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2010 年 2 月 1 日




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CapSee
(Freeware)
OS10.5Leopard対応

CapsLockがかかった時、解除された時デスクトップにシンボルを表示して知らせてくれるメニューエクストラ。

タイプミスをして、どういうときが苛つくかというと間違ってCapsLockキーを叩いた時というのが私の場合はダントツだと思う。
特にiBookなどのノートをメインで使うようになってから、モバイルのキーボードはoptionやshiftキーとCapsLockキーが並んでいるので、こういうタイプミスが飛躍的に増えた。

結局すぐに気がついてCapsLockを解除すれば良いだけだから、大した不便があるわけではないのだがそれでも何文字かタイプしてからCapsLockがかかっていることに気がつく時の気怠さといったらない。
CapsLockがかかったらデスクトップに大きく
「CapsLockがかかったよ」
と教えてくれる表示をしてくれたら良いのにと思うことは多い。

このメニューエクストラはまさにその単機能を実現した。
メニューエクストラだからジャマにならないし、不要な時にはメニューバーアイコンからプルダウンで終了できる。

でもCapsLockがかかっててがっくりくるのはログインパスワードの入力に失敗するような時なので、これでも完全じゃないといえばいえる。
Windowsにもこういう常駐ユーティリティは無いかと思う。
むしろそういうイライラを感じるのは最近ではWindowsを使っている時が多いので。





CapSeeを起動している時にCapsLockキーを叩くとこのように
CapsLockがかかったことをデスクトップの表示で知らせてくれる




これは逆にCapsLockが解除された時の表示




CapSeeはメニューバーアイコンからプルダウンで終了することができる




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SayKotoeri(Freeware)
OS10.5Leopard対応

Macに日本語のテキストをしゃべらせるUNIXコマンド。

動作にはSayKanaのインストールが必要。

以前にこちらの記事で紹介したが、SayKanaを使ってコマンドでMacに日本語をしゃべらせる方法を取り上げた。
Macに日本語をしゃべらせてみる

このSayKanaはカナのみ対応で漢字仮名交じりの日本語を読み上げることができない。
漢字カナ変換検索にはmecabをインストールすることで、このSayKanaは漢字まじりの日本語が読めたわけだが、mecabとは別にMacにはもうひとつ強力な漢字検索エンジンがデフォルトで搭載されている。
そこでそのことえりを使ってSayKanaと同じことをやるというのがこのSayKotoeriということらしい。

インストールしてみたが、相変わらず長文は受け付けないものの漢字の認識率はかなり良好だ。
mecabよりもインストールはお手軽だし。
何に使えるかは考えてみないとよくわからないが、とにかくこういうことができる。
日本語のシステムアラートの音源をせっせと作ってみるとか、ケータイの日本語着信音を作ってみるとか、相変わらずそういう用途しか思いつかないがそれも面白いと思う。





SayKotoeriのインストールは簡単
インストーラの指示に従って進んでいけば良い
インストールに先立ってSayKanaをインストールしないといけない




コマンドは「saykotoeri」、半角スペースを空けて以下に
読み上げさせたい日本語文をタイプしても良いしコピペしても良い
ただし一度に読み上げさせることができる文字数は限られているので、長文は不可
音声ファイルをAudio Hijackなどを使って作りたい時にはワンセンテンスずつ作って
iTunesJoinのような音声編集ソフトで一本化する方法がいいと思う
これで自在にシステムアラート、ケータイ着信等が作れる(かも)




引数の書き方はちょっと変わっている
-sがオプションの引数で「"」で囲んだ中に元々の引数を書き込む
この場合「-s 50」「半分のスピードで読み上げる」
「-v m1」「男性の声で読み上げる」という引数の表現になる




辞書に登録された英文混じり文も読み上げることができるが
NADのカタカナ語辞書はアルファベット読みになってしまう
これをちゃんと読めるようにする変換法は作者サイトに解説されているので参照


2010 年 2 月 2 日




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iTunesのアップデートでiPod Touchで感じていた不具合が解消した

iTunesに9.0.3のバージョンアップ。
スクリプションによると、
「購入用パスワードを保存する設定内容が無視される不具合の修正」
「スマートプレイリスト、PodcastをiPodに同期する時の問題を解決」
「iPodを接続した時の認識に関する問題を解決」

などがいくつか変更点が挙げられている。

iPod Touchを導入以来、iPodを繋いだだけで自動的にiTunesが起動しなくなったのが気になっていたのだが、このアップデートのおかげでUSBで繋ぐだけで自動的にiTunesが起動してアップデートも始まるようになった。
別に手動でやれば良いのだが、こういうものは本来自動で勝手に動くのだから、そういう機能がちゃんと動く方が気分がいい。





iTunes9.0.3がアップデータにかかってきた




今回のiTunesの改善点はいくつかあるがiPod Touchを繋いだだけで自動的に
iTunesが起動してアップデートが始まる本来の機能がちゃんと動くように改善された
細かいことだがこういうのがちゃんと動くのはやはり気持ちがいい


2010 年 2 月 3 日




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メール添付でウイルスバラまく古典的手法がまた復活してきている

最近のバタバタでこの記事を書くのをすっかり忘れていたが、先月SPAMメールから久しぶりにウイルスが出てきた。

シマンテックアンチウイルスの定時スキャンで引っかかってきて気がついたのだが(ということはオートプロテクトでは引っかからなかったわけだ。やはり常駐ウイルス対策ソフトは必ず定時スキャンを設定しないという教訓だ)、その詳細はキャプチャーの通りだ。

出てきたウイルス、というか実体はトロイの木馬だが、
「Trojan Downloader」
ともう一種は
「Backdoor.Ciadoor」
という奴が出てきた。
シマンテックのセキュリティレスポンスではどちらも危険度は低いものの、れっきとした感染力があるマルウエアだ。
そのセキュリティレスポンスにはこう書かれている。

Backdoor.Ciadoor は、Trojan creation kit と Backdoor.Ciadoor.Cli で作成されています。Backdoor.Ciadoor.Cli は、このトロイの木馬の作者に、このトロイの木馬の機能に関する各種設定オプションを提供し、そしてその作成を可能にします

最近ガンブラーを筆頭にまたウイルスが盛り上がって来ているので、注意が必要だ。
一時期忘れ去られていた古典的な手法を、やや模様替えして新しい脆弱性を攻撃するというのが最近のトレンドだから、こういう古典的なマルウエアがまた出てきているというのは警戒を要する。





シマンテックアンチウイルスの定時スキャンが捉えた
メールフォルダの中の添付ファイルのウイルス
こういうのを見るとやはりユーザ領域の全域定時スキャンの設定は必要だ


2010 年 2 月 4 日




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iPadについての見解

iPadが発表されてから、どこのMac系サイトもこれで祭りになっていてさすがに無視できないので。
というよりも前々から考えていたことがますます現実になってきていて、私としては予想が当たった嬉しさよりも起こって欲しくないことが起き始めている憂鬱の方が強いのだが。

iPadの出現をどう評価したら良いのかは、百家争鳴で賛否両論・・・というより賛1に対して否4くらいの割合ではないかと思うのだが、iPodを発表した時も、iTunesStoreを発表した時も、iPhoneを発表した時も毎回それくらいの比率だった。
ところが否定論者の予想は見事はずれてそれらは今、新しい流れを生み出すドライバーのような存在になっている。

iPadについても否定的なことを言うことはいくらでもできる。
要するデカイiPod Touchではないかとか、電子書籍の囲い込みに失敗しているので日本では成功しないとか、極端なのになると「Flashに対応していないからクソだ」という批判まである。
でも残念ながらこれらの批判は全部的外れだと思う。

そこらの事情について一番スッキリまとまっている文章を見つけたので、以下にリンクしておく。

『iPad』はUIをどう変えるか:アラン・ケイが夢見たビジョン | WIRED VISION

それでこの文章の評価が的を射ているのかを論評する気力が無い。
先ほども書いた通り、私自身は「やはりそう来るか」という感じで結構憂鬱なのだ。





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ManyCam
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 WindowsXP~7対応

仮想webカム、ManyCamのMac版。

内蔵カメラまたは接続したwebカム等のビデオソースに様々なエフェクトをかけてリアルタイムの加工しながら出力するメニューエクストラ。

Ustreamなどでアバター風のエフェクトを自分の顔に被せているビデオを見かけるが、これをMacでも加工できる。
内蔵iSightにも同じようなエフェクトが一部あるが、ManyCamの方が顔に被せて顔の動きに追随してマスクが動いたり、雪が積もったりエフェクトの数ははるかに豊富。

さらに作者サイトから投稿されたエフェクトをダウンロードして追加することもできる。
MacのオリジナルのiSightよりも拡張性や融通性ははるかに高い。

これでビデオチャット等に利用できるのか未検証だが、できるなら素顔を見せないでビデオチャットをするのに楽しいツールになるだろう。





ManyCamのインストールはインストーラの指示に従うだけ
インストールが完了するとアプリケーションフォルダの本体のフォルダに
アンインストーラも同梱されているので気楽にテストしたい




夕景やプール、リゾート等の背景を使う時には
選択したらテストショットを撮って登録する
このテストショットとの差分がキー信号の替わりになって
自分の顔を背景の上に載せることができる




波紋、炎、雪等のエフェクトはiSightとはまたひと味違ったものが集められている




画面にプリクラ風のシールを貼ったり顔にアバター風テクスチャーを貼ったり
日本語もOKのテキストをインポーズしたり、雪や炎のエフェクトも
組み合わせたり自由度は非常に高い


2010 年 2 月 6 日




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DesktopCalendar
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

デスクトップにジャマにならないカレンダーを表示するアプリ。

日付を表示できるのはデスクトップだけでなくドックアイコンやメニューバーアイコンにも表示する。
シンプルな見かけの印象に反してアピアランスやレイアウト等には細やかな設定が用意されている。

デスクトップの最下層に貼付けられるように表示されるので、ファイル等のオペレーション等のジャマにはならないが、逆にいうとデスクトップが散らかっているとカレンダーが見づらくなる。
ここいらは一長一短で簡易カレンダーアプリについては、決定打がないかもしれない。

でもしょっちゅう
「来週の木曜日は何日だっけ?」
なんて会話を繰り返している人には役に立つアプリに違いない。
そのためにいちいちiCalを立ち上げるのはばかばかしいからだ。





DesktopCalendarを起動するとこのように
いきなりデスクトップにカレンダーを表示してくれる




メニューバーアイコンからプルダウンで任意の年月のカレンダーを表示できる
またここからレイアウトモードに入ったりナビゲータや設定画面を呼び出せる




レイアウトモードに入った時の表示
グレーの枠をワンクリックで選択して掴んだら移動できる
コーナーをドラッグすれば領域の大きさを変更することもできる




ナビゲータはこんな感じで年号や月をどんどん進めたり戻したりできる
十年後の2月6日は何曜日かとかすぐに割り出せる




見た目シンプルなアプリだが設定項目は結構きめ細かい
これはドックアイコンのアピアランスの設定のページ
カレンダーもメニューバーアイコンもそれぞれ見た目を変更できる




そのドックアイコンはこのように日めくりカレンダーのような表示になる


2010 年 2 月 7 日




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Bonjourに出てくるWindowsのアイコンは・・・でもMac、Windowsともに不調

先日ふと気がついたのだが、Finderの左ペインに共有ホストとして見えるBonjourのMacアイコンやWindowsアイコンのデザインが気になって拡大してみたら面白いことに気がついた。





Leopard以降のFinderではカラム表示等の時に
左ペインに共有ホストがアイコン表示される
このアイコンを拡大してみると・・・




MacOSXのホストはこのようにOS10.4タイプのアクアな
デスクトップを表示したシネマディスプレイのアイコン




Windowsのホストは一般的なCRT(液晶ではない!)にWindowsの
ブルースクリーン(BlueScreen of Death)を表示している図
しかもこのデザインのBSoDは確かWindows98とかMeの世代のものだった筈



なとなく「Macは垢抜けて快適ですが、Windowsはモッチャリしています」的なメッセージがこめられているのかも。
でも昨日はMacが一年ぶりくらいのカーネルパニックを起こして、VMWare Fusion上で起動しっぱなしだったWindowsXPもちょっとすっ飛んで、いくつかアプリが起動できなくなってしまった。
MacもWindowsも共倒れの図だ。

OSXはフルメンテナンスの手順で復調(いくつかまだ調子が悪い点も・・・詳細後述)したが、Windowsの方は結局メンテナンスや再起動では元に戻らなかったので、Wincloneで昨年11月に取ったディスクイメージから復元した。

おかげで体重管理ツールの12月以降のデータが消えてしまったが、それ以外に重要なデータも置いていなかったので一応元通りということになった。





Windowsを復元した結果、ウイルス対策ソフトのAVG AntiVirus Freeの定義ファイルや
WindowsUpdateのパッチが12月分から一気にかかってきた
でもわずか数十分の復元作業で元通り快適に動くようになった
Windowsネーティブならとてもこんなに簡単にはいかない


2010 年 2 月 8 日




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ことえりの動作が重くなった時の解消法

ことえりの動きがなんとなく重くなった・・・変換候補が出てくるのに一拍待たされる・・・日本語入力に切り替える度にレインボーボールがいちいち回転する・・・などの諸症状の時の対処法。

1)ことえり強制終了

以前どのバージョンだったか、ことえりがメモリリークを起こしていたことがあった。
現在のLeopardのOS10.5.8ではそんなことはないが、この前か前の前のバージョンではちょっとことえりが調子悪かったことがあった。

これが起きた場合、できることはアクティビティモニタを起動して
「ことえり」
あるいは
「Kotoeri」
という名前のプロセスを強制終了するしかない。
強制終了すると収まることもあるし、再起動しないといけない場合もあった。

今回、ことえりの変換がやけに重くなったので、またこれが再現したのかと思って強制終了をやってみたが改善しなかった。
webで検索しても、そういう記事が出てこないのでこのバージョンではそういう問題は起きていないということらしい。





今回はこれが原因ではなかったが特定のバージョンでは
ことえりを再起動すると収まることがある
方法はアクティビティモニタを起動して「ことえり」
あるいは「Kotoeri」というプロセスを強制終了する
前回この問題が起きた時にはこれで少し改善した



2)ことえりカスタム辞書プラグインを閉じる

それでいろいろ調べていたらこういう記事を見つけた。

NADの部屋2。 ☆ことえりさんを操る時に便利な覚え書き☆

以前ここでも紹介したNADのカタカナ語辞書の作者さんのサイトでことえりが重くなった時の対処法が書かれていた。

「※ことえりの起動が遅く感じるようになったりしたときは。 
以下の辞書二つを削除すると起動が速くなる模様。(実感の話w)
これはMacの学習辞書で削除すると変換候補の順番もリセットされるので注意。
学習内容をとっておきたい時は登録内容をテキストに出力してから削除すること。
・ホーム(名前)/ライブラリ/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis/LearningDictionary.dict

・ホーム(名前)/ライブラリ/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis/InputPrediction.dict」

この二つの辞書はユーザの学習辞書を格納するところなのだが、ここが調子悪くなるとことえりがいろいろ問題を起こし始めるらしい。

ただ私の場合は、今回はこれがそのものズバリというわけではないのだがこの記事を読んでいてちょっと思い当たるところがあった。

それでことえりの環境設定から「辞書」タブに入って、最近インストールしたカスタム辞書プラグインの内いくつかを閉じてみた。
すると今度はビンゴ、ことえりの動作が元に戻ってキビキビうごくようになった。

結論はことえりの辞書プラグインは、OSXのアプリのようにプリエンプティブというわけではないのでたくさんインストールするとどうしても重くなってくるということだ。
だから必要なもの、その時々で使いたいものだけを開いて不要なものはできるだけ閉じておくという使い方がいいと思う。





ことえりの環境設定に入って「辞書」タブで今すぐに必要なさそうな辞書を閉じる
するとことえりがやたら思いという挙動が改善された
ことえり辞書はやたらたくさん入れていると重くなるということだ
不要不急な辞書は閉じておくという習慣を付けたい



2010 年 2 月 9 日




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返信転送メールで「UTF-8を使っています」アラートが出るとWindowsでは表示できないメールになってしまう問題の解消法

以前から思っていたことだが、Windowsユーザからのメールを転送、あるいは返信するとWindowsユーザから
「メールがまっ白で本文がない」
と言われることがあった。
文字コードに問題がありそうだなと思っていたが、Gyazmail
「Unicode(UTF-8)を含んでいますが送っても良いですか?」
と聞いてくる時にこのメッセージの脱落が起きるようだ。

どうやらISO2022-JP(Windows)エンコードとUTF-8などのテキストエンコーディングが混じるとこういう問題が起きるようだ。
この問題は、返信、あるいは転送メールの時にしか起きないし、さらにいえば相手がOutlookあるいはOutlook Expressの場合にのみこういう問題は起きるようだ。

要するにMS製品のOutlook Expressの類いはいまだにテキストエンコーディングで問題を起こす◯×▼◎□な製品ごにょごにょ・・・というような話はともかく、この問題はこの組み合わせで起きるようだ。





GyazmailでWindowsのOutlook Expressからもらったメールを
返信、あるいは転送すると時々このようなアラートが出る
これを無視してこのまま送りつけると・・・




このようにWindowsのOutlook Expressで受信すると
メッセージがまっ白のメールになってしまう




これを防ぐには返信・転送メールをそのまま送るのではなくメッセージを
一旦テキストエディタにコピペしてここでテキストエンコーディングを
Shift-JIS、あるいはISO2022-JPなどのWindowsとの親和性が高い
エンコーディングに変換してからメーラの新規メッセージを作成して
そこにコピペするという手順を踏まないといけない




ちなみに同じWindowsでもThunderbirdを使って受信すると別にメッセージが脱落したりしない
要するにWindowsユーザがこうしたテキストエンコードをちゃんと扱えるメーラを
使ってくれればこの問題は解決するのだがいまだにWindowsでのトップメーラは
Outlook ExpressだろうしOutlook Expressは相変わらずこうした
テキストエンコーディングに対応していない現状を考えるとどうにもならない
ドザに入らずんばドザに従えという故事のとおりだ




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富士山Flight
(Freeware)
Windows98~XP対応

Windowsで動く簡便、軽快なフライトシミュレーター。

OpenGLの背景の上をJAL、ANAのジャンボジェットが飛ぶ。
エリアは富士山の周辺を周回飛行するだけで空港へのアプローチもないし、地面に衝突してもクラッシュしたりしない、山に衝突しても通り抜けてしまうという個人メードのまったりしたフライトシミュレーターだが、なんとなくのんびり空の遊覧散歩を楽しみたい人にはこういう、必死にならなくても良いシミュレーターの方が楽しめるかもしれない。

インストールはシステムに特にdllなどをまき散らすこともなく、zipファイルを展開したフォルダの中に必要なファイルは全て入っているのでアンインストールもフォルダをただごみ箱に捨てるだけで良い。
気楽に楽しめるアプリだ。

操作法はキーボード、ゲームパッド、マウスの3つのデバイスが選択できる。
それぞれの操作法は、付属のヘルプに詳しく書かれている。
同梱の「コンパイル済みヘルプファイル」を起動してそちらを参照されたい。
ヘルプに書かれていない操作ではXキーを長押ししていると、時間が速く進む。
フライトシミュレーターは時間によって背景が昼間、夕景、夜間飛行も楽しめる作りになっていてそれぞれ美しいグラフィックが用意されているが、夜間飛行は退屈という向きにはXキーを長押ししてすぐに夜明けに時間を進めることができる。

これは楽しい。
作者サイトの「アポロ宇宙船スクリーンセーバ」もなかなかいい感じだ。
シミュレーターもスクリーンセーバもWindows版しかないが、なかなか琴線に触れたので紹介してみた。





富士山Flightを起動する
とりあえず何も触らずにOKでシミュレーターは起動する
WindowsMe以前の場合DirectXのインストールが必要になる
またグラフィックは結構大きなフがかかるのでそれなりのスペックが必要




操作法については同梱のコンパイル済みヘルプファイルを参照
キーボード、マウス、ゲームパッドの3種類のデバイスで切り替えて操作できる




グラフィックはこの通り美しいしアングルは飛行機が
美しく見える角度をなかなか知っている選択だ




機体はJAL機とANA機が用意されている
航法灯が点滅して光るのがなかなかリアルだ




ファンクションキーを使って視点をいろいろ切り替えることができる
この通り主観に視点を切り替えることもできる




コックピット込みの視点も可能だがフライトシミュレーターとしてはちょっとジャマかも




これは低空飛行時のグラフィック
スクリーンの上に速度、スラスト(出力)、高度、時刻が表示されている




高度が上がるとこのようにグラフィックの雰囲気が変わる
地上は雲に霞み空気が薄くなる分だけ飛行機のグラフィックも微妙に変化するようだ




さらに富士山山頂越えの18000フィート(高度6000メートル)
速度はノット表示で実際の飛行機に準じている




さらに夕景、夜間飛行等の時刻によるグラフィックの変化も楽しめる
夜間飛行も情緒があって美しいのだが退屈という向きには
Xキーで時刻を進めることができる




だんだん高度が上がっていくと地上のグラフィックや
空の色が変化しているのが分かるだろうか
空の青はだんだん深い色になって地上は遥かにかすんでいく




そして前人未到の90000フィート(高度3万メートル)に到達した
危ないのでよい子の皆さんは実物のジャンボを使ってマネしないように
昼間でも空はうっすら暗い




作者サイトにある3DApolloのスクリーンセーバもなかなかいい感じだ


2010 年 2 月 10 日




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Windowsの定期アップデートは今月も盛りだくさん

今月もマイクロソフトの月一定期便が来た。
項目は10項目と盛りだくさんだが、内容はマルチユーザの認証の弱点を攻撃されて管理権を乗っ取られる危険性がある脆弱性の修正パッチが主だ。
個人のクライアントユーザにとってはさほど深刻なものではないかもしれない。
(Windowsサーバのサーバ管理者は「大したことない」なんて言ってられないかもしれないが)

ひとつだけInternet Explorerのパッチが混じっていたがこれが一番深刻かもしれない。
最近も定期外の修正パッチが出たところだったが、いろいろ問題が続いているみたいだ。

あとMSOfficeのパッチも出ていたがこれはMac版も対象だったように記憶している。要注意だ。





今月の月一アップデートは10項目
認証を乗り越えて管理権をゴニョゴニョされそうな内容なので忘れずにかけること




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Windowsの体重管理ツールのギミックに感動

以前ここで紹介したWindowsアプリの 体重管理ツール が結構進捗があったので追記。

目標体重を達成すると
「Congratulation!」
という大きな文字が浮かび上がってきて 「たいへんよくできました」ハンコ入りの「おめでとう」タグが出てくる仕掛けになっている。

実はこのところダイエットの方も停滞していたのだが、やっと最初の目標体重に達した。
こうして体重を量って意識しているというだけでも結構効果があるものだ。

体重管理については一時期iPod Touchに浮気していたのだが、アップデートともに過去の体重データが全部飛んでしまって
「やっぱりiPod Touch、iPhoneはメイン機ではなくガジェットとして使うべきで、継続したデータはパソコンに置いてこういうものは『支部』にするべきだ」
という当初の自分のポリシーを思い出して反省した。
(私は電話番号帳は全てMacで管理していて、ケータイの電話帳にはその都度よく使う人のケータイ番号しか入れていない。ケータイが壊れた時に真っ青にならないためだ)





体重管理ツールはダイエットに成功して目標体重に達するとこういう表示が出る
これのMac版が無いのがかえすがえすも残念だ




グラフ判定も追加でキャプチャーを上げておく
こんな感じで体重変化が一目瞭然なので励みになる
BMIや肥満度評価等の分かりにくい考え方も
こうしてビジュアルにしてもらうと分かりやすい
ちなみに私は「肥満」から「かくれ肥満」の域に突入した
もう少しで「標準」の領域に入るがこういうのも励みになる






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