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2010 年 4 月 1 日




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MacBook Pro導入記〜といっても手こずったのはWindowsの方だった...「0xc0000135」エラーコードの意味

先週ご報告した通り、MacBook Proを導入。
メインマシンだったMacBookの環境をほぼそのまま移してそのセットアップに結構時間がかかった。

前回Mac miniの時にはちょっとずぼらをしてディスクをフォーマットしないで、システムディスクから上書きインストールで済ましてしまったが、MacBook Proに関しては絶対無茶な使い方をするのは眼に見えているので、内蔵ディスクを初期化して完全クリーンインストールした。

SnowLeopardはそんなことをしなくてもいいのかもしれない。
でもこれはもう習い性だから仕方がない。
これまでの経験則でそうすることにした。

また移行アシスタントのようなものに頼らないで設定等は手動で復元した。
これも前回MacBookの移行の時の教訓で、OS などのバージョンが変わる時には移行アシスタントTime Machineなどを使うといろいろ不具合の原因になるという経験によっている。

これで当サイトでの検証可能な環境はSnowLeopardとTigerだけになってしまった。
Leopardが動く環境が無くなってしまった。


ところでMacOSX の環境の移行は例によって非常にスムーズで、ほとんどインストールからアップデート、環境再現まで一昼夜で完了した。
ところがBootCampボリュームのWindowsの再現でつまずいてしまった。

Wincloneを使ってバックアップのディスクイメージからWindowsのボリュームごと復元しようとしたが、これは結局成功しなかった。
なぜかボリュームサイズを合わせてパーティションを切ると
「ボリュームの容量がディスクイメージの再現には足りない」
という意味のアラートを出して、エラーを出す。
パーティションを大きくして再度トライすると、フォーマットには成功するが結局ディスクイメージからの再現には失敗するということを繰り返し、Wincloneを使って、Windows環境を復元することを断念した。
(どうもSnowLeopardに対応した時にNTFSProgsがv.2.0.0に上がったことが関係あるのかもしれない。
Leopardでとったディスクイメージはこのバージョンでは使えないということかもしれないが、現在確認中)

その間作業を止めるわけにもいかないので、結局Windows環境も一からクリーンインストールすることにした。
その手順は前にも書いたのでここでは詳述しない。

以前はWindows環境をAdministratorで使っていたが、今回はアカウントを設定してAdministratorでデフォルトでログインしない設定にした。
これがどの程度安全かと言うと正直大差ないように思うのだが、多少は安全かもしれないという精神衛生のためにやってみた。

それで体重管理ツールなどの一部のアプリが動かなくなった。
最初はこのAdministratorを無効にしたせいかと思い、Adminでログインする方法を調べてみた。

一番簡単で単純なのは以下の方法。
1)コントロールパネルから「ユーザーアカウント」に入る
2)「ユーザーのログオンやログアウトの方法を変更する」に入る
3)「ようこそ画面を使用する」のチェックを外す
4)ログアウトしてアカウント名に「Administrator」と入力しパスワードを入力する


これでAdministratorでログインできるが結果的には動かなくなったアプリはこの状態でも動かなかった。

よく見るとアプリは
「0xc0000135」
というエラーコードをアラートに表示している。
それでこのエラーコードについて調べてみた。

するとここに該当する記述があった。
0xc0000135エラーでアプリケーションを開始出来ない-猿・We ダンス?初心者の為のトラブル・エラー解決方法
要するに「必要な.NET Frameworkがインストールされていない」ということだった。

そこでこちらのマイクロソフトのサイトに行ってダウンロードしてきた。
NET Framework ダウンロード | MSDN

これでやっと体重管理ツールも動き、Windows環境の大部分も復元されつつある。
まだまだ途上ではあるが。





新MacBook Pro導入に伴いSnowLeopardの環境移行はスムーズに進んだ
先週Mac miniで予行演習済みなのでどのアプリが動いてどのアプリが動かないかも
あらかじめ把握していたので特に戸惑うこともなかった




ところが問題がBootCampのWindows環境の方で起こった
Wincloneでディスクイメージからボリュームの再現に失敗
失敗したボリュームをディスクユーティリティで診断すると
ボリュームが壊れてしまっているという診断結果




ボリュームサイズを前のサイズと同じにすると
何故か復元にはパーティションの容量が不足という表示
パーティションを大きくすると今度は途中で止まってしまい
そのボリュームを診断すると上の状態に
この無限ループが続いた




結局ボリュームをFAT32で初期化してWindowsのシステムディスクで
イチからインストールすることにした
面倒だが確実だ




認証もwebで完了し、VMWare Fusionの設定も
順調に進んだが何故か動かないアプリがいくつか...
Administratorログインも試したが全く効果なし
エラーコードは「0xc0000135」
そこでこのコードの意味を調べてみた




その結果上記リンクサイトで「.NET Framework」が
インストールされていないということに気がつく
そういえばシステムインストールの時に
「.NET Frameworkをインストールしない」にしたような気がする
それでさっそくダウンロードしてきてインストールした




途中同意等面倒なことを言われるが気にしない
.NETはセキュリティの問題も過去起こしていたような気がするがそれも気にしない




気にしなければインストールは順調に進む




そしてインストールが完了すると件の体重管理ツールも問題なく起動した
メンドクサイOSダナァ・・・




MacBook Proインストール後の初Monolingualで節約できたスペースは1.9GB
だんだんでかくなってくる




Mac miniではあまり試していなかったDashboardだがこちらもかなり壊滅的
結構日常使っていたWidgetはあらかたサルベージできたのでまあよしとするべきだが
このあたりの互換性はもう少し何とかならないか
特に今はWidgetの作者は皆iPhoneに流れてしまっているのか
Dashboardは閑古鳥が鳴いているような気がする
このままではやっぱりDashboardは要らない機能だったということにならないのか?


2010 年 4 月 2 日




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Fraise
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

コード書きに特化したテキストエディタSmultronの後継アプリ。

Smultronというテキストエディタを気に入って使っていて、いろいろ試したけれども結局このアプリが「馬が合う」という感じで愛用していた。

ところがSmultron開発中止の情報が聞こえてきて悲しい思いをしていた。

API が頻繁に変更されるMacの世界では「開発中止」ということはいつ使えなくなっても不思議でないということだ。
進歩しないがどのアプリも安心して使えるWindows、進歩するがAPIの頻繁な変更で開発が止まっているアプリ等はいつ動かなくなるか分からないMacOSX...難しいところだ。

そのSmultronがサポートなしのオープンソースとして復活したらしい。
それがこのFraise
今のところ使い勝手や見た目はSmultronそっくりだが設定は引き継がない。
これで安心して使えるということはいえる。





Fraiseの見た目はSmultronそっくり
オープンソースフォーラムが開発を継続するということは
今後も使えそうだということで一安心
アプリアイコンも初期の頃のアイコンに戻っていい感じだ




Smultronの設定は引き継がないのでフォントがちょっと変わってしまう
文字もかなり小さいのでここはやはり使い慣れたmonaco12号フォントに戻す


2010 年 4 月 3 日




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RadiKompo
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応

地上波ラジオインターネットサイマル放送のradikoを聴くことができるクライアントアプリ。

radikoについてはこちらを参照願いたい。
地上波ラジオIPサイマル放送&全国規模の図書館検索サイトが面白い

これはradikoを聴くことができるだけでなく、そのインターフェイスが懐かしのラジカセっぽくなっているところがミソ。
そういえば確かに高校生くらいの時には流行にアンテナを張ってた入り口はラジカセのコンポしか無かったと思う。
当時はインターネットなんてなかったし、音楽を聴くんだって勿論winnyやgnutellaなんてなかったから、放送でかかっている音楽をエアチェックするしかなかった。
不便ではあったけどその分、音楽に対する姿勢は今より貪欲だった気がする。

食い入るようにして聴いたFMのことを思い出すと、今は随分音楽とは淡白なつきあい方をしている気がする。

そういうことを思い出させる秀逸なインターフェイスだ。
流れてくるのが日本の地上波ラジオだからそのデザインの魅力も生きると思う。

実は同梱のインターネットロケーションファイルで見ることができるオンライマニュアルにかなり詳細な捜査法が掲載されている。
そちらを参照してもらえば、使い方は理解できると思うが一応一通り試してみたのでこちらでも操作法の紹介を。





RadiKompoのインターフェイスはこんな感じ
見るからにラジカセコンポそのものだ




操作法はこんな感じ まずここで関東・関西の地域を選択する
IPフィルタリングのために関西地区で関東のラジオを聴いたり
その逆は不可能なので正しく自分の地域を選択する




下のコンソールで選局をする
自照式ボタンのように選択していない時には暗くなっていて
やや選局しにくいがラジオはそんなにせかせかしながら聴くものではない
お目当ての局がでてくるまでのんびりボタンを順番にクリックしていこう




さらにこれは再生停止ボタンと録音ボタン
ついにradikoを録音できるアプリが現れた
ただしこのままではラジオを聴くことはできるが録音はできない
録音はこの続きの手順を踏まないといけない

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Soundflower
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

システムのオーディオに入力される音声信号や出力から出てくる信号をジャックしたりできるアプリ。
RadiKompoの録音機能を有効にするためにはこのアプリが必要になる。
インストールはインストーラから。アンインストーラも同梱されているので安心して試してもらいたい。

以前にも別のアプリのアシスト用としてこのSoundflowerを紹介したことがあるような気がしたが、何の時だったか忘れてしまった。アプリのページのインデックスに入れるのを忘れていたので探すのがメンドクサイ。
でもそういうことがあるからこのSoundflowerは入れておけば役に立つと思う。

なによりもRadiKompoでラジオを録音したいならこのSoundflowerは必要だ。





Soundflowerはインストーラを使う
アンインストーラも同梱されているので安心して
試してもらいたいが、入れておけばいろいろ役に立つと思う




インストールは特に問題もなく進行




メニューエクストラのスピーカーアイコンをoptionキーを押しながら
クリックすると音声の設定がプルダウンで出てくる
RadiKompo録音を実現するにはこのように入力も出力もSoundflowerを選択しておく




勿論この設定はシステム環境設定のサウンドペインでも可能だ
出力タブも入力タブもこのようにSoundflowerに設定しておく




RadiKompoの赤いRECボタンをクリックしておいて
プレイボタンで再生を始めるとこのように音声ファイルが生成される
場所は~/Music/RadiKompoというようなフォルダの中だ
この方法だとシステムが鳴らす アラートや時報等のサウンドもラジオの音といっしょに録音されてしまう
作者さんもマニュアルに書いているが「そういうことも含めて青春なのだ」と割り切ろう

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LineIn
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

Soundflowerにジャックされた音声をさらにタップして内蔵スピーカ等で聴きながら録音することを可能にするアプリ。

上記の手順でRadiKompoを使って放送を録音することはできるのだが、録音中はその音を聴くことができない。
そこで音の経路をタップして聴くことをできるようにタップアプリのLineInを使う。





LineInの設定をこのようにして下の「Pass Thru」ボタンを
クリックすると録音中でも音を聴きながら作業を進めることができる
この3点セットがそろって初めてバーチャル「FMエアチェック」の
体験が実現して昔の思い出に浸ることができる




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RADIKOSTAR
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応

RadiKompoのバージョンアップ版

昨晩RadiKompoを使ったradikoの録音方法を解説したところ、今朝になってもうバージョンアップが出ていることに気がついた。
良くなった点は録音の時ににSoundflowerを使ってシステムサウンドをジャックしたり、さらに今何を録音しているかモニターできるようにLineInでタップしたりなんていう面倒なことをしなくても、RECボタンをクリックするだけでそのまま録音できるようになった点だ。

それと見た目もクロムメッキ風の高級コンポ風のスキンに変わった。

良くない点は、録音のフォーマットがm4aからFLVに変わった。
m4aは録音完了と同時にiTunesに登録されるしiPodやiPhoneにもポッドキャストのように転移することもできるが、FLVは再生できるアプリも限られるし、外付けのデバイスに渡して利用するのも難しい。

作者さんのオンライマニュアルにはffmpegを使ってmpegに変換するリンクが掲載されているが、これが今のところ一番確実な方法だろう。
ffmpegのGUIフロントエンドのDaturaでトライしてみたが、何故か失敗した。
そのうちちゃんとトライしてみる。

後々のファイルの利用のしやすさを考えるとRadiKompoの方が楽だが、いちいちジャックだのタップだのしなくてはいけないし、RADIKOSTARはお手軽だが、FLVファイルを持て余す。
ここらどちらに価値を置くかで選択が決まってくると思う。





RADIKOSTARのスキンは高級なクロムメッキ風に変わった
RadiKompoは白っぽいシルバースキンだったが見た目は良くなった
またシステムサウンドをジャックしなくても録音も可能になった
なので勿論タップも必要なくなった




その録音先は"~/Music/RADIKOSTAR"というフォルダでフォーマットはFLVに変わった




再生するとAdobe Media Playerが立ち上がった
Flashは今ではAdobeの製品だから当然なのかもしれない
でもこれは一般の人はあまり入れていないソフトだと思う




もうひとつ再生に成功したのはPerianインストール済みのVLC
これで録音ファイルを聴くことはできるがやはり扱いやすいとはいえない
iPodなどで聴きたい場合はffmpegなどで変換する必要はある


2010 年 4 月 5 日



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知れば便利なオンラインリモート操作法いろいろ9〜続編〜

WindowsのリモートデスクトップをMacでも利用する

Apple製品にARD(Apple Remote Desktop)という規格があって、これでApple製品同士ならいろいろリモートが可能だというのと同じように、Windowsにも独自規格のリモートデスクトップがある。
これも原則実装しているWindows同士のみで有効なリモート操作なのだが、Mac OSXからこれをコントロールできるアプリが存在する。
元はLinuxのアプリケーションの移植らしい。

試してみたところ意外に簡単に使えるので、番外編後のさらに続編になるがこれも取り上げる。
Mac側のクライアントアプリは以下のCoRDを使う。


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CoRD
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応

マイクロソフトのリモート操作規格のWindowsリモートデスクトップをMacから操作できるようにするアプリ。

これはアプリ自身の位置もパス管理されているらしく、最初に起動する時に「アプリケーションフォルダに移動する」というアラートタグが出る。
通常移動される先は
~/Applications
という場所になる。

使い方は基本的にはWindows側のリモートデスクトップを有効にして、そのIPアドレスとパスワードをCoRDの検索フォームに入力するだけで繋がる。
ただし私の場合はログイン画面でつまずいた。
WindowsXPのユーザアカウントを日本語の名前にしていたのだが、リモートからだとログイン画面で日本語が入力できない。
Administratorでログインすることはできたが、アカウント名に日本語を利用しているユーザは多いと思われるのでなんとかしたいところだ。
ホストをあらかじめ左ドロワに登録しておく機能もあるので、ここにIPアドレスと、ユーザアカウント名、パスワードをあらかじめ登録しておくと、日本語のアカウント名でもログインできることが分かった。

なおログインしてしまうと、クライアントから本体のWindowsで起動しているメモやワード等のアプリの編集画面に日本語で入力できることは確認した。
何故かログイン画面だけで発生する不具合ということだ。

実際つないでみて、これまで紹介した他の繋ぎ方に比べてアドバンテージがあるかというとよくわからない。
グラフィックの表示をCPUパワーに依存しているような感じで、あまり重いグラフィックを表示していると動きが悪くなる。その悪くなり方はApple Remote Desktopよりもやや厳しい気がするが、Windowsの壁紙を描画しないとか(デフォルトではこの設定)有利な点もある。

ログインしている間、サーバのローカルのモニタはロックアウトされてしまうのでインストラクションとかには使えないが、それでもコントロール側のMacに負荷をかけないで重い作業をやらせる時には仮想マシンよりもいいかもしれない。
何よりも使わなくなったWindowsマシンを再活用したいという時には、便利に使えると思う。





CoRDでWindowsをリモート操作するにはまず下準備が必要
コントロールパネルの「システム」に入り「システムのプロパティ」の「リモート」タブに入る
ここの「ユーザーがリモート接続することを許可する」のチェックを入れる




接続にはIPアドレスが必要なのでWindowsのIPアドレスの確認法も紹介
コントロールパネルの「ネットワーク接続」に入って
そこに見えているネットワークアイコンをクリック
「(接続アイコン名)の状態」というタグの「サポート」タブに入る
ここで接続の種類、IPアドレス等の概要を確認できる




そのIPアドレスをCoRDの検索フォームに入力するだけでこのようなログイン画面が呼び出される
アカウント名とパスワードを入力すれば接続は完了する




ここで若干問題発生
アカウント名に日本語を設定していたがログインフォームに何故か日本語を入力できない
仕方がないのでAdministratorでログイン




とりあえずAdministratorでログインした図
デフォで壁紙は描画しない設定になっている




面白いのはスクリーンキャプチャを撮るメニューコマンドが用意されていること
これはネイティブWindowsよりも便利かも




撮れたスクリーンキャプチャはこんな感じでpngで保存される




しかし日常使っている日本語名アカウントにログインできないのは不便なので試行錯誤
その結果この「+」ボタンから設定を呼び出してホスト名、アカウント名、IPアドレス
パスワード等を入力してホストを登録すれば次回からはワンクリックでログインできることが分かった




これで日本語ユーザ名のアカウントにもログインできる
また先ほどの設定で壁紙を表示させたりスクリーンサイズを変更もできる




結構負荷をかけてみたが元来クライアント側のリソースを使っていないのでかなり問題なさそう
ただしグラフィックに関してはそんなに許容力はないかもしれない




CoRDでリモートをとっている間はWindows側の画面はこのようにロックアウトされている
なのでリモートインストラクションには使えないかも




ログイン画面では日本語は通らなかったがログイン後はワード等のテキストに日本語入力は問題なくできる
フォーラムを見ているとLeopardでも若干不具合があるようだしこれから改善されていくのだろう


2010 年 4 月 6 日




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SneakyBastard
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応

MacBook等のiSight内蔵のモバイルが盗難にあった時に、これを使おうとしたヤツの顔をこっそり撮影してメールで送りつけてくれるフィジカルなセキュリティソフト。

そういう盗難にあった時に不正に使用しようとラップトップを開いたらIPアドレスを抜いて通報してくれたり、顔を撮影してWEBにアップしてくれるアプリをこれまでにもいくつか紹介してきた。
例えば Prey とか Adeona とかもう無くなってしまったが Wimp とか。

しかしそれらのアプリの共通点はWEBのサーバにIPアドレスや敵の顔写真等の情報をアップするというWEBサービスの形をとっていることだ。
そのためにその肝心のWEBサービス本体が中止になってしまったら、そのクライアントアプリも結局役に立たないということになる。
実際Wimpなどはそうした事情で消えてしまった。

WEBサーバを利用する方法は強力なのだが、知らない間にサービスが終了していて実際盗難にあったら結局役に立たないなんてことがあり得る。

このSneakyBastardも盗難にあった時に備えて、顔写真をこっそり撮ったりその写真をIPアドレスとともにチクったりするするアプリだが、その送り先は常用しているメールサーバということになる。
考えたら難しくし考えなくてもこれで充分用は足りるということになる。
ある意味コロンブスのタマゴかもしれない。

送信される情報はMACアドレス、en0、en1などのそれぞれのNICのローカルIPアドレス、DNSサーバアドレス、WANのIPアドレス、ローカルホスト名、それにスクリーンを覗き込んでいる間抜けなヤツの顔写真ということになる。
これで犯人の特定になるのかどうかはややビミョーだが、常習犯や余罪の多いヤツならこれが決定的証拠になって警察の追求の手助けにはなるかもしれない。
皆がこういうものを入れれば、犯罪に対する抑止力にもなる筈だ。

ただ上記のこれまで紹介してきた犯罪通報アプリと比べて若干弱いところもある。
それはGUIでアプリの操作系も写真の保管場所も見えていることだ。
だからこのアプリのことを知っている犯人なら対処できてしまうかもしれない。
使いやすいということは、犯人もこれを解除しやすいということだ。
ここらはなかなか善し悪しだ。





SneakyBastardが起動するとメニューエクストラとして見えている
ログイン項目に登録すればログインするたびに写真を撮ることになる
環境設定はここから呼び出せる




設定では写真を連続的に保存するか常に上書きしてしまうか、
除きに写真を撮影するまでのディレイタイム、
スリープ復帰の時だけ顔写真を撮るかなどの設定が可能




写真を撮るとその保管場所はここになる
~/tempというパスになるが特に不可視フォルダというわけでもない
ここいらは不可視ディレクトリを生成しても良かったんじゃないかという気もする




メールの設定をしてこそこのアプリは威力を発揮する
設定法は作者サイトにも解説されているがURLには送信用のサーバのアドレス(smtpタイプ)、
ポート番号(GoogleはSSLを使っているので587番だが通常は25番)、
ユーザネーム(アカウントID)、eメールアドレス、タイトルの設定が必要
また一番下のチェックを入れると相手のネットワーク情報もいっしょに送信される




送られてきたメールにはローカルIP、MACアドレス、DNSサーバアドレス、en1のIPアドレス、
VMWare Fusionの使用しているIPアドレス、サブネットマスク、グローバルIPアドレス等全部見えている
これだけで相手を特定できるかはケースバイケースだがかなり絞り込めるのは間違いない




そして犯人の間抜けなツラもばっちりメールに送られてくる
こちらの方が決定的な証拠物件になるかもしれない
なおテストに使用した人物の写真はあまりにもイケメン過ぎで公開できないのが残念だ



anchor

SnowLeopardでWincloneからBootCampのWindowsを復元するのに失敗したのはやはりLeopardとの互換性の問題?

先日、
MacBook Pro導入記〜といっても手こずったのはWindowsの方だった...
の中でも触れたがWincloneでWindowsのBootCamp領域を復元しようとしたところ、フォーマットに失敗する等の症状が起きて復元できなかったという問題だが、SnowLeopardで作成したディスクイメージから復元するテストをしたところ、問題なく復元できることが分かった。

つまりWincloneの問題というよりも、これもLeopard、SnowLeopardのバージョン互換性の問題だということだ。

とりあえず今後ともWincloneはバックアップアプリとして使えることが分かったし、Leopardで生成したディスクイメージもただ開いてその中からファイルを取り出すだけなら使えることも分かったので、Windowsをバックアップなしで使うと言う不安ンア状態に陥らなくて済むことが分かった。





WincloneでSnowLeopard上でBootCampのWindowsの
バックアップ作成、そこからの復元の実験をしてみた
Windowsは上書き後も問題なく起動して普通に作業できている
つまりこれはLeopardとの互換性の問題だったということだ


これで動くことは分かったので一件落着なのだが、Leopard環境のWindowsボリュームをディスクイメージにして、そこから復元ができないものか実験したいところだ。

方法は旧MacBookをディスクターゲットモードで起動して、SnowLeopardにマウントする。
そのBootCampボリュームのバックアップをSnowLeopardから取る。
そのディスクイメージを使ってSnowLeopardのMacBook ProのパーティションにWindowsをごっそり復元する。
多分この方法でうまくいった筈だ。

残念ながら旧環境のMacBookは廃棄処分にしてしまったので、いまさらそんなこと思いついても検証のしようがない。
でもうまくいくのかどうか知りたいところだ。
誰か同じような症状が有った人は一度実験してみてその結果を教えてください。
お礼はここにお名前を掲載するくらいのことしかできませんが...



2010 年 4 月 7 日




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Pinta
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 Windows98~XP対応
Linux対応

Paint.NETをMono/GTKに移植したペイントアプリをさらにMacのGUIにも最適化。

Pain.NETだから、WindowsのPaintと同じくビットマップの画像を扱う。
勿論MacのGUIUで動かすんだからjpegやpngがそのまま読み込めてそういうフォーマットに書き出せないと意味がない。 そういうところもちゃんとクリアしている。

できることは、クロップ、拡大縮小、図形、文字挿入、べた塗り、筆書き、切り抜きなど簡易グラフィックエディタソフトと組み合わせるとPhortoshopなどの業務用ソフトに迫れるかもしれない。

気になる名前はPaintのaがお尻に移動してしまったということか。
特にWindowsからスイッチしてきたPaintユーザはこのアプリは嬉しいんじゃないかと思う。

Linux、Macに適応させるためにMono Frameworkのインストールを要求されるが、そのインストールもGUI環境でできるので、使用に当たって特に小難しいこともない。





Pintaを初回起動するとMono Frameworkのインストールを要求される
これはWindowsの.NET実行環境をUNIX系のMono/GTKで動くように書き直しているため




ただしそのインストールはコンパイルも必要ないしリポジトリも必要ない
普通に要求されるサイトからMono Frameworkのバイナリをダウンロードしてきて
インストーラの指示に従って進行するだけでいい




起動したPintaでファイルを開くのは多少コツがいる
ファイルをクリックしたりアプリアイコンにドロップしても開かない
ファイルメニューから開くかコマンド+Oキーで開くしかない
ディレクトリの表示方法はWindowsそのものだ




切り抜きにチャレンジしてみる
ちょっとこういうことをしなくてはいけない用ができたので起動した
Photoshopでやってもいいのだがちょっと億劫なのでPintaでやってみる




その結果はこんな感じ
これは使える




保存はちょっと面倒
Pintaは日本語が通らないので保存先は日本語で
記述されていないディレクトリである必要がある
これは日本語ロケールが改良されていくのを待つしかない




いろいろ切り抜いて塗り絵して使えるソフトがまた増えたのは嬉しい限りだ




ところで保存したファイルを見ていると拡張子がないのでアイコンも白いまま
このままでも開くことは開くが拡張子をつけないと
時間が過ぎるとゴミファイルになるのは眼に見えているので
Previewなどでjpegか何かに書き出しておいた方ががいい




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RADIKOSTAR
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応

このページで紹介しているRADIKOSTARがフェイスを一部改良してバージョンアップしている。

インターネットで地上波ラジオをサイマル放送しているradikoの専用クライアントソフトのRADIKOSTARがほぼナイトリーバージョンのようにバージョンアップしている。

今回は主に見てくれの改良のようだ。
起動するとデフォルトで大阪エリアの設定で立ち上がるが、東京に切り替えると上の窓のチューニングメータに何も表示されなくなる問題が解決した。
それに伴い、ラジオ受信中はアナライザメータが無意味にピカピカ光るのがお洒落。
LED表示が普及し始めた時代に、エアチェックをしていたイタイケオジンの世代としてはこういう小細工にころっと参ってしまう。

再生録音ボタンもクロームメッキ風に変わるなど、細かい変更がされている。





RADIKOSTARの見た目がちょっと変わった
スペクトルアナライザが再生中は動いている
実は放送内容の波形とは全く無関係な感じだが面白いギミックだ


2010 年 4 月 8 日




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DiskAid
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応

iPod Touch、iPhoneなどをUSB接続でディスクストレージとして使えるアプリ。

私の場合MacBook Proといっしょに2.5インチの外付けハードディスクを常に持ち歩いているが、そういうものを持ち歩かなくてもiPod Touch、iPhoneを兼用で外付けハードディスクにしてしまえばいい。
このDiskAidがあればiPod Touch、iPhoneはJailbreakしていなくても、その中身を見ることができるし、書き込み書き出しも可能だ。

ただしJailbreakしていないと、見えるのはユーザ領域だけでルートボリュームの中身は見ることができない。
ルートボリュームの中身を見ることができれば、iPhone、iPodのOSの構成はMacと似ているということが分かって面白いのだが、Jailbreakはやらないことをお勧めする。
JailbreakしたiPhoneを狙ったウイルスも発見されていることだし。

用途としては人に渡したいドキュメント、大容量ファイル等を手持ちのiPhone、iPod Touchで持ち出せるということだろう。
新しくWindowsバージョンが追加されたが、Windowsでも使えるというのは実用上の意味は大きいと思う。

ただWindowsとも共有すると当然AutorunなどのWindows系のウイルスを人に渡してしまう可能性も高いので、ウイルス対策については注意が必要だ。





DiskAidの中には新しくフォルダを作ったり
その中にファイルを書き込んだり、そのファイルを書き出したりできる
iPod Touch、iPhoneを使って大容量ファイルを受け渡しできるということだ
ただしそういう用途で使うとウイルスの媒介になる可能性もあるのでウイルスチェックも必要になる


2010 年 4 月 9 日




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Evernote
(Freeware/Shareware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 WindowsXP~7対応

テキストでも写真でも音源でもweb記事でも何でもコピペして保存できる「外部脳」を目指したノートアプリ。

こんな大物アプリを今まできちんと試していなかったのには理由がある。
以前試した時には日本語対応がかなりいまいちだったために、他のメモアプリと比べてアドバンテージを感じられなかった。
しかし結構時間が経ってみると、いろいろ機能がついて日本語にもすっかり対応して最強ノートアプリになっていた。

いくつか特筆すべき特徴があるが、やはりまず触れておかないといけないのがwebストレージに自動的にメモの内容が同期するということだろう。
この機能のおかげで、入力したのと異なる端末でも特に同期の動作をしなくても自分のメモを閲覧できるし、ブラウザを使ってwebページとしてストレージを表示することもできるので、Evernoteをインストールしていない端末でも、その内容を確認できる。
必要なのはユーザ名とパスワードだけだ。

ということはクライアントソフトが用意されているMacやWindows、iPhoneなどでも同じメモを共有できるだけでなく、こうしたクライアントソフトをインストールできないLinuxとも共有できるし、出先で自分の端末が手許にないところでもPCなどを借りて自分のメモを見ることができる。

もうひとつの面白いギミックはOCR機能を備えたことだ。
といっても昔、スキャナーなんかにおまけでついていたあの低性能な「文字読み取りソフト」としてではない。
jpegなどのテキストデータを含まない画像データも、その画像に含まれる文字を自動的に認識してそれをメタデータ化する。
画像に何か文字が焼き込まれていれば、それを認識してその文字列で検索できる。
そしてEvernoteにはiSightで画像を読みこんで、このOCRメタデータを使うことができる。

ということは名刺や紙の資料もどんどんiSightで読み込んで、それを検索で後で探すことができるということだ。 OCRは最近日本語にも対応した。

この仕組みはこうだ。
まずiSightで読み込んでEvernoteに保存するとwebにも同期する。
待つこと数分、webの向こう側で画像のスキャンが終わってテキストメタデータが付加される。
それをクライアントソフト側のファイルにも同期して、ローカルでも画像を文字列で検索できるようになる。
この間の動きはiSightの取り込みが終わったらほぼ自動的だ。

OCRの機能をローカルのソフトに組み込むのではなく、webサービスアプリとして提供するところが今風と言うかクラウドなんだろう。
おかげでローカルソフトは軽快だし、動きも速い。
それにOCRをテキスト化に使うのではなく、メタデータ化に使うということろも今風だということだろう。

このメタデータとOCRについてはこちらのOCR:Optical Charactor Readerというページでも取り上げた。
こういうものが民生機にインストールできるフリーウエアに組み込まれているというところに進化を感じる。

webストレージの容量はフリーウエアバージョンの場合40MB、シェアウエア登録すると500MBに増量する。
フリー版ではアップできるウファイルの種類に制限があったり、広告表示があったり、通信にSSLがかかっていない等の制限があるが、それ以外の機能はいっしょだ。
この程度の機能制限でフリー版も無期限で使わせてくれる太っ腹には感心する。
「まずは触れてもらいたい」ということなのかもしれない。
触れていればシェアウエア登録したくなりに違いないということかもしれない。





Evernoteを起動するとまずフリーアカウントを作成せよと言われる




指定のwebサイトに飛んでID、パスワード等を決めていく




決定が通るとメールに認証ワードが送られてくるのでその認証文字列を指定フォームに入力する
(先ほどのパスワードと違うので注意)
認証が通ったらそれ以降パスワードが有効になるのでIDネームとパスワードでログインする




ローカルクライアントも同じパスワードでログインできる




試しにローカルクライアントのEvernoteに記事を書き込んでみる




数秒後にはwebサイトのページも更新されて書き込まれた記事が同期している




Evernoteのフェイスはこんな感じで右下のペインに気になったことは
何でもメモしたりコピペしたりして「外部脳」として活用するのがこのアプリの趣旨




ツールバー一番左の「同期」ボタンですぐにwebに同期
すると同じものを他のパソコンでもiPhoneなどでも見ることができる
多分当然iPad用のappなども出てくる筈だ




同期が完了するとGrowlで通知してくれる




その同期状況はこんな感じでサムネイル表示
見たい記事をクリックすると...




ブラウザからも開いてみることができる




ところで最初は実は英語版を使っていたためにこのように
「文字コードが認識できない」というアラートを出して同期に失敗していた
これは日本語の特定の文字コードで起きる
解決策は日本語のEvernoteサイトに行って日本語版をダウンロードしてくることだ




このアプリのもうひとつの強力な機能はこのOCR
jpegに焼き込まれた文字を認識してその文字も検索にかかっている
この調子で画像に映り込んでいる文字も検索で探すことができる




試しに「iSightノート」ボタンをクリックして
MacBook Proの内蔵カメラで紙の書類を読み込んでみる




同期して数分後、サーバ側でOCRのスキャンが完了すると
このように文字で画像を検索することができる
検索にかかったエリアをこのように黄色くハイライトしてくれる




さらに同期すればEvernoteのローカルクライアント側でも検索ができるようになる
ということはこのEvernoteに取り込むファイルは
テキストファイルでなくても紙の書類でもOKということになる
これは面白い機能だ


2010 年 4 月 10 日




anchor

Evernoteのインターフェイスは評判だけあってなかなか練られている

先日紹介したEvernoteを使い込んでみようと思い始めている。
Macjournalのディスクイメージガギ単位の大きさになっているので、Evernoteのwebストレージの容量制限が意外に小さいことが気になっているが。

それでこれを呼び出すのにドックから起動というのは面倒だなと思っていたらやはりそういう要望が多いのかちゃんと工夫されていた。

メニューバーにEvernoteの像のアイコンがあることに気がついて、プルダウンしてみると
「新規ノート」
を作ったり
Evernoteにペースト」
で気になる記事をどんどん登録するメニューコマンドが用意されている。

検索も可。





Evernoteを一度起動するとそのあとはメニューエクストラが常駐する
「新規ノート」「Evernoteにペースト」「Evernoteで検索」などの
メニューが用意されそれぞれのショーとかっ値キーも用意されている



またSafariのツールバーに専用アイコンも用意されている。
何かをメモしたくなるシチュエーションというのは大抵はwebブラウザを閲覧している時なので、そのツールバーに専用ボタンアイコンが用意されているのは合理的と言える。

何か気になる記事があったらこれでどんどん登録していけばいい。
いちいちEvernoteを起動しなくても登録はできるので、ますます「外部脳」に機能として近づいたのではないかと思う。

後は海馬の次の機能を充実させる必要があるが。
どんどん登録してほったらかしでは今までといっしょなので...





Evernote起動後はSafariのツールバーにこういうボタンアイコンが現れる
選択領域をEvernoteに取り入れるというボタンで
いちいちEvernoteを起動しなくてもメモができるのが実用的
取込んだメモを後でどう整理するかが問題だが...






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