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2010 年 9 月 10 日




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原因不明の不調3連発〜たぶん原因は個別の問題でたまたま固まって出たのかもしれないけど

最近TwitterのTLを見ていると、Time Machineの外付けボリュームが認識できないという書き込みをちょくちょく見かけていて、例のiTunes10のアップデートのせいかなと思いながらも、私のところでは特に問題はなかったので、聞き流していた。

ところが先日、ボリュームをアンマウントした筈なのに「ボリュームが正常に取り出されなかったためにデータが失われた可能性があります」というようなアラートが出て、そのTime Machineディスクがマウントできなくなってしまった。
ディスクユーティリティを使って強制的にマウントしようとしたところ、今度はディスクユーティリティがクラッシュして動かなくなってしまった。

何度ディスクユーティリティを起動してもクラッシュしてしまうので、再起動してマウントをトライするが復活しない。
3回めの再起動でやっとボリュームを認識したので、ここでもう一度ディスクユーティリティを起動して、ボリュームを診断した。
今度はクラッシュしないで正常に起動して診断も開始した。
結果は特に異常なし(?)


そうこうしているうちに合間にかけていたウイルス対策コマンドのclamavのウイルス定義ファイルアップデートに何か異常が出たのか、「Fatal Error」の表示。
これはアップデートに失敗したせいかなと思い、ちょっとげんなりしながらclamavのエンジンをアンインストールしてもう一度一からアップデートし直してみた。
しかし同じ「Fatal Error」の表示が出る。
多分この世代の定義ファイルの問題かもしれないと思い、この問題はこのままうっちゃっておくことにした。
エラー表示は出るもののウイルス監視は問題なくやっているようなので、気にしないことにした。
気になるけど。


ここで止めていたSafariiWebのアップデートをかける。
ここで再起動をかけると今度はネットに繋がらなくなってしまった。

原因はSafariかもしれない。
そこでとりあえずSafariのリセットメニューで、クッキーとパスワード以外の項目をすべてリセットした。
しかしやはり繋がらない。
結局ここでもう一度再起動する羽目に。
2回めの再起動でネット接続が復活した。

結局ボリューム不具合もネット接続も再起動以外に有効な対処法がなかった。
なんとなくスッキリしない結末だが、一応今はTime Machineボリュームもマウントしているし、ネットも繋がっている。
原因は不明だが、共通の何かではなくたまたま個別の問題が、同じタイミングで出たのだと思われる。
「思われる」ばっかりでスッキリしないが、再起動に勝るトラシューはやはりないと思われる。
チャンチャン。





Time Machineのボリュームがマウントできなくなるトラブル
iTunes10が原因なのかどうかは不明だがディスクユーティリティで強制マウントしようとすると
クラッシュしてディスクユーティリティ自体を強制終了しないといけなくなるループ
結局システム再起動3回めで無事マウントして修復も問題なし(?)と出た




と思ったら今度はアンチウイルスコマンドのclamavのアップデートが「Fatal Error」の表示
アップデートをやり直してみたが何度やってもいっしょなので
エンジン後と一度アンインストールすることに




GUIのClamXavのキットに入っているエンジンの
アンインストーラのコマンドをTerminalにドロップして実行
エンジンをアンインストールしてClamXavを起動すると
「エンジンをインストールするか?」と聞いてくる




インストールに従ってエンジンをインストールすると今度は
GUIのClamXavからウイルス定義ファイルをアップデートした
しかし結局「Fatal Error」の表示はやはり同じだったので
この定義ファイルの問題と判断してうっちゃっておくことにした
やがて修正されると思われるがそれにしても「Fatal」とは表現が穏やかでない




ここでSafariのアップデートをかけると今度はネットに繋がらないトラブル
ブラウザだけでなくメーラもTwitterクライアントも全部のネット接続に障害が出ている
同じ無線LANを使ってiPhoneは問題なく接続できているのでモデムや無線ルータの問題ではない




これもいろいろ試してみたが結局再起動2回めで接続できた
あっさり書いているがここまで3時間を浪費している
しかも原因は結局不明というものすごい徒労感






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MakeiPhoneRingtone
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

iPhoneで着メロなんかも可能なカスタム着信音追加アプリ。

使い方は至って簡単で、着信音として使いたいAAC(.m4a)ファイルをウインドウにドロップする。
後はその音源がiTunesにリストアップされるので、iPhoneを挿して同期すればいい。

ただしいくつか制約がある。
まず着信音の音源は必ずAAC(.m4a)でないといけない。
mp3、wma等はそのままでは登録できないので、変換アプリを使ってAACに変換する必要がある。
さらにiPhone側の仕様により、40秒以上の音源は登録できない。
なのでもし着メロのようなことを考えているなら、その使いたい音源を40秒以内に編集しないといけない。

以下のキャプチャーでは、フリーウエア定番のAudacityを使ったが、フリーウエアにこだわらないなら配付元のお薦めに従ってFissionというシェアウエアを作者サイトからダウンロードしてくる手もある。
そうすれば音源を手軽に40秒以内にカットしてくれるそうだ。





iPhoneにカスタム着信音を追加する手順は簡単だ
MakeiPhoneRingtoneのウインドウにAAC(拡張子は.m4a)をドロップする




するとiTunesが自動的に起動して「着信音」のリストに登録される




mp3などのAAC以外のオーディオファイルを着信音に使いたい場合は
変換アプリを使ってAACに書きだす必要がある
ここでは定番万能音エディットアプリのAudacityを使ってみた




Audacityでmp3ファイルなどを読み込んだら「書き出し」でファイルをAACに変換
オプションで書き出しのファイル形式を選択できる




ここで第1の関門・ffmpeg(UNIXの音声変換バイナリ)が見つからないと怒られる
設定に入って「ffmpegのバイナリのパスを通せ」というアラートに従って設定に入るが
いくら探してもffmpegのバイナリを見つけることはできない
ムダなあがきは止めてここでするべきことはffmpegをインストールするべく
この囲んだボタンをクリックしてプラグインのダウンロードサイトに飛ぶことだ




デフォルトブラウザでAudacityのサイトのプラグインのページが開く
Mac版の場合はこのページのここをクリックしてダウンロードを開始する




ディスクイメージを開いてインストーラを起動、後はその指示に従う




ffmpegがインストールされると自動的にパスも通るので
今度は問題なくAACへの書き出しが始まる




でき上がったファイルをMakeiPhoneRingtoneにドロップすると今度は
「40秒以上のファイルは着信音にできない/短く編集してもう一度トライ/
もし編集アプリが必要なら我々のFissionがお薦め」
というアラートが出る




私はオヌヌメソフトではなくAudacityを使って編集した
着うた音源を安全を見て38秒切り抜いた
音源は著作権の問題が発生しない私の自作曲だがもしDRMがかかった音源を使用したいなら
一度CD-Rに書きだしてもう一度エンコードするというような手間が必要かもしれない
勿論個人的な用途に限る




Audacityではファイルメニューから「選択範囲を書き出し」
書き出すと希望の長さに一気に変換できる




MakeiPhoneRingtoneにドロップすると今度は登録成功




これをiPhoneに同期するにはiTunes「着信音」タブに入って
「着信音を同期」のチェックを入れてiPhoneを接続する




iPhone側の「設定」に入って「サウンド」に入りさらに「着信音」に入る




ここに追加された着信音がリストアップされているので
タップしてチェックを入れるとその音で着信する
ただしここでは5つまでしか同期できなかった
数に制限があるのか容量に制限があるのか仕様については調べ中



<追記>
Twitterに情報をいただいたが、AACヘの変換と40秒の切り出しはiTunesを使っても可能だということだ。
そういえばiTunesは4か5あたりからAACのサポートをしているし、mp3を吸い込んでAACにしてライブラリに収めるということができていた筈だ。ということはiTunes用のffmpegを最初からインストールされているという話もどこかで見た気がする。
ならば書き出しもできる筈だ。
まさにそのメニューが用意されていた。
それと特定の尺ヘの切り出しも開始時間、停止時間の設定で可能になる。
これもどこかで読んだ気がするがすっかり忘れていた。

つまり着うた変換の作業はオンラインウエアを使わなくてもiTunesでも可能だということだ。
情報ありがとうございます。





iTunesで40秒に切り出す場合はその曲を選択して
「情報を見る」コマンド+Iキーで情報タグに入り「オプション」タブに入る
「開始時間」「停止時間」という設定項目があるのでチェックを入れて好みの時間を入力する
Audacityのように波形を見ながら編集はできないが
単純に頭から40秒という切り方をするなら問題ない




「詳細」メニューから「作成」メニューでAACに書きだすのだが
デフォの設定ではmp3しか見えない




環境設定の「一般」メニューに入って「CDをセットした時」
「読み込み設定」をクリックする
ここでエンコーダを選択できるプルダウンが現れるのでAACを選択する




もう一度「詳細」メニューからプルダウンすると
「AACバージョンを作成」というメニューに変わっている
これでAACヘの書き出しが可能になる




書き出したファイルは新たにライブラリに登録されているので
デスクトップかどこかにドロップして書き出しておこう




このファイルを同じ手順でMakeiPhoneRingtone
ドロップするとカスタム着信音として登録される


2010 年 9 月 9 日




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iWannaSleep
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

iTunesをおやすみタイマーで止めたり、Macをタイマーでスリープ・終了させるアプリ。

可能な動作はタイマーで
1)iTunesを止める
2)Macを終了する
3)Macをスリープさせる
4)アップルスクリプトを実行する

という4つのメニューが用意されている。

ロータリー式のタイマーのつまみは1周1時間になっているので、これを希望の時間に合わせてセットは完了。 使い方は実にシンプルだ。





こういうルックスのシンプルなタイマー
左はプルダウンでメニューを選択、上のアイコンで設定、右の丸いのがタイマーセット




プルダウンで4つのメニューから動作を選択する




セットした時間の一分前になるとフローティングでカウントダウンを表示する
この時に音が出る設定にしているとピッピッピッと音も出る




例えばiTunesを止めるメニューだと止まる時にボリュームがスライドして
音がフェードアウトしてから止まるという細やかな配慮がされている
ブツッと止まるとそこで目が覚めたりするからこれはすばらしい配慮だと思う




メニューの上のボタンはこういう意味でこのキャプチャーの場合は
「カウントダウン音は出ない」「アプリは終了しない」「同じ設定を繰り返し使う」
という設定になっている


2010 年 9 月 8 日




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iTunes10はいろいろ細かいところで問題を起こしてる・・・(追記あり)

先日iTunes10にアップデートした話は書いた。
見た目の変化で例によって侃々諤々になっているが、見た目の問題なんか大した問題じゃないということも書いた。

でも見た目だけの問題じゃないところもあるようだ。数日使ってみていろいろ問題が出てきた。

自宅では無線LANで音楽を飛ばして、AirMacExpressにぶら下げているスピーカーで鳴らしているが、この接続が何故かスムーズにいかない。

時々再接続を要求されることがある。
その場合でも右下のスピーカーセレクトから鳴っていないスピーカーのチェックを一旦外し、もう一度チェックを入れれば問題なく繋がるので実用上問題はないのだが、でも頻繁にこの手順を要求されるのがちょっと煩わしい。

それと私の場合、iTunesのビジュアライザーはJacket一辺倒なのだが、このJacketで、歌詞が表示できなくなったのが痛い。
そんなにいつも見ていたわけではないからできなくても問題ないのだが、できていたことができなくなったのは悲しい。
作者さんの対応を希望します。





Jacketはジャケットアートを表示するビジュアライザー
Lキーを叩けば歌詞を表示してくれる機能がすばらしかったのだが
iTunes10にアップデートしてから歌詞を表示しなくなった


<追記>
と思ったらこのテストをした翌日、9/5にはJacketの作者さんのホームページのバージョンアップがアップされていた。
テストしたところ歌詞も問題なく表示してくれた。原因はキー操作を受け付けない不具合だったので修正したとのこと。
迅速な対応をしてくれた作者様に感謝。
それと情報をいただいた「youman」様、ありがとうございました。





Jacketは今週出たアップデートで問題なく歌詞を表示できるようになった
他にも上下に表示が切れる不具合とかも修正された・・・仕事が速い!




WindowShade X
(Shareware)
OS10.6SnowLeopard対応

iTunes10に上げてからWindowShadeが何故かiTunesにだけは効かないという問題が起きていた。
他のアプリは問題なくタイトルバーにたたむことができるのにiTunesのみタイトルバーをクリックするとドックに仕舞われてしまう。

これも煩わしいなと思っていたら、早速UsanityからWindowShadeのアップデートが出ていた。
この問題に対応したらしい。
仕事が速いのに驚かされる。





WindowShadeがアップデートされてiTunesもウインドウシェードされた
ただし縦にならんだウインドウ操作ボタンのおかげで畳んだタイトルバーに
ボタンや表示窓の一部が見えていてカッコわるい


2010 年 9 月 7 日




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SoloFlight
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応

今アクティブになっているアプリ以外のウインドウを切り替えの度に隠してくれるメニューエクストラ。

ウインドウが散らかってくると、デスクトップに置いたファイルに用がある時に咄嗟にアクセスできない、あるいは特定のアプリのウインドウに用があるのにそのウインドウにたどりつくのにうろうろしてしまうというようなことがある。
私の場合常時20〜30のアプリを起動したまま作業していることが多いので、このウインドウが散らかっているという問題は、作業の能率にかかわってくる。

ウインドウが重なって表示されるGUIはAppleの発明だったが、これはこういう時に不便ではある。
それでこのSoloFlightは、ドックアイコンをクリックして切り替えた時のみアクティブなアプリだけを表示し、それ以外のアプリのウインドウをすべて隠す。

これは実際に使ってみると思った以上に便利だ。
これの秀逸なのはコマンド+Tabキー、あるいは4本指スイッシュでアプリを切り替えた時には、前のアプリのウインドウは消えないということだ。
普段は前のアプリのウインドウをどんどん消したいが、複数のアプリでファイルをドラッグするとか、切り替え前のアプリを消したくない時もある。そういう時はコマンド+Tabキーで切り替えればいい。
そういう使い分けができるようになるのがよい。

SoloFlightの効果を停止したり、開始したりするたびにドックが再起動するが、これはドックの「Single-App」モードの設定を変更してその度に変更を反映するために再起動しているのだと思われる。

シングルアプリケーションモードというのは、ドックの元々の隠し機能で、Terminalにそういう機能のコマンドが有ったが、SoloFlightを有効にして解除のTerminalコマンドが効かないところを見ると、違う方法で同じ効果を実現しているらしい。 原理はともかく、使えるのでよい。





SoloFlightを開始するあるいは停止するたびに
「キャリブレート中」の表示が出てドックが再起動する
ドックアイコンをクリックすると非アクティブなアプリを
全部隠す動きには必要な設定変更をしているのかもしれない




SoloFlightを起動している間飛行機アイコンがメニューバーに常駐している
ここからSoloFlightの効果を止めたり開始したりできる
止めると飛行機アイコンは黒に、開始するとオレンジに変わる


2010 年 9 月 5 日




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およそ3週間でケースプログラムのバンパーが来た

先月iPhone4を導入した。
iPhone4は電話機能を使う時に左手で持つと受信感度が著しく落ちる欠陥があることが話題になり、その対策としてバンパー(ケース)を無償で配布するケースプログラムが発表されていることは、あちこちで話題になっている。
早速ケースプログラムアプリをインストールして注文をかけたいきさつはこちらに書いた。

iPhone4を遅ればせながら導入したぞ〜ケースプログラムの発注の仕方

そのケースが今日届いた。
およそ3週間で来たので説明通りだった。
グレーの透明ケースで、ちょっと地味かと思ったが意外に良い感じ。
iPhoneスタンドも付属している。使い道は分からないが。





Appleストアからた急便で届いたバンパー
再生紙のトレイケースに入って届いた




早速装着してみる
裏面のガラス仕上げに早速キズが入っていたのでもう少し早く届いてくれるとよかった
これで受信感度が上がるのかどうかは未確認だが思ったよりも見た感じはいい

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iTunes 109(Back to the Feture)
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

全世界的に評判が悪いiTunes10のインターフェイスをver.9風に変更するリソースインストールキット

iTunesに関してはバージョンが上がるたびに
「前のバージョンの方が見た目はよかった」
という批判がユーザからわき起こるのだが、私は個人的には別に前の方が良いとも思わないし3ボタンが縦になったのも別に何とも思わない。
そういうミテクレの問題は大したことではないし、実際このキットを使ってみて気がつくのは今回は印象ほど大きなアピアランスの変更ではなかったということだ。

それでもやはり前の方がよかった、今のデザインは気に食わないという人は居るので、そういう人のためにiTunes9風のミテクレに戻すキットを用意してくれている人もいる。


また縦になった3ボタンを横に並んだノーマルのスタイルにするにはターミナルに以下のコマンドを打つことで変更できる。
iTunesを終了してTerminalを起動して以下のコマンドをコピペでEnterすればいい。


defaults write com.apple.iTunes full-window -1

それでiTunesを起動すればボタンは横並びになっている筈だ。
もし縦に戻したい時には


defaults write com.apple.iTunes full-window -0

のコマンドで戻せる。

情報をいただいた「Rauf」様、ありがとうございます。

iTunes 109キットにもボタンを横並びにするスクリプトが付属しているが何故かうまく動かないそうだ。
言語環境の問題かもしれない。

これで見た目はほぼ完全にiTunes9風に戻せる筈だ。





今回のバージョンアップで見た目の印象が変わって全世界的に不評なiTunes10
ボタンが縦になったとか左ペインのアイコンがグレーになったとか
文字がベゼル風になって滲んで見えるとか評判は散々だ




まず縦ならびになって大ブーイングのボタンを横並びにする
iTunesが起動していないことを確認してTerminalを起動、
defaults write com.apple.iTunes full-window -1というコマンドを打ち込む




iTunesを起動するとこの通りボタンはノーマルな横並びになっている
これだけでも結構みた印象が変わる




iTunes 109のディスクイメージをマウントすると
インストーラとアンインストーラ、ボタン変更スクリプトが同梱されている
アピアランス変更はリスクを伴うのでTime Machine等でバックアップを取ってからトライすべし




インストーラを起動するとiTunes10、SnowLeopard、"通常なら"Leopardのみ/
それ以外のバージョンでトライするな!!
という警告がある




インストールされるリソースは主にこの3つ
ところで「ドックの醜いアイコンを変更する」とある
私はあのiTunes10の新しいアイコンはAppleのメッセージが
しっかりこめられていていいアイコンだと思ったのだが




インストール後にiTunesを起動するとこの通り
左ペインのミニアイコンはしっかりカラーに戻りグレーっぽかったベゼル風文字もノーマルに
ボリュームスライドだけは前の細身というわけにはいかないが概ね雰囲気は戻った




「醜いアイコン」も光学ディスクに音符が乗っかった前のものに戻った




今度はアンインストーラを試してみる
アンインストーラといっても結局先ほどインストールしたリソースを
iTunes10風のリソースで上書きするのでやはりインストーラだ
手順も全く変わらない




それとTerminalを起動してボタンを縦に戻すコマンドも実行
defaults write com.apple.iTunes full-window -0を打ち込んでEnter




するとこの通り、ボタンも左ペインのアイコンもベゼル風の文字もiTunes10風に戻った
アピアランス変更をすると動作が不安定になることもあるが今回は特にそういうことも感じない




「醜いアイコン」も元通りに戻った


ということでiTunes10の不評なアピアランスは9風に変更することも、簡単に元に戻せることも確認できたので、今のデザインがお気に召さない方はトライしてみるといいと思う。

しかし今回のiTunesのアピアランス変更は、ここまでの書き方で察していただけると思うが大きな変更でもないし、私は悪くもないと思っている。
アイコンからCDのような光学ディスクが消えてしまったのはむしろAppleの、コンテンツ流通に対するポジティブなメッセージだと思う。
「いつまでも音楽のメディアはCDでもないだろう」
ということなんじゃないかなぁ。

それにバージョンが上がるたびに新しいインターフェイスに対して批判が起きることにはもう慣れた。
保守的なユーザがコンサバティブな意見を言ってAppleを批判するのは、OSXの登場以来、もうこういうバージョンアップの時のお決まりの手順のようになっている。

そもそもiTunes自体が初代のころからみれば殆ど原形をとどめないくらい別物のアプリに進化してしまった。
最近Macを使いはじめた若いユーザの中にはもうそういう経緯も知らない人がいるんじゃないかと思ってちょっと書いてみたくなった。


初代のiTunesはOS9にバンドルされた音楽プレイヤーアプリだった。
OS9以前からの音楽プレイヤーアプリはCDプレイヤーというアプリがバンドルされていたが、このiTunesというアプリが決定的に違ったのは、単にCDが再生できるだけでなく、CDを取込んで手許にCDが無くても好きな時に音楽を聴けるというのがユニークなアプリだった。

今では当たり前の機能になってしまったが当時はこれだけでも、非常な自由度を感じたものだ。
CDDBを使ってオンラインで自動的に曲名/アルバムタイトル名を取得できるので、CDのケースを見ながらちまちま曲名を打たなくてもいいというだけでも

「ハイテク〜ッ」

と感じた長閑な時代だった。

アイコンはCDの上に音符が3つ乗っかっていた。

OS9のアプリはどれもこれも不安定なものが多く、長時間起動して使っているとシステムを巻き込んでクラッシュするものばっかりだったが、このiTunesだけはなぜか何時間も起動していてもフリーズしない快調なアプリだった。

そして今のような「iTunes Store」なんて機能もない。
あるのはライブラリの曲を再生するか、オンラインの場合はプリセットのインターネットラジオをいくつか聴けるという機能しかなかった。(しかもそのインターネットラジオはアメリカのローカル局ばかりでなかなか繋がらなかった)

オンラインショップ機能の構想はひょっとしたら当時からあったのかもしれないが、私の想像ではその機能はシャーロックが担う筈だったのではないかという気がする。
ところがシャーロックは無惨にもズッコケてしまったので、その役割をiTunesが負わされることになったのかもしれない。
なんとなくだが、今にして思うとそんな気がする。





皆さんお忘れかもしれないが最初のiTunesのアイコンはこんな感じだった
OS9用のアプリだったのでアイコンの解像度も低い




表示窓がやたら丸っこくてやたらヘアラインのアピアランスだったOS9当時のiTunes
機能は「内蔵ライブラリやCDの音楽を再生する・CD取込んだり焼いたり
・インターネットラジオを聴く」
の3つしかなかった
「iTunes Store」で電子書籍やアプリまで販売するなんて想像だにしなかった


こうして今iTunes1の見た目を見返してみるとどうだろう?
ここまでの大変化に比べたら、今回の変化なんて微々たるものだと思う。

もうそろそろ変化を楽しみませんか?
Apple製品とのつきあい方はそれだと思う。
それがいやならWindows2000を後生大事に使い続けるという選択肢だってあるわけだから。



2010 年 9 月 4 日




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iBooksで読める電子書籍はePubファイルは、すでに動画ファイルをサポートしている

電子書籍は数年前からことあるごとに話題になっていたが、そのメインの端末がほぼ総崩れで倒れてきたので、もう電子書籍の時代なんか永久に来ないのではないかという空気も一部には漂い始めていた。

ところがkindle、iPadとキラーデバイスが相次いで発売されて、今では電子書籍に移行するのはもう既定路線のような空気になってきている。
この数ヶ月でにわかにそういう弾みがついた感じだ。
先行者として電子書籍デバイスに手を染めていた日本の家電メーカーのガラパゴスぶりがどうこうという話ももうすっかり色褪せてしまうくらいにだ。

そっちの話はそのうち書くとして、電子書籍って結局紙の書籍をそのままデジタルに取込んでPDFなりePubファイルに変換するだけでは意味がないとということは、もうつとにあちこちで議論されているのに、相変わらず
「電子書籍イコール紙の紙面をPDF化、あるいはePub化した書籍」
という思い込みが根強く残っている。
大体もう早速「自炊」なんて言葉が生まれてきて、iPad発表以来個人はどんどん自分の蔵書をバラしてiPadに取り込んで本を捨てる「現代版焚書」が始まっている。

そこにPDF化した書籍を紙の書籍と大して変わらない値段で販売しようという発想がナンセンスな気がする。

電子書籍は単に電子化した書籍ではないはずだ。
その答えの一つとして例えば動画をどう取込むかというようなこともあるかもしれない。
そういう試みは全然進んでいないのだろうかと思っていたら、「Macin' Blog」さんの以下の記事を見つけた。

実はiBooksアプリで読める電子書籍には簡単に動画を埋め込むことが出来る | Macin' Blog

このリンク先のサイトで実際に動画をエンベッドしたePubファイルを、試すことができるということなのでダウンロードしてみた。

Pigs, Gourds, and Wikis- HTML5 Video Works on iBooks on iPad!!

<追記>
Twitterに「lost_and_found」さんより情報をいただいた。
正確にはePubが動画エンベッドをサポートしたのではなく、HTML5のvideoやaudioタグをePubに埋めるとそれを表示するような独自拡張をAppleのiBooksがしているのだということだ。
ePubの仕様ではそうした映像、音声ファイルの扱いに関する規定はないが次のEPUB2.1/3.0でサポートされる可能性があるそうだ。
あくまでも可能性の話だが、そちらの方向性に向かっているということでこの項目をご理解いただきたい。

独自拡張というとかつてのマイクロソフトのInternetExplorerの独自拡張のためにいろいろ迷惑を被った経緯もあるので、ちょっとネガティブな感じになってしまうが・・・


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iBooks
(Freeware, via App Store)

iPhone、iPad、iPod Touchで使える電子書籍ビュアー・ストアアプリ。

iBookといえば私にとっては初めてのノートパソだったが、そういう思い出話は今はどうでもいい。
Apple純正の電子書籍のストアアプリなのだが、日本のベンダーの皆さんにはすこぶる不人気で、というよりも音楽の世界で起きた現実を出版の皆さんは受け入れたくないという環状があるのではないかと思うのだが、今のところ手に入る書籍は英語の書籍ばっかりということになっている。

最近本を読まない私には、そういう現状はよそ事なのだがこのビュアーがPDFビュアーとしてどの程度使い物になるかは大いに関心がある。
手許のPDFを登録する手順をやってみた。
また動画をエンベッドした電子書籍ファイルのePubを試すことができるというので、これもやってみた。

結果はどちらも非常に簡単な手順で可能で、実用性は充分。
特にePubは面白いと思った。
もう技術は出そろっている。
後はどうアイデアに生かすかという部分の話になってきていると思われる。





iBooksに書籍を登録する方法は実は簡単
PDFファイルはiTunes「ブック」ページを開いてそこにドロップする
するとブックのリストのそのPDFのアイコンが整列する




上記の動画も使えるというePubファイルもダウンロードしてきて登録する
やり方はPDFと同じでiTunesにドロップするだけ




これでiPhoneを同期させるとそちらのiBooksのPDFの棚に
今追加したファイルのアイコンが見えている




開いてみると問題なく内容を表示できる
iPhoneでみる電子書籍ということなら少し文字の等級を
上げるとか工夫が要りそうだがちゃんと読める




さて問題のePunbファイルは「ライブラリ」の方にちゃんと見えている




開いてみるとちゃんと他の電子書籍と同じように機能は利用できる
さらに・・・




ページを捲るとエンベッドされた動画はこのように見えている
再生はプレイボタンアイコンをタップする




動画が動いている間トリキリになってしまうインターフェイスがやや気に入らない
文字を追いながらチラチラ動画を観るという表示がよいように思うのだが
まだ改善の余地があるということだろうか


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DrasticInputSourceStatus
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応

IM(入力補助)が今何語を選択されているかを一目瞭然にメニューバーに表示するアプリ。

日本語環境の場合通常はことえりのひらがなと英数を使い分けているケースが多いと思う。
私は英数はU.S.を使っているが、大体こういう組み合わせだと思うがその場合にはそれほど必要はないかもしれない。
しかし語学関係の仕事をしていて、3カ国あるいは4カ国語を使い分けているような仕事の人だと、IMを英語、ドイツ語、フランス語、ことえり・・・という感じでどんどん切り替えて使うことがあると思う。
その場合に勿論メニューバーの右上には各国のミニアイコンが表示されているのだが、この切り替えは視認性が高いとはいえない。

メニューバーの左の結構広いエリアを使って各国の国旗の組み合わせを表示してくれたら、老眼でも一目瞭然で今何語が選択されているか分かる。
また視認性が高ければ、目線も右上に流れたりしないのでタイプミスも減るかもしれない。

以下にその表示の雰囲気をキャプチャーしてみた。

この表示アプリの役立つ場面はそれだけではない。

同じ日本語のIM同士でもかわせみGoogle 日本語入力等複数使っていて、これをことえりと切り替えて使っているという場合もあるだろう。
そういう場合は自分なりにカスタムの色の組み合わせを、設定して今何が選択されているか一目瞭然にすると便利だ。
このアプリを便利に使えるのは何もマルチリンガルの人だけとは限らない。





この表示の法則を理解していただくためにクイズを・・・
これは何語でしょうか・・・答えはロシア語でロシアの白青赤の三色旗をシンボライズしている




これは何語でしょうか・・・・ちょっと難しい
答えはポルトガル語、国旗は赤と緑だ




するとこれはやさしい・・・
緑白赤のトリコローリ(三色旗)はイタリア語




赤青が白をベースにしているとなると・・・
赤青の太極旗の韓国語・・・・要領は分かってきたろうか?




さぁ応用、黒赤黄色というと・・・ワイマール三色旗を国旗にしているドイツ語




青白赤の三色旗はもうお分かりだろう・・・
フランス語




青赤青で青をベースにした赤の国旗というと・・・
ユニオンジャックのイギリス英語




デフォルトでは国旗をイメージした設定がされているが日本語のIM同士の切り替えにも使える
例えばことえりGoogle 日本語入力かわせみ等を使い分けているような場合だ
DrasticInputSourceStatusをアクティブにして設定画面を呼び出す




メニューバーの色を変更したいIMを選んでおき下の「+」ボタンをクリックする
するとそのIMの設定ファイルが登録されるので色を決めていくと
上のメニューバーのように好みの色の組み合わせにできる
これで日本語のIM同士を区別することができるのが便利


2010 年 9 月 3 日




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CleanMyMac
(Shareware)
OS10.6SnowLeopard対応

主にディスク容量の節約の目的のためにMacのなかのゴミを掃除するユーティリティ。

先日キャッシュを掃除するユーティリティも紹介したが、そういうのはどちらかというとシステムの高速化を目的としている(頻繁にやっているとあまり効果は実感できないが、導入後1年経ってからキャッシュクリーンをやると目が覚めるほど高速化するのが分かる筈だ)。
それに対してこのCleanMyMacは、高速化というよりもディスクスペースを捻出するという性格が強い。

このユーティリティもキャッシュクリーンをするので、その両方の目的を一度に達成できるということになるが、やはり効果を実感できるのはユニバーサルバイナリの削除とローカライズファイルの削除で、私の場合この2つの機能で2.7GBのディスクスペースを空けることができるという表示が出た。
シェアウエア登録をしないと500MB以上のファイル削除ができないために、本当に2.7GBのスペース確保ができるのか確認していないが、多分間違いないだろう。

TrimTheFatMonolingualYoupi OptimizerMainMenuAppZapper あたりが一つになったようなユーティリティなので、これらをバラバラにかけるよりも便利だと感じるならシェアウエア登録する価値があると思う。





アプリの付属ファイル削除用のdaemonがインストールできないというエラー表示
多分アプリケーションフォルダに入れないとこの機能はうまくいかないと思われ




インターフェイスとはこんな感じで左下の「Scan」ボタンで該当項目を右ペインのリストの表示
項目の詳細を右のドロワに説明という流れで最後の削除は右下の「Remove」ボタン




早速スキャンをかけると各項目の緑のプログレスバーが伸びていく
最初に言語の設定を一回だけ訊かれるが勿論後からも変更できる
現状の設定は右ドロワの下に出ている




基本、日本語で使っている人は日本語、英語を削除してはいけないがそれ以外は削除で問題ない
各国語のリソースのうちやはり2バイト言語の中国語と韓国語が
サイズが大きいのでこの2カ国語を削除するだけでも効果は大きい




「設定」ボタンアイコンをクリックするといつでも設定画面に入れる
削除するローカライズファイルの選択はここからも可能
また普段は隠されているがシステムキャッシュのメニューも用意されている
システムキャッシュは慎重になるべきなのでお薦めはしないが機能はある




ゴミ箱を空にする、.DS_Storeファイル、Spotlightファイルなどのサービスファイルの削除、
Windowsのゴミ箱を空にするなどのオプションはデフォで込みになっている




アップデート関係の設定
ここでバージョンナンバーを確認できる




スキャンをかけると削除すべきリストを右ペインに表示し始める
このうち削除されたら困るものはリストのチェックを外すという手順になる




左ペインでメニューを選ぶとそれぞれの項目を表示する
これはユニバーサルバイナリが残っているアプリのリスト
結構な量があって私の場合これだけで1GBを越えた
全体のディスクスペース節約量は上に出ていて2.7GB近いスペースが節約できると言う




ここでシェアウエアだということを思い出した
アラートによると試用版は一度に500GBまでしか削除できないということだ
一気にやりたい人はレジストしてくださいとのこと

anchor

iTunes10
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 WindowsXP~7対応

イハズと知れたAppleの主力コンテンツ流通アプリ兼たまに音楽プレイヤーアプリの最新版。

昨日発表されたPingがもう使えてしまうなど新機能も盛り込まれ、見た目のアピアランスも久しぶりに大幅に手が入れられた。
併せて電話機能のないiPhone4みたいに変わってしまったiPod Touch等の新製品への対応とか、いろいろ大きな変更がある。
そしてファイルのダウンロードも85MBでもう数分でアップデートできるようなシロ物でもなくなってきている。

詳細はキャプチャーを参照。

もはや音楽プレイヤーアプリとしてはデカすぎて気軽に起動して音楽流しっぱというアプリでもなくなったのだが(自宅ではMac miniが音楽プレイヤー専用Macになっている)、しかしこれから電子書籍のePubファイルにもいろいろな機能が追加されそうな雰囲気だし、ますますそちら方面の巨大なアプリになりそうだ。

それにAndroidとiPhoneの似て非なる部分というのは実は一番大きなところは、このiTunesの支援があるかどうかに尽きるんじゃないかと最近思い始めている。
だからこのアプリの進化の方向を見るのは、いろいろな意味がある。


ところでAppleがいきなりSNSの大手運営企業に躍り出てしまった「Ping」については賛否あるかもしれない。
最近ちょっとTwitter疲れしている身としては、フォローのフォロられのはもういいかなという気分なので、ここでもやるのかとちょっとげんなり。
目的はLast.FMのApple版なんだろうけど、Last.FM自体日本での定着はいまいちだし、どうなんだろう?
SNSとしての面白さがあれば普及するかもしれないけど、FaceBookのように機能優先だと、日本では受けないような気がする・・・
それよりこの名前はなんて読むんだろう?
「ピン」?「ピング」?
ネットワークに詳しい人なら「ピン」と読むんだろうけど、きっと日本では「ピング」で普及する方に50ペソ。
その方がペンギンの名前みたいで可愛いから?

なお「感じ通信」さんのTwitter情報によるとiPhone版のiTunesでもPingができるそうだ。(未確認)





ジョブズの発表からそんなに時間も経たないうちに
もうアップデートにはiTunes10がアップされている
そしてデカイ!




早速インストール後iPhoneを差してみる
同期は問題なく進行しているがちょっとこの雰囲気の変わり様に驚く
久しぶりの大きなアピアランス変更だ




例えば赤黄青の3ボタンは縦にレイアウトされた・・・前代未聞!
ボリュームスライドの雰囲気も変わったし操作系の文字は皆ベゼルのような表現になった
そしてiTunesStoreのメニューにも「Ping」の文字が・・・




「Pingをオンにする」をクリックすればめくるめく音楽SNSの世界が広がる・・・




サインインにはAppleIDとパスワードがあればいい
もう今はiTunes愛用者の大部分はIDを持っていると思う




ログインしたらまずプロフィールを作成する
意外に自由度がないプロフィール画面でこういうところも
日本受けするかどうか疑問に思うところ




好みの音楽を自動選択するようにするとiTunes
勝手に私の好みを判断して私のお薦めディスクをピックアップしてくれる
ただし根拠はよくわからない




フォローに許可を必要とするようなモードも用意されている




ということでプロフィール作成が終わってログインした最初の画面はこんな感じ
iTunesが勝手に判断した私のお薦めの傾向に合わせて勝手にフォローお薦めを表示してくれる
もう10年のつきあいなのに私の好みはそんなもんかえ?
ますます根拠がよくわからん




をっ、でもヨーヨーマなんかが結構フォロワーを集めていたりする
スタートしたばかりといってもすでに潜在ユーザはかなりの人数になっているらしい




私のアカウントプロフィールページ
これでどういう広がりが持てるのかよくわからないけどしばらく遊んでみるつもり


2010 年 9 月 2 日




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Purity
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

主にMacの動作を軽くする目的でキャッシュやログなどのシステムにたまるゴミを掃除するユーティリティ。

そういう目的ではある程度自動化されたMainMenuを使っているが、各アプリごとに細かく何を削除するかをコントロールしたいという向きには、こういうユーティリティを使う方法がある。

ユーザキャッシュもアプリごとに、ログも選択的にブラウザのクッキーなどもブラウザごとに削除するかどうかなどを設定できる。

使ってみた印象ではそんなにディープなファイルを削除するような動作はなさそうなので、安全ではないかと思うがこういうユーティリティはどうしたってリスクは多少は伴う。
自己責任で、操作の意味を理解した上で扱って欲しい。
以下参考のため私ならこんな設定で使うというキャプチャーを載せるがあくまで参考で、あなたと私は違うということも理解しておいて欲しい。





最初の起動の時だけ「ネットにニュースを取りに行くので了解してくれ」というタグが出る
アップデート情報のようなことだと思われる




上のメニューで選択して何を削除していくか選ぶというのが基本的な構造
全般のキャッシュも何を削除するか訊いてくるがキャッシュは置いておいて
良いこともないので基本は捨てるというのが私の考え方なのでこういう設定にする




キャッシュタブの項目も全部削除にする




ログに関しても必要なのはシステムが不調を抱えている時などで普段は必要ない
溜まったログが結構ディスクスペースを取っているということも
あるのでたまには全削除してもいいと思う




キャッシュファイルを大量に溜めるのはシステムのインターフェイス部分とwebブラウザだ
そのブラウザのキャッシュ、クッキー、履歴などを削除するか設定する
最後の項目はSafariを工場出荷状態に戻すかという項目なのでチェックを入れる時は注意する




このようにブラウザごとに何を残すか設定できるのが面白い
クッキーはアカウント識別して自動的ログインするような機能に
必要なのでたまの大掃除のとき以外は置いておく




ダウンロードキャッシュなんてのは意外に溜まっていたりする
過去に失敗したダウンロード途中のファイルがそのままになっていたり
ということもあるのでこういうのはどんどん削除する




これはAIM等のチャットソフトのログ
私は使わないが使っている人はこういうログが結構溜まっている可能性はある




クラッシュリポーターログはシステムの不調の時の原因究明に大変参考になったりするが
特にそういう問題を抱えていない時にはムダに大きなログを溜めることになるので捨てる
これだけ左下の刷毛のアイコンで手動で削除する




以上の設定が完了したら「Bigin Jobs」タブをクリックしてこのページに入る
下の「Remove Selected Files」をクリックすると削除のプロセスが始まる




あとはプログレスバーを眺めているだけ
作業は意外に速く済む
効果はMainMenuと同じくらいだと思っている


2010 年 9 月 1 日




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出先のMacからiPhoneを通じてメールを発信する

最近このページを読み始めた方のために説明しておくと、にわかにiPhoneアプリばかり取り上げているのはウイルコムを解約してソフトバンクモバイル/iPhoneに乗り変えたからだ。

あまり続けていると、iPhoneアプリ紹介サイトに転向したかと思われるので、もうここらできりをつけるがそういうキャリア変更をしたということで一つ不便なことが起きた。

そもそもなぜウイルコムのPHSを使っていたかというと、出先でUSBあるいはBluetoothでMacとウイルコムをつないでMacから無線メールを飛ばしたりしWebをチェックしたりしていたからだ。
WebのチェックはもうiPhoneでやるからいいとしても、Macからメールを飛ばせなくなったのはちょっと困る。
といっても最近はそういう必要が滅多にないので、「我慢する」という解決策でもいいのだが、前はできたのに今はできないというのはなんとなく悔しい。

それでMacのメールをiPhoneで飛ばす手順を整理する。
いろいろトライしてみたがやはりこの方法しか無いようだ

1)飛ばしたいメールの本文をメールの「メモ」にコピペする
2)iPhoneをMacにUSB接続する
3)iTunesを通じて同期する
4)iPhoneのメモを開き送信したい本文が転送されていることを確認する
その下の「手紙」アイコンをタップ
5)メールアプリに渡された本文に宛先、表題を設定して送信
6)WiFiが繋がっていない3Gしか飛ばない場所からもメールが送信される

という手順になる。
問題点は、この方法だと画像などの添付は送信できない。

今のところMacからiPhone経由でメールを飛ばす方法はこれしか見つからないが、他にいいお知恵をお持ちの方がいらしたら教えていただけると嬉しい。





WiFiが繋がらない出先でMacからメールを飛ばす手順は以下の通り
まずメールを起動して新規メモに飛ばしたい本文をコピペする




保存するとこのようになる
一応画像添付付きのテキストを送ってみる




iPhoneをUSBケーブルでMacにつないで同期する
iTunesの設定は「情報」/「その他」のところの
「メモを同期」のところのチェックが入っていること




iPhoneのメモを開くと先ほどの本文が同期されている
添付にした画像はクリップマークに化けているのがわかる
この下の手紙アイコンをタップして本文をメールに渡す




宛先を入力する
アドレス帳連絡先に同期していれば
名前を入れるだけでメールの候補が出てくる




差出人も複数のアカウントを持っているならドラムで選択できる




送信準備完了
これで出先からiPhone経由でMacからのメールを飛ばしてみる




相手先で受信した様子
これでiPhoneから長文メールを飛ばす苦痛からは解放されることが分かった
しかしやはりjpeg等の画像は抜け落ちてしまった


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Air Video
(Freeware, Shareware, via App Store)
anchor

Air Video Server
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 WindowsXP~7対応

MacあるいはWindowsのディスクにあるビデオをiPhoneあるいはiPod Touchで共有して再生するiPhoneクライアントアプリとMac・PC用のサーバアプリ。

iPhoneに関しては32GBのモデルにこだわったので、まだ少ない私のビデオコレクションは全部入ってしまったりするのだが、しかしビデオをいつも持ち歩いてそうそう見るわけでもないので外で見たいビデオだけ入れておいて、他のビデオは母艦のMacに共有させるのがよいと思う。
Mac同士なら共有越しにビデオを見ることもできるがiPhoneの場合は専用のソフトを使うことになる。
その組み合わせがこれだ。

サーバアプリはUNIXのmpegコンバートコードのffmpeg等のオープンソースを使っているとのこと。

Mac側の設定は簡単で、共有したいディレクトリ、あるいはiTunesのプレイリストなどを選択すればいい。
メニューエクストラとしてメニューバーアイコンにも常駐しているので、そこからでもワンクリックでサーバをスタート終了させることができる。

サーバの準備はそれだけで、iPhoneあるいはiPod Touch側でAir Videoアプリを起動してサーバにリストを追加する操作をすると、もうMac側の共有が見えている筈だ。
それを選択してプレイボタンをタップするとオンライン越しにMacあるいはPC側のビデオが再生される。
私の環境は別に高速無線LANではないが、それでも画像は非常にスムーズだ。

なおiPhone側クライアントアプリはフリー版ではビデオのリストが一度に3つずつしか表示できない。
有料版を購入するとこの制限が無くなるらしい。





Mac側のサーバアプリを起動して共有するファイルをリストに追加する
下の「Add Disk Folder」ボタンでフォルダを指定できるし
「Add iTunes Playlist」iTunesプレイリストも追加できる




フォルダを指定する時にはこういうダイアログが出てくる




サーバアプリの「Yes/No」ボタンでもサーバのスタート停止の操作はできる
起動中はメニューエクストラとしても常駐しているので
ここからサーバのスタート停止のコントロールができる




ここまでの準備ができたらiPhone側のアプリを起動する
最初は何も表示されていないので「+」ボタンをタップ




するとこういうメニューが出てくる
サーバのPIN(暗証)番号かIPアドレスを入力するか下のリストからタップして選ぶ
この場合はリストにもうサーバが見えているのでそれをタップする




そこには108のファイルが共有されているという表示
それをさらにタップする




このクライアントアプリはフリー版なので一度に3つのファイルしか表示できない
有料版を購入するとこの制限が無くなるがフリー版でも各ファイルの表示から戻れば
順次違うファイルに入れ替わって一応全部はチェックできる




ファイルを選択するとこのような表示になる
これはHDのH.264の結構でかいファイルだがスムーズに再生されるし
赤ボタンの「Conversion」をタップすればAir Videoビデオに
(ffmpegで)変換しながら再生する




ネットワーク越しの再生でも特に画面がカクツくことはない
G4のiBookネーティブよりもスムーズかもしれない
外で見ることがないビデオはこのようにサーバに保存してネットワーク経由で
見るのが「ホームネットワーク」っぽくていいんじゃないだろうか




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