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2013 年 3 月 31 日




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本日終日幣サイトメンテナンス中です

表題の通り本日終日サイトのメンテナンスを行いますので、一日サイトがつながりにくくなると思います。
つながらなくはならないと思いますが、表示が遅かったり一部表示が崩れることはあり得ます。
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

メンテナンス完了

したようです…どうやら…ただいまサイト全域の表示確認中…








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iAntivirus1.1.3
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

シグネチャーをWeb側に置いているユニークで軽量高速なウイルス対策ソフト

ということで期待を込めてここでも何度か紹介しているが、かつて効果に疑問を感じて使用をやめてしまったソフトだった。
そのiAntivirusが最近知ったことなのだが、シマンテックに買収されていたようだ。

新生iAntivirusが、どの程度変わったのか再び期待を込めて試してみたのだがどうも以前とあまり変わっていない気がする。

特徴は軽量だということ。
さらにシグネチャーをWeb側に置いているので、毎日アップデートのたびに重くなったりしない。
膨大なウイルス定義ファイルを長時間かけてダウンロードするようなこともしない。
動作も軽量なので常駐させてもMacが重くならない。

「パソコンが重くなるから」というのがウイルス対策ソフトを入れない理由の上位に常に入るので、この軽くて動作がきびきびしている・他のプロセスが重くならないというのは重要だと思う。

その反面、実際に検体でテストしてみると非常に検出率が低かったりしたのだが、ここらが老舗シマンテックに買収されたことで改善されたかというところに期待してテストした。

結果はちょっと残念な…というか以前の通りだった。
今のバージョンで、以前のiAntivirusには無かった機能で一番重要なのはFacebookのニュースフィードなどのリンクの安全性の診断機能がついたことだろう。
SNSは急速に成長して、ネットのコミュニケーションの形態を変えつつあるが、いまクラッカー達に最も狙われているのは企業向け標的型攻撃に引っかかるマヌケとSNSのうっかりリンクを踏むマヌケということになる。

その自分のアカウントのリンクを診断してくれるのだが、その方法はウエブレリュテーション(ネットでの評判で有害リンクを検出する)ということだろう。

以前は箸にも棒にもかからないウイルス対策ソフトだったが、もうそっちの機能は諦めてSNS監視アプリ&スパイウェア検知アプリとして特化してくれれば生き延びる道もあるかもしれない。
そうならないと今のままではシマンテックの膨大なデータベースを使える意味が感じられない。





iAntivirusはもともとシンプルな操作性を実現したアプリだったが
シマンテックに買収されてますますシンプル軽快になった




左右カーソルキーでメニューを回転させて選択
実行はEnterキーという簡単な操作性
メニューはユーザフォルダ検索、システム全体検索、
指定のフォルダ検索、Facebook検索の4つ




試しにホームフォルダの検索をかけてみた




とっても軽快に「28000個のファイルをスキャン」
検索は30分もかからないのだがちょっと端折り過ぎのような気が…




そこで今度はそのものズバリウイルス検体を隔離しているフォルダをスキャン




中の赤い奴はみんなウイルスですわい…
中にはそのものズバリのダウンローダーなどのワーム本体もいくつか…




これを検索するとなんと先日テストしたSophosが反応した
このように他のプロセスがそのファイルを掴んだだけでSophosのdaemonが反応する
図らずもSophosの信頼性の高さが確認できた
ていうかウイルス対策ソフトのテストする時は他のソフト全部止めてからやれよ>オレ




さらに驚きだったのはこのiAntivirusがその検体を全部スルーしてしまったこと
Windowsのウイルスだから検出しないのかと思ったらそうではないことは後述する
Mac向けのウイルスの検体を持っていないので何ともいえないが
これではMac向けウイルスの場合の結果も推して知るべしだと思う
なんだか相変わらずだなぁ…




注目のSNSスキャン機能も試してみた
今のところ対応はFacebookだけだがFBと並んでスパムに
狙われているTwitterにも今後対応してほしいところ




Enterキーを叩くとデフォルトブラウザが開いてアプリの認証を求められる
以降の動作はWebアプリケーション経由なのでiAntivirus
本当に入り口のボタン類だけをローカルに置いたという感じだ
道理で軽いはずだ




ニュースフィードへのアクセス権の許可も求められる
これも許可で抜ける




そしてしばらくするとWeb上からFacebookをスキャンして
有害なリンクをくわえこんでいないかの結果を表示してくれる
私はFBはほとんど活用していないので脅威もないということだが
脅威を発見した時の表示も見てみたいと思う
右上の自動スキャンというボタンもあるのでそこをオンにすれば
ローカルアプリ関係無しに監視してくれるのかもしれない




ウイルス検体を検出できなかった理由だが
Mac向けウイルスだけを監視しているのかとかつては思っていたし今回もそう思ったが
実際には37500ものウイルス定義を使用し、その大部分はWindows向けだとのことだ
この数が多いか少ないかはともかくシマンテックのデータベースを
利用できるにもかかわらずこの検出率の低さには失望を禁じ得ない
やっぱり相変わらずだわ…今後の精進に期待する‥しかない


2013 年 3 月 26 日




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Sophos Anti-Virus for Mac Home Edition
(Freeware/Products)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応

以前ここでも紹介したSophosのウイルス対策ソフトのうちMac向けスタンドアローンフリーウエアバージョン。

繰り返しになるが概要を書いておくと、Sophosのアンチウイルス、セキュリティソリューションはネットワークでの、マルチプラットフォームのクライアントをセンターサーバから集中的に管理する前提のトータルなセキュリティシステムなのだが、このMac版アプリはそのクライアントの部分を、単独で動かす前提の簡易版。

そしてトータル版はどちらかというと企業・法人向けのプロユースのソフトなのだが、このSophos Anti-Virusはそのクライアント部分を切り離して単独で動くようにした、どちらかというと個人ユーザ向けらしい。
そして入門版は無料で利用することができる。

クライアント版のSophosも以前評価テストしたことがあるが、ちょっと重い印象があるソフトだった。
前回テストしたフリーウエアバージョンはこの重さが取れてなかなか実用性は高いと思った。

ただ前回テストした時は、Sophosを常駐させるとSafariがクラッシュする、初期化してしまうという問題が起きた。
それで前回は使用を断念した。
Safariが初期化してしまう〜先日のSophos Anti-Virusの使用テスト(続き)

今回その問題が解決しているようだ。
またその効果について評価してみた。





さてインストールから手順を追って紹介するが見た目のインターフェイスは
随分印象が変わったが操作の手順は全く変わっていない
バージョンを重ねても操作手順が変わらないのは好感が持てる




以前はインストールの種類で細かいバイナリの増減を設定できたが
今回のバージョンは選択は無い
インストールするかしないかだけの選択となる




インストールが完了するとメニューバーに常駐する
ここから検索画面、設定画面、隔離マネージャを開くことができる
アップデート、検索(スキャン)を直接開始することもできる




さて設定だがスキャン結果検出時に安全のために私はログを残すだけにした
評価テストだから何を捕獲するかだけを知りたいのだがクライアントなら
クリーンアップまでやらせた方がいいかもしれない
少なくとも隔離まではできるので一般のユーザはこちらがいいかも




また簡易化したテストのためアーカイブはジャンプする設定にしたが
通常はアーカイブ、圧縮ファイルのチェックは外さない方がいい
ネットワークボリュームは場合によっては大変な負荷になるので要注意だが
通常の個人使用なら入れていてもいいかもしれない




オートアップデートはデフォルトでは1時間に一度になっているが
最近のWindowsウイルスの量を考えると適切といえるけども
検出結果を見て一日一回でもいいいんじゃないかと思った
詳細は後述する




ログファイルの置き場所を見るとコンソールでもスキャンログを確認できることが分かる




あとオンアクセスの固有メッセージの設定など
フリーウエアながら細かい設定が用意されている




定義ファイルのアップデートをかけておく
メニューバーから実施




結構時間がかかるが完了したらこんな表示




検索画面の「今すぐ検索」ボタンでスキャンを開始する




ちなみにここで特定の拡張子のファイルを除外したりの設定が可能
今のところaviやmpegを偽装したウイルスは無いわけだから
そういうものを除外してスキャンを高速化するという手はある




Sophos Anti-Virusはインストールした時点でdaemonを
常駐させるソフトだから簡単に削除できるかどうかが気になるに違いない
インストール時にアンインストーラも一緒にインストールされるので心配ない




さて検索の方だが1TB、およそ80万のファイルを内合する私のMacBook Pro(mid2009)の場合
スキャン時間はおよそ2時間、初回は結構フルアップしてシステムが重くなった




ウイルスのサンプルを隔離したフォルダもスキャンさせたのだが
検出結果は「検出した脅威8」で効果はぼちぼちというところ
もろにダウンローダのようなワームもあるのだがそれは検出していない
改善された点ではSafariのクラッシュ、初期化されてしまう問題は解決したようだ




検出した8つのファイルの場所はコンソールでログを表示
その場所を確認することができる




そのファイルをハンドルするとその時点で隔離マネージャーにリストが残る
ここでクリーンアップ(検疫)してもいいし要らないファイルなら削除してもいい

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GraffitiPot
(Freeware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

高機能な2ちゃんえるブラウザMac版アプリ

Appleは最近、このアプリに作者に
「ポルノ画像や誹謗中傷が多い http://2ch.net を閲覧するブラウザである以上、カテゴリを制限したからといって許可できるものではない」
と通知してきたと作者のツイッターアカウントが報告している。
iPhone用2chブラウザがApp Storeから消える? - ITmedia ニュース

2ちゃんねるが品がある情報交換サイトであるかは議論する気はない。
誹謗中傷があるのは事実だし、かくいう幣サイトも2ちゃんねるとやり合った時期はあった。
しかし2ちゃんねるから有意義な情報を得たこともある。
メディアは単なるメディア(媒体)であり、全てはメディアの使い方だと思う。
もともとインターネット自体がそんなに上品なメディアではない。

ところがAppleは少なくともApp Storeの中だけは上品なメディアにしたいという意向を持っているようだ。
無制限に自由なメディアは規制するという途方も無いことを思いついたようだ。

そうした経緯でAppleはMac、iPhone、iPadなどのApp Storeから2ちゃんねるをブラウズするアプリを全てリジェクトすることにしたようだ。
過去に紹介したアプリもそうだし、このシェアウエアフィーで画像アップロードサービスなどをフリーで利用できる画期的なアプリを企図したGraffitiPotもその実現ができないことになった。

ただApp Storeを経由しないアプリとしては当然配布できるので、上記機能は省いたフリーウエアとして配布することにしたらしい。
シェアウエアとして公開することを企画しただけあって、なかなかの仕上がりのアプリだと思う。

アプリ自体は終了というわけではないので、ありがたく使わせてもらうことにした。





3ペイン方式の2チャンネルブラウザ
左ペインでジャンル・検索、中央ペインでスレを探し、スレの内容は右ペインで閲覧




このスレ表示で重要なのはこのリンクをツリー表示できる機能
リンクを踏むたびに長大なスレのあちこちに移動させられて
時系列を追うのがとても面倒になる時がある
このツリー表示ならいちいち移動しないで言及ポストを何重にも確認できるので便利だ
全てマウスオーバーで表示できる




全開閲覧時以降取得したレスを別枠で表示するのもお約束の機能




そしてMac版アプリでありながらスキーアートが崩れない表示も必須
Mac使っているとこれでいつも歯がゆい思いするので


2013 年 3 月 25 日




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iTubeDownloader
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応

操作が簡単なYouTube高速ダウンローダー

操作法は簡単でYouTubeのダウンロードしたい画像のページを表示して、URLをコピー。
それをこのアプリのフォームにコピー、ダウンロードボタンをクリックするだけだ。
ユーザフォルダ直下にダウンロードフォルダが自動的に生成されてそのエイリアスがデスクトップに作られる。

同梱のアイコン書き換えアプリを起動したら、このデスクトップのエイリアスの方に分かりやすいアイコンがつくので、そのまま置いておいて常用できる。

この作者さんは14歳の少年で、このフォルダとエイリアスの使い方に作風というか特徴がある。
YouTubeの映像が必要になった時にダウンロードの仕方でいつも迷ってしまうのだが、このアプリを起動するのを覚えておけば問題無い。





このアプリの使い方は簡単
まずYouTubeのページのダウンロードしたい映像のページのURLをコピーする




それをこのアプリのフォームにペーストして右のダウンロードボタンをクリックするだけ




ちなみに下のPayPalボタンをクリックするとこのアプリの作者は14歳の少年で
有志の応援を求めているという趣旨の表示が出てドネーションできる




ダウンロード進行中の表示




ダウンロードしたファイルはユーザフォルダ直下の
YouTubeDownloadsというフォルダに置かれる
flvそのままではなくMP4に変換されてダウンロードされるのが便利
デスクトップのフォルダのエイリアスは付属のAddIcon
というアプリでこのような分かりやすいアイコンに変更できる
作者が14歳とは思えない気の利いた機能だ




試しにHD画像をダウンロードしてみたが実にスムーズ


2013 年 3 月 24 日




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Growl2
(Shareware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

Mac内部でシステムやアプリケーション間でやり取りされている警告、告知情報をデスクトップで表示する便利アプリ。

というより個人的には
「これが無くなったらもうMacなんか触りたくない」
と思うほど馴染んでしまったいくつかのアプリのうちのひとつだ。

そこまで言いながら、諸事情により最近までフリーウエア版のGrowl1を我慢して使っていた。
使えなくはない。シェアウエア版乗り換えのお勧めタグが時々表示される鬱陶しさを我慢すれば。

でも、ここで「わかばマック」さんのこちらの記事で月内は4.99$のシェアウエア料金が、3.99$になっているという耳寄り情報を聞いてGrowl2にアップデートすることにした。
情報はこちら。
わかばマークのMacの備忘録 - Growl 2.0.1

なんだわずか1ドルの差ではないかと笑うなかれ。
VMWare Fusionを筆頭に膨大な数のシェアウエアを入れているので、その全部のアップデートに対応していたら、いくらお金があっても足りんのよ。

インストールに当たっては若干注意がある。
今回のGrowl2からこのアプリはシステム環境設定ペインではなく、メニューバー常駐アプリになった。
App Storeの登録条件がシステム環境設定ペインを認めないということなのかもしれない。
こうしてますますMacのAPIが排他的になっていく気がしないでもないが、そういう余談はともかく旧バージョンと新バージョンのGrowlはコンフリクトを起こすので同時にインストールすることができない。

そこで旧バージョンのアンインストールを先にやっておかなければならない。
その当たりの説明を読んでいなかったので、最初App Storeからのダウンロードにきちんと失敗した。
アンインストールの手順は以下のページで。
Growl - Corrupt Growl Installation Detected

なおこのページによると知らずに新バージョンを購入して、ダウンロードに失敗しアンインストール後にもう一度App Storeで購入すると料金が2重にかかってしまうのではないかと心配になるが、それは大丈夫だと書かれている。
一度購入したらダウンロードに失敗しても同じアカウントなら無料で何度もダウンロードできる。





Growlホームページから最初にアンインストーラをダウンロードして解凍しておく
内容はアンインストールスクリプト




起動すると「本当に削除してもいいのか?」と聞いてくるのでOKを




そしてApp Storeからダウンロードするとシステム環境設定ペインのディレクトリではなく
アプリケーションフォルダの第一階層にダウンロードが始まる




完了すると最初の説明と同意のプロセスを続けるボタンで進める




立ち上がるとGrowlの環境設定画面が現れる
システム環境設定時代と雰囲気は同じなので使い方で迷うことは無い




こうしてアプリからの情報をデスクトップに表示してくれるGrowlが再稼働する
シェアウエア版乗り換えの催促無しに…




Growl2の大きな変更点は独立したアプリになっただけでなく
このロールアップという機能を搭載したこと
席外し中はこれをショートカットキーで表示して
すぐに消えてしまう警告の履歴を表示してくれる




それぞれのタグをクリックすると詳細情報を表示してくれたり
クリックでボリュームやファイルを開いたりできる便利機能だ




この画面をショートカットキー一発で表示できれば
席外し中見逃したくない警告を残すためにいちいち
ホールドにしたりという面倒なことも必要なくなる
解除したい時は単にロールアップを閉じればいい




もうひとつ面白いのはGrowlの警告を転送する機能
以前はメールサーバとしてメールを飛ばす方式だったが
今はプロバイダの制約でメールはローカルセグメントの中でしか使えない
どうせローカルドメインでしか使えないなら
Growl同士で通知情報を直接やり取りすればいい
以前ウイルス監視サーバを立てる提案企画中にこの通知機能で悩まされたのだが
これならGrowlをインストールしたMac同士をネットワークでつなげばいい

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HardwareGrowler2
(Shareware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

MacのハードウェアのステータスをGrowlで表示するアプリ、HardwareGrowlerGrowl2に対応した。

Growlを使うなら、これまた個人的には是永無いと始まらないというくらいのつきもののHardwareGrowlerもバージョン2にメジャーバージョンアップしている。
ついでにこちらもシェアウエア版にバージョンアップした。
フリーウエア版も使えなくはない。
ネットワークが切れるたびにクラッシュして落ちる鬱陶しさを我慢すれば。

こちらも上記Growlサイトからダウンロードしてきた。
GrowlもこのHardwareGrowlerをサイトからフリーウエア版の旧バージョンも手に入る。





せっかくGrowlを新しくしたのでHardwareGrowlerもApp Storeで最新バージョンにした
最新バージョンはシェアウエアになっている




例えばボリュームマウントとかをGrowlで知らせてくれる
大容量ディスクのアンマウントを確認しないでUSBを引っこ抜くのは心臓に悪い経験だ
これでアンマウントを確認してから抜くようにすると事故を防げる
これだけでも入れる価値はある




Bluetooth、USB、ネットワーク、電源変化、Firewire、
ボリュームマウントなどの機能が用意されている
地味に便利なのがこのキーボードのキャップスロック通知機能
Capslockが入るとキーボードがLEDで光るのがMacの標準機能だが
キーボードなんか見ていないブラインドタッチの人にはそんな機能は役に立たない
デスクトップで知らせてくればミスタッチでCapsが入って舌打ちすることも無い




UnPlugged2なんかを組み合わせてハードウエア情報を表示させたところ
目を凝らさなくてもアイコンで何が起こっているか概ね分かるので
ドックやメニューバーの表示機能よりもなにげに便利だ

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UnPlugged2
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

電源、バッテリーの状態をGrowlで表示するアプリ

Growlを使うならやはりこれもつきものだろうということでUnPluggedも2にバージョンアップした。
今まではフリーウエア版の1を使っていたが2も…フリーウエア版だった。
1のままでも今まで使えていたが、そのままだとGrowl2にアピアランスの変更を反映できない。

反映できなくてもHardwareGlowlerに電源という項目が追加されたので、UnPluggedは必要ないと言えば必要ない。

でもMacBook Proなどのモバイルを使っていると、見慣れたバッテリー電源移行のお知らせはやはり重要なんだよなあ。
英語のノーティフィケーションが多い中で、日本語で「電源ケーブル抜けてまっせ」というように知らせてくれるのは重要なステータスには有効だと思う。





Growlを使って電源変化の表示をするかどうかの設定はここ




Growlを使わない場合はこんな感じの表示




こちらはACが入った時の表示
メッセージの日本語化はUnPluggedのアピアランスの設定で行う




その設定画面がこちら
日本語のメッセージも問題無く表示できる
前の設定がそのまま残っているのがうれしい




Growlを使った表示の比較
上がUnPluggedの表示で下がHardwareGrowlerの表示
好みの問題だけど日本語のメッセージはGrowlの中では目立つので
MacBook Proなどのモバイルユーザには便利だと思う


2013 年 3 月 20 日




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どこまでやるの?しつこい適当不敵のエスパー男〜皆さんのお困りごとに一方的にお答えしましょう7

またまたあいつがやってくる。

このサイトのアクセスログを元に皆さんが、どんなキーワード検索を元に幣サイトに来ているかを『分析』して、勝手に皆さんの質問を推測して、勝手に答えて役に立ったか立たないかもう知ったこっちゃないという超無責任企画
「皆さんのお困りごとに一方的にお答えしましょう」
がなんとvol.7までなってまた帰ってきた。

もうMacのTipsのページですらない。
何でもいいから知っていることを、適当にぶちまけるだけで「それが他の人に役に立つかどうかなんて与り知らんわい」の問答無用問答集。

始まるよ〜


windowsからmac

Windows mac 移行

とりあえずちょっと宣伝。

最近ますますiPhoneやiPadが好調なおかげでMacBook Pro、MacBook AirなどのMacモバイルも大変好調だそうで、それが売れても私には何のボーナスも無いのでどうでもいいのだがとりあえずご同慶の至りではある。

それで長年Windowsを使っていたユーザがMacを使おうという時に、いろいろ不安に感じることがある。
なんせスタートボタンがMacに無いということでも論争が起きるくらい慣れたUIから離れられないという現実はあるわけで、それでもMacを使うかどうかは大きな選択肢になるわけだが、その障害の大きさが見当がつかないので余計不安になるのかもしれない。

そのせいか最近幣サイトにやってくる検索ワードの大部分はwindowsからmacMacKeeperの二つになってきている。

MacKeeperに関してはどうでもいいソフトだしさんざんコメントしたので、もうコメントしたくないが、windowsからmacは大命題ではある。

最近ヘビーなWindowsユーザになりつつある私がMacユーザがWindowsに乗り換える時の戸惑い…じゃなかったWindowsユーザがMacに乗り換える時に困りそうなことを解説しているページがこちら。
WindowsからMacにスイッチ(乗り換え)する時の疑問
ちょっと宣伝でした。

でも相変わらずこの検索ワードはダントツで多いんだよなぁ。


ウィンドウズのデータをマッキントッシュで開くには

これもうんざりするほど答えた疑問なので、簡潔に答える。

普通に開きます。


safaristand 使い方

SafariStandは私も愛用しているソフトだ。

使い方といっても、このプラグインもその仕様や機能が大きく変化している。
Safariの仕様が大きく変化したからで、依然便利に使っていたサイドバーのタブサムネイル化の機能は今のバージョンでは使えなくなってしまった。

しかしヘチマさんの労作のSafariStandは転んでもただでは起きない。
今でもメニューバーに追加されるstandメニューは健在。
タブ間の移動「<」「>」キーが使えるのがやはり強烈に便利だと思う。
今でもこの機能がないとSafariは使えないと思う。
SafariStandはほぼこの単機能のプラグインになってしまったが…


osxよく使う

これも幣サイトのMacOSXのよく使うオンラインウエア(フリーウエア、シェアウエア、各種ソフトをターゲットにした検索かもしれない。

ありがたいことです。

ただ幣サイトのアプリ紹介のページは、もう紹介しているアプリは千数百を超え、最初の頃に取り上げたアプリは開発中止、配布中止になってしまい今では手に入らないものも多い。
また現行のMountain Lion環境では動かないものもある。
それでも時にPuma環境を起動する必要があったりした時に資料として役に立つかもしれない。

いずれにしても「OSXでよく使うアプリケーション」とタイトルを打ってるが、実際には
「OSXでよく使っているものや、かつてよく使っていたものや、もう使わなくなったものや、手に入らないアプリ」
のコーナーになってしまった。

もう10年もこのページをやってるのである程度は仕方が無い…


mac スライドショー アプリ

かつてMacにいいスライドショーアプリが無いとぼやいたこともあるけど、今ではいくらでもある。
MacでフォルトのPreviewiPhotoにもスライドショー機能はある。

問題無い。


pkg 解凍

pkgの中身をみたいならunpkgがやっぱりお勧め。

最近ではPacifistなんてのもある。


mac キーボード 掃除 シンナー

これはMacに限らないんだけど、パソコンのキーボードはABSとかポリカとかスチロール系の樹脂を使っているケースが非常に多いので、基本ラッカー用のシンナーなんかを使って掃除してはいけない。
変形や、印刷してある文字が消える原因になる。
変形しなくても長期的には、結局変質の原因になるのでやはり使ってはいけない。

パソコンの取説なんかにはよく中性洗剤を使うように書いてあるケースが多い。
ただ水を使うからやはりあまり安全とはいえない。

案外いいのはベンジンだと思う。
Zippoオイルライターの燃料に使う奴だ。

あれなら樹脂も変質しないし、中性洗剤よりも汚れが落ちやすい。
しかも基盤の中にしみ込んでも回路が変質する可能性が低い。
でもキーボードやスクリーンの掃除は乾拭きが基本なんだけどね。
どうしても汚れがひどくて、乾拭きでは汚れが取れないという時だけチャレンジしてほしい。


osx アプリ アップデートを告知

OSXはMountain Lionからだったか、アップデートはApp Storeからに統一されてしまった。

以前だったらソフトウエアアップデートというアプリがあってそこからシステム関連のアップデートは実施したが、いまはAppStoreで購入したアプリのアップデートと一緒にそこからダウンロード、インストールする仕組みに変わった。

App Store経由ではないアプリはそれぞれのアプリが起動時にアップデートを確認するか、そういう機能がない古いアプリはユーザが自分で作者サイトをチェックしてアップデートが無いか確認しないといけない。

今はその両方が混在していて過渡期なのかもしれない。


mac System6 スクリーンセイバー

System6の頃はWindows/DOSユーザやLinuxユーザはMacのスクリーンセーバに憧れたんだそうだ。
そういう時代を知らないので、MacはWindowsに比べてスクリーンセーバが貧相だと書いてしまったら、それは逆だという指摘をBBSにもらったのはもう10年くらい前の話だ。

今では液晶パネルがどの機種も標準装備になって、スクリーンセーバはほぼ存在意義を失ってしまった。
私も新作をほとんどチェックしていない。
幣サイトの、iTunesビジュアライザーとスクリーンセーバのページをなんとかしなきゃと思いつつ、ついいつも後回しになってしまう。

要するにどうでもいいのである。


synctwofolders使い方

このアプリの使い方に関してはこちらであらましを紹介した。
SyncTwoFolders

しかし実際は機能が非常に多いアプリなので全容を紹介できたわけではない。

私のところで検証が漏れたこんな機能を検証してくれたサイトを見つけた。
ありがたいことです。
SyncTwoFolders の使い方 Replace more recent編|猫の手紙|


ftpサーバ ハッキング

ftpは実はセキュアなプロトコルではない。

とてもポピュラーでどこでも使われているので安全な通信と思っている人が多いが、別に安全でもなければシュアな通信プロトコルでもない。

というよりftpsやsftpのように暗号化が組み込まれたものでも、安全性に疑問を唱える専門家が居るのに暗号化されていないftpは往来に個人の手紙をむき出しで吊るして飛脚に頼むようなものだ。 ハッキング以前にftpはもうむき出し公開状態の通信と考えるべきだ。

使うならローカルのネットワークに限るべきだし、どうしてもネット越しの通信が必要ならVPNの中で使用するべきだ。
以前ここでFTPサイトを上げたら、スキャンしてくるログが残っていると書いたが、FTPサーバには一般に公開してもいいようなものだけ置くべきだと思う。


ウィンドウズhdをマックにつなぐ

WindowsのハードディスクをMacにつないだらどうなるか?
「そんなもの使えるわけが無い」
と思い込んでいる人がいまだに多い。

実は普通にマウントして、普通に中のファイルを見ることができる。
店頭で販売されている外付けハードディスク「WindowsXP、7、8対応」と書いてあるが「MacOSX対応」とはどこにも書いていない。

これはMacでは使えないのか…

普通に使えます。
FAT32でフォーマットされたディスクなら読めるだけでなく書き込みもできます。

NTFSでフォーマットされたものが最近多いが、そういうものも読み出しは問題無い。

書き込みはFUSE for OS X(OSXFUSE)などをインストールして対応できる。
またMacでフォーマットしてしまえばそういうもの無しで読み書きができる。
FUSEをインストールしたMacならWindowsの内蔵ディスクも読み出し、書き込みができる。

何れにしてもHDDやマウス、キーボード、プリンタなどの外部機器はWindows対応としか書いてないものでも普通にMacで使える。


ヒッピー マック

ヒッピーとMacの関係についてはこちらで書いた。
ヒッピームーブメントとApple
あの60年末から70年代の嵐は何だったのかという総括がそろそろ出てくる時代


ClamXav ヒューリスティックスキャン

この検索はセキュリティに詳しい人がかけたのかもしれない。
質問は「Macのフリーウエアウイルス対策ソフトのClamXavはヒューリスティックスキャンに対応しているか?」という疑問だと思う。

結論から言うとヒューリスティックスキャンには対応していない。

ヒューリスティックスキャンについてちょっと説明。
ウイルスを特定する方法は端的に言うとウイルスの外観を識別する方法と、その性質を識別する方法と二つに大別できる。

外観というのはファイルの名前、サイズ、拡張子、ファイル内の特定の文字列、メッセージなど見た目で分かる特徴をもとにパターンを検知してそれに該当するものをウイルスと特定している。
パターン検知、シグネチャー検知、ワクチンソフトなどいろいろな言い方があるが静的に対象ファイルのパターンを照合していく。

それに対してヒューリスティックスキャンという方法論もある。
振るまい検知などともいわれているが、これは実際にサンドボックスのような隔離環境の中でそのファイルを起動してみて、特定のパターンの通信やスキャン、コピーを試みようとするかを観察する。

最近のウイルス対策ソフトはこの二つのメソードの組み合わせのものが多い。
それぞれにメリット・デメリットがある。
シグネチャー方式は、ウイルスのファイル名が違う亜種が出るたびに新しいパターンつまりウイルス特定情報が必要で、一種流行するたびに100種亜種が出てくるとパターンファイルも100種必要になる。

こうして現在ClamXavでも201万9251個のパターンファイルが読み込まれている。
ファイルをスキャンするたびに、この201万個のパターンと一致しないかひとつずつチェックしているのだ。
1000個のファイルをスキャンすると
1000×201万
のパターン照合が必要になる。
もしシステム全域をスキャンすると、今はOSとユーザファイルで数十万から数百万のファイルが存在する。
すると
数百万×201万
のパターン照合が必要になる。

ウイルス対策ソフトでスキャンをするということは、毎回こういう作業をコンピュータの中で実施しているということだ。

これでは無限大にパターンが増えてしまうが、実際にはウイルスがやるふるまいというのは決まっている。
ネットワーク内で開いたポートが無いか探す、リモートを取れる特定の脆弱性にアクセスしようとする、実行環境に自分自身をコピーしようとする、トラフィックに紛れて積み荷を転送しようとする…などなど。

ならばそういう怪しいふるまいをする「自動実行ファイル」をウイルスと特定すればいい。
このメリットは、ウイルスの怪しいふるまいのパターンは201万も無いということにある。
また存在が知られていない未知のウイルスも、同じふるまいをするものなら一網打尽にできる可能性がある。
このことからまだパターンが作られていないゼロデイのウイルスも防御することができる。

これはいいのだが、メリットばかりではない。
ひとつは隔離環境で実際にそのファイルを起動してその動作を確認しないといけないので、そのリソースが馬鹿にならないこと。

ファイル名が一致するとか、パッケージの中のファイルに特定の文字列があるとかそんな簡単な特徴ではなく、実際に起動させて何をするかをみる。
しかしこの方法の難しさは、単純な動作だけでは識別が難しいことにある。
起動し始めた時にネットワークにアクセスする善意のファイルも当然存在する。
怪しいふるまいをするかどうかは、まず何が怪しいふるまいかを特定しないといけないし実際にふるまいをさせてそれに該当するかをみないと分からない。

スキャンとかコピーとかリモートとか怪しい動きをするかを数百万のファイルで実施すると大変なリソースが必要になることは想像に難くない。
今はある程度スキャンの手順も洗練されてきているが、ウイルス対策ソフトを入れるとPCが重くなるといって嫌う人はやはり多い。
しかし事情を知れば重くなるのは致し方ないともいえる。

これに対してヒューリスティックスキャンを使わないシグネチャー方式のソフトはやはり動作が軽いということはいえる。

Macのウイルス対策ソフトはClamXav だけで足りるのかというのは議論があるところかもしれない。

やがてゼロデイ攻撃が頻繁に成功するようになったら、それだけでは足りないかもしれない。
しかし現状はネットワークなど様々な設定に注意して、さらに怪しい動作は拒否するなどのオペレーションにも注意するならMacではヒューリスティカルなスキャンは絶対必要だとも考えていない。

現状ではclamavのフォーラムも活動が活発なので、シグネチャーファイルの更新も非常に速い。
実際WindowsのAutorunの流行の時は本家のWindows向け製品版ソフトよりも対応が早かった。
その意味では現状私は信頼している。

個人用のMacに関してはClamXavだけで対応しているのはそういう理由だ。


mac os 10.7 カスタムアクセス権が割り当てられています

これはACLに関する疑問だと思う。

ACLに関してはこちらで取り上げた。
ディスク交換したMacBook Proが全面的不調に〜everyoneのアクセス権が二つになって「カスタム」が出る場合の(ACLの)解除法


panther ibookg3 usb テザリング

パンサーでしかもG3のMacでも今のLTE+USBまたはBluetoothあるいはWi-Fiならテザリングできるんじゃないの?
近日中にG4で実証実験しようと思ってるけど、理屈の上では問題無いはず。


パスワード 変更 定期的

パスワードを定期的に変更することに意味はあるのかどうかはここに書いた。
パスワードの定期変更は有効という幻想はなぜ繰り返しわき起こってくるのだろう?

この書き方で分かると思うけど、私個人はパスワードの定期変更は偉いさんに「ちゃんとセキュリティ対策やってます」とアピールする効果以外はあまり期待できないと考えている。

この一文を書いたあともいくつか反論が来たけど
「やっぱりやらないよりはやった方が安全なんじゃないのかなぁ…」
という曖昧な根拠だけだった。
「総当たり攻撃の時はそうかもしれないが、パスワードの漏出対策として有効では?」
という反論もあったが、漏出対策こそ無意味だということを書いたつもりだ。
するならそれこそ毎分パスワードを変更しないといけない。
その理由はそこに書いた。




ということで今回もやっつけで書いてしまった超エスパー問答集。
皆さん、役に立ちませんでしたか?
そうですか、ああそうですかすみません。
今後とも精進しますがエスパー問答は止める気ありません。

それではごきげんよう。


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iRed Lite
(Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

MacやAppleTVに付属してくるリモコン「AppleRemote」でMacをコントロールするメニューバーアプリ。

一部のMac、AppleTVに赤外線のリモコンデバイスでiTunesFront Row等をコントロールできることはつとに知られている。

しかし実際のところ、この機能は邪魔でしょうがなくて私はほとんど使っていない。
iTunesは画面共有で起動して、AppleTVはiPhoneでリモコンしてるしFront Rowに至っては何かの弾みで勝手に起動しないように殺してある。

Front RowでDVD等の操作もコントロールできるのは知っているのだが、日常の操作で生かす場面が無い。
せっかくIRのリモコンが付属しているなら、もっと広範なアプリをコントロールできたら使い道はあるかもしれない…
と思っていたらこのiRed Liteがそれを実現してくれる。

このアプリ的な用語では、コントロールできるアプリの選択をレイヤーと呼んでいるらしい。
レイヤーはiTunesiPhotoPreviewQuickTime PlayerマウスコントロールSayPower Point等が選択できる。

パワポのプレゼンをハンドオフでコントロールできるなら、Front Rowよりも遥かに使い道があるに違いない。

またこうしたプリセットで用意されたアプリだけでなく、同梱のアクションのセットを使って新規にカスタムのアプリのセットを作ることができる。
例えばキャプチャではKeynoteのセットの作例を取り上げている。
KeynoteはiPhoneでもリモートコントロールできる設定があるが、このiRed Liteを使う方が自由度が高いし直感的だと思う。

どういう使い方ができるか、ユーザの創造性が要求される面白いアプリだと思う。





Apple RemoteというIRリモコンは別売りもあり一部のMacやAppleTV等にも付属する
Macをコントロールできるのはつとに知られているが
コントロールできるのがFront RowiTunesだけというんじゃほぼ使い道が無い




iRed Liteのコントロール画面
リモコンのリングボタンの機能を表示している
一番上下と左右のキーはそれぞれ2回押しすると操作できる
レイヤー(アプリ)の選択はMenuボタンの長押しで上下(左右)キーで選択
右上ボタンはセンターボタン2通しで操作できる




フルスクリーンを使う設定をしているとMenuキーを押して
このスモークパネル風の操作画面を呼び出せる
時間が経つと消えるがすぐにこの画面から脱出したい時にはMac本体のescキーで




iRed Lite自体はメニューバーアイコンとして常駐する
IRを検知してコントロールパネルを表示するので普段は邪魔にならないと思う
ここで設定画面やエディット画面に入れる




アナウンストラックなどでスピーチ機能を使う時のボリューム、
アクティブ、非アクティブにする時のサウンドなどの設定




ダブルクリックスピードなどはマウス操作よりも遅めに設定した方が結果がいいと思う




例えばPreviewをレイヤーに選択して画像表示をコントロールできる
Previewのスライドショーも操作できる




またマウスの代わりにリモコンでマウスポインタを動かすことができる
クリック、ドラッグ、スクロール、左上、右下に一気に移動等のメニューが用意されている




同梱のアクションを覗くとFinderKeynoteOOoなどいろいろ用意されている
つまりプリセット以外にもいろいろ面白い機能拡張が可能だということだ




コントロールパネルの右下のボタン、あるいはメニューバーアイコンからエディット画面を開く
左下のレイヤー移動ボタンでエディットしたいアプリを選ぶことができる




例えばKeynoteのセットを作る
KeynoteはiPhoneでもリモート操作できる機能が用意されているが
Apple Remoteでコントロールできたら確かに直感的で便利だと思う
下のギヤボタンで新規レイヤーを選んで上のタイトルにKeynoteと入れる




次にボタンタブに入って上のチャートでボタンを選択
タイトルでボタンに表示したい文字を入れて「アプリ」プルダウンでKeynoteを選択
その下のグループ選択でスライドショーを選択する
これらのリソースは右のリソースリストに見えている
ここに無いものを使いたい場合は右下のインポートボタンで新規のセットを読み込む




ボタンの機能は「アクション」から選択する
右ペインのプレビューペインを見ればこの中身はAppleScriptだということが分かる
ということはAppleScriptを書ける人は新規のアクションを作ることもできる




こうして出来上がったKeynoteのパネルでプレゼンをコントロールする




なぜかスライドが2枚ずつめくられてしまう不具合があるが多分Next、Previousの
AppleScriptの構文が間違っているためだと思うのでそこらを直せば実用的に変える
ジョブズのようにMac本体に手を触れずにKeynoteプレゼンができるかもしれない
今までホコリをかぶっていたApple Remoteに使い道が出てくるかも


2013 年 3 月 19 日




anchor

Splashtop Streamer
(Freeware/Shareware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応 WindowsXP~7対応 Linux対応

爆速のMac、PCをネットワーク内あるいはインターネット越しのiPhone、iPad、Android、Mac、PCからリモートコントロールするWebサービスのサーバアプリ。

こうした目的ではVNCやMacの画面共有(ARD)などが利用できるし、ネット越しのリモートならVPNを構築する方法や「どこでもMyMac」を使う方法なども紹介したことがある。

このSplashtopはVPN+VNCとどこでもMyMacのちょうど中間というか、両方のいいとこ取りをしたようなWebサービスで、以前紹介したTeamViewerなんかに近いサービスだと思う。

まずこのサーバ側はサーバアプリを起動してWebサービスにログインする。
この方法でネットの向こうにリモートを預ける格好になる。
この意味ではサービスの提供者を信用できるのかという問題は発生するのはTeamViewerやどこでもMyMacと同じで、業務用として使う場合は考慮の必要がある。
今はこの問題は置いておくが個人使用としては問題無いと私は判断している。

リモートを預けるわけだからVPNにはないメリットがある。
ルータやサーバ側のリモートの設定などが特に必要がない。
ファイアウォールに新規の穴をあける設定も特に必要ない。
この設定のお手軽さはTeamViewerやどこでもMyMacと同じだ。

どこでもMyMacはネット越しでもほぼ面倒な設定無しでリモートが取れる画期的なサービスだが、残念ながらApple製品にしか対応していない。
iPhoneでWindowsのPCのリモートを取ったりできないのがデメリットだが、このSplashtopはサーバがWindowsだろうがLinuxだろうが問題無い。
リモートを取る側もMac、Windows、Linux、iPhone、iPad、Androidが利用できる。
おそらく汎用性の高さではVPN+VNCの組み合わせに匹敵する。

暗号化通信にも対応してるのでセキュリティにも配慮されている。

面白いのはどこでもMyMacのようにVNCのプロトコルを流用しているのではなく、6783番のポートを使う全く新規のプロトコルを使っていること。
だからVNCと同時に使用してもコンフリクトを起こさず何ら問題無い。

使ってみた印象はとにかく簡単に設定できるようにインターフェイスがまとめられていること、 リモートの反応が軽くて速いことか。

ローカルネットワーク内のリモートは無料版で利用できるが、ネット越しの遠隔サービスは月額/年額選択のサービスを購入する必要がある。

無料のVPN+VNCと比べるとお金がかかるという問題もあるわけだがVPNの設定はあまり一般的ともいえないので、この手軽さはやはり大きなメリットになると思う。





まずサーバ側、つまりリモートコントロールされる側のセットアップ
Splashtop Streamerをダウンロードしてきてインストール
アンインストーラも同梱されているので安心してお試しできる




インストールが完了したらSplashtopサービスを
利用するためにアカウントを作らなくてはいけない




作成はブラウザに移行しなくてもこのサーバアプリのウイザードで全て可能
基本メールアドレスとパスワードを登録するだけの簡単なものだ




アカウントを作成したら先ほど決定した
アカウント名(メールアドレス)とパスワードでログインする




各種設定を確認
途中開発に役立てるために情報を提供するか
聞いてくるがとりあえずNoでもかまわない
パスワード保護は必ず有効にすること
ログイン項目に入れる設定等は任意で
面白いのは操作中のサーバの画面を
非表示素にするWindowsリモートデスクトップみたいな動きの設定もある
操作中は見られたくないという人はこの設定が使える




インターネット越しにこのリモートサービスを使う人は
もうひとつセキュリティコードを作成する
これはL2TPの共有シークレットのような安全キーだ




またインターネット越しの接続で自分のPCが見つからないという人は
ここのGoogleでもログインしておくと見つかる場合がある
下のポート設定もルータ、ファイアウォールに徹底しておくために適用しておく
ポート番号は変更することも可能




Splashtop Streamerはメニューバーアプリとして常駐する
その項目は上の設定画面を呼び出すかアップデート確認か、終了もここでできる
アプリ本体はSplashtop Streamerという名前でApplicationフォルダにインストールされている

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Splashtop2
(Freeware, via App Store)

OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応 WindowsXP~7対応 Linux対応

爆速のリモートデスクトップサービスSplashtopの、Mac、Windows、Linux、iPhone、iPad、Androidで利用できるクライアント側アプリ

上記サーバ側のアプリの準備ができてログインも完了したらこのクライアントアプリを起動して同じメールアドレス、パスワードでログインする。

するとサーバリストにもう遠隔操作の準備ができているサーバがリストアップされて見えているはずだ。
VNCのようにIPアドレスで管理する場合はアドレスが固定されている必要があるが、このSplashtopは名前で解決するのでDHCPでも使えるのが特徴だ。

つまりとても簡単ということになる。

面白いのはそのコントロール系のインターフェイスで、画面をロックしたり、スクロール、アローキーなどがキーボードとは別の操作アイコンとして準備されている。
有料チケットを購入するとこれらの操作アイコンを画面にフローティングで常時表示できるようになる。

iPhoneなどで操作すると、このスクロールが使えない問題と装飾キーやファンクションキーが使えないために馴染んだショートカットの大部分が使えないという問題が起きる。
Splashtopのキーボード画面は、ちゃんとファンクションキーや装飾キーの切り替えが可能で多くのショートカットが使えるのがうれしい。

Mac版のクライアントも反応が速くローカルの「画面共有」の代わりに使っても面白いし、有料チケットを購入してVPNを構築しないネット越しのリモートコントロールを楽しむのもいいと思う。





Splashtopを起動するとログインまたはアカウント作成を促される
サーバ側で作ったメールアドレスとパスワードのアカウントにログインする




サーバ側のサービスが始まっていない場合はこういう表示になる
準備ができたら開始ボタンで




ローカルでログインするとすぐにサーバがリストに見えてくる




パスワードを要求する設定にした場合はここで遠隔を取るパスワードを要求される




チュートリアルでは1フィンガー、2フィンガー、
3フィンガーのタップとホールドの動作説明が…




またスライドすると後述の操作アイコンの
それぞれの意味が解説されている




早速接続するとデスクトップの表示がなかなかの高速で…
下の表示はこの操作アイコンとキーボードを選択できる




iPhone、iPadの標準キーボードよりもいいのは
装飾キー、ファンクションキーがあることだ
上の列は装飾キーとfキーで切り替えられる
キャプチャーはfキーを表示したところ




装飾キーに切り替えた様子
コマンドキーをホールドしてtabキーを叩くと画面に
アプリ選択表示が出てきてアクティブなアプリを簡単に切り替えられる
iPhoneなどでリモートを取るとアプリの切り替えが面倒で実用性が低いのだが
このように多くのショートカットキーが利用できることで実用性はぐんと高まった




このスクロールスライドも面白い
長大なウインドウを上下にスクロールする時にはこのスライドをドラッグする
これもiPhoneやiPadなどでスクロールする時に面倒だったので画期的




インターネット越しにリモートを取ると
サーバリストのアイコンに変化があるのに注目
たいていは接続はスムースなようだ




ネット越しのリモートにはこれらの料金がかかる
月払い/年払いを選択できる




こちらはMac版のクライアントでサーバを覗いてみたところ
操作の手順はほぼ同じ




解像度の変更は右の「書き込みボタン」で変更できる
クライアントに合わせた大きな表示も可能だが
表示が遅いなと感じたら1024×768で表示すればさくさく動く




リモート画面を表示したところ
Splashtopの特徴は画面上に折り畳み式のツールバーがあること




SplashtopはVNCのプロトコルを流用しているどこでもMyMacと違って
全く違うプロトコルを使っているようなのでこのようにMacの画面共有と同時に表示できる


2013 年 3 月 18 日




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au/iPhone5に家族で乗り換えた〜vCardで読み込んだ住所をiCloudで同期できない〜テザリングも試してみた

事情があって、家族全員でiPhone5に乗り換えた。

きっかけは次男が進学に合わせてスマートフォンを欲しいということだった。
それにあわせて、長男もガラケーを卒業してスマートフォンを使いたいと言い出した。
今まで我慢していたのだが、私もソフトバンクの速度規制にはいい加減うんざりしていたので、もうソフトバンクモバイルを卒業したいというのもあって学制割り、家族割りに便乗することにした。
さらに奥さんもそれに合わせてガラケーを卒業したいということになった。

ならいっそ4人iPhone5を持てば互換性とか、操作が分からない時に便利だろうということになった。
ガラケーを卒業するなら、どういう組み合わせにしてもこれ以上通信料が割安にはならないだろうという見積もりで、大蔵大臣を説得。

ということで今週からauユーザです。
テザリングもLTEもつけてもらいましたw
来月からの請求が怖い…





早速iPhone5を設定
iPhoneからiPhoneへの乗り換えはユーザなら分かると思うけど
実にスムーズで時間もMacの再インストールより遥かに短い
ガラケーからの乗り換えはちょっと手間取ったがvCardで住所録を吸い込む方式でスムーズに…




と思ったのだが新規ユーザの次男の設定でちょっとつまずいた
新規ユーザなので私のアドレス帳からvCardを何人か書き出して
Mac miniの次男のアカウントのアドレス帳に読み込ます
そしてiCloudを設定すればスムーズに読み込むはずがいっこうに同期しない



これはちょっと手こずったのだが、結局原因は不明。
iPhone側で新規登録したユーザはiCloudを通じてMac miniやiPadに同期するが、なぜかMac miniのアドレス帳に読み込ませたvCardだけは杳としてiCloudに上がらない。
一度初期化して一から同期させたりいろいろやってみたがダメだった。

結局メールでvCardをiPhoneに送って、そこでvCardファイルをタップして開いて新規登録したところ、iPadにもMac miniにも同期した。
だからiCloudは機能はしている。
原因は分からないがこの方法で回避はできるのでよしとした。


iPhone5に乗り換えたら一番やってみたかったテザリングをテストしてみた。
今はWiMAXを使っているので必要性は高くはないのだが、せっかくあるなら使ってみたい。
感想としてはやはりWiMAXに引けを取らない高速で、PHSで低速通信をやっていた7〜8年前がもう遠い昔のように思えてきた。

LTEは高速でいいのだが、エリアが狭くまた3Gとのハンドオーバーでもたつく感じはある。
ただ耳寄りな情報としては、auショップの人の情報だがLTEを切って3Gだけでテザリングをすれば転送量規制にかからないので、速度制限にも引っかからないということだ。
となるとエリアの広さやつながりやすさから考えてWiMAXよりメリットがあるかもしれない。





テザリングをアクティブにする手順を…
「設定」「一般」に入る




その中の「モバイルデータ通信」に入る




その中の「インターネット共有」に入ってオンにする
この時にBluetoothもアクティブにするか聞いてくる
省エネルギーにしたいならアクティブにしないだしMacとの接続をBluetoothに任せて
Wi-Fiは自宅などの無線LAN環境専用にすれば移動のたびに設定をいちいち変更しないで
シームレスに無線寛容でMacやPCを無線でインターネット接続できる




無線LAN接続の場合ここで表示されるパスワードがWPA2のパスワードになる




Macの側でこのiPhoneの名前を選択して先ほどのパスワードを入力する




テザリング接続が完了するとiPhoneの表示がこんな風になる




ログイン後もずっと表示状態
ちょっとうるさい表示だがそれだけApple的には
テザリングのメリットを強調したいのかも
キャリア的にはしんどいサービスかもしれないが…


2013 年 3 月 17 日




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AirMail Beta
(Freeware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

IMAP専用の軽便なメールクライアントアプリ。

そういう趣旨では以前Sparrow Liteをここでも紹介したんだけど、これはGoogleに買収されてしまった。

しかもGoogleは「GMailの新プロジェクトに専念するためにSparrowはメンテナンスとバグフィックスのみとする」(Google、MacとiPhone向けメールアプリのSparrowを買収 - ITmedia ニュース)と発表したということだ。

このやり口はかつてのMSがMacやLinuxのサードパーティ製ユーティリティを次々と買収してつぶしていきWindowsのシェアを伸ばした様を思い出させてしまう。

私個人は前にも紹介したように、MacのデフォのMailは考えが有って使わないことにしているし、そうすると今のところやはり最善の選択はGyazMailThunderbirdということになってくると思う。 私はGyazMailを愛用している。

ただSparrowの対抗馬ということなら、このAirMailも応援したいと思っている。

現状まだβ版なので、気になるところも無いではないが完成度はなかなか高いと思う。
設定はメールプロトコルの知識なんか全く必要がない。
誰でも1分でできてしまう。

3ペインの分かりやすい構成だし、気になる添付ファイルなどの扱いも問題なさそうだ。

一点気になったのが、メッセージの文字化けの問題で、MacのMailやiPhone、iPadなどに送る分には問題無いのだが、GyazMailに送ると文字化けを起こした。
しかもテキストエンコーディングを切り替えても、タイトルはUTF-8で表示できたが、本文はどの文字コードを使っても表示できない。
多分複合的な問題で文字化けを起こしているんだと思うけど、ここらは作者さんにフィードバックする予定。

なんせまだβ版だから、今後に期待は大いに持てる。
Sparrowに代わる軽便なメールクライアントとして普及してもらいたいと思う。





AirMailの最初の起動画面はアカウント設定画面になる
設定に必要なのは自分のメールアドレスとパスワードだけ
メールサーバドメインだの暗号化タイプだのの設定は一切必要ない
簡単だがそのために扱えるメールはIMAPに対応したメールサーバのみ
従ってPOP、POP3のみ対応のメールアドレスは使えない
簡便さを得るためにそこらは犠牲にしたということらしい
具体的にはGMailやAppleのicloud.comメールは使えるがyahooメールなどは使えない




アドレスとパスワードを入れてEnterキーを叩くともう設定が完了する
所要時間は1分程度




実は後述するが微妙にアドレス帳と連携している
そのため最初にメッセージを表示した時に
「連絡先にアクセスする」ことを許可するか聞いてくる
アドレス帳連携を使いたいならこれを許可する




AirMailのフェイスは各ボックスが一番左に有って
メッセージのサムネールリストが真ん中に有って
メッセージのプレビューが右にある3ペイン
シンプルだが使いやすいと思う




新興メールはテキストエンコードと
添付ファイルのMIMEの扱いに不安があるものだが
AirMailについては添付ファイルは特に問題はないようだ
添付ファイルのサムネイルを選択してスペースキーを叩くと
Quicklookで中身をチェックできるのがMac的でよい




リンクをタグで挿入してクリッカブルにするのも
このメニューでURLをコピペするだけでOKなのが簡単
またDropboxなどとも連携を図っており面白い使い方ができそう




宛先はアルファベットを入力していくとヌーメリックで候補をどんどん表示してくれる
アドレスが名前と懸け離れていると探すのに苦労しそうだが
名前そのままのメールアドレスの人が多いのでこれは便利な機能だと思う
この機能を使うためには最初の連絡先へのアクセスを許可しないといけない




ベータ版ながらもうマルチアカウントに対応している
「設定画面」の「アカウント」で左下の「+」をクリックするとあの登録画面が出てくる
IMAPに対応したメール、例えばGmailだけでなく
me.comやicloud.com等のAppleのメールアドレスも登録できる




テキストオンリーの設定項目が見えるがここに
チェックを入れてもメッセージにhemlは添付されてくる
ここらOutlookと同じような弱点がある気がする




気になったのはメッセージを送った時の文字化け
MacやiPhone、iPadのMail相手なら問題無い
しかしGyazMailで受信するとタイトル・本文ともに文字化けする
タイトルはテキストエンコードをUTF-8に切り替えることで表示できたが
本文はどういうエンコードを使っても文字化けを解消できなかった
メールというある意味汎用性が高くレガシーな
コミュニケーションツールではこれはとても困った問題となる
原因は複合的な問題だという気がする


2013 年 3 月 12 日




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iPhone・iPadの「その他」項目を削除してディスク空き容量を確保する方法

iPhoneを使っていてiTunesと同期する時にふとその容量にほとんど余裕が無いことに気がつく。
そんなにたくさんファイルやアプリを入れただろうかと訝しんでいたが、最近突然こういうことが起きる。

そして今朝はついにこれが5GBを超えた。
32GBしか容量が無いSSDに5.4GBも意味不明な項目があるとさすがにこれは運用に関わってくる。
音楽減らさなきゃいけないのということになるが、それよりこれを消したい。

それでメモリの開放の時にやっていた手順とか、ユーティリティとかいろいろ試してみたんだけど、結局以下の手順がもっとも効果があった。

MacにUSBでつないでiTunesを起動し、iPhoneをマウントした状態でiPhoneの方を再起動をかける。

この「その他」を解消する方法としてバックアップを取ってiPhoneを初期化してバックアップから復元という手順が有名だし、サポートフォーラムにもそういう方法が確か書いてあったと思うけど、いわば不良キャッシュの削除のためにいちいち本体を初期化するのは面倒だし、リスキーだし避けたいところ。

この方法なら単なる再起動だから、リスクも面倒も無い。

この「その他」項目はテンポラリーファイルで削除されていないもの、破損されたものが残っているという解説をあちこちで見るが、そういうものは本来作業が完了されたら削除されるのが正しいふるまいだと思う。
iTunesと接続しておくとクリアされるところを見ると、正しく削除されているにもかかわらず表示上残ってしまっているということなのかもしれない。
詳しいことは分からないが、正規のバックアップからクリアリストアする方法以外では、この方法が一番効果的なようだ。

何よりもいいのはただの再起動だから、失敗してもリスクが無い。
誰にでもお勧めできる方法だ。
結局古いMacユーザの格言が今でも生きているということかもしれない。
「再起動に勝るリセット無し」





今朝ついにiPhoneの謎の「その他」項目が5GBを超えてしまった
空き容量も数百MBと危機的状況
そこでいろいろ試した結果iTunesを起動してUSBでiPhoneをつなぎ…
つまりこの容量グラフを表示した状態でiPhoneを再起動する
方法は電源ボタン+ホームボタンを同時長押し




その結果謎の「その他」項目は1.5GBにまで減った




さらに以前紹介したiPhoneのメモリの解放だの無駄なものを
すっきり削除して再起動を繰り返し空き容量がここまで確保できた
32GBというシビアな記憶空間なのでこの違いは大きい
古典的な手法だが「再起動に勝るリセット無し」はまだ生きているということか








2013 年 3 月 11 日




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Macのスクリーンを90度ずつ回転させて表示する

これは『Jekylle+』さん経由で知った『ザリガニが見ていた...。』さんのネタ。

 MacBookの画面を縦長標示! - Jekylle+

MacBookのRetinaディスプレイを縦2880pxにした壮観な眺め - ザリガニが見ていた...。

Windowsの場合は
control+Alt+カーソルキー
でモニター映像を90度ずつ回転させて縦長、逆さまなどの表示変更ができる。
以前KbdAppleの記事で、このアプリを使えばMac上のBootcampで起動しているWindowsでもこのスクリーン回転ができることは紹介していた。

しかし「ザリガニ…」さんの記事によるとMacでもこのスクリーン回転ができるということだ。 知らなかったなぁ…





こちらはBootcampで起動しているWindowsXPがcontrol+Alt+カーソルキーで回転した様子




つまりこんな風に見える
今回これと同じことをMacでもできることを知った




システム環境設定を起動してコマンド+optionを押しながらディスクプレイをクリックする
すると普段は表示されない「回転」というメニューが追加されている
これを90°、180°、270°などに選択する




するとこのようにMacネイティブでも
縦長スクリーン、逆さまスクリーンなどが実現できる




外観はこんな感じ
ただしどのMacでもできるわけではなくMacBook Proでも
できるものとできないものがあるそうだ
私のMid2009モデルではできた


2013 年 3 月 5 日




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CamTwist
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応

仮想カメラアプリとして内蔵・Webカメラの配信、自分のデスクトップ?・VNCムービーのキャプチャー、それらの画像のエフェクト加工などができるアプリ。

遠隔監視カメラについて書いた時にBBSに「たーくん」さんより情報をいただいた。

何より感心するのはこの豊富なエフェクト群で、MacのGPU空間でこれだけの処理をリアルタイムにできて画像配信できるのが面白い。

最新版ではFlashのバージョンの問題で32bitでニコ生に配信できないという問題がここでも起こっているらしい。バージョンを落とすと機能しなくなる安全制限がかかっているので、ここら難しいところだ。





CamTwistのシンプルなセッティング登録画面
一番左のペインで入力を決め、二つ目でエフェクト決定する
複数のエフェクトも使える
一番右で必要な設定を弄って右から2番目上で項目を確認し
「Save Setup」ボタンでその下のリストに追加していく




例えばデスクトップキャプチャを撮って左下のプレビュー画面で確認
こうしてデスクトプの操作の動画を公開できる




面白いのはVNCを使ってネットワーク内の別のMac/PCのデスクトップも配信できること
その設定はやはりここの項目でできる




キューブとデント、クリスタライズ(モザイク)の組み合わせ
顔を隠したい時もこの豊富なエフェクトの組み合わせで工夫できる

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Ustream Producer
(Freeware)
OS10.7Lion対応 OS10.8Mountain Lion対応

キャプチャー画像を収録、U-Stream等に公開することができるアプリ。
これもBBSで情報をいただいたアプリ。





ダイレクトに内蔵カメラを撮ることもできるしCamTwistを撮ることもできる




キャプチャーした画像をタイムラインに載せてかにビデオ編集機としても機能する
プロ版に移行すれば広告無しでライブストリーミングもできるとのこと
フリー版でのストリーミングが可能かは未確認


2013 年 3 月 3 日




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IPテレフォニーアプリSkypeを使ってWeb経由遠隔カメラ監視を実現する

先日、デスクトップにiOSデバイスのカメラ画像を表示して、それをVPNで監視する遠隔監視の方法を紹介した。

Reflector(Shareware)AirPlayでiPhoneやiPadのスクリーンをMacのデスクトップに表示するアプリ

それはそれでアドホック的だけど、使える方法だと思ったがL2TPなどのVPNを使うのがあまり一般的でないなと思っていた。
それについてTwitterでもっと簡単な方法があるとSkypeを使用する方法を教えていただいた。

確かにVPNを設定するよりもSkypeのアカウントをとるだけの方が簡単だし、やるならその方が一般的だと思う。

claviさん情報ありがとうございます。


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Skype
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応 OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応

ネット経由で無料電話、ビデオフォン、ビデオミーティング、インスタントメッセージのクライアントとして使えるアプリ。

今回はこのアプリを通話用ではなく、監視カメラアプリとして使う。

MacにつないだUSBカメラ、あるいはiSightカメラを使って監視側のSkypeを起動したままにしておく。

このSkypeの設定で外部からの接続に自動応答するようにしておく。
こうすることでWAN経由の外部からMacやPCないしはiPhoneなどのiOSデバイスで接続してもビデオフォン機能でカメラに接続できる。

この方法は監視側の映像をネットに公開することになるので、監視側のアカウントは監視専用の新規アカウントにしておく。

また登録ユーザ以外は接続できない設定にしておくことで、一定のセキュリティは保てると思う。
用途は遠隔からペットなどの様子を監視できるということか。





監視される側のSkypeの設定で「通話」に入って
「自動応答」するのラジオボタンを入れる
こうすることで監視側は何も操作しなくても遠隔から接続できる




セキュリティのために監視側は新たなアカウントを作った方がいいと思う
そこで既知の番号以外には応答しない設定あるいは登録ユーザ以外に応答しない設定にする




以上の設定を監視側のMacのSkypeにすることで
遠隔側のMacやPCのSkype、あるいはiPhoneなどの
iOSデバイスのSkypeから接続できる




iPhoneで接続するとこんな感じ




完全に遠隔側で操作が完結できるのでこれもペットの監視などに使える




Skypeは通話中のウインドウをフローティングで表示できるので
このように他の作業をしながらデスクトップの片隅に監視カメラの様子を常時表示しておける
この方法のメリットはSkypeの設定をするだけで実現可能なこと
VPNなどある程度ネットワーク知識が必要な方法に頼らないので簡単ではある






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