Previous Topへ Next

OSXのtips1-13

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。
システムメンテナンスのtips

anchor

LionでSpacesの画面割当を変更する


私の場合Spacesは画面4つにして最初の画面にブラウザやメールなどweb関係、3つ目にVMware Fuionnoパレットウインドウ、4つ目に画面共有を割り当ててVMWare Fusionで起動したWindowsやiCal等はフルスクリーン表示にしている。
なのでそれぞれの作業環境をcontrol+左右カーソルキーだけでどんどん切り替えて使い分けることができる。
とっても便利。

でもそのSpacesはSnowLeopardまでは独立の機能だったけど、LionからMission Controlに統合されてしまった。
システム環境設定のMission Controlのペインはホットキーやホットコーナーの設定しかなくてとてもシンプルになってしまった。

Spacesの割当を変更したい時にLionではどうすればいいのか、探していたが、その方法はドックにあった。

ドックアイコンを長押し、あるいは右クリックするとメニューが出てくるがその中のオプションで、Spacesの割当を変更できる。

知らなかった…Lionまだまだ使いきれない機能がいろいろあるみたいだ。





アプリのドックアイコンを長押しまたは右クリックすると
オプションメニューが出てきてここでSpacesの割当先を変更できる
Spacesで先に割り当てたい画面に切り替えておいて未登録あるいは登録済みの
アプリのオプションから「このデスクトップ」をクリックすると割当先が変更される



2012年2月8日








システムメンテナンスのtips

anchor

またまたVMWare Fusionが重くなってきている〜ちょっと対策した

最近Macをいじっている時間より、Windowsをいじっている時間の方がはるかに長い。
仕事場ではHPの実機を使っているし、自宅に帰ってもVMWare Fusionはほぼ常時起動しっぱなしだ。

結局Macの使用を止めて、Windowsにスイッチした方がいいのかもしれない。

とにかくVMWare Fusion上で起動したWindowsXPならびに7への依存度が高いのだが、Lionにアップデートして以降どうもやはりVMWare Fusionが重くなってきた。
その対策をした記事はここらあたりに書いた。
Lionのシステムを軽くする〜hiutilの暴走を止めるには

最近VMWare Fusionをバージョン4にアップデートしたので、ひところ治まっていたVMWare Fusionが重くなる症状がまた出てきているので、上記の対策をした。





VMWare Fusionのアプリ本体を右クリックして「パッケージの内容を表示」で中を開く
その中のContents/Resources/Japanese.lproj/
中にあるonlinehelpというヘルプリソースを右クリックで圧縮
こうすることでヘルプが無効化されるのでhiutilの暴走が止められる
アクティビティモニタで久しぶりにhiutilの暴走を確認したし
ヘルプを開くことがまずないのでこの方法で止めてしまった




それとVMWare FusionのWindows7のメモリ割当を3GB弱に減らした
MacBook Proには8GBの物理メモリを積んでいるので
今まで4GBのメモリを奢っていたが多すぎるのも良くないようだ
かえってSwapを作ってMacも重くなるという症状に繋がっているようなので
いろいろ試した結果2GB強〜3GB弱あたりが最適解ではないかという感触



2012年2月8日








システムメンテナンスのtips

anchor

Wi-fiでiPhoneをiTunesに同期できなくなった〜iCloudお亡くなりか?wと思ったら…

iCloudを導入して以来、機器の使い方が変わった。

自宅で無線LANを利用していると、iPhone、iPod、iPad等がiCloud経由でiTunesiPhotoとケーブルレスで自動的に同期してくれるので、使う側はほぼ何も意識しないでシームレスにiPhoneからMac、MacからiPhoneというように乗り継げる便利さは、以前 こちらのiCloudシリーズに書いた。

十年前に無線LANを導入したときも思ったけど、この便利さは使ってみないと分からない。
無線LANもただ単にケーブルが無いLANというだけではなく、様々なメリットがあることは使ったことある人にしか分からない。
それと同じようにクラウド経由のOTA(オンジエア、つまりケーブルを通じないで即座に意識しないで機器が同期されること)の便利さも使ってみてすっかりハマってしまった。
(後日追記>BBSにt0moriさんより指摘をいただいた。OTAはOver The Airの略でした。訂正お詫びします)

ところがここしばらくiPhoneが無線経由でiTunesに同期しない。

無線LANをオンにしても何故かiTunesにマウントしない。
それでもUSBケーブルを挿せばiTunesのライブラリ情報などは同期できるので、「気にしない」と自分に言い聞かせていたが、やはりあの便利さが忘れられない。
人間は一度覚えた贅沢を奪われるのはとても苦痛に感じるものなのだ。(大げさな…)

そこでiTunesWi-fi同期復活作戦を・・・といってもその手順は実に簡単。

以前、iPhoneのテザリングがうまく繋がらなくなった時にはiPhoneを再起動せよというTipsを紹介したことがあるが、やはりこういうものはモバイル側のiPhoneに問題があるようだ。
再起動では復活しなかったが、一度iPhone側のiCloudアカウントのキャッシュを全て削除してしまう。

方法はキャプチャー参照だが要するにiCloudアカウントを一度削除して、再度ログインすればいい。新しい同期データをダウンロードし始める。 それが終わったらiTunesを起動してiPhoneを無線LANに接続する。
これでWi-fi同期が始まるはず。

時々こうやって同期の情報が壊れることがあるのかな?
その場合はこういう対処法もある。





iPhoneがWi-fi経由でiTunesに同期できなくなったら
まずiPhoneの「カウントを削除」を試してみよう
iCloud経由で同期した写真やアドレスブック、ブックマークなどの情報が削除される
そのあと再度元のアカウントでログインし直す




すると今まで無線経由で同期できなかったiTunesにiPhoneがマウントされた
普通に同期も始まって久しぶりにトラシューらしいことをした充実感(笑)



2012年2月18日








システムメンテナンスのtips

anchor

Macが探せなくなったww…iCloudお亡くなりか?wと思ったら…第二弾

突然始まったiCloudお困りごと解決シリーズ第2弾(そして今回をもって突然終了するものと予想)

iCloudにはデバイスの現在位置を探せる機能がついていたことは、こちらでも解説した。
iOSを5に上げて本格的にiCloud運用を始めてみる〜この際だから「デバイスを探す」に生まれ変わったiPhoneを探すも全て試す5

これはiPhoneやiPadをどこかに忘れてきたとか、MacBook Proを紛失したとか盗難に遭ったとかの時に、強力なツールになると思う。
ネットに繋がっていさえすれば相手のデバイスの位置を特定できる。

ところがこの「Macを探す」方がしばらく前から使えなくなっていた。

これは例のBootCampにWindows7インストール騒ぎの時に、パーティションを整理してしまったためにこれが起こったものとすぐに原因は特定できた。
WincloneでNTFS、Windows7をバックアップ復元してみる1〜その前にまずBootCampにWindows7インストールしないとね

これを解消する方法だが、Lionのインストールの時に自動的に作られる「RecoveryHD」というボリュームがないとこの機能は使えないらしい。
どういうことか分からないが、多分ユーザが触れないこのシステム復元領域に、重要な個人情報となりうる位置情報なんかも書き込むのかもしれない。

それでこれを復元する方法だが、やはり素直に再インストールしかないらしい。
ただし、クリーンインストールをする必要はない。
上書きインストールでもパーティション切りは自動的に行われるようなので、トライしてみた。

システムそのもののインストール所要時間は30分、アップデートやらもろもろで合計1時間ほどでシステムを復元できた。
Macを探すのにも成功した。





しばらく前からiCloudのMacを探す機能がグレイアウトしてチェックできなくなっていた
iPhoneを探す機能は活きているので、問題はMac側にある




詳細ボタンで「"Macを探す"には復旧用パーティションが必要です」とのご託宣が…
BootCampにWindows7をインストールした時にBootCamp用に
新たにパーティションを切り直さなければいけなかったために
この時にLionの普及用パーティションが消えたものと思われる




いろいろ試行錯誤したが結局この復旧用パーティションがないと機能は復活しない
そして復旧用パーティションはLionをインストールし直さないと作ることができないみたい
ここは諦めて素直にLionインストールという運びに…
ただし今回はクリーンインストールはしないでシステムだけ
復元する上書きインストール(デフォ)でいくことにした
理由はもちろん手間を省きたいからだ!
復旧ディスクアシスタントで作った外付けハードディスクからインストールする




インストールと累積アップデートでおよそ一時間…
システム環境設定のiCloudペインを開くと
グレイアウトしていた「Macを探す」がチェックできるようになっていた




iPhoneからMacBook Proを探してみた
機能は完全復活




そして例によって探索精度は十数メートルの範囲内
忘れ物なら充分問題ない精度だ



2012年2月19日








システムメンテナンスのtips

anchor

iTunes in Cloudがいつの間にか日本でも使えるようになっているぞ!

これは佐々木俊尚さんのツイッター経由お宝情報。
AppleJapanがiTunes in Cloudのサービスを日本でも始めている。
Mac、WindowsのiTunesで購入済みでダウンロードしていない音楽をiCloudからダウンロードできる。
購入済みの音楽はiCloudにバックアップがあるので、Wi-Fi経由でiPhone、iPod等のデバイスに同期することができる。
そこらの動きはAppStoreと同じ。

対象はiTunes Storeで購入した音楽だけで、自分で登録した音楽はアップできない。
だから結局iTunesStoreの付属機能としてしか使えないはずで、著作家を侵害する可能性なんて全く考えられないのだが、こういうもので議論が起きる日本の著作権には本当に愛想が尽きる。

写真では可能なんだから、本当は全ての音楽をiCloudにアップしたいところだけど。
でも始まったのはともかく大進歩。

利用法はキャプチャー参照。





iTunesのiTunes Storeに入って右の方に「購入済み」というナビリンクを開く




購入済みのアイテムのミュージックを開く
右の選択ボタンで「コンピュータにないアイテム」を選択




すると購入済みのアイテムでiCloudにはあるがコンピュータには無いアイテムがリストアップされる
右端のクラウドボタンをクリックするとAppleIDとパスワードを求められる




認証が済むとダウンロードが始まる




ダウンロード完了するとiTunesミュージックのリストにダウンロードした曲が入っている




またiPhone、iPodなども購入済みで入っていないアイテムを
iCloudからダウンロードできるようになっている
iTunesから「購入済み」に入る




またMacなどでiTunes Storeで音楽を購入したらOTAで自動的にiPhone等を同期する場合は
設定Storeに入るとミュージックという項目が新設されているので
そこをオンにすることでWi-fiまたは3Gを通じて自動同期できる



2012年2月22日








システムメンテナンスのtips

anchor

Lionのシステムが起動できなくなった〜RecoveryHDを使ってディスクを修復する

Macが起動できない…

こういうのって昔は結構多いトラブルだった気がするが、最近のMacってMacBook Proのようなノートにしてもディスクお亡くなり系のトラブルが随分減った様な気がする。
それはありがたいことなんだけど、昔は本当に多かった。
これもディスクの精度の向上のおかげなのかな。

それでこれをどうクリアしているかというと、かつては起動システムをインストールした外付けハードディスクを常に持ち歩いていた。

これには本当に救われた。
出先でiBookが起動できなくなった時に、Firewireでつないでハードディスクから起動して、内蔵ディスクをユーティリティで修復したり、最悪復活できなくてもその起動環境で応急的に作業するということもやったし、自分のMac以外にも他人のMacも頼まれてこれで随分レスキューした。

このレスキュー用の緊急起動ハードディスクが、これもLionから導入された新機能だが内蔵されるようになった。
インストーラでOSを特に設定も弄らずにインストールすればRecoveryHDという見えないボリュームが作られる。

ここから起動すれば通常の起動ボリュームの診断・修復、システムインストール、Time Machine修復などが可能になる。
リカバリはディスクユーティリティを外部からかけられるので、かつての外付けハードディスクからの修復と同じことが可能になる。

システムの新規インストールは、システムファイルをダウンロードしながらインストールするためネット接続が必要。Time Machine修復は当然Time Machineで設定しているハードディスクの接続が必要だ。

このRecoveryHDも認識できないような重篤なディスクトラブルの場合には、どうするのかという疑問もあるが、滅多に起きない起動トラブルのために外付けハードディスクを常に持ち歩くのも、もう必要ない気がする。
最近のディスクのトラブルの少なさから考えたら充分な対策と思える。

どうしても不安の場合はUSBメモリにLionの起動ボリュームを作成することもできるので、それをバックアップのバックアップにして持ち歩けば、万全だと思われる。





Lionの通常のインストールでは起動ボリュームの他に
RecoveryHDという見えないボリュームが作られる
これは不可視ディレクトリを表示する設定にしても
ディスクユーティリティからも見えない隠されたボリュームになっている
Optionキーを押しながら起動すると選択肢に現れるのでカーソルキーで選択して起動
ショートカットする場合はコマンド+Rキーで起動でもよい




Mac OS Xユーティリティというタグが出てくるのでここからメニューを選択
内蔵ディスクを修復したい場合はディスクユーティリティ
OS修復は再インストール、旧環境に、戻す必要が出てきたらTime Machineを選択する




ディスクユーティリティは内蔵のものと同じだが
通常の起動ボリュームから起動していないのでボリューム根こそぎの修復が可能になる
マウントしない場合の強制マウントもディスク修復も一回で成功しないかもしれないが
何度も根気づよくやることで生き返ることがある
Mac OS X Base Systemという通常見えないボリュームが見えていることに注意




システムがソフトウエア的に逝った場合は再インストールとなる
基本最初に試すのは上書きインストールだがネット接続が必要




ディスクユーティリティだけで何とかなった場合は
ユーティリティを終了させると「起動ディスクを選択」メニューに入れる
ここで起動できれば修復は成功だ



2012年2月22日








システムメンテナンスのtips

anchor

Macをキレイに軽量にする大掃除の手順〜Macを軽快にする10のTips<追記あり>

もうすぐゴールデンウイークということで、まとまった休みを取れる人は多いと思う。
そういう人はこの際だから普段はなかなか取りかかれないMacの外と中の大掃除をやってみてはどうだろうか?

私はゴールデンウイーク中もシフトで仕事なのであまり関係ないのだが、こういう時こそ普段なかなか取りかかれない掃除をやるチャンスだと思う。
私の場合MacBook Pro+Lionの組み合わせのMacを軽量化するためにいくつかの設定と定期的な掃除系のメンテナンスをやっているので、いまでも快適に動作している。
そうした手順をここでまとめて紹介する。

外部の掃除、内部の掃除、ハードディスクなどの中身の不要ファイルの掃除などに順を追って触れようと思うが、まず外部の掃除。

(初心者向け解説でありながら解説が不親切だったので関連記事へのリンクを追加しました。)

1)外部の掃除の手順と便利ツール

特にキーボード周りは、汚れやすいしMacBook Proなどのラップトップはスクリーンと込みで掃除したい。
意外にいろいろなものが飛び散って(吹いた時のコーヒーとかくしゃみで飛んだ鼻水とか!?)スクリーンも結構汚れている。

外部は食器洗いに使う中性洗剤を薄めた水を染ませたウエスで荒ぶきして、渇いたウエスで拭き取るのをお勧めする。
別にアルコール系や高価なクリーナーにこだわる必要はない。
絶対にお勧めできないのが揮発油系の溶剤。

私はメガネ拭きを使っているが、フエルト、ビロードのような捨てる布で充分だと思う。
ティッシュなどの紙は意外にキズになるので、特にスクリーンの掃除にはあまりお勧めできない。


キーボードの掃除の時に、OSを落とさないでやりたい時もある。 そういう時に役に立つのがKeyboardCleanTool



KeyboardCleanTool
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

スクリーン上でクリックするとキーボード操作を無効にする。

キーボードの掃除が終わったら、マウス、トラックパッドで解除ボタンをクリックすると、キーボード操作が可能になる





シンプルなフェイスだが右のバーボタンをクリックして
アイコンが赤くなればキーボード操作が無効になる
その間ウエスでキーボード掃除しても何も入力されないので
エンコード作業をやりながら掃除もでき手時間を有効に使える




こうして応急的にキーボード、スクリーンなどを掃除する
私はメガネ拭きのフェルト、楽器用のベッチンなどを使っている
汚れが落ちない時は食器洗いの中性洗剤を薄めた液を染ませて荒ぶき、
渇いたもう一枚のウエスで拭き取れば綺麗になる
間違ってもベンゼンやシンナーのような揮発剤を使ってはいけない
思わぬトラブルの原因になる


2)内部の掃除はやっぱりホコリ対策

MacBook Proの開腹手術についてはこちらの記事を参照ください。


MacBook Proのメモリを8GBに換装してみた〜その体感速度の差は想像以上だった

MacBook Proのハードディスクを500GBに換装、Windows7を導入してみた
まずはディスク交換〜andついでに先日死んだと思われたディスクを復活させた





ここからは電源を落としてやった方がいい(私は忘れてしくじったw)
MacBook Proの裏ぶたを開けるともう全ての
ユニットにアクセスできるので掃除は容易だ
バッテリーなどの上に埃が散らばっているのが分かるだろうか




一番問題なのは冷却ファンやヒートシンクの上に積もった埃だ
私の場合は毎日持ち歩いて埃っぽい部屋でも使っているし相当酷使しているが
その割にはマシな方だと思うがそれでもこれくらい埃が絡んでいる




埃を払うのはエアダスターのスプレーが一番望ましい
エアゾルで埃を吹き飛ばすスプレーでPCなどの
専門店で売っているがなかなか一般家庭には無いかも
その場合は筆先を裁いた模型用の塗装筆で埃を払うという手もある
埃は結構入り込んでいるので入念に作業すべし




ところでメモリーが緩んでフックが片方外れていることに気がついた
それでも今まで正常に動いていたが何かの衝撃で外れるかもしれない
しっかり挿し直したところでOSが起動しっぱなしだったことに気づく(マヌケww)
案の定ハードウエアエラーでOSが落ちたので一通りメンテナンス手順を
実行してアップルメニューからハード情報を見る
メモリーをちゃんと8GB認識しているのを確認


3)ディスクスペースを節約する大掃除便利ツール

外観、内部の物理的な掃除が済んだら次はディスクの中身の掃除を勧めたい。
私は以下の手順で愛機MacBook Proのディスクスペースを50GBほど節約できた(!)
いや、ホントの話

  

最近のOSはテンポラリーファイルを大量に使うのでOS自体もディスク容量を圧迫しているし、いろいろなユーティリティを入れているとそれがディスク容量を食っていることもある。
昔だと、重複している無駄なJPEGを削除したりもしていたが、今はディスクの無駄なスペースもMB単位からGB単位になってきている。
そんなことをちまちまやっていてもほとんどディスクスペースの節約にならない。

そこで何がディスク容量を大量に圧迫しているのか手早く見るアプリを勧めする。
シェアウエアだがDaisyDiskあたりが使いやすいと思う。



DaisyDisk
(Shareware)
OS10.6SnowLeopard対応OS10.7Lion対応

ディスクスペースをパイグラフ状に階層表示するアプリ。

階層にどんどんマウスオーバーするだけで入っていけるので、何がディスクスペースを圧迫しているのか見つけやすい。





ディスク容量を圧迫しているファイルを探す DaisyDiskで起動ボリュームを選択
シェアウエアだが起動カウントダウンを我慢できるなら試用モードでフル機能が使える
気に入ったらレジストすればいい




階層を追ってどこにどれくらいのスペースを
取っているかをマウスオーバーするだけで判別できる
こうして探してみるとキャッシュなどよりOSやユーティリティツールの
テンポラリファイルの方がディスクスペースを圧迫していることが分かる




俗説ではよく推奨されているキャッシュクリーンは
ディスクスペース節約には大して効果がないと思っている
ディスクスペース節約アプリとしてルーティンでやるメンテナンスアプリもあるが
キャッシュ削除はそれが溜まって破損してきてシステムの表示がおかしくなったり
といったトラブルを未然に防ぐ効果はあるのでやっておくのはいいと思う
がその頻度は「たまに」でいいと思う
(キャッシュ削除に使っているアプリについてはMainMenuを参照)




ちなみにWebサーバとして運用しているMac miniをメンテしていて気がつくのは
110日も起動しっぱなしでWebサイトFTPサーバとして
酷使しているにもかかわらず意外にキャッシュが溜まらないということ
キャッシュはGUIで利用されているのでサーバにはさほど必要ないということなのかもしれない


4)意外に省スペースになる.DS_Storeファイル削除





それより意外にスペース節約効果があるのが.DS_Storeファイルの削除
これは元々アイコンが消えたりウインドウサイズをFinderが覚えてくれないなどのトラブルを
防ぐためにやるのが主目的だが滅多にやらないので結構なスペースを取っていることがある
削除コマンドはsudo find / -name ".DS_Store" -deleteでEnter
(コマンドについてはこちらのコマンド解説を参照)


5)PubSubファイルを削除





RSSリーダーなどを常用している人はライブラリフォルダの
PubSubなんかを削除するといいかもしれない
リセットされるだけなので削除しても大丈夫だと思う
これが長年溜まると結構なスペースになる


6)ノートソフトの保存ファイルを削除してTime Machineバックアップディスクを掃除





MacJournalなどのように記録ファイルを暗号化するタイプの
メモソフトは一行更新しただけでファイル全部が更新される
これは本体のディスク容量にはあまり影響がないので無視してもいい




ただしTime Machineでバックアップを取っているならこういうメモソフトの
保存ファイル本体、VMWare Fusionのような仮想マシンのVMファイルなどが
バックアップディスクのスペースをどんどん圧迫していくのは無視できない
この際バックアップディスクも掃除する意味で綺麗に削除しよう
またバックアップを取り直せば問題ない
Time Machineのバックアップをコンパクト化するTipsを参照)


7)iPhoneなどのiOSデバイスのバックアップファイルを削除





iPhone、iPad、iPodTouchなどを使っているなら
同期するたびにiTunesがそのバックアップを取っていく
これが実は結構なディスクスペースを食っていることが判明した
削除法はiTunesの設定の「デバイス」に入って
バックアップリストを選択して下の削除ボタンをクリック
今回はこれがでかかった


8)TechTool Proなどのディレクトリバックアップユーティリティもスペースを取る





TechTool Pro 6のような一部のユーティリティアプリは
ディレクトリ情報をどんどんバックアップしていくので
このファイルも溜まってくると数十GBというサイズになってくる
~/Library/Application Support/TechTool Pro 6の中身をごっそり削除




ディレクトリ情報が破損してもファイルをサルベージできるのが
この手のTechTool Proのようなアプリの売りの機能だが
そのために数十GBものディスクスペースを浪費するのは厭だと
考えるならこのバックアップ機能を殺してしまうという手もある
だったらこのアプリを入れる意味は何なのかという疑問は残るが…


9)Lion目玉機能のスナップショットを殺せば省スペース+OSの軽量化と一挙両得…ちょっともにょるが…





LionにはTime Machineと同じことを内蔵ディスクでもやる
スナップショットという新機能が追加された
これのおかげで出先でも間違えて消してしまったファイルを復元できる可能性もある
しかしその滅多にないことのためにディスクスペースを大量に使うのはどうかという疑問はある




自分はそんな機能が無くても充分注意深いから大丈夫だ
という人はこの機能を殺してしまうのをお勧めする
方法はここのスナップショットを殺してみる〜やっぱり重いぞLion!?を参考に
コマンドはtmutil disablelocalでこの機能は止まる
結果的にOSも軽くなるのでお勧めしたいが目玉機能を殺してしまうなら
なんでLionを使っているのかという疑問も残るが…


10)意外にリソースを喰う常駐プロセス、daemonを削除する





ディスクスペースのゴミ掃除というよりもOSの動きを軽くする目的の方が大きいが
起動中常駐するdaemonやスタートアップアイテムのうち不要なものを削除するのもいい
場所は/Library/LaunchAgents/Library/LaunchDaemons
/Library/StartupItemsあたりの要らないものを探す
こういうMicrosoft Officeの体験版を削除したあとも
ライセンスdaemonが残ったりするので抹殺!



2012年4月22日








システムメンテナンスのtips

anchor

OS X ver10.7.4アップデートはいろいろ手が入れられた<追記あり>

Lionは導入以来スクロールの向きが変わるとか。スナップショットとか復元とか大きなUIの変更があって、それはそれで面白い傾向があると思っているのだが、中にはどうしても評判が悪いというか「なんとかして欲しい」という声が強い変更もあった。

もちろんAppleはいわれるのは分かっていてやってるんだろうけど、あまりにも評判が悪いところは手を入れてきたということか。
これまでにもそういうことはあったもんね。

ということでOS10.7.4のアップデートがかかってきたので入れてみた。





10.7.4アップデートがかかってきた
後の二つはFinalCut Proの関連でアプリとQuickTimeのコーデックアップデート




プロアプリのアップデートはXD-CAM、AJA、AVCHDなどとの互換性を高める変更が中心




それに関連してQuickTimeもXD-CAM
などのコーデックが追加される
業務用機としての汎用性が高まった




それこれでまたCD1枚分くらいのでかいアップデートになった
このあとしばらくしてSafariのアップデートもかかって来るのでなかなかのサイズだ




ところでアクセス権関係に影響がある変更があったみたいで
ディスクユーティリティでアクセス権修復をするとかなりの項目がかかってくる
先日アクセス権関係でエラい目にあったのでこれはやっといた方がいいかもしれない




今回のアップデートで一番話題になっているのはこの「再ログイン時にウインドウを再度開く」
これが何ともジャマだということでこれを無効化するTipsを紹介した
しかしこのTipsを実行すると今度はこのオプションを使うことができない
滅多にないことだがシステムが全面不調になった時の保険がその場面で使い物にならない
Appleとしてはこれはオンで固定にしておきたかったのだろうがあまりにも
評判が悪かったので妥協したということなんだろうけど現実的な変更だと思う
一度このチェックを外したら次回からチェックが外れた状態がデフォルトになる




いろいろ変更点があるようだが画面共有で常時サイズ調整が入った状態から
サイズ調整無しでウインドウの中に収まらない実サイズ表示も追加された
どうやってスクロールするのかと思ったらマウスが
近づいた辺に表示領域が自動移動するように変更された
案外使いやすいかもしれないし前のサイズ調整が利いた画面は
あまり鮮明とはいえなかったのでスクリーンキャプチャーを
撮ることが多い当方としてはありがたい変更かもしれない

<追記>
BBSにご指摘頂きましたが、アップデートのところにかかってきたQuickTimeとファイナルカットのアップデートはそれぞれ、ProAppsコーデックは昨年の9月、ProAppsは一昨年の2月のアップデートでした。
ファイナルカットをインストールした後にアップデートをかけたと記憶していたので、今回の新規アップデートかと勘違いしてましたが、結構古いアップデートでした。
訂正します。




2012年5月13日








システムメンテナンスのtips

anchor

Macがトラブった!そのとき何をする?〜トラシューの15のコツ

当サイトは元々MacOSのトラブルシューティングの記録としてスタートしている。

ユーザーはMacを使う上で様々なトラブルに遭遇する。
かつてはそのトラブルの数は半端なく多かった。
なので、ここでその記録を備忘録的に残しておこう、そうすれば後日類似のトラブルが起きた時に、どう対処したか過去の記録を見れば対処法がわかることがある。

このサイトのデイリーの記事が「OS運用記録」というタイトルになっているのはその頃の名残だ。

時代は移り変わり、MacのOS Xもバージョン7Lionまで進んできて、かつて毎週のように見た爆弾マークも見ることがなくなった。(OS Xでは爆弾マークは廃止されたとかそういうことではなくσ(^_^;)…)

トラブルそのものがOS9以前と比べて非常に少なくなってきたので、弊サイトも一時期フリーウエアアプリ紹介サイトみたいになっていたが、元々のサイトの目的はそういうことだった。


少なくなったといっても今でも無くなった訳ではない。
最新Macでもトラブルはやっぱり起こりうる。
おそらく、コンピューターという形態をとる限り完全なトラブルフリーはあり得ないと思う。
ならば「トラブル起きないでくれ」と祈るよりも「トラブルが起きた時にどう対処するか」という方面の頭をはっきりさせておいた方が、結局時間や労力を浪費しなくてすむと思う。


以下にトラブルが起きた時にトラブルシューティングは、どういう手順で何をするか、その考え方を書いていこうと思う。
Macとつきあい始めて十数年、Windows時代も含めたら結構長い期間パソコンとつきあってきたし、今本業もそれに近い仕事をしているので、トラブルシューティングの手順をまとめておくのは意義があると思った。

何か思いついたら、改訂・追記していくと思う。


15のトラシューの要件


Macがちゃんと動かない…
これがトラブルが起きた時に、最初に感じる印象。
そして質問サイトやサポートコミュニティや掲示板などにもこういう質問がしばしば投稿される。

「Macがちゃんと動きません!どうしたらいいでしょうか?」

しかしこの質問に答えられる人はほぼ絶対にいない。
答えられるのはエスパーだけだ。

ここで最初にしないといけないことがいくつかある。

1)障害の範囲を特定する

まずは、どういう症状が発生しているかを冷静に観察することだ。
「Macがおかしい」
だけでなく、振る舞いがおかしいのはシステムなのかアプリなのか、どのアプリを使っている時におかしな症状が起きるのか、障害が出る動作に共通の傾向がないかなどを観察する。
これは掲示板などで質問する時だけでなく自分で解決する時でも大事なことだ。
まずは障害の範囲を特定する…これがすべての始まりだ。

2)再現するか

そして次に大事なのは症状の再現性だ。
障害の範囲や傾向を観察する必要があるのは、この症状に再現性があるかを知りたいからだ。
障害が再現しない場合、次の障害が出るまで観察しないと仕方がない。
障害の出方を見て、なにをした時に障害が出るのかを見て、何が障害の原因かを推測する材料にする為に、まず再現性を確認することが必要だ。

初心者は必ず「何もしていないのに壊れた」という。
しかしコンピュータは何もしないのに勝手に壊れたりしない。
必ず何かをした時に壊れる。
何をしたら症状が出るのか、その再現性が重要なのは初動の初歩の初歩だ。

3)アッセンブルの切り分け

4)ソフトウエアの切り分け

症状が再現することを確認したらその症状が発生する条件を切り分けていく。
例えばUSBに差さっているものを一度全部抜いてみるとか、最近増設したメモリ、ディスクなどを抜いてみるとかハードウエアの切り分けをしていくことで、ハード故障・障害を突き止めることができる。
同じ要領で、起動しているアプリ、アクティブになっているプラグインを止めることで、症状が止まるかを観察する。

アプリだけでなく常駐プロセス、daemonなども観察の対象にする。
かつてはMacOSはコンフリクトの固まりだった。
だからソフトを止めていってコンフリクトを特定するというのは定番のトラシューだった。
今ではコンフリクトは非常に少なくなっているが、根絶された訳ではない。
この方法は今でも有効なトラシュー法だと思う。





アクティビティモニタを起動すると使用中のアプリだけでなく、
常駐のプロセス、daemon、システムのプロセスも確認できる
問題に近そうなものを一つずつ止めていけば原因が分かることがある
そのためにはどのプロセスが何をしているのかを普段から知る必要があるが

ただし大原則は「必ず一つずつ外していく」こと。
一度にたくさんの対策を実施すると、どれが効果があったのかわからなくなってしまう。
そして次に同じ問題が起きた時に、また一から同じ切り分けをしなくてはいけなくなる。
一つずつ外していって、その都度調子を見る。
地道な作業だが、一番確実だと思う。

5)時間軸の切り分け

トラシューでもう一つ重要なのは、その発生時間を特定することだ。
何となく調子が悪い、結局再起動を余儀なくされた。それが小一時間前…こういう漠然とした時間の把握だけでなく、何が調子悪いかを特定できれば、それに関連したクラッシュが起きていないかを見ることで、原因を突き止めることができる。

6)コンソールを活用せよ

だから問題の症状がいつ発生しているかをログで確認することは有効だ。
ログはConsoleを起動することで誰でも見ることができる。
ユーティリティフォルダの中にあるコンソールだ。

コンソールは馴染みにくい言葉で書かれているので、開発者専用だと思いつい敬遠してしまうかもしれない。
しかし、問題発生時間を特定するなら、別に開発者でなくても素人でも十分活用できる。





トラブルの発生時刻特定で役に立つのはコンソール「CrashReporter」
これでどのプロセスがいつクラッシュしたかを特定できる
これはメニューバーに何も表示されなくなった問題のトラシュー風景
症状が起きた時間にClamXav Sentryのクラッシュが起きている
どうもこの時にシステムUIサーバを巻き添えにして落ちたようだ
このトラシューの結果、ClamXavをバージョンダウンして様子を見ることにした
こういうログを読むことは闇雲に当てずっぽうの対策をする無駄を省いてくれる


7)要素の切り分けは一つずつ行う

上記した通り、切り分けで何かを切り離す時、あるいはアプリを止めていく時に、問題ありそうなものを一気に全部切り離してしまうと、たとえ問題を解決できても原因が特定できない。

原因が特定できないということは、次回に何をやったらまた問題が再発するかも理解できていないということだ。
ということはいつ同じ問題が再発するかわからない。
これでは問題を解決したことにならない。

問題を解決する早道は、「一度に一つずつ」。
これしかない。

8)トラシューは初動が大事

これも上記した通り。
トラブルはそれが起きた時に、その症状を確認する、範囲を確認する、発生時間を確認する、発生する条件を確認する…これの積み重ねだ。

調子が悪くなったら何でもかんでもいきなり再起動する…これはとてもMac的な問題の解決の方法だが、これでは何もトラシューしたことにならない。
しかも初動で問題を把握するチャンスを自分でつぶしてしまっている。
再起動で問題解決は、時間がなくてじっくりトラシューをしている余裕がないときの非常手段だと知るべし。

9)メッセージを読む

トラブルが起きた時、あるいはその予兆が始まる時にシステムは様々なメッセージを表示しているはずだ。
「〇〇しようとしている。〇〇してもいいか? OK/NO」
という確認タグは常に出しているはずだ。

確認タグや、メッセージが出たら必ずその中身を読むこと!
これはぜひとも習慣を身につけてほしい。
そこから多くの情報を得ることができるだけでなく、多くのトラブルを予防することもできる。

とにかくいけないのは、
「メッセージを読まないで何でもかんでもOKボタンをクリックする」
トリガーハッピーなユーザ。

システムは「うっかりミス」を防ぐための多くのフールプルーフを用意しているが、せっかくのフールプルーフ(つまり『馬鹿が操作しても大丈夫』ということ)も意図的に何でもOKしてしまう「大馬鹿」に対しては無力だ。
またメッセージを読まないとトラシューの力もつかない。
何を訴えようとしているのかは常に把握する努力をする。

10)メンテナンス手順のルーティン化

システムを常時快適に保つために、Macでもやっておくべきメンテナンスがいくつかある。
ここでもいくつか紹介している。

最近私が実行しているメンテナンス手順についてまとめてみた2

最近私が実行しているシステムメンテナンス3

Mac使うならこれだけはやっておけというメンテナンスを省力化してやってしまう〜追記あり〜

こうしたメンテナンス手順はある種のトラブルに対して有効だ。
メモリーリーク、Swap増大、ディスクアクセスの増大などで動作に影響が出てくることはあり得る。
そうしたものを切り分けたらすぐに対処できるようにこうしたメンテナンス手順は、分野別にルーティン化しておくのがいいと思う。

メモリ解放のためのこれとこれをやるとか。
こういう細かい手順を用意することで、対応が早くなる。

11)最新トピックスに関心を持つ〜特にバージョンアップとウイルス

トラブルというのは実は結構同じ時期に集中して起きる。
例えばシステムのアップデートの時とか、人気アプリのアップデートの時とか。
その場合同じような問題を指摘するトピックスがネットで多く語られているはずだ。
トラブル、特にウイルス、マルウエアなどの情報は、常にアンテナを張っておくと、いざという時に問題解決が早くなることがある。

何でもかんでもウイルスのせいにするのは非常にまずい考え方だが、ある種のウイルスはそれでしか起きない特徴的な問題の起こし方をするはずだから、そういう障害の特徴を把握しておくことは有力な手がかりになる。

12)アプリインストールは入れっぱなしではなく動作テストを必ずする

問題が起きやすいのは、アプリをインストールした時。
特にシステムユーティリティをインストールした時に問題が起きることがある。
何か新規のアプリをインストールしたら、必ずその時にアプリを起動して調子を見ておくこと。
一通りの作業をやってみて、何か調子が悪い部分がないかを見ておくこと。

いろいろインストールしてそのままにしていて、ある時期システムが全般的に調子悪くなったら何が問題なのかわからなくなってしまう。
何かインストールしたら必ず起動してみる…これも習慣にしたい。

13)アプリの動作だけでなく関連するAPIを利用するアプリも動かしてみる

このタイトルでは何のことかわからないと思うが、最近あった実例を紹介すると‥‥

Macの動画の再生はQuickTimeというビデオコーデックパッケージソフトで行っている。
これは多くのコーデックのエンコーダ、デコーダをバンドルしたパッケージなのだが、このQuickTimeがカバーできないコーデックもある。
そういうものをカバーするためにVLCというエンコーダー、デコーダーのパッケージもサードパーティから配布されている。

このVLCがあるバージョンから、ソースを大きく変更したようだ。 そのためにHandBrakeFairMountなどのアプリが動かなくなってしまった。

この辺の依存関係を知らないと、これらのアプリがなぜ動かなくなったのか理解できないかもしれない。

QuickTimeiTunesFinalcutなどの多くのアプリが依存している。
こういう依存関係を知れば、ある日突然動かなくなったとか、動作が変わったとかの問題の解決法に気がつくのが早くなる。

14)インプットが同じならアウトプットは常に同じでなければいけない

トラシューをする上で、一つ知っておくべきことがある。
コンピュータというものは、特に今の「ノイマン型コンピュータ」と呼ばれる世代のコンピュータは、
「同じ入力に対しては同じ出力を出す」
という性質がある。

何故そうなのかといえば、ノイマン型コンピュータが開発された時の要求仕様の一つがそうだったからだ。

だから何か問題が起きた時に
「今度はうまくいくかもしれない」
と同じ操作を繰り返すのは2回までにするべきだ。

2回同じ結果が出たら、その後何十回やっても結局同じ結果が出る。
だから、「今度はうまくいくかも」と熱くなってバナナの罠にはまった猿のように同じことを何十回もすることはやめることだ。
ストレスになるだけでなく、時間の無駄でもある。

逆に言うと検証のためなら毎回入力を変えてやらないといけない。

2回やって結果が同じなら、この後500回やっても同じ結果が出る…このことは心に留めておいて損はない。

15)たいていは再起動で何とかなる

最後のコツはこれ。
上に書いたことと矛盾するのだが、Macの場合たいていの問題は「再起動一発」で解決する。

再起動一発で解決するトラブルというのは、厳密にはトラブルというより、Swapやメモリ不足などのストレスからくるものだから、ハードウエアの向上以外に根本的な解決はない。

それでも、問題は起きる。
起きたときは初動に気をつけてできるだけ、切り分けをしたい。
そうすれば解決は見える。
でも見えない時もある。
そういう時は多くの問題は「再起動が解決してくれる」
逆にいえば、再起動で改善しない問題こそ真に「重大なトラブル」ともいえる。

というところに希望を持って、ある程度やるべきことをやったらあっさり諦めて再起動する…そういう潔さもトラシューには必要なのだ。




2012年5月27日








システムメンテナンスのtips

anchor

Terminalを使ってKeychainのパスワードを読み出し(追記も)する方法

Macの場合パスワードはKeychainで一元管理されている。
システムがアプリ等の挙動を許可するだけでなく、Filevaultなどのセキュアボリュームのパスワードとか、メールやネットのパスワード、ありとあらゆるものを管理している。

例えばディスクを更新したりOSを根こそぎインストールし直した時に、前のKeychainがそのまま引き継げないこともある。

その時に困ったことが起きる。
パスワードは全部暗号化ノートにメモしているつもりなのだが、中にはバックアップが洩れているものもある。

こういうときにKeychainの中身が読めたら便利なんだろうけど、簡単にクリックして読めるようじゃセキュリティ的に問題があるだろうということは想像できる。

そうした経緯でいくつか失われたパスワードも過去にあった。

ところがこちらのサイトで知ったが、パスワードはTerminalを使って読み出せるだけでなく追記もできる。
mac の keychain のパスワードを CUI から追加・取得 - #生存戦略 、それは - subtech

パスワードを取得する
security find-internet-password -gs (取得したいドメイン)





試しにGMailのパスワードを読み出してみた
popでクライアントにもメールを読み出しているのでそのサーバーネームで
入力すると下のpasswordというカラムにパスワードを表示してくれた
メモを忘れているパスワードがいくつかあるのでこれはありがたい




読み出す時にKeychainにアクセスするので当然
「許可するか」どうかをシステムに確認される


リンク先にはKeychainにパスワードを追記する方法も紹介されているが、私はこれはあまり必要としないと思う。
興味ある人はリンク先を参照。




2012年7月15日








システムメンテナンスのtips

anchor

TerminalでWebDAVなどの消えなくなったディレクトリも華麗に削除〜やっぱりコマンドラインは強力だと実感した

Terminalを使って削除できないファイルやフォルダを強制的に削除する。
このTips自体はこちらでかなり前に紹介している。
sudo rm -rf ~/.Trash/* :ゴミ箱の中身を強制的に削除する

OSXには初期の頃からゴミ箱の中に、システムが削除できないファイルを生成してしまうという癖があって、さすがにSnowLeopard辺り以降はこの現象にはお目にかからないのだが、アクセス権の関係で触れないファイルは何をやっても消せないという問題がやはりある。

最近はゴミ箱周りではこういうことは起きないが、ネットワーク周りでよくこういうことが起きる。

先日こちらの記事で自宅にWebDAVサーバを上げたことを紹介した。
自サバのFTP諦めてWebDAVに移行したでござる〜てか、なんでもっと早くこうしなかったの?〜FTPからWebDAVへ(後編)

それ自体は快調に動いているのだが、やはり大量のディレクトリ構造を含むフォルダを転送すると途中でエラーを出して止まってしまう。
ネット越しの転送はディレクトリを先に作ってその中にファイルを転送するのがセオリーだが、それを無視して一気にやって失敗して上書きも削除も不可能なアクセス権異常のフォルダができてしまう。

これがFinderで削除できないというのが、かつてのゴミ箱の削除できないファイルと似ている。

もちろんrootで再ログインしてネットワークをつなぎ直せば削除できるのかもしれない。
しかし転送に失敗するたびにログオフ、rootログインというのもなんだかなぁと思っていた。
いくつかユーティリティも試してみたが、このWebDAVのエラーのゴミファイルは相当強力で
「〇〇は使用中のため削除できません」
と出て削除できない。
もちろん使用しているアプリなんかなんも立ち上がっていないし、Finderの再起動も効果がない。

結局いろいろ試した結果、やっぱりOSにバンドルのTerminalを使って削除が一番強力だということが判明した。

Terminalを起動して
sudo rm -rf
と打ってその後に削除したい相手のフォルダをドロップする。
ネットワーク越しの場合は
/Volumues/相手のホスト/その先のパス
というようなパスを記述しないといけないのでちょっとめんどくさいが、OSXのbashのいいところはGUIとの連携で、コピペやドラッグアンドドロップをサポートしているというこの便利さだ。

結局この方法でWebDAV失敗の消せなくなったフォルダの削除に成功した。
Terminal恐るべし





Terminalsudo rm -rf と打ってその後に削除したいファイル・フォルダをドロップする
MacのTerminalの癖でいくつか余計なスペースが入ってしまうが削除すれば
sudo rm -rf /Volumes/ホストとパスというコマンドができるのでEnter
削除できないフォルダを削除するには結局これが一番強力だった
言い古された話だがsudo rm -rf /と打ってEnterなんかは絶対に叩いてはいけない
きっと悲しい思いをするはずだが何が起こるか見てみたい人はやってみると興味深いかも



2012年10月21日













Previous Topへ Next





site statistics
青木さやか