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OSXでよく使うアプリケーション6-14

ユーティリティ3〜システム環境設定ペイン編
Utilities/Preference Pane



PFKeyAvailerPref

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応

F1〜F19キーに任意のアプリ、ファイル、フォルダ、スクリプトを割り当ててfキー一発でアプリ起動、ファイル、フォルダ展開、特定動作などができる便利なシステム環境設定ペイン。

MacOS時代はfキーには任意のアプリの起動などを割り当てることができた。
この便利さが忘れられない。
MacOSXではfキーは任意の動作には割り当てられなくなってしまったので、OSXに移行してすぐぐらいからずっとkyasuさんの
PFKeyAvailerX
を使っていた。

これでF1〜F19キーに好きなアプリなどの起動を割り当てることができて便利だった。

しかし、私の環境の固有の問題かもしれないがこのPFKeyAvailerXを使っていて、こういう問題が起きていた。
特定のアプリが繰り返し起動してきて終了できないという問題の原因が判明

それでしばらくCoolFunction for Xというアプリを使っていた。
そのいきさつはこちら。
アプリが終了できなくなる不具合を起こしていたPFKeyAvailerXの代替を探していたら答えは足元にあった〜前に紹介したCoolFunctionがなかなかよい

しかし、このCoolFunction for Xの方も、時々どのキーを叩いても特定のアプリしか起動できなくなるという不具合を起こしていて、この場合アプリの再起動だけではクリアできなくて、解消するにはシステムを再起動しないといけないという問題があった。

アプリとして起動しっ放し常駐しているということに問題があるのかもしれないし、fキーの機能をいじるということが難しいのかもしれない。

理由は分からないが、kyasuさんが最初に愛用していたPFKeyAvailerのシステム環境設定ペイン型のバージョンを配布してくれているのでこちらを試してみることにした。
しばらく使ってみないと分からないが、今のところ一度も不具合が起きていないので期待できるんじゃないかと思っている。

使い方はPFKeyAvailerXと同じで、設定もそのまま引き継ぐので愛用者は何ら違和感なく使い始められる。
こういう常駐機能なら考えたらアプリ形式よりもこういうシステム環境設定ペインの方が、ジャマにならないわけだから合理的だと思う。
OS10.3以前のOSを使っている人は対応していないので、引き続きPFKeyAvailerXを使うようにとのことだ。





PFKeyAvailerPrefはシステム環境設定ペインに変わった
見た目は依然と変わっていないし機能も使い方も変わらない




それぞれのF1〜19ボタンを叩くと設定をクリアできたり新規ファイルを指定できる





NoSleep

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応

MacBookなどのノートの蓋を閉じてもスリープしないカーネルエクステンションとシステム環境設定などのGUIフロントエンドのセット

これはmacosx-nosleep-extensionというカーネルエクステンションのオープンソースフォーラムからスタートしている。
作者によると
「Macにスイッチしてもっともがっかりしたのは、蓋を閉じた時にスリープしないというオプションがないことだった。だからこのフォーラムを始めた」
とのことだ。

Macは蓋を閉じるとほぼ同時にスリープをするおかげで、持ち歩いてもバッテリーをロスしないし、スリープしないで持ち歩いてハードディスクのプラッターにキズが入って不良セクターを作ったりしない安全な仕組みだと思うし、これがあるから私はMacBook Proをシステムが起動したまま持ち歩いており、使いたい時にはふたを開けて次の瞬間に使っている。

このスピード感はWindowsなどでは体験できない筈で、その意味ではそんなにがっかりすることもないと思うが蓋を閉じてもスリープしないようにしたいという要望は意外に多い。

一般的なのは、デスクトップに据えて外部モニタ、キーボード、マウスを接続してデスクトップマシンとして使いたいというもので、この時に蓋を開けていないと使えないというんじゃ机の上のスペースが大幅にムダになる。

その他にも蓋を閉じて自転車の前かごに乗せて音楽を聴きたいという希望もあるらしい。
(その場合はiPodを買った方が簡単かつ安全で邪魔にならない気はするが)

これはインストールするとシステム環境設定、メニューバーアイコンとしてGUIで表示される。
この「スリープしない」にチェックを入れるか、メニューバーアイコンを水色に点灯させると蓋を閉じてもスリープしなくなる。
操作しているとメニューバーアイコンとチェックボタンは連動しているのがわかる。

注意点はチェックを外していても、システムを再起動するとチェックが入って勝手にスリープしないモードになってしまうことだ。
それに気がつかないで蓋を閉じて持ち歩くと、ハードディスクを傷めたりバッテリーが気がついたらなくなっているなんてこともあり得るので気をつけた方がいい。

気をつけた方がいいといえば、
「ノートの蓋を閉じてデスクトップ機として使うと、筐体内の温度がどんどん上がって熱暴走する」
という指摘も結構見かける。
実際には蓋を閉じて熱暴走したノートPCってあまり見たこともないのだが、昔からこれは言われているので作者サイトでもTemperatureMonitorを紹介している。

このTemperatureMonitorは内蔵センサーの温度をグラフィックなログで表示することができるので、本当に蓋を閉じたまま使うと暴走するほど熱が上がるのかをチェックすることができる。
何をするかによるのかもしれないけど、「スリープしないで蓋を閉じると熱暴走する」は一種の都市伝説かもしれない。





NoSleepはシステムフォルダにカーネルエクステンションを置くのでインストーラを使う




インストールが完了したら必ず再起動する
メニューバーアイコンにNoSleepのシンボルが表示されている




蓋を閉じてもスリープしないモードになっている時には
これが水色に点灯している




一旦終了したい時にはメニューバーアイコンを右クリックで終了メニューが出る




システム環境設定にもNoSleepのペインがインストールされている




設定はとても簡単で素っ気ない
上はチェックで「スリープしないモード」
下は「ユーティリティを起動時にスタートする」




スリープしないモードにチェックを入れると当然ながらメニューバーアイコンも水色に点灯
デスクトップ機として使うならこのモードは確かに便利だと思う




NoSleep

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

MacBook Pro、Airなどのモバイルで蓋を閉めてもスリープしない設定にできるNoSleepがLion、MountainLionに対応した

ノート型のこれらのMacは、持ち運ぶ時に蓋を閉めてもスリープしない設定にするとHDDの場合はディスクのプラッターにキズが入って最悪起動できなくなる、読み出しができなくなるなどの問題が起きる可能性があるので、そういう用途にはお勧めできない。
以前iBookを蓋を閉めてもスリープしない設定にしてiPodの替わりにするというTipsを読んだことがあるが、そういう意味でこれはメリットがないと思う。

それでもこのNoSleepが有用だと思うのは、MacBook Proのようなノートをサーバ用途に使う場合の話だ。
蓋を閉じておけばスクリーン表示に余計な電力を使わないし、省スペースにもなる。
最近、Mac miniでもサーバとして充分なポテンシャルがあると感じているので、買い替え後のMacBook Proを自宅に据えてサーバとして使いたいという希望は有ると思う。

NoSleepは以前Lionに対応していなかったが、今回一気に次期OSのOS10.8にも対応した。

LionをOSにしてサーバをと考えているなら、NoSleepが役に立つと思う。





UI上はシステム環境設定ペインとして表示される
そのデザインは少し変わった
AC電源、バッテリー電源の時にそれぞれオンにするかの設定と
ログイン時に有効にするかを設定できる




メニューバーアイコンをクリックして青点灯するとスリープしない設定




もう一度クリックしてグレー落ちしたらスリープする設定




カーネルエクステンションなのでアンインストールもアンインストーラーを使った方がいい
コマンドファイルをクリックするとTerminalが起動してコマンドを自動実行する
私のように自動実行しない安全策を施している人はファイルを
Terminalシェルにドロップすることでアンインストールできる



2012年2月27日







Launchpad-Control

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.7Lion対応

Lionの新機能のLaunchpadをコントロールするシステム環境設定ペイン。

Lionの呼び物機能のひとつLaunchpadはiPhoneやiPadのようなiOSデバイスとMacのOSXのギャップを埋めるためにLionに搭載されたのかもしれません。
パネルに並んだアイコンをタップしてアプリを起動します。
これでフルスクリーン表示と組み合わせればまんまiPadのような操作感を得られます。

便利かどうかはともかく、iOSとOSXの統合のロードマップの線上にある新機能であることは間違いないと思われます。
使いこなしてみたい機能です。

それで使ってみるとLaunchpadの不便さは、使用頻度によってアイコンの並び順が変わることです。
使用頻度が高いアイコンが最初のページに並ぶのはアクセスのプロセスを自動短縮できるともいえますが、アイコンを探す時にいつも同じ場所にないと探しまわることにもなります。
常用するには善し悪しな機能といえるかもしれません。

Launchpad-Controlでできることは、Launchpadのアイコンの並び順を固定し、並びが変わることがあっても元の並び順に戻す、表示の必要がないアイコンをLaunchpadに表示しないなどが可能です。

シンプルなシステム環境設定ペインですが、Launchpadを愛用するなら必要なアプリと思われます。





Launchpad-Controlは各Launchpadページの表示アイコンを選択できる
表示したくない場合はそれぞれの項目のチェックを外す
さらに並べ替えたアイコン配列をここに反映する場合は「Refresh」ボタンを
並びが変更されたアイコン配列を元に戻したい場合は「Apply」ボタンを
すべてをリセットしたい場合は「フルリセット」ボタンをクリック




最初にLaunchpadの並び順を見た時にこれを使いこなすのは大変と思ったが
こうして並べ変えてみると使えそうな気がしてきた
Launchpadが7枚しか無いのに足りるのかというのが最初の印象だったが
実際には1枚〜2枚で日常の操作には足りそうだ



2011年8月30日







FunctionFlip

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

Windowsからのスイッチャーも安心、Fキーをメディアキー・カナキーなど自由に分割できるシステム環境設定ペイン。

最近はMacBook AirやiPhone、iPadの影響で長年Windowsを使ってきたが、初めてMacを触るという人が本当に増えています。

そういう人達から出てくるほぼ耳タコな質問にこういうのがあります。
「カナ変換でF6〜F8キーが使えないのが不便。なんとかならんの?」

Windowsのキーの打ち方はとりあえずバラバラ文字を打っていってF7キーでカタカナに変換する、F8キーで半角カナに変換するというのがオーソドックスらしいです。
私の場合Macではことえりの強化辞典とかプラグインしていますから、とにかく文字打ってスペースキーでどんどん変換していきますし、変換できない外来語を打つ時はコマンド+スペースでかな入力に切り替えて打っていますので、Fキーが便利とは思っていません。
変換の度にホームポジションが崩れるだけだと思っています。

しかしどうしてもF7キーに慣れてしまっているという人達にも朗報なのは、実はMacにもF6〜F8キー変換があるということです。





Macは特別にソフトを入れなくてもデフォルトでF6〜F8キーが使えます
システム環境設定に入って「キーボード」「F1、F2などのすべてのキーを標準の・・・」
というところのチェックを入れます


この設定でF1〜F12キー(デスクトップの場合はF15キー)がWindowsと同じように使えます。

ただ特にMacBook AirとかMacBook Proとかを使っている場合、このキーはスクリーンの明るさ、自照キーの明るさ、音量・ミュート、光学ディスクエジェクト、プレイ・巻き戻し・早送り、Dashboard、Exposé等のコントロールキーでもあります。

この設定をしていてもコマンドキーの隣りの「fn」キーを押しながらそれらのメディアキーのコントロールもできるわけですが、音量調整とかスクリーンの明るさ調整とか頻繁に使うキー操作の度にfnキーと同時押しというのも煩わしいもんです。

F7キーでカナ変換も使いながらエジェクトキーや明るさキーもfnキーなどの装飾キー無しで使えればなお便利でしょう。

このFunctionFlipがそれを実現します。

システム環境設定ペインとしてインストールされ、キーのリストにチェックを入れるとそのキーだけが標準機能に変わります。
チェックが入っていないキーはメディアキーとして使えます。

正直、プレイ・ストップ・巻き戻しキーなんて滅多に使うことないしもったいないので、ここらを標準機能のファンクションキーとして使えたら確かにその方がいいかも。
このFunctionFlipは、小粒ですがなかなか手に馴染むアプリになる可能性がありますね。





システム環境設定ペイン反対をクリックするだけでシステム環境設定が起動して
自分専用にインストールするか、マルチユーザ共用にするか聞いてきます
違いはインストール場所が変わるわけで起動ボリューム直下のライブラリフォルダ
の中(共用)かユーザフォルダの中のホームフォルダ(自分の名前のフォルダ)
の中にインストールするかという選択になります




F1〜F12キーのリストが見えていますので標準機能で使いたいキーだけチェックを入れます
メディアキーとして使いたいキーはチェックを入れないというシンプルな設定
右側は機能のオンオフ、ログイン時に自動起動するか、
アップデートチェック、キーボード選択といったところ




日本語入力してカンタンニハンカクカナニ変換してみたりゼンカクカナに
変換してみたりもとに戻してみたりでできる
しかもスクリーン明るさキーや音量キーはそのままの機能で使える
Windowsからのスイッチャーは試してみる価値があると思う



2011年9月8日







MacFUSE(Tuxera)2.2

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

参照
Mac OS X LionからWindowsのBootCampボリュームに書き込みができるようにする








OSXFUSE2.3.8

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

参照
Mac OS X LionからWindowsのBootCampボリュームに書き込みができるようにする








NTFS-3G for Mac OS X

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

参照
Mac OS X LionからWindowsのBootCampボリュームに書き込みができるようにする








FUSE for OS X(OSXFUSE)

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.7Lion対応OS10.8Mountain Lion対応

Mountain LionでWindowsのNTFSボリュームをマウントしたり書き込んだりを実現するFUSEファイルシステム拡張

MacがMountain Lionになって一つ不便になったことがあった。
WindowsのスタンダードなファイルシステムのNTFSのボリュームの読み書きができなくなったことだ。
BootCampでWindowsをインストールしている場合、ファイルの受け渡しは特にそれ用のボリュームを作らない限り、Macの方からWindowsのボリュームに読み書きすることになる。

このためにBootCampのボリュームをFAT32というWindowsからもMacからも読み書きできるフォーマットにしていた時期があるが、これはいろいろ不便なことがある。
連続したファイルサイズは4GBまでに限られるし、ボリュームサイズは2TBまで、さらにWindowsXP以降標準になった各種のアクセス権などのセキュリティも一部利用できない。

BootCampにWindowsをインストールするのは、真剣に利用したいケースだろうからファイルシステムが仮説のFAT32ではいろいろ都合が悪い。
それでNTFSというスタンダードなファイルシステムでインストールするのだが、このNTFSはMacからは書き込みができない。

さらにLion、Mountain LionあたりからMacのntfsカーネルも変更があったみたいで、前はマウントはできていたし読み出しだけなら概ね問題無かったのだが、Mountain LionでついにNTFSボリュームのマウントもできなくなってしまったようだ。

そこで以前NTFS-3Gを使っていた。
しかしこれはMacのファイルシステムを拡張するFUSEのリビジョン、MacFUSEの開発が止まってしまい、以前入れていたOSXFuseのリビジョンもMountain Lionで動かなくなってしまったために、MacとWindowsのNTFSは直接書き込みでファイルを共有することができなくなっていた。

FUSEについておさらいすると、これはもとはUNIX系の各種ファイルシステムに対応するために拡張ファイルシステム
Filesystem in USErspace
からきている。
これのMac対応版がMacFUSEということになる。

Macの場合やはりLinuxやWindowsをインストールした場合のそのボリュームに自由に読み書きしたいという需要があるのだが、オープンソースで始まったこのMacFUSEはマネタイズしようとか、そういう理由のためか内紛があったのかフォーラムが四散五裂して、各リビジョンバラバラになってしまった。
それに伴ってあちこちいっぱいできてしまったリビジョン、クローンもそれぞれ短命で気がついたらなくなってしまったり、どこをたどっていったら安定して使えるのか分からない状況になってしまった。

今現在の最新の環境に対応するのはこのFUSE for OS X(OSXFUSE)ということになる。
これがあればTerminalからファイル操作ができるし、GUIでFinderでファイルのやり取りをしたい場合は、NTFS-3Gと組み合わせればいい。

NTFS-3Gは以前こちらの記事でも書いたが、こちらのリンクにある2010.10.2版がMountain Lionでも使える。

これも開発が止まっているので心細いことだが、こういう面倒さがいやならシェアウエア版を使うという手もある。

このNTFS-3Gをインストールしていたのに、Mountain LionになったらNTFSとのファイル共有ができなくなってしまったというひとはこのFUSE for OS Xをインストールすればいい。





NTFSのWindows/BootCampボリュームをマウントして読み書きをしたい場合NTFS-3Gが必要だ
もし入れていない場合はこれを先にインストールしておく




既にこれを入れている人もMountain Lionにアップ後
Windowsのボリュームがマウントできなくなっているはずだ
Mountain Lionでまたファイルシステムのライブラリが変わったらしい
ディスクユーティリティで強制的にマウントしようとしても
こういうエラーが出てマウントできない




そこでMacFUSEの最新互換バージョンのFUSE for OS X(OSXFUSE)をインストールする




この時の注意点としてカスタムインストールで必ず
MacFUSE Compatibility Layerにチェックを入れてこれもインストールすること
これを入れると旧バージョンのMacFUSEを削除して新しいOSXFUSEのファイルに書き換える




FUSE for OS X(OSXFUSE)システム環境設定ペインとしてGUIに現れる
見た目は以前のOSXFUSEと変わらない
不要になったら「Remove」ボタンで機能を留めてアンインストールができる




こうしてMountain LionでもNTFSボリュームはマウントできて
そこに書き込みもできるようになった



<追記>
Mountain LionでNTFSボリュームをマウントできなくなったとと書いたが、不可視領域を探っていたら
/sbin/mount_ntfs
というバイナリを見つけた。
つまり、OSXはMountain LionでもNTFSボリュームのマウントをサポートしているということだ。
テストでなぜNTFSボリュームの強制マウントに失敗したのか不明だが、MacFUSEバイナリが残っていたのかもしれない。
今回OSXFUSENTFS-3GMacFUSEなどを一度全部インストールしてアンインストーラできれいにして、そのあとバイナリやライブラリが残っていないか確認してテストし直したところマウントはできることを確認した。

やはり書き込みはできないが、読み出しはできる。




2012年11月13日







Paragon NTFS for Mac OS X

(Products)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応

MacOSXからWindowsのNTFSボリュームをマウントして読み書きができるようにするシステムファイル拡張ドライバセットの製品版

先日紹介したFUSE for OS X(OSXFUSE)を使って記述の通りMacからWindowsでフォーマットしたNTFSの外付けハードディスクやBootCamp領域、USBメモリやMOなどあらゆるものがマウント後書き込みも可能になる。

すばらしい

すばらしいが若干問題もあって、FUSE for OS X(OSXFUSE)にはオープンソースのフリーウエアにありがちないくつかのデメリットもある
1)オープンソースなのでアップデート情報は取りにいかないと親切に教えてくれない
2)〇〇をインストールする前に△△をインストールしないといけないなどインストールが煩雑
3)しかもそういう技術情報はほとんど英語でしか入手できない
4)さらに本体も日本語化されていなくてほぼ英語版のみ
5)つまり基本英語が分からないと使いこなせない

こんな感じで、フリーであることはタダであるということなのだが、同時に使う人にも努力が要求されているということでもある。

さらに
6)サポートは基本ない
オープンソースのフォーラムはあるがそういうところで初心者が初歩的な質問をすると「ggrks」「過去ログ嫁」という冷ややかなな反応が待っている。

オープンソースはもうちょっと初心者に親切になってもいいように思うが、彼らも基本無償のボランティアなのでそこは仕方がない。

こういう時に選択肢として挙るのは、パッケージ化されたシェアウエアまたは製品版アプリということになる。
FUSEに関しては以前紹介したTuxera版もあるし、このParagon NTFS for Mac OS Xのようないくつかの流れがある。

製品版を使うメリットはまさにフリーウエア版とは逆で
1)アップデートはプッシュ方式
2)ワンストップでインストーラの「続ける」ボタンをクリックして再起動するだけですぐ利用できる
3)日本語のマニュアルも用意されている
4)本体のインターフェイスも日本語化されている
5)英語がわからなくても使える
6)一応サポートもある

ということになる。

そのかわり2000円かそこらの代金は支払うことになるわけで、この値段を安いと思うか高いと思うかはユーザの必要性によると思う。
私個人はこのパッケージは良心的な価格だと思うし、不安定なオープンソースフォーラムのためにフリーウエア版のFUSEが現れては消えて開発が途切れたり、四散五裂するのを見ていると、このparagonというベンダーがきちんと今後も面倒を見てくれるのなら、製品版を使うのもありだと思う。

同社にはWindowsからMacのHFS+に書き込みができるParagon HFS+ for Windows 9という製品もあり、これとParagon NTFS for Mac OS Xをセットで割安で購入できるという選択肢もある。

頻繁に大容量のファイルをMacとWindows間でやり取りする必要がある人には、このセットは有用だと思う。





Paragon NTFS for Mac OS Xはインストーラとアンインストーラがセットになっている
製品版アプリだが10日間無料でお試しができるので気に入ったら
購入すればいいし必要なければアンインストールもできるので安心だ




インストールはインストーラの「続ける」ボタンをクリックするだけでいい
「先に〇〇をインストールしないといけない」とか「そのバージョンをそろえないと動かない」
とかいう煩わしさはなくワンストップでインストールができる




再起動後システム環境設定ペインのレジストが開くが
何もしなくても10日間は無料で試用できる
気に入ったらオンラインで購入してここにレジストキーを入力すればアクティベートできる
気に入らなければここにもアンインストールボタンはある




設定はシンプルそのもの
再起動時Windowsから起動したい場合はこの「起動ディスクとして指定」をクリックする




これはNTFS-3GFUSE for OS X(OSXFUSE)で書き込み可能にしたボリュームの情報タグ
フォーマットは「NTFS-3g」になっていてアクセス権はカスタムになっている
もちろんこれは書き込み可能




全てのドライブをアンインストールしたデフォルトの情報タグはこんな感じ
「Windows NT ファイルシステム(NTFS)」という表示でアクセス権は読み出しのみ




Paragon NTFS for Mac OS Xをインストールするとファイルシステムは
「Windows NT ファイルシステム(NTFS)」のままだが
アクセス権は「読み出し/書き込み可能」となる
機能は同じだがドライブは皆違うことが分かる




そして当然NTFSでフォーマットされたWindows向けディスク、
パーティションに書き込み、ファイル渡し、削除が可能になる




さらにディスクユーティリティの消去/新規フォーマットのプルダウンには
「Windows NT ファイルシステム」「Windows NT ファイルシステム(Compressed)」
が追加されてMacからもNTFSのフォーマットが可能になる
なおParagon NTFS for Mac OS Xでフォーマットした外付けハードディスクなどは
Windowsに接続しても認識しない場合がある
その場合はディスク管理でドライブレターを割り当ててやればいい



2012年11月14日







TrashTimer

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応

ゴミ箱の中身を設定した一定の時間経過したファイルから順番に削除していくゴミ箱軽量化システム環境設定ペイン。

ゴミ箱軽量化は常にやっておいた方が良い(と思う)。
しかし手動でやっていると忘れるという人はこのTrashTimer が役に立つと思う。

ゴミ箱を自動的に空にするというアプリもあるが、そういうアプリを使うと何が問題かというと例えばある種のヘルパーとか実行ファイルとか一時的にゴミ箱に退避させた時に問題が起きる。

たまたまアプリを退避させた時に丁度一時間に一回に設定していた「ゴミ箱を空にする」が実行されて「まだ捨てるつもりじゃなかったのに消えてしまった」という事故が起きる。
ゴミ箱というのはファイルを削除したい場合に使うだけでなく、一時的にファイルを無効化するために中に入れておくという機能もよく使う。
サイクルを1時間に一回ではなく週に一回とか月に一回にしとけば事故の確率は減るが、それでも確率はゼロではない。

このTrashTimerは一時間に設定すると毎時ゴミ箱をごっそり空にするのではなく「ゴミ箱に入れてから1時間経過したもの」から順番に雁行的に削除していく。
だから上記のような事故を防げるのが優れものだと思う。

ところでゴミ箱を空にすることを意識するべきかということだが、私の場合作業が一区切りするたびにいちいちゴミ箱を空にする習慣がついている。
なので実はこのTrashTimerの様なユーティリティはあまり必要ではないのだが、そういう手癖がない人は役に立つと思う。


このゴミ箱を空にする癖は、OS8だかOS9時代のことだと思うがこういう経験によっている。

一度Macが原因不明ですごく重くなって、再起動しても直らないということが起きた。
機能拡張を初期化しても直らないのでシステム再インストールかと諦めかけた時に、ふとゴミ箱の中を覗いたら数百MB、1GB近いゴミがどっさり入っていた。
これを削除したらまたMacが軽快に戻ったという経験をしている。
この時の経験則でMacはゴミ箱やデスクトップにあまり巨大なファイルを置いていると動きが重くなるという傾向があるので、ゴミ箱は常に空にする、デスクトップは整理するというのがもうこの当時から習慣になっていた。

実際はOSXでもこの巨大なゴミ箱ファイルが影響があるのかどうかはよく知らない。
一度検証してみないといけないとは思うのだが、ゴミ箱にゴミが一杯入っているとなんだがむず痒くなってきて無意識でゴミ箱を空にする癖がついてしまっているため、なかなか検証できない。

OSXでは影響がないのかもしれないけど、ゴミ箱やデスクトップが散らかっているのはよくないのは使用上から言ってもそうだと思うので何となくこの癖を直さないで使っている。

誰かゴミ箱一杯でMacが調子悪くなったという人がいたら、情報をいただけたらうれしい。





TrashTimerをインストールするとシステム環境設定にペインができる
ここのStartボタンをクリックすると自動的にゴミ箱の中身を削除する動作が始まる




どれくらいの周期で削除するかはここで1〜7の数字が選択可
例えば1〜7日ごとにという選択ができる




さらに単位は時間、日、週、月も選択できる
最短1時間から最長7ヶ月まで選択できる




このTrashTimerの注目すべき点は設定した期間ごとにゴミ箱の中を空っぽにするのではなく
設定した期間が過ぎたファイルから順番に削除していくという雁行式の動作をすることだ
例えば7個ゴミが入っていたゴミ箱は…




ある時間過ぎるとこのように中身が4個に減っていてゴミ箱に入れて
1時間経過したファイルだけ削除してまだ1時間経っていないものは残る
これで一次退避させたファイルが意図せず削除されてしまうという事故を防げる
(ゴミ箱から出すのを忘れていた場合はどうしようもないが…)




削除は単純な削除だけでなくここにチェックを入れると「安全に削除」もできる
Fastは一回だけファイル上書きでThoroughlyは
複数回上書きでファイルの復元を不可能にする



2013年1月28日







TaskBoard

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応

MacでiPad、iPhone風の「アプリ選択と終了」を簡単なマウスジェスチャーやホットキーで呼び出せるシステム環境設定ペイン。

iPhone、iPadなどでホームボタンを2度押しすると、画面が迫り上がって下に起動中のアプリのリストが並ぶ。
その状態でアプリアイコンを長押しタップすると、アイコンの左上に「−」マークが出てタップするとそのアプリのプロセスを終了できる。

このインターフェイスが好きな人はMacでもTaskBoardを使えば同じことができる。
Macにはホームボタンがないので、マウスポイントを画面下に飛ばすか設定したホットキーで呼び出すことができる。
その設定はシステム環境設定にある。

まだβ版とのことだが、これも今後の展開が面白そうなアプリだ。





TaskBoardのシステム環境設定ペインの説明
呼び出す方法は3つのキーを組み合わせるホットキー(2つも可)、
マウスポインタを画面下に飛ばすマウスジェスチャーの二通りあり
どちらかあるいは両方有効にできる




TaskBoardを呼び出すと画面が迫り上がり下に起動中のアプリが画面下に並ぶ
2本指スクロールで次の画面に移動できるのはiPadと同じ
そしてアクティブなアプリを切り替えられる
MacネイティブなUIに比べて優位性があるとも思えないが
MacBook Airなどがタブレット化していく過程ではあり得るイメージかも




これは設定の「ライブプレビュー」を選択した場合の表示
「ノープレビュー」を選択したら上の画面




下のアイコンのどれかを長押しクリックすると
このように「−」マークのボタンがアイコンに表示される
これをクリックするとアプリを終了できるのはiOS同じ



2013年2月17日














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