anchor
LilyPond (Freeware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
演奏家が見やすいということを主眼に開発されたハイクオリティな楽譜印刷物を簡単なデータ入力で作成する楽譜ワープロアプリ。
このアプリは随分前から気になっていたのだけど、独特の記譜法というか入力ルールが取っ付きにくそうで今まで敬遠していたのだが今週アップデートがあったのをきっかけに一度ちゃんと使ってみようと思い立った。
その記譜の独特のルールはよく見ると、昔私自身音楽のメモを取る時に我流で考え出したメモの書き方と非常に似ていて、やはり同じようなことを考える人っているもんだなと思った。
そう思ってよく見るとこの入力の仕方は、音楽をやっている人にとっては非常に分かりやすい構成になっている。
特にジャズなんかをやっている人には和声でもケイデンスでもグループ化できるという柔軟さが「なるほど」と思えると思う。
音程は全て小文字のa〜gのアルファベットで記入する。オクターブピッチは「a'」「a''」「a,」というようにクオートやカンマをつけて表現、音符の長さはc4というように数字で表現、開始部分に「relative c'」というように打って中心の音程を決定するという書き方が基本になる。
シャープはis、フラットはesを音名の後ろに付けるのも音楽理論を少し齧った人ならすぐに馴染める筈だ。
少しいじってみたが、数分でキャプチャーのような楽譜ができた。
出来上がりも非常にきれいな楽譜に仕上がっていて、昔バンドをやっていた当時にこんなソフトがあればなぁと思った。
以前いじったことがある楽譜ワープロは五線紙のフォームに音符を張り付けていくスタイルだったが、非常に使いにくくあまり音楽的な作業でもなかったので「手書の方がマシ」と思ったが、これなら使えると思う。
LilyPond を起動したら新規ファイルを作って
ヘッダにタイトル、下のボディに音符をどんどん入力していく
対位法的にあるいは和声法的に音が重なる時はタテにまとめる(和声でグループ化)か
ヨコにまとめる(フレーズでグループ化)か決めてそのルールでフレーズを入力
ある程度できたらCompile メニューからTypeset file またはコマンド+Rで書き出してみる
数分いじっただけでこの通りの楽譜が出来上がった
ちょっといじってはプレビューというやり方をしてもストレスにならない速さだった
テンプレートからバンド単位のスコア譜
このように複数のパートのフレーズやリズム譜、コード譜など多彩な表記が可能で
それが上下の関係がずれずにキレイにレイアウトできる
昔ちょっといじった使いにくい楽譜ワープロとは雲泥の差で
音名を入れるだけで自動的にレイアウトされていくのがすばらしい
またファイルに指示を書けばMIDIファイルの出力も書き出しの時に同時にする
音を聴きながら楽譜に間違いが無いか確認することもできる
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VirusTotalUploader (Freeware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
各ウイルス対策ソフトベンダーの定義ファイルで横断的にアップロードしたファイルをスキャンしてウイルスに感染しているかチェックするWebサービスのデスクトップクライアントアプリ。
このウイルススキャンサービスのサイトはこちら。
VirusTotal - Free Online Virus, Malware and URL Scanner
このサイトにチェックしたいファイルをアップロードすると、そのファイルがウイルスに感染しているかどうかをセキュリティ各社の定義ファイルで認定してくれるサービス。
このサービスの良い点は特定のウイルス対策ソフトに片寄らずにほぼ全社のウイルス定義を使うので、マイナーなウイルスやトロイの木馬、スパイウエアも検出できるしゼロデイ攻撃にも強い。
不便な点は一度にひとつずつファイルをアップロードして鑑定してもらうので、見てもらいたいファイルが数十個ある時はちまちま作業することになる。
そこでこのVirusTotalUploader である。
これを起動してウインドウにチェックしたいファイルを何十個も一度にドロップすればどんどんアップロードして次々結果を表示してくれる。
バッチ式なのでこれなら作業が速いし結果も一目瞭然だ。
結果は各社のヒット数という形で色付き分数で表示される。
この結果の見方なのだがウイルス定義ヒットが多ければ多いほど危険とも限らない。
ゼロデイ攻撃開始したばかりだと、数社しか反応していない場合もあるが逆に危険だと思う。
ネットから常時大量のファイルをダウンロードしてきたり、人から大量のファイルをもらう、あるいは渡す立場の人ならウイルスチェックは欠かせないと思う。
特にMacには脅威にならなくてもWindowsに脅威になるウイルスはまだ沢山出回っている。
このアプリ自体がウイルスみたいな名前だが、これは持っておくべきアプリだと感じた。
このアプリはチェックするファイルをWebサービスサイトにアップロードするので
これらのサイトのプライバシーポリシーに同意する必要がある
次回から表示しないようにもできるが当然その場合はパーマネントに同意したことになる
使用方法は簡単でチェックしたいファイルをドロップする
同時に複数のファイルをバッチ式に登録できる
カラムはファイル名、待ち時間、鑑定の結果(18/48というように
ヒット数で表示)評価ページのリンクが表示される
そのリンクを踏むとvirustotalの結果ページに飛んで何社がそのファイルをウイルスと評価しているか、
各セキュリティベンダーがそのウイルスをどんな名前で呼んでいるか、定義日の結果が表示される
これは10年前に「OSXの重大な脅威」と某セキュリティベンダーが一人で大騒ぎしたmp3genの結果
mp3genなんてもう忘却の彼方だが当時話題になったから各社とも一応チェックしている
このように有名なウイルスは当然ヒット率が高くなるが実害ゼロなmp3genのこの結果をみれば
ヒット数が脅威の度合いを示しているわけではないことが分かる
こちらは一世を風靡したGameThief(一名Autorun)の結果
各社ネーミングはバラバラなのが分かるし各社の名前を見ていると
愛用のウイルス対策ソフトの検出名は聞いたことなくても
他社名で聞いたことあるものが結構あるのに気づくだろう
ちなみに全くヒットがないファイルはこんな表示になる
これは安全なファイルといえる
これ何だか分かるだろうか?
これもWindows世界では一世を風靡したイカ・タコウイルス
他愛もないスクリプトだしもう何年も前に作者も
逮捕されているが破壊的な威力を今でも持っている
その割にはヒット数が少ないのはウイルスともいえない
単なるスクリプトにいちいち対応するのは不毛ということを
セキュリティベンダーも知っているからだと思う
サンプルファイルをチェックした結果
赤で囲んだところにヒット数が表示されヒットの多さで緑から赤まで色分けされる
ただ上記のようにヒット数が多いから脅威が大きいというわけではない
むしろ新鮮なゼロデイ攻撃はヒット数は少ない筈だがそういうものが危険だと思う
そこは比例しないので誤解しないように
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feedly (Freeware)
OS10.9Mavericks対応
Webサービスのfeedly純正のRSSリーダークライアントアプリ。
RSSをWebマガジン風に表示するWebサービスがGoogle Reader亡き後結局メインになっている。
ただクライアントアプリが定まらなくて、最近ではもっぱらRSSはiPhoneでチェックしている。
feedlyは結局Safari のタブで開きっ放しにしている。
RSSをチェックしたいだけならiPhoneでも良いのだが、サイトを更新するたびにRSSが正しく上がっているかチェックしたいので結局Safari も表示しっぱなしになっている。
ところがなんとなく最近のバージョンのSafari はメモリ喰いなので、タブを大量に開きっ放しにしている使い方を見直そうと思っていた。
feedlyの純正アプリが出たのは渡りに船だった。
Webとほとんど同じような表示なのだが、同じだからどちらで開いてもかまわない。
クライアント自体はメモリも喰わないし軽快なアプリなので、こちらでfeedlyを表示してSafari のタブは閉じてしまえばいい。
表示はギヤアイコンから見出しのみ、カード、マガジン、全文表示が選択できる。
Google、Facebookなどのアカウントでログイン後の表示はこんな感じ
マウスオーバーで左の登録済みメニューが表示されて
クリックでそのサイトの最近の記事を表示する
このように使い方はWebサービス版とほぼ同じなのだが
それでもクライアントを使うメリットはこれ
CPUはほとんど喰わないしメモリもそんなに喰わない軽量設計
だから起動しっ放しにしていても気にならない
その分Safari のタブを閉じておけるのが最大のメリットかも
表示の変更はこのギヤアイコンボタンからプルダウンでできる
表示はタイトルのみ、カードスタイル、マガジンスタイル、全文表示を選択できる
また未リードのみ表示か過去記事を全部表示するかの選択はその下のチェックを外す
キャプチャーは全文表示をした様子
こちらはカードスタイルの表示
アイコンバッジで未読の更新記事数を表示するのがデフォルト設定
これらの表示は設定画面で変更可能
といってもとてもシンプルな設定画面なので使い方で迷うことはないだろう
上のチェックがアイコンバッジ表示・非表示、リンクをデフォルトブラウザで
表示するか新規タブで表示するかも選択できる
新規タブ表示だとこのようにブラウザのWeb表示と同じ表示が可能
Safari からRSSリーダー機能が失われてしまったので
もうそこらをごっそりコッチに持ってきたと考えればいいかもしれない
ログイン前の表示はこんな感じ
ブラウザのWeb表示とほぼ同じなので戸惑いはないと思う
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App Napを解除してスリープ解除失敗が改善するかを見ている〜どのみちレンダリングするならこの機能は殺しておいた方が良いかも
ここのところシステム終了失敗、スリープ解除失敗の問題に対応するのにずっと手を取られていたことはここに書いた。
その過程でBBSにも書き込みをいただいたが、Mavericksでスリープ解除失敗が多発するということはMavericksの新機能の何かが問題を起こしているんじゃないかという気がしていた。
そんな折り、今月の初めに海外のMac系のサイトに一部のアプリの動作に問題を起こしているApp Napを個々のプロセスで解除するのではなくシステム全体で解除する方法が紹介された。
詳細はこちら。
10.9- Disable App Nap System Wide - Mac OS X Hints
App Napを解除するコマンドは以下の通り。
defaults write NSGlobalDomain NSAppSleepDisabled -bool YES
これをTerminal にコピペしてEnter。
以降起動する全てのプロセスはApp Napが適用されない。
システムごと再起動すれば全てのバックグラウンドプロセスもApp Napが適用されなくなる〜つまりApp Napを殺すことができる。
App Napが生きていることで映像加工ソフトなどのレンダリングに失敗するなどの影響があることが指摘されている。
問題は、影響は本当に画像加工ソフトだけなのかということだ。
アクティビティモニター をチェックすると、そうしたユーザアプリだけではなくシステムプロセスもApp Napが適用されていることが分かる。
loginwindowというログイン画面を表示するアプリやlogindというそれを制御するシステムのdaemonも適用を受ける。
例えばスクリーンセーバーが起動していれば当然そこから復帰する時のパスワード画面はバックグラウンドプロセスになるわけだ。
これはよろしくない仕様なのではないかという気がする。
そこで今回のシステム再インストールを機会に、このサイトで紹介されているTipsを試している。
今のところ良好なのである程度結果が出たら、これまでやった対策をだんだん解除しようと思っている。
省エネルギー設定のディスクをスリープさせない設定を解除して、スリープ解除時にパスワードを要求する設定に順次戻そうと思っている。
それらが完了してもスリープ解除失敗が起きない場合は、App Napの疑いが濃厚になると思っている。
まだ途中経過だが一応の記録として書き留めておく。
App Napを解除するコマンドはdefaults write NSGlobalDomain NSAppSleepDisabled -bool YES
これをTerminal で実行する
元に戻す時はdefaults write NSGlobalDomain NSAppSleepDisabled -bool NO
App Napはアプリごとに「情報を見る」 で無効化できる
ここのチェックを入れれば良いのだが全てのプロセスでこれをやるのは現実的ではない
なので上記コマンドで全域で一気に無効化する
アクティビティモニタ のエネルギー のページを見ると
それぞれのプロセスのApp Napが無効になっているかどうかを確認できる
表示 メニューから「全てのプロセス」 を表示させるとFinal Cut Pro やHandBrake のような
ユーザプロセスだけでなくシステムUIのプロセスもApp Napの支配下にあることが分かる
例えばスリープ解除の時にパスワードを要求する設定にしているとloginwindowというアプリが起動する
これを呼び出しているのがlogindだがこれらもApp Napの影響を受けていたことが分かる
スリープ解除失敗の問題と関係があるかどうかは不明だが
今後テストしてこの因果関係を確認しようと思っている
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長い戦いは終わった〜システム終了失敗、スリープ復帰失敗の問題はクリーンインストール、手動での設定復元でようやく解決した
Mavericks導入以来…というか予兆を含めるとそれ以前からかもしれないが…ずっと悩まされてきたOSの終了に失敗する、ログオフに失敗する、スリープからの復帰に失敗する問題がようやく解決した。
以下はここまでの激闘の歴史と何を試したかの記録。
Mavericksに終了・再起動に失敗する問題が〜デイジーギヤがぐるぐる回り続けて終了できない問題がMac miniでも再現〜しかも打つ手無し
Mavericksに終了・再起動に失敗する問題が〜デイジーギヤがぐるぐる回り終了に失敗する問題はどうやらMavericksの上書き再インストールが有効なようだ<追記>Mac miniも
再起動に失敗するMavericksの問題が再発
〜再起動に失敗するMavericksの問題が再発したのに対応…しきれたのかは不明。これが原因じゃないかというものは見つけたが…lauchdのshutdownログが大量に出ている…
MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応(できたかな?)〜はたしてdaemonのタイムアウト値を変更して改善するか!?<加筆あり>
MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず〜daemonの問題ではなくもうひとつのBluetooth容疑者に対応<追記あり>やっぱりだめぽ
MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず2〜Bluetoothはシロだった〜つまり最初に戻ってlaunchdを疑うしかない&Bluetooth壊れた
MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず3〜どうやら原因がほぼ判明〜結局外付けHDDも原因/対処法も明らかになったがややこしいので整理しとく<追記あり>
Mavericksを10.9.2にアップデートしたらまたシステム終了失敗の持病が再発した…これから再インストールだよん(泣き)
MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず4〜外付けHDDのせいというのは間違いだった〜もう一度原点に戻ってverboseモードで観察…
MavericksになってからOSの終了/再起動に失敗する問題に対応できず5〜VMWare Fusionをアンインストール&6に更新〜もうこんなことぐらいしか思い浮かばない…
システムのシャットダウンに失敗する/スリープから復帰できない〜この問題の解決策について一縷の光明が見えてきた気がする
結局最後に有効だった方法は、ディスクを初期化してシステムをクリーンインストール、移行ツール やTime Machine 復元などを一切使わずに、全ての設定をイチから手動でひとつずつやったことだった。
この方法で結局システム終了失敗の原因は分からなかったものの再発を防げるようにはなった。
仕事の合間を縫っての作業にもかかわらず2〜3日程度で概ね前の環境は復元できたのだが、途中で問題も起こした。
ことえりユーザ辞書がまっ白になってしまうというトラブルが以前起きていたが、その後クリーンインストールで一度は治った。
ところがこれが10.9.3のアップデートをかけた後再発してしまった。
この症状の詳細はこちら。
10.9.2アップデート時にことえりユーザ辞書がすべて消えてしまう〜iCloudの設定が原因〜まだ尾を引くアップデート時システム環境設定の設定が変わってしまう問題
OS10.9.2に上げてからユーザ辞書編集が真っ白になり編集も削除もできなくなった〜iCloudを外しても同じ〜辞書の編集法が謎
Mavericksことえりユーザ辞書の簡単なバックアップ法と復元法〜余談〜辞書がまっ白になって編集も追加も削除もできなくなった問題はクリーンインストールで解決
このトラブルが再発した原因は不明。
10.9.3アップデートに失敗したのか、その直前にdaemonのタイムアウト値を短くする設定をやったのだが応用で上記記事以外のdaimonもいくつかやったせいかもしれない。
(その中にはInputMethoKit のcom.apple.InputMethodKit.UserDictionary.xpc のようなものも含まれていたのでそれが原因かもしれない)
他にも問題が起きたのでこの10.9.3アップデートは一旦デグレードしてTime Machine から10.9.2に戻して、ダウンロードしてきたOS X Mavericks 10.9.3 Update (Combo) アップデートで手動アップデートをかける。
もうこれ以上余計な設定をしないことにした。
これでこの問題は回復できた。
システムクリーンインストール後、この一ヶ月近く様子を見ていたが、結局システム終了失敗は1回だけ発生。
原因はMac miniに接続しっぱなしだったTime Machine 用の外付けハードディスクを一晩つないでいたためで、これをしないように注意してから再発していない。
またMac miniでもシステム終了失敗が起きたのはまさのこのディスクをつないでいたからだと思う。
整理するとシステム終了失敗は以下の2つの要因のどちらかがあると起こる
1)不良ブロックがある(あるいはあると思われる)ディスクを長時間接続しっぱなしにする
(USB接続を解除してからシステム終了しても失敗になる)
2)Leopard以降、上書きインストールや移行アシスタント を使ってアップグレードしてきたので、システムの不具合が発生・それが引き継がれている
ディスクを初期化してシステムをクリーンインストール、iCloudキーチェーン以外の
全ての設定を手動でやって環境を復元したところシステム終了失敗は起こらなくなった
またSuspicious Package 、HetimaZip などQuick Look プラグインがちゃんと機能しない問題も解決した
私のところで抱えていた問題は概ね解決した
またシステム環境設定 のキーボード にあることえりユーザ辞書 が
まっ白になってしまう問題もクリーンインストールで解決した
10.9.3アップデートをかけたら再発したがTime Machine で10.9.2に
リバートしてComboアップデートをダウンロードして手動アップデート、
daemonの設定も復元しないことにしたところ元に戻った
どっちが原因かはいまだに分からないがもうこの問題はいじらないことにした
ちなみにクリーンインストール後すぐに元に戻らないのでがっかりするが
iCloudの書類とデータ の同期チェックを一度外して
また入れ直して様子を見ていたところしばらくして治った
反映するのに少し時間がかかるらしい
ドックなど一部のplistファイルは流し込んで再現したが、
plistを流し込んでも設定を反映しないアプリがいくつかある
システム環境設定 のユーザとグループ のログイン項目 とOrderOfLaunch の設定がそれ
これはスクリーンショットを撮っておいたので再設定が速かった
今後のためにスクリーンショットを残しておく
これはログイン項目の1枚目
こちらがログイン項目の2枚目
メニューバーアプリ以外の項目をこちらに固めている
こちらがOrderOfLaunch の1枚目
メニューバーアプリの順番をコントロールしたいのでメニューバーアプリはこちらに並べている
OrderOfLaunch の2枚目
今回ちょっと失敗したのはVMWare Fusion で動かしているWindows7のライセンス認証
Time Machine バックアップからコピーしてくる時に「移動かコピーか」と聞かれるが
コピーがデフォでハイライトしているので何も考えずにクリックしたらオンライン認証を求められた
もう一度コピーすると「非正規品である、ライセンスをちゃんと買え」という例の失礼なメッセージが出てきた
ちゃんと購入した正規品なのに
また常時Windowsは起動しているのでTime Machine バックアップからの復元だと
Windowsは「破損したファイルがある」という大量のエラーを出して
また「非正規品である」というメッセージに戻る
別のディスクにちゃんとVMファイルのバックアップを
取っていたから問題なかったがここらは要注意だ
またバックアップから復元する時もコピーでも必ず「移動」 を選ぶこと
またスリープ復帰失敗の問題もloginというアプリの起動に失敗しているようで
その原因はパワーマネージャー周りのバグが原因のようだ
この対策は諸説あるが私のところではシステム環境設定 の
省エネルギー の「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」
のチェックを外すことで再発しなくなった
また大事を取ってloginアプリをスリープ復帰時に呼び出す設定そのものを止めて
同じく環境設定ペインのセキュリティとプライバシー の一般 で
「スリープ解除にパスワードを要求」 のチェックも外している
代替のセキュリティとしてhandyLock を使用している
これも確実とはいえないがスリープ解除時にログイン画面になる仕様も
大したセキュリティ効果はないので効果的にはどっこいだと思っている
もろもろ細かい問題はあったものの以上の対策で、システム終了失敗、スリープ復帰失敗で強制終了を毎回しないといけないという問題はやっとクリアした。
anchor
ログオン時、Wi-Fi接続時『Keychain "System" cannot be found to store』というメッセージが出てパスワードを要求されログオンに失敗する〜このケースの対処法
海外のサイトでは結構既に話題に挙がっている事象だが、OSのアップデートなどでキーチェーン がダメージを受けてしまうことがある。
この場合、Wi-Fiの接続の度に
『Keychain "System" cannot be found to store "アクセス名"
キーチェーン に保存されたパスワードをリセットせよ』
というメッセージが出てパスワードを要求される。
しかし、リセットには失敗する。
詳細はこちら参照。
Keychain Error- Keychain "System" cannot be found to store "B7F3D" (Wireless network) - apple answer
私の場合、今回OS10.9.3のアップデートに失敗したため、OSを一旦10.9.2にTime Machine で戻して、Appleのサイトから10.9.3Comboアップデートをダウンロードしてきて手動でアップデートを実施した場面で再現した。
アップデート後の状況は概ね良好だったのだが、アップデート後ログイン時とWi-Fi接続時にいちいち
「認証に失敗した、キーチェーン のパスワードをリセットしろ」
という表示が出るようになってしまった。
そしてリセットにも失敗する。
結局ログインにもWi-Fi接続にも成功するので気にしなければ良いのだが、スリープから復帰する度に
「パスワードをリセットしろ」
とかの警告が出るのは鬱陶しい。
Mavericksを10.9.3に手動アップデートした結果、ソフトウエアアップデートで
アップした時に起こっていた問題が解消されたが今度はこういう問題が起きた
ログオン時とWi-Fi接続時にキーチェーン が正しいパスワードを保存できない
という意味の『Keychain "System" cannot be found to store』というメッセージが出る
問題を解消するために「リセットデフォルト」をクリックしてパスワードリセットフォームが出るが
このパスワードフォームにはなぜか入力ができないので結局キャンセルするしかない
そして接続時またパスワードを保存できない、リセットせよという表示が毎回出る
Wi-Fi接続時にワイヤレス診断が自動的に立ち上がってipconfigなどの設定を確認するが問題なしと出る
結局接続には成功しているので気にしなければ良いのだが毎回この表示が出るのはさすがに鬱陶しい
anchor
キーチェーンアクセス (Bundle)
この問題に対処するために、このアプリを使う。
キーチェーン で管理しているパスワードなどの状況を確認できるキーチェーンアクセス はユーティリティフォルダの中にある。
これを起動してメニューからKeyChain Fast Aid を実行することで問題点の発見と修復ができる。
これで私の場合解決できた。
ユーティリティフォルダにあるキーチェーンアクセス を起動する
そのアプリケーションメニューの中にKeyChain Fast Aid というメニューがあるのでこれを開く
まずはこれで検証をする方法はルートパスワードを入力して「開始」 ボタンをクリック
すると~/Library/Preferences/com.apple.security.plist という設定ファイルが
アクセス権問題を起こしているという表示が出るがこのアクセス権は
ディスクユーティリティ などのアクセス権修復では修復できない
KeyChain Fast Aid の「修復」の方の
ラジオボタンを入れてもう一度開始 ボタンをクリック
これでシステム最起動後に修復は反映される
私の場合これでドンピシャこの問題は解決した
anchor
Disk Drill (Freeware/Shareware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
うっかり削除してしまった重要な書類、写真、ビデオや音楽などのファイルを復元するシンプルなツールアプリ。
フリーウエアバージョンはスキャンができるだけだがシェアウエア登録するとファイルの復元もできるようになる。
フリーウエアで体験できるのは、スキャンで消えたファイルが見つけることができるというところまでで、実際にファイルをサルベージするには89ドルのシェアウエア登録をしないといけない。
しかしその価値はあるかもしれない。
なぜならフリーで削除されてしまったファイルをサルベージする方法は以前こちらで紹介したが、結構大変だからだ。
誤消去、あるいはディスククラッシュで消えてしまったファイルをサルベージする・・・しかもフリーウエアで(←ここ大事)<追記あり>
このフリーウエアの場合、スキャンにはそれなりに時間がかかるし、復元されたファイルは生前と同じ名前ではなく
f137165567.jpg
というようなファイルシステムが暫定的につけた名前に化けている。
その中から目的のファイルを探さないといけないので、元の名前でもとのディレクトリで見つかるDisk Drill と「フリーをとるか便利をとるか?」という関係性になる。
Disk Drill の原理は、Disk Drill をインストール後常にバックグラウンドでファイルシステムのキャッシュをとるdaemonを常駐させており、削除されたファイルもしばらくそのデータの位置や名前を憶えるという仕組みになっているようだ。
だからイチからスキャンするフリーウエアはチョットしたjpegをサルベージするだけでも終日スキャンしないといけないが、このDisk Drill は数分〜数十分で完了する。
さらにファイルシステム上の名前ではなくユーザがつけていた名前で復元できるのも、そうしたメタデータを保存しているからだが、常にそのキャッシュをディスクに保存し続けているのでディスクの空き容量にあまり余裕がない人にはお勧めできない。
この原理は以前紹介したTechTool Pro 6 と同じだ。
さらにファイル復元だけでなくプロテクト、SMART監視などの機能がついているのもTechTool Pro と似ている。
値段も似たようなところだ。
ファイルシステムはファイルを削除した時にまずインデックス上からディレクトリに表示されるファイルの見た目だけを消してデータの実体はそのままディスクに残すのでこういうことができるわけだ。
しかし作者も注意している通りこれも絶対ではない。
インデックス上のファイルの名前と位置の情報を削除したら、今度はハードディスクからデータの本体も削除してしまう。
最近のSSD+HDDのフュージョンドライブやハイブリッドドライブでは、このタイムラグが案外短いのではないかなと思うようなことが起こった。
つまり
「あ!しまった」
と思ったら一発勝負ですぐにサルベージ…後でとか思っているとすぐにファイルは消えてしまう…ということかもしれない。
作者さんもこのアプリが絶対に復元できるということを保証するわけではない…と明言しているがしかし従来のフリーウエアのやり方よりは復元できる可能性は高いとも胸を張っている。
最初に起動した時に何をするかメニューを選択させる
デフォルトは全部にチェックが入っている
また内部モジュールをインストールするという警告がGrowl などで表示される
このモジュールに削除されたファイルのディレクトリ情報をキャッシュさせるのがこのアプリの肝だ
起動したところそこにスキャンできるデバイスが表示されている
右クリックでいくつかメニューが出てくる
急ぎで削除直後のファイルを探す時にはクイックスキャン、時間が経ってしまっている時は
ディープスキャン、見つからないときはRun all…を走らせてみる
スキャンは意外に速い
Run All…でも数十分で完了する
ディレクトリ情報から救える場合はこのようにFinder から探すようにファイルを見つけることができる
ディレクトリを開いていくとこうして削除前と同じ名前でファイルを探すことができる
ここがフリーウエアとは違って便利でさらに回復前にQuick Look で確認することができる
この目のアイコンがそのボタン
こうしてテストで削除したファイルもちゃんと見つけることができた
ただし作者も注意しているようにこの方法も絶対ではない
同時に削除したもうひとつのjpegはこのようにデータが破損していた
どういう条件でそうなるのか分からないがSSDをかませたフュージョンドライブや
ハイブリッドドライブでは意外に早く起こるのかもしれない
このデータを復元する時には復元したいファイルにチェックを入れて回復ボタンをクリックする
先に全部のファイルを復元してその中から目当てのファイルを
探すフリーウエアと比べると確かに便利ではある
ここでフリーウエア版を使っているとシェアウエアのPRO版の購入を勧められる
フリーでできるのはここまでで実際の修復はPRO版が必要
しかし復元の精度をまずフリーウエア版で体験してくれというのは作者の自信の現れでもある
Disk Drill のアンインストールは注意が必要だ
本体を削除するだけだと最初にインストールしたインターナルモジュールが
残ってしまい無意味なファイルシステムのバックアップを取り続けてしまう
アンインストールは必ず設定から「全般」にはいり削除ボタンでやること
このボタンを使っても他にデスクトップに不可視のプレビューフォルダが残ってしまう
Disk Drill のもうひとつの呼び物はシステムデフォルトでは
見ることができないSMART情報をチェックできること
anchor
Corporate Avoidance (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
ポスプロのプロ達が「一生懸命仕事してます!」とアピールしながら居眠りしたりタバコ休憩するのに協力するために開発された強力なアプリ、他業界も利用可
このアイコンがぐるぐる回り始めたらいや〜〜んな感じだが、その目的はこのアイコンに示されている。
作者ページの解説によるとポスプロ(映像制作)に従事する人達のために開発されたとなっているだけあって、After Effect 、Final Cut Pro 、Logic Pro 、Protools 、Soundtrack pro などの作業画面がプリセットで用意されている。
他に癒やし画像(?)の動画なども用意されている。
これを見たら分かるように動画もフルスクリーンで表示できるし、プリセット以外に自分でデスクトップをキャプチャーしてオリジナルの「仕事しているフリ画面」を作成することもできる。
スゴい高速で流れるログを目をサラのようにして読んでいるフリして居眠りするデスクトップとか、コードのコンパイルはかどってます…というフリデスクトップとか。
ディスクイメージを開くと本体をアプリケーションフォルダに
プリセットを書類フォルダにドラッグせよとなっている
本体は他の場所でも動くがプリセットは必ずここに入れる必要がある
起動すると上のプルダウンで何のフリをするかを選ぶ
先ほどのプリセットの中身がここに見えている
そしてプログレスバーに表示される文字も書き出しなのかレンダリングなのかを選択できるし
その下のプルダウンで何分サボるか…もとい作業時間をかけるかを設定できる
さてこれはAfter Effect のレンダリング画面
プログレスバーがリアルな遅さで進むが実際には何もやっていない
デスクトップはメニューバーも含めてタダの画像なのでどこも操作できない
この画面から抜けるにはプログレスバーのキャンセルボタンをクリック
そして次はFinal Cut Pro の書き出し画面
お次はLogic Pro でミックスの作業を開始
おっとその前にProtools でエフェクトの加工だ
Sound Track Pro でレンダリングだ!
今日もたくさんたくさん仕事しました…と居眠りしながらほざくためのアプリ
動画も再生できるよというデモプリセットも用意されている
このようにプリセットは主に映像制作従事者向けのさぼりグッズとして作成されているが
以上の機能を利用して他業界の人々もタバコタイム正当化画面を作成することができる
自分オリジナルのサボり画面…もとい作業画面を作成するのは
デスクトップの静止画キャプチャがこのボタン
あるいは別途作業風景の動画を作っておいてロードイメージボタンで表示することもできる
画像の準備ができたら名前をつけてプリセットに保存しておくこともできる
一番上のプルダウンメニューの一番最後にSave Presetというメニューがあるので名前を決めて保存
ということでMPEG Streaming Clip 動画の準備中画面を偽造…もとい作成
勿論コードのコンパイル中の画像を作って
「今日もたくさんたくさんコード書きました…」という使用方法も可能だ
注意点は使用はクビにならない程度にほどほどに…という点だ
anchor
BetterZipQL (Shareware)
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
Zipの中身をいちいち解凍しないでQuick Lookでのぞくことができるqlプラグイン
Windowsからスイッチしてきた人が、Macを使い始めると感じる不満のひとつに
「WindowsではZipをいちいち解凍しなくても中身を覗くことができたのにMacではなぜ全部解凍しないといけないのか」
というのがある。
そのZipが大量にあってその大部分は自分に必要ないかもしれないなんて場合は、ますます展開するのが億劫だと思う。
その不満を解消できるQuick Lookプラグインがこれ。
Zipの中身を開かずに表示できる。
インストールは本体のBetterZipQL.qlgeneratorという名称のプラグインを
~/Library/QuickLook/
にコピーして再ログイン、またはTerminal に
qlmanage -r
というコマンドを打ってEnterだけですぐに有効になる。
Zipファイルを選択してスペースキー、またはパッドを3本指タップすると
Quick LookがZipの中身を解凍せずに表示
中のファイルの位置を階層表示して、ファイル名、サイズ、
タイムスタンプ、種類、アクセス権などが表示される
全てではないがディスクイメージファイルの中身も表示できる
表示できるものとできないものの違いは不明
インストール法はレゴブロックのようなアイコンの
プラグイン本体を~/Library/QuickLook/ にコピーする
そして再ログイン、またはTerminal にqlmanage -r と
コマンドを打ってEnterするとすぐに有効になる
なおHetimaZip とは競合するので両方は入れられない
anchor
Mavericksことえりユーザ辞書の簡単なバックアップ法と復元法〜余談〜辞書がまっ白になって編集も追加も削除もできなくなった問題はクリーンインストールで解決
今回ことえりユーザ辞書がまっ白になってしまう問題が再発して対処法を調べていたらどこかで
「ユーザ辞書のバックアップはXMLに書き出さないといけない…面倒な仕様に変わった」
という記述を見かけて(どこで見たか思い出せないのだが)そんな面倒なことしなくても良いのにと思ったのでメモを書いておく。
システム環境設定 のキーボード ペインの中のユーザ辞書 を開くとそこに過去の学習した語彙が並んでいるので(記号〜アルファベット〜五十音順というアスキーコード順と思われ)これを
コマンド+A
で全選択してデスクトップにでもどろっとドラッグアンドドロップすればいい。
そうするとユーザ辞書.plist というファイルができるのでこれをどこかの保存すればいい。
バックアップから復元するときは逆にこのファイルをこのユーザ辞書 ウインドウにドロップすればいい。
ことえりユーザ辞書はMavericksでかなり仕様が変わった
このバックアップ法が分からなくなったと思ったらなんとこのシステム環境設定 の
キーボード ペインにあるユーザ辞書 を全選択してドロドロッとドロップできる
ドロップした先にユーザ辞書.plist というファイルができるのでこれを保存するだけでいい
復元は逆にこのファイルをここにドロップすればいい
今回またこのユーザ辞書がまっ白になる問題が発生した
前回は完全に中身が消えてしまった問題でiCloudの書類とデータ の
チェックが勝手に外れていたのが原因だったが今回はチェックが入っており
iCloud同期先のMac miniも同じ表示になっている
辞書の中身はあるようなので変換はできるが編集ができないため
変な癖がついた時に削除とかができない
このことえりユーザ辞書はMavericksアップデート以来、いろいろ問題起こしていた。
最初はこれ。
10.9.2アップデート時にことえりユーザ辞書がすべて消えてしまう〜iCloudの設定が原因〜まだ尾を引くアップデート時システム環境設定の設定が変わってしまう問題
これは結局iCloudの書類とデータ の同期のチェックが勝手に外れていたためで、これはことえり問題というよりは設定が勝手に変わるMavericksの持病の問題だった。
これはチェックを戻して解決した。
ところが今回は、このチェックはちゃんと入っているにもかかわらずシステム環境設定 のユーザ辞書の表示がまっ白になってしまった。
詳細はこちら。
OS10.9.2に上げてからユーザ辞書編集が真っ白になり編集も削除もできなくなった〜iCloudを外しても同じ〜辞書の編集法が謎
今回は辞書の中身が消えたわけではないので、変換はちゃんとできるのだがユーザ辞書がまっ白なので編集ができない。
変換できるからいいかとも思ったが、追加と削除ができないのはやはり困った問題になることが判明。
しかもiCloudで同期しているMac miniも同じ表示になってしまったので、どちらでも編集できない。
さらに上記の方法で、バックアップから上書きしても戻らない。
表示の問題だけだと思われるが、どうにもならなかった。
ところが今回システムが他にもいろいろおかしな問題を起こしていたために、クリーンインストールを実施。
Lion以来ユーザデータなどの設定はTime Machine のバックアップから復元ツールで戻していたのだがこれをやっていろいろ問題が起きていたため、今回は自動復元は一切やらず全部手動でイチから設定をやり直した。
手慣れた作業といってもイチからやるとやはり2〜3日はかかる。
調子を見ながらだったので余計時間がかかった。
ただこのクリーンインストールのおかげで上記のユーザ辞書がまっ白になる問題は解決した。
同期先のMac miniも正常な表示に戻った。
以上、こういうこともあるというメモと、ことえりユーザ辞書のバックアップ法を以前にも書いた気がするが見出しがないと時間が経ったらどこに書いたか忘れてしまうので見出しをつけて書いておく。
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AirMacユーティリティ for iOS (Freeware for iPhone, iPad)
AirMacを管理・設定するAirMacユーティリティ の64bitに対応したiOSアプリ
大抵の人はMacのユーティリティフォルダに入っているAirMacユーティリティ の64nit版でAirMacを設定するだろうが、iPhoneでも簡易にネットワークの状況を見るとか、問題があるときの警告を見るとか、暫定的にその問題を無視するとかの操作ができる。
結構前に出ていたのだが、最近存在を知ったアプリ。
AirMacユーティリティ にできることが全てできるわけではないが、とりあえずあらましの状況を取り急ぎiPhoneでチェックして、詳しいトラブルシューティングはMacのユーティリティでやるという感じの使い方だと思う。
AirMacユーティリティ でネットワークをチェック
お馴染みの64bit版のユーティリティと同じような画面が表示されている
AirMacをタップするとデバイスの詳細情報に入れる
ネットワークのデバイスが何かメッセージを出していないかはここをチェック
すると私の場合かなり前のAirMacベースステーションを
組み込んだ時代のWDSの設定が残っていることに気がついた
AirMac BSはもう引退しているのだがそのデバイスが見つからないというエラー内容だった
ここのメッセージ解説はMac版よりも親切かもしれない
「この問題を無視」 をチェックするとしばらくAirMacをアップデートしている
ハードウェア情報 をタップすると…
選択したAirMacのハードの詳細情報が出てくる
メニュー画面のその上のネットワーク をタップすると
このAirMacが生成しているネットワークのステータスを表示する
使用チャンネル、セキュリティなどが確認できる
メニューの一番上のファームウェア をタップすると
選択したAirMacのファームウェアバージョンが確認できる
メニュー画面のワイヤレスクライアント をタップすると…
この無線LANにぶら下がっている端末の状況が分かる
そのクライアントをタップするとさらにそれぞれのデバイス情報を確認できる
そのデバイス情報の接続状況 をタップすると個々の端末の接続状況が確認できる
設定はほとんどできないが無線LANの問題チェックには役に立ちそうだ
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cDock (Freeware)
OS10.9Mavericks対応
Mavericksでドックのデザインを様々なプリセットに変更できるSIMBLプラグイン。要EasySIMBL
Mountain LionLionまでのOS Xはドックなどのデザインをユーザが変更できるようなAPIがあったので、デザイン変更アプリなんかもいくつかあった。
私は、Tigerあたりからずっとドックは下位置、左寄せ、背景は透明で使ってきた。
いろいろなぜザインを試した結果これが一番使いやすいからで、もうこれに慣れてしまったのでMavericksになった時に従来のドック変更アプリが軒並み機能しなくなってしまったときは悲しい思いをした。
それでもDockMod のようなシェアウエアを使ってなんとか今までのレイアウトにしてきたのだが、今回ちょっと思うところあってDockMod を使わずにドックを変更する方法を探していた。
求めよさらば与えられんで、このcDock がたまたま目についた。
これがなかなか結果が良かったので今後これを使っていこうと思っている。
重要なのは私の希望通りの背景透明のドックデザインがあることで、さらにSIMBLを使うために安心、システムが不安定になることもない。
ドックアプリそのものを差し替えるDockMod のようなアプリはやはり多少リスクはある。
そのトレードオフということでもないだろうが、一度デザイン変更したら勝手に元に戻ったりしないDockMod に対してcDock の方は再ログイン後にドックデザインが元に戻ったりする。
その場合はEasySIMBL を起動して一度チェックを外して入れ直せばまた変更後のデザインに戻る。
cDock はとってもシンプルなデザイン
起動するとこういうウインドウが出てドックデザインを
プルダウンで選んで「Okay」 ボタンで適用となる
デザインは「透明ドック」「10.8スタイル」「10.9スタイル」「カスタムドック」 が選べる
またFnder のサイドバーのモノトーンアイコンをカラーにするメニューもある
それぞれリストアメニューでデフォルトに戻せる
こちらはOS10.8スタイル
枠ありのスモークブラックの半透明な背景のドック
10.9スタイルというのはMavericksのテクスチャーのまま2Dドックにした雰囲気
プルダウンでカスタムデザインを選ぶとディレクトリ指定のダイアログが現れる
ここでカスタムのバンドルを選択する
デザインは10.8スモークパネル枠無し、ミディアムグレイ、スクエア2種類
これがカスタムスタイルの中にあるミディアムグレイスタイル
半透明のグレイの磨りガラスのようなテクスチャー
そしてこちらはレインボースタイルのドック
起動するたびに色が七色に変わる楽しいドックだ
今日は何色かはログインしてみないと分からない
実用一点張りもいいがこういう遊び心もある方が嬉しい
これもカスタムスタイルの中にあるスモークパネル枠無しのドック
これもなかなかいい感じだ
作者によると今後このカスタムバンドルは増えていく(かもしれない)とのことだ
私が一番希望していたのはこの背景が完全に透明なデザイン
これがあるのでcDock は採用決定となった
もうひとつの機能はFinder のサイドバーのモノクロアイコンに色を付けること
Lion以来お洒落なモノトーンになったアイコンだが視認性は低い
サイドバーアイコンに色を付けるメニューを実行するとこんな感じ
以前に紹介したColorfulSidebar と同じ機能で同じSIMBLプラグインなのでほぼ同じものと思われる
この機能が必要かどうかはお洒落を選ぶか視認性を選ぶかの考え方によると思う
このcDock はアプリのようなスタイルを取っているが
アプリ自体はドックデザインを選択するフロントパネルに過ぎない
本体はSIMBLプラグインとして~/Library/Application Support/SIMBL/Plugins にインストールされる
SIMBLだけにこの効果はドックを再起動した時など元に戻ってしまう
再ログイン時にもデフォルトに戻ってしまうことが多いようだ
そういう場合はEasySIMBL を起動してここのチェックを
一旦外して入れ直すとまた設定通りのテクスチャーに戻る
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iCloudを経由してWindowsのInternet Explorer やFirefox のブックマークをMacのSafari に移す〜逆も可能
WindowsからMacにスイッチする時にWindowsのInternet Explorer やFirefox のブックマークをMacに移す方法を以前にこのサイトで紹介した。
WindowsからMacにスイッチ(乗り換え)する時の疑問2 〜メールメッセージやブラウザのブックマークを移せるの?
でも今ならもっと簡単な方法でブックマークなら共有することができる。
AppleのiCloudサービスを使えば、iPhoneとMacだけでなくMac同士、MacとWindowsでもいろいろ共有できることは以前にも紹介した。
ブックマークもWindowsのSafari だけでなくInternet Explorer やFirefox とも直接同期できる。
方法はAppleのサイトからWindows版のiCloudをインストール、その上で必要なアドオンをブラウザにインストールする。
ここではFirefox とSafari の同期法をメモしとく。
WindowsのコンパネにiCloudをインストールして起動するとブックマークというメニューがある
これにチェックを入れる
オプションをクリックするとどのブラウザのブックマークを共有するか聞いてくる
ここではFirefox を選択するがInternet Explorer やGoogle Chrome も同期可能
Firefox を起動するとiCloudアドオンのインストールを求められる
iCloudブックマークをインストールする
おなじみのアドオンインストール画面で承認
Macの方のiCloudの設定が完了していれば
もうブックマークに
Safari のブックマークが見えるはずだ
両方のブックマークをマージするか聞いてくるのでマージを
選択すればFirefox のブックマークもiCloudにアップされる
Macの方はシステム環境設定 のiCloud を開いてSafari にチェックを入れる
これでMacのSafari とWindowsのFirefox のブックマーク同期は完成する
相互に更新すれば相手にもマージされるのでいちいち
ブックマークを相手に移すという作業が必要なくなる
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OS10.9.2に上げてからユーザ辞書編集が真っ白になり編集も削除もできなくなった〜iCloudを外しても同じ〜辞書の編集法が謎
以前ここに書いた通り、OSを10.9.2にアップしたところユーザ辞書が真っ白になってしまう問題が起きた。
10.9.2アップデート時にことえりユーザ辞書がすべて消えてしまう〜iCloudの設定が原因〜まだ尾を引くアップデート時システム環境設定の設定が変わってしまう問題
この時は従来の辞書変換ができなくなったので原因を探したところ、なぜかシステム環境設定 のiCloud の中の書類とデータ のチェックが外れていたために、内部のユーザ辞書が消えてしまったという現象で、チェックを入れたところ復活した。
ところが先日システム環境設定 のキーボード の中のユーザ辞書 が真っ白になっていることに気がついた。
今度は辞書変換はできるので辞書データは残っているはずだが、白くなっている辞書ペインに追加もできないしバックアップからの復元もできない。
iCloudのチェックを外しても表示は元に戻らない。
どうやらユーザ辞書はユーザには触らせないという仕様に変わったということなのだろうか。
Mac miniの方でも同じ状態なのを確認したのでMacBook Proのシステム固有の問題ではないと思うが、今その辺の確信を得られないので本日システム再インストール、ユーザ設定一からやり直しを実行する。
とにかくユーザ辞書に追加や削除がいっさいできないのは困る。
対処法を探したが、これに関する記述も見つけられない。
10.9.2にアップしてからどこかのタイミングでユーザ辞書が真っ白になってしまった
再起動しようがファイルチェックやディスクユーティリティ をかけようが復帰しない
以前はシステム環境設定 のiCloud の書類とデータ のチェックの
オンオフで元に戻ったがこれをやっても元に戻らない
さらに困ったことにユーザ辞書の追加や削除もできないし編集もできなくなった
またバックアップからの復元も利いていない
ユーザ辞書はMac同士だけでなくiPhoneや
iPadでもここの設定を入れれば同期できる
私はユーザ辞書をスニペットが割に使っていたのでこの同期は心強いと思っていた
例えばタグの入力もこんな簡単な入力で…
この通り、定型のタグを一気に入力できる
これからiPadなどを使ってサイトの編集も仕様と思っていた
だからユーザ辞書が編集できないのは非常に痛い
ちなみに先日Mavericksでは使えないと書いたSuspiciousPackage は
BBSにedm2さんから指摘があったように同じバージョンのMac miniでは問題なく使えた
またzipの中身の画像をタイル表示するHetimaZip もこの通りの表示だったのだが…
Mac miniの方ではちゃんと画像をタイル表示した
原因は分からないがシステム終了に失敗する問題とも併せて
MacBook ProのOSがどうも相当あかん状態になっているようだ
移行アシスタント に頼って、あるいは上書きアップデートを
Lionあたりから続けた結果がこれだと思う
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MacBook Proがスリープから復帰できなくなった〜iPhoneやWindowsPCや別のMacからsshを使って強制終了することでディスクトラブルを予防する
Mavericks導入以来たびたび起こっていたシステム終了失敗とスリープ復帰失敗は、最近ユーザフォルダを再構築することで前者は改善に失敗したが、後者はほぼ起こらなくなった。
それでも根絶できたわけではなく、この1ヶ月でスリープ復帰失敗は一回起きている。
その時に以下の方法で物理的な強制終了を回避できたのでメモを。
iPhoneから終了をかける場合は、vSSH Lite を使う。
このライト版ならフリーウエアで使えるから気軽に試せると思う。
vSSH はiPhone上でssh、またはtelnetを使用できる専用ターミナルという内容のアプリだ。
sshでリモートを取ってターミナルコマンドでMacBook Proを外から終了させる。
スリープ復帰失敗するとキーボード、マウス、トラックパッドからの操作がいっさい不可能になる。
操作可能なのは電源ボタンだけだ。
勢い強制終了の
コマンド+Control+電源ボタン
で強制終了したくなる。
しかしこれをあまり頻繁に繰り返しているとそのうち内臓ディスクが死ぬ。
これはHDDだけでなくSSDも同じことなので注意が必要だが、スリープ復帰失敗して操作できなくなったら注意するもクソもない。
UNIXにはバルスのような滅びの呪文がある。
それがhaltコマンド。
shutdownコマンドは同じものでhaltはどうやらプロセス的にはshutdownコマンドを呼び出しているようだが、shutdownコマンドはいつ終了するかオプションをつけないといけないのに対してhaltはこのたった4文字打っただけでシステムが終了するので「バルス」的だ。
このコマンドをTerminal に打てれば良いのだが、スリープ復帰失敗でTerminal も当然呼び出せなくなっているので、外からシェルを開いてコマンドを打ち込む。
その方法がsshでiPhoneの場合はvSSH で、WindowsPCの場合は
以前にも紹介したTera Term が使える。
同じMac同士なら普通にTerminal を起動してsshコマンドで遠隔を取って終了させることができる。
iPhoneからvSSH を使ってMacBook Proに接続する
Connection設定画面でIPアドレス、ユーザネームを入れてConnectをタップ
とても簡単だ
ログイン時に管理者パスワードを要求される
ログインに成功したら終了コマンドはsudo halt と打ってreturnキーをタップ
システムプロセスも終了するのでルート権限で実行するsudoが必要になる
WindowsPCから終了をかける場合はTera Term を起動する
ホスト名にIPアドレスを入れてsshを選択してOK
SSH認証を求められるのでユーザ名、パスワードを入力
ここではチャレンジレスポンス認証、つまりパスワードによる認証を使う
もう一度管理者パスワードを聞いてくる
これでMacBook Proのシェルにログイン完了
あとはUNIXコマンドが普通に使える
suコマンドも試してみたが遠隔からはルートになれないのが仕様らしい
ここでもsudo halt で終了できる
(追記:ルートになれなかったのはこのホスト側の問題で実際にはなれることが判明しました)
一番大事なことを忘れていた
これを可能にするにはMacBook Proのシステム環境設定 の
共有 ペインでリモートログイン を有効にしておくこと
そしてここのsshのログインホスト名を記憶しておくことが大事
Mac同士の場合はTerminal を起動してsshコマンドでターゲットを入力
つまりssh [ユーザ名]@[IPアドレス] と打ってEnter
hiiragiというユーザ名の10.0.1.204に繋ぎたい場合はssh hiiragi@10.0.1.204 となる
以上の方法でMacBook Proがスリープから復帰できなくなった場合も、iPhoneやWindowsPC、別のMacからなどどこからでもhaltコマンドで終了をかけることができる。
これがディスクを保護する効果については限界もあるかもしれないが、電源ボタン長押しは本当にコンセント引っこ抜きと同じでディスクにストレスをかけるのに対して、これは一応システムが終了プロセスを踏むので、ディスクの保護にはなって安全かと思う。
安全ということは問題もあるわけで、例のシステム終了失敗になりそうな時にhaltで終了してもやはり失敗になる。
システム終了失敗問題にはこの方法の効果は限定的だということだ。
用途としてやはりスリープ復帰失敗した時の緊急終了の手段にとどまると思う。
anchor
coconutBattery3 (Freeware)
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
大幅に表示項目・UIが刷新されたバッテリーの健康状態、ステータス、履歴を表示記録するアプリ
このアプリはバージョン2でテストした時には非常に簡易なバッテリーステータスアプリだった。
ここで取り上げた記憶があるのだがなぜかアプリのページには記事が無かったので旧バージョンとの違いもわかるようにキャプチャーを取っておく。
内容的にはBattery Health に近いと思う。
充電状態、充電容量の減り具合、充電回数、バッテリー温度、バッテリー消費電力、バッテリーのモード(充電状態/放電状態)などを表示する。
面白いのは充電容量のヒストリーグラフで、これ自体は旧バージョンにもあったがこのデータをWebにアップして他のユーザの平均と比べてどうかを比較することができる。
旧バージョンのver.2もここで取り上げた気がするのだが
なぜかアプリのページに記事が無いのでそのキャプチャも貼っとく
こんな感じだった
バージョン3になって表示項目は増えた
仕様機種名/モデル名、充電状態、充電容量の減衰量、バッテリー製造日、充電回数、
コンディション、温度、消費電力、バッテリーのモード(充放電状態)などを表示している
履歴メニューに入ると充電容量の履歴画面に入れる
この履歴は自動取得ではなく下のSaveボタンを押した時の履歴だけを記録する
Macの詳細を表示するボタンも用意された
このMacBook Proはもう製造から4年半経っているのがわかる
そしてこちらのボタンはバッテリーのシリアルなどの詳細情報
このバッテリーは交換部品なので製造後2年近く経っているが充電回数はまだ20回ほど
この表示項目の雰囲気はBattery Health に近いのだが
Battery Health も最近iOS風のフラットな表示に変わってしまって
若干見づらくなった気がするので好みでcoconutBattery に乗り換えるのもありだと思う
面白いのは自分のバテリーの容量履歴をWebに
アップロードして他の人の履歴の平均と見比べることができる
アップロードはオンラインメニューコマンドで実行
するとデフォルトブラウザが開いてオンライングラフが表示される
グラフは線が平均、緑の帯が上下のレンジ、今の自分の位置は濃い点で表示される
今のところ平均並みだが交換前のバッテリーは4年で2100mAhまで容量が落ちたから
このグラフで見ると平均よりかなり消耗が激しかったことがわかる
まあ原因は私が酷使したからだが…
anchor
システムのシャットダウンに失敗する/新しいアカウントを作っての原因の切り分けに失敗〜結局新アカウントでも症状は再現した
Mavericksにアップデート以来、数日起動し続けるとほぼ100%の確率でシステムのシャットダウンに失敗する問題がまだ継続している。
前回のこちらの記事で、切り分け目的で新しいアカウントを作ってそこに環境を移していくことで、このシステム終了失敗の要因を切り分けるという記事を書いた。
システムのシャットダウンに失敗する/スリープから復帰できない〜この問題の解決策について一縷の光明が見えてきた気がする
その結果いくつかわかったこともあったが、結局原因は特定できず相変わらずシステム終了失敗の症状は続いている。
今回思うところあってそれこそOS9以前からトラブルの
原因切り分けに使っていた新しいアカウントを作るという方法を試した
同じシステムを使っているがあたらしアカウントで症状が起きなければ
トラブルの原因をユーザドルだの中に限定できる
この1ヶ月少しずつ前の環境を移しながら調子を見ていた
新しいアカウントではしばらく症状が再現しなかったので環境設定の問題かと思われた
com.apple~で始まる環境設定を全部移したがなぜかログイン項目は移せなかった
あとはEchofon のツイッターアカウント設定も移行に失敗
しかしそれ以外は順調だったし最初はシステム終了失敗は起きなかった
ところが順調に思われた切り分けだがある程度環境移行が済んで
再発しないことが判明したので旧アカウントを削除した
ライブラリの必要最小限のものだけしか移していないので
うまくいったと思ていたが削除したらそのまま虹色ボールが出て削除失敗
強制再起動することになって起動してみるとアカウントは無くなっているが
ユーザフォルダだけ残っていたので削除した
そしてそれ以降システム終了失敗する症状がまた再発し始めた
旧アカウントの何かが起動したままになっていたらしいがログインもしないのに
起動プロセスが旧アカウントの何かを参照していてそれが削除されたので
新アカウントのファイルを作法し始めた結果また再発したという考えられない挙動
要する野分けがわからない挙動により問題が再発したということだ
そこで新アカウントの何が問題になっているかをまたVerboseモードで
失敗の原因になっているプロセスを特定する方法でしばらく運用していた
結論からいえばVerboseモードで原因を探るという方法は失敗した
終了失敗の時に出てくるログに法則性は無くまたここに出てくるログがシステム終了失敗の
原因になっているプロセスと関連があるのではないかという推測は全て否定された
今回はInputMethodKit UserDictionaryが終了に失敗したとある
このプロセスのもとはシステムフォルダのなかにある
そこで問題が発生しそうな数日使用した後にInputMethod関連の
プロセスを全部強制終了したがシステム終了失敗はまた起こった
Verboseモードで見ると確かにInputMethodのプロセス終了失敗の
ログは出なくなったがそれとは関係がなかったということになる
過去にVerboseモードで出たいくつかのメッセージはいろいろ調べてその意味が分かった。
1)/home、/netボリュームのアンマウント失敗のログ
これはOS10.5の時から報告されていたMacのバグで今回の問題とは関係がない。
終了時にこういうメッセージが出ることが当時から報告されていたが実害が無いためバグの修正もされずに放置されているそうだ
2)launchd「still valid」問題
daemonを速やかに終了させることには成功したが結局システム終了失敗問題は改善されなかった。
この検証をやったこと自体は意味があったと思うが、問題解決には至っていない
validのまま残っているdaemonは単に時間がかかっているだけかもしれない
3)IOBluetoothControllerUSBTransport
これが未だに正体が分からない
これが一番怪しいし結果的にシステム終了失敗が起こった時にはこれがいつも出ているが、終了前に確認したところIOBluetoothControllerUSBTransportはプロセスとして起動していない。
だいたいBluetoothユニットをアーカイブして殺してしまった時もこれが出ていたので、これ自体は誤表示かもしれない。
それよりもUSBのソケットが何か問題を起こしているのかとも思ったが、外付けハードディスクも何も使っていない時も発生するので説明がつかない。
さらにディスク交換後のMac miniではこの問題は起きていないのも説明できない
よけいな常駐アプリやプラグインはかなり掃除したのでそういうものが原因ではない。
結局ディスクを完全に初期化してクリーンインストールして、設定を一からやり直すという方法しか今のところ残されていない。
どうするか今検討中。
ということで随分長期間にわたってこの問題を検証してきたが未だに解決法をここに書けないのが残念だ。
anchor
インストーラパッケージ.pkgはTerminal で展開して中身を見ることができる<追記あり>
pkgという拡張子を持つMacのインストーラファイルはその中身の構造を見ればどこに何をインストールするようになっているかある程度確認することができる。
だからインストーラでインストールしたアプリをアンインストールしたくなった時に、アンインストーラが無い場合はインストーラを開いてみるのがいい。
これでよけいなゴミをシステムに残さず削除ができる。
ところが最近のMacはQuickLookに仕様が変わってしまったので、便利に使っていたSuspicious Package が機能しなくなってしまった。
頼みの綱のunpkg も機能しない。
使えるのはシェアウエアのPacifist しかない状態だ。
ところが、同じことはTerminal でもできるので、メモしとく。
コマンドはpkgutilを使う。
pkgutil --expand [オブジェクトのパス] [ターゲットディレクトリのパス]
というコマンドになる。
デスクトップに置いたWireshark 1.10.7 Intel 64.pkg という名称の
インストーラをデスクトップの上にtestという名称のフォルダに展開する
pkgutil --expand ~/Desktop/Wireshark\ 1.10.7\ Intel\ 64.pkg ~/Desktop/test/
というコマンドを打ってエンター
このインストーラは中にさらにpkgが入れ子構造に入っているので
さらにこの中身を見るコマンドでインストール先がある程度わかる
ところでAppleJack などで採用されている
マルチパッケージファイル(mpkg)も試してみた
その結果このファイルは開けませんという回答
ここはやはりPacifist を使うしかないようだ
<追記と訂正>
Suspicious Package が動かなくなってしまったのは、Mavericksの仕様が変わったからではなくOSの不具合が原因だったことが判明。
別の問題もあってシステムをクリーンインストールして復元ツールを一切使わずイチから設定をやり直したところ、副次効果としてSuspicious Package がちゃんと動くようになった。
Suspicious Package は使えるようになったが、.pkgファイルの中身に用がある場合はこのコマンドは便利に使えるのでこれも愛用しようと思っている。
Suspicious Package が動かなくなったのはMavericksの仕様変更が
原因ではなくOSのトラブルで一部のdaemonの動きがおかしくなっていたせいだ
ディスクを初期化してクリーンインストールしなおし復元ツールを
使わないで設定も復元したところちゃんと動くようになった
anchor
Wireshark (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
ネットワークを流れるパケットのスキャン、プロトコルを分析・監視をするネットワークの世界で最も有名なアプリ。
ネットワークの中には接続するピア(個)の間でかわされるパケットが常に流れている。
それはネットワークを維持する目的だったり、死活監視だったり、ルータを経由してWANにリクエストを飛ばしてWebサイト閲覧する目的だったりその返信だったりいろいろなものが同じケーブルに同時に(だがシリアルに)流れている。
その様々な目的、宛先のデータのやり取りがたった一本のイーサケーブルに一緒くたに流れているわけだから、それらが混信しないように宛先IPアドレスやポート番号、プロトコルで通信を区分けしている。
いわばチャンネルみたいなものだ。
イーサネットがあまりにも多目的になったために、ネットワークに流れるパケットの目的も非常に多種多様になった。
そしてネットワークの問題を解決する上で、そのパケットの中身を分析する必要が出てくるケースがある。
ネットワークを介して自分のコピーをばら撒くウイルスを見つけるとか、ネットワークを不正使用する悪意のユーザを割り出すとか、ネットワーク内で禁止されているアプリを使っているユーザをあぶり出すとか…
そういう目的で使用されるアプリとして以前Packet Peeper というアプリをここで紹介した。
これはこれでMacでこういうネットワーク管理をしようという野心的なアプリだったが、それ以外にこの世界で最も有名なアプリがある。
それがこのWireshark だ。
このアプリはWindows版、Mac版、Linux版の他にBSD版、Solaris版などかなりのプラットフォームをカバーするバージョンが開発されている。
ネットワーク管理者の定番アプリといえる。
Mac版の場合インストールにはX11が必要だ。
最近のX11事情でApple製品のMacに関しては、Apple手動のオープンソースのXQuartz が必要になる。
リンク先のXQuartz を先にインストールしておくこと。
インストール法はキャプチャを参照。
使い方の基本はここに詳しく解説されている。
ネットワーク入門サイト - Wiresharkの使い方
ネットワークのトラブル解析などに利用できるネットワークアナライザー「Wireshark」の使い方 | SourceForge.JP Magazine
Wireshark を使ってみる
ここらあたりが参考になる。
通常の使い方はネットワークのリソースを大量に消費している端末はどれか、どのアプリの通信が大量に流れているか、あるいはエラーになっている通信がどれくらいあってどこからどこに宛てたものかなどを、リアルタイムで検索したりグラフィックに表示する。
Wireshark はインストーラでインストールする
インストール後、起動するにあたってX11のリソースを使ってウインドウを
表示するため少し起動に時間がかかるかもしれないという表示が出る
そして今回私はうっかりしていたのだがOSを何度か
クリーンインストールしていたのでXQuartz (旧姓X11)が無くなってしまっていた
先にXQuartz をインストールしないといけない
XQuartz のインストールもXQuartz フォーラム ページでダウンロードしてきた
インストーラに従ってインストールしていくだけなので難しくない
起動後X11が見つからないX11を関連づけよというウインドウが出る
ここにXQuartz が見えていれば良いが見えていない場合は左下のブラウズボタンでXQuartz を探す
インストールに成功していればXQuartz はユーティリティフォルダの中にある
これを選択すればWireshark は起動する
スキャンを開始するにはスキャンするネットワークポートを選択する
インターフェースリストをクリックするとインターフェースリスト画面が出てくる(上)
私はMainMenu を使ってインターフェース名を確認している
右のMainMenu のネットワークポート画面で無線LANは
en1と出ているのでインターフェースリストのen1にチェックを入れる
複数のポートを同時に監視することもできる
すぐにネットワークを流れるパケットが見えてくる
リアルタイムにパケットを流れていくところを見たければツールバーの
赤で囲んだボタンをクリックすると常に最新のパケットが上のリストに表示される
特定のパケットの詳細を見たければリストのその行をクリックすると別ウインドウで表示される
プロトコルの種類、宛先、発信元などの詳細が読み取れる
デフォルトではメニューバーの右の方に隠れているがカラーリングボタンで色分けの意味を確認できる
黒はエラー、赤は予期せぬ…あるいはアボート系など
もちろん色分けは変更できるのでもっと細かく分けることもできる
特定のプロトコルだけに絞ってネットワークを監視することもできる
フィルターボタンをクリックするとフィルタリングしたいプロトコルを選べる
選んで適用するのはApply、元に戻りたい場合はClear
フィルターボタンを押すと出てくるリストで何を探したいか選択できる
gnutella自体はオープンソースのバイナリ共有にも使われるが
ファイル共有ソフトにも使われるので使用を禁止されているLANもある
これで違反者を特定することができる
通信内容をグラフィックに表示するメニューも用意されている
上のフローグラフはこの画面で何を表示するかを絞り込める
StatisticsメニューからEndpointsメニューに入ると
どのMACアドレスに対してどれくらいパケットを飛ばしたかという集計画面
IPv4つまりいわゆるIPアドレス別に表示することもできる
と、ここまでは通り一遍の用法解説になるのだが、パケットの16進数がずらずら並ぶのを見ても専門知識が無いから意味わからないし自分には使えない…と思ったかもしれない。
しかしWireshark にできることはこれだけではない。
いろいろ面白い使い方ができる。
例えばネットワークの特定の端末がWebで何を見たのかとかを再現するとか、VoIP電話のやり取りを再生して聞くとか、パケットとして流通したOfficeファイルなどを再現して内容を確認するなどが可能になる。
これも詳細はここに解説されている。
momentum パケットキャプチャ | Wireshark | Wiresharkのコアな使い方一覧
これは悪意がある使い方もできるし会社のネットワークなどを守る善意の使い方もできる。
刃物と同じでそれ自体が悪なのではなく悪意があればそういう使い方もできるというものだ。
面白い使い道があるのだが、用途には注意してもらいたい。
上記サイトで解説されている用法のうち、誰かがWebで何を見ていたか確認する方法を紹介する
File メニューからExport Objects の中のHTTP を選択する
そこに出てきた通信履歴のうち相手先のホスト、ファイル名などを確認してSave As ボタンで保存する
保存先を指定するダイアログはMacユーザには見慣れないデザインだがこれで適当な場所を指定する
保存したファイルを開くとWebで閲覧していた素材を見ることができる
anchor
重大な脆弱性が発見されていたInternet Explorer6〜11のセキュリティアップデートが配布されているので7、8ユーザだけでなくXPユーザも忘れずアップデートかけておくように
4月26日にInternet Explorer の6から11、つまり現在一般的に使用されているWindows環境で使用可能なほぼ全てのInternet Explorer で深刻なセキュリティホールがあることが発表された。
Web閲覧を経由して悪意あるコードを実行されてユーザ権限を取られてしまう可能性があるというもの。
これに対応した緊急セキュリティアップデートがマイクロソフトより5月2日から配布開始されている。
詳細はこちら。
マイクロソフトの公式リリースページ
Internet Explorer 用セキュリティ更新プログラムの提供について
このページでも解説されているように、今回はすでにサポートが終了しているWindowsXPに関しても例外的にアップデートの対象にしている。
つまりそれほど、このセキュリティホールは深刻だということだ。
今回の騒ぎで割と鮮明になったのは、マイクロソフトはセキュリティホールの情報を発表してすぐに手動で安全性を確保する設定法を発表したがこの方法はほとんどのWindowsユーザには浸透しなかったこと、というよりも一般的なユーザには理解されなかったこと。
さらに言えば
「Internet Explorer なんか使っていませんよ、いつもインターネットボタンでインターネットを開いていますから…」
というようなユーザが大量にいるということをあぶり出していたように思う。
米国の公的機関の米国土安全保障省も
「Internet Explorer を使わないように、代替ソフトを使用を呼びかけ」 たということだが、インターネットはWebブラウザというアプリで閲覧しており、インターネットボタンで起動するインターネットもInternet Explorer というアプリに過ぎないということを知らないユーザが非常に多く居ることが鮮明になった。
要するにInternet Explorer の重大なセキュリティホールの情報と自分が関係あることを理解できないユーザが、今はネットに大量に流れ込んできているということだ。
とにかくWindowsを使っているユーザは「もうサポート切れだからやっても無駄」とか思わないでWindowsUpdateをかけることが先決だと思う。
WindowsXPで一ヶ月ぶりにWindowsUpdateをかける
Internet Explorer の更新プログラムがかかってくるので
XPユーザも「やっても無駄」とか思わないで速やかにアップデートをかけること
今回の重大な脆弱性はInternet Explorer 6~11が対象なので
XP、Vista、7、8のほとんど全てのWindowsユーザが対象になるはずだ
米国政府が警告を出すほど非常に深刻なセキュリティホールなのですぐにアップデートを
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LyX (Freeware)
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
LaTexなどのマークアップランゲージによる数式を文中に埋めたり文章を構造化するなど学術論文の構築に便利なように工夫されたLinuxベースのワードプロセッサーアプリ。
もとはLaTexをLinuxで使うという用途で開発されたものらしいが、今ではWindowsやMac、OS/2やHAIKU版まであるなど広く移植、普及しつつある。
文章を構造化するなどの機能があって、こちらの解説によると学術論文に最適とのこと。
LyX を使用してグラフィカルな方法で LaTeX 文書を作成する
確かに文章を打ちながら同じ平面のテキストウインドウでLaTexの編集までできるというのはとても便利で、思考の流れを途切れさせないというメリットはありそう。
実際Linuxの世界では広く使われているそうだからそれなりに実績もあるらしい。
反面Mac版だけの問題かもしれないが日本語が通らない、印刷やPDF書き出しをしようとすると「要素が無い」などのエラーが出て進めない、保存時に「バグを発見」などの警告が出るなどなかなかバギーな感じが新しいオープンソースっぽい。
MacでLaTexを使いたい時になかなかいいものが無くて、以前使っていたものは開発が止まって起動できなくなっているし、これは応援したいところだ。
LaTexなどのマークダウン言語や各種マクロも使えるワープロアプリ
ということだがやはり気になるのがLaTexの使い勝手
メニューバーの挿入メニューから数式を選択してどういうものを挿入したいか選択する
テキストが作れればいいので行内数式と別行立て数式が使えれば十分
こうして文章と数式が混在するテキストが簡単に作成できる
下にLaTexのフォームが並んでいることに注目
数式を作って挿入ではなく同じテキスト画面で数式も書きながら文章が作れる
このアプリ自体の保存形式は.lyxという独自形式
そして書き出しができる
LaTex(pdflatex)やリッチテキストなどが利用可能
しかしなぜか印刷メニューがグレーアウトしている
ここが機能しないのがちょっと痛い
保存して終了中にエラーが出る
何かが足りないのか書き出しもエラーが出て進まないものがある
PDFにも書き出せない
そしてソースコードには当然かもしれないが日本語は通らないので
リッチテキスト形式で書き出す時には英数のみで記述しないといけない
論文は英語で書けということだ
リッチテキスト形式で書き出したものをテキストエディタで見るとこんな感じ
もう一つ重要なのはチャートやフォーム、リストなどを挿入する構造化が簡単にできること
テキストだけ表示もできるし全部表示もワンクリックでできるので文章のチェックがしやすい
ここが論文書きに愛されているところなのだろう
ということでバグレポートのお願いも出てきたなどMac版は全体的にバギーな印象
でも使い方はとても直感的で覚えやすそうなのでこれはぜひがんばって修正されればと思う
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Hush (Freeware)
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
通知センターをしばらく止める、あるいは完全に止める操作をプルダウン一発でできるメニューバーアプリ。
作者サイトの解説によると「しばらく仕事に専念したい時に通知センターのポップアップに煩わされない様に、タイマーで必要な時間だけ通知センターを止める」ことが目的とのこと。
だから犬に「シッ」という意味のhushという名前らしい。
先日ここで紹介したZenSwitch 同様にタイマー無しにずっと止めておくこともできる。
個人的にはこの両方のアプリは、むしろスクリーンキャプチャーを取りたい時によけいなポップアップが出ないようにしてくれる…という目的で役に立ちそうだ。
またポップアップのプッシュ通知はGrowl を使っているので通知センターは邪魔だという人も居るかもしれない。
私もその一人だ。
他にもツイッターのメンション通知に気が散って仕事が捗らないというネット中毒の人にも役に立つアプリだと思う。
起動時に出る簡単な説明兼スプラッシュ
「お仕事を邪魔されないように一時的に通知センターを止める」という説明が書いてある
メニューバーに犬のアイコンがあるのでクリックすると操作パネルが現れる
タイマーを使用する場合は何時間何分後に解除するかを設定して「Hash Now」ボタンを
タイマー関係無しにずうっと止めたい場合は「Continue without Timer」ボタンを…
キャプチャーは1分後に解除の設定にしている
するとこのように通知センターが消える
アプリを切り替えるとメニューバーアイコンは右詰めになるのでスペースも無駄にならない
そして1分後に解除されて通知センターは自動的に復帰する
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HetimaZip (Freeware)
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
zip、ipaなどのアーカイブ、バンドルファイルを展開せずに中の画像をQuicklook、アイコンプレビュー、アイコン表示させるQuicklookプラグイン。
へちまさんのホームページを見ると本来の趣旨はzipを解凍しないで中の画像をQuicklookでプレビューできるプラグインということらしいが、なぜか私の環境ではzipの中の画像を見ることができなかった。
クリエイターのアイコン表示の設定が何か残っているのかなと思ったりもしているが、考えたらその辺の設定はOS10.5あたりで廃止されているはずだし、なぜ表示できないのかリサーチ中だがよくわからない。
普通に表示できる人も居るみたいなので、何かの設定の問題なんだろうと思うけど。
それでもこのHetimaZip が気に入ったのは、iPhoneアプリのバックアップのipaファイルをアイコン表示できるため。
通常iTunes を通じてMacとiPhoneやiPadを同期していると
~/Music/iTunes/Mobile Applications/
にiTunesStoreでダウンロードしたアプリをバックアップしている。
ただこのipaファイルはiOSの上だけで有効なバンドルなのでMacの上ではみんな同じアイコンになってしまう。
このフォルダを開けてアプリを探す時に名前で探さないといけないのでとても不便な思いをする。
iPhoneアプリをどんどんダウンロードするので、中には気に入ったアプリも多くあるのだが一回起動したきり二度と起動しないようなアプリもある。
ところが後者のようなアプリもiPhoneから削除してもMacには上記のフォルダにバックアップが残る。
これが膨大な数になってくるとそれなりに無駄なディスク容量を食うようになってくるので整理したいが、アイコンがみんな一緒なのでファイル名でアプリを判別しないといけない。
中にはiPhone上では日本名なのにipaファイルは英数文字というアプリもあったりして、これがとても面倒な作業だ。
このHetimaZip を使うとipaファイルが全部内臓アイコン画像でアイコン表示されるようになるので、こういう時にとても便利だ。
iPhoneアプリなんて自分で思っている以上にアイコンデザインで探しているものなので、アイコンで直感的探すことができるのはとても嬉しい。
このことだけでもこのHetimaZip 入れる価値があると思う。
iPhoneアプリやiPadアプリなどiTunesStoreでダウンロードしたものは
Macの場合ミュージックフォルダの中のiTunesライブラリの中に
Mobile Applicationsとしてバックアップされている
iPhone上で削除してもここに保存されるので次回またインストールしたい時に
いちいちダウンロードしなくてもすぐにインストールできる
ただこの機能のおかげで大量に増えた「要らないアプリ」が半端でない数になるので
これを整理したいのだがipaファイルはMac上では全部同じアイコンで表示される
そこでHetimaZip をインストールする
方法はレゴアイコンの本体を~/Library/QuickLook に入れる
QuickLookフォルダが無い場合は自分で作っても問題ない
後は再ログイン、または以下のコマンドをTerminal に
コピペしてエンターでQuicklook daemonをリセットする
qlmanage -r
すると先ほどまで全部同じipaアイコンだったiPhoneアプリプレビューがそれぞれのアイコン画像に変わる
アイコンはQuickLookでも確認できるのでリスト表示の時も便利
さらにアイコンプレビューを表示するデフォルト設定ならアイコン表示も画像で
表示されるのでアイコンがついているのと同じ感覚でアプリを探すことができる
アプリの名前をいちいち調べなくてもアイコンで識別できるのでゴミを捨てる能率があがる
<追記>
Zipの中の画像ファイルをタイル上に表示するHetimaZip の機能がなぜか無効になっていた件は、やはりOS側の問題だった。
後日詳細を描くがシステムをクリーンインストールして、イチから設定もやり直したらHetimaZip もちゃんと動くようになった。
Zipを解凍しないで中の画像ファイルをタイルサムネイル状に
表示できる便利な機能が無効になっていたのはOS側の問題だった
クリーンインストール後は正常に表示できるようになったので
HetimaZip の不具合でもないしuick Lookの仕様変更でもなかった
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