが、TextExpander3 は独立したアプリになった。
これが一番大きな違いで、常駐しながらメニューバーアイコンから操作する操作感は同じなのだが、ドックアイコンは表示される。(消すことはできるが)
またDropbox を使ってスニペット設定ファイルを同期することができるという機能もある。
これはネットで繋がった複数のMacやiPhone、iPod Touchなどのスニペットを何もしなくても同期できるということを意味する。
無線LANなどでリアルタイムに設定が同期される様は、感動すら感じる。
ちなみに私はさっそくv.3でシェアウエアレジストしてしまいました。
TextExpander3 の設定はシステム環境設定から独立して普通のアプリのウインドウになった
また一度起動するとログイン項目に登録されしかも自動的に隠す設定にチェックが入る
システム環境設定ペインで無くなった配慮なのだろう
メニューエクストラとしてメニューバーアイコンからも操作ができるのは従来通り
スニピットが思い出せない時にはプルダウンメニューからも入力できるし
スニピットの検索フォームも用意されている
システム環境設定ペインでなくなったために通常はこのようにドックアイコンが表示されている
そのドックアイコンを表示しない設定もちゃんと用意されている
システム環境設定ペインでなくなったことで使い勝手が悪くなったという点はない
面白いのはこのシンクロナイズメソードの設定
Dropbox に合わせると同じ設定をしているMacのスニピットも一斉に同期される
複数台のMacを使っている人には嬉しい機能だ
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Choose Wisely (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
ブラウザ以外でリンクやインターネットロケーションファイルをクリックするとブラウザのリストを表示してどのブラウザで表示するか選択できるアプリ。
使い方が微妙に分かりにくいのだが、まずこのChoose Wisely をデフォルトブラウザに設定しておく。
やり方はキャプチャーを参照。
このアプリを起動してリストに入れたいブラウザをドロップする。
最大5つまで登録可。
例えばEchofon のようなTwitterクライアントからリンクを開く時に、このChoose Wisely が起動して、どのブラウザを開くか選択できる。
注意点としてはChoose Wisely 本体をアプリケーションフォルダに入れないと機能しないようだ。
リンク先のURLを表示するようにも設定できるので、特にTwitterやメーラからリンクに飛ぶ時には、URLを確認する癖を付けると安全性が高まる。
最近はTwitterやeBayなどのサポートを装ったメールフィッシングが流行しているようだし、Twitterのリンクだってフィッシングサイトに誘導するツールになる可能性もある。
リンクを踏んだ時にいきなりブラウザが開かなくなるだけでも、このアプリは入れる意味があると思う。
Choose Wisely を使うにはまずデフォルトブラウザに指定する
やりかたはSafari の環境設定で「一般」に入ってここでデフォルトブラウザに指定する
Choose Wisely を起動すると最初はこんな感じ
ここにwebブラウザアプリをドロップして登録していく
最大5つまで登録できる
登録完了するとこんな感じ
例えばインターネットロケーションファイルを開いたりTwitterクライアントや
メーラでリンクをクリックするとChoose Wisely が起動する
URLを表示するようにも設定できる
有害リンクをクリックした時にいきなりブラウザを
開かないようにする安全弁になるかもしれない
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Application Enhancer (Freeware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
Unsanityのシステムハック環境設定ペインのAPE(サル?)ことApplication Enhancer のシリーズがいくつかSnowLeopard(OS10.6)に対応した。
以前からβ版プレリリース版がTwitter経由で配布されていたという情報をBBSにもいただいていたが、どうやら本格的なリリースということらしい。
このApplication Enhancer はそれらのハックプラグインを動かすプラットフォームのようなシステム環境設定ペインで、これ自体には機能は無いがWindowShade 、FruirMenu などの便利なこのシリーズは、まずこのApplication Enhancer をインストールしないと動かない。
手順は簡単なので試してみるのもいいと思うが、まだバグフィックスの途上だということを理解した上で使用した方がいい。
Application Enhancer のシステム環境設定ペイン画面
サイトにはCompatible with Mac OS X 10.6 SnowLeopard と誇らしげに書かれている
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WindowShade X (Shareware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
UsanityのApplication Enhancer システムハックシリーズのひとつ、ウインドウをOS9風にタイトルバー折りたたみできるようにするシステム環境設定ペイン。
これはMacの使い勝手としてもう手に馴染んでしまったし、OS9からOS Xに移行した時に、このWindowShade X があったおかげでどれだけ助かったか分からない。
いろいろなアプリを起動してFinder のウインドウもあちこち開きまくってデスクトップが散らかっている時に、このマルチタスクを維持しながらデスクトップをどうスッキリ整理するかが常に問題になる。
そのためにWindowsはタスクバーを用意し、MacOS Xはドックを用意した。
またウインドウを一斉に隠したり、OS Xの場合はExposéとかWindowsVistaの場合はFlip 3Dなどのメソードを用意した。
しかし私個人はいずれも決定打的な解決法になっていないと思っている。
隠してしまえば、どこにどんなウインドウを開いていたか分からなくなってしまうし、たくさん開けば見づらくなって実用性が極端に下がるのはドックもタスクバーも同じことだ。
ExposéもFlip 3Dも悪くないけど場当たり的で、見た目の派手さからシロウト受けはするけど実際に込み入った作業をやっている時にあんなことをやってられないと思う。
その点ウインドウを隠さないでタイトルバー折りたたみでデスクトップに残しておけば、感覚的にどのウインドウがどこにあるというのを視認しながらデスクトップでも作業ができる。
このOS9のウインドウシェードという機能は非常によく考えられたスマートな方法なのだが、なぜかOS Xではこの機能が廃止されてしまった。
これを惜しむ声が非常に強いので、UsanityさんがWindowShade X でこれを復活させてくれた。
OS X乗り換え以来ずっと愛用してきたのだが、Leopard乗り換えの時もしばらく動かなかったし、今回のSnowLeopardではAPE関連は全滅だった。
やっと復活してくれて嬉しい限りだ。
未対応のFruitMenu などももうプレリリース版は配布が始まっていて、正式版も時間の問題というところらしい。
WindowShade X のシステム環境設定ペイン画面
これによりウインドウの折りたたみ操作が可能になる
WindowShade X の効果はこんな感じ
デスクトップに散らかったウインドウもタイトルバークリックでこのように折り畳むことができる
私はコマンドキー2回打を割り当てているのでキーボードだけで畳んだり展開したりできる
もうすっかり手に馴染んでしまった機能だ
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Xounds (Shareware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
システムにクラシック風の動作音を割り当てたり、新しい動作音セットを導入したりできるAPEシステム環境設定ペイン。
OS9まではOSの動きにアピアランスでいろいろ音を割り当てることができた。
アプリを起動したり終了したり、ウインドウを開いたり閉じたりゴミ箱にファイルを入れたりゴミ箱を空にしたという操作に全部デフォと違う音を割り当てることもできたが、OS Xになってこういう遊びに近い部分はどんどん切り捨てられていってMacは寡黙なOS になってしまった。
それも悪くないのだがOS9時代にはスタートレック風の動作音セットとかスターウォーズ風のセットとかサードパーティから配布されていていろいろ賑やかだったものだ。
このXounds がそのサウンド割当を再現する。
デフォのセット以外にUsanityからいろいろマトリクス風の音響セットとか、スターウォーズ風のセットとかをダウンロードできるので楽しんでみるのもいいかもしれない。
Xounds のシステム環境設定ペイン画面
システムの様々な基本動作に音を割り当てることができる
利用できる音は下のウインドウにリスト化されていて
上の動作リストにドロップするだけで設定できる
懐かしのOS9アピアランス設定の感覚と同じだ
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システムの動きが突然重くなった〜原因はiStat Menus と
ClamXavSentry ?
本日iStat Menus をv.3.0.1にバージョンアップ、その時に前は気になってわざとやっていなかったのだが、今回はアップデートインストール時に
「センサーモジュールをダウンロードする」
にチェックが入ったままにして、ファンコントロールが可能か試してみた。
それが原因かどうか不明だが、そこから後システムが不調になってレインボーボールが回転しっぱなしになって、殆ど動かなくなってしまった。
CPUもほぼフルアップした状態が続いていた。
再起動しても元に戻らない。
アクティビティモニター で見たところ「SystemEvent」というプロセスがフルアップしている。
コンソール でチェックすると、ほぼ10秒ごとに
SystemUIServer
というプロセスと
ClamXavSentry
というプロセスが10秒おきぐらいにクラッシュしていることが分かった。
このことから、メニューエクストラがクラッシュし続けていること、その要因として考えられるのはiStat Menus とClamXavSentry だということで、iStat Menus をアンインストール、
ClamXavSentry をログイン時に起動する設定を止めてClamXavSentryKeeper もログイン項目から外した。
さらに再起動すること何度か、ことえりの動作が重くなった時の解消法 のTipsにしたがってことえり も強制終了してみる。
これだけやってやっとシステムの動きが正常に戻った。
ここまでやった対策のどれが功を奏したか、あるいは全部が効果があったのかは不明だが、なんとなく感触的には(システムの動きの変化を見ている感じでは)これらの複合的な原因のように思われる。
とりあえず、今回はiStat Menus は諦めることにした。
メニューバーにシステムのステータスを表示する方法については、再びMenu Meters に戻すことにした。
システムの動きがずっと重くレインボーボールが回りっぱなしになって反応しなくなる
アクティビティモニター で見てみるとSystemUIServerが
10秒おきぐらいにクラッシュし続けて止まらなくなっている
SystemUIServerはメニューエクストラのことだから直前に
アップデートしたiStat Menus が原因と考えられる
さらに同じようにClamXavSentry も数秒おきにクラッシュしている
原因は分からないがClamXavSentry が機能しなくなっているようだ
クラッシュしては再びClamXavSentryKeeper に励起され
ということを数秒おきに繰り返しているのが原因と見た
iStat Menus は結局アンインストールして
ClamXavSentryKeeper をログイン項目から外した
まだことえり が重い症状は残ったがアクティビティモニター で
強制再起動させることで全ての問題は解消した
anchor
<続報>ClamXavSentry がクラッシュしていたのはApplication Enhancer とのコンフリクトが原因だった
もう表題の通りです。
昨晩、システムが全面的に不調になって虹色ボールが回りっぱなしになって何するにもいちいち待たされるようになってしまった。
コンソールを見てみると10秒おきにSystemUIServerとClamXavSentry がクラッシュしているというログが出ていた。
それでSystemUIServerの方はiStat Menus が原因だというのはすぐにピンときていたのだが、ClamXavSentry の方がよくわからなかった。
ところが今朝自宅のMac miniの画面を見ていたら普通にClamXavSentry が起動していることに気がついた。
ログを調べてみたが、過去にクラッシュした様子もない。
ということはこの数日にMacBook Proの方でやった何かの変更がこのクラッシュの原因になっているということだ。
この数日となると結構絞られてくる。
順番に変更点を戻していくとビンゴだったのがApplication Enhancer だった。
これを外すと問題なくClamXavSentry が起動して、普通に動作することも確認した。
もうセキュリティに関してはなにも責任がない立場になったのだからClamXavSentry くらい外してもいいかとここで一瞬迷ったが、やはりメインの環境でウイルスを監視するソフトが一つも走っていないというのはいやだし、普段からいっているポリシーとも矛盾する。
責任がなくてもウイルス対策をするのは当然だと思っているので、やはりClamXavSentry を優先することにした。
この数日で大きな進展のあったApplication Enhancer とiStat Menus だが、残念ながらどちらもそうした事情で使用を断念せざるを得なくなった。
まだ時期早尚ということなのか。
Mac miniを起動するとClamXavSentry が普通に動いていることに気付く
そこで問題を起こしていたMacBook Proの方でもApplication Enhancer を
アンインストールしてみたところこちらでもClamXavSentry は普通に動くことが判明した
そこでウイルス対策優先でClamXavSentryKeeper も復活させることにした
結局Application Enhancer もiStat Menus も使用断念ということになってしまった
anchor
HAL 9000 (Freeware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
Windows98~XP対応
HAL9000型コンピュータの待機画面を再現するスクリーンセーバ。
HAL9000型コンピュータに関してはこちらを参照願いたい。
2001年宇宙の旅
人類が月面にも到達しない1960年代に制作されたこのSF映画は封切り以来もう40年以上経っているが今観ても古さを感じない。
それどころかいくつかの技術に関する描写は今の先端技術でも実現できていない、そして実現すべく努力中の目標とされている。
この映画は監督のキューブリックのこだわりで、実際のNASAの月飛行プログラムの技術スタッフと徹底的にブレーンストーミングを重ね、21世紀初頭には技術はこのように進歩しているに違いない、あるいは進歩していて欲しいというリアルな展望を映像化している。
そのうちの一つがこのHALコンピュータ。
アポロ当時コンピュータ技術は今から見れば電卓に毛が生えた程度のもので、この程度のコンピュータでよく月まで往ったもんだと逆に感動してしまう。
当時の技術者はこういうマシン言語で常に人間がつきっきりでお守りをしてやらないと働かない、しかも自動制御も不確実で常に人間がチェックしてやらないといけないような機械ではなく、21世紀初頭のコンピュータは全て自律学習をして飛行任務を自動でこなし、しかもマシン言語をキーボードで入力するなんてことも必要なく、人間と会話で命令を受領し、人間の曖昧で抽象的な命令も完全に理解し実行可能なコンピュータになっている、あるいはなっているべきと考えた。
このビジョンはすばらしいのだが、人間のレゾンデートルに深刻な危機をもたらし、機械のレゾンデートルも配慮しなくてはいけないのかという哲学的なテーマをこの映画は提示している。
しかしながら残念なことに、21世紀も10年目に突入する今日でも、そういう哲学的危機をもたらすようなコンピュータの実現は程遠く、我々はいまだにキーボードで操作しないといけない、技術的には60年代と比べて殆ど進歩していないコンピュータを使っている。
コンピュータ技術にかかわる人達が「次世代コンピュータ」という言葉を使う時に、多かれ少なかれ彼らの脳内のイメージはHAL9000型コンピュータと鉄腕アトムが描かれているに違いない。
この映画ではディスカバリー号の船内のあらゆる場所にHALコンピュータの待機画面が表示されていて、クルーはどこからでも、スペースポッドの中からでもオンラインになっているこの完全自動システムのステータスを確認できるようになっていた。
このHALの画面がいくつも並んでチカチカ点滅する様が、それまでのSFの電飾がピカピカ光るウソっぽい宇宙船の船内と違って、異様なリアリティを感じたものだ。
またあのモニターは何を表示しているのだろうかというのが大変興味深かった。
そのHALコンピュータ待機画面をリアルに再現しているのがこのプロジェクトの配付しているセーバ画面。
Mac版、Windows版が配布されているので複数のMac、Windowsにインストールして並べれば気分はボーマン船長だ。
ただし残念なことにMac版に関してはLeopardまでは対応しているようだがSnowLeopardでは動かない。
テスト画面は表示に成功するが実際にスクリーンセーバで稼働させてみると「このバージョンのMacでは動かない」という趣旨のアラートを表示する。
HAL 9000 のバイナリはインストーラになっている
起動するとこういう画面が出てインストールを促す
インストールが完了するとこんな感じの表示に
スクリーンセーバのリストでは「fssx」と表示されている
テストでは表示に成功するのだが何故かスクリーンセーバとしては表示できない
プロジェクトではこの単体のモニタのセーバだけでなく
HALのコンソール全体の様子をFlashムービーとして配付している
そこでこのFlashムービーをスクリーンセーバにできないかトライしてみる
anchor
FlaverLite (Freeware/Shareware)
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
Windows98~XP対応
Flashムービーのswfファイルからスクリーンセーバを生成するアプリ。
私が知っている範囲ではこういう趣旨のアプリはこのFlaverLite と
iScreensaver Designer がある。
いずれもMac、Windowsに対応し、フリートライアル版とシェアウエア版がある。
SnowLeopard対応を謳っているが、なぜか生成したスクリーンセーバはSnowLeopardでは正常に動かない。
残念。
でもLeopard以下、あるいはWindowsでは問題なく動く筈なのでそちらではトライしてみるといいと思う。
FlaverLite のチュートリアルでHAL9000のFlashムービーをセーバにする
手順に従って必要事項を入れていくだけなのでこれ自体は簡単だ
でき上がったスクリーンセーバ画面
SnowLeopardでもテスト画面は表示できる
残念ながらSnowLeopardでは実際にスクリーンセーバに入ると
こういう表示が出てセーバを表示できない
これはFlaverLite もiScreensaver Designer も同じだった
Leopard以下、Windowsでは問題なく動くと思う
anchor
縦書き文庫で使用されている組版エンジン、『涅槃』を試してみたぞ
JavaScriptでwebサイトやブログを縦書き表示にする「涅槃(ねはん)」を試してみた。
ただ特定の領域を縦書きにしたいだけだったら非常に簡単だ。
いろいろ書くよりも実際に出来上がりを見てもらった方がいいと思う。
試しにやってみた縦書き表示領域は以下の通り。
nehan.js
(Freeware)
涅槃 ねはん
振 ふ り
仮名 がな 、
傍点 、
アクセント 、
太字 、
部分色替え 、
リンク 、
大きい文字 、
小さい文字 、改ページの差し込み、字下げ、横書き、しおり、禁則処理、縦中横、画像の差し込み、
動画の埋め込み などをサポートしているそうだ。ここらはソースコードからコピペだが、簡単なタグでこれらの約物が実現できる。
またこの行アタマの行回り込み等のレイアウト表示の可能性にも注目だ。
これらの表示は日本語の縦書き表示をサポートする縦書きエンジンを使ってJavaScriptでサイト上に表示できる。
コード自体は非常にシンプルなので、既存のブログにも導入が可能。
涅槃(nehan.js) のフィールド内ではこのように画像を組み込んでそこに文字の周り込み等も表現できる。
日本語はやはり縦書きで読むのが良いという人は、多いと思うのでこの組版エンジンの簡単さは魅力だと思う。
この縦書きに指定したフォールド内では改行は<br>などの強制改行コードを打たなくても普通に改行するだけでその通りに表示される等、表現もシンプルになっている。
エリアの中でアイコンにハイパーリンクを埋める方法が今のところ分からない。このサイトはスタート以来アプリのアイコンをクリックするとその作者のサイトに飛べるというリンクレイアウトにこだわってきたので、これが何とかなるならこのサイト自体を縦書きに変えてみいいかなと思い始めている。この通り改行無しで詰まった文章を書くと、通常のwebの横書きでは非常に読みづらい文章になってしまうが、縦書きならそんなに苦痛ではない。
本当に縦書きに移行してしまおうかしら?
という感じで縦組、横組が同居するサイトが構成できる。
この縦書き組版エンジン「nehan(涅槃)」のコードはこちらで入手できる。
nehan - Project Hosting on Google Code
さらにスタートアップの方法の解説はこちら。
縦書き文庫の開発日誌 カンタン!縦書きブログの作り方
この導入は非常にシンプルで、手順は以下の通り。
まずダウンロードしてきたバイナリzipを解凍。
中に入っている.jsファイルをイメージファイルをサーバに上げる。
このパスを後でタグに記述するので自分で分かりやすい場所に上げる。
例えばこの場合nehan.js はここに置いた。
path/to/nehan.js
イメージファイルは
path/to/img
に置いた。
ダウンロードしてきたzipに入っているnehan.js というファイルと
imgというフォルダに入っているイメージをごっそりサーバにアップロードする
あとはサイトのヘッダに以下の一行をコピペする。
<script charset="utf-8" type="text/javascript" src="path/to/nehan.js ">
</script>
赤い部分は自分がセットしたパスに合わせて、書き換えること。
この一行は<head>から</head>の領域の間にペーストするが、何かあった時に対処しやすいように</head>の直前に置くのがいいようだ。
次にbody領域の一番最後、</body>の直前に以下の文字列をコピペする。
これも赤い部分は自分が設定したパスに合わせて書き換える。
<script type="text/javascript">
Nehan.LayoutMapper.start("div", {
charImgRoot:"path/to/img ",
fontFamily:"IPA明朝, MS 明朝, Osaka-Mono, Hiragino Mincho Pro",
filter:"direction",
noBR: false,
onSeek: function(groupName, seekPercent){ },
onComplete: function(groupName){ },
onCompleteAll: function(){ }
});
</script>
次にここから縦書きにしたいという領域のアタマに以下の文字列を置く。
<div class="lp-vertical lp-width-630 lp-height-300 lp-font-size-16">
ちなみにこの「width」は私のサイトはテーブルで横幅は650に制限しているので、それより少し少なめの数字にした。
このwidth、heightの数字を変更して、自分の読みやすいと思われる幅に変更できる。
ヘッダとボディと縦書きにしたい領域とそれぞれに
指定の文字列をペーストすると上のような縦書きが実現する
このタグのままだと一瞬領域の文字が横書きで表示されたりするので、それを隠すタグとか本当は、もっといろいろ付け加えるべきコードがあるのだが、それは作者さんのサイトで確認してもらいたい。
いずれも設置は非常に困難というわけでもない。
これらの縦書きの表示はSafari とForefox で表示確認した。
ということはwebkit系のGoogle Chorome 、iCab 、GeckoエンジンのMinefield 、Camino などで問題なく表示できるということだ。
Trident/Internet Explorer でもちゃんと表示できるかどうかは知らない。
トップページにも明記しているように弊サイトは、Internet Explorer をサポートしていないので、Internet Explorer できちんと表示できるかどうかは確認する気がない。
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