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OSXのtips6-16

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。

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システムのシャットダウンに失敗する/スリープから復帰できない〜この問題の解決策について一縷の光明が見えてきた気がする

Mavericksにアップデートして以来、ほぼ半分以上の確率でシステムの終了に失敗する問題についてここに何度も書いてきた。
Webで見つけた「解決法」を試しては失敗して落胆するということの繰り返しだった。

具体的にはシステム終了時、デイジーギヤが回りっぱなしになって何時間待ってもシステムが終了しない。
またはスリープから復帰できなくなって画面が真っ黒のまま、MacBook Proの蓋を閉めて強制スリープして復帰させると今度はデスクトップが現れるのだがトラックパッド、キーボード、マウスからの操作ができなくなる…
こうなったらいずれも対処法は電源ボタン長押しの強制終了しかない。
電源ボタンを長押しすると、強制終了するかスリープするかの選択画面が出ないで落ちる。
またシングルユーザモードに入ってfsckなどの修復をすると、不正ブロックが出るほどの破損は無い…などの状況を考えるとある程度システムは終了のプロセスを完了しているが、最後のどこかで引っかかってそのまま止まってしまうらしい。

それで何が終了、またはスリープ復帰を止めているのか切り分けしてみたが、やはりVerboseモードで観察している時に出る『IOBluetoohtHostControllerUSBTransportがsuspendになっている』という意味合いのログが怪しい。

ツイッターでSeireiKさんとやり取りしていて、
「やはり基本に立ち返って正攻法のトラブルシューティングをやらないとダメだ」
と思った。
SeireiKさんはWindowsユーザでMacにスイッチしてきた人で初心者の頃からおつきあいがあるのだが、そういう人と話していて「初心に帰らないといけない」と思った次第。

このIOBluetoohtHostControllerUSBTransportが終了をロックしているなら、USBトングルカーネルを殺したりBluetoothを止めれば良いということで試してみたが、そういうことに関係なくこの症状は発生する。
IOBluetoohtHostControllerUSBTransportを隔離していてもだ。

何か不正なプロセスがこのIOBluetoohtHostControllerUSBTransportを掴んだままになってそれで止まっているらしい。
それが何か分からない。

そこでもうOS9時代から何度もやってきた正攻法でテストしてみた。
新しいアカウントを作って同じ条件を再現して、この症状も再現するかこの数日テストしていた。





Verboseモードで起動してこの症状が起きるとログはいつも
IOBluetoohtHostControllerUSBTransportがsuspendになったというところで止まってしまう
他の可能性も試したがやはりこのログが怪しいと現在では考えている




SIMBLが二重インストールになていたので削除してインストールし直しとか…




不要なBluetoothの履歴を削除したりBluetoothそのものを切ってみたりも試したが効果無し




こういう当てずっぽうをやっていてもきりがないので正攻法のトラブルシューティングを実施
新規アカウントを作って全く新しい環境でもこの症状が再現するかテストしてみた
方法はシステム環境設定に入ってアカウントのペインで「+」ボタンで新しいアカウントを作る




こうしてユーザフォルダの中に新しいアカウントができる
このテストの目的は障害はハードウエアまたはシステムフォルダによるものなのか
ユーザフォルダの中の問題なのかを切り分けることにある
新しいアカウントでも再現する場合はハードかシステム、システムライブラリに問題がある




そういう目的なので新しいアカウントは
移行アシスタントなどを使わず全て手動でひとつずつ設定していく
このテストは数多くの認証を一から設定していたので昔はすごく億劫だったが
今はiCloudキーチェーンのおかげで随分楽になった




結論からいうと数日のテストで問題は再現しなかった
省エネルギー設定も元に戻したがいずれの問題も発生していない
原因が何かは分からないが原因はユーザフォルダの中にあることだけは分かった



ということでこの問題はユーザフォルダの中にあるのが判明したので、システムのクリーンインストールは中止。
ユーザ環境を一から構築した新アカウントに順次移行して、どこで症状が再現するか見ることにした。
今回も移行アシスタントを使っていたことが問題だったようだ。

移行アシスタントを使うと前の環境をそのままミラーのように再現できる。
するとMountain Lionでは問題なかった部分がMavericksでは問題を起こすということがあるかもしれない。 そういうものも忠実に受け継いでしまう。
かなり前に自分で「移行アシスタントは使うな」と書いておきながら、「最近のMacは大丈夫だろ」と油断していた自分が悪い。

自分で設定するとあれこれ忘れるんだけども、忘れているような設定なんて実は大して重要ではないのかもしれない。
そう割り切って手動環境移行に励むことにした。

具体的にはシステムのクリーンインストールが必要なくなったので、この新アカウントにユーザファイルをどんどん流し込んで、最終的には旧アカウントを削除という方法にすることにした。

どこかのプロセスで問題が再発するかもしれない。
その時に原因を特定できるかもしれない。
もうしかし原因の特定よりも問題が発生しないようにする方が重要なので、それは第2目的とすることにした。




2014年4月2日









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Mac miniに入れたハイブリッドドライブがわずか2ヶ月で死んでしまった〜結局いろいろ検討して同じものを交換部品として入れて様子見中

Mac miniの高速化を目論んで2月にフラッシュメモリーストレージ内臓のハードディスクドライブ、いわゆるハイブリッドドライブを交換部品として入れた。
老兵Mac近代化改修第2弾〜Mac mini/Late2009モデルをハイブリッドドライブに換装して夢の高速起動を実現する…まあまあかな

これがわずか2ヶ月でお亡くなりになってしまった。

ある日Mac miniの画面を見たら、デスクトップが消えて復元ボリュームから起動した画面に変わっていた。 そのあとディスクユーティリティで中と外から修復しようと試みたが、いかんせんマウントできないので手も足も出ない。

そこで外付けハードディスクのシステムから起動してそこでTerminalを起動してmount、fsck_hgfsコマンドを試そうとした。
画面がまっ黒なまま起動できなくなった〜ボリュームのファイルシステムをチェックするfsckコマンド〜mount/fsck_hfsコマンドの使い方

結論からいうとこれもうまくいかなかった。
mountコマンドを打っても内臓ディスクのメインのボリュームが物理的にパーティションとして見えていない。
どうやらディスクがお亡くなりになったようだ。

新品を入れてわずか2ヶ月で壊れてしまうというのもかなり早いが、ハードディスクは水物、その寿命は歩留まりでしか予想できない。
概ね平均で何年という予想はできるが、個々のディスクは10年平気かもしれないし2時間で死んでしまうかもしれない。
これもいつも書いていることだ。

で、今回はどうやら後者の方にあたってしまったようだ。





ある日目が覚めたら起動状態、ログインしたままのはずのMac miniの画面がこんな修復画面に…




再起動をかけるがいつものリンゴマークが出てこず白画面のままかなり待たされる




そしてこういうことだ
このマークは起動ボリュームが見つからないという意味だ
ディスクの問題かなにかで起動ボリュームがマウントできていないらしい




復元ボリュームから起動してディスクユーティリティをかけようとするが内臓ディスクが見えていない
復元ボリュームから起動はできているので正確にはHDDデバイスが
見えないのではなくパーティションがボリュームとして認識できていないようだ
外付けハードディスクから起動してmountコマンドでディスクを探してみたが
やはりdisk0s2/Recovery Diskというボリュームが見えるだけで
おそらくdisk0s3になる起動ボリュームはリストしていない




問題のディスクを取り出して外付けハードディスク用ケースに入れてMacBook Proにマウントしてみた
こういう警告が出るのはボリュームのフォーマットが無効だということだ




「初期化」を選択するとディスクユーティリティが起動するが結局ディスクの初期化には失敗する




ディスクは東芝製のハイブリッドドライブで
フラッシュメモリーストレージ8GB、ハードディスク1TBのもの
わずか2ヶ月の寿命だった



ということで、自宅VPNサーバ兼ファイルサーバ兼AppleTV向けメディアサーバ兼家族共用パソコンだったMac miniがないと不便なので秋葉原の購入店に持ち込むと、なんとサポートセンターに行けば修理対応が可能だとのこと。
流石天下の東芝さん、バルク扱いのバナナ仕様の包装のハードディスクでも代理店の1年間の無料修理保証が利くそうだ。

それでサポートセンターに持ち込んで診てもらうと、診断ツールで見てもやはりディスクが「未割当の領域」になっているとのこと。
初期化すれば復活する可能性はあるが、おそらく物理的な故障に帰因しているだろうからまた再発する可能性は高いので修理対応するとの結論だった。

それで修理なのだが、現実的にはハードディスクを開封してプラッターなどの交換ができる可能性はほぼないので、丸ごとの交換対応になるはずだとサポートセンターの人も言っておられた。
ならばすぐに…と思うのは早計で交換対応でも2〜4週間かかるのだそうだ。
代理店経由で症状確認が必要だから仕方がないそうだ。

残念ながらそういうことなので、修理の方はお願いすることにしたがMac miniを4週間も開腹したまま放置できないので代わりのディスクを買って帰ることにした。
SeagateのSSHDもあったのだが、Seagateは何となく相性が悪いというか過去に故障したものがいくつか Seagateだったので今回もまた東芝製を購入した。

サポートセンターの人の
「特にハイブリッドドライブだから歩留まりが悪いということも感じたことはない」
という言葉をたよりにもう一度チャレンジして自らその歩留まりを体験することにした。

ということで新しいディスクを入れてMac miniをTime Machineから復元。
問題なく起動に成功した←イマココ

速度も含めてまたいろいろテストしてみる。




2014年4月19日









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MacBook Proの足が破損した〜おみ足を自分で修理してみた〜純正品を諦めたわけと意外にハマった代用品が具合がいい<追記あり>

MacBook Proの足が壊れた。

ゴム足が4つついているがこのうちの一つが経年劣化のせいか割れて無くなってしまった。

そのせいか底板のアルミ外版に傷がついてしまい、机の上に置いた時も右手前が下がってガタガタ動くようになってしまった。
とても使いにくい。
もういい加減老兵なのだからアルミ外版の傷はある程度仕方がないと思うが、ガタガタ揺れるのがいやだったので修理することにした。

もちろん2009年モデルなのでAppleケアなんて元々かけていないが有償修理は覚悟の上。
あちこちに自分で修理できるという情報が書いてあったのでAppleのサポートに電話してみた。

その方法はサポートページに書いてあった。
MacBook Pro:下部ケースのゴム足交換の在宅自己交換修理(DIY)手順

このリンクの張り方にも不親切さを感じたのだが、サポートとのやり取りはこんな感じだった。
「MacBook Proの足を修理したいんですが」
「シリアル番号をお知らせください」
「今、出先なんでシリアル番号は確認できません。ていうかサポート電話の予約の時にシリアル番号を入力しているんですがそちらで確認できませんか?」
「予約番号をお願いします」
「予約番号は○○○○○○です」
「はい、予約番号は確認しました。MacBook Proを長らく愛用いただきありがとうございます。
修理はAppleStoreにお持ち込みいただくか、サービスプロバイダにお持ち込みいただくことになります」
「足を送ってもらって自分で取り付けができると聞いたのですが?」
「はい、取り付けはご自身でということになりますがそれでよろしいでしょうか?」
「それでいいですよ、どれくらいで、つまり日数と費用はおいくらですか?」
「お送りすることが可能かただ今確認して参ります」

保留音数分
「お待たせしましたお送りすることは可能ですが費用が一組2脚で1400円、2組で2800円となります。」
(2800円!高いな)
「あ、まあしかたがないですね、それで何日くらいで送ってもらえますか?」
「お送りできる日程は確認させていただきますが、ケアサービスのスタッフがご自宅まで伺って古い足と交換でお渡しすることになります」

(なに?交換?)
「交換とはMacBook Proをばらして足を外して待っていなきゃいけないんですか?」
「はい、そういうことになります」
「来ていただける時間は指定できるんですか?」
「はい、ある程度は。」

(ある程度?午前とか午後とかの指定だと半日ばらした状態で待ってなきゃいけないの?)
「部品だけ送っていただくことはできないんですか?」
「それはできかねます。お渡しは必ず物々交換になります」
「わかりました。検討させていただきます」

ということで、検討は2秒。
物々交換は譲れない条件ということらしいので
「そんなもんいらんわ」
という結論になった。

そこで次善の策で部品を調達して足を付け替えようということになったが、前に見かけたバルク足部品の通販ページが見つけられない。
もういいや、純正品でなくても……ということでホームセンターで「ゴム足」を見つけてきた。
この足は塩化ビニール製の柔らかいもので、どちらかというと地震対策滑り止めのようなもので、もう少し滑るものが良かったのだがサイズ的に合うものがこれしかなかった。
その総工費は250円(消費税8%込み)ということになった。

純正品の10分の1以下だ。

それはともかく「サポートで足を送ってもらって自分で交換できるよ」という情報をブログで書くんなら実際に自分でやってみてから書いてほしいもんだ。
伝聞だけでこういう情報を書かれると、それを見てやってみようという人達が無駄足になるだけだ。





MacBook Proの足が一つ完全に取れてしまった




これが原因なのかどうか底板に大きな傷が入ってしまった
傷も気になるが右手前の足が無くなってガタガタ動くのがキーを叩く時にとても不快だ
これを今回なんとかしたいということになった




ただしこの部品はかなり経年劣化をしているようなので4つとも交換が必要だと感じだ
そしてAppleサポートに電話した結果が上記のようなやり取りだった




古い足のプラグと接着面に残った接着剤を完全に取り除く




ホームセンターで購入した塩ビ製の足を慎重に位置決めして貼っていく




こうしてでき上がった外観




この足はかなり強力な接着面を持っているがそれでも粘着式なので強度には不安がある
しばらく手前の二つだけを交換して持ち歩きに使ってみる
それで問題が無いようだったら残りの二つも交換する予定




ところで底板のスクリューだがその位置指定がサポートページにあったので転載
4番、2番、9番の13.5mmはすぐにわかるのだが他のスクリューも
プレーンとショルダーがあってその位置は決まっている
前回私がはめた時は10番と8番を間違えて入れ換えていた
気をつけないとねじが馬鹿になるのでこれは慎重にしたい



<追記>

しばらく使ってみて問題が無いようだし、粘着式の接着方式がちょっと不安だったのだが実際にはかなりしっかり固定されていて、足が不意に取れるということもなさそうなので4つとも足を交換した。
分解してみてわかったが4つのゴム足のうち3つは経年劣化でかなりぼろぼろになっていた。

なぜか一つだけあまり痛んでないのがあって、これを外すのに少し手こずったが作業は問題なく完了した。
ホームセンターで入手した足は、オリジナルの足より0.5mmほど高い。
そのため4つとも交換しないと水平が来ないので、交換した。

その結果パームレストが0.5mmほど高くなった。
大した差ではないのだが、0.5mmもキーボードが高くなると随分高くなった気がする。
ここらの人間の感覚は面白い。
実用上は問題は無いはずだが、キーボードの高さに慣れるのにしばらくかかりそうだ。





しばらく使ってみてなかなか快調だし問題がなさそうなので足を4つとも「ホームセンター足」に交換した
接着面が弱いかもという不安も払拭されしっかりくっついている




透明な塩ビ製の足なので固定部分から中が見えるのがいいのか悪いのか…
後は気になるのはオリジナル足より0.5mmほど高さが高いことか
たった0.5mmだが随分高くなったように感じる



2014年4月21日









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システムのシャットダウンに失敗する/新しいアカウントを作っての原因の切り分けに失敗〜結局新アカウントでも症状は再現した

Mavericksにアップデート以来、数日起動し続けるとほぼ100%の確率でシステムのシャットダウンに失敗する問題がまだ継続している。

前回のこちらの記事で、切り分け目的で新しいアカウントを作ってそこに環境を移していくことで、このシステム終了失敗の要因を切り分けるという記事を書いた。
システムのシャットダウンに失敗する/スリープから復帰できない〜この問題の解決策について一縷の光明が見えてきた気がする

その結果いくつかわかったこともあったが、結局原因は特定できず相変わらずシステム終了失敗の症状は続いている。





今回思うところあってそれこそOS9以前からトラブルの
原因切り分けに使っていた新しいアカウントを作るという方法を試した
同じシステムを使っているがあたらしアカウントで症状が起きなければ
トラブルの原因をユーザドルだの中に限定できる




この1ヶ月少しずつ前の環境を移しながら調子を見ていた
新しいアカウントではしばらく症状が再現しなかったので環境設定の問題かと思われた
com.apple~で始まる環境設定を全部移したがなぜかログイン項目は移せなかった
あとはEchofonのツイッターアカウント設定も移行に失敗
しかしそれ以外は順調だったし最初はシステム終了失敗は起きなかった




ところが順調に思われた切り分けだがある程度環境移行が済んで
再発しないことが判明したので旧アカウントを削除した
ライブラリの必要最小限のものだけしか移していないので
うまくいったと思ていたが削除したらそのまま虹色ボールが出て削除失敗
強制再起動することになって起動してみるとアカウントは無くなっているが
ユーザフォルダだけ残っていたので削除した
そしてそれ以降システム終了失敗する症状がまた再発し始めた
旧アカウントの何かが起動したままになっていたらしいがログインもしないのに
起動プロセスが旧アカウントの何かを参照していてそれが削除されたので
新アカウントのファイルを作法し始めた結果また再発したという考えられない挙動
要する野分けがわからない挙動により問題が再発したということだ




そこで新アカウントの何が問題になっているかをまたVerboseモードで
失敗の原因になっているプロセスを特定する方法でしばらく運用していた
結論からいえばVerboseモードで原因を探るという方法は失敗した
終了失敗の時に出てくるログに法則性は無くまたここに出てくるログがシステム終了失敗の
原因になっているプロセスと関連があるのではないかという推測は全て否定された
今回はInputMethodKit UserDictionaryが終了に失敗したとある




このプロセスのもとはシステムフォルダのなかにある




そこで問題が発生しそうな数日使用した後にInputMethod関連の
プロセスを全部強制終了したがシステム終了失敗はまた起こった
Verboseモードで見ると確かにInputMethodのプロセス終了失敗の
ログは出なくなったがそれとは関係がなかったということになる



過去にVerboseモードで出たいくつかのメッセージはいろいろ調べてその意味が分かった。
1)/home、/netボリュームのアンマウント失敗のログ
これはOS10.5の時から報告されていたMacのバグで今回の問題とは関係がない。
終了時にこういうメッセージが出ることが当時から報告されていたが実害が無いためバグの修正もされずに放置されているそうだ
2)launchd「still valid」問題
daemonを速やかに終了させることには成功したが結局システム終了失敗問題は改善されなかった。
この検証をやったこと自体は意味があったと思うが、問題解決には至っていない
validのまま残っているdaemonは単に時間がかかっているだけかもしれない
3)IOBluetoothControllerUSBTransport
これが未だに正体が分からない
これが一番怪しいし結果的にシステム終了失敗が起こった時にはこれがいつも出ているが、終了前に確認したところIOBluetoothControllerUSBTransportはプロセスとして起動していない。
だいたいBluetoothユニットをアーカイブして殺してしまった時もこれが出ていたので、これ自体は誤表示かもしれない。
それよりもUSBのソケットが何か問題を起こしているのかとも思ったが、外付けハードディスクも何も使っていない時も発生するので説明がつかない。
さらにディスク交換後のMac miniではこの問題は起きていないのも説明できない


よけいな常駐アプリやプラグインはかなり掃除したのでそういうものが原因ではない。
結局ディスクを完全に初期化してクリーンインストールして、設定を一からやり直すという方法しか今のところ残されていない。
どうするか今検討中。
ということで随分長期間にわたってこの問題を検証してきたが未だに解決法をここに書けないのが残念だ。




2014年5月6日









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OS10.9.2に上げてからユーザ辞書編集が真っ白になり編集も削除もできなくなった〜iCloudを外しても同じ〜辞書の編集法が謎

以前ここに書いた通り、OSを10.9.2にアップしたところユーザ辞書が真っ白になってしまう問題が起きた。
10.9.2アップデート時にことえりユーザ辞書がすべて消えてしまう〜iCloudの設定が原因〜まだ尾を引くアップデート時システム環境設定の設定が変わってしまう問題

この時は従来の辞書変換ができなくなったので原因を探したところ、なぜかシステム環境設定iCloudの中の書類とデータのチェックが外れていたために、内部のユーザ辞書が消えてしまったという現象で、チェックを入れたところ復活した。

ところが先日システム環境設定キーボードの中のユーザ辞書が真っ白になっていることに気がついた。

今度は辞書変換はできるので辞書データは残っているはずだが、白くなっている辞書ペインに追加もできないしバックアップからの復元もできない。
iCloudのチェックを外しても表示は元に戻らない。
どうやらユーザ辞書はユーザには触らせないという仕様に変わったということなのだろうか。

Mac miniの方でも同じ状態なのを確認したのでMacBook Proのシステム固有の問題ではないと思うが、今その辺の確信を得られないので本日システム再インストール、ユーザ設定一からやり直しを実行する。

とにかくユーザ辞書に追加や削除がいっさいできないのは困る。
対処法を探したが、これに関する記述も見つけられない。





10.9.2にアップしてからどこかのタイミングでユーザ辞書が真っ白になってしまった
再起動しようがファイルチェックやディスクユーティリティをかけようが復帰しない




以前はシステム環境設定iCloud書類とデータのチェックの
オンオフで元に戻ったがこれをやっても元に戻らない
さらに困ったことにユーザ辞書の追加や削除もできないし編集もできなくなった
またバックアップからの復元も利いていない




ユーザ辞書はMac同士だけでなくiPhoneや
iPadでもここの設定を入れれば同期できる




私はユーザ辞書をスニペットが割に使っていたのでこの同期は心強いと思っていた
例えばタグの入力もこんな簡単な入力で…




この通り、定型のタグを一気に入力できる
これからiPadなどを使ってサイトの編集も仕様と思っていた
だからユーザ辞書が編集できないのは非常に痛い




ちなみに先日Mavericksでは使えないと書いたSuspiciousPackage
BBSにedm2さんから指摘があったように同じバージョンのMac miniでは問題なく使えた




またzipの中身の画像をタイル表示するHetimaZipもこの通りの表示だったのだが…




Mac miniの方ではちゃんと画像をタイル表示した
原因は分からないがシステム終了に失敗する問題とも併せて
MacBook ProのOSがどうも相当あかん状態になっているようだ
移行アシスタントに頼って、あるいは上書きアップデートを
Lionあたりから続けた結果がこれだと思う



2014年5月11日









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Mavericksことえりユーザ辞書の簡単なバックアップ法と復元法〜余談〜辞書がまっ白になって編集も追加も削除もできなくなった問題はクリーンインストールで解決

今回ことえりユーザ辞書がまっ白になってしまう問題が再発して対処法を調べていたらどこかで
「ユーザ辞書のバックアップはXMLに書き出さないといけない…面倒な仕様に変わった」
という記述を見かけて(どこで見たか思い出せないのだが)そんな面倒なことしなくても良いのにと思ったのでメモを書いておく。

システム環境設定キーボードペインの中のユーザ辞書を開くとそこに過去の学習した語彙が並んでいるので(記号〜アルファベット〜五十音順というアスキーコード順と思われ)これを
コマンド+A
で全選択してデスクトップにでもどろっとドラッグアンドドロップすればいい。

そうするとユーザ辞書.plistというファイルができるのでこれをどこかの保存すればいい。
バックアップから復元するときは逆にこのファイルをこのユーザ辞書ウインドウにドロップすればいい。





ことえりユーザ辞書はMavericksでかなり仕様が変わった
このバックアップ法が分からなくなったと思ったらなんとこのシステム環境設定
キーボードペインにあるユーザ辞書を全選択してドロドロッとドロップできる
ドロップした先にユーザ辞書.plistというファイルができるのでこれを保存するだけでいい
復元は逆にこのファイルをここにドロップすればいい




今回またこのユーザ辞書がまっ白になる問題が発生した
前回は完全に中身が消えてしまった問題でiCloudの書類とデータ
チェックが勝手に外れていたのが原因だったが今回はチェックが入っており
iCloud同期先のMac miniも同じ表示になっている
辞書の中身はあるようなので変換はできるが編集ができないため
変な癖がついた時に削除とかができない



このことえりユーザ辞書はMavericksアップデート以来、いろいろ問題起こしていた。
最初はこれ。
10.9.2アップデート時にことえりユーザ辞書がすべて消えてしまう〜iCloudの設定が原因〜まだ尾を引くアップデート時システム環境設定の設定が変わってしまう問題

これは結局iCloudの書類とデータの同期のチェックが勝手に外れていたためで、これはことえり問題というよりは設定が勝手に変わるMavericksの持病の問題だった。
これはチェックを戻して解決した。

ところが今回は、このチェックはちゃんと入っているにもかかわらずシステム環境設定のユーザ辞書の表示がまっ白になってしまった。
詳細はこちら。
OS10.9.2に上げてからユーザ辞書編集が真っ白になり編集も削除もできなくなった〜iCloudを外しても同じ〜辞書の編集法が謎

今回は辞書の中身が消えたわけではないので、変換はちゃんとできるのだがユーザ辞書がまっ白なので編集ができない。

変換できるからいいかとも思ったが、追加と削除ができないのはやはり困った問題になることが判明。
しかもiCloudで同期しているMac miniも同じ表示になってしまったので、どちらでも編集できない。
さらに上記の方法で、バックアップから上書きしても戻らない。
表示の問題だけだと思われるが、どうにもならなかった。

ところが今回システムが他にもいろいろおかしな問題を起こしていたために、クリーンインストールを実施。
Lion以来ユーザデータなどの設定はTime Machineのバックアップから復元ツールで戻していたのだがこれをやっていろいろ問題が起きていたため、今回は自動復元は一切やらず全部手動でイチから設定をやり直した。

手慣れた作業といってもイチからやるとやはり2〜3日はかかる。
調子を見ながらだったので余計時間がかかった。

ただこのクリーンインストールのおかげで上記のユーザ辞書がまっ白になる問題は解決した。
同期先のMac miniも正常な表示に戻った。

以上、こういうこともあるというメモと、ことえりユーザ辞書のバックアップ法を以前にも書いた気がするが見出しがないと時間が経ったらどこに書いたか忘れてしまうので見出しをつけて書いておく。




2014年5月18日









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長い戦いは終わった〜システム終了失敗、スリープ復帰失敗の問題はクリーンインストール、手動での設定復元でようやく解決した

Mavericks導入以来…というか予兆を含めるとそれ以前からかもしれないが…ずっと悩まされてきたOSの終了に失敗する、ログオフに失敗する、スリープからの復帰に失敗する問題がようやく解決した。

以下はここまでの激闘の歴史と何を試したかの記録。
Mavericksに終了・再起動に失敗する問題が〜デイジーギヤがぐるぐる回り続けて終了できない問題がMac miniでも再現〜しかも打つ手無し

Mavericksに終了・再起動に失敗する問題が〜デイジーギヤがぐるぐる回り終了に失敗する問題はどうやらMavericksの上書き再インストールが有効なようだ<追記>Mac miniも

再起動に失敗するMavericksの問題が再発
〜再起動に失敗するMavericksの問題が再発したのに対応…しきれたのかは不明。これが原因じゃないかというものは見つけたが…lauchdのshutdownログが大量に出ている…

MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応(できたかな?)〜はたしてdaemonのタイムアウト値を変更して改善するか!?<加筆あり>

MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず〜daemonの問題ではなくもうひとつのBluetooth容疑者に対応<追記あり>やっぱりだめぽ

MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず2〜Bluetoothはシロだった〜つまり最初に戻ってlaunchdを疑うしかない&Bluetooth壊れた

MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず3〜どうやら原因がほぼ判明〜結局外付けHDDも原因/対処法も明らかになったがややこしいので整理しとく<追記あり>

Mavericksを10.9.2にアップデートしたらまたシステム終了失敗の持病が再発した…これから再インストールだよん(泣き)

MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず4〜外付けHDDのせいというのは間違いだった〜もう一度原点に戻ってverboseモードで観察…

MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず5〜VMWare Fusionをアンインストール&6に更新〜もうこんなことぐらいしか思い浮かばない…

システムのシャットダウンに失敗する/スリープから復帰できない〜この問題の解決策について一縷の光明が見えてきた気がする

結局最後に有効だった方法は、ディスクを初期化してシステムをクリーンインストール、移行ツールTime Machine復元などを一切使わずに、全ての設定をイチから手動でひとつずつやったことだった。

この方法で結局システム終了失敗の原因は分からなかったものの再発を防げるようにはなった。

仕事の合間を縫っての作業にもかかわらず2〜3日程度で概ね前の環境は復元できたのだが、途中で問題も起こした。
ことえりユーザ辞書がまっ白になってしまうというトラブルが以前起きていたが、その後クリーンインストールで一度は治った。
ところがこれが10.9.3のアップデートをかけた後再発してしまった。

この症状の詳細はこちら。
10.9.2アップデート時にことえりユーザ辞書がすべて消えてしまう〜iCloudの設定が原因〜まだ尾を引くアップデート時システム環境設定の設定が変わってしまう問題

OS10.9.2に上げてからユーザ辞書編集が真っ白になり編集も削除もできなくなった〜iCloudを外しても同じ〜辞書の編集法が謎

Mavericksことえりユーザ辞書の簡単なバックアップ法と復元法〜余談〜辞書がまっ白になって編集も追加も削除もできなくなった問題はクリーンインストールで解決

このトラブルが再発した原因は不明。
10.9.3アップデートに失敗したのか、その直前にdaemonのタイムアウト値を短くする設定をやったのだが応用で上記記事以外のdaimonもいくつかやったせいかもしれない。
(その中にはInputMethoKitcom.apple.InputMethodKit.UserDictionary.xpcのようなものも含まれていたのでそれが原因かもしれない)

他にも問題が起きたのでこの10.9.3アップデートは一旦デグレードしてTime Machineから10.9.2に戻して、ダウンロードしてきたOS X Mavericks 10.9.3 Update (Combo)アップデートで手動アップデートをかける。
もうこれ以上余計な設定をしないことにした。
これでこの問題は回復できた。

システムクリーンインストール後、この一ヶ月近く様子を見ていたが、結局システム終了失敗は1回だけ発生。
原因はMac miniに接続しっぱなしだったTime Machine用の外付けハードディスクを一晩つないでいたためで、これをしないように注意してから再発していない。
またMac miniでもシステム終了失敗が起きたのはまさのこのディスクをつないでいたからだと思う。

整理するとシステム終了失敗は以下の2つの要因のどちらかがあると起こる
1)不良ブロックがある(あるいはあると思われる)ディスクを長時間接続しっぱなしにする
(USB接続を解除してからシステム終了しても失敗になる)
2)Leopard以降、上書きインストールや移行アシスタントを使ってアップグレードしてきたので、システムの不具合が発生・それが引き継がれている





ディスクを初期化してシステムをクリーンインストール、iCloudキーチェーン以外の
全ての設定を手動でやって環境を復元したところシステム終了失敗は起こらなくなった
またSuspicious PackageHetimaZipなどQuick Lookプラグインがちゃんと機能しない問題も解決した
私のところで抱えていた問題は概ね解決した




またシステム環境設定キーボードにあることえりユーザ辞書
まっ白になってしまう問題もクリーンインストールで解決した
10.9.3アップデートをかけたら再発したがTime Machineで10.9.2に
リバートしてComboアップデートをダウンロードして手動アップデート、
daemonの設定も復元しないことにしたところ元に戻った
どっちが原因かはいまだに分からないがもうこの問題はいじらないことにした




ちなみにクリーンインストール後すぐに元に戻らないのでがっかりするが
iCloudの書類とデータの同期チェックを一度外して
また入れ直して様子を見ていたところしばらくして治った
反映するのに少し時間がかかるらしい




ドックなど一部のplistファイルは流し込んで再現したが、
plistを流し込んでも設定を反映しないアプリがいくつかある
システム環境設定ユーザとグループログイン項目OrderOfLaunchの設定がそれ
これはスクリーンショットを撮っておいたので再設定が速かった
今後のためにスクリーンショットを残しておく
これはログイン項目の1枚目




こちらがログイン項目の2枚目
メニューバーアプリ以外の項目をこちらに固めている




こちらがOrderOfLaunchの1枚目
メニューバーアプリの順番をコントロールしたいのでメニューバーアプリはこちらに並べている




OrderOfLaunchの2枚目




今回ちょっと失敗したのはVMWare Fusionで動かしているWindows7のライセンス認証
Time Machineバックアップからコピーしてくる時に「移動かコピーか」と聞かれるが
コピーがデフォでハイライトしているので何も考えずにクリックしたらオンライン認証を求められた
もう一度コピーすると「非正規品である、ライセンスをちゃんと買え」という例の失礼なメッセージが出てきた
ちゃんと購入した正規品なのに




また常時Windowsは起動しているのでTime Machineバックアップからの復元だと
Windowsは「破損したファイルがある」という大量のエラーを出して
また「非正規品である」というメッセージに戻る
別のディスクにちゃんとVMファイルのバックアップを
取っていたから問題なかったがここらは要注意だ
またバックアップから復元する時もコピーでも必ず「移動」を選ぶこと




またスリープ復帰失敗の問題もloginというアプリの起動に失敗しているようで
その原因はパワーマネージャー周りのバグが原因のようだ
この対策は諸説あるが私のところではシステム環境設定
省エネルギー「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」
のチェックを外すことで再発しなくなった




また大事を取ってloginアプリをスリープ復帰時に呼び出す設定そのものを止めて
同じく環境設定ペインのセキュリティとプライバシー一般
「スリープ解除にパスワードを要求」のチェックも外している
代替のセキュリティとしてhandyLockを使用している
これも確実とはいえないがスリープ解除時にログイン画面になる仕様も
大したセキュリティ効果はないので効果的にはどっこいだと思っている



もろもろ細かい問題はあったものの以上の対策で、システム終了失敗、スリープ復帰失敗で強制終了を毎回しないといけないという問題はやっとクリアした。




2014年5月27日









anchor

7年ぶりに手許に帰ってきたiBook G4を使ってファイルサーバを立てた〜これもシステム終了失敗問題対策のひとつです

表題の通り長男に貸与していた(ぶんどられていたともいう)iBook G4が7年ぶりに帰ってきた。

この春入学祝に長男にはFMV/Windows8のノートパソを買った。
なので、これまで占拠されていたiBookが不要になったためにこれが解放されたといういきさつからだ。

このiBookだが、Mactrackerでスペックを見るとこちらの世代の機種だった。

iBook G4 (Mid 2005)

SOFTWARE
Original OS Mac OS X 10.4.2 (8D37)
Later OS Mac OS X 10.4.4 (8G32)

1.33GHz PowerPC G4

Built-in Memory 512 MB
Maximum Memory 1.5 GB

Storage 40, 60, 80, or 100 GB 4200-rpm


で回収時点でのスペックは
メモリ1GB(512MB×2)、ハードディスク80GB、OS10.4.11
という状態だった。

このiBookを活用することを考えていた。
といっても2世代も古いMacなので、ラップトップパソコンとして活用するのはさすがに厳しい。
(当時はそう思わなかったが、今見ると筐体が分厚い!
とても持ち歩く気にはなれないしさすがに今見るとスゴいモッチャリ感が…)

そこでサーバとして活用することを考えていた。
OSはSnowLeopardで…と思ったらOSのマックスはLeopardだった。
パッケージを持っていないし、あまりメリットもないので結局このiBookもTigerたんで運用することにして、バックアップボリュームをここにまとめてしまうファイルサーバにすることにした。





7年ぶりに手許に帰ってきたiBook G4
さすがにちょっと垢汚れて黄ばんだ色をしていたので整備中・掃除中の様子
当時ははさほどに思わなかったが今見ると異様に分厚い
この10年ほどでモバイルは本当にコンパクトになったもんなぁ




7年ぶりに自分のアカウントでログインすると当たり前だがデスクトップは当時のまま
こんな感じで使っていました…確かに
名残惜しいがここでやることは何もないのでさっさと内蔵ディスクを
初期化してTigerをクリーンインストールした


サーバ化するにあたってすることは余計なリソースの消費を抑えるため設定の変更、クリーンアップ。
言語環境で英語と日本語以外の言語はリストから外し、英語で起動するようにする。
入力アシスタントもほとんど必要ないのでU.S.の英語とことえりひらがな以外は全て無効にする。
Monolingualでアプリなどの英語、日本語以外のリソースを削除してしまえばディスクスペースも結構節約になるし、若干だがメモリも節約になる。

他にBluetoothなど使わないサービスは全部止める。
省エネルギー設定は、ディスクはスリープするがCPUはスリープしない設定が基本。
WakeOnLanは勿論有効。
DashboardDashboard Switch を使って無効にした。

スクリーンセーバーも起動しない設定にする。
あと勿論ファイアウォールをオンにして、逆に起動時ログインパスワードは要求しない設定にする。





デスクトップOSとしてセットアップしてあるMacはサーバとし見たら随分無駄が多い
例えば英語と日本語以外の環境は必要ないので「Edit List」で後は削除してしまう
また起動環境は英語優先にするとこれだけでも随分軽くなる




Dashboardもサーバには要らない機能なので殺しておく
今ならさしずめMainMenuあたりかコマンドを使ってやるところだが
この時代はこのてのユーティリティでDashboardを殺してもすぐに復活してしまう問題があった
Dashboard SwitchのセットのKill Dashboardを使って殺す
  残念ながらこのアプリはもう作者サイトがクローズになってしまった




あとはファイルサーバとして必要な共有サービス、
ssh、Apple Remote Desktopを開いたら出来上がり
これに1TB、500GB、300GB、250GBのデスクを接続してファイルサーバ運用




セットアップが完了したら遠隔からアクセス権の修復、.DS_Storeなどのゴミファイルの掃除
メンテナンス手順一式を実行




運用開始したら基本的にVNCやリモートデスクトップでは入らないので
sshでログインできるように認証をしておく
最初の作業はClamXavの定義ファイル更新などのルーティンワークの確認




ここでプチトラブル
MacBook Proで作成したRAIDボリュームが認識できなくなってアンマウントできなくなってしまった
例のMacBook Proのシステム終了失敗の原因になっていた500GBの
外付けハードディスクのスピンドルが回っていないようだ
結局ソフトウエア的にはクリアできず、数回再起動を繰り返していたら
起動後一発で回転して認識できるようになった




目論見通りというか考えたら当たり前かもしれないが
SnowLeopardのMacBook Proで作成しMavericksに引き継いだRAIDボリュームは
G4PowerPCのiBook・Tigerでもあっさり認識した
この互換性はスゴいともいえるしRAIDの規格なんかこの7年変わっていないともいえる




そしてこれがやりたかったことなのだがiBookにマウントしたバックアップ用の
外付けハードディスクは無線LAN経由のMacBook Proからもちゃんと識別した
アクセス権をグループに許可する必要はあったがそれ以外は特に問題はなかった


このファイルサーバで何をやりたかったかというとMacBook ProのバックアップとしてUSBで接続していた外付けハードディスクを切り離すということだった。
このRAID構成のUSB外付けハードディスクが、どうやら最近悩まされていたシステム終了失敗、ログオフ失敗の原因のひとつだということは突き止めていた。

つなげば終了失敗になるのならつながなければいい…ということでこのディスクをマウントして共有する役目は、帰ってきたiBook G4にやらせようというのが目論み。
これを防壁にしようということだ。

ただ無線LANバックアップに関してはかつて苦い記憶がある。

このiBook G4を導入する前に使っていたiBook DualUSBの復活策として、iBookを使って擬似Time Capsuleを実現するテストをしたことがある。
iBookのTime Capsule化自体は見事に成功したのだが、速度の問題が障害になって結局このTime Capsuleは実用にはならなかった。
詳細は以下を参照。

iBook DualUSBのその後〜iBookサーバで自作TimeCapsuleは可能か?

iBookでTimeCapsuleを企画:第2弾〜やってみたけど結局失敗

iBookでTimeCapsuleを企画:第3弾〜今度はやっと成功、失敗の原因は単純なことだった

今回は実用になるのかが、一番気がかりなところだった。





今回のサーバ導入でやりたかったことはメイン機のMacBook Proに
ぶら下げていた外付けハードディスク群を整理したかったということだ
これまでTime Machine用の2TBと退避用の1TB、そのバックアップのRAIDのディスクが3つぶら下がっていた




Time Machine用の2TB以外のディスクをiBookにつないで
無線LANで共有してバックアップをするという構成に変更する
なぜ無線LANかというと置くスペースが2階にしかなく
ルータのある1階にケーブルを取り回せないからだ




概念図で書くと退避用1TBのバックアップとして1TBのRAIDがぶら下がっていた感じが…




1TBもRAIDもiBookに移動した感じ…
これでバックアップをマウントしたままでもMacBook Proはシステム終了失敗を起こさない
成績が良ければTime Machine用の2TBもiBookに移して
また擬似Time Capsuleをやってみたい気もするがまず速度が実用的かどうかだ




さてその無線LANなのだが残念なことにこの世代のAirMacカードは5GHzのWi-Fiに対応していない
なので従来の低速無線LAN接続と相成った
これがバックアップにどう影響するか…




ところがやってみると意外にこれが快適だった
Carbon Copy Clonerを使って1TBのバックアップから
1TB/RAIDの予備バックアップに同期するのに20分程度で完了してしまった
数十GBの更新ファイルを置いてみたがやはりこれぐらいのスピードだった
iBook DualUSBの擬似Time Capsuleの悪夢再び…ということにはならなかった




サーバは知らない間に増殖する…というIBMの昔の広告を思い出した
我が家のネットワーク概念図なのだがVPNサーバ、メディアサーバ、
Webサーバ、WebDAVサーバ、ファイルサーバと知らない間に増えてしまった…
いや、知ってるのだが…



2014年6月7日









anchor

システム終了失敗問題を解決したところで、スリープ復帰失敗問題も解決したのではないかと思い設定を少しずつもとに戻している

ここのところ何回か書いているが、Mavericksに上げて以降100%に近い確率でログオフ・システム終了失敗が起こっていた問題は、結局問題を起こしていた外付けハードディスクの切り離しとシステムのクリーンインストール・ユーザ設定を手動でイチからやり直すということで解決した。

この一ヶ月ほど負荷テストを重ねてきて、うっかり問題の外付けハードディスクをつないだまま寝落ちした2回をのぞけばシステム終了失敗は起きていない。
今度こそこの問題は解決したと断言していいと思う。
残念ながら「これが原因だ!」という特定はできなかったが…

ところでシステム終了失敗と時期を同じくして、起こっていた問題にスリープ復帰失敗というのがあった。

ちょっと目を離したらスリープになって(それはデフォルトの設定だから当たり前なのだが)そこから復帰しようとしても画面が真っ黒のままカーソルも何も表示されない。

バックライトは点灯しているのでシステムはちゃんと起動しているようだが、画面が黒いので何もできない。
ログアウトのショートカットキーも利かない。
結局電源ボタン長押しまたはsshでhaltなどの強硬手段でシステムを終了する以外に脱出方法がない…という困った問題だった。

その対策として
1)スリープを禁止する
2)スリープ解除の時にログインパスワードを要求しない設定にする(スリープしない設定にしていてもふたを閉じればスリープするため)
3)「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」の設定のチェックを外す
4)スリープ解除のログインパスワードのセキュリティの代替として handyLockで画面にロックをかける

という設定変更をしてこの問題に対処していた。

しかしこれは3)以外は対症療法に過ぎない。
3)は効果があったのかどうか今ひとつ不明だ。

ところで同じMavericksを入れているMac mini/intelではこのスリープ復帰失敗の問題は一度も起こっていない。
デスクトップとラップトップの違いはあるにせよ、この違いは何なのか気になっていた。
今回クリーンインストールでシステム終了失敗の問題が解決したので、ひょっとしてスリープ解除失敗の問題も解決したのではないかと考えている。

そこで今回上記の対症療法的設定をデフォルトに戻して、再発するか様子を見ることにした。

これで再発しなければ、このスリープ解除失敗の問題も移行アシスタントと上書きインストールを何世代も重ねてきたのが原因といえる。
そしてこれも原因は不明だが、クリーンインストールで解決ができるという切り分けにはなる。





MacBook Proで頻繁に起きていたスリープ解除に失敗して画面真っ黒のまま
強制終了以外の一切の操作を受け付けなくなる問題の対症療法的な対策として
システム環境設定セキュリティとプライバシーに入って
「スリープ解除/スクリーンセーバ解除にパスワードを要求」のチェックを外していた
今回システムをリフレッシュして設定も移行アシスタントを使わずに
復元したところシステム終了失敗問題が解決したのを見て、スリープ解除失敗も
解決したかもしれないと思い検証するために設定を元に戻すことにした




このスリープ解除の時にパスワードを求めるセキュリティは結構煩わしいのだが
実はパスワードを要求し始めるタイムラグを設定できる
これでスクリーンに向かっている時にもスリープに入って
いちいちパスワードを要求されるという煩わしさから解放される
私の場合はスリープに入って1分後からパスワードを要求する設定にした




それからおまじないかもしれない「可能な場合はハードディスクを
スリープさせる」
を外す設定は元に戻した
パワーマネージメントに関係するかもしれないので
無意味ともいえないかもしれないが効果は今ひとつ分からない
クリーンインストールで解決したならこれを戻しても影響はない筈だ




対症療法的にスリープをしない設定にしていたがこれも戻した
電源アダプタの時だけCPUはスリープしない設定にしているがあとはデフォルトだ




そしてスリープ解除時にパスワードを要求する設定を復活させたので
代替機能として使っていたhandyLockは起動項目から外した
これでしばらく運用してみてまた結果はここで報告する



2014年6月8日









anchor

iBookG4のバックアップサーバーはそんなに速くなかった〜ならばCarbon Copy Clonerなどのバックアップアプリはそこで走らせてしまえ…と思いついた

無線LANファイルサーバを立てる話を先日ここでも書いた。

ファイルサーバ自体は成功だったのだが、問題はその転送速度で日常のバックアップぐらいなら何とかなるがバックアップフォルダをクリーンアップしてごっそりやり直すとなると「残り時間3日」とかの表示が出てこのままではメイン機のMacBook Proを持ち出せないだけでなく、このサイトの更新もままならない。

やはり低速無線LAN+G4 PowerPCの組み合わせでは速度も遅いし、ファイルシステムも安定しない。

そこでバックアップをさらに予備バックアップにミラーリングしているCarbon Copy Clonerはクライアント側のMacBook Proで動かすのではなくiBook G4で常駐すれば良いということを思いついた。
定期的にCarbon Copy Clonerのスケジュール機能を使って、1TBバックアップを1TB RAIDの予備バックアップにミラーリングしている。
こういう作業こそ、サーバ向きぢゃないか…ということでそちらにCarbon Copy Clonerをインストールすることにした。

G4のTigerでは現行のCarbon Copy Cloner最新バージョンは動かないので作者サイトで旧バージョンのv.3.4.7をダウンロードしてくる。

これでスケジュールバックアップを実行中。
MacBook Proからバックアップは明日の朝には完了する見通し。
ミラーリングは来週明け荷は完了する見通しかなwww





Tigerで動かしているファイルサーバに合うバージョンCarbon Copy Cloner
旧バージョンをダウンロードしてきて予備バックアップにコピー実行中
こういう作業をメイン機から解放するためのサーバーでした




何も操作しなくも常にサーバ側でミラーリングができるように
スケジュールバックアップもセットアップした
こういうことをやらせるためのサーバぢゃないか!www



2014年6月10日









anchor

新設のiBook G4ファイルサーバはさっそく外付けハードディスクがクラッシュして巻き添えクラッシュした〜また、お前か…RAIDやめました

♪バックアップ飛んだ〜♪
♪予備まで飛んだ〜♪
♪予備まで飛んで〜♪
♪壊れて消えた〜♪
♪メインは飛ぶな〜♪
♪バックアップ直すまで〜♪


というポストをツイッターで見かけた。(後半は私が追加)

ということでバックアップが飛びました…

先日ここで取り上げたiBook G4のファイルサーバにつなげていた予備バックアップが完全に飛んでしまった。
前々から怪しい動きをしていたRAID連結の1TB(250+300+500GB)のボリュームだ。

これをマウントしたまま一晩放置しているとMavericksのMacBook Proがシステム終了失敗を起こすことは何度か書いた。
同じボリュームをiBook G4上でCarbon Copy Clonerでコピーを取っているとボリュームに書き込みができなくなって、アンマウントもできない、Tigerが終了に失敗する…という強力なトラブル要因になってしまった。

RAIDデータを消去してiBook G4でRAIDを作り直したがやはりシステムは凍ってしまって、システムの修復が必要になってしまった。
この3つのディスクのうちのどれかひとつが重大な障害を持っているということだ。
どれかは概ね見当はついているのだが、ここはひとつテストも兼ねてRAIDを解消してCarbon Copy Clonerの自動バックアップ機能を使って3つのボリュームに分割してメインバックアップのコピーを作ることにした。
Carbon Copy Clonerを使うなら何も無理にボリュームをひとつにつなげる必要もない。

RAIDの連結モードを使って3つのボリュームをひとつにすると、リスクは3倍になる…このことは自分で書いていたが図らずも自分で実感することになった。
RAIDでまとめたバックアップディスクは快調〜だけどRAIDについて知っておくべきこと

ということで現在3つにわけた予備バックアップにCarbon Copy Clonerでバックアップからのコピーを作成中。

写真;Mila Zinkova, edited by Alvesgaspar





iBook G4につないでいた3つのハードディスクを連結した1TBバックアップは
何度バックアップをとっても途中でクラッシュしてシステムを巻き込んで凍ってしまう
そこでRAIDを解消して3つの外付けハードディスクとして使うことにした
こうすることでどれが障害の原因になっているのか明確になるかもしれない
概ね見当はついているのだが…




ということで3つにわけたハードディスクにCarbon Copy Cloner
スケジュールバックアップ機能を使ってバックアップのコピーを作成中
うまくいけば予備バックアップが復活するしダメなら多分原因がはっきりすると思う



2014年6月15日









anchor

Webサーバ今回は157日で落ちる〜Mac mini/G4で立てたWebサーバーはどうやらハード障害でお亡くなりになったようなので3代目・iBook G4に引き継いだ

このサイトのバックアップなどを上げているhttp://nmuta.dip.jp/のサーバとして使っていたMac mini G4が連続稼働157日で停まってしまった。

初代のiBook DualUSB(G3)はサーバとして安定することなく、結局休眠状態だったMac mini G4を当てることでやっと安定した。
しかし安定はしていたが当初からなぜか動きが遅いということを感じていた。
VNC経由で遠隔操作していても、同じようなスペックのiBook G4と比べて格段に遅い感じがした。

特に100日以上連続稼働して久しぶりにGUIにエントリすると、ウインドウの切り替えから、アプリの起動から動作ひとつひとつが遅く、虹色ボールが回り続けてメンテナンスに異常に時間がかかるようになった。
Webの表示もだんだん遅くなってきていた気がする。

そこでデスクトップピクチャーをソリッドカラーに変えることから、ウイルス対策ソフトの2重起動を止めてClamXavだけにしたりなど、徹底的に軽量化をした。
しかしほとんど効果がないことから、一度ディスク交換を初期化してシステムをクリーンインストールすることにした。

ところがインストールディスクを何度挿入してもマウントしないで排出してしまう。
いきなりTigerを入れたからかもしれないと思いMac miniの付属ディスクを入れたがやはり排出してしまう。
ディスクを診断しても特に異常はないが、これはどちらかというとファームウエアの問題かもしれないと思いりNVRAMリセットをトライしたところで、起動するアプリが全て「反応なし」になってしまうという重篤な状態になってしまう。

外付けDVDドライバーから起動してみようとしたがマウントはしたが、これがなぜか起動できるディスクとして認識しない。





ファイルサーバとして構築したiBook G4のサーバは概ね良好な動作だが、
なぜかCarbon Copy Clonerで外付けハードディスクにバックアップを
取ると特定のファイルのエラーが出続けていた
これはサーバの問題ではなくバックアップが壊れていたからで
VMWare Fusionの仮想マシンのバックアップを取り直したら治った
つまり全ての問題をクリアした




これに気を良くして157日で連続稼働が途切れたMac mini G4サーバを軽量化することにした
前から気になっていた動作の重さだがついにアプリの切り替えの度に「反応なし」の表示が…
Webの表示も遅くなっていてしかも外からWebの更新するのに
なぜかシャクリ(2回接続操作をしないと接続できない)などの問題に悩まされていた




そこでメンテンスだけでなく徹底的にシステムを軽量化する作業をやってみる
余計なサービスを全て止めるとかからデスクトップピクチャーを止めるとかまで…




しかしほぼ効果がなかったためにシステムを初期化することにした
考えたらこのシステムはサーバ化する前からデスクトップとして使っていたOS
いろいろストレスも堪っているだろうしゴミもたまっているにちがいないと思い
クリーンインストールで軽量化を期待したがなんとディスクをマウントせず排出してしまう
Tigerをいきなり入れるからダメなのかと思い付属ディスクを試したがやはりダメ
ファームウエアの問題っぽいのでMacBook Proから取り出したUSBのDVDドライブを試したが
マウントはするものの起動ディスクとして認識しない…
つまりもうディスクを初期化したらシステムをインストールする手段がないということだ




内蔵ディスクの問題ではなくROMのファームウエアが壊れている…
としたらもうハードウエアの問題なのでバラさない限り治らない
打つ手なしでもうハード障害と判断してWebサーバを先日なんとか軌道に乗せたiBook G4に移した




Webサーバとして設定をしているのでそれも移した
404ファイルなしや禁止領域を表示しないhttpdの設定も実施
詳細はこちらを参照『自鯖サイトのファイル一覧が表示される仕様をなんとかしたい




この設定の結果余計なディレクトリ表示がWebから丸見えにならずに
ローカルでもちゃんと404表示するのを確認




Webのコンテンツも移動して表示できるのを確認したあと
WebサーバをMac miniからiBookに移す作業を開始
ルータとして使っているAirMacをAirPort Utility 5.6.1 Launcherで再設定、
ポートマッピングを変更するだけでサーバーを切り替えられる




その方法もとても簡単
DHCPの予約でIPアドレスを固定しているので10.0.1.201で固定しているMac miniから
10.0.1.205で固定しているiBookにWebサービスもマッピングのIPアドレスを変更するだけでいい




こうして新しいサーバからこのURLにWebコンテンツを表示しているのを確認
中ではサーバは入れ替わっているのだが勿論外から見るとURLも何も変わっていない




そこで今度はこのiBook G4をできるだけ軽量化した
その結果Webの表示は結構高速化した
今まで遅かったのは回線の問題かと思っていたが
このMac miniの動作が立ち上がりが遅いという問題もあったようだ
同じようなスペックなのにiBook G4の方がGUIもWeb表示も格段に速い




webサーバの結果がなかなか良かったので…それとサーバはやはり
できるだけ数を少なくするべき…というプリンシパルを昔どこかで読んだ
だからこのMac mini G4サーバは廃止することにした
相変わらず虹色ボールがぐるぐる回るのでMacBook Proからsshで最後のhaltコマンドを打った




こうして老兵iBook DualUSBに続いてMac mini G4も引退ということになってしまった
考えたら我が家に来てちょうど10年…
前半はデスクトップ機として、後半はサーバとして稼働してきたのでよく働いたと思う



さて次回予告…このWebサーバをファイルサーバに統合して引っ越しの途中、メディアサーバ、VPNサーバとして使っていたMac mini/intelの内蔵ディスクが死んでしまった。
なんと前回に続いて2ヶ月でハイブリッドディスクが壊れてしまった。
こうなるとハイブリッドディスクとMacに相性問題があるとしか思えない。
現在その対応中なのだが、これについては次回詳細報告。




2014年6月25日









anchor

VPNサーバとして使っていたMac miniのハイブリッドディスクがまたもや2ヶ月でお亡くなりに〜Macとは相性が悪いのかもしれない

さて前回予告していた、もうひとつのMac miniサーバがお亡くなりになった件。

前回記事でも書いたようにWebサーバとして上げていたMac mini G4が157日の連続稼働の後、GUIで虹色ボールグルグル&事実上操作を受け付けない、システムをクリーンインストールしようにもインストールディスクを受け付けない…などの問題を起こして、ほぼ寿命を思わせる状態になってしまった。
その復旧作業として、長男から返ってきたのでファイルサーバ化したiBook G4を兼用でWebサーバとして統合した作業を行っていたこことも書いた。

その作業自体はスムーズに進んだのだが、その作業中に家族共用機兼AppleTVメディアサーバ兼VPNサーバのMac mini/intelがお亡くなりになった。

Macのトラブルというのは起こってほしくない時に起こるし、なぜか新しいMacを購入するとか役割を交代するとか考えた時に起こるというジンクスはMacユーザには広く信じられているが、今回もその両方が起きてしまった。

それでその原因なのだが、あまり悩むこともなくすぐに判明した。

突然システム全体がフリーズして何も操作できなくなった…
画面がまっ白のまま起動できない…
放置しているとシステム修復ユーティリティが起動してディスクの初期化を促す…
しかし内蔵ディスクは一向にマウントせず、外付けハードディスクから起動しても内蔵ディスクは見えない…

ということでどうやら内蔵ハードディスクがお亡くなりになったらしい。
2ヶ月前に起こったトラブルと全く同じだ。
以下参照。
2014 年 4 月 19 日
Mac miniに入れたハイブリッドドライブがわずか2ヶ月で死んでしまった〜結局いろいろ検討して同じものを交換部品として入れて様子見中

問題は2ヶ月前のディスクも今回のディスクも新品の東芝製ハイブリッドディスクだということだ。





今回も問題を起こしたのは前回と同型の東芝製ハイブリッドディスク1TBだ
これでかなりシステムは高速化するし東芝自体は実績もあるメーカーなのだが
残念ながらMac miniとは相性が悪いのかMac mini自体に何かハードウエア障害があるのか
ちょうど2ヶ月半ずつで2台続けざまに故障したということは
単なる歩留まりと軽視するわけにはいかない数字だ



原因として単なる歩留まりの問題、不良ロットにたまたま当たったなどの可能性も考えられなくはないが確率は低いと思う。

それよりどちらもちょうど換装後10週間でSMARTエラーもなしに突然無反応になってディスクがマウントできなくなるなどの症状が全く同じ…ということを考えると東芝製ハイブリッドディスクはこのMac miniとは相性が悪いのか、あるいはこのMac mini自体にディスクを壊してしまうようなハード障害があるのか…ということの方が可能性としてはあり得る。

問題は相性問題なのかハード故障なのかということだ。
そこでこれを切り分けるために、今度はハイブリッドSSHDではなくWDの普通のSATAハードディスクに換装することにした。
WDのハードディスクはハイブリッドを入れる前の何ヶ月かは正常に稼働していたので実績がある。
これで問題が起きなければ相性問題という可能性が高くなる。
問題が起きれば、今度はこのMac mini/intelの引退を検討しなくてはいけなくなるという局面になる。

手持ちのハードディスクが東芝製SSHD1本とWD製HDD1本の2台しかないのと、その換装したいWDのHDDは外付けハードディスク用ケースに入れてまさにこのMac miniのTime Machine用ディスクとして使っていたので、修復はちょっとややこしいことをした。

まず内蔵ディスクをもう一台の東芝製SSHDに換装して、外付けハードディスク(WD製HDD)からTime Machineで修復。
次に内蔵ディスクを外付けハードディスクケースのHDDと入れ替えて、Time Machineバックアップを消去してフォーマット、
Mavericksインストール用に作った別の外付けハードディスクから起動して、システムをクリーンインストール。 その後移行アシスタントで外付けハードディスクの東芝製SSHDに復元したシステムを内蔵HDDに復元←イマココ

このあとしばらく環境復元、動作などを確認して外付けハードディスクの東芝SSHDは初期化してTime Machine用に転用する予定。





口絵の通り突然Mac mini/intelがフリーズして強制再起動をかけたら画面がまっ白のまま進まなくなった
修復ボリュームからも外付け起動ディスクからも内蔵ディスクの修復はできない…
ていうか何度トライしても内蔵ディスクが見えなくなっている
見えないものは治しようがない…




結局これは4月に起きたSSHDお亡くなり事件の再発と判断した
このディスクはまたサポートセンターに修理を依頼するとして
手始めに修理済み品のもう一台のハイブリッドSSHDに換装した
Mac miniのディスク交換作業は何度もやっているので20分かからない手際良さw




これも見飽きたユーティリティ画面で新しいSSHDを初期化




初期化したSSHDは勿論未使用ディスクとしてあっさり認識した
まずここの外付けハードディスクのバックアップからTime Machineでシステムを復元する




起動ボリューム全域をTime Machineから復元するには起動ディスクが必要なので
Firewireでインストールディスクにした別のハードディスクをつないでそこから起動
USBバックアップ用の外付けハードディスクから内蔵ディスクに最新の状態で復元する
表示は11時間だったが実際にかかった所用時間は6時間程度




以上が完了して各アカウントの正常動作、ユーザファイルの確保を確認したら
内蔵ディスクとTime Machineバックアップディスクを
入れ替えて今度は内蔵ディスクにしたWD製HDDを初期化、
ここに先のインストールメディア化したハードディスクからシステムをクリーンインストールする




システムのインストールが完了したら移行アシスタントを使って外付けハードディスクに
入れ替えたSSHDの環境をそっくりそのまま内蔵ハードディスクにコピーする
この作業はちょっと時間がかかって十時間あまりを要した




その時の結線の様子
起動用のインストールメディア化した外付けハードディスクを
Firewireでつないでいるのが左に伸びる白いケーブル
そしてデスク下に伸びている黒いのがTime Machine用として使っていた
USB接続の外付けハードディスク



さて、以上の方法で家族4人分の環境が復元され内蔵ハードディスクはWDのHDDに変わった。
大体相問題なしなのだが、なぜかVPNをアクティベートしても外からVPNにつなげない。

パスワードやIPなどのパラメータを何度見直しても接続できない。
何度か設定を変更して再起動を繰り返しているうちに、なぜか接続できるようになってきた。

なぜそうなのかよくわからないがVPN Activatorを最初に試したときもそうだった。
何回か接続を試すうちにアタリがとれていくというか、そういうことらしい。
機械ものならともかく、ネットワークなどの接続でアタリが取れるというのも変だがそういう感じで接続できるようになった。





すったもんだはあったが外部からVPNにも接続ができることを確認した
こうして内蔵ディスクをHDDに変更してしばらく様子を見ることにした
今から10週間後というと9月の上旬だがその頃に泣いているかどうか…
もし問題ないなら次はSeagateのSSHDを試してみたい気はするが…
と思うくらいハイブリッドディスクの使用感は快適だったので…



2014年6月28日



anchor

求む情報〜東芝製SSHDとMac miniって相性悪いの?〜ハイブリッドディスクの修理が上がったので戻すかどうか悩んでいる

先日、修理に出していたSSHDハイブリッドディスクが修理から戻ってきた。
修理といってもそこは代理店さんの建前で、実際にはSSD、HDD、SSHDともに物理的にボリュームのマウントができなくなった場合、プラッター交換などの修理は事実上不可能で結局新品との交換対応になる。
このディスクを修理に出したいきさつはこちら参照。
2014 年 4 月 19 日
Mac miniに入れたハイブリッドドライブがわずか2ヶ月で死んでしまった〜結局いろいろ検討して同じものを交換部品として入れて様子見中


2014 年 6 月 28 日
VPNサーバとして使っていたMac miniのハイブリッドディスクがまたもや2ヶ月でお亡くなりに〜Macとは相性が悪いのかもしれない

問題はこのリンク先記事にも書いたが、このSSHDは内蔵ディスクとして組み込んで10週間ほどで死んでしまったこと。
その前の代のSSHDも換装後10週間ほどで死んでいた。

初代のSSHDは2代目を買ったので修理完了後もTime Machine用の外付けハードディスクとして使っている。
そこで2代目も故障したので現在WDのHDDをMac miniの内蔵ディスクにしている。
ところがこのHDDが遅いのだ。

一度SSHDに慣れてしまうとHDDのOS起動の遅さ、アプリ起動の遅さ、アプリ切り替えの遅さ、いちいち虹色ボールがぐるぐる回るのに耐えられなくなってきた。
ディスク交換して復元して1週間だが、もうSSHDに入れ替えたくなってきた…というところで手許に新品のSSHDが戻ってきた。

さあ、どうする?これを戻したい…戻してまたSSHD快適生活に戻りたい…
SSHD最初に入れた時にはそんなに劇的に速くなった気がしなかったのだが、しばらく使って慣れるてみるとHDDに戻った時にものすごく遅く感じる。
人間の感覚とは何ともワガママなものだ。

それでBBSに情報をいただいたSakipapaさんあたりの実績もあることだし、SeagateのSSHDを購入するかも検討した。
しかし手許に新品の東芝のSSHDがひとつ余っているのだ。

これを戻したらまた10週間後に故障するんだろうか?
確率は低い気はするのだが、「二度ある事は三度ある」ともいう。
本当に東芝のSSHDはMac miniと相性が悪いんだろうか?

そこでググってみたのだが特に東芝製SSHDがMacで故障が多いという有為な情報は見つからなかった。
なんせこの組み合わせで弊サイトの情報が一番上にでてくるくらいだから、滅多にないことなのかもしれない。
滅多にないことが2回も続けて私のところで起きたのかもしれない。
しかし「2回同じことが起きたら偶然とは考えるな」というトラブルシューティングの原則もある。

調べてみると東芝のSSDはファームウエアの問題があった時期もあって2012年製のMacBook Airがほぼリコール状態で新品交換がかかっているとかの情報は見つかった。
フラッシュメモリのストレージもハードディスクより故障が少ない筈という当初予想を裏切って、かなり故障は多いようだ。

SSDはそうだがSSHD、つまりハイブリッドの情報はほとんどなかった。
しかし同じフラッシュメモリドライブではある。

そういえば1代目のSSHDを秋葉原のサポートセンターに持っていった時は念入りにチェックして、どういう使用状態だったかとかかなり聞かれたのだが、2代目の時はもうサポートセンターのスタッフも慣れた感じで
「ああ、マウントできないのね、ここに住所と電話番号書いて…」
という感じでほとんど何も聞かれなかった。

かなり修理に持ち込まれるSSHDが多いと見た。

そこで皆さんに、情報を求めたいのです。
Mac miniと東芝製SSHDは相性悪いよ…故障するよという情報をお持ちの方…
お知らせください。
よろしくお願いしますm(_ _)m





6月に認識できなくなったハイブリッドSSHDは3週間ほどで
修理品(という名目の新品)が送られてきた
これをMac miniに戻したものかどうか今悩んでいるので
東芝製品のSSHDの相性問題で何かご存知の方、情報よろしくです
なお以前の記事でメモリが壊れてもただのHDDになる…みたいなことを
書いてしまったがこれは間違いだったようでメモリとハードディスク
どちらが死んでも物理ドライブとして認識しなくなるようだ
つまりハイブリッドディスクはHDDやSSDと比べてリスクは倍ということだ
お手軽・安価とトレードオフでハイリスクというのがSSHDということらしい



2014年7月19日









anchor

今度はMac miniの外付けドライブとして使っていた東芝のハイブリッドドライブがまたもや2ヶ月で死んだ…さすがに鈍い私でもこれはハード相性問題を疑わざるを得ない…

さて表題の通りだ。

東芝のSSHD(ハイブリッドドライブ)がまたもやお亡くなりになった。
文字通り仏の顔も三度までである。

それで原因を究明したいが、もう修復は不可能なので修理に出して知見を聞くしかない。
「多くはないが多少の不良はある」
という知見である。
これでは同じディスクが3度も続けて死んだ説明にはならない。

そこでさすがに、いくら鈍いワタクシでもこの問題はハード相性問題が関連していると考える方が自然だという結論に至った。

理由は以下。

1)3つのディスクが続けて故障したが3つとも入手時期、入手経路が違うので同じ不良ロットをつかんだという確率はゼロではないが限りなくゼロに近い
ましてや東芝という巨大マニュファクチャラーの製品だから同じロットの製品に当たる方がはるかに難しいと思う。
2)東芝のSSHDそのものの欠陥というのも考えにくい
東芝SSHDの不良品情報を結構探しまわったが、あまりそういう情報が流れてこない…ということは概ね良好だが特定の条件でこのトラブルは起きるということらしい
3)3つの故障が同じようなタイミングで起きている
過去の時系列を整理してみた。

SSHDを使用開始
老兵Mac近代化改修第2弾〜Mac mini/Late2009モデルをハイブリッドドライブに換装して夢の高速起動を実現する…まあまあかな

これが2/8

SSHD1台目故障・2台目に交換
Mac miniに入れたハイブリッドドライブがわずか2ヶ月で死んでしまった〜結局いろいろ検討して同じものを交換部品として入れて様子見中

これが4/19

SSHD2台目が故障・3台目を内蔵ディスクではなく外付けハードディスクとして使い始める
VPNサーバとして使っていたMac miniのハイブリッドディスクがまたもや2ヶ月でお亡くなりに〜Macとは相性が悪いのかもしれない

これが6/28

そして今回9/2に外付けハードディスクとして使用していた3台目が故障。

いずれも2ヶ月強のサイクルで故障が起こっている。
正確には以下のようなインターバルになる。
70日・70日・67日

4)時期的に熱や他の要素が考えにくい
最初の障害はまだ寒い時期だったので熱によるディスクの故障は考えにくい…
まして今回の3台目は内蔵ディスクとしてマウントしたことは一度もない。
USB外付けハードディスクとしてマウントしていただけだ。
となると消去法でMac miniの故障か相性問題しかなくなってくる。

5)そして間もなく相性問題かMac miniの故障かも明らかになる…
現在Mac miniは内蔵ディスクはWDのHDDを入れている。
これも間もなく稼働が70日になる

もしMac miniそのものの障害でマウントしているディスクを破損してしまうのであれば、間もなくこの内蔵HDDも故障する筈だ。
ところがこれがもし故障しない場合、この問題はこのMac miniと東芝のSSHD間の固有の問題ということになる。

このWDは新品ではなくSSHDを導入する前に何ヶ月か使っていたので、様子見しないとわからないが普通に考えてこのディスクでは障害は起こらないと思われる。
すると、もう原因はMac miniと東芝SSHDの相性問題に絞られてくるわけだ。
今月一杯くらいで結論が出るだろう。

これまでMacにマウントしただけで故障するハードディスクなんて経験がなかったのでにわかに信じがたい結論だが、こういうこともあるのかもしれない…としかいいようがない。
東芝SSHDとMacの相性についてはSeagateを入手して、比較、MacBook Pro他のMacにもマウントという方法でテストしてみようと思っている。





今朝になって気がついたのだがMac miniのTime Machineがバックアップ失敗の表示を出していた
詳細を見ると「バックアップディスクに問題が起きた」という内容




バックアップディスクがマウントできていないことに気がついたので再起動をかけたところ
「読み取れないディスク・初期化/取り出す」という例のタグが出てきた




ディスクを修復するにもマウントできないと修復ができないためやむなく初期化する
そして初期化に失敗して「装置の最後のブロックに書き込めません」という表示
これらの症状は過去のSSHDの故障と全く同じで
コマンドなどを使って修復を試みてもことごとく失敗する
SSHDディスクの根本的なハード故障で修理は不可能だ
実際過去のサポートの対応も「新品同型品と交換」という内容だった




さて問題なのは今回のSSHDは内蔵ディスクとしてマウントしたことは一度もなく「修理」として
新品と交換されて戻って以来ケースに入れて外付けハードディスクとして使っていたことだ
つまり普通の外付けハードディスクと同じ使用法なのだが過去にMacにマウントしただけで
故障する外付けハードディスクというものに出会ったことがないのでにわかに信じがたいことだ




修理品として返ってきていたもう一台の東芝SSHDと交換して
もう一度外付けハードディスクとして使用することにした




そしてこの交換済み外付けハードディスクはあっさりマウントして普通にフォーマットにも成功
当たり前だがディスクの修復でも一切異常は出なかった




とりあえずバックアップは必要なのでこのSSHDの
外付けハードディスクでTime Machineのバックアップを開始した
もし推論が正しければこのディスクも70日以内に故障するのでそれまでに対策を打たないといけない



2014年9月2日



anchor

2ヶ月周期で死ぬ東芝のハイブリッドドライブをまた修理に出したが…情報は得られず…性懲りもなく今度はSeagateを入手した

さて、前回こちらの記事で取り上げたようにMac miniを高速化する目的で導入した東芝のSSHD(ハイブリッドドライブ)が3本立て続けに死んだ。
2014 年 9 月 2 日
今度はMac miniの外付けドライブとして使っていた東芝のハイブリッドドライブがまたもや2ヶ月で死んだ…さすがに鈍い私でもこれはハード相性問題を疑わざるを得ない…

3本目は外付けハードディスクとして使用していただけにもかかわらず、3本とも70日という周期で故障を繰り返していることも前述の通り。

前回の記事が分かりにくかったかもしれないので、少し追記する。


前回、詳細に消去法でハードの相性問題と考えるしかないという道筋を書いたのは
「ハードの相性問題なんてのは一般的にあり得ない」
という原則が前提にあるからだ。

トラブルの原因を究明する時に、安直なサポートはすぐにこういうことを言う。
「タイミングの問題でたまたま処理が正常に進まなかった」
「機器の相性の問題です」
「単なる表示の問題です」
「システムのメモリーリークが原因です」

サポートとか修理のエンジニアとかがこれをいう時は、大体原因がよく分からない時だ。

かなり前のことだがプロバイダーのサポートにネットに接続ができなくなった時に問い合わせたところ、こんな回答をされたことを書いた。

「お使いのPCは何ですか?」
「はあ?Macですが?」
「それですよ原因は。Macはサポートしておりませんので」
「バカいっちゃいけませんよ。ネットに繋がるかどうかはTCP/IPの通信手順が正常に実行されているかどうかで、全て規格で決まっているんだからMacもWindowsも関係ないでしょ?」
「いえ、相性があるんです」

このサポート氏は真面目に原因を究明する気が全く無くて、とにかく口先だけで早くこの電話を終わらせたいというのがアリアリと見えた。

どこのサポートかはあえて伏せるが、某Yahoo!BBのサポートである。

TCP/IPはWindowsのために作られた規格ではない。
というよりWindowsがTCP/IPに準拠する前から、UNIXやMacOSの世界では標準的に使われていた世界標準だ。
この規格に準拠した機器がインターネットに対応しているといえる。
ところがこの時代はもうWindowsがデファクトスタンダードだったから、Windowsに準拠していないMacはサポートしないという理屈だが、このサポート氏はまずインターネットの歴史を全く知らないでこんな理屈で素人を騙せると思っているらしかった。

「単なる表示の問題です」もGUIはCUIと違って表示の段階で誤動作があり得る…という原則論を楯に
「本当はこんなことはあり得ないんだけどね、なんだか表示が調子悪くでそんな風に見えるだけで、本当はそうじゃないんですよ…」
というサポートの苦しい言い訳に使われることが多い。

「タイミングの問題」も多くのプロセスが錯綜してくると、しかも同じリソースを使うプロセスの動作が奇跡のタイミングで誤動作を引き起こすことが、非常に稀ではあるがあり得る…という原則を楯にとって
「本当はこんなことはあり得ないんだけどね、奇跡のタイミングであり得ない動きをしただけで、次回からはこういうことは無いからね…」
という苦しい言い訳の心情が透けて見える。

本当はノイマン型コンピュータは、同じ入力に対しては同じ出力を返すというのが動作の大条件になっている。
そうなるように作られているのがノイマン型コンピュータで、そうならないのはノイマン型コンピュータの条件を満たしていない。
そして今現在、我々の目に触れる全てのコンピュータはノイマン型コンピュータである。
詳しくはこちらを参照。
なんちゃってなIT用語辞典17
ノイマン型コンピュータ:von Neumann-type computer

あとWindowsをベースにした業務ソフトを作っている人達がよく言うのが
「システムのメモリーリークですね」
実際長期稼働するとWindowsはメモリ管理に問題を起こすことがある。
だから突然サーバがクラッシュしたら、システムのメモリの枯渇も考え得る…という原則論を楯に
「システムのメモリ枯渇で、クラッシュが起きました…クレームはマイクロソフトまで…」
これも「原因はよく分かりません」と同義語だと思う。


同じように「相性の問題です…」というのも、安直に原因不明の言い訳に使われることが多いのは、最初のYahoo!BBのサポート氏と同じである。

だから、簡単にMacと東芝SSHDの相性の問題という結論には飛びつきたくなかった。


しかし、東芝のSSHDは3本続けてトラブルを起こした。
今日、このSSHDを再び修理依頼に出してきた。
対応してもらえるようだ。
ただし、これが3本目だという説明もして「単なる歩留まり」とか「たまたま不良ロットに当たった」とは考えにくいことも説明した。
「東芝のSSHDについて何かうわさは聞いていますか」
という質問に対して
「特にそういうものは聞いていません」
という常識的な答えだった。

これは仕方がないだろう。
こちらは純粋に技術的興味で聞いているのだが、ここで
「ええ、実は不具合のうわさもあるんです」
なんてうっかり答えたら、
「不具合のうわさがあるものを売りつけたのか?金返せ!」
とか食い下がる質の悪い客が最近は多いから、お店もうかつなことは言えない。
こちらはディスクなんて歩留まり品だし、ある程度消耗品だということも充分理解しているのでクレームを言うつもりはない。
しかし、たった9千数百円のディスクですら「金返せ」とかいうヤツがいるから仕方がない。

しかし東芝SSHD自体の欠陥といううわさも聞こえない。
でも70日周期でトラブルは起こった。

実はこの70日周期というのが結構重要な要素だと思っている。
トラブルに周期があるのは、コンピュータの場合何かがカウントアップしているとかそういうことだ。

それはタイムカウントリソースのカウントアップかもしれない。
ハードディスクだからバッドブロックが積み上がったのかもしれない。

最近のディスクは工作精度の向上のおかげで、ひと昔のようにスピンドル異常で回転がおかしくなるというトラブルは激減しているらしい。
替わりに増えているのは、ディスクへの書き込みの冗長性のエラーで書き込みができないブロックができてしまう不正ブロックの問題だ。
不正ブロックがある一定数を超えるとファームウエアによりディスクは「故障」と判定される。

これはHDDのようなメモリメディアの場合仕方がないことだ。
ただし通常は70日なんていう短い期間で不正ブロックが許容限度を超えることはない。
だが、それがSSDのドライブ部分に限定されていたらどうか…

私はSSHDの最初の頃の記事を書いた時に少し誤解をしていたのだが、フュージョンドライブではSSDが死んでもHDDはメディアとして生きているので、SSDを換装することでドライブは復活できるが、SSHDもこれと同じに違いないと思っていた。
しかし実際には8GBのSSDに不正ブロックが積み上がってくるとHDD部分だけでドライブとして稼働できるようにはなっていない。

となると8GBのNANDメモリの耐久性はUSBメモリと同じようなものかもしれない。
それでも通常の使用なら問題はない筈だ。

ところが制御しているのがファームウエアならMacのファイル操作との相性の問題はあり得るのではないか…

にわかに信じがたい結論だし、
「相性というのは原因が分からない時に言う言い訳だから原因として結論にしたくない」
という上記のような思いもあった。

しかし世間的にはトラブルがないのに3本続けてSSHDが死んで、しかも3本目は外付けハードディスクとしてUSB接続のみで、今月末くらいには結論が出るがHDDでは70日のトラブル周期が見られない…となると東芝SSHDとMacの相性としか結論づけられなくなる。


そこでさらにこれを裏付ける方法を準備した。
これを本日購入した。





そして性懲りも無くまた購入したのがSeagateの1TBのSSHD :ST1000LM014
BBSにSakipapaさんから情報をいただいていたハイブリッドドライブで
最初から素直にこちらにしておけばよかったのだが今回初めて購入した
来月始めにでもMac miniに換装する予定だ



こちらはスペック的には東芝のSSHDとほぼ同じような製品だ。
容量は同じ1TBでSSD部分も同じ8GB、違いはキャッシュメモリが64MBあるというくらいか。

今月末まで現状のHDDで稼働させて70日問題の影響がないのか確認したら、その上でこれに内蔵ディスクを換装する予定だ。

もしHDDの状態で故障が起こったら…一連のトラブルは単なるMac miniの故障だから、諦めてMac miniを買い替える。
HDDが故障しなければ、問題はSSHDとMac miniの相性問題と断定できるので、次はこれが東芝固有の問題なのかSeagateでも起きるのかを知りたい。

もしSeagateでも同じトラブルが起きたら、intel/Macの片割れであるにもかかわらずMac miniはSSHDに対応できないという結論になる。
もしSeagateで問題が再現しない場合は…
ここまで検証したらもう「東芝とMacは相性が悪い…」という結論で良いと思う。

こういうことを考えていたんです…ワタクシ…




2014年9月3日



anchor

【中間報告】2ヶ月で死んだ東芝のハイブリッドドライブに替えて内蔵をWDのHDDに交換して82日が経過した〜仮説はかなり確実になりつつある

表題の通りだが東芝のSSHDが3本立て続けに死んで、それが全てMac mini/intelの内蔵・外付けに使用したケースだったことは前回ここに書いた。
詳細こちら。
2014 年 9 月 3 日
2ヶ月周期で死ぬ東芝のハイブリッドドライブをまた修理に出したが…情報は得られず…性懲りもなく今度はSeagateを入手した

その運用テストの中間報告なのだが、WDの内蔵HDDは本日で運用日数が82日を超えた。
前回も書いたが、東芝のSSHDは70日ごとに故障するというはっきりした法則性があったので、HDDが82日も何も問題なく動いていることからして、前回書いた推論はかなり確率が高まった。
原因はMac miniの故障ではなく東芝のSSHDとMac miniの相性問題ということにますます絞られてきそうだ。

予定通り10月に入ったら内蔵HDDをSeagateのSSHDに交換して、WDの内蔵HDDをコピー元にして環境を復元しSeagateとの相性テストに入る。

結論が出るのは年末になりそうだが、中間報告として一応予想通りに進行していることをメモしておく。





前回も前々回も東芝SSHDはシステム不調になって再起動した時に認識しなくなった
最初のはいきなりシステムが落ちていて二度とマウントできなかった
ドキドキしながら再起動をかけたが問題なく起動できてuptimeなどのコマンドを正常に受けている




そしてGUIも何事もなく普通に起動して正常に動いている
問題の70日はすでに2週間近く通り過ぎたが何も起こらない
予定通りあと2週間ほどでSeagateのSSHDに換装して相性をテストする
東芝SSHDはOS Xをサポートとはどこにも書いていないので
この結果で別に東芝にクレームを入れるつもりはないが
こういう情報があってもいいと思いテスト内容を公表している



2014年9月17日



anchor

2ヶ月周期でハイブリッドが死ぬMac mini…HDDだとやっぱり70日以上稼働しても問題ない…今度はSeagateのSSHDに換装してみるテスト

6月28日に内蔵ディスクとして使用していた東芝のSSHDが死んでしまったMac mini。
その時に検証のためにWDのHDDに換装していた。
詳細はこちら
186)VPNサーバとして使っていたMac miniのハイブリッドディスクがまたもや2ヶ月でお亡くなりに〜Macとは相性が悪いのかもしれない

そして90日以上様子を見ていたがWDのHDDは現在に至るも全く問題を起こしていない。
ディスクユーティリティでチェックしても全くエラーを出していない。
これでMac mini自体の故障の線はかなり薄くなったと思う。
次はSSHDはどれもこうなるのかという検証に入る。

そのために先日入手していたSeagateの1TBのSSHDに換装した。

もうMac miniの分解は何回目だろうか。
どこが手間がかかるか、どこでつまづくかも熟知してしまったのでマニュアルも何も見ないでも分解組み立ての最短ラップを叩き出した。

それはともかく本日より開始したSeagateのSSHDで70日目に問題が起きないか…結果が出るのは年末というところ。
その頃のまた結果報告をアップするね。





90日以上検証したWDのHDD(左)はやはり何ら問題を起こさなかった
そこで計画通りこれをあらかじめ入手していたSeagateのSSHD(右)に換装する




SSHDは認識に多少時間がかかったがディスクユーティリティでマウントを確認
さっそくHFS+でフォーマットした




そしてMavericksのインストーラもあっさりこのディスクを認識した
OSをクリーンインストールして外付けハードディスクに
移したWDのHDDから移行アシスタントで環境を復元する予定
そのあと動作を一通り確認したらWDのHDDはTime Machineのバックアップディスクになる




ところで今回もこちらの手順でインストールメディア化したハードディスクから
インストールしてもう一つの外付けディスクケースに移したWDのHDDから環境を復元した
バックアップのインストーラアプリから起動できないかやってみたが
自分で自分を復元できないのは仕様らしい
自分のコピーを復元できないのはライセンスの関係からか…結局この方法に落ち着いた



2014年10月5日



anchor

SeagateのSSHDを換装したMac miniでそのスピードなどレビューしてみる

先日以下の記事にも書いたように自宅のメディアサーバー兼VPNサーバ兼家族共有機のMac mini/intelの内蔵ディスクをWDのハードディスクからSeagateのハイブリッドディスクに交換した。
2ヶ月周期でハイブリッドが死ぬMac mini…HDDだとやっぱり70日以上稼働しても問題ない…今度はSeagateのSSHDに換装してみるテスト

換装後のデータの引き継ぎも順調に進んで快調に動いている。
体感速度的にはやはりハイブリッドになってかなりテキパキ動くようになった。

そこでベンチマーク的にはどれくらい速くなったのかをBlackmagic Disk Speed Testのテスト結果で比較してみた。





こちらはWDの1TBハードディスクを搭載時のベンチマーク
かなり遅いが大容量のファイルサービスをするAppleTV用ストレージ的な
役割を期待していたのでその面では充分な速度とも言える
ただ共用機として使っている家族からは「スゴく遅くなった」というクレームの対象になった




比較のために東芝のハイブリッドディスクを搭載時のベストスコアを
常時はリードライトともに90〜100Mbbsほどだったが
時々こういう目も醒めるようなスピードが出た




今回換装したSeagateのハイブリッドディスクは東芝のように
突発的にベストスコアを叩き出したりはしない
ただ常時アベレージの80〜100Mbpsのスピードは
出ているので体感的には東芝とあまり変わらない



このようにスピードはまあまあ満足がいくレベルなので、あとは故障さえしなければいいのだがどうなりますことやら…




2014年10月11日



anchor

約90日稼働したMac miniのSeagateのSSHDは健康そのもの…そろそろ結論を出す時ではないかと思うがやっぱ東芝のSSHDの品質問題?

このシリーズもいよいよ大団円を迎える!
(シリーズだったのか?これ?いつのまにそうなったんだ?)

この物語の発端はちょうど1年前…老朽化した2009年モデルのMacBook Proを近代化改修するため、バッテリーの交換その他と併せて、光学ドライブを外してSSDを導入、これをFusionDrive化した。
そのききさつかこちら。
老兵MacBook Pro近代化改修計画発動〜まずはSSD導入〜Fusion Drive化計画を実行〜おおむね結果は良好だが痛恨のミスも…(前半)

多少痛恨のミスはあったものの、この結果がなかなか好結果になり従来だとMacのノートは大体4年ほどでお役御免、サーバに転用…という道を歩むのだがこの2009年モデルはおそらく2015年も生き抜いてしばらく現役になりそうだ。

この結果に浮かれていたら、BBSにSakipapaさんから
「ハイブリッドドライブに換装すればよかったのに…そしたらただのディスク交換と一緒だから『痛恨のミス』とかもなかったのに…」
という情報をいただいた。
そうだよね、ハイブリッドドライブだよね。
ソフトウエア的にドライブをバンドルするのも最初からやってあるし、本当に手間はただのディスク交換と一緒だよね…気がついてなかったわけじゃないんだよ…いろいろと検討してね…こうなったんだよ…
(実は気がついていなかった…)



ということで同じ世代のインテルのMac miniを近代化換装するためハイブリッドドライブを試してみた。
その経緯は以下。
老兵Mac近代化改修第2弾〜Mac mini/Late2009モデルをハイブリッドドライブに換装して夢の高速起動を実現する…まあまあかな

SakipapaさんはSeagateのSSHDを推奨していたが、天邪鬼の私は「東芝も試してみたい」とそちらを入れた。
ところがこれがその後の長くて厳しい戦いの幕開けになってしまった。
その詳細はこちら。
Mac miniに入れたハイブリッドドライブがわずか2ヶ月で死んでしまった〜結局いろいろ検討して同じものを交換部品として入れて様子見中

要は東芝SSHDとインテルMac miniの組み合わせで70日問題というようなディスク故障がこのタームで必ず発生するという問題が起きた。
結局この検証で3本のディスクが70日で死んだのだからもう間違いないと思う。

その後普通のWDのハードディスクに換装したところなんら問題を起こさず90日を経過してしまった。
そしてさらにその後、すべてのSSHDでMac miniを駆動させると同じ問題が起きるのかという検証が残った。
その詳細が以下。
2ヶ月周期でハイブリッドが死ぬMac mini…HDDだとやっぱり70日以上稼働しても問題ない…今度はSeagateのSSHDに換装してみるテスト

本日SeagateのSSHDに載せ替えて88日目、およそ90日になって70日問題は再現しなかった。
このSeagateに載せ替えてからMavericksをYosemiteにアップデートして、VPNサーバとして問題が起きたので、ディスク全域を初期化して再びMavericksにデグレードしたり、AppleTVのファイルサーバとして毎日大量・大容量のファイルを書き換えしているので、はっきりいってかなりディスクには負荷がかかっているはずだと思う。

しかし70日問題は再現しなかった。

さらに余った修理品の東芝SSHDは今の所Yosemiteインストールメディアと、もう一個はSony VaioとファイルをやりとりするためにexFATでフォーマットして使っているのだが…後者が先日Macでマウントできなくなった。

Vaioでディスクチェックをかけたら今回は元に戻ったのだが、どうも動作が不安だ…

今まではMac miniと東芝SSHDの相性問題ということに結論付けていたし,そういうことで収めたいのだがひょっとすると東芝のメモリドライブの品質管理の問題なのかもしれない。
(BBSに同じ症状を経験しているという人の書き込みもあった)

う〜〜ん、どうなんだろう。
東芝のサポートは丁寧な対応をしてくれたけど、ものが動かないんじゃなぁ…
ともかくSeagateのSSHDはとても快調なので、もう結論を出してもいいんじゃないかと思うがこれからディスク換装を計画している人にはSeagateをお勧めすると思う。





Mac miniのディスクボリュームチャート
過酷なアップグレードとデグレード、AppleTVサーバーとして大容量データの書き換えと結構負荷をかけている




いまのところSMARTもDisk Utilityも特にエラーを出していない
快調に動いているので明後日で90日になるしそろそろ結論を出してもいい頃かと思う
MacにSSHD入れるならSeagateにしなはれ…



2015年1月1日




anchor

結論〜MacでSSHDを使うならSeagateにしなはれ〜120日を経過した検証にパス・それと東芝のSSDに関して若干噂など…

さてハイブリッドディスクを導入したが、なぜか70日ごとにタイマーでも仕込んであるかのように故障する問題は東芝のSSHDを止めることで解決した。

詳細はこちら。
約90日稼働したMac miniのSeagateのSSHDは健康そのもの…そろそろ結論を出す時ではないかと思うがやっぱ東芝のSSHDの品質問題?

その後東芝のSSHDについての噂のようなものを集めてみたが、故障の原因になるような決定的なものを見つけられない。
東芝のSSHDは1AでUSBは0.7Aしか電力がないから、電力不足でディスクが破損するというデマに近いようなものまで集めて検証しているが詳細は不明。
(内蔵電源は1A以上あるはずだし、すくなるともUSBケーブル2本挿ししていた外付けハードディスクケースも同じように70日で故障した理由が説明できない。これはほぼデマと判断している)

ただ過去の履歴を調べると東芝のSSDはコントローラに問題があったり(砂コン問題)、MacBook Airでリコールを起こしたりいろいろ経歴はあるようだ。

今回の問題は70日経つと起動ボリュームがマウントできなくなるという問題で、修復ボリュームからは起動できるので、電力不足のようなハード的な問題ではないように思える。
修復ボリュームから起動できても起動ボリュームはやはり修復ができないので、SSDとHDDの複合ボリュームが壊れてしまっているようだ。
時間に規則性があることから不良ブロックを疑っているが、とにかく壊れてしまうと何の証拠も残さずに昇天してしまうので原因究明の決定打がない。

東芝の代理店も快く修理交換には応じてくれるものの、故障の原因についての質問には一切答えてくれない。

とにかく120日が無事に過ぎようとしているので、Macでハイブリッドディスクを使うのなら、迷わずSeagateをお勧めしたい。




2015年2月4日













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