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OSXのtips2-26

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。
アプリ、システム操作に関するtips

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Dropboxのキャッシュを掃除すると結構ディスクスペースの節約になるというウワサ

ネットの共有スペースクラウドサービスのDropboxを使っていると、実は結構ディスクスペースを圧迫するという話だ。

こちらにそのディスク容量を圧迫するキャッシュを削除すると、ディスク空き容量の節約になるというTipsが出ていたので早速やってみた。
ハードディスクの容量を空けたい人はDropboxのキャッシュを削除しよう - ライフハッカー[日本版]

リンク先の記事によると40GBものディスクスペースの節約ができた猛者もいるそうだ。
私の場合は1.7MBほどで、大した量ではなかったが多少節約できた。

私も結構毎日Dropboxの新規更新はやっている方だと思うが、この際は毎日ギガ単位のファイルを転送してるわけではないし、有料サービスを使うほどのヘビーユーザでもない。
そういう差なのかなぁ。
まあ、ユーザはやってみる価値はあると思う。
多分キャッシュ削除のユーティリティツールではここのキャッシュは削除されないだろうから、たまにやってみるのはいいと思う。

ちなみにリンク先にはWindowsとLinuxのDropboxキャッシュのパスも書いてあるので、マルチプラットフォームでDropboxを使っているユーザは参考になると思う。





Dropboxのキャッシュの場所はDropboxフォルダの中
~/Dropbox/.dropbox.cache/という不可視フォルダの中にある
不可視ファイルを可視にするユーティリティを使ってここに入り中にある.bz2ファイルを削除する
この大きさが1.7MBと私の場合は小さかったがギガ単位になる人もいるそうだ



2011年6月25日









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デスクトップのアイコンの並び方が変わってしまう〜アイコンまっ白のファイルができてしまう

Macを長いこと使っていると、こういうトラブルが起きることがある。
スリープから復帰した時、あるいはログインした時にデスクトップのアイコンの並び方が変わってしまう〜多くの場合、デスクトップのアイコンは使いやすいように並べてあるので、位置が変わってしまうと舌打ちしたくなるくらい作業に支障が出てくると思う。

またデスクトップに限らずアプリやファイル、フォルダなどのアイコンがまっ白な紙アイコンに変わったり、アイコン無しの透明な状態に変わったりする・・・

これらの原因はウインドウの情報を記述している.DS_Storeファイルの破損による場合がほとんどと思われる。

.DS_Storeファイルとは各ディレクトリごとに1個生成される不可視ファイルで、そこにはウインドウサイズ、背景色、あるいは背景写真、アイコンサイズ、アイコンの並び順、フォルダに割り当てるアイコンデータなどが記録されている。
初期の頃のOSXでウインドウサイズが毎回同じサイズで開いてしまい、サイズを覚えてくれないというトラブルが頻発していたが、それはこの.DS_Storeファイルが壊れていたからだ。

OSXもバージョンを重ねてきて、そういうトラブルはほぼ起きなくなったが、今でも時々デスクトップのアイコンの並びが変わったりするトラブルが起きる。
どういう時に起きるかというと
1)移行アシスタントなどを使い旧バージョンの設定をそのまま持ってきた
2)メンテナンスを怠って長期間使っている


大体この2ケースだと思われる。





ある日ログインするとデスクトップのアイコンの並び方が変わってしまったりする




またアイコンがまっ白になったり透明のアイコン無しに変わったりすることも




これらの原因はこのディレクトリごとに1個生成される
.DS_Storeというシステムファイルの破損である場合が多い
長期間メンテせずに使っているとこういう問題が起きやすくなる




不可視ファイルを見えるようにするには私は先日紹介したMainMenuを使うが
Terminalからも可能だし他にもそういうフリーウエアもある




デスクトップにもこういう.DS_Storeファイルが見える


で、これの対策だがこの不可視の.DS_Storeファイルをバックアップしておいて並びが壊れたら、ルートでログインしてこのユーザのデスクトップの.DS_Storeファイルを上書きするという方法も考えられなくはない。

でもこの.DS_Storeファイルは元々壊れやすいキャッシュのようなものだと考えたら、いっそあっさりクリアして新しい.DS_Storeファイルを生成させる方がいいと思う。

システム全域の.DS_Storeファイルを手動で削除するのは大変な作業だが、Terminalを使って一気にやってしまう方法が確実だと思う。
上記MainMenuにも.DS_Storeファイル削除というメニューがあるが、何故かちゃんと動いていない気がする。

他にもクリーニングツールアプリがないこともないけど、根底からきれいさっぱり削除するにはTerminalが一番だと思う。
コマンドは

sudo find / -name ".DS_Store" -delete

これをTerminalにコピペしてEnterキーを叩くだけでOK。
パスワードを要求されるがあとは見ているだけで良い。
実行後は一度再ログインすると、またデスクトップの並び順が変わっていると思うが、そこで好みの順に並べ替えれば当分は問題ないと思う。

問題はどれくらいの頻度でこれをやれば良いかだが、私は一応3ヶ月に一度という目安を設けている。(といいながら最近さぼり気味だが)
それくらいの頻度でやっておけば、大体問題なくある日並び順が変わってびっくりなんてこともないと思っている。

こんなところでいかがでしょうか?Rose様?





このトラブルの対策は定期的にシステム全域の.DS_Storeファイルを削除してしまうに限る
クリーンナップソフトもいくつかあるが動作の確実性から私はTerminalでやっている
一度やれば次回からは上カーソルキーで過去のコマンド履歴を
呼び出せるので2度とコマンドを打つ必要もない



2011年7月12日









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デスクトップのアイコンの並び方が変わってしまう〜この問題思ったより奥が深い<追記あり>

朝に書いた記事の内容が気になって、その後調べてみたらこの
「デスクトップのアイコンの並び方が変わってしまう」
という「勝手に整列」現象は結構広範に起こっているようだ。

こういう問題が起きたらどう対処したらいいか考えてみた。

といっても私のところではSnowLeopardにアップしてから1年半の間、この現象が一度も起きたことがないので検証のしようがないのだが。
「デスクトップにガザダバ行の濁音とパ行の半濁音を使ったフォルダ名、ファイル名が有ると発生する」
故にこれはUTF-8-MacとCocoa化されたFinderのバグであると決めつけている人が多いが、もしそうならそういう条件では必ずそういう現象が再現しないといけない。
ウチのMacについてはスノレパを積んだ2台ともその現象は一度も起きていない。
がざだばもぱも置きまくりだ。

もし他の条件が必要だというのならバグの要因は違うのではないかという気がする。

とりあえず対症療法的にはこのアプリが役に立つ。


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DIM 2
(Freeware)
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応

デスクトップアイコンの位置を記憶させワンクリックでその位置に戻すアプリ。

このデスクトップアイコンが勝手に整列してしまう現象はOSXの若いバージョンでも頻繁に置きていたし、メンテナンスのために.DS_Storeの削除をやると結局アイコンは整列してしまうのでワンクリックで元に戻すにはこのアプリが役に立つ。

メンテにかかる前に左のボタンでアイコンの位置を覚えさせれば、再起動後アイコンの位置が変わっても右のボタンワンクリックで元に戻る。





使い方は簡単で左のボタンクリックでデスクトップのすべてのアイコンの位置を記憶
右のボタンをクリックすると再起動後位置が変わってしまったアイコンを元に戻せる
全部ではなく一部のアイコンだけ記憶させたい場合は
下のチェックを入れて覚えさせたいアイコンだけをドロップする




試しにデスクトップアイコンの位置データを記述している.DS_Storeを削除してみる
コマンドはrm ~/Desktop/.DS_StoreでEnter




デスクトップのアイコンはこんなレイアウトで並んでいるとする




再ログインするとこの通りアイコンの順番が文字コード順に並び変わってしまう




ここでDIMを起動して右ボタンをクリック
一発で元に戻ったが記憶ボタンをクリックした時に無かったファイルは戻せない
毎日大量のファイルをデスクトップに置いたり移動したりしている人にはビミョーな対策かも


このDIMがアドホック的だけどもこういう場合には役に立つと思う。

問題はどうしてこういうことが起きるかで、UTF-8-Macの文字コードの濁音の扱いが問題なのだったら、英数文字のファイル、フォルダだけをデスクトップに置くことで解決しそうだ。

しかし、どうも出る時はそういう場合でも出るらしい。

さらに.DS_Storeファイルのアクセス権が変わると読み出しができなくなって、こういう問題が起きるという指摘もあるが、それならアクセス権の修復で解決する筈だ。
アクセス権はそんなに毎日壊れるような性格のものではない。

解決策の中でひとつピンと来たのは「グリッドに沿う」設定にチェックを入れると治るというもの。

Appleのサポートもこの問題を認識しているというような記述も見かけたし、スノレパのどれかのバージョンでこの問題に対処するという情報も見かけた。

そのことと関係があるのかないのかわからないが、今のSnowLeopardのFinderには「表示」メニューの「表示オプション」メニューに「グリッドに沿う」設定が無くなっていることに気がついた。
私はあまりここらに頓着が無かったので気にしていなかったが、どこかのバージョンからこの設定は廃止されて、常に「グリッドに沿う」状態である仕様に変わったようだ。





SnowLeopard(v.10.6.8)のFinderの表示オプションメニューは
「グリッドに沿う」が消えている




こちらはTiger(v.10.4.11)にはまだSnap to grid(グリッドに沿う)設定が残っている


この「グリッドに沿わない」設定の廃止がAppleなりの回答なのかもしれない。
このデスクトップアイコンが勝手に整列する問題は最近では下火になっているようだが、完全に消えたわけでもないらしい。
問題はスノレパのバージョンをアップデートしているのにこういう現象が起きているケースで、その場合は上記の
rm ~/Desktop/.DS_Store
のコマンドを実行して再ログイン、DIMの実行という手順になると思う。

私の環境では結構無茶な使い方をしている筈なのにこの現象が一度も出ていないので、この出る場合と出ない場合の違いを突き詰めたい気がする。
例えばATOKを使っていると出るとか、何か他に要因があるのかも。

いまのところわかるのはここまでで、これ以上は追求ができない。





先ほど.DS_Storeの削除を行ったデスクトップの
再ログイン後の.DS_Storeをテキストエディタで開いてみた
バイナリなので詳細はわからないがすぐに濁音、半濁音ファイルも含めて
アイコンのデータを作成しているのがわかる
「整列現象」は何らかの理由でこの書き込みがうまくいかない場合に
起きるのかもしれないがどういう場合にそうなるのかが見当もつかない


<追記>
BBSに「年老いた子供」さんから情報を頂いた。
最新版のSnowLeopardにも「グリッドに沿う」設定は存在した。
場所が変わっていたので気がつかなかったが、デフォでこのチェックは入っていないので、これはこの問題とは関係ないかもしれないという気がしてきた。

ちょっと本当にお手上げだが、対症療法的手法だけ紹介したということで了解いただきたい。





無くなったと思っていた「グリッドに沿う」設定はこんなところに移動していた
そしてデフォではこの設定は入っていないこともわかった
ということはこの現象の原因と対策については振り出しに戻ってしまった



2011年7月12日









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デスクトップのアイコンの並び方が変わってしまう3〜どうやら再現にも成功し傾向もわかってきた

実は先日ら、Rose様のツイートに反応してデスクトップアイコンの整列現象について触れて以来、この問題がOSのバグに近い部分に関係あるんではないかとの情報に接し、ずっと深みにはまっていたのだがどうやらこの問題を私の環境でも再現することができて、傾向もわかってきたので対策もできると思われるという結論に達した。

まわりくどいなぁ、要するに何とかなるんじゃないかというめどがついたということ。

以下検証のキャプチャー参照なのだが、私のところでは以下のような結果になった。
1)がざだばぱ行の濁音、半濁音を含んだフォルダを新規作成すると次回再起動(再ログイン)時にアイコン整列が起こる
2)がざだばぱ行の濁音、半濁音を含んだフォルダをそのまま置きっぱなしにして2回目以降再起動(再ログイン)してもアイコン整列は起きない
3)がざだばぱ行の濁音、半濁音を含んだフォルダをそのまま置きっぱなしにしてがざだばぱ行の濁音、半濁音を含んだフォルダを再度新規作成するとまた次回再起動(再ログイン)時にアイコン整列が起こる
4)がざだばぱ行の濁音、半濁音を含んだファイルをデスクトップに新規作成してもアイコン整列は起きない
5)がざだばぱ行の濁音、半濁音を含んだフォルダをデスクトップの上の英数文字名のフォルダの中に新規作成してもアイコン整列は起きない

原因についてはやはり巷でいわれている通り、UTF-8-Macの濁音、半濁音を一文字として扱うローカルルールがCocoa化されたFinderのファイル管理システムと齟齬を起こしているという考え方が有力だという気がした。

ただしこれも確信を持っているわけではない。
「100%の確率で再現する」
と言い切っている人もいるし、どういうケースでこのアイコン整列が起きるのかをすべて調べたわけではないから何ともいえないが、私のところでは上記のはっきりした傾向が出た。

こういう傾向がはっきりしているなら対策も簡単で
1)デスクトップには濁音半濁音を含む新規フォルダを作らないこと
2)新規フォルダはデスクトップの下の階層で管理する
3)DIMなどを使ってめぼしい常駐アイコンは位置を記憶しておきいざという時に備える。

ということで問題を乗り切れると思う。

100%の確率といっている人にはこれでは足りないかも。
ただ常時新規フォルダを作っているために100%のような印象に感じているのか、本当に100%なのかがわからないのでこれについては何ともいえない。

Rose様、今度こそこんなところでいかがでしょうか?





デスクトップに「がざだばぽん」の新規フォルダ作成




これで再起動するとアイコンは見事整列してしまった
やっと私のところでもこの問題が再現した




ここで.DS_Storeファイルを覗いてみると「がざだばぽん」のデータベースは作成されているようだ




その証拠に「がざだばぽん」はそのままにもう一度再起動すると今度はアイコン整列は起きない
濁音半濁音フォルダがあるのに私のところでこの問題が再現しなかったのはこれが原因か
新規生成の時のみ再現するようだ




さきほどの「がざだばぽん」はそのままに「がざだばぽん2」というフォルダを作ってみる




再起動するとまたまた見事にアイコン整列




さらにもう一度再起動すると今度はアイコン整列は起こらない




ここでもうひとつ実験
今度は「がざだばぽん」という名前の新規テキストファイルをデスクトップに作成した




これではアイコン整列は起こらない
どうやら新規フォルダを作成した時のみこの現象は起きるようだ




デスクトップに英数文字のフォルダを新規作成してその中に「がざだばぽん3号」を置いてみた




今度はアイコン整列は起こらない
デスクトップにがざだばぱ行を含む新規フォルダを作らなければ問題ないようだ
新規フォルダを頻繁に作る人は作業用のフォルダをデスクトップに置くことをお勧めする
これでこの問題は回避できると思われる



2011年7月13日









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デスクトップアイコンを隠すコマンド

Lionを入れようかどうしようか迷っている。

Lionを入れると騙し騙し使っていたOfficeXが確実に動かなくなる。
もうサポート期限切れだから。
他にもどういうアプリが動かなくなるか確認していて、今デスクトップのキャプチャーを撮る時に重宝しているDesktoppleが動かないことが判明した。
正確には動かないわけではない。
シェアウエア版の現行バージョンにアップデートすれば動くのだが、この物入りな時機に17ドルは痛いなと思って、代替の方法を探していたところTerminalからもデスクトップアイコンを隠せることがわかった。

隠すコマンドは
chflags hidden ~/Desktop/*

元に戻すのは
chflags nohidden ~/Desktop/*

これはデスクトップのファイル、フォルダのフラッグを「隠す」「表示する」に書き換えるという方法で、Desktoppleなんかがやっている方法とちょっと違う。
これで隠している間は、Finderのカラムからもデスクトップに有るものは一切見えなくなる筈だ。

まあ一瞬隠すだけならこれでも充分かもしれない。

ついでに前からやろうと思っていたことだけど、Terminalを一発で起動できるショートカットキーを設定した。
PFKeyAvailerPrefに登録してファンクションキー一発でTerminalを起動、カーソルキー、Enterキーでデスクトップアイコンを隠す。
悪くない操作性だと思う。





デスクトップに散らかったアイコンを隠してスクリーンキャプチャーを撮りたい
その時はTerminalを起動する




chflags hidden ~/Desktop/*と打ってEnterキーを叩くとデスクトップアイコンはすべて消える




元に戻す時のコマンドはchflags nohidden ~/Desktop/*と打ってEnterキー




するとこの通りもとに戻る
例によってTerminalはコマンド履歴機能があるから
次回からは上向きカーソルキーだけで過去に実行したコマンドを呼び出せる
Terminalってホント便利




その便利なTerminalをキー一発で呼び出せるようにPFKeyAvailerPrefに登録した
この場合はF5キー一発で起動できるしノートの場合はデフォでfn+F5キーで起動できる
これでますますTerminalが便利になると思う



2011年7月25日



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ToggleDesktopIcon
(Freeware)
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応

先日Tipsで書いたデスクトップアイコンを隠すコマンドを早速アプレットにしていただいたのでご紹介。

デスクトップのスクリーンキャプチャーを撮る時にデスクトップに散らかったアイコンを隠すコマンドを紹介した。

隠すコマンドは
chflags hidden ~/Desktop/*

元に戻すのは
chflags nohidden ~/Desktop/*

これをTwitter経由で早速@kaoru_ariさんがアップルスクリプトにまとめていただいた。
さらにアプレットにもしていただいた。

またこのコマンドの場合ファイルとフォルダは消えるが、ボリュームアイコンが消えないためボリュームアイコンも消せるコマンドとして@gururiさんから情報を頂いた。

隠すコマンドは
defaults write com.apple.finder CreateDesktop -bool false & killall Finder

元に戻すのは
defaults write com.apple.finder CreateDesktop -bool true & killall Finder

こちらはボリュームアイコンも消えるのでさらにスッキリするが、毎回Finderが再起動する。

これもスクリプトとアプリにまとめてみた。
ToggleDesktopIcon.app
は上のコマンドを使っている。
ToggleDesktopIcon2.app
は下のコマンドを使っている。
同梱するのでどちらか好きな方を選んで使えばいいと思う。

注意点はデスクトップにアプリ本体を置いたまま起動すると、消えてしまうので元に戻せなくなる。
特にToggleDesktopIconの方はFinderのカラム表示でも見えなくなるので、うっかりやるとちょっと焦るかも。

その場合Terminalを起動して、それぞれの元に戻すコマンドをコピペしてEnterキーを叩けばいい。

使い方はドックに登録してワンクリックで動作できるようにする、あるいはPFKeyAvailerPrefに登録してファンクションキー一発で消したりもとに戻したりなんてのがスマートではないかと思う。





ToggleDesktopIconでデスクトップに散らかったアイコンを隠すことができる




ToggleDesktopIconの場合消えるのはフォルダアイコンとファイルアイコンで
マウントボリュームアイコンは消えずに残る




ToggleDesktopIcon2の方はマウントボリュームも消える
ただしこちらは毎回Finderが再起動する
どちらかいい方を選んで使おう




使い方はドックに登録してワンクリックで消したりもとに戻したり




あるいはPFKeyAvailerPrefに登録してファンクションキーで消す方法もある
この場合F5キーを叩けばデスクトップアイコンが消えたり、戻ったりする


@kaoru_ariさん、@gururiさん情報ありがとうございました。

ところで暫定アイコンなので、どなたかカッコいいアイコンを作ってくれると嬉しい。
アプレットだからアイコンはあまり関係ないんだけど、ドックに登録する時にはやはりカッコいいアイコンの方がいいだろうし。
よろしくお願いします。




2011年7月26日



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Desktop Curtain
(Freeware)
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応

ワンストップでデスクトップアイコンを隠すコマンドを実行するアプリ。

先日デスクトップアイコンを隠すアプリを作っていただいたのと、Twitterで頂いた意見も取り入れてそれを改造したアプリもここで公開したが、ほぼ同じ趣旨のことを考えていた人がここにもいたわけで、メールでedama2さんからこのふたつのアプリと同じ機能をひとつで兼ね備えるアプリを頂いた。

それでこれもここで公開する。

使い方は簡単でクリックすれば、ファイルフォルダだけ消すかボリュームアイコンもすべて消すかを聞いてくる。

すべて隠せばもう一回起動すると「すべて表示するか?」と聞いてくるし、ファイルフォルダだけ消せば「ファイル&フォルダを表示するか?」と聞いてくる。

いちいち確認タグが出るのが鬱陶しいというなら、アプリの名前の最後に「+」をつければいい。(必ず半角のプラスをつけること、全角ではダメみたい)
確認無しにすべてを消す。
その場合Finderを再起動するので、ToggleDesktopIcon2 の方と実質同じになる。

三者三様なので選んで使ってもらいたい。

なおedama2さんからToggleDesktopIcon用のアイコンも作っていただいた。
なかなかきれいなアイコンだ。
アイコン制作していただき、Desktop Curtainの再配布も快諾してくださった edama2さんに感謝。





Desktop Curtainを起動するとアイコンをすべて隠すか
フォルダ&ファイルだけにするか聞いてくる
すべて隠すならEnterキーでもOK




すべて隠した場合はDesktop Curtainをもう一度起動するとすべてを表示するか聞いてくる




フォルダ&ファイルを隠した場合はこんな感じ




いちいち確認タグが出る必要はないと思うなら
Desktop Curtainのアプリネームに「+」をつける
すると確認無しにすべてを隠すので機能的にはToggleDesktopIcon2と同じになる




そしてedama2さんがこのDesktop Curtain
前回紹介したToggleDesktopIconの為にこんな
すばらしいアイコンをデザインしてくださった
こういう才能がある人ってうらやましいな
ToggleDesktopIconもアイコン替えしたので
ダウンロード済みの人ももう一度落としてみて


<追記>

BBSに「edama2」さんからさらに追記を頂いた。
Desktop Curtainはアプリ名の最後に「-」をつけると今度は確認無しにデスクトップのファイルとフォルダのアイコンだけを隠す機能があるそうだ。

つまり
chflags hidden ~/Desktop/*
のコマンドをベースにしたToggleDesktopIconと同じ機能があるということだ。 ということは
Desktop Curtainが一つあれば、ToggleDesktopIconは必要ないということか。
やはり才能ある人は作り込んでますね。
恐れ入りました。





Desktop Curtainはアプリ名の最後に「-」をつけるとまた違う機能を持つ




フォルダアイコンとファイルアイコンのみを確認足に隠すことができる
再度クリックすると確認無しに表示する
作り込んでありますね



2011年7月29日









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Lionに日本語をしゃべらせてみる〜その他言語も試す

BBSに書き込みを頂いて思い出したのがけど、Lionはこれまで後回しにされていた、英語以外の読み上げ機能がかなり改善されています。

Macは旧OS時代からユニバーサルデザインに配慮されていて、OSXで一層はっきりしてきた特徴のひとつが音声読み上げ機能です。
視覚障害対応として実装されている読み上げ機能が英語は結構充実していましたが、残念ながら他の言語への対応は後回しにされていました。

それでオープンソースのmecubとかを使って読み上げ機能を実現する方法をここでも紹介していますが、OSX10.7Lionからやっとネーティブで日本語などに対応しました。

オプションなのでデフォルトでインストールされているわけでなく、リソースはダウンロードする形になります。
その手順は簡単で、使いたい言語と声を選ぶだけです。

音声ファイルは結構でかいので、たくさんダウンロードするとディスク容量を圧迫します。 なので事前にサンプルボイスを聞くことができます。
ちなみに日本語ファイルの「Ktoko」さんは400MBほどの大きさです。結構デカいですね。





システム環境設定スピーチテキスト読み上げに入って「カスタマイズ」を選択します




すると次のタブで言語と声の主を選べます
男声、女声そろっている言語もありますが日本語は「Kyoko」さんという女声だけです
他にもいろいろな言語があって興味深いです
下の再生ボタンでサンプルボイスを聞くことができます




試しにイギリス英語のミズ「Serena」さんもインストールしました




インストール開始するとまず利用規約への同意を求められます




あとはダウンロードを待つだけ
日本語のKyokoさんは400MBほどあって気軽に
ダウンロードというサイズでもないですが気長に




完了したらテキストを選択して右クリックなどで
コンテクストの「スピーチ」メニューで読み上げさせる
Kyokoさんは日本語習いはじめの帰国子女という感じかな
かなりの精度で読み上げができるけどもナチュラルとまではいかない




イギリス英語のSerenaさんも試してみた
こちらはかなり雰囲気があって言葉では表現しにくいんだけど
アメリカ英語とは明らかに違うあのイギリス英語の雰囲気が出ている



2011年9月25日









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ショートカットキー一発で指定のフォルダにエイリアスを作る・移動するなどの操作をLionで実現するTips

まあ、Tipsというか、アプリの機能として便利に使っていたのがSnowLeopard以降動かなくなっていたのを、復元する方法を見つけたのでメモ。

エイリアスを作る時、その目的からいって元ファイルと同じ場所に作りたいなんてケースはレアで、大抵は全然違う階層にいちいち移動しなくてもいいようにエイリアスを作るんだと思う。

ところがシステムデフォルトの「エイリアスを作る」は右クリックにしろ、メニューからにしろ元ファイルと同じ場所に「◯◯のエイリアス」という名前のファイルを作る。

手間を惜しまず、できたエイリアスをそれを置きたい場所に移動すればいいのだが、その階層移動が面倒だからエイリアスを作るのに、ちょっと舌打ちしたくなる。

それでOS10.5あたりまではQuickAccessCMという便利なコンテクストメニュープラグインがあった。
これは右クリック一発で好みの場所にエイリアスを作ってくれるので、後ででき上がったエイリアスを移動する手間が省けた。これをショートカットキーで実行するShortcutsなんてアプリもあったりしてこのふたつの組み合わせは強烈に便利だった。

だったと過去形で書くのは、今でもこのふたつのプラグインとアプリは配布されているのだが、SnowLeopard以降では動かなくなってしまった。
正確にはFinderが64bit化された時にコンテクストメニュープラグインは排除されてしまったため動かなくなったというべきか。

FinderはOSが64bit化してからも、いつまでも32bitでCarbonだったために、OSの顔ともいうべきファイルブラウザが、こんな前時代的なことでいいのかという批判が強かったので、64bitしたことはまことに喜ばしいことなのだがおかげで動かなくなってしまった機能がが結構ある。
QuickAccessCMなんてのもその代表かも。

それでOS10.7 Lionの64bitでもこのショートカット一発でエイリアスを好みの場所に作ったりファイルを移動したりする機能をまた実現したい。
いろいろ試行錯誤して実はLionでもできることが分かった。
使う材料も前と同じ以下のふたつ。


anchor

QuickAccessCMSetUp
(Freeware)
OS10.5Leopard対応

これはQuickAccessCMというコンテクストメニュープラグインに付属しているセットアップアプリ。

本体のプラグインを
~/Library/Contextual Menu Items/
というディレクトリに入れて使う。

SnowLeopard以降ではこのコンテクストメニューはもう無効になっているので、このフォルダ自体存在しないと思うが、なければこれを作って置いておく必要がある。


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Shortcuts
(Freeware)
OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

こちらはショートカットで様々のプラグインの機能を動かすキー設定アプリ。

これを使うには上記QuickAccessCMのようなプラグインが必要。

この手順は以下のようになる。





QuickAccessCMをダウンロードしてきて展開すると
コンテクストメニュープラグインとセットアップアプリがある




このコンテクストメニュープラグインを~/Library/Contextual Menu Items/に置いておく
前の環境を引き継いで場合は古いコンテクストメニューフォルダが
このように残っているかもしれないがLionではおそらくデフォでは
このディレクトリは無いと思うので自分で作ってコピー




ここでQuickAccessCMSetUpを起動して「一般」メニューに入る
ここで使いたい機能にチェックを入れていく




次にShortcutsを展開すると中には64bitバージョンと32bitバージョンが入っている
LionはOSもFinderも64bitなので64の方を使いたくなるがここはグッとこらえて32bitを使う
なぜ32でないと動かないのかその理由は不明だがとにかくこちらでうまくいく




セットアップでステータスをスタートし、スタートアップをadd、
CocoaTextSelectorHelper(ShortCutObserver)をaddすることで機能は有効になる




後はショートカットリストに入って使いたい機能に
使いたいショートカットキーの組み合わせを割り当てる
コンテクストメニューも設定できそうな雰囲気だがこれはできない
ショートカットキーのみLionで利用できる




例えばこれはMakeAliasが機能した画面
Choose Destination(どこに?)という問いかけ表示が出て
エイリアスを作る場所指定のダイアログが出てくる
この機能のいいところは「〇〇のエイリアス」というファル名でなく
元ファイルと同じ名前のエイリアスを作ってくれることだ
このおかげでエイリアス作成の手間が大幅に削減される
他に同じようにショートカットキーで移動、コピーなどの機能が使える


ということでこれで、Lionでもショートカットキー一発でコピー、移動、エイリアスの作成が好みのディレクトリに一発でできる。

この操作はすっかり手に馴染んでいたので、これが使えなくて困っていた。
これが使えるようになったのは大変嬉しい。

ただしShortcutsが32bitのCocoaバージョンでないとなぜちゃんと動かないのかは結局不明だった。
何か微妙にニッチのおかげで動いているような危うさはあるが(デバッグされてしまうと動かなくなるような・・・)、それはともかく動くのでお試しあれ。




2012年1月16日









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「このバージョンのiTunesではサポートされていません」と言われて古いビデオが再生できない


iTunesのビデオライブラリに貯め込んだ古いビデオが、再生できなくなった。

古いビデオを何かのアプリでエンコードした場合、「このムービーにはQuickTimeが必要ですが、このバージョンのiTunesではサポートされていません」というポップアップが出て再生できなくなる。

これはiTunesが64ビットに対応していこうこの症状が出ているようだ。

この対応法は以下のキャプチャーの通りiTunesを32bitで起動すれば見られるようになる。





昔から貯め込んだ古いビデオを再生しようとするとこんなポップアップが出て再生できない
こういう場合もがっかりして古いビデオを削除する必要はない




一旦iTunesを終了してアプリケーションフォルダのアプリ本体を選択
コマンド+Iキー「情報を見る」タグを開く
ここに「32ビットモードで開く」という項目にチェックを入れる




すると見ることができなかった古いビデオをiTunesでも見ることができるようになった



2012年1月25日









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DVDビデオディスクのリッピングに必要なFairMountがいつの間にか起動できなくなっていた

DVDをどんどんリッピングしてディスクを捨ててしまおうという計画が進行している。
そのために大いに活用していた FairMountがいつの間にか起動できなくなってしまった。

DVDビデオディスクというのはいろいろ大人の世界の事情で、ファイルブラウザで操作するにはプロテクションがかかっていて、画像などの取り出しに不便という問題があった。
このFairMountは、もちろんフェアユースという目的に限定されるが、リッピング目的のファイル取り出しを可能にするアプリだ。
(フェアユースというのは例えば自分が有償で買ったDVDをバックアップするとか、今回のようにAppleTVで楽しむとか、とにかく購入者の自分だけが利用するという目的でリッピングするケースのことをいう。たとえ無償でも友達に上げたりするとフェイアユースとはならないので要注意)

これが動かなくなった理由については心当たりがあって、
VLCが見つからないために起動できない」
というコーションが出るのだが、最近そういえばVLCをアップデートした。
どうやらあれがいけなかったらしい。
というよりFairMountVLCのエンジンを使っていたというのも知らなかったのだが。

それでどう対処したらいいのかをどこかでみ出し項目を見かけた気がするのだが、探しきれなかったのでVLCのプロジェクトのWebサイトに行って古いVLCをダウンロードしてきた。
どうやら2.0以上がNGのようで、未満のVLCなら動くことが判明した。

VLCの各バージョンがダウンロードできるFTPサイトはこちら
Index of -pub-videolan-vlc-1.1.9-macosx





FairMountを起動してDVDビデオディスクをマウントすると
ディスクにベーグルのパテが塗りたくられるグラフィックが出る
完了するとビデオディスクはFinderでファイルを取り出せるようにマウントされる
ガードのついたDVDをリッピングするには必要なアプリ




ところが最近VLCのライブラリがロードできない」
という表示を出して起動しない問題が起きていた
VLCをアップデートしてしまったからで、この問題は上記サイトに行って
VLC2.0未満にダウングレードすれば解決する



2012年4月23日









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AdobePhotoshopCS4はLionでは使えない?〜インストールのトラブル対処法

前の記事で書いた通り何年かぶりのMacのクリーンインストールを試みた。
(結論からいえば昨日のトラブルは別にクリーンインストールしなくても対処できる問題だったのだが…)
そのインストールの過程で気がついたことがある。

AdobeのPhotoshopCS4のインストールが何回やっても失敗する。
それも「インストールに失敗しました」と警告でも出してくれるならまだいいが、インストールの途中で考え込んだように何時間も停まってしまう。
一旦停止してやり直すと一瞬でインストール完了するが「Photoshopは壊れているため起動できません」という警告を出してうんともすんともいはない。

ライセンス的には問題ないはずだが、実のところAdobeの公式見解ではCS4がサポートしているのはOS10.6まででLionに関しては「使えるんなら使ってもいいよ」というスタンスらしい。

検索してみるとこのPhotoshopCS4のインストール失敗のトラブルは結構多いようで、いくつかの事例を見つけた。

まず一番多いのはJavaのインストール忘れ。
MacはOS10.7、LionからついにJavaをデフォルトでインストールしない仕様になった。
最近のMacは上書きインストールでも問題なく動くので、旧環境のJavaをそのまま引き継ぐことが多いため、この問題はなかなか表面化しないが昨日の私のようにクリーンインストールをすると、インストーラが途中で止まってしまうという経験をする。
Photoshopの一部の機能がJavaRuntimeで動いているため、これをインストールしてやらないといけない。 手順はキャプチャーを。





もし旧環境からJavaPreferencesを引き継いでいるならここからJavaをアップデートできる
場所はユーティリティフォルダにあるはずだ
無いならオラクルのサイトに行ってMac版をダウンロードしてくる




LionでPhotoshopをインストールする場合はこの64bit版のJavaが必要だ


と、ここまではいくつか事例を見つけたのだが、これをやってもまだインストーラが途中で止まってしまう。
見ているとAdobeAirのインストールに失敗しているようだ。
そこでIllustratorを先にインストールしてみた。
これがビンゴで、これ以降Photoshopのインストールも問題なく完了、両方とも問題なく起動もできた。





Photoshopのインストールは何回やっても失敗する
そこでPhotoshopのアンインストーラをかけて全てクリーンにしてから
Illustratorを先にインストールすることにした
以降スムーズにインストールに成功したのを見ると
PhotoshopAdobeAirのインストーラに不具合か不適合があるらしい
ていうかなんでPhotoshopAdobeAirが必要なんだろう?


いろいろ疑問は残ったが、PhotoshopをLionで使いたいという人は、クリーンインストールする羽目になった時にこのことを思い出していただけるといいと思う。
Illustratorは持っていない、Photoshopを単独でインストールしたいという人は、AdobeAirをダウンロードしてきてあらかじめインストールしておくとこの問題を回避できるかもしれない。
(根が尽きたのでこれは未検証。スムーズだったLion環境復元だが、このPhotoshop問題のために半日時間をロスしたため)




2012年5月9日









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ビデオ・オーディオリッピングの方法〜ちょっとまとめ

最近、ずっとMacがフルアップするくらいの作業を休日に続けている。
そのためにここの更新も少なめになっている。

何をやっているかというと、Appleに習って光学ディスクに見切りを付けようと思っているので、DVD、CDなどをどんどん捨てている。

以前音楽や映画等をカセットやVHSで大量に持っていたが、デジタルメディア移行に伴い大部分捨てた。
そして今はDVDやCDなどの光学ディスクメディアをどんどん捨てていっている。

AirPlayで音楽は無線LANで飛ばしてどこでも聞けるし、AppleTVの導入とテラバイトクラスのファイルサーバのおかげでDVDディスクメディアも必要なくなった。
ブルーレイはまだ数枚しかないので、これをデジタルデータ化するためのドライブは導入しない予定だ。

こうして我が家から物理的なメディアは消滅しようとしている。
ストックデータは外付けハードディスクに保存するような形態になるだろう。
メディアが無くなってしまうと実に部屋が片付く。

そのディスクリッピングの方法について簡単にまとめる。
注意事項はあくまで個人で楽しむ等のフェアユースに限定してほしい。
リッピングしたデータを共有ネットワークにアップロードするだけでなく、個人的なお友達にたとえ無料であげても違法行為になるので注意願いたい。





DVDのリッピングはFairMountで中身の取り出しからはじめる
HandBrakeなどで直接切り出すことは可能だが一度デスクトップなりに
中身を取り出した方がエンコードの時間が短縮できるという経験則から




切り出したDVDの中身は.VOBというトランスポートストリーミング形式で
保存されているのでこれをiTunesやAppleTVで再生できるH.264にエンコードする
いろいろ試してみた結果やっぱりHandBrakeがエンコードも速い
右のトレイでデバイスを選択するとプリセットでパラメーターが設定される
ビデオエンコードのパラメーターは技術的理解が十分でないと
間違いなく失敗するといっていいのでこの簡単さはありがたい




音声トラックの設定はこんな感じ
洋画の場合はAudioにJapaneseの若い番号を選べば日本語版、デフォルトならオリジナル音声になる
ほかにもたくさんトラックがあることがあるが制作者解説等の副トラックが
オリジナル、日本語で用意されていたりしてどれを選んだらいいか迷うことがある
本線はたいてい若い番号のトラックだ




さらに分かりにくいのは字幕スーパーの選択
オリジナル音声に日本語スーパーをつけたい場合は素直に日本語を選べばいいが
日本語吹き替えに吹き替え版スーパーをつけたい場合は「Foreign Audio Search」を選択する
文字の日本語訳等の「強制インポーズ」のスーパーだけ焼き込むが
これもDVD制作者によって結構いい加減だが




エンコードのあいだ中Macのお守りをしたくない人はバッチエンコードがお勧め
いくつかのプロセスをまとめて積み上げて自動的に次々とバックグラウンドでエンコードしてくれる




CDのリッピングに関しては素直にiTunesを使えばいいと思うが
中にはiTunesのエンコード品質に納得がいかないとか編集を伴うケースもある
編集はたいていは音源の分割だがAudacityを使えば結合にも対応できる
LAME、ffmpegなどのエンジンを入手すれば
AIFFのまま編集して編集後AACなどにエンコードもできる




ビデオの編集が必要な場合はさらに厄介
DVDが分割されてしまうケースではMPEG Streamclipが結果がよかった




アプリのウインドウにひとまとめでエンコードしたいクリップファイルをドラッグ




必ずタイムコードの修復が要求される
DVDの全尺がエンコードできないとか分割されてしまう等の問題は
タイムコードの不整合のケースが多い
「Fix Now」で進む




さらにすべてのフレームを修復するか念押ししてくる
もちろんチェックを入れて「Proceed」で進む




修復にはしばらく時間がかかる
プログレスバーが消えたら完了




修復が完了したらメインウインドウでプレビューができる
ここで意図した通り全尺が修復されているか確認




このMPEG Streamclipは簡易でいいのだが書き出しの形式で迷う
最初DVDと同じトランスポートストリーミング形式で書き出していたが
圧縮エンコードがないので速いし後はHandBrakeでエンコードすればいいと思っていた
理屈上はそれでいいはずなのだが実際やると音飛び等の
問題を起こしたので結局QTムービーで書き出した
この方法だと字幕スーパーが処理できない等の問題もある


しばらくやらないとまたやり方を忘れるので、とりあえずメモとしてエンコードの方法を書いておく。
ディスクが無くなると棚の奥に落ち込んで紛失したビデオに処分のときに気がつくなんてこともなく検索で探すことができるのも、実はこれも隠れた大きなメリットだと感じた。

Appleはきっとそういう方向で動いていると思う。
ブルーレイも含めたディスクメディアを廃絶する方向性なのだとAppleTVを使っていて思う。
そして無くなってみると実に快適だと感じている。




2012年6月6日









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OSXのシステムの機能だけでスニペットを使う方法〜意外にお手軽な文書即製術

OSXのシステムにデフォルトで実装されている機能だけで、スニペットを実現する方法を紹介。

先日ここでDashExpanderというスニペットアプリを紹介した。
これはこれで便利なんだけど、シェアウエア登録するまでは数回に一度ライセンス購入を促すテキストが変換分の代わりに出てきてしまう。
起動のたびにライセンス購入を促すポップアップが出る TextExpanderとどちらが煩わしいかはビミョーだが、この数回に一度変換に失敗するというのが意外にストレスになることも分かってきた。
ライセンスを購入すれば私意だけの話だが。

と思っていたらBBSに「ぐりん」さんから情報をいただいた。
なんとOSXのシステムにも同様の機能があるそうだ。
知らなかったなぁ〜

Mac OS X…まだまだ使いこなしきれていない機能がいろいろあるなぁ

情報いただいた「ぐりん」さん、ありがとうございます。





MacOSXオリジナルのスニペット機能はシステム環境設定言語とテキストに入る




そのテキストタブに入ると記号とテキストの置き換えを使用のフォームがある
これは記号や機種依存文字等を文字ビューアのパレットから入力しなくても
簡単なキーの組み合わせだけで入力できる機能なのだが入力するのは別に外字でなくて
定型文等の長文などを登録すればそれこそスニペットとして使える
新規登録は下の「+」マークをクリック




出てきたフォームの左側にトリガーになる文字列を、右に入力したい定型文を登録
右のフォームがとても小さいので(元々記号入力用だから?)長文のスニペットは
使いやすいとは言えないが入力したいものが決まっているなら問題ない




DashExpanderTextExpanderはスニペットの文字列を入力した瞬間に変換されるが
このOSのスニペットは続けてEnterキーかスペースキーをたたいた時に変換される
どちらが便利かは慣れの問題だがスペースや改行が一緒に入力されてしまうのは
アプリの変換になれるとちょっと不便かもしれない




こうしてスニペットでwebの定型文を入力してこのページを編集している
このメリットはライセンス登録をしなくても「ライセンス買って」
というポップアップや違う変換が出てこない点
デメリットはアプリと比べるとちょっと反応が遅いということくらいか



2012年7月1日









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デスクトップ常駐のSimpleFloatingClockTemperature Monitorなどが表示されなくなった〜LionでSpacessの画面割当を変更する

先日MacBook ProのOSが若干不調になって、再起動した。

その時にOSそのものは問題なく、復元されたのだがデスクトップに常駐させて時計とシステム温度を表示させていたSimpleFloatingClockTemperature Monitorが消えてしまった。

正確にはこれらのアプリは時間や温度をちゃんと表示しているのだが、SpacesFinderがデスクトップ2に割り当てられてしまったために、ログイン時この二つのアプリが起動する画面がデスクトップ2になってしまった。

デスクトップに貼付けて動かせないように設定しているため、これは不便だ。
デスクトップ2をデフォルトにすればいいといえばいいのだが、ログイン後いちいちデスクトップを切り替えないといけない。

原因はSpacesの設定ファイルのカラムが壊れたみたいだが、LionではSpacesのアプリそのものが廃止になってしまい、デスクトップ2に移動してしまったFinderを元に戻したい。
どうやったらいいのか探しまわってしまった。

なんと答えは足下にあった。

OS運用記録2月/LionでSpacesの画面割当を変更する

この方法を使えば、finderのログイン時のデスクトップ割当を変更できる。

自分で書いていたのに思い出せなかったなぁww





ドックのFinderのアイコンを右クリックしてオプションから現状のデスクトップ割当が確認できる
デスクトップを切り替えて「このデスクトップ」を選択すれば割当デスクトップを変更できる



2012年7月10日









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Mountain Lion何日か使ってみて〜雑感、小ネタ集

Mountain Lionを使い始めて数日、良くなった点もあるしまだやはりアタリがとれていない部分も見える。

そこでMountain Lionの新機能等のレビューをまとめて書きたいところなのだが、なかなかMac自体を弄っている時間がないのでそういう物を書くタイミングを失ったまま時間が過ぎていきそうだ。

とりあえず、まとまりはなくても良いからこの数日感じたことをいくつか小ネタ集として書くことにした。
役に立つかどうかは知らない。
そこらはよろしくσ(^_^;)

「共有ボタン」、「ClamXavApllejackなどの対応」「外部ディスクのユーザライブラリを可視化する」などいろいろ細々したこと





これは別にMountain Lionの機能というわけでもないのだが
あらゆるアプリが「Share(共有)」ボタンを付け始めている
例えばRSSのソースを書き出すFeederは直接リンク付きの
記事を投稿するのもShareボタンで可能になった
あらゆるアプリが他のアプリにプロセスを直接受け渡してローカルに
ネットのプロセスを共有するのがこのOSの方向性になっている


ClamXavは早々とMountain Lionに対応したが不安なのがAppleJack





ClamXavはMountain Lionに対応したアップデートが早速出てきた
ユーザにはアップデートをお勧めするがOS10.4ユーザはアップデートしない方が良い




ClamXavと同じくMacを使う上でぜひとも必要なAppleJack
アップデートが止まっているのがちょっと不安だがMountain Lionでも動いている
ただ仮想メモリのディレクトリが違っているとかいろいろ警告を出しているが


ライブラリフォルダが見えないのは外付けハードディスクにインストールしたシステムのユーザも一緒





これはMountain Lionになる前からだが
外付けハードディスクに起動ディスクを作っている時に気がついた
Lionからユーザライブラリを表示しないのがデフォルトになったが
こちらのTipsで表示するように変更していた
しかし外付けハードディスクの起動ボリュームをマウントすると
そちらのライブラリはやはり見えない




そこで外部ボリュームのライブラリフォルダも見えるようにした
私は移行アシスタントは使わない主義なので手動で設定ファイルを
流し込むにはライブラリフォルダは見えないと困るからだ
コマンドはchflags nohidden /Volumes/(HDの名前)/Users/(ユーザ名)/Library
これをTerminalに打ち込んでEnterキーを叩く




こうして外部ディスクのユーザライブラリも見えるようになった


カレンダー(旧姓iCal)から独立したToDoはリマインダーでWindowsではOutlookで同期





ToDoはリマインダーとしてカレンダーやメールのメモから独立した
イベントをここで入力して時間が来たら通知センターのポップアップで知らせる




これを同期するiOSデバイスのアプリはリマインダー
これもインターフェイスはMacのそれとほぼ同じ




これはiCloudを通じてOTAでWindowsにも同期する
OutlookにiCloudという項目ができているのでそれを開くと
そこに同期した項目ができている




もちろん双方向に入力して同期できる
Outlookはここに新規項目を入力すると新規イベントが入力できる
そして入力して数秒から数十秒には遠く離れたMacやiPhoneにもイベントが同期されている




イベントの時間が来るとiOSデバイスではこんな表示で知らせてくれる




ログインするとイベント詳細が赤文字で表示される




デスクトップではMountain Lionの新機能通知センターが
イベントをサウンド付きで知らせてくれる


通知センターの通知項目が中途半端〜HissGrowl通知項目を通知センターに統一も可能

その通知センターが機能的に中途半端でGrowlもあるのに…と思っている人にはこういうアプリもある。


anchor

Hiss
(Freeware)
OS10.8Mountain Lion対応

通知センターにGrowlで通知しているイベントを渡して表示させるアプリ

Mountain Lionの新機能の通知センターは、スケジュール等のイベントを知らせてくれる常駐APIだが、Growlに比べると表示する項目が少なく、また自由に項目を増減できるGrowlがあるのに通知センターもある意味が見つけにくい。

やがては過去のコンファブレーターのような問題になっていくのかもしれないが、とりあえず使う側の立場で、Growlと通知センターと両方あるのはどうなんだろうと思うかもしれない。

ならばGrowlで表示している項目を、通知センターに渡してしまえば良い。
このHissを起動するとそうした受け渡しができる。





Mountain Lionから導入された通知センターは
メニューバーの一番右のアイコンクリックで表示される




カレンダーイベントやツイッターの新規ポストを表示したり
ツイッターに投稿もできる中途半端に便利な新機能




Hissを有効化するにはまずあらかじめGrowlを止めておく




Hissを起動するとこのように緑ランプでHissが有効になる
閉じてメニューバーにアイコンが残っていることを確認する




そうするとGrowlで通知されていた情報が
通知センターからのポップアップで表示されるようになる




Hissの設定タブで機能を止めることはできるのだが
止めてもGrowlからポップアップを表示できるようにはならない
再ログインしないともとに戻らないようだ


というところで、とりとめもなくMountain Lionの小ネタ集をお送りした。
そのうちためになる情報も書くね。
今はあまりMacを弄っている時間がないので…




2012年8月13日









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これは知らなかった、MacとWindowsの小技一つずつ〜パスワードリセットと右クリックドラッグ

最近知ったMacとWindowsの小技について、一つずつご紹介。

ネタ元はこちら
意外と知らない「ホーム」のアクセス権を修復する方法 | Macとかの雑記帳

これ、知ってた? Windowsの隠しショートカットキー「右クリック+ドラック」 - ライフハッカー[日本版]


Macのパスワードリセットの呼び出し方のTipsから

リンク先ではMacのホームディレクトリのアクセス権はACLも含めて修復した方がいいという内容で、そのGUIでの方法が書かれている。
それはその通りで、現に私の場合Lionアップデートの後どっかでこのACLのアクセス権が壊れてしまいファイルの操作がまともにできないという問題に陥った。 そのACLのリセットについてはここに書いたが、ここではTerminalを使ってCUIで解除する方法を紹介した。
ディスク交換したMacBook Proが全面的不調に〜everyoneのアクセス権が二つになって「カスタム」が出る場合の(ACLの)解除法

しかし上記のリカバリディスクボリュームから起動すると、GUIでも修復ができるらしい。
リカバリディスクから起動するのは
コマンド+Rキー
を押し続けながら、起動することで直接リカバリボリュームから起動できる。
これもこの記事で初めて知ったTips





Macを再起動する時にコマンド+Rキーを押し続けながら起動すると
オプション画面に入らずに直接復元HDから起動できる




上のユーティリティメニューからTerminalを選ぶ




Terminalが起動したらresetpasswordと入力してEnter
間にスペースが入らないしパスワードは
UNIX式のスペルじゃなしに普通のスペルなのに注意
するとリセットパスワードというアプリが起動する
このアプリの一番下の「アクセス権とACLをリセット」
というボタンを押すとそれらが修復されるというのが今回のTips


ということでACLは復元ディスクを使ってGUIでも修復できるらしい…よかったよかった…
ということも知らなかったのだが、もっと重要なのはこういう方法でパスワードがリセットできるということだ。

MacOSXのパスワードリセットについては以前ここに書いた。
OSXのrootパスワードはシステムディスクがなくてもリセットできる〜ていうことはrootパスワードではプライバシーも何も守れない!?

ここでは主にCUIを使ったパスワードリセットの方法を紹介したが、OSXのどのバージョンからかわからないが、このようにリセットパスワードというアプリまで付属して、GUIでMacのパスワードをリセットできるようになったらしい。

Appleもパスワードでユーザセキュリティを守るという考え方を諦めたのかもしれない。
どうしたってリセットの方法は残しておかないと、パスワードを忘れたとかいうヒューマンエラーやパスワードがなぜか通らなくなってしまったという事故はつきものなのだから。
絶対に破れないセキュリティにしてしまうと、そうした事故の時にお手上げになってしまう。

それより泥棒にログインさせて「Macを探す」で犯人を司法機関に挙げさせた方がMacが戻る可能性が高いともいえる。
パスワードはあくまで「軽い」セキュリティだからリセットも簡単にするということか。

とにかくこのリセットパスワードはユーザ名も選択させるだけで古いパスワードを訊いてこないし、新しいパスワードを入力するだけでリセットできる。

こういうアプリがあることが、今回の知らなかったことの一番の驚き。


Windowsの右クリック+ドラッグは何かと便利そう

二つ目のリンク先のWindowsのちょっとしたTipsは面白い

どこかのフォルダから別の場所にファイルをドラッグする時に、左クリックでドラッグすると同一ボリュームにあるファイルは移動、起動ボリューム以外のところにあるファイルはコピーになる。

でも同一ボリュームでも移動したくない、コピーしたいということがある。
また別ボリュームでも移動して元ファイルは消えてほしいという場合もある。

そういう時は右クリックを使ってドラッグすればいい。





右クリックでドラッグでファイルを移動
ドラッグ中も左クリックとはちょっと雰囲気が違う表示




離す時に右クリックのコンテクストメニューが出てくる
ここにコピー、移動等のメニューがあるので希望の方を
選べば普通のドラッグとは違う動作ができる
もっと面白いのはショートカットを好みの場所に作成できる
サーバなんかにショートカットを作ってそれを自分のデスクトップに
コピーしているクライアントがいるせいで、サーバに無意味なショートカットが
散らかっているのをよく見かけるが各自がこのTipsを知っていたらそういうことも防げる


Macでは私はShortcutsを使ってこの「ここにエイリアスを作成」機能を実現しているが、Windowsにもこういうユーティリティが無いかなと探していた。
なんとシステムにデフォルトでこういう機能がついていたのだ。

件のリンク先のスクリーンキャプチャーを見てちょっと興奮したわけだが、XPでもできるのだろうかというのが若干不安だった。
今回WindowsXPで試してみたところちゃんとできたので、これはうれしい。

システムにこういう機能がついているのはさすがWindowsというところだが、この機能をもっと周知してくれればいいのにと思う。
大部分のユーザは知らないんじゃないかな。




2012年8月21日









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MacやWindowsいろいろインターフェイスが変わっていたのね〜Dashboard、タスクマネージャー、別名で保存の表示の変化について

MacはOS10.8Mountain Lion、WindowsはWindows7(もうすぐ8が来るが)が出て久しく、それぞれ表示がいろいろ変わっているということに、今更気づいたのでちょっとメモ

MacのDashboardはウイジェットを起動したい時に、画面の下に一列にウイジェットのリストが出てくるという仕組みだった。

これはこれでおしゃれではあるんだけど、ウイジェットがたくさん増えてくると登録したウイジェットをこの列の中から探し出すのが大変になってきて、便利とは言いがたいインターフェイスだった。

Mountain Lionからこの、ウイジェットの表示がLaunchpadと同じになった。





Dashboard画面の下の「+」マークボタンをクリックすると今までは
画面全体が上にずり上がってしたに一列登録済みのウイジェットが表示されていた
Mountain LionからウイジェットはLaunchpadと同じく全画面表示になった
ウイジェットをたくさん登録している人はこの方が便利だと思う




Windows7のタスクマネージャーはXP以前のシンプルな表示だけでなくリソースモニター
というボタンをクリックするとCPU、ディスク、ネットワーク、メモリについて
どんなプロセスが使用しているのかをグラフィックに経時的に表示できるようになった
やや、これは便利、Macのプロセスビュアに近くなったかも
早速愛用させてもらう




Mountain Lionに「別名で保存」というメニューが戻ってきた
Macの純正アプリの大部分は「保存」「複製」というメニューに変わってしまった




ところがOptionキーを押し続けるとその間だけ「複製」「別名で保存」に変わる
動作は以前の「別名で保存」メニューと同じ




ただしSafariなど一部の純正アプリには最初から
「別名で保存」メニューがあったりちょっとインターフェイスの混乱が見られる
このTipsの紹介記事では「Appleも大人になった」とこの傾向を賞賛していたが
何となくユーザの要望を受け入れてどんどん肥大化して結局使い物に
ならなくなったOS9以前のMacの歴史をまた繰り返さないかちょっと心配ではある



2012年9月10日









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iOS6マップがおおざっぱすぎて使い物にならんとお嘆きのあなたに〜Googleのマップをアプリとしてホーム画面に置く

iPhone5の登場と同時に発表されたiOS6は、世間ではおおむね好評のようだが一点致命的な問題でアップデートをためらっている人が多いと思う。

AppleはどうやらGoogleとの蜜月時代に本格的に終止符を打ち、Android以降顕在化してきた関係が飽和点にきて…要するにGoogleを正式に敵認定したらしい。

iPhoneなどからGoogleマップを放逐し、オリジナルマップを搭載した。

ところがこのマップが、精度、正確性ともに非常に荒くて…というよりはっきり言うと使い物にならないレベルとの評が聞こえてくる。

私もまだその評判を聞いてiOS6にアップしていないのだが、地図はさすがに使うのでアップデートをためらっていた。

しかしこちらの記事でGoogleマップのwebアプリをiPhoneアプリとしてiOS6でもホーム画面に置いておくことができるのが分かったので、やっとアップデートの踏ん切りがついた。
Get Google Maps Back On iPhone - Business Insider

結局画面としてSafariの画面を使うのだが、現在位置もルート検索もできるのでiOS5以前のマップと機能的には同じ。





Googleマップアプリ化の手順は以下の通り
まずはSafariを起動してそのURLフォームに「maps.google.com」とタイプする




するとGoogle Mapsのホーム画面が出てくる
この時に下の共有ボタンをタップ




いくつか出てくるメニューのうち「ホーム画面に追加」をタップ




名前をどうするか聞いてくるがこのデフォでもいいし
自分が分かりやすい名前なら何でもいい
名前を決めたら右上の追加ボタンをタップ




そうするとホーム画面に先ほど決めた名前の地図アプリが登録されているはずだ
これをタップするとSafariが起動する




さて設定によってはここの「現在地」ボタンをタップしてもこのように
「現在地を使用できません」というコーションが出る場合がある




その場合は「設定」アイコンに入って「位置情報サービス」に入り
Safariのサービスがオフになっているはずなのでこれをオンにする




この設定をするとSafariが起動する時に
「位置情報を利用してもいいか?」と聞いてくるのが若干面倒




こうして現在位置を表示できるようになった




現在地が分かれば経路検索もできるようになる




ルート検索は車、電車、徒歩のルートを選択できるし出てきた結果は順路表示ができる
要するに今までのマップと同じことができる
勿論地図の精度はGoogle純正のマップのまま



2012年9月23日













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