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OSXのtips6-19

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。

anchor

新MacBook Air用45W電源アダプタは2009MIDモデルのMacBook Proに使えるか…使えなくはないがやはり正しいアダプタを選択しましょう…

当方使用のMacBook Proは2009年MIDモデルの13インチであることはここにたびたび書いた。
もう7年落ちの「ビンテージモデル」なので、いい加減更新したいところなのだがその話題はいずれ別の機会に。

MacBook ProやMacBook AirなどのモバイルノートのMacにはACアダプターが付属しているが、これがどのモデルにはどのタイプの電源アダプターが合うのかの詳細記事は以下に詳しく解説されている。
Mac ノートブックの正しい電源アダプタとケーブルを確認する〜Apple サポート

このサポートページによればMacBook Pro 2009MIDモデル13inchに適合するアダプターは
60W MagSafe 電源アダプタ (T 字コネクタ付き)
ということになる。





これがMacBook Pro 2009MIDモデル13inchに適合するアダプター
60W MagSafe 電源アダプタ (T 字コネクタ付き)(Appleサポートページより)


電源アダプターが壊れたり紛失した時にはこのリストに従って適合したアダプターを購入せよということになる。

ところがMacBook Proの付属の60Wはすでに壊れてしまい、その前から持っていた85Wを使用していた。

さらに事情が発生して、これをちょっと出先で忘れてしまったため、手元に知り合いからもらったMacBook Air用の45Wしか手元にない状態になった。
まあ正規品の60Wを購入すればいいのだが、この45WはMacBook Proで使用できるのか知りたくなった。
(85Wがすぐ戻ってくるのの60W購入でお金を使いたくなかったということもある)

そこでこんな計算をしている人をサポートコミュニティのページで見つけた。
ACアダプタ電力容量について〜公式 Apple サポートコミュニティ





普段使用しているのはMacBook Pro17インチ用のゴツイ85Wで、
13インチ2009MIDモデルのMacBook Proにはオーバースペックで持ち歩くには多少重い
お知り合いがMacBook Airを使いきれないので売っぱらってしまったが
電源アダプターが手元に残ったのでとくれたものが手元にあったので使ってみた
45Wの電源アダプターは重量は85Wの半分以下で軽い
できればこちらを持ち歩き用に使いたいのだがどうだろうか
テストしてみた




Macのスペックのうち実消費電力の数値は公表されていないが
上記リンクのコミュニティの人は消費電力を概算で算出してくれていた
MacBook Proの13インチ2009モデルの消費電力はリストにないが
13インチ2012モデルと極端に変わらないはずなので参考にした
これによるともちろん推奨は60Wなのだが最大消費電力は43Wなので
MacBook Airの45Wアダプターは使えないこともない
しかし実際にはクロックダウンを防ぐためにバッテリーの電力を
併用するのではないかという指摘が上記ページにあった
実際にエンコードなどの負荷をかけてみたところ指摘の通り電源アダプターが
つながっているにもかかわらずバッテリーをじわじわと使用している


結論からいうと消費電力43W前後のMacBook Proに45WのMacBook Air用MagSafe電源アダプターは使用できないことはない。
ただしフルアップすると電力不足気味になってバッテリーの電源も拝借することになる。
なのでやはり正規の60W電源アダプターを使用するのが吉ということになる。

出先でメールを読んだりWebを見る程度ならCPUがフルアップすることはまずないので、この組み合わせの使い方もありえないこともないかもしれない。

少し気になるのは、電力不足になるとドライブに悪影響はないかという点だ。
以前東芝のハイブリッドドライブを使用した時にMacBook Proでは次々故障を起こしてしまうという検証結果を書いた。
今度はMac miniの外付けドライブとして使っていた東芝のハイブリッドドライブがまたもや2ヶ月で死んだ…さすがに鈍い私でもこれはハード相性問題を疑わざるを得ない…
結論〜MacでSSHDを使うならSeagateにしなはれ〜120日を経過した検証にパス・それと東芝のSSDに関して若干噂など…

これの原因がどうも東芝のドライブがMacの正規品やSeagate製品よりも消費電力が大きかったせいではないかと最近思い始めている。

これは定格の供給電力の問題だから、今回の電源アダプターの話とは違うのかもしれないが電力不足はひょっとしたらドライブに悪い影響があるのかもね。
そう考えるとやはりメーカー推奨の適合品を使えという結論になるのかもしれない。
使えないこともないが。




2017年12月12日









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Webサーバーとして長年働いてくれたiBook G4についにSMARTアラートが点灯〜ディスク交換が必要なのだがIDEディスク事情にビックリ

初代iBook DualUSB、Mac mini G4に次いで3代目のWebサーバーとして4年ほど稼働していたiBook G4だが稼働4年目で内蔵ディスクからSMARTエラーが出てきた。

このiBookをWebサーバーとして使用し始めた経緯はこちら。
Webサーバ今回は157日で落ちる〜Mac mini/G4で立てたWebサーバーはどうやらハード障害でお亡くなりになったようなので3代目・iBook G4に引き継いだ

問題はSMARTが出始めてから実際に内蔵ディスクが死ぬまでの期間だが、予想は不可能とのことだ。
詳細は以下。
ハードディスクを長生きさせる方法/死亡の予兆の見分け方〜は結局都市伝説の一種だった

しかし一度SMARTでfatalエラーを出したディスクは取り出して再利用しても結局死ぬ。
その経緯はこちら。
先日SMARTエラーが出たMac miniサーバーの1TBディスクは…やっぱり死んだ…SMARTを侮っちゃいかんと学んだ(2回目)〜MacBook Proデフォの250GBに起動ボリュームをコピー〜<追記>なめんなよ(3回目)

結局エラーが出たディスクは交換しないといけないということだ。
問題はそのディスクをどうするかということだ。





とりあえず我が家の屋内機器構成
もう幹線にWi-Fiを使用しているのでアイコンが並んでいるだけのわけわからない図になっているが
問題は右下のWebサーバーになっているiBook G4




問題のブツはこちら
ふてぶてしい面構えだ




このサーバーの下には各種ストレージ、RAIDディスクがうず高く積み上げられている
これをメイン機のMacBook Proでバックアップを取ったりしていたが
いちいちケーブルを繋がないとバックアップを取れないのが煩わしかったので
iBook G4に繋いでファイルサーバーを兼用しようとした




そしてそれは実は4年前に失敗しているのを思い出したが今回も同じ失敗をした
全く学習しない奴!…
それはいいのだがそのストレージの健康診断をしていて
気がついたのだがiBookの内蔵ディスクがエラーを出している
ディスクユーティリティの診断ではfatalなSMARTエラーとのこと
近日中にディスクお亡くなりになる可能性大ということだ


ということでディスクを交換するのだが、iBook G4は2004年だか2005年だかに導入したMacでスペックを調べたらディスクのインターフェイスはIDEだった。
今時IDEの交換ディスクなんか売っているのか検索してみたら、売っていることは売っているが64GBの交換ディスクが4〜5万円というところが今の相場だった。

2.5インチのSATAディスクが2TBでも1〜2万円程度で売っているこのご時世に64GBがよんまんえん!

もう在庫があるだけということなのかもしれない。
サービスエンド品は価格がどんどん上昇するのは世の理(ことわり)だから仕方がない。

しかし4万円も出すんならIntel/Mac mini中古を購入したほうがいいんじゃないか…
という悪魔のささやきには耳を貸さず、このG4をなんとかしたい…実は8000円ぐらいでIDE64GBを入手できる経路も見つけていたのだが、どうせやるんならSSD化したい…やったらどうなるのか興味が湧いてきた。
そこで以下の様なものをAMAZONさんで発注した。





SSDカードをIDEにマウントするSSD IDE変換アダプター KRHK-MSATA/I9を購入した




それとセットでTranscend SSD 64GBも購入
PowerPCのG4にSSDが意味があるのかないのか劇速になったという話も聞くが
G4自体がボトルネックという気がするし何よりサーバーに劇速は意味があるのかという問題もあるが
どうせHDDの特別価格でも8000円するなら一度試してみたい…という技術的興味で購入することにした
果たしてどうなることやら…結果は後日リポート



2018年2月13日



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以前予告していたPowerPCのiBook G4をSSD化した結果…あっさり認識して爆速とはいわないまでもかなりの高速化を実現…したのはいいがその後が大変だった…

先日予告した通り、自宅でWebサーバーとして余生を過ごしているiBook G4の内蔵ハードディスクがFatalエラーとか言い出して、どうもあまり具合が良くないようなのでディスクを交換することにした。

そしてハードディスクはIDEの製品がほとんど型落ち品になっている関係で、64GBのディスクが数万円とビックリするような値段になっているため逆に値段が下がってきているSSDに交換することにした。

とはいえSSDはSATAの形に成形してあるものか、むき出しのSSDはmSATAというインターフェイスになっているため、このmSATAをIDEに変換するアダプターを一緒に購入した。
玄人志向 セレクトシリーズ mSATA SSD IDE変換アダプター KRHK-MSATA/I9

Transcend SSD 64GB mSATA3 6Gb/s 3年保証 TS64GMSA370

この2アイテム合わせて8900円也…というところだから選択の余地はない。

心配なのはSSDをアダプター経由で挿入してPowerPCのMacですんなり認識してくれるのか…ということだったが…すんなり認識した。
IntelMacにすっかり慣れてしまってG4のMacの反応の遅さに我慢しきれなくなっていたが、PowerPCはこの方法で蘇らせることができるかもしれない。





今回購入したのはこの2品
SSDのカード「Transcend SSD 64GB」とこのカードをIDEのハードディスクベイに
マウントする「玄人志向 セレクトシリーズ mSATA SSD IDE変換アダプター」




玄人志向と名乗るアダプターにメモリードライブを載せてみた
作業時間はしめて5秒




しかしこれをiBookに入れるには残念ながら5秒では済まない
例によってこちらのページで紹介したMac分解サイトを参考に
自分でメモしたはまりポイントメモを見ながらはまらないように
分解したがやっぱりiBookの分解は一筋縄ではいかない
バッテリーベイのネジが片方やけに硬くなってネジをなめてしまった
インチネジの上に見た目では精密ドライバーの何番かがわかりにくいためにシクッたようだ




トラックパッドケーブル、スピーカーケーブルを外して本体上部ケースを外したところ
下部ケースを外してキーボードを外しメモリベイの固定ネジをクリアして上部ケースを外し
その下のアルミ保護板をシャーシから外してやっとハードディスクベイにコンタクトできる
底板を外すだけでディスクベイにコンタクトできるMacBook Proと比べると超めんどくさい
これでもiBook DualUSBに比べればとても簡略化されたのだが…




このアルミ保護板を外す段階でさらにはまった
なぜかリッドヒンジ近くの固定ネジが完全になめてしまい抜けなくなってしまった
ここで折り曲げればシャーシの中はいじれるので問題ないがこれは
完全に製造段階でネジのトルクを間違えていたんじゃないかと思う
こういうことがあると困るので組みたての時はネジをほどほどに締めて組み立てた
もう持ち歩くこともないのでこれで良いと考えた




やっとハードディスクにコンタクトできた
ディスクを抑えているリブをシャーシから外す




4本の耳を固定しているネジを抜けばディスクは簡単に外れる




このディスクの固定耳をSSDアダプターに付け替えてインターフェイスに
刺さっているインターフェイスのオスメスプラグもアダプターに付け替える




さらにSSDアダプターについているジャンパーピンを抜く
このピンはディスクをスレイブ、ケーブルモードで使用するための
モード変更用で内蔵起動ディスクとして使用する場合は必要ない




あと結構ホコリがある環境で使用しているので冷却ファンと
ダクト周りの埃が心配だったが開いてみると綺麗なものだった
MacBook Proと比べるとファンのトルクが全然違うせいかもしれない
一応掃除しておいた
1時間ほどで分解組立ができるかと踏んでいたが結局半日仕事になってしまった




起動ディスクとして取り出したハードディスクはmomobayのディスクケースに
入れてUSB接続したが起動ボリュームとして認識できない
ディスクをMacBook Proで修復すること数回、やっと起動ボリュームとして認識した




が、起動に失敗する
失敗した原因を追求するためにVerboseモードで
起動してどのプロセスで止まるか確認した




その結果ブートプロセスがsecuritydやいくつかのサービスを
待っているところでループしていることが判明
そして久しぶりのカーネルパニックを経験した
どうやら起動システムが壊れているという認識になっているようだ




懸念のSSDはPowerPCのMacでもあっさり認識したが本当の戦いはここから始まった
取り外したハードディスクからの起動に失敗したためインストールDVDで起動した
ところがここでもハードディスクが起動ボリュームとして見えない
インストールディスクから移行アシスタントで前の環境を復元できないか
と考えたが移行アシスタントはまずインストール後でないと使えない
久しぶりの作業なのでこんなことも忘れていた
とりあえずインストールして移行アシスタントを起動した結果…やっぱり認識できない




MacBook Proでは問題なく起動ボリュームとして認識できるので
ディスクユーティリティで別の外付けハードディスクに復元…したがこれも失敗した




一括復元ができないならCarbon Copy Clonerで部分的に復元して
iBookにコピーする方法を試したがこれも取り出したハードディスクの
マウントがすぐに外れてしまうトラブルでコピーにことごとく失敗した
どうやらSMARTのいう「Fatal Error」とは本当に深刻な状態だったようだ
あと数日我慢していたらiBookはディスクエラーで落ちていたかもしれない




結局iBook G4はほぼ一から設定しなおしとなった
前の環境を復元するためにユーザフォルダのライブラリの中の
Application SupportPreference、PreferencePaneだけを
ハードディスクから取り出してログオフしたiBookにネットワーク経由でドロップした
結局この原始的な方法が一番うまくいった




iBook G4のSystemInfoを開いてTranscend SSDの64GBが認識しているのを確認
実はG4で動くベンチマークアプリを探していたのだが
探しあぐねていたので数字で速度を示すことができない
印象としてはTigerの起動時間は半分ほどに短縮されている
爆速というほどではないがかなり速くなっているのは間違いない
特にアプリの起動が速くなっているのが特筆もの



2018年2月20日



anchor

iBookを再インストールしたらSSHで接続できなくなった〜RSA FingerPrintが違うというエラーが出て接続できなくなるのは第三者攻撃を防ぐ安全策・その打開法

PowerPCのiBook G4をSSD化した話には後日譚がつく。

といっても別にSSDが悪いわけではない。
SSDは極めて快調で、PowerPCのiBook G4はIntelMacに遜色ない…というのはかなり言い過ぎだがG4時代の遅さはかなり改善された。

特にアイコンジャンプ一回でアプリが起動する様は感動的ですらある。

それはいいのだがiBookをクリーンインストールした影響なのだろう。
SSHで接続できなくなってしまった。

このエラーは実はセキュリティのための安全措置で、SSHの接続をすると初回に遠隔操作される側からRSAキーをリモート側に渡される。
初回接続の時に確かにそういう警告が出る。
このキーが以前と違うキーだと「サーバーを詐称する別のデバイスによる第三者攻撃の危険性がある」としてこれを排除する。
要するにそういう詐称でパスワードや重要情報を抜き取るサイバー攻撃からクライアントを守るための防御策なのだが、サーバーを再インストールするともちろんこのキーも更新されてしまうのでSSH接続もできなくなってしまう。

この時にどうするかというと、簡単な方法があった。
こちら側のRSAフィンガープリントを削除すれば良いだけだ。





Webサーバーとして使用していたiBook G4は結局
クリーンインストールしたのでWebサイトも全部消えてしまった
そこでrsyncコマンドでバックアップからコピーしようとしたが
SSHを使用するので認証エラーが出てしまった
『注意:リモートホストの認証が変更された
誰かから第三者攻撃を受けているかもしれない
リモートホストから受け取ったRSAキーの
フィンガープリントは****である
サーバー管理者に問い合わせよ/このメッセージを回避したい場合は
正しいキーを~/.ssh/known_hosts:2に追記せよ』
という内容の警告が出る




このRSAフィンガープリントはここに記録されている
不可視ファイルを表示する設定にするとユーザフォルダ直下に
.sshというフォルダがありその中にknown_hostsというファイルがある
これをviやテキストエディタなどで開くとそこに過去に接続したホストの
認証情報が記録されておりこれを削除すればいい




認証情報が削除されると初回接続した時と同じく
『ホスト***.***.***.***(IPアドレスまたはホスト名)の接続は成立しなかった
接続継続するかどうかをyes/noで入力せよ』
と表示される
これを一回やっておけば次回からは今までどおりパスワードだけで接続できるようになる



2018年2月20日









anchor

MacBook Proのトラックパッドが死んだ〜こういう時の対応手順…を一通りやってみたが治らなかったのでパッドの部品交換ということになった

MacBook Proのトラックパッドが壊れた。

トラックパッドを使用してマウスポインターの移動ができない。
正確にはトラックパッドの上半分はなんとか機能しているが下半分は全く反応していない。

そしてトラックパッドをクリックしてもクリックが入力できない。

こういう場合の対応手順をまとめておく。

ソフトの障害の切り分け

1)システム環境設定のトラックパッド、アクセシビリティーの設定を確認する
2)PRAMクリア(コマンド+Option+P+Rキーを押しながら再起動)
3)SMCメモリクリア(システムを落としてShift+Control+Pptionを押しながら電源ボタンを10秒以上押す:参照『Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法』

以上を実施するとトラックパッドの不具合は大抵治るという情報はネットにあふれているが残念ながら治らなかった。





トラックパッドの下半分を撫でても全く反応しない
マウスポインタだけでなくスクロールもスワイプも
みな途中で止まるのでシステムかハードの障害と判断した
またトラックパッドをクリックしても無反応




あとボディの変形が原因でトラックパッドが圧迫されているために
反応しなくなるというハード障害の事例もいくつか見かけた
これもチェックしてみたが底板以外特に歪みなし




ただしトラックパッドをよく見ると右側の段差がほとんどなくなっていることに気がついた




左側は0.2mmほど段差がある
確かこれが通常だった気がする
右側の突出が今回の障害と関係あるのか元々だったのかははっきり記憶がない




次に考えられるのはハード障害
考えられるのはバッテリーの膨張、トラックパッドの調整スクリューのゆるみなど
そこで電源を落として分解を開始する




トラックパッドはバッテリーの裏側にある
バッテリーを外すため左右のネジを抜くがこのネジは通常のプラスネジではなく
3枚羽根の特殊ドライバーを使用する




バッテリー左のネジも3枚羽根
バッテリーには「バッテリーを外すと修理対象外になる」と警告が書いてあるが
このバッテリー自体自分で交換したものなので気にしないで外す




バッテリーネジは右が長い
戻す時に忘れないように




チェックするポイントはバッテリーの裏とトラックパッドの裏のこの部分のネジ




実はこのバッテリーは以前書いた40分しかもたなくなったので新品に交換したもの
なんだかんだで過去最長命のバッテリーとなって
もう4年も稼働しているがキャパシティはほとんど落ちていない
このまま10年もつかと期待していたがハード障害の疑いが
濃厚になった時に「バッテリーが破裂しかけてるのか?」と頭によぎった




このバッテリーが膨らんでトラックパッドの裏側を圧迫する
という障害も結構あるのだがチェックしたところ膨らみはない
バッテリーの嫌疑は晴れた




トラックパッドの裏側のここのネジを締めることで症状が改善するという情報もあった
ここはやはり六角星形ドライバーを使用するがこれを
締めたり緩めたりいろいろ試してみたが全く改善しなかった




バッテリーを戻さずに起動しても治らないので
これはトラックパッドのハード障害だと判断した
結局トラックパッドを購入することにしたがもちろん9年前のMid2009の部品は
デッドストックしかありえないので米西海岸の専門業者のサイトに発注した




部品が来るまでの間MacBook Proの操作はワイヤレスマウスを使用することにしたが
トラックパッドを有効にしておくと勝手にポインタが動いたりクリック状態になったり
鬱陶しいのでシステム環境設定アクセシビリティ
マウスとトラックパッドに入ってトラックパッドを無効にした


切り分けの結果トラックパッドそのもののハード故障であることが判明したが、部品はアメリカからの個人輸入になるので一週間ほどかかるとのこと。
部品の到着を待って交換後の結果をまた後日追記する。

それでこの記事もマウスとキーボードで書いているのだが、マウスがとても使いにくい。
昔は当たり前の組み合わせだったのに、MacBook Proのトラックパッドに慣れてしまうとマウスは本当に不便だ。

それにしてもMacのトラブルシューティングサイトを運営しているオーナーに次々とネタを提供してくれるなぁ。
孝行息子のMacBook Pro
まあ老兵だから仕方がないのかもしれない。




2018年4月22日



anchor

半分反応しなくなっていたMacBook Proのトラックパッドを修理した〜動くようになって実感したがやはりマウスは使いにくい・いかにパッドに私は依存していたか…

先日愛用のMacBook Proのトラックパッドが壊れてしまったという記事を書いた。

切り分けをした結果、ソフトウエア側の問題やバッテリーの膨らみなどの問題ではなくトラックパッドそのものの故障と判断した。
このMacBook Proは2009Midモデルなので、もうジニアスバーに持って行っても修理はしてもらえない。
ビンテージも通過してもう完全な型落ちモデルになったので部品は流通在庫も含めてどこにもない。

そこでカリフォルニアのMac関連のビンテージもの部品ばかり専門に扱っている業者から直接購入した。
Mac Apple 専門店 Vintage Computer

注文した部品が成田経由で届いたので早速組み込みを実施した。





MacBook Proの電源を落とし底板をはずしてバッテリーを撤去する
ここまでの手順は先週書いた通り
バッテリーのネジは3枚刄の専用ドライバーなのでくれぐれも
他のドライバーで代用したりしないように




トラックパッドケーブルをヘラなどでこじって外す




トラックパッドのヒンジのネジを外す準備で蓋を開けてMacBook Proを縦に置く
トラックパッドを表から抑えながらヒンジネジを外さないとネジを舐めてしまうので
これをやらないと二度とトラックパッドを嵌められなくなる




トラックパッドヒンジはシャーシに属するのでヒンジネジは左右それぞれの外側を外す
これは精密ドライバーの一番小さいもので外せるが非常に小さいネジなので紛失に注意




ネジを外したらトラックパッドをシャーシから外す




これがカリフォルニアから届いたトラックパッド
交換部品ラックに吊るす袋に入ったままで届いた




まずトラックパッドケーブルを先にシャーシのゲートに通す
奥まった経路を通るのでヘラかドライバーでプラグを通しながら基盤にこれを差す




ヒンジのネジを戻したらトラックパッドのクリック深度を調整する
このネジを六角星形ドライバーで一旦閉めて緩めながら
クリックがどこで動くようになるか確認する
クリックが動くようになるギリギリが適正ポイントとなる




こうしてトラックパッドのタッチもクリックも復活した
トラックパッドが治ってみるといかにこの操作に自分が慣れていたか実感した
キーボードとマウスは他のPCでは普通の操作系なのだがこの組み合わせがどれだけ不便なことか
もうトラックパッドがないとMacを使えないカラダになってしまった…


故障の原因だが…経年変化ということでしょうなぁ。
見たところ変形も腐食もしていないが、長年使っていればセンサー部分が化学変化を起こして反応しなくなるということのようだ。
つまりこの故障はどのMacBook Proにも、長年使用していると起こり得るということだ。




2018年4月29日









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MacBook Proのパームレストから漏電しているようなビリビリ感を長年感じていたがトラックパッドの交換を境にこれが止まった

かなり以前からMacBook Proのパームレストから漏電しているようなビリビリ感を感じていた。

この現象は特に右のパームレストでひどいが、左のパームレストでも時に感じることがあり、さらに左の電源ケーブル差し口付近を触る時も感じることがあった。

AC/DCアダプタを使用している時だけ感じて、バッテリー駆動の時には全く感じない。

これらのことを総合してMacBook Proの電源部から微弱な電流が筐体に漏電しているのではと感じていた。
軽い感電をしているのではないかということだ。

ところが分解して電源周りとかを点検しても特にシールドが破れているところもなく、どういう経路で漏電しているのかがさっぱりわからなかったのでお手上げだった。

気のせいかとも思ったが、ググってみると2008年頃のユニボディになった辺りからRetinaにかけて、MacBook Proユーザーの多くがこの漏電感に悩まされていることを知った。
漏電感 - Apple コミュニティ

いくら「気のせいじゃないか?」とか「HDDの振動を漏電と勘違いしているんじゃないか?」とか言われても実際ビリビリするんだからどうにもならない。


ところが先日トラックパッドが壊れてしまいほぼ無反応になったのでこれを交換した。
これを境にACを使用している時もビリビリを感じなくなった。
詳細はこちら
半分反応しなくなっていたMacBook Proのトラックパッドを修理した〜動くようになって実感したがやはりマウスは使いにくい・いかにパッドに私は依存していたか…

どういうことなのかよくわからないが、漏電の経路は電源部がアルミボディに直接接触して漏れていたということではなくトラックパッド経由で漏れていたらしい。
軽々に結論を出せないので、今までいろいろ条件を変えてMacBook Proを使ってみたがトラックパッド交換後今まで一度もあの不快な漏電感を感じなくなった。

怪我の功名というか、雨降って地固まるというか、トラックパッド壊れて虎の皮を残すというかどこにも書かれていないことだけど、ともかく私のMid2009MacBook Pro 13inchはトラックパッドの交換でこの漏電が治った。

MacBook Proユーザの多くがこの漏電に悩まされているようだが、その全てがトラックパッドが原因かどうかは不明。
違う原因もありうるのかもしれないが、もし漏電に悩まされているならトラックパッドの付け直しとか交換でひょっとしたら治るのかもしれない。
確度はわからないが一応情報共有のためということで。





不具合を起こしていたトラックパッドの裏側
外観で見ても特に変形も腐食も見当たらないのだが漏電はここ数年感じていたので
ひょっとして見た目ではわからない変形か破損が数年前から進行していたのかもしれない
それが先日ついに「操作不能」という形にまで進んだのかも…
トラックパッドを交換すれば必ず漏電が治るとも言い切れないのだが
切り分けの検討項目の一つとして記憶していてもいいかとは思う



2018年5月12日









anchor

最近MacBook Proの起動が遅いと思ったらSSDのTrimが外れていた〜手動でTrimして設定もかけたら元の爆速に戻った

最近あまり気にしていなかったのだが、ここのところ愛機のMacBook Proが何かにつけて遅い気がしていた。

特にFinderでアプリケーションフォルダやユーティリティフォルダの中を表示するとか、システムの起動後のユーザー画面の表示に時間がかかるとかが顕著で気のせいかと思っていたが、さすがに先日これは気のせいではないと思い久しぶりにFusion Drive化したDriveの健康状態を確認することにした。

MacBook ProにSSDを増設して自前Fusion Drive化した経過とその結果の速度の変化については以下の2014年のエントリを参照。
そう、もう4年経っているのである。

老兵MacBook Pro近代化改修計画発動〜まずはSSD導入〜Fusion Drive化計画を実行〜おおむね結果は良好だが痛恨のミスも…(前半)

老兵MacBook Pro近代化改修計画発動〜SSD+HDDをFusion Drive化する手順は意外に簡単だった〜そのメリットとデメリット〜実際の速度アップ実測値(後半)

そしてバッテリー駆動が1時間もたなくなってしまったために交換バッテリーに自前保守で交換した経緯とその結果は以下を参照。
こちらも交換後4年経っている。
老兵MacBook Pro近代化改修計画第二弾発動!〜チャージ500回40分しかもたないバッテリーを新品に交換


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Disk Sensei
(Shareware)
OS10.9Mavericks対応OS10.10Yosemite対応OS10.11El Capitan対応
OS10.12Sierra対応OS10.13High Sierra対応

SSDの速度劣化を防ぐTrimをシステムが起動できなくなるリスクを回避しながら設定できる安全なドライブユーティリティー。

SSDはリチウムバッテリーと同じで使用していると経年劣化でだんだん読み書きの速度が遅くなるという事実があることは以下のエントリで書いた。
老兵MacBook Pro近代化改修計画発動〜SSD+HDDをFusion Drive化する手順は意外に簡単だった〜そのメリットとデメリット〜実際の速度アップ実測値(後半)

この経年劣化は防ぐことはできないが、劣化を遅らせることはできる。
それがSSDドライブのTrimの有効化で有効化することで実用上は問題ないレベルまでSSDの劣化を遅らせることはできるが、問題はmacOSのYosemite以降、Trim Enablerなどのユーティリティーを使用して有効化していると、なんらかの弾みでファームウエアのNVRAMに初期化がかかった時にカーネルエクステンションの認証が無効になってしまいシステムが起動できなくなる。
この経緯は以下に書いた。
MacBook Proが突然「進入禁止」マークを出して起動できなくなった〜YosemiteでSSDを使用してTrim Enablerを使っている場合、セーフブートも危険〜その復旧法

これはPRAMクリアやセーフブートでも起こることが判明し、しかも一度コレにはまってしまうとクリアするのがかなり面倒で修復ボリュームからターミナル操作、あるいは別の起動ボリュームからイネーブラの解除などが必要になってくる。

こうした面倒な問題を回避するために、安全にTrimを有効化するのがこのDisk Senseiということになる。
YosemiteでSSDのTrimを有効にしていると通行止めマークが出て二度と起動できなくなる恐怖の体験を克服〜Disk Senseiがこの問題を解決してくれる

このDisk Senseiもシェアウエアに移行したが今回図らずもTrimの有効性を再認識したのでこのシェアウエアは登録する価値があると思う。





最近MacBook Proが何だか起動もFinderなどの表示もやたら時間がかかるようになってきた
それで久しぶりにDisk Senseiを起動したらなんとTrimが外れていた
いつ外れたのかはっきりしないがシステムのアップデートのたびに外れるようだし
長らくコレの操作をしていなかったのでもう一年位上は外れっぱなしだった気がする
スライドスイッチでTrimを有効化して再起動するとTrimが有効になる




さらにマニュアルでTrimをかけることもできる
再起動ついでに手動Trimもかけてみた
所要時間は3時間ほど




手動Trimをかけた後Blackmagic Disk Speed Testを使って読み書き速度を計測した
かける前のベンチマークも取っておけばよかったと反省したが格段に表示や書き込みが速くなった




これは4年前SSDを導入してTrimを有効化した時に取ったベンチマーク
上のベンチマークはこれに比べると5%劣化しているが4年で5%なら上等である
SSDを導入してMacBook Proが見違えるように爆速に
なったのに感動したあの頃に戻れたということだ
ちなみに速度の読みは5%減だがインジケーターの針の角度が
ずいぶん下がったのはBlackmagic Disk Speed Testが4Kに対応したからで
もう時代はそういうところまで来ているということ
ますます9年落ちのMacBook Proが老兵になってきたということだ




ついでに4年前にバッテリーの交換も実施しているのでその劣化も計測した
coconutBattery3を使用して充電可能容量がどれくらい減ったかを確認できる
充電回数は192回で設計容量に対して85.4%の充電容量でこれも4年間の劣化としては上出来




過去10年ほどiBookの代からバッテリーの容量変化のヒストリーグラフ
先代のバッテリーは大体4年で容量が半分になってしまったが
今回のバッテリは容量が8割以上残っている
バッテリーの充電回数が少ないからだと思う
先代のバッテリーは4年で充電回数が500回を超えていたからで
使い方でバッテリーの寿命は大きく変わる



2018年9月4日









anchor

Mac miniが死んだ〜SSHDのメモリドライブがお亡くなりになったらしい…やはりメモリドライブはいきなり来るな

もう表題の通りだ。

今朝からファイルサーバー兼AppleTVサーバー兼VPNサーバーのMac miniに、共有もリモートも入れなくなった。

昨日までは何も問題なかったので突然だ。

再起動をかけたところ起動できなくなった。

シングルユーザーモードに入ってAppleJackを使って修復を試みたが、fsckのCatalog Fileのチェックのステップで止まってしまう。





Mac miniが起動途中で止まってしまうのでSUモードに入ってAppleJackを実行
しかし初段のfsckの途中でエラーが出て何度もやり直すループにはまる
ファイルシステムのカタログデータが破損しているようで起動ボリュームがマウントできてていない




AppleJackを止めてfsckだけ実行しても同じなので
ターゲットモードで起動してMacBook ProにFireWireで
接続してマウントし修復を試みたがマウントしない
Disk Utilityを起動しボリュームの修復を試みるが
最初からドライブが複数見えていて強制マウントもできない




ディスクの検証を実行すると修復できませんという結果が出てる




修復を試みた回数だけドライブがどんどん増えていく
結論から言えば内蔵のSSHDのメモリドライブ部分がお亡くなりになったということだ
HDD部分は生きているからドライブとして見えているがSSDとHDD合わせて
一つのボリュームだからボリュームとしては完全に死んでいるということだ

以前まだ仕組みがよくわかっていなかった頃SSHDはSSDが死んでも1TBのHDDは生き残るのではないかと書いた記憶があるが、それは間違いでSSHDはメモリドライブがボリュームのヘッドなのでメモリが死ねばドライブも死ぬ。

HDD部分が健全だろうが、関係ない。

ということでMac miniのディスクのサルベージは諦めとなった。
Time Machineでバックアップは取ってあるから、新品の内蔵ドライブを購入して交換する以外にない。





ということでもうすかさずAmazonでポチッとなした
SeagateのSSHDで今度は2TBに増量したが15,000円なり
SSDとかSSHDとか本当に安くなってきたな…

【追記】

このMac miniのSeagate SSHDは2014年の9月に入れたので4年と9ヶ月保ったわけだ。

前回は70日ごとに死ぬ東芝のSSHDに悩まされていたので、5年近く持てば満足とは言わないがまあ寿命の水準には届いたかなというところか。

それよりも昨日までなんら予兆がなかったので、昔はハードディスクが死ぬときは異音がしたり、読み出しにエラーが起こったりといろいろ予兆があったのにSMARTにもなんらの警告も出さず突然死ぬのだなということが書きたかった。

これがSSDの死に方なんだな。
そしてメモリドライブの部分が死んでもHDDが活きていれば読み出しぐらいはできるはずという誤解をかつてしていたが、SSDとHDDで論理ドライブを構成しているので片方が死ねばドライブとしても死んでしまうというのちに得られた知見を証明してしまったわけだ。

さらにFusionDriveのように物理的には分かれているSSDとHDDと違って二つで制御基盤を兼用しているハイブリッドドライブは論理ドライブを解消してそれぞれ別の新規ドライブとしてもマウントできない。

考えたら当たり前か…

どんなときでもバックアップは必要ということやね。
特にハイブリッドだのFusionだの要素が増えれば死ぬ確率も上がる。




2019年6月16日



anchor

ぶっ壊れたMac miniに仕込んだSSHDはやはりお亡くなり〜Seagateの新しいSSHDが船便(?)で到着したので換装

先日…といってももう2週間も前になるがMac miniの内蔵ディスクがお亡くなりになったので交換用部品を発注した。

2週間もかかったのは、ちょっとミスって入手したSEAGATEのAmazonページに「並行輸入」と書いてあったのを見逃していたからだ。

2〜3日で来ると思っていたのが、船便だったのか(?)2週間かかった。

それはともかく早速これにディスクを交換した。

あっさりディスクは認識したのだが、ちょっと問題が起きた。

詳細は以下のキャプチャー。





例によってめんどくさいMac miniの分解
久しぶりなのでかなり忘れているので以前自分がメモしていた
「はまりポイント」にまたはまったが詳細は省略




取り出したSeagateのSSHD




これを今回入手したSeagateのSSHD(左)に換装する




外付けSSHDに作ったシステムディスクで起動する




交換した内蔵SSHDはあっさり認識した
ところがちょっと問題が起きた
Mavericksのインストーラがなぜか「ダウンロード時に破損したか
不正に改変されている」
という警告が出てインストールができなくなった




仕方がないのでTime Machineで全領域の復元でシステムも復元できないか試してみた




ところで取り出したSSHDも外付けHDDケースに入れてMacBook Proにマウントしてみた




なんとかディスクとして復元しようと試みたがやはり
ファイルシステムの破損で内部を見ることができない




諦めてこのディスクは破壊して処分することにした




キャプロンで包装した状態でプラッターを破壊すればガラスの破片が飛び散らない




これで絶対に復元不可能になる
最近は仕事のデータのバックアップも入っているので
情報の取り扱いが厳しくなったのでこういう処理が必要になる




ところでTime Machineからの復元は成功したがこのボリュームからは起動できなかった
どうもbootcacheに問題があるようで起動中に止まってしまう
やはりOSをインストールしないとダメなようだがMavericksの
インストーラはやはりアラートが出て開始できない
諦めてYosemiteをインストールすることにした
サーバーを兼用しているMac miniにはYosemiteを入れると何か問題が
あったはずだがこの件はまた後日対応することにしてとりあえず環境の復旧を完了する



2019年6月30日


anchor

先日のMac miniサーバーお亡くなりの件はSSHD交換でハード的には成功、ソフト的には微妙な結果に…

先日とりあえずの記事をあげたお亡くなりになったMac miniだが、そこに書いたようにSeagateの「並行輸入品」SSHDに交換して復帰した。

ハードウエア的にはそこで完了で、問題なく認識できて当初の予定通り内蔵ディスクの容量も1TBから2TBに増えたのでめでたしめでたし…だったのだがそのあとちょっと問題が起きた。

Mac miniは訳あって未だにMavericksで運用していた。

Mavericksはもうサポート終了なのはわかっていたが、事情あっていままでMavericksで使っていたのだがこれが問題を起こした。





SeagateのSSHDをインストールしたMac miniはあっさりディスクを認識して
ディスクユーティリティでボリュームのフォーマットも成功したのだが
そのあとのシステムの復元で問題が起きた
以前作っておいたインストーラディスクをマウントしてoption+起動でインストーラボリュームから起動する




Mavericksのインストーラが起動するのでここでシステムインストールを試みる




ところが「このインストールアプリケーションはダウンロード中に
破損したか不正に変更された」
という警告が出てインストールできない




仕方なくTime Machineでシステム全域を復元して起動してみたが
bootcacheを読み込むあたりで起動が止まってしまい起動できないシステムになった
やはりMavericksのインストールが必要なのだがMavericksをインストールできるディスクがない


この「このインストールアプリケーションはダウンロード中に破損したか不正に変更された」という謎のメッセージだが原因がわからない。

このMac miniはこのインストーラでシステムをインストールしたのだから、ダウンロード時に破損している訳がないし、別に不正に改変したソフトでもない。

Mavericksはサポート終了だからオンラインで認証に失敗するのかもしれないと思い、ネット環境をすべて遮断してみたが結果は同じだった。

Yosemite以上の環境でフォーマットしたボリュームにはインストールできない仕組みなのか(ボリュームフォーマットはOSよりもずっと下層の問題なのであり得ない気がするがAppleのことだからなぁ)、Yosemite以上の環境で作ったMavericksインストーラディスクは正常に機能しないのか…

Mavericksを起動ディスクとしてインストールした外付けハードディスクが壊れてしまったので、今回はYosemite復元ディスクにパーティションを切ってMavericksインストーラもインストールしたディスクを使ったのだが、これで復元ができないとなると完全な論理矛盾になってしまう。

Mavericksの起動ディスクを修復するためにMavericksのシステムをインストールしたディスクから起動してインストーラをインストールしないといけないのなら、そのMavericks起動ディスクを作るための別のMavericks起動ディスクが必要になってしまう。

それを復元したいからMavericksインストーラを起動しているのに、その作成にそれ自体が必要なんてナンセンス極まりないシステムだ。

何が失敗の要因なのかわからないが、インストーラディスクを作り直しても同じエラーが出るし、Appleサイトにはもうダウンロードページはないし、Mavericks復元は諦めざるを得ない状況になった。


ところでそもそもなんでMac miniはMavericksでないといけないんだったっけ?

あまりに昔のことなのでしばらくは、それすら思い出せなかったが諦めてYosemiteをインストールしたMac miniをいじっているうちに思い出してきた。





YosemiteにアップしたMac miniでiTunesを起動したところ勝手に12.8.1にアップデートされていた
iTunesはシステムの一部に含まれているソフトだから当然といえば当然なのだが
12.6以下のiTunesとはライブラリーの共有ができないから12.6にバージョンを抑えていたのを思い出した
Mavericksでは12.8のiTunesが起動できないからだがもうその制約は無くなった




iTunesのアップデートを催促しない12.6.3をMacBook Proにもインストールして
Mac miniとのライブラリー共有を確保していたがもうそれを
気にしなくてもよくなったので12.8にアップすることにした
気が付いたらインストーラフォルダにちゃんと12.8のインストーラも確保していた
…ありがとう過去の俺




Mac miniの内蔵ディスクはしっかり2TB認識して空き容量もたっぷりになった




iTunesを12.8にあげたことでiTunesから「Apps」の項目が消えてiOSアプリの管理ができなくなった
ここからiPhoneアプリのアイコンが取れなくなるが当サイトではもうiPhoneアプリや
App Storeアプリのレビューはするつもりがないのでそれもどうでもよくなった
ただシステムをMavericksに抑えていた理由はそれでもなかったような気が…




やっと思い出したのはYosemite以降のOS XはVPNを永続的に
アクティベートすることができなくなったからアップデートを控えていた
Mac miniはVPNサーバーとしても活用しているがアクティベートは
VPN Activatorを使ってアクティベートしているがこれを使っても
コマンドでアクティベートしてもYosemite以降だと問題が起きる




Yosemite以降でもVPN Activatorは有効でログオフしても
vpndはちゃんと起動してVPNサービスとして常駐している




ところがYosemite以降のOS X、macOSは再起動するとvpndも終了して立ち上がってこない
vpndを起動するスクリプトも試してみたが接続できなくなるのは同じなので外部から
VPNサーバーを再起動すると接続できなくなってしまうことが判明した




再起動後はGUIからVPN Activatorを起動しないとVPNサービスは再開できない
自宅ネットワークを乗っ取られないための安全策なのかもしれないが
L2TPの2重セキュリティを破られている時点でどんな安全策を取っても
無意味のような気がするがとにかくこれは今のmacOSの仕様だから仕方がない
完全解決するにはOS X serverをインストールするしかない


なぜMavericksでMac miniを運用していたのか、その理由を完全に思い出した。

Yosemite以上だとMac miniを再起動した時に外部から接続できなくなってしまうからだった。

なんだ、そんな理由だったのか…

それで自宅VPNを導入したこの数年間を思い出して、外部からMac miniの再起動をトライしたことは何度あったか数えてみたところ…

ない!

一度もないじゃない。
あの当時はMac miniの信頼性をあまり評価していなかったので念のために再起動しても大丈夫なようにこうしていたのだが、考えたら外から再起動なんかやったことがないのでこの件は無視することとなった。

再起動するとVPNに繋がらなくなるが、再起動する必要がないので「気にしない」


そしてiPhoneアプリやApp Storeアプリのレビューももう取り上げる気がないので、iTunesからアイコンが取れなくなるのも「気にしない」

ということでMavericksの復元には失敗したけれど、よく考えたらそれで困ることは何もないのでこの件は一件落着。




2019年7月3日



anchor

ディスク交換して修復したMac mini/YosemiteでMainMenu Proが動かなくなった

サーバー兼用の自宅機Mac miniの内蔵SSHDが故障して交換したという話を前回取り上げた。

交換そのものはとても順調だったのだが、その後Macのメンテナンスアプリとしてほぼ二つしか使っていない MainMenu Pro(もう一つはAppleJack)が動かなくなっていることに気がついた。

このアプリはもう開発もサポートも終了で、作者サイトもダウンロードリンク以外何も無くなってしまった。

いよいよこのアプリを諦めないといけないかとなって他のメンテナンスアプリを物色し始めていたのだが、よくよく考えたら同じYosemiteのバージョンのMacBook Proでは普通にMainMenu Proが動いているのになぜMac miniでは動かないんだろうと疑問感じた。





システムを修復したMac miniでなにか削除系または再構築系のメンテナンスを
実行しようとすると「ヘルパーをインストールせよ」と言われてパスワードを求められる




ところが何度やっても実行に失敗する
rootのパスワードを入れてもやはり失敗しまた次回「ヘルパーをインストールせよ」と言われる




よくよく考えたらMainMenu Proのヘルパーは本体内にあるはずだから
インストールせよもクソもないはずなのだがなぜインストールせよと
言われるのかが気になって/Library/LaunchDaemonsの中の
com.creativebe.MainMenuHelper.plistはちゃんと入っているか確認したが入っている
例のSandboxだのACLだのの制限でヘルパーが使えなくなっていると
ヤダなと思いアクセス権も確認したが普通だった




ところがちょっと気になって同じplistファイルのアクセス権をMacBook Proで
確認するとこちらはwheelとeveryoneはRead Onlyになっている




合わせ込みをするという意味でMac miniでもwheelとeveryoneを
Read OnlyにするとMainMenu Proはあっさり動いた
なぜそうなるのかはよく分からない
Yosemite以降厳しくなったMacのアクセス権系のセキュリティのせいで
daemonのアクセス権がゆるゆるだと実行させてもらえないということらしい


ということでMainMenu Proがシステム再構築以降、「ヘルパーをインストールせよ」という警告を出して何度パスワード認証しても処理に失敗するという問題は
/Library/LaunchDaemons
の中の
com.creativebe.MainMenuHelper.plist
のシステム以外のアクセス権に書き込み制限をかけることでクリアできる。

理屈はようわからん。

でもそれで動いたんだから今回は良しとして、そろそろサポート終了のMainMenu Proの代替アプリを真剣に探さないといかんということか。

今のところOnyX以外に希望条件を充せそうなアプリは見当たらないが、どなたか情報をお持ちなら教えていただけるとありがたい。
MacKeeperが良いよなんていうふざけた情報は受け付けない。




2019年7月9日









anchor

Mac miniが無反応になって再起動すると白画面のまま起動できなくなった〜久しぶりのIOUSBFamilyというやつだった

SSHDを使用し始めたところ東芝のSSHDがなぜか40日ごとに故障するという経験をして以来、SSHDを入れると何か起きるんじゃないかというトラウマになっている。

先週SeagateのSSHDを換装したMac miniは快調に動いていたのだが、今朝になって突然画面共有からのリモートに無反応になった。

何か調子が悪いのかもしれないと思い、再起動をかけたら起動時のVerboseモードに入る前の白画面のまま起動が止まってしまった。

SSHDが一週間でお亡くなりになったかと冷や汗をかいたが、外付けHDにインストールしたMacOSから起動したら問題なく内蔵ディスクも認識した。

そこから後は問題なく起動ができたのだが、キーボードからパスワードを入力できない。

仕方なくMacBook Proからリモートをとってパスワードも入力してログインできたが、キーボードを繋いで操作するとまた無反応になって、再起動すると白画面のまま起動が進まなくなるという無限ループにはまった。





Mac mini調子悪い…リモートからも操作できない…再起動する…
ここまでは普通のルーチンだが白画面のまま起動画面に進まなくなった
ことはそんな穏やかな日常トラブルではない…またディスクが死んだか?




ディスクを認識させて起動したらすんなり起動できたがキーボードをつなぐと
また死んで再起動すると白画面のまま進まないという無限ループに
この死に方は過去に覚えがあるとキーボードを外してMacBook Proにつなぐと…




キーを叩くごとにUSB接続が切れる…復活するを繰り返して
今度はMacBook ProのOSが無反応になってしまった
これは懐かしのIOUSBFamily.kextのクラッシュというやつだ
しかしUSBのトラブルというのはシステムが死ぬ…
USBごときでどうしてこんなクリティカルなトラブルになるんだろう




このキーボードは初代iMacについていたやつだ
もう20年近く前のキーボードぢゃないか!
本体のiMacはもうとっくにGLODを起こしてスクラップに
なってしまったのにこのキーボードだけはずっと保っていた




裏を返せば青々しいリンゴマークが…そして最近のキーボードと比べて重い!
思えばウチに現存するiBook DualUSBよりさらに古いキーボード
よくぞ今まで保ったものだと感心してあげるべきなのか




もうこうなったら修理は不可能なのでiMacキーボードはあっさりスクラップにして
ヤマダに走って新しいキーボードをお代890円で買ってきた…やっ、安い!
カタ落ち品だとこんなに安くなるのか…もはやキーボードも完全にコモディティだな




そしてキーボードには燦然と輝くWindowsマークが…
Windows用のキーボードでもMacで別に問題なく使えるのだが
コピーペーストをするときに思わずAlt+Cキー、Alt+Vキーを叩いてしまうのが難
WindowsキーがコマンドキーになるのだがMacキーボードのコマンドキーと
微妙に位置が違うためブラインドだとどうしてもAltキーを叩いてしまう
会社でも散々くらっているWindowsキーボード問題が家でも勃発する模様
ちゃんとキーを見て叩けばいいだけのことなんだけどね



2019年7月9日









anchor

FusionDrive化したMacBook ProのHDDを1TB→2TBに交換する手順〜まずは論理ドライブを解消しないとね

先日Mac miniの内蔵SSHDが壊れたので1TBから2TBのSSHDに交換した話を書いたが、こうなったら相方のMacBook Proも一気に2TBに上げてしまえということになった。

iTunesのライブラリを共有しており、その管理用に別途ファイルサーバーを立ててリモート管理するよりMacBook Proでファイルを管理して、Mac miniには同期するだけという風にしたほうが手間も少ないしバックアップもそれぞれ取っているのでリダンダンシーが強化されて万一の故障の時も安心。

実際、今回Mac miniのストレージが飛んでデータが死んでも全く慌てなかったのは、Mac miniのTime Machineと、MacBook Proのバックアップ、Time Machineにそれぞれ同じデータが残っているので、不幸に不幸が重なっても大丈夫というシステムができていたから。

それであちらが2TBになったのならMacBook Proも2TBにした方が無駄なスペースが活用できるし同期も楽…ということで同じくSEAGATEの2TBの今度はHDDを購入した。

口絵のSeagate Barracuda 2.5インチ 2TB 内蔵ハードディスク HDD 6Gb/s 128MB 5400rpm ST2000LM015というやつですね。
今度は間違えて並行輸入品注文ではなくちゃんと国内から購入したので2週間ではなく2日ほどで届いた。

SSHDではなくHDDにしたのは、いうまでもなく256MBのSSDと相方にしてFusionDrive化していたHITACHIの1TB HDDと換装するため。





注文後2日で届いたSeagateの2TB HDDと手術前のMacBook Pro
これを内蔵HDDと交換するがまずFusionDrive化して
論理ドライブを組んでいるCoreStorageを解除する




その前にTime Machineのバックアップディスクとつないで最新状態のバックアップを取っておく




この日のバックアップ量は340MB、交換後にこの時点の状態に戻すため




バックアップが完了したらTerminalを起動して論理ドライブの名前を確認する
コマンドはdiskutil cs listでEnter
論理ドライブのツリーが表示されるが一番上の
Logical Volume Groupの名前が次のコマンドに必要なのでコピーしておく




この論理ボリュームのグルーピングを解消するコマンドは
diskutil cs delete (先ほどの論理ボリューム名)となる
実行してEjecting Logical Volumesと出てプログレスが始まったら正しい動き




完了したらFinished CoreStorage operationと出る




ここでもう一度CoreStorageボリュームを表示させるdiskutil cs listというコマンドを打つ
これでNo CoreStorage logical volumes foundと表示されたらFusionDrive解除は完了




論理ドライブ解消に成功したのでこれより開腹手術に移る
術式はオフビート(システムシャットダウンする)1TBHDD摘出並びに2TB移植手術とする
まずは埃を相当吸い込んでいるのでファン周りを中心に埃の除去を開始する




HITACHIの1TBHDD摘出
これをSeagate 2TBHDDに置換する




実のところこの世代のMacBook Proのディスク交換は別に難しいところはどこにもない
あえて言うならばディスク固定用のビスが星型レンチになっているので
交換作業用の星型ドライバーの用意が事前に必要だということぐらいだ




固定ビスとディスク引き出し用の「ベロ」を新しいディスクに付け替えたら
固定用のシャーシでディスクをしっかり固定する
あとは蓋を閉めたら完了なので術式の所要時間は15分ほど
ここまでは極めて順調だったが問題はこのあとに起きた




今回は少し手順を変えて外付けハードディスクにインストールした
OS Xから起動してディスクの統合をすることにした




Disk Utilityで見ると分離された256MBのSSDと2TBの内蔵HDDが見えている
2TBの方はまだフォーマットしていないのでドライブとしては
見えているがボリュームはマウントされていない




これを「消去」メニューでフォーマットする
名称未設定の2TBボリュームとしてマウントされることを確認




再びTerminalを起動してドライブの名称を確認する
コマンドはdiskutil listでドライブ、パーティションがすべて表示される
この場合サイズからdisk0が256MBのSSD、disk1が入れ替えた2TB HDDだとわかる




このディスクを統合するコマンドは以前FusionDrive化のエントリで書いた時と同じ
diskutil cs create (まとめたあとのドライブの名称) disk0 disk1と打つ
Adding disk* to Logical Volume Groupeと続いてプログレスが出れば動作は成功




論理ドライブのツリーが表示されたらそのグループドライブのUUIDをコピーして引き続き
diskutil coreStorage createVolume (グループドライブのUUID) jhfs+ (希望のボリュームの名前) 100%
と打たなければいけないのだがこのコマンドの時はdiskutilの後の
csが必要ないのを忘れていてコマンドをミスってしまった
するとcs coreStorageというコマンドは見つかりませんという警告が出て失敗する
参考までに失敗例も書いておく




実はこの失敗状態でもボリュームの形にはなってDisk Utilityを開くと
「FusionDriveのリンクが切れています。リビルドしますか?」と警告が出て
修復をクリックするとFusionDriveの修復に成功する
「なんだ!Disk Utilityでもボリュームの統合ができるんじゃない!便利〜」
と思っていたらシステムインストール後、Time Machineバックアップも
全部戻した時点で起動、終了時にエラーが出るようになってfsckをかけると
orphaned block(孤児ブロック)がどんどん増えるという大変な状態になってしまった
放置するとそのうち起動できなくなるに違いないのでやはり統合は
ズボラしてDisk Utilityでやるのではなくコマンドでやらないといけないようだ




ほぼ1日を無駄にして再びFusionDriveを解除、論理ドライブの統合をやり直した
今度は正しくdiskutil coreStorage createVolume (グループドライブのUUID) jhfs+ (希望のボリュームの名前) 100%
と打ったところFormatting file system for Logical Volumeという表示が出てボリュームの統合に成功した




インストーラディスクから起動してYosemiteをインストール開始




インストールが完了したらTime Machineディスクに接続してユーザファイル全域を復元開始




全域復元の所要時間は14時間ほど…さすがテラともなると復元は1日仕事
一回失敗しているので都合二日かかっている


こうしてMacBook Pro 2TB化の二日目が過ぎ去ろうとしていた。

このまま物語は後半へとなだれ込む!
手術にも成功したがその疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。 後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは…。

次回乞うご期待!




2019年8月3日



anchor

FusionDrive化したMacBook ProのHDDを2TBに交換する2〜再インストールしたらTerminalのセキュリティ対策が無効になった〜bashrcのルールが変わったYosemite以上の対策法

先日MacBook Proの内蔵HDDを2TBに換装して、256GBのSSDと2TBのHDDのFusionDrive化した。

結果は良好で、コマンドを間違えて一回は失敗したがやり直したら起動も順調でネットワーク設定や同期設定などすべて交換前の状態を復元できて前の環境に復帰した。

本当にTime Machine様様だな。
昔は一度OSをインストールしなおしたら初期設定などの環境の復元に何日もかかったのに、今はTime Machineワンクリックで1TBのユーザファイルも1日で復元できる。

ユーザ領域にあるものはだいたい問題ないのだが、それ以外の領域にあるものはYosemite以降Macのアクセス権が小難しくなったので復元は逆に面倒になった。

例えばTerminalなどのシェルの環境変数。

私の場合、Terminalに変なスクリプトを食わせられないように自分が承認しないバッチファイルは自動起動できない安全策を講じている。
詳細はこちら。
Terminalを自動起動して悪意あるコードを実行されるリスクを回避するコード

これはTerminalのbashのbashrcに追記する形で設定している。
以前のバージョンはbashrcは
~/.bashrc
にあってテキストエディタなどで自由に編集できたのだが、macOSのセキュリティの考え方が変わってbashrcは今ではユーザ領域にはない。





ユーザ領域直下にはシェルのコマンド履歴を記録する.bash_historyだけがあってbashrcが無くなってしまった
Terminalなどを起動した時に振る舞いを決定するbashrcは
不可視領域に移動してユーザには触らせない方針になったようだ




Terminalの振る舞いを決めるbashrcは/private/etc/bashrcに移動した
そしてこの領域はrootのアクセス権がないと書き換えやファイルの移動すらできない




そこでbashrcの追記はTerminalでやることにした
suでrootになってecho '(追加したい構文全文)' >> /etc/bashrcとすると
bashrcの末尾にカッコの部分の構文が追記できる
more /etc/bashrcで追記できたかどうか確認することもできる




見るだけならCotEditorなどのテキストエディタで確認することもできる
bashrcの末尾に先ほどのコードが追記されているのがわかる




ただスペースなどの解釈がテキストエディタとTerminalでは違うようで
四角い枠に凹みができてしまった




これを直すのにテキストエディタでは上書きができないので結局Terminalでviを使うことにした
suでrootになってvi /etc/bashrcと打つとviのエディット表示でbashrcの中身を表示できる
ただviを使うのは久しぶりなので使い方を忘れてる…


viの使い方に関しては便利なまとめサイトを見つけた。
viエディタの使い方

ただこういうサイトって何年か経つと消えてしまうことが往々としてあるので、念のためにバックアップ
viの使い方

必要な部分だけ書いておくと
カーソル位置から挿入で編集モードに入る=i
編集モードから抜ける=esc
一文字削除=x
一行削除=dd
セーブせずに終了=:q!
セーブして終了=:wq!(保存して終了は!をつけろという警告が出たのでリンク先の記述とは違うが)

こんなところかな‥





suでviを使い編集した結果表示がちゃんとなった
別に枠がずれてても機能には影響はないのだがやっぱり見た目が悪いから直せて良かった



2019年8月4日



anchor

ログオフ時、あるいはfsckコマンドやAppleJackをかけるとCoreStoragePhysical:: issueUnmap: unmap retuned e00002c7というメッセージが大量に出る

先日来書いているようにMacBook ProのFusionDriveの片割れのHDDを2TBのSeagateに換装したところ、システム終了時とfsckをかけた時にCoreStrageのメッセージが大量に出るようになってしまった。

メッセージの内容は以下のとおり
CoreStoragePhysical:: issueUnmap: unmap retuned e00002c7

CoreStorageの物理ドライブのUnmapの問題「unmapがe00002c7を返してきている」
というような意味合い。

これはどういうことかググってみたがぴったり同じケースが見当たらない。

一つだけ、MavericksでFusionDriveを使用していたら虹色ボールの回転が止まらなくなったという事例がフォーラムに質問があり、これはFusionDrive化したディスクが不適切なドライブを使用していたためBad Blockができているというエラーを返してきているという回答があった。

参照
macbook - Mavericks unusable (beach ball) when CoreStorage fails - Ask Different





シングルユーザモードに入ってfsckコマンドを実行したところ
Trimメニューで上記のメッセージを連打してくるようになった
ディスクを交換するまではこんなメッセージはみたことがなかった




Trimメニューの返り値でメッセージが出ているのでDisk Sensei
Trimを有効にしているのが関係しているのか確認したがそういうことでもなさそうだ




よく似た例で上記のFusionDrive不適合でBadBlockができている
というケースがあったがよく見ると返り値がチョット違う
ググった事例はe00002caだが今回連打しているのはe00002c7




e00002caのケースではFusionDriveを構成しているドライブにBadBlockができているため
ということだったのでDisk Senseiにドライブエラーが出ていないかを確認したが
特に修復不可能なBadBlock、不良セクターなどの情報はなかった




上はSSDの情報でこちらはHDDの情報
同じく問題はなさそうだ


そもそもこのUnmapとはなんぞやという話だがVMWareの話だがこちらに解説があった
iDATEN(韋駄天)| vSAN6.7Update1新機能 UNMAPを設定してみよう

TrimメニューとセットでFS上では削除されているがディスク上に残っている使用領域を削除するTrimとその領域のマッピングを解除して再使用可能にするUnmapでセットになっているということらしい。

今回その再利用できるスペースのマッピング解除の過程で「e00002c7」を返してきているということだが、このエラーコードもググるとネットワーク系のハンドシェイクに失敗みたいなエラーしかでてこない。

それでググって出てきたフォーラムで紹介されていたBadBlockを検出するコマンドを試してみた。

コマンドは以下。
sudo dd if=/dev/rdisk0 of=/dev/null bs=64k
root権限でdisk0を頭から順番に64k単位で読み出していくというような意味合いのコマンド。

ddは本来はデータのコピーやバックアップをするコマンドだが、この場合書き出し先のof=以下がnullになっているので、読みだすだけで書き出さないコマンドになっている。
disk0がrdisk0になっているのは、通常の割込み処理ありの読み出しではなく頭から順番通りに読みだすということ。

bsはブロックサイズの指定ということになる。

読み出して行って読み出しができない不良ブロックがあれば、エラーが出る筈という目論見でこのコマンドをかけてみよということだ。





で、やってみたんだけど相当な時間がかかってtransfer成功…つまりドライブには異常がないということになる


結局なんなのかよくわからないしエラーなのかどうかすらわからないのだが各種チェックでも異常がないということなので、もう気にしないことにした。

どのみちダメならそのうち内蔵ドライブが死ぬことで問題が判明するだろうから、その時にまた報告することにする。




2019年8月6日









anchor

MacBook Proが突然ダウン…電源ボタンを押しても無反応に…バッテリーケーブル差し直しで治る?

今朝の出来事、バックアップディスクからMacBook Proにバックアップのファイルを数十GB戻していた作業中、突然
「ヒューーッ」
と言ってMacBook Proの電源が落ちる。

電源ケーブルはちゃんと刺さっていてLEDも光っている。
念のためにバッテリーのチェックLEDも確認したがバッテリーは満充電の状態で正常に点灯している。

しかし電源ボタンを押してもうんともすんとも言わず…起動を示すLEDも光らない。

先日交換したHDDが原因かとも一瞬思ったが、起動ボリュームが認識できないのではなく電源ユニット自体が稼働していないのでファームウエアを読み込むところにも行ってない。

要は石が焼けたか、電源ユニットが完全にお亡くなりになったかのような感じだ。

ハードウエアの故障かどうかを切り分けたいが、とにかく電源が入らないとどうしようもない。

もう10年目に突入するので、ついに寿命でお亡くなりになったか…
と覚悟を決めかけたが、一応悪あがきをしてみようということで開腹手術を敢行。





底板パネルを外して起動テスト…するもやはり電源を入れても
ファンも回転せず通電している様子がない
電源ケーブルを抜いてバッテリー駆動でも全く無反応
ここでふと思ったのはファームウエア起動には内部電源が必要だが
この世代のMBPは内部電池をバッテリーで代用しているので
電源ケーブルを抜いた状態でバッテリーケーブルも抜いて電源ボタン押し下げ
バッテリケーブルを差し直しでリセットできるかもと試したところこれがビンゴだった




起動後初回にGUIに入った時にはCPUが91℃にもなっているのに
ファン回転数が2000rpmから上がらないところからNVRAMも
やられているかもしれないと思いPRAMクリア(コマンド+option+P+R)で
起動し直したところちゃんとファン回転も上がるようになった




電源ボタンが無反応の間もバッテリーLEDは点灯していた
バッテリーそのものの不具合というよりもファームウエアの読み取りに問題が起きたか…


結論から言うと熱暴走の可能性もあるが、当時の室温はそんなに異常に高くなかったことからバッテリーかNVRAMかのメモリ内容が破損して起動状態が維持できなくなり、再起動もできなくなったということのようだ。

電源ケーブル、バッテリケーブルを抜いて起動の操作をしてバッテリケーブルを差し直したら起動できるようになったので、その操作でリセットされたようだ。

その後何度か再起動したり、コールドブート、大容量ファイルの転送などの負荷をかけているが再発がないのでどうやら治ったらしい。


が、MacBook Proが今壊れたらとても困ることになるでの、ここはMacのリダンダンシーを確保するべきだと感じた。

要するにそろそろ新しいMac買えという天の啓示か?




2019年8月11日









anchor

MacBook ProとMac miniのHDD、SSHDを2TBに増量したところTime Machineが容量不足で失敗するようになった〜RAIDでとりあえず切り抜ける

(なお、口絵写真と本文は関係ありません)

先日Mac miniのSSHDが飛んだのをきっかけにSSHDを2TBに増量、併せてMacBook ProのFusionDrive化したストレージを256GB/SSD+1TB/HDDから256GB/SSD+2TB/HDDに容量を増量した。

容量を増量したことで空き容量に余裕が出てきたので、外付けHDDに退避させていたムービーなどの大容量ファイルを内蔵ディスクに戻してMacBook ProとMac miniでミラーリングしたところ、両方でTime Machineのバックアップが失敗するという問題が起きた。

Mac miniのTime Machine用外付けHDDは1TBだったので2TBのバックアップが失敗するのは当然だったが、MacBook Proの方は2TBを超えないようにしていたがそれでもやはり2TBのTime Machineバックアップは2TBのHDDにはできないらしい。





Mac mini、MacBook ProともにTime Machineが失敗するようになった
原因は容量不足でMac miniの方は2TBのバックアップは1TBには入らない
という単純な問題だったからバックアップディスクを買ってくれないケチな会社に
持ち込んでいた私物の2TBディスクを持ち帰って解決した
問題はMacBook Proの方




MacBook Proの方のTime Machineボリュームは前から2TBだったが
2TBのTime Machineバックアップは2TBのHDDには入らないということらしい
そこでこれまでのRAID構成を全面的に見直してTime MachineバックアップHDDと
ファイルバックアップHDDをそれぞれ1TBHDDとRAIDを組んで冗長性バックアップを再構築した




これまでは2TBのTime Machineバックアップと2TBのSeagate、
2TBのバックアップはディスク、1.4TBのRAIDバックアップでファイルによっては
3重のリダンダンシーを確保していたが3重は意味がないと判断してこれを再構成することにした




Time MachineとSeagateはそれぞれ1TBのHDDとコンタードRAIDを組んで3TBとした
バックアップHDDはUSBハブの口数の関係で320GBしか増量できなかったが
当面のファイルバックアップはなんとかなるのでしばらくしたらハブの増量、
HDDの増量で順次対処することにして今は目先のバックアップを作成することを優先した




こうしてストレージに退避させているファイルの冗長性と
Time Machineバックアップが3日かかってやっと再構築できた


実は先日MacBook Proが突然電源が落ちて起動できなくなるという問題が起きたことを先日書いた。

その時にまだTime Machineバックアップが取れていなかったので、結構ヒヤリとした。

Macのバックアップに関してはOS Xに移行した割と早い時期、まだMacがTime Machineを実装する前からCarbonCopy Clonerを使って起動ボリュームの起動可能な全域バックアップを常時作るという安全策をずっと実施してきた。

CarbonCopy ClonerTime Machineの運用は、合計するとかれこれもう15年以上は続いていると思う。

だからOS Xのバックアップなしの運用というのはこれまでほぼやったことがないし、実際このバックアップがあったおかげでデータが救われたことが何度もあった。
MacユーザでTime Machineバックアップを取っていない人には、他の何を犠牲にしてもいいからとにかくTime Machine用の外付けHDDだけは一刻も早く購入しろと薦めてきた。

その自分がこのディスク増量のタイミングでバックアップ無しの状態でMacBook Proが起動できないというトラブルに巻き込まれるなんて不覚を取った。
実は本当にバックアップが完了するまではヒヤヒヤだった。


コンタードRAIDのTime Machineバックアップなんて、ディスクが片方故障したら使えなくなるじゃないかという問題もあるが、故障したらそのディスクを交換してまたバックアップを取ればいいんだし今は目先バックアップを作ることが最優先課題で、いずれそのうち3TBのHDDも購入することでその問題はおいおい対応する。


そういえば私はMacの運用でバックアップが必要ないなんて一言も言ったことがないし、むしろ今回のようにTime Machineボリュームが死ぬと呼吸ができないぐらいの不安に陥るほどの小心者だ。

なのに「このMacサイトに書いてあることを実行したらディスクのデータが全部飛んだ」という逆恨みをされたことが一度や二度はある。

「このサイトに書いてある通りに実行した」というが私はバックアップを取らずにクリティカルなことをやってもいいなんて一言も書いたことがないし、リスクがある作業はリスクがあると書いてきたと思う。

よく読みもしないで失敗したら人のせいにして、しかもバックアップを取っていないことまでこちらの所為にされては適わない。

もう昔のことだし、今は誰も読んでないような地味なサイトになってしまったからどうてもいいが繰り返し強調すると

「他の何を犠牲にしてもいいから外付けHDDをすぐに購入してTime MachineなどでMacの内蔵ディスク全域のバックアップを今すぐ構築しろ」

そしてHDDやSSDは長年使っていると歩留まりで必ず一定の割合は死ぬので

「バックアップは必ず複数持て」

ということも言っておきたい。




2019年8月20日









anchor

まただよ…外付けHDDのUSBケーブルに触れてしまったのか「ディスクの不正な取り出し」の表示でMacが不調になるトラブルが

また例によってこれだ。

バックアップなどのストレージでRAIDを組んでUSBでMacBook Proに鈴なりにぶら下げていた。

このストレージがUSBケーブルに手が触れたか何かのはずみで「不正なアンマウント」になってしまい、ボリュームが損傷した可能性が出てきた。

それでボリュームの修復をかけたところカタログデータが取れないという事態になってきたので、IOUSBFamily.kxtあたりのクラッシュの可能性があるとみてOSの再起動を実施。

ところがシステムが正常に終了できなくなって、sshなんかも試してみたが二進も三進もいかなくなったので強制終了して再起動したところ、内蔵ディスクのボリュームの検証もできなくなたので DiskSenseiを引っ張り出してきてSSDの修復をかけた。

HDDの交換を実施してFusionDriveの組み直しをして以来手動でTrimもやっていなかったのでこの際それもやってみた。





このUSBのケーブルにこれまで何度泣かされてきたことか
元は任天堂のゲーム機のデータ通信ケーブルを参考にしてこのプラグをデザインしたらしいが
任天堂は口を長方形にせずに角を一つ切って変形五角形にして「上下間違えて差す」問題や
「ケーブルに触れて通信エラー」問題をクリアしていた
しかしUSBケーブルの策定の時にその角を切る形を省略して長方形の口にしてしまった
USBのすべての厄災はこのプラグのデザインの悪さからきている




ケーブルに指が触れたのか寝返り打った時にバックアップ中のケーブルに当たったのか
目が覚めたら口絵の「不正な取り出し」の警告が出てボリュームアイコンが消えていた
挿し直してボリュームを修復したらすべてのボリュームがエラー
ついでに内蔵ディスクも検証でエラー
IOUSBFamily.kextのクラッシュですべてのボリュームが正常に認識できないトラブル




この解決法は再起動しかない
ところが再起動をかけるとボリュームのアンマウントに失敗して二進も三進もいかなくなる




強制終了を避けたいのでiPhoneのSSHから接続したがログインできず
要するに手詰まりなので電源ボタン長押しの強制再起動を結局する羽目に




この際内蔵ディスクのアンマッピングで警告が戻ってくる件の対応も含めてDiskSenseiで修復
Trimは有効になっているが手動Trimを実施したがこれが1日仕事だった




2TBのHDDと256GBのSSDでFusionDriveを組んでいたが使用量が
2TBを超えていたため「容量がいっぱい」という警告が何度も出る
手動TrimはSSDの256GBがすべてフリーになっていないと走らないらしい
仕方なく内蔵ディスクのファイルを60GBほど削除して後でTime Machineで復元することにした




これでやっと全域Trimが完了した
一度はやっておいたほうがいいとは思っていたが
今回はいいかと思ってこの手順を飛ばしていた




これが効果があったからなのかたまたま何度か再起動したから問題がクリアされただけなのか
内蔵ディスクも外付けディスクもすべて修復ができるようになった




不良ブロックがdて内蔵ディスクの容量が減ったか
将来判定できるように今の内蔵ディスクの容量を記録しておく
結局復旧するとFirstAidでも各ボリュームの異常は見つからなかった
何が問題だったのかよくわからないがUSB外付けが問題を起こして
終了ができなるなるのはMac+外付けHDDの宿業病のようなものだ



2019年10月27日













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青木さやか