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2007 年 10 月 15 日





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またまた引っ越ししました

転送量の問題で前のURLの管理会社ともめていたことは折々書いてきましたが、どうやら決裂状態でなんやら袋の緒も切れかけていたところで、捨てる神もあれば拾う神もありということで以下の移転先に引っ越しました。

http://nmuta.fri.macserver.jp/

結局無料サービスプロバイダを諦めたような形になってしまいました。
これについては私なりの言い分はありますが、どのみち諦めたことで負けは負けなので多くは書きません。
そのうち気が向いたら移転に至る経緯の詳細を書くかもしれませんが、あまり愉快な話ではないので多分書かないと思います。

移転先をご紹介いただいた&いろいろお骨折りいただいた

E-WA
さん、ありがとうございます。

なおこれに関連してこれまで何カ所か置いていたミラーサイトも、登録いただいた皆さんのみ公開の

FC2版「MacOSXの新着アプリテスト記録とトラブルシューティング」(非公開)
http://nmuta2005.web.fc2.com/nmuta2005/


だけを残し他は全て閉鎖することにしました。
いろいろご心配いただき励ましのメールをいただいた皆さん、ありがとうございました。
結局こういうことで落ち着きそうです。

なおこれに関連して近日中にRSSフィーダのURLも変更します。
これはその時にお知らせします。



2007 年 10 月 16 日





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CoolFunction for X
(Freeware)
Classic MacOS対応 OS10.4Tiger対応

ファンクションキーにアプリケーションやファイル、フォルダを割り当ててホットキーランチャーとして使ったり、フローティングウインドウ型簡易ランチャーのベースにしたり、システム重要機能やiTunesのリモートキーをファンクションキーに割り当てたりなどができる便利この上ないアプリ。

わかばマークのMacの備忘録 - CoolFunctionという記事を見て知ったのだが、これの元々の主要機能はファンクションキーに装飾キーを割り当てて2倍3倍においしく使うということらしい。

OS9時代はf1~f12(~f15)キーは自由にアプリケーションなどを割り当てることができて便利に使っていた。
というより私の場合、ブラウザやメーラ、テキストエディタなどはいつもファンクションキーから起動していたので、OSXに移行してからもしばらくは無意味にファンクションキーを叩く癖が抜けなかった。
OSXではファンクションキーが自由ではなく、しかもOS10.3からはデフォルトではexposeなどの操作キーを割り当てられるセッティングになってしまった。
これはウリの機能だったからしかたがないのかもしれないが、私から見たら大きなお世話だった。
ファンクションキーはやはりユーザに自由に使わせて欲しい。

それでOSXに移行してからはPFKeyAvailerXを愛用していた。これを使えばファンクションキーに自由にアプリやファイルを割り当てることができる。
OS9のファンクションキーランチャーが再現できる。
このアプリは完全にバックグラウンドで動くので、システムの機能のように違和感なく使えるのも良い。
ただ、これが使えるのはひとつのキーにひとつの割当だった。


これが使えるのでファンクションキーに何かを割り当てるという種類のアプリには今まで興味がわかなかった。
ところがわかばマークのMacの備忘録さんの記事を見ていてこのCoolFunctionの使い道がひらめいた。
これは全ての操作に装飾キーを割り当てられるのでPFKeyAvailerXと完全に機能がぶつからないのだ。

CoolFunctionはただファンクションキーを叩く段と+shiftキーで叩く段が用意されている。
ただこの通常のファンクションキーだけの機能もコマンドやcontrolキーを叩きながらでないと反応しないように設定できる。
ということは両者は完全に共存できる。

CoolFunctionは元々自由に設定できるOS9の機能を増やすユーティリティだったようだ。OSXになってここが不自由になったので、それを解消するアプリのような性格になったが、本来の使い方ならPFKeyAvailerXと併用してOS9のようなファンクションキー命な操作感を再現できる。
面白いんじゃないだろうか。
私の愛用アプリになりそうだ。


ところでわかばマークのMacの備忘録さんの記事を見ていて初めて知ったことがひとつ。
iBookのようなモバイルの場合、ボリュームや輝度、エジェクットの機能が最初からファンクションキーに割り当てられていて、なかなかランチャーとしては使いにくいのだが、
システム環境設定/キーボードとマウス/キーボード
と設定に入って行き、「F1からF12キーをカスタム操作に使用する」にチェックを入れておくとPFKeyAvailerXなどのfキー操作をフルで使えることを知った。
勿論fnキーと一緒に叩けばできることは今まででも知っていたのだが、これはしかたがないと思っていたので、これは相当嬉しい。
ただボリュームキーやエジェクトキーも結構使うので便利かどうかは若干ビミョー。






CoolFunctionの設定画面に入るとファンクションキーに何を割り当てられるか設定できる
アプリでもファイルでもフォルダでも作業に便利なように好きなものを割り当てればいい
割当を取り消したい時にはドックのようにアイコンを枠の外にドロップすればいい





+shiftのタブはshiftキーと一緒に叩くファンクションを設定できる
こちらはグラフィック関係ばかりとか使い分けるとさらに作業がスムーズ





ところでこのアプリはフローティングウインドウのいわゆるランチャー式表示もできる
その呼び出しキーは赤線で囲んだところで設定できる





その呼び出しキーを叩くとデスクトップにこういうプレビュー画面が出る
割当た機能が全部覚えきれないうちはカンペ代わりにこれを見ながら操作してもいい
また設定の「クリックで開く」にチェックを入れておくとここをクリックもできる
いわゆるデスクトップのランチャーにもなるという多機能ぶり





さらに面白いのは「通常」段の割当にコマンドキーなどの装飾キーを割当ることもできる
これならPFKeyAvailerXなどとも共存できファンクションキーが3倍便利に使える





さらに面白いのはキーの割当設定で右クリックをするとこういう機能が割り当てられること
ログアウトやスリープ、終了、強制終了、iTunesのリモートなど
使い慣れたら病み付きになりそうな機能がいろいろ使えるのがすごい


2007 年 10 月 18 日





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AutoPull for X
(Freeware)
Classic MacOS対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

メニューバーにマウスオーバーするだけでメニューコマンドのプルダウンが降りてくる便利なメニューUIアシスタントアプリ。

これもネタ元はわかばマークのMacの備忘録さんの記事から。

この作者さんのいわれるように正直OSXのメニューコマンドは使いにくいと思った時期が有った。 もう今では慣れたが、OS9からOSXに移行した当時には、プルダウンが出てくる時に反応に微妙にタイムラグがあるのも厭だったし、出てきたプルダウンも手を離したらすぐに消えてしまうのも苛立っていた。

そういうのはすぐに慣れるといえばそうだし、実際慣れたわけだがこの方が便利だったと今さらながら思い出させてくれれたのがこのAutoPullだった。
OSもマウスオーバーするだけでメニューは出てこなかったが、OSXのようにイラチにすぐ消えてしまうということもなかった。
だから落ち着いて操作できた気がする。その点はOSXはやや改悪だ。

ところでこのアプリを使ってメニューをすっと引き出せるのは良いのだが、意図せずカレンダーが飛び出してしまい、それを消そうとクリックすると引っ込んでまた出てくるという泥沼の無間地獄のようなメニューエクストラがあった。Calendarclockだ。

それでこのメニューエクストラだけこの設定から外そうと思って除外に指定したりやってみたが、この
「Extra Menu領域の除外」
というスライドで指定する設定を使うとうまくいくことがわかった。
これでCalendarclockの領域をちょうど指定してやるとここだけ反応しないでうまい具合だ。

これは使えると思う。

注意点としては
InstantShot!とコンフリクトしているために、このアプリが聞いているメニュー領域はキャプチャーの領域指定ができないために、キャプチャーが撮れないということくらいか。
メニューの絵を取りたい時には機能を止める必要がある。






AutoPullはメニューコマンドにマウスオーバーしただけで
必要なメニューのプルダウンを引き出せるアシスタントアプリ
クリックしてもすぐ消えてしまうやや使いにくいOSXのメニューを少し使いやすくする





設定はこんな感じ
開いたメニューをどうやって閉じるかの設定が右上のブロックにある
ホットコーナーを使う人はアップルメニューやSpotlightの領域を除外するとよい
除外アプリは通常のアクティブにできるアプリだけが対象で
このようにメニューエクストラを指定しても効果は無いようだ
メニューエクストラを除外する時には下記のような方法が有効だ





また特定のメニューエクストラだけ除外したい時にはこのスライドの設定をする
どの領域が操作が無効になるかは上のメニューバーにも赤い線で示される
私の場合カレンダーがうるさかったので除外したかったがこの機能がぴたりはまった





ところでこのExtra menu領域の除外を端から端まで拡げると
「意味ないじゃん!!」と怒られてしまった
ごもっともである


2007 年 10 月 19 日





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かねてからの予告通りサイトを移転した絡みでRSSフィードのURLも変更します

新しいRSSフィードは以下のリンク先です。
サイトトップやメニューページのRSSアイコンのリンクもすでに修正済みです。



ただし移行期間として当分は旧RSSフィードも更新します。
が、移転作業が完全に完了する月内位までには旧RSSは停止する予定です。
これでソフトバンクやninjaと完全に縁が切れます。
ちょっとせいせいした気分。



2007 年 10 月 20 日





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Rimo widget
(Freeware, Widgets foe Dashboard)
OS10.4Tiger対応

RimoはYouTubeの人気動画をテレビを見るみたいに垂れ流しで連続試聴することができるDashboardウィジェット。

YouTubeの人気画像をテレビのチャンネルを切り換えるようにしてみることができるはてなの人気サービスがRimo。
YouTubeは膨大な量の動画がアップロードされていて、新しいインターネットのリソースとなりつつあるといったって、私の場合結局何か面白いものの噂を聞きつけて、目的が有って見に行く場合を除いてはまず自発的にYouTubeなんか見に行かない。
サーフみたいなことをして面白い画像を探すという利用のしかたもあるだろうけど、そんなことをしている時間が惜しい気がする。
ただ、人気画像を誰かが編集してくれてみられるようにしてくれると楽だと思っていた。
いちいちあのダンプがたまるのを待っている時間が惜しいと思ってしまうのだ。

だったらテレビを見るようにだらっと見てみようというのが、このRimo。
そしてこのRimoウィジェットはDashboardでRimoを視聴できる。


ところで最近違法ダウンロードについて諮問が行われ、違法ファイルをアップロードした者だけでなくダウンロードをした者も罪科を問うことができるというように法改正するという提言がされている。
そうするとYouTubeやこのRimoも見るだけで犯罪者となることになる。
視聴者はどれが違法ファイルでどれが違法でないファイルかなんて見る前に全てクリアに分かっているわけではないからだ。

これに関してどこやらの省庁が「ダウンロードは違法だが見るだけなら違法とはいえない」という見解を出した。
こういうネットの仕組みもコンピュータの構造も何もわかっていない人達によってこんな重要法案が決められようとしていることに空恐ろしいものを感じる。
画像を見るということは、一時的であるにせよその画像ファイルをクライアントパソコンのキャッシュなりどこなりにダウンロードするということだ。

そのキャッシュを保存する方法を見つけたら、それをどうやって司法機関はチェックし摘発するのだろうか。
また単なる視聴とダウンロードをネットワークのトラフィックを見るだけでどうやって区別するのだろうか?
これは是非ともどなたかに答えてもらいたい問題だ。
でないとこんな法律が実現してしまうと、司法機関は誰でもネットにつながっている者を自由に恣意的に摘発することができるなんて拡大解釈もできるからだ。
ネット特高が創設されるなこりゃ、間違いなく。

なんてことを考えながらこのRimoを心ゆくまで楽しんでみるのも風情があるかもしれない。
なんせそんな風に法律が改定されたらこれだって違法行為になるかもしれないからだ。






Rimoのチャンネル切り替え画面
テレビのリモコン風のフェイスのコントローラが出てきて
液晶風の表示を見ながら番組を選んでいく





ソースがYou Tubeだから画像の質はこの程度だが暇つぶしには充分かも





このように違法のニオイがプンプンする楽しい画像も普通に見られるので楽しんでもらいたい
テレビの予告番宣のように「このあとすぐ」とかテロップが出るのがテレビ的で良い


2007 年 10 月 22 日





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サイト移転完了/これからもよろしくお願いします

かねてから皆さんにお知らせしていた通りに、当サイトの移転を完了しました。
というかここをご覧になっているということは、すでにご存知だということだと思いますが。
様々事情が有ってなんと一年の間に3回も移転してしまいました。
昨年10月にジオシティーズ内で移転、今年6月にジオからninjaに移転、そして今回MacServerさんに移転しました。
こんなサイトはここぐらいなものでしょう。

おかげですっかり引っ越し慣れして最初の移転の時には膨大なリンク直し作業などで、ひと月近く途方に暮れるような作業をしてしまいましたが、今回は「月内には移転作業を完了」という予想を大きく裏切ってなんとそれよりも10日も早く移転作業を完了してしまいました。
引っ越しに関しては実に手際よくなってきています。
あまりこういうことには慣れたくないものですが。

相変わらずサイト内にはリンク切れなどの問題は残っていますが、それは気がついた時に随時直していきます。

3度も移転したおかげで WebScouterの戦闘力はなんと「2」。サイトのランクは「計測不能」の「ランク外」。
SEO評価は「ほとんどビジタもいない、検索エンジンにも認識されていない不人気サイト」という最低のEランク。
いいんです。
これから一から出直しのつもりでぼちぼちやっていきますんでよろしくお願いします。

なおRSSはかねてからの予告通り月末には旧URLは更新を停止しますので、リーダーに登録いただいている皆さんは今のうちに新URLに再登録をお願いします。



2007 年 10 月 23 日





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crrcsim
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 Windows2000~XP対応

マウスないしはジョイスティックでコントロールするRC模型飛行機シミュレーションアプリ。

Windowsユーザはプロポをかなり再現したジョイスティックコントローラが使えるらしいが、MacユーザはUSBOverdriveを使って通常のUSBジョイスティックを使うか、マウスで遊べばいい。
実のところマウスで遊ぶのが一番やさしいと思うので、初心者にはそれをお勧めしたい。
というのは、なかなか最初は墜落しないでちゃんと飛ばすのは難しいからだ。

シミュレータといってもただ単に右に曲げたら右に曲がるなどといういい加減なシミュレーションではない。
これに関しては空力についてのかなりの考証をしたようで、操作感は実際の飛行機にかなり近い。
例えば飛行機で一番重要なのは速度と位置エネルギーで、これがどちらかがゼロになる時が墜落する時だという原則が見事に再現されている。

初心者は墜落を恐れてやたら舵を上に向けたがる。
しかしそうすると速度を失って結局失速して墜落する。
位置エネルギーをある程度運動エネルギーに転換して速度を保つためには、不用意に高度を上げてはいけない。

また飛行機は方向を転換するためには、垂直尾翼についている方向舵を使うのではなく、実際には主翼についている補助翼を使って機体を曲がりたい方に傾けて(バンクさせて)そちらに曲がる。
これをすると機体がそちらに滑って方向が変わるのだが、これをするたびに位置エネルギーを失う。
つまり重力の力で傾いている方に滑り落ちることで進行方向を変えているからだ。
その高度(位置エネルギー)を保つために上げ舵を切っていると今度は速度(運動エネルギー)を失う。
だから速度が不十分な時には舵はやたら切ってはいけない。
初心者はすぐに大きな舵を切って、その復原のためにまた反対方向に大きな舵を切らなくてはいけなくなり、結局は速度を失って墜落する。
この「位置エネルギーと速度の総和は一定」という法則を覚えていたら、操縦にもすぐに慣れると思う。

特にグライダーの場合は自力で速度を急に加速することができないので、こういう法則を利用しながら速度を失わないように低空で速度を確保して段々上昇気流に乗るということをしないといけない。 いきなり上昇しようとすると墜落する。
これだけでも覚えておくといい。


ゲームはもともとLinuxのフォーラムからスタートしているようで、WindowsバージョンOSXバージョンとLinuxバージョンなどが用意されている。

サイトには オプションの機体のアドオンをダウンロードできるリンクも有る。
ここでエンジン付き模型なども手に入れて操縦性の違いなども楽しんでみて欲しい。
このシミュレータのすごいところは、飛行機の種類が変わると単にグラフィックが変わるだけでなく、飛行機の操縦特性が変わる。
エンジン付き模型の直進性や、機体それぞれの固有安定性の違いなど実際に飛ばし比べてみると面白い。

インストール場所は
"~/Documents/crrcsim/"
で、そういうフォルダがない場合は自分で作ればいい。
その上でゲームを起動して、「esc」キーを叩けばオプションメニューが現れる。
ここで飛行機の機種だけでなく、風向きやスタート時の高度対地速度,角度なども設定できる。
上級になれば地上から離陸して地上に降りてくるということもできるが、とりあえず初心者は高いところから速度もそれなりに上げてトライしてみるといい。






crrcsimの訓練画面
Dキーを叩くとこの画面に入れるのでマウスを動かすと
機体の姿勢がどう変わるのか確認してみて欲しい。
画面中央にマウスを持ってくると舵はニュートラルになるが、
ローリングなどを復原する時は反対に舵を切らないといけない





実際のフライトの画面はこんな感じ
ラジコンのシミュレータなので視点は地上から見上げるだけだ
画面中央から右にポインタを動かすと右にロール、
下に下げると上げ舵、上に上げると下げ舵になる





初心者のうちはポインタを画面中央に置いて
あまり急な舵を切らないようにゆっくり動かすのが上手く飛ばすコツ





オプションのアドオンは解凍してここにインストールするだけでいい
crrcsimという名称のフォルダがない場合は作ればいい





escキーを叩くと画面上にオプションメニューが現れるのでそれで設定を変更していく
機種の変更もできるし、スタート高度,速度、角度、
スロットル(エンジン模型の場合)、風などが設定できる





機種もいろいろ選べる
これはエンジン付き模型、高翼プロペラ機





こちらはグライダーの中でも大型でアスペクト比(主翼の縦横比)が長大なタイプ
ソアラー(グライダー)はかなりいろいろな機種が取り揃えられている





プロペラエンジン付き低翼機、双発双胴機などいろんなデザインの飛行機が有って
それぞれ操縦した感じ、機体の反応が違うのが面白い





ジェットエンジン付き無尾翼機なんてのもあるから試してみるといい
これの操縦特性は高い機動性だが縦方向の安定性が弱く
すぐに機体がくるっとひっくり返ってしまうので操縦にはコツを要する



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日立のパソコン事業撤退に思う

今朝の新聞一面トップ(日経)は日立のパソコン事業撤退のニュースだった。
日立は家庭用パソコン(ブランド名プリウス)や業務用パソコンからも完全撤退して、家庭用パソコンは既売品のサポートのみ継続、業務用パソコンはヒューレットパッカードからOEM供給を受けて継続するとのこと。
現状でもすでにヒューレットパッカードに依存した事業だったので、自然な流れかもしれない。
驚きというよりは、むしろ「いつ決断するのだろう」という見方をされていたから、「ついに見限ったか」という感じの受け止められ方をされているようだ。

でもこの日立って日本のパソコン開発史では日電(NEC)としのぎを削った先駆者だったのだということを思い出せば何か感じるものはある。
なんちゃってなIT用語辞典19 /1)PC:Personal Computer/Portable Computerというページでも書いたが、実は最初のパソコンというアイデアを思いついたのは日本人だった。
その証拠に「パソコン(Personal Computer)」という言葉は和製英語で、英語圏ではほぼ通じない。

ここでも書いたように秋葉原のビジコンという電卓の企画販売をやっていた企業が最初にパソコンを発想したが、結局この会社はこのビジネスをものにすることなく倒産してしまった。
そのアイデアを引き継いだのがインテルであり、このカテゴリーに次々参入してきたのが、アップルコンピュータだったり日電だったり、日立だった。

アップルコンピュータはマイクロソフトという会社からBASICの供給を受けてソフトウエアの開発にかかる手間とコストを圧縮したが、日電や日立は最初は独自言語で開発をしていたと記憶している。
当時は私はパソコンアパシーだったのであまり詳しいことを知らないが、日本から萌芽が出てきた
「パソコン」
という新カテゴリーのビジネスに日米の企業がしのぎを削ったのが今日のパソコン市場の黎明期だったと思う。(当時はマイコン~MicroComputer~という言い方をしていたが)
そのパイオニアの一角の日立がついに膝から崩れ落ちたというのが今回のニュースだ。

撤退の理由は
「これ以上収益性を維持できない」
という理由に尽きるらしい。
つまりこのパイオニア企業にして、日本を代表するモノづくりの企業でも収益を維持できないくらいパソコンビジネスというのはもう「儲からない」事業になってしまっているということだ。

この問題は日立の特殊な問題だけでなく、Windows~intelを採用するパソコンベンダーには全て共通する問題だ。
日立以外にも国内の大手ベンダーでは、パソコン事業は皆不採算事業になっていて会社のお荷物になっている。
シャープにしても富士通にしてもNECでさえそうだ。
IBMがThinkPadをレノボに売却してしまったのも、結局この事業には大きな飛躍が期待できないというIBMの見切りウリだった。
DELLは企業業績の悪化に伴い経営陣が入れ替わり、ますます「イノベーティブ」な「コストカット」に励むと明言している。
日立の救済を買って出たヒューレットパッカード自身だって、コンパックを買収したことが重く足かせのように負担になっている。

考えたらパソコンの完成品のベンダーでそこそこ業績がいいのはエイサーのようなアジア系の企業を除くとAppleくらいしかないということになる。
AppleはこれらWin-tel傘下の企業とは全然ビジネスモデルが違うので比較の対象にならない。

これらのハードウエアベンダーがこれほど青息吐息になっているのに、マイクロソフトは相変わらず好決算の連続を続けている。
しかもこの会社はWindowsOSとMSOfficeのライセンス事業以外は全て不採算事業という、超不振企業であるにもかかわらず、この二つの事業で空前の利益を叩きだしているために相変わらず超好業績企業の座を明け渡していない。

intelはひところの神通力が消え始めているが、MSのWindows、Officeは相変わらずだ。

そして量販店で話を聞いているとパソコンはブームという時期は過ぎたが、やはり今でも売れ行きは好調ではあるとのことだ。
このことは何を表しているのだろう。

少なくとも利益構造に大きな歪みがあるということはいえると思う。

そういえば今朝のNECの広告を見ると液晶と一体型のPCを打ち出している。
プロのデザインなのだそうだ。
この企業は白いノートブックを「独自のデザインコンセプト」なんてぶち上げて面の皮の頑丈さに感心していた。
iMacが液晶一体型の、今のシネマスクリーンみたいなタイプに変わった時に「きっとNECがマネするぞ」と思っていたが本当にそうなったのがなんだか笑えない感じだ。
それだったらMacのデザインなんか気にもしていないソニーのVAIOやレノボのThinkPadの方がまだデザイン的には好感が持てる。
実際「Windowsの実機を一台買いたいな」とかねがね思っているのだが、その時に目がいくのはやはりVAIOやThinkPadだったりする。
いまだに実現できないのだが。

日立といいNECといいパソコンの歴史を見れば、この二社こそ日本のパソコン史を黎明期から支えてきた企業なのだけど、誠に残念なことではある。


とここで、PCのハードソフトのビジネスのバランスについて論を展開しようと思っていたのだが、信じられない知らせが飛び込んできたのでこれ以上続きを書く気力を失った。
その知らせについては後刻詳述。



2007 年 10 月 24 日





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WoodenShips/harurinさん追悼

昨日は一日忙しかったので、あまりwebもチェックする時間がないままバタバタだった。
夕刻ちょっと時間ができたのでwebを巡回していたら、にわかに信じられない知らせが飛び込んできた。

WoodenShipsの管理人のharurinさんが亡くなったとのことだ。
最初にこの情報を見かけたのは共闘サイトのメンバーでBBSでもお馴染みの 感じ通信さんの「harurin さん安らかにお休み下さい」というエントリでだった。
そこを見て知ったがちょっと唐突なお知らせだったし、もし誤報だったら慌ててharurin追悼なんて記事を書いて
「勝手に死んだことにするな」
なんて後でお叱りを受けてはいけないと確認情報を集めていたのだが、どうも間違いがないようだ。

正直思いは千々に乱れているので、ここから以下の文章はめちゃくちゃだと思うが容赦願いたい。

Woodenshipsのharurinさんとは直接の面識はない。

それどころかそんなに親しくメールのやり取りをしたこともない。
なのになぜこんなに思いが乱れているのか、考えてみたらharurinさんと私とは似たところがいくつもあるし、同じような時期にサイトを始めたし、私自身いろいろ思い迷った時にWoodenshipsさんがいろいろお手本になったので精神的に助けられたこともあるからだ。
親しい交流は無かったものの、それでも私としてはharurinさんのWoodenshipsは「付き合いが長い」サイトなのだ。

harurinさんのサイトがスタートしたのは2003年の初めだったと思う。
私がこのサイトの前身になるサイトをテスト的にアップしたのが、2003年の8月頃、
「muta's mac scribbling/MacOSXの新着アプリテスト記録とトラブルシューティング」
と改題して本格的にスタートしたのは2003年の12月だったと思う。


OS9を使っていた当時、Macのオンラインウエアの情報が少な過ぎるという不満を持っていたので、自分でそういう情報を発信するサイトを作ってしまおうと始めた私は、実際にサイトを上げてすぐに頭を打ってしまった。
それ以前の個人的な記録は自分さえわかれば良かったので稚拙でも良かったが、やはりオンラインウエアの使い方をすんなりわかるパブリックなサイトにするにはキャプチャーが欲しいと思っていた。
他所のレビューサイトを読んでいても、キャプチャーがまったくないとどこの操作のことを説明しているのか文章だけではよくわからなかったので、自分のサイトにはキャプチャーをたくさん入れたいと思っていた。
キャプチャーを見ているだけでも使い方が理解できるということも多いからだ。

ところがキャプチャーを織り交ぜてレビューを書くというのは実は大変な手間だということがやってみてわかってきた。

これでは続けられるか自信がないと思い、頭を打っていろいろ悩んだ末、先にテストを完全に終了してキャプチャーをまとめて撮って、レビューをその後まとめて書いてレビューの最後にキャプチャーをまとめてキャプション付きで見せれば良いのではないかと思い至った。
こうすれば作業がある程度定型化できるので、書き手は楽になる。
楽になるが、読み手は本文に戻ったりまたキャプチャーに飛んだりで読みづらいのではないかと心配になってきた。


それで他所ではどうしているのかあちこち探しまくって、そこで出会ったのがharurinさんのWoodenshipsというサイトだった。

そこでharurinさんが私が考えたのとほぼ同じような定型化をやっているのを見て

「そうだよね! やっぱりそういうやり方が良いよね!!」

と大いに心を強くした。
これがWoodenshipsさんとの出会いで、最初にharurinさんに励まされた時だった。


harurinさんは映画や音楽、特に音楽に関してもかなり造詣が深いことは記事を読んですぐにわかった。
特にニールヤング、CSN&Yなどには深い思い入れがあるというのも私と同じような音楽遍歴を経ているなということはすぐわかった。
CSN&Yの「4way street」のようなアルバムとの出会いは私にとっても大きな転機になっている。
S.スティルスのライブ版の「Woodenships」という曲には私も衝撃を受けた口だった。

だから、harurinさんが「Woodenships」をサイトのタイトルにしているのを見て、
「そうか、その手が有ったか! なんでオレは好きな音楽をタイトルに持ってくるという知恵がわかなかったのだろう!!」
とちょっと切歯扼腕した。

harurinさんのサイトにはページトップに

「when you are smiling, the whole world smiles with you」
という英文が掲げられている。

これはS.スティルスの「Woodenships」歌い出しの

If you smile at me you know I will understand
Cause that is something everybody everywhere does
In the same way


という下りに対応しているなという気がした。

「やられたな、もうちょっとシャレたタイトルやページデザインを考えたら良かった」

とちょっとharurinさんに凹まされた最初の瞬間だった。

今聞けばharurinさんと私は完全に同世代で、ひょっとしたら学年もいっしょかもしれない。 だからこの時代の空気感がよくわかるんだね。


以降、Woodenshipsは私のブックマークの中にしっかり組み込まれ、毎日定時巡回するサイトのひとつになっていた。

そういえばブログ全盛の時代に有って、かたくなにというか頑固にhtmlのタグ手打ちのサイトにこだわっておられるのもWoodenshipsさんには親近感を感じていた。
というかそういうことにこだわっているMac系のレビューサイトって、私が知っている限りではharurinさんのところと私のところだけだと思う。
私には実はこだわる理由があったのだが、今となってはもう
「集積したコンテンツをブログなどに置き換えるのが面倒だ」
という理由が主になっている。
harurinさんにはどういう理由があったのか、一度機会があったら伺ってみたいと思っていたのだがその機会は永遠に失われてしまった。


私がいい加減な思いつきで言い出した「勝手にMacオンラインウエア情報サイト共闘」という情報サイトコロニーなんてヨタにも快くつきあってくれて、「うむらうす」の「ハル」さんが作ってくれた共闘サイトの横断的な検索パーツなんかもWoodenshipsに貼っていただいた。
結局私は思いついただけで何もしなかったが、こうした検索パーツを開発していただいた「ハル」さん初め何人かの皆さんやharurinさんのように快くこの検索パーツを採用していただいた皆さんによって、なんとなくこういうものが形になった。

またその時に

「私も毎日大量に発表されるアプリの紹介に手が回りきっていないということは常々感じている」

ということもコメントされていた。
これがharurinさんに励まされた2度目なのかもしれない。
しかし、このコメントはharurinさんのサイトを運営する動機に深くかかわったコメントだということが後にわかった。


私のサイトとharurinさんのサイトは文体や性格的には正反対かもしれない。
口が悪くて悪態もつくし、喧嘩を売られたら定価で買う私とは好対照に、harurinさんは物事をくさすということをしなかったし、harurinさんのサイトで何かに悪態をついている文章を読んだことが無い。

harurinさんの人柄の温かさを感じることが多かった。

口が悪くて、ケンカもするが私もサイトを運営していく上で、原則にしていることがある。
それはアプリのレビューについては(映画などのレビューも同様だが)
「くさすだけの内容のレビューは書かない」
という原則だった。
勿論企業製の製品版のソフトはこの限りでは無い。
しかしアマチュアのあるいはプロであっても基本的にはボランタリな理由で公開されている、フリーウエア、シェアウエア、そういうものはけなすだけだったら取り上げないということをここでは原則にしてきた。

それは気に入らないアプリを「出来が悪い」なんて批判することは単に時間のムダで、取り上げるべきアプリは大量に積み残しているのにそういう批判に時間を費やしているのが惜しいと思ったからだ。
これもどこかで書いたが、私の場合
「こんなアプリは使い物にならない」
なんて情報よりも
「これは使えるすばらしいアプリだ」
という情報の方が遥かに受け手として役に立つと思っているから、そういう情報しか書かないということは堅く自分に律していることだ。

アプリのテストをしている時も必ずどこか褒めることができる部分は無いかと思って探している。
もし褒める部分が全くない時には、たとえテストが完了していてもそのアプリはレビューでは取り上げないことにしている。
だから私の場合実際にはここに書いているよりももっと多くのアプリをテストしている。
ただ最近はハズレを引くことは本当に少なくなったが。


harurinさんも

「アプリのレビューは褒めるコメントしか書かない」

とどこかに書いておられたのは我が意を得たりと思った。
ちょうど私が今年の始めに自分のサイトの閉鎖を考えていた頃だったと思う。

我が意を得たりと思ったが、しかしよく読むとharurinさんと私との意図には実は根源の部分で大きな違いがあることがわかった。
私はあくまでユーザとして、アプリの情報の受け手の立場からすべてを見ていた。
私自身がかつて受け手であり、受け手として不便な思いをしていたからレビューサイトを始めたという動機が有ったからだ。

ところがharurinさんはアプリの作者さんの立場に立って全てレビューなどを書いておられたのだ。
せっかくコードを書いたのに情報発信力がないオンラインウエア作者さんのために、そのアプリを紹介する・・・これがWoodenshipsの趣旨だったのだ。

harurinさんのメッセージは常にオンラインウエア作者さんへの応援だったというのだ。

だからharurinさんのレビューには作者さんへの愛を感じられるものが多かったと感じたのはそういうことだったのだ。

結果的に出てきた原則はよく似ていたが、根源の動機の部分ではharurinさんと私とでは視点が180度違った。
こういう見方,考え方があるのだというのも私がharurinさんから学んだことだ。
実のところ今年年初のサイト閉鎖を思いとどまったのは、このharurinさんの動機を知ったからかもしれない。

これがharurinさんに励まされた3度目かもしれない。


結局は私とharurinさんの接点は、同じようなサイトを運営するサイト管理者というだけで面識も無い。
それどころかメールのやり取りを親密にしていたわけでもない。
だから上記に書いたような「harurinさんに励まされた」なんて思いは私が勝手に思っているだけで、先方は何とも思っていなかったかもしれない。

それだけの淡い関係なのに、昨夕harurinさんの訃報に接して、自分でも抑えられないくらい思いが乱れた。
その理由は何なのかつらつら思い出してみたら、そういうことだった。


通常ならここで「謹んで冥福をお祈りしたい」というような文句で締めるのが慣例なのだろう。
けど、こうした様々な事情が有って、Woodenshipsは私にとってはただ単に
「たくさんあるMac系サイトのひとつ」
というような位置づけではない。
だから私としてはharurinさんの記憶を風化させたくない。
簡単に「過ぎ去ってしまった人」にしたくないと思っている。
だからあえて「お疲れさまでした、ゆっくりお休みください」なんてコメントは書かない。
共闘サイトとしてこれからも一定の位置を占めてくれるものと思っていた。
最近更新が止まっていたのでどうしたのかなとは思っていたが、こういうことになるとは思いもしていなかったので今本当に心細い思いをしている。

harurinさんももっとWoodenshipsの更新を続けたいという思いを残してしまったに違いない。
残念だ。
私が今いえることはこれだけだ。


なんだか、本当にまとまりのない文章になってしまったがしかたがない。
とりあえず今の私の思いをぶちまけただけの文章だから、読みづらいのは勘弁してもらいたい。



2007 年 10 月 25 日





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CleaningBomb Colored
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

フォルダの中の全てのファイルなどを起動すると一気にゴミ箱に吹き飛ばす爆弾アプリ。

これを片付けをしたいディレクトリに入れてアプリ本体をクリックして起動すると、そこにあるものは全てゴミ箱行きになり、後にいくつのファイルをゴミ箱に吹き飛ばしたか表示するシンプルきわまりないお掃除ソフト。

これはオリジナルが白一色だったのが、掃除するごとに色を変えたいというというワガママな人のために5色のカラーバリエーションなのだという。
デスクトップで起動させるとデスクトップを綺麗に片付けちゃったりしてくれるから要注意だ。
いきなり削除まではしないからちょっと安心といえばいえるが。

これは実はWoodenshipsのharurinさんの情報を収集していた時に、作者の「Nitram+Nunca」さんのサイトで見つけた。
多分サイトのリニューアルに伴って非公開になっていたのだろうけど、このアプリが「Nitram+Nunca」の最初にWoodenshipsで取り上げられたアプリになり、お二人の縁の始まりになったと書いておられる。

アプリ自体は4年前のものだが、そういう因縁のものらしいし面白いと思ったので紹介させていただいた。






CleaningBomb Coloredのカラーは五色
使うディレクトリによって、気分で色を使い分けたいという
意味不明なおしゃれさんにはうってつけだ





掃除したいフォルダに入れて起動するといくつファイルを
「ゴミ箱にぶっ飛ばした」か表示してくれる






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LiquidMac
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

SMS(Sudden Motion Sensor)を使ってデスクトップに流体を表示するアプリ。
起動すると設定画面が現れて、ここで流体の粒子の数,細かさ、色合いなどを決める。
後はメニューコマンドからフルスクリーン表示ができる。
フルスクリーン表示はコマンド+Fキーでも入れる。
抜ける時は同じキーをもう一度叩く。

流体(粉体)の動きはSMSに影響される。
つまりiBookなどのモバイルを使っているなら、Macを持ち上げるたびにその揺れが変化する。
そのゆらゆら揺れるスクリーンを眺めて途方に暮れるのがこのアプリの正しい鑑賞態度だ。






LiquidMacの青く揺れる美しい流体は粒子の数を変えてその精度を上げることができる
あまり増やすとグラフィックが重くなってしまうので程よいところを探してフルスクリーン表示





また粒子表示にすると水中で揺れるアネモネのようなイメージになるのが面白い






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Anémona
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

画面にゆらゆら揺れるアネモネのようなイソギンチャクのような粒子模様を描くスクリーンセーバ

上記LiquidMacのSMS機能を外し粒子の輪郭がはっきりしている方の設定だけを活かしたスクリーンセーバモジュール。
なのでMacを持ち上げて傾けても変化は起きない。
これも熱帯魚の水槽を見惚けるように呆然と眺めるのが正しい鑑賞態度だ。






Anémonaの美しいセーバ画面
青い粒子が余韻を残してイソギンチャクの触手のように怪しく揺れる






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Application Name
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

システムバンドルのアプリの日本語にローカライズされた名前を英語に戻したり日本語に戻したりできるアプリ化されたスクリプト。

OSXはユーザ領域のディレクトリやシステムバンドルのアプリケーション名をローカライズされた名前で表示できるようになった。
ライブラリだったりピクチャーだったり、あるいはアドレスブックターミナルという具合だ。

日本語でOSを使いたいという強い信念を持っている人はそれでもいいと思うが、これは英語表記が便利だと思っている人には障害になってきた。
Pantherまでは拡張子を表示する設定に変更すると、これらも英語表示になっていたが、Tigerからは設定変更だけでは表示を変えられなくなった。


これがなにが不便かというとテキストエディットを探す時にテキストエディットだったかTextEditだったかいちいち考えなくてはいけないという問題もある。 さらにFinderにはリスト表示やカラム表示をしている時にアルファベットキーを打つだけでファイルネームで一発で呼び出せるという便利な機能があるのだが、この機能の障害にもなるという問題がある。

Finderでアプリケーションフォルダを開いている時にS、Aとキーを打てば一発でSafariが呼び出せる。

これはアプリケーションフォルダに何百もの項目が並んでいる私のようなユーザには大変便利な機能なのだが、ここでアドレスブックターミナルを呼び出す時には本当にイライラしてしまう。
TerminalならU、Tと打って一発でUtilitiesフォルダに入ってT、E、Rとでも打てば速攻でたどり着くのだが、日本語表示になっているとこうはいかない。

そこでこのApplication Nameというスクリプトを起動して、バンドルソフトの表示したい言語を選ぶだけで、自動的に再ログインを促されて、再ログイン後は英語に変更されている。
実際には作業に結構待たされるが気長に待ってもらいたい。

このスクリプトを再度起動して日本語を選択すれば再び日本語に戻すことができる。
またこの影響を受けるのはシステムバンドルのソフトだけだ。

姉妹アプリのFolder Nameと一緒に使えば、上記のようにアプリケーションフォルダ階層からキーを4つか5つ打つだけで一気にTerminalにたどり着くというような便利な使い方ができる。


例によってシステムバンドルソフトの中身をいじるので使用は自己責任で行ってもらいたい。
問題が起きた場合はそれぞれのソフトのバンドルを開いて設定を直すということになると思うが、そういう覚悟がない、思い通りにならなかったら「どうしてくれるんだ!」なんてねじ込んでくるような御仁に対して、私も作者さんもどういう種類の補償もできないし、そういう御仁はこういう情報をを利用するべきではない。
しかしそうではない人たちにとっては、これは小粒ながらぴりりと便利なスクリプトだと思う。






カタカナ表示のアドレスブックはこの通り英語のリストの後に表示される
アプリ名が日本語か英語かはっきり覚えてないアプリの場合は探しまわってしまうことになる
事実Tigerに移行した当時私はアドレスブックを探しまわってイライラしていた





Application Nameを起動した時のタグ
英語か日本語か何もしないかの3つしかボタンがないので使い方では迷いようがない





英語を選択して指示通り再ログインするとこの通り
アドレスブックAddress Bookになってリストの上の方に戻ってきた





ターミナルはこのとおりTerminal
これでT、E、Rキーを打って一発で呼び出すという小技が使えるようになる
Folder Nameと併用すればFinderの使い勝手が飛躍的に向上する





システムバンドル以外の後からインストールしたアプリはこの通り影響を受けない
昼の歌謡曲Daytime popular songに変わったら面白かったがそうはならない


2007 年 10 月 26 日





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Cover Version v1.6
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 Windows2000~XP対応

iTunesビジュアルプラグインのCover Versionの新バージョン。

前はジャケットアートを3Dのキューブのようなグラフィックで表示するシンプルなビジュアライザーだった。
しかしジャケットアートはプレインに表示する方式に変更されて、そのかわり歌詞を表示するようになった。

可視はスクロールするわけでもなくこれもシンプルに表示されるが、ジャケットアートが最初出てそれがやや暗転してかしが出てくるというタイミングがなかなか絶妙な演出だ。
大抵の曲はイントロの長さが20~30秒くらいだから、歌い出しの頃に歌詞が出てくる感じだ。

ところで最初これをインストールした時にiTunesはクラッシュしてしまった。
何度やってもクラッシュするので再現性は高いと思うが、これは要は旧バージョンのCover Versionv.1.0とコンフリクトしているのが原因だとわかった。

旧バージョンはアンインストールしてテストしているつもりだったが、
"~/Library/iTunes/iTunes Plug-ins/CoverVersion.bundle"
は削除したものの
"/Library/iTunes/iTunes Plug-ins/"
にも同じものが残っているのに気がつかなかった。

最近ここを整理していなかったのでこんなところに旧バージョンが残ってることに気がつかなかったが、両方を使っている人は注意した方が良い。

ここでしばらくiTunesのビジュアライザのテストをしていなかったのでiTunesもメジャーバージョンアップしたことだし、一通り表示して見ることにした。

案の定、DockArtが表示できないとかの問題が起きた。
またJumping Steveを表示した後で Jacketを表示すると背景色の表示がおかしくなったり、 GasLightを起動したらいきなり、真っ黒のフルスクリーン表示に落ちてしまいiTunesがクラッシュしてしまった。
システムは動いているようだが、この黒画面から脱出することができなくなったので、残念ながら強制再起動するしかなくなった。

DockArtJumping Steveをアンインストールした後は問題なく動いているので、組み合わせでこの問題は解決できるようだ。






Cover Versionのビジュアルのスタイルが変わった
ジャケットアートを表示してしばらくしたらジャケットはフェードし手歌詞が表示される
カラオケの練習用?





ただ歌詞が長大だとこのような表示になって何も読めなくなるので
カラオケの練習用に使う人は歌詞を多少レイアウトした方がいいかも






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TranceVib
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

こちらはアルバムタイトル、アーティスト名,曲名、そして歌詞をテキストで表示するシンプルなiTunesビジュアルプラグイン。

機能としては歌詞を表示するというだけだが、これがなかなかその単機能に関しては作り込んである。
歌詞は長大なものでもスクロールして表示されるので読めないということはないと思う。
勿論mp3などのID3レイヤーに書き込んであるものを読み出すし、本体のmp3と同じディレクトリに.txt形式で置いておいてもちゃんと読み込む。
このID3、テキストデータの歌詞は曲の長さに合わせてスクロールスピードが決まるようだが、表示領域が広いのでそれでも不便は感じないだろう。
さらに.kraというカラオケテキストデータならタイムコードで歌詞を完全に歌の進行にシンクロさせることもできる。

こうなると、この.kraファイルを簡単に書き出しができるアプリが欲しいところだ。これはちょっとリサーチしてみよう。
iTunesを使ってカラオケの練習をしたいという人にはお勧めできる。






TranceVibは歌詞を表示するビジュアライザー
その機能に特化しているのでカラオケの練習をしたいというニーズの人には一番はまる





オリジナルのmp3と同じディレクトリに同じファイル名で歌詞カードを置く
テキスト形式はは.txtか.kraでその歌詞を表示できる


2007 年 10 月 30 日





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WindowDragon
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

ウインドウの移動をタイトルバー以外のところをドラッグしてもできたり、複数のウインドウを一度に移動できたり右下隅以外の場所をドラッグしてもウインドウサイズを変更できるなどの機能を実現したアプリケーションエンハンサープラグイン。

世間はOS10.5Leopardの話題で盛り上がっているが、早速インストールした人々からいろいろ不具合情報も聞こえてくる。
例えばやはりinput managerは機能しないとか、SIMBLはインストールし直さないと。上書きインストールではちゃんと動かないとか一部バージョンでは動かないなどの情報も聞こえてくる。
その類いの情報で、Application Enhancerが動かないとか、APEを入れていると青画面のままでいつまでもログインできないとかの不具合も報告されているらしい。

こちらは太平楽のOS10.4Tigerなので何ら問題なくAPEも使えているのでこんな時期にAPEのプラグインを紹介しているわけだ。

OSXのウインドウシステムでなにが不便かというとタイトルバー以外の場所はドラッグして移動ができないというのがある。
これはOS9でも一緒だったのではないかという気もするが、確かに言われてみれば不便な仕様ではある。

このWindowDragonはデフォルトで、ウインドウの枠のどの部分をつかんでも移動できるようになる。
デスクトップがウインドウだらけになる人はいつもタイトルバーが見えているわけでもないので、この機能は便利に違いない。
ウインドウ下のバーをつかんでも移動ができるというのは単に便利なだけでなく、UIの不具合でタイトルバーがメニューバーの後ろの隠れてしまった場合でも、下をつかんで引き出すことができるのでトラブルの対処にも役に立つ。

(追記=「さくら」さんよりBBSでご指摘をいただいたが、タイトルバーを掴まないとドラッグできないというのは古い仕様で、少なくともOS10.4Tigerではタイトルバー以外の場所を掴んでもウインドウをドラッグできることを知った。いつの間にこういう仕様になったのか知らなかったが、今のOSはWindowDragonを使わなくてもこれはできる。思い込みというのは怖いもので、私はてっきりできないと信じ込んでいたがここで訂正を入れたい。以下の機能はWindowDragonの独自の機能となる)


またこのWindowDragonは他の機能として、ウインドウのリサイズの場合右下隅以外の場所をドラッグしてもサイズを変更できるという機能も追加できる。
実際のところOSXではこの右下隅の三角のシボになっている部分を正確につかまないとウインドウサイズを変更できないというのが、私のようなおおざっぱな性格の人間には使いづらい。
どこでも適当なところをつかんでサイズ変更できれば便利には違いない。
ただしウインドウの移動と操作を区別するために、装飾キーは設定する必要がある。
私はoptionキーを設定した。

もうひとつ便利な機能は、複数のウインドウを一気に移動できるというもの。
私の場合Finderなどでいくつも同時にウインドウを開きまくるということが多い。
それぞれ意味があって開いているのだが、デスクトップに用がある時などにちょっとだけ横にどいててくれると楽だ。
しかし、ひとつずつ移動するくらいなら閉じた方が話が早い。
それならこのWindowDragonを使えば、ひとつのアプリで開いたいくつものウインドウを一気に移動することができる。
たとえばFinderのウインドウを移動したいなら、Finderをアクティブにして、そのうちのひとつのウインドウをつかんで移動すればいい。
私の場合はこの場合の装飾キーは、コマンドキーにした。

またこの「Drag All」の操作中、つまり私の場合コマンドキーを押している間はウインドウの枠だけでなくウインドウの中身をつかんでも移動できる。
ますます私のようなおおざっぱな奴向けの操作感になるわけだ。

使い勝手がますからこれは、インストールしておいて損は無いと思う。






WindowDragonApplication Enhancer内の設定画面
インストールにはApplication Enhancerが必要だ





アクティブにするとウインドウの下などをつかんでウインドウの
移動ができるというのがこのWindowDragonの基本機能だったが
最近のOSXではこれはデフォルトでできるようになっている(私も知らなかったが)
ただウインドウの枠のどこを掴んでもリサイズができるという追加機能は便利だ





さらにこの二つの場所に装飾キーを設定するともっと便利なことになる
真ん中の「Resize Anywhere」はウインドウのどこを掴んでもサイズを変更できる
下の「Drag All」はひとつのアプリで開いた複数のウインドウを一気に移動できる
私はそれぞれoptionキーとコマンドキーを割り当てた





こんな感じでたくさんウインドウが開いていても一気に隅っこに移動できるしすぐ戻せる
またこの「Drag All」操作中はウインドウの枠だけでなく中身を掴んでも移動できる






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HotService
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

OSXの目玉機能のひとつであるサービスメニューをメニューバーに表示して一段操作を容易にするインプットマネージャープラグイン。

サービスメニューをコンテクストメニューに表示したり、メニューバーに表示したりその他もろもろの機能を持ったICeCoffEEというプラグインについては紹介したばかりだが、そんなにたくさん機能は要らない、メニューバーにサービスメニューだけ表示してくれれば充分だという向きには、こういうものもある。

使い方は実に簡単で解凍後にできるHotServiceというフォルダごと
"~/Library/InputManagers/"
に移動すれば、それ以降に起動したCocoaアプリには全てメニューに「サービス」「Services」というメニューが見えているはずだ。

ただしLeopardはinput managerのプラグインという考え方自体が廃止になってしまったようで、おそらくこの手のプラグインはLeopard以降では使えない。
Leopard祭り真っ盛りの時に、そういうものを紹介するのもなんだが注意は必要だ。






HotServiceをインストール後起動したCocoaアプリには「サービスメニュー」が現れる
アプリケーションメニューからのプルダウンよりも一段操作が速く便利になる筈だ






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旧RSSの配信を明日で停止します

かねてからの予告通り、旧RSSの配信を明日の更新分を最後に終了します。
これはGeoCitiesに上げているログをMyRSSサービスに読み込ませているものを配信していましたが、GeoCitiesのサーバは結局今に至るもファイルが紛失する、FTPクライアントでのアップロードに失敗するなどの問題が解決しておらず、ファイルが紛失したまま放置しておくとRSSのリストが壊れてしまうなど、大変な迷惑を被っていました。
今回の移転を機会にGeoとは完全に縁を切ろうと思っていたのですが、やっとそれが実現しました。
明後日の11月1日以降は現在のトップページなどに置いている新しいURLのRSSのみ更新しますので、ご登録いただいている皆さんは登録を変更いただくよう再度お願いします。



2007 年 10 月 31 日





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Noise
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

デスクトップに常駐して潮騒の音のようなピンクノイズをジェネレイトするアプリ。

というか正確にはただ単にピンクノイズなのだが、この音量をちょっと絞り気味にして鳴らしていると、遠鳴りする潮騒のように聞こえないこともないから不思議だ。
ピンクノイズとは音圧が周波数に反比例している音型であり、バックグラウンドノイズを遮断して集中力を高める作用があると作者サイトににも書かれている。
ひところ話題になっていた1/fゆらぎという奴だ。

これを鳴らしていたら、「惑星ソラリス」という古い映画で、宇宙の果ての孤立したステーションで未知の生命を研究している研究者が、エアダクトの吹き出し口にささらに切った紙を貼付けて
「こうするとこずえが風にざわめく音に聞こえて安心するのだよ」
といっていたシーンを思い出した。
人間というのは心細くなると、こういう自然の音に擬した音を聞いて安心したくなるのかもしれない。
そういう精神状態の時には役に立つアプリかもしれないということだ。






Noiseのコントローラはアクティブな時だけ現れて後は消えている
そのフェイスも使い方に迷いようがないくらいシンプルだ






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xProcess
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

プロセスを表示したり、カーネルやサーバリストを表示したり、さらにメニューアイコンから稼働中のプロセスを表示したり、そこからプロセスを終了したりなどができるメニューエクストラ。

xProcess(クロスプロセス)というのは、写真の用語でそういうのが有ったような気がする。
ちょっと記憶が曖昧。
だからアプリ名の意味は不明だが、この気になるアイコンはメニューバーアイコンを見てナットク。
クロスプロセスだから「xP」というアイコンが現れている。
というだけで別にWindowsとは関係はないようだ。

いろいろできるのだがやはり一番役に立ちそうな使い方はCPUやメモリを占拠しているプロセスを調べて、それが不正なプロセスなら強制終了させるという機能だろう。
メニューからプルダウンで見えるプロセスのリストはPID(プロセスID)、CPU占拠量、メモリ占拠量でソートして表示できる。
さらにリストのプロセスを選択してそこで右クリックをするだけで、プロセスを終了できる。

さらに重篤なシチュエーションの場合は、普段は隠しているプロセスをも表示できる。
これは主にシステムが使っているプロセスだ。
何かの状態から脱出できなくなったというようなおかしな状態の時に、原因を突き止める役に立つと思う。






xProcessのアプリとしての主画面はこちら
これは起動中のプロセスのリストを表示している





ここではカーネルのバージョンなども調べることができる





ネットワークサーバなどの接続状況も見える
クライアントも見えるような構成になっているが
そのまま落ちたりするのでその機能は使うことをお勧めしない





問題なのはこのメニューエクストラとしてメニューバーに常駐している方の機能だ
ここでプロセスを探して右クリックをすればそのプロセスを終了させることができる





さらに「All Processes」にチェックを入れるとシステムが使用している隠されたプロセスも現れる
これで問題ある挙動をしているプロセスを探し出すこともできるかも





またPID、CPU占拠順,メモリ占拠順でソートして表示することもできる
何かがCPUを占拠してフルアップしている状態から抜け出せない時には
これで異常な挙動をしているプロセスを探し出すことができる






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Los Disneys
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 Windows2000~XP対応

2015年,要塞化されたフロリダディズニーランドに特殊部隊員として潜入し敵工作員を殲滅するという一人称シューティングゲーム。

先日アメリカのバイアコムというキッズアニメ番組供給社の担当と話をしていて面白い話を聞いた。
今や日本語の「カワイイ」は世界共通語になりつつあるが、それはこの言葉が正確には英訳できないからだという。
子供が可愛いという場合はprettyで良いのだが、OLさんがグロテスクなキャラクターのぬいぐるみを「カワイイ!」なんていって買う時の使い方はprettyでは意味が合わないそうだ。
そういう時はcuteがニュアンス的には近いとネーティブの担当者は言っていた。

もっとわかりにくいのは「ヲタク」「ヤオイ」という言葉で、これも英語になりつつあるがあえて無理矢理訳すならgeekということになるらしい。
それでは「カワイイ」「ヲタク」文化がアメリカには全く無いかというとそんなことはなくて、アメリカにもちゃんとgeekはいる。
というよりもgeekの本場はアメリカか。

このシューティングゲームはディズニーファンの年配の方や、ディズニーマニアのお嬢ちゃんたちには非常な不快感を与えるに違いない。でもそういうものに「グロカワイイ」設定で世界観を作ってしまうのがgeekの面目躍如という感じがしないでもない。

ゲーム自体はどちらかというとちょっと単調なゲームなのだが、ゾンビみたいなミッキーマウスや観光客を装った敵工作員を次々とぶっ飛ばすことでひたすらストレス解消するというのが、これまたどちらかというとアメリカ人好みなのかもしれない。






スクリーンキャプチャーが上手く撮れなかったのでフォーラムサイトの画像で容赦願いたい
これはLos Disneysのアートワークのひとつなのだがこれがこのゲームの世界観を表している
2015年、フロリダのディズニーランドは敵工作員によって占拠され要塞化されている
そこにいるミッキーマウスやグーフィーの着ぐるみが可愛いからと油断してはならない
これは敵工作員の変装なのだ





そこで君の指名だがディズニーランドに潜入し銃並びにげんこつで敵工作員をひたすら殺しまくること
ここではアロハシャツを着て首からカメラを提げた能天気な観光客やミッキーの耳をつけたガキも
全て敵工作員なので注意を要する





デイジーダックが可愛いからといって容赦をしてはならない
油断して君もしくは君のメンバーが捕えられあるいは殺されても
当局は一切関知しないからそのつもりで
しかし「イッツアスモールワールド」でアリスに囲まれた時の恐怖はすごいものがある
不快感を抱く人もいるだろうがgeekの面目躍如という感じもしないでもない





開発者はこういうお方
もう見るからにアブナそう






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こちら地球街(GeoCities)。以上をもって全ての交信を終了する

告知通りこのRSS配信をもって、GeoCities依存の旧RSSの配信を終了します。
まだ新URLを登録いただいていない皆さんは、新しいURLを再登録ください。
こちらジオ,以上をもって全ての配信を終了します。









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