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なんとなく焦げ臭い匂いがしていたMacBook Proを最新兵器=豚の毛の刷毛でクリーンアップしたw〜問題解決!
MacBook Proの掃除をしました。
ここ数日Macに向かっている時に何か焦げ臭いような匂いがした気がして…
前にやったのは1年半前の年末大掃除の時だったかな。
MacBook Proが実際の原因だったかどうかはともかく、MacBook Proの中身の掃除をした。
その手順は前回の解説とほぼ同じ。
MacBook Proを再度開腹手術、内部を掃除した〜ダクト周りの掃除は手抜きしちゃいかんということやね
唯一違うのは今回は使ったクリーニングロッドが、普通の筆ではなく水性塗料用の刷毛だということか。
冷却ダクト用のホコリ取りに これがとても具合がいいのでオススメです。
今回使用したのは水性塗料用の30mmの豚の毛の刷毛でこれはなかなかいい
ホームセンターで100円で売っているようなものだが静電気もおきにくいので
なかなか使える、エアダクトを掃除したらこんな塊のホコリが取れた
このために空冷の流路が塞がれて焦げ臭い匂いがしていたのかもしれない
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Monolingual1.6.7 (Freeware)
OS10.10Yosemite対応
マルチリンガル、ユニバーサルバイナリに対応したが故に無駄になるアプリのリソースを掃除してディスク容量を節約するアプリ。
このアプリは古くから愛用していたし紹介もしてきた。
Mac OS Xは他のOSと違って「英語版」「日本語版」などの区別がない。
もちろんパッケージには英語表記版、日本語表記版など各国語版が用意されていたが、中身は全部同じで対応するすべての国の言語リソースが最初から入っている。
パッケージも無くなってしまった今では本当に各国語版の区別が無くなってしまった。
それに対応するためにサードパーティのアプリも各国語リソースを入れておいて「◯◯語版」などのリビジョンを作らないことが推奨されている。
便利だ。どこのバージョンをダウンロードしても英語、日本語など好きな表示ができる。
ただ一般的に言って日本語環境でMacを使っている人には、韓国語環境やノルウエー語環境のリソースは無駄でしかない。
また現役で動いているMacはもう大部分がIntel/Macになってしまい、今やPowerPCで動くMacは秋葉原でも探し回らないと手に入らなくなってきた。
すると一つのアプリでIntelでもPowerPCでも動くユニバーサルバイナリも、便利さを感じることは少なくなってきて無駄に容量を食うだけになってきた。
それらの使わないリソースを削除するアプリがこのMonolingual ということになる。
もともとはアプリの中のマルチリンガルリソースを削除するだけのアプリだったが、ユニバーサルバイナリ削除も追加され一時期はシステムのIMなどのリソースも削除する機能なども追加された。
しかし最新版のYosemite対応バージョンでは、その機能は削除されアプリの言語リソースとプラットフォームリソースの削除だけの機能になった。
システムのリソース削除はややリスクがあったので、妥当な撤退だと思う。
1TB内蔵ディスクを使用するようになってからは常に空き容量は300GBは確保するようにしているので最近ではそんなにシビアではないが、久しぶりにかけてみたらやはりかなりの容量を節約できたのでディスク容量が気になる人にはオススメだ。
なお最新版はYosemiteのみの対応で、Mavericks以下の各バージョンを使用している場合はそれに対応する旧バージョンも作者サイトで入手できるので自分のMacに合ったバージョンを取得すること。
現在使用されているほぼすべてのリソースを削除できるこのMonolingual
日本語環境で使用している場合はデフォで英語と日本語だけがチェックが外れている
一部のシステムやアプリの機能が使用できなくなるので英語環境は削除しないこと
またアーキテクチャーも下に現在使用している環境が
表示されそれ以外は上のリストでチェックが入っている
このチェックが入っているのが不要な環境ということになる
ユニバーサルバイナリを削除した結果約200MBのディスク容量を節約できた
言語環境を削除する時はこういう警告が出るが実際には
言語環境の切り替えをやらない人にはリスクはない
削除される言語リソースのうち大部分はそれぞれの
アプリのパッケージの中にある.lprojがそれに当たる
キャプチャーは日本語リソースを開いているがそれ以外に
フランス語、ハンガリー語、イタリア語、韓国語等のリソースが入っているのが見える
これらのリソースは日本語ユーザには無駄な容量を食うだけの不用品ということだ
久しぶりにかけてみたら言語リソースのの方は3GBの節約になった
1TBに対する3GBはたいした量ではないかもしれないが昔なら大騒ぎした大きさだ
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Wi-Fi接続の優先順位を変更するにはWindowsではどうする?・Macではどうする?
これまた今さらネタ第5弾。
無線LAN優先順位変更の手順もとっくに書いたような気がしていたが実は書いていなかったので書いとく。
最近は自宅では自宅内無線LANネットワーク、外ではWiMAXなどでどこでも無線接続という環境になった。
さらに出先ではどこでもキャリアのWi-Fiがそこらじゅうに飛びまくっている。
道を歩けば未だにセキュリティがかかっていない野良無線LANもたまに見かける。
15年前に自宅で初めて無線LANを入れた時には、周辺にはWi-Fiの電波なんてほとんど飛んでなかったのにいまはスキャンすると20以上もルータが見えたりする。
そうすると困ったことがある。
自分が使っている無線LANも常時2つあって出先の無線LANもあって、自分が希望するのと違うLANにつながったりして舌打ちしたりする。
VAIOを再起動したら無線LAN経由telnetが接続できなくなった…サービスの問題か、ファイアウォールが悪さしてるのかといろいろ調べてみたらVAIOが自宅ネットワークではなくWiMAXにつながっていたよ…という笑い話のようなでもシャレにならない状況になって、やはり優先順位をちゃんと設定しないといけないとなった。
手順は以下のとおり。
自宅では自宅機器とのリモート関係から自宅ネットワークに
接続したいのだがVAIOを再起動するとWiMAXに接続してしまい
なんでリモートが繋がらないのだヽ(`Д´#)ノ ムキー!!となったこと数回
やはりちゃんと優先順位設定をしないといけないと思い至った
Windows7はコンパネのネットワークと共有センター に入る
この左ペインにワイヤレスネットワークの管理 というメニューがある
ここにワイヤレスネットワークの接続履歴が並んでいる
優先したいネットワークを選択してリスト上のメニューの「上へ」「下へ」 ボタンで順位を変更する
上から順に優先順位が高いので同時にネットワークを検知した時には上を優先する
こうして再起動後もWiMAXではなく自宅ネットワークに接続するようになった
さて振り返って我がMacである
Macではこれをどうするかというとお馴染みシステム環境設定 でネットワーク に入る
Wi-Fi接続 を選択して右下の詳細 ボタンをクリック
ここのWi-Fi タブに過去に接続した履歴が全部残っている
上に行くほど優先順位が高いので優先したい履歴を
ドラッグアンドドロップで上に持ってくる
実にMac的
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Windows7の端末をTelnetサーバーに設定してリモートで(Macからも)操作する
今さらシリーズ第4弾かな。
Windows7からデフォルトでtelnetは無効になって、Windowsをコマンドプロンプトでリモート操作するにはそれなりの設定をしないといけなくなった。
そのやり方もどこかに書いた気がしていたが、書いていなかったようなのでメモしとく。
詳細はキャプチャーで。
あらましをまとめとくと、
1)機能の有効化で無効になっているtelnetをインストールする
2)telnetサービスを起動する
3)TelnetClientsというグループを作っておいてリモートを取りたいユーザ名をグループに登録しておく
こういう流れになる。
Windows同士のリモートの場合、ローカルで使っているコマンドプロンプトがそのまま使えるのでやはりtelnetが便利だ。
Macからだとsshが使えればいいのにとも思うが、Macが対応したほうが手間が少ないし汎用性も高い。
そこで以前にも紹介したMacからtelnetを使えるMac版TeraTermのようなZOC を使う。
GUIに関してはMicrosoft純正のMac版Remote Desktop Connection もあるので、両方入れておけば死角無しだ。
telnetを有効化する手順は以下のとおり
まずコントロールパネル を開いてプログラムと機能 を開く
左ペインに「Windowsの機能の有効化または無効化」 というメニューがある
これを開くとTelnetサーバー という項目はチェックが外れているはずだ
ここにチェックを入れてOKをクリックするとインストールの間しばらく待たされる
次にコンピューター を右クリックして管理メニュー に入る
デスクトップにアイコンがない場合はスタートボタンの中にあるはず
そこにもなければコンパネの中にある管理ツール を開く
管理メニュー の中にサービス という項目があるはず
これを開いてTelnet という項目をクリック
サービスを自動で開始するように設定する
スタートアップ を自動 にしないと次回再起動以降接続できない
あとは「開始」 をクリックするとサービスの状態が停止 から開始 に変わる
変わったのを確認したら適用 ボタンをクリックしてOKで閉じる
次に同じく管理 の中のローカルユーザーとグループ の中、グループ を開く
ここにTelnetClients という名称のtelnetに接続を許可するグループを作成する
グループの追加の仕方はグループのリストの余白のところで
右クリックして新しいグループをクリックというWindows名物バラバラUIスタイル
ここでTelnetClients というグループ名を入力して作成 ボタンをクリック
そこを間違うと接続できないので大文字小文字の区別、複数形であることに注意
次に同じ管理 の中のローカルユーザーとグループ の中のユーザー に入る
ここでtelnetで接続したいアカウントを選択して右クリックでプロパティを開く
所属するグループ というタブを開いて下の追加ボタンでグループを追加する
先ほど作ったTelnetClients を追加すればOK
追加の仕方だが追加ボタンをクリックしたあと手打ちで追加しないといけない
大文字小文字を識別するので要注意
OKボタンで確定
以上の手順でグループを追加したアカウトの名前とパスワードでtelnetでWindowsに接続できる
ZOC を使えばMacでもWindowsにつなげる
UNIXとかなり作法が違うDOSコマンドを覚えないといけないが
Windowsの世界ではこのほうが汎用性が高いのでこういうのもあると便利
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Windowsで再起動をかけるコマンド「shutdown -r」を遠隔からの管理で活用する
今さらネタが続いたついでにもう一つ今さらな話題を。
UNIXとかMacのTerminal でシステム終了コマンドはhaltとかshutdownを使う。
再起動をしたい場合はrebootまたはshutdown -rというオプションも用意されている。
Windowsではどうするかというと、同じく終了でshutdown、再起動でshutdown -rというコマンドプロンプトが用意されている。
通常はWindowsの再起動なんて、素直にGUIのスタートボタンの中のシャットダウンボタンのオプションで再起動を選択すればいい。
でもそうはいかない場合がある。
リモートでWindowsサーバーの管理をしていると、どうも調子が悪くて再起動しなくてはいけないという局面がある。
その時サーバーの近くは無人なので遠隔から再起動をかけたい場合に、リモートデスクトップやVNCではスタートボタンの中には切断というオプションしかない。
サーバーの場合は遠隔から誤操作で落とされないように、こういう安全策がされているためGUIでは終了や再起動ができない。
そこでコマンドプロンプトを呼び出して
shutdown -r
と打ってEnter。
telnetからの接続の時も同じくこのコマンドで再起動が可能だ。
コマンドプロンプトを呼び出す一番手っ取り早い方法
Windowsキー+Rキー で「ファイル名を指定して実行」 を呼び出す
ここにcmd と打ち込んでEnter
そして開いたコマンドプロンプトにshutdown -r と打ってEnter
1分以内に再起動が始まる
なんでこんな面倒なことをするのかというとその原因はこれ
リモートデスクトップ や画面共有 、VNC などで接続すると
Windowsのスタートボタンの中には切断というオプションしかなくなる
リモートを切ることができるだけでOSの再起動や終了は遠隔からできない
そこで上記のコマンドプロンプトの出番となる
これはMacでもtelnetが使えるZOC から繋いだ様子
telnetの場合もshutdown -r コマンドで再起動が可能だ
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起動ディスクのアクセス権を修復するTerminalコマンド〜diskutilコマンドがいろいろ使えて便利
この項目とっくにどこかに書いたと思いこんでいたが、どこにも書いていなかったので今更ではあるけど改めて書く。
Disk Utility でディスクの修復なんかをメンテナンスでよくやると思う。
システムがなんとなく調子悪くなった時に、長期間これをやっていないのであればこれでその不調が治ることがある。
またそうした不調を避けるために定期的にやっておくべきメンテナンスだと思う。
私の場合月一程度の頻度ではこれを実施している。
今操作しているMacのローカルドライブの場合はそれでいいのだが、サーバーなどにsshのみで接続している場合はどうするか?
画面共有 、VNCなどでリモートをとってDisk Utility で修復…という方法でももちろんいいのだが、サーバーの場合できるだけリモートをとったりGUIの操作をしたりを避けてOSへの負荷を減らしたい。
だからsshで接続しているわけだが、その場合はコマンドを使って同じことができる。
sudo diskutil repairPermissions /
このdiskutilコマンドには他にもいろいろ便利なオプションがある。
例えばボリュームマウント、エジェクトなどの機能。
外付けハードディスクのボリュームアンマウントができなくなった時にコマンドからも試すことができる。
MUTAという名称のUSBメモリ、USB外付けハードディスクなどをアンマウントするコマンド
diskutil unmount /Volumes/MUTA
MUTAというデバイスを探してボリュームをマウントするコマンド
diskutil mount MUTA
MUTAというデバイスをエジェクトするコマンド
diskutil eject MUTA
エジェクトとアンマウントの違いはアンマウントはボリュームへのアクセスを切ってデバイスを取り出す準備をした状態で、エジェクトはアンマウントとデバイス取り出し両方をやってしまうコマンドになる。
USB接続の場合、一度エジェクトでデバイスを削除するとmountコマンドでは再マウントできなくなる。
Mavericks以降Finder からのアンマウント、デバイス取り出しがいまいち不確実で、何度か「不正なボリューム取り出し」の警告を受けてヒヤリとしているのでアンマウント、エジェクトはコマンドでやるという習慣にするといいかもしれない。
これも今更なTipsだけど今まで書いたことがなかったので…
ディスクのアクセス権を修復するコマンド
起動ボリュームの修復はsudo diskutil repairPermissions / でEnter
パスワードを求められる
リムーバブルディスク、外付けハードディスク、USBメモリなどのボリュームをアンマウントするコマンド
MUTAという名称のボリュームならパス記述してdiskutil unmount /Volumes/MUTA でEnter
Fnder でやるより確実のような気がする
アンマウントしたボリュームを再びマウントしたい場合はmountコマンドを使う
デバイス名を直接記述してdiskutil mount MUTA でEnter
デバイスごと取り出したい場合はejectコマンドを使って取り出す
これもデバイス名で記述でdiskutil eject MUTA でEnter
エジェクトが成功するとmountコマンドは効かなくなるので
またマウントしたい時は一度メディアを抜いて接続しなおせばいい
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強制終了などの操作をするとOneDrive が起動できなくなってしまう〜再インストールしかないのでなるたけ強制終了はしないこと
Microsoftのクラウドサービスクライアントアプリの
OneDrive が最近立て続けに起動できなくなるという問題が起きた。
クラウドドライブのアプリをいくつか並行して使っていて、そのうち写真の同期などにこのOneDrive を使っている。
ことさら便利ということもないが10GBというドライブ容量のためにこれにそうした大量のファイルの同期を分散している。
このクライアントアプリが起動できなくなる問題は、主にOSの強制終了などで起こる。
Macのメンテナンス法を紹介するページがあって、OSの再起動を促す記述で
コマンド+Control+Ejectキー
で再起動するということが書いてあったので試してみたら、これはすべてのアプリを確認なしに終了してシステムを終了するというキーコマンドだった。
これはアプリなどがクラッシュしてOSがいうことを聞かなくなった時に、強制終了をする時には有効なコマンドなので覚えておいて損はないと思うが、日常のメンテナンスのためにこれを常用すると不具合の原因になる。
で、早速OneDrive が起動できなくなってしまった。
OneDrive にも、どうも壊れやすい問題があるようだ。
これが起こったらアプリケーションフォルダからOneDrive を一旦削除してApp Storeから再インストールするしか方法はない。
何かの修復で治ったりはしないようだ。
ということでOneDrive 2回目の再ダウンロードということになった。
OneDrive が起動できなくなってしまった
今週2回目の頻度というのがちょっと問題だ
修復はできなさそうなので結局一旦アプリケーションフォルダから
削除してApp Storeからダウンロードしなおした
それで無事起動できるようになってメデタシ…なのだが強制終了コマンドなどを
日常メンテナンスで使用するのはできるだけ避けよという教訓を残した
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MacBookで電源ケーブルを挿して充電が始まったら音が鳴る機能を2009年型MacBook Proでいちはやく体験するTips
新型MacBookが発表されて以来ずっとそわそわしっぱなしの私が通りますよっと。
MacBookのスペックは私にはキーボード付きのiPadにしか見えないのだが、だからこそこれは面白いなと思っている。
Apple製品を使うものの鉄則として
「初物は避けよ」
というのがあるので、この4月のMacBookは見送ることにしたがMacBookは魅力的だ。
MacBook Proを素直に更新したほうがコストメリットがあるというのがなんとなく逆説的だが、今MacBookを導入するか新MacBook Proに更新するか悩み中だ。
それはともかく、悩んでいる間現在の2009年型MacBook Proでその雰囲気だけ味わうことにした。
そのTipsはこちらにあった、
手持ちのMacBookで、新型12インチMacBookの気分をちょっぴり味わう方法 | ライフハッカー
Terminal を起動して以下のコマンド打ち込む。
defaults write com.apple.PowerChime ChimeOnAllHardware -bool true; open
/System/Library/CoreServices/PowerChime.app &
電源ケーブルを挿して充電が始まったらMacBook新機能の「ホワン」という感じの音がする。
このサウンド効果を無効にしたい場合は、以下のコマンドをTerminal に打つ。
defaults write com.apple.PowerChime ChimeOnAllHardware -bool false;killall PowerChime
これで気分は新型MacBookだ!(というほどのものではないかも)
電源ケーブルを挿した時に音がする機能を有効にする
このコマンドを打つと電源ケーブルを挿した時にMacBook風の音が出る
この音を無効にしたい時にはこのキャンセルコマンドを打つ
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OS10.10.3の修正アップデートには恐ろしげなことが書いてあるので即アップデートすべし
先日OS Xが10.10.3がもう修正アップデートがあると言い始めている。
アップデートの内容を見ると
「ビデオを取り込むアプリケーションを実行時に、マックが起動しなくなるというビデオドライバの問題の修正」
と書いてある。
恐ろしい話だが、何か阿鼻叫喚地獄が起こって急遽修正がされたらしい。
とにかくアップデートを怠ったままの状態で、ビデオソフトをいじらない…ということだ。
アップデートのお知らせがあったと思うが後回しにして映像系のアプリをいじらないほうが良いようだ
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Karabiner を使って任意のキーバインドを作成・Macで自分だけのショートカットキー設定を実現
先日Karabiner というフリーウエアでキーボードに任意のキーマッピングが可能という記事を紹介したところ、BBSに「はち」さんから情報を頂いた。
Karabiner の使い方・解説ページ にオリジナルのxmlを読み込んでデフォルトにはないキーの変更組み合わせを読み込む手順の解説がある。
そしてオリジナルのキーマッピングやショートカットキー設定を作成するTipsはそのページのリンク先の
こちらのページ にかなり詳しく書いてある。
これは面白い。
この手順でKarabiner のメニューにはないオリジナルのキーマッピングやショートカットキー設定を作成することができる。
BBSに「はち」さんから頂いたのはfn+zキー を左Enterキー として使用できるというTips
こういうxmlを設定ファイルに記述する。
-
fn+z to Enter
private.enter.fn_z
__KeyToKey__ KeyCode::Z, ModifierFlag::FN, KeyCode::ENTER
読み込ませ方は上記リンク先にも詳しく書いてあるが一応こちらにも書いておく。
先日Caps LockキーをSeil を使って左fnキーに変更しておいたので、Caps lockキー+Zキー でEnterキー と同じことができる。
ちょっと便利だ。
今まで何の役にも立ってこなかったCaps Lockキー、役に立たないどころか不意にCaps Lockがかかってイライラの元になるだけだったこのキーが俄然、便利キーになり始めた。
この設定ファイルのXMLの基本的な構文はこんな感じ
XMLのバージョンを書くお決まりのヘッダ
これが本文の始まり
- アイテムごとにこれでくくる
セッテイングの名前
オプションのセッテイングの説明
他と重複しないセッテイングの識別名
キーの振る舞いの記述
アイテムくくり終わり
本文終わり
こんな感じで記述していく。
例えば右コマンドキーをエスケープキーに変更する設定は以下のようになる。
-
Change Right Command Key to Escape
private.right_command_to_escape
__KeyToKey__ KeyCode::COMMAND_R, KeyCode::ESCAPE
ここには特定のアプリだけキーの振る舞いを変えるフィルタリングの解説もある。
かなり前にAdobeのIllustrator でデフォルトのキーコンビネーションとぶつかって、OS9以前は便利に使っていたショートカットキーがOS Xでは使えなくなってしまったがなんとかならないかという質問を受けて、私には対処法がわからなかったので質問に答えられなかったことがあった。
今なら答えられる。
このTipsを使ってIllustrator でフィルタリングをかけてショートカットキー設定をすればいいのだが、もうあの人は見ていないかな…
上記のように作成したXML設定を設定ファイルに書き込む手順
まずKarabiner のMisc & Uninstall のタブを開いてプライベートXMLを開く ボタンをクリック
Finder でprivate.xmlというファイルが表示されるのでこれをテキストエディタで開く
ちなみに私はコード書きに便利なのでCotEditor を使っているが手に馴染んだものでいい
ここにこんな感じで上記設定構文をペーストして上書き保存する
最後にKarabiner のChange Key のタブに戻って右上のXMLをリロード ボタンで設定を読み込む
するとすぐその下にプライベートのキー設定の項目が増えているのでそこにチェックを入れる
以降作成した通りにキーの振る舞いが変わるはず
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TeamDrive (Freeware/Shareware)
OS10.10Yosemite対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
Windows、Linux、Mac、iOSデバイス、Android端末などでドライブを共有してファイルをバージョン管理しながら相互編集、更新できるクラウドドライブクライントアプリ。
iCloudやDropboxなどのクラウドドライブサービスは真っ盛りで、今はあちこちで数GBから数十GBのネット上のドライブを自由に使えて機器間で共有したりのサービスが全盛だ。
そういうものを写真の同期とかiTunesのライブラリやスケジュール、アドレス帳の同期などに便利に使っている。
このTeamDrive もほぼそれと同じと思っておけばよい。
ただしクライアントはフリーウエアだが、ドライブ共有サービスは(ビジネスユースの場合)有料だ。
なぜ?と思うが、その理由はこのバージョン管理サービスにあった。
この共有ドライブは変更が加えられるたびに過去のバージョンを記録する。
そしてある程度更新が進んでから、やはり過去のバージョンに戻したいということが起きた時に自由にアーカイブから過去のバージョンを呼び出してそれまでの変更を無効にすることができる。
だからチームのためのドライブということになるのだと思う。
自分個人でMacやiPhone、Windows機の間でファイルを同期したいだけだったら、Dropboxなどの削除したファイルをしばらくは復元できる程度のバックアップで十分だ。
ローカルのファイルサーバーにもバックアップを取るようにすれば万全だと思う。
しかしチームで共同作業をしていて、相互に自由に更新できるようにドライブを共有する場合、誰かの更新部分が気に入らないということが出てくる。
あるいはある程度作業を進めた結果、その方向では問題を解決できないことが判明したのでバージョンを戻したいということもあり得るだろう。
そういう時に、過去の更新のすべてのバージョンをチェックして戻りたいところに戻ることができる機能があるのは大変便利だ。
というよりチームの共同作業をしていく上では是非モノの機能なのかもしれない。
このアプリのローカルとクラウド側の通信はAES256で暗号化されているので、セキュリティ的にも十分だと思う。
遠隔地の相手との割とシビアな共同作業に向いていると思う。
TeamDrive を起動する
初回のみクライントとサーバなどの接続をチェックするような間がある
TeamDriveアカウントを持っている人はアカウント名とパスワードの入力を求められる
持っていない人は「Register Now」の方で新規アカウントを登録する
登録は無料で可能
登録が完了するとアカウントのアクティベーションを求められる
登録したメールにリンクが送られてくるのでそのリンクを踏むだけでいい
以降アカウントは有効になる
試用フリーライセンスは30日間無制限で使用できる
ライセンス購入はシングル・マルチライセンス、
10GBコース、50GBコースなど用途に合わせて選択できる
エンタープライズ版は150ライセンス、500ライセンスなどもある
使い方は極めて簡単でドライブのウインドウにSpaceを
いくつも作ることができ特定の相手を招待することができる
そのSpaceにファイルをドロップするとアップロードが始まる
キャプチャーは同期中の様子で黒バック白抜き文字のファイルはまだ同期中
白バック黒文字は同期完了したファイル
このドライブウインドウを閉じてもメニューバーには常駐しているので
ここから先ほどのウインドウをいつでも呼び出せる
同期中などのステータスもここで確認できる
完全にアプリを終了したい時もここで終了する
クラウドにアップロードされたファイルは自動でローカルにもダウンロードされている
だからタイムラグなしにファイルをプレビューすることも可能だ
ファイルの場所は~/Documents/Spaces/アカウント名のフォルダ の中になる
さらにこれの面白いところはバージョン履歴がバックアップされているところだと思う
Spaceのファイルをクリックすると下にメニューが出てくる
履歴をチェックしたいファイルの「i」ボタンをクリックする
するとそのファイルの情報を見ることができる
ここに過去の更新履歴のバージョン数が表示されている
またオフラインを有効にすればそれを開いて編集することができる
バージョン履歴を表示するとこんな感じ
どのバージョンがいつ更新されたかチェックできる
見たい過去のバージョンを現行バージョンに変更して現在の最新版を
無効にしたい場合はバージョンをクリックしてチェックボタンをクリック
これをカレントバージョンにするか聞いてくる
Make Currentの方をクリックするとそれが現行最新版になる
どのバージョンまで戻すべきかチェックするために
過去のバージョンを開いて比較検討することもできる
どのファイルが更新されているか一覧で全体を見たい時にはArchiveメニューで更新履歴に入る
このように更新履歴の確認、バージョン管理に非常に特化しているのがこのアプリの特徴
プロジェクトで何かを作り上げる時にバージョンをおろそかにしていると
わけがわからなくなるという教訓を感じているのでこの仕様は大変面白いと思った
セキュリティもクライント間でAESの256bitで暗号化されているのでまず安全だと言える
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Karabiner (Freeware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
MacのキーボードをQWERTY以外のキー配列に変更したりそれぞれの装飾キーを別の役割に変更したりの詳細設定が可能なメニューバーアプリ。
装飾キーの設定変更なら多少はシステムデフォルトのシステム環境設定 のキーボードペインの装飾キーのボタンで設定変更が可能だ。
可能だが、ここでできることはコマンドキー、Optionキー、Controlキー、Caps Lockキーの役割を入れ替えたり無効にしたりできるだけだ。
そもそもタッチパッドをテンキー化するアプリを試すときにfnキーが右側にしか無いことに不満を感じて、キーボードリマッパーアプリを探していた。
随分昔に試したことがあるKeyRemap4MacBook というアプリが、Karabiner と名前を変えて今でも開発が続けられていた。
このアプリはキーボード配列を標準のQWERTY以外のものに変更できたり、個々のキーに別のキーロールを割り当てたりの設定がかなり細かくできる。
肝心のCaps Lockの設定変更は、このアプリではできない。
それは前述のようにSeil を使うことをこのアプリでも推奨される。
しかしそれ外のことは大抵のことはできる。
何ができるか詳細はキャプチャーを参照。
メニューバー常駐型のアプリで、キーの変更はこのアプリが起動している間だけ有効だ。
Karabiner のインストールはインストーラを使う
インストールが完了してLaunchpad かFinder でアプリケーションフォルダを開いて
Karabiner を起動するとアクセシビリティ へのアクセスを許可することを求められる
システム環境設定 を開くとアクセシビリティ を開いてここにチェックを入れる
Karabiner で何ができるだかだがまず標準のQWERYをQW KRFYとかcolemakとか
あまり見かけないレイアウトに変更したり日本語、英語、ベルギー語、
チェコ語…など各国語レイアウトに自由に変更できる
全体的なレイアウトだけでなく個々のキーの役割変更もできる
コマンドだのoptionだの代表的な装飾キーだけでなくアローキーや
括弧キー、\キー、エジェクトキー、スペースやF1〜F15キーなど
ありとあらゆるキーのカスタマイズが細かく可能だ
また細かく設定変更をするとどこを変更したかわからなくなってしまうので
上のenabled onlyにチェックを入れると変更した項目だけ表示することもできる
実に至れり尽くせりだ
キーリピートの速度も非常に細かく設定が可能
メニューバーにアイコンを表示するかどうかの設定もある
デフォはアイコンのみの表示で現在のキーボードレイアウト名を表示させることもできる
肝心の今回の要件のCaps Lockの設定変更はこのアプリではできないと書いてある
Caps Lockの役割変更にはSeil を使えとのこと
そうさせていただきました
メニューバーにはこういうアイコンが常駐して
上記の設定画面を呼び出すことができる
イベントビューワでキーロガーっぽいことも可能
ここからアプリを終了させることもできる
Seil と違ってKarabiner は終了するとキー配列の変更は無効になる
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Seil (Freeware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
Caps Lockキーに違う機能を割り当てるキーボードリマップアプリ。
先日MacBook Proなどのタッチパッドをテンキーに変えるNumpad Touch というアプリを紹介した。
タッチパッドを分割してタップすることでテンキー入力と同じことができる優れものアプリなのだが、一つだけ困った問題があった。
このアプリはfnキーを押している時だけ有効で、押していない時は普通にタッチパッドとして機能する。
テンキー入力をしたい時はfnキーを押し続けていないといけないのだが、問題はMacBook Proなどの日本語キーボードはfnキーが右側にしかない。
右側のfnキーを押し続けるのはどうしても右手ということになって、テンキー操作は左手になる。
これが逆だったらいいのに…そういう時に目に留まったのがキーボードの左端下にあるCaps Lockキーだ。
このCaps Lockはキーボードの盲腸というか虫垂というか、何のためにあるのかさっぱり意味がわからない、Macを使い始めてもう十数年…20年近くなるがCaps Lockキーを使ったことなんて一度も無いという代物だ。
それだけではない、ミスタイプして誤ってCaps Lockがオンになってしまうと日本語の入力がKONNAKANNJIDERO=MAJINI…
Caps Lockなんて百害あって一利なし…何かの役に立つことがあるんだろうか…と思っていたが、これがfnキーとかに変わればいいんだ…ということです。
この作者さんにはKarabiner (旧姓KeyRemap4MacBook)というキーボードリマッパーアプリがあるが、Caps Lockキーのリマップだけは別アプリのこのSeil (旧姓PCKeyboardHack)というアプリを使う。
使い方はインストーラでこれを入れた後、Caps Lockキーのキーコードを参考のキーコード表を見ながら変更するだけ。
一度変更すれば次回からいちいちこのアプリを起動しなくても変更はずっと維持される。
Caps Lockをfnキーに変更するコードは63番。
元のCaps Lockに戻すには57番
これを入力すればいい。
詳細はキャプチャー参照だが、これで例のNumpad Touch が右手で入力できるようになって、入力ミスも減った。
Seil はインストーラを使う
アプリケーションフォルダの最初の階層にないと
機能しないために認証のためにインストーラを使う
Seil を使う時はレスポンスを速くするために
システム環境設定 のキーボード でCaps Lockキーの機能を無効にする
右下の装飾キー でキーの割り当てのタグを呼び出しCaps Lockをアクションなし にする
Seil の機能はCaps Lockをリマップする・PCキーボードの変換キーなどを
再現するなどだがCaps Lockリマップはこのキー番号を変更するだけ
Caps Lockはデフォで57番だがfnキーにしたい場合は63番、その数字は下の参照表に
書かれているのでfnキー以外のコマンドキーとか使いたいキーを割り当てられる
ただしCaps Lockキーは特殊でfnキーの機能の全てが使えるわけではない
ファンクションキーとの組み合わせ装飾キー機能が使えないとかいろいろ制約がある
しかし今回はNumpad Touch との組み合わせが使えればいいのでそちらはうまくいった
おかげでNumpad Touch でテンキー入力は右手でできるようになった
anchor
Numpad Touch (Freeware)
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
MacBook ProなどテンキーがないMacでもタッチパッドをテンキーに変えて入力ができる便利なメニューバーアプリ。
使い方はいたって簡単でこれをクリックして起動するだけ。
最初にキーをタッチパッドのどの辺りに割り当てているかの説明が表示される。
この使い方ウインドウはあとからも呼び出せる。
タッチパッドを12分割、または15分割して文字通りテンキーの配列で使える。
fnキーを押しながらタッチすればテンキーになるしfnキーを押していなければ普通のタッチパッドになる。
最初は場所のイメージがつかめなくてミスタイプも多いと思うが、慣れれば便利に使える。
慣れるまでは、タッチパッドにマジックでテンキーを書いてしまってもいいと思う。
テキストだけでなく電卓アプリにも入力できるので、せっかく電卓アプリがあってもテンキーがないと使えないとお嘆きの諸兄にはオススメだ。
最初に起動した時にキー配列の説明がある
左が数字とカンマ、ディレートのみのベーシックで、右が電卓にも対応したエクステンデッドモード
いずれもfnキーを押している時だけ有効でクリックではなくタップだけで反応する
起動するとメニューバーに常駐するのでここでテンキーの有効・無効も切り替えられる
How To Useでさっきの使い方ウインドウをもう一度呼び出せる
先ほどのベーシックモードとエクステンデッドモードの切り替えもここでできる
例えばテキストエディタに桁の大きい数字をサクサク入力したい時に
モバイルのMacBook Proなどの横並びのキーはブラインド入力が難しい
Numpad Touch でテンキーのように入力できる
電卓アプリにも入力可能
エクステンデッドモードにしておけば数字だけでなく
+-×÷の入力もテンキーからできるのが便利
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Yosemite最新バージョンアップ10.10.3の3本指タップがなにげに便利〜重要なセキュリティアップデートを含んでいるようなのでアップデート急げ!
昨晩遅まきながらYosemiteを10.10.3にアップデートした。
地味に機能が色々追加されているらしいが、ヴェアダルさんのこちらの記事で知った3本指タップでリンク先のプレビューポップアップが見られるそうだ。
Mac OS 10.10.3からSafariや"メール"でリンク先の内容を3本指タップでポップアップ表示できるように - Macの手書き説明書
早速色々試してみたが、メールやSafari だけでなくfeedly なんかでもリンク先プレビューができるのでなにげに便利。
特にYosemiteにあがってから、Safari の動作が遅いというか読み込みが重くなったので、ちょっとイライラしていた。リンクを踏むのが最近だんだん億劫になってきていたので、この機能はありがたい。
でもこれを追加したからSafari の修正はちょっと待ってね…という意味だったら悲しいが…・゚・(つД`)・゚・
あとエクスプロイトを使ってrootをぶっこぬくリスクがあるとかないとか、その修正がYosemiteの最新版にしか当たっていないとかの噂を聞いてただいまリサーチ中。
特に理由がないなら最新版にアップデートしとくのが良いように思う。
Hidden backdoor API to root privileges in Apple OS X
OS10.10.3のアップデートがYosemite復旧アップデート、iTunes12 のアップデートと一緒にかかってきた
ヴェアダルさんのサイトで知った情報だが新バージョンから
リンク先を3本指タップでプレビューできる機能が追加された
Safari やメール だけでなくハイパーリンクを扱うアプリなら
feedly などでもこの機能が使えることを知った
リンクをクリックしてブラウザが立ち上がるのを
舌打ちしながら見ていた人には便利な機能になる
特に最近とみに動きが重くなったSafari でいちいちリンクに飛ばなくても
リンク先をチラ見することができるようになったのは本当にありがたい
これも新機能なのかな
リンク以外のところを3本指タップするとLook Upの説明が出てくる
続けるとクリックすると次からは辞書やWikipediaの解説、
App Storeの記事の見出しなどが検索されて出てくる
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VMWare Fusion でゲストOSとホストOSの時刻同期をオフにする〜同様のことをVirtual PC 2007でもやる方法
お仕事の関係でWindows7環境でリスク検証をしなくてはいけなくなった。
システムぶっ壊れるの覚悟の検証なので実機でホイホイやるわけにもいかないので、バーチャルでやるのだがお仕事で使っているバーチャル検証システムにまだWindows7のライセンスがないため、ライセンスを買ってもらえるまでは私物のVMWare Fusion @MacBook Proで検証することにした。
そうしたら少し困ったことが起きた。
いままでVirtual PC 2007でやってたのと同じ検証をやるために、過去や未来の日付の現象を再現する必要が出てきた。
そこでVMWare Fusion でゲストとホストの時刻同期をしない方法を調べた。
VMware Fusion の場合はマウスの統合と同じく、その辺はVMware Toolsがやっていることが判明。
その設定変更は以下の手順で可能だ。
VMWare Fusion の仮想マシンの内容を表示する
仮想マシンはデフォルトでは~/Documents/Virtual Machines.localized/ にある
(ローカライズドなのでGUI上の表示は「仮想マシン」 という名称になっている)
この中の開きたい.vmwarevmファイルを右クリックで「パッケージの内容を表示」
開くと仮想マシンファイルの中に.vmxという拡張子のファイルがある
ここにVMWareToolsの設定が書き込まれている
Terminal でここに書き込んでもいいし
ここではテキストエディタで設定を書き換える方法を紹介する
この中を「tools.syncTime」という文字列で検索するとこういう設定項目が見つかるはずだ
デフォルトではtools.syncTime="TRUE" となっているはずなので
これをFALSEに書き換えて保存する
元に戻したい時はここをまたTRUEに書き換える
これでゲストOSのWindowsの時刻はホストに同期しなくなる
ただしVirtual PCの時刻同期と違ってシステム起動時には
同期してしまうのでその時は時刻を設定し直す必要がある
以上がVMWare Fusion 上でのゲストの時刻日同期の設定だが、同じことをWindowsがホストのVirtual PC 2007などでやることもできる。
その場合は
false
というような項目を仮想マシンファイルの.vmcファイルに追記してやる。
Windows上のVirtual PC 2007のゲストOSをホストと
時刻日同期にする時にはこのような項目を追記してやる
Virtual PCの場合は再起動しても時刻は同期されないのでこちらの方がちょっと便利
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Battery Amperage (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
バッテリーの消費量・充電量の目安になる電流量(アンペア)をリアルタイムで表示するメニューバーアプリ。
MacBook ProやMacBook Airなどのモバイルを使っているときに一番気になるのは、このバッテリーであと何時間もつかということだと思う。
一般的にはそこで充電残量があと何%あるかを見ると思う。
公称4時間のバッテリーの充電残量が50%だったらあと2時間もつ…というふうに大まかを知りたいなら簡便に計算するに違いない。
しかし実際にはあと2時間もつと計算していたのに結局1時間しかもたなかった…なんてことは街でよく見かける光景である…(そんな大げさなものではないが)
これはどういうことかというと別にバッテリーが壊れたわけではない。
バッテリーがどれくらいもつかを見るときに、充電残量はある程度の目安にはなるけど実際にはそんなに単純ではない。
バッテリーの容量がどれくらい減衰しているかという問題もある。
それは把握しているとしてもバッテリーの電気をどれくらい使っているかも持続時間に関係している。
Macに限らずコンピューターはタスクが多ければ多いほど消費電量も増える。
CPUがフルアップしてファンが回りまくっていれば、当然バッテリーの持続時間は短くなる。
だからバッテリーをリアルタイムでどれくらい消費しているかを見る基準も知っておいたほうが持続時間を正確に予想できる。
その消費電量がこのBattery Amperage の表示するアンペア数だ。
数字はマイナスならバッテリーから消費されている。
逆に正数ならバッテリーに充電されている。
バッテリー電源ではなくACで動いていて、充電も完了しているならプラスマイナスゼロになっているはずだ。
バッテリー使用時にこの数字が大きいようだったらブラウザを閉じてみるとか、そういう対策で持続時間を延ばすことができる。
また急速充電がうまく動いていないんじゃないかとか、充電のトラブルもこれで監視できる。
Battery Amperage を起動するとメニューバーに常駐して
現在のバッテリーの電流量をミリアンペア単位で表示する
バッテリー駆動時はこのようにマイナスの数字が出て
バッテリーから電流が流出していることを示している
AC電源をつないだ瞬間流出がほぼ止まる
起動状態を維持するのに必要な微弱電流だけの流出に変わる
そして充電が始まると逆に電流量は正数の数字になる
これでバッテリーに電流が流入していることがわかる
充電が完了して完全にAC駆動に移行するとこのようにバッテリーの電流量はゼロになる
これは参考資料のXBattery で監視しているバッテリーのアンペア数ヒストリーグラフ
要するにこういう感じでバッテリー駆動時は最大3000mA前後のマイナスアンペア数になり
ACにつなぐと急速充電が始まってプラス2000mA程度の強力な充電になり
充電量が70〜80% あたりになったところで通常充電に切り替わり
1000mA程度から残量に合わせてだんだん流入量が減る
最後に流入電量がストンと落ちて充電完了ということになる
こういう特性を知っているとBattery Amperage のようなアプリで
リアルタイムの数字を見るだけでもバッテリーの状態がわかるし異常が起きた時もわかるようになる
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金魚すくい (Freeware/For Mac, iPhone, iPad)
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
懐かしいMac縁日の金魚すくいが再現されたOS X、iPhone、iPad対応アプリ。
このアプリは縁日の夜店の金魚すくいをアプリ化したもの。
ひたすら金魚をすくって自己最高記録をランキングに記録していく…ただそれだけのゲームなのだがOS9のクラッシュ癖に疲れていた当時の私はどれだけこのアプリに癒されたことか…その懐かしいアプリが帰ってきた。
OS9時代はMac縁日という名前のアプリだったと思う。
金魚すくいと射的がセットになったアプリだった。
金魚すくいはポイをクリックで水に沈めて、紙を破らないようにそっと金魚をすくってお椀に入れる。
リアルな金魚すくいとルールは一緒だが、一匹も掬えなかった場合夜店のおじさんが「おまけだよ」といって1匹だけ金魚をくれるというオプションがない分だけリアルとはちょっと違う。
OS9当時は毎日のようにOSがクラッシュしていたので相当ストレスを溜めていて、これとか麻雀ゲームとかでストレスを癒していたのを懐かしく思い出す。
今のMacはシステムを起動するだけでストレスを溜めるなんてこともないので、こういう息抜き系のアプリを最近触らなくなったのは逆に寂しいことだ。
このアプリだが見た目も動きも使用感も全く15年前と同じでちょっと感動した。
願わくば射的も復活して欲しいところだ。
縁日の夜店の華、金魚すくいのアプリがこれ
説明の必要もないくらいわかりやすいインターフェイスだ
クリックでポイが沈む…ドラッグで金魚を脅かさないように下に持っていく…
クリックボタンを離すと金魚が救えるのでお椀に移す…紙が破れたらゲームセット…
あらましこういう遊び方
そして私はこの遊びが下手なのである
下手なのにOSのクラッシュのストレスでついこのアプリを起動していたのが
15年前に愛用していた理由だったのを思い出したw
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Helicopter Sim - Hellfire Squadron (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
攻撃型輸送ヘリ・ブラックホークを操って掃討、輸送、偵察などのミッションをこなしていくリアルなフライトシミュレーターゲーム。
以前に紹介した
F18 Carrier Landing
Extreme Landings
のシリーズ。
今度はヘリの操縦なのだが、やってみればわかるが飛行機の操縦とはだいぶ勝手が違う。
同じように操縦桿があってスロットルがあるのだが、操縦桿は前後左右に機体を傾けて前進後退、旋回を制御、高度は完全にスロットルのみの操作になる。
空中で停止するホバリングができたり後退ができるのも飛行機とはかなり感覚が違う。
しばらくミッション関係なしでフリーフライトして勘をつかんでからスコアに挑戦すればいいと思う。
操縦桿はカーソルキー、スロットルはUPがS、DOWNがX、視点切り替えはtabキー、時間を早送りはTキー、
ミニガンの射撃がスペース、誘導ミサイルがコマンド、チャフディスペンサー(対ヘリ赤外線誘導ミサイルへの目くらまし)がOptionキーとなっている。
ゲームの開始画面
使えるヘリはブラックホークの一択でこのヘリは攻撃型輸送ヘリという多用途機なので
掃討、拠点攻撃から兵員輸送までなんでもこなす
リーコン(偵察)任務もあるようだ
上がシミュレーター開始で下が設定ボタン
設定といっても音楽を抑えるとか操縦桿の感度を下げるとかそのくらいの設定しかできない
私はセンシビリティ(操縦桿感度)は思いっきり下げるのが好み
ミッションはひとつこなしたら次に進めるというスタイルなので最初は一つしか選択できない
まだ英語版なのでブリーフィングも英語だが、天候晴れ、兵員輸送をし
目標地点を掃討し兵員を降下させよというミッション
最初は使えるのはミニガンだけ
最初に簡単な画面の説明が表示される
右からミニガン、ミサイル、トリムキャリブレート、チャフディスペンサー、スロットル
スイッチターゲットのところにミサイルサイトレーダーの
センサーがあるのでこれが赤く光ったら狙われている
その上がレーダー
ミニガンの射撃
スペースキーを押している間はずっと弾が出続ける
ミニガンという愛称とは裏腹に数秒の射撃で戦車でも
破壊してしまう強力な兵器で赤いレーザーエイムポイントの光に沿って
曳光弾が飛んでいく感覚は光線銃に近いものがある
ブラックホークはこれを横斜め下向きに固定するガンシップスタイルで
装備しているので最初は慣れないと射撃がちょっと難しいかもしれない
さて天候も良いことだしミッションに出発!
これも他のシリーズと同じく幾つか視点が選択できる
これはHUDタイプ
そして機体を後ろから見るフォロータイプ
ヘリに関してはこの視点の方がやりやすかった
これはリアルなコンソール込みの視点
ブラックホークは視界が悪そうだなと思っていたが実際視界が悪い
ミニガンで対空ミサイルランチャーを破壊!
このシリーズ全体にいえることだがこのHelicopter Sim も機体のディテールが素晴らしい
横顔も狙ってみた
ブラックホークはミサイルやミニガンで強力に武装しているが
後部座席に分隊規模の兵員も乗せて輸送任務もこなせる万能ヘリ
だからミッションも多岐にわたっている
掃討が完了して安全を確認したら着陸して兵員を降ろすところまでが最初の任務
ミッションコンプリート!
残念ながらスコアは高くないが…
出発地も野っ原から基地、イージス艦の飛行甲板といろいろなところから発進する
今度はミサイルサイトを攻撃するミッション
装備はミニガンとチャフディスペンサー
まっすぐ飛んでいたらすぐやられるので回避しながら射撃、
ロックオンされたらチャフディスペンサーでミサイル回避
対空ミサイルサイトの攻撃なんかヘリにやらせるなよ…と不平を垂れながら攻撃に向かう
そしてブラックホークダウン…
再生ビデオモードではこういう映画のワンシーンのような情景が展開される
次は補給設備の破壊
得物はミニガン、チャフディスペンサーに加えてTOW誘導ミサイルが追加された
このミサイルは面白いのはこのように曲折して飛ぶ
打ちっ放しミサイルと違って誘導方向に飛んでいくので
しっかり誘導してやらないといけない
そこを相手にも狙われるのだが…
勇猛なる射撃シーン!
ミサイルの標的は燃料補給施設なのだが強力な対空陣地に守られている
そして再びブラックホークダウンo(_ _*)o
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右クリックのサービスでファイルまたはフォルダの移動、エイリアスの作成をどこにするか毎回確認して任意の場所に保存するAutomator サービスとショートカットキー一発でそれを動かす
Automator を使ってパスをテキストにコピーするサービスを作成して、右クリック一発でパスをペーストボードに書き出す方法を以前の記事で取り上げた。
詳細はこちら。
Automator(bundle)システムバンドルの自動プロセス、自動サービスをレゴ感覚で作ることができるアプリを使ってみる
この目的は以前Shortcuts で実現していた、右クリック一発でパスをコピーする、ファイル・フォルダを任意の場所に移動する、ファイル・フォルダのエイリアスを任意の場所に作るという機能を復活させたいと思ったからだ。
Shortcuts はとても便利だった。
でもMac OS Xの仕様が変更されて右クリックのコンテクストメニュープラグインが自由にできなくなった。
さらにショートカットをこれに割り当ててショートカットキー一発でこれらを実行する機能は本当に便利だったのに、なんとか復活させたいと思っていた。
先日の記事でAutomator でサービスを作って右クリックを作成できることが分かったので、移動とエイリアス作成もなんとかできないかと思案していた。
Automator のデフォルトのメニューにはエイリアスを作ると移動のアクションはあるが、どちらもあらかじめ保存先は決めているアクションだ。
毎回保存先を指定するということができないか…
いろいろ探していて移動の方は、AppleScriptに渡して「保存先を指定して移動」というPOSIXコマンドに渡せばいいことに思いいたった。
Finder で選択したファイルかフォルダを、POSIX(UNIX)なのでディレクトリとファイルの区別をするので、それぞれの移動コマンド「mv」コマンドを実行するスクリプトを書けばいい。
どういう構文にしたらいいだろうかと思案して探していたら、「Macとかの雑記帳」にそのものズバリのスクリプトがあった。
なので、それをほぼそのまま頂戴した。
ありがとうございますm(_ _)m…雑記帳さん…
Finderで選択中のアイテムを"sudo mv"コマンドで移動するApplescript | Macとかの雑記帳
以下のように保存先を毎回確認の方の構文を採用して、パスワードのところに自分の管理パスワードを入れる。
tell application "Finder"
set selectedItem to the selection as alias
end tell
set aFile to selectedItem as alias
--移動先のフォルダを毎回選択する場合--
set bFolder to choose folder
mvCmd(aFile, bFolder) of me
--ファイルの移動をcommandで実行--
on mvCmd(aFile, bFolder)
set aClass to (class of aFile) as string
set bClass to (class of bFolder) as string
if {aClass, bClass} = {"alias", "alias"} then
set aFilePOSIX to POSIX path of aFile
set bFolPOSIX to POSIX path of bFolder
set shText to "sudo " & "mv " & quoted form of aFilePOSIX & " " & quoted form of bFolPOSIX
try
-- ""の間にログインパスを入力。空欄にすると毎回パスワードを求めてくる--
do shell script shText password "パスワード" with administrator privileges
on error
display dialog "An Error Occured…" & return & return & "ファイルの移動に失敗しました。" with icon caution
end try
end if
end mvCmd
問題はエイリアスの方で、エイリアスはPOSIXでいうところのシンボリックリンクではないのでピッタリのコマンドがなかった。
エイリアスを作成するというAppleScriptも見つけたのだが、なぜかYosemiteでは動かなかった。
AppleScriptも頻繁に仕様が変わるので、古いScript作り方解説では役に立たないことがある。
これに関してはもう少し研究を要する…ということにしてAutomator の新規エイリアスの機能を使うことにした。
これでも保存先を確認させる方法があるのだが、保存先を確定するまでOKを2回押さなくてはいけないのがどうも隔靴掻痒だ。
まずは移動のサービスの作り方
Automator で新規を作成、サービスを選択して新規ワークフローを作る
「AppleScriptを実行」というアクションを右ペインにドロップするとスクリプトのフォームが現れる
上の受け取りは「ファイルまたはフォルダ」で使用するのはFinder が
アクティブな時だろうから検索対象はFinder にしておく
上記の移動AppleScriptをここにコピペする
なんせAppleScriptからPOSIXに渡しているのでpasswaord ""のところは
自分の管理パスワードを入れないと毎回パスワードを聞いてくる面倒な奴になってしまう
任意の場所にエイリアスを作る方は適切なAppleScriptの書き方がわからなかったので
当面Automator のデフォのFinder の項目の中にある「新規エイリアス」の機能を当てておく
入力は同じく「ファイルまたはフォルダ」としておき検索対象はFinder
保存先で「その他」を選択し主に使うディレクトリに近いところにしてしておく
デフォルトの場所にない所にしたい場合は「その他」で選んでパスを好きな名前で保存できる
保存の時に保存場所を聞く動作をさせたいので「オプション」をクリックして
「ワークフロー実行時にこのアクションを表示」にチェックを入れておく
これで保存場所はここでいいか確認するタグが現れる
こうして右クリックでサービスメニューから
「移動」を選択で好みの場所にファイルやフォルダを移動できる
移動先のダイアログはFinder のそれと変わらないので違和感はないと思う
先ほどのスクリプトのpasswordの所にパスワードを記述するのを忘れると
このように毎回パスワードを求められるようになる
安全ではあるがめんどくさい
同じくエイリアスを作成するサービスをクリック…
すると保存先を聞いてくるので表示の場所でよければOK、そこでなければプルダウンで「その他」を選択
するとどこに保存するかダイアログで聞いてくる
これだけちょっとステップが多いのが気に食わないがそのうち改善する予定
こうして無事指定のディレクトリにエイリアスができた
さてここが本題なのだがこうして作成したアクションをショートカットキー一発で呼び出したい
いちいち右クリックで一つ階層が深いサービスなんかに入らなくてもこの方が絶対便利…
システム環境設定 の「キーボード」に入って「ショートカット」タブに入る
左のペインで「サービス」を選択すると現在使用できるサービスが全てここに見えている
最初に作った「移動」サービスに自分の好みのショートカットキーを割り当てる
さらに先日作った「CopyPath」、先ほど作った「エイリアス作成」サービスにも
それぞれ好きなショートカットキーを割り当てると…
ショートカットキー一発でパスのコピー、移動、
エイリアス作成ができてこれは便利…となるはずだったが
なぜかこのショートカットキーが動かない場合がある
ディレクトリごとにサービスを一度右クリックで起動して
2回目からはちゃんと動くがどうも初めての所は動かないみたいだ
こういう仕様なのかYosemiteのバグなのかは不明…なんとなくバグっぽいけど
一応狙い通りの動作はできたのだけど最後のショートカットで
つまづいたので喜びも半分くらいの春の夕べであった
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F18 Carrier Landing II (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
F18やオプションの艦載機を操って離着艦、エスコート、偵察など様々なミッションをストイックにこなしていくリアルなフライトシミュレーターアプリがマイナーチェンジ
グラフィックが綺麗で、操縦もリアルなこのアプリ、どこがすごいかは以前のレビューで詳細に書いたので今回は主な変更点をまとめる。
まずグラフィックがやや改善された。
再生ビデオモードの時にややカクツキが見られたのがほぼわからないくらいまで改善された。
シネマモードの時にとんでもない画角になって時々機体が見えなくなるバグはまだ治っていないが、どうやら機体や空母のグラフィックは作り直したようで一段とリアルになった。
またインターフェイスもちょっと変わった。
操縦のモードがシンプルモードとコンプリートモードを選択できるようになった。
コンプリートモードでは、左右に機体を振る時に左右のスポイラーで曲げるペダルが表示される。
これはラダーよりも舵の利きは良いが、曲げた方に機体が激しく沈み込むのがリアルだ。
使うときはエレベーターと組み合わせて使うのが正解だ。
この導入に合わせてラダーの利きは従来よりも鈍くなった。
つまり機体を左右に傾けるだけではかなりゆっくりしか旋回できなくなった。
その分リアルになったとは言える。
リアルになったと言えばエアブレーキを開いて速度を落とすと機体が沈み込むのもリアルになった。
だから今までと同じく着艦の直前にエアブレーキを使うときは、飛行甲板との高度差に気をつけないと空母のお尻に突っ込むことになる。
またHUDモードの時にレーダーが半分隠れていたため空母を後ろにやり過ごしたときに相手との位置関係が全くわからなくなってしまうという不満も解消された。
レーダーは全周が表示されるようになった。
着艦支援システム(IFLOLS)の表示もレーダー画面に取り入れられた。
今までは高度が高すぎるか低すぎるかだけしか表示されなかったが、これで左右のズレも確認できるようになった。
完全に視界がない夜間の嵐、霧の着艦も可能になった。
いろいろリアルになった分、難易度も上がった。
今までの着艦に慣れてしまった人も、もう一度チャレンジしてみると面白いと思う。
F18 Carrier Landing のバージョンが2.0まで上がって
見た目はそんなに変わらないように見えるが実は大幅に改修されているようだ
フライトに入る前にシンプルモードかコンプリートモードかを選択できる
コンプリートモードだと左右のスポイラペダルが表示されるようになった
これは機体を傾けずに左右に曲げる強力な舵でおそらくはエアスポイラーのシミュレーション
ラダーと違って鋭く曲がるがスポイラなので機体は曲げた方に沈み込む
急旋回をしたい時には使いたい機能だがこれにキーボードを割り当てる方法がわからない
ゲームコントローラー向けということか…
もう一つ大きな変化はHUDモードの時にレーダー、燃料計、FLOLSなどの表示が画面左上に移動した
レーダーは半円形から全周型に変わってIFLOLS同時表示型に変わった
これは空母からの光学誘導を検知して着艦コースがどれくらいずれているかを表示してくれるメーター
レーダー中央の線が矢印とどれくらいずれているかでコースの左右のズレを示している
これを使いこなせるとこういう悪条件の着艦もこなせるようになる
これはもう1.6マイルまで迫っている最終アプローチ状態だが空母の明かりが全く見えていない
レーダーとFLOLSだけが頼りの着艦で誘導灯が見えた時にはもう近すぎて着艦コースのズレが
修正できないのでスコアをあげたいなら使いこなせるようになった方がいい
あと面白いのは離艦の時は今までは4番カタパルトしか
使えなかったが1番・2番が使えるようになったこと
大きな意味はないが「マスターの指示により1番カタパルトより離艦…」という気分にはなれる
空母と機体のグラフィックも造り直されたようで今までよりもリアルになった
グラフィックも綺麗になったしカクツキも減ったと思う
課金オプションのミッションも増えたようなので楽しめると思う
操縦はリアルになった分だけ今までよりも難度は上がった
特に低速でアプローチする時にエアブレーキなどで速度を下げると
機体が沈むとか動きがリアルになった分注意事項も増えている
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SyncTwoFolders2.0.8 (Freeware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
OS10.10Yosemite対応
指定したフォルダとフォルダを手動で、あるいは自動で同期させることができるファイルシンクアプリ。
これもずっと愛用しているアプリなんだけど、バックアップ用とかiTunes のライブラリを複数のMacで同期するとか、自宅Webサーバに置いているこのサイトのミラーにサイトのバックアップを同期するとか色々な目的に使っている。
このアプリのバージョンが上がってきて、見た目はそんなに変わらないのだがCocoaネイティブになったのか動作中に操作ウインドウを動かしてもトレイがずれないとか以前のバージョンの不具合が色々修正されている。
一番ありがたいのはネットワーク越しの同期がかなり速くなったということか。
以前はファイル転送をFinder に依存していたせいか、転送中はFinder のプログレスバーが表示されていたが、バージョンが2に上がったぐらいから表示されなくなった。
そしてWi-Fi越しの同期転送の速度がほぼ倍になった。
このインターフェイスは初見はとっつきにくい感じもするが、今ではすっかり手に馴染んで私にとっては一番使いやすいアプリになった。
このアプリは二つのあフォルダを同期する組み合わせをいくつでも登録できる
それをまとめて同期するバッチシンク機能もあるので複雑なバックアップルールも登録できる
バッチを登録する右の引き出しが前はよくずれていたが今のバージョンではその不具合の修正されている
一番嬉しいのは転送速度が上がったことだ
以前のバージョンはFinder に依存していたので転送速度も
Finder でブラウズした共有フォルダにドロップするのと同じ速度だった
Mountain Lion以降オンラインボリュームへの転送が遅くなったのでこれは問題だった
恐らくv.2台に上がったあたりからだと思うがSyncTwoFolders の転送速度は
Terminal でコマンドを打って転送したときと同じ速度になった
比較すると旧バージョンの倍以上になっている
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