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OSXのtips6-9

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。

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誤消去、あるいはディスククラッシュで消えてしまったファイルをサルベージする・・・しかもフリーウエアで(←ここ大事)<追記あり>

表題の通りの話だ。

我々は日常的にパソコンで重要なファイル、例えば家族の写真とかホームビデオとか会社の資料とかを保存している。
実はパソコンを使う上で一番重要なファイルは、システムファイルでもアプリケーションでもない。
そういう家族の思い出、仕事の進行中の書類等の個人の書類こそがもっとも貴重なデータなのだ。
システムファイルはシステムを再インストールすれば復元できる。
アプリも作者サイトや頒布ディスクから入手して再インストールできる。
そういうものは復元できるが、個人が自分で造った写真、ビデオ、音楽、テキストなどのファイルは世界に一つしかないので失われてしまったら、二度と復元できない。

そしてそういうものを保存しているパソコンの内蔵ディスクはほとんど「ハードディスク」というパーツになっている。
最近SSDが出始めているが大部分はHDDで、このハードディスクは最近でこそ信頼性が上がってはいるが、元々非常に脆弱なものだ。
そういうものとつきあうコツはここに書いた。
なんちゃってなIT用語辞典1〜リダンダンシィ〜冗長性:redundancy

個人のファイルをハードウエアクラッシュから守るためにぜひともTime Machineの設定をお勧めしたい。
できればバックアップ先は一つのディスクではなく2〜3つのディスクで毎日バックアップをとるくらいであることをお薦めする。
そうすれば内蔵ディスクのクラッシュなんか全然コワくない。

外付けハードディスク+Time Machineを是非すべてのユーザにお勧めしたいのだが、聞いているとやはり初心者ユーザの大部分はTime Machineどころかバックアップもとっていない。
バックアップを取らないでパソコンを使うことは非常にコワいことだといくら言っても
「まあ大丈夫でしょ?」
と暖簾に腕押し。

そして実際にパソコンがクラッシュしてから
「数年間撮り溜めた家族の写真が消えてしまった!、なんとかしてくれ」
と泣きついてきたりする。
「そんなもんは知らん。Time Machineを設定しろとアドバイスしたのに聞かなかったお前が悪い。」
とも言えないのでサルベージの常識やいくつか知っている業者の連絡先も教えたりするのだが、ここでまた一悶着ある。

業者に頼むとディスクのサルベージ(復元、ファイルの救出)にはおよそ90万円から100万円はかかる。
この話をすると
「ええ〜っ!!、ディスクの消えたファイルを復元するだけで100万も取るんですか?ぼったくりじゃないですか!!」
とくる。
「何を言っているんだ、『家族の大事な写真が』と今しがた泣いておったのはお前ではないか、家族の大切な思い出がたった百万円で取り戻せるなら安いものではないか」
といっても
「しかしディスクをちょちょいのちょいといじるだけで百万円とは人の足元見てるなぁ・・・」
という感じで、どう転んでもこういう情報を親切に教えてやっても感謝されない。

本当は精密なディスクサルベージというのは非常な手間と時間と専門知識を必要とする。
しかもそうした技術をフル稼働してもすべてが戻ってくるわけではない。
100万円は私個人的には全然高いと思わないが、そういうのは理解されないと思う。

それでこういう人のために
「ゼロ円でディスクサルベージをやる方法があるよ」
という情報も付け加えることにした。

以下に紹介する方法を使えばMacでもクラッシュした内蔵ディスクからファイルを救出する、あるいは今しがた、誤って消してしまった大切なファイルを復元したいという対応が可能になる。

ただし、このことは肝に銘じてもらいたい、
「100万円かけてプロがつぶさに精査してもファイルは戻ってこない場合もある。
ましてや自前の作業でゼロ円でやるのだから、結果が思わしくなくても文句を言うなよ」
ということだ。
要するにイヤな言葉だが「自己責任でトライしてくれ」ということだ。
もしファイルが救出できなくても、このアプリを紹介した私も、このアプリを開発したオープンソースのフォーラムの皆さんも誰も責任を取ることはできない。
ゼロ円でうまくいったら「ラッキー!」くらいの心づもりでトライして欲しい。


まず最初の手順でディスククラッシュですべてのファイルが消えてしまった、あるいは誤消去に気がついた時は、じたばたしないでできるだけ速くシステムを終了して、もうそのMacを起動しないことを薦める。
なぜなら「誤って消去したファイル」、あるいはディスククラッシュで「消えてしまったファイル」は実は完全に消えてしまったわけではなく、そのコンピュータのファイルシステムから見えなくなっただけだからだ。

ファイルシステムとアロケーションという概念はなかなか素人には分かりにくいのだが、実はファイルシステム自体も仮想的なもので、実体のファイルは全然違うスタイルで保存されている。

ファイルシステムから消去されるというのは単にファイルシステムから見えなくなるというだけのことで、消した直後は実体のファイルデータはほぼ残っている。
実際にはディスクスペースのデータの本体はそのままで、そこに「このファイルはもう消えたことになっているので、このデータのスペースは他のことに使いまわしてもいいよ」という意味のフラッグが立つ。

だから、消えた直後にあれこれいじらないで、できるだけ速くサルベージすればそれだけ、復元できる確率も高くなる。

ここらのデータとファイルの関係については用語辞典のこちらのページに少し書いた。
なんちゃってなIT用語辞典18〜基本ソフトウエア/ユニックス:OS/UNIX

ここで悪あがきしてシステムを起動して何かの修復ツールをかけたりすると、Swapなどのシステムファイルが、その消えた領域を上書きして消してしまう可能性がある。
もしもそうなったら今度こそ本当に、取り返しがつかなくなる。
100万円払って業者に頼んでも、そうなったら復元は不可能だ。

まずシステムを止め、可能ならディスクを取り出して外から別のパソコンなどにマウントする。
不可能ならディスクターゲットモードも有効だ。

そして別のMacからこのディスクをサルベージする。
サルベージソフトはお金を出す気があるのならいくつか優秀な製品版ソフトがある。
しかし100万円の業者も信じない人に数万円のソフト購入を勧めても聞く耳を持っているものではない。

そういう場合はこういうフリーウエアがある。


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PhotoRec
(Freeware)

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TestDisk
(Freeware)
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応Linux対応

いずれもオープンソースのフォーラムから生まれた写真などの各種データ救出ソフト、ディスクサルベージソフト。

しかもオープンソースなので無料というところがミソ。
ただし作っているのはボランティアなので、皆が使いやすいように完全にGUI化しなきゃいかんいわれはどこにもない。
Terminalを利用して駆動するコマンドという形で配布されている。

ややそういうものを使える知識を必要とする。

素人が誰でも使いこなせるというものでもないソフトだが、原理が分かればそんなに難しいソフトでもないので、以下使い方を手順を追って説明する。
まず何にしてもクラッシュしたディスクをマウントしなければ成功しない。
それをまずトライする。

そしてマウントできたら外部からこのソフトでサルベージをかける。





試しにこういうjpegを削除してみる
ファイル名はwanko.jpgを復元できるかトライ




ゴミ箱が削除するか聞いてくる
ここで「空にする」をクリックした直後に
「しまった!」となった場合どうしたらいいだろうか




フォーラムのダウンロードページから「MacOS X版」あるいは
「ダーウイン版」をダウンロードしてくる
どちらも中身はほぼ同じ
今回はjpegのサルベージなのでphotorecの方をクリック




私の場合Terminalに自動的にコマンドを実行されない安全策を施してるので
コマンド本体をドロップしないと動かないがデフォルトならこのまま動き始める筈




まずスキャンするディスクを選択しないといけないのだが「No harddisk found」とのたまう
そう、この作業はrootでログインしないと実行できないのでまずrootを有効にする




まずTerminalの新規セッションでsudo passwd rootというコマンドを打つ
そしてインストール時に決めた管理者のパスワードを入力
再度確認を要求されてrootは有効になる
これについての詳細はsudo passwd root:ルートを有効にするを参照




rootを有効にすると今度はディスクが見えた
4つ見えているが最初のdisk0が内蔵ディスクの実体
上下カーソルキーで選択する
外付けハードディスクとしてマウントしているディスクは3番目以降に見えている筈だ




左右カーソルキーで「進む」か「止める」かを決定してEnterキーで実行




パーティションテーブルタイプを選べという
intelMacのデフォルトはEFIということになる
BOOTCAMP領域ならintel/PCをそれぞれ選択
「パーティション切りをしていない時は『None』を選択するな」という注意書きが見える




どのパーティションをスキャンするか選択する
通常は見えていないが「EFISystem」というファイルシステムが使用するパーティションが見える
今回スキャンするのはその次の「MacHFS」の方




「Search」を開始する前にファイルオプションをいじっておいた方がいい
でないとあとで大変なことになる




ここでどの拡張子のファイルを復元するかを設定する
ディスククラッシュの場合はすべてかもしれないが
誤消去の場合はそのファイルフォームだけでいい




上下カーソルキーで選択しスペースキーでチェックを外していく
今回はjpegだけを復元することにした




さてメイン画面に戻ってこれでやっとリカバリー開始
「Search」を左右カーソルキーで選択してEnter




次に保存先を選択しろといわれる
「.」で上の階層に上がる「..」で下の階層に戻るということになる




私はあまり深く考えないでデスクトップを指定してしまったがあとでこれが大変なことに
専用フォルダ、あるいは別ボリュームのルートあたりを保存先にお勧めする




サーチとリカバリが始まるとこういう画面になる
最初250GBの領域で5時間という所要時間がでてくる




しかしすぐに思い直したのか37時間という所要時間の修正が
一体どっちなんだ?と思いながら見ていると
早速いくつかのファイルを見つけて復元し始めている




最近のファイルなら結構な確率で復元できるが壊れているものもある
これも時の運ということだ




デスクトップにはrecup_dir1から連番で復元ファイルを保存したフォルダが現れる
これが結構膨大な数になるので要注意だ
結局jpegだけで70近くのフォルダを生成した
全ファイルを選択すると数百という単位になるだろう
ゆめゆめデスクトップなどを保存先にしてはならないという教訓だ




結局5時間かかって救出は成功
しかしファイル名などは変わっているのですべてのファイルに目を通さないといけない
無料な分だけ手間がかかることは知っておいた方がいい
それがいやなら100万払って丸投げするか




16000のjpegを救出したがセグメントエラーで3分の2の領域はスキャンできてない
何回かトライすれば全域を救出できるかもしれないが
とてもじゃないけど仕事の合間にできる作業ではない
業者に頼むとなぜ高くつくのかその理由が分かるような結果だ


<追記>
最近の業者の価格表を久しぶりに見たところ、最近ではデータレスキューの価格は業者によるけども大体十数万円から2十数万円というところまで下がっているらしい。
文中では筆が滑って90〜100万円と書いてしまったがこれはもう数年前の古い価格らしい。
それだけデータレスキューのノウハウは蓄積されてきているということらしいし、それだけ業者間の競争も激しいということになる。

中には2万円というような業者もあったりしてデータレスキューソフトを買うより安く上がるかもしれない価格を打ち出しているところもあるが、こういうのはやはり実績のあるところに頼んだ方が診るだけ診て何も救出できなくても「料金はいただきます」とか言われたら2万円でも高くつくことになる。

余談だが調べていて面白い情報も知った。
最近流行のSSDだが、もしもハードウエアクラッシュした時にはデータの復旧はHDDよりも困難なのだそうだ。

HDDはパーティションデータが吹っ飛んでもデータの本体は残っているというのは本文にも書いたが、SSDの場合は吹っ飛ぶと一気に全域がやられるらしい。
復旧は難しいとのこと。
また専門の業者も
「S.M.A.R.T.データは当てにならない、故障はそういうことよりも熱によっておきやすくなる」
と言っているのが印象的だった。
以前こちらにもそういう記事を書いたが、やはりハードディスクの故障と熱は深い関係があるそうだ。
ハードディスクを長生きさせる方法/死亡の予兆の見分け方〜は結局都市伝説の一種だった




2010年11月17日









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MacBook Proを開腹、掃除したぞ

MacBook Proを使い始めて間もなく1年になる。

その間、ほぼ毎日電源は入りっぱなし稼働しっぱなしで、結構ホコリっぽい環境でも酷使しているので内部のホコリが気になっていた。

年末にでも大掃除の時についでに、内部の掃除もすればよかったのだがいろいろ忙しかったので今頃開腹、掃除をすることにした。

MacBook Proの分解の仕方はこちらで紹介したMac分解サイトに手順が書いてある。
Macの分解手順解説サイト

それにしてもすごく分解は簡単になった。
一時期iBookやPowerbookは分解がかなり複雑になって、まるでルービックキューブのようになってしまいとても素人がかんたんに手を出せるような感じではなくなっていたが、サポートやらいろいろ問題があるなど反省があったのかもしれない。
MacBook Proの分解は、電源を落としたら底板のパネルのネジを全部抜くだけで内部の主要な部品にはもうコンタクトできてしまう。

これだけで後はソケットを抜ければHDD、ファン、メモリ、それに一応やってはいけないことになっているがバッテリの交換も簡単にできそうだ。


ホコリの方はやはり冷却ファンの通気路に細かいホコリが降り積もっていたが、思ったほどではなかった。
ホコリがつきやすい設計とつきにくい設計があるという話を聞いたことがある。
それでいえばこのMacBook Proの通気路の設計はホコリがつきにくい優秀な設計なのだろう。
年に一回程度は掃除をした方がいいと思うが、この感じならムリをすれば2年くらいはメンテナンスフリーで使えるかもしれない。





MacBook Proの分解の第1段階
底板パネルの10本のネジを抜けばパネルは
かんたんに外れて主要な部品にコンタクトできる




冷却ファンの3本のネジを抜いてファンを外す
これで通気路の大部分にコンタクトできるので
面相筆かなにかで丁寧にはたいてホコリを落としていく




ファンの口に当たっているヒートシンクのフィンには一番ほこりが積もっていた
ここをしっかり掃除しておく




冷却ファンの羽根にも結構ほこりが積もっている
これも表裏両側から面相筆などで丁寧にホコリを落としてやると良い




ソケットが緩んで冷却ファンが動かないというトラブルが
ないようにファンの回転数を確認しておく
私はsmcFanControlを使ってファンを監視している



2011年1月23日









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内蔵ディスクが死んだ〜SMARTのアラートが生まれて初めて役に立った〜その時の脱出法

内蔵ディスクから起動できなくなった・・・

今回のトラブルはこれ。
こちらのIT用語辞典〜リダンダンシィにも書いたが、長くコンピュータを使っているとこういうことは必ずあることで、特に内蔵ディスクお亡くなりは歩留まりに近いものがある。

今回はある事情から大量のファイルを書き込んだり消したりディスクアクセスが増える作業をしていて、スリープ状態から復帰できなくなった。
それで強制再起動したところ、今度は起動できなくなった。

全く反応しないわけではなく、ジャ〜ンの例の起動音のあと、スクリーンが点灯してグレーの林檎マークが出る。
しかしそこから全く進まない。
林檎マークの下にデイジーギアも出てこない。


そこでやったことは
1)コマンド+Sキーを押しながら起動してシングルユーザモードに入る
しかし、最初の「System/Library/Coreservise/boot.efi」がブートカーネルを読み込むというところで表示が止まってしまう
2)コマンド+option+P+Rをトライ
可能性は低いがPRAMの問題も否定できないのでトライしたが、予想通り何ら変化は無い
3)Tキーを押しながら起動してターゲットディスクモードに入り、他のMacにマウントして、そこからディスクユーティリティをかける
これは最初数回は失敗
こういうものは根気強くやらないといけないので、数回失敗するごとにアンマウント、再度T起動、マウントして修復を繰り返す。
5〜6回目でパーティションのみ修復に成功、
4)この時点で再びシングルユーザモードに入りfsck -fyのコマンドをトライする
今回はシングルユーザモードにログインすることに成功、
fsck-fy
で長大なファイルシステムのエラー表示が出たので、これがなくなって「appears OK」の表示が出るまで繰り返す。
さらに、OK表示が出たらApplejackで全ての修復をかける
5)これで再起動したところ、漸くGUIのMac環境のログインに成功した
異常に時間がかかるが、ここからMainMenuのバッチタスクを実行、GUIでできる全ての修復動作をトライした。





シングルユーザモードに入って修復を試みたがEFIが起動系のカーネルを
呼び出すというシングルユーザモードに入る前の表示で止まってしまうので
ターゲットディスクモードに入って他のMacにマウントしてみた
最近のターゲットディスクモードの表示ってこんなトーンに変わっているんだという発見




格闘すること数回やっと起動ボリュームだけ修復に成功したが
相変わらずGUIでは起動できないのでシングルユーザモードに入って
fsck、Applejackをトライした
今度はちゃんとログインしてコマンドも動いた




ファイルシステムに大きな破損、アクセス権の大量の書き換えなど
数回のトライの結果やっとクリアしてGUIでのログインに成功
ところがログイン項目の設定など大量のアカウントの設定情報が失われていた




ここでSMARTReporterがSMART(ディスクの自己診断・詳細はリンク先)エラーの表示
SMARTが当てになるのかは議論があるところだが今回は初めて役に立った




そのSMARTエラーが出たハードディスクをディスクユーティリティ
診断したところ「修復できないハードウエアエラー」とのこと
この表示なので修復も消去にも進むことができない
Apple正規販売代理店に連絡してディスクを交換してもらえとの詔だ




今回初めて見たがSMARTReporterのアイコンが
真っ赤になって警告を発している(普段は緑色)


ということで一応起動にも成功したが、このディスクは修復不可能という表示。
普通ならここで諦めるところだが、以前にもディスクを復活させた経験があるので(もっともそういう前科持ちのディスクは信頼できないので予備バックアップ用にしか使えないが)、今回もバックアップを取ったあと後日トライしてみる。

Macには何かを買うと必ず旧機材が機嫌が悪くなるというジンクスがあって、昨日まで快調に動いていたMacがAppleストアの新製品を物色し始めたところ急にエラーを出して動かなくなってしまう・・・という話をよく聞く。
実は今回も、新しいディスクをすでに発注済みでそれが届く前日にこのトラブルが起こった。

その新しいディスクはWindows7のDSP版といっしょに購入した。
その件については後日。




2011年2月26日









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MacBook Proのメモリを8GBに換装してみた〜その体感速度の差は想像以上だった

先日、Twitterではリアルタイムでお伝えしていたが、愛用のMacBook Proをいろいろパワーアップすべくパーツなどを購入した。

その一つがこれ。

現在愛用しているMacBook Proは
Mid 2009モデル(MB991J/A)
で、250GBの内蔵HDD、メモリは2GB×2の4GBという構成で使っていた。

それでもここにも頻繁に書いたが、VMWare FusionでWindowsXP等を常駐させて走らせながら、Safariのタブを30ほど開きっぱなしにしながら、Wordなんかを起動するというようなことをすると、虹色ボールが回りっぱなしになって、Swapがどんどん増えて7〜8個、3GBなんて普通で、ちょっと作業に熱中するとSwapが4GB、5GBなんてことも頻繁にあった。
Wordってメモリリーク起こしてるんじゃないか」なんて本気で思っていた時期もあった。

VMWare Fusion上のWindowsXPを軽量化して負荷を小さくする方法をいろいろトライしたことはここでも書いたが、もうソフトウエア的に対策するのは限界のように思う。 それで今回ハードウエアも強化することに踏み切った。





久しぶりのハード関連購入品第1弾はこれ
Macとは相性が良いという定評のSanMaxの4GBモジュールを2枚、計8GB




Macのモバイルはこのモデルの一つ前あたりから
DDR3というタイプに変わってそれ以前のモデルとは互換性が無い
購入には自分のモデルを確認しないと折角の新品メモリが使えないという悲しい事態になる


ところで今回はいろいろ購入したのだが、全てネットで発注する通販で買った。
今までとにかく自分で出向いて買いに行く主義で、こういうものを買いに秋葉原に行って歩き回るだけでいろいろ新しい情報も得られて刺激になるのだが、今回は通販の方が買いに行くよりも安いという実利をとった。

メモリの価格も底といえるぐらい下がっているからだ。
この合計8GBのメモリを今回15000円也で購入した。
メモリは多い方がいいのは当然MacBook Pro購入当時も知っていたが、昨年はまだ4GBメモリモジュールは1枚2万円近くしていたと思う。
それで断念した記憶がある。
いくらパフォーマンスが向上するのは分かっていてもこの値段は厳しいなと思っていた。

それが1年ほどで半値以下に値下がりしている。
これは買い時だと判断した。
そのメリットを最大享受するために今回は全て通販で調達した。

以下換装の様子とその効果について。





以前も書いたがかつてのiBook等と違ってMacBook Proの内部アクセスは非常に簡単になっている
底板のネジを紛失しないように一つずつ抜いたら底板のアルミプレートは簡単に外れる




アルミ底板が外れればもうそこにメモリモジュールのスロットが見えている
MacBook Proのメモリー交換は初心者クラスのカスタマイズになるが
それでも一応注意点はあるのでやるなら自己責任でやってほしい




メモリは静電気で死ぬことがあるのでできれば直接指で触りたくない
ドアノブ等に触れて充分放電した精密ドライバで
メモリを固定している左右のレバーを少し開いてメモリを持ち上げる
この時に固定レバーを折らないように力を入れないで少しずつ拡げること




左右のレバーが外れればメモリモジュールは自分でポップアップしてくる
それを抜き取る




1枚目を抜き取るとその下にもう一枚メモリモジュールが見える
メモリは必ず1GB×2、2GB×2というように対称になるように差されている
2枚目も同じ要領で左右の固定レバーをこじって開く




メモリを抜いたら交換モジュールを同じ位置に差す
ラベルが下になるように端子の切り欠きが右に来るように
向きに注意して下のスロットから差していく




メモリモジュールがスロットの奥までしっかり入っているかを確認すること
メモリ交換のトラブルは大半は「しっかりモジュールが
刺さっていなくで認識できなかった」というものだ




交換後Macを起動する
もうこの時点で体感できるほどスピードが速くなっている




左上の林檎マークから「このMacについて」を開いて
メモリが8GB認識していることを確認する




私は大抵いつもこれくらいのアプリを起動しっ放しにしている
Safariはタブを常時30ほど開いているしVMWare FusionでWindowsXPは常時起動している
この切り替えが以前はもっさりしていて切り替えの度に虹色ボールが
回ったりしていたのだが今は実にキビキビ切り替わる
新規アプリの起動も速い




以前は7〜9個、3GB〜5GBなんてSwapファイルは当たり前だったが
最大で3個、256MB、使用中領域はゼロという数字が新鮮だ


ということで予想以上に8GBメモリの効果は絶大だ。
これは皆さんにも是非トライしてもらいたい。

メモリは多ければ多いほど快適というのは昔からの常識だが、今のヘビー級のOSの時代には益々その効果は大きくなっている。

それにしてもノートパソに8GB!
数年前ならジョークのタネにしかならないような数字だ。
10年前に買ったiMacDVに640MBのメモリを奢ってやって、「オレって酔狂なのかな?」と思ったのを思い出したが、今じゃそんなメモリなんて雀の涙だ。

これだけSwapができなくて、物理メモリも空き容量が常時1GB余裕があると、うむらうす「ハル」さんの
Freemem Keeper
も入れて効果があると思われる。
長い間止めていたFreemem Keeperを常駐させることにした。

これで効果をさらに見てみることにした。

ところで取り出した2GB×2のメモリモジュールは近日中にメモリ2GBのMac miniに移植しようと思っている。
それもいずれトライしたら紹介する。




2011年2月27日









anchor

MacBook Proのハードディスクを500GBに換装、Windows7を導入してみた

1)まずはディスク交換〜andついでに先日死んだと思われたディスクを復活させた

表題写真の通りこういうものを買った。

主力機のMacBook Proの内蔵ディスクが手狭になってきたので、250GBに換えて500GBのディスクを購入することにした。
ただディスクだけ買っても面白くないので、Windows7のDSP版付きディスクを購入することにした。
楽天ー秋葉館のネット通販で
Windows7DSP版+HITACHIのSATA500GB2.5インチHDD+センチュリーのハードディスクケース
のセットが21000円也になっていたので、これに飛びついた。
アフィリエートでもないので敢えてリンクを張らない。
各位ググってみてほしい。

それを発注した翌日、先日ここに書いたようにMacBook Proの内蔵ディスクお亡くなり事件が発生した。
例の有名なジンクス通りなのかどうかは知らない。
さっそくこの三点が届いたのでまずディスクを交換してみた。





MacBook Proのカスタマイズは全てこの底板のネジを外すことから始まる
何度も書くが以前の製品に比べたら本当に分解は楽になった




底板を外したらもうすぐにHDDが見えているのでこれを外す
バンパーの固定ネジ2カ所を外す




するとバンパーが外れる




これでタブを引っ張ればハードディスクを持ち上げることができる




ディスクのSATAインターフェイスにケーブルが
差さっているのでこれを引っ張って抜く




ディスク交換の最大の難関はここ
といってもこのバンパー固定用のネジを抜いて新しいディスクに差すだけだ
ネジを抜くには特殊工具の6角ドライバーが必要だというところだけだ
ただし精密度が要求されるわけではないので
やや乱暴だが私はラジオペンチでこれを抜いた
多少キズはつくがディスクを固定できれば問題はない




このバンパーネジを新しい500GBディスクに差したら半透明タブを
新ディスクに貼り直して(写真では忘れている)ネジをバンパーの所定の位置にはめ込む
このタブはなくてもMacは問題なく動くがあった方がディスクを外す時に作業が楽になる




底板のネジを締める時にAppleらしいプロダクトのこだわりに気がついた
このアルミボディの底板にはアールがついているのだが
ネジ穴はそのアールの部分にかかっているものとそうでないものがある
アールにかかっているネジだけネジ穴が斜めに切られていて平頭ネジを締めると
底板のアール面とツライチになるようにネジ切りがされている
最初これに気がつかないでネジ山をつぶすところだった
日本のメーカーだったら全てのネジをシャーシーに直角になるようにネジ穴を切る筈だ
見た目の良さよりも工作の容易さ、正確性を重視したらそうなるからだ




全てのネジが底面とツライチになり組み込みは完了した
ここからシステムインストール大会が始まる


ということでSATAディスクは組み込みが完了した。
非常に簡単だ。
これも初級クラスのカスタマイズになると思う。

ここからシステムを新ディスクに復元していくわけだが、いくつかの方法がある。
1)システムディスクから起動してTime MachineバックアップディスクをUSBかFirewireで接続しTime Machineアプリから復元する
2)OSをクリーンインストールして取り出した旧ディスクをUSB等で差し移行アシスタントで環境を移す
3)設定を引き継ぐアーカイブインストール

今回はどの方法も使わないで、
1)クリーンインストールをしてアカウント設定も前と同じアカウント名でやり、起動ボリューム名のみを変える
2)外付けハードディスクに旧ディスクを入れてマウントしそこから起動して
/Applications
/Library/Desktop Pictures
~/Sites
~/Downloads
~/Desktop
~/Public
~/Pictures
~/Music
~/Movies
~/Library
~/Documents


の中の任意のフォルダ、具体的には事後インストールしたアプリや
ユーザライブラリの中の

~/Library/Application Support
~/Library/Calendars
~/Library/Dictionaries
~/Library/Fonts
~/Library/Internet Plug-Ins
~/Library/Keychains
~/Library/PreferencePanes
~/Library/Preferences
~/Library/Printers
~/Library/Sounds
~/Library/Thunderbird
~/Library/Favorites


等の環境に関連するフォルダの中身や

~/Library/Safari
~/Library/Feeder
~/Library/Mozilla
~/Library/Thunderbird

等の一部のアプリの設定項目をコピーした。
移行アシスタントを使うのとあまり差がないが、この方法の方が不具合を引き継がないと思っている。

そこで問題は先日不具合を出した内蔵ディスクが認識できるかだ。
だめならTime Machineボリュームからも同じ手順で復元できるが。
OSXをクーンインストールして旧ディスクをマウントしてみた。





このセットについてきたセンチュリーの外付けハードディスクケースに
取り出した旧ディスクを装着する
ケースふたを開けて中に見えているSATAソケットに
直接ディスクをスライドするように差し込む




あとはレールにケース蓋をはめてスライドして閉める




最後に完全にロックがかかっていることを確認する
ドライバーなどの工具を一切必要としないスグレモノだ




このケースはUSBケーブル端子も内蔵装備するお手軽品だ
このケーブルが断線したらどうなるという疑問はあるものの
ディスクからの起動には早速反応している




ディスクユーティリティで診断したところUSB経由なら
SMARTエラーを回避してディスクの修復に成功した
これで信頼できるディスクに戻ったかは何ともいえないが
当面バックアップ用としては使えると思う
ある程度時期が来たら初期化してバックアップシステムをクリーンインストールする予定


ということでとりあえず内蔵ディスク増量、旧ディスク復活作戦は成功した。
次回は同時購入したWindows7導入〜BootCamp奮闘編を




2011年2月28日









anchor

MacBook Proのハードディスクを500GBに換装、Windows7を導入してみた2

2)Windows7、XP、Mac OS Xのトリプルブートは可能か?

さて今回のMacBook Pro強化作戦の目玉はWindows7ProfessionalEdition導入だった。

そもそもはHDDが手狭になって来たので、これを250から500GBに上げるのがそもそものきっかけだが、折角HDD買うならDSP版でWindowsの最新OSも手に入れてしまえという非常に本末転倒な動機で事態は進行した。
HDDの増量は難なく成功して、ディスクには300GB近い余裕ができたので、ここで考えることはこんなことだった。

『折角これまで使ってきたWindowsXPが有るので、MacOSXとWindowsXPとWindows7のトリプルブートはできないか・・・勿論VMWare Fusionで可能なのは知っているが、できればBootCampで・・・』

ググってみるとほとんど情報がないところを見るとできないのかもしれない・・・というより結論からいうとできなかったのだが、その過程で得るものはあったので試行錯誤を全部書いていると大変な長さになるのでハイライトだけ・・・





手に入れたWindows7 Professionalとこれまでの環境の
WindowsXP Professionalのパッケージの比較
7の方はDSP版だからなのだろうけど随分エコなパッケージだ




BootCampアシスタントを使ってWindows7をインストールする時にワナが一つある
BootCampアシスタントはサポートソフトウエアのダウンロードを推奨している




そこでお薦めに従ってダウンロードを開始する
やがてダウンロードに成功したような表示が出る




そのサポートソフトウエアを光学ディスクか外付けハードディスクにコピーするか聞かれる
どちらを選んでも同じことなのだが・・・




「サポートソフトウエアをコピーできませんでした」
というアラートが出てここから先に進めない
「戻る」ボタンをクリックしてまた1に戻るという無限ループを繰り返す




実はこのサポートソフトウエアはMacBookAir用の
古いファームウエア向けのウイザードらしく
最初に「ダウンロード済み」という項目を
ダウンロードしていなくても選択するのが正解
しかしアシスタントの指示に素直に従ったら
このループにはまり込んでしまうだろう




これでやっとパーティションを切る過程に入るが
いきなりインストールを始めるかという選択画面に進める




Windows7のBootCampヘのインストールの落とし穴はApple側にあったが
これをクリアするとあとはトントン拍子に進む




Windows名物青画面のあとにインストーラが立ち上がったらあとはその指示に従うだけ
ところでWindowsは巨大で鈍重なOSになってしまったとVista以降評判は芳しくないが
7はMacBook Pro、8Gメモリの環境ではXPよりもキビキビ動いている
個人的な感想は以下に続く・・・


こうしてまずとりあえずMacOSXとWindows7のデュアルブート環境は完成した。
考えたらWindowsもMacも両方とも同時に最新環境になったのって、両者を使い始めて以来この十数年間で初めてのことじゃないかと思う。
いつもどちらかが一世代か二世代古い環境だったからだ。


次のステップに進む前にWindows7の講評など。

実際にBootCampの環境から動かしてみた印象は、思った以上にキビキビ動いているということだ。
このあとWindowsXPもインストールすることになるのだが、比べてみるとWindowsXPは前にここにも書いた徹底的スリム化手術をやっているにもかかわらず、7を動かしたあとだと動きがもっさりしているように感じる。

特にSP3以降動きが重くなったというXPにややM$の陰謀を感じないでもないが、評判が最悪だったVistaのバグフィックス版の7をよくここまで追い込んだものだと感心した。

企業ユーザはともかく、個人ユーザはWindows7の導入にもっと積極的になってもいいと思う。

ただあちこちの操作の入り口が結構変わってしまったり、設定などの項目の名称が変わってしまったりでなぜこんなムダな改変をやるのだろうかと疑問に感じないこともない。
よく質問掲示板などで、WindowsからMacに乗り換えると困ることはありませんかなんて質問を見かけるが、WindowsXPで足踏みをしているユーザが、一気に7に行くのとMacにスイッチするのと戸惑いは同じくらいだという気がする。


ここで例のトリプルブートにトライすることを思いついたのだが、もうMacOSXの環境を復元してしまったあとだった。
BootCampアシスタントできれるパーティションはホストとゲストのふたつまで。
ディスクユーティリティで3つのパー切りをするなら、OSXもインストールし直しになってしまう。

というところでWindows7には事後にパーティションを切ってCドライブをCとDドライブに分ける機能があるという耳寄りな情報を見つけたのでそれをトライすることにした。
その切ったパーティションにXPをインストールできればトリプルブートが可能かもしれない。

以下はWindows7からの事後のパーティションの切り方。





まずはスタートメニューのコントロールパネルに入る




その中の「管理ツール」




「管理ツール」の中に「コンピューターの管理」という項目があるのでこれを開く




ここに「記憶域」という項目があるのでこれを開く




「ディスクの管理」という項目を起動する




するとこういう内蔵ディスクのパーティションの
グラフィク図が出てくるのはWIndowsXPにもあった機能だった
しかし7独特の機能はこのボリューム図の上で右クリックをすると
出てくる「ボリュームの縮小」というメニューだ




ここで指定したサイズだけ選択したボリュームを小さくして
その分だけ別パーティションの切ることができる
「可能なサイズ」を超えてパーティションを切ることはできない




「縮小」ボタンをクリックするとGUI上でボリュームが
割れて新しいパーティションができる




この新しいドライブにドライブレターを割り当てる
Dは光学ドライブにすでに割り当てられていたのでEドライブにした




この新しいEドライブをWindowsファイルシステムのNTFSでフォーマットをかける
デフォルトのまま特にいじることも無い




以上の設定を最後に確認してウイザードは完了する
完了ボタンをクリックするとパーティションが切られてフォーマットされる




こうしてできたドライブEにMac側のBootCampからWindowsXPをインストールできれば
夢のトリプルブートは完成しそうだったがここで問題が起きた


こうした事後にWindows7からパーティションを切ってそこにWindowsXPをインストールするという企みはうまくいきそうに見えたが、結局これはうまくいかなかった。
このWindows7で切ったパーティションが何故かMacからは見えないボリュームになってしまっている。
当然、BootCampからも見えないのでWindowsXPのインストーラもこの消えたボリュームを認識することができない。

なぜこういうことになるのかわからないが、どうもこのWindows7のパーティションは純正の方法ではなく仮想的に切られているのじゃないかという気がした。
これはWindows7のインストーラからしか見えないのかもしれない。
だからこのEドライブをバックアップ領域にすれば、Windows7からはリカバーできるかもしれないが、他のOS からはここのデータを取り出すのは困難かもしれない。

それでも無いよリはマシなリカバリボリュームだが。
Windows7を単独で使っているユーザは知っておいて損は無いTipsだと思う。

この新たに切ったEボリュームがMacから見えないのはパーティションマップ領域が見えないのと同じ理由なのかもしれない。
ディスクを2つに割るパーティションを切ると、ディスクユーティリティ からは2つしかボリュームが見えないが、Terminal
mount
というコマンドを打つと5つくらいボリュームが見えている。

あれと同じなのかもしれない。





Terminalにmountとコマンドを打ってみる
不可視領域を表示する設定にしていても見えないような見たこともないボリュームが見えている


ところで結局トリプルブートは可能なのか不可能なのかというと不可能とももいえない。

ディスクユーティリティの機能を見ていてこういうことができることに気がついた。

Macのディスクユーティリティでも実はWindows7と同じように事後にボリュームを割ることができる。
しかもこちらはちゃんと割ったあとも見えるボリュームだ。





起動ボリュームをふたつに割って2つ切ったパーティションを3つにする
方法はディスクユーティリティで左ペインでルートボリュームを選択して
割りたいパーティションをクリックして選択し「+」ボタンをクリックする
名前も通常と同じように決定できるし水色のエリアに
かからなければ事後でもパーティションを割れる


この方法の最大の問題点は
「BootCampのパーティションでWindowsを起動できなる可能性があります」
ディスクユーティリティのアラートにも書いてあるように、BootCampのブートローダーが壊れてしまう可能性があるという点だ。

このままではトリプルブートはやはり実現できないことになりそうだ。
本当に起動できなくなるのかテストはしていない。
よく考えたら、トリプルブートにチャレンジして失敗したら修復する時間が無いことに気がついたから今回のチャレンジはここまでだ。

それで今回は結局
MacOSXネーティブ
WindowsXP/BootCampボリューム
Windows7/VMWare Fusionの仮想マシン

という構成にした。

ネーティブに起動してテスト用にしたいのはWindows7ではなく、やはり今でも企業ユーザのほとんどが主力に使っているWindowsXPの方で、Windows7はまだ「そろそろ扱いに慣れておきたい」という動機に留まる。

これで充分だということだ。
それにバックアップのことを考えると、WindowsXPは従来通りWinCloneでボリュームごとディスクイメージにしてバックアップできるが、Windows7の方はWinCloneが利かないので、仮想マシンにしてしまえばVMWare FusionのWindows 7 x64.vmwarevmファイルをそのまま外付けハードディスクにバックアップすれば、万が一システムがぶっ壊れてもそこから上書きするだけでWindows7を復元できる。
Windowsの復元ポイントよりよほど確実だ。

そのバックアップはTime Machineがやってくれるので、戻りたい時期に戻れるし。

おかげでVMWare Fusionを3にアップすることになったが。


ところで、このトリプルブートのトライをほぼ諦めたところでツイッターにこんな情報をいただいた。
Mac-Windows-Linuxのトリプルブートを可能にする方法(しかもBoot Camp不使用!) - ライフハッカー[日本版]

BootCampのローダーが壊れても、これがあればトリプルブートは実現できるかもしれない。
私はテストしきれなかったがどなたかチャレンジしたら、是非情報を寄せていただきたい。




2011年3月2日









anchor

MacBook Proの流れでMac miniもメモリ増設〜ディスク増量には失敗

先日、MacBook Proをメモリ4GBから8GB、内蔵ディスクを250GBから500GBに増量したことを書いた。

その時から目論見としてあったのだが、MacBook Proから取り出したメモリ、ディスクを自宅で家族共用機兼ファイルサーバとして使っているMac miniに入れて

メモリを2GBから4GBに増量
ディスクを160GBから250GBに増量

というようなことを企んでいた。

あわせてWindowsXP Professionalもひとつ手に入れていたので、家族共用機にもWindowsをと考えていた。

その間震災やら何やらでいろいろごたごたしたが、この土日には計画停電がないとのことなのでこのタイミングでやってしまうことにした。
OSインストール中に停電なんかされたら悲惨だもんね。

まずはメモリ、ディスク交換の手順は例によってこちらを参考にした。
Macの分解手順解説サイト
以下はその手順で感じた注意点を。





まずはMac miniの上ケースをパティシエナイフ、あるいはパテ盛りなどでこじって開く
これがMac miniの分解の最初にして最大の山でこれが一番難しい
乱暴にやるとキズがついたりケースにヒビが入ったりしそうだが
ある程度大胆にやらないと進まない




左右均等にこじって開いていき上ケースをずらしていくとこのように開く
あとは大胆にケースを引きはがしてしまう




ケースを開くと目につくのが3つのオレンジ色のアンテナ
まずは一番大きなWifiアンテナを左右のフックを内側に押しこんで上に引き抜く




2個のBluetoothアンテナはそのまま真っ直ぐ上に引き抜けばいい
壊れそうでちょっとコワいがこれは引き抜いても大丈夫




あとは4隅の黒ネジを抜いてアッセンブリの上下を分離する
次ステップでは丸で囲んだオーディオボードのリボンケーブルを抜く




オーディオボードのリボンケーブルは指でやりにくい場合は精密ドライバでこじってもいい
手前に引き起こすような感じでこじれば簡単にプラグから外れる




これでマザーボード部とファンダクト、HDD部とに分かれる




メモリはマザボの横に2枚差さっているので左右の押さえを拡げて一枚ずつ抜いていく




交換メモリは金色のピンがほぼ完全に見えなくなるまでしっかり奥に差し込むこと
ここで遠慮するとメモリ認識しないというトラブルの元になる
(実は今回それを体験した)




ディスクの交換はまず温度センサーケーブルをプラグから外す
これも精密ドライバーで手前にこじるようにして開くと外れる




あとはディスクの四隅を固定している銀色のネジを外す




温度センサーは粘着シールで貼ってあるだけなので新しいディスクに貼り換える
バンパー、ケーブル経路シールも張り替えてケーブルを固定し直す




上ケースをはめないでこの状態で一度ハードウエアテスト
無線アンテナがしっかりはまっていない、メモリがしっかり刺さっていないなどの
トラブルが予想されるのでケースをはめる前に一度起動テストをした方がいい
全部組み上がったあとでトラブルに気付いた脱力感は結構厳しいからだ




最初メモリがしっかり刺さってなくて一枚しか認識しないというトラブルがあったが
あとは問題なく無線もその他のアクセスポイントも認識した




ところで今回トライした250GBのHDDはMacBook ProでSMARTエラーを出していた問題のブツ
今回Mac miniに入れてみたところやはり同じアラートを出して初期化も何もできない状態だった


ということでメモリ、HDDの交換手順は以上の通りなのでMacBook Proに比べるとやや難度は高いが気をつけて作業すれば問題ない。

ただ先日SMARTのエラーアラートを出したハードディスクはここでも同じアラートを出した。

このディスクは取り出したあと外付けハードディスクケースに入れてUSB経由でディスクユーティリティ等で検証をしたところ、一応「問題なし」という診断結果が出ているのだが、SMART的にはもう「前科がついたディスク」ということになってしまうらしい。

SMARTで問題を検知したディスクはもう使うなということだと解釈して、ここは素直にもとの160GBに戻すことにした。
残り空き容量40GBでBootCampのパーティションを切るのはちょっと心許なかったのでWindowsXPは今回VMWare Fusionの仮想環境だけで運用することにした。





新たに手に入れたWindowsXPはBootCampではなくVMWare Fusionに直接インストールした
これは管理がものすごく楽で最近はNTサーバも何でもかんでも仮想化する理由がよくわかった
とにかくぶっ壊れたら古いvmwarevmファイルを持ってきて上書きすればいい
仮想化サーバーとTime Machineなんてのは最強の組み合わせだと思う


こちらは古いVMWare Fusion2のライセンスを使ってインストールしたが、実に快適に動いている。
メモリを4GBに増やした効果はやはり絶大だし、MacBook Proと違ってユーザは家族なのでMacとWindowsをばしばし切り替えて使うという用途が想定されていないので充分な動きだ。

それと今回初めてWindowsをBootCampではなくVMWare Fusionの仮想環境だけで動かしてみたのだが、これは管理が非常に楽だ。
こまめにバックアップを取っていれば、失敗したところの前にすぐに戻れるので、VMWare自体にもSnapというバックアップ機能はあるが、やはりMacでTime Machineを動かしていれば最強の組み合わせになると思う。

とにかく
インストールにし失敗した〜ならインストール直前に戻りましょう
ウイルスに感染した〜なら感染する前に戻りましょう
システムぶっ壊れた〜ならぶっ壊れる直前に戻りましょう

なんてことが、GUIでドラッグアンドドロップするという非常に簡単な操作で実現してしまう。

最近のサーバ管理者がNTサーバでもLinuxサーバでも何でもかんでも仮想化したがるわけがわかった。

ということでディスク増量は残念ながら今回は見送りだが(成功したらTime Machineからどれくらいの速さでマルチユーザ環境を復元できるかも実験したかった。多分数十分という速さだと予想している)、メモリ増量とWindowsとMacのマルチOS環境という当初の目論みは成功した。

いいんじゃない?




2011年3月20日









anchor

画面がまっ黒なまま起動できなくなった〜ボリュームのファイルシステムをチェックするfsckコマンド〜mount/fsck_hfsコマンドの使い方

これについては以前にも書いた気がするのだが、その書いたページを見つけられないので(記憶違いかもしれないし)書いておく。

ある日Macがフリーズするかなにかして強制再起動することになった。
再起動すると、いつもならジャ〜ンの起動音のあと画面がグレーになってすぐに林檎マークが出てきてデイジーギアが回り始める筈だ。
ところがジャ〜ンのあといくら待っても画面が黒いままで林檎マークが現れない・・・あるいは林檎マークが現れたところで止まってしまいデイジーギアがいつまで待っても現れない・・・

これらの症状は、起動ボリュームは認識しているもののその中の起動に必要なファイルの読み出しに失敗している症状だと思われる。

こういう時に最初にやってみるオーソドックスな方法は、まず強制再起動してコマンド+Sキーを押し続けシングルユーザモードに入って
fsck -fy
というコマンドを試してみるというところだろう。

ところがそのシングルユーザモードにも入れない、最初のカリフォルニア大学のBSDのクレジットが出たあたりで止まってしまい、コマンドプロンプトがいつまで待っても出てこないとしたらどうすればいいだろうか?

ここで外部からこのfsckコマンドを試してみるというTipsがある。
これについてはAppleのサポート記事はこちら
Mac OS X Server 10.2- ボリュームのジャーナル方法と、ジャーナルボリュームを修復する方法

この記事はボリュームのジャーナリングを事後に変更する手順が書かれているが、この中の記事の一部はボリュームのファイルシステムの修復のヒントもある。

まずはシステムをインストールした外付けハードディスクを、FireWire、あるいはUSB2.0で接続しそこから起動する。

そしてTerminalを起動して
mount
というコマンドを打つ。
そこにいくつかのボリュームが表示されるが、hfsのボリュームであることを手がかりに、問題を起こしている内蔵ディスクのボリュームを探し、そのボリュームを診断する。

sudo fsck_hfs -f -n /dev/ディスクの名前

ディスクの名前はmountで調べたdisk0s2などの名前で、それぞれのMacの構成によって違う。
大概はdisk0s数字という名前の筈だ。

これでファイルシステムの問題が出たら

sudo fsck_hfs -f /dev/ディスクの名前

というコマンドで修復する。

数回実行する必要があるかもしれない。

またrootのパスワードは必要。





試しに内蔵ボリュームから診断してみた
Terminalにmountと打つと数個のボリュームを検出する
多分その数は自分が思っているよりも多い数の筈だ
MacOSXがインストールされているボリュームは
「hfs, journaled」のはずだからそこらを手がかりに探してみる
この場合disk0s2がそれに当たるので
sudo fsck_hfs -f -n /dev/disk0s2というコマンドを打ってみる




結果はこのように表示される
アイテム数、拡張属性の数、レコードカウント、
空き領域のブロック数などいろいろエラーが出ている




そこでこれを修復するのはsudo fsck_hfs -f /dev/disk0s2あるいは
rootにログインしてfsck_hfs -f /dev/disk0s2というコマンドを実行してみる




これは内蔵ボリュームから起動しているために「使用中の領域は修復できない」
というアラートが出ているが外付けハードディスクなどの
外部ボリュームから実行すれば修復できる筈だ


以上は、滅多に使うことも無いと思うが、シングルユーザモードにも入れない重篤なトラブルになった場合使える修復法だ。




2011年3月26日


<追記>

fsck_hfsのオプションだが、ここではクリーンファイルチェックの-fを紹介したが、カタログBツリーの修復では
-r
というオプションも用意されている。
一気に
-fr
というオプションで両方やってしまう手もあるが、こちらでも紹介したようにひとつのプロセスで失敗すると止まってしまうこともあるので、ひとつずつやるのがいいかもしれない。
QuickTimeのアップデートに失敗し起動ボリュームの最適化が不可能になってしまった〜ボリュームヘッダが壊れたiBookG4は結局クリーンインストールに〜インストール失敗、移行アシスタントは封印〜Monolingualの節約スペースがなんかスゴいんですけど!!




2011年5月15日









anchor

動かないと思われていたXPモードにチャレンジ〜VMWare Fusion上のWindows7の上でXPモードは実は動く・・・すごくトロいが・・・

以前こちらで、VMWare Fusion3を導入してWindows7をインストール、その仮想マシンの上でWindowsXPモードは動かないという話題を取り上げた。
それはマイクロソフトが配布する動作チェックアプリが「動かない」と表示していたからであり、また日本の販売代理店のアクトツーのサポートページにも
VMWare Fusionで起動したWindows7ではXPモードは利用できません」
と明確に書いてあったからだ。
VMware Fusion3(Products)Macの上でWindowsXP~7、LinuxなどのintelPCのOSを動かす仮想化ソフト

しかし「ダメ」と書いてあってもやはり試してみないといかんなぁと思ったのは、ツイッターで
VMWare Fusion上でもWindows7のXPモードが動く」
という情報を見かけたからだ。

早速試してみた。





MSのダウンロードページの指示に従ってインストーラをダウンロードして起動したところ
合計700MB近いダウンロードになるので覚悟を決めて始めること




インストールが完了するとマイクロソフトの警告とは裏腹にXPモードはあっさり起動した
そしていきなり「このコンピュータは重大な危険にさらされている」
と警告し始めたのも健常なWindowsXPと同じだ
これは要するにOSXがリリースされた当時に同梱されていたクラシック環境にそっくりだ




その「クラシック環境」の起動の仕方も独特だ
「すべてのプログラム」のVirtualPCの中のWindowsXP Modeを起動する




終了の仕方はさらにユニーク
XPモードのスタートメニューには「シャットダウン」がない




ウインドウモードで表示している時にはウインドウの上の「Ctl+Alt+Del」をクリックする
終了メニューが上にあるなんてMacみたいと思いません?




こちらはフルスクリーン表示の場合
最近のVirtualPCの仕様でフルスクリーン表示でも上にメニューが常時表示される
「閉じる」ボタンでサスペンド、「Ctl+Alt+Del」で終了・再起動ということになる
セキュリティ上危険ということなので早速AVGをインストール




いずれかの「Ctl+Alt+Del」コマンドで終了オプションが表示される
この終了オプションも独特




ということなのだが動きが非常に重い
AVGをインストールしてパターンファイルを
アップデートするだけで小一時間かかってしまった




VirtualPCの設定で仮想メモリの設定を変更できそうな項目はあるが
メモリを増やしても次回起動時に設定は元に戻ってしまう
昔PowerPCのMacでVirtualPCを入れてWindowsを起動していた時のことを思い出した




このXPモードを起動して以来タスクマネージャで見ると
ずっとメモリもCPUも跳ね上がりっぱなし
ホストのMacの方はCPUはほとんど200%近くフルアップしたままになっている
冷却ファンも回りっぱなしで電力需給逼迫の昨今よろしくない状況だ




最初にWGAなどのMSの悪評高いアップデートをインストールすると
2回目のWindowsUpdateで律儀に68ものアップデートを検知してくれた
しかもこのアップデート途中でフリーズしてしまい
もう2回失敗して3回目のインストール中<イマココ


ということで全体の印象をいえば、この動作の重さは昔PowerPCの時代のMacにVirtualPCをインストールして、その上でWindowsXPを動かしていた頃を思い出した。
確かに動く。
しかし動くとは書いたが「使える」とは書けない。
辛うじて動いているという状態で、とてもスムーズとはいえない。

しかしこれはMacの上でVMwareという仮想環境を構築してその上にWindows7を起動し、さらにその上にVirtualPCという仮想環境を構築してWindowsXPを起動するというマトリョーシカのような構造になっている。
マイクロソフトに「動かない」といわれてさもありなんと納得していたので、むしろ動くことに驚きを感じる。


そういえばVirtualPCなんてかつてはMacユーザの方がなじみが深いソフトだった。
このソフトは出自が面白い。
Appleで68Kネーティブだった「MacOS」を新規開発したPowerPCというCPUに短期間で載せるという離れ業を演じた天才技術者がその後独立、VirtualPCという製品版アプリを開発販売し始めた。

PowerPC/Macの上でWindows98やXPを起動できるというアプリで、MacユーザがWindows機の実機を購入しないでWindowsを使えるほぼ唯一の手段だった。
(エミュレータソフトは他にもあったが、非常にバージョンが古いソフトしか動かなかったり、入手困難なブートローダーが必要だったりで、何もなしに最新バージョンが使えるのはこれのみだった)

そしてほぼ唯一の手段ながら、このVirtualPCも快適な環境というわけではなく「動いている」というだけの環境だった。

その後Macはintelに移行して、VirtualPCのようなエミュレータを使わなくてもBootCampでネーティブにWindowsが動くようになってしまった。
さらにEFIを利用した仮想環境というVirtualPCとはまた違った仮想化マシンの考え方を導入したVMWare FusionParallelsVirtual Boxのようなソフトが次々台頭してきて、Macの上でWindowsを起動して使うことは非常に容易になってしまった。
なおかつこれらの仮想環境のWindowsは、低スペックのWindowsネーティブマシンなら勝てるくらいに非常に快適に動き始めた。

そのころVirtualPCはマイクロソフトに買収されたりして、過去にMSに買収された会社はまるで立ち枯れのように結局消えてしまうのが通例だったから、いつの間にか「VirtualPC」というソフトのことはMacユーザにとってはすっかり忘却の彼方になってしまった。


今回のXPモードは、Windowsの上でWindowsを動かす仮想マシンで、買収前からVirtualPCWindows版もあったから、そのことは前の通りかも。 ただし構造も今風の仮想化ソフトになっているのかもしれない。

このソフトの名誉のためにいえば、おそらくネーティブなWindows7の上ならきっとスムーズに動くのだろうと思う。
私のところではWindows7は最初から仮想マシンとしてインストールしているので、検証できないが当方動いているということにむしろ感心している。

それよりも、これを事前同梱ではないとはいえ無料配布しているマイクロソフトの考え方に感じるものがあった。
このXPモードの印象は、何度も書くがOSXがスタートした頃のクラシック環境にそっくりだ。
実際Windows7いくつかのアプリが動かなくなっている。
.Netなんかを使うソフトが危ないのかと思うが、そういう7で動かないアプリを担保するという意味ではOSXのクラシックにそっくりだ。

かつてMacとWindowsを比較して、
「WindowsはOSのバージョンが上がってもアプリが使えるが、Macは切り捨てだ。だからWindowsの方が優れている」
なんていう議論も結構見かけた。
しかし、OSバージョン間の互換性を残すことはOSの開発にとって大きな足かせになった筈だ。
さすがにDOSのソフトは動かないにしても、95時代のソフトが動くなんていうのは、逆にいうとこの15年間WindowsのAPIは進歩していないともいえるのだ。
進歩していないからミドルウエアの開発には有利だともいえるが、XPをVistaや7に買い替えるメリットをユーザに感じさせることができないというデメリットも負ってしまった。

Windows7はかつてのMacが通った道をWindowsも通るぞということを宣言したOSなのかもしれない。
古いAPIは捨てる。
動かなくなったソフトはクラシック環境でしばらく動作は保証する。

しかしMacだってクラシック環境を捨てるのに随分時間がかかったし、ユーザの反発も強かった。
intel換装というビッグイベントがあったから、ユーザが納得した面があると思うがマイクロソフトはどうやってユーザに納得させるつもりだろうか。
Windowsの未来はなかなか険しいなと、ふと感じてしまった。
以上、XPモードの動作とはあまり関係ない話。




2011年4月10日









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なんとなく動きが重くなっているiPhoneを高速化する4つのTipsを試してみた

最近なんとなくiPhoneの動きが重くなっていた。
震災前までは快調に動いていたのに、震災後なんとなくマップなどの読み込みが遅くなっていた。
最初は電波が混んでいるせいかと思っていたが、アプリの切り替えなども遅くなってきたのでiPhoneそのものの動作が重くなってきたようだ。

Macのキャッシュが溜まってくると動作が重くなるのと同じようなことがiPhoneでもあるのかもしれない。
2月頃にiPhoneを高速化するTipsをTwitterで見かけてやってみたら確かに効果があったのだが、もう一度やろうと思ったがやり方を忘れてしまった。
その記事を書いていなかったので、その方法を探さないといけなかった。
やっぱり効果があったら記事を書いておかないといけない。

それでググって、他の高速化にいいというTipsも併せて試してみた。


1)Pingの機能を制限する
Pingといっても、接続確認のリクエストを打つPingのことではない。
iTunesの新機能のAppleのPingの機能を制限するとiPhoneが高速化するという話。
これはどこで見かけたのか、思い出せなかったのだがそれなりの効果があった気がする。
プラセボかもしれないが、どのみちPingは使わないんだし気のせいだとしても失うものは無い。





「設定」「一般」に入りさらに「機能制限」に入る




機能制限を有効にするPINコード設定を要求される
4ケタの忘れないコードを設定する
忘れるとiPhoneのリセットが必要になるので要注意




ここでPingを制限する
Pingの定期通信を制限すればiPhoneが高速化するのだという
もし効果なくても使わないので失うものは無い


2)Spotlight検索を無効化する
これはF.Ko-Jiさんのこちらのサイトで知った方法
iPhoneをiOS4にして重くなった人はSpotlightの設定を疑ってみるといいかも - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」

ホーム画面でもう一度ホームボタンを押すと検索画面に入れる。
ここでMacのSpotlightと同じようにiPhoneの内部やwebをキーワード検索できる。

これはこれで便利な機能だと思うのだが、iPhoneユーザでこの機能があることを知っている人は案外少なくて使っている人は非常に少ないそうだ。

これを試してみて使える機能だと思ったら愛用すればいい。
しかし要らない機能だと思うならこれを無効化するとiPhoneが高速化きる効果が期待できる。
なんせMac使っている人ならピンと来ると思うが、大量にファイルを書き換えるとメタデータ生成でしばらくビジーになるので、それと同じことをiPhoneの中でやるとすると確かにその時に動作が重くなるような気がする。





「設定」「一般」に入る




その中の「Spotlight検索」に入る




ここでどの領域のSpotlight検索を無効化するかチェックを外していき選択する
ちなみに私はweb検索以外はすべて外した
好みで選択すればいい


3)メモの同期を無効化する

これはこちらのパワーリンゴさんのエントリで知った方法。
iPhone 3GでiOS 4をできるだけ高速化。 パワーリンゴ-ウェブリブログ

iPhoneのメモは確かにMacなどと同期できるようになっているがiCalのToDoと同期できるわけでなく、同期の相手はMailということになる。
私のようにMailを使わないユーザにとってこの機能はほぼ意味が無い。

同期する相手をもっとフレキシブルに設定できれば良いのだが、そうでもなくあらかた役に立たないこの機能を殺すのも失うものは無い。





「設定」「メール/連絡先/カレンダー」に入る




ここでメモを同期しているアカウントに入る
私の場合はGMailに設定していたのでここに入る




そこでメモの同期をオフにする
他にもそれぞれのアカウントの不要な項目を見直して
オフにしていくのも有効かもしれない


4)電源オフってSIMカードを外してみる

Twitterで見かけた方法はこれ。
実はこれが体感的には一番効果があった。
方法はiPhoneの電源を完全に落とす→SIMカードを抜く→また差して起動

SIMカードを抜いた状態で一度起動するというのも見かけたが、SIMカードは個人の電話機能に関する設定を管理しているチップカードなので、トライは自己責任でお願いする。

この方法の欠点は、確かに高速化の効果があってwebの読み込みだけでなくアプリの切り替えなどのiPhoneそのものの動作も速くなるのだが、効果は永久的ではなく、というよりも2ヶ月ほどでまた遅くなってくるのでそれくらいのサイクルで継続してやらないといけないということくらいか。





最初に必ずiPhoneの電源を電源ボタン・ホームボタン同時長押しで落としておくこと
iPhoneに付属してくる工具をSIMカードベイの穴に差してロックを外す




一度SIMカードを完全に抜いて再び刺してコールドブートで起動する


以上の4つの方法で確かにiPhoneは画期的に高速化した。
どうせならベンチマークを取れば良かったけど、テストの順番で結果に差が出そうだしこういうのは難しそうだ。
最初の3つは効果は少なめだが永続的、最後のSIMカードのTipsは効果は劇的だが長くは持続しないという感じか。

最近どうもiPhoneがもっさりして動きが重いという方は試してみるといいと思う。




2011年4月17日









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アップデート以来iPhoneの音楽が消える・・・重い・・・同期ができない〜一気に問題解決

先日iPhoneのソフトウエアアップデートをかけたところ、
1)音楽が全部消えてしまう
2)アプリの動き、接続、ネットの表示などすべてがまた重くなってしまった
3)iTunesでMacと同期しようとしても永遠に終わらない

等の症状が出て、要するにiPhoneが全面的に調子悪くなってしまった。

ネットで見ると音楽の並び順が変になったとかの書き込みがちらほらあるが、ここまでテッテー的に使えなくなったケースは他にあるかなぁ?

音楽が消えたように見えたのは、ファイルが消えたのではなくライブラリが破損しただけのようで、再度iTunesで同期すると、ライブラリを再構成し始めてしばらくしたら治ったような様子だ。

しかし結局iTunesの同期が永遠に終わらないという症状はクリアできない。





iPhoneのOSをアップデートしたら翌日音楽の「内容がありません」の表示
音楽もビデオもどこを探しても全く無い




iTunesと同期させたら音楽のライブラリは
復元したような感じだが同期自体が永遠に終わらない
と思ったら同期が遅い問題を解決するというiTunes
アップデートが出ていたのでかけてみた




しかし結局何も改善しないのでiPhoneを初期化して工場出荷状態に
完了したらバックアップから復元という手順になる




電話機として復元は数分で完了するが中身は空っぽ
ここにアドレス帳やブック、音楽、アプリなどを同期して流し込んでいく
結局この作業にまる一日かかった


キャプチャーの通り結局iPhoneを初期化してイチから同期し直した。
音楽ファイルは一部だけ入れているのだが4000曲もあってサイズが大きいファイルをレートが128に揃える設定をしているので同期にはほぼ一昼夜かかった。

さらに先日ここで紹介したSIMカードを一度抜くTipsをまたやることで、どうやら復元して動きも快調に戻った。
同期も数分で完了するようになった。
どうもアップデートのたびに動作が重くなっているような気がする。
アップデートで何かゴミが溜まって遅くなるのかな?

以上、iPhoneがどうにもならなくなったら初期化というあまり芸のないTipsでした。




2011年4月23日













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